JP6856122B2 - 学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体 - Google Patents

学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6856122B2
JP6856122B2 JP2019529394A JP2019529394A JP6856122B2 JP 6856122 B2 JP6856122 B2 JP 6856122B2 JP 2019529394 A JP2019529394 A JP 2019529394A JP 2019529394 A JP2019529394 A JP 2019529394A JP 6856122 B2 JP6856122 B2 JP 6856122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
learning
event
feature
event type
classifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019529394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019012653A1 (ja
Inventor
昌尚 棗田
昌尚 棗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2019012653A1 publication Critical patent/JPWO2019012653A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6856122B2 publication Critical patent/JP6856122B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N20/00Machine learning
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/28Databases characterised by their database models, e.g. relational or object models
    • G06F16/284Relational databases
    • G06F16/285Clustering or classification
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N20/00Machine learning
    • G06N20/20Ensemble learning
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N20/00Machine learning
    • G06N20/10Machine learning using kernel methods, e.g. support vector machines [SVM]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N3/00Computing arrangements based on biological models
    • G06N3/02Neural networks
    • G06N3/08Learning methods
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N5/00Computing arrangements using knowledge-based models
    • G06N5/01Dynamic search techniques; Heuristics; Dynamic trees; Branch-and-bound

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

本発明は、学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体に関する。
プラントの管理等に用いられる異常検出手法に関する種々の検討が行われている。特許文献1の統合警報データ管理装置は、作業対象及び警報対象を関連付けた作業計画データベースを検索可能なデータ管理部を有する。また、統合警報データ管理装置は、作業計画データに基づいて、作業による警報関連データとそれ以外の警報関連データとを判別して判別結果を表示装置に表示する出力処理部を有する。この表示により、運転員は、警報が点検作業等によるものか、あるいはプラント設備異常により発生したものかを容易に判断することができる。
特許文献2のプラント監視装置は、点検作業実施時に点検作業の属性を識別した点検実施信号をプラントから入力する点検実施信号入力部を有する。点検実施信号の入力の有無により、プロセス信号の異常が検出された際にその異常が点検に起因するものであるか否かを判定でき、異常解析の作業負担を軽減することができる。
特開2014−170282号公報 特開2014−235603号公報
特許文献1及び特許文献2に記載の技術において、点検作業と異常運転の判別だけでなく、正常運転と異常運転とを判別するためのデータの関連付けが更に必要となり得る。そのため、管理負担が大きいことが課題となり得る。
本発明は、上述の課題に鑑みて行われたものであって、管理負担を低減することが可能な学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点によれば、時系列データを所定の期間ごとに変換することにより得られた複数の特徴量のそれぞれに対して、前記所定の期間におけるイベント種別が対応付けられた教師データを取得する教師データ取得部と、前記教師データに含まれる前記複数の特徴量のうちの一部又は全部の期間に対応する特徴量を含む特徴量群を用いて、前記イベント種別を分類する分類器の学習を行う動作を、前記特徴量群の組み合わせを変えて複数回行うことにより、互いに異なる複数の分類器の学習を行う分類器学習部と、を備え、前記イベント種別は、分類しようとする対象イベントが発生している状態に対応する第1のイベント種別と、前記対象イベントが発生していない状態に対応する第2のイベント種別とを含むことを特徴とする学習システムが提供される。
