JP6844816B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
本発明は、パチンコ店に損失を与えることなく、遊技者に抽選で当る確率が高いとの期待を抱かせることを目的とする。
該確率示唆手段は、設定手段により確率を高く変更したときは、低く変更したときより示唆を行う日数を長くしたことを特徴とする。
また、示唆が長い日数にわたって行われる場合には、当選確率が高くなったとの期待を持つことができる。
このような構成によれば、設定変更後、一定期間しか設定変更の示唆が行われないため、設定変更の示唆がなされた際の遊技者に対し、当選確率が増加したとの期待を持たせることができる。
このような構成によれば、設定変更の示唆の頻度が高ければ、遊技者は、当選確率が高くなったことを期待する。つまり、設定変更の示唆の頻度に基づき、有利な設定変更がなされたかどうかを推測する楽しみを遊技者に与えることができる。
なお、設定変更がなされていない場合でも、設定変更の示唆を行うようにしても良い。これにより、設定変更がなされていない遊技機での遊技が避けられるのを抑制できる。この場合、設定変更により当選確率が増加した場合の設定変更の示唆の発生頻度P2と、当選確率が低下した場合の示唆の発生頻度P1と、設定変更がなされていない場合の示唆の発生頻度P0は、P2>P0>P1とするのが好適である。
なお、参考発明1においては、設定手段は、予め定められた複数の段階のうち、外部から指定された段階に応じて確率を定め、演出手段は、判定手段により確率が変更されたと判定された場合において、変更前の確率に係る段階と、変更後の確率に係る段階とがX段階以上異なる時と、そうでない時とでは、異なる態様で確率の変更を示唆しても良い。
このような構成によれば、設定変更の示唆の態様により、当選確率を定める段階(以後、確率設定)が大きく変わったか否かを把握できる。このため、遊技者に対し、大幅に確率設定を増加させる設定変更がなされたとの期待を持たせることができる。なお、確率設定を増加させるとは、遊技者に有利になるように確率設定の設定変更を行うことを意味し、確率設定を低下させるとは、遊技者に不利になるように確率設定の設定変更を行うことを意味する。
また、参考発明2においては、設定手段は、予め定められた複数の段階のうち、外部から指定された段階に応じて確率を定め、演出手段は、判定手段により確率が変更されたと判定された場合において、変更前の確率に係る段階と、変更後の確率に係る段階とがX段階以上異なる時と、そうでない時とでは、異なる頻度で確率の変更を示唆しても良い。
一方、設定変更により確率設定が大きく低下した場合にも、確率設定が大きく増加した場合と同様の頻度で設定変更が示唆される。このため、遊技者は、当選確率が高くなったかどうかまでは把握できず、確率設定が大きく低下した遊技機での遊技を避けることはできない。したがって、パチンコ店に損失を与えるのを回避できる。
また、参考発明4においては、設定手段は、予め定められた複数の段階のうち、外部から指定された段階に応じて確率を定め、演出手段は、判定手段により確率が変更されたと判定された場合において、変更前の確率に係る段階と、変更後の確率に係る段階とがX段階以上異なり、且つ、変更後の確率が変更前の確率よりも高い時と、そうでない時とでは、異なる頻度で確率の変更を示唆しても良い。
このような構成によれば、遊技者に最も有利な当選確率にする設定変更が行われた場合
には、通常とは異なる態様で設定変更が示唆される。このため、遊技者に遊技で大勝することへの期待を持たせ、遊技者を喜ばせることができる。
遊技者に最も有利な当選確率にする設定変更が行われるのは、比較的稀であると考えられる。これに対し、参考発明6によれば、このような設定変更が行われた場合には、設定変更の示唆の頻度が通常とは異なるものとなる。このため、設定変更の示唆の頻度に基づき、最も有利な当選確率にする設定変更されたかどうかを遊技者に推測させることができ、遊技者に楽しみを与えることができる。
設定変更後、長期間が経過した時点では、該時点の周辺で当選確率が変化しているわけではなく、このようなタイミングで設定変更の示唆を行うと、興趣を削ぐ恐れがある。つまり、設定変更がなされた後、いつまで経っても設定変更の示唆が行われるとなると、設定変更の示唆を把握した遊技者に対し、当選確率が増加したとの期待を持たせることができなくなる恐れがある。これに対し、上記構成によれば、設定変更後、一定期間しか設定変更の示唆が行われない。このため、設定変更の示唆がなされた際の遊技者に対し、当選確率が増加したとの期待を持たせることができる。
このような構成によれば、設定変更の示唆が行われる期間により、当選確率が高くなったかどうかを把握することができる。このため、遊技者は、継続的に遊技機で遊技を行い、設定変更の示唆がなされるかどうかを把握することで、当選確率を高くする設定変更がなされたかどうかを推測することができる。したがって、遊技者に楽しみを与えることができる。
このような構成によれば、遊技者は、設定変更の示唆が長期にわたって行われる場合には、設定変更により当選確率が高くなったとの期待を持つことができる。このため、遊技者を喜ばせることができる。
