JP6847132B2 - ターボ機械システムにおけるねじり振動の低減のための電気アクチュエータ装置 - Google Patents

ターボ機械システムにおけるねじり振動の低減のための電気アクチュエータ装置 Download PDF

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Description

本開示の分野は、一般にターボ機械システムに関し、より具体的には、ターボ機械システムにおけるねじり振動の低減のための電気アクチュエータ装置に関する。
ターボ機械、例えばポンプ運転および圧縮プラントにおける電気モータを駆動するか、または発電機などのターボ機械によって駆動される電気機械を使用する公知のターボ機械システムでは、回転機器列のシャフトのねじり力学と電気ネットワークの複雑な相互作用がSSTI(sub−synchronous torsional interaction)を引き起こす。このような公知のターボ機械システム、例えば、液化天然ガス圧縮プラントでは、SSTIがねじり振動を引き起こし、結果として、メンテナンスコストが増加し、運転効率が低下し、設備寿命が短縮される。
電気機械を使用する少なくともいくつかの公知のターボ機械システムでは、シャフトおよびこれに結合された回転機械によって経験されるSSTIは、モータおよび発電機を含む電気機械で生じるトルクの不均衡によって引き起こされる。このような電気機械、シャフト、および関連する回転機械は、多くの場合、列の一部で発生するSSTIが、その場所だけでなく、最初の起点から離れた様々な他の場所で望ましくない影響を及ぼす長い機器列を形成する。また、このような公知のターボ機械システムでは、SSTIの緩和および結果として生じる異常トルクは高価であり、既存のシステムおよびプラント設備の大幅な変更を必要とし、既存の電気的および機械的負荷による設計上の制約を受ける。さらに、このような公知のターボ機械システムでは、公知のSSTIならびにトルク軽減装置およびシステムは複雑であり、精巧な制御システムを必要とし、既存のプラント運転に統合するのが煩雑であり、設置およびメンテナンスのためにプラントを完全に停止する必要がある。
欧州特許出願公開第1643122号明細書
一態様では、ターボ機械システム用のアクチュエータが提供される。ターボ機械システムは、ターボ機械と、間に延びるシャフトによってターボ機械に結合された電気機械とを含む。アクチュエータは、シャフトに結合されたロータを含む。ロータは、複数のロータ磁場発生要素を含む。アクチュエータはまた、ロータに近接したシャフトの少なくとも一部を受け入れるように構成されたステータを含む。ステータは、複数のロータ磁場発生要素に近接した複数のステータ磁場発生要素を含む。複数のステータ磁場発生要素は交互に励磁および消磁されて、シャフトに補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去して、ねじり振動を減衰させるように構成される。
別の態様では、ターボ機械システムが提供される。ターボ機械システムは、ターボ機械、電気機械、および電気機械に結合され、ターボ機械に結合され、それらの間に延びるシャフトを含む。ターボ機械システムはまた、シャフトに結合されたロータを含むアクチュエータを含む。ロータは、複数のロータ磁場発生要素を含む。アクチュエータはまた、ロータに近接したシャフトの少なくとも一部を受け入れるように構成されたステータを含む。ステータは、複数のロータ磁場発生要素に近接した複数のステータ磁場発生要素を含む。複数のステータ磁場発生要素は交互に励磁および消磁されて、シャフトに補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去して、ねじり振動を減衰させるように構成される。
さらに別の態様では、ターボ機械システムにおけるシャフトのねじり振動を減衰させる方法が提供される。ターボ機械システムは、間に延びるシャフトによってターボ機械に結合された電気機械と、ステータおよびステータに近接してシャフトに結合されたロータを含むアクチュエータとを含む。この方法は、ターボ機械システムに結合されたセンサを介して、ねじり振動を表すターボ機械システムの物理的特性を検出することを含む。この方法はまた、センサによって送信されたデータによりねじり振動の存在を判定することを含む。この方法は、シャフトのねじり振動を減衰させるためにシャフトに補正トルクを印加するように、アクチュエータのステータを励磁することをさらに含む。
本開示のこれらの、ならびに他の特徴、態様および利点は、添付の図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読めば、よりよく理解されよう。添付の図面では、図面の全体にわたって、類似する符号は類似する部分を表す。
例示的なターボ機械システムの概略図である。 代替のターボ機械システムの概略図である。 図1および図2に示すターボ機械システムで使用され得る例示的なアクチュエータの断面図である。 図1および図2に示すターボ機械システムで使用され得る例示的な軸方向磁束機械アクチュエータの斜視図である。 図1および図2に示すターボ機械システムで使用され得る代替のアクチュエータの断面図である。 図1および図2に示すターボ機械システムで使用され得る例示的な半径方向磁束機械アクチュエータの斜視図である。 図1および図2に示すターボ機械システムで使用され得る代替のアクチュエータの断面図である。 図1および図2に示すターボ機械システムで使用され得る代替の半径方向磁束機械アクチュエータの斜視図である。 図1および図2に示すターボ機械システムで使用され得る代替のアクチュエータの断面図である。 図1および図2に示すターボ機械システムで使用され得る代替の半径方向磁束機械アクチュエータの斜視図である。 図1および図2に示すターボ機械システムと共に使用され得るターボ機械システムにおけるシャフトのねじり振動を減衰させる例示的な方法のフローチャート図である。
特に明記のない限り、本明細書で提供する図面は、本開示の実施形態の特徴を例示することを意味する。これらの特徴は、本開示の1つまたは複数の実施形態を含む多種多様なシステムで適用可能であると考えられる。したがって、本図面は、本明細書で開示する実施形態を実施するために必要とされる、当業者には既知の、従来の特徴をすべて含むことを意味しない。
以下の明細書および特許請求の範囲において、いくつかの用語に言及するが、それらは以下の意味を有すると規定する。
単数形「1つの(a、an)」、および「この(the)」は、文脈が特に明確に指示しない限り、複数の言及を含む。
「任意の(optional)」または「任意に(optionally)」は、続いて記載された事象または状況が生じてもよいし、また生じなくてもよいことを意味し、かつ、その説明が、事象が起こる場合と、それが起こらない場合と、を含むことを意味する。
本明細書および特許請求の範囲を通してここで使用される、近似を表す文言は、関連する基本的機能に変化をもたらすことなく、差し支えない程度に変動できる任意の量的表現を修飾するために適用することができる。したがって、「およそ(about)」、「約(approximately)」、および「実質的に(substantially)」などの用語で修飾された値は、明記された厳密な値に限定されるものではない。少なくともいくつかの例では、近似する文言は、値を測定するための機器の精度に対応することができる。ここで、ならびに明細書および特許請求の範囲の全体を通じて、範囲の限定は組み合わせおよび/または置き換えが可能であり、文脈および文言が他に指示しない限り、このような範囲は識別され、それに包含されるすべての部分範囲を含む。
本明細書で用いられる「プロセッサ」および「コンピュータ」という用語および関連する用語、例えば「処理装置」、「コンピューティング装置」、および「コントローラ」は、従来技術においてコンピュータと呼ばれているそれらの集積回路に限定されず、広く、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブル論理コントローラ(PLC)、特定用途向け集積回路(AISC)、およびその他のプログラム可能な回路を意味し、これらの用語は、本明細書において互換的に用いられる。本明細書で説明する実施形態では、メモリは、以下に限らないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)などのコンピュータ可読媒体、およびフラッシュメモリなどのコンピュータ可読不揮発性媒体を含むことができる。あるいは、フロッピーディスク、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光磁気ディスク(MOD)、および/またはデジタル多用途ディスク(DVD)もまた、使用することができる。また、本明細書で説明する実施形態では、追加の入力チャネルは、以下に限定されないが、マウスおよびキーボードなどのオペレータインターフェースに関係するコンピュータ周辺機器であってもよい。あるいは、例えば、これに限定されないが、スキャナを含むことができる他のコンピュータ周辺装置も使用することができる。さらに、例示的な実施形態では、追加の出力チャネルは、これに限定されないが、オペレータインターフェースモニタを含むことができる。
さらにまた、本明細書で用いられる「リアルタイム」という用語は、関連する事象が発生する時、所定のデータを測定および収集する時、データを処理する時、ならびに事象および環境に対するシステム応答の時のうちの少なくとも1つを意味する。本明細書に記載する実施形態では、これらの動作および事象は、実質的に同時に起こる。
本明細書に記載のターボ機械システムならびに関連する制御システムおよび方法におけるねじり振動を低減するための電気アクチュエータ装置は、シャフトおよび回転機器列の電気機械を含む回転機械のSSTI(sub−synchronous torsional interaction)を低減する。本明細書に記載の実施形態はまた、SSTIおよびそれから生じる異常トルクのターボ機械システムにおける望ましくない影響を緩和する。本明細書に記載の実施形態は、ターボ機械システムに用いられる電気機械におけるトルクの不均衡をさらに低減する。本明細書に記載のターボ機械システムならびに関連する制御システムおよび方法におけるねじり振動を低減するための電気アクチュエータ装置はまた、ターボ機械システムの運転およびメンテナンスコストを低減し、運転効率を高める。本明細書に記載の実施形態は、既存のプラント設計に統合して運転するのが容易な、より複雑でなく安価なSSTI緩和装置、システム、および方法をさらに提供する。本明細書に記載の実施形態はまた、ターボ機械システム運転を停止することなくSSTI緩和装置およびシステムの設置およびメンテナンスを可能にする。
図1は、例示的なターボ機械システム100の概略図である。例示的な実施形態では、ターボ機械システム100は、ターボ機械設備101に配置され、圧縮機およびタービンを含むガスタービンエンジンを含むがこれに限定されないターボ機械102を含む。ターボ機械システム100はまた、ギアボックスを含むがこれに限定されない補助機械104を含む。補助機械104は、第1のシャフト106を介してターボ機械102に回転可能に結合される。ターボ機械システム100は、第2のシャフト110を介して補助機械104に回転可能に結合された電気機械108をさらに含む。例示的な実施形態では、電気機械108は発電機112であり、ターボ機械102は発電機112の原動機であり、ターボ機械設備101は三相電力線116を介して電力をグリッド114に供給するように構成された発電設備である。図示されていない他の実施形態では、ターボ機械システム100は、補助機械104および第2のシャフト110を含まず、ターボ機械102は、第1のシャフト106を介して発電機112に回転可能に結合される。
