JP2778888B2 - プラント異常診断装置 - Google Patents

プラント異常診断装置

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JP2778888B2 JP4326662A JP32666292A JP2778888B2 JP 2778888 B2 JP2778888 B2 JP 2778888B2 JP 4326662 A JP4326662 A JP 4326662A JP 32666292 A JP32666292 A JP 32666292A JP 2778888 B2 JP2778888 B2 JP 2778888B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの異常を診断
し原因を特定するための学習機能を備えたプラント異常
診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にプラント異常診断とは、プラント
に異常が発生したとき、プラントの挙動を示すプラント
データからその異常原因を診断することである。また、
プラントデータはプラント異常原因と対応するものであ
る。すなわち、「プラントデータがXである」ならば、
「対応する異常原因はYである」というような対応関係
がある。異常診断の学習とはこのような対応関係を学習
することである。
【0003】このような学習機能を備えたプラント異常
診断装置の従来の学習システムを図20に示す。この図
に示すように、人間1から与えられた学習用データa1
を学習用データ入力手段3が入力し、学習用データ記憶
部5に保存する。学習処理手段7は、学習用データ記憶
部5から学習用データa1 を読み込み、学習機構記憶部
9に保存されているニューラルネットワーク形式の学習
機構a2 を使ってプラント異常診断についての学習を行
い、学習によって得られた診断機構a3 を診断手段記憶
部11に保存する。
【0004】ここで、従来のニューラルネットワークの
一形式であるバックプロパゲーション学習則を用いて、
プラント異常診断の学習機構a2 について図21を参照
して説明する。人間1から与えられる学習用データa1
は学習用入力データとしてのプラントデータbと学習用
出力データとしての異常原因発生度合いデータcから構
成され、学習機構a2 、この例では、すなわちバックプ
ロパゲーション学習則ニューラルネットワークに与えら
れる。学習機構a2 は、入力層100、中間層110お
よび出力層120より構成され、入力層100は3個の
入力層ニューロi(i=1、2、3)101、102、
103より、中間層110は3個の中間層ニューロj
(j=1、2、3)111、112、113より、出力
層120は2個の出力層ニューロk(k=1、2)12
1、122より構成されている。
【0005】バックプロバゲーション学習則ニューラル
ネットワークによるプラント異常診断に関する学習と
は、学習用データa1 のプラントデータb1 、b2 、b
3 がそれぞれ入力層ニューロ101、102、103に
与えられた時、入力層100、中間層110、出力層1
20の順に計算された出力層120のそれぞれの出力層
ニューロ121、122の出力データd1 、d2 が、そ
れぞれ与えられる学習用データa1 の異常原因発生度合
いデータc1 、c2 に近づくようにニューロ間の結合係
数Wij、Wjkを変化させることである。なお、図中符号
131、132はそれぞれ出力データd1 、d2 と対応
する異常原因発生度合いデータc1 、c2との偏差を求
め偏差データe1 、e2 を出力する出力偏差器である。
【0006】図22は、学習用データパターン例を示す
もので、同図において、パターンP1は学習用入力デー
タbとしてのプラントデータb1 、b2 、b3 がそれぞ
れXP1(1) 、XP1(2) 、XP1(3) のとき、学習用出力デ
ータcとしての異常原因発生度合いデータc1 、c2 が
それぞれ異常原因Aの発生度合いYP1(1) 、異常原因B
の発生度合いYP1(2) であり、パターンP2はプラント
データb1 、b2 、b3 がXP2(1) 、XP2(2) 、XP2
(3) のとき、異常原因発生度合いデータc1 、c2 が異
常原因Aの発生度合いYP2(1) 、異常原因Bの発生度合
いYP2(2) であることを示している。また、パターンP
1、P2の学習用入力データbの横軸はサンプリング時
刻T、縦軸はプラントデータの値Xを示す。なお、パタ
ーンP1、P2の学習用出力データcである異常原因発
生度合いデータc1 、c2 の値Yは、例えば0≦YP1
(1) 、YP1(2) 、YP2(1) 、YP2(2) ≦1とし、0に近
いほど異常原因の発生度合い(可能性)が低く、1に近
いほど異常原因の発生度合い(可能性)が高いと表すこ
とができる。
【0007】図23は、このような学習用データに対す
る学習処理手段7の処理例を示すフローチャートであ
る。図23において、学習開始により、学習処理手段7
