JP6845210B2 - ルミネセント材料およびそれを用いた表示機能を有する電子デバイス - Google Patents

ルミネセント材料およびそれを用いた表示機能を有する電子デバイス Download PDF

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Description

本開示は、ルミネセント材料および表示機能を有する電子デバイスに関する。
量子ドットは、良好な光吸収性およびルミネセンス性質を有する材料の一種である。量子ドットは、狭いFWHM(半値全幅)、高いルミネセンス効率およびかなり広い吸収スペクトルを有しうるので、高い色純度および彩度を与えうる。近年、表示装置や表示機能を有する他の電子デバイスに量子ドットが適用されている。しかしながら、量子ドットおよび/またはそれらの応用の様々な観点での改良が続けられている。例えば、特許文献1には、量子ドットの発光効率の悪さを解消するのに適した発光材料が開示されている。これは、量子ドットを多孔質コアに均一に分布させることによって達成される。しかしながら、特許文献1には、高輝度条件下での色度シフトが大きいという問題に対する解決策に関するものではない。そのため、量子ドットを用いた、低色度シフトで高輝度のルミネセント材料の提供が望まれている。
台湾特許出願公開第201742910号明細書
本開示は、ルミネセント材料および表示機能を有する電子デバイスに関する。本開示の実施形態によるルミネセント材料は、低色度シフトで高い輝度を提供する。
いくつかの実施形態では、ルミネセント材料が提供される。ルミネセント材料は、不規則形状の粒子を含む。不規則形状の粒子は、不規則形状のコアと量子ドットとを含む。量子ドットはコア上に分布している。
いくつかの実施形態では、表示機能を有する電子デバイスが提供される。電子デバイスは、実施形態によるルミネセント材料を含む。電子デバイスはテレビ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルフォトフレーム、携帯電話、ラップトップ、コンピュータモニター、音楽プレーヤ、ビデオゲームコンソール、カーモニター、スマートウォッチ、またはVRメガネである。
図1は、実施形態に係るルミネセント材料を示す。 図2Aおよび2Bは、実施形態に係るルミネセント材料のSEM写真である。 図3Aは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。 図3Bは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。 図3Cは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。 図3Dは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。 図3Eは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。 図3Fは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。 図3Gは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。 図3Hは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。 図3Iは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。 図3Jは、実施形態に係るルミネセント材料を用いた電子デバイスを示す。
以下の詳細な説明では、説明の目的で、開示された実施形態および実施態様の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が述べられている。しかしながら、これらの具体的な詳細がなくても1つまたは複数の実施形態または実施態様を実施できることが明らかであろう。他の例では、図面を簡略化するために周知の構造およびデバイスが概略的に示されている。