例示的な実施形態では、ターボ機械システム100は、発電機112に近接して第2のシャフト110に結合されたアクチュエータ118を含む。図示されていない他の実施形態では、アクチュエータ118は、限定はしないが、補助機械104に近接して、発電機112の遠位で第2のシャフト110に結合される。図示されていないさらに別の実施形態では、少なくとも1つの追加のアクチュエータ118が、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、のうちの少なくとも1つに結合される。例示的な実施形態では、ターボ機械システム100は、少なくとも1つのアクチュエータ電線122を介してアクチュエータ118に結合されたアクチュエータ電力変換器120を含む。アクチュエータ電力変換器120は、限定はしないが、直流(DC)から交流(AC)への電力変換器、およびACからACへの電力変換器の少なくとも一方を含むAC電力変換器であり、アクチュエータ118はACアクチュエータである。限定はしないが、DC電源およびAC電源の少なくとも一方を含む電源124は、少なくとも1つのアクチュエータ電線122を介してアクチュエータ電力変換器120に結合される。さらに、アクチュエータコントローラ126がアクチュエータ118に結合される。アクチュエータコントローラ126は、アクチュエータ電力変換器120および電源124のうちの少なくとも1つにさらに結合される。図示されていない他の実施形態では、複数のアクチュエータ118のうちの1つのアクチュエータ118が、複数のアクチュエータコントローラ126のそれぞれ1つのアクチュエータコントローラ126に結合される。図示されていないさらに別の実施形態では、複数のセンサ128のうちの1つのセンサ128が、複数のアクチュエータコントローラ126の2つ以上のアクチュエータコントローラ126に結合される。
例示的な実施形態では、ターボ機械システム100は、アクチュエータコントローラ126に結合された少なくとも1つのセンサ128を含む。センサ128は、第1のシャフト106および第2のシャフト110の少なくとも1つにさらに結合され、少なくとも1つのセンサ128は、発電機112および三相電力線116の少なくとも1つにさらに結合される。図示されていない他の実施形態では、少なくとも1つのセンサ128が、第1のシャフト106、第2のシャフト110、発電機112、および三相電力線116のうちの少なくとも1つ以外のターボ機械システム100内の他の位置にさらに結合される。
動作中、例示的な実施形態では、限定はしないが、ターボ機械システム100の第1のシャフト106および第2のシャフト110を含むシャフトは、ターボ機械システム100の動作中にねじり振動を受けやすい。センサ128は、ねじり振動を表すターボ機械システム100の物理的特性を検出し、アクチュエータコントローラ126に制御信号130を送信するように構成される。
ターボ機械システム100のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、のうちの少なくとも1つの軸方向の撓みの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つが含まれる。また、ターボ機械システム100のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、のうちの少なくとも1つの回転の方向および角速度の少なくとも1つが含まれる。また、ターボ機械システム100のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、のうちの少なくとも1つのねじり振動に関連するトルクの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つが含まれる。ターボ機械システム100のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、電気機械108のロータ巻線および電気機械108のステータ巻線の少なくとも一方に供給する電流の大きさ、方向、および周波数のうちの少なくとも1つがさらに含まれる。また、ターボ機械システム100のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、電気機械108のロータ巻線および電気機械108のステータ巻線の少なくとも一方の電気端子間の電圧の大きさ、方向、および周波数のうちの少なくとも1つが含まれる。ターボ機械システム100のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、電気機械108と、ターボ機械102と、補助機械104と、アクチュエータ118と、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、ターボ機械システム100の任意の他の構成要素と、のうちの少なくとも1つに関連する振動および加速度の少なくとも1つの大きさ、方向、および周波数のうちの少なくとも1つがさらに含まれ、振動および加速度の少なくとも1つの発生は、ターボ機械システム100におけるねじり振動を表す。例示的な実施形態では、センサ128は、限定はしないが、撓みセンサ、角速度センサ、トルクセンサ、電流センサ、電圧ポテンシャルセンサ、電気周波数センサ、振動センサ、および加速度センサを含む上述の物理的特性を検出し測定するように構成されたセンサタイプを含む。
例示的な実施形態の動作中、アクチュエータ118は、図3〜図7を参照して以下にさらに示され説明されるように、限定はしないが、第1のシャフト106および第2のシャフト110を含むターボ機械システム100のシャフトに、補正トルクを交互に印加および除去するように構成される。限定はしないが、アクチュエータコントローラ126によるリアルタイムでの制御信号130の受信を含む制御信号130の受信は、ターボ機械システム100内のねじり振動の存在を示す。例示的な実施形態では、制御信号130は、ねじり振動がターボ機械システム100に存在する場合には第1の値を有するデータを含み、制御信号130はねじり振動がターボ機械システム100に存在しない場合には第1の値とは異なる第2の値を有するデータを含む。
例示的な実施形態の動作中、アクチュエータコントローラ126によって第1の値を有する制御信号130を受信することにより、電源124からアクチュエータ118への電流の流れが可能になり、それにより、アクチュエータ118を励磁することによってアクチュエータ118による補正トルクの印加が可能になる。さらに、図3〜図7を参照して以下にさらに説明されるように、アクチュエータコントローラ126によって第2の値を有する制御信号130を受信することにより、電源124からアクチュエータ118への電流の流れが無効にされ、それにより、アクチュエータ118を消磁することでアクチュエータ118による補正トルクが除去される。図示されていない他の実施形態では、制御信号130は、ターボ機械システム100のねじり振動を示すデータの第1の値のみを含み、ねじり振動がターボ機械システム100に存在しない場合には、制御信号130は存在せず、データを含まない。さらに別の実施形態では、制御信号130は、ターボ機械システム100内のねじり振動の存在を示すだけでなく、例えば動作傾向の目的のためのねじり振動の特性を定量化する様々なデータ値の範囲を含む。図示されていないさらに別の実施形態では、アクチュエータコントローラ126は、電源124およびアクチュエータ電力変換器120の少なくとも1つからアクチュエータ118への電流の流れを、0(ゼロ)アンペアを含む値の範囲内で調整して、補正トルクを必要とするねじり振動の強度に依存して、0ニュートンメートルを含む値の範囲内で、アクチュエータ118による特定量の補正トルクの印加を可能にするように構成される。
図2は、代替のターボ機械システム200の概略図である。この代替の実施形態では、ターボ機械システム200は、ターボ機械設備201内に配置される。ターボ機械システム200は、電気機械108、すなわち限定はしないが、三相モータを含むモータ202を含む。ターボ機械システム200はまた、三相電力線116を介してグリッド114に結合されたモータ電力変換器204を含む。モータ電力変換器204は、三相電力線116を介してモータ202にさらに結合される。さらに、ターボ機械システム200は、限定はしないが、プロセス流体用の圧縮機を含む補助機械104を含む。補助機械104は、補助機械104を通って延び、ターボ機械102に回転可能に結合された第1のシャフト106を介してモータ202に回転可能に結合される。図示されていない他の実施形態では、第1のシャフト106は補助機械104を通って延びておらず、第1のシャフト106以外の少なくとも1つの他のシャフトは、ターボ機械システム200の補助機械104とターボ機械102にそれらの間で回転可能に結合される。この代替の実施形態では、第2のシャフト110は、ターボ機械システム200のターボ機械102の下流にある追加の回転機械(図示せず)とターボ機械102にそれらの間で回転可能に結合される。このように、ターボ機械設備201は圧縮列である。
ターボ機械システム200は、モータ202に近接して第1のシャフト106に結合されたアクチュエータ118を含む。図示されていない他の実施形態では、アクチュエータ118は、限定はしないが、補助機械104に近接して、モータ202の遠位で第1のシャフト106に結合される。図示されていないさらに別の実施形態では、少なくとも1つの追加のアクチュエータ118が、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、のうちの少なくとも1つに結合される。さらに、ターボ機械システム200は、この代替の実施形態では、少なくとも1つのアクチュエータ電線122を介してアクチュエータ118に結合されたアクチュエータ電力変換器120を含む。アクチュエータ電力変換器120は、限定はしないが、DCからACへの電力変換器およびACからACへの電力変換器の少なくとも1つを含むAC電力変換器であり、アクチュエータ118はACアクチュエータである。限定はしないが、DC電源およびAC電源の少なくとも一方を含む電源124は、アクチュエータ電線122を介してアクチュエータ電力変換器120に結合される。アクチュエータコントローラ126は、アクチュエータ118、ならびにアクチュエータ電力変換器120および電源124のうちの少なくとも1つに結合される。図示されていない他の実施形態では、複数のアクチュエータ118のうちの1つのアクチュエータ118が、複数のアクチュエータコントローラ126のそれぞれ1つのアクチュエータコントローラ126に結合される。図示されていないさらに別の実施形態では、複数のセンサ128のうちの1つのセンサ128が、複数のアクチュエータコントローラ126の2つ以上のアクチュエータコントローラ126に結合される。
ターボ機械システム200は、アクチュエータコントローラ126に結合された少なくとも1つのセンサ128をさらに含む。センサ128は、第1のシャフト106および第2のシャフト110の少なくとも1つにさらに結合され、少なくとも1つのセンサ128は、モータ202および三相電力線116の少なくとも1つにさらに結合される。図示されていない他の実施形態では、少なくとも1つのセンサ128が、第1のシャフト106、第2のシャフト110、モータ202、および三相電力線116の少なくとも1つ以外のターボ機械システム200内の他の位置にさらに結合される。
限定はしないが、ターボ機械システム200の第1のシャフト106および第2のシャフト110を含むシャフトは、ターボ機械システム200の動作中にねじり振動を受けやすい。センサ128は、ねじり振動を表すターボ機械システム200の物理的特性を検出し、制御信号130をアクチュエータコントローラ126に送信するように構成される。ターボ機械システム200のねじり振動を表すこれらの物理的特性には、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、のうちの少なくとも1つの軸方向の撓みの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つが含まれる。
