JP6848492B2 - 入力装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置及びプログラムに関する。
従来、表示部に設けられたタッチパネルに対する接触により受け付けられる入力操作に応じた入力処理を行う入力装置がある。このような入力装置では、入力操作の対象を示す操作キーが表示部に複数表示され、タッチパネルに対する接触の位置と対応する位置に表示された操作キーが入力操作の対象の操作キーとして特定されて、当該操作キーに対応して予め定められた入力処理が行われる。
この入力装置では、操作対象が物理的な操作キーではなく表示画面上の画像であるため、ユーザが入力操作における接触の位置を調整しにくく、誤入力が発生しやすいという問題がある。特に、表示する操作キーの数を増大させていくと、個々の操作キーの面積が小さくなるため、所望の操作キーを選択する正確な入力操作が困難になり誤入力が発生しやすくなる。
これに対し、特許文献1には、接触がなされて選択されている操作キーを音声により報知したり、当該操作キーの色を変えたりすることで、選択されている操作キーをユーザが容易に認識できるようにする技術が開示されている。また、特許文献2には、接触がなされた範囲内に複数の操作キーが含まれる場合に、当該複数の操作キーを拡大表示して再度の入力操作を促すことで、確実に所望の操作キーを選択できるようにする技術が開示されている。
特開2004−355648号公報 特開2001−175375号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、操作キー自体がユーザの指などにより隠れている場合において、選択されている操作キーをユーザが視覚的に認識できないため、誤入力の発生を確実に抑制できないという問題がある。また、特許文献2の技術では、所望の操作キーを選択するために複数回の入力操作が必要なため、ユーザにとって煩雑であるという問題がある。
このように、上記従来の技術では、容易な操作で確実に誤入力の発生を抑制することができないという課題がある。
本発明の課題は、容易な操作でより確実に誤入力の発生を抑制できるようにすることである。
上記課題を解決するため、本発明に係る入力装置は、表示部に設けられたタッチパネルに対する接触により受け付けられる入力操作の対象を各々示す複数の操作キーを前記表示部に表示させる表示制御手段と、前記入力操作により選択された操作キーに対応する所定の入力処理を行う入力処理手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記タッチパネルにおける前記複数の操作キーのうちの何れかの操作キー上への接触が開始された場合に、前記接触がなされている入力位置と、前記複数の操作キーの各々に当該操作キー内の所定の位置として設定された基準位置との位置関係に基づいて、前記入力位置から前記基準位置までの距離が小さい順に2以上の所定数の操作キーを選択候補の操作キーとして特定し、前記接触が継続されている期間において、前記入力位置に対応する所定の選択表示領域に前記選択候補の操作キーとされた所定数の操作キーの各々が所定の順番で配置表示されるように且つ少なくとも当該所定数の操作キー間において互いの位置関係が維持されるように当該所定数の操作キーを同時に移動させる選択表示制御を行い、前記入力処理手段は、前記接触が終了したときに前記選択表示領域に配置表示されている操作キーを、前記入力操作により選択された操作キーとして特定することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、表示部に設けられたタッチパネルに対する接触により受け付けられる入力操作の対象を各々示す複数の操作キーを前記表示部に表示させる表示制御手段、前記入力操作により選択された操作キーに対応する所定の入力処理を行う入力処理手段、として機能させ、前記表示制御手段は、前記タッチパネルにおける前記複数の操作キーのうちの何れかの操作キー上への接触が開始された場合に、前記接触がなされている入力位置と、前記複数の操作キーの各々に当該操作キー内の所定の位置として設定された基準位置との位置関係に基づいて、前記入力位置から前記基準位置までの距離が小さい順に2以上の所定数の操作キーを選択候補の操作キーとして特定し、前記接触が継続されている期間において、前記入力位置に対応する所定の選択表示領域に前記選択候補の操作キーとされた所定数の操作キーの各々が所定の順番で配置表示されるように且つ少なくとも当該所定数の操作キー間において互いの位置関係が維持されるように当該所定数の操作キーを同時に移動させる選択表示制御を行い、前記入力処理手段は、前記接触が終了したときに前記選択表示領域に配置表示されている操作キーを、前記入力操作により選択された操作キーとして特定することを特徴とする。
本発明によれば、容易な操作でより確実に誤入力の発生を抑制することができる。
入力装置の実施形態としての売上データ処理装置の外観を示す図である。 売上データ処理装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 操作表示部の表示部における表示画面の例を示す図である。 タッチパネルに対する接触に応じて2以上の操作キーを順次選択状態とする表示動作を説明する図である。 操作キー特定処理の制御手順を示すフローチャートである。 変形例1における選択状態の操作キーの表示態様を示す図である。 変形例2において選択対象の操作キーを選択状態とする表示動作を説明する図である。 変形例3における選択表示領域の位置の例を示す図である。