本開示は、添付の図面を参照して以下により完全に説明される。実施形態の例示および添付の図面は、限定目的ではなく例示目的で提供されていることを理解されたい。例えば、明確にするために、図中の構成要素の相対的なサイズおよび構成は、現実に沿って描かれていないことがある。当技術分野で知られている代替物を使用すること、またはいくつかの要素もしくは構造を追加または削除することなど、本開示の範囲を逸脱することなく、材料およびそれらの比率、要素、および/またはデバイスの選択を修正することも可能である。さらに、一つの実施形態または実施態様の要素および特徴は、さらに詳述することなく別の実施形態または実施態様に有益に組み込まれ得ることが企図される。
図1は実施形態によるルミネセント材料を示す。ルミネセント材料は、不規則形状の粒子100を含む。粒子100は、不規則形状のコア110と量子ドット120とを含む。量子ドット120はコア110の表面上に分布する。いくつかの実施形態では、図1に示すように、各粒子100はさらに封止層130を含む。封止層130はコア110を封止する。このような実施形態では、コア110の表面に分布する量子ドット120は、コア110と封止層130との間に配置されている。粒子100、コア110、量子ドット120、および封止層130についての説明は、以下の文脈で提供される。
本明細書では、不規則形状の粒子(不規則粒子とも呼ばれる)について、長軸D10は、粒子の重心を通り、粒子輪郭面S10の両端を結ぶ最長の線分として定義され、短軸D20は、粒子の重心を通り、粒子輪郭面S10の両端を結ぶ最短の線分として定義され、平均粒径は、粒子の重心を通り、粒子輪郭面S10の両端を結ぶ2度間隔の線分の平均値である。三次元構造の測定が困難であるため、上で定義された長軸、短軸、および平均粒径は、二次元平面上での測定に基づいており、前記重心は、二次元平面上で測定された幾何学的中心である。例えば、観察に走査型電子顕微鏡(SEM)を用いることができ、画面上または写真中に示される長軸、短軸および平均粒径を分析することができる。したがって、長軸と短軸との比の具体的な範囲、および複数の粒子100などの不規則な粒子の平均粒径の具体的な範囲は、このような定義の下で決定することができる。
具体的には、いくつかの実施形態では、不規則粒子の長軸と短軸の比は粒子100に似ており、複数の前記粒子の比の平均値は1.30〜20.00であり、例えば、1.40〜18.00、1.50〜15.00、2.00〜12.00、および2.50〜10.00である。いくつかの実施形態では、不規則粒子の長軸と短軸の前記比の標準偏差は、0.10〜9.00、例えば、0.15〜8.00、および0.20〜7.00であり得る。いくつかの実施形態では、不規則粒子の長軸と短軸の前記比の差(最大と最小の間)は、0.20〜30.00、例えば1.50〜28.00、および3.00〜25.00であり得る。
例えば、図2A及び図2Bは、実施形態によるルミネセント材料のSEM写真を示し、図2Aでは、不規則形状の特定の粒子が示されており、図2Bでは、さらにその重心(三角印)、長軸(D10線分)、短軸(D20線分)が指定されている。図2Bにおいて、重心が三角印で示される不規則粒子は、約790.5nmの長軸D10、約121.6nmの短軸D20、および約6.50の長軸と短軸の比を有する。サイズのこれらの値はすべて上記の範囲内にある。いくつかの実施形態では、不規則粒子の平均粒径は144.6nmから400.0nmであり、20個を超える粒子の平均粒径から計算される平均粒径は約263nmであり得る。
本開示では、不規則形状の粒子が使用される。前記不規則形状は、二次元平面上に非周期的な輪郭を有する粒子形状を意味し、これは、輪郭が各幾何学形状を容易に認識することができる当該技術分野において一般に知られるいかなる幾何学形状を繰り返すことによって構成されないことを意味する。前記幾何学的形状は、円形、楕円形、長方形、正方形、菱形、三角形、台形などを含むが、これらに限定されない。前記不規則形状としては、円形、楕円形、長方形、正方形、菱形、三角形、台形などからなる群から選択される1つ以上の要素によって構成されていない二次元平面上の輪郭が好ましい。
