JP6856903B2 - マルチコプター - Google Patents

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Description

本発明は、一般に「ドローン」と称されるマルチコプターに関するものである。
複数の回転翼(プロペラ)を有し、垂直離着陸するマルチコプターが知られている。マルチコプターは、当初、玩具として販売されたが、次第に高機能化し、航空写真の撮影や、物資の運搬等の業務用にも使用されつつある。また有人飛行が可能なマルチコプターも開発されている。
従来技術におけるマルチコプター100、200のフレーム構造は、図15(a)の様な枝分かれ状や図15(b)の様な放射型であり、その先にモータ106及び回転翼102が取り付けられている。
例えば、8枚回転翼のマルチコプターでは、フレーム110は図15(a)の様に十文字(4本)に幹フレーム103があり、各幹フレーム103の先端が二股に枝分かれしていて、各枝部105の先にモータ106が取り付けられている。
マルチコプター100を上昇させたりホバリングさせる際には、図17(a)の様に全ての回転翼102を同じ速度で回転させる。
マルチコプター100を前進させる場合には、図17(b)の様に、前方の回転翼102の回転を相対的に低下させ、マルチコプター100自体を前傾姿勢にする。
マルチコプター100を回転させる場合には、図17(c)の様に、一つ置きに、高速、低速とする。即ち高速回転の回転翼、低速回転の回転翼、高速回転の回転翼、低速回転の回転翼・・という様に、隣接する回転翼102の回転速度を変えてマルチコプター100自体を回転させる。
マルチコプター100の各回転翼102は、通常、隣接するものの回転方向が逆向きであるから、前記した様に一つ置きに、高速、低速とすることにより、マルチコプター100全体の姿勢を回転させることができる。
特開2018−129713号公報
従来技術のマルチコプター100では、各モータ106は、長い片持ち状の幹フレーム103及び枝部105の先端に取り付けられている。マルチコプター200についても同様であり、モータ106は、長い片持ち状であって棒状の部分に取り付けられている。
そのためマルチコプター100を前進させる際や、回転させる際に枝部105が撓んだり、捩じれる懸念がある。例えばマルチコプター100を回転する際に、図16の様に枝部105が撓んだり、捩じれる懸念がある。
従来技術のマルチコプター100の回転翼102とフレーム110(枝部105)との関係をモデル化すると図16の様になる。
即ち従来技術のマルチコプターの回転翼102は、片持ち状であって長い枝部105に支持されている。フレーム110の枝部105は、回転翼102の揚力によって図16(a)の矢印Aの様な上下方向力を受ける。また風力等の外力によって矢印Bの様な捩じりモーメントを受ける場合もある。
従来技術のマルチコプター100のフレーム110は、回転翼102を長い棒状の部材によって片持ち支持しているから、矢印Aの様な上下方向力を受けると図16(b)の様に容易に撓む。
そのため、図17(b)や、図17(c)の様に各回転翼102の相対位置がずれてしまう懸念がある。
さらに従来技術のマルチコプター100のフレーム110は、片持ち支持であり、且つ支持部分が長いので矢印Bの様な捩じりモーメントを受けると捩じれてしまう場合もある。
ここでマルチコプターは、各回転翼の相対位置が変化しないことが重要であるから、相対位置の変位等を防ぐために、枝部105の剛性を高くする必要があり、枝部105を太くしなければならない。そのため従来技術のマルチコプター100は、フレーム110の軽量化が困難である。
この様に従来技術のマルチコプター100はフレーム110が重く、総重量が大きくなり、積載重量が制限されてしまう。
本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、軽量化が可能なマルチコプターを提供することを課題とするものである。
上記した課題を解決するための態様は、本体部と、モータによって回転し揚力を発生させる回転翼を有し、前記本体部に前記回転翼が複数取り付けられたマルチコプターにおいて、前記本体部は環状の支持フレーム部を有し、前記支持フレーム部に前記回転翼が直接的又は間接的に取り付けられていることを特徴とするマルチコプターである。
