JP6852225B2 - 拘束デバイス - Google Patents

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Description

〔関連出願との相互参照〕
本出願は、2017年12月11日に出願された米国仮出願第62/597,153号、及び、2017年5月17日に出願された米国仮出願第62/507,331号の利益を主張する。これら文献の各々は、すべての目的に関し、参照することにより、本明細書に組み込まれる。
本開示は、拘束デバイスに関する。
間の距離を調整できる一対の腕輪を含むが、腕輪の少なくとも一方が、拘束の間に二重に係合でき、かつ、拘束の間以外は二重に係合解除できる、拘束デバイスを可能にする技術に関する要請が存在する。さらに、拘束デバイスを、「チェーンスタイル」から「ヒンジスタイル」へ、及びその逆に、変換することを可能にする技術に関する要請が存在する。さらに、拘束デバイスが、拘束の際に過度な締めつけを避けることを可能にする技術に関する要請が存在する。しかし、そのような技術は存在しない。したがって、本開示は、そのような技術を可能にする。
一実施形態では、拘束デバイスは、ハウジングと、ハウジングに旋回可能に結合されたアームであって、アームが、歯の第1のセットを含む、アームと、ハウジング内に旋回可能に収容された第1のバーであって、第1のバーが、歯の第2のセット及び凸部を含む、第1のバーと、ハウジング内に収容された第2のバーであって、それにより、第2のバーが、第1の位置と第2の位置との間で移動するようになっており、第2のバーが、第2のバーが第1の位置にある際に、凸部を囲み、それにより、歯の第2のセットが歯の第1のセットと係合解除されるようになるように構成された凹部を含み、凹部が、第2のバーが第2の位置にある際に、凸部を囲まないように構成されており、それにより、歯の第2のセットが歯の第1のセットと係合するようになっている、第2のバーと、ハウジング内に収容された第1のバネであって、第1のバネが、第1のバー及び第2のバーと係合する、第1のバネと、ハウジング内に収容されたリールであって、リールが、歯の第3のセットを含んでいる、リールと、ハウジング内に収容された第2のバネと、ハウジング内に収容されたピボットであって、それにより、ピボットが、第3の位置と第4の位置との間で回転するようになっており、ピボットが、第1の延長部、第2の延長部、及び第3の延長部を保持しており、第1の延長部が、ピボットが第3の位置にある場合に、歯の第2のセットが歯の第1のセットと係合し、第2の延長部が歯の第3のセットの少なくとも1つと係合することから、歯の第1のセットの少なくとも1つの歯と係合し、第1の延長部が、ピボットが第4の位置にある場合に、歯の第2のセットが歯の第1のセットとの係合を回避し、第2の延長部が歯の第3のセットとの係合を回避することから、歯の第1のセットとの係合を回避し、第2のバネが、第3の延長部と係合する、ピボットと、を備えている。
一実施形態では、拘束デバイスは、第1のハウジング及びリールを含む第1の腕輪であって、リールがケーブルを保持している、第1の腕輪と、第2のハウジングを含む第2の腕輪であって、ケーブルが、第2のハウジングに結合されている、第2の腕輪と、第1のハウジング及び第2のハウジング上に取り付けられたスリーブであって、それにより、ケーブルが、スリーブを通って延びるようになっている、スリーブと、を備えている。
一実施形態では、拘束デバイスは、ハウジングと、ハウジングに旋回可能に収容されたバーであって、バーが、歯の第1のセット及び歯の第2のセットを保持しており、歯の第1のセットと歯の第2のセットとが、反対方向に噛合するように構成されている、バーと、ハウジングに旋回可能に結合された第1のアームであって、第1のアームが、歯の第3のセットを保持しており、歯の第1のセットが、歯の第3のセットと噛合するように構成されている、第1のアームと、第1のアーム内に保持され、第1のアームと係合するバネと、第1のアームに旋回可能に結合され、バネと係合する第2のアームであって、第2のアームが歯の第4のセットを保持しており、歯の第4のセットが、バネが圧縮されている場合に、歯の第2のセットと噛合するように構成されており、歯の第4のセットが、バネが圧縮されていない場合に、歯の第2のセットとの噛合を避けるように構成されている、第2のアームと、を備えている。
本開示に係る拘束デバイスの実施形態の斜視図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外されたハウジングの実施形態の側面図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外されたハウジングの実施形態の斜視図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外され、セーフティロックが係合解除されている、ハウジングの実施形態の側面図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外され、セーフティロックが係合している、ハウジングの実施形態の側面図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外され、ピボットがアーム及びスプールと係合している、ハウジングの実施形態の側面図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外され、ピボットがアーム及びスプールと係合していない、ハウジングの実施形態の側面図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外されたハウジングと、スプールの一対の回転方向との実施形態の側面図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外され、セーフティロックが係合解除されている、ハウジングの実施形態の側面図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外され、セーフティロックが係合している、ハウジングの実施形態の側面図である。 本開示に係る、カバープレートが取り外され、第1のバーの凸部が第2のバーの凹部を介して囲まれている、ハウジングの実施形態の側面図である。 本開示に係る、一対の腕輪間に張るためのケーブル構成の実施形態の複数の図である。 本開示に係る、拘束デバイスと係合するスリーブの斜視図である。 本開示に係る、スリーブを通って延びる拘束デバイスのケーブルの斜視図である。 本開示に係るスリーブの斜視図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。 本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの図である。
概して、本開示は、間の距離を調整できる一対の腕輪を含むが、腕輪の少なくとも一方が、拘束の間に二重に係合でき、かつ、拘束の間以外は二重に係合解除できる、拘束デバイスを開示している。さらに、本開示は、拘束デバイスを、「チェーンスタイル」から「ヒンジスタイル」へ、及びその逆に、変換することを可能にするスリーブを開示している。さらに、本開示は、第1のアーム及び第2のアームを含む拘束デバイスであって、拘束の際に過度な締めつけを避けるために、第2のアームが、第1のアームに対して弾性的に結合している、拘束デバイスを開示している。本開示は、ここで、図1から図34を参照して、より完全に記載される。図では、本開示の様々な例示的実施形態が示されている。本開示は、多くの異なる形態で実施することができ、また、本明細書に開示の例示的実施形態に必ずしも限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、例示的実施形態は、本開示が、十分かつ完全なものであり、当業者に、本開示の様々なコンセプトを完全に伝えるように、提供される。