コア110の材料はポリマーとすることができ、好適なポリマーとしては、有機ポリマー、無機ポリマー、水溶性ポリマー、有機溶媒溶性ポリマー、バイオポリマー、および合成ポリマーが挙げられ、限定されないが、例としては、ポリシロキサン、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアクリルアミド、ポリオレフィン、ポリアセチレン、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリ(ビニリデンフルオリド)、ポリ(ビニルクロリド)、エチレンビニルアセテート、ポリエチレンテレフタレート、ポリウレタン、および/またはセルロースポリマーが挙げられる。コア110の材料は、ポリマー以外の無機媒体であってもよく、限定されないが、例としては、シリカゲル、ベントナイト、ガラス、石英、カオリン、二酸化ケイ素(SiO2)、酸化アルミニウム、および酸化亜鉛が挙げられる。いくつかの実施形態では、コア110にはヒュームドシリカが好ましい。ヒュームドシリカは複数の一次粒子の凝集体であってもよく、ここで、図1に示すように各凝集体の一次粒子は実質的に組み合わされており、分離することはできない。コア110は、不規則形状のコアであり得る。前記不規則形状は、二次元平面上に非周期的な輪郭を有するコア形状を意味し、これは、輪郭が各幾何学形状を容易に認識することができる当該技術分野において一般的に知られるいかなる繰り返し幾何学形状によっても構成されないことを意味する。前記幾何学的形状は、円形、楕円形、長方形、正方形、菱形、三角形、台形などを含むが、これらに限定されない。前記不規則形状としては、円形、楕円形、長方形、正方形、菱形、三角形、台形などからなる群から選択される1つ以上の要素によって構成されていない二次元平面上の輪郭が好ましい。
いくつかの実施形態では、不規則形状のコア110の長軸と短軸の比は、1.30から20.00、例えば1.40から18.00、および1.50から15.00であってもよい。ここで、不規則形状のコア110について、長軸はコア110の重心を通りコア110の輪郭面の両端を結ぶ最長の線分として定義され、短軸はコア110の重心を通り、コア110の輪郭面の両端を結ぶ最短の線分として定義される。
いくつかの実施形態では、コア110は疎水性でありうる。例えば、コア110は、炭素数3〜20のアルキル基(C3−C20アルキル基)、炭素数3〜18のアルキル基(C3−C18アルキル基)、または炭素数3〜16のアルキル基(C3−C16アルキル基)を有しうる。上記疎水性はこのようなアルキル基から提供される。いくつかの実施形態では、アルキル基は、親水性シラノール基を有する凝集体の表面を有機シランを用いて変性(表面処理)することにより凝集体の表面上にグラフトされ、コア110を形成する。かかる実施形態では、コア110は表面に、化学式1に示す末端官能基を有する:
式中、R1は−OCH3であり、R2は−OCH3であり、R3は、C3−C20アルキル基、例えば、C3−C18アルキル基またはC3−C16アルキル基である。それに対応して、変性のための有機シランは、C3−C20アルキル基を有する有機シラン、例えば、C3−C18アルキル基を有する有機シランおよびC3−C16アルキル基を有する有機シランでありうる。例えば、プロピルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、ヘキサデシルトリメトキシシランなどを使用しうる。
いくつかの実施形態によれば、25℃〜800℃の熱重量分析計(TGA)を用いた測定によって、コア110の総残留重量は、94%〜100%、例えば95%〜100%、および96〜100%であり得る。コア110の25℃〜800℃のTGAによる総残留重量が上述の範囲であると、コア110の不純物が少なく、機械的強度が高く、耐熱性に優れるため、ルミネセント材料全体の信頼性を向上させることができる。
不規則コア110は、量子ドット120が互いに近すぎるという条件に起因し得る、ルミネセンス性質の損失を防ぐために、量子ドット120間に適切な距離を提供することができる。特に、量子ドット120の吸着量が多い条件であっても、量子ドット120同士を適当な距離で離間させることができ、これにより、ルミネセンス性質の損失、輝度の低下、色度の大幅なシフトなどの量子ドット120同士の不十分な距離から生じる問題を防ぐことができる。いくつかの実施形態では、コア110の比表面積は100m2/g〜1000m2/gであり得る。
