JP6856979B2 - 路線沿線の電波障害検出システム及び電波障害検出方法 - Google Patents
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Description
このような無線式列車制御システムにおいては、路線沿線に沿って無線基地局を設け、車上・地上間での双方向情報通信を可能にしているが、近年の無線通信の発達やビルなどの大型建造物の建設に伴い、妨害波や電波干渉が発生したり電波強度が低下するなどの電波障害が頻発するおそれがある。無線式列車制御システムにおいては、電波障害が発生すると列車が緊急停止するなど列車の円滑な運行制御を妨げる原因となるため、電波障害の検出と対策が重要である。
鉄道分野以外では、移動体通信において、受信された信号波形の特徴量(例えば、振幅確率分布等)と複数の教師データ(例えば、異なる複数の通信方式における振幅確率分布等)との類似度により干渉検出パラメータを導出し、導出した該干渉パラメータを、あらかじめ定めた所定の閾値と比較することにより、電磁干渉が発生しているかを判定することで、高精度に電磁干渉を検出可能な装置に関する発明が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
一方、特許文献2に開示されている発明においては、観測された信号波形と、あらかじめ計測した教師データ信号波形とを類似度を計算するに当たり、振幅確率分布(APD)や振幅ヒストグラムにより得られた特徴量を抽出し、統計処理(ピアソンの相関係数を用いた類似度の算出)することで、妨害波により干渉されているか否かを高精度に判定している。なお、特許文献2の公報の図4、図5から、教師データとしては定点におけるそれを保存しているものと思われ、特許文献2の発明では位置については特定していない。
さらに、鉄道保安装置には、緊急列車停止などの異常が発生した場合に、異常の発生を履歴として記憶する機能を備えたものがあるが、従来の鉄道保安装置は単に異常の発生を記録として残すだけであり、残された記録からは異常の発生原因を知ることができないといった課題があった。
本発明の他の目的は、電波障害に起因してシステム異常が発生した場合に、異常の発生原因を解析して出力することができる異常原因解析支援技術を提供することにある。
無指向性アンテナより無線信号を送信する無線基地局が配設されている路線を走行する車両に搭載され、路線沿線の電波障害を検出する車上装置であって、
前記車上装置は、周辺電波の強度を測定する電波測定装置と、当該車両の位置を把握するための測位装置と、データ記憶装置と、制御装置とを備え、
前記制御装置は、
予め定められた地点にて前記電波測定装置により所定周波数範囲の電波強度の測定を実行させ、測定結果を前記測位装置により取得された位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶するとともに、
前記電波測定装置により測定された電波強度が予め設定された上限しきい値と下限しきい値とで規定される所定の許容範囲に入っているか否かを判定し、判定結果を位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶し、
前記電波測定装置の測定結果を統計処理して、受信電波のレベルの許容範囲を決定する前記上限しきい値と下限しきい値を生成して位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶するようにしたものである。
また、制御装置は、予め定められた地点にて電波強度を測定するので、連続してすべての地点で電波強度の測定を行う場合に比べて、装置の負担を減らすことができる。そのため、高速で高性能な装置を構築する必要がないとともに、データ記憶装置の記憶容量も低減することができるので、コストアップを回避することができる。
さらに、制御装置は、電波測定装置の測定結果を統計処理して、電波強度の許容範囲を決定するしきい値を生成して位置情報と関連させてデータ記憶装置に記憶するため、電波強度の測定結果により、電波強度の許容範囲を決定するしきい値を更新することとなるので、電波環境が変化したような場合にも正確に電波障害を検出することができる。
LCXケーブルを含まない電波用アンテナより無線信号を送信する無線基地局が配設されている路線沿線の電波障害を検出する電波障害検出システムにおいて、
周辺電波の強度を測定する電波測定装置と、車両の位置を把握するための測位装置と、データ記憶装置と、地上側の装置を無線通信可能なモバイル通信装置と、制御装置とを備え、前記電波測定装置により測定された所定周波数範囲の電波強度を、前記測位装置により取得された位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶する車上装置と、
前記車上装置のモバイル通信装置と無線通信可能な無線通信装置と、前記無線基地局と通信可能な通信装置と、データ記憶装置と、表示装置と、制御装置とを備えた監視装置と、
前記監視装置と通信可能な通信装置、妨害波の電波強度を測定する電波監視装置およびデータ記憶装置を備え前記路線沿線の適当な地点に設置された地上側電波測定装置と、