以下、本発明の入力装置及びプログラムに係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の入力装置の実施形態としての売上データ処理装置1の外観を示す図である。
図2は、売上データ処理装置1の主要な機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の売上データ処理装置1(入力装置)は、個人商店等の店舗に設置される。売上データ処理装置1は、顧客に販売する商品の種別や、その金額及び個数などの情報を特定する入力操作を受け付け、入力操作により特定された情報に基づいて商品の売上データを算出して登録するECR(Electronic Cash Register)である。また、本実施形態の売上データ処理装置1は、顧客から領収した代金を格納し、レシートなどを印刷する機能を有する。
図1及び図2に示されるように、売上データ処理装置1は、CPU11(Central Processing Unit)(表示制御手段、入力処理手段)、RAM12(Random Access Memory)、記憶部13、操作表示部14、顧客用表示部15、印刷部16、ドロア17、通信部18などを備える。なお、図1では、ドロア17及び通信部18の図示が省略されている。
CPU11は、記憶部13に記憶された各種制御用のプログラムや設定データを読み出してRAM12に記憶させ、当該プログラムを実行して各種演算処理を行う。
RAM12は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。RAM12は、不揮発性メモリを含んでいてもよい。
記憶部13は、CPU11により実行される各種制御用のプログラム13aや設定データといった各種データを記憶する。プログラム13aは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部13に格納されている。記憶部13としては、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリなどが用いられ、また、ROM(Read Only Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)などが併用されてもよい。
操作表示部14は、表示部141と、表示部141の表示画面に重ねられて設けられたタッチパネル142とを備える。なお、操作表示部14には、キーボードやマウスといった、ユーザからの入力操作を受け付けるタッチパネル142以外のデバイスがさらに設けられていてもよい。
操作表示部14の表示部141は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどにより構成される。表示部141は、CPU11から出力された制御信号に従って、表示画面上に売上データ処理に係るメニューやステータス、タッチパネル142により受け付けられる入力操作の対象を示す操作キーなどの表示を行う。
操作表示部14のタッチパネル142は、表面がユーザの指先や所定のスタイラスなどにより接触されると、当該接触を入力操作として受け付け、接触が検知された位置(座標)を示す信号をCPU11に出力する。本実施形態のタッチパネル142は、表面が指先などにより接触されることによる内部の導電膜と表面との間の静電容量の変化に基づいて接触を検出する静電容量方式のタッチパネルである。なお、タッチパネル142の方式は静電容量方式に限られず、抵抗膜方式、電磁誘導方式といった他の方式であってもよい。また、タッチパネル142は、表示部141の表示画面に重ねられたものに限られず、表示部141と一体的に設けられていてもよい。
顧客用表示部15は、LCD、有機ELディスプレイ、CRTディスプレイなどにより構成され、売上データ処理装置1を操作するユーザと対面する顧客に対して、商品名や価格などの各種情報を表示する。
印刷部16は、CPU11から出力された制御信号に従い、レシートやジャーナルなどを用紙に印刷するプリンタである。
ドロア17は、金銭、商品券等を格納する引き出しであり、CPU11による制御下で開放する開放機構を有する。
通信部18は、ネットワークケーブルなどを介してデータサーバーといった外部機器と通信を行う。
バス19は、CPU11と各部とを接続する通信経路である。
上記構成を有する売上データ処理装置1のうち、ユーザからのタッチパネル142に対する入力操作を受け付けて当該入力操作に応じた入力処理を行う部分、すなわち、CPU11、RAM12、記憶部13、及び操作表示部14により入力装置が構成される。
次に、売上データ処理装置1における入力装置の動作について説明する。
図3は、操作表示部14の表示部141における表示画面の例を示す図である。
この表示画面は、売上データ処理に係るメニューやステータスといった各種データに係るデータ表示Dと、データ表示Dの表示領域外に配列された複数の矩形の操作キーKの表示とを含む。このうち操作キーKには、テンキーKTと、PLU(Price Look Up)キーKPと、ファンクションキーKFとがある。なお、操作キーKの種別はこれらに限られず、必要に応じて、文字入力のための操作キーといった他の種別の操作キーが表示されていてもよい。
テンキーKTは、0から9までの数字や小数点の入力に用いられる操作キーであり、矩形のテンキー表示領域RTにおいて4行3列でマトリクス状に配列されて表示されている。