このような構成によれば、遊技者は、設定変更の示唆が長期にわたって継続するに従い、設定変更により当選確率が高くなったとの期待を持つことができる。このため、遊技者を喜ばせることができる。
このような構成によれば、遊技者は、設定変更の示唆が長期にわたって継続するに従い
、設定変更により確率設定が増加したとの期待を持つことができる。このため、遊技者を喜ばせることができる。
[第1実施形態]
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、第1実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に構成される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
前枠52の下部には、上皿55と下皿63とが一体に形成されている。また、下皿63の右側には発射ハンドル64が設けられており、該発射ハンドル64を時計回りに操作す
ることにより発射装置が作動し、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
本パチンコ機50は、いわゆるCR機であり、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属されていると共に、上皿55の右側には球貸ボタン57,精算ボタン58,残高表示器59が設けられている。
また、図2に示すように、遊技盤1には、外レール2aと内レール2bとによって囲まれた略円形の遊技領域3が形成されている。遊技領域3には、その中央部にセンターケース5が装着され、センターケース5に向かって左横には、普通図柄作動ゲート13が設置されている。普通図柄作動ゲート13を遊技球が通過すると、普通図柄(普図とも記載)の当否判定に用いられる複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数に基づく当否判定が行なわれる。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普図の当否判定での当選時に、所定の回数にわたり、所定時間の開放が行われる。具体的には、通常の遊技状態であれば、1回の当選により約2.6秒の開放が2回行なわれる。
遊技盤1における向かって右下の領域には、7セグメントの第1特図表示装置9及び第2特図表示装置10と、4個のLEDからなる第1特図保留数表示装置18及び第2特図保留数表示装置19と、2個のLEDからなる普通図柄表示装置7と、4個のLEDからなる普図保留数表示装置8が設置されている。
また、センターケース5には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージ等
が設けられている。
(2)電気的構成について
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80,払出制御装置81,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83のいずれもCPU,ROM,RAM,入力ポート,出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84、電源基板にはCPU,ROM,RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU,ROM,RAM等を設けてもよい。
づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特図表示装置9,第2特図表示装置10,第1特図保留数表示装置18,第2特図保留数表示装置19,普通図柄表示装置7,普図保留数表示装置8の表示を制御する。
また、主制御装置80には、特図の当否判定での当選確率を設定するための設定スイッチ16が接続されている。設定スイッチ16は、遊技盤2の裏側に設けられており、内枠を開放した状態にすると設定スイッチ16の操作が可能となる。つまり、遊技者は、設定スイッチ16を操作することはできず、パチンコ店の店員等が設定スイッチ16を操作可能となっている。設定スイッチ16は、一例として、ディップスイッチ等として構成されていても良い。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。第1実施形態においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出SW21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、第1実施形態では遊技球を払出す構成であるが、入賞等に応じて発生した賞球を
払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
なお、発射制御装置84には、払出制御装置81以外に、発射ハンドル64からの回動量信号、タッチSW28からのタッチ信号、発射停止SW29から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止SW29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67,ジョグダイヤル68が接続されており、遊技者が演出ボタン67,ジョグダイヤル68を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を表示させる。