量子ドット120は、シリコンベースのナノ結晶、第12〜16族の半導体ナノ結晶、第13〜15族の半導体ナノ結晶、第14〜16族の半導体ナノ結晶、ペロブスカイト型ナノ結晶などであり得る。第12〜16族半導体ナノ結晶の場合、第12族元素はZn、Cd、および/またはHgであり得、第16族元素はO、S、Se、および/またはTeであり得、第12〜16族化合物としては、限定されないが、CdO、CdS、CdSe、CdTe、ZnO、ZnS、ZnSe、ZnTe、HgO、HgS、HgSe、HgTe、CdSeS、CdSeTe、CdSTe、ZnSeS、ZnSeTe、ZnSTe、HgSeS、HgSeTe、HgSTe、CdZnS、CdZnSe、CdZnTe、CdHgS、CdHgSe、CdHgTe、HgZnS、HgZnSe、HgZnTe、CdZnSeS、CdZnSeTe、CdZnSTe、CdHgSeS、CdHgSeTe、CdHgSTe、HgZnSeS、HgZnSeTe、および/またはHgZnSTeでありうる。13〜15族半導体ナノ結晶の場合、13族元素はAl、Ga、および/またはInであり得、15族元素はN、P、および/またはAsであり得、第13〜15族化合物としては、限定されないが、GaN、GaP、GaAs、AlN、AlP、AlAs、InN、InP、InAs、GaNP、GaNAs、GaPAs、AlNP、AlNAs、AlPAs、InNP、InNAs、InPAs、GaAlNP、GaAlNAs、GaAlPAs、GaInNP、GaInNAs、GaInPAs、InAlNP、InAlNAs、InCuSe、および/またはInAlPAsでありうる。第14〜16族半導体ナノ結晶では、第14族元素はSnおよび/またはPbであり、第16族元素はS、Se、および/またはTeであり得、第14〜16族化合物としては、限定されないが、SnS、SnSe、SnTe、PbS、PbSe、PbTe、SnSeS、SnSeTe、SnSTe、PbSeS、PbSeTe、PbSTe、SnPbS、SnPbSe、SnPbTe、SnPbSSe、SnPbSeTe、および/またはSnPbSTeでありうる。ペロブスカイト型ナノ結晶の場合、有機金属ハロゲン化物RNH3PbX3または純粋な無機ペロブスカイトCsPbX3を使用することができ、ここでRはCn2n+1、nは1〜10、XはCl、Br、および/またはIであり得、ペロブスカイト化合物としては、限定されないが、CH3NH3PbI3、CH3NH3PbCl3、CH3NH3PbBr3、CH3NH3PbI2Cl、CH3NH3PbICl2、CH3NH3PbI2Br、CH3NH3PbIBr2、CH3NH3PbIClBr、CsPbI3、CsPbCl3、CsPbBr3、CsPbI2Cl、CsPbICl2、CsPbI2Br、CsPbIBr2、および/またはCsPbIClBrでありうる。
いくつかの実施形態によれば、量子ドット120は、二元コア、三元コア、四元コアなどの構造を有することができる。いくつかの実施形態によれば、量子ドット120は、コア/シェルまたはコア/マルチシェルの構造を有してもよい。いくつかの実施形態では、量子ドット120はドープすることができ、または分類することができる。いくつかの実施形態において、CdSeコア/ZnSシェル構造を有するナノ粒子が好ましい。
いくつかの実施形態によれば、量子ドット120の表面上の無機原子は、量子ドット120の凝集を抑制し、周囲の電子および化学的環境から量子ドット120を適度に隔離するように、封止剤を使用して表面変性されてもよい。封止剤は有機基であり、ルイス塩基化合物を含むかまたは実質的にルイス塩基化合物からなることができる。封止剤は、単官能または多官能配位子を含む。例えば、封止剤は、トリオクチルホスフィン、トリフェニルホスフィン、トリ−tert−ブチルホスフィンなどのホスフィン、トリオクチルホスフィンオキシド、トリフェニルホスフィンオキシドなどのホスフィンオキシド、アルキルホスホン酸、セチルアミン、オクチルアミンなどのアルキルアミン、アリールアミン、ピリジン、長鎖脂肪酸、および/またはチオフェンなどであり得るが、これらに限定されない。
量子ドットの平均直径の変化は発光波長の対応する変化をもたらす。したがって、量子ドットから発せられる光のピーク波長は、量子ドットの材料およびサイズにより制御しうる。いくつかの実施形態では、例えば、量子ドット120の平均直径は、1nm〜15nm、または1nm〜10nmなどの1nm〜25nmである。量子ドット120は、赤色光を発する赤色量子ドット、緑色光を発する緑色量子ドット、青色光を発する青色量子ドットを含みうる。いくつかの実施形態では、赤色量子ドットは、4nm〜15nm、5nm〜10nm、または3nm〜25nmの平均直径を有しうる。緑色量子ドットは、3nm〜15nm、4nm〜9nm、または2nm〜20nmの平均直径を有しうる。青色量子ドットは、2nm〜10nm、2nm〜8nm、または1nm〜15nmの平均直径を有しうる。
