JP6845536B1 - 温湿度監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】監視対象設備の状況を監視する温湿度監視システムを提供する。【解決手段】温湿度監視システム10は、温湿度センサーによって検出された監視対象設備の温度および湿度の情報を取得する温湿度情報取得手段と、温湿度センサーのバッテリー残量を取得するバッテリー残量取得手段と、監視対象設備が設置されている施設における停電の発生を検出する停電発生検出手段と、温湿度情報取得手段により取得された監視対象設備の温度に異常が発生したとき、バッテリー残量取得手段によって取得された温湿度センサーのバッテリー残量に異常が発生したとき又は停電発生検出手段によって停電の発生が検出されたときに、あらかじめ登録された通知先へ異常の発生を通知する通知手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、温湿度監視システムに関する。
次のような貯蔵装置が知られている。この貯蔵装置では、貯蔵室内の環境情報を検出する無線センサーを動作させるための電池の電圧を監視して、電池の寿命が限界で停止状態になることが近いと判断した場合に、使用者に電池交換要求を報知する(例えば、特許文献1)。
特開2008−39196号公報
店舗に設置される冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚などの設備は、商品の品質保持のために庫内が適切な温度になるように管理する必要がある。一般的に、温度の管理のためには、メーカーごとにそれぞれの管理システムがあり、納入店舗の冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚などの各種設備を集中監視コントローラーに有線で接続する方法が取られている。この場合、温度の異常を集中監視コントローラーで監視するための設定や操作は、専門の保守会社が行わなければならなかった。また、集中監視コントローラーが異常を検出したときの通告もメーカーごとに異なった設定となっていた。このように、従来の温度管理システムは、メーカー共通のシステムではないために、冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚などの各種設備を含めてメーカーごとの個別システムを導入する必要があり、システムの導入にコストがかかるという問題があった。また、従来の貯蔵装置のように、庫内の環境情報を検出するために電池で動作する無線センサーを利用する方法がある。従来の貯蔵装置では、無線センサーの電池切れを未然に把握して対応することは可能であるが、停電による冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚などの動作停止は検出することはできなかった。
本発明による温湿度監視システムは、監視対象設備の温度および湿度を検出する温湿度センサーと、温湿度センサーから無線通信により出力されるデータを外部のネットワークへ送信するための送信装置と、温湿度センサーから送信装置へのデータの送信を中継する中継装置と、送信装置からデータを受信して監視対象設備の温度および湿度を監視する監視装置と、監視装置による監視結果の通知を受信してユーザへ出力する通知先端末とを備える温湿度監視システムであって、温湿度センサーは、監視対象設備の温度を検出する温度検出手段と、監視対象設備の湿度を検出する湿度検出手段と、該温湿度センサーのバッテリー残量を検出するバッテリー残量検出手段と、温度検出手段によって検出された監視対象設備の温度の情報と、湿度検出手段によって検出された監視対象設備の湿度の情報と、バッテリー残量検出手段によって検出されたバッテリー残量の情報とを含んだ温湿度情報を送信装置に向けて送信する温湿度情報送信手段とを備え、中継装置は、温湿度センサーから送信された温湿度情報を送信装置に送信することによりデータの中継を行うデータ中継手段と、監視対象設備が設置された施設における停電の発生を検出する停電発生検出手段と、停電発生検出手段によって停電の発生を検出したときに、送信装置へ停電が発生したことを通知するための停電通知信号を送信する停電通知信号送信手段とを備え、送信装置は、中継装置から温湿度情報または停電通知信号を受信すると、受信した情報を監視装置へ送信する情報送信手段を備え、監視装置は、送信装置から受信した温湿度情報または停電通知信号に基づいて、監視対象設備における温度の異常、温湿度センサーのバッテリー残量の異常、または監視対象設備が設置された施設における停電の発生を検出したときに、ユーザへの通知が必要な異常が発生したと判定する異常発生判定手段と、異常発生判定手段によって異常が発生したと判定されたときに、あらかじめ登録された通知先へ異常の発生を通知する通知手段とを備え、通知先端末は、監視装置から通知された通知情報を出力する通知情報出力手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、監視対象設備の温度、湿度、センサーのバッテリー残量とともに、施設の停電も検出してユーザに通知することができる。また、監視対象の監視対象設備に温湿度センサーを取り付ければ監視対象設備の温度、湿度、およびセンサーのバッテリー残量を監視することができるため、異なったメーカー、異なった機能を持つ冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚等である場合や、メーカーの保証が終了しているような古い冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚等である場合であっても、監視対象とすることができる。
温湿度監視システム10の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 温湿度センサー100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 中継装置200の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 データ送信装置300の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 監視装置400の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 ユーザ端末500の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 温湿度センサー100で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。 中継装置200で実行されるデータ中継処理の流れを示すフローチャート図である。 中継装置200で実行される停電検出処理の流れを示すフローチャート図である。 データ送信装置300で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。 監視装置400で実行される異常検出処理の流れを示すフローチャート図である。 監視装置400で実行される停電通知処理の流れを示すフローチャート図である。 監視装置400で実行される情報出力処理の流れを示すフローチャート図である。 ユーザ端末500で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。