本発明によれば、管理負担を低減することが可能な学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るプラント及び分析システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る分析システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る学習部及び記憶部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る分類器の学習動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る時系列データの例を示すグラフである。 本発明の第1実施形態に係る分析部及び記憶部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るイベントの判別動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る学習システムの機能構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下で説明する図面において、同一の機能又は対応する機能を有する要素には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略することもある。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による分析システム2について説明する。まず、本実施形態による分析システム2及び分析の対象であるプラント1を含む概略構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るプラント1及び分析システム2の全体構成を示す概略ブロック図である。
図1に示されるようにプラント1には、プラント1の状態を分析する分析システム2が有線又は無線により通信可能に接続されている。プラント1は、例えば、化学プラント、発電所、医薬品工場、組み立て工場等であり得る。分析システム2は、例えば、プラント1の監視装置であり得る。
プラント1には、プラント1内に設置される装置の状態、配管を流れる流体の状態等を監視するための複数のセンサ11及び時刻取得部12が設けられている。センサ11は、例えば、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、流量センサ等であり得る。図1では3個のセンサ11が図示されているが、これは例示であり、センサ11の個数は任意である。
時刻取得部12は、複数のセンサ11の出力データをデータ出力時刻と対応付けられた時系列データとするために用いられる現在時刻を取得する。時刻取得部12は、例えば、複数のセンサ11の制御装置に設けられたリアルタイムクロックであり得る。このような構成により、プラント1は分析システム2に複数のセンサ11の出力に基づく時系列データを供給する。当該時系列データは、例えば、プラント1内に設けられた装置内の温度、湿度等の測定値の時系列データ、プラント1内に設けられた配管内の圧力、流量等の測定値の時系列データ等であり得る。なお、図1のように複数のセンサ11に対して1つの時刻取得部12が設けられる構成であってもよいが、複数のセンサ11にそれぞれ対応する複数の時刻取得部12が設けられる構成であってもよい。また、時刻取得部12は分析システム2側に設けられていてもよい。
分析システム2は、学習部21、分析部22、記憶部23及びイベント種別入力部24を備えている。記憶部23は、プラント1から出力された時系列データをプラント1の状態を示すデータとして記憶する。イベント種別入力部24は、所定の期間に区分された時系列データの各期間に、プラント1で発生したイベントの種別を対応付ける入力インターフェースである。当該イベント種別の対応付けは、分析システム2の管理者により入力される。これにより、記憶部23は、イベント種別が対応付けられた状態の時系列データを記憶する。なお、「イベント」とは、各時刻におけるプラント1の状態を意味する。例えば、プラント1内で点検作業員による設備、配管等の点検作業が行われている状態、作業員による設備のマニュアル作業が行われている状態等は、「イベント」の一種である。また、後述するように、通常運転状態及び異常運転状態も「イベント」に含まれる。
学習部21は、記憶部23に記憶された時系列データを特徴量に変換し、当該特徴量とこれに対応付けられたイベント種別とを教師データとして用いて、複数の分類器の機械学習を行う。本明細書では、機械学習のことを単に学習と呼ぶこともある。学習済みの複数の分類器は、例えば記憶部23に記憶される。分析部22は、記憶部23に記憶された時系列データを特徴量に変換し、学習部21での学習により得られた複数の分類器を用いて当該特徴量に対応するイベントの分類を行い、プラント1で発生したイベントの判別を行う。本実施形態の分析システム2は、プラント1で発生したイベントの種別(例えば、正常運転、点検作業、異常運転等)を自動で判別することができ、プラント1の異常検出等を行うことができる。
図1に示す構成は一例であり、プラント1で得られた時系列データの分析が可能であればその構成は適宜変更可能である。例えば、分析システム2はプラント1の内部に設けられる構成であってもよく、学習部21が分析システム2の外部に学習システムとして設けられる構成であってもよい。
本実施形態による分析システムのハードウェア構成例について図2を用いて説明する。図2は、第2実施形態に係る分析システム2のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、分析システム2は、単一の装置により構成されていてもよいし、有線又は無線で通信可能に接続された2つ以上の物理的に分離された装置により構成されていてもよい。
分析システム2は、図2に示されるように、CPU(Central Processing Unit)2002と、ROM(Read Only Memory)2004と、RAM(Random Access Memory)2006と、HDD(Hard Disk Drive)2008とを備えている。また、分析システム2は、通信インターフェース(I/F(Interface))2010を備えている。また、分析システム2は、ディスプレイコントローラ2012と、ディスプレイ2014とを備えている。更に、分析システム2は、入力装置2016を備えている。CPU2002、ROM2004、RAM2006、HDD2008、通信I/F2010、ディスプレイコントローラ2012及び入力装置2016は、共通のバスライン2018に接続されている。
CPU2002は、分析システム2の全体の制御及び演算処理を行う。CPU2002は、HDD2008等に記憶されたプログラムをRAM2006にロードして実行することにより、分析システム2における各部の機能を実現する。
ROM2004には、ブートプログラム等のプログラムが記憶されている。RAM2006は、CPU2002がプログラムを実行する際のワーキングエリアとして使用される。また、HDD2008には、CPU2002が実行するプログラムが記憶されている。