PLUキーKPは、1から70までのPLU番号のいずれかが対応付けられた操作キーである。ここで、各PLU番号には、個別の商品や、取引項目(現金売上、クレジット、商品券売上等)といった取引に係る種々の取引情報のいずれかが割り当てられており、一のPLUキーKPを選択する入力操作によって、当該PLUキーKPのPLU番号に割り当てられた取引情報を特定する入力処理が行われるようになっている。図3のPLUキーKPには、「PLU01」のようにPLU番号そのものが表示されているが、これに代えて、PLU番号に割り当てられた個別の商品の名称などがPLUキーKPに表示されていてもよい。PLUキーKPは、矩形のPLUキー表示領域RPにおいて10行7列でマトリクス状に配列されて表示されている。
ファンクションキーKFは、データ表示Dにおける表示内容の変更や、売上データ処理装置1の動作モードの設定などの種々の機能を実行するための操作キーである。ファンクションキーKFは、データ表示Dの表示領域、テンキー表示領域RT及びPLUキー表示領域RPを除いた領域内に配列されて表示されている。図3では、48個のファンクションキーKFが示されているが、個々のファンクションキーKFに対応する機能の説明は省略する。
タッチパネル142に対する接触がなされると、接触が検知された位置(座標)が接触により受け付けられる入力操作の入力位置として特定され、入力位置に対応する位置に表示された一の操作キーKが特定される。入力操作により操作キーKが特定されると、特定された操作キーKに予め対応付けられて設定された入力処理がCPU11により行われる。
具体的には、入力操作の結果、いずれかのテンキーKTが特定されると、特定されたテンキーKTに対応する数字や小数点を入力する入力処理が行われる。また、PLUキーKPが特定されると、特定されたPLUキーKPのPLU番号に割り当てられた取引情報を指定する入力処理が行われる。また、ファンクションキーKFが特定されると、特定されたファンクションキーKFに対応する機能を指定する入力処理が行われる。これらの入力処理がなされると、入力処理による特定内容に基づく所定の処理がCPU11により実行される。例えば、ファンクションキーKFに対する入力操作に応じた入力処理により一の機能が指定されると、売上データ処理装置1の動作設定に従い、CPU11により当該機能を実現するための所定の処理が実行される。
次に、タッチパネル142に対する接触により受け付けられた入力操作に応じて一の操作キーKを特定する動作について詳しく説明する。
図3に示したように、本実施形態の売上データ処理装置1では、表示部141の表示画面に多数の操作キーKが配列されて表示される。このように表示される操作キーKが多いと、個々の操作キーKの面積が小さくなるため、ユーザが所望の操作キーKを選択しようとして入力操作を行っても、その入力位置が当該操作キーKの範囲外となってユーザが意図しない操作キーKが選択されてしまう誤入力が発生しやすくなる。このような誤入力が発生すると、誤入力により入力された内容を訂正するための別個の入力操作が必要となるため、ユーザにとって煩雑である。
そこで、本実施形態の売上データ処理装置1では、タッチパネル142に対する接触が開始されると、当該接触が行われている入力位置と近い2以上の所定数の操作キーKが選択候補の操作キーとして特定され、接触が継続されている期間に、当該選択候補の操作キーの各々が順次選択状態として表示される。そして、接触が終了したときに選択状態となっていた操作キーKが入力操作の対象の操作キーKとして特定される。これにより、ユーザは、所望の操作キーKが選択状態となったタイミングで接触を終了させることで、確実に所望の操作キーKを選択する入力操作を行うことができる。
図4は、タッチパネル142に対する接触に応じて2以上の操作キーKを順次選択状態とする表示動作を説明する図である。図4では、PLUキーKP1及びその周囲の9個のPLUキーKPが示されている。
売上データ処理装置1では、タッチパネル142に対する接触が開始されると、当該接触がなされている入力位置ptが特定される。ここでは、図4(a)に示されるように、入力位置ptがPLUキーKP1の範囲内にある場合を例に挙げて説明する。
入力位置ptが特定されると、特定された入力位置ptと、複数のPLUキーKPの各々に設定された基準位置pcとの相対距離が算出される。そして、入力位置ptから基準位置pcまでの相対距離が小さい順に所定数の(図4の例では、2つの)PLUキーKPが、選択候補の操作キーKとして特定される。ここで、本実施形態では、PLUキーKPの矩形の中心(対角線の交点)が基準位置pcとして設定されている。図4(a)の例では、入力位置ptとPLUキーKP1の基準位置pc1との距離d1が最も小さく、入力位置ptとPLUキーKP2(PLUキーKP1の右隣の操作キーK)の基準位置pc2との距離d2が2番目に小さいため、PLUキーKP1及びPLUキーKP2が選択候補の操作キーKとして特定される。
選択候補の操作キーKが特定されると、図4(b)に示されるように、入力位置ptに対して基準位置pc1が最も近いPLUキーKP1が、入力位置ptに対応する所定の選択表示領域RSに移動する表示(スライド表示)が行われる。これにより、PLUキーKP1が選択状態となっていることが示される。ここで、選択表示領域RSは、選択表示領域RSに表示された操作キーKにおける基準位置pcと、入力位置ptとが一致するように定められた領域である。したがって、ここではPLUキーKP1が、基準位置pc1と入力位置ptとが一致するような位置に移動する。このようにPLUキーKP1が選択表示領域RSに移動されることで、PLUキーKP1が選択状態となっていることが表示部141において表示される。