図1は、本実施の形態における温湿度監視システム10の一実施の形態の構成を示すブロック図である。本実施の形態における温湿度監視システム10は、店舗に設置される冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚などの温度や湿度の監視や管理が必要な設備を監視対象設備とし、該監視対象設備の状況を監視するためのシステムである。図1に示すように、温湿度監視システム10は、温湿度センサー100と、中継装置200と、データ送信装置300と、監視装置400と、ユーザ端末500とが通信回線を介して接続される。
温湿度センサー100は、店舗に設置される冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚などの監視対象設備の温度や湿度の監視対象スペース、例えば庫内に設置され、監視対象設備の庫内の温度や湿度を検出して検出した情報を出力する。中継装置200は、温湿度センサー100から出力される情報を外部ネットワーク、例えばインターネットに接続されたデータ送信装置300へ送信するためにリピータールーターとして動作する機器である。データ送信装置300は、中継装置200を介して受信した情報を監視装置400へ送信するための機能を備えた機器である。監視装置400は、温湿度センサー100から出力された情報に基づいて、監視対象設備の温度に異常が発生していないかを監視するための装置である。ユーザ端末500は、監視装置400から送信される監視結果の通知を受信して出力する通知先端末である。また、ユーザはユーザ端末500を操作して監視装置400による監視結果を確認することもできる。
本実施の形態における温湿度監視システム10では、例えば温湿度センサー100は中継装置200を介して監視対象設備が設置された店舗内に敷設されたLANなどの通信回線に接続され、データ送信装置300を介して外部ネットワーク上に配置された監視装置400へデータを送信できるように構成されている。また、ユーザ端末500は、インターネットを介して監視装置400から情報を受信したり、ユーザ端末500から監視装置400へアクセスしたりすることができるように構成されている。本実施の形態では、このように構成された温湿度監視システム10を用いて以下に説明するように監視対象設備の状況を監視可能なクラウドサービスを提供する方法について説明する。
温湿度センサー100は、図2に示すように、温度検出部101と、湿度検出部102と、制御装置103と、通信インターフェース104と、電源部105とを備えている。本実施の形態では、温湿度センサー100は、全ての部材が筐体に格納されていて、該筐体を監視対象設備の温度や湿度を計測する必要がある部位、例えば冷蔵庫の庫内に取り付けることにより、監視対象設備の温度や湿度を計測することが可能な構成となっている。なお、筐体には取り付け面に両面テープが貼付されており、該両面テープを用いて庫内の壁面に取り付けが可能になっている。ただし、筐体の庫内への取り付け方法はこれに限定されず、両面テープに代えて磁石を用いてもよいし、筐体にフック状の部材を設けて庫内に吊り下げるなどしてもよい。
なお、本実施の形態では、温湿度センサー100が計測する温度は、監視対象設備が冷凍庫、冷蔵庫、保冷庫、または保温庫の場合のように様々な温度が想定されるため、温湿度センサー100は例えば−40度から+85度まで対応可能な仕様になっている。また、監視対象設備がインバータ冷凍機の場合などのように、監視対象設備側で周波数が変更される可能性がある場合を想定して、温湿度センサー100にデータの再送機能を持たせれば、監視対象設備で発生するノイズを拾うことなく正常に動作させることができる。
温度検出部101は、周囲の温度を計測するセンサーとその周辺部材からなり、温度検出部101の周囲の温度を検出し、その検出結果を制御装置103へ出力する。なお、温度を検出するためのセンサーを備えた温度検出部101は公知のため、ここでは詳細な説明は省略する。
湿度検出部102は、周囲の湿度を計測するセンサーとその周辺部材からなり、湿度検出部102の周囲の湿度を検出し、その検出結果を制御装置103へ出力する。なお、湿度を検出するためのセンサーを備えた温度検出部102は公知のため、ここでは詳細な説明は省略する。
制御装置103は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、温湿度センサー100の全体を制御する。なお、制御装置103を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリやフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリを含む。揮発性のメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、不揮発性のメモリには、温湿度センサー100を動作させるためのファームウェアや種々のアプリケーションを動作させるためのソフトウェアのプログラムデータが記録される。
通信インターフェース104は、無線により外部の機器と通信するための通信用モジュールを含む。本実施の形態では、温湿度センサー100は通信インターフェース104により中継装置200を介してデータ送信装置300へ情報を送信できるように設定されている。本実施の形態で用いる通信の規格は特に限定されないが、例えば、電池駆動可能な超小型機器への実装に向いた近距離無線通信規格とし、周波数が標準化されている2.4GHzであり、最大通信距離が90mの通信規格とすればよい。なお、通信インターフェース104は、個体を識別するための情報としてMACアドレスを持っているため、後述する処理において、温湿度センサー100からの情報がどの監視対象設備の情報なのかは、MACアドレスにより判定することができる。
電源部105は、温湿度センサー100を動作させるために各部に電力を供給するためのバッテリーとその周辺回路を含む。本実施の形態では、例えばバッテリーは、充電式バッテリーや、カメラ用の電池、ボタン型の電池、または乾電池などの小型電池を用いればよい。また電池寿命は例えば2年を想定する。
中継装置200は、図3に示すように、通信インターフェース201と、制御装置202と、電源部203とを備えている。本実施の形態では、中継装置200は、全ての部材が筐体に格納されていて、コンセントに差し込み可能な差し込み用プラグを備えている。このため配線を必要とせず、筐体をコンセントに直結して使用することができる構造になっている。
通信インターフェース201は、無線により外部の機器と通信するための通信用モジュールを含む。本実施の形態では、通信インターフェース201は、温湿度センサー100が接続された第一のネットワーク、例えば店舗内のLANと、データ送信装置300が接続された第二のネットワーク、例えばインターネットに接続するためのインターフェースを含んでいる。
