JP6858233B2 - パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具 - Google Patents

パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具 Download PDF

Info

Publication number
JP6858233B2
JP6858233B2 JP2019174759A JP2019174759A JP6858233B2 JP 6858233 B2 JP6858233 B2 JP 6858233B2 JP 2019174759 A JP2019174759 A JP 2019174759A JP 2019174759 A JP2019174759 A JP 2019174759A JP 6858233 B2 JP6858233 B2 JP 6858233B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underframe
inclination
measuring device
vertical rail
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019174759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021037247A (ja
Inventor
稲月 正
正 稲月
Original Assignee
稲月 正
正 稲月
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 稲月 正, 正 稲月 filed Critical 稲月 正
Priority to JP2019174759A priority Critical patent/JP6858233B2/ja
Publication of JP2021037247A publication Critical patent/JP2021037247A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6858233B2 publication Critical patent/JP6858233B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

この発明はパチンコ台の台枠の傾斜を計測する、傾斜計測機器の装着器具に関する。
パチンコ店内に設置されるパチンコ台は、後方へ1°以内の範囲で傾斜した状態で設置するように規定されている。
一方、当業界では前述の傾斜の単位を分厘で表示する慣行があり、パチンコ台の高さ810ミリに対して、この上端が、垂線に対して水平後方に移動した距離を分厘で表示している。
例えば、パチンコ台の傾斜が4分5厘で設定されているとした場合、この傾斜角度は垂線に対して0.95度であり、また、この設定の間隔は一般的には5厘単位(0.1°単位)としている。
また、パチンコ台の傾斜とパチンコ台の性能とは関係性が高く、傾斜の度合いによって、パチンコ玉と盤面の釘や役物との相対関係が変わり、パチンコ玉の軌道が変化することで入賞確立等に影響を及ぼすので、パチンコ台の設置においては上述の微妙な傾斜の設定が重要な課題となる。
パチンコ台をパチンコ島に取付けるには、先ず、パチンコ島に台枠を取り付け、この台枠に、パチンコ台が開閉自在として装着される。
従って、パチンコ台を装着する台枠が、所定の傾斜でパチンコ島に取り付けられていれば、この台枠に装着したパチンコ台も同様な傾斜で設置されることになる。
換言すると、パチンコ台の傾きを設定するには、当該台枠を、設定した傾きでパチンコ島に取り付けることで、パチンコ台の傾斜が設定できる。
また、台枠を設定した傾きとしてパチンコ島に取り付けるには、台枠の傾斜を確認し、且つ傾斜を調整してパチンコ島に取り付けることになる。
一方、台枠は、パチンコ台の縦横の外形寸法と略同一寸法の方形の枠体であり、水平な上枠と下枠と、この上下枠の左右端を接続した縦桟とで構成されているが、この傾きを確認するには、台枠の左右の縦桟に傾斜計測機器を手で当接して行なわれる。
前述のようにして、傾斜計測機器を用いて台枠の傾きを確認する関連の特許文献を以下に示した。
特許文献1は、パチンコ島に設置した傾き調整装置に、パチンコ台を装着する台枠(取付け枠)を取り付け、パチンコ台もしくはパチンコ台の台枠に、傾斜計測機器(傾き測定表示装置)を当接、もしくは仮止めして、パチンコ台の傾きを確認しながら傾き調整装置を操作して、パチンコ台の傾きを設定するようにしている。
特許文献2は、パチンコ島(島設備)に、パチンコ台(遊技機)の傾きを調節する駆動装置を取り付け、また、パチンコ台の台枠(外枠)には、角度を検知する傾斜計測機器(角度検知手段)を設けて、パチンコ台(遊技機)の角度が設定した角度から逸脱すると、自動的に設定角度に補正されるようにして、パチンコ台(遊技機)が常時設定した角度に維持するようにしている。
特開2005−312852号 特開2008−284280号
パチンコ台の台枠の傾斜の計測は、傾斜計測機器の傾斜計測の基準面を台枠の縦桟に当接して行なわれる。
一方、台枠の縦桟の前端面は、図4のように遊技枠の背面と当接し、外測面は図2のようにパチンコ島の台間柱と隣接し、さらに、内側面は図3のようにパチンコ台の筐体が接近しているので、台枠は後端面以外には傾斜計測機器を当接することが限定される。