はまず学習機構記憶部9より図21に示すようなニュー
ラルネットワーク形式の学習機構a2 を読み込む(20
0)。ついで、学習用データ記憶部5に記憶されている
学習用データパターンPl(l=1、2、………、m、
図22の例ではm=2である。)からパターンP1の学
習用データを読み込み(201)、それぞれの値を学習
機構a2 の入力層ニューロ101、102、103と出
力層ニューロ121、122に与えて、学習を次のよう
な手順で実行する(202)。
【0008】(1)与えられる学習用プラントデータb
1 、b2 、b3 について、あらかじめ設定されているニ
ューロ間の結合係数Wij、Wjkを用いて入力層100、
中間層110、出力層120の順に計算し、各出力層ニ
ューロ121、122の出力データd1 、d2 を算出す
る。
【0009】 d1 =F1 (Wij、Wjk、b1 、b2 、b3 ) d2 =F2 (Wij、Wjk、b1 、b2 、b3 ) ただし、 F1 、F2 ;ニューロの出力関数 Wij;入力層ニューロiと中間層ニューロjとの結合係
数 Wjk;中間層ニューロjと出力層ニューロkとの結合係
数 (2)出力偏差器131、132により偏差データe1
、e2 を算出する。
【0010】e1 =d1 −c1 e2 =d2 −c2 (3)偏差e1 、e2 を出力層120、中間層110、
入力層100の順に逆伝播させながら、偏差e1 、e2
が0に近づくようにWij、Wjkを変化させる。
【0011】以上の手順により、ニューロ間の結合係数
Wij、Wjkを修正する。
【0012】同様にして(203)、パターンP2、P
3、………、Pmについて、パターンP1のときと同様
の手順で学習を実行し、ニューロ間の結合係数Wij、W
jkを順次修正する。
【0013】上記パターンP1〜Pmに対する学習は繰
り返しで行われるが(204)、次に二つの終了条件
(205)のいずれかが満足された時点で、診断機構a
3 を出力して(206)学習終了となる。
【0014】終了条件1;パターンPl(l=1、2、
………、m)の学習用入力データにより計算された出力
層ニューロ121、122の出力データd1 、d2 とパ
ターンPlの学習用出力データc1 、c2 との偏差デー
タを、e1 (Pl)、e2 (Pl)とすると、 |e1 (P1)|≦ε |e2 (P1)|≦ε : : |e1 (Pm)|≦ε |e2 (Pm)|≦ε の上記全式が同時に成立する。ただし、εは要求される
診断精度で、予め設定される常数である。
【0015】終了条件2;学習の繰り返し(204)回
数をnとすると、 n≧η が成立する。ただし、ηは予め設定された許容される学
習繰り返し常数である。
【0016】終了条件2により学習が終了した場合、診
断精度が要求される許容値を満足しないことを意味する
ので、この場合は、ηを大きくするか、中間層120の
ニューロ個数を変えて、再度学習を実施する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の学習機能付きプ
ラント異常診断装置では、学習用データは人間により与
えられるため、以下のような課題があった。
【0018】(1)前述の学習用プラントデータb1 、
b2 、b3 のような学習用データを作成またはそれを装
置に入力するため、労力を必要とし、作成者または入力
者の負担となる。
【0019】(2)データ作成の過程、またはデータ入
力過程で、人為的な誤りが発生する恐れがある。
【0020】(3)学習用データの作成または装置への
入力は時間が掛かるので、診断機構a3 の生成に要する
時間が長くなる。
【0021】本発明は、かかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、学習機能を有する診断機構の学習
用データをプラント運転履歴データをベースに自動的に
生成するプラント異常診断装置を提供することを目的と
する。
【0022】
【課題を解決するための手段】すなわち、以上のような
課題を解決するため本発明は、学習用入力データと学習
用出力データとからなる学習用データを用いて異常診断
の学習を行い、学習によって調整された診断機構により
プラントからのプラントデータについて異常診断を行う
プラント異常診断装置において、プラントからのプラン
トデータを順次記憶するプラント履歴データ記憶手段
と、学習用データを生成するための学習用パラメータを
人間から与えられる情報により設定する学習用パラメー
タ設定手段と、この学習用パラメータ設定手段により設
定された学習用パラメータに基づいて、プラント履歴デ
ータ記憶手段に記憶されているプラント履歴データより
プラントデータを学習用入力データとして抽出し、対応
する学習用出力データとして異常発生度合いを学習用パ
ラメータから取り出して学習用データを生成する学習用
データ生成手段と、この学習用データ生成手段によって
生成された学習用データから学習用入力データおよび学
習用出力データについてそれぞれ補間的演算を行ってさ