請求項1に記載の態様は、本体部と、脚部と、モータによって回転し揚力を発生させる回転翼を有し、前記本体部に前記回転翼が複数取り付けられたマルチコプターにおいて、前記本体部は環状の支持フレーム部を有し、前記支持フレーム部に前記回転翼が直接的又は間接的に取り付けられており、補助機器を有し、当該補助機器の一部又は全部を配置する機器載置部が、引っ張り力に抗することができるが曲げや圧縮力に対しては抗することができない線状の部材によって、前記脚部の下端までの位置に吊り下げられていることを特徴とするマルチコプターである。
本態様のマルチコプターは、回転翼が環状に繋がった支持フレーム部に取り付けられている。本態様のマルチコプターでは、隣接する回転翼同士が、支持フレーム部によって直接的又は間接的に横つながりとなっている。そのため例えば連接する回転翼の回転速度が違っても、横つながりの部位によって上下方向の変位が抑えられる。また支持フレーム部が環状であるから、一部だけが捩じれることは少ない。
そのため本態様のマルチコプターでは、全ての回転翼の相対位置が飛行中に変化しにくい。
そのためフレーム自体の剛性は従来に比べて小さくて足り、軽量化が可能である。
上記した態様において、前記本体部には、前記支持フレーム部から外側に向かってのびるリブ部があり、当該リブ部を介して前記回転翼が取り付けられていてもよい。
上記した態様において、前記支持フレーム部には、前記リブ部を取り付ける取付け部が設けられていることが望ましい。
本態様によると、支持フレーム部を共通部品として、複数のサイズのマルチコプターを製作することができる。
上記した態様において、前記支持フレーム部と、前記リブ部の一部または全部を構成するリブ構成部材があり、前記支持フレーム部とリブ構成部材は別の部材であり、両者が個別に成形された後に接合されてリブ部が構成されていることが望ましい。
本態様によると、支持フレーム部を共通部品として、複数のサイズのマルチコプターを製作することができる。
上記した態様において、前記回転翼の回転軌跡の最遠部が前記支持フレーム部の内側ラインと重なるか、あるいは内側ラインよりも外側にあることが望ましい。
マルチコプターは、回転翼が起こす下降気流の反作用により、重力に抗して上昇したり、空中で停止することができる。ここで、回転翼の下にフレーム等の物があると、下降気流が乱れ、上方に向かう推進力が減退する。
そこで、回転翼は、支持フレーム部から外れていることが推奨され、少なくとも回転翼の回転軌跡の最遠部が支持フレーム部の内側ラインと重なるか、あるいは内側ラインよりも外側にあることが望ましい。
より推奨される態様は、上記した態様において、前記回転翼の回転軌跡の最遠部が前記支持フレーム部と重ならないことである。
上記した態様において、支持フレーム部は、円環状であることが望ましい。
本態様のマルチコプターは、支持フレーム部が円環状であるからバランスが良い。
上記した態様において、補助機器を有し、当該補助機器の一部又は全部を配置する機器載置部が、線状の部材によって本体部の一部に取り付けられていることが望ましい。
補助機器とは、モータ以外の機器であり、例えば制御装置等の電装機器、発電機、燃料タンク、カメラ、照明装置等が考えられる。
本態様のマルチコプターでは、線状の部材によって補助機器が取り付けられている。
ここで線状部材は、ワイヤー、ロープ、ピアノ線という様な、引っ張り力に抗することができるが、曲げや圧縮力に対しては抗することができない部材である。
線状の部材は、剛性が低いものの、重量は極めて軽い。そのため電装機器を保持する部材の重量を大幅に低減することができる。
上記した態様において、補助機器を有し、当該補助機器の一部又は全部が吊り下げられていることが望ましい。
本態様によると、補助機器は単に引っ張り応力に抗することができる素材で保持される。そのため電装機器を保持する部材の重量を大幅に低減することができる。
繊維で作られた網を有し、当該網の中に前記補助機器があることが望ましい。
上記した各態様において、大きさの異なる回転翼が混在していてもよい。
大径の回転翼は、大きな揚力を発生することができる反面、慣性が大きいので、急激な回転数変更には向かない。小径の回転翼は、揚力は小さいが、回転数の変更を迅速に行うことができる。
そのため、主として大径の回転翼によってマルチコプターを昇降したり、中空に保持する機能を担わせ、主として小径の回転翼によって姿勢制御を担わせれば、効率の良い運転を行うことができる。
