JP6846971B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関する。
特許文献1には、光検出手段と、本体の変動を検出する変動検出手段と、外部から操作可能な操作手段と、光検出手段、変動検出手段、操作手段からの入力の有無に応じて電力消費状態を制御する制御手段とを備える電子時計が記載されている。
この制御手段は、特定の時間帯に光検出手段からの入力、変動検出手段からの入力および操作手段からの入力が無い状態が所定時間以上継続した場合に、通常動作状態よりも消費電力の少ない第1節電状態へ移行し、第1節電状態において、さらに所定時間以上にわたって変動検出手段からの入力および操作手段からの入力が無い状態、または光検出手段からの入力および操作手段からの入力が無い状態が継続した場合に、第1節電状態よりも消費電力の少ない第2節電状態へ移行する。また、この制御手段は、第1節電状態において、光検出手段からの入力および変動検出手段からの入力があった場合に第1節電状態を解除し、第2節電状態において、光検出手段からの入力および変動検出手段からの入力があった場合に第2節電状態を解除する。
特許5343521号公報
例えば周囲光の有無だけに基づいて電子機器を節電状態に移行させると、暗い場所で電子機器を使用しているときに節電状態に移行してしまうことがあり、使い勝手が悪くなる。このため、電子機器の動作状態は、本体の周囲光や振動の有無といった複数の判断基準に基づいて変更することが望ましく、例えば、本体の周囲光と振動の両方がない場合に動作状態を節電状態とするなどの制御を行うことが考えられる。ただし、その場合、例えば、時計などの電子機器が商品として出荷されるときには、本体が梱包されているので周囲光はないが、輸送中に振動が加わることにより節電状態に移行しないため、電子機器を使用していないにもかかわらず、店頭に並べられるまでに電力が消費されて電池電圧が低下してしまう。このため、複数の判断基準に基づいて動作状態を変更するには、電子機器の使用状態に対応するように工夫が必要である。
本発明は、使用時には節電状態に移行しにくく、かつ不使用時には節電状態が維持され易い電子機器を提供することを目的とする。
本体の周囲光を検出する光検出部と、本体の振動を検出する振動検出部と、本体内に収納された蓄電部と、蓄電部から供給される電力を用いて、通常動作状態かまたは通常動作状態よりも消費電力が少ない節電状態で動作する動作部と、光検出部および振動検出部の検出結果に基づいて動作部の通常動作状態と節電状態との移行を制御する制御部とを有し、制御部は、動作部が通常動作状態にある場合において、光検出部および振動検出部による検出が予め定められた期間ないときに、動作部を節電状態に移行させ、動作部が節電状態にある場合において、光検出部による検出があったときに、動作部を通常動作状態に復帰させることを特徴とする電子機器が提供される。
上記の電子機器では、制御部は、光検出部および振動検出部による検出がない期間の長さをカウントする計測部を有し、光検出部による検出がなくかつ振動検出部による検出があったときに、動作部が通常動作状態にあれば計測部のカウントをリセットし、動作部が節電状態にあれば節電状態を維持することが好ましい。
上記の電子機器は、蓄電部の蓄電状態を検出する蓄電状態検出手段をさらに有し、制御部は、蓄電状態検出手段が検出した蓄電部の蓄電状態に応じて動作部の通常動作状態と節電状態との移行制御の条件を変更することが好ましい。
上記の電子機器では、移行制御の条件は、蓄電部の電圧が高いほど、通常動作状態から節電状態に移行しにくく、かつ節電状態から通常動作状態に移行し易い条件に設定されることが好ましい。
上記の電子機器では、制御部は、蓄電部の電圧が第1の閾値よりも高い場合には、光検出部および振動検出部による検出が予め定められた期間ないときに限り、動作部を節電状態に移行させ、蓄電部の電圧が第2の閾値よりも低い場合には、光検出部および振動検出部のうちの少なくとも一方による検出が予め定められた期間ないときに、動作部を節電状態に移行させ、第2の閾値は第1の閾値以下であることが好ましい。
上記の電子機器では、制御部は、蓄電部の電圧が第1の閾値よりも高い場合には、光検出部および振動検出部のうちの少なくとも一方による検出があったときに、動作部を通常動作状態に復帰させることが好ましい。
上記の電子機器では、制御部は、蓄電部の電圧が第2の閾値よりも高い場合には、光検出部による検出があったときに、動作部を通常動作状態に復帰させ、蓄電部の電圧が第2の閾値よりも低い場合には、光検出部および振動検出部による検出があったときに、動作部を通常動作状態に復帰させ、光検出部および振動検出部のうちのいずれか一方のみによる検出があったときに、動作部の節電状態を維持することが好ましい。
