JP6855861B2 - 仮想時刻配信システム、仮想時刻配信装置、仮想時刻配信方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
仮想時刻=(現在のシステム時刻−基準システム時刻)*倍速値+基準仮想時刻
テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置に対して時刻を配信するためのシステムであって、
前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、スケジュール生成部と、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、システム時刻計算部と、
テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、仮想時刻計算部と、
を備えていることを特徴とすることを特徴とする。
前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、スケジュール生成部と、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、システム時刻計算部と、
を備えていることを特徴とする。
(a)前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、ステップと、
(b)前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、ステップと、
(c)テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、ステップと、
を有することを特徴とする。
前記コンピュータに、
(a)前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、ステップと、
(b)前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールにおける、区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻が、倍速値適用開始システム時刻として計算されているときに、
前記情報処理装置に、
(a)テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、ステップを、
実行させることを特徴とする。
本発明は、人手によって、アプリケーションプログラム(以下、単に「アプリケーション」と表記する。)を実行する情報処理装置のシステム時刻を計算することなく、アプリケーションプログラムをテストデータを用いて実行する際の仮想時刻を配信する。情報処理装置としては、アプリケーションを実行するアプリケーションサーバが挙げられる。
以下、本発明の実施の形態における、仮想時刻配信システム、仮想時刻配信装置、仮想時刻配信方法、及びプログラムについて、図1〜図10を参照しながら説明する。
最初に、本実施の形態における仮想時刻配信システム及び仮想時刻配信装置の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態における仮想時刻配信システム及び仮想時刻配信装置の概略構成を示す図である。
次に、本発明の実施の形態における仮想時刻配信システム300及び仮想時刻配信装置100の動作について図4〜図9を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図1を参酌する。また、本実施の形態では、仮想時刻配信システム300を動作させることによって、仮想時刻配信方法が実施される。よって、本実施の形態における仮想時刻配信方法の説明は、以下の仮想時刻配信システムの動作説明に代える。
続いて、仮想時刻配信システム300の動作の具体例について、図6〜図9を用いて説明する。まず、テスターが、2016年11月9日10:00に仮想時刻開始コマンドを実行したものとする。ユーザが仮想時刻開始コマンドを実行した時刻が、基準システム時刻となる。
スケジュール生成部102では、図3に示された負荷情報の最初の時刻(2016/11/8の10:00)を基準仮想時刻として、図6に示す倍速値変更スケジュールを生成する。図6は、本発明の実施の形態において生成されるスケジュールの一例を示す図である。
システム時刻計算部103は、図6に示した倍速値変更情報から、各倍速値適用開始時刻に対応する、倍速値適用開始システム時刻を計算する。具体的には、システム時刻計算部103は、各倍速値適用開始時刻に対する倍速値適用開始システム時刻を、下記の数2に示す漸化式を用いて算出する。
情報受信部201は、受信した仮想時刻設定情報(図8参照)を情報格納部202に格納する。仮想時刻計算部203は、アプリケーション204から時刻(仮想時刻)を要求されると、下記の数5及び図6を用いて、アプリケーションに返却する仮想時刻を計算する。
本実施の形態では、仮想時刻計算部203は、APIをアプリケーション204に提供する態様の他に、OSが提供する時刻取得用のインターフェイス(UNIX(登録商標)システムにおけるシステムコールなど)をフックするライブラリを提供する態様であってもよい。この態様では、ライブラリには、仮想時刻計算部203で行なわれる処理が埋め込まれる。また、この態様を用いる場合は、既存のアプリケーションに対して、本実施の形態における仮想時刻配信システムを適用できるため、汎用性が高くなる。
本実施の形態における第1のプログラムは、コンピュータに、図4に示すステップA1〜A3を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における仮想時刻配信装置を実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、スケジュール生成部102、システム時刻計算部103、及び情報配信部104として機能し、処理を行なう。また、本実施の形態では、負荷情報格納部101は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置によって実現できる。
また、本実施の形態における第2のプログラムは、コンピュータに、図5に示すステップB1〜B5を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における仮想時刻計算部203を実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、仮想時刻計算部203として機能し、処理を行なう。なお、ここでいうコンピュータとしては、アプリケーションサーバ200が挙げられる。
ここで、本実施の形態における第1及び第2のプログラムを実行するコンピュータについて図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態における仮想時刻配信装置及び情報処理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置に対して時刻を配信するためのシステムであって、
前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、スケジュール生成部と、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、システム時刻計算部と、
テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、仮想時刻計算部と、
を備えていることを特徴とする仮想時刻配信システム。
前記スケジュール生成部が、前記情報処理装置が前記テストデータと同一のデータを用いて前記アプリケーションプログラムを実行した時の時間毎の負荷を特定する、負荷情報を取得し、前記負荷情報に基づいて、前記スケジュールを生成する、