らに学習用データを生成する二次学習用データ生成手段
とを具備することを特徴とする。
【0023】また本発明は、上記プラント異常診断装置
において、学習用パラメータ設定手段が、生成する学習
用データごとに、プラント履歴データより抽出するプラ
ントデータの種別および収集時刻を指定するパラメータ
と、それに対応する異常原因およびその発生度合いを示
すパラメータを設定することを特徴とする。
【0024】
【作用】上記構成において、プラント履歴データ記憶手
段は、プラントからのプラントデータを順次記憶しプラ
ント履歴データとして格納する。学習用パラメータ設定
手段は、人間により与えられる学習用パラメータを入力
し設定する。学習用データ生成手段は、学習用パラメー
タ設定手段によって設定された学習用パラメータ学習用
パラメータに基づいて、プラント履歴データ記憶手段か
ら必要な学習用プラント履歴データを取り出し、それを
学習用データとして学習用データ記憶手段に記憶する。
【0025】これにより、プラント履歴データから診断
機構の学習用データを自動的に生成し記憶装置に記憶さ
せることができる。このため、学習用データを作成また
は装置に入力するための労力がいらなくなりを、オペレ
ータの負担が軽減されるとともに、人為的な誤りが少な
くなる。
【0026】また、抽出されたプラント履歴データから
なる学習用データから補間的演算によりさらに学習用デ
ータを作成する二次学習用データ生成手段を設けること
により、より多くの学習用データを自動的に生成するこ
とができ、このより多くの学習用データを用いて学習す
ることで診断能力を一層高めることができる。
【0027】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。なお、全図面を通して同一部分には同一符
号を付し、重複する説明は省略する。
【0028】図1は、本発明のプラント異常診断装置の
一実施例を示すものである。このプラント異常診断装置
は、人間1により与えられる学習用パラメータa11と二
次学習用パラメータa12を設定する学習用パラメータ設
定手段21と、学習用パラメータa11と二次学習用パラ
メータa12を記憶する学習用パラメータ記憶部23と、
プラント25からプラントデータを入力するプラントデ
ータ入力手段27と、プラント25から入力したプラン
トデータを記憶するプラント履歴データ記憶部29と、
学習用パラメータa11に基づいてプラント履歴データを
抽出し一次学習用データa13′を生成するとともに診断
用パラメータa14を生成する学習用データ生成手段31
と、生成された一次学習用データa13′から二次学習用
パラメータa12に基づいてより多くの学習用データa13
を生成する二次学習用データ生成手段33と、生成され
た学習用データa13を記憶する学習用データ記憶部35
と、学習用データ生成手段31によって生成された診断
用パラメータa14を記憶する診断用パラメータ記憶部3
7と、例えばニューラルネットワーク形式の図21に示
すような学習機構a2 を記憶する学習機構記憶部9と、
学習用データ記憶部35に記憶されている学習用データ
a13を学習機構a2 に適用して学習処理を実行する学習
処理手段7と、学習によって得られた診断機構a3 を記
憶する診断機構記憶手段11と、学習用パラメータ記憶
部23に記憶されている学習用パラメータa11、診断用
パラメータ記憶部37に記憶されている診断用パラメー
タa14およびプラントデータ入力手段27により入力さ
れる現在のプラントデータに基づいて診断機構a3 によ
り異常診断を行いその結果をプラント運転員39に提示
する診断処理手段41とで構成されている。
【0029】次に、学習機構a2 として図21に示すニ
ューラルネットワークを用いた場合を例に挙げて上記構
成のプラント異常診断装置の作用を説明する。まず、プ
ラントの異常診断に先だって、プラント異常診断を行う
診断機構a3を学習により生成するための学習用データ
が以下のようにして作成される。
【0030】人間1により学習用パラメータa11および
二次学習用パラメータa12が与えられると、学習用パラ
メータ入力手段21はこれらを受取り、学習用パラメー
タ記憶部23に保存する。学習用パラメータ記憶部23
に記憶される学習用パラメータa11と二次学習用パラメ
ータa12のデータ構成例を、それぞれ図2と図3に示
す。図2に示すように、学習用パラメータa11として、
作成する学習用データパターンごとに、そのパターン
名、プラントデータ名、プラントデータのサンプリング
開始時刻To 、サンプリングの時間間隔Δt、プラント
データ個数、プラント異常原因名およびその異常発生度
合いYがそれぞれ設定される。また、二次学習用パラメ
ータa12として、図3に示すように、パターン名と、異
常度合い段階数Nが設定される。
【0031】一方、プラントデータ入力手段27は、プ
ラント25からプラントデータを常時入力し、入力時刻
とともにプラント履歴データ記憶部29に順次保存して
いる。図4は、プラント履歴データ記憶部29に記憶さ