また、台枠の傾きを計測するには、傾斜計測機器を手で持って傾斜計測機器の傾斜計測の基準面を台枠の縦桟の後端面に当接して行なわれるが、この縦桟の上下方向に均等に当接されなければ正確に傾斜が計測されず、手ブレなどでも計測誤差が生じるので、これらの問題および計測作業の効率等を考慮すると、傾斜計測機器で台枠の傾斜を計測するには、専用の装着器具を用いて傾斜計測機器を台枠の縦桟に装着すれば測定誤差が少なく、多数の台数のパチンコ台の傾斜を効率よく一定の精度で計測することができる。
而して、上記の装着器具は傾斜計測機器を装着するにあたり、台枠の縦桟の前端および内外面は前述のように装着スペースがないためこれらを考慮した構成とする必要がある。
一方、多数のパチンコ台を一定の傾斜に設定するには、同一の条件で台枠の傾斜が計測できるようにする必要があるが、傾斜計測機器を手で当てて計測する手段では当接の程度如何で計測値が変わるので、現実には多数のパチンコ台を一定の傾斜に設定することは難しい。
また、縦桟の後端の上下方向の測定距離を長くすれば測定精度は向上する。
さらに、傾斜計測機器を装着器具で縦桟に装着して前述の問題点を解決するにしても、台枠に傾斜計測機器が簡易に着脱できなければ、多数の台数を前提とする傾斜計測の作業には適さない。
特許文献1は、パチンコ台の傾斜の設定において傾斜計測機器(傾き測定表示装置)を、台枠もしくはパチンコ台に、手で当てるかもしくは仮止めして傾斜の計測がおこなわれるが、前者の計測手段では、台枠の縦桟に対して一定の力および、上下均等に当接しないと計測誤差が生じやすく、また、台枠はパチンコ台の機種によっては、寸法形状が相違するように対象が多様であり、当該仮止めするにしても装着程度が一定とならないために計測誤差が生じ、また、台枠自体に装着できない場合もあった。
また、台枠の縦桟に対する上下の計測距離が短いと、台枠の表面粗度や曲がり等の影響で計測誤差が生じやすいので、計測精度を平準化するには台枠の縦桟において長い距離で計測する必要があった。
特許文献2は、パチンコ島(島設備)に設置されたパチンコ台(遊技機)の取り付け角度が、設定した角度から逸脱すると、傾斜計測機器(角度検知装置)および駆動装置によって自動的に設定角度に補正するようにして、人為的な操作を不要とし、また、上記の傾斜計測機器(角度検知装置)は「台枠(外枠)の裏面に取り付けられる」のみの記載のように、特に傾斜計測機器は装着器具を用いて装着するものではない。
この発明のパチンコ台の傾斜計測機器の装着器具は、上記に鑑みてなされたもので、上記の従来問題点の解決を目的としている。
即ち、台枠の縦桟の傾斜を傾斜計測機器で計測するにあたり、傾斜計測機器に装着器具を止着して、傾斜計測機器を装着器具で台枠に装着するようにし、台枠の傾斜の計測が一定の条件でおこなえるようにして、計測の誤差を解消することを第一の目的としている。
また、当該装着器具を使用して台枠の傾斜を計測するにあたり、台枠の縦桟の後端面に対して、傾斜計測機器の傾斜計測の基準面が一定の押圧力で加圧当接するようにして、計測の精度を向上することを第2の目的としている。
また、傾斜計測機器の傾斜計測の基準面が、縦桟の後端面に対して上下方向の長い距離で加圧当接するようにして、縦桟の表面の粗度や曲がりなどの影響による計測の誤差を解消することを第3の目的としている。
また、この装着器具は台枠との着脱が簡易に行なえる構成として、台枠の取替えにともなう傾斜計測機器の取り外し作業が効率よく行なえるようにすることを目的としている。
前記課題を解決するため、この発明のパチンコ台の傾斜計測機器の装着器具は、パチンコ台を取り付ける台枠の傾斜を計測する傾斜計測機器もしくは、傾斜計測機器の上下高さより長尺とした基準棹を、台枠に装着する装着器具であり、一方、基準棹は傾斜計測機器と一体で形成するか、もしくは別体として傾斜計測機器に止着してなり、また、傾斜計側機器もしくは基準棹が、夫々に備えられた傾斜計測の基準面を、台枠の縦桟の後端面に当接して、台枠の傾斜を計測するにあたり、前記装着器具は、傾斜計測器機器もしくは基準棹に止着して、台枠の縦桟の外側面に係合する係止部材と、台枠の縦桟の内側面に相対して、該縦桟の内側面を弾機的に押圧する弾機部材と、よりなり、前記係止部材と弾機部材とで、台枠の縦桟を弾機的に押圧挟持して、傾斜計測器機器もしくは基準棹を台枠に加圧装着するようにした。
また、パチンコ台を取り付ける台枠の傾斜を計測する傾斜計測機器もしくは、傾斜計測機器の上下高さより長尺とした基準棹を、台枠に装着する装着器具であり、一方、基準棹は傾斜計測機器と一体で形成するか、もしくは別体として傾斜計測機器に止着してなり、また、傾斜測定機器もしくは基準棹が、夫々に備えられた傾斜計測の基準面を、台枠の縦桟の後端面に当接して、台枠の傾斜を計測するにあたり、前記装着器具は、傾斜計測機器もしくは基準棹に止着し、支持部と支承部とを相対して設けた取り付け部材と、一方、取り付け部材の支持部は、台枠の縦桟の外側面に係合し、他方、支承部は、台枠の縦桟の内側面に相対してなり、また、支承部の外側方向に掛止部を形成するとともに、支承部の軸穴に挿通して先端に押圧板を固着した支軸と、台枠の縦桟の内側面に相対して配置された前記押圧板と、押圧板と支承板との相対する間隙内の支軸に装着して、押圧板を台枠の縦桟の内側面に弾機的に押圧する弾機部材と、よりなり、前記押圧板と取り付け部材の支持部とで台枠の縦桟を弾機的に押圧挟持して、傾斜計測機器もしくは基準棹を台枠に加圧装着するようにした。