また、HDD2008は、記憶部23等の分析システム2における記憶機能を実現する記憶装置である。なお、分析システム2に用いられる記憶装置は、不揮発性であればHDD2008に限定されるものではなく、例えばフラッシュメモリ等であってもよい。
通信I/F2010は、ネットワークを介したプラント1との間のデータの通信を制御する。ディスプレイコントローラ2012には、表示部としての機能を提供するディスプレイ2014が接続されている。ディスプレイコントローラ2012は、CPU2002とともに表示させる画像に関するデータを出力する出力部として機能し、出力されたデータに基づく画像がディスプレイ2014に表示される。
入力装置2016は、ユーザがイベント種別入力部24への入力を行うためのキーボード、マウス等のハードウェアである。入力装置2016は、ディスプレイ2014に組み込まれたタッチパネルであってもよい。分析システム2の管理者は、入力装置2016を介して、分析システム2へのイベント種別の入力、処理の実行指示の入力等を行うことができる。
なお、分析システム2のハードウェア構成は、上述した構成に限定されるものではなく、種々の構成とすることができる。
次に、図3乃至図7を相互に参照しつつ、本実施形態における分類器の学習及びイベントの判別について説明する。図3は、本実施形態に係る学習部21及び記憶部23の機能構成を示すブロック図である。図4は、本実施形態に係る分類器の学習動作を示すフローチャートである。図5は、本実施形態に係る時系列データの例を示すグラフである。図6は、本実施形態に係る分析部22及び記憶部23の機能ブロック図である。図7は、本実施形態に係るイベントの判別動作を示すフローチャートである。
図3、図4及び図5を参照しつつ本実施形態に係る分類器の学習動作を説明する。図3に示されるように、学習部21は、特徴量算出部211、教師データ生成部212、選択部213及び分類器学習部214を備える。記憶部23は、時系列データ記憶部231、イベント種別記憶部232、特徴量記憶部233、教師データ記憶部234及び分類器記憶部235を備える。
図4のステップS11において、分析システム2は、複数のセンサ11から出力された時系列データを取得し、時系列データ記憶部231に記憶させる。なお、ステップS11の動作は、例えば、センサ11での計測時にリアルタイムに行う等の手法により事前に行われていてもよい。
時系列データの例を説明する。図5には、センサ11による計測値の時間変動が3個分例示されている。図5のグラフの縦軸はセンサ11の計測値であり、単位は任意である。図5のグラフの横軸は時刻取得部12で取得された時刻である。図5に示されるように、時系列データは、N個の所定の期間(T1、T2、T3、…、TN)に区分されている。各区間のデータをN個の別のデータとして扱い、センサ11の個数をM個とすると、時系列データ記憶部231に記憶されている時系列データには、Z=N×M個のデータが含まれていると言える(Nは2以上、Mは1以上の整数)。
なお、時系列データ記憶部231にセンサ11による計測値が記憶される際には、後述する特徴量の変換に適するように、デジタルデータへの変換が行われる。具体的には、不図示のアナログデジタル変換器により、センサ11による計測値の時系列データに対して標本化、量子化等の処理が行われ、デジタルデータに変換される。
ステップS12において、特徴量算出部211は、時系列データ記憶部231に記憶されている時系列データを読み出し、1つ又は複数の特徴量を算出する。ここで、算出される特徴量の例としては、該当期間内(例えば期間T1内)におけるセンサ11による計測値の分散、標準偏差、最大値と最小値の差(レンジ)、勾配、平均等の統計量が挙げられる。1つのデータごとに算出される特徴量の個数をK個(Kは1以上の整数)とすると、算出される特徴量の個数は、N個の期間のそれぞれに対しM×K個、すなわち合計N×M×K個である。算出された特徴量は、特徴量記憶部233に記憶される。
ステップS13において、分析システム2のイベント種別入力部24は、各期間に対応するイベント種別の入力を受け付ける。入力されたイベント種別は、イベント種別記憶部232に記憶される。ここで、イベント種別の入力は、例えば、分類の対象にしようとしているイベント(対象イベント)と、その発生時刻とを管理者がイベント種別入力部24に入力することによりなされ得る。入力する対象イベントの種別は複数個であってもよい。同時刻に複数の対象イベント(対象イベントA及び対象イベントBとする)が重複して発生した場合には、対象イベントA及び対象イベントBとは別の対象イベントCが発生したものとして取り扱うことができる。
ここで、管理者が何らかのイベントの発生を入力しなかった時間帯、例えば、プラント1が通常運転を行っている時間については、対象イベントとは別の種別のイベントが発生したものとして扱われる。このイベントは、非対象イベントと呼ばれる。すなわち、対象イベントとして、対象イベントA及び対象イベントBが定義されていた場合、イベント種別は、対象イベントA、対象イベントB及び非対象イベントXの3種類となる。また、対象イベントは第1のイベント種別と呼ばれることもあり、非対象イベントは第2のイベント種別と呼ばれることもある。
ステップS14において、教師データ生成部212は、特徴量記憶部233に記憶されている特徴量と、イベント種別記憶部232に記憶されているイベント種別とをそれぞれの時刻又は期間に基づいて対応付けたデータを生成する。このデータは、分類器の教師あり機械学習のための教師データとして用いられる。生成された教師データは、教師データ記憶部234に記憶される。
その後、ステップS15からステップS18までのループがP回繰り返される(Pは2以上の整数)。ステップS16において、選択部213は、教師データ記憶部234に記憶された教師データのうち、N個の期間におけるM個のセンサ11のデータ、すなわち、Z=N×M個のデータをイベント種別ごとに分け、それぞれのイベント種別ごとに一部又は全部の期間に対応する特徴量群を選択する。例えば、対象イベントA、対象イベントB及び非対象イベントXの3種類がある場合には、対象イベントA、対象イベントB及び非対象イベントXのそれぞれに対して選択が行われる。ここで、ステップS12においてZ=N×M個のデータのうちの1つに対して複数個の特徴量が算出されている場合(Kが複数の場合)には、K個の特徴量が組として特徴量群に含まれるように選択される。このように、本ステップで選択される特徴量群は、N個の期間のうちの一部又は全部の期間(この期間の個数をN1個とする)に得られたM個のセンサのデータからK個ずつ算出されたN1×M×K個の特徴量を含む。
ステップS17において、分類器学習部214は、ステップS16で選択された特徴量群のデータを用いて分類器の学習を行う。ここで、分類器学習部214で行われる学習は、教師あり機械学習である。より具体的には、教師データのうちの特徴量を分類の推定のために必要なデータとし、イベント種別を特徴量に基づいて推定されるべき正解(教師)とする教師あり機械学習が行われる。教師あり機械学習に用いられる手法としては、例えば、サポ−トベクターマシン、ランダムフォレスト、ニューラルネットワーク等が挙げられる。