いくつかの実施形態では、量子ドット120をフォトルミネセンス(PL)により評価したとき、350nm以上かつ量子ドット120から発せられる光の波長未満の波長の光(例えば、390nm〜500nmの波長の光)を量子ドット120に照射した場合、量子ドット120は、例えば、400nm〜700nmのピーク波長および15nm〜60nm、または20nm〜60nmのFWHMを有する光を発する。いくつかの実施形態では、赤色量子ドットは、600nm〜700nm、605nm〜680nm、または610nm〜660nmのピーク波長を有する、かつ15nm〜60nm、または20nm〜60nmのFWHMを有する、光を発する。緑色量子ドットは、500nm〜600nm、510nm〜560nm、または520nm〜550nmのピーク波長を有する、かつ15nm〜60nm、または20nm〜60nmのFWHMを有する、光を発する。青色量子ドットは、400nm〜500nm、430nm〜470nm、または440nm〜460nmのピーク波長を有する、かつ15nm〜60nm、または20nm〜60nmの半値全幅を有する、光を発する。PL分析は、HORIBA社製の定常状態蛍光分光計FluoroMax−3を用いて行うことができるが、それらに限定されない。
いくつかの実施形態によれば、コア110の100重量部に対して、量子ドット120は0.2重量部から50重量部であり得る。この範囲では、色度を大きくシフトさせることなく、量子ドット120の量の増加に対応して前記ルミネセント材料の輝度を安定的に増加させることができる。
封止層130の材料は、ポリマーであればよく、適切なポリマーは、有機ポリマー、無機ポリマー、水溶性ポリマー、有機溶媒溶性ポリマー、バイオポリマー、および合成ポリマー、例えば、限定されないが、ポリシロキサン、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアクリルアミド、ポリオレフィン、ポリアセチレン、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリ(ビニリデンフルオリド)、ポリ(ビニルクロリド)、エチレンビニルアセテート、ポリエチレンテレフタレート、ポリウレタン、およびセルロースポリマーであり得る。封止層130の材料は、ポリマー以外の無機媒体、例えば、限定されないが、シリカゲル、ベントナイト、ガラス、石英、カオリン、二酸化ケイ素(SiO2)、酸化アルミニウム、および/または酸化亜鉛でありうる。いくつかの実施形態では、酸化ケイ素が好ましく、例えば、限定されないが、ポリシロキサン、ガラス、および/またはSiO2である。前記ポリシロキサンは、Ra nSi(ORb4-nのシロキサン化合物の加水分解縮合反応により得られ、ここで、Raは、炭素数6〜15のアリール基であり、Rbは、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは0〜3である。例えば、Raは、フェニル基、トリル基、p−ヒドロキシフェニル基、1−(p−ヒドロキシフェニル)エチル基、2−(p−ヒドロキシフェニル)エチル基、4−ヒドロキシル−5−(p−ヒドロキシフェニルカルボニルオキシ)ペンチル基、またはナフチル基であるが、それらに限定されるものではなく、Rbは、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、またはn−ブチル基であるが、それらに限定されるものではない。いくつかの実施形態では、テトラエトキシシラン(TEOS)からの加水分解縮合反応で得られたポリシロキサンが好ましい。
いくつかの実施形態では、封止層130が量子ドット120を完全にカプセル化できる限り封止層130の厚さが許容される。例えば、封止層130は、0.1nm〜25nmまたは0.5nm〜25nmの厚さを有しうる。以上の範囲内の厚さを有する封止層130は、量子ドット120に十分な保護を提供しつつ、量子ドット120は粒子の表面からの距離が離れすぎる条件による不十分なルミネセンスの減少を回避可能である。いくつかの実施形態では、粒子100のような上記のような粒子の場合、粒子の炭素含有量は、粒子の全重量の100重量%に対して0.50重量%〜11.00重量%である。