上記の電子機器では、動作部が通常動作状態と節電状態のいずれにあるかに応じて、光検出部および振動検出部の少なくとも一方による周囲光または振動の検出され易さが異なることが好ましい。
上記の電子機器では、振動検出部の検出閾値は、動作部が通常動作状態にあるときよりも節電状態にあるときの方が、振動が検出されにくい値に設定され、制御部は、動作部が節電状態にある場合において、光検出部による検出がなくかつ振動検出部による検出があったときにも、動作部を通常動作状態に復帰させることが好ましい。
上記の電子機器では、光検出部および振動検出部の検出閾値は、蓄電部の電圧が高いほど周囲光および振動が検出され易い値に設定されることが好ましい。
上記の電子機器では、振動検出部は、帯電部と帯電部に対向する対向電極とを本体の振動に伴って相対移動させることにより静電誘導を利用した発電を行う発電部の発電量に基づいて本体の振動を検出することが好ましい。
上記の電子機器によれば、使用時には節電状態に移行しにくく、かつ不使用時には節電状態が維持され易い。
電子機器1のブロック図である。 エレクトレット発電機40の構成を説明するための図である。 発電判別回路50の例を示す図である。 充電回路60の例を示す図である。 時刻表示部20の動作状態の切換え条件を示す表である。 制御部90の動作例を示すフローチャートである。 図6のS3におけるPS判断処理の例を示すフローチャートである。 電池電圧に応じた時刻表示部20の動作状態の切換え条件を示す表である。 図8に従ったPS判断処理の別の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、電子機器について説明する。ただし、本発明は図面又は以下に記載される実施形態には限定されないことを理解されたい。
図1は、電子機器1のブロック図である。電子機器1は、発振回路11、分周回路12、計時回路13、秒モータ21、分モータ22、時モータ23、ソーラセル30、エレクトレット発電機40、発電判別回路50、充電回路60、2次電池70、入力回路80および制御部90を有する。これらは電子機器1の本体2内に配置されている。以下では、電子機器1が腕時計などの携帯用の電子時計である場合の例を説明する。この場合、本体2は時計のハウジング(ケーシング)である。ただし、電子機器は、電力を用いて動作するものであればどのようなものでもよく、電子時計には限定されない。
発振回路11、分周回路12および計時回路13は、計時部10を構成する。このうち、発振回路11および分周回路12は、時刻を計時するためのクロック信号を生成して計時回路13に出力する。計時回路13は、分周回路12から取得したクロック信号に基づいて、時刻のカウント(計時)を行う。
秒モータ21、分モータ22および時モータ23は、時刻表示部20を構成する。これらは、例えばステッピングモータなどであり、それぞれ、時計の秒針、分針および時針を回転させる。時刻表示部20は、動作部の一例であり、2次電池70から供給される電力を用いて、通常動作状態かまたは通常動作状態よりも消費電力が少ない節電状態で動作する。
電子機器1では、節電状態には第1節電状態と第2節電状態の2種類がある。通常動作状態では、秒モータ21、分モータ22および時モータ23のすべてが動作して、秒針、分針および時針のすべてが回転する。第1節電状態では、秒モータ21が停止し、分モータ22および時モータ23のみが動作して、秒針が停止し、分針および時針が回転する。第2節電状態では、秒モータ21、分モータ22および時モータ23のすべてが停止して、秒針、分針および時針のすべてが停止する。したがって、第1節電状態よりも第2節電状態の方が、消費電力は少ない。以下では、第1節電状態と第2節電状態を区別しないときには、単に「節電状態」という。また、以下で説明する図面では、節電(パワーセーブ)状態のことを「PS」とも略記する。
ソーラセル30、エレクトレット発電機40、発電判別回路50、充電回路60および2次電池70は、電源部3を構成する。ソーラセル30は、太陽電池であり、本体2の周囲光によって発電し、生成した電力を充電回路60に出力する。
図2(A)〜図2(D)は、エレクトレット発電機40の構成を説明するための図である。エレクトレット発電機40は、回転軸41、軸受42、補助基板43、回転錘44、回転部材45、帯電膜46、対向基板47および対向電極48を有し、帯電部である帯電膜46とそれに対向する対向電極48とを本体2の振動に伴って相対移動させることにより、静電誘導を利用した発電を行う。図2(A)はエレクトレット発電機40の縦断面を、図2(B)は補助基板43および回転錘44の上面を、図2(C)は回転部材45の下面を、図2(D)は対向基板47の上面を示す。