ステップS16及びステップS17により1個の分類器の学習が行われる。学習済みの分類器は分類器記憶部235に記憶される。以上のステップS16及びステップS17の動作がP回繰り返され、P個の分類器の学習が行われる。ここで、P回のステップS16のそれぞれにおいて、選択される特徴量群に含まれるデータの組み合わせが互いに異なるように選択が行われる。これにより、生成されるP個の分類器は、互いに異なる特徴量群に基づいて学習されたことにより、同一種類ではあるが、分類基準が互いに異なる分類器となる。
ステップS15からステップS18の間のループがP回繰り返され、P個の分類器の学習が完了すると、図4のフローチャートによる分類器の学習動作は終了する。
次に、図6及び図7を参照しつつ本実施形態に係るイベントの判別動作を説明する。本動作は、上述の学習動作により得られたP個の分類器を用いて、センサ11の時系列データに基づいてプラント1で発生したイベントを判別する動作である。図6に示されるように、分析部22は、特徴量算出部221、分類部222及び判別部223を備える。記憶部23の構成は図3と同様であるため説明を省略する。
図7のステップS21において、分析システム2は、複数のセンサ11から出力された時系列データを取得し、時系列データ記憶部231に記憶させる。ステップS21の動作は、例えば、センサ11での計測時にリアルタイムに行う等の手法により事前に行われていてもよい。なお、時系列データを取得する複数のセンサ11の組み合わせは、上述の教師データの生成に用いた複数のセンサ11の組み合わせと同じものである。
ステップS22において、特徴量算出部221は、時系列データ記憶部231に記憶されている時系列データを読み出し、1つ又は複数の特徴量を算出する。ここで、算出する特徴量の種類、個数等は上述の教師データと同じものとする。この処理は図4のステップS12と同様であるため詳細な説明を省略する。
ステップS23において、分類部222は、分類器記憶部235に記憶されているP個の分類器のそれぞれを用いて、特徴量記憶部233に記憶されている期間ごとの特徴量を入力データとするイベント種別の分類を行う。各分類器は、入力に応じて、学習時に定義されている対象イベント及び非対象イベントのうちのいずれかのイベント分類に分類した結果を出力する。
ステップS24において、判別部223は、P個の分類器がそれぞれ出力したP個のイベント分類の結果を統合して各期間にプラント1で発生したイベントを判別する。P個の分類器は、分類基準が互いに異なるため、異なる分類結果を出力する場合がある。そこで、1つの判別結果を得るため、判別時にP個の分類結果を統合して判別を行う。この判別は、例えば、最も多くの分類器により分類されたイベント種別に対応するイベントが分類対象期間に発生したものと判定する多数決論理により行われる。このようにして、本実施形態の分析システム2は、複数のセンサ11で得られた時系列データに基づいて、所定の期間ごとにプラント1で発生したイベントを判別することができる。分析システム2は、イベントの判別結果をログとして記憶してもよく、イベントの判別結果に応じたメッセージを管理者に通知してもよい。イベントの判別結果に応じたメッセージとは、ディスプレイ2014への警告文章の表示、不図示の警報装置による音、光等による報知等であり得る。
本実施形態の効果について説明する。一般に、通常運転とは抽象的な概念であるため、通常運転か否かの判断基準を定義して、通常運転であるという情報を入力することには大きな負担を要する。これに対し、本実施形態の分析システム2の運用においては、管理者は、対象イベントの発生時刻を入力すればよく、通常運転についてはその時刻を特に入力しなくても非対象イベントとして扱われるので、通常運転についての情報の入力は必須ではない。また、分類の必要がないイベントについても同様に、特に入力しなくても非対象イベントとして扱うことができる。したがって、本実施形態の分析システム2は管理者が入力しなければならない情報を少なくすることができ、管理負担を低減することができる。
通常運転を定義せず対象イベント以外を一括して非対象イベントとして扱っていることから、学習の状況によってはP個の分類器のうちの一部の分類器で正しくイベントが分類されない場合があり得る。しかしながら、本実施形態の学習システムは、基準が互いに異なる複数の分類器により分類を行い、その結果を統合することで一部の分類器の誤分類の影響を低減することができる。そのため、分析システム2全体としては十分な判別性能を確保することができる。
また、本実施形態の分析システム2は、分類すべきイベント種別が増加した場合など、更新が必要な場合の管理者の作業量が少ない。本実施形態では教師あり機械学習により学習させた分類器を用いているため、分類すべきイベント種別が増加した場合には、管理者は、増加後のイベント種別と発生時間帯を入力することにより教師データを更新して、分類器を再学習させるだけでよい。したがって、システムの改修、データベースの再構築のような多大な管理負担が生じない。更に、分析時にプラント1側に追加の作業を要求する必要がない点においても大きな管理負担を要しない構成となっている。
以上のように、本実施形態によれば、管理負担を低減することが可能な学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体を提供することができる。
なお、ステップS16におけるデータの選択手法は限定されないが、P回のループでより確実に異なるデータが選択されるように、乱択アルゴリズム等を用いて無作為に行われることが望ましい。
また、ステップS16における選択において、1つの分類器の学習に用いられる特徴量群のうち、非対象イベントに対応付けられた特徴量の個数を対象イベントに対応付けられた特徴量の個数よりも多くするように選択することが望ましい。非対象イベントは様々な挙動のイベントを含むため、十分な学習を行うためには、多数のデータが必要となるためである。
また、ステップS16における選択において、1つの分類器の学習に用いられる特徴量について、対象イベントに対応付けられた特徴量についてはすべてを選択し、非対象イベントに対応付けられた特徴量については一部を選択することが望ましい。対象イベントの中には発生頻度が低いものがある。分類が明確な対象イベントについては、分類器の性能の向上のため、すべてを選択する方がよい場合が多い。一方、非対象イベントについては多様な特徴を持つデータが多数得られるため、すべてを選択すると逆に複数の分類器の性能が全体的に低下することがあり、一部を選択する方がよい場合が多い。なお、非対象イベントに対応付けられた特徴量の一部を選択する際には、上述のように乱択アルゴリズム等を用いて無作為に行われることが望ましい。