いくつかの実施形態のルミネセント材料では、量子ドット120は、光学透明媒体(コア110、封止層130)に組み込まれる。したがって、量子ドット120は、光源と光学的に接続しうる。このように、量子ドット120は、光源から発せられた一次光により励起されて二次光を発する。使用できる光源には、発光ダイオード(LED)、レーザー光源、アーク灯、黒体光源など含まれるが、それらに限定されるものではない。いくつかの実施形態では、デバイス全体から発せられる光の所要の光度および波長は、二次光のみにより達成しうる。いくつかの実施形態では、デバイス全体から発せられる光の所要の光度および波長は、一次光と二次光との適正な色混合により達成しうる。いくつかの実施形態では、光学透明媒体のサイズ、形状、および組成、ならびに光学透明媒体中の各種量子ドットのサイズおよび量を制御することにより、その後の光混合の後、ルミネセント材料は特定の所要の色および光度の光を生成しうる。いくつかの実施形態によると、ルミネセント材料は1つまたはそれ以上の色の量子ドットを含み得る。
いくつかの実施形態のルミネセント材料では、量子ドット120が不規則形状のコア110上に分布しているので、ルミネセント材料の輝度は、非常に高い輝度であっても、高輝度でさえも、色度の大幅なシフトなく、高いレベルに調整することができる。より具体的には、一般的な球状コアと比較して、不規則コア110はより高い比表面積を有する。このように、量子ドット120の吸着量が増加した状態でも、量子ドット120の高分散を維持することができ、量子ドット120同士を適切な距離だけ離間させることができるため、これにより、光の自己吸収の増大、輝度の低下、および色度の大幅なシフトなど、量子ドット120間の距離が不十分であることによる問題を防止することができる。
いくつかの実施形態によれば、ルミネセント材料は、LEDのためのカプセル材料中に適用しうる。使用できるカプセル材料は、エポキシ樹脂、ポリシロキサン樹脂、アクリレート樹脂、ガラスなどでありうるが、それらに限定されるものではない。この類のLEDは、バックライトユニットもしくは他の発光デバイスの発光素子、または、QLED表示デバイスのアレイのピクセルに適用しうる。いくつかの実施形態によると、上記ルミネセント材料は光学フィルム、光学シート、透明管、光学部品、バックライトユニット、色変換材料、光学材料、インク、標識剤などに適用しうる。
いくつかの実施形態によれば、ルミネセント材料は、表示機能を有する電子デバイスのような電子デバイスにさらに適用できる。言い換えると、前記電子デバイスは実施形態のルミネセント材料を含む。表示機能を有する電子デバイスは、図3Aに示されるようなテレビ301、図3Bに示されるようなデジタルカメラ302、図3Cに示されるようなデジタルビデオカメラ303、図3Dに示されるようなデジタルフォトフレーム304、図3Eに示されるようなモバイルフォン305、図3Fに示されるようなラップトップ306、図3Gに示されるようなコンピューターモニター307、図3Hに示されるようなミュージックプレーヤー308、図3Iに示されるようなビデオゲームコンソール309、図3Jに示されるような自動車モニター310、およびスマートウォッチまたはVRメガネのようなウェアラブルデバイスなどでありうる。
実施形態によるルミネセント材料をさらに理解するために、特定の実施形態および比較実施形態を以下の文脈で提供する。
[量子ドット溶液の調製]
[量子ドット溶液(1)]
260mgの酸化カドミウム(CdO)、7020mgの酢酸亜鉛(ZnAc)、および45mgのオレイン酸を三口フラスコに添加し、さらに、140mlのオクタデセン(ODE)を三口フラスコに添加した。120℃の温度の真空環境で溶液を混合して反応を行った。次いで、窒素ガスを三口フラスコに充填し、温度を250℃に上昇させた。次いで、20mlの0.025molのトリオクチルホスフィンセレニド(TOPSe)および1080mgの硫黄(S)を溶液に注入し、溶液を250℃に加熱した。撹拌後、黄緑色懸濁液が形成された。懸濁液を冷却し、300mlのエタノールを用いて懸濁液の沈殿を行った。次いで、遠心分離した沈殿物は緑色量子ドットであり、これは、530nmのピーク波長および40nmのFWHMを有する光を発することが可能である。緑色量子ドットから溶媒を除いた。次いで、緑色量子ドットをn−ヘキサンと混合し、1重量%の緑色量子ドットを有する緑色量子ドット溶液を形成した。これが量子ドット溶液(1)であった。