本明細書で使用される様々な専門用語は、直接的または間接的、完全または部分的、一時的または恒久的、活性または不活性を含意することができる。たとえば、ある要素が、別の要素に対して「上(on)」であるか、別の要素に対して「接続されている(connected)」であるか、別の要素に対して「結合されている(coupled)」であるものとして言及される場合、その要素は、間接的及び/または直接的な変形形態を含み、他の要素の直接上にあるか、他の要素に直接接続されているか、他の要素に直接結合され得、及び/または、介在する要素が存在する場合がある。対照的に、ある要素が、別の要素に対して「直接接続されている(directly connected)」であるか、別の要素に対して「直接結合されている(directly coupled)」として言及される場合、介在する要素は存在しない。
第1、第2などの用語が本明細書において、様々な要素、構成要素、領域、層、及び/またはセクションを記載するために使用され得るが、これら要素、構成要素、領域、層、及び/またはセクションは、そのような用語によっては必ずしも限定されないものとする。これら用語は、1つの要素、構成要素、領域、層、またはセクションを別の要素、構成要素、領域、層、またはセクションから区別するために使用される。このため、以下に論じられる第1の要素、構成要素、領域、層、またはセクションは、本開示の様々な教示から逸脱することなく、第2の要素、構成要素、領域、層、またはセクションと称することができる。
本明細書に使用される様々な用語は、特定の例示的実施形態を記載するために使用されるものであり、必ずしも本開示を限定することは意図されていない。本明細書に使用される場合、様々な単数の形態「a」、「an」、及び「the」は、文脈が別様に明確に示していない限り、様々な複数の形態も含むことが意図されている。「備える(comprises)」、「含む(includes)」、及び/または、「備えている(comprising)」、「含んでいる(including)」との用語は、本明細書で使用される場合、述べられた特徴、整数、ステップ、操作、要素、及び/または構成要素の存在を特定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、構成要素、及び/またはそれらのグループの存在及び/または追加を除外しない。
本明細書で使用される場合、「or」との用語は、排他的な「or」よりむしろ、包括的な「or」を意味することが意図されている。すなわち、別様に特定されていないか、文脈から明確でない限り、「XがAまたはBを採用する(X employs A or B)」は、自然な包括的変形のセットのいずれかを意味することが意図されている。すなわち、XがAを採用する、XがBを採用する、または、XがAとBとの両方を採用する場合、前述の例のいずれの下でも、「XがAまたはBを採用する」が満たされる。
別様に規定されていない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術的及び科学的用語を含む)は、本開示が属する分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有している。一般的に使用される辞書で規定される用語などの、様々な用語は、関連する技術の文脈の意味と一致する意味を有するものと解釈されるべきであり、また、理想化された意味、及び/または、過度に型にはまった意味では、本明細書でそのように明確に規定されていない限り、解釈されるべきではない。
さらに、「下(below)」、「下方(lower)」、「上(above)」、及び「上方(upper)」などの相対的用語は、添付の説明的図面のセットに示されるような、1つの要素の、別の要素に対する関係を記載するために、本明細書で使用することができる。そのような相対的用語は、添付の説明的図面のセットに記載される向きに加え、図示の技術の異なる向きを包含することが意図されている。たとえば、添付の説明的図面のセットのデバイスが、逆さにされた場合、他の要素の「下方」側にあるものと記載される様々な要素は、他の要素の「上方」側に向けられることになる。同様に、説明的図面の1つにおけるデバイスが、逆さにされた場合、他の要素の「下」または「下方」にあるものと記載される様々な要素は、他の要素の「上」に向けられることになる。したがって、様々な例示的用語「下」及び「下方」は、上の向きと下の向きとの両方を包含することができる。
本明細書で使用される場合、「約(about)」及び/または「実質的に(substantially)」との用語は、名目上の値/用語から+/−10%の変化に言及している。そのような変化は、そのような変化が明確に言及されているか否かに関わらず、常に、本明細書に提供される任意の所与の値/用語に含まれる。
図1は、本開示に係る拘束デバイスの実施形態の斜視図である。具体的には、拘束デバイス100は、第1の腕輪104と第2の腕輪106とを含んでいる。
第1の腕輪104は、第1のハウジング102を含んでいる。第1のハウジング102は、第1の内部キャビティと、第1の開口114と、第2の開口118と、第3の開口122とを規定している。これらはすべて、異なるサイズ及び形状であるが、サイズ及び形状を変化させるか、変化させないことが可能である。第1の開口114は、第1のハウジング102の幅方向の平面に沿って延びており、一方、第2の開口118は、第1のハウジング102の深さ方向の平面に沿って延びており、第3の開口122は、第1のハウジング102の長手方向の平面に沿って延びている。第1の開口114は、以下にさらに記載するボタン116を保持している。第2の開口118は、キー120を受け入れるような寸法である。キー120は、以下にさらに記載される。第3の開口122は、留め金124を保持するような寸法である。留め金124は、以下にさらに記載される。第1のハウジング102は、金属製であるが、プラスチック、ゴム、木材、または他のものを含むことができる。第1のハウジング102は、旋回可能なクラムシェルタイプ(2つの旋回可能に結合されたプレート)、または、挟まれたプレートのタイプ(2つの係合したプレート)とすることができる。
第1のハウジング102は、この第1のハウジング102から片持ち梁の方式で延びる、第1のアーム部分108を含んでいる。第1のアーム部分108は、第1のハウジング102と一体であるが、締結、嵌合、接着、旋回、または他のものによるなどして、第1のハウジング102と組み合わせることができる。第1のアーム部分108は、弧状であるが、直線状または他の形状など、別の形状にすることができる。第1のアーム部分108は、金属を含むが、プラスチック、ゴム、木材、または他の材料を含むことができる。
第1のアーム部分108は、この第1のアーム部分108にリベットで結合した第1のピン110を保持しているが、締結、嵌合、インターロック、接着、または他のものなどの、結合の他の形態が可能である。第1のピン110は、直線構成であり、金属を含んでいるが、弧状または他の形状など、異なる形状とすることができるか、プラスチック、ゴム、木材、または他の材料を含むことができる。
第1のアーム部分108は、第1のアーム112に、第1のピン110を介して、片持ち梁の方式で結合している。第1のアーム112は、弧状であるが、直線状または他の形状など、別の形状にすることができる。第1のアーム112は、金属を含むが、プラスチック、ゴム、木材、または他の材料を含むことができる。結果として、第1の腕輪104は、第1のハウジング102、第1のアーム部分108、及び第1のアーム112を介して規定される。