また、ステップS12、S22で算出される特徴量としては、少なくとも所定の期間内における時系列データの分散を含むことが望ましい。プラント1において重要なイベントが発生した場合には、センサ11による計測値の時間変動が大きくなる場合が多く、様々な統計量の中で特に分散に特徴的な挙動が現れることが多いためである。
また、ステップS12、S22での特徴量の算出は、対象イベントの発生時刻及び終了時刻の少なくとも一方のみに対応する時系列データに基づいて行われることが望ましい。センサ11による計測値は、対象イベントの発生時刻及び終了時刻に大きく変動する場合が多く、発生時刻から終了時刻の間の期間においては、センサ11による計測値の変動はさほど大きくない場合が多い。そのため、特徴的な挙動を示す発生時刻及び終了時刻の少なくとも一方のみに基づいて得られた特徴量を用いて学習を行うことで、より有効な学習を行うことができる。
また、図5に示された時系列データの区分の仕方は任意であるが、手法を適用する際の容易性の観点からは1日を等分することができるような期間による区分であることが望ましい。例えば、期間T1を0時00分から0時30分、期間T2を0時30分から1時00分というように30分刻みで順次設定することで、1日が48等分される。プラント1における点検等の事前に計画されているイベントは、毎日同じ時刻に定期的に行われることが多く、また、作業のスケジューリングの観点から2時、4時30分等のようにキリのよい時間に設定されていることが多い。このようなイベントの発生時間に合わせるため、1日を等分するように期間を区分することが望ましい。
また、ステップS16における選択において、1つの分類器の学習に用いられる特徴量の組のうち、非対象イベントに対応付けられた特徴量については少なくとも1日分の連続した時系列データに基づく特徴量がすべて含まれるような組み合わせで選択することが望ましい。1日分の連続した時系列データとは、典型的にはある日の0時からの1日分の時系列データであるが、連続した24時間であれば、ある日の18時から翌日の18時のように日をまたいだ時系列データであってもよい。1日分のデータをすべてまとめて選択することにより、1日の中で決められた時間に発生する非対象イベント又は1日に1回のように低頻度に発生する非対象イベントの特徴を取りこぼす可能性を低減することができ、分類器の性能を向上させることができる。例えば、プラント1において毎日4時にある設備の点検が予定されている場合に、4時を含む期間を除いた選択がなされると、この設備の点検の特徴を取りこぼすことになる。これに対し、1日分のデータをまとめて選択すれば、毎日4時に行われる点検は除外されないため、この点検の取りこぼしを無くすことができる。
また、ステップS24におけるイベントの判別において、最大値が所定の閾値以下の場合にイベントの判別結果を棄却してもよい。より具体的には、以下のようなアルゴリズムとすることができる。各イベント種別に分類した分類器の個数の最大値が所定の閾値よりも大きい場合、判別部223は、最も多くの分類器により分類されたイベント種別に対応するイベントが分類対象期間に発生したものと判定する。各イベント種別に分類した分類器の個数の最大値が所定の閾値以下である場合、判別部223は、対象イベントが分類対象期間に発生していないものと判定する。このようにすることで、確実性の低い判別結果を棄却することができ、イベントの判別性能を向上させることができる。
また、ステップS11における所定の期間の区分と、ステップS21における所定の期間の区分は、同じ基準で行われていることが望ましい。例えば、ステップS11における所定の期間の区分が1日を48等分するものであれば、ステップS21における区分もこれと同様に1日を48等分するものであることが望ましい。学習時と分析時の期間の区分の仕方を同一とすることで、分析時の入力データが学習時の入力データに近くなるため、分類器の性能を向上させることができる。
[第2実施形態]
上述の第1実施形態において説明した分析システム2の学習部21は、第2実施形態によれば、図8に示すような学習システム500として構成することもできる。図8は、第2実施形態に係る学習システム500の機能構成を示すブロック図である。
図9に示すように、第2実施形態による学習システム500は、時系列データを所定の期間ごとに変換することにより得られた複数の特徴量のそれぞれに対して、所定の期間におけるイベント種別が対応付けられた教師データを取得する教師データ取得部502を有している。また、学習システム500は、教師データに含まれる複数の特徴量のうちの一部又は全部の期間に対応する特徴量を含む特徴量群を用いて、イベント種別を分類する分類器の学習を行う動作を、前記特徴量群の組み合わせを変えて複数回行うことにより、互いに異なる複数の分類器を学習する分類器学習部504を有している。ここで、上述のイベント種別は、分類しようとする対象イベントが発生している状態に対応する第1のイベント種別と、対象イベントが発生していない状態に対応する第2のイベント種別とを含む。これにより、管理負担を低減することが可能な学習システム500が提供される。
[変形実施形態]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細には本発明の要旨を逸脱しない範囲で、当業者が理解し得る様々な変形をすることができる。
例えば、上述の実施形態では、時系列データは、センサ11からの出力値ではなく、装置の制御信号であってもよい。その場合、当該制御信号は、図5に示されるようなアナログ信号でなくてもよく、例えば、2値のデジタル値であり得る。このように、本発明は、装置の制御に関する監視にも適用され得る。
また、上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の各実施形態の機能により実現されるサービスは、SaaS(Software as a Service)の形態でユーザに対して提供することもできる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
時系列データを所定の期間ごとに変換することにより得られた複数の特徴量のそれぞれに対して、前記所定の期間におけるイベント種別が対応付けられた教師データを取得する教師データ取得部と、
前記教師データに含まれる前記複数の特徴量のうちの一部又は全部の期間に対応する特徴量を含む特徴量群を用いて、前記イベント種別を分類する分類器の学習を行う動作を、前記特徴量群の組み合わせを変えて複数回行うことにより、互いに異なる複数の分類器の学習を行う分類器学習部と、
を備え、
前記イベント種別は、分類しようとする対象イベントが発生している状態に対応する第1のイベント種別と、前記対象イベントが発生していない状態に対応する第2のイベント種別とを含む
ことを特徴とする学習システム。
(付記2)
前記分類器の学習に用いられる前記特徴量群は、無作為に選択される
ことを特徴とする付記1に記載の学習システム。