付記1に記載の仮想時刻配信システム。
前記システム時刻計算部が、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻から当該開始時刻までの時間を求め、求めた時間に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値の逆数を乗算し、そして、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻に対応する前記システム時刻に、乗算によって得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、当該開始時刻に対応する、前記倍速値適用開始システム時刻とする、
付記1または2に記載の仮想時刻配信システム。
前記仮想時刻計算部は、テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
特定した倍速値適用開始システム時刻から要求時のシステム時刻までの経過時間に、特定した倍速値適用開始システム時刻の区間に設定された前記倍速値を乗算し、そして、
特定した倍速値適用開始システム時刻に対応する前記開始時刻に、乗算して得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、前記アプリケーションプログラムに返却する、
付記1〜3のいずれかに記載の仮想時刻配信システム。
テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置に対して時刻を配信するための装置であって、
前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、スケジュール生成部と、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、システム時刻計算部と、
を備えていることを特徴とする仮想時刻配信装置。
前記スケジュール生成部が、前記情報処理装置が前記テストデータと同一のデータを用いて前記アプリケーションプログラムを実行した時の時間毎の負荷を特定する、負荷情報を取得し、前記負荷情報に基づいて、前記スケジュールを生成する、
付記5に記載の仮想時刻配信装置。
前記システム時刻計算部が、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻から当該開始時刻までの時間を求め、求めた時間に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値の逆数を乗算し、そして、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻に対応する前記システム時刻に、乗算によって得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、当該開始時刻に対応する、前記倍速値適用開始システム時刻とする、
付記5または6に記載の仮想時刻配信装置。
テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、仮想時刻計算部を更に備えている、
付記5〜7のいずれかに記載の仮想時刻配信装置。
前記仮想時刻計算部は、テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
特定した倍速値適用開始システム時刻から要求時のシステム時刻までの経過時間に、特定した倍速値適用開始システム時刻の区間に設定された前記倍速値を乗算し、そして、
特定した倍速値適用開始システム時刻に対応する前記開始時刻に、乗算して得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、前記アプリケーションプログラムに返却する、
付記8に記載の仮想時刻配信装置。
テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置と、前記情報処理装置に対して時刻を配信するための仮想時刻配信装置とを用いた方法であって、
(a)前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、ステップと、
(b)前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、ステップと、
(c)テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、ステップと、
を有することを特徴とする仮想時刻配信方法。
前記(a)のステップにおいて、前記情報処理装置が前記テストデータと同一のデータを用いて前記アプリケーションプログラムを実行した時の時間毎の負荷を特定する、負荷情報を取得し、前記負荷情報に基づいて、前記スケジュールを生成する、
付記10に記載の仮想時刻配信方法。
前記(b)のステップにおいて、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻から当該開始時刻までの時間を求め、求めた時間に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値の逆数を乗算し、そして、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻に対応する前記システム時刻に、乗算によって得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、当該開始時刻に対応する、前記倍速値適用開始システム時刻とする、
付記10または11に記載の仮想時刻配信方法。
前記(c)のステップにおいて、テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
特定した倍速値適用開始システム時刻から要求時のシステム時刻までの経過時間に、特定した倍速値適用開始システム時刻の区間に設定された前記倍速値を乗算し、そして、
特定した倍速値適用開始システム時刻に対応する前記開始時刻に、乗算して得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、前記アプリケーションプログラムに返却する、
付記10〜12のいずれかに記載の仮想時刻配信方法。
コンピュータによって、テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置に対して時刻を配信するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、ステップと、
(b)前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、ステップと、
を実行させるプログラム。
前記(a)のステップにおいて、前記情報処理装置が前記テストデータと同一のデータを用いて前記アプリケーションプログラムを実行した時の時間毎の負荷を特定する、負荷情報を取得し、前記負荷情報に基づいて、前記スケジュールを生成する、
付記14に記載のプログラム。
前記(b)のステップにおいて、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻から当該開始時刻までの時間を求め、求めた時間に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値の逆数を乗算し、そして、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻に対応する前記システム時刻に、乗算によって得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、当該開始時刻に対応する、前記倍速値適用開始システム時刻とする、