を有し、
前記車上装置の制御装置は、予め定められた地点にて前記電波測定装置による電波強度の測定を実行させ、測定結果を位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶するとともに、前記電波測定装置の測定結果を統計処理して、受信電波の強度の許容範囲を決定する上限しきい値と下限しきい値を生成して位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶し、
前記監視装置は、前記車上装置および前記地上側電波測定装置と通信を行なって、前記車上装置のデータ記憶装置に記憶されている電波強度の測定データおよび前記地上側電波測定装置のデータ記憶装置に記憶されている電波強度に関するログデータを受信し、かつ識別情報に基づいて前記監視装置のデータ記憶装置より前記地上側電波測定装置の位置情報を取得し、受信した前記測定データの電波強度および前記ログデータの電波強度を位置情報を指標として照合するとともに、前記車上装置の前記電波測定装置により測定された電波強度が予め設定された上限のしきい値と下限のしきい値とで規定される前記許容範囲に入っているか否かを判定して、異常の発生に関する情報および発生位置を前記表示装置に表示させるようにしたものである。
さらに、車上装置の制御装置は、電波測定装置の測定結果を統計処理して、電波強度の許容範囲を決定するしきい値を生成して位置情報と関連させてデータ記憶装置に記憶するように構成されているため、電波強度の測定結果により、電波強度の許容範囲を決定するしきい値を更新することとなるので、電波環境が変化したような場合にも正確に電波障害を検出することができる。
LCXケーブルを含まない電波用アンテナより無線信号を送信する無線基地局が配設されている路線沿線の電波障害を検出する電波障害検出方法において、
周辺電波の強度を測定する電波測定機能と、車両の位置を把握するための測位機能と、地上側の装置を無線通信可能なモバイル通信機能と、データ記憶装置と、制御装置とを備えた車上装置を旅客営業用列車に搭載するとともに、
前記車上装置と無線通信可能な無線通信機能と、前記無線基地局と通信可能な通信機能と、データ記憶装置と、表示装置と、制御装置とを備えた監視装置を地上側に設置し、
前記監視装置と通信可能な通信装置、妨害波の電波強度を測定する電波監視装置およびデータ記憶装置を備えた地上側電波測定装置を前記路線沿線の適当な地点に設置し、
前記車上装置は、予め定められた地点にて前記電波測定機能による電波強度の測定を実行し、測定結果を位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶し、
前記監視装置は、通信を行なって前記車上装置のデータ記憶装置に記憶されている電波強度の測定データおよび前記地上側電波測定装置のデータ記憶装置に記憶されている電波強度に関するログデータを受信し、かつ識別情報に基づいて前記監視装置のデータ記憶装置より前記地上側電波測定装置の位置情報を取得し、受信した前記測定データの電波強度および前記ログデータの電波強度を位置情報を指標として照合するとともに測定された電波強度が予め設定された上限しきい値と下限しきい値とで規定される所定の許容範囲に入っているか否かを判定して、異常の発生に関する情報および発生位置を前記表示装置に表示させるようにしたものである。
図1は、電波障害検出システムの全体構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の電波障害検出システムは、鉄道路線100の沿線に沿って適切な距離をおいて配設された複数の無線基地局10A,10B,10C……(以下、個々を区別しないときは無線基地局10と称する)と、線路上を走行する車両110に搭載された車上装置20A,20B……(以下、個々を区別しないときは車上装置20と称する)と、所定の路線における列車の運行もしくは所定地域内の複数の路線における列車の運行状況を監視し制御する監視装置30などにより構成される。本実施形態では、車上装置20と監視装置30は、それぞれ無線通信によりデータの送受信を行う機能を備え、監視装置30は車上装置20から無線通信網NTを介して受信したデータを蓄積するデータ蓄積機能(データベース)を備える。
なお、データ記憶装置23に、鉄道GIS情報(線名、線路名や、キロ程と緯度経度との関係を示す情報)を記憶しておいて、GPSによる位置情報と鉄道GIS情報とから車両位置をより高い精度で把握できるように測位装置24を構成しても良い。また、測位装置24として、予め緯度経度が分かっている地点でGPSによる測位を行なって実際の緯度経度との誤差を求めておき、当該誤差を用いて被測位地点におけるGPSによる測位のデータを補正することより測位精度を向上させるD−GPS(ディファレンシャルGPS)を用いても良い。