また、パチンコ台を取り付ける台枠の傾斜を計測する傾斜計測機器もしくは、傾斜計測機器の上下高さより長尺とした基準棹を、台枠に装着する装着器具であり、一方、基準棹は傾斜計測機器と一体で形成するか、もしくは別体として傾斜計測機器に止着してなり、また、傾斜計測機器もしくは基準棹が、夫々に形成された傾斜計測の基準面を、台枠の縦桟の後端面に当接して、台枠の傾斜を計測するにあたり、前記装着器具は、傾斜計測機器もしくは基準棹に止着され、支持部と支承部および枢支部とを備えた取り付け部材と、一方、取り付け部材の支持部は、台枠の縦桟の外側面に係合し、支承部は、傾斜計測機器もしくは基準棹の後端部後方に設けられ、また、枢支部は、傾斜計測機器もしくは基準棹の後端部に相対してなり、また、中央個所に設けた回転支点部の前方に押圧部を形成し、他方、回転支点部の後方に把持部を形成した挟持板と、一方、挟持板の押圧部が台枠の縦桟を介して取り付け部材の支持部と、他方、把持部が取り付け部材の支承部と夫々相対するようにして、挟持板の回転支点部を取り付け板の枢支部と係合し、また、回転支点部と枢支部の双方に穿設した軸穴に挿入して、挟持板を回転自在に軸支した係止ピンと、取り付け部材の支承部と挟持板の把持部との相対する間隙内に設けられ、取り付け部材の支承部と挟持板の把持部とを相対する外側方向に弾機的に押圧する弾機部材と、よりなり、前記取り付け部材の支承部と挟持板の把持部とを、弾機部材の弾発力に抗して相対する内方向に挟持押圧して、他方、挟持板の押圧部が相対する台枠の縦桟の外方向に開扉した状態で、台枠の縦桟の後端面に、傾斜計測機器もしくは基準棹の傾斜計測の基準面を当接し、一方、支承部と把持部との前記の挟持押圧を開放することで、挟持板の押圧部が相対する台枠の縦桟の内側面を弾機的に押圧して、取り付け部材の支持板と挟持板の押圧部とで、台枠の縦桟を弾機的に押圧挟持して、傾斜計測機器もしくは基準棹を台枠に加圧装着するようにした。
また、パチンコ台を取り付ける台枠の傾斜を計測する傾斜計測機器もしくは、傾斜計測機器の上下高さより長尺とした基準棹を、台枠に装着する装着器具であり、一方、基準棹は傾斜計測機器と一体で形成するか、もしくは別体として傾斜計測機器に止着してなり、また、傾斜計測機器もしくは基準棹が、夫々に形成された傾斜計測の基準面を、台枠の縦桟の後端面に当接して、台枠の傾斜を計測するにあたり、前記装着器具は、傾斜計測機器もしくは基準棹と、台枠の縦桟とを囲繞するバンドと、バンドの両端部に設けられ、該該両端部を開放自在に接続するジョイント具と、よりなり、傾斜計測機器もしくは基準棹と、台枠の縦桟とを前記バンドで囲繞してジョイント具で緊締連結することで傾斜計測機器もしくは基準棹を台枠の縦桟に加圧装着するようにした。
また、前記バンドは、ゴムまたは、布や合成樹脂製等の伸縮性もしくは非伸縮性の帯状もしくは紐状とした。
また、前記ジョイント具は、バンドの一端に設けられた受け部と、他方、バンドの他端に設けられ、弾機機構を備えたターンバックルと、よりなり、前記受け部をターンバックルで弾機的に施錠して緊締連結するとともに、ターンバックルの施錠を外すことで連結が解除されるようにした。
また、前記ジョイント具は、バンドの一端に設けられ、掛止部を備えた受け部と、他方、バンドの他端に設けられ、掛止爪を備えた差込み部と、よりなり、受け部に差込み部を差し込み、当該差込み部の掛止爪が受け部の掛止部に掛止めされることで、受け部と差込み部とを緊締連結するとともに、掛止爪と掛止部との掛止めを外すことで連結が解除されるようにした。
また、前記装着器具は、傾斜計測機器の上下高さより長尺とした基準棹における、傾斜計測機器の上下方向の2箇所を、台枠の縦桟に装着することを特徴とするようにした。
この発明のパチンコ台の傾斜計測機器の装着器具は、傾斜計測機器もしくは傾斜計測機器を止着した基準棹で台枠の傾斜を計測するにあたって、傾斜計測機器もしくは基準棹の傾斜計測の規準面が台枠の縦桟に加圧的に当接するので、当該規準面が台枠の縦桟の後端面に上下偏りなく接触して、台枠の傾斜が高い精度で計測できる。
また、傾斜計測機器もしくは基準棹の縦桟への装着において、前記基準面が縦桟の後端面を弾機的に、且つ一定の力で押圧して装着するようにしたので、多数のパチンコ台を同一の計測条件で計測することができる。
また、台枠の縦桟の周辺は、前述のように傾斜計測機器もしくは基準棹の設置スペースが限定されているが、一方、当該装着器具は同様な制限においても傾斜計測機器もしくは基準棹を台枠に装着することができる。
また、この装着器具は、台枠の取替え等が生じた場合において、傾斜計測機器もしくは基準棹を台枠から簡易に着脱できるので、台枠の取替え作業に支障をきたすことはない。
また、傾斜計測機器の上下高さより長尺として基準棹を止着もしくは一体で形成したので、台枠の縦桟の後端面の上下の長い距離を対象として傾斜を計測でき、縦桟の後端面の表面の粗度や、曲がり等の計測誤差の要因があったとしても、これらが平準化されて計測誤差を少なくできる。
パチンコ台が設置された、パチンコ島の正面図。 パチンコ台の台枠の取り付け状態を示す、パチンコ島の正断面図。 上記図2のA−A線に沿う、パチンコ島の断面図。 パチンコ台の扉枠と、遊技枠および台枠の分解斜視図。 傾斜計測機器のブロック図を示し、傾斜センサユニットのみを台枠に装着する実施例の説明図。 傾斜計測機器のブロック図を示し、傾斜計測ユニットを台枠に装着する実施例の説明図。 傾斜計測機器を台枠に装着した、装着器具の実施例を示す台枠の縦桟の側面図。 上記図7のB−B線に沿う平断面図。 上記図8のC−C線に沿う縦断面図。 上記図8の分解斜視図。 基準棹を台枠に装着した、装着器具の実施例を示す台枠の側面図。 傾斜計測機器を台枠に装着した、装着器具の他の実施例を示す台枠の側面図。 上記図12のD−D線に沿う平断面図。 基準棹を台枠に装着した、装着器具の他の実施例を示す台枠の側面図。 基準棹を台枠に装着した、装着器具の他の実施例を示す台枠の側面図。 上記図15のE−E線に沿う平断面図。 上記図16の分解斜視図。 上記図16の装着器具の他の実施例図 傾斜計測機器を台枠に装着した、装着器具の他の実施例を示す台枠の側面図。 上記図19のF−F線に沿う平断面図。 上記図20の作用状態図。 傾斜計測機器を台枠に装着した、装着器具の他の実施例を示す台枠の側面図。 基準棹を台枠に装着した、装着器具の他の実施例図。 上記図23の作用状態図。 上記図23のG−G線に沿う平断面図。
