JP6852322B2 - 広告配信プログラム、広告配信システム及び広告配信方法 - Google Patents

広告配信プログラム、広告配信システム及び広告配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、広告配信プログラム、広告配信システム及び広告配信方法に関する。
インターネットやソーシャルネットワーキングサービスでは、利用者個人の商品閲覧履歴やグループ内のメッセージのやりとりからキーワードを抽出し、個人またはグループメンバーが興味を持ちそうな関連商品の広告を配信している。
特表2013−516002号公報 特開2015−22379号公報 特表2014−522042号公報
しかしながら、上記の技術では、商品の購入の可否を決定する際の各個人の経済事情により商品の購入に至らず、広告された商品の購入機会が損なわれる場合がある。
1つの側面では、本発明は、広告された商品の購入機会を増やすことができる広告配信プログラム、広告配信システム及び広告配信方法を提供することを目的とする。
一態様では、広告配信プログラムは、コンピュータに、検索された検索商品の対象となる対象者と、前記検索商品の購入を検討する検討者と、前記対象者および前記検討者と同一のグループに属する者であって前記検索商品を購入できる購入者と、を判別する処理と、前記検討者の商品閲覧履歴と、前記検討者が属するグループと構成が類似する類似グループの商品購入履歴と、を基にして広告商品を決定する処理と、前記広告商品の広告を前記購入者に配信する処理とを実行させる。
広告された商品の購入機会を増やすことができる。
図1は、実施例に係る広告配信システムの構成例を示す図である。 図2は、実施例に係る広告配信システムの概要を説明するための図である。 図3は、実施例に係るサーバ装置の機能的構成を示すブロック図である。 図4は、実施例に係る商品対象者リストの作成方法を示す図である。 図5は、実施例に係る家族構成データベースの構築方法を示す図である。 図6は、実施例に係る広告商品リストの作成方法を示す図である。 図7は、実施例に係る広告配信先リストの作成方法を示す図である。 図8は、実施例に係る年齢類似度αの算出例を示す図である。 図9は、実施例に係る性別類似度βの算出例を示す図である。 図10は、実施例に係る家族類似度γの算出例を示す図である。 図11は、実施例に係る広告配信処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、変形例に係る商品対象者リストの作成方法を示す図である。 図13は、実施例に係る広告配信プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照して本願に係る広告配信プログラム、広告配信システム及び広告配信方法について説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[システム構成]
図1は、実施例に係る広告配信システムの構成例を示す図である。図1に示す広告配信システム1は、商品の購入を検討する検討者が使用する通信端末30に記憶されている商品閲覧履歴から関連する商品を検索して、かかる関連する商品の広告を通信端末30に配信する、いわゆる広告配信システムを提供するものである。
このような広告配信サービスの一環として、広告配信システム1は、商品の購入を検討する検討者の商品閲覧履歴と、検討者の属するグループと構成が類似するグループの商品購入履歴と、を基にして広告する商品を決定する。そして、決定された商品の広告を、検討者と同一のグループに属し商品を購入できる購入者が使用する通信端末30にも配信する。これによって、一側面として、検討者のみならず、検討者と同一のグループに属する購入者にも広告される商品の購入機会を与えることができる。したがって、広告される商品の購入機会を増やすことができる。
図1に示すように、広告配信システム1には、サーバ装置10と、通信端末30A〜30Cとが収容される。なお、図1には、3つの通信端末が収容される場合を図示したが、サーバ装置10が収容する通信端末の数は、図示の例に限定されず、任意の数の通信端末を収容できる。なお、以下では、通信端末30A〜30Cの各装置を区別なく総称する場合には、「通信端末30」と記載する場合がある。
これらサーバ装置10及び通信端末30の間は、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワークNには、有線または無線を問わず、一例として、インターネットを始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
例えば、広告配信システム1は、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)(以下、SNSと呼称する。)を提供するシステム内に実装することができる。以下の実施例においては、SNSを提供するシステム内に広告配信システム1が実装されている場合について説明する。
サーバ装置10は、通信端末30に上記の広告配信サービスを提供するコンピュータである。さらに、サーバ装置10は、SNSのサーバ機能も備えており、ネットワークNへの接続機能を有する通信端末30に、ソーシャルネットワーキングサービスを提供する。