第2の腕輪106は、第2のハウジング128を含んでいる。第2のハウジング128は、第2の内部キャビティと第3の開口138とを規定している。これらはすべて、異なるサイズ及び形状であるが、サイズ及び形状を変化させるか、変化させないことが可能である。第3の開口138は、第2のハウジング128の深さ方向の平面に沿って延びている。第3の開口138は、キー120を受領するような寸法である。キー120は、以下にさらに記載される。第2のハウジング128は、金属製であるが、プラスチック、ゴム、木材、または他のものを含むことができる。
第2のハウジング128は、この第2のハウジング128から片持ち梁の方式で延びる、第2のアーム部分130を含んでいる。第2のアーム部分130は、第2のハウジング128と一体であるが、締結、嵌合、接着、旋回、または他のものによるなどして、第2のハウジング128と組み合わせることができる。第2のアーム部分130は、弧状であるが、直線状または他の形状など、別の形状にすることができる。第2のアーム部分130は、金属を含むが、プラスチック、ゴム、木材、または他の材料を含むことができる。
第2のアーム部分130は、この第2のアーム部分130にリベットで結合した第2のピン132を保持しているが、締結、嵌合、インターロック、接着、または他のものなどの、結合の他の形態が可能である。第2のピン130は、直線構成であり、金属を含んでいるが、弧状または他の形状など、異なる形状とすることができるか、プラスチック、ゴム、木材、または他の材料を含むことができる。
第2のアーム部分130は、第2のアーム134に、第2のピン130を介して、片持ち梁の方式で結合している。第2のアーム134は、弧状であるが、直線状または他の形状など、別の形状にすることができる。第2のアーム134は、金属を含むが、プラスチック、ゴム、木材、または他の材料を含むことができる。第2のアーム134は、以下にさらに記載する歯のセット136を保持している。結果として、第2の腕輪106は、第2のハウジング128、第2のアーム部分130、及び第2のアーム134を介して規定される。
第1の腕輪104と第2の腕輪106とは、互いに対し、第1の腕輪104と第2の腕輪106との間に張られるチェーン126を介して結合されている。チェーン126は、卵形であるが、円形、三角形、もしくは他の形状など、任意の形状とすることができる少なくとも1つのリンクを含み、また、金属を含むが、プラスチック、ゴム、木材、または他の材料を含むことができる。チェーン126に対して追加的または代替的に、ケーブル、ロープ、ワイヤ、ストリング、または他のラインタイプを使用することができることに留意されたい。
図2は、本開示に係る、カバープレートが取り外されたハウジングの実施形態の側面図である。図3は、本開示に係る、カバープレートが取り外されたハウジングの実施形態の斜視図である。具体的には、第1のアーム112は、歯のセット140を含んでいる。第1のハウジング102は、第1のバー142及び第1のシャフト144を内部に保持している。第1のバー142は、第1のハウジング102に、シャフト144を介して旋回可能に結合している。第1のバー142は、歯のセット146及び凸部148を保持している。歯のセット140は、歯のセット146と噛合し、それにより、歯のセット146と係合するように構成されている。歯のセット146は、第1のバー142上で、凸部148とは反対側にある。凸部148は、四角形形状であるが、そのような形状は、三角形、五角形、卵形、円形、または他の形状など、変化させることができる。
第1のハウジング102は、第2のバー152が、(ロックされた)第1の位置と、(ロック解除された)第2の位置との間で、以下にさらに記載される第1のハウジング102の幅方向の平面に沿って移動可能であるように、第2のバー152を内部に保持している。第2のバー152は、第2のバー152が第2の位置にある際に、突起148を囲むとともに受領するように構成され、それにより、歯のセット146が、以下にさらに記載するように、歯のセット140としっかりと係合しないようになっている、凹部154を保持している。同様に、凹部154は、第2のバー152が第1の位置にある際に、突起148を囲まず、かつ、受け入れないように構成され、それにより、歯のセット146が、以下にさらに記載するように、歯のセット140としっかりと係合するようになっている。ボタン116は、第2のバー152と機械的にリンクしており、それにより、ボタン116が、バー152を、第1の位置と第2の位置との間で、以下にさらに記載される第1のハウジング102の幅方向の平面に沿って移動させることができるようになっている。
第1のハウジング102は、第1のバネ150が、第1のバー142及び第2のバー152と係合するように、第1のバネ150を内部に保持している。第1のバネ150はV形状ではないが、V形状が可能であることに留意されたい。第1のバネ150は、第1のハウジング102内に保持されたシャフトの周りに延びており、そのようなシャフトが、第1のハウジング102の深さ方向の平面に沿って、第1のバー142と第2のバー152との間に延びている。
第1のハウジング102は、第2のバネ158及び第3のバネ156を内部に保持している。第2のバネ158はV形状であるが、U形状または他のものなど、他の形状が可能である。第2のバネ158は、第1のハウジング102と係合する。第3のバネ156はJ形状であるが、U形状、V形状、または他のものなど、他の形状が可能である。第3のバネ156は、第1のハウジング102と係合する。
第1のハウジング102は、ピボットが、以下にさらに記載する、第3の位置と第4の位置との間で軸周りに回転するように、ピボット160を内部に保持している。軸は、第1のハウジング102の深さ方向の平面に沿って延びている。軸は、第2のバネ158と第3のバネ158との間に、長手方向に延びている。
第1のハウジング102は、アクスル166及びリール162を保持している。アクスル166は、第1のハウジング102の深さ方向の平面に沿って長手方向に延びている。リール162は、歯のセット164を含んでおり、また、リール162がアクスル166周りに回転できるように、アクスル166上に取り付けられている。リール162は、スプールを含むことができることに留意されたい。
図4は、本開示に係る、カバープレートが取り外され、セーフティロックが係合解除されている、ハウジングの実施形態の側面図である。
具体的には、第2のバー152は、凹部154を部分的に規定する壁153を含んでいる。ボタン116は、第2のバー152と機械的にリンクしており、それにより、ボタン116が、第2のバー152を、(ロックされた)第1の位置と(ロック解除された)第2の位置との間で、以下にさらに記載される第1のハウジング102の幅方向の平面に沿って(横方向に)移動させることができるようになっている。ここで示すように、ボタン116は押圧されておらず、それにより、第2のバー152が第2の位置にあるようになっている。第2のバー152が第2の位置にある場合、第1のバー142は、第1のシャフト144周りに旋回できる。そのような旋回により、第1のバネ150を介して付勢された際に、歯のセット146が歯のセット140と係合すると、凹部154に、凸部148を囲ませ、凹部154に、凸部148を受け入れさせて、第1のアーム112の時計回りの回転を可能にすることができる。したがって、第1のアーム112は、歯のセット146が歯のセット140と係合する際に、第1のピン110周りに回転できる(制限されていない)。
図5は、本開示に係る、カバープレートが取り外され、セーフティロックが係合している、ハウジングの実施形態の側面図である。具体的には、図4とは対照的に、ボタン116は、第2のバー152が、(ロック解除された)第2の位置から(ロックされた)第1の位置へ、第1のハウジング102の幅方向の平面に沿って(横方向に)移動するように、凸部148に向けて押圧される。ボタン116は、様々な方法で押圧することができる。たとえば、ボタン116は、第1の開口114を通ってボタン116に強制的に接触するキー120を介して、または、第1の開口114内にフィットするようなサイズであり、ボタン116に強制的に接触するピンを介して、押圧することができる。