図2(A)に示すように、回転軸41は、本体2内に垂直に配置され、上下の軸受42を介して本体2に固定されている。補助基板43は、本体2内に水平に配置され、本体2の側壁に固定されている。回転錘44は、重量バランスの偏りを有する錘であり、図2(B)に示すように、本体2内において補助基板43の上側に配置され、回転軸41の周りを矢印C方向(時計回りまたは反時計回り)に回転可能である。回転部材45は、補助基板43の下側で中心が回転軸41に固定された円板状の部材であり、回転錘44が回転駆動されることで、回転軸41とともに矢印C方向に回転する。
帯電膜46は、例えばシリコン酸化物(SiO)またはフッ素樹脂材料などのエレクトレット材料で構成され静電荷(例えば負電荷)を保持する薄膜であり、図2(C)に示すように、回転部材45の下面において、回転軸41を中心として放射状に形成されている。対向基板47は、回転部材45に対向して本体2の内側底面に固定されている。図2(D)に示すように、対向電極48は、対向基板47の上面に、回転軸41を中心として交互に放射状に形成された2組の複数の対向電極48A,48Bで構成される。対向電極48A,48Bは、帯電膜46に対向して配置され、充電回路60に電気的に接続されている。
例えば使用者が電子機器1を携帯して歩行などの動作をすると、回転錘44が回転駆動され、その回転に伴い回転部材45も回転して、帯電膜46と対向電極48との重なり面積が増減する。すると、帯電膜46が作る電界により対向電極48に引き寄せられる電荷が増減して、帯電膜46と対向電極48との間に交流電流が発生する。エレクトレット発電機40は、このようにして静電誘導を利用した発電を行い、生成した電力を充電回路60に出力する。なお、図示した形態とは異なり、回転部材45に錘を取り付けて、回転部材45自体を回転錘としてもよいし、回転軸41とは別の回転軸に回転錘44を取り付けて、歯車列を介してその回転運動を回転軸41に伝達させてもよい。
ソーラセル30は、発電量は大きいが、光を吸収する必要上、時計の場合における配置場所は、ほとんどがその文字板面に限られる。このため、発電能力を向上させるには、電子機器1自体のサイズを大きくする以外にない。一方、エレクトレット発電機40は、振動エネルギーを電力に変えるため、配置場所の制約はないが、発電能力はソーラセル30よりは劣る。このため、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の両方を用いることで、多くの発電量を確保することができる。
また、ソーラセル30が発電状態であれば、電子機器1が明るい場所に、ソーラセル30が非発電状態であれば、電子機器1が暗い場所にある可能性が高い。エレクトレット発電機40が発電状態であれば、使用者が電子機器1を携帯している状態、エレクトレット発電機40が非発電状態であれば、使用者が電子機器1を携帯していない状態である可能性が高い。このため、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の両方を用いることで、発電量を確保できることに加えて、電子機器1の使用状態を把握できる可能性が高い。したがって、以下で説明するように、これらの発電の有無に基づいて電子機器1の動作状態を切り替えることにより、その消費電力を低く抑えることができる。
図3は、発電判別回路50の例を示す図である。発電判別回路50は、本体2の周囲光を検出する光検出部の一例であり、エレクトレット発電機40の発電量に基づいて本体の振動を検出する振動検出部の一例でもある。なお、ここでの「振動」には、規則的な振動のみならず、不規則的な振動も含まれる。
発電判別回路50は、バネ接点51、抵抗52、エッジ検出回路53および発電検出回路54を有し、これらにより、エレクトレット発電機40の発電の有無に応じて異なる信号を生成し、それを制御部90に出力する。バネ接点51は、図2(A)および図2(B)に示すように、エレクトレット発電機40の補助基板43と回転錘44の間において、回転軸41を中心とする円周上に複数個配置されており、回転錘44の回転に応じて回転錘44との接触と非接触を繰り返す。このため、エッジ検出回路53の入力電圧は、バネ接点51が回転錘44と接触しているときには回転錘45およびバネ接点51を介して正電位になり、バネ接点51が回転錘44と接触していないときには抵抗52を介して負電位になる。エッジ検出回路53は、入力電圧の変動を検出した場合には発電信号を、一定時間入力電圧が変動していない場合には非発電信号を発電検出回路54に通知し、発電検出回路54は、検出した発電状態を制御部90に通知する。
また、発電判別回路50は、接点55、抵抗56、レベル判定回路57および発電検出回路58を有し、これらにより、ソーラセル30の発電の有無に応じて異なる信号を生成し、それを制御部90に出力する。発電判別回路50は、定期的に接点55をソーラセル30に接続することによりソーラセル30と抵抗56をショートさせ、出力電圧の大きさをレベル判定回路57により判定する。発電判別回路50は、出力電圧が予め定められたしきい値以上であるときには発電状態と、出力電圧がそのしきい値以下であるときには非発電状態と判断し、ソーラセル30の発電状態に応じた信号を出力する。