また、ターボ機械システム200のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、のうちの少なくとも1つの回転の方向および角速度の少なくとも1つが含まれる。また、ターボ機械システム200のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、のうちの少なくとも1つのねじり振動に関連するトルクの大きさ、方向、および周波数の少なくとも1つが含まれる。ターボ機械システム200のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、電気機械108のロータ巻線および電気機械108のステータ巻線の少なくとも一方に供給する電流の大きさ、方向、および周波数のうちの少なくとも1つがさらに含まれる。また、ターボ機械システム200のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、電気機械108のロータ巻線および電気機械108のステータ巻線の少なくとも一方の電気端子間の電圧の大きさ、方向、および周波数のうちの少なくとも1つが含まれる。ターボ機械システム200のねじり振動を表す物理的特性には、限定はしないが、電気機械108と、ターボ機械102と、補助機械104と、アクチュエータ118と、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、ターボ機械システム200の任意の他の構成要素と、のうちの少なくとも1つに関連する振動および加速度の少なくとも1つの大きさ、方向、および周波数のうちの少なくとも1つがさらに含まれ、振動および加速度の少なくとも1つの発生は、ターボ機械システム200におけるねじり振動を表す。センサ128は、限定はしないが、撓みセンサ、角速度センサ、トルクセンサ、電流センサ、電圧ポテンシャルセンサ、電気周波数センサ、振動センサ、および加速度センサを含む上述の物理的特性を検出し測定するように構成されたセンサタイプを含む。
この代替の実施形態の動作中、アクチュエータ118は、図3〜図7を参照して以下にさらに示され説明されるように、限定はしないが、第1のシャフト106および第2のシャフト110を含むターボ機械システム200のシャフトに、補正トルクを交互に印加および除去するように構成される。限定はしないが、アクチュエータコントローラ126によるリアルタイムでの制御信号130の受信を含む制御信号130の受信は、ターボ機械システム200内のねじり振動の存在を示す。この代替の実施形態では、制御信号130は、ねじり振動がターボ機械システム200に存在する場合には第1の値を有するデータを含み、制御信号130はねじり振動がターボ機械システム200に存在しない場合には第1の値とは異なる第2の値を有するデータを含む。
この代替の実施形態の動作中、アクチュエータコントローラ126によって第1の値を有する制御信号130を受信することにより、電源124からアクチュエータ118への電流の流れが可能になり、それにより、アクチュエータ118を励磁することによってアクチュエータ118による補正トルクの印加が可能になる。さらに、図3〜図7を参照して以下にさらに説明されるように、アクチュエータコントローラ126によって第2の値を有する制御信号130を受信することにより、電源124からアクチュエータ118への電流の流れが無効にされ、それにより、アクチュエータ118を消磁することでアクチュエータ118による補正トルクが除去される。図示されていない他の実施形態では、制御信号130は、ターボ機械システム200のねじり振動を示すデータの第1の値のみを含み、ねじり振動がターボ機械システム200に存在しない場合には、制御信号130は存在せず、データを含まない。さらに別の実施形態では、制御信号130は、ターボ機械システム200内のねじり振動の存在を示すだけでなく、例えば動作傾向の目的のためのねじり振動の特性を定量化する様々なデータ値の範囲を含む。図示されていないさらに別の実施形態では、アクチュエータコントローラ126は、電源124およびアクチュエータ電力変換器120の少なくとも1つからアクチュエータ118への電流の流れを、0アンペアを含む値の範囲内で調整して、補正トルクを必要とするねじり振動の強度に依存して、0ニュートンメートルを含む値の範囲内で、アクチュエータ118による特定量の補正トルクの印加を可能にするように構成される。
図3は、図1および図2にそれぞれ示されるターボ機械システム100およびターボ機械システム200において使用され得る例示的なアクチュエータ118の断面図である。例示的な実施形態では、アクチュエータ118は、軸方向磁束機械301として構成され、第1のシャフト106に結合されたロータ302を含む。ロータ302は、第1のロータ側304と、第1のロータ側304に対向する第2のロータ側306とを含む。第1のロータ側304および第2のロータ側306は、第1のシャフト106の軸線Aからロータ302のロータ外周307まで半径方向外向きに延びる。ロータ302はまた、第1のロータ側304に結合された複数のロータ磁場発生要素308を含む。例示的な実施形態では、複数のロータ磁場発生要素308は、例えば強磁性材料で形成された複数の永久磁石を含む。図示されていない他の実施形態では、複数のロータ磁場発生要素308は、限定はしないが、複数のロータ電磁要素を励磁するように結合され構成された電源に結合された複数のロータ電磁要素を含む永久磁石以外のタイプの磁場発生要素を含む。例示的な実施形態では、複数のロータ磁場発生要素308は、所定の間隔を置いて実質的に半径方向に配置された第1のロータ側304に結合され、所定の間隔は、限定はしないが、複数のロータ磁場発生要素308の各ロータ磁場発生要素308の間の等距離の間隔を含む。
例示的な実施形態では、軸方向磁束機械301は、ロータ302に近接して第1のシャフト106の周囲に円周方向に延びるステータ310を含む。ステータ310はまた、それを貫通して画定されたキャビティ312を含む。ステータ310は、第1のシャフト106に結合されていないが、ステータ310のキャビティ312は、第1のシャフト106を受け入れ、キャビティ312内の第1のシャフト106の回転を容易にするように構成される。例示的な実施形態では、ステータ310は、ステータ外周313を有するステータディスクであり、キャビティ312は、第1のシャフト106の軸線Aから実質的に等距離に定められたキャビティ外周を中心として画定される。ステータ310はまた、第1のステータ側314と、第1のステータ側314に対向する第2のステータ側316とを含む。第2のステータ側316は、第1のロータ側304に近接して配置され、第1のステータ側314および第2のステータ側316は、ステータ外周313からキャビティ312まで半径方向内向きに延びる。
ステータ310は、第2のステータ側316に結合された複数のステータ磁場発生要素318をさらに含む。例示的な実施形態では、複数のステータ磁場発生要素318は、所定の間隔を置いて実質的に半径方向に配置された第2のステータ側316に結合され、所定の間隔は、限定はしないが、複数のステータ磁場発生要素318の各ステータ磁場発生要素318の間の等距離の間隔を含む。ステータ磁場発生要素318は、ロータ磁場発生要素308に近接して配置され、その間にエアギャップ320を画定する。
動作中、ステータ磁場発生要素318は、アクチュエータ電力変換器120、アクチュエータコントローラ126、および電源124(図示せず)のうちの少なくとも1つに結合される。ステータ310は、複数のステータ磁場発生要素318を通る回転磁場を誘導するように構成されたACステータである。ステータ磁場発生要素318は交互に励磁および消磁されて、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、を含むターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方のシャフトに補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去するように構成される。複数のステータ磁場発生要素318を通る回転磁場は、電源124およびアクチュエータ電力変換器120の少なくとも1つからの電流の流れによって励磁されると、誘導される。ステータ310はまた、アクチュエータ電線122(図示せず)上のステータ310に伝達されるAC電力の位相の整合に応じて、時計回り方向および反時計回り方向の両方で第1のシャフト106に補正トルクを印加するように構成される。図示されていない他の実施形態では、ステータ310は、時計回りおよび反時計回りの一方向のみで第1のシャフト106に補正トルクを印加するように構成される。また、動作中、ステータ310への電流の流れを無効にすることにより、複数のステータ磁場発生要素318が消磁され、第1のシャフト106から補正トルクが除去される。
例示的な実施形態の動作中、複数のステータ磁場発生要素318を通る回転磁場は、エアギャップ320を通ってロータ302上の複数のロータ磁場発生要素308と電気機械的に相互作用する。ステータ310の回転磁場が回転する方向に応じて、時計回りおよび反時計回りの少なくとも一方で補正トルクが第1のシャフト106に印加され、ねじり振動を減衰させる。ステータ310を励磁することで軸方向磁束機械301が第1のシャフト106に印加する補正トルクの量は、ターボ機械システム100のユーザが決定したパラメータによって指定される。ユーザが決定したパラメータには、制御信号130に含まれるデータに依存するパラメータが含まれるが、これに限定されない。ユーザが決定したパラメータには、ターボ機械システム100、電気機械108、アクチュエータ電力変換器120、およびアクチュエータコントローラ126のうちの少なくとも1つの設計パラメータも含まれるが、これに限定されない。ユーザが事前に決定したパラメータには、限定はしないが、複数のステータ磁場発生要素318を通る回転磁場を含む誘導磁場の時間、磁束強度、および磁場強度がさらに含まれるが、これに限定されない。
図4は、図1および図2に示すターボ機械システム100およびターボ機械システム200に使用され得る例示的な軸方向磁束機械301アクチュエータ118の斜視図である。例示的な実施形態では、軸方向磁束機械301のステータ310は、少なくとも1つの分離リンク402を含み、ステータ310は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方に結合される。分離リンク402は、限定はしないが、ステータディスクの弧状部分を含むステータ310の少なくとも1つのセクションを画定する。分離リンク402は、軸方向磁束機械301をターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方から分解することおよび分離することの少なくとも一方を必要とせずに、ステータ310を第1のシャフト106から取り外すのを容易にするように構成される。分離リンク402はまた、限定はしないが、第1のシャフト106、ロータ302、ステータ310、電気機械108、補助機械104、およびターボ機械102のうちの少なくとも1つのメンテナンスを含むユーザが開始した活動に続いて、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方の第1のシャフト106にステータ310を再組み立てすることおよび再結合することの少なくとも一方を容易にするように構成される。
図5は、図1および図2に示すターボ機械システム100およびターボ機械システム200に使用され得る代替のアクチュエータ118の断面図である。この代替の実施形態では、アクチュエータ118は半径方向磁束機械501として構成される。半径方向磁束機械501は、第1のシャフト106に結合されたロータ502を含む。ロータ502は、ロータディスクとして、第1のシャフト106の軸線Aからロータ502のロータ外周503まで半径方向外向きに延在する。ロータ502はまた、ロータ外周503に結合された複数のロータ磁場発生要素504を含む。図示されていない他の実施形態では、複数のロータ磁場発生要素504が第1のシャフト106に結合され、半径方向磁束機械501はロータ502を含まず、第1のシャフト106はシャフト一体型ロータとして機能する。この代替実施形態では、複数のロータ磁場発生要素504は、例えば強磁性材料で形成された複数の永久磁石を含む。図示されていない他の実施形態では、複数のロータ磁場発生要素504は、限定はしないが、複数のロータ電磁要素を励磁するように結合され構成された電源に結合された複数のロータ電磁要素を含む永久磁石以外のタイプの磁場発生要素を含む。この代替の実施形態では、複数のロータ磁場発生要素504は、所定の間隔を置いて実質的に半径方向に配置されたロータ外周503に結合され、所定の間隔は、限定はしないが、複数のロータ磁場発生要素504の各ロータ磁場発生要素504の間の等距離の間隔を含む。