第2のバー152が第1の位置に配置された場合、第1のバー142は、第1のシャフト144周りに旋回できる。しかし、そのような旋回により、凹部154に、凸部148を囲ませ、凹部154に、凸部148を受け入れさせることは不可能である。この理由は、歯のセット146が歯のセット140と係合すると、凸部148が壁153と係合し、これにより、凸部148の、歯のセット140から離れるようなさらなる移動をブロックするためである。したがって、第1のアーム112は、歯のセット146が歯のセット140と係合すると、第1のピン110周りに回転できない(制限されている)。第2のバー152が(ロックされた)第1の位置から(ロック解除された)第2の位置に、第2の開口118に挿入され、ボタン116とは反対側で、第2のバー152と回転するように係合するキー120を介して、移動することができることに留意されたい。たとえば、キー120は、第2のバー152を開放するように時計回りに回転でき、第1のアーム112を開放するために、第1のバー142を開放するように、反時計回りに回転できる。
図6は、本開示に係る、カバープレートが取り外され、ピボットがアーム及びスプールと係合している、ハウジングの実施形態の側面図である。具体的には、ピボット160は、第1の延長部166と、第2の延長部168と、第3の延長部170とを保持している。これらのいずれかは、形状またはサイズが類似であるか、類似ではない場合があるか、金属、プラスチック、または他の材料を含む場合があるか、ピボット160と一体であるか、締結、噛合、または他のものによるなどして、ピボット160と組み合わせられている場合がある。ピボット160は、第2のバネ158と第3のバネ156との間で回転可能である。第1の延長部166と第2の延長部168とは、間が約90度以下の角度になっている。第1の延長部166と第3の延長部170とは、間が約180度以下の角度になっている。第2の延長部168と第3の延長部170とは、間が約180度以下の角度になっている。第1の延長部166は、第1のバー142及び第2のバー152に沿って、リールから離れるように延びている。第1のハウジング102が、一対のプレート(側部)を含んでおり、したがって、第1のバー142、第2のバー152、及び第1の延長部116が、一対の側部間に位置し、ここで、第1の延長部166が、第1のバー142または第2のバー152と、一対の側部の1つの側部との間に延びていることに留意されたい。第2のバネ158は、第3の延長部170及び第1のハウジング102と係合する。第3のバネ156は、第2の延長部168及び第1のハウジング102と係合する。
第2のバネ158または第3のバネ156を介して付勢されることから、第2のバー152が(ロックされた)第1の位置に配置され、ピボット160が第3の位置へと回転すると、第1のバー142の歯のセット146も第1のアーム112の歯のセット140と係合することから、第1の延長部166は第1のアーム112の歯のセット140の少なくとも1つの歯と係合し、一方、第2のバネ158または第3のバネ156を介して付勢されることから、第2の延長部168は、リール162の歯のセット164の少なくとも1つの歯と係合する。したがって、第1のアーム112が第1の延長部166としっかりと係合することから、第2の延長部168がリール162を、回転しないようにロックする。第1の延長部166は、第3のバネ156が第2の延長部168を歯のセット164へと押圧することを可能にし、それにより、反時計回りまたは他の方向など、単一方向の回転を可能にする。
図7は、本開示に係る、カバープレートが取り外され、ピボットがアーム及びスプールと係合していない、ハウジングの実施形態の側面図である。具体的には、図6とは対照的に、第2のバネ158または第3のバネ156を介して付勢された際に、第2のバー152が(ロック解除された)第2の位置に配置され、ピボット160が第4の位置へと回転すると、第1のバー142の歯のセット146も第1のアーム112の歯のセット140と係合することを回避することから、第1の延長部166は第1のアーム112の歯のセット140と係合することを回避し、一方、第2のバネ158または第3のバネ156を介して付勢された際に、第2の延長部168は、リール162の歯のセット164との係合を回避する。したがって、第1のアーム112が第1の延長部166としっかりと係合しないことから、第2の延長部168は、自在に回転することを可能にするように、リール162のロックを解除する。第1の延長部166は、第2のバネ158によって開くように付勢されている。第2のバネ158は、リール162から係合解除させ、それにより、リール162を自在に回転させるように、第2の延長部168を付勢している。したがって、リール162は、歯のセット140が歯のセット146及び第1の延長部166との係合を避けた際に、自在に回転するように構成されている。
図8は、本開示に係る、カバープレートが取り外されたハウジングと、スプールの一対の回転方向との実施形態の側面図である。具体的には、リール162は、定荷重バネを保持している。さらに、リール162は、締結、嵌合、または他のものによるなどして、ケーブル123に結合されている。ケーブル123は、締結、嵌合、または他のものによるなどして、留め金124に結合されている。ケーブル123が、ロープ、チェーン、コード、または他のものなど、任意のタイプのラインを含むことができることに留意されたい。したがって、第1のアーム112の歯のセット140が第1のバー142の歯のセット146、及び、第1の延長部166との係合を避けた際に、定荷重バネが、リール162を巻き戻し、それにより、ケーブル123を第1のハウジング102内に巻き戻すことができる。リール162の回転の方向は、図8に示す方向から逆にするなど、変化させることができることに留意されたい。
図9は、本開示に係る、カバープレートが取り外され、セーフティロックが係合解除されている、ハウジングの実施形態の側面図である。図10は、本開示に係る、カバープレートが取り外され、セーフティロックが係合している、ハウジングの実施形態の側面図である。図11は、本開示に係る、カバープレートが取り外され、第1のバーの凸部が第2のバーの凹部を介して囲まれている、ハウジングの実施形態の側面図である。具体的には、第2の腕輪106は、第1の腕輪104と同様に作動するが、ピボット160を含んでいない。
図1を参照すると、図9は、ボタン116が押圧されておらず、第2のバー152が(ロック解除された)第2の位置に配置されている際に、第2のアーム134の歯のセット136と係合している第1のバー142の歯のセット146を示している。具体的には、第1のバー142は、第1のシャフト144周りに旋回できる。そのような旋回により、第1のバネ150を介して付勢されることから、歯のセット146が歯のセット136と係合すると、凹部154に、凸部148を囲ませ、凹部154に、凸部148を受け入れさせて、第2のアーム134の時計回りの回転を可能にすることができる。したがって、第2のアーム134は、歯のセット146が歯のセット136と係合すると、第2のピン132周りに回転できる(制限されていない)。
図1を参照すると、図10は、図9と対比され、ボタン116が、第2のバー152が、(ロック解除された)第2の位置から(ロックされた)第1の位置へ、第2のハウジング128の幅方向の平面に沿って(横方向に)移動するように、凸部148に向けて押圧されることを示している。ボタン116は、様々な方法で押圧することができる。たとえば、ボタン116は、第2のハウジング128の開口を通ってボタン116に強制的に接触するキー120を介して、または、その開口内にフィットするようなサイズであり、ボタン116に強制的に接触するピンを介して、押圧することができる。