図4(b)の表示が行われてから接触が継続した状態で所定時間(例えば、約1秒)が経過すると、図4(c)に示されるように、入力位置ptに対して基準位置pc2が2番目に近いPLUキーKP2が選択表示領域RSに移動するとともに、PLUキーKP1の表示位置が初期状態に戻される。以降、上記所定時間が経過するごとに、図4(b)の表示と図4(c)の表示とが交互に繰り返し行われる。すなわち、PLUキーKP1とPLUキーKP2とが交互に選択表示領域RSに移動し、選択状態として表示される。このように、表示部141により、入力位置ptに対応する選択表示領域RSに、選択候補の操作キーKを接触の継続時間に応じて順次表示させる制御が、選択表示制御に相当する。
そして、タッチパネル142に対する接触が終了すると(すなわち、タッチパネル142に接触していたユーザの指先などがタッチパネル142から離れると)、接触が終了したときに選択状態となっていた(すなわち、選択表示領域RSに表示されていた)操作キーKが、入力操作の対象の操作キーKとして特定される。具体的には、図4(b)の表示がなされているときに接触が終了した場合には、PLUキーKP1が入力操作の対象の操作キーKとして特定され、図4(c)の表示がなされているときに接触が終了した場合には、PLUキーKP2が入力操作の対象の操作キーKとして特定される。
また、接触の継続中に、接触が行われている入力位置ptが移動した場合には、移動後の入力位置ptに基づいて選択候補の操作キーKが更新され、更新後の選択候補の操作キーKを対象として上記の選択表示制御が行われる。
また、タッチパネル142に対する接触に応じた上記の選択表示制御は、接触が行われている入力位置ptと、いずれかの操作キーKの基準位置pcとの相対距離が所定距離未満である場合(すなわち、入力位置ptがいずれかの操作キーKの中心に近い場合)には実行しないこととしてもよい。換言すれば、選択表示制御は、入力位置ptと、当該入力位置ptから最も近い基準位置pcとの距離が所定距離以上である場合に行われてもよい。
また、タッチパネル142に対する接触に応じて選択候補とする操作キーKの数は、3以上であってもよい。この場合には、選択候補として特定された3以上の所定数の操作キーKを選択表示領域RSに移動させる表示が、入力位置ptと基準位置pcとの相対距離が小さい順に行われる。
上記の選択表示制御は、テンキーKT、PLUキーKP及びファンクションキーKFを含む全ての操作キーKを対象として行ってもよいし、これらのうち一部のみを対象として行ってもよい。例えば、テンキーKT、PLUキーKP及びファンクションキーKFのうち、面積が所定値よりも小さい種別の操作キーKを、選択表示制御の対象とすることができる。ここで、所定値は、統計的に誤入力が生じにくい面積の下限値未満の範囲で設定することができる。図3の操作キーKのうち、PLUキーKPは、数が多くなる傾向があり面積が小さくなりやすく、選択表示制御の対象とすることが好ましい場合が多い。また、テンキーKTについても、キーに表示される文字が単一の数字などであるため面積が小さくなりやすく、選択表示制御の対象とすることが好ましい場合が多い。
続いて、売上データ処理装置1により実行される操作キー特定処理のCPU11による制御手順について説明する。
図5は、操作キー特定処理の制御手順を示すフローチャートである。
この操作キー特定処理は、売上データ処理装置1においてタッチパネル142に対する入力操作が受け付けられる場合に実行される。また、図5のフローチャートでは、入力操作に応じて選択候補とされる操作キーKの数をN個(Nは、2以上の整数)としている。
操作キー特定処理が開始されると、CPU11は、タッチパネル142に対する接触がなされたか否かを判別する(ステップS101)。接触がなされていないと判別された場合には(ステップS101で“NO”)、CPU11は、再度ステップS101の処理を実行する。
接触がなされたと判別された場合には(ステップS101で“YES”)、CPU11は、接触がなされている入力位置ptを特定し、特定された入力位置ptと、複数の操作キーKの基準位置pcの各々との相対距離をそれぞれ算出する(ステップS102)。そして、CPU11は、上記相対距離が小さい順にN個の操作キーKを選択候補として特定し、選択候補の操作キーKが、上記相対距離の小さい順に配列された選択候補キーリストを生成する(ステップS103)。
CPU11は、選択状態として表示する操作キーKの番号を表す変数nに0を代入する(ステップS104)。
CPU11は、選択候補キーリストにおけるn番目の操作キーKを選択表示領域RSに移動させることで、当該操作キーKを選択状態として表示させる(ステップS105)。
CPU11は、接触が継続しているか否かを判別し(ステップS106)、接触が継続している場合には(ステップS106で“YES”)、接触がなされている入力位置ptが移動したか否かを判別する(ステップS107)。入力位置ptが移動したと判別された場合には(ステップS107で“YES”)、CPU11は、処理をステップS102に戻す。
入力位置ptが移動していないと判別された場合には(ステップS107で“NO”)、CPU11は、直近のステップS105の処理が終了してから所定時間(ここでは、約1秒)が経過したか否かを判別し(ステップS108)、所定時間が経過していないと判別された場合には(ステップS108で“NO”)処理をステップS106に戻す。