図4は、充電回路60の例を示す図である。充電回路60は、整流回路61および降圧回路62を有し、これらはエレクトレット発電機40(の対向電極48)に接続されている。エレクトレット発電機40で生成された交流電圧は、整流回路61により全波整流され、降圧回路62にて降圧されて、2次電池70に出力される。
2次電池70は、本体2内に収納された蓄電部の一例であり、ソーラセル30およびエレクトレット発電機40が生成した電力を蓄積する。2次電池70は、これらの発電部によって充電され、電子機器1の電源として機能する。
入力回路80は、図示しない電子機器1の操作ボタンなどを使用者が操作したときに、その入力を検出して、対応する信号を制御部90に出力する。なお、時刻表示部20の動作状態は、使用者が電子機器1の操作ボタンを操作することにより切替え可能であってもよい。
制御部90は、CPUやメモリなどを含むマイクロコンピュータで構成され、電子機器1の動作を制御する。例えば、制御部90は、発電判別回路50の発電検出回路58から信号が入力されているときには、ソーラセル30が発電していると判断し、その信号が一定時間入力されないときには、ソーラセル30が発電していないと判断する。同様に、制御部90は、発電判別回路50の発電検出回路54から信号が入力されているときには、エレクトレット発電機40が発電していると判断し、その信号が一定時間入力されないときには、エレクトレット発電機40が発電していないと判断する。そして、制御部90は、それらの結果に基づき、時刻表示部20の動作状態を、上記した通常動作状態、第1節電状態および第2節電状態の間で切り替える(動作状態の移行制御を行う)。
制御部90は、発電判別回路50による検出がない期間、すなわち、ソーラセル30またはエレクトレット発電機40が発電していない期間(以下では、便宜的に「非発電期間」という)の長さをカウンタ(計測部)によりカウントする。そして、そのカウント値が予め定められた上限値に達したときには、制御部90は、時刻表示部20が通常動作状態にあれば第1節電状態に移行させ、時刻表示部20が第1節電状態にあれば第2節電状態に移行させる。この上限値は、第1節電状態への移行のときよりも、第2節電状態への移行のときの方が大きい値に設定される。例えば、この上限値は、第1節電状態への移行については数時間に、第2節電状態への移行については数日に設定される。
図5は、時刻表示部20の動作状態の切換え条件を示す表である。時刻表示部20が通常動作状態にある場合、制御部90は、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の少なくともいずれか一方が発電しているときには、非発電期間のカウント(PSカウント)をリセットする。また、時刻表示部20が通常動作状態にある場合、制御部90は、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の両方が発電していないときには、非発電期間のカウントを継続する。すなわち、制御部90は、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の両方が予め定められた期間、発電していないときに限り、時刻表示部20を節電状態に移行させる。
時刻表示部20が第1節電状態または第2節電状態にある場合、制御部90は、エレクトレット発電機40の発電の有無にかかわらず、ソーラセル30が発電しているときに、時刻表示部20を通常動作状態に復帰させる(PS1解除またはPS2解除)。また、制御部90は、ソーラセル30が発電していなければ、エレクトレット発電機40の発電の有無にかかわらず、時刻表示部20が第1節電状態にある場合には非発電期間のカウント(PS2カウント)を継続し、時刻表示部20が第2節電状態にある場合にはそれを維持する。つまり、節電状態から通常動作状態に復帰するのは、ソーラセル30の発電があったときであり、一旦節電状態に入ったら、例えば送品中などの周囲光がない間は、本体2の振動があっても、電子機器1の節電状態は解除されない。
図6は、制御部90の動作例を示すフローチャートである。図6ならびに後述する図7および図9に示すフローは、制御部90内のメモリに予め記憶されたプログラムに従って、制御部90内のCPUにより実行される。これらのフローでは、「PSC」は時刻表示部20の動作状態を示し、PSCの値が「0」は通常動作状態に、「1」は第1節電状態に、「2」は第2節電状態にそれぞれ対応する。また、「PS1カウント」は第1節電状態への、「PS2カウント」は第2節電状態への非発電期間のカウント値に対応する。