[動作の説明]
(1)概要について
第1実施形態のパチンコ機50では、第1,第2始動口11,12への入球に起因して抽出された乱数が保留記憶される。そして、保留記憶に係る乱数が読み出され、該乱数に基づき特図の当否判定が行われる。具体的には、当否判定では、該乱数が当否判定用テーブルに登録されている当り値と一致するか否かが判定され、一致する場合には当選となる。そして、特図の当否判定で当選すると、複数ラウンドにわたって大入賞口14を開放する特別遊技が行われる。
また、遊技が行われていない場合には、演出図柄表示装置6には待機画面が表示される。
パチンコ機50は、設定スイッチ16を操作することで、特図の当否判定での当選確率(以後、単に当選確率とも記載)を、n段階(nは2以上の整数)で設定可能となっている。すなわち、主制御装置80のROM等には、設定値1〜設定値nに対応するn種類の当否判定テーブルが記憶されている。より詳しくは、n種類の通常テーブルと、n種類の確変テーブルとが設けられている。そして、設定スイッチ16により指定された設定値に対応する当否判定テーブルを用いて特図の当否判定が行われ、これにより、設定値に応じた当選確率で特図の当否判定に当選する。なお、nの値を3以上としても良い。また、nの値が大きい設定値ほど(或いは、nの値が小さい設定値ほど)、当選確率が大きくなっていても良い。以後、設定スイッチ16により指定される当選確率の段階を、確率設定と記載する。
段階未満の場合と、設定変更後の確率設定が最高値の場合とで、異なる態様で先読み保留図柄が表示される。なお、最高値とは、当選確率が最も高くなり、遊技者に最も有利となる確率設定である。また、Xは2以上の整数であり、一例として、X=2であっても良い。図5は、X=2である場合における、設定変更演出における先読み保留図柄の表示態様を示している。無論、Xの値は、例えば、3,4,5,6等、様々な値にすることができる。また、第1実施形態では、一例として、第1,第2特図に対応して異なる先読み保留図柄が設けられる。
また、設定変更演出は、設定増加,設定低下,設定変化無しの各場合で、異なる頻度で行われても良い。一例として、設定増加の場合には、図柄A〜E,G〜Iを当り図柄とする大当り図柄決定用乱数に係る保留記憶の先読み演出において、設定変更演出が行われても良い(図6)。また、設定変化無しの場合には、図柄A〜C,E,Fを当り図柄とする大当り図柄決定用乱数に係る保留記憶の先読み演出において、設定変更演出が行われても良い。また、設定低下の場合には、図柄A,C,Fを当り図柄とする大当り図柄決定用乱数に係る保留記憶の先読み演出において、設定変更演出が行われても良い。これにより、設定増加の場合には最も高い頻度で設定変更演出を行い、設定低下の場合には最も低い頻度で設定変更演出を行うことができる。無論、設定変更演出は、設定増加,設定低下,設定変化無しの各場合、或いは、これらの場合のうちのいずれか2つで、同じ頻度で行われても良い。
(3)RAMクリア処理について
まず、パチンコ機50の電源投入時に主制御装置80にて行われるRAMクリア処理について説明する(図7)。
パチンコ機50の電源が投入されると、主制御装置80は、電源投入時の初期処理(S100)を行った後、RAMクリアスイッチ17からの検出信号に基づき、RAMクリアスイッチ17がONか否かを判定する(S105)。そして、肯定判定が得られた場合に
は(S105:Yes)、S130に移行し、否定判定が得られた場合には(S105:No)、S110に移行する。
S120では、主制御装置80は、電源復帰時の処理(例えば、サブ統合制御装置83を電源断時の状態に復帰させるためのコマンドの送信等)を行い、S125に移行する。
一方、RAMクリアスイッチ17がONである場合に移行するS130では、主制御装置80は、RAMクリアスイッチ17がOFFになるまで待つ。すなわち、RAMクリアスイッチ17がOFFか否かを判定し、OFFである場合には(S130:Yes)、S135に移行すると共に、OFFでない場合には(S130:No)、再度、S130に移行する。
S140では、主制御装置80は、遊技における各種抽選に用いられる初期値乱数を設定する初期値乱数設定処理を行い、S145に移行する。
S150では、主制御装置80は、各種割込みの設定を行い、S155に移行する。
S155では、主制御装置80は、設定スイッチ16の操作状態に応じて設定変更を行う設定変更処理を実行し、S160に移行する。
(4)設定変更処理について
次に、設定スイッチ16の操作状態に応じて設定変更を行う設定変更処理について説明する(図8)。
る。具体的には、例えば、主制御装置80に対し、演出図柄表示装置6の画面に設けられたタッチパネル等の操作部からの操作信号が入力されるようにしても良い。なお、演出ボタン67やジョグダイヤル68を、該操作部として構成しても良い。また、主制御装置80は、サブ統合制御装置83にコマンドを送信し、演出図柄表示装置6に、設定変更を行うための操作を指示する設定変更画面を表示させても良い。そして、主制御装置80は、設定変更画面の表示中、上記操作部を介して受け付けた操作に応じて設定変更を行っても良い。また、例えば、パチンコ機50に接続された外部装置からの信号が主制御装置80に入力されるよう構成し、主制御装置80にて、該信号に応じて設定変更を行うことも考えられる。