ここで、SNSでは、同一のグループに属する、例えば家族関係にあるユーザ同士が1つのグループを形成することができる。以下の実施例においては、同一のグループの一例として、家族関係にあるユーザ同士が1つのグループを形成する場合について説明する。なお、以下の実施例においては、家族関係にあるユーザ同士が1つのグループを形成する場合について例示するが、これ以外の関係にあるグループが含まれることを妨げない。例えば、同じ会社に所属するユーザ同士で1つのグループを形成してもよい。
一実施形態として、サーバ装置10は、パッケージソフトウェアまたはオンラインソフトウェアとして、上記の広告配信サービスを実現する広告配信プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、サーバ装置10は、上記の広告配信サービスを提供するWebサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の広告配信サービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
通信端末30は、サーバ装置10から上記の広告配信サービスおよびソーシャルネットワーキングサービスの提供を受けるコンピュータである。
一実施形態として、通信端末30には、上記のソーシャルネットワーキングサービスの利用が許可されたアカウントを通じてサーバ装置10へのログイン認証に成功したコンピュータ全般が該当しうる。例えば、デスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータなどの情報処理装置が通信端末30となり得る。このような据置き型の端末のみならず、各種の携帯端末装置も通信端末30となり得る。ここで言う「携帯端末装置」には、一例として、スマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistants)などのスレート端末などがその範疇に含まれる。
[広告配信システム1の概要]
図2は、実施例に係る広告配信システム1(図1参照)の概要を説明するための図である。この広告配信システム1は、以下のステップS1〜S7を含んでいる。最初に、サーバ装置10は、SNSにおいて同じグループに属するメンバーの中から、商品の購入を検討する検討者Xと、かかる商品を購入できる購入者Yと、かかる商品の対象である対象者Zとを判別する(ステップS1)。図2に示すように、例えば、ステップS1は、家族関係にあるメンバーの中から、子世代のメンバーを検討者Xと判別し、親世代のメンバーを購入者Yと判別し、孫世代のメンバーを対象者Zと判別することができる。
次に、検討者Xが商品の購入を検討する際に使用する通信端末30Aから、商品閲覧履歴がサーバ装置10にアップロードされる(ステップS2)。次に、サーバ装置10は、アップロードされた商品閲覧履歴内の商品に関連する商品(以下、「関連商品」と呼称する。)を検索する(ステップS3)。次に、サーバ装置10は、検索された関連商品と、検討者Xが属するグループと構成が類似するグループが購入した実績のある商品と、を基にして広告する商品(以下、「広告商品」と呼称する。)を決定する(ステップS4)。
次に、決定された広告商品の広告が、購入者Yの使用する通信端末30Bに配信される(ステップS5)。次に、かかる通信端末30Bを用いて、購入機会を得た購入者Yが広告商品を注文する(ステップS6)。すると、注文を受けたオンラインショッピングサイトから、注文された商品が同じグループ内のメンバーに発送される(ステップS7)。
このように、広告配信システム1は、商品の購入を検討する検討者Xのみならず、商品を購入できる購入者Yにも広告商品の購入機会を与えることができることから、広告商品の購入機会を増やすことができる。
[サーバ装置10の構成]
図3は、実施例に係るサーバ装置10の機能的構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ装置10は、通信I/F(InterFace)部11と、記憶部13と、制御部15とを有する。なお、図3には、データの入出力の関係を表す実線が示されているが、説明の便宜上、最小限の部分について示されているに過ぎない。すなわち、各処理部に関するデータの入出力は、図示の例に限定されず、図示以外のデータの入出力、例えば処理部及び処理部の間、処理部及びデータの間、並びに、処理部及び外部装置の間のデータの入出力が行われることとしてもかまわない。
通信I/F部11は、他の装置、例えば通信端末30などとの間で通信制御を行うインタフェースである。
一実施形態として、通信I/F部11には、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。例えば、通信I/F部11は、通信端末30から商品閲覧履歴やグループ内のメンバーに関する情報を受信したり、かかる商品購入履歴にしたがって決定された広告商品の広告を通信端末30へ送信したりする。
記憶部13は、制御部15で実行されるOS(Operating System)を始め、上記の広告配信サービスを実現する広告配信プログラムなどのアプリケーションプログラムを含む各種プログラム、さらには、これらのプログラムに用いられるデータを記憶するデバイスである。
一実施形態として、記憶部13は、サーバ装置10における補助記憶装置として実装することができる。例えば、記憶部13には、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスクやSSD(Solid State Drive)などを採用できる。なお、記憶部13は、必ずしも補助記憶装置として実装されずともよく、サーバ装置10における主記憶装置として実装することもできる。この場合、記憶部13には、各種の半導体メモリ素子、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリを採用できる。