車上装置20の制御装置25は、先ず、測位装置24から車両の現在位置情報を取得する(ステップS1)。そして、妨害波を測定すべき地点であるか否か判定し(ステップS2)、測定地点でない場合にはステップS1へ戻り、再度現在位置情報を取得する。また、ステップS2で、測定地点である(Yes)と判定するとステップS3へ進み、電波測定装置22により所定の周波数範囲を掃引してその範囲の電波強度を測定する。ここで、所定の周波数範囲は、例えば列車の制御に使用する信号の周波数が400MHzであれば、400MHz±f0(f0は任意の周波数幅)の範囲が選択される。
ステップS8の処理が終了するとステップS10へ移行して、今回の測定地点が最終測定地点であるか否か判定する。そして、最終測定地点でない場合にはステップS1へ戻って上記処理を繰り返し、最終測定地点である(ステップS10:Yes)と判定すると当該妨害波測定処理を終了する。
本実施形態においては、図5(A)に示されているように、予め路線100に沿って測定地点が、P1,P2,P3……のように設定されている。そして、各測定地点で測定された受信電波強度は、図5(B)に示されているように、測定地点の番号順に、測定点の位置情報(GSPによる緯度a、経度bまたはキロ程d)とともに、ステップS7で更新された各地点におけるしきい値(上限値と下限値)も上書き方式で記憶される。また、ステップS8で、受信電波強度が正常範囲内でないと判定された場合における測定結果(所定周波数範囲の電波強度)が記憶される。
このうち図6(A)は測定された電波強度が許容範囲に入っている正常な測定結果を示す。また、(B)は、測定された電波強度が特定の周波数で許容範囲の上限しきい値THを超えている場合を示す。このような測定結果は、例えばその地点における日常的な電波よりも強力な電波が受信されたということであり、その原因としては、例えば他の無線通信信号との一時的もしくは局所的な電波干渉や意図的な妨害波が考えられる。
図6(D)は、測定された電波強度が比較的広い周波数範囲にわたって許容範囲の上限しきい値THを超えている場合を示す。このような測定結果は、例えばその地点における日常的な電波が見えていないということであり、その原因としては、例えば他の広帯域の無線通信信号との電波干渉や意図的な妨害波が考えられる。
図7には地上装置からのデータ蓄積処理の手順が示されている。このデータ蓄積処理においては、制御装置34が、先ず無線基地局等の監視対象のいずれかの装置の機器ID(識別コード)もしくは通信用アドレスを選択し、選択された機器IDもしくは通信用アドレスを使用して無線式列車制御システム制御装置40に対してログデータを要求し(ステップS11)、送信されてきたログデータを受信し、送信元の装置を識別する情報と共にデータ記憶装置32にデータベースとして記憶する(ステップS12)。なお、無線基地局のログデータは、本実施形態では無線式列車制御システム制御装置40を介して取得しているが、監視装置30が直接取得できるように構成しても良い。
なお、制御装置34に受信電波強度の異常の程度を判定する機能を持たせて、異常の程度に応じた段階的なアラームを発生させるようにしても良い。異常の程度を判定する機能は、例えば複数の段階的な判定レベルを設けることで実現することができる。
なお、無線式列車制御システム制御装置40は、無線基地局のログデータのほか、無線通信で無線式列車制御システムの列車側通信装置(車上局)からログデータを受信してデータベースに記憶するようにしてもよい。その場合、制御装置34は、無線式列車制御システム制御装置40から列車側通信装置(車上局)のログデータを受信することができる。
図8の異常解析処理においては、先ずデータ記憶装置32内のデータベースから監視対象のいずれかの装置(無線基地局)のログデータを順次読み出し(ステップS21)、異常発生の有無を判定する(ステップS22)。そして、読み出したデータに異常発生がなければ、ステップS23で解析対象の装置を変更してステップS21へ戻り、データベースから次の装置のログデータを読み出し、ステップS22で異常発生の有無を判定する。
一方、ステップS28で、受信電波強度が許容範囲の下限しきい値よりも低いものでない(No)と判定すると、ステップS30へ移行して、原因が不明であることを表示装置36に表示する。
また、上記実施形態の路線沿線の電波障害検出システムは、車上装置20が上述したように、周辺電波の強度を測定する電波測定装置と、当該車両の位置を把握するための測位装置と、データ記憶装置と、制御装置とを備えるので、車上装置を旅客営業用列車に搭載することで日常的に沿線の電波環境を測定することができ、妨害波が発生した時に、いち早く妨害波が発生していることを知ることができ、速やかに原因を調べて取り除く対策をとることが可能となる。
図9に、上記実施形態の変形例を示す。図9の変形例は、路線沿線の適当な地点に、監視装置30と通信可能な通信装置や、妨害波の電波強度を測定する電波監視装置、データ記憶装置、制御装置などを備えた地上側電波測定装置50を配設し、前記車上装置20により測定された電波強度と、地上側電波測定装置50により測定された電波強度とに基づいて妨害波の有無を判定するものである。この地上側電波測定装置50においても、定常的に電波強度を測定してしきい値を作成し、該しきい値を用いて妨害波の電波強度を判定する。地上側電波測定装置50を設置することで、より信頼性の高い妨害波の有無の検知が可能となる。