ここで、主制御装置80のRAMには、最新の確率設定を保存する第1保存エリアと、最新の確率設定に変更される直前の確率設定(前回の確率設定)を保存する第2保存エリアとが設けられている。なお、上述した不揮発性の記憶装置に、これらの保存エリアを設けても良い。S210では、主制御装置80は、第1保存エリアに保存されている確率設定を第2保存エリアに保存すると共に、設定スイッチ16により指定された確率設定を第1保存エリアに保存する。以後、このようにして、先に保存されていた確率設定の記憶領域を変更しつつ新たな確率設定を保存することを、シフト記憶と記載する。そして、主制御装置80は、S215に移行する。
S220では、主制御装置80は、増加フラグをセットし、本処理を終了する。
なお、主制御装置80は、各保存エリアに保存されている確率設定と増加フラグとのうちの双方又は一方をサブ統合制御装置83に送信しても良い。一方、サブ統合制御装置83は、受信した確率設定や増加フラグを、RAM、又は、上述した不揮発性の記憶装置に保存しても良い。そして、サブ統合制御装置83は、パチンコ店の店員等により行われる予め定められた操作に応じて、演出図柄表示装置6等に確率設定や増加フラグの内容を表示しても良い。
(5)演出期間設定処理について
次に、設定変更演出を行う期間である演出期間を設定する演出期間設定処理について説明する(図9)。
S305では、主制御装置80は、最新の確率設定と前回の確率設定とに基づき、設定
増加が生じたか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S305:Yes)、S310に移行し、否定判定の場合には(S305:No)、S335に移行する。
S330では、主制御装置80は、設定変更演出の演出期間を一例として6日間とし、本処理を終了する。
一方、S320では、主制御装置80は、設定変更演出の演出期間を一例として4日間とし、本処理を終了する。
これに対し、設定変更がなされていない場合に移行するS340では、主制御装置80は、設定変更演出の演出期間を一例として3日間とし、本処理を終了する。
無論、各演出期間の設定方法は、上述したものに限定されることは無く、演出期間を様々な長さに設定することが考えられる。
また、例えば、設定低下の場合は、設定変化無しの場合よりも、演出期間を長くしても良い。また、例えば、設定低下の場合は、設定増加の場合よりも、演出期間を長くしても良い。また、設定変更後の確率設定が最高値の場合には、他の場合に比べ、演出期間を短くしても良い。
さらに、演出期間を設けず、継続的に設定変更演出を行うようにしても良い。
(6)メインルーチンについて
次に、主制御装置80におけるメインルーチンについて、図10に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S10:No)、S15に処理を移行する。
S15では、主制御装置80は、CPUやI/O等の初期設定を行い、S75に処理を移行する。
そして、主制御装置80は、始動口等といった入賞口への遊技球の入賞を検出する入賞確認処理と(S50),始動口への入賞に起因して特図の当否判定を行う当否判定処理と(S55)、特別遊技を制御する特別遊技処理と(S60)を行う。また、遊技者の不正行為を検出する不正監視処理と(S65)、ホールコンピュータ87等に各種情報を送信する各出力処理と(S70)を実行する。
(7)始動入賞確認処理について
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶の生成等を行う始動入賞確認処理について説明する(図11)。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理(S50)からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S405では、主制御装置80は、入賞が生じた始動口に対応する特図の保留記憶の数が、上限値(一例として4)か否かを判定する。そして、否定判定の場合は(S405:No)、S410に処理を移行し、肯定判定の場合は(S405:Yes)、本処理を終了する。
(8)先読み判定処理について
次に、新たに発生した保留記憶を対象とする先読み演出を行うか否かを決定すると共に、先読み演出において設定変更演出を行うか否かを決定する先読み判定処理について説明する(図12)。なお、本処理は、始動入賞確認処理からコールされる。
数が当否判定で当りとなる値や、予め定められた値等である場合には、先読み演出を行うことを決定しても良い。また、例えば、主制御装置80は、リーチ判定用乱数が図柄演出でリーチ外れとなることを示している場合や、リーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数等に基づき、図柄演出にてスーパーリーチ(当りへの期待度が高いリーチ外れ)が発生することが判明した場合には、先読み演出を行うことを決定しても良い。さらに、主制御装置80は、例えば、これらの場合において乱数を用いた抽選を行い、抽選で当選した場合に、先読み演出を行うことを決定しても良い。主制御装置80は、先読み演出を行うことを決定した場合には(S500:Yes)、S505に移行し、そうでない場合には(S500:No)、本処理を終了する。