記憶部13は、制御部15で実行されるプログラムに用いられるデータベースの一例として、商品データベース13aと、家族構成データベース13bとを記憶する。これら商品データベース13aおよび家族構成データベース13b以外にも、他の電子データ、例えば後述する商品対象者リストなどの各種リストなども併せて記憶することができる。
商品データベース13aは、例えば、オンラインショッピングサイトで購入可能な複数の商品が、関連付けられた各種項目と共に記憶されたデータベースである。
一実施形態として、商品データベース13aは、商品、当該商品の対象となる対象者、当該商品を購入できる購入者および当該商品が関連するイベントなどの項目が対応付けられたデータを記憶できる。ここでいう「商品」とは、商品を識別する情報を指し、例えば、商品名や商品IDなどが挙げられる。また、「対象者」と「購入者」とは、同一グループ内における立場を識別する情報を指し、例えば、「親」や「子」、「孫」など家族構成における続柄などが挙げられる。また、「イベント」とは、商品が関連するイベントを識別する情報を指し、例えば、「誕生日」や「引っ越し」、「育児」などが挙げられる。
なお、ここでは、商品データベース13aに含まれる項目として、商品、対象者、購入者およびイベントを例示したが、これ以外の項目が含まれることを妨げない。
家族構成データベース13bは、家族関係にある各メンバーに関するデータが、それぞれの家族(すなわち同一グループ)毎に記憶されたデータベースである。
一実施形態として、家族構成データベース13bには、各メンバーの続柄、ID、年齢、性別、住所などの項目が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「続柄」とは、家族関係における続柄を識別する情報を指す。また、「ID」とは、SNSにおけるメンバー個人を識別する情報を指す。また、「年齢」、「性別」および「住所」とは、メンバー個人の年齢、性別および住所を識別する情報を指す。
なお、ここでは、家族構成データベース13bに含まれる項目として、続柄、ID、年齢、性別、住所を例示したが、これ以外の項目が含まれることを妨げない。例えば、同じ会社に所属するユーザ同士で同一のグループを形成した場合、家族関係における「続柄」ではなく、会社内における役職が項目として含まれることとしてもかまわない。
制御部15は、各種のプログラムや制御データを格納する内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するものである。
一実施形態として、制御部15は、中央処理装置、いわゆるCPU(Central Processing Unit)として実装される。制御部15は、必ずしも中央処理装置として実装されずともよく、MPU(Micro Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)として実装されることとしてもよい。このように、制御部15は、プロセッサとして実装されればよく、その種別が汎用型または特化型であるかは問われない。また、制御部15は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
制御部15は、図示しない主記憶装置として実装されるRAMのワークエリア上に、上記の広告配信プログラムをプロセスとして展開することにより、下記の処理部を仮想的に実現する。例えば、制御部15は、図3に示すように、取得部15aと、抽出部15bと、判別部15cと、決定部15dと、配信部15eとを有する。
取得部15aは、通信端末30からの各種情報を取得する処理部である。
一実施形態として、取得部15aは、通信端末30から検討者X(図2参照)の商品閲覧履歴を取得する。また、取得部15aは、通信端末30から検討者Xの属する家族構成に関する情報を取得する。さらに、取得部15aは、通信端末30から検討者Xの属する家族のスケジュールに関する情報を取得する。
抽出部15bは、検討者Xの商品閲覧履歴内の商品から、同一の対象者Z(図2参照)が対象となる商品(以下、「同一対象者商品」と呼称する。)を抽出する処理部である。
図4は、実施例に係る商品対象者リストの作成方法を示す図であり、取得部15aおよび抽出部15bの機能の一例を示している。取得部15aは、検討者X(図2参照)である「子」が使用する通信端末30Aから、商品閲覧履歴31を取得し、抽出部15bへ送信する。取得部15aは、例えば、通信端末30AにおけるウェブブラウザのHTTP cookieから、商品閲覧履歴31を取得することができる。図4では、商品A〜Gが、取得された商品閲覧履歴31内の商品として例示されている。
次に、抽出部15bは、商品データベース13aを参照して、商品閲覧履歴31内の商品の中から、同一の対象者Z(図2参照)が対象となる同一対象者商品を抽出し、同一対象者商品をリストアップした商品対象者リスト21を作成する。図4では、商品閲覧履歴31内の商品A〜Gのうち、対象者Zが「孫」である商品B、F、Gが同一対象者商品として抽出された例を示している。
このように、商品閲覧履歴31から同一対象者商品を抽出することにより、対象者Zを対象とする商品を的確に広告することができることから、さらに広告された商品の購入機会を増やすことができる。