付記14または15に記載のプログラム。
前記コンピュータに、
(c)テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、ステップ更に実行させる、
付記14〜16のいずれかに記載のプログラム。
前記(c)のステップにおいて、
テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
特定した倍速値適用開始システム時刻から要求時のシステム時刻までの経過時間に、特定した倍速値適用開始システム時刻の区間に設定された前記倍速値を乗算し、そして、
特定した倍速値適用開始システム時刻に対応する前記開始時刻に、乗算して得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、前記アプリケーションプログラムに返却する、
付記17に記載のプログラム。
テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置に対して、
前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールにおける、区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻が、倍速値適用開始システム時刻として計算されているときに、
前記情報処理装置に、
(a)テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、ステップを、
実行させるプログラム。
前記(a)のステップにおいて、テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
特定した倍速値適用開始システム時刻から要求時のシステム時刻までの経過時間に、特定した倍速値適用開始システム時刻の区間に設定された前記倍速値を乗算し、そして、
特定した倍速値適用開始システム時刻に対応する前記開始時刻に、乗算して得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、前記アプリケーションプログラムに返却する、
付記19に記載のプログラム。
102 スケジュール生成部
103 システム時刻計算部
104 情報配信部
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス
200 情報処理装置(アプリケーションサーバ)
201 情報受信部
202 情報格納部
203 仮想時刻計算部
204 アプリケーションプログラム
300 仮想時刻配信システム
Claims (8)
- テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置に対して時刻を配信するためのシステムであって、
前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、スケジュール生成部と、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、システム時刻計算部と、
テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、仮想時刻計算部と、
を備えていることを特徴とする仮想時刻配信システム。 - 前記スケジュール生成部が、前記情報処理装置が前記テストデータと同一のデータを用いて前記アプリケーションプログラムを実行した時の時間毎の負荷を特定する、負荷情報を取得し、前記負荷情報に基づいて、前記スケジュールを生成する、
請求項1に記載の仮想時刻配信システム。 - 前記システム時刻計算部が、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻から当該開始時刻までの時間を求め、求めた時間に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値の逆数を乗算し、そして、
当該開始時刻の1つ前の開始時刻に対応する前記システム時刻に、乗算によって得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、当該開始時刻に対応する、前記倍速値適用開始システム時刻とする、
請求項1または2に記載の仮想時刻配信システム。 - 前記仮想時刻計算部は、テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
特定した倍速値適用開始システム時刻から要求時のシステム時刻までの経過時間に、特定した倍速値適用開始システム時刻の区間に設定された前記倍速値を乗算し、そして、
特定した倍速値適用開始システム時刻に対応する前記開始時刻に、乗算して得られた時間を加算し、加算によって得られた時刻を、前記アプリケーションプログラムに返却する、
請求項1〜3のいずれかに記載の仮想時刻配信システム。 - テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置に対して時刻を配信するための装置であって、
前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、スケジュール生成部と、
前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、システム時刻計算部と、
を備えていることを特徴とする仮想時刻配信装置。 - テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置と、前記情報処理装置に対して時刻を配信するための仮想時刻配信装置とを用いた方法であって、
(a)前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、ステップと、
(b)前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、ステップと、
(c)テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、ステップと、
を有することを特徴とする仮想時刻配信方法。 - コンピュータによって、テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置に対して時刻を配信するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールを生成する、ステップと、
(b)前記スケジュールに設定されている区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻を、倍速値適用開始システム時刻として計算する、ステップと、
を実行させるプログラム。 - テストデータを用いてアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置に対して、
前記情報処理装置が前記アプリケーションプログラムを倍速で実行する際の倍速値を時系列に沿って区間毎に設定したスケジュールにおける、区間の開始時刻毎に、当該開始時刻の前の区間の前記倍速値に基づいて、前記情報処理装置における前記アプリケーションプログラム実行時のシステム時刻が、倍速値適用開始システム時刻として計算されているときに、
前記情報処理装置に、
(a)テストデータを用いて実行されている前記アプリケーションプログラムが、時刻を要求した場合に、
前記開始時刻毎に計算された前記倍速値適用開始システム時刻の中から、要求時のシステム時刻の直前の倍速値適用開始システム時刻を特定し、特定した倍速値適用開始システム時刻と、その区間に設定された前記倍速値とを用いて、前記アプリケーションプログラムに返却する時刻を計算する、ステップを、
実行させるプログラム。
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