半径方向磁束機械501は、ロータ502に近接して第1のシャフト106の周りに実質的に円周方向に延びる環状リング内に具現化されたステータ506を含む。ステータ506はキャビティ508を画定する。ステータ506は、第1のシャフト106に結合されていないが、ステータ506は、第1のシャフト106およびロータ502を受け入れ、キャビティ508内のロータ502および第1のシャフト106の回転を容易にするように構成される。ステータ506はまた、ステータ外周509を含む。ステータ506環状リングはまた、軸線Aとステータ506環状リングの半径方向内側表面との間に画定された内側半径510を含む。内側半径510はまた、半径方向外向きのキャビティ508の境界を画定し、この代替実施形態では、キャビティ508は、ステータ506を通る環状キャビティ内に具現化される。ステータ506はまた、軸線Aとステータ外周509との間に画定された外側半径512を含む。
ステータ506は、内側半径510に沿ってステータ506環状リングの半径方向内側に結合されることを含んで位置する、複数のステータ磁場発生要素514をさらに含む。複数のステータ磁場発生要素514は、所定の間隔を置いて実質的に半径方向に配置された内側半径510に沿ってステータ506環状リングに結合され、所定の間隔は、限定はしないが、複数のステータ磁場発生要素514の各ステータ磁場発生要素514の間の等距離の間隔を含む。ステータ磁場発生要素514は、ロータ磁場発生要素504に近接して配置され、その間にエアギャップ516を画定するのを容易にする。
動作中、ステータ磁場発生要素514は、アクチュエータ電力変換器120、アクチュエータコントローラ126、および電源124(図示せず)のうちの少なくとも1つに結合される。ステータ506は、複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場を誘導するように構成されたACステータである。ステータ磁場発生要素514は交互に励磁および消磁されて、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、を含むターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方のシャフトに補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去するように構成される。複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場は、電源124およびアクチュエータ電力変換器120の少なくとも1つからの電流の流れによって励磁されると、誘導される。ステータ506はまた、アクチュエータ電線122(図示せず)上のステータ506に伝達されるAC電力の位相の整合に応じて、時計回り方向および反時計回り方向の両方で第1のシャフト106に補正トルクを印加するように構成される。図示されていない他の実施形態では、ステータ506は、時計回りおよび反時計回りの一方向のみで第1のシャフト106に補正トルクを印加するようにさらに構成されている。また、動作中、ステータ506への電流の流れを無効にすることにより、複数のステータ磁場発生要素514が消磁され、第1のシャフト106から補正トルクが除去される。
この代替実施形態の動作中、複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場は、エアギャップ516を通ってロータ502上の複数のロータ磁場発生要素504と電気機械的に相互作用する。ステータ506の回転磁場が回転する方向に応じて、時計回りおよび反時計回りの少なくとも一方で補正トルクが第1のシャフト106に印加され、ねじり振動を減衰させる。ステータ506を励磁することで半径方向磁束機械501が第1のシャフト106に印加する補正トルクの量は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも1つのユーザが決定したパラメータによって指定される。ユーザが決定したパラメータには、制御信号130に含まれるデータに依存するパラメータが含まれるが、これに限定されない。ユーザが決定したパラメータには、ターボ機械システム200、電気機械108、アクチュエータ電力変換器120、およびアクチュエータコントローラ126のうちの少なくとも1つの設計パラメータも含まれるが、これに限定されない。ユーザが事前に決定したパラメータには、限定はしないが、複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場を含む誘導磁場の時間、磁束強度、および磁場強度がさらに含まれるが、これに限定されない。
図6は、図1および図2に示すターボ機械システム100およびターボ機械システム200に使用され得る例示的な半径方向磁束機械501アクチュエータ118の斜視図である。例示的な実施形態では、半径方向磁束機械501のステータ506は、少なくとも1つの分離リンク402を含み、ステータ506は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方に結合される。分離リンク402は、限定はしないが、ステータ506環状リングの円弧セグメントを含むステータ506の少なくとも1つのセクションを画定する。分離リンク402は、半径方向磁束機械501をターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方から分解することおよび分離することの少なくとも一方を必要とせずに、ステータ506を第1のシャフト106から取り外すのを容易にするように構成される。分離リンク402はまた、限定はしないが、第1のシャフト106、ロータ502、ステータ506、電気機械108、補助機械104、およびターボ機械102のうちの少なくとも1つのメンテナンスを含むユーザが開始した活動に続いて、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方の第1のシャフト106にステータ506を再組み立てすることおよび再結合することの少なくとも一方を容易にするように構成される。
図7は、図1および図2に示すターボ機械システム100およびターボ機械システム200に使用され得る代替のアクチュエータ118の断面図である。この代替の実施形態では、アクチュエータ118はかご形誘導モータに具現化され、アクチュエータ118は、第1のシャフト106に結合された環状かご形ロータ702を含む半径方向磁束機械701として構成される。かご形ロータ702は、第1のシャフト106の軸線Aからかご形ロータ702のロータ外周703まで半径方向外向きにロータケージとして延在する。かご形ロータ702は、限定はしないが、第1のシャフト106およびかご形ロータ702の両方よりも低い熱伝導率を有する熱可塑性ベースの接着剤層を含む結合層705を介してシャフト外周704に結合される。図示されていない他の実施形態では、かご形ロータ702は、結合層705を介することなく、結合プロセスを介してシャフト外周704に結合されるケージ式スリーブ構造としてシャフト外周704に結合され、この結合プロセスには、限定はしないが、溶接、熱膨張、熱収縮、成形、および押出が含まれる。かご形ロータ702はまた、導電性材料で形成された複数のクロスバー706を含む。複数のクロスバー706は、少なくとも2つの環状ロータリング708に結合され、その間に延びる。図示されていない他の実施形態では、ロータリング708なしでシャフト外周704に結合された例えば永久磁石などの強磁性材料で形成された複数のクロスバー706にかご形ロータ702を代わりに具現化する。
動作中、ステータ磁場発生要素514は、アクチュエータ電力変換器120、アクチュエータコントローラ126、および電源124(図示せず)のうちの少なくとも1つに結合される。ステータ506は、複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場を誘導するように構成されたACステータである。ステータ磁場発生要素514は交互に励磁および消磁されて、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、を含むターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方のシャフトに補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去するように構成される。複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場は、電源124およびアクチュエータ電力変換器120の少なくとも1つからの電流の流れによって励磁されると、誘導される。ステータ506はまた、アクチュエータ電線122(図示せず)上のステータ506に伝達されるAC電力の位相の整合に応じて、時計回り方向および反時計回り方向の両方で第1のシャフト106に補正トルクを印加するように構成される。図示されていない他の実施形態では、ステータ506は、時計回りおよび反時計回りの一方向のみで第1のシャフト106に補正トルクを印加するようにさらに構成されている。また、動作中、ステータ506への電流の流れを無効にすることにより、複数のステータ磁場発生要素514が消磁され、第1のシャフト106から補正トルクが除去される。
この代替の実施形態の動作中、複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場は、エアギャップ516を介してかご形ロータ702と電気機械的に相互作用し、クロスバー706およびロータリング708を通る電流の流れを誘発し、それにより、磁場および電磁トルクを発生させる。ステータ506の回転磁場が回転する方向に応じて、時計回りおよび反時計回りの少なくとも一方で補正トルクが第1のシャフト106に印加され、ねじり振動を減衰させる。ステータ506を励磁することで半径方向磁束機械701が第1のシャフト106に印加する補正トルクの量は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも1つのユーザが決定したパラメータによって指定される。ユーザが決定したパラメータには、制御信号130に含まれるデータに依存するパラメータが含まれるが、これに限定されない。ユーザが決定したパラメータには、ターボ機械システム200、電気機械108、アクチュエータ電力変換器120、およびアクチュエータコントローラ126のうちの少なくとも1つの設計パラメータも含まれるが、これに限定されない。ユーザが事前に決定したパラメータには、限定はしないが、複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場を含む誘導磁場の時間、磁束強度、および磁場強度がさらに含まれるが、これに限定されない。
図8は、図1および図2に示すターボ機械システム100およびターボ機械システム200に使用され得る代替の半径方向磁束機械701アクチュエータ118の斜視図である。この代替の例示的な実施形態では、半径方向磁束機械701のステータ506(部分断面図で示す)は、少なくとも1つの分離リンク402を含み、ステータ506は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方に結合される。分離リンク402は、限定はしないが、ステータ506環状リングの円弧セグメントを含むステータ506の少なくとも1つのセクションを画定する。分離リンク402は、半径方向磁束機械701をターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方から分解することおよび分離することの少なくとも一方を必要とせずに、ステータ506を第1のシャフト106から取り外すのを容易にするように構成される。分離リンク402はまた、限定はしないが、第1のシャフト106、かご形ロータ702、ステータ506、電気機械108、補助機械104、およびターボ機械102のうちの少なくとも1つのメンテナンスを含むユーザが開始した活動に続いて、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方の第1のシャフト106にステータ506を再組み立てすることおよび再結合することの少なくとも一方を容易にするように構成される。