上記した各態様において、回転翼が不均一に配置されていてもよい。
本発明のマルチコプターは、フレームの重量を軽くすることができ、総重量を抑えることができる。
本発明の実施形態のマルチコプターの斜視図である。 (a)は図1のマルチコプターの正面図であり、(b)は他の実施形態のマルチコプターの正面図である。 図1のマルチコプターの回転翼と支持フレームとの位置関係をモデル化した説明図である。 図1のマルチコプターの回転翼と支持フレームとの力学的関係をモデル化した説明図である。 (a)は図1のマルチコプターの回転翼列の上昇時及びホバリング時における正面図であり、(b)は図1のマルチコプターを前進させる際における回転翼列の側面図であり、(c)は図1のマルチコプターを回転させる際における回転翼列の正面図である。 本発明の他の実施形態のマルチコプターの斜視図である。 (a)(b)は、本発明のさらに他の実施形態のマルチコプターの斜視図である。 (a)(b)は、図7(a)(b)に示すマルチコプターのリブ部の詳細図である。 本発明のさらに他の実施形態のマルチコプターの斜視図である。 図9のマルチコプターの上昇時及びホバリング時における吊り下げ部分の状態を示す説明図である。 本発明のさらに他の実施形態のマルチコプターの斜視図である。 (a)は、本発明のさらに他の実施形態のマルチコプターの斜視図であり、(b)は、その平面図である。 本発明のさらに他の実施形態のマルチコプターの平面図である。 (a)(b)(c)は、本発明のさらに他の実施形態のマルチコプターの平面図である。 (a)(b)は、従来技術のマルチコプターの斜視図である。 従来技術のマルチコプターの回転翼と支持フレームとの関係をモデル化した説明図であり、(a)はその正面図であり、(b)は側面図である。 (a)は従来技術のマルチコプターの上昇時及びホバリング時における回転翼列の正面図であり、(b)は従来技術のマルチコプターを前進させる際における回転翼列の正面図であり、(c)は従来技術のマルチコプターを回転させる際における回転翼列の正面図である。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本実施形態のマルチコプター1は、8枚の回転翼2を備えたドローンであり、無線によって遠隔操作される。マルチコプター1は、公知のそれと同様に、回転翼2を回転することによって下降気流による揚力を発生させて中空に浮き上がる。また各回転翼2の回転数を相違させることによって水平方向の成分を有する方向に移動する。即ち、各回転翼2の回転数を相違させることによって横方向に移動させたり、斜め上下方向に移動させたり、自身の姿勢を変更させるといったさまざまな動きをさせることができる。
回転翼2の数は、8枚に限定されるものではなく、3枚以上であればよい。
本実施形態のマルチコプター1は、本体部3と、8個の回転翼2を有している。
本体部3は、環状の支持フレーム部10と、リブ部30と、機器載置部11と、脚部12を有している。
支持フレーム部10は、樹脂等で作られ、無端環状に成形された部分である。本実施形態では、支持フレーム部10の平面形状は、図1、図2(a)の様に円形である。
リブ部30は、環状の支持フレーム部10から放射状に外側に向かってのびている。
機器載置部11は、支持フレーム部10で囲まれる円の中心部にあり、支線部材16によって支持フレーム部10に接続されている。本実施形態で採用する支線部材16は、例えばワイヤーや紐である。また支線部材16は、金属や樹脂等で作られた細い棒材であってもよい。即ち支線部材16は、ワイヤーの様に形態を維持することができないものであってもよく、棒材の様に形態を維持することができるものであってもよい。
脚部12は、支持フレーム部10の下に垂下する脚部材15を有している。本実施形態では、脚部12は4本の脚部材15が等間隔に配置されたものである。
本実施形態のマルチコプター1では、中央の機器載置部11に、蓄電池及び制御装置(図示せず)が搭載されている。
本実施形態のマルチコプター1では、図1、図2(a)の様に、環状の支持フレーム部10に回転翼2がリブ部30を介して取り付けられている。即ち本実施形態のマルチコプター1では、回転翼2が短いリブ部30を介して間接的に支持フレーム部10に取り付けられている。