れているプラント履歴データの構成例を示すものであ
る。
【0032】学習用データ生成手段31は、図5のフロ
ーチャートに示すように、学習用データ生成開始によ
り、学習用パラメータ記憶部23に記憶されている学習
用パラメータa11を読み込む(300)。ついでプラン
ト履歴データ記憶部29に記憶されているプラント履歴
データを読み込み(301)、学習用パラメータa11に
基づいて必要なプラント履歴データを抽出して学習用入
力データbを作成する(302)。ついで、学習用パラ
メータa11から学習用出力データcである異常原因発生
度合いデータを作成するとともに診断用パラメータa14
を作成し(303)、図6に示すような一次学習用デー
タa13′を学習用データ記憶部35に出力する(30
4)とともに、図7に示すような診断用パラメータa14
を診断用パラメータ記憶部37に出力する(305)。
【0033】上記学習用入力データbの抽出過程(30
2)を、図8のフローチャートを参照してさらに詳細に
説明する。まず、図2に示すような学習用パラメータa
11のパターンP1について、設定されているプラントデ
ータI1の収集時刻TP1(h)を次式に従って求める(3
10)。 TP1(h) =To +Δt*(h−1)………(I) ただし、h=1、2、…、M(Mは学習用プラントデー
タの個数であり、図2の例ではM=3である。)であ
る。
【0034】ついで、図4に示すようなプラント履歴デ
ータから、プラントデータ名(I1)と求めた収集時刻
TP1(h) を検索キーとして、該当するプラントデータ値
Xを抽出する(311)。なお、プラント履歴データ記
憶部29に記憶されているプラント履歴データにおい
て、時刻TP1(h) にプラントデータ収集時刻が完全に一
致するようなプラントデータが存在しない場合、例え
ば、TP1(h) に最も近いプラントデータを抽出する。ま
た、このようにTP1(h) に最も近いデータが2個存在し
た場合、例えば、収集時刻の早い方を抽出する。
【0035】このようにして抽出されるパターンP1に
おけるプラントデータXP1(h) は、学習機構A2 が図2
1に示す構造のニューラルネットワークの場合、h=
1、2、3であり、入力層100のニューロ1、ニュー
ロ2、ニューロ3に入力される学習用入力データb1 、
b2 、b3 となる。
【0036】抽出されたプラントデータXP1(1) 、XP1
(2) 、XP1(3) は、学習用プラントデータb1 、b2 、
b3 として学習用データ記憶部35に記憶される(31
2)。
【0037】以下同様にして、学習用パラメータa11に
設定されているすべてのパターンについて上記処理を繰
り返し(313)、学習用入力データを作成する。
【0038】さらに、異常原因発生度合いデータの作成
過程(303)において、学習用データ生成手段31
は、図2に示すような学習用パラメータa11に設定され
ているプラント異常原因名A、Bとその異常発生度合い
Yから、図6に示すような一次学習用データa13′の出
力層ニューロ1、2の学習用異常原因発生度合いデータ
c1 、c2 を生成するとともに、図7に示すような出力
層ニューロ1、2にプラント異常原因名A、Bを対応付
けた診断用パラメータa14を生成する。
【0039】学習用データ生成手段31によって一次学
習用データa13′が作成され、学習用データ記憶部35
に記憶されると、二次学習用データ生成手段33は、学
習用パラメータ記憶部23から二次学習用パラメータa
12を、学習用データ記憶部35から一次学習用データa
13′を読み込み、補完的な手法を使ってさらに二次学習
用データa13″を生成し、学習用データ記憶部35に保
存する。図9は、学習用データ記憶部35に記憶される
学習用データa13の構成例を示すもので、学習用データ
生成手段31によって作成される一次学習用データa1
3′と、二次学習用データ生成手段33によって作成さ
れ追加される二次学習用データa13″によって構成され
る。
【0040】図10は、二次学習用データ生成手段33
の処理フローを示したもので、二次学習用データ生成手
段33の作用を図10を参照して詳細に説明する。
【0041】二次学習用データ生成手段33は、二次学
習用データ生成開始により、学習パラメータ記憶部23
から二次学習用パラメータa12を読み込む(400)と
ともに、学習用データ記憶部35から一次学習用データ
a13′を読み込む(401)。ついで、これらの二次学
習用パラメータa12と一次学習用データa13′に基づい
て、二次学習用データa13″を次式に従って生成する
(402)。
【0042】X(h,L) =(XP2(h) −XP1(h))*(L−
1)/(N−1)+XP1(h) ………(II) Y(k,L) =(YP2(k) −YP1(k))*(L−1)/(N−
1)+YP1(k) ……… (III) ただし、L=2、3、…、N−1 h=1、2、…、M k;出力層ニューロkに対応し、k=1、2 M;学習用パラメータa11に設定されているプラントデ