制御装置202は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、中継装置200の全体を制御する。なお、制御装置202を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリやフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリを含む。揮発性のメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、不揮発性のメモリには、中継装置200を動作させるためのファームウェアや種々のアプリケーションを動作させるためのソフトウェアのプログラムデータが記録される。
電源部203は、中継装置200を動作させるために各部に電力を供給するための電源回路を含む。本実施の形態では、上述したように、中継装置200はコンセントに差し込み可能な構造になっているため、電源部203は、コンセントに差し込むための差し込み用プラグやAC電源をDC電源に変換するための変換回路などを含んでいる。また、本実施の形態における中継装置200は、バックアップバッテリーを搭載することができる。バックアップバッテリーを充電式バッテリーとしておけば、AC電源から電力が供給されている間に充電しておき、停電によりAC電源から電力が供給されなくなった場合にはバックアップバッテリーからの電力供給に切り替えることができる。例えば、バックアップバッテリーとしてバッテリー寿命が6時間の充電式バッテリーを用いれば、停電時間が6時間以内であれば停電中もシステムの運用を継続することができる。
データ送信装置300は、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、パソコンなどが用いられる。図4は、本実施の形態におけるデータ送信装置300として、タブレット端末を用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。データ送信装置300は、タッチパネル301と、通信モジュール302と、制御装置303とを備えている。
タッチパネル301は、画面上の表示を押すことで機器を操作することができる入力装置である。例えば、データ送信装置300の操作者は、液晶パネル上に表示されたボタンやメニュー等の表示項目を指やタッチペンを用いてタッチまたはスライドさせることにより、データ送信装置300を操作することができる。タッチパネル301は、操作者によるタッチやスライドといった操作を検出して、その検出信号を制御装置303へ出力する。
通信モジュール302は、データ送信装置300を他の装置や端末等の外部機器と接続するための通信用モジュールである。例えば、通信モジュール302には、LANやインターネット等の通信回線に接続するための通信用モジュールが含まれる。データ送信装置300は、この通信用モジュール302を介して中継装置200および監視装置400と通信を行う。本実施の形態では、例えば通信モジュール302は、無線LANに接続するためのモジュールを備え、無線LANを介して中継装置200と接続できるように設定されている。また、通信モジュール302は、SIMカードを取り付けて携帯電話通信網を介してインターネットに接続可能であり、インターネットを介して監視装置400と接続できるように設定されている。
制御装置303は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、データ送信装置300の全体を制御する。なお、制御装置303構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリやフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリを含む。揮発性のメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、不揮発性のメモリには、データ送信装置300を動作させるためのファームウェアや種々のアプリケーションを動作させるためのソフトウェアのプログラムデータが記録される。
監視装置400は、インターネットに接続された装置であって、例えば、パソコンやサーバーなどが用いられる。図5は、本実施の形態における監視装置400として、サーバー装置を用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。監視装置400は、通信インターフェース401と、制御装置402と、記憶媒体403とを備えている。
通信インターフェース401は、監視装置400をインターネット等の通信回線に接続するためのインターフェースであり、例えば、インターネットに有線で接続するための有線LANモジュールや、インターネットに無線で接続するための無線LANモジュールなどを含んでいる。本実施の形態では、監視装置400は、この通信インターフェース401を介してデータ送信装置300やユーザ端末500と通信する。
制御装置402は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、監視装置400の全体を制御する。なお、制御装置402を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。例えば、通信インターフェース401を介して読み込まれたデータは、バッファメモリに一時的に記録される。
記憶媒体403は、監視装置400が蓄える種々のデータや、制御装置402が実行するためのプログラムのデータ等を記録するための記憶媒体であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。なお、記憶媒体403に記録されるプログラムのデータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録されて提供されたり、ネットワークを介して提供され、操作者が取得したプログラムのデータを記憶媒体403にインストールすることによって、制御装置402がプログラムを実行できるようになる。
ユーザ端末500は、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、パソコンなどが用いられる。図6は、本実施の形態におけるユーザ端末500として、パソコンを用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
ユーザ端末500は、操作部材501と、通信インターフェース502と、制御装置503と、記憶媒体504と、表示装置505とを備えている。
操作部材501は、ユーザ端末500の操作者によって操作される種々の装置、例えばキーボードやマウスを含む。
通信インターフェース502は、ユーザ端末500を他の装置や端末等の外部機器と接続するためのインターフェースである。例えば、通信インターフェース502には、LANやインターネット等の通信回線に接続するためのインターフェースが含まれる。ユーザ端末500は、この通信インターフェース502を介して監視装置400と通信を行う。
制御装置503は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、ユーザ端末500の全体を制御する。なお、制御装置503を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。例えば、通信インターフェース502を介して読み込まれたデータは、バッファメモリに一時的に記録される。