まず、制御部90は、PSC、PS1カウントおよびPS2カウントの値を初期化して(S1)、計時回路13が1秒をカウントするまで待機する(S2)。次に、制御部90は、図7に示すPS判断処理を行う(S3)。S3で節電状態から通常動作状態に復帰したとき(S4でYes)には、制御部90は、時刻表示部20の各モータを動作させて、時計の指針を計時回路13が示す現在時刻に復帰させる(S5)。その後、処理はS2に戻る。
S3で通常動作状態に復帰したときではない場合(S4でNo)には、制御部90は、動作状態が第1節電状態である(PSC=1)か否かを判断し(S6)、第1節電状態でないとき(S6でNo)には、動作状態が第2節電状態である(PSC=2)か否かを判断する(S7)。動作状態が第2節電状態でなければ(S7でNo)、動作状態は通常動作状態であるため、制御部90は、秒モータ21の動作タイミングのときだけ(S8でYes)秒モータ21を駆動して秒針を動かす(S9)。また、制御部90は、分モータ22の動作タイミングのときだけ(S10でYes)分モータ22を駆動して分針を動かし(S11)、時モータ23の動作タイミングのときだけ(S12でYes)時モータ23を駆動して時針を動かす(S13)。その後、処理はS2に戻る。
一方、動作状態が第1節電状態であるとき(S6でYes)には、S7〜S9は実行されず、処理はS10に進む。すなわち、第1節電状態では、秒モータ21の駆動が省略されることで節電が行われる。また、動作状態が第2節電状態であるとき(S7でYes)には、S8〜S13は実行されず、処理はS2に戻る。すなわち、第2節電状態では、秒モータ21、分モータ22および時モータ23の駆動が省略されることで節電が行われる。以上で、図6のフローの説明は終了する。
図7は、図6のS3におけるPS判断処理の例を示すフローチャートである。PS判断処理では、まず、制御部90は、ソーラセル30の発電の有無を判断する(S21)。ソーラセル30の発電があったとき(S21でYes)には、制御部90は、PS1カウントとPS2カウントを0にリセットし、動作状態を通常動作状態(PSC=0)として(S22)、図6のS4に進む(図5のa,b)。
一方、ソーラセル30の発電がないとき(S21でNo)には、制御部90は、動作状態が節電状態であるか(PSC=1or2)否かを判断する(S23)。通常動作状態であるとき(S23でNo)には、エレクトレット発電機40が発電していれば(S24でYes)、制御部90は、PS1カウントとPS2カウントを0にリセットし、動作状態を通常動作状態(PSC=0)として(S22)、図6のS4に進む(図5のc)。また、動作状態が第1節電状態もしくは第2節電状態である(S23でYes)か、または動作状態が通常動作状態でありかつエレクトレット発電機40が発電していないとき(S24でNo)には、S41に進む(図5のc,d)。つまり、節電状態にあるときには、エレクトレット発電機40の発電の有無を判断せずに、S41に進む。
S41では、通常動作状態(PSC=0)であれば(S41でYes)、制御部90は、PS1カウントの値を増やして(S42)、そのPS1カウントの値が通常動作状態から第1節電状態に移行させるときの判定の上限値PS1Xに達したか否かを判断する(S43)。PS1カウントの値が上限値PS1Xに達していれば(S43でYes)、制御部90は、動作状態を第1節電状態に切り換え(PSC=1)、PS1カウントおよびPS2カウントの値を初期化して(S44)、図6のS4に進む。PS1カウントの値が上限値PS1Xに達してなければ(S43でNo)、S44は実行されずに、図6のS4に進む(図5のd)。
また、通常動作状態でなければ(S41でNo)S45に進み、第1節電状態(PSC=1)であれば(S45でYes)、制御部90は、PS2カウントの値を増やして(S46)、そのPS2カウントの値が第1節電状態から第2節電状態に移行させるときの判定の上限値PS2Xに達したか否かを判断する(S47)。PS2カウントの値が上限値PS2Xに達していれば(S47でYes)、制御部90は、動作状態を第2節電状態に切り換え(PSC=2)、PS1カウントおよびPS2カウントの値を初期化して(S48)、図6のS4に進む。PS2カウントの値が上限値PS2Xに達してなければ(S47でNo)、S48は実行されずに、図6のS4に進む(図5のc,d)。
また、第1節電状態でなく(S45でNo)第2節電状態であれば、その状態が維持され、そのまま図6のS4に進む(図5のc,d)。以上で、図7のフローの説明は終了する。
以上説明した制御により、電子機器1では、使用時には節電状態に入りにくく、かつ不使用時に節電状態に入り易くなる。このため、使用者の使い勝手が向上するとともに、適切に節電状態に移行して、消費電力を削減することができる。例えば、時計が見えるところでは現在時刻がわかり、電子機器1を暗い場所で使用する場合にも、使用者が携帯していれば本体2の振動があるため、節電状態に入りにくい。また、節電状態に移行する際のカウント期間の上限値を数時間ではなく日単位にすれば、一晩で節電状態に移行することはないので、夜でも時計は動いており、現在時刻がわかる。また、一旦第1節電状態に移行すれば、光が入力されない限り第2節電状態に移行してその状態が継続するので、例えば電子機器1の送品中に振動があっても節電状態は維持され、無駄な電力消費を防ぐことができる。