ータの個数であり、図2の例ではM=3 N;二次学習用パラメータa12に設定されている異常度
合い段階数であり、図3の例ではN=5 X(h,L) ;二次学習用データ生成手段33により生成さ
れる入力層ニューロ学習用プラントデータb1 、b2 、
b3 Y(k,L) ;二次学習用データ生成手段33により生成さ
れる出力層ニューロ学習用異常原因発生度合いデータc
1 、c2 XP1(h) ;学習用データ生成手段31により生成される
パターンP1の入力層ニューロ学習用プラントデータb
1 、b2 、b3 XP2(h) ;学習用データ生成手段31により生成される
パターンP2の入力層ニューロ学習用プラントデータb
1 、b2 、b3 YP1(k) ;学習用データ生成手段31により生成される
パターンP1の出力層ニューロ学習用異常原因発生度合
いデータc1 、c2 YP2(k) ;学習用データ生成手段31により生成される
パターンP2の出力層ニューロ学習用異常原因発生度合
いデータc1 、c2 である。
【0043】したがって、二次学習用データa13″とし
て、以下に示すデータが二次学習用データ生成手段33
により生成される。 X(1,2) 、X(1,3) 、X(1,4) …入力層ニューロ1学習
用プラントデータb1 X(2,2) 、X(2,3) 、X(2,4) …入力層ニューロ2学習
用プラントデータb2 X(3,2) 、X(3,3) 、X(3,4) …入力層ニューロ3学習
用プラントデータb3 Y(1,2) 、Y(1,3) 、Y(1,4) …出力層ニューロ1学習
用異常原因発生度合いデータc1 Y(2,2) 、Y(2,3) 、Y(2,4) …出力層ニューロ2学習
用異常原因発生度合いデータc2 図9において、パターンP3、P4、P5の学習用デー
タの各値は、式(II)、式(III)により算出されたもの
である。
【0044】なお、図3の二次学習用パラメータa12に
あるパターン名は、図6または図9のパターン名に対応
するものであり、図3の二次学習用パラメータa12にあ
る異常度合い段階数5は、学習用データパターンP1と
P2から5段階の学習用データを生成することを意味し
ている。
【0045】二次学習用データ生成手段33は、以上の
ようにして生成した二次学習用データa13″を学習用デ
ータ記憶部35に出力する(403)。学習用データ記
憶部35では、学習用データ生成手段31によって生成
された一次学習用データa13′と合わせて学習用データ
a13として記憶する。
【0046】学習処理手段7は、学習用データ記憶部3
5に記憶されている学習用データa13を用いて学習を実
行する。学習処理手段7における学習処理は、従来例で
説明したときと同様に図23のフローチャートに従って
行われる。なお、図23において、図9に示す学習用デ
ータa13を用いた場合は、m=5である。
【0047】この学習によってニューロ間の結合係数W
ij、Wjkが決定された学習機構a2は診断機構a3 とし
て診断機構記憶部11に出力され、記憶される。
【0048】次に、診断処理手段41における異常診断
処理を図11のフローチャートを参照して説明をする。
診断処理手段41は、診断開始により、診断機構記憶部
11から診断機構a3 を読み込む(500)。同時に、
学習用パラメータ記憶部23から学習用パラメータa11
を読み込み(501)、プラントデータ入力手段27に
よって入力されるプラントデータを読み込んで(50
2)、学習用パラメータa11に基づいて診断用にプラン
トデータを収集し診断処理手段41内の診断用データ記
憶部に記憶する(503)。収集終了後、診断用データ
記憶部にある診断用プラントデータを診断機構a3 に入
力し診断を実行する(504)。ついで診断用パラメー
タ記憶部37から診断用パラメータa14を読み込み(5
05)、診断機構a3 からの出力データを診断用パラメ
ータa14と対応させて診断結果としてプラント異常原因
データをプラント運転員39に出力する(506)。
【0049】図12のフローチャートは、上記診断用プ
ラントデータの収集抽出過程(503)をさらに詳細に
示すもので、診断用データ収集開始により、次式に従っ
てプラントデータの収集時刻T(h) を求める(51
0)。
【0050】 T(h) =T+Δt*(h−1)………(IV) ただし、h=1、2…、M M;図2に示すよううな学習用パラメータa11のプラン
トデータ個数より与えられる診断用プラントデータの個
数、この場合、M=3 T;プラント診断開始時刻、ここでは診断実行開始の時
刻とする。 Δt;学習用パラメータa11に設定されるプラントデー
タ収集時間間隔 ついで、上記により求めた時刻T(h) で、学習用パラメ
ータa11に設定されているプラントデータ名のプラント
データを収集し(511)、診断用データ記憶部に図1
3に示すような診断用データとして保存する(51
2)。図13において、X(T1)、X(T2)、X(T3)はそれ
ぞれ時刻T(1) 、T(2) 、T(3) に読み込まれたプラン
トデータ値であり、図14に示す診断機構a3 の符号1
