JP6844775B2 - 羽ばたき飛行機 - Google Patents
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Description
はじめに、図1〜4を参照して、本発明の第1実施形態に係る羽ばたき飛行機の主要な構成を説明する。次に、図5〜7を参照して、羽ばたき機構を説明する。そして、図8,9を参照して、ロール軸周りの回動範囲を独立して規制する規制手段の例と規制手段による羽ばたき飛行機の回旋運