第2のバー152が第1の位置に配置された場合、第1のバー142は、第1のシャフト144周りに旋回できる。しかし、そのような旋回により、凹部154に、凸部148を囲ませ、凹部154に、凸部148を受け入れさせることは不可能である。この理由は、歯のセット146が歯のセット134と係合すると、凸部148が壁153と係合し、これにより、凸部148の、歯のセット134から離れるようなさらなる移動をブロックするためである。したがって、第2のアーム134は、歯のセット146が歯のセット134と係合すると、第2のピン132周りに回転できない(制限されている)。第2のバー152が(ロックされた)第1の位置から(ロック解除された)第2の位置に、第3の開口138に挿入され、ボタン116とは反対側で、第2のバー152と回転するように係合するキー120を介して、移動することができることに留意されたい。たとえば、キー120は、第2のバー152を開放するように時計回りに回転でき、第2のアーム134を開放するために、第1のバー142を開放するように、反時計回りに回転できる。
図1を参照すると、図11は、図10と対比され、第1のバネ150を介して付勢されることから、歯のセット146が歯のセット136と係合すると、凹部154が凸部148を囲み、凹部154が凸部148を受け入れて、第2のアーム134の時計回りの回転を可能にすることを示している。したがって、第2のアーム134は、歯のセット146が歯のセット136と係合すると、第2のピン132周りに回転できる(制限されていない)。
図12は、本開示に係る、一対の腕輪間に張るためのケーブル構成の実施形態の複数の図である。具体的には、図1を参照すると、第1の腕輪104と第2の腕輪106とが、ケーブル123、留め金124、チェーン126、及び要素127を含むアセンブリを介して結合されている。要素127は、ケーブル123を留め金124に結合した状態に維持するための調整ネジとして動作する。チェーン126が、1つのリンク、または、2つ以上のリンクを含むことができることに留意されたい。さらに、留め金124が、内部に開口129を規定するDリング131を含むことができることに留意されたい。Dリング131は、円形であるが、三角形、五角形、または他の形状など、形状を変化させることができる。留め金124は、中心軸133に沿って延びている。さらに、留め金124が、金属を含んでいるが、プラスチックなどの他の材料を含むことができることに留意されたい。さらに、留め金124が、外部の鋭い縁部がないことに留意されたい。
いくつかの実施形態では、第1の腕輪104または第2の腕輪106の少なくとも一方のラチェット動作を、変化、たとえば向上させるなどのために、歯のセットのいずれかの向きは、逆にすることができ、または、歯の数は、2から1に減らすか、2から3に増やすことができる。
拘束デバイス100は、人間または他の動物などの哺乳動物を、手首、足首、首、胴、または他の部位などの第1の身体の部位を介し、手首、足首、首、胴、または他の部位などの第2の身体の部位に対して、拘束するためか、人間または他の動物などの別の哺乳動物か、移動するか固定されているかに関わらず、ポール、建物、車両、または他のものなどの対象を拘束するための、手錠デバイス、足錠デバイス、または他のものとして使用することができる。いくつかの実施形態では、拘束デバイス100は、手動であるか動力を有するウィンチとして構成することができるか、ウィンチが、拘束デバイス100の少なくともいくつかの構成要素を含んでいる。
図13は、本開示に係る拘束デバイスと係合するスリーブの斜視図である。図14は、本開示に係るスリーブを通って延びる拘束デバイスのケーブルの斜視図である。具体的には、拘束デバイス100は、筒状であるか、砂時計の形状のスリーブ172を含んでいる。スリーブ172は、一対のオープンエンド部分176を含んでおり、それにより、スリーブ172が、一対のオープンエンド部分176からテーパが付されて、砂時計形状のようになっている。したがって、スリーブ172は、長手方向及び横方向に、形状またはサイズが変化しているが、一様な形状またはサイズも可能である。たとえば、スリーブ172は、直線状、正弦波状、弧状、脈動形状、または他の形状に関わらず、対となる形状、8の字の形状、または別の方法での形状とすることができる。スリーブ172は、人間の手と係合するために構成された、複数のウェルなどの、複数の凹部174を含んでいる。しかし、スリーブ172が、人間の手と係合するために構成された、複数のバンプなどの、複数の凸部を含むことができることに留意されたい。スリーブ172の内部が中空であることから、一対のオープンエンド部分176は、スリーブ172を通して、互いに流体連通している。オープンエンド部分176の少なくとも一方が、ケーブル123の、広い範囲の横方向の移動を許容するなどのために、大部分を開くことができることに留意されたい。たとえば、オープンエンド部分176の少なくとも一方は、それぞれの端部のオープンターミナルエリアの少なくとも51%をオープンにすることを介して、大部分を開くことができる。しかし、オープンエンド部分176の少なくとも一方が、大部分を閉じたものとするか、開いているのを大部分ではなくすることができることに留意されたい。さらに、スリーブ172は、開口を、ケーブル123を収容するようなサイズにしつつ、オープンエンド部分176間の壁を内部に保持することができることに留意されたい。スリーブ172は、ゴムを含むが、プラスチック、金属、木材、または他の材料を含むことができる。スリーブ172は、中実であるが、穴を開けるか、メッシュ状であるか、複数のスケールまたは複数のリンクを含むことができる。スリーブ172は、可撓性を有し、延長可能であり、かつ弾性的であるが、剛性にすることができる。いくつかの実施形態では、スリーブ172は、電子回路、センサ、または、無線トランシーバもしくは他のものなど、ハードウェアロジックの他の形態を含むことができる。たとえば、センサは、環境的特性、物理的移動、生体認証、または他のものを検知することができる。
スリーブ172は、第1の腕輪104と第2の腕輪106との間にわたっている。スリーブ172は、第1のハウジング102上、及び、第2のハウジング128上に、オープンエンド部分176を介して取り付けられるように構成されており、それにより、スリーブ172が、第1の腕輪104と第2の腕輪106との間に配置されるようになっている。
そのような取付けは、ぴったりとしているか、ぴったりとしていないかに関わらず、恒久的であるか、一時的であるものとすることができる。たとえば、エンド部分176の少なくとも一方は、溶接、熱接着、接着、または他のものを介して、第1のハウジング102または第2のハウジング104の少なくとも一方に、恒久的に取り付けることができる。たとえば、エンド部分176の少なくとも一方は、締結、嵌合(オス/メス)、インターロック、接着、磁石、吸引カップ、ホックとループ、ホック、または他のものを介して、第1のハウジング102または第2のハウジング128の少なくとも一方に、一時的に取り付けることができる。たとえば、スリーブ172は、第1のハウジング102または第2のハウジング128の少なくとも一方に、オープンエンド部分176を介して取り付けることができ、それにより、第1のハウジング102または第2のハウジング128の少なくとも一方、またはその逆に関して、すなわち、スリーブ172に対する第1のハウジング102または第2のハウジング128の少なくとも一方に関し、中間の角度の値を含み、約360度以下、約270度以下、約180度以下、約90度以下、約45度以下、約30度以下、約15度以下、約10度以下、約5度以下、または他の値など、スリーブ172が回転できないようになっている。