01、102、103で示す入力層ニューロ1、2、3
に入力されるデータf1 、f2 、f3となる。
【0051】さらに、上記診断実行過程(504)で
は、図14に示すように、診断用データ記憶部41aか
ら図13に示すような診断用データを読み込み、診断機
構a3の入力層ニューロ1、2、3(101、102、
103)にデータf1 、f2 、f3 をそれぞれ入力し
て、入力層100、中間層110、出力層120の順に
計算し、出力層ニューロ1、2(121、122)の出
力値g1 、g2 を求めて、診断異常原因発生度合いデー
タとして診断結果出力部41bに出力する。
【0052】診断結果出力部41bでは、学習用データ
生成手段31により生成される図7の診断用パラメータ
a14から、 出力層ニューロ1異常原因名:A 出力層ニューロ2異常原因名:B という関係が得られるので、出力層ニューロ1(12
1)の出力値g1 をY1 、出力層ニューロ2(122)
の出力値g2 をY2 とすると、図15に示すようなプラ
ント異常原因データを生成することができる。
【0053】診断処理手段41は、診断結果出力部41
bにより以上のようにして求めた異常原因名とその発生
度合いを、診断結果としてプラント運転員26に出力す
る。
【0054】以上の説明からも明らかなように、上記実
施例によれば、次のような効果を奏することができる。
【0055】(a)運転履歴データから学習用データを
自動的に生成し、この学習用データを使って診断機構の
学習を行うので、学習用データを作成する負担を軽減す
ることができ、また学習用データ作成による人為的な誤
りを減少し、診断機構の信頼性を向上することができ
る。
【0056】(b)プラント履歴データを使って診断機
構の学習を行うので、運転した結果で得られるプラント
異常パターンをいちはやくプラント異常診断装置に反映
し、プラント異常診断装置の診断能力をプラントの運転
経過に合わせて、より早く向上することができ、これに
よりプラントの信頼性の向上を図ることができる。
【0057】(c)一般的に運転履歴データは限られ、
学習用データとして不十分の場合があるが、本実施例に
より、与えられる履歴データから、さらにより多くに学
習データを生成することができ、より多くの学習用デー
タによる学習結果として得られる診断機構の能力を向上
することができる。
【0058】(d)学習データ生成過程で出力層ニュー
ロとプラント異常原因名との対応データ(診断パラメー
タ)を自動生成するので、オペレータの負担を軽減する
ことができ、出力層ニューロと異常原因名との関係付け
を人為的に行うことによる誤りがなくなる。
【0059】なお、上記実施例の説明では、二次学習用
データ生成手段33において二次学習用データの生成式
として、式(II)、(III)を使っているが、その他の式
を使っても本発明の請求範囲の対象である。式(II)、
(III)の場合、図16に示すように、パターンP1とP
2の間でプラントデータ値Xの増加(減少)に対して、
対応する異常原因の発生度合いYが線形的に正比例し、
増加(減少)するようなプラント現象51に適用するも
のである。しかしながら、プラント現象によっては、プ
ラントデータ値Xの増加(減少)と対応する異常原因の
発生度合いYとの関係が非線形の場合がある。その場
合、このような現象に適した式を使って、二次学習用デ
ータ生成手段33の二次学習用データ生成式とすること
ができる。
【0060】例えば、式(III)の代わりに、 Y(k,L) =(YP2(k) −YP1(k))(logY(k,L')− logYP1(k))/(logYP2(k) −log YP1(k)) +YP1(k) ………(V) ただし、式(V)に使われる記号は、式(III)と対応
し、 Y(k,L')=(YP2(k) −YP1(k))*(L−1)/(N−
1)+YP1(k) を使用すると、図16において符号52で示すように、
プラントデータパターンが学習用データパターンP1か
らP2に変化すると、対応するプラント異常原因発生度
合いは、最初は急に増加し、次第にゆっくり増加するこ
とになる。
【0061】また、上記実施例では、与えられる学習用
パラメータのプラントデータの種類を一点のみとして説
明したが、プラントデータは複数点でも本発明の請求範
囲の対象である。例えば、与えられる学習用パラメータ
a11のプラントデータ点数が図17に示すように2点で
ある場合を例にとって説明する。なお、二次学習用パラ
メータa12は、図18に示す通りとする。ただし、図1
7の学習用パラメータの意味は、パターンP1を代表に
説明すると、「プラントデータ名I1のデータ値が、時
刻TI11(1)から(TI11(1)+1*Δt)までの間に収集
された同プラント履歴データのように変化し、かつ、プ
ラントデータ名I2のデータ値が、時刻TI21(1)から
(TI21(1)+1*Δt)までの間に収集された同プラン
ト履歴データのように変化した」ならば、「プラント異
常原因Aの異常発生度合いはYP1(1) 、プラント異常原
因Bの異常発生度合いはYP1(2) 」である。