[コア溶液の作製]
[コア溶液(1)]
まず、1gのヒュームドシリカ(商品名:SIS6960.0、Gelest製)を40gのジメチルスルホキシド中に分散し、変性剤として0.2gのヘキサデシルトリメトキシシランを添加した。混合物を窒素ガスの環境下で溶液を85℃に加熱し、そして72時間撹拌して反応させた。次いで、遠心分離およびエタノールでの3回洗浄後、真空乾燥により溶液の溶媒を除去し、不規則な疎水性ヒュームドシリカを得て、コア(1)として用いた。コア(1)はC16アルキル基を有する不規則コアであった。25℃〜800℃のTGA測定で、コア(1)の総残留重量は、97.7%であった。コア(1)をn−ヘキサンと混合し、5重量%のコアを有するコア溶液を形成した。これがコア溶液(1)であった。
[コア溶液(2)]
まず、1gのヒュームドシリカ(商品名:SIS6960.0、Gelest製)を40gのジメチルスルホキシド中に分散し、変性剤として0.2gのプロピルトリメトキシシランを添加した。混合物を窒素ガスの環境下で85℃に加熱し、そして72時間撹拌して反応させた。遠心分離およびエタノールでの3回洗浄後、真空乾燥により溶媒を除去し、不規則な疎水性ヒュームドシリカを得て、コア(2)として用いた。コア(2)はC3アルキル基を有する不規則コアであった。コア(2)をn−ヘキサンと混合し、5重量%のコアを有するコア溶液を形成した。これがコア溶液(2)であった。
[コア溶液(3)]
平均粒径0.15μmを有し、表面に実質的に孔の開いていない球状の疎水性SiO2をコア(3)として用いた。コア(3)は、小型の規則的な球形の非多孔質コアであった。25℃から800℃のTGA測定により、コア(3)の総残留重量は93.0%であった。コア(3)をn−ヘキサンと混合して、5重量%のコアを有するコア溶液を形成した。これがコア溶液(3)であった。
[コア溶液(4)]
平均粒径40μmを有し、多孔質の球状の疎水性SiO2をコア(4)として用いた。コア(4)は、大型の規則的な球形の多孔質コアであった。コア(4)をn−ヘキサンと混合して、5重量%のコアを有するコア溶液を形成した。これがコア溶液(4)であった。
[実施態様および比較実施態様の準備]
[実施態様1]
まず、0.05gの量子ドット溶液(1)を5gのコア溶液(1)と混合し、混合物を10分間放置した。次いで、10,000rpmで遠心分離を実施し、量子ドットが装着されたコアを得た。量子ドットの吸着量を表1に示す。次いで、量子ドットが装着されたコアを250gのエタノール中に添加し、均一に分散させた。次いで、0.5gのTEOSおよび2.5gの29重量%のアンモニア水(NH4OH)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌した。そのとき、混合物はpH10とpH11との間であった。10,000rpmで遠心分離を行った後、エタノールで3回洗浄し、不規則形状のミクロサイズの粒子を得た。
[実施態様2〜7および比較実施態様1〜13]
実施形態は実施態様1と同様であるが、各実施態様または比較実施態様について、量子ドット溶液(1)をコア溶液(1)〜(4)のうちの1つと表1に記載の比率に基づいて混合するか、またはどのコア溶液とも混合しなかった。
[寸法特性の測定と解析]
実施態様5の不規則粒子をエタノールで分散した。次に、SEMを使用して分散粒子を観察し、ソフトウェアimage−pro Plus 6.0を使用して特定の粒子を選択し、粒子サイズなどの寸法特性を計算した。表2は、これらの粒子のうちの21個の寸法分析の結果を示す。このルミネセント材料の粒子は、長軸と短軸の比率が1.78から14.66であり、長軸の平均値が約503.6nmであり、短軸の平均値が約107.6nmであり、(長軸および短軸の)前記比率の平均値は約6.12であり、前記比率の標準偏差は約3.72であり、前記比率の差(最大値と最小値との間)は約12.88であり、平均粒径の平均値(すなわち、図1に関して段落に記載されている平均サイズ)は、約263.3nmである。