図8(A)〜図8(C)は、電池電圧に応じた時刻表示部20の動作状態の切換え条件を示す表である。制御部90は、蓄電状態検出手段により2次電池70の蓄電状態を検出し、その蓄電状態、すなわち2次電池70の電圧(電池の余裕度)(以下、単に「電池電圧」という)に応じて、これらの図に示すように時刻表示部20の動作状態の切換え条件(移行制御の条件)を変えてもよい。例えば、電池電圧が高いときには、節電状態に移行しにくく、かつ通常動作状態に復帰し易くして、積極的に時刻表示部20に運針させてもよい。また、電池電圧が低いときには、節電状態に移行し易く、かつ通常動作状態に復帰しにくくして、なるべく時刻表示部20に運針させないようにしてもよい。以下では、一例として、電池電圧が最大充電時の電圧の70%以上、70%〜30%、および30%以下であるときを、それぞれ、電池電圧が高いとき、中間のとき、および低いときとする。
図8(A)は、電池電圧が高いときの切換え条件を示す。時刻表示部20が通常動作状態にある場合、制御部90は、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の少なくともいずれか一方が発電しているときには、非発電期間のカウント(PSカウント)をリセットし、それらの両方が発電していないときには、非発電期間のカウントを継続する。時刻表示部20が第1節電状態または第2節電状態にある場合、制御部90は、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の少なくともいずれか一方が発電したときには、時刻表示部20を通常動作状態に復帰させる(PS1解除またはPS2解除)。また、制御部90は、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の両方が発電していないときに限り、時刻表示部20が第1節電状態にあれば非発電期間のカウント(PS2カウント)を継続し、時刻表示部20が第2節電状態にあればそれを維持する。
図8(B)は、電池電圧が中間のときの切換え条件を示す。電池電圧が中間のときの切換え条件は、図5に示したものと同じである。
図8(C)は、電池電圧が低いときの切換え条件を示す。時刻表示部20が通常動作状態にある場合、制御部90は、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の両方が発電したときには、非発電期間のカウント(PSカウント)をリセットし、それらの少なくともいずれか一方が発電していないときには、非発電期間のカウントを継続する。時刻表示部20が第1節電状態または第2節電状態にある場合、制御部90は、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の両方が発電しているときには、時刻表示部20を通常動作状態に復帰させる(PS1解除またはPS2解除)。また、制御部90は、ソーラセル30とエレクトレット発電機40の少なくともいずれか一方が発電していないときには、時刻表示部20が第1節電状態にあれば非発電期間のカウント(PS2カウント)を継続し、時刻表示部20が第2節電状態にあればそれを維持する。
なお、電池電圧が高いときには、それ以外のときと比べて、非発電期間のカウントの上限値(図7のフローにおけるPS1XおよびPS2Xの値)を大きくしてもよい。同様に、電池電圧が低いときには、それ以外のときと比べて、それらの上限値を小さくしてもよい。
図9は、図8に従ったPS判断処理の別の例を示すフローチャートである。図6のS3では、図7のPS判断処理に代えて、図9のPS判断処理を実行してもよい。
図9のPS判断処理では、まず、制御部90は、ソーラセル30の発電の有無を判断する(S31)。ソーラセル30の発電があったときには(S31でYes)、制御部90は、電池電圧が低いか否かを判断する(S32)。電池電圧が高いかまたは中間のとき(S32でNo)には、制御部90は、PS1カウントとPS2カウントを0にリセットし、動作状態を通常動作状態(PSC=0)として(S34)、図6のS4に進む(図8(A),(B)のa,b)。電池電圧が低いとき(S32でYes)には、エレクトレット発電機40が発電していれば(S33でYes)、制御部90はS34を実行して図6のS4に進み(図8(C)のa)、エレクトレット発電機40が発電していなければ(S33でNo)、S41に進む(図8(C)のb)。