ここで、商品データベース13aにおいては、オンラインショッピングサービス提供用サーバ50内に記憶された各種情報を参照して、複数の商品と上記の各種項目(「対象者」など)とが関連付けられている。例えば、オンラインショッピングサービスで購入者Y(図2参照)が商品を購入する際に、「購入商品の対象者は誰か?」欄に対象者Zを入力してもらうことにより、サーバ装置10は、商品と購入者Yと対象者Zとを関連付けることができる。また、SNSで購入者Yの通信端末30Bに商品を広告する際に、「この人にプレゼントを贈る」ボタンを表示して、購入者Yに当該ボタンを押して購入してもらうことにより、サーバ装置10は、商品と購入者Yと対象者Zとを関連付けることもできる。さらに、SNSの同一グループ内での会話記録を基にして、サーバ装置10は、商品と購入者Yと対象者Zとを関連付けることもできる。
図3に戻って、サーバ装置10の機能的構成についての説明を続ける。判別部15cは、同一グループ内のメンバーの中から、検討者X(図2参照)と、購入者Y(図2参照)と、対象者Z(図2参照)とを判別する処理部である。
また、サーバ装置10は、同一グループ内のメンバーの中から、検討者Xと、購入者Yと、対象者Zとを判別部15cに判別させるために、各家族の構成が記憶された家族構成データベース13bを記憶部13に構築する必要がある。図5は、実施例に係る家族構成データベース13bを構築する方法として、同一グループ内の家族構成員の情報を、家族構成データベース13bに記憶させる手段について示している。
サーバ装置10を管理するSNS事業者は、通信端末30のSNSアプリケーションにおいて、家族アのメンバーの一人(例えば、子c)に、設定画面32から家族アのグループメンバーの家族情報を入力させる。家族情報としては、例えば、グループメンバーのユーザ名や年齢、性別、住所などが挙げられる。次に、入力された家族情報を取得部15aが取得する。そして、取得部15aは、家族アの家族リスト17aを家族構成データベース13bに記憶させる。このように、SNSを利用するグループメンバーの家族情報をメンバーの一人に入力させることにより、家族構成データベース13bを構築することができる。
図5に示すように、家族情報を設定画面32から入力させる際には、該当者がない部分は空白にすればよい。また、実施例では「父」、「母」、「子」、「配偶者」、「孫」の情報を入力させているが、必要に応じて「叔父」や「叔母」などの他の続柄のメンバーを入力させてもよい。さらに、高齢者や乳幼児などのSNSを利用しない家族構成員については、SNSを利用する代表者に代理登録させてSNSのIDを取得させてから、家族情報を入力させればよい。
図3に戻って、サーバ装置10の機能的構成についての説明を続ける。決定部15dは、検討者X(図2参照)の商品閲覧履歴31(図4参照)と、検討者Xが属するグループと構成が類似する類似グループの商品購入履歴と、を基にして広告商品を決定する処理部である。また、配信部15eは、決定された広告商品の広告を通信端末30に配信する処理部である。
図6は、実施例に係る広告商品リストの作成方法を示す図であり、決定部15dの機能の一例を示している。抽出部15b(図3参照)で抽出された商品対象者リスト21を基に、決定部15dは広告商品を決定して、その結果を広告商品リスト23として出力する。
これを具体的に説明すると、決定部15dは、商品データベース13aを参照して、商品対象者リスト21内の商品B、F、Gと関連する関連商品を検索する。また、決定部15dは、家族構成データベース13bを参照して、検討者X(図2参照)の属する家族アと構成の類似する家族(以下、「類似家族」と呼称する。)を抽出する。かかる類似家族の抽出方法の詳細については後述するが、図6では、家族構成データベース13bから、類似家族として家族イが抽出されている。
次に、検索された関連商品と、抽出された類似家族の商品購入履歴とを基にして、決定部15dは広告商品を決定する。決定部15dは、例えば、複数の関連商品の中から、類似家族が購入した実績のある商品を広告商品として決定することができる。図6では、決定部15dは、類似家族である家族イの商品購入履歴19内の商品から、商品Bと関連する商品Hと、商品Fと関連する商品Lと、商品Gと関連する商品Pとを、広告商品として決定している。
このように、複数の関連商品の中から、類似家族が購入した実績のある商品を広告商品として決定することにより、検討者Xが属する家族が興味をもつ可能性が高い商品を的確に選択することができることから、さらに広告された商品の購入機会を増やすことができる。
なお、ここでは、関連家族が購入した実績のある商品の中から広告商品を決定することを例示したが、これ以外の決定手段が含まれることを妨げない。例えば、関連家族の検討者Xの商品検索履歴内の商品の中から、広告商品を決定してもよい。
図7は、実施例に係る広告配信先リストの作成方法を示す図である。決定部15dは、図7に示すように、広告商品リスト23内の広告商品をさらに選別することができる。これを具体的に説明すると、決定部15dは、商品データベース13aを参照して、広告商品リスト23内の商品から、同一の購入者Y(図2参照)の商品(以下、「同一購入者商品」と呼称する。)を選別することができる。図7では、決定部15dは、広告商品リスト23内の商品H、L、Pの中から、「親」が購入者Yである商品H、Lを選別し、かかる商品がリストアップされた親向けの広告配信先リスト25を作成している。