記憶媒体504は、ユーザ端末500が蓄える種々のデータや、制御装置503が実行するためのプログラムのデータ等を記録するための記憶媒体であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。なお、記憶媒体504に記録されるプログラムのデータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録されて提供されたり、ネットワークを介して提供され、操作者が取得したプログラムのデータを記憶媒体504にインストールすることによって、制御装置503がプログラムを実行できるようになる。
表示装置505は、例えば液晶モニタであって、制御装置503から出力される種々の表示用データが表示される。
本実施の形態における温湿度監視システム10では、温湿度センサー100により計測された監視対象設備の温度や湿度のデータや温湿度センサー100のバッテリー残量を監視装置400に記録し、ユーザがユーザ端末500を操作して監視対象設備の温度や湿度や温湿度センサー100のバッテリー残量のデータを閲覧したり、監視装置400が監視対象設備の温度があらかじめ設定された閾値を超えた場合にユーザ端末500に通報したりすることができる。また、温湿度センサー100のバッテリーの残量があらかじめ設定された閾値以下になったときにユーザ端末500に通報することができる。さらに、中継装置200がコンセントからの電力供給状況を監視して、停電の発生を検出した場合にもユーザ端末500に通知することもできる。以下、本実施の形態における温湿度監視システム10における処理について説明する。
本実施の形態では、システムの初期設定として、監視対象設備が設置された店舗名、住所、電話番号、および店舗内マップと、ユーザ端末500を操作するユーザのユーザID、パスワード、およびメールアドレスと、監視対象設備に取り付けられた温湿度センサー100のセンサー識別用情報、例えば上述したMACアドレスと、異常として検出する温度の閾値と、温湿度センサー100のバッテリー残量の閾値を含んだ登録情報を予め登録する。なお、登録情報の入力操作は、監視装置400上で行ってもよいし、ユーザ端末500上で行ってもよい。監視装置400では、制御装置402は、上記の登録情報の入力が行われると、入力された情報を記憶媒体403に記録する。
温湿度センサー100のセンサー識別用情報は、ユーザが監視や管理する温湿度センサー100が複数ある場合は、複数の温湿度センサー100のセンサー識別用情報が登録される。異常として検出する温度の閾値としては、温湿度センサー100から出力される温度が該閾値以上になったときにユーザへの報知が必要となる温度が設定される。また、温湿度センサー100のバッテリー残量の閾値としては、温湿度センサー100のバッテリー残量が該閾値以下になったときにユーザへの報知が必要となるバッテリー残量値が設定される。
温湿度センサー100では、制御装置103は、データ送信装置300へのデータの出力タイミングにおいて、温度検出部101で検出された温度のデータと湿度検出部102で検出された湿度のデータと自身のセンサー識別用情報、例えばMACアドレスと、電源部105が有するバッテリー残量のデータとを含んだ監視対象設備の温湿度情報をデータ送信装置300へ送信する。なお、データ送信装置300へのデータの出力タイミングは、所定の時間間隔、例えば5分に一度の時間間隔でデータを送信するようにあらかじめ設定されている。
中継装置200では、制御装置202は、温湿度センサー100から温湿度情報を受信すると、受信した情報をデータ送信装置300へ送信する。これによって、温湿度センサー100からデータ送信装置300へ向けて送信された温湿度情報は、中継装置200を介してデータ送信装置300へ送信される。
データ送信装置300では、制御装置303は、温湿度センサー100から温湿度情報を受信すると、受信した温湿度情報を監視装置400へ送信する。
監視装置400では、制御装置402は、データ送信装置300から受信した温湿度情報、すなわち温湿度センサー100から送信された温湿度情報を記憶媒体403に記録する。これによって、温湿度センサー100から5分間隔で送信される温湿度情報が記憶媒体403に蓄積されていく。
制御装置402は、温湿度センサー100から受信した温湿度情報と、あらかじめ登録されている登録情報とに基づいてユーザ端末500への通知が必要か否かを判断し、通報が必要と判断した場合に、登録情報に含まれるメールアドレスに宛てて通知を行う。以下、制御装置402によって実行されるユーザへの通知処理について説明する。
制御装置402は、記憶媒体403に記録されている登録情報の中から、温湿度センサー100から受信した温湿度情報に含まれる温湿度センサー100のセンサー識別用情報が一致するデータを対象データとして特定する。そして、制御装置402は、特定した対象データに含まれる温度の閾値と、温湿度センサー100から受信した温湿度情報に含まれる温度のデータとを比較して、監視対象設備の温度があらかじめ設定された閾値以上である場合には、温度に異常が発生したと判定してユーザへの報知が必要と判断する。制御装置402は、ユーザへの報知が必要と判断した場合には、対象データに含まれるメールアドレスに宛てて監視対象設備の温度が閾値を超えたことを通知するための通知情報をメールで送信する。通知を受けたユーザは、ユーザ端末500を操作してメールを閲覧することにより、監視対象設備の温度が閾値を超えたことを把握することができる。
また、制御装置402は、特定した対象データに含まれるバッテリー残量の閾値と、温湿度センサー100から受信した温湿度情報に含まれるバッテリーの残量データとを比較して、温湿度センサー100のバッテリー残量があらかじめ設定された閾値以下である場合には、バッテリー残量に異常が発生したと判定してユーザへの報知が必要と判断する。制御装置402は、ユーザへの報知が必要と判断した場合には、対象データに含まれるメールアドレスに宛てて監視対象設備に設置された温湿度センサー100のバッテリー残量が閾値以下に低下したことを通知するための通知情報をメールで送信する。メールを受信したユーザは、ユーザ端末500を操作してメールを閲覧することにより、監視対象設備に設置された温湿度センサー100のバッテリー残量が閾値以下に低下したことを把握することができる。
ユーザは、監視装置400から上述したメールを受信することにより、監視対象設備の異常を早期に把握することができるため、店舗へ赴いて状況を確認したり、監視対象設備のメーカーへ点検や修理を依頼したり、温湿度センサー100の電池を交換したりして、異常の発生に迅速に対応することができる。
本実施の形態では、中継装置200は停電センサーとしての役割も備えており、中継装置200の制御装置202は、監視対象設備が設置されている施設、例えば店舗に停電が発生したことを検出した場合には、データ送信装置300へ停電が発生したことを示す停電通知信号を発信する。例えば、制御装置202は、上述したようにAC電源から電力が供給されなくなった場合には、電力供給元をバックアップバッテリーに切り替えるとともに、データ送信装置300へ停電通知信号を送信する。また、制御装置202は、AC電源からの電力供給が復旧したことを検出した場合には、データ送信装置300へAC電源が復旧したことを示す復電通知信号を発信する。例えば、制御装置202は、AC電源からの電力供給が復旧した場合には、電力供給元をバックアップバッテリーからAC電源に切り替えるとともに、データ送信装置300へ復電通知信号を送信する。