たとえば、スリーブ172は、約1インチから約2インチまで直径が変化する、約6インチから約7インチの長さのブチルゴムチューブを含むことができる。スリーブ172は、ストレッチを介して第1のハウジング102上に、及び、第2の腕輪106が後退した際に第2のハウジング128上に、取り付けられる。配置されると、スリーブ172は、第2のハウジング128をリリースし、ケーブル123が、オープンエンド部分176の一方を通ることになる。いくつかの実施形態では、第1の腕輪104または第2の腕輪106の少なくとも一方は、その一体の構成要素として、スリーブ172として構成されるか、スリーブ172の構造であるか、スリーブ172を含む。たとえば、第1のハウジング102は、本明細書に開示のように、ケーブル123を収容するように構成され、かつ、スリーブ127内に取り付けるために、第2のハウジング128を受け入れるように構成された、筒状、砂時計形状、または他の形状にすることによるなどして、スリーブ172として構成することができるか、スリーブ172としての構造とすることができる。
したがって、スリーブ172は、後退していない状態では、ほこり及び粒子が第1のハウジング102または第2のハウジング128に入ることを防止するように、また、人間の手にとって、人間工学的に快適なグリップとして作用することができる。さらに、スリーブ172は、手錠の手順か手錠の配置の間かに関わらず、拘束デバイス100を、「チェーンスタイル」の拘束デバイスであるものから、「ヒンジスタイル」の拘束デバイスへ、及びその逆に、変換することを可能にすることができる。たとえば、スリーブ172は、ポケット/ホルスターから抜き出す際に、腕輪が回転することなく、有効な腕輪の向きを可能にすることができる。たとえば、スリーブ172は、スリーブ172がその整列を維持することから、第1の腕輪104と第2の腕輪106との、それ自体による整列を可能にすることができる。さらに、スリーブ172は、第1のハウジング102または第2のハウジング128の人間工学的な利益を提供することができる。たとえば、スリーブ172は、ケーブル123をカバーすることができ、ケーブル123が第1の腕輪104と第2の腕輪106とを結合するエリアを繋ぐ、伸縮性のあるゴムの幕を提供することができる。たとえば、スリーブ172は、第1の腕輪104と第2の腕輪106とのいずれかに恒久的に固定しないことにより、ケーブル123によって提供され得る回転を除去できる、剛性のヒンジの制限なしで、その整列機能の助けになることができる。たとえば、スリーブ172は、第1の腕輪104または第2の腕輪106の向きを制限することなく、整列させるような形状とすることができ、これにより、所望のどのような向きにおいても、腕輪を整列させることができる。したがって、スリーブ172は、その主要な制限(係合角度及び移動範囲の制限)を伴わずに、ヒンジの手錠の利点(自動的な整列)を提供することができる。
図15は、本開示に係るスリーブの斜視図である。図13及び図14のスリーブ172とは異なり、このスリーブ172は、長手方向に沿って、横方向の断面が円形で一様である。しかし、長手方向に沿って、横方向の断面が一様であるか非一様であるかに関わらず、三角形、四角形、五角形、矩形、八角形、星形、三日月形、十字形、または任意の他の閉じた形状の多角形など、他の形状が可能であることに留意されたい。
図16から図34は、本開示に係る、過度な締めつけを低減するための、第2のアームに弾性的に結合される第1のアームの複数の様々な図である。具体的には、図16は、歯のセット140を含む第1のアーム112の分解図を示している。第1のアーム112が、第1の腕輪104の文脈において記載されているが、この技術は、第2の腕輪106においても同様に実施することができる。第1のアーム112は、その内部に横方向に延びるキャビティ178、その内部に横方向に延びるシート180、及び、その内部に横方向に延びるキャビティ182を規定もしている。キャビティ178、シート180、またはキャビティ182は、ウェル、または、内部を完全に通って延びるチャネルとすることができる。キャビティ178は環状の形状であるが、卵形状、D形状、または他の形状など、別の形状にすることができる。シート180は、V形状であるが、W形状、M形状、N形状、O形状、X形状、U形状、または他の形状など、異なる形状とすることができる。キャビティ182は矩形の形状であるが、四角形形状、卵形状、三角形形状、または他の形状など、別の形状にすることができる。キャビティ178、シート180、またはキャビティ182は、内部を滑らかにするか、粗くすることができる。
キャビティ178は、第1のハウジング102または第2のハウジング128にリベットで結合するためなど、ピン184を受け入れるようなサイズになっている。ピン184は、直線状のステムを含んでいるが、ステムは、弧状、正弦波形状、または他の形状など、直線状ではなくすることができる。ピン184は、ステムから延びるヘッドを含むことができ、このヘッドは、キャスティング、モールディング、または他の方法によるなどして、ステムと一体であるか、締結、嵌合、接着、または他の方法によるなどして、ステムと組み合わせられる。ピン184は、滑らかであるが、粗くすることができるか、スレッド状またはスパイク状とすることができる。ピン184は、金属を含んでいるが、プラスチック、ゴム、木材、または他の材料などの他の材料を含むことができる。
第1のアーム112は、人間の手首または他のものに順応するか収容するなどのために、弧状の方式で延びる第3のアーム186を保持するように構成することができる。しかし、第3のアーム186は、直線形状、正弦波形状、または他の形状など、他の方法で延びることができることに留意されたい。第3のアーム186は、金属を含んでいるが、プラスチック、ゴム、木材、または他の材料などの他の材料を含むことができる。第3のアーム186は、第1の長手方向端部分と第2の長手方向端部分とを有しており、第1の長手方向端部分は、第2の長手方向端部分とは反対側にある。第1の長手方向端部分は、その内部に横方向に延びるキャビティ188を規定している。キャビティ188は、ピン184を保持するようなサイズである。キャビティ188は、ウェル、または、内部を完全に通るチャンネルとすることができる。キャビティ188は環状の形状であるが、卵形状、D形状、または他の形状など、別の形状にすることができる。キャビティ188は、内部を滑らかにするか、粗くすることができる。第2の長手方向端部分は、この第2の長手方向端部分から片持ち梁の方式で延びる、テール192を規定している。テール192は、第3のアーム186と一体であるが、締結、嵌合、接着、または他のものを介して、この第3のアーム186と組み合わせることができる。第3のアーム186は、第1の長手方向端部分と第2の長手方向端部分との間、及び、キャビティ188とテール192との間に、歯のセット190を保持している。歯のセット140と歯のセット190とが、逆方向に噛合するために配置されている。
シート180は、バネ194を保持するように構成されている。バネ194には、らせんバネ、らせんではないバネ、トーションバネ、または他のバネを含めることができる。バネ194が、フォーム部材、弾性プラグ、弾性ピース、または他のものを含むか、代替することができることに留意されたい。シート180は、バネ194をぴったりと保持することができるが、ぴったりとしていない保持が可能である。シート180に着座されると、バネ194は、接触または他の方法によるなどして、第1のアーム112及び第3のアーム186と係合する。たとえば、バネ194は、第1の長手方向端部分と第2の長手方向端部分との間、及び、キャビティ188とテール192との間で、第3のアーム186と係合することができる。たとえば、バネ194は、このバネ194が、キャビティ194とテール192との間で第3のアーム186と接触するように、第1の長手方向端部分に対して係合することができる。