(付記3)
前記分類器の学習に用いられる前記特徴量群のうち、前記第2のイベント種別に対応付けられた特徴量の個数は、前記第1のイベント種別に対応付けられた特徴量の個数よりも多い
ことを特徴とする付記1又は2に記載の学習システム。
(付記4)
前記分類器学習部は、前記複数の特徴量のうちの前記第1のイベント種別に対応する特徴量についてはすべてを用い、前記複数の特徴量のうちの前記第2のイベント種別に対応する特徴量については一部を用いて学習を行う
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の学習システム。
(付記5)
前記複数の特徴量は、少なくとも、前記所定の期間内における前記時系列データの分散を含む
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の学習システム。
(付記6)
前記複数の特徴量は、前記対象イベントの発生時刻及び終了時刻の少なくとも一方のみに対応する時系列データに基づく特徴量を含む
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の学習システム。
(付記7)
前記時系列データは、1日を等分するような期間で区分されている
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の学習システム。
(付記8)
前記分類器学習部は、前記複数の特徴量のうちの前記第2のイベント種別に対応する特徴量について、少なくとも1日分の連続した時系列データに基づく特徴量がすべて含まれるような組み合わせの特徴量を用いて学習を行う
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の学習システム。
(付記9)
付記1乃至8のいずれか1項に記載の学習システムと、
前記学習システムにより学習した複数の分類器を用いて、分類対象期間の複数の特徴量に対応するイベント種別の分類を行う分類部と、
を備えることを特徴とする分析システム。
(付記10)
前記分類部は、最も多くの分類器により分類されたイベント種別に対応するイベントが前記分類対象期間に発生したものと判定する
ことを特徴とする付記9に記載の分析システム。
(付記11)
前記分類部は、
各イベント種別に分類した分類器の個数の最大値が所定の閾値よりも大きい場合、最も多くの分類器により分類されたイベント種別に対応するイベントが前記分類対象期間に発生したものと判定し、
各イベント種別に分類した分類器の個数の最大値が所定の閾値以下である場合、前記対象イベントが前記分類対象期間に発生していないものと判定する
ことを特徴とする付記9に記載の分析システム。
(付記12)
時系列データを所定の期間ごとに変換することにより得られた複数の特徴量のそれぞれに対して、前記所定の期間におけるイベント種別が対応付けられた教師データを取得するステップと、
前記教師データに含まれる前記複数の特徴量のうちの一部又は全部の期間に対応する特徴量を含む特徴量群を用いて、前記イベント種別を分類する分類器の学習を行う動作を、前記特徴量群の組み合わせを変えて複数回行うことにより、互いに異なる複数の分類器を学習するステップと、
を備え、
前記イベント種別は、分類しようとする対象イベントが発生している状態に対応する第1のイベント種別と、前記対象イベントが発生していない状態に対応する第2のイベント種別とを含む
ことを特徴とする学習方法。
(付記13)
コンピュータに、
時系列データを所定の期間ごとに変換することにより得られた複数の特徴量のそれぞれに対して、前記所定の期間におけるイベント種別が対応付けられた教師データを取得するステップと、
前記教師データに含まれる前記複数の特徴量のうちの一部又は全部の期間に対応する特徴量を含む特徴量群を用いて、前記イベント種別を分類する分類器の学習を行う動作を、前記特徴量群の組み合わせを変えて複数回行うことにより、互いに異なる複数の分類器を学習するステップと、
を備え、
前記イベント種別は、分類しようとする対象イベントが発生している状態に対応する第1のイベント種別と、前記対象イベントが発生していない状態に対応する第2のイベント種別とを含む学習方法を実行させる
ことを特徴とするプログラムが記憶された記憶媒体。
1 プラント
2 分析システム
11 センサ
12 時刻取得部
21 学習部
22 分析部
23 記憶部
24 イベント種別入力部
211、221 特徴量算出部
212 教師データ生成部
213 選択部
214、504 分類器学習部
222 分類部
223 判別部
231 時系列データ記憶部
232 イベント種別記憶部
233 特徴量記憶部
234 教師データ記憶部
235 分類器記憶部
500 学習システム
502 教師データ取得部
2002 CPU
2004 ROM
2006 RAM
2008 HDD
2010 通信I/F
2012 ディスプレイコントローラ
2014 ディスプレイ
2016 入力装置
2018 バスライン

Claims (9)

  1. 時系列データを所定の期間ごとに変換することにより得られた複数の特徴量のそれぞれに対して、前記所定の期間におけるイベント種別が対応付けられた教師データを取得する教師データ取得部と、
    前記教師データに含まれる前記複数の特徴量のうちの一部又は全部の期間に対応する特徴量を含む特徴量群を用いて、前記イベント種別を分類する分類器の学習を行う動作を、前記特徴量群の組み合わせを変えて複数回行うことにより、互いに異なる複数の分類器の学習を行う分類器学習部と、
    を備え、
    前記イベント種別は、分類しようとする対象イベントが発生している状態に対応する第1のイベント種別と、前記対象イベントが発生していない状態に対応する第2のイベント種別とを含み、
    前記分類器の学習に用いられる前記特徴量群のうち、前記第2のイベント種別に対応付けられた特徴量の個数は、前記第1のイベント種別に対応付けられた特徴量の個数よりも多い
    ことを特徴とする学習システム。
  2. 前記分類器の学習に用いられる前記特徴量群は、無作為に選択される
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習システム。
  3. 前記分類器学習部は、前記複数の特徴量のうちの前記第1のイベント種別に対応する特徴量についてはすべてを用い、前記複数の特徴量のうちの前記第2のイベント種別に対応する特徴量については一部を用いて学習を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の学習システム。
  4. 前記複数の特徴量は、少なくとも、前記所定の期間内における前記時系列データの分散を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の学習システム。