そして、親向けの広告配信先リスト25を受信した配信部15eは、「親」が使用する通信端末30Bに、商品H、Lの広告を配信する。
このように、対応する購入者Yの同一購入者商品を選別して広告することにより、購入者Yが興味をもつ可能性が高い商品を的確に広告することができることから、さらに広告された商品の購入機会を増やすことができる。
なお、図7に図示していないが、決定部15dは、広告商品リスト23内の商品H、L、Pの中から、「子」が購入者である商品Pを選別し、子向けの広告配信先リスト25を作成することができる。そして、子向けの広告配信先リスト25を受信した配信部15eは、「子」が使用する通信端末30A(図2参照)に、商品Pの広告を配信することができる。また、配信部15eは、広告商品リスト23内の商品H、L、Pの広告を、直接親が使用する通信端末30Bに配信することもできる。
[類似度の算出方法]
続いて、検討者Xの属する家族と、家族構成データベース13bに登録された他の家族との構成の類似の度合い(以下、「類似度」と呼称する。)を求める手段について説明する。類似度は、例えば、年齢類似度αを算出することにより求めることができる。
年齢類似度αを求めるために、以下の式(1)から、対象となる他の家族のDiffageを算出する。
Figure 0006852322
次に、算出されたDiffageを、以下の(表1)を用いて年齢類似度αに換算する。
Figure 0006852322
図8は、実施例に係る年齢類似度αの算出例を示す図である。家族アの家族リスト17aに記憶された情報と、家族イの家族リスト17bに記憶された情報とから、図8に示すように、家族イのDiffageは1.2と算出される。そして、(表1)を参照して、家族イの年齢類似度αは10と換算される。
また、家族アの家族リスト17aに記憶された情報と、家族ウの家族リスト17cに記憶された情報とから、家族ウのDiffageは18.2と算出される。そして、(表1)を参照して、家族ウの年齢類似度αは7と換算される。
ここで、年齢類似度αの値が大きいほど、家族アと構成が類似するとみなすことができる。すなわち、家族ウよりも、家族イのほうが家族アと構成が類似するとみなすことができる。
また、類似度を求める別の手段として、性別類似度βを算出する手段もある。性別類似度βは、以下の式(2)から算出する。
Figure 0006852322
なお、式(2)において、比較元性別eq比較先性別は以下の(表2)に示される値となる。
Figure 0006852322
図9は、実施例に係る性別類似度βの算出例を示す図である。家族アの家族リスト17aに記憶された情報と、家族イの家族リスト17bに記憶された情報とから、図9に示すように、家族イの性別類似度βは1.0と算出される。また、家族アの家族リスト17aに記憶された情報と、家族エの家族リスト17dに記憶された情報とから、家族エの性別類似度βは0.4と算出される。なお、図9では、性別が男の場合の値を1とし、性別が女の場合の値を0として計算している。
ここで、性別類似度βの値が1.0に近づくほど、家族アと構成が類似するとみなすことができる。すなわち、家族エよりも、家族イのほうが家族アと構成が類似するとみなすことができる。
また、類似度を求めるさらに別の手段として、上記の年齢類似度αと性別類似度βとを両方用いる手段もある。例えば、年齢類似度αと性別類似度βとの積を家族類似度γとして、類似度を求めることができる。
図10は、実施例に係る家族類似度γの算出例を示す図である。家族アの家族リスト17aに記憶された情報と、家族イの家族リスト17bに記憶された情報とから、図10に示すように、家族イの年齢類似度αは10と換算され、家族イの性別類似度βは1.0と算出される。これにより、家族イの家族類似度γは、10.0と算出される。
また、家族アの家族リスト17aに記憶された情報と、家族ウの家族リスト17cに記憶された情報とから、家族ウの年齢類似度αは7と換算され、家族ウの性別類似度βは0.8と算出される。これにより、家族ウの家族類似度γは、5.6と算出される。
さらに、家族アの家族リスト17aに記憶された情報と、家族エの家族リスト17dに記憶された情報とから、家族エの年齢類似度αは8と換算され、家族エの性別類似度βは0.4と算出される。これにより、家族エの家族類似度γは、3.2と算出される。
ここで、家族類似度γの値が大きいほど、家族アと構成が類似するとみなすことができる。すなわち、家族エよりも家族ウのほうが家族アと構成が類似し、家族ウよりも家族イのほうが家族アと構成が類似するとみなすことができる。
なお、ここでは、家族の類似度を求める手段として、年齢類似度α、性別類似度β、家族類似度γを例示したが、これ以外の手段が含まれることを妨げない。
[処理の流れ]
図11は、実施例に係る広告配信処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、一例として、検討者Xの通信端末30Aから商品閲覧履歴31を取得した場合に開始される。図11に示すように、検討者Xの商品閲覧履歴31を取得すると(ステップS101)、抽出部15bは、商品データベース13aを参照して、商品閲覧履歴31内の商品の中から同一の対象者Zが対象となる同一対象者商品を抽出する(ステップS102)。
続いて、決定部15dは、商品データベース13aを参照して、抽出された同一対象者商品と関連する関連商品を検索する(ステップS103)。さらに、決定部15dは、検索された関連商品の中から、検討者Xが属するグループと構成が類似する類似グループが購入した商品(以下、「類似グループ購入商品」と呼称する。)を選択する(ステップS104)。