データ送信装置300では、制御装置303は、中継装置200から停電通知信号または復電通知信号を受信すると、受信した情報を監視装置400へ送信する。
監視装置400では、制御装置402は、データ送信装置300から停電通知信号を受信すると、ユーザ端末500へ店舗で停電が発生したことを示す情報をメールで送信する。このとき、制御装置402は、送信元のデータ送信装置300の情報などからデータ送信装置300が設置されている店舗を特定し、特定した店舗の情報に基づいて登録情報に含まれるメールアドレスを送信先のメールアドレスとして特定するなどすればよい。これによって、店舗で停電が発生したことをユーザに通知することができる。
また、制御装置402は、データ送信装置300から復電通知信号を受信すると、ユーザ端末500へ店舗で停電から復旧したことを示す情報をメールで送信する。このときも制御装置402は、送信元のデータ送信装置300の情報などからデータ送信装置300が設置されている店舗を特定し、特定した店舗の情報に基づいて登録情報に含まれるメールアドレスを送信先のメールアドレスとして特定するなどすればよい。これによって、店舗で発生していた停電が復旧したことをユーザに通知することができる。
メールを受信したユーザは、ユーザ端末500を操作してメールを閲覧することにより、データ送信装置300が設置されている店舗で停電が発生したことや停電から復旧したことを把握することができる。これによって、ユーザは、店舗で停電が発生したことを早期に把握することができるため、店舗へ赴いて状況を確認したり、電力会社へ復旧を依頼したりすることができる。また、ユーザは、店舗の停電が解消し、電力が復旧したことを把握することができる。
監視装置400の制御装置402は、データ送信装置300から停電通知信号を受信した場合には、受信した情報に基づいて店舗での停電発生や復旧を示す情報を記憶媒体403に記録して、後述する閲覧処理でユーザが停電の発生や復旧の履歴を確認できるようにしてもよい。
また、本実施の形態における温湿度監視システム10では、監視対象設備を管理する管理者や担当者などのユーザは、ユーザ端末500を操作して、店舗ごとに設置されている温湿度センサー100に関する情報を閲覧することができる。以下、ユーザが温湿度センサー100に関する情報を閲覧するための閲覧処理について説明する。
ユーザは、操作部材501を操作して表示装置505に管理画面を表示させる。管理用画面は、ユーザ端末500に管理画面表示用のプログラムが記録されており、ユーザが該プログラムを起動させることにより表示装置505にさせてもよい。あるいは、管理画面は、監視装置400上でWEBページとして公開されており、ユーザがブラウザソフトを立ち上げて管理画面のWEBページにアクセスすることにより表示装置505にさせてもよい。本実施の形態では、ユーザが管理画面上で入力した情報は制御装置503によって監視装置400へ送信されるものとする。また、制御装置503は、監視装置400から送信された情報を受信して管理画面上に表示するものとする。なお、ユーザは、管理画面により提供される機能を利用するためには、あらかじめ上述したユーザIDとパスワードを用いてシステムにログインするものとする。ユーザIDとパスワードを用いたログイン方法については公知のため説明を省略する。
ユーザは、表示装置505に表示された管理画面上で、温湿度センサー100に関する情報を閲覧する対象店舗名を入力する。制御装置503は、ユーザによって入力された対象店舗名の情報を監視装置400へ送信する。
監視装置400では、制御装置402は、記憶媒体403に記録されている登録情報の中から、店舗名がユーザ端末500から受信した店舗名と一致するデータを抽出する。このとき、制御装置402は、記憶媒体403に記録されている登録情報を検索するときに、店舗名に基づく曖昧検索を可能としてもよい。制御装置402は、記憶媒体403に記録されている登録情報の中から、店舗名がユーザ端末500から受信した店舗名と一致するデータを抽出した場合には、抽出した登録情報に含まれるセンサー識別用情報に基づいてその店舗に設置されているセンサーに関する情報として、機器の種類、用途、場所、異常発生日時の情報を特定して、ユーザ端末500へ送信する。
なお、本実施の形態では、温湿度センサー100を識別するためのセンサー識別用情報、例えば上述したMACアドレスに関連付けて、その温湿度センサー100が取り付けられた機器の種類、用途、および場所の情報を含んだセンサー情報があらかじめ記憶媒体403に記録されている。また、監視装置400の制御装置402は、上述したユーザへの通知処理において、温湿度情報に基づいて温湿度センサー100の温度、またはバッテリー残量に異常を検出した場合に、その検出日時を温湿度センサーの異常発生日時としてセンサー情報に追加する。これにより、制御装置402は、上記のセンサー情報からセンサー識別用情報をキーにして情報を読み出すことにより、ユーザが指定した店舗に設置されているセンサーに関する情報として、機器の種類、用途、場所、異常発生日時の情報を特定することができる。
ユーザ端末500では、制御装置503は、監視装置400から店舗に設置されているセンサーに関する情報を受信すると、受信した情報を管理画面上に表示する。これによって、ユーザは、指定した店舗に設置されているセンサーに関する情報を閲覧することができる。このとき、制御装置503は、表示対象とする温湿度センサー100が複数ある場合には、異常が発生した温湿度センサー100、すなわちセンサー情報に異常発生日時の情報が記録されているセンサーの情報を一覧の上位に表示する。これにより、異常が発生した温湿度センサー100の情報がユーザの目につきやすくなる。ユーザが閲覧できる内容は、例えば温湿度センサー100ごとの温度及び湿度の詳細情報、停電の情報、バッテリーの残量情報などを含み、これらをグラフ化した情報を閲覧できるようにしてもよい。また、ユーザが店舗を指定すると、指定された店舗のマップを表示させて、マップ上にセンサーの位置と情報が分かるようにしてもよい。またユーザは、特定の日、週、月などを指定して、これらの情報を日単位、週単位、月単位で閲覧することができるようにしてもよい。
図7は、本実施の形態における温湿度センサー100で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図7に示す処理は、上述したデータ送信装置300へのデータの出力タイミングで起動するプログラムとして、制御装置103によって実行される。
ステップS10において、制御装置103は、温度検出部101で検出された温度のデータと、湿度検出部102で検出された湿度のデータと、自身のセンサー識別用情報、例えばMACアドレスと、電源部105が有するバッテリーの残量データとを含んだ監視対象設備の温湿度情報をデータ送信装置300へ送信する。その後、処理を終了する。