  5. 前記複数の特徴量は、前記対象イベントの発生時刻及び終了時刻の少なくとも一方のみに対応する時系列データに基づく特徴量を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の学習システム。
  6. 前記時系列データは、1日を等分するような期間で区分されている
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の学習システム。
  7. 前記分類器学習部は、前記複数の特徴量のうちの前記第2のイベント種別に対応する特徴量について、少なくとも1日分の連続した時系列データに基づく特徴量がすべて含まれるような組み合わせの特徴量を用いて学習を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の学習システム。
  8. 時系列データを所定の期間ごとに変換することにより得られた複数の特徴量のそれぞれに対して、前記所定の期間におけるイベント種別が対応付けられた教師データを取得するステップと、
    前記教師データに含まれる前記複数の特徴量のうちの一部又は全部の期間に対応する特徴量を含む特徴量群を用いて、前記イベント種別を分類する分類器の学習を行う動作を、前記特徴量群の組み合わせを変えて複数回行うことにより、互いに異なる複数の分類器を学習するステップと、
    を備え、
    前記イベント種別は、分類しようとする対象イベントが発生している状態に対応する第1のイベント種別と、前記対象イベントが発生していない状態に対応する第2のイベント種別とを含み、
    前記分類器の学習に用いられる前記特徴量群のうち、前記第2のイベント種別に対応付けられた特徴量の個数は、前記第1のイベント種別に対応付けられた特徴量の個数よりも多い
    ことを特徴とする学習方法。
  9. コンピュータに、
    時系列データを所定の期間ごとに変換することにより得られた複数の特徴量のそれぞれに対して、前記所定の期間におけるイベント種別が対応付けられた教師データを取得するステップと、
    前記教師データに含まれる前記複数の特徴量のうちの一部又は全部の期間に対応する特徴量を含む特徴量群を用いて、前記イベント種別を分類する分類器の学習を行う動作を、前記特徴量群の組み合わせを変えて複数回行うことにより、互いに異なる複数の分類器を学習するステップと、
    を備え、
    前記イベント種別は、分類しようとする対象イベントが発生している状態に対応する第1のイベント種別と、前記対象イベントが発生していない状態に対応する第2のイベント種別とを含み、
    前記分類器の学習に用いられる前記特徴量群のうち、前記第2のイベント種別に対応付けられた特徴量の個数は、前記第1のイベント種別に対応付けられた特徴量の個数よりも多い、学習方法を実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
JP2019529394A 2017-07-13 2017-07-13 学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体 Active JP6856122B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/025559 WO2019012653A1 (ja) 2017-07-13 2017-07-13 学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019012653A1 JPWO2019012653A1 (ja) 2020-05-21
JP6856122B2 true JP6856122B2 (ja) 2021-04-07

Family

ID=65001986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019529394A Active JP6856122B2 (ja) 2017-07-13 2017-07-13 学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11669771B2 (ja)
JP (1) JP6856122B2 (ja)
WO (1) WO2019012653A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7243329B2 (ja) * 2019-03-15 2023-03-22 日本電気株式会社 コンピュータプログラム、イベント異常検知方法及びコンピュータ
JP7061089B2 (ja) * 2019-03-26 2022-04-27 Kddi株式会社 分類装置、分類方法及び分類プログラム
CN111860073B (zh) * 2019-04-30 2024-08-20 青岛海尔智能技术研发有限公司 一种食材图像识别的方法及装置、家电设备
US11100221B2 (en) 2019-10-08 2021-08-24 Nanotronics Imaging, Inc. Dynamic monitoring and securing of factory processes, equipment and automated systems
US11782397B2 (en) * 2019-11-27 2023-10-10 Johnson Controls Tyco IP Holdings LLP Operator automation system
JP7281394B2 (ja) * 2019-12-23 2023-05-25 株式会社日立製作所 異常診断装置およびプログラム
US11086988B1 (en) 2020-02-28 2021-08-10 Nanotronics Imaging, Inc. Method, systems and apparatus for intelligently emulating factory control systems and simulating response data
JP7304401B1 (ja) 2021-12-20 2023-07-06 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 支援装置、支援方法および支援プログラム

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2778888B2 (ja) 1992-12-07 1998-07-23 株式会社東芝 プラント異常診断装置
JP5301310B2 (ja) * 2009-02-17 2013-09-25 株式会社日立製作所 異常検知方法及び異常検知システム
US8731724B2 (en) * 2009-06-22 2014-05-20 Johnson Controls Technology Company Automated fault detection and diagnostics in a building management system