一方、ソーラセル30の発電がないとき(S31でNo)には、制御部90は、電池電圧が高いか否かを判断する(S35)。電池電圧が中間かまたは低いとき(S35でNo)には、動作状態が節電状態であるか(PSC=1or2)(S36でYes)、または通常動作状態(S36でNo)でかつ電池電圧が低い(S37でYes)のときには、S41に進む(図8(B),(C)のc,d)。
また、電池電圧が高いか(S35でYes)または中間のとき(S37でNo)には、エレクトレット発電機40が発電していなければ(S33でNo)、S41に進む(図8(A),(B)のd)。電池電圧が高いか(S35でYes)または通常動作状態で電池電圧が中間であり(S37でNo)、かつエレクトレット発電機40が発電していれば(S33でYes)、制御部90は、PS1カウントとPS2カウントを0にリセットし、動作状態を通常動作状態(PSC=0)として(S34)、図6のS4に進む(図8(A),(B)のc)。
S41以降の処理は、図7のものと同じである。以上で、図9のフローの説明は終了する。
このように、電池電圧が低いときには積極的に時刻表示部20を節電状態に移行させて節電を図り、電池電圧が高いときには極力時刻表示部20を節電状態に移行させないようにすることで、使用者の利便性(使い勝手)がさらに向上する。
なお、上記では、電池電圧が高いとき、中間のとき、および低いときの3段階で時刻表示部20の動作状態を切り換える例を説明したが、電池電圧の段階は2段階でも4段階以上でもよい。最大充電時の電圧の70%と30%は、それぞれ第1および第2の閾値の例であるが、電池電圧の高低の2段階で時刻表示部20の動作状態を切り換える場合には、これらの閾値は同じ値になる。
また、制御部90は、ソーラセル30およびエレクトレット発電機40の発電レベルに応じて、動作状態の切換えの条件を変更してもよい。この場合、例えば、ソーラセル30とエレクトレット発電機40のそれぞれの発電レベルに強、中、弱の3段階を定義しておくとよい。そして、例えば、ソーラセル30の発電レベルが弱であるときには、エレクトレット発電機40の発電レベルが強または中でない限り、節電状態から通常動作状態に復帰しないようにしてもよい。また、電池電圧が低い場合において、ソーラセル30の発電レベルが中または弱であるときには、エレクトレット発電機40の発電レベルが強でない限り、節電状態から通常動作状態に復帰しないようにしてもよい。また、電池電圧が高い場合において、エレクトレット発電機40のみが発電しているときには、その発電レベルが強または中でない限り、節電状態から通常動作状態に復帰しないようにしてもよい。
また、2次電池70の電圧に応じて発電判別回路50の検出の感度を変えてもよい。この場合、発電検出回路54,58の検出閾値を、2次電池70の電圧が高いほどソーラセル30およびエレクトレット発電機40の発電(すなわち、本体2の周囲光および振動)が検出され易い値に設定してもよい。例えば、電池電圧が高い場合には200ルクス以上の光が、電池電圧が低い場合には1000ルクス以上の光がソーラセル30に照射されたときに、発電が検出されるようにしてもよい。そのためには、例えば、発電判別回路50の抵抗52,56を可変抵抗に変更して、それらの抵抗値の大きさを制御部90により調整すればよい。その際、制御部90は、電池電圧が高いときには、抵抗52,56の抵抗値を大きくして、発電判別回路50の検出条件を緩くするとともに、電池電圧が低いときには、それらの抵抗値を小さくして、発電判別回路50の検出条件を厳しくしてもよい。
また、時刻表示部20の動作状態に応じて、ソーラセル30およびエレクトレット発電機40の少なくとも一方の発電検出のレベル(周囲光または振動の検出され易さ)を変化させてもよい。例えば、発電検出回路54の検出閾値を、時刻表示部20が通常動作状態にあるときよりも節電状態にあるときの方がエレクトレット発電機40の発電(本体2の振動)が検出されにくい値に設定してもよい。その上で、制御部90は、時刻表示部20が節電状態にある場合において、ソーラセル30の発電がなくかつエレクトレット発電機40の発電があるときには、図5のcとは異なり、時刻表示部20を通常動作状態に復帰させてもよい。このようにすれば、例えば暗い場所で節電状態に移行した場合でも、使用者が本体2を故意に振動させてエレクトレット発電機40に発電させることにより、節電状態を解除できるようになる。
なお、振動検出部はエレクトレット発電機に限らず、他の発電手段でもよく、振動検知スイッチ、加速度センサなどの発電手段以外のものでもよい。また、光検出部もソーラセルなどの発電手段ではなく、光センサなどの受光素子でもよい。
1 電子機器
10 計時部
20 時刻表示部
30 ソーラセル
40 エレクトレット発電機
50 発電判別回路
60 充電回路
70 2次電池
80 入力回路
90 制御部

Claims (11)

  1. 本体の周囲光を検出する光検出部と、