図9は、図1および図2に示すターボ機械システム100およびターボ機械システム200に使用され得る代替のアクチュエータ118の断面図である。この代替の実施形態では、アクチュエータ118はかご形誘導モータに具現化され、アクチュエータ118は、第1のシャフト106に結合されたかご形ロータ702を含む半径方向磁束機械901として構成される。かご形ロータ702は、第1のシャフト106の軸線Aからかご形ロータ702のロータ外周703まで半径方向外向きにロータケージとして延在する。この代替の実施形態では、ロータ外周703は、シャフト外周704と実質的に同一平面であり、第1のシャフト106は、その中に円周方向に画定されたスロット902を含む。かご形ロータ702はスロット902内に配置され、限定はしないが、第1のシャフト106およびかご形ロータ702の両方よりも低い熱伝導率を有する熱可塑性ベースの接着剤層を含む結合層705を介して第1のシャフト106に結合される。図示されていない他の実施形態では、かご形ロータ702はスロット902内に配置され、スロット902内にかご形ロータ702を区分的に構成することによって第1のシャフト106に結合され、スロット902は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方の第1のシャフト106の設置前または設置後に、第1のシャフト106に画定される。図示されていないさらに別の実施形態では、かご形ロータ702は、スロット902内に配置され、結合層705を介することなく、結合プロセスを介して第1のシャフト106に結合され、この結合プロセスには、限定はしないが、溶接、熱膨張、熱収縮、成形、および押出が含まれる。かご形ロータ702はまた、図7および図8を参照して上述したように、導電性材料で形成され、少なくとも2つの環状ロータリング708に結合され、それらの間に延びる複数のクロスバー706を含む。図示されていない他の実施形態では、スロット902内に配置され、ロータリング708なしで第1のシャフト106に結合された例えば永久磁石などの強磁性材料で形成された複数のクロスバー706にかご形ロータ702を代わりに具現化する。
動作中、ステータ磁場発生要素514(図示せず)は、アクチュエータ電力変換器120、アクチュエータコントローラ126、および電源124(図示せず)のうちの少なくとも1つに結合される。ステータ506は、複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場を誘導するように構成されたACステータである。ステータ磁場発生要素514は交互に励磁および消磁されて、限定はしないが、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、を含むターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方のシャフトに補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去するように構成される。複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場は、電源124およびアクチュエータ電力変換器120の少なくとも1つからの電流の流れによって励磁されると、誘導される。ステータ506はまた、アクチュエータ電線122(図示せず)上のステータ506に伝達されるAC電力の位相の整合に応じて、時計回り方向および反時計回り方向の両方で第1のシャフト106に補正トルクを印加するように構成される。図示されていない他の実施形態では、ステータ506は、時計回りおよび反時計回りの一方向のみで第1のシャフト106に補正トルクを印加するようにさらに構成されている。また、動作中、ステータ506への電流の流れを無効にすることにより、複数のステータ磁場発生要素514が消磁され、第1のシャフト106から補正トルクが除去される。
この代替の実施形態の動作中、複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場は、エアギャップ516を介してかご形ロータ702と電気機械的に相互作用し、クロスバー706およびロータリング708を通る電流の流れを誘発し、それにより、磁場および電磁トルクを発生させる。ステータ506の回転磁場が回転する方向に応じて、時計回りおよび反時計回りの少なくとも一方で補正トルクが第1のシャフト106に印加され、ねじり振動を減衰させる。ステータ506を励磁することで半径方向磁束機械901が第1のシャフト106に印加する補正トルクの量は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも1つのユーザが決定したパラメータによって指定される。ユーザが決定したパラメータには、制御信号130に含まれるデータに依存するパラメータが含まれるが、これに限定されない。ユーザが決定したパラメータには、ターボ機械システム200、電気機械108、アクチュエータ電力変換器120、およびアクチュエータコントローラ126のうちの少なくとも1つの設計パラメータも含まれるが、これに限定されない。ユーザが事前に決定したパラメータには、限定はしないが、複数のステータ磁場発生要素514を通る回転磁場を含む誘導磁場の時間、磁束強度、および磁場強度がさらに含まれるが、これに限定されない。
図10は、図1および図2に示すターボ機械システム100およびターボ機械システム200に使用され得る代替の半径方向磁束機械901アクチュエータ118の斜視図である。この代替の実施形態では、ステータ506(部分断面図で示す)は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方に結合される。分離リンク402は、限定はしないが、ステータ506環状リングの円弧セグメントを含むステータ506の少なくとも1つのセクションを画定する。分離リンク402は、半径方向磁束機械901をターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方から分解することおよび分離することの少なくとも一方を必要とせずに、ステータ506を第1のシャフト106から取り外すのを容易にするように構成される。分離リンク402はまた、限定はしないが、第1のシャフト106、かご形ロータ702、ステータ506、電気機械108、補助機械104、およびターボ機械102のうちの少なくとも1つのメンテナンスを含むユーザが開始した活動に続いて、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方の第1のシャフト106にステータ506を再組み立てすることおよび再結合することの少なくとも一方を容易にするように構成される。
図11は、図1および図2に示すターボ機械システム100およびターボ機械システム200で使用され得るターボ機械システムにおけるシャフトのねじり振動を減衰させる例示的方法1100のフローチャート図である。図1〜図10を参照すると、方法1100は、ターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方に結合されたセンサ128を介して、ねじり振動を表すターボ機械システム100およびターボ機械システム200の少なくとも一方の物理的特性を検出するステップ1102を含む。方法1100はまた、センサ128によって送信されたデータにより、ねじり振動の存在を判定するステップ1104を含む。方法1100はさらに、第1のシャフト106と、第2のシャフト110と、ターボ機械102、電気機械108、および補助機械104のうちの少なくとも1つに回転可能に結合された追加のシャフトと、のうちの少なくとも1つに補正トルクを印加して、ねじり振動を減衰させるために、アクチュエータ118のステータ310およびステータ506の少なくとも一方を励磁するステップ1106をさらに含む。
ターボ機械システムならびに関連するシステムおよび方法におけるねじり振動を低減するための上述の電気アクチュエータ装置は、シャフトおよび回転機器列の電気機械を含む回転機械のSSTIを低減する。上述の実施形態はまた、SSTIおよびそれから生じる異常トルクのターボ機械システムにおける望ましくない影響を緩和する。上述の実施形態は、ターボ機械システムに用いられる電気機械のトルク不均衡をさらに低減する。ターボ機械システムならびに関連する制御システムおよび方法におけるねじり振動を低減するための上述の電気アクチュエータ装置はまた、ターボ機械システムの運転およびメンテナンスコストを低減し、運転効率を高める。上述の実施形態は、既存のプラント設計に統合して運転するのが容易な、より複雑でなく安価なSSTI緩和装置、システム、および方法をさらに提供する。上述の実施形態はまた、ターボ機械システム動作を停止することなくSSTI緩和装置およびシステムの設置およびメンテナンスを可能にする。
ターボ機械システムならびに関連するシステムおよび方法におけるねじり振動の低減のための上述の電気アクチュエータ装置の例示的な技術的効果は:(a)シャフトおよび回転機器列の電気機械を含む回転機械のSSTIを低減すること;(b)SSTIおよびそれから生じる異常トルクのターボ機械システムにおける望ましくない影響を緩和すること;(c)ターボ機械システムに用いられる電気機械のトルク不均衡を低減すること;(d)ターボ機械システムの運転およびメンテナンスコストを低減し、運転効率を高めること;(e)既存のプラント設計に統合して運転するのが容易な、より複雑でなく安価なSSTI緩和装置、システム、および方法を提供すること;および(f)ターボ機械システム動作を停止することなくSSTI緩和装置およびシステムの設置およびメンテナンスを可能にすること、の少なくとも1つを含む。
ターボ機械システムならびに関連するシステムおよび方法におけるねじり振動を低減するための電気アクチュエータ装置の例示的な実施形態は、本明細書に記載した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ、システムの構成要素および/または方法のステップは、本明細書に記載した他の構成要素および/またはステップから独立に、かつ別個に利用することができる。例えば、本方法、システム、および装置は、限定するものではないが、シャフトおよび電気機械を含まない回転機械列に結合された回転機械のねじり振動の低減を必要とする他のシステムと組み合わせて使用することもでき、関連する方法は、本明細書に記載のシステムおよび方法のみで実施することに限定されない。むしろ、例示的な実施形態は、ねじり振動の低減のための電気アクチュエータ装置ならびに関連システムおよび方法の上述した実施形態を使用することから利益を得ることができる多くの他の用途、機器、およびシステムに関連して実施され、利用され得、様々な用途の回転機械列および他の関連システムの運転効率を改善するためのものである。
本開示の種々の実施形態の特定の特徴は、一部の図に示され、他の図には示されていないかもしれないが、これは単に便宜上にすぎない。本開示の原理によれば、図面の任意の特徴が、任意の他の図面の任意の特徴と組み合わせて参照および/または請求され得る。
いくつかの実施形態は、1つまたは複数の電子装置またはコンピューティング装置の使用を含む。このような装置は、典型的には、汎用中央処理装置(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、マイクロコントローラ、縮小命令セットコンピュータ(RISC)プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理回路(PLC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号処理(DSP)装置などのプロセッサ、処理装置、もしくはコントローラ、および/または本明細書に記載した機能を実行することができる他の任意の回路もしくは処理装置を含む。本明細書に記載した方法は、これらに限らないが、記憶装置および/またはメモリ装置を含むコンピュータ可読媒体で具現化された実行可能命令として符号化することができる。このような命令は、処理装置によって実行された場合に、本明細書に記載する方法の少なくとも一部を処理装置に実行させる。上記の例は例示的なものにすぎず、したがって、プロセッサおよび処理装置という用語の定義および/または意味を決して限定するものではない。