その後、決定部15dは、選択された類似グループ購入商品を広告商品として決定する(ステップS105)。続いて、決定部15dは、商品データベース13aを参照して、決定された広告商品の中から、同一の購入者Yが対象となる同一購入者商品を選別する(ステップS106)。最後に、配信部15eは、購入者Yが使用する通信端末30Bに、選別された同一購入者商品の広告を配信し(ステップS107)、処理を終了する。
[効果]
上述してきたように、本実施例に係るサーバ装置10は、商品の購入を検討する検討者Xの商品閲覧履歴31と、検討者Xの属するグループと構成が類似するグループの商品購入履歴19と、を基にして広告する商品を決定する。そして、決定された商品の広告を、検討者Xと同一のグループに属し商品を購入できる購入者Yが使用する通信端末30にも配信する。これによって、一側面として、検討者Xのみならず、検討者Xと同一のグループに属する購入者Yにも広告される商品の購入機会を与えることができる。したがって、本実施例に係るサーバ装置10によれば、広告される商品の購入機会を増やすことができる。
また、本実施例に係るサーバ装置10は、複数の商品と、それぞれの商品の対象となる対象者Zと、それぞれの商品を購入できる購入者Yとが関連付けられた商品データベース13aを作成する処理と、商品データベース13aを参照して、商品閲覧履歴31内の商品の中から同一の対象者Zが対象となる同一対象者商品を抽出する処理とをさらに実行させる。これにより、対象者Zを対象とする商品を的確に広告することができることから、さらに広告された商品の購入機会を増やすことができる。
また、本実施例に係るサーバ装置10は、同一対象者商品と関連する関連商品を検索する処理と、関連商品の中から類似グループが購入した類似グループ購入商品を選択する処理とをさらに実行させ、広告商品を決定する処理として、類似グループ購入商品を広告商品として決定する処理を実行させる。これにより、検討者Xが属する家族が興味をもつ可能性が高い商品を的確に選択することができることから、さらに広告された商品の購入機会を増やすことができる。
また、本実施例に係るサーバ装置10は、商品データベース13aを参照して、類似グループ購入商品の中から同一の購入者Yが対象となる同一購入者商品を選別する処理をさらに実行させ、広告商品の広告を購入者Yに配信する処理として、同一購入者商品の広告を対応する購入者Yに配信する処理を実行させる。これにより、購入者Yが興味をもつ可能性が高い商品を的確に広告することができることから、さらに広告された商品の購入機会を増やすことができる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[配信順を調整する応用例]
例えば、サーバ装置10は、広告商品として決定されたそれぞれの商品について推薦値δを算出し、算出された推薦値δに基づいて広告を配信する順番を調整することができる。かかる推薦値δとしては、例えば、関連商品として検索された際の関連度合いを表す商品関連評価値Sと、SNS事業者が広告する商品を調整するために用いるパラメータWとを掛け合わせた値を用いることができる。なお、上記のパラメータWは、商品のカテゴリやメーカー、商品のレビューなどから設定してもよい。さらに、複数の類似家族の商品購入履歴内の商品から広告商品を決定し、上記の推薦値δとそれぞれの類似家族の家族類似度γとを掛け合わせて、広告を配信する順番を調整してもよい。
このように、推薦値δと家族類似度γとを掛け合わせて広告を配信する順番を調整することにより、興味をもつ可能性が高い商品から順番に広告することができることから、さらに広告された商品の購入機会を増やすことができる。
[広告商品を変更する応用例]
例えば、サーバ装置10は、同一グループ内のメンバーの住所情報に基づいて、広告商品を変更することができる。例えば、検討者Xと購入者Yとが近居の場合、サーバ装置10は、広告商品として低価格な商品(例えば、日用品、お菓子、ベビーおむつなど)を高い頻度で広告することができる。これにより、広告をきっかけに購入した商品を渡すことを理由に、検討者Xと購入者Yとが互いに訪問するようになることから、検討者Xと購入者Yとのコミュニケーションを活発化させることができる。一方、検討者Xと購入者Yとが遠居の場合、サーバ装置10は、広告商品として高価な商品(例えば、靴やベビー服など)を低い頻度で広告することができる。これにより、上記と同様に、広告をきっかけに購入した商品を渡すことを理由に、検討者Xと購入者Yとが互いに訪問するようになることから、検討者Xと購入者Yとのコミュニケーションを活発化させることができる。
[商品対象者リストの応用例]
上記の実施例では、検討者Xの商品閲覧履歴31内の商品から、商品対象者リスト21を作成する場合を例示したが、これ以外の手段が含まれることを妨げない。例えば、同一グループ内で予定されているイベントに基づいて、商品対象者リスト21を作成することができる。図12は、変形例に係る商品対象者リストの作成方法を示す図である。まず、取得部15aは、通信端末30に記憶されているスケジュールリスト33の情報を取得し、抽出部15bに送信する。次に、抽出部15bは、商品データベース13aを参照して、スケジュールリスト33に記憶されているイベントに該当する商品を抽出し、抽出された商品を商品対象者リスト21として出力する。図12では、取得部15aは、スケジュールリスト33から、予定されているイベントとして「運動会」、「遠足」および「芋ほり」を取得し、抽出部15bは、かかるイベントに該当し対象者が「孫」である商品として、商品T、U、Vを抽出している。なお、以降の処理については、上記の実施例と同様に行うことができる。