回転翼2は、公知のそれと同様、モータ20の出力軸に直接取り付けられている。
そして本実施形態では、図示しない取り付け部材によって、モータ20が支持フレーム部10から張り出されたリブ部30の上部に固定されている。即ち8個のモータ20は、いずれも回転軸が環状の支持フレーム部10に対して所定の角度や姿勢となる様に、環状の支持フレーム部10にリブ部30を介して固定されている。
本実施形態のマルチコプター1では、隣接する回転翼2同士が短いリブ部30を介して支持フレーム部10で横つながりとなっているので、回転翼2の揚力に強弱が生じても、一部の回転翼2の位置が突出的に上下方向に変位することは少ない。
また短いリブ部30を介してモータ20の左右両側が支持フレーム部10で支持されているから、捩じれのモーメントに対しても強い。
本実施形態のモータ20が直接的に固定されているのはリブ部30であり、当該リブ部30は片持ち状である。
しかしながら、リブ部30は比較的大きな環状の支持フレーム部10から突出しているので、片持ち状の部分の長さは、従来の枝分かれ構造(図15(a))のものや、放射型(図15(b))のものに比べて短い。
そのためリブ部30の撓み等は、従来の枝分かれ構造(図15(a))のものや、放射型(図15(b))のものに比べて小さい。
本実施形態のマルチコプター1の回転翼2と支持フレーム部10との関係をモデル化すると図4の様になる。
本実施形態のマルチコプター1は、支持フレーム部10が環状であるから、リブ部30とモータ20及び回転翼2を一体と仮定した場合、隣接する回転翼2等同士が、支持フレーム部10によって直接的に横つながりに繋がっている。モデル化すると、回転翼2等は図4の様な状態に近いと言える。
この点からも、本実施形態のマルチコプター1は、回転翼2の揚力による上下方向の相対変位等が小さいと言える。
本実施形態のマルチコプター1は、公知のマルチコプターと同様、モータ20を駆動して8枚の回転翼2を回転し、上昇する。また上昇した位置でホバリングする。
マルチコプター1の上昇時及びホバリング時は、図5(a)の矢印で示すベクトルの様に、図示されている各回転翼2a、2b、2c、2dが発生する揚力は同じであり、8枚の回転翼2は無負荷時(地上時)と同じ相対位置及び相対姿勢を保つ。例えば図5の例では、各回転翼2a、2b、2c、2dの回転軸21は、いずれも環状の支持フレーム部10に対して同じ高さの位置にあり、且つ支持フレーム部10に対して垂直となる姿勢を保つことができる。
マルチコプター1を前進させる際は、図5(b)の矢印で示すベクトルの様に、図示されている各回転翼2a、2b、2c、2dの内、後半の回転翼2c、2dが発生する揚力が、前半の回転翼2a、2bよりも強い。その結果、マルチコプター1は、図5(b)の様にやや前傾姿勢となる。しかしながら、8枚の回転翼2は、無負荷時と同じ相対位置及び相対姿勢を保ち、いずれも同一傾斜平面上に並んでいる。また各回転翼2a、2b、2c、2dの回転軸21についても、環状の支持フレーム部10に対して無負荷時と同じ相対位置及び相対姿勢を保つ。例えば図5の例に従えば、各回転翼2a、2b、2c、2dの回転軸21は、いずれも環状の支持フレーム部10に対して同じ高さの位置を保つ。
マルチコプター1を回転(回転方向に姿勢変更)させる際は、図5(c)の矢印で示すベクトルの様に、図示されている各回転翼2a、2b、2c、2dは、発生する揚力が互い違いに強弱となる様に制御されている。
しかしながらマルチコプター1は、図5(c)の様に全体として水平姿勢を保つ。また8枚の回転翼2の相対位置及び相対姿勢は変化せず、回転翼2は水平の同一平面上に並ぶ。各回転翼2a、2b、2c、2dの回転軸21は、いずれも環状の支持フレーム部10に対して垂直となる姿勢を保つ。
ここでマルチコプター1は、飛行中に各回転翼の相対位置や相対姿勢が変わらないことが重要である。
本実施形態のマルチコプター1は、前記した様に飛行中に各回転翼の相対位置や相対姿勢が変化せず、例えば全ての回転翼2の相対位置が同一平面上に並ぶ。そのため本実施形態のマルチコプター1は、図示しない姿勢制御装置等による微細なコントロールが設計通り正しく機能する。
本実施形態のマルチコプター1は、各回転翼2の上下変位や捩じれが生じにくい構造であるから、支持フレーム部10の剛性は、従来技術に比べて低くてもよい。そのため本実施形態のマルチコプター1は、素材の量を減らしたり、単位体積当たりの重量が軽いものを使用することができ、全体の総重量を低減することができる。