本明細書は最良の形態を含む実施形態を開示するため、また、あらゆるデバイスまたはシステムを製作し、使用し、およびあらゆる組込方法を実行することを含む任意の当業者が実施形態を実施することを可能にするための例を用いる。本開示の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到するその他の実施例を含むことができる。このような他の実施例が請求項の字義通りの文言と異ならない構造要素を有する場合、または、それらが請求項の字義通りの文言と実質的な差異がない等価な構造要素を含む場合には、このような他の実施例は特許請求の範囲内であることを意図している。
[実施態様1]
ターボ機械(102)と、間に延びるシャフト(106,110)によって前記ターボ機械(102)に結合された電気機械(108)とを含むターボ機械システム(100,200)のためのアクチュエータ(118)であって、
前記シャフト(106,110)に結合され、複数のロータ磁場発生要素(308,504)を備えたロータ(302,502,702)と、
前記ロータ(302,502,702)に近接した前記シャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるように構成されたステータ(310,506)であって、前記ステータ(310,506)は、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)に近接した複数のステータ磁場発生要素(318,514)を備え、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は、交互に励磁および消磁されて、前記シャフト(106,110)に補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去して、ねじり振動を減衰させるように構成される、ステータ(310,506)と、
を備える、アクチュエータ(118)。
[実施態様2]
前記ロータ(302,502,702)が、ロータ外周(307,503,703)と、第1のロータ側(304)と、前記第1のロータ側(304)とは反対側の第2のロータ側(306)とを有するロータディスクをさらに備え、前記第1のロータ側(304)と前記第2のロータ側(306)の各々は、前記シャフト(106,110)から前記ロータ外周(307,503,703)まで半径方向外向きに延び、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)は、前記第1のロータ側(304)に所定の間隔を置いて結合され、
前記ステータ(310,506)がキャビティ(312,508)を画定し、前記ステータ(310,506)は、前記キャビティ(312,508)を通る前記シャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるようにさらに構成され、前記ステータ(310,506)は、ステータ外周(313,509)と、第1のステータ側(314)と、前記第1のステータ側(314)とは反対側の第2のステータ側(316)とをさらに備え、前記第1のステータ側(314)と前記第2のステータ側(316)の各々は、前記ステータ外周(313,509)から前記キャビティ(312,508)まで半径方向内向きに延び、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は前記第2のステータ側(316)に結合され、前記第2のステータ側(316)は前記第1のロータ側(304)に近接して配置され、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)と前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)との間にエアギャップ(320,516)を画定する、
実施態様1に記載のアクチュエータ(118)。
[実施態様3]
前記ロータ(302,502,702)が、ロータ外周(307,503,703)を有するロータディスクをさらに備え、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)は、前記ロータ外周(307,503,703)に沿って所定の間隔を置いて配置され、
前記ステータ(310,506)が、キャビティ(312,508)を画定し、前記ステータ(310,506)は、前記キャビティ(312,508)を通る前記シャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるようにさらに構成され、前記ステータ(310,506)は、ステータ外周(313,509)および内側半径を有する環状リングをさらに備え、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は、前記内側半径に沿って所定の間隔を置いて配置され、前記ステータ(310,506)は前記ロータ(302,502,702)に近接して配置され、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)と前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)との間にエアギャップ(320,516)を画定する、
実施態様1または2に記載のアクチュエータ(118)。
[実施態様4]
前記ロータ(302,502,702)が、前記シャフト(106,110)に円周方向に結合された少なくとも2つの環状ロータリング(708)をさらに備え、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)は、前記少なくとも2つのロータリング(708)に結合され、前記シャフト(106,110)に近接してその間を軸方向に延び、
前記ステータ(310,506)が、キャビティ(312,508)を画定し、前記ステータ(310,506)は、前記キャビティ(312,508)を通る前記シャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるようにさらに構成され、前記ステータ(310,506)は、ステータ外周(313,509)および内側半径を有する環状リングをさらに備え、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は、前記内側半径に沿って所定の間隔を置いて配置され、前記ステータ(310,506)は前記ロータ(302,502,702)に近接して配置され、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)と前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)との間にエアギャップ(320,516)を画定する、
実施態様1乃至3のいずれか1項に記載のアクチュエータ(118)。
[実施態様5]
前記シャフト(106,110)がシャフト外周(704)を有し、その中に円周方向に画定されたスロット(902)を含み、
前記ロータ(302,502,702)が、前記シャフト外周(704)と実質的に同一平面にある前記スロット(902)内に配置されている、
実施態様1乃至4のいずれか1項に記載のアクチュエータ(118)。
[実施態様6]
前記ロータ(302,502,702)と前記シャフト(106,110)の両方よりも低い熱伝導率を有する結合層(705)をさらに備え、前記結合層(705)は、前記シャフト(106,110)と前記少なくとも2つのロータリング(708)および前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)の少なくとも一方との間に配置され、前記ロータ(302,502,702)は前記結合層(705)を介して前記シャフト(106,110)に結合されている、実施態様1乃至5のいずれか1項に記載のアクチュエータ(118)。
[実施態様7]
前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)が、複数の永久磁石を含む、実施態様1乃至6のいずれか1項に記載のアクチュエータ(118)。
[実施態様8]
前記ステータ(310,506)が、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)を通る回転磁場を誘導するように構成された交流ステータをさらに備える、実施態様1乃至7のいずれか1項に記載のアクチュエータ(118)。
[実施態様9]
ターボ機械(102)と、
電気機械(108)と、
前記電気機械(108)に結合され、前記ターボ機械(102)に結合され、それらの間に延びるシャフト(106,110)と、
アクチュエータ(118)と、
を備えたターボ機械システム(100,200)であって、前記アクチュエータ(118)は、
前記シャフト(106,110)に結合され、複数のロータ磁場発生要素(308,504)を備えたロータ(302,502,702)と、
前記ロータ(302,502,702)に近接した前記シャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるように構成されたステータ(310,506)であって、前記ステータ(310,506)は、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)に近接した複数のステータ磁場発生要素(318,514)を備え、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は、交互に励磁および消磁されて、前記シャフト(106,110)に補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去して、ねじり振動を減衰させるように構成される、ステータ(310,506)と、
を備える、ターボ機械システム(100,200)。
[実施態様10]
前記ロータ(302,502,702)が、ロータ外周(307,503,703)と、第1のロータ側(304)と、前記第1のロータ側(304)とは反対側の第2のロータ側(306)とを有するロータディスクをさらに備え、前記第1のロータ側(304)と前記第2のロータ側(306)の各々は、前記シャフト(106,110)から前記ロータ外周(307,503,703)まで半径方向外向きに延び、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)は、前記第1のロータ側(304)に所定の間隔を置いて結合され、
前記ステータ(310,506)がキャビティ(312,508)を画定し、前記ステータ(310,506)は、前記キャビティ(312,508)を通る前記シャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるようにさらに構成され、前記ステータ(310,506)は、ステータ外周(313,509)と、第1のステータ側(314)と、前記第1のステータ側(314)とは反対側の第2のステータ側(316)とをさらに備え、前記第1のステータ側(314)と前記第2のステータ側(316)の各々は、前記ステータ外周(313,509)から前記キャビティ(312,508)まで半径方向内向きに延び、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は前記第2のステータ側(316)に結合され、前記第2のステータ側(316)は前記第1のロータ側(304)に近接して配置され、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)と前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)との間にエアギャップ(320,516)を画定する、