直近のステップS105の処理が終了してから所定時間が経過したと判別された場合には(ステップS108で“YES”)、CPU11は、変数nにn+1を代入する(ステップS109)。そして、CPU11は、変数nがN未満であるか否かを判別し(ステップS110)、N未満である場合には(ステップS110で“YES”)処理をステップS105に戻して、次の選択候補の操作キーKを選択表示領域RSに移動させる処理を実行する。また、変数nがN以上である場合には(ステップS110で“NO”)、CPU11は、処理をステップS104に戻して、選択候補キーリストにおける最初の選択候補の操作キーKを選択表示領域RSに移動させる処理を実行する。
ステップS106の処理において、接触が終了していると判別された場合には(ステップS106で“NO”)、CPU11は、その時点で選択表示領域RSに表示されている操作キーKを、入力操作の対象の操作キーKとして特定し、当該操作キーKに対応する入力処理を実行する(ステップS111)。そして、CPU11は、選択表示領域RSに移動していた操作キーKの表示位置を元に戻し(ステップS112)、操作キー特定処理を終了させる。
(変形例1)
次に、上記実施形態の変形例1について説明する。
本変形例では、選択表示領域RSに移動する選択対象の操作キーKの表示態様が上記実施形態と異なる。以下では、上記実施形態との差異点について説明する。
図6は、本変形例における選択状態の操作キーKの表示態様を示す図である。
図6(a)の例では、選択対象の操作キーKが所定倍率で拡大された上で選択表示領域RSに表示される。上記の所定倍率は、ユーザにより操作キーKの種別が識別しやすい範囲内で予め設定される。
また、図6(b)の例では、選択対象の操作キーKの色が所定色に変更された上で選択表示領域RSに表示される。上記の所定色は、ユーザにより認識しやすい色の中から予め設定される。
図6(a)及び図6(b)の態様で操作キーKを表示することで、ユーザに対して選択対象の操作キーKをより明確に示すことができる。
また、図6(c)の例では、操作キーKにおける基準位置pc1が、操作キーKの中心以外の位置に設定されている。具体的には、操作キーKの下辺近傍に基準位置pc1が設定され、この基準位置pc1が入力位置ptと一致するように設定された選択表示領域RSに操作キーKが移動して表示されている。このような態様で操作キーKを表示することで、選択対象の操作キーKに表示された文字や図形がユーザの指先などにより見難くなる不具合の発生を抑制することができる。
なお、操作キーKの基準位置pcは、操作キーKの内部の他の位置であってもよいし、また必ずしも操作キーKの内部に設定されていなくてもよい。例えば、操作キーKと外部との境界上や、操作キーKの近傍範囲内で操作キーKの外部に設定されていてもよい。
(変形例2)
次に、上記実施形態の変形例2について説明する。本変形例は、上記の変形例1と組み合わされてもよい。
上記実施形態では、タッチパネル142に対する接触がなされた場合に、操作キーKを一つずつ順に選択表示領域RSに移動させることで当該操作キーKを選択状態として表示したが、本変形例1は、一の操作キーKを選択表示領域RSに移動させる場合に、当該操作キーKを含む複数の操作キーKを移動させる。その他の点は、上記実施形態と同様である。
図7は、本変形例において選択対象の操作キーKを選択状態とする表示動作を説明する図である。図7では、タッチパネル142に対する接触に応じてPLUキーKP1を選択状態として表示する場合において、PLUキーKP1が選択表示領域RSに移動するように、PLUキーKP1を含むPLUキー表示領域RP内の全てのPLUキーKPが一まとまりで移動した状態で表示されている。このような表示により、PLUキーKP1と周囲のPLUキーKPとの位置関係を維持したまま、PLUキーKP1を選択状態として表示することができる。
なお、選択表示制御において一まとまりで移動する操作キーKの範囲は、PLUキー表示領域RPに限られない。例えば、テンキーKTに対する接触が行われた場合に、テンキー表示領域RT内の全てのテンキーKTを移動させてもよい。また、表示部141内の全ての操作キーKを一まとまりで移動させてもよい。
(変形例3)
次に、上記実施形態の変形例3について説明する。本変形例は、上記の変形例1と組み合わされてもよい。本変形例では、選択表示領域RSが操作キーKの表示領域外に設けられる点で上記実施形態と異なる。
図8は、本変形例における選択表示領域RSの位置の例を示す図である。
図8に示されるように、本変形例の選択表示領域RSは、例えばデータ表示Dが行われる領域内に設けることができる。この場合には、タッチパネル142に対する接触がなされると、選択候補の複数の操作キーKが、データ表示Dの領域内における選択表示領域RSに接触の継続時間に応じて順番に表示されることで、選択状態となっている操作キーKが示される。この場合には、PLUキー表示領域RPやテンキー表示領域RT内の各操作キーKの表示は元の状態のまま維持される。なお、選択表示領域RSは、表示部141の表示画面のうちデータ表示Dの領域外に設けられてもよい。
以上のように、本実施形態の入力装置としての売上データ処理装置1は、CPU11を備え、CPU11は、表示部141に設けられたタッチパネル142により受け付けられる入力操作の対象を各々示す複数の操作キーKを表示部141により表示させ(表示制御手段)、入力操作により選択された操作キーKに対応する所定の入力処理を行い(入力処理手段)、タッチパネル142に対する接触が開始された場合に、接触がなされている入力位置ptと、複数の操作キーKの各々に設定された基準位置pcとの位置関係に基づいて、入力位置ptから基準位置pcまでの距離が小さい順に2以上の所定数の操作キーKを選択候補の操作キーKとして特定し、接触が継続されている期間において、表示部141により、入力位置ptに対応する所定の選択表示領域RSに選択候補の操作キーKを示す画像を順次表示させる選択表示制御を行い(表示制御手段)、接触が終了したときに選択表示領域RSに表示されている操作キーKを、入力操作の対象の操作キーKとして特定する(入力処理手段)。