そのため本実施形態のマルチコプター1は、従来技術に比べて積載重量を多くすることができる。
また本実施形態のマルチコプター1は、本体部3の外縁が環状であるから、その内側に広い空間を確保することができる。そのため本実施形態のマルチコプター1は、容積が大きな物を搭載することができる。
次に、リブ部30の好ましい長さについて説明する。回転翼2の捩じれや撓みによる姿勢変化を防ぐという趣旨からは、リブ部30の長さは短い方が望ましい。
その一方で、下降気流を有効に利用して回転翼2の効率を上げるという観点からは、リブ部30の長さは長い方が良い。
即ち回転翼2が発生させる送風がマルチコプター1のいずれかの部位に当たると、回転翼2が発生させる揚力が減衰する。そのため回転翼2が発生する下降気流の範囲に、マルチコプター1の部材が無いことが望ましい。
ここで支持フレーム部10のリブ部30の接続部分は、「T」状であり、平面面積が大きい。
そのため、回転翼2が発生する下降気流の範囲に、支持フレーム部10が入らない様な長さに、リブ部30の長さを設計することが望ましい。
具体的には、図3(a)に示すように、回転翼2の回転軌跡31の最遠部が支持フレーム部10と重ならないことが望ましい。
少なくとも図3(b)に示すように、回転翼2の回転軌跡31の最遠部が支持フレーム部の内側ラインと重なる程度とし、回転翼2と支持フレーム部10との重なりを少なくするべきである。
もちろん、回転翼2の回転軌跡31の最遠部は、支持フレーム部10の内側ラインよりも外側にあることが望ましい。
以上説明した実施形態では、円形環状の支持フレーム部10にリブ部30を介して回転翼2を設置したが、図2(b)の様に、環状の支持フレーム部10の上に、直接的にモータ20及び回転翼2を設置してもよい。
また以上説明した実施形態では、支持フレーム部10の平面形状は、円形であるが、楕円形であってもよく、図6の様な多角形であってもよい。図6に示す支持フレーム部10は、四角形であるが、三角形であってもよく、五角以上の多角形であってもよい。いずれにしても、無端環状であれば、本発明の効果を奏することができる。
支持フレーム部10とリブ部30は、一体的に成形されたものであってもよいが、支持フレーム部10とリブ部30を個別に成形し、その後で両者を接続することも推奨される。
図7(a)(b)は、支持フレーム部32とリブ構成部材23を個別に成形し、その後で両者を接続した構造のマルチコプター5、6を示す。
マルチコプター5、6で採用する支持フレーム部32は、いずれも環状部46を有し、当該環状部46にリブ取付け部33が設けられている。
また、図8に示す様に、リブ構成部材23の端部には、取付け部36が設けられている。本実施形態では、取付け部36はフランジである。
本実施形態では、リブ構成部材23の取付け部36を支持フレーム部32のリブ取付け部33にあわせ、ネジによって両者を固定している。
リブ構成部材23とリブ取付け部33との結合方法は任意であり、ネジ等の一時締結要素を使用する他、接着剤等の永久締結要素によって両者を結合してもよい。
本実施形態の様に支持フレーム部10とリブ構成部材23(リブ部)を個別に成形し、その後で両者を接続することにより、支持フレーム部10を共通部品として、複数のサイズのマルチコプターを製作することができる。本実施形態によると、部品の互換性が向上する。
図7(a)に示すマルチコプター5は、一形態として長さの短いリブ構成部材23を支持フレーム部10に取り付けたものである。
これに対して、図7(b)に示すマルチコプター6は、一形態として長さの長いリブ構成部材23を支持フレーム部10に取り付け、大型の回転翼2を搭載したものである。
この様に、本態様によると、サイズの異なるマルチコプター5、6を共通の支持フレーム部10で作ることができるので、金型等の製造コストを低減することができる。
以上説明した実施形態のマルチコプター1では、蓄電池及び制御装置等の電装機器(補助機器)は、中央の機器載置部11に搭載されている。マルチコプター1では、前記した機器載置部11は、支線部材16によって支持フレーム部10に接続されている。
ここで機器載置部11を剛性を有しないワイヤーや、強力な紐等の線材で吊り下げることも可能である。