この発明は、パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具に関し、以下、図1〜図25を参照し、この実施形態を通じて説明する。
図1は、パチンコ台1が設置されたパチンコ島2の正面図を示し、パチンコ島2は、天板3と下板4および台間柱5とで構成され、パチンコ台1は、この区画6内に設置される。
図2は、図1でパチンコ台1を取り外したパチンコ島2の正面図を示し、前記区画6内には台枠10が配置されてパチンコ島2に取り付けられ、この台枠10の前側にはパチンコ台1が開扉自在に取り付けられている。
台枠10は、上枠7と下枠8および左右の縦桟9とで構成した枠形状をなし、上枠7は、上部取り付け手段11で天板3に取り付けられ、他方、下枠8は、下部取り付け手段12で下板4に、上枠と同様に夫々左右一対で取り付けられている。
図3は、前記図2のA−A線に沿う縦断面図を示し、台枠10の上枠7は、上部取り付け手段11に止着され、他方、下枠8は下部取り付け手段12でパチンコ島2の下板4に止着されている。
図3および図4で示したように台枠10の前面には、ガラス枠13を開扉自在に取り付け、且つパチンコ台1を装着した遊技枠14が、同様に開扉自在に取り付けられている。
また、遊技枠14は台枠10側に閉じた状態で、台枠10の前端面10aに後端部15が当接して台枠10に施錠される。
台枠10は前述のように前面に遊技枠14を装着しているので、台枠10の傾きとパチンコ台1の傾きは略同様であり、一方、パチンコ台1を一定の傾きに設定するには、台枠10の傾きを計測して、当該台枠10の傾斜を上部取り付け手段11で操作調整して台枠10の傾斜を設定することで、パチンコ台1の傾斜を設定することができる。
また、台枠10の傾きを計測するには、台枠10の縦桟9の後端面16に傾斜計測機器17を当てて計測するが、この計測にあたり傾斜計測機器17を、この発明の装着器具18によって台枠10に装着する。
一方、前記傾斜計測機器17とは、傾斜センサユニット20の単体、もしくは傾斜センサ回路基板26を備えた傾斜計測ユニット22等の計測手段を示している。
図3および図5は、傾斜計測機器17が傾斜センサユニット20の単体の場合を例示し、また、図6は傾斜センサ回路基板26を備えた傾斜計測ユニット22を例示し、夫々の傾斜計測の基準面19を台枠10の縦桟9の後端面16に当接して、装着器具18で縦桟9に装着して台枠10の傾斜を計測する。
図3は、傾斜センサ回路基板26を内部に結線した傾斜センサユニット20を、縦桟9に装着した実施例を示し、この傾斜センサユニット20に、コネクター23、23およびコード24を介して傾斜表示ユニット25を接続して台枠10の傾斜を計測する。
上記の傾斜表示ユニット25は、インターフェイス27とマイクロコントローラ28よりなる制御回路29と、傾斜を分厘単位で表示するディスプレイ30および電源回路31とで構成している。
一方、図6で示した傾斜計測ユニット22は、上記傾斜センサユニット20と傾斜表示ユニット25とを一体としている。
図7乃至、図11は、前述の傾斜計測機器17の装着器具18を例示し、L型に曲折した板状の係止部材33と、同じくL型に曲折した板バネ等の弾機部材34とで構成している。
係止部材33は、L型の一方を支持部35とし、他方を取り付け部36とするとともに、傾斜計測機器17の外側面37に支持部35を、他方、傾斜計測機器17の後端部38に取り付け部36を夫々係合して、支持部35に穿設した止着穴39を介してネジ40で傾斜計測機器17の外側面37に取り付けられている。
弾機部材34は、L型の一方を取り付け部41とし、他方を内側に湾曲して押圧部42とするとともに、前記係止部材33の取り付け部36の外側に同じく取り付け部41を配置するとともに、係止部材33の取り付け部36に穿設した係止穴43と相対して長穴44を穿設し、この長穴44および係止部材33の係止穴43を介してネジ45で傾斜計測機器17の後端部38に止着して、他方、弾機部材34の押圧部42を係止部材33の支持部35と相対している。
また、46は緩み止めワッシャーを示し、一方、ネジ45は手で回せる蝶ネジを例示している。
台枠10の縦桟9の傾斜を計測するには、前記ネジ45を回して弾機部材34の止着を緩め、傾斜計測機器17の傾斜計測の基準面19を台枠10の縦桟9の後端面16に当接し、次いで、弾機部材34の押圧部42を長穴44を介して縦桟9の内側面57に移動させ、当該押圧部42が縦桟9の内側面57を弾機的に押圧した状態で、ネジ45を再度締め付けて弾機部材34を傾斜計測機器17に止着する。
上記バネ部材34の弾機作用によって、傾斜計測機器17は傾斜の基準面19が台枠10の縦桟9の後端面16に弾機的に加圧した状態で台枠10に装着される。