実施態様9に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様11]
前記ロータ(302,502,702)が、ロータ外周(307,503,703)を有するロータディスクをさらに備え、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)は、前記ロータ外周(307,503,703)に沿って所定の間隔を置いて配置され、
前記ステータ(310,506)が、キャビティ(312,508)を画定し、前記ステータ(310,506)は、前記キャビティ(312,508)を通る前記シャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるようにさらに構成され、前記ステータ(310,506)は、ステータ外周(313,509)および内側半径(510)を有する環状リングをさらに備え、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は、前記内側半径(510)に沿って所定の間隔を置いて配置され、前記ステータ(310,506)は前記ロータ(302,502,702)に近接して配置され、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)と前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)との間にエアギャップ(320,516)を画定する、
実施態様9または10に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様12]
前記ロータ(302,502,702)が、前記シャフト(106,110)に円周方向に結合された少なくとも2つの環状ロータリング(708)をさらに備え、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)は、前記少なくとも2つのロータリング(708)に結合され、前記シャフト(106,110)に近接してその間を軸方向に延び、
前記ステータ(310,506)が、キャビティ(312,508)を画定し、前記ステータ(310,506)は、前記キャビティ(312,508)を通る前記シャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるようにさらに構成され、前記ステータ(310,506)は、ステータ外周(313,509)および内側半径(510)を有する環状リングをさらに備え、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は、前記内側半径(510)に沿って所定の間隔を置いて配置され、前記ステータ(310,506)は前記ロータ(302,502,702)に近接して配置され、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)と前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)との間にエアギャップ(320,516)を画定する、
実施態様9乃至11のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様13]
前記シャフト(106,110)がシャフト外周(704)を有し、その中に円周方向に画定されたスロット(902)を含み、
前記ロータ(302,502,702)が、前記シャフト外周(704)と実質的に同一平面にある前記スロット(902)内に配置されている、
実施態様9乃至12のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様14]
前記ロータ(302,502,702)と前記シャフト(106,110)の両方よりも低い熱伝導率を有する結合層(705)をさらに備え、前記結合層(705)は、前記シャフト(106,110)と前記少なくとも2つのロータリング(708)および前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)の少なくとも一方との間に配置され、前記ロータ(302,502,702)は前記結合層(705)を介して前記シャフト(106,110)に結合されている、実施態様9乃至13のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様15]
前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)が、複数の永久磁石を含む、実施態様9乃至14のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様16]
前記ステータ(310,506)が前記ターボ機械システム(100,200)に結合されている、実施態様9乃至15のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様17]
前記ステータ(310,506)が、前記ステータ(310,506)を前記シャフト(106,110)から取り外すのを容易にするように構成された分離リンク(402)をさらに備える、実施態様9乃至16のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様18]
前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)に結合された電源(124)をさらに備え、前記ステータ(310,506)は、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)を通る回転磁場を誘導するように構成された交流(AC)ステータをさらに備える、実施態様9乃至17のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様19]
前記電源(124)および前記アクチュエータ(118)に結合されたアクチュエータ電力変換器(120)をさらに備える、実施態様9乃至18のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様20]
前記アクチュエータ(118)に結合されたアクチュエータコントローラ(126)と、
前記アクチュエータコントローラ(126)に結合されたセンサ(128)であって、前記センサ(128)は、ねじり振動を表す前記ターボ機械システム(100,200)の物理的特性を検出し、前記アクチュエータ(118)を介して前記シャフト(106,110)に交互に前記補正トルクを印加および除去するように前記アクチュエータコントローラ(126)に制御信号(130)を送信するように構成され、前記センサ(128)は、前記ターボ機械(102)、前記電気機械(108)、および前記シャフト(106,110)のうちの少なくとも1つにさらに結合される、センサ(128)と、
をさらに備える、実施態様9乃至19のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様21]
前記電気機械(108)が、モータ(202)および発電機(112)の少なくとも一方を備える、実施態様9乃至20のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様22]
前記ロータ(302,502,702)が、前記電気機械(108)に近接して前記シャフト(106,110)に結合されている、実施態様9乃至21のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様23]
補助機械(104)と、
前記電気機械(108)、前記ターボ機械(102)、および前記補助機械(104)に結合された複数のシャフト(106,110)と、
前記複数のシャフト(106,110)のうちの少なくとも2つの前記シャフト(106,110)に結合された複数のアクチュエータ(118)と
をさらに備える、実施態様9乃至22のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様24]
補助機械(104)と、
前記電気機械(108)、前記ターボ機械(102)、および前記補助機械(104)に結合された複数のシャフト(106,110)と、
前記複数のシャフト(106,110)のうちの少なくとも2つの前記シャフト(106,110)に結合された複数のアクチュエータ(118)と、
複数のアクチュエータコントローラ(126)であって、前記複数のアクチュエータコントローラ(126)の各々は、前記複数のアクチュエータ(118)のそれぞれのアクチュエータに結合されている、複数のアクチュエータコントローラ(126)と、
前記複数のアクチュエータコントローラ(126)に結合された複数のセンサ(128)であって、前記それぞれのアクチュエータ(118)は、前記複数のアクチュエータコントローラ(126)のそれぞれのアクチュエータコントローラ(126)によって制御される、複数のセンサ(128)と、
をさらに備える、実施態様9乃至23のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
[実施態様25]
間に延びるシャフト(106,110)によってターボ機械(102)に結合された電気機械(108)と、ステータ(310,506)および前記ステータ(310,506)に近接した前記シャフト(106,110)に結合されたロータ(302,502,702)とを含むアクチュエータ(118)と、を含むターボ機械システム(100,200)における前記シャフト(106,110)のねじり振動を減衰させる方法(1100)であって、
前記ターボ機械システム(100,200)に結合されたセンサ(128)を介して、ねじり振動を表す前記ターボ機械システム(100,200)の物理的特性を検出するステップと、
前記センサ(128)によって送信されたデータにより、ねじり振動の存在を判定するステップと、
補正トルクを印加して、ねじり振動を減衰させるために、前記アクチュエータ(118)の前記ステータ(310,506)を励磁するステップと
を含む、方法(1100)。
[実施態様26]
ねじり振動の存在を判定する前記ステップが、
前記アクチュエータ(118)に結合されたアクチュエータコントローラ(126)において、前記データを制御信号(130)として受け取るステップと、
前記データの値を、ねじり振動の存在を示す所定の設定値と比較するステップと、
前記アクチュエータ(118)の前記ステータ(310,506)を励磁するステップと、
を含み、
アクチュエータ(118)のステータを励磁する前記ステップは、
前記データの値がねじり振動の存在を示すときに前記ステータ(310,506)を励磁するステップ
を含む、実施態様25に記載の方法(1100)。
100 ターボ機械システム
101 ターボ機械設備
102 ターボ機械
104 補助機械
106 第1のシャフト
108 電気機械
110 第2のシャフト
112 発電機
114 グリッド
116 三相電力線
118 アクチュエータ
120 アクチュエータ電力変換器
122 アクチュエータ電線
124 電源
126 アクチュエータコントローラ
128 センサ
130 制御信号
200 ターボ機械システム
201 ターボ機械設備
202 モータ
204 モータ電力変換器
301 軸方向磁束機械
302 ロータ
304 第1のロータ側
306 第2のロータ側
307 ロータ外周
308 ロータ磁場発生要素
310 ステータ
312 キャビティ
313 ステータ外周
314 第1のステータ側
316 第2のステータ側
318 ステータ磁場発生要素
320 エアギャップ
402 分離リンク
501 半径方向磁束機械
502 ロータ
503 ロータ外周
504 ロータ磁場発生要素
506 ステータ
508 キャビティ
509 ステータ外周
510 内側半径
512 外側半径