例えばケブラー(登録商標)の様な、引っ張り強度が高い繊維で作られたロープ40で機器載置部11を吊り下げてもよい。
図9に示すマルチコプター35は、引っ張り強度が高い繊維で作られた網41を有し、当該網41の中に蓄電池及び制御装置等の電装機器(補助機器)42がある。
そして網41は、図9、図10の様に、引っ張り強度が高い繊維で作られたロープ40で支持フレーム部10から吊り下げられている。
網41の電装機器42とモータ20との間は、図示しない電線で接続されている。
マルチコプター35の上昇時及びホバリング時は、図10(a)の様に、網41は支持フレーム部10の中心に垂下する。
上記した実施形態では、機器載置部を網(機器載置部)41で形成し、当該網41の中に電装機器42を配置したが、網41に代わって、盆や箱の様な剛性を有するものを機器載置部とし、当該機器載置部に電装機器42を取り付け、これを線材によって本体部3に取り付けてもよい。
例えば図1に示すマルチコプター1の支線部材16を、図11の様により剛性の高い管45等に置き換えてもよい。
以上説明した実施形態では、ロープ40等で網41を吊り下げ、当該網41の中に電装機器42を配置した。
網41の中に入れる機材は、電装機器42に限定されるものではない。
例えば、発電機を備え、当該発電機で発生させた電力によってモータ20を駆動するタイプのマルチコプターであるならば、エンジンジェネレータ(発電機)、ガソリンタンクなど補器類を網41の中に入れてもよい。また拡声器、消火設備、カメラ(暗視カメラなど特殊なものも含む)を網41の中に入れてもよい。
以上説明した実施形態では、複数の回転翼2の大きさがすべて同じである。しかしながら本発明は、この構成に限定されるものではなく、径の異なる回転翼が混在していてもよい。
図12に示すマルチコプター50は、6枚の回転翼51a、51b、51c、51d、52a、52bを有している。
対向する一組の回転翼52a、52bは、大型である。他の4枚の回転翼51a、51b、51c、51dは小型である。
小型の回転翼51a、51b、51c、51dは、中心に対して90度ずつ離れた位置に設けられている。
大型の回転翼52a、52bは、180度離れた位置にあり、隣接する小型の回転翼51a、51d、51b、51cとの間には、45度の間隔が確保されている。
なお、各6枚の回転翼51a、51b、51c、51d、52a、52bの間隔は、上記したような不均一な角度に限定されるものではなく、例えば均等間隔であってもよい。
本実施形態のマルチコプター50は、支持フレーム部32とリブ構成部材53、55を個別に成形し、その後で両者を接続したものである。
即ち支持フレーム部32は、環状部46を有し、当該環状部46にリブ取付け部33が6個設けられている。
6個のリブ取付け部33は、同じ形状且つ同じ大きさであり、環状部46に所定の間隔で設けられている。
これに対して、リブ構成部材53a、53b、53c、53d、55a、55bには、長いものと短いものがある。
即ち、大径の回転翼52a、52bが取り付けられるリブ構成部材55a、55bは、他に比べて長さが長い。
本実施形態のマルチコプター50では、主として大径の回転翼52a、52bによってマルチコプター50を昇降したり、中空に保持する機能を担わせ、主として小径の回転翼51a、51b、51c、51dによって姿勢制御を行う。
具体的には、マルチコプター50では、大型の回転翼52a、52bは、原則として同じ回転速度で回転される。即ち、回転翼52a、52bを同じ速度であって且つ高速回転することにより、マルチコプター50が上昇する。また同じ速度であって且つ低速回転することにより、マルチコプター50が降下する。さらに同じ速度であって且つ適度の回転速度で回転させることよってマルチコプター50が中空で停止する。
これに対して、小型の回転翼51a、51b、51c、51dは、回転速度が細かく制御され、姿勢を安定させたり、向きや姿勢を変化させ、前進や横行を行う。
上記した実施形態では、小型の回転翼51a、51b、51c、51dを4個備えているが、小型の回転翼の個数は限定されるものではない。ただし、小型の回転翼51の個数は、3個以上であることが望ましい。
上記した制御方法は、一例を示したものに過ぎず、通常のマルチコプターと同様にすべての回転翼の回転速度を個別に制御してもよい。