このように、同一グループ内で予定されているイベントに基づいて商品対象者リストを作成することにより、対象者Zを対象とする商品を的確に広告することができることから、さらに広告された商品の購入機会を増やすことができる。
[分散および統合]
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されておらずともよい。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、取得部15a、抽出部15b、判別部15c、決定部15dまたは配信部15eをサーバ装置10の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、取得部15a、抽出部15b、判別部15c、決定部15dまたは配信部15eを別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記のサーバ装置10の機能を実現するようにしてもよい。また、記憶部13に記憶される商品データベース13a及び家族構成データベース13bの全部または一部を別の装置、例えばファイルサーバ等がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記のサーバ装置10の機能を実現するようにしてもかまわない。この他、上記の実施例では、上記の広告配信サービスがクライアントサーバシステムの形態で提供される場合を例示したが、必ずしもクライアントサーバシステムにより提供されずともかまわず、広告配信プログラムがインストールされたコンピュータによりスタンドアローンで提供されることとしてもかまわない。
[広告配信プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図13を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する広告配信プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図13は、実施例に係る広告配信プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図13に示すように、コンピュータ100は、操作部110aと、スピーカ110bと、カメラ110cと、ディスプレイ120と、通信部130とを有する。さらに、このコンピュータ100は、CPU150と、ROM160と、HDD170と、RAM180とを有する。これら110a〜180の各部はバス140を介して接続される。
HDD170には、図13に示すように、上記の実施例で示した取得部15a、抽出部15b、判別部15c、決定部15d及び配信部15eと同様の機能を発揮する広告配信プログラム170aが記憶される。この広告配信プログラム170aは、図3に示した取得部15a、抽出部15b、判別部15c、決定部15d及び配信部15eの各構成要素と同様、統合または分離してもかまわない。すなわち、HDD170には、必ずしも上記の実施例で示した全てのデータが格納されずともよく、処理に用いるデータがHDD170に格納されればよい。
このような環境の下、CPU150は、HDD170から広告配信プログラム170aを読み出した上でRAM180へ展開する。この結果、広告配信プログラム170aは、図13に示すように、広告配信プロセス180aとして機能する。この広告配信プロセス180aは、RAM180が有する記憶領域のうち広告配信プロセス180aに割り当てられた領域にHDD170から読み出した各種データを展開し、この展開した各種データを用いて各種の処理を実行する。例えば、広告配信プロセス180aが実行する処理の一例として、図11に示す処理などが含まれる。なお、CPU150では、必ずしも上記の実施例で示した全ての処理部が動作せずともよく、実行対象とする処理に対応する処理部が仮想的に実現されればよい。
なお、上記の広告配信プログラム170aは、必ずしも最初からHDD170やROM160に記憶されておらずともかまわない。例えば、コンピュータ100に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に広告配信プログラム170aを記憶させる。そして、コンピュータ100がこれらの可搬用の物理媒体から広告配信プログラム170aを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに広告配信プログラム170aを記憶させておき、コンピュータ100がこれらから広告配信プログラム170aを取得して実行するようにしてもよい。
1 広告配信システム
10 サーバ装置
11 通信I/F部
13 記憶部
13a 商品データベース
13b 家族構成データベース
15 制御部
15a 取得部
15b 抽出部
15c 判別部
15d 決定部
15e 配信部
30A,30B,30C 通信端末

Claims (9)

  1. コンピュータに、
    グループごとに前記グループに属するメンバーと続柄とが関連付けられたデータベースを参照して、同じグループに属するメンバーの中から、第1の世代のメンバーを商品の購入を検討する検討者と判別し、前記検討者の続柄よりも上の世代に対応する第2の世代のメンバーを前記商品を購入できる購入者と判別すると共に、前記検討者の続柄よりも下の世代に対応する第3の世代のメンバーを前記商品の対象である対象者と判別する処理と、