このような構成によれば、接触がなされている入力位置ptが所望の操作キーKから外れていても、ユーザは、接触を継続することにより、入力位置ptに近い操作キーKを順次選択表示領域RSに表示させて選択状態とさせることができる。そして、所望の操作キーKが選択表示領域RSに表示されているときに接触を終了させることで、確実に所望の操作キーKを選択することができる。これにより、入力位置ptが所望の操作キーKから外れていても所望の操作キーKを選択することができるため、誤入力を訂正するための再度の入力操作が不要となり、ユーザ利便性を向上させることができる。このように、上記実施形態の入力装置としての売上データ処理装置1によれば、容易な操作でより確実に誤入力の発生を抑制することができる。
また、CPU11は、選択表示制御において、表示部141により、入力位置ptから基準位置pcまでの距離が小さい順に選択候補の操作キーKの各々を選択表示領域RSに表示させる(表示制御手段)。これにより、ユーザの所望の操作キーKである可能性が高い操作キーKから順に選択表示領域RSに表示して選択状態とすることができるため、入力効率を向上させることができる。
また、CPU11は、入力位置ptと、当該入力位置ptから最も近い基準位置pcとの距離が所定距離以上である場合に選択表示制御を行う(表示制御手段)。これによれば、入力位置ptが一の操作キーKの基準位置pcと近く、入力操作の対象が当該一の操作キーKである可能性が高い場合に選択表示制御を行わないことで、不要な選択状態の表示を省略することができる。
また、CPU11は、選択表示制御において、選択候補の操作キーKの各々を選択表示領域RSに移動させる表示を表示部141により行わせ、選択表示領域RSは、当該選択表示領域RSに表示された操作キーKにおける基準位置pcと、入力位置ptとが一致するように定められる。このように操作キーKを移動させると、当該操作キーKがユーザの目に留まりやすいため、選択状態の操作キーKをより確実にユーザに認識させることができる。また、基準位置pcと、入力位置ptとが一致するような操作キーKの表示領域を選択表示領域RSとすることで、入力位置ptの近傍に選択状態の操作キーKが表示されるため、ユーザは、選択状態の操作キーKをより確実に認識することができる。
また、基準位置pcを、操作キーKの中心とすることで、入力位置ptを中心とする選択表示領域に選択状態の操作キーKが表示されるため、ユーザは、選択状態の操作キーKをより確実に認識することができる。
また、CPU11は、選択表示制御において、選択候補の操作キーKの各々のみを移動させる表示を表示部141により行わせる(表示制御手段)。これにより、選択対象の操作キーKをより認識しやすくすることができる。
また、変形例2における売上データ処理装置1では、CPU11は、選択表示制御において、選択候補の操作キーKの各々が選択表示領域に移動するように複数の操作キーKの一部又は全部を移動させる表示を表示部141により行わせる(表示制御手段)。これにより、一の選択候補の操作キーKと他の操作キーKとの位置関係を維持したまま、当該一の選択候補の操作キーKを選択状態として表示することができる。この結果、ユーザは、選択状態の操作キーKとその周囲の操作キーKとの位置関係を確認しながら所望の操作キーKを選択することができる。
また、変形例3における売上データ処理装置1では、選択表示領域RSは、複数の操作キーKの表示領域外に設けられる。これにより、操作キーKの表示状態を変化させることなく、一の操作キーKを選択状態として表示することができる。この結果、ユーザは、選択状態の操作キーKとその周囲の操作キーKとの位置関係を確認しながら所望の操作キーKを選択することができる。
また、CPU11は、接触が継続されている期間において入力位置ptが移動した場合に、移動後の入力位置ptに基づいて選択表示制御を行う(表示制御手段)。これにより、ユーザは、選択候補となる操作キーKを随意に変更することができる。例えば、接触がなされている入力位置ptが所望の操作キーKから大きく外れており、選択表示制御の対象となる選択候補の操作キーKの中に所望の操作キーKが含まれていない場合であっても、入力位置ptを所望の操作キーKの近くに移動させることで、当該操作キーKを選択候補に含ませて選択状態として表示させることができる。この結果、入力操作に係るユーザ利便性をさらに向上させることができる。
また、CPU11は、複数の操作キーKのうち所定の一部の操作キーKのみを対象として選択表示制御を行う(表示制御手段)。これにより、面積が大きい操作キーKなど、誤入力の可能性が低い操作キーKについては選択表示制御の対象から外すことで、不要な選択状態の表示を省略することができる。