図17に示すように、シート180は、バネ194が、ピン184がキャビティ178を通って延びる場合に、ピン184と歯のセット140との間にあると、バネ194が第1のアーム112及び第3のアーム186に係合するように、バネ194を着座させることができる。歯のセット140と歯のセット190とが、逆方向に噛合するために配置されていることに留意されたい。第1のアーム112は、バネ194がデフォルトの位置にあることによるなど、バネ194が圧縮されていない場合に、接触または他の方法によるなどして、テール192と係合するレッジ196を含んでいるが、バネ194が圧縮されている場合など、逆の構成が可能である。
対照的に、図18に示すように、第3のアーム186が人間の手首、または他のものなどに接触し、それにより、バネ194を圧縮するように付勢することによるなどして、デフォルトではない位置などへと、バネ194が圧縮されると、第3のアーム186が、ピン184周りに旋回し、それにより、テール192が、レッジ196から離れるように移動し、また、空隙が、レッジ196とテール192との間に形成されるようになっている。いくつかの実施形態では、第3のアーム186は、一対の角を介して第1のアーム112に旋回可能に結合されており、この一対の角は、協同して整列するか、剛性であるか、直線状であるか、弧状であるか、正弦波形状とすることができ、第3のアーム186から、上で開示したように、第1のアーム112の一対のキャビティ内に、互いに対して反対の方向に延びている。いくつかの実施形態では、第3のアーム186は、一対の角を介して第1のアーム112に旋回可能に結合されており、この一対の角は、協同して整列するか、剛性であるか、直線状であるか、弧状であるか、正弦波形状とすることができ、第1のアーム112から、上で開示したように、第3のアーム186の一対のキャビティ内に、互いに向かって延びている。いくつかの実施形態では、レッジ196は、バネ194が圧縮された位置にある場合にテール192と係合し、バネ194が圧縮されていない位置にある場合に、テール192と係合解除される。
図22に示すように、第1のバー142の歯のセット146は、圧縮されていないバネ194に基づき、テール192がレッジ196に接触すると、第1のアーム112の歯のセット140と噛合するが、上に開示のように、逆の実施形態が可能である。バネ194が圧縮されていない場合、第3のアーム186がキャビティ182から外に延びるが、上に開示のように、逆の実施形態が可能であることに留意されたい。対照的に、図23に示すように、第3のアーム186が人間の手首または他のものと接触し、それにより、バネ194を圧縮するように付勢する場合か、その逆の場合などに、バネ194が圧縮され、第3のアーム186は、ピン184を介して、第1のアーム112に対して旋回し、それにより、テール192が、レッジ196から離れるように移動し、空隙が、それらの間に形成され、第3のアーム186が、キャビティ182内に、歯のセット140に向かって押圧されるようになっている。その際に、歯のセット190は、以下にさらに説明するように、第1のバー142と係合する。
図27、及び、図29から図34に示すように、第1のバー142は、第3のアーム186上の歯のセット190と噛合するように構成された歯のセット196を含んでいる。したがって、第1のバー142は、歯のセット146及び歯のセット196を含んでいる。歯のセット146と歯のセット196とが、逆方向に噛合するために配置されていることに留意されたい。結果として、第3のアーム186が人間の手首または他のものに接触し、それにより、バネ194を、圧縮するように付勢するかその逆によるなどして、バネ194が圧縮されるか、その逆に場合に、歯のセット146は歯のセット140と噛合し、歯のセット196は歯のセット190と噛合する。また、第3のアーム186は、ピン184周りに、第1のアーム112に対して旋回し、それにより、テール192が、レッジ196から離れるように、第1のバー142に向かって移動し、レッジ196と接触しないようになっており、また、レッジ196とテール192との間の空隙が形成されるようになっている。
第1のアーム112が、歯のセット140の少なくとも1つの列を保持できることに留意されたい。歯のセット140の少なくとも1つの列は、バネ194が圧縮されているか、圧縮されていない場合などに、第3のアーム186の歯のセット190に沿うか、平行であるか、隣接して、長手方向に配置され得る。たとえば、図29から図34に示すように、第1のアーム112は、歯のセット140の2つの列を保持し、これら列の両方は、第1のバー140上の歯のセット146の2つの列と噛合する。いくつかの実施形態では、3つ以上の列の歯のセット140と歯のセット146とを使用することができる。同様に、第3のアーム186が、ピン184を介して第1のアーム112上に旋回可能に保持されていることから、歯のセット190は、バネが圧縮されているか、圧縮されていない場合などに、歯のセット140の2つの列の間に介在している。3つ以上の列の歯のセット140または歯のセット146が使用される場合、2つの列の歯のセット140または歯のセット146との間で互い違いになることによるなどして、歯のセット190または歯のセット196を使用することができることに留意されたい。
図28に示すように、第3のアーム186は、スリーブ172が第1の腕輪104と第2の腕輪106との間にわたるように使用することができる。スリーブ172は、第1のハウジング102上、及び、第2のハウジング128上に、オープンエンド部分176を介して取り付けられるように構成されており、それにより、スリーブ172が、第1の腕輪104と第2の腕輪106との間に配置されるようになっている。
特定の例示的実施形態に関して記載された特徴は、様々な他の例示的実施形態に、及び/または、様々な他の例示的実施形態と合わせて、組み合わせること、及び、部分的に組み合わせることができる。さらに、本明細書に記載のように、例示的な実施形態の様々な態様及び/または要素も、同様の方式で、組み合わせること、及び、部分的に組み合わせることができる。さらに、個別及び/または集合的であるかに関わらず、いくつかの例示的実施形態は、より大であるシステムの構成要素とすることができ、他の手順が、それらのアプリケーションに対して優先される、及び/または、それらのアプリケーションを別様に変更できる。さらに、複数のステップが、本明細書に開示のように、例示的実施形態の前、後、及び/または同時に必要とされ得る。少なくとも本明細書に開示の、任意の及び/またはすべての方法及び/またはプロセスが、任意の方式で、少なくとも1つのエンティティを介して、少なくとも部分的に実施され得ることに留意されたい。
本開示の例示的実施形態が、本開示の理想的な実施形態(及び中間的構造)の図を参照して本明細書に説明されている。したがって、たとえば製造技術及び/または公差の結果としての様々な図示の形状からの変化が予期されることになる。このため、本開示の様々な例示的実施形態は、本明細書に示す領域の様々な特定の形状には必ずしも限定されるとは解釈されるべきではないが、たとえば製造の結果である形状の逸脱を含むものである。
本明細書に開示の、任意の及び/またはすべての要素は、一体であるものなど、同じ、構造的に連続したピースから形成することができ、及び/または、アセンブリ及び/またはモジュールであるなど、別々に製造及び/または接続することができる。本明細書に開示の、任意の及び/またはすべての要素は、添加製造、減法製造、及び/または他の任意の他のタイプの製造かに関わらず、任意の製造プロセスを介して製造することができる。たとえば、いくつかの製造プロセスは、3次元(3D)プリント、レーザカッティング、コンピュータの数値上の制御ルーティング、ミリング、圧縮、スタンプ、真空整形、ハイドロフォーミング、インジェクションモールディング、リソグラフィなどを含んでいる。