図8は、本実施の形態における中継装置200で実行されるデータ中継処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す処理は、温湿度センサー100からデータ送信装置300へ宛てた温湿度情報を受信すると起動するプログラムとして、制御装置202によって実行される。
ステップS110において、制御装置202は、温湿度センサー100から受信した温湿度情報のデータをデータ送信装置300へ送信することによりデータの中継を行う。その後、処理を終了する。
図9は、本実施の形態における中継装置200で実行される停電検出処理の流れを示すフローチャートである。図9に示す処理は、中継装置200の電源がオンされると起動するプログラムとして、制御装置202によって実行される。
ステップS210において、制御装置202は、AC電源から電力が供給されなくなったことにより停電の発生を検出したか否かを判断する。ステップS210で否定判断した場合には、後述するステップS240へ進む。これに対して、ステップS210で肯定判断した場合には、ステップS220へ進む。
ステップS220では、制御装置202は、電力供給元をバックアップバッテリーに切り替える。その後、ステップS230へ進む。
ステップS230では、制御装置202は、データ送信装置300へ上述した停電通知信号を送信する。その後、ステップS240へ進む。
ステップS240では、制御装置202は、AC電源からの電力供給が復旧したことにより停電の復旧を検出したか否かを判断する。ステップS240で否定判断した場合には、後述するステップS270へ進む。これに対して、ステップS240で肯定判断した場合には、ステップS250へ進む。
ステップS250では、制御装置202は、電力供給元をバックアップバッテリーからAC電源に切り替える。その後、ステップS260へ進む。
ステップS260では、制御装置202は、データ送信装置300へ上述した復電通知信号を送信する。その後、ステップS270へ進む。
ステップS270では、制御装置202は、中継装置200の電源がオフされたか否かを検出する。ステップS270で否定判断した場合には、ステップS210へ戻る。これに対して、ステップS270で肯定判断した場合には、処理を終了する。
図10は、本実施の形態におけるデータ送信装置300で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図10に示す処理は、上述したように、中継装置200から上述した温湿度情報、停電通知信号、または復電通知信号を受信すると起動するプログラムとして、制御装置303によって実行される。
ステップS310において、制御装置303は、中継装置200から受信した温湿度情報、停電通知信号、または復電通知信号を監視装置400へ送信する。その後、処理を終了する。
図11は、本実施の形態における監視装置400で実行される異常検出処理の流れを示すフローチャートである。図11に示す処理は、データ送信装置300から上述した温湿度情報を受信すると起動するプログラムとして、制御装置402によって実行される。なお、図11において、上述した登録情報は、あらかじめ記憶媒体403に記録されているものとする。
ステップS410において、制御装置402は、データ送信装置300から受信した温湿度情報を記憶媒体403に記録する。その後、ステップS420へ進む。
ステップS420では、制御装置402は、上述したように、温湿度情報に含まれる温度の情報、およびバッテリー残量の情報を、登録情報に含まれる閾値と比較して、温度、およびバッテリー残量のいずれかに異常がないかを判定するための処理を行う。その後、ステップS430へ進む。
ステップS430では、制御装置402は、ステップS420での判定処理の結果、温度、およびバッテリー残量のいずれかに異常があるか否かを判断する。ステップS430で否定判断した場合には、処理を終了する。これに対して、ステップS430で肯定判断した場合には、ステップS440へ進む。
ステップS440では、制御装置402は、上述したように、ユーザのメールアドレスに宛てて監視対象設備に設置された温湿度センサー100からの出力値に異常があることを通知するための通知情報をメールで送信する。その後、処理を終了する。
図12は、本実施の形態における監視装置400で実行される停電通知処理の流れを示すフローチャートである。図12に示す処理は、データ送信装置300から上述した停電通知信号または復電通知信号を受信すると起動するプログラムとして、制御装置402によって実行される。なお、図12において、上述した登録情報は、あらかじめ記憶媒体403に記録されているものとする。
ステップS510において、制御装置402は、データ送信装置300から受信した停電通知信号または復電通知信号を記憶媒体403に記録する。その後、ステップS520へ進む。
ステップS520では、制御装置402は、データ送信装置300から受信した情報が停電通知信号であるか否かを判断する。ステップS520で否定判断した場合には、後述するステップS540へ進む。これに対して、ステップS520で肯定判断した場合には、ステップS530へ進む。
ステップS530では、制御装置402は、ユーザ端末500へ店舗で停電が発生したことを示す情報をメールで送信することにより、ユーザへ停電の発生を通知する。その後、ステップS540へ進む。
ステップS540では、制御装置402は、データ送信装置300から受信した情報が復電通知信号であるか否かを判断する。ステップS540で否定判断した場合には、処理を終了する。これに対して、ステップS540で肯定判断した場合には、ステップS550へ進む。
ステップS550では、制御装置402は、ユーザ端末500へ店舗が停電から復旧したことを示す情報をメールで送信することにより、ユーザへ停電からの復旧を通知する。その後、処理を終了する。
図13は、本実施の形態における監視装置400で実行される情報出力処理の流れを示すフローチャートである。図13に示す処理は、ユーザ端末500から上述した閲覧処理のために対象店舗名の情報を受信すると起動するプログラムとして、制御装置402によって実行される。
ステップS610において、制御装置402は、上述したように、記憶媒体403に記録されている登録情報の中から、店舗名がユーザ端末500から受信した店舗名と一致するデータを抽出する。その後、ステップS620へ進む。
ステップS620では、制御装置402は、ステップS610で抽出した登録情報に含まれるセンサー識別用情報に基づいてその店舗に設置されているセンサーに関する情報として、機器の種類、用途、場所、異常発生日時の情報を特定して、ユーザ端末500へ送信する。その後、処理を終了する。
図14は、本実施の形態におけるユーザ端末500で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図14に示す処理は、ユーザによって上述した管理画面の表示が指示されると起動するプログラムとして、制御装置503によって実行される。なお、図14に示す処理では、上述したユーザIDとパスワードを用いたログインは既に完了しているものとする。
ステップS710において、制御装置503は、管理画面上でユーザによって温湿度センサー100に関する情報を閲覧する対象店舗名が入力されたか否かを判断する。ステップS710で肯定判断した場合には、ステップS720へ進む。