さらに、車上装置20と同様な構成を有する装置を自動車等の地上用移動体に搭載して、沿線から離れた位置での電波強度を測定して、その測定値を用いて電波源のより狭い範囲への絞り込みを行うようにしても良い。
さらに、車上装置20において電波測定を行なった際に、位置情報(GPS情報)の他にそのときの車両の速度情報も記憶する。そして、車両速度と電波障害との相関についても解析するようにしても良い。
さらに、前記実施形態では、本発明を鉄道路線沿線の妨害波検出システムに適用したものを説明したが、本発明は鉄道路線に限定されず、高速道路や専用バス路線などの沿線の妨害波検出システムにも適用可能である。
20 車上装置
21 モバイル通信手段
22 電波測定装置
23 データ記憶装置
24 測位装置
25 制御装置
30 監視装置
31 無線通信手段
32 データ記憶装置(データベース)
33 有線通信手段
34 制御装置
35 表示装置
Claims (2)
- LCXケーブルを含まない電波用アンテナより無線信号を送信する無線基地局が配設されている路線沿線の電波障害を検出する電波障害検出システムであって、
周辺電波の強度を測定する電波測定装置と、車両の位置を把握するための測位装置と、データ記憶装置と、地上側の装置を無線通信可能なモバイル通信装置と、制御装置とを備え、前記電波測定装置により測定された所定周波数範囲の電波強度を、前記測位装置により取得された位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶する車上装置と、
前記車上装置のモバイル通信装置と無線通信可能な無線通信装置と、前記無線基地局と通信可能な通信装置と、データ記憶装置と、表示装置と、制御装置とを備えた監視装置と、
前記監視装置と通信可能な通信装置、妨害波の電波強度を測定する電波監視装置およびデータ記憶装置を備え前記路線沿線の適当な地点に設置された地上側電波測定装置と、
を有し、
前記車上装置の制御装置は、予め定められた地点にて前記電波測定装置による電波強度の測定を実行させ、測定結果を位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶するとともに、前記電波測定装置の測定結果を統計処理して、受信電波の強度の許容範囲を決定する上限しきい値と下限しきい値を生成して位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶し、
前記監視装置は、前記車上装置および前記地上側電波測定装置と通信を行なって、前記車上装置のデータ記憶装置に記憶されている電波強度の測定データおよび前記地上側電波測定装置のデータ記憶装置に記憶されている電波強度に関するログデータを受信し、かつ識別情報に基づいて前記監視装置のデータ記憶装置より前記地上側電波測定装置の位置情報を取得し、受信した前記測定データの電波強度および前記ログデータの電波強度を位置情報を指標として照合するとともに、前記車上装置の前記電波測定装置により測定された電波強度が予め設定された上限のしきい値と下限のしきい値とで規定される前記許容範囲に入っているか否かを判定して、異常の発生に関する情報および発生位置を前記表示装置に表示させることを特徴とする路線沿線の電波障害検出システム。 - LCXケーブルを含まない電波用アンテナより無線信号を送信する無線基地局が配設されている路線沿線の電波障害を検出する電波障害検出方法であって、
周辺電波の強度を測定する電波測定機能と、車両の位置を把握するための測位機能と、地上側の装置を無線通信可能なモバイル通信機能と、データ記憶装置と、制御装置とを備えた車上装置を旅客営業用列車に搭載するとともに、
前記車上装置と無線通信可能な無線通信機能と、前記無線基地局と通信可能な通信機能と、データ記憶装置と、表示装置と、制御装置とを備えた監視装置を地上側に設置し、
前記監視装置と通信可能な通信装置、妨害波の電波強度を測定する電波監視装置およびデータ記憶装置を備えた地上側電波測定装置を前記路線沿線の適当な地点に設置し、
前記車上装置は、予め定められた地点にて前記電波測定機能による電波強度の測定を実行し、測定結果を位置情報と関連させて前記データ記憶装置に記憶し、
前記監視装置は、通信を行なって前記車上装置のデータ記憶装置に記憶されている電波強度の測定データおよび前記地上側電波測定装置のデータ記憶装置に記憶されている電波強度に関するログデータを受信し、かつ識別情報に基づいて前記監視装置のデータ記憶装置より前記地上側電波測定装置の位置情報を取得し、受信した前記測定データの電波強度および前記ログデータの電波強度を位置情報を指標として照合するとともに測定された電波強度が予め設定された上限しきい値と下限しきい値とで規定される所定の許容範囲に入っているか否かを判定して、異常の発生に関する情報および発生位置を前記表示装置に表示させることを特徴とする路線沿線の電波障害検出方法。
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