S510では、主制御装置80は、主制御装置80に設けられた時計機能により、最後にRAMクリアが実行された時点から、演出期間が経過したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S510:Yes)、S515に移行し、否定判定が得られた場合には(S510:No)、S530に移行する。
また、演出期間を経過したか否かは、時計機能を用いて判定されるが、時計機能は、バックアップ電源を有し、パチンコ機50への電力供給がなされていない時でも動作を継続させるのが好適である。しかし、これに限らず、時計機能へのバックアップ電源を設けず、パチンコ機50への電力供給中しか時計機能が作動しないようにしても良い。この場合、設定変更時点からのパチンコ機50の総稼働時間を電力供給の停止期間を跨いで計測し、総稼働時間が演出期間を超えた時に設定変更演出を終了しても良い。具体的には、設定変更がなされた後、電力供給中の経過時間を時計機能により計測すると共に、パチンコ機50への電力供給が停止する度に、計測した経過時間を、上述した不揮発性の記憶装置に総稼働時間として記憶しても良い。そして、パチンコ機50への電力供給が再開した際に記憶装置から総稼働時間を読み出し、時計機能により計測した経過時間を総稼働時間に加算することで、設定変更時からのパチンコ機50の総稼働時間を計測するようにしても良い。
一方、S515では、主制御装置80は、増加フラグがセットされているか否か(設定増加か否か)を判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S515:Yes)、S520に移行し、否定判定が得られた場合には(S515:No)、S525に処理を移行する。
また、設定変更が生じていない場合や、演出期間が経過している場合に移行するS535では、主制御装置80は、先読み演出を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
次に、保留記憶された大当り決定用乱数により特図の当否判定を行う当否判定処理について説明する(図13〜16)。なお、本処理は、メインルーチンから実行される。
まず、図13に関して、S600では、主制御装置80は、特別電動役物の作動中、すなわち、特別遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S600:Yes)、本処理を終了し、否定判定の場合には(S600:No)、S605に移行する。
S610では、主制御装置80は、特図の確定表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S610:Yes)、図16のS690に移行し、否定判定の場合には(S610:No)、図14のS615に移行する。
S620では、主制御装置80は、第1特図又は第2特図に対応するいずれかの保留記憶を選択すると共に、選択した保留記憶と同じ特図に対応する保留記憶の数をデクリメントする。なお、第1特図に対応する保留記憶と、第2特図に対応する保留記憶が存在する場合には、第1特図に対応する最も古い保留記憶を選択しても良い(つまり、第1特図に対応する保留記憶を優先消化しても良い)。無論、これに限らず、対応する特図の種類に関わりなく、最も古い保留記憶を選択しても良いし、第2特図に対応する最も古い保留記憶を選択しても良い(つまり、第2特図に対応する保留記憶を優先消化しても良い)。そして、選択された保留記憶に係る乱数をバッファに保存し、S625に移行する。
S630では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変モードに対応する当否判定用テーブル(確変テーブル)とに基づき、該保留記憶に対応する特図の当否判定を実行し、該保留記憶を消化する。換言すれば、該大当り判定用乱数が、確変テーブルに登録されている当り値と一致するか否かを判定する。この時、主制御装置80は、最新の確率設定に応じた確変テーブルを使用する。これにより、最新の確率
設定に応じた当選確率で、特図の当否判定に当選する。そして、主制御装置80は、S640に移行する。
S645では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り図柄決定用乱数に基づき当り図柄を決定することで、特別遊技のラウンド数や、特別遊技後に確変モードや時短モードに移行するか否か等を決定する。そして、S650に移行する。
S655では、主制御装置80は、特別遊技のラウンド数、大入賞口の開放パターン、特別遊技に係る演出時間、インターバル時間、及び特別遊技の演出態様等を設定すると共に、特別遊技後に確変モード或いは時短モードになるように、確変フラグや時短フラグの設定状況を特別遊技が終了するまで一旦モードバッファに退避するよう設定し、S670に移行する。
S665では、主制御装置80は、確変モード中に実行可能な特図の当否判定の残り回数を示すカウンタや、時短モード中に実行可能な特図の当否判定の残り回数を示すカウンタの更新等を行い、S670に移行する。