比較実施態様6〜13の球状コアを有する粒子をエタノールで分散した。次に、SEMを使用して分散粒子を観察し、ソフトウェアimage−pro Plus 6.0を使用して特定の粒子を選択し、粒子サイズなどの寸法特性を計算した。球状コアを有するこれらの種類の粒子について、長軸と短軸の比率は1.05〜1.29であった。例えば、球状コアを有する比較実施態様8の粒子に関して、表3は、これらの粒子のうちの21個の寸法分析の結果を示す。球状コアを有するこの種の粒子では、長軸と短軸の比率は1.10から1.29であり、前記比率(長軸と短軸の)の平均値は約1.17であり、前記比率の標準偏差は0.05であり、前記比率の(最大と最小の)差は約0.19である。
[光学特性の測定と解析]
[試料の調製と測定]
実施態様及び比較実施態様の試料に波長455nmの光を照射し、青色フィルターを有するトプコン社製分光放射計SR−3Aを用いて輝度及びNTSC色度座標を測定した。
[炭素含有量の分析]
実施態様1〜7の不規則粒子の炭素含有量を、ELTRA GmbH製の炭素/硫黄分析計CS−800を使用して分析した。
[結果分析]
表4は実施態様及び比較実施態様の試料の輝度および色度座標を示す。これらの試料が発する緑色の光の場合、x座標のシフトはy座標のシフトよりも人間の目に大きな影響を与える。比較実施態様6〜9および比較実施態様10〜13は、不規則ではないコアを用いる条件において、量子ドットの吸着量を多くして輝度を上げると、NTSC色域のx座標が0.02から0.03まで大きくシフトすることを示している。これに対し、実施態様1〜7の結果は、量子ドットの吸着量を50重量%まで増加させても、NTSC色域のx座標のシフトは0.0046程度であり、コア(3)とコア(4)を用いた比較実施態様6〜13のシフトよりも、非常に小さいことがわかる。同時に、輝度は76.7を達成することができる。単に輝度を上げるという用途に加えて、実施態様1〜7は、本開示の実施形態によるルミネセント材料では、量子ドットの吸着量を調整することによって、明らかな色の変化なしに所望の輝度が得られることを示している(吸着量が増加すると輝度が増加する)。コア(2)が異なる修飾子によって修飾されている実施態様3のように、異なるコアが使用される条件であっても、輝度および色度座標に大きな影響はない。また、比較実施態様1〜5は、コアを用いない場合、同じ量の量子ドットを設けても輝度が悪化することを示している。
当業者には明らかなように、開示した実施形態および実施態様に対して様々な修正および変更を加えることができる。明細書および実施例は例示としてのみ考慮されることを意図しており、開示の真の範囲は次の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって示される。
100 粒子
110 コア
120 量子ドット
130 封止層

Claims (3)

  1. ルミネセント材料であって、
    不規則形状の粒子を含み、
    前記不規則形状の粒子は不規則形状のコアと前記コア上に分布する量子ドットとを含み、
    前記不規則形状の粒子の長軸と短軸との比の平均値が2.50〜10.00であり、
    前記不規則形状の粒子の平均粒径が144.6nmから400.0nmである、前記ルミネセント材料。
  2. 前記粒子がさらに前記コアを封止する封止層を含み、
    前記コア上に分布する前記量子ドットが前記コアと前記封止層との間に配置されており、
    前記封止層の厚さは0.5nm〜25nmである、請求項1に記載のルミネセント材料。
  3. 表示機能を有する電子デバイスであって、
    請求項1または2に記載のルミネセント材料を含み、
    前記電子デバイスが、テレビ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルフォトフレーム、モバイルフォン、ラップトップ、コンピューターモニター、ミュージックプレーヤー、ビデオゲームコンソール、自動車モニター、スマートウォッチ、またはVRメガネである、前記電子デバイス。
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