一方、係止部材33の支持部35と、弾機部材34の押圧部42との間隔を、予め、台枠10の縦桟9の巾より狭めとして傾斜計測機器17に弾機部材34を止着することで、傾斜計測機器17を台枠10の縦桟9に装着するにあたり、弾機部材34の押圧部42が外側に弾機的に押し広げられて台枠10の縦桟9の内側面57を押圧するので、縦桟9は係止部材33の支持部35と、弾機部材34の押圧部42とで弾機的に挟持され、一方、傾斜計測機器17は、傾斜の基準面19を縦桟9の後端面16に加圧当接して台枠10に堅固に装着される。
また、台枠10の縦桟9の巾が図8の鎖線で示したように基準巾より狭い場合は、前記同様にしてネジ45の止着を緩め、バネ部材34の押圧部42を長穴44を介して縦桟9の内側面57方向に移動させ、押圧部42が縦桟9の内側面を弾機的に押圧する状態で、ネジ45を締めて弾機部材34を傾斜計測機器17に止着して、上記同様にして傾斜計測機器17を台枠10に装着する。
一方、台枠10の巾が統一規格で略同一としている場合は、係止部材33の支持部35と弾機部材34の押圧部42との間隔を、弾機部材34の弾機作用で台枠10の縦桟9を堅固に装着できるような巾、即ち、縦桟9の巾より多少狭い間隔として、係止部材33と弾機部材34とを溶接等で固着して一体とするか、もしくは、曲折形成、または合成樹脂等の射出成型によって一体で形成しても良い。
図11は、装着器具18の使用の上で、台枠10の傾斜の計測精度の向上を目的とした実施例を示している。
傾斜計測機器17の傾斜計測の基準面19には、傾斜計測機器17の高さより上下方向に長尺とした基準棹47を係合し、当該基準棹47をこのネジ穴48を介してネジ49で傾斜計測機器17に止着する。
上記において、傾斜計測機器17の傾斜計測の規準面19と基準棹47との前面を平行とすることで、基準棹47の前面は傾斜計測の基準面19となる。
一方、上記基準棹47を台枠10の縦桟9に装着するには、基準棹47における傾斜計測機器17の上下方向の2個所に、前記同様にして装着器具18を止着し、当該装着器具18によって基準棹47を台枠10に取り付ける。
上記において、基準棹47は傾斜計測の基準面19が縦桟9の後端面16に弾機的に加圧当接されて台枠10に装着され、前記同様にして傾斜計測機器17で台枠10の傾斜が計測できる。
また、図11の鎖線で示したように、基準棹47を止着した傾斜計測機器17自体に、前記同様にして装着器具18を取り付け、また、同様にして台枠10に装着することもできる。
図11は、傾斜計測機器17と基準棹47を別体として例示したが、傾斜計測機器17の上下個所を上下に延長して、基準棹47と傾斜計測機器17とを一体で構成し、当該傾斜計測機器17に前記同様にして装着器具18を止着して、当該傾斜計測機器17を台枠10に装着してもよい。
上記のように台枠10の傾斜の計測を基準棹47を介して行なうことで、台枠10の縦桟9の後端面16の傾斜の計測において、上下方向の長い距離で傾斜を計測することができるので、傾斜の計測環境が平準化されて計測誤差が解消される。
また、前述で台枠10の縦桟9に装着された傾斜計測機器17および基準棹47は、台枠10の取替えにおいてもバネ部材34を弾機作用に抗して簡易に外すことができる。
図12乃至、図14は、装着器具18の他の実施例を示し、50は平面コ型の取り付け部材であり、取り付け部51と直交向きに支持部52と支承部53とを相対して一体で形成している。
支持部52および取り付け部51は、傾斜計測機器17の外側面37と後端部38に夫々係合して、取り付け部51の止着穴54を介してネジ55で傾斜計測機器17に止着している。
台枠10の傾斜の計測において、台枠10の縦桟9の後端面16に傾斜計測機器17の傾斜計測の基準面19を当接した状態で、取り付け部材50の支持部52は縦桟9の外側面56に係合し、他方、支承部53は縦桟9の内側面57と間隔的に相対している。
58は、支承部53の外方に径大な掛止部59を形成するとともに、また、支承部53の軸穴60を挿通してこの先端部に押圧板61を固着した支軸を示し、一方、この支軸58は支承板53と押圧板61との間隙にコイルスプリング等の弾機部材62が装着されている。
前記の装着器具18を止着した傾斜計測機器17を、台枠10の縦桟9に装着すると、台枠10の縦桟9の内側面57に相対した前記押圧板61が、弾機部材62の弾機作用によって縦桟9の内側面57を弾機的に押圧して、一方、傾斜計測機器17の傾斜計測の基準面19が、台枠10の縦桟9の後端面16に加圧当接することで、当該傾斜計測機器17はこの加圧当接が維持された状態で台枠10に堅固に装着される。
また、図13に鎖線で示したように、台枠10の縦桟9の巾が基準の巾より狭い場合においても、弾機部材62の弾機能力を適合できるようにすることで、押圧板61が弾機部材62の弾機作用によって縦桟9の内側面57を弾機的に押圧して、傾斜計測機器17は前記同様にして台枠10に装着される。
図14は、傾斜計測機器17に規準棹47を止着した実施例を示し、この規準棹47は、前記図11と同様にしてネジ穴48を介してネジ49で傾斜計測機器17に止着され、当該装着器具18で前記同様にして台枠10の縦桟9に装着される。
また、基準棹47を台枠10の縦桟9に装着するにあたり、図14に破線で示したように、基準棹47を止着した傾斜計測機器17自体に、装着器具18を取り付け台枠10に装着するようにしてもよい。
また、前述の傾斜計測機器17の装着を解除するには、支軸58の掛止部59を取り付け部材50の支承部53の外側方向に牽引することで、他方、押圧板61の押圧が解除されて傾斜計測機器17を外すことができる。
図15乃至、図18は、装着器具18の他の実施例を示している。
63は、平板67とL型の曲折板68とを溶接等で固着した取り付け部材を示し、平板67は前方を上記支持部64とし、この後方を支承部65とし、他方、曲折板68は平板67と直交した両側に止着穴69を穿設した枢支部66を形成している。