6枚の回転翼51a、51b、51c、51d、52a、52bをすべてモータで回転してもよいが、大径の回転翼52a、52bだけをエンジンで駆動してもよい。
図12に示すマルチコプター50では、大径の回転翼52a、52bが、支持フレーム部32の中心に対して遠い位置にあり、小径の回転翼51a、51b、51c、51dが支持フレーム部32の中心に対して近い位置にあるが、遠近の関係は逆であってもよい。
例えば、図13に示すマルチコプター80の様に、大径の回転翼52a、52bが、支持フレーム部32の中心に対して近い位置にあり、小径の回転翼51a、51b、51c、51dが支持フレーム部32の中心に対して遠い位置に配置されていてもよい。
大きさが異なる回転翼が混在する構成の実施形態として、図7の様な支持フレーム部32とリブ構成部材23を個別に成形し、その後で両者を接続したものを例に挙げたが、図1に示すマルチコプター1の様な、支持フレーム部10とリブ部30が一体のものであってもよい。
ただし、支持フレーム部32とリブ構成部材23を個別に成形する構成は、回転翼の径が同一である通常構造のマルチコプターと、径の異なる回転翼が混在するマルチコプターを共通構造の支持フレーム部32で製作することができるという利点がある。即ち、通常レイアウトのマルチコプターと同一構造の支持フレーム部32に、長さの異なるリブ構成部材23を介して回転翼51a、51b、51c、51d、52a、52bを取り付けることにより、大きさが異なる回転翼が混在するマルチコプター50を製作することができ、大きさが異なる回転翼が混在するマルチコプター50の構造として適している。
また図12に示すマルチコプター50では、機器載置部を網41で形成し、当該網41の中に電装機器42を配置したが、他に例示する様な構造の機器載置部であってもよい。
即ち、前記した各実施形態の構成の一部を相互に置き換えたり、一部を除いてもよい。
マルチコプター50では、大径の回転翼52a、52bの中心は、小径の回転翼51a、51b、51c、51dの中心に比べて、マルチコプター50の中心から離れた位置にある。即ちマルチコプター50は、中心からの距離が異なる回転翼が混在している。
全ての回転翼の大きさが同一の場合であって、且つ中心からの距離が異なる回転翼が混在していてもよい。
図14に示すマルチコプター60、61、62は、回転翼の配置が不均一である。また中心からの距離が異なる回転翼が混在している。
図14(a)に示すマルチコプター60は、8枚の回転翼63a乃至63hを有している。
マルチコプター60は、円形の支持フレーム部32を有し、当該支持フレーム部32にリブ構成部材53を介して8枚の回転翼63a乃至63hが取り付けられている。
マルチコプター60では、6枚の回転翼63a、63b、63c、63d、63e、63fは、支持フレーム部32と同心のピッチ円P上に等間隔に配置されている。即ち、6枚の回転翼63a、63b、63c、63d、63e、63fは、いずれも支持フレーム部32の中心からの距離が等しい。
回転翼63gは、回転翼63bの延長線上に配置され、回転翼63hは、回転翼63fの延長線上に配置されている。回転翼63gと回転翼63hの中心からの距離は等しい。 しかしながら、回転翼63gと回転翼63hの中心からの距離は、他の6枚の回転翼63a、63b、63c、63d、63e、63fの中心からの距離よりも長い。
マルチコプター60では、4枚の回転翼63g、63b、63e、63hが支持フレーム部32の中心を通過する同一直線C−C上に並んでいる。
他の回転翼は、対向するものが、支持フレーム部32の中心を通過する同一直線上に並んでいる。
マルチコプター60は、4枚の回転翼63g、63b、63e、63hの列(直線C−C)に対して垂直方向に巡行させることが望ましい。即ち、図14(a)の矢印の方向に飛行させることが望ましい。
本実施形態のマルチコプター60では、ピッチ円P上に等間隔に配置された6枚の回転翼63a、63b、63c、63d、63e、63fは、全体の重心からの距離が比較的近い。即ち、マルチコプター60は、全体の重心に近い位置に、回転翼63a、63b、63c、63d、63e、63fが設置されている。そのためマルチコプター60は、ヨー(左右の回転)が円滑である。
また本実施形態のマルチコプター60では、回転翼63gと回転翼63hは、全体の重心からの距離が比較的遠い。即ち、マルチコプター60は、全体の重心から遠い位置に、回転翼63g、63hが設置されている。そのためマルチコプター60は、ピッチ(前進・後退)の効率が良い。またロール(左右の傾き)も安定する。