【0062】ここで、プラントデータのパターン状態と
対応するプラント異常原因の発生度合いとの関係は、線
形で正比例のような関係とすると、二次学習用データ生
成手段33において、次のような学習用データ生成式を
用いて二次学習用データを生成することができる。生成
される学習用データは、図19に示す通りである。な
お、この例では、学習機構a2 の入力層ニューロの個数
は4、出力層ニューロの個数は2である。また、図19
において、XI11(1)、XI11(2)、XI12(1)、XI12(2)
は、図17に示す学習用パラメータa11により、学習用
データ生成手段31によってプラント履歴データから抽
出されたプラントデータである。
【0063】XI1(h,L) =(XI12(h)−XI11(h))(L−
1)/(N−1)+XI11(h) ………(VI) XI2(h,L')=(XI22(h)−XI21(h))(L′−1)/(N
−1)+XI21(h) ………(VII) Y(k,L,L')=(Y(k,N,L')−Y(k,1,L'))*(L−1)
/(N−1)+Y(k,1,L')……(VIII) ただし、 Y(k,1,L')=(YP2(k) −YP1(k))(L′−1)/(N
−1)+YP1(k) Y(k,N,L')=(YP4(k) −YP3(k))(L′−1)/(N
−1)+YP3(k) L=2、3、…、N−1 L′=2、3、…、N−1 h=1、2、…、M k;出力層ニューロkに対応し、k=1、2 M;学習用パラメータa11に設定されているプラントデ
ータの個数であり、図17の例ではM=2 N;二次学習用パラメータa12に設定されている異常度
合い段階数であり、図18の例ではN=5 XI1(h,L) ;I1のプラントデータXI11(h)、XI12(h)
から生成される入力層ニューロ1(h=1)または入力
層ニューロ2(h=2)の学習用入力データ XI2(h,L');I2のプラントデータXI21(h)、XI22(h)
から生成される入力層ニューロ3(h=1)または入力
層ニューロ4(h=2)の学習用入力データ Y(k,L,L');学習用パラメータa11に設定されているパ
ターンP1〜4の学習用異常原因発生度合いYP1(k) 、
YP2(k) 、YP3(k) 、YP4(k) から生成される出力層ニ
ューロk(k=1、2)の学習用異常原因発生度合いデ
ータ 以上説明したように、上記実施例においては、全ての学
習用プラントデータは、与えられる学習用パラメータa
11および二次学習用パラメータa12により生成される。
しかしながら、プラント入力点センサー不良により学習
用プラントデータの一部が収集できなかったり、学習に
必要な異常現象の発生がなく、関連する学習用プラント
データが収集できなかったりする場合、プラント履歴デ
ータから学習用プラントデータを生成することができな
い。このような場合に対応して、学習用に不足のプラン
トデータの一部を人間1が与えたり、または生成された
学習用プラントデータを人間1が修正するような手段を
設けることもできる。また、このような手段を上記実施
例に付加したものも本発明の請求対象範囲である。
【0064】また、上記実施例は、診断開始を基準とし
てプラントからプラントデータを収集し、この収集され
たプラントデータに基づいて現在のプラントの異常診断
を行うものであったが、履歴データを使って過去のプラ
ント状態を診断する場合にも本発明を適用することがで
きる。この場合、診断用プラントデータのプラント履歴
データ記憶部29からの抽出は、例えばプラント履歴デ
ータ記憶部29からの学習用プラントデータの抽出と同
様な手段を使用することにより実現することができる。
【0065】プラント異常が発生したとき、プラント異
常発生前後のプラントデータを使って診断する場合があ
るが、このような場合にもプラント履歴データ記憶部2
9から発生時点前のプラントデータを取り出して診断に
使用することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
学習機能を備えた診断機構の学習用データをプラントの
運転履歴データから自動生成することができる。したが
って、学習用データの作成および装置への入力にかかる
オペレータの負担を軽減することができるとともに、学
習用データの作成、入力による人為的な誤りを低減する
ことができ、異常診断装置の信頼性を向上することがで
きる。
【0067】また、本発明によれば、二次学習用データ
生成手段を設けることにより、与えられる履歴データか
らさらに多くの学習用データを生成することができ、よ
り多くの学習用データで学習することにより、診断能力
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプラント異常診断装置を示
すブロック図である。
【図2】学習用パラメータの構成例を示す図である。
【図3】二次学習用パラメータの構成例を示す図であ
る。
【図4】プラント履歴データの構成例を示す図である。