70は、挟持板を示し、中央部の両測を立ち上げて回転支点部71を形成するとともに、回転支点部71の前方を押圧部72とし、他方、後方を把持部73としている。
上記取り付け部材63は、曲折板68の止着穴69を介してネジ74で傾斜計測機器17の後端部38に止着し、他方、挟持板70は、この回転支点部71を曲折板68の枢支部66に係合し、双方の軸穴69、75に係止ピン76を挿通して、傾斜計測機器17の後端部38に回転自在として取り付けられるとともに、挟持板70の押圧部72は取り付け部材63の支持部64と、他方、把持部73は取り付け部材63の支承部65と相対する。
上記係止ピン76にトーションバネなどの弾機部材77を装着し、この弾機部材77の一端を曲折板68に、他方、他端を挟持板70の把持部73に掛止することで、当該挟持板70の押圧部72は取り付け部材63の支持部64を弾機的に押圧する。
また、前記傾斜計測機器17で台枠10の傾斜を計測するにあたり、図15では傾斜計測機器17に規準棹47を止着して、当該規準棹47を台枠10に装着して傾斜を計測する実施例を示しているが、傾斜計測機器17を単体で台枠10に装着して台枠10の傾斜を計測することも前述と同様とする。
また、傾斜計測機器17もしくは当該傾斜計測機器17を止着した規準棹47を台枠10に装着するには、挟持板70の押圧部72を外側に開いて、傾斜計測機器17もしくは規準棹47の傾斜の基準面19を台枠10の縦桟9の後端面16に加圧当接し、他方、挟持板70の押圧部72が縦桟9の内側面57を弾機部材77で弾機的に押圧して、前記のように傾斜計測機器17もしくは規準棹47の傾斜の基準面19が台枠10の縦桟9の後端面16に加圧当接した状態で、傾斜計測機器17もしくは規準棹47を台枠10に堅固に装着して台枠10の傾斜を計測する。
図18は、装着器具18の他の実施例を示し、取り付け部材63の把持部65の内側面と、他方、挟持板70の把持部73の内側面に係止突起80を相対して形成し、この双方の係止突起80にコイルスプリングなどの弾機部材77aを装着することで、挟持板70の押圧部72は前記実施例と同様にして、傾斜計測機器17を台枠10に装着することができる。
上記の装着器具18は、図16に破線で示したように、台枠10の縦桟9の巾が基準の巾より狭い場合においても、弾機部材77、77aの弾機能力を適合できるようにすることで、押圧部72が弾機部材77,77aの弾機作用によって縦桟9の内側面57を弾機的に押圧して、傾斜計測機器17は前記同様にして台枠10に装着される。
また、図15および図16で示したように、基準棹47を傾斜計測機器17に止着して台枠10の傾斜を計測する場合は、前述と同様にして基準棹47を傾斜計測機器17に止着し、また、前記同様にして基準棹47に装着器具18を止着して、基準棹47における傾斜計測機器17の上下方向の2箇所、もしくは、基準棹47を止着した傾斜計測機器17自体に装着器具18を止着して、夫々を台枠10に装着する。
図19乃至、図21は装着器具18の他の実施例を示し、当該装着器具18はバンド81と、このバンド81の両端に取り付けた、受け部82と、弾機機構を備えたターンバックル83とよりなるジョイント具84とで構成し、受け部82とターンバックル83の取り付け部85は、夫々リベット86でバンド81の両端に止着している。
受け部82は、先端部を円弧状に曲げて掛止部87を形成し、他方、ターンバックル83の取り付け部85は、レバー88を形成した操作部89に枢着し、この操作部89の両外側には弾機板90がピン91で夫々枢着している。
前記弾機板90は、後端にピン92を止着した他方の弾機板93の内側に配置し、双方の弾機板90、93にはスプリング94を装着して、図19で示したように夫々反する方向に弾機的に取り付けられている。
ターンバックル83は上記の構成において、台枠10の傾斜を計測するにあたり、台枠10の後端面16に計測機器17の傾斜計測の規準面19を当接して、台枠10と傾斜計測機器17をバンド81で囲繞し、図21で示したように、受け部82の掛止部87にターンバックル83のピン92を掛止して、図19および図20で示したように、レバー88を倒伏して施錠することで、当該傾斜計測機器17は台枠10に弾機的に装着される。
上記のターンバックル83はレバー88の操作において、相対した弾機板90、93がスプリング94を抗して外側方向に牽引され、他方、レバー88が反転して取り付け部85に相対した施錠状態において、弾機板90、93相互が内方向に牽引され、傾斜計測機器17の傾斜計測の基準面19が、台枠10の縦桟9の後端面16に弾機的に加圧押圧して傾斜計測機器17を台枠10に堅固に装着する。
一方、上記傾斜計測機器17の装着を解除するには、レバー88を前記と逆方向に反転して、受け部82と、他方、ターンバックル83のピン92との掛止を外して施錠を解除する。
また、基準棹47を、傾斜計測機器17に止着して台枠10の傾斜を計測する場合は、前述の実施例と同様にして、基準棹47を傾斜計測機器17に止着するとともに、前記基準棹47に装着器具18を取り付けて前述と同様にして台枠10に装着する。
前記において、傾斜計測機器17の傾斜の基準面19が台枠10の縦桟9の後端面16に加圧当接した状態で台枠10の傾斜が計測され、また、同様にして傾斜計測機器17を止着した基準棹47に当該装着器具18を止着して、同様に台枠10の傾斜を計測することができる。