S675では、主制御装置80は、特図の変動表示を開始すると共に、サブ統合制御装置83に対し、特別図柄に対応して変動表示する演出図柄の変動時間等を示す変動開始コマンドを送信することで図柄演出を開始させ、本処理を終了する。
S685では、主制御装置80は、特図の変動表示を終了し、特図の確定図柄を表示させると共に、サブ統合制御装置83に対し演出図柄の確定表示を行わせる図柄確定コマンドを送信し、本処理を終了する。
、特図の確定表示の継続時間が終了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S690:Yes)、S695に移行すると共に、否定判定の場合には(S690:No)、本処理を終了する。
S695では、主制御装置80は、特図の確定表示を終了し、S700に移行する。
S705では、主制御装置80は、確変モードであることを示す確変フラグを参照すると共に、確変フラグが1である場合には確変フラグをクリアし(S710)、その後、S715に移行する。
そして、主制御装置80は、条件装置作動開始処理(S725),役物連続作動装置作動開始処理(S730),大当り開始演出処理(S735)を順次実行することで、特別遊技の態様を示すコマンドや、特別遊技の開始を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信する等して特別遊技を開始し、本処理を終了する。
S770では、主制御装置80は、状態指定コマンド送信処理を実行し、本処理を終了する。
次に、特別遊技の進行を制御する特別遊技処理について説明する(図17〜19)。なお、本処理はメインルーチンから実行される。
S800では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、特別遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S800:Yes)、S805に移行し、否定判定の場合には(S800:No)、本処理を終了する。
S810では、主制御装置80は、特別遊技における各ラウンドのインターバル中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S810:Yes)、図18のS850に移行すると共に、否定判定の場合には(S810:No)、S815に移行する。
S820では、主制御装置80は、特別遊技における開始演出時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S820:Yes)、S825に移行すると共に、否定判定の場合には(S820:No)、本処理を終了する。
続いて図18に関して、大入賞口14の開放中に移行するS830では、主制御装置80は、大入賞口14に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S830:Yes)、S840に移行すると共に、否定判定の場合には(S830:No)、S835に移行する。
S840では、主制御装置80は、大入賞口14を閉鎖させる大入賞口閉鎖処理を実行し、S845に移行する。
一方、各ラウンドのインターバル中に移行するS850では、主制御装置80は、特別遊技のインターバル時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S850:Yes)、S855に移行すると共に、否定判定の場合には(S850:No)、本処理を終了する。
S860では、主制御装置80は、特別遊技を終了させる際の演出を行う大当り終了演出処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図19に関して、特別遊技の終了演出中に移行するS870では、主制御装置80は、該終了演出の時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S870:Yes)、S875に移行すると共に、否定判定の場合には(S870:No)、本処理を終了する。
S885では、主制御装置80は、特別遊技後に確変モードに移行するか否かを判定し、肯定判定の場合には(S885:Yes)、確変モード中に実行可能な特図の当否判定の回数(確変回数)を設定すると共に(S890)、確変フラグをセットし(S895)、S900に移行する。
S915,S920では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、特別遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドを送信する処理と、状態指定コマンド送信
処理とを実行し、本処理を終了する。
第1実施形態のパチンコ機50によれば、特図の当否判定での当選確率の設定変更がなされたことが示唆されるため、遊技者に対し、当選確率が高くなったとの期待感を持たせることができる。一方、設定変更を示唆するのみなので、遊技者は、当選確率が高くなったか低くなったかまでは把握できず、遊技者に不利な設定変更がなされた遊技機での遊技を避けることはできない。したがって、パチンコ店に損失を与えることなく、遊技者に特図の当否判定での当選確率が高いとの期待を抱かせることができる。