また、上記実施形態のプログラムは、入力装置としての売上データ処理装置1に設けられたコンピュータを、表示部141に設けられたタッチパネル142に対する接触により受け付けられる入力操作の対象を各々示す複数の操作キーKを表示部141により表示させる表示制御手段、入力操作により選択された操作キーKに対応する所定の入力処理を行う入力処理手段、として機能させ、表示制御手段は、タッチパネル142に対する接触が開始された場合に、接触がなされている入力位置ptと、複数の操作キーKの各々に設定された基準位置pcとの位置関係に基づいて、入力位置ptから基準位置pcまでの距離が小さい順に2以上の所定数の操作キーKを選択候補の操作キーKとして特定し、接触が継続されている期間において、表示部141により、入力位置ptに対応する所定の選択表示領域RSに、選択候補の操作キーKを示す画像を順次表示させる選択表示制御を行い、入力処理手段は、接触が終了したときに選択表示領域RSに表示されている操作キーKを、入力操作により選択された操作キーKとして特定する。このようなプログラムにより、容易な操作でより確実に、入力装置としての売上データ処理装置1における誤入力の発生を抑制することができる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部13のHDD等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROMやフラッシュメモリ等により構成される可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、本発明は、上記実施形態及び各変形例に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施形態及び各変形例では、選択表示制御において選択表示領域RSに表示させる画像は、選択候補の操作キーKと同一の画像としたが、これに限定されず、選択候補の操作キーKを特定できる任意の他の画像(例えば、操作キーKの内容を示す文字や図形などの組み合わせからなる標識の画像)としてもよい。
また、上記実施形態及び各変形例では、接触がなされている入力位置ptが移動した場合に、移動後の入力位置ptに応じて選択対象の操作キーKを更新する例を用いて説明したが、これに限定する趣旨ではなく、入力位置ptが移動した場合であっても、選択対象の操作キーKを変更しないこととしてもよい。あるいは、入力位置ptの移動距離が所定値未満である場合には、選択対象の操作キーKを変更しないこととしてもよい。これにより、入力位置ptの意図しない移動により選択対象の操作キーKが変化してしまう不具合の発生を抑制することができる。
また、本発明の入力装置の適用対象は、売上データ処理装置1に限られず、表示部に設けられたタッチパネルに対する接触により入力操作を受け付ける任意の装置に適用可能である。具体的には、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、自動販売機、自動券売機及びATM(Automatic Teller Machine)端末などに適用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
表示部に設けられたタッチパネルに対する接触により受け付けられる入力操作の対象を各々示す複数の操作キーを前記表示部に表示させる表示制御手段と、
前記入力操作により選択された操作キーに対応する所定の入力処理を行う入力処理手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記タッチパネルに対する接触が開始された場合に、前記接触がなされている入力位置と、前記複数の操作キーの各々に設定された基準位置との位置関係に基づいて、前記入力位置から前記基準位置までの距離が小さい順に2以上の所定数の操作キーを選択候補の操作キーとして特定し、前記接触が継続されている期間において、前記入力位置に対応する所定の選択表示領域に前記選択候補の操作キーを示す画像を順次表示させる選択表示制御を行い、
前記入力処理手段は、前記接触が終了したときに前記選択表示領域に表示されている操作キーを、前記入力操作により選択された操作キーとして特定する入力装置。
<請求項2>
前記表示制御手段は、前記選択表示制御において、前記入力位置から前記基準位置までの距離が小さい順に前記選択候補の操作キーの各々を前記選択表示領域に表示させる請求項1に記載の入力装置。
<請求項3>
前記表示制御手段は、前記入力位置と、当該入力位置から最も近い前記基準位置との距離が所定距離以上である場合に前記選択表示制御を行う請求項1又は2に記載の入力装置。
<請求項4>
前記表示制御手段は、前記選択表示制御において、前記選択候補の操作キーの各々を前記選択表示領域に移動させる表示を前記表示部に行わせ、
前記選択表示領域は、当該選択表示領域に表示された操作キーにおける前記基準位置と、前記入力位置とが一致するように定められる請求項1から3のいずれか一項に記載の入力装置。
<請求項5>
前記基準位置は、前記操作キーの中心である請求項4に記載の入力装置。
<請求項6>
前記表示制御手段は、前記選択表示制御において、前記選択候補の操作キーの各々のみを移動させる表示を前記表示部に行わせる請求項4又は5に記載の入力装置。
<請求項7>
前記表示制御手段は、前記選択表示制御において、前記選択候補の操作キーの各々が前記選択表示領域に移動するように前記複数の操作キーの一部又は全部を移動させる表示を前記表示部に行わせる請求項4又は5に記載の入力装置。
<請求項8>
前記選択表示領域は、前記複数の操作キーの表示領域外に設けられる請求項1から3のいずれか一項に記載の入力装置。
<請求項9>
前記表示制御手段は、前記接触が継続されている期間において前記入力位置が移動した場合に、移動後の入力位置に基づいて前記選択表示制御を行う請求項1から8のいずれか一項に記載の入力装置。
<請求項10>
前記表示制御手段は、前記複数の操作キーのうち所定の一部の操作キーのみを対象として前記選択表示制御を行う請求項1から9のいずれか一項に記載の入力装置。
<請求項11>
コンピュータを、
表示部に設けられたタッチパネルに対する接触により受け付けられる入力操作の対象を各々示す複数の操作キーを前記表示部に表示させる表示制御手段、