さらに図14(b)(c)に示す様なレイアウトでもよい。
図14(b)(c)に示すマルチコプター61、62も円形の支持フレーム部32を有し、当該支持フレーム部32は、環状部46にリブ取付け部33が設けられている。マルチコプター61、62では、リブ構成部材53が取り付けられていないリブ取付け部33がある。
マルチコプター61、62で採用されているリブ構成部材70は、主幹部71の先端に枝部72があり、各リブ構成部材70にそれぞれ回転翼2が取り付けられている。リブ構成部材70は、主幹部71と枝部72が一体的に成型されたものであるが、両者が個別に成型されて後工程で接合されたものであってもよい。即ちリブの一部を構成する例えば主幹部71のリブ構成部材と、リブの一部を構成する例えば枝部72のリブ構成部材が、ネジ等で結合されたものであってもよい。
マルチコプター61では、径の異なる回転翼が混在している。
1、5、6、35、50、60、61、62、80 マルチコプター
2 回転翼
3 本体部
10、32 支持フレーム部
11 機器載置部
12 脚部
20 モータ
23 リブ構成部材
30 リブ部
40 ロープ(線材)
41 網(機器載置部)
42 電装機器(補助機器)
51a、51b、51c、51d、52a、52b 回転翼
53a、53b、53c、53d、55a、55b、70 リブ構成部材

Claims (10)

  1. 本体部と、脚部と、モータによって回転し揚力を発生させる回転翼を有し、前記本体部に前記回転翼が複数取り付けられたマルチコプターにおいて、
    前記本体部は環状の支持フレーム部を有し、前記支持フレーム部に前記回転翼が直接的又は間接的に取り付けられており、
    補助機器を有し、当該補助機器の一部又は全部を配置する機器載置部が、引っ張り力に抗することができるが曲げや圧縮力に対しては抗することができない線状の部材によって、前記脚部の下端までの位置に吊り下げられていることを特徴とするマルチコプター。
  2. 前記本体部には、前記支持フレーム部から外側に向かってのびるリブ部があり、当該リブ部を介して前記回転翼が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のマルチコプター。
  3. 前記支持フレーム部には、前記リブ部を取り付ける取付け部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のマルチコプター。
  4. 前記支持フレーム部と、前記リブ部の一部または全部を構成するリブ構成部材があり、前記支持フレーム部とリブ構成部材は別の部材であり、両者が個別に成形された後に接合されてリブ部が構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のマルチコプター。
  5. 前記回転翼の回転軌跡の最遠部が前記支持フレーム部の内側ラインと重なるか、あるいは内側ラインよりも外側にあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のマルチコプター。
  6. 前記回転翼の回転軌跡の最遠部が前記支持フレーム部と重ならないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のマルチコプター。
  7. 支持フレーム部は、円環状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のマルチコプター。
  8. 繊維で作られた網を有し、当該網の中に前記補助機器があることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のマルチコプター。
  9. 大きさの異なる回転翼が混在していることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のマルチコプター。
  10. 回転翼が不均一に配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のマルチコプター。
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