次に、第2実施形態のパチンコ機50について説明する。第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
以下では、これらの相違点について詳しく説明する。
(1)設定変更処理について
まず、第2実施形態の設定変更処理について説明する(図20)。
S1005では、主制御装置80は、変更フラグに0を設定し、本処理を終了する。
S1015では、主制御装置80は、最新の確率設定と前回の確率設定とを比較し、設定増加となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S1015:Yes)、S1020に移行し、否定判定の場合には(S1015:No)、S1025に移行する。
S1025では、主制御装置80は、変更フラグに1を設定し、本処理を終了する。
なお、第1実施形態と同様、主制御装置80からサブ統合制御装置83に対し確率設定や増加フラグを送信し、パチンコ店の店員等により行われる予め定められた操作に応じて、演出図柄表示装置6等にて確率設定や増加フラグの内容を表示するようにしても良い。また、第1実施形態と同様、主制御装置80は、確率設定や増加フラグを、ホールコンピュータ87等の外部装置に送信しても良い。
次に、第2実施形態の先読み判定処理について説明する(図21)。
S1100では、主制御装置80は、第1実施形態の先読み判定処理のS500と同様にして、先読み演出を行うか否かを決定する。そして、主制御装置80は、先読み演出を行うことを決定した場合には(S1100:Yes)、S1105に移行し、そうでない場合には(S1100:No)、本処理を終了する。
S1130では、主制御装置80は、変更フラグをクリアすると共に、先読み演出を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S1135)、本処理を終了する。
S1115〜S1125では、S520,S525と同様、主制御装置80は、抽選に当選すると設定変更演出を行うことを決定する。なお、一例として、S1115での抽選(設定変化無しの場合の抽選)の当選確率P0は、40%であり、S1120での抽選(設定増加の場合の抽選)の当選確率P2は、65%であり、S1125での抽選(設定低下の場合の抽選)の当選確率P1は、20%であっても良い。無論、各場合の当選確率はこれに限らず、P2>P0>P1となっていれば良い。また、各場合の当選確率の大小関係は、これに限らず、例えば、P2>P1>P0となっていても良い。また、例えば、P0=0、つまり、設定変化無しの場合には、設定変更演出を行わない構成としても良い。
なお、第2実施形態の先読み判定処理もまた、第1実施形態と同様、様々なタイミングで、様々な保留記憶を対象として実行することができる。
パチンコ機50にて遊技が行われていない状態が予め定められた時間にわたって継続した場合等には、主制御装置80は、待機状態に移行し、サブ統合制御装置83に対し待機画面の表示を指示する。サブ統合制御装置83は、該指示に応じて図柄表示装置6に待機画面を表示するが、待機画面においても設定変更演出が行われる。なお、図22の画面1200は、待機画面の一例を示している。
また、設定変更演出は、待機状態中、遊技者がパチンコ機50の前に座っている場合(在席状態)に行われても良い。具体的には、例えば、待機状態中、何者かが発射ハンドル64に触っている場合には、在席状態とみなしても良い。この場合には、主制御装置80は、発射ハンドル64からのタッチ信号を発射制御装置84及び払出制御装置81を介して取得し、タッチ信号に基づき在席状態か否かを判定しても良い。
主制御装置80は、在席状態であるか否かを示すコマンドを、サブ統合制御装置83に送信しても良い。そして、サブ統合制御装置83は、該コマンドに基づき在席状態であるか否かを把握し、在席状態である場合には、設定変更演出を行っても良い。
また、待機画面における設定変更演出は、先読み演出での設定変更演出と同様、設定変更による設定差に応じた態様で行われても良く、さらに、設定差が同一であれば、設定増加の場合と設定低下の場合とにおいて、同一、又は、略同一の態様で行われても良い。
次に、第2実施形態の待機画面表示処理について説明する(図23)。本処理は、メインルーチンからコールされる。
S1300では、主制御装置80は、待機状態に移行するか否かを判定する。具体的には、例えば、主制御装置80は、遊技盤のアウト口等に設けられた検出スイッチからの信号に基づき、遊技球の発射の有無を判定しても良い。そして、遊技球が発射されていない状態が予め定められた期間にわたって継続した場合には、待機状態に移行すると判定しても良い。また、例えば、主制御装置80は、タッチ信号に基づき、遊技者が発射ハンドル64に触れているか否かを判定し、発射ハンドル64に触れていない状態が予め定められた期間にわたって継続すると、待機状態に移行すると判定しても良い。主制御装置80は、待機状態に移行する場合には(S1300:Yes)、S1305に移行し、移行しない場合には(S1300:No)、本処理を終了する。
S1330では、主制御装置80は、変更フラグをクリアすると共に、通常の待機画面の表示を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S1335)、本処理を終了する。