前記入力操作により選択された操作キーに対応する所定の入力処理を行う入力処理手段、
として機能させ、
前記表示制御手段は、前記タッチパネルに対する接触が開始された場合に、前記接触がなされている入力位置と、前記複数の操作キーの各々に設定された基準位置との位置関係に基づいて、前記入力位置から前記基準位置までの距離が小さい順に2以上の所定数の操作キーを選択候補の操作キーとして特定し、前記接触が継続されている期間において、前記入力位置に対応する所定の選択表示領域に、前記選択候補の操作キーを示す画像を順次表示させる選択表示制御を行い、
前記入力処理手段は、前記接触が終了したときに前記選択表示領域に表示されている操作キーを、前記入力操作により選択された操作キーとして特定するプログラム。
1 売上データ処理装置(入力装置)
11 CPU(表示制御手段、入力処理手段)
12 RAM
13 記憶部
13a プログラム
14 操作表示部
141 表示部
142 タッチパネル
15 顧客用表示部
16 印刷部
17 ドロア
18 通信部
19 バス
K 操作キー
KF ファンクションキー
KP,KP1,KP2 PLUキー
KT テンキー
pc,pc1,pc2 基準位置
pt 入力位置
RP PLUキー表示領域
RS 選択表示領域
RT テンキー表示領域

Claims (7)

  1. 表示部に設けられたタッチパネルに対する接触により受け付けられる入力操作の対象を各々示す複数の操作キーを前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記入力操作により選択された操作キーに対応する所定の入力処理を行う入力処理手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記タッチパネルにおける前記複数の操作キーのうちの何れかの操作キー上への接触が開始された場合に、前記接触がなされている入力位置と、前記複数の操作キーの各々に当該操作キー内の所定の位置として設定された基準位置との位置関係に基づいて、前記入力位置から前記基準位置までの距離が小さい順に2以上の所定数の操作キーを選択候補の操作キーとして特定し、前記接触が継続されている期間において、前記入力位置に対応する所定の選択表示領域に前記選択候補の操作キーとされた所定数の操作キーの各々が所定の順番で配置表示されるように且つ少なくとも当該所定数の操作キー間において互いの位置関係が維持されるように当該所定数の操作キーを同時に移動させる選択表示制御を行い、
    前記入力処理手段は、前記接触が終了したときに前記選択表示領域に配置表示されている操作キーを、前記入力操作により選択された操作キーとして特定する入力装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記選択表示制御において、前記入力位置から前記基準位置までの距離が小さい順に前記選択候補の操作キーとされた所定数の操作キーの各々を前記選択表示領域に配置表示させる請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記入力位置と、当該入力位置から最も近い前記基準位置との距離が所定距離以上である場合に前記選択表示制御を行う請求項1又は2に記載の入力装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記選択表示制御において、前記選択候補の操作キーとされた所定数の操作キーの各々を前記選択表示領域に移動させる表示を前記表示部に行わせ、
    前記選択表示領域は、当該選択表示領域に表示された操作キーにおける前記基準位置と、前記入力位置とが一致するように定められる請求項1から3のいずれか一項に記載の入力装置。
  5. 前記基準位置は、前記操作キーの中心である請求項4に記載の入力装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記接触が継続されている期間において前記入力位置が移動した場合に、移動後の入力位置に基づいて前記選択表示制御を行う請求項1から5のいずれか一項に記載の入力装置。
  7. コンピュータを、
    表示部に設けられたタッチパネルに対する接触により受け付けられる入力操作の対象を各々示す複数の操作キーを前記表示部に表示させる表示制御手段、
    前記入力操作により選択された操作キーに対応する所定の入力処理を行う入力処理手段、
    として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記タッチパネルにおける前記複数の操作キーのうちの何れかの操作キー上への接触が開始された場合に、前記接触がなされている入力位置と、前記複数の操作キーの各々に当該操作キー内の所定の位置として設定された基準位置との位置関係に基づいて、前記入力位置から前記基準位置までの距離が小さい順に2以上の所定数の操作キーを選択候補の操作キーとして特定し、前記接触が継続されている期間において、前記入力位置に対応する所定の選択表示領域に前記選択候補の操作キーとされた所定数の操作キーの各々が所定の順番で配置表示されるように且つ少なくとも当該所定数の操作キー間において互いの位置関係が維持されるように当該所定数の操作キーを同時に移動させる選択表示制御を行い、
    前記入力処理手段は、前記接触が終了したときに前記選択表示領域に配置表示されている操作キーを、前記入力操作により選択された操作キーとして特定するプログラム。
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