    前記本体の振動を検出する振動検出部と、
    前記本体内に収納された蓄電部と、
    前記蓄電部から供給される電力を用いて、通常動作状態かまたは前記通常動作状態よりも消費電力が少ない節電状態で動作する動作部と、
    前記光検出部および前記振動検出部の検出結果に基づいて前記動作部の前記通常動作状態と前記節電状態との移行を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記動作部が前記通常動作状態にある場合において、前記光検出部および前記振動検出部による検出が予め定められた期間ないときに、前記動作部を前記節電状態に移行させ、
    前記動作部が前記節電状態にある場合において、前記光検出部による検出があったときに、前記動作部を前記通常動作状態に移行せ、
    前記蓄電部の蓄電状態を検出する蓄電状態検出手段をさらに有し、
    前記制御部は、前記蓄電状態検出手段が検出した前記蓄電部の蓄電状態に応じて前記動作部の前記通常動作状態と前記節電状態との移行制御の条件を変更する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、
    前記光検出部および前記振動検出部による検出がない期間の長さをカウントする計測部を有し、
    前記光検出部による検出がなくかつ前記振動検出部による検出があったときに、前記動作部が前記通常動作状態にあれば前記計測部のカウントをリセットし、前記動作部が前記節電状態にあれば前記節電状態を維持する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記移行制御の条件は、前記蓄電部の電圧が高いほど、前記通常動作状態から前記節電状態に移行しにくく、かつ前記節電状態から前記通常動作状態に移行し易い条件に設定される、請求項に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記蓄電部の電圧が第1の閾値よりも高い場合には、前記光検出部および前記振動検出部のうちの少なくとも一方による検出があったときに、前記動作部を前記通常動作状態に移行させる、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記蓄電部の電圧が前記第1の閾値よりも高い場合には、前記光検出部および前記振動検出部による検出が予め定められた期間ないときに限り、前記動作部を前記節電状態に移行させる、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記制御部は、前記蓄電部の電圧が第2の閾値よりも低い場合には、前記光検出部および前記振動検出部による検出があったときに、前記動作部を前記通常動作状態に移行させ、前記光検出部および前記振動検出部のうちのいずれか一方のみによる検出があったときに、前記動作部の前記節電状態を維持する、請求項3〜5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 前記制御部は、前記蓄電部の電圧が前記第2の閾値よりも低い場合には、前記光検出部および前記振動検出部のうちの少なくとも一方による検出が予め定められた期間ないときに、前記動作部を前記節電状態に移行させる、請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記動作部が前記通常動作状態と前記節電状態のいずれにあるかに応じて、前記光検出部および前記振動検出部の少なくとも一方による前記周囲光または前記振動の検出され易さが異なる、請求項〜7のいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 前記振動検出部の検出閾値は、前記動作部が前記通常動作状態にあるときよりも前記節電状態にあるときの方が、前記振動が検出されにくい値に設定され、
    前記制御部は、前記動作部が前記節電状態にある場合において、前記光検出部による検出がなくかつ前記振動検出部による検出があったときにも、前記動作部を前記通常動作状態に移行させる、請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記光検出部および前記振動検出部の検出閾値は、前記蓄電部の電圧が高いほど前記周囲光および前記振動が検出され易い値に設定される、請求項8または9に記載の電子機器。
  11. 前記振動検出部は、帯電部と前記帯電部に対向する対向電極とを前記本体の振動に伴って相対移動させることにより静電誘導を利用した発電を行う発電部の発電量に基づいて前記本体の振動を検出する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の電子機器。
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