ステップS720では、制御装置503は、ユーザによって入力された対象店舗名の情報を監視装置400へ送信する。その後、ステップS730へ進む。
ステップS730では、制御装置503は、監視装置400から店舗に設置されているセンサーに関する情報を受信したか否かを判断する。ステップS730で肯定判断した場合には、ステップS740へ進む。
ステップS740では、制御装置503は、受信したセンサーに関する情報を管理画面上に表示する。その後、処理を終了する。
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)監視装置400の制御装置402は、温湿度センサー100によって検出された監視対象設備の温度および湿度の情報を取得し、温湿度センサー100のバッテリー残量を取得し、監視対象設備が設置されている施設における停電の発生を検出し、監視対象設備の温度に異常が発生したとき、温湿度センサー100のバッテリー残量に異常が発生したとき、または監視対象設備が設置されている施設での停電の発生を検出したときに、あらかじめ登録された通知先へ異常の発生を通知するようにした。これによって、監視対象設備の温度、および温湿度センサー100のバッテリー残量の異常を検出したとき、または監視対象設備が設置されている施設において停電が発生したことを検出したときに、ユーザに通知することができる。これにより、ユーザ端末500を監視対象設備が設置された店舗の責任者や従業員が所持する端末とすれば、店舗の責任者や従業員は、監視対象設備の温度の異常、温湿度センサー100のバッテリー残量の異常、または店舗における停電の発生を早期に把握することができる。また、監視対象設備が異なったメーカー、異なった機能を持つ冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚等である場合や、メーカーの保証が終了しているような古い冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚等である場合であっても、これらに温湿度センサー100を設置することにより、それぞれの冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚等の現在の温度、バッテリー残量の情報を取得して異常の監視ができるとともに、併せて店舗の停電発生も検出することができる。
(2)制御装置402は、監視対象設備の温度があらかじめ設定された閾値以上である場合に、監視対象設備の温度に異常が発生したと判定するようにした。これによって、閾値として適切な値を設定しておけば、監視対象設備の温度が適切な温度以上になったときに異常を検出してユーザに通知することができる。
(3)制御装置402は、温湿度センサー100のバッテリー残量があらかじめ設定された閾値以下である場合に、温湿度センサー100のバッテリー残量に異常が発生したと判定するようにした。これによって、温湿度センサー100のバッテリー残量が少なくなったときにユーザに通知することができる。
(4)制御装置402は、監視対象設備が設置されている施設における停電からの復旧を検出したときに、あらかじめ登録された通知先へ停電からの復旧を通知するようにした。これによって、ユーザは店舗で発生していた停電が復旧したことを把握することができる。
(5)中継装置200は、監視対象設備が設置された施設、例えば店舗内のコンセントに接続されてAC電源から電力を得て動作するようにし、制御装置202は、AC電源から電力が供給されなくなった場合に監視対象設備が設置された施設における停電の発生を検出するようにした。これによって、停電が発生したときに、迅速かつ精度高く停電の発生を検出することができる。
(6)制御装置202は、AC電源から電力が供給されなくなった場合には、電力供給元をAC電源からバックアップバッテリーに切り替えるようにした。これによって、停電が発生した場合でも中継装置200を動作させてシステムの運用を継続することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の温湿度監視システムは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、温度や湿度の監視対象とする監視対象設備は、店舗に設置される冷凍・冷蔵庫、ショーケース、食品棚などであって、これらの設備の庫内の温度や湿度を監視する例について説明した。しかしながら、監視対象設備は、温度や湿度の監視や管理が必要な装置や機器であれば、冷凍・冷蔵庫、ショーケース、または食品棚には限定されない。
(2)上述した実施の形態において、温湿度センサー100のセンサー情報は、ユーザが監視や管理する温湿度センサー100が複数ある場合は、登録情報に複数の温湿度センサー100のセンサー情報を登録するようにした。この場合、温度の異常を検出するための閾値、およびバッテリー残量の異常を検出するための閾値は、全ての温湿度センサー100に共通の値を設定するようにしてもよいし、温湿度センサー100ごとに個別の値を設定するようにしてもよい。
(3)上述した実施の形態では、システムの初期設定として、監視対象設備が設置された店舗名、住所、電話番号、および店舗内マップと、ユーザ端末500を操作するユーザのユーザIDおよびパスワードと、監視対象設備に取り付けられた温湿度センサー100のセンサー情報、例えば上述したMACアドレスと、異常として検出する温度の閾値と、温湿度センサー100のバッテリー残量の閾値の情報を登録情報として予め登録するようにした。そして、監視装置400の制御装置402は、温湿度センサー100から受信した温湿度情報と、あらかじめ登録されている登録情報とに基づいて、ユーザ端末500への通報を行うようにした。しかしながら登録情報には、上記の情報に加えて温湿度センサー100の電波状態の閾値の情報を含めるようにし、制御装置402は、中継装置200と温湿度センサー100との間の無線通信の電波強度が該電波状態の閾値以下になったときにユーザ端末500へ通報するようにしてもよい。この場合、中継装置200と温湿度センサー100との間の無線通信の電波強度は、温湿度センサー100が計測して監視装置400へ送信してもよいし、中継装置200が計測して監視装置400へ送信してもよい。これによって、中継装置200と温湿度センサー100の電波強度が弱くなったときにもユーザへ報知することができる。
(4)上述した実施の形態において、中継装置200を複数設置するようにしてもよい。例えば、温湿度センサー100と中継装置200を接続するネットワーク内に遮蔽物や障害物がある場合には、1台の中継装置200では電波の到達が困難なエリアが生じる場合でも、中継装置200を複数設置すれば安定した通信を実現することができる。また、いずれかの中継装置200に不具合が発生した場合でも、温湿度センサー100は通信可能な別の中継装置200を自動選別して接続できるようにすれば、通信が途絶えるのを防ぐことができる。