    前記検討者の商品閲覧履歴と、前記検討者が属するグループと構成が類似する類似グループの商品購入履歴と、を基にして広告商品を決定する処理と、
    前記広告商品の広告を前記購入者に配信する処理と
    を実行させることを特徴とする広告配信プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    複数の商品と、それぞれの前記商品の対象となる前記対象者と、それぞれの前記商品を購入できる前記購入者とが関連付けられた商品データベースを作成する処理と、
    前記商品データベースを参照して、前記商品閲覧履歴内の商品の中から同一の前記対象者が対象となる同一対象者商品を抽出する処理と
    をさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載の広告配信プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記同一対象者商品と関連する関連商品を検索する処理と、
    前記関連商品の中から前記類似グループが購入した類似グループ購入商品を選択する処理と
    をさらに実行させ、
    前記広告商品を決定する処理として、前記類似グループ購入商品を前記広告商品として決定する処理を実行させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の広告配信プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記商品データベースを参照して、前記類似グループ購入商品の中から同一の前記購入者が対象となる同一購入者商品を選別する処理
    をさらに実行させ、
    前記広告商品の広告を前記購入者に配信する処理として、前記同一購入者商品の広告を対応する前記購入者に配信する処理を実行させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の広告配信プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    前記検討者が属するグループと前記類似グループとの類似度と、前記商品閲覧履歴内の商品と前記広告商品との関連度と、を算出する処理と、
    記関連度に前記類似度を掛け合わせることで前記広告商品の広告を配信する順番を決定する処理と
    をさらに実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の広告配信プログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記対象者と、前記検討者と、前記購入者との住所情報に基づいて、前記広告商品を変更する処理
    をさらに実行させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の広告配信プログラム。
  7. 前記コンピュータに、
    前記商品データベース内のそれぞれの前記商品に、前記商品が関連するイベントをさらに関連付ける処理
    をさらに実行させ、
    前記商品データベースを参照して前記同一対象者商品を抽出する処理として、前記検討者が属するグループで予定されるイベントから前記同一対象者商品を抽出する処理を実行させる
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の広告配信プログラム。
  8. 広告を配信する配信装置と、前記広告を表示する表示装置とを有する広告配信システムであって、
    前記配信装置は、
    グループごとに前記グループに属するメンバーと続柄とが関連付けられたデータベースを参照して、同じグループに属するメンバーの中から、第1の世代のメンバーを商品の購入を検討する検討者と判別し、前記検討者の続柄よりも上の世代に対応する第2の世代のメンバーを前記商品を購入できる購入者と判別すると共に、前記検討者の続柄よりも下の世代に対応する第3の世代のメンバーを前記商品の対象である対象者と判別する判別部と、
    前記検討者の商品閲覧履歴と、前記検討者が属するグループと構成が類似する類似グループの商品購入履歴と、を基にして広告商品を決定する決定部と、
    前記広告商品の広告を前記購入者に配信する配信部と
    を有することを特徴とする広告配信システム。
  9. コンピュータが、
    グループごとに前記グループに属するメンバーと続柄とが関連付けられたデータベースを参照して、同じグループに属するメンバーの中から、第1の世代のメンバーを商品の購入を検討する検討者と判別し、前記検討者の続柄よりも上の世代に対応する第2の世代のメンバーを前記商品を購入できる購入者と判別すると共に、前記検討者の続柄よりも下の世代に対応する第3の世代のメンバーを前記商品の対象である対象者と判別する処理と、
    前記検討者の商品閲覧履歴と、前記検討者が属するグループと構成が類似する類似グループの商品購入履歴と、を基にして広告商品を決定する処理と、
    前記広告商品の広告を前記購入者に配信する処理と
    を実行することを特徴とする広告配信方法。
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