図22乃至、図25は装着器具18の他の実施例を示し、当該装着器具18は、ゴム製などの伸縮性もしくは非伸縮性の布製のバンド95と、このバンド95の両端に取り付けた、受け部96と差込み部97よりなるジョイント具98とで構成している。
バンド95はこの両端を、受け部96と差込部97の双方に設けた取り付け窓99に差し込み、受け部96に取り付けたバンド95の端部は縫製または熱圧着等で止着固定し、差込み部97に取り付けたバンド95の他方の端部は、差込み部97の第2の取り付け窓100を挿通してこの窓縁に形成した掛止溝で掛止される。
図24で示したように、受け部96には掛止部101が、他方、差込み部97には掛止爪102を設け、受け部96に差込み部97を差し込むと、受け部96の掛止部97に差込み部97の掛止爪102が掛止されて、受け部96と差込み部97とは連結され、他方、受け部96の両側に穿設した窓103に臨む、掛止爪102を指で内側に押し入れることで上記連結が解除される。
台枠10の傾斜を計測するにあたり、傾斜計測機器17の傾斜計測の基準面19を、台枠10の縦桟9の後端面16に当接した状態で、台枠10と傾斜計測機器17とをバンド95で囲繞し、次いでバンド95の両端のジョイント具98を、上記のように緊締連結して傾斜計測機器17を台枠10に装着する。
前記バンド95をゴムなどの伸縮性の材質とした場合は、この伸縮性によって、傾斜計測機器17の傾斜計測の基準面19は縦桟9の後端面16に弾機的に加圧当接される。
また、バンド95の材質を布や合成樹脂などの非伸縮性とした場合は、当該バンド95で台枠10と傾斜計測機器17を囲繞してから、ジョイント具98を介してバンド95の端部を引き締めることで、バンド95は窓100の掛止溝で掛止めされ、且つ傾斜計測機器17の傾斜計測の基準面19が台枠10の縦桟9の後端面16に加圧当接した状態で傾斜計測機器17が台枠10に緊締装着される。
また、上記のバンド95は、実施例では帯としているが紐状であっても同様な作用が営まれる。
また、図23で示したように、前述と同様にして傾斜計測機器17に基準棹47を止着し、また同様にして装着器具18で基準棹47を台枠10に装着して傾斜を計測することもでき、一方、図23に破線で示したように、前述と同様にして基準棹47を止着した傾斜計測機器17自体を、当該装着器具18で台枠10に装着することもできる。
1・・・パチンコ台
9・・・縦桟
10・・・台枠
15・・・後端部
16・・・後端面
17・・・傾斜計測機器
18・・・装着器具
19・・・傾斜計測の規準面
33・・・係止部材
34・・・弾機部材
37・・・外側面
38・・・後端部
47・・・規準棹
50・・・取り付け部材
51・・・取り付け部
52・・・支持部
53・・・支承部
56・・・外側面
57・・・内側面
58・・・支軸
59・・・掛止部
60・・・軸穴
61・・・押圧板
62・・・弾機部材
63・・・取り付け部材
64・・・支持部
65・・・支承部
66・・・枢支部
69・・・軸穴
70・・・挟持板
71・・・回転支点部
72・・・押圧部
73・・・把持部
75・・・軸穴
76・・・係止ピン
77、77a・・・弾機部材
81・・・バンド
82・・・受け部
83・・・ターンバックル
84・・・ジョイント具
95・・・バンド
96・・・受け部
97・・・差込み部
98・・・ジョイント具
101・・・掛止部
102・・・掛止爪

Claims (2)

  1. パチンコ台を取り付ける台枠の傾斜を計測する傾斜計測機器もしくは、傾斜計測機器の上下高さより長尺とした基準棹を、台枠に装着する装着器具であり、
    一方、基準棹は傾斜計測機器と一体で形成するか、もしくは別体として傾斜計測機器に止着してなり、
    また、傾斜測定機器もしくは基準棹が、夫々に備えられた傾斜計測の基準面を、台枠の縦桟の後端面に当接して、台枠の傾斜を計測するにあたり、
    前記装着器具は、
    傾斜計測機器もしくは基準棹に止着し、支持部と支承部とを相対して設けた取り付け部材と、
    一方、取り付け部材の支持部は、台枠の縦桟の外側面に係合し、他方、支承部は、台枠の縦桟の内側面に相対してなり、
    また、支承部の外側方向に掛止部を形成するとともに、支承部の軸穴に挿通して先端に押圧板を固着した支軸と、
    台枠の縦桟の内側面に相対して配置された前記押圧板と、
    押圧板と支承板との相対する間隙内の支軸に装着して、押圧板を台枠の縦桟の内側面に弾機的に押圧する弾機部材と、
    よりなり、
    前記押圧板と取り付け部材の支持部とで台枠の縦桟を弾機的に押圧挟持して、傾斜計測機器もしくは基準棹を台枠に加圧装着することを特徴とする、パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具。
  2. パチンコ台を取り付ける台枠の傾斜を計測する傾斜計測機器もしくは、傾斜計測機器の上下高さより長尺とした基準棹を、台枠に装着する装着器具であり、
    一方、基準棹は傾斜計測機器と一体で形成するか、もしくは別体として傾斜計測機器に止着してなり、
    また、傾斜計測機器もしくは基準棹が、夫々に形成された傾斜計測の基準面を、台枠の縦桟の後端面に当接して、台枠の傾斜を計測するにあたり、
    前記装着器具は、
    傾斜計測機器もしくは基準棹に止着され、支持部と支承部および枢支部とを備えた取り付け部材と、
    一方、取り付け部材の支持部は、台枠の縦桟の外側面に係合し、支承部は、傾斜計測機 器もしくは基準棹の後端部後方に設けられ、また、枢支部は、傾斜計測機器もしくは基準棹の後端部に相対してなり、
    また、中央個所に設けた回転支点部の前方に押圧部を形成し、他方、回転支点部の後方に把持部を形成した挟持板と、