【図5】学習用データ生成手段31の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】学習用データ生成手段31で生成される一次学
習用データa13′の構成例を示す図である。
【図7】診断用パラメータa14の構成例を示す図であ
る。
【図8】学習用データ生成手段31におけるプラント履
歴データからの学習用データの抽出過程の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図9】学習用データ記憶部35に記憶される学習用デ
ータa13の構成例を示す図である。
【図10】二次学習用データ生成手段33の動作を示す
フローチャートである。
【図11】診断処理手段41の動作を示すフローチャー
トである。
【図12】診断処理手段41における診断用プラントデ
ータの抽出過程の詳細を示すフローチャートである。
【図13】診断用データの構成例を示す図である。
【図14】診断機構a3 を示す図である。
【図15】プラント異常原因データの構成例を示す図で
ある。
【図16】プラントデータ値による異常原因の発生度合
いの変化を示すグラフである。
【図17】プラント入力点数2点の場合の学習用パラメ
ータa11の構成例を示す図である。
【図18】図17に示す学習用パラメータa11に対応す
る二次学習用パラメータa12の構成例を示す図である。
【図19】図17に示す学習用パラメータa11および図
18に示す二次学習用パラメータa12により生成される
学習用データa13の構成例を示す図である。
【図20】プラント異常診断装置の学習システムの従来
例を示すブロック図である。
【図21】プラント異常診断の学習機構a2 の一例を示
す図である。
【図22】学習用データパターン例を示す図である。
【図23】学習処理手段7の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1………人間 7………学習処理手段 9………学習機構記憶部 11………診断機構記憶手段 21………学習用パラメータ設定手段 23………学習用パラメータ記憶部 27………プラントデータ入力手段 29………プラント履歴データ記憶部 31………学習用データ生成手段 33………二次学習用データ生成手段 35………学習用データ記憶部 37………診断用パラメータ記憶部 39………プラント運転員 41………診断処理手段 100………入力層 101………入力層ニューロ1 102………入力層ニューロ2 103………入力層ニューロ3 110………中間層 111………中間層ニューロ1 112………中間層ニューロ2 113………中間層ニューロ3 120………出力層 121………出力層ニューロ1 122………出力層ニューロ2 a2 ………学習機構 a3 ………診断機構 a11………学習用パラメータ a12………二次学習用パラメータ a13………学習用データ a14………診断用パラメータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 21/00 G01M 19/00 G05B 23/02 302 G06F 15/18 G05B 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習用入力データと学習用出力データと
    からなる学習用データを用いて異常診断の学習を行い、
    学習によって調整された診断機構によりプラントからの
    プラントデータについて異常診断を行うプラント異常診
    断装置において、 プラントからのプラントデータを順次記憶するプラント
    履歴データ記憶手段と、前記学習用データを生成するための学習用パラメータを
    人間から与えられる情報により 設定する学習用パラメー
    タ設定手段と、 この学習用パラメータ設定手段により設定された学習用
    パラメータに基づいて、前記プラント履歴データ記憶手
    段に記憶されているプラント履歴データよりプラントデ
    ータを学習用入力データとして抽出し、対応する学習用
    出力データとして異常発生度合いを前記設定された学習
    用パラメータから取り出して学習用データを生成する学
    習用データ生成手段と、この学習用データ生成手段によって生成された学習用デ
    ータから学習用入力データおよび学習用出力データにつ
    いてそれぞれ補間的演算を行ってさらに学習用データを
    生成する二次学習用データ生成手段 とを具備することを
    特徴とするプラント異常診断装置。
  2. 【請求項2】 前記学習用パラメータ設定手段が、生成
    する学習用データごとに、前記プラント履歴データより
    抽出するプラントデータの種別および収集時刻を指定す
    るパラメータと、それに対応する異常原因およびその発
    生度合いを示すパラメータを設定することを特徴とする
    請求項1記載のプラント異常診断装置。
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