(5)上述した実施の形態において、監視装置400の制御装置402は、停電、機器故障、機器の温・湿度の状況、バッテリーの残量、機器の閾値超えの注意、警告、何の故障なのかなどの履歴を記憶媒体403に記録して集計するようにしてもよい。この場合、履歴の中からの頻度情報を利用することで、機器や装置の異常を未然に察知が可能で、予防のための交換や、機器や装置の障害傾向分析データを作成することも可能となるため、機器や装置の予防保守に役立てることができ、障害を未然に監視するシステムとすることもできる。また、温湿度監視システム10で温湿度センサー100の設置日や交換日も管理するようにすれば、温湿度センサー100の交換時期やバッテリーの電池寿命の表示や交換時期などのデータを作成したり、ユーザに温湿度センサー100の交換時期やバッテリーの電池寿命などを通知したりすることも可能となる。
(6)上述した実施の形態では、監視装置400の制御装置402は、温湿度センサー100から受信した温湿度情報に基づいて異常を検出した場合には、ユーザのメールアドレスに宛ててメールを送信することにより、ユーザに異常の検出を報知する例について説明した。しかしながら、ユーザのメールアドレスに加えて、またはユーザのメールアドレスに代えて、監視対象設備のメーカーや監視対象設備の保守会社に宛てて異常検出を通知するためのメールを送信するようにしてもよい。すなわち、異常検出時の通知先としてユーザのメールアドレスを設定してもよいし、監視対象設備のメーカーや監視対象設備の保守会社のメールアドレスを設定してもよい。
(7)上述した実施の形態では、監視装置400の制御装置402は、温湿度情報に含まれる温度があらかじめ設定された閾値を超えた場合に監視対象設備の異常を検出する例について説明した。しかしながら、温湿度情報に含まれる温度に基づいて監視対象設備の異常を検出する方法であれば、異常の検出方法は上述した実施の形態の方法に限定されない。例えば、制御装置402は、温湿度情報に含まれる温度があらかじめ設定された閾値を超えた状態が所定時間以上続いた場合に監視対象設備の異常を検出するようにしてもよい。これにより、温度が一時的に閾値を超えた場合でもそれが短時間である場合は異常として検出しないようにすることができる。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
10 温湿度監視システム
100 温湿度センサー
101 温度検出部
102 湿度検出部
103 制御装置
104 通信インターフェース
105 電源部
200 中継装置
201 通信インターフェース
202 制御装置
203 電源部
300 データ送信装置
301 タッチパネル
302 通信モジュール
303 制御装置
400 監視装置
401 通信インターフェース
402 制御装置
403 記憶媒体
500 ユーザ端末
501 操作部材
502 通信インターフェース
503 制御装置
504 記憶媒体
505 表示装置

Claims (6)

  1. 監視対象設備の温度および湿度を検出する温湿度センサーと、前記温湿度センサーから無線通信により出力されるデータを外部のネットワークへ送信するための送信装置と、前記温湿度センサーから前記送信装置へのデータの送信を中継する中継装置と、前記送信装置からデータを受信して監視対象設備の温度および湿度を監視する監視装置と、前記監視装置による監視結果の通知を受信して出力する通知先端末とを備える温湿度監視システムであって、
    前記温湿度センサーは、
    前記監視対象設備の温度を検出する温度検出手段と、
    前記監視対象設備の湿度を検出する湿度検出手段と、
    該温湿度センサーのバッテリー残量を検出するバッテリー残量検出手段と、
    前記温度検出手段によって検出された前記監視対象設備の温度の情報と、前記湿度検出手段によって検出された前記監視対象設備の湿度の情報と、前記バッテリー残量検出手段によって検出されたバッテリー残量の情報とを含んだ温湿度情報を前記送信装置に向けて送信する温湿度情報送信手段とを備え、
    前記中継装置は、
    前記温湿度センサーから送信された前記温湿度情報を前記送信装置に送信することによりデータの中継を行うデータ中継手段と、
    前記監視対象設備が設置された施設における停電の発生を検出する停電発生検出手段と、
    前記停電発生検出手段によって停電の発生を検出したときに、前記送信装置へ停電が発生したことを通知するための停電通知信号を送信する停電通知信号送信手段とを備え、
    前記送信装置は、
    前記中継装置から前記温湿度情報または前記停電通知信号を受信すると、受信した情報を前記監視装置へ送信する情報送信手段を備え、
    前記監視装置は、
    前記送信装置から受信した前記温湿度情報または前記停電通知信号に基づいて、前記監視対象設備における温度の異常、前記温湿度センサーのバッテリー残量の異常、または前記監視対象設備が設置された施設における停電の発生を検出したときに、ユーザへの通知が必要な異常が発生したと判定する異常発生判定手段と、
    前記異常発生判定手段によって異常が発生したと判定されたときに、あらかじめ登録された通知先へ異常の発生を通知する通知手段とを備え、
    前記通知先端末は、
    前記監視装置から通知された通知情報を出力する通知情報出力手段を備えることを特徴とする温湿度監視システム。
  2. 請求項に記載の温湿度監視システムにおいて、
    前記異常発生判定手段は、前記温度検出手段によって検出された前記監視対象設備の温度があらかじめ設定された閾値以上である場合に、前記監視対象設備の温度に異常が発生したと判定することを特徴とする温湿度監視システム。
  3. 請求項またはに記載の温湿度監視システムにおいて、
    前記異常発生判定手段は、前記バッテリー残量検出手段によって検出された前記温湿度センサーのバッテリー残量があらかじめ設定された閾値以下である場合に、前記温湿度センサーのバッテリー残量に異常が発生したと判定することを特徴とする温湿度監視システム。
  4. 請求項のいずれか一項に記載の温湿度監視システムにおいて、
    前記中継装置は、
    前記監視対象設備が設置されている施設における停電からの復旧を検出する停電復旧検出手段と、
    前記停電復旧検出手段によって停電からの復旧を検出したときに、前記送信装置へ停電が復旧したことを通知するための復電通知信号を送信する復電通知信号送信手段とをさらに備え、
    前記送信装置では、前記情報送信手段は、前記中継装置から前記復電通知信号を受信すると、受信した情報を前記監視装置へ送信し、
    前記監視装置では、前記通知手段は、前記送信装置から前記復電通知信号を受信した場合には、あらかじめ登録された通知先へ停電からの復旧を通知することを特徴とする温湿度監視システム。
  5. 請求項のいずれか一項に記載の温湿度監視システムにおいて、
    前記中継装置は、前記監視対象設備が設置された施設内のコンセントに接続されてAC電源から電力を得て動作し、
    前記停電発生検出手段は、AC電源から電力が供給されなくなった場合に前記監視対象設備が設置された施設における停電の発生を検出することを特徴とする温湿度監視システム。
  6. 請求項に記載の温湿度監視システムにおいて、
    前記中継装置は、
    前記停電発生検出手段によってAC電源から電力が供給されなくなった場合には、電力供給元をAC電源からバックアップバッテリーに切り替える電力供給元切替手段をさらに備えることを特徴とする温湿度監視システム。
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