本明細書に開示の、任意の、及び/またはすべての要素は、部分的及び/または完全かに関わらず、金属、鉱物、非晶質材料、セラミック、ガラスセラミック、木材及び/または、ゴムなどのポリマなどの有機的固体、複合材料、半導体、ナノ材料、バイオマテリアル、及び/またはこれらの任意の組合せを含む、固体とすることができる、及び/または、含むことができる。本明細書に開示の任意の、及び/またはすべての要素は、部分的及び/または完全かに関わらず、インクなどの情報を与えるコーティング、接着性のコーティング、真空シール及び/または加熱シールなどの溶融接着性のコーティング、テープライナなどの剥離剤コーティング、低い表面エネルギのコーティング、色合い、色、色調、飽和、トーン、影、透過性、半透明、不透明度、ルミネッセンス、反射、燐光性、反射防止、及び/またはホログラフィなどの光学コーティング、感光性コーティング、不動態、絶縁、抵抗もしくは導電性に関するものなどの電子的特性及び/または熱的特性のコーティング、磁気コーティング、耐水及び/または防水コーティング、香気コーティング、及び/またはこれらの任意の組合せを含む、コーティングとすることができる、及び/または、含むことができる。本明細書に開示の、任意の及び/またはすべての要素は、剛性、可撓性、及び/またはこれらの任意の他の組合せとすることができる。本明細書に開示の、任意の及び/またはすべての要素は、材料、形状、サイズ、色、及び/または、長さ、幅、高さ、深さ、面積、方位、周囲の長さ、体積、横幅、密度、温度、抵抗などの任意の測定可能なディメンジョンを、互いに同一及び/または異なるものとすることができる。
添付の様々な請求項における、様々な対応する構造、材料、作用、及び、機能的な手段またはステップ(means or step plus function)の要素すべての均等物は、明確に請求されるような、他の請求される要素と組み合わせて作用を実施するために、任意の構造、材料、または作用を含むことが意図されている。様々な実施形態が、本開示の様々な原理、及び、本開示の様々な実際の用途を最適に説明するため、かつ、関連する技術の当業者が、予期される特定の用途に適するような、様々な変更を伴う様々な実施形態に関し、本開示を理解することを可能にするために、選択及び記載されてきた。
この詳細な説明は、説明及び記載の様々な目的のために提供されてきたが、完全に排他的である、及び/または、様々な開示の形態における本開示に限定することは意図していない。技術及び構造における多くの変更及び変形が、添付の様々な請求項に説明される、本開示の範囲及び趣旨から逸脱することなく、当業者には明らかとなるであろう。したがって、そのような変更及び変形は、本開示の一部であるものと考えられる。本開示の範囲は、本開示の出願の時点で、既知の均等物及び予知できない均等物を含む、様々な請求項によって規定される。

Claims (11)

  1. 拘束デバイスであって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに旋回可能に結合されたアームであって、前記アームが、歯の第1のセットを含む、前記アームと、
    前記ハウジング内に旋回可能に収容された第1のバーであって、前記第1のバーが、歯の第2のセット及び凸部を含む、前記第1のバーと、
    前記ハウジング内に収容された第2のバーであって、それにより、前記第2のバーが、第1の位置と第2の位置との間で移動するようになっており、前記第2のバーが、前記第2のバーが前記第1の位置にある際に、前記凸部を囲み、それにより、前記歯の第2のセットが前記歯の第1のセットと係合解除されるように構成された凹部を含み、前記凹部が、前記第2のバーが前記第2の位置にある際に前記凸部を囲まないように構成されており、それにより、前記歯の第2のセットが前記歯の第1のセットと係合するようになっている、前記第2のバーと、
    前記ハウジング内に収容された第1のバネであって、前記第1のバネが、前記第1のバー及び前記第2のバーと係合する、前記第1のバネと、
    前記ハウジング内に収容されたリールであって、前記リールが、歯の第3のセットを含んでいる、前記リールと、
    前記ハウジング内に収容された第2のバネと、
    前記ハウジング内に収容されたピボットであって、それにより、前記ピボットが、第3の位置と第4の位置との間で回転するようになっており、前記ピボットが、第1の延長部、第2の延長部、及び第3の延長部を保持しており、前記第1の延長部が、前記ピボットが前記第3の位置にある場合に、前記歯の第2のセットが前記歯の第1のセットと係合し、前記第2の延長部が前記歯の第3のセットの少なくとも1つの歯と係合することから、前記歯の第1のセットの少なくとも1つの歯と係合し、前記第1の延長部が、前記ピボットが前記第4の位置にある場合に、前記歯の第2のセットが前記歯の第1のセットとの係合を回避し、前記第2の延長部が前記歯の第3のセットとの係合を回避することから、前記歯の第1のセットとの係合を回避し、前記第2のバネが、前記第3の延長部と係合する、前記ピボットと、を備えている、拘束デバイス。
  2. 前記第2のバネが前記ハウジングと係合する、請求項1に記載の拘束デバイス。
  3. 前記第1の延長部と前記第2の延長部とが、間が約90度以下の角度になっており、前記第1の延長部と前記第3の延長部とが、間が約180度以下の角度になっており、前記第2の延長部と前記第3の延長部とが、間が約180度以下の角度になっている、請求項1に記載の拘束デバイス。
  4. 前記ピボットが前記第3の位置にある場合に、前記第2の延長部が、前記歯の第3のセットの少なくとも2つの歯と係合する、請求項1に記載の拘束デバイス。
  5. 前記第1の延長部が、前記第1のバー及び前記第2のバーに沿って、前記リールから離れるように延びている、請求項1に記載の拘束デバイス。
  6. 前記ハウジングが一対の側部を含んでおり、前記第1のバー、前記第2のバー、及び前記第1の延長部が、前記一対の側部間に配置されており、前記第1の延長部が、前記第1のバーと、前記一対の側部の一方の側部との間に延びている、請求項1に記載の拘束デバイス。
  7. 前記ハウジング内に収容された第3のバネであって、前記第3のバネが、前記第2の延長部と係合する、前記第3のバネ、をさらに備えている、請求項1に記載の拘束デバイス。
  8. 前記ピボットが、前記第2のバネと前記第3のバネとの間で回転する、請求項に記載の拘束デバイス。
  9. 前記ハウジング上に、前記リールを覆って取り付けられたスリーブをさらに備えている、請求項1に記載の拘束デバイス。
  10. 前記スリーブが、砂時計形状又は可撓性の少なくとも1つを有している、請求項9に記載の拘束デバイス。
  11. 前記アームが第1のアームであり、
    前記第1のアームに旋回可能かつ弾性的に結合された第2のアームであって、前記第2のアームが、歯の第4のセットを含み、前記歯の第1のセットと前記歯の第4のセットとが、逆向きに噛合するために配置されている、前記第2のアームをさらに備えて、以下の(a)〜(c)のうち少なくとも1つを含む請求項1に記載のデバイス。
    (a)前記第1のバーが、前記歯の第4のセットと噛合するように構成された歯の第5のセットを含む
    (b)前記歯の第1のセットが、前記歯の第4のセットのすぐ隣で、長手方向に延びている
    (c)前記歯の第1のセットが、2つの列で延びており、前記歯の第4のセットが、前記2つの列の間に介在している
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