設定増加の場合)には、S1320に、変更フラグが1の場合(設定低下の場合)には、S1325に移行する。
S1315〜S1325では、S1115〜S1125と同様、主制御装置80は、抽選に当選すると設定変更演出を行うことを決定する。なお、一例として、S1315での抽選(設定変化無しの場合の抽選)の当選確率P0は、35%であり、S1320での抽選(設定増加の場合の抽選)の当選確率P2は、70%であり、S1325での抽選(設定低下の場合の抽選)の当選確率P1は、25%であっても良い。無論、各場合の当選確率はこれに限らず、P2>P0>P1となっていれば良い。また、各場合の当選確率の大小関係は、これに限らず、例えば、P2>P1>P0となっていても良い。また、例えば、P0=0、つまり、設定変化無しの場合には、設定変更演出を行わない構成としても良い。
[効果]
第2実施形態のパチンコ機50によれば、第2実施形態と同様の効果が得られる。
第1,第2実施形態における先読み演出での設定変更演出では、設定変更による設定差がX段階以上の場合と、X段階未満の場合とで、異なる態様で設定変更演出が行われる。なお、一例としてX=2になっている。さらに、設定変更後の確率設定が最高値となった場合には、他の場合とは異なる態様で設定変更演出が行われる。
また、第1実施形態では、先読み演出において、設定増加の場合とそうでない場合とでは、異なる確率(頻度)で設定変更演出が行われる。また、第2実施形態では、先読み演出及び待機画面の表示中において、設定増加の場合と、設定変化無しの場合と、設定低下の場合とでは、異なる確率で設定変更演出が行われる。
ても良い。
さらに、先読み演出や待機画面の表示中において、設定変更による設定差がX段階以上であり、且つ、設定増加の場合(ケースE)と、そうでない場合(ケースF)とで、異なる確率で設定変更演出が行われても良い。なお、ケースEの方が、ケースFよりも高い確率で設定変更演出が行われても良いし、反対に、ケースFの方が、ケースEよりも高い確率で設定変更演出が行われても良い。
なお、X=2としても良い。無論、これに限らず、Xの値は、例えば、3,4,5,6等、様々な値にすることができる。
[他の実施形態]
(1)第1,第2実施形態における保留演出は、演出図柄表示装置6に保留図柄を表示することで行われる。しかしながら、例えば、保留記憶が発生した際に、演出図柄表示装置6の周辺等に設けられたLED等の表示部を該保留記憶に対応して発光させることで、保留演出を行っても良い。
(2)また、第1,第2実施形態において、先読み演出が行われていない状態の保留図柄を、先読み演出での設定変更演出と同様にして変化させることで、設定変更演出を行うことも考えられる。
(3)また、回胴式遊技機においても、第1,第2実施形態のパチンコ機50と同様にして、設定変更が行われたことを示唆する設定変更演出を行っても良い。具体的には、例えば、リールを回転させる際の態様や、演出画面での演出にて設定変更演出を行うことが考えられる。
(5)また、第1,第2実施形態では、RAMクリアが行われた際に設定変更を行う構成となっているが、これに限らず、例えば、電源投入時等に所定の操作が行われた場合や
、待機状態中に所定の操作が行われた場合等に、設定変更処理や演出期間設定処理を行い、設定変更を行う構成としても良い。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
第1,第2実施形態におけるパチンコ機50が遊技機及び弾球遊技機の一例に、演出図柄表示装置6が表示部の一例に、サブ統合制御装置83,演出図柄制御装置82が演出手段の一例に、設定スイッチ16が設定手段の一例に相当する。
また、第1実施形態の設定変更処理のS200,S210が、設定手段の一例に相当し、S200,S210,S215が、判定手段の一例に相当する。また、メインルーチンのS55,S60が、遊技手段の一例に相当する。また、先読み判定処理のS520,S525が、演出手段の一例に相当する。
Claims (2)
- 予め定められた確率で当選する抽選を行い、該抽選に当選すると、遊技者に予め定められた遊技価値を付与する遊技手段と、
前記抽選に関する演出を行い、前記演出において前記抽選の結果を報知する演出手段と、
該演出手段により前記抽選結果を報知する前に、前記抽選結果に対応する演出を行う先読み演出手段と、
電源投入時の所定操作に応じて前記確率を定める設定手段と、
前記設定手段により前記確率が変更されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記確率が変更されたと判定された場合、前記先読み演出手段による演出と共に所定の頻度で前記確率の変更を示唆する確率示唆手段と、を備え、
該確率示唆手段は、前記設定手段により前記確率を高く変更したときは、低く変更したときより前記示唆を行う日数を長くしたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記確率示唆手段は、前記設定手段により前記確率が変更された後、予め定められた期間経過すると前記確率の変更を示唆しないこと、
を特徴とする遊技機。
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