JP5364530B2 (ja) 2009-10-09 2013-12-11 株式会社日立製作所 設備状態監視方法、監視システム及び監視プログラム
US20130054816A1 (en) * 2011-08-25 2013-02-28 Alcatel-Lucent Usa Inc Determining Validity of SIP Messages Without Parsing
JP5905375B2 (ja) * 2012-10-25 2016-04-20 日本電信電話株式会社 誤分類検出装置、方法、及びプログラム
JP6076751B2 (ja) 2013-01-22 2017-02-08 株式会社日立製作所 異常診断方法およびその装置
JP2014170282A (ja) 2013-03-01 2014-09-18 Toshiba Corp 統合警報データ管理装置、統合警報データ管理方法および統合警報データ管理システム
JP5769138B2 (ja) 2013-04-22 2015-08-26 横河電機株式会社 イベント解析装置およびコンピュータプログラム
JP6556418B2 (ja) 2013-06-03 2019-08-07 株式会社東芝 プラント監視装置、プラント監視方法及びプラント監視プログラム
JP5753286B1 (ja) 2014-02-05 2015-07-22 株式会社日立パワーソリューションズ 情報処理装置、診断方法、およびプログラム
JP5827426B1 (ja) * 2015-01-09 2015-12-02 株式会社日立パワーソリューションズ 予兆診断システム及び予兆診断方法
US9465387B2 (en) 2015-01-09 2016-10-11 Hitachi Power Solutions Co., Ltd. Anomaly diagnosis system and anomaly diagnosis method
JP6632193B2 (ja) 2015-01-16 2020-01-22 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP6557853B2 (ja) * 2015-02-23 2019-08-14 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 異常状態通知システム、異常状態通知プログラム、異常状態通知方法および異常状態通知装置
JP6699012B2 (ja) * 2015-12-03 2020-05-27 株式会社明電舎 異常予兆検出システムおよび異常予兆検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
US11669771B2 (en) 2023-06-06
JPWO2019012653A1 (ja) 2020-05-21
WO2019012653A1 (ja) 2019-01-17
US20200193325A1 (en) 2020-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6856122B2 (ja) 学習システム、分析システム、学習方法及び記憶媒体
JP6922983B2 (ja) 分析システム、分析方法及びプログラム
JP7106847B2 (ja) 診断装置、診断方法、プログラム、および記録媒体
KR101713985B1 (ko) 예지 정비 방법 및 장치
US20170315961A1 (en) System analyzing device, system analyzing method and storage medium
JP6708203B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP2017004509A (ja) 機械学習のための高度解析インフラストラクチャ
JP2013008111A (ja) 異常予兆診断装置および異常予兆診断方法
JP2004531815A (ja) 予測的状態監視のための診断システムおよび方法
JP6887361B2 (ja) 監視対象選定装置、監視対象選定方法、およびプログラム
WO2018073955A1 (ja) システム分析方法、システム分析装置、および、プログラム
WO2018180197A1 (ja) データ解析装置、データ解析方法およびデータ解析プログラム
US11954131B2 (en) Time-series data processing method
KR101960755B1 (ko) 미취득 전력 데이터 생성 방법 및 장치
EP3748450B1 (en) Data driven machine learning for modeling aircraft sensors
US20230069342A1 (en) Computer system and method of determining model switch timing
CN114490829A (zh) 一种故障识别方法、装置、设备及存储介质
CN115427907A (zh) 用于工业过程中的智能报警管理方法
JP2020057290A (ja) 監視装置、監視方法および監視プログラム
US20240192095A1 (en) State detection system, state detection method, and computer readable medium
CN118094416B (zh) 锰合金生产原料输送系统的异常检测方法及系统
WO2022059183A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
EP4379618A1 (en) Computer implemented method for determining a quality result for input data of a data model
Khetarpal Modeling Heterogeneous Seasonality with Recurrent Neural Networks Using IoT Time Series Data for Defrost Detection and Anomaly Analysis
JP2021128457A (ja) 故障予兆検知システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191031

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6856122

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150