514 ステータ磁場発生要素
516 エアギャップ
701 半径方向磁束機械
702 環状かご形ロータ
703 ロータ外周
704 シャフト外周
705 結合層
706 クロスバー
708 環状ロータリング
901 半径方向磁束機械
902 スロット
1100 方法

Claims (14)

  1. ーボ機械システム(100,200)のためのアクチュエータ(118)であって、当該ターボ機械システム(100,200)が、ターボ機械(102)と、電気機械(108)と、当該電気機械(108)に結合され、前記ターボ機械(102)に結合され、それらの間に延びる少なくとも1つのシャフト(106,110)と、前記アクチュエータ(118)に結合されたアクチュエータコントローラ(126)と、前記アクチュエータコントローラ(126)に電気的に結合された少なくとも1つのセンサ(128)と、を含み、前記少なくとも1つのセンサ(128)は、ねじり振動を表す前記ターボ機械システム(100,200)の物理的特性を検出するように、前記ターボ機械(102)、前記電気機械(108)、および前記少なくとも1つのシャフト(106,110)のうちの少なくとも1つにさらに結合され、前記アクチュエータコントローラ(126)は、前記少なくとも1つのセンサ(128)からの信号(130)に応じて、前記アクチュエータ(118)を制御するように構成されており、
    前記アクチュエータ(118)は、
    前記少なくとも1つのシャフト(106,110)に結合され、複数のロータ磁場発生要素(308,504)を備えたロータ(302,502,702)と、
    前記ロータ(302,502,702)に近接した前記少なくとも1つのシャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるように構成されたステータ(310,506)であって、前記ステータ(310,506)は、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)に近接した複数のステータ磁場発生要素(318,514)を備え、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は、交互に励磁および消磁されて、前記少なくとも1つのシャフト(106,110)に補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去して、ねじり振動を減衰させるように構成される、ステータ(310,506)と、
    を備える、アクチュエータ(118)。
  2. 前記ロータ(302,502,702)が、ロータ外周(307)と、第1のロータ側(304)と、前記第1のロータ側(304)とは反対側の第2のロータ側(306)とを有するロータディスクをさらに備え、前記第1のロータ側と前記第2のロータ側の各々は、前記少なくとも1つのシャフト(106,110)から前記ロータ外周まで半径方向外向きに延び、前記複数のロータ磁場発生要素(308)は、前記第1のロータ側に所定の間隔を置いて結合され、
    前記ステータ(310,506)がキャビティ(312)を画定し、前記ステータは、前記キャビティを通る前記少なくとも1つのシャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるようにさらに構成され、前記ステータは、ステータ外周(313)と、第1のステータ側(314)と、前記第1のステータ側(314)とは反対側の第2のステータ側(316)とをさらに備え、前記第1のステータ側と前記第2のステータ側の各々は、前記ステータ外周から前記キャビティまで半径方向内向きに延び、前記複数のステータ磁場発生要素(318)は前記第2のステータ側に結合され、前記第2のステータ側は前記第1のロータに近接して配置され、前記複数のロータ磁場発生要素と前記複数のステータ磁場発生要素との間にエアギャップ(320)を画定する、
    請求項1に記載のアクチュエータ(118)。
  3. 前記ロータ(302,502,702)が、ロータ外周(503)を有するロータディスクをさらに備え、前記複数のロータ磁場発生要素(504)は、前記ロータ外周に沿って所定の間隔を置いて配置され、
    前記ステータ(310,506)が、キャビティ(508)を画定し、前記ステータは、前記キャビティを通る前記少なくとも1つのシャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるようにさらに構成され、前記ステータは、ステータ外周(509)および内側半径(510)を有する環状リングをさらに備え、前記複数のステータ磁場発生要素(514)は、前記内側半径に沿って所定の間隔を置いて配置され、前記ステータは前記ロータに近接して配置され、前記複数のロータ磁場発生要素と前記複数のステータ磁場発生要素との間にエアギャップ(516)を画定する、
    請求項1に記載のアクチュエータ(118)。
  4. 前記複数のロータ磁場発生要素が、複数の永久磁石を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載のアクチュエータ(118)。
  5. 前記ステータが、前記複数のステータ磁場発生要素を通る回転磁場を誘導するように構成された交流ステータをさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載のアクチュエータ(118)。
  6. 前記ステータが、前記ステータを前記少なくとも1つのシャフト(106,110)から取り外すのを容易にするように構成された分離リンク(402)をさらに備える、請求項1から5のいずれか1項に記載のアクチュエータ(118)。
  7. ターボ機械(102)と、
    電気機械(108)と、
    前記電気機械(108)に結合され、前記ターボ機械(102)に結合され、それらの間に延びる少なくとも1つのシャフト(106,110)と、
    アクチュエータ(118)と、
    前記アクチュエータ(118)に結合されたアクチュエータコントローラ(126)と、
    前記アクチュエータコントローラ(126)に電気的に結合された少なくとも1つのセンサ(128)と、
    を備えたターボ機械システム(100,200)であって、
    前記少なくとも1つのセンサ(128)は、ねじり振動を表す前記ターボ機械システム(100,200)の物理的特性を検出するように前記ターボ機械(102)、前記電気機械(108)、および前記少なくとも1つのシャフト(106,110)のうちの少なくとも1つにさらに結合され、
    前記アクチュエータコントローラ(126)は、前記少なくとも1つのセンサ(128)からの信号(130)に応じて、前記アクチュエータ(118)を制御するように構成され、
    前記アクチュエータ(118)は、
    前記少なくとも1つのシャフト(106,110)に結合され、複数のロータ磁場発生要素(308,504)を備えたロータ(302,502,702)と、
    前記ロータ(302,502,702)に近接した前記少なくとも1つのシャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるように構成されたステータ(310,506)であって、前記ステータ(310,506)は、前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)に近接した複数のステータ磁場発生要素(318,514)を備え、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)は、交互に励磁および消磁されて、前記少なくとも1つのシャフト(106,110)に補正トルクをそれぞれ交互に印加および除去して、ねじり振動を減衰させるように構成される、ステータ(310,506)と、
    を備える、ターボ機械システム(100,200)。
  8. 前記ロータ(302,502,702)が、前記少なくとも1つのシャフト(106,110)に円周方向に結合された少なくとも2つの環状ロータリング(708)をさらに備え、前記複数のロータ磁場発生要素(706)は、前記少なくとも2つのロータリング(708)に結合され、前記少なくとも1つのシャフト(106,110)に近接してその間を軸方向に延び、
    前記ステータ(310,506)が、キャビティ(508)を画定し、前記ステータは、前記キャビティを通る前記少なくとも1つのシャフト(106,110)の少なくとも一部を受け入れるようにさらに構成され、前記ステータは、ステータ外周(509)および内側半径(510)を有する環状リングをさらに備え、前記複数のステータ磁場発生要素(514)は、前記内側半径(510)に沿って所定の間隔を置いて配置され、前記ステータは前記ロータに近接して配置され、前記複数のロータ磁場発生要素と前記複数のステータ磁場発生要素との間にエアギャップ(516)を画定する、
    請求項に記載のターボ機械システム(100,200)。
  9. 前記少なくとも1つのシャフト(106,110)がシャフト外周(704)を有し、その中に円周方向に画定されたスロット(902)を含み、
    前記ロータ(302,502,702)が、前記シャフト外周(704)と実質的に同一平面にある前記スロット(902)内に配置されている、
    請求項に記載のターボ機械システム(100,200)。
  10. 前記ロータ(702)と前記少なくとも1つのシャフト(106,110)の両方よりも低い熱伝導率を有する結合層(705)をさらに備え、前記結合層(705)は、前記少なくとも1つのシャフト(106,110)と前記少なくとも2つのロータリング(708)および前記複数のロータ磁場発生要素(308,504)の少なくとも一方との間に配置され、前記ロータは前記結合層(705)を介して前記少なくとも1つのシャフト(106,110)に結合されている、請求項に記載のターボ機械システム(100,200)。
  11. 前記ステータ(310,506)が、前記ステータ(310,506)を前記少なくとも1つのシャフト(106,110)から取り外すのを容易にするように構成された分離リンク(402)をさらに備える、請求項7から10のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
  12. 前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)に結合された電源(124)をさらに備え、前記ステータ(310,506)は、前記複数のステータ磁場発生要素(318,514)を通る回転磁場を誘導するように構成された交流ステータをさらに備える、請求項7から11のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
  13. 前記電源(124)および前記アクチュエータ(118)に結合されたアクチュエータ電力変換器(120)をさらに備える、請求項12に記載のターボ機械システム(100,200)。
  14. 補助機械(104)と、
    前記電気機械(108)、前記ターボ機械(102)、および前記補助機械(104)に結合された複数の前記シャフト(106,110)と、
    前記複数のシャフト(106,110)のうちの少なくとも2つの前記シャフト(106,110)に結合された複数の前記アクチュエータ(118)と、
    複数の前記アクチュエータコントローラ(126)であって、前記複数のアクチュエータコントローラ(126)の各々は、前記複数のアクチュエータ(118)のそれぞれのアクチュエータに結合されている、複数のアクチュエータコントローラ(126)と、
    前記複数のアクチュエータコントローラ(126)に結合された複数のセンサ(128)であって、それぞれの前記アクチュエータ(118)は、前記複数のアクチュエータコントローラ(126)のそれぞれの前記アクチュエータコントローラ(126)によって制御される、複数のセンサ(128)と、
    をさらに備える、請求項7から13のいずれか1項に記載のターボ機械システム(100,200)。
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