    一方、挟持板の押圧部が台枠の縦桟を介して取り付け部材の支持部と、他方、把持部が取り付け部材の支承部と夫々相対するようにして、挟持板の回転支点部を取り付け板の枢支部と係合し、
    また、回転支点部と枢支部の双方に穿設した軸穴に挿入して、挟持板を回転自在に軸支した係止ピンと、
    取り付け部材の支承部と挟持板の把持部との相対する間隙内に設けられ、取り付け部材の支承部と挟持板の把持部とを相対する外側方向に弾機的に押圧する弾機部材と、
    よりなり、
    前記取り付け部材の支承部と挟持板の把持部とを、弾機部材の弾発力に抗して相対する内方向に挟持押圧して、他方、挟持板の押圧部が相対する台枠の縦桟の外方向に開扉した状態で、台枠の縦桟の後端面に、傾斜計測機器もしくは基準棹の傾斜計測の基準面を当接し、
    一方、支承部と把持部との前記の挟持押圧を開放することで、挟持板の押圧部が相対する台枠の縦桟の内側面を弾機的に押圧して、取り付け部材の支持板と挟持板の押圧部とで、台枠の縦桟を弾機的に押圧挟持して、傾斜計測機器もしくは基準棹を台枠に加圧装着することを特徴とする、パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具。
JP2019174759A 2019-09-05 2019-09-05 パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具 Active JP6858233B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019174759A JP6858233B2 (ja) 2019-09-05 2019-09-05 パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019174759A JP6858233B2 (ja) 2019-09-05 2019-09-05 パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021037247A JP2021037247A (ja) 2021-03-11
JP6858233B2 true JP6858233B2 (ja) 2021-04-14

Family

ID=74847777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019174759A Active JP6858233B2 (ja) 2019-09-05 2019-09-05 パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6858233B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021037247A (ja) 2021-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106678506B (zh) 摄像增稳固定装置
US5798464A (en) Method of measuring extraction forces
US8069702B2 (en) Rolling ball tack measuring apparatus
US8690111B2 (en) Suspending apparatus
JP6858233B2 (ja) パチンコ台の傾斜計測機器の装着器具
US6962312B2 (en) Display apparatus with adjustable supporting device
US9303364B2 (en) Rail cant measurement tool and method
US7891249B2 (en) Multi-axis vibration method and apparatus
CN215475145U (zh) 一种轨检仪上轨辅助装置及轨检仪
CN205426396U (zh) 玻璃表面应力检测装置
US7867005B2 (en) IC socket having improved latch devices
JP2021020029A (ja) パチンコ台の傾斜設定システム
US8046931B2 (en) Positioning device
CN108709580A (zh) 一种用于实验室涂胶检测的便携式双目相机支架
JP5459673B2 (ja) プローブユニット及び検査装置
JP2005077176A (ja) 落下衝撃試験装置及びそれに用いる治具の締め付け装置
CN107436369A (zh) 压合装置
CN219714197U (zh) 一种用于冰箱的测量装置
CN220561391U (zh) 一种液晶屏检测夹具
WO2020084403A1 (en) Apparatus and method for bending an object
JP5524784B2 (ja) 電子式電力量計用ユニットの着脱装置
CN217560573U (zh) 一种摆动检测装置
CN107437718A (zh) 压合装置
TWI734627B (zh) 快拆組件及支撐架
CN211780033U (zh) 光纤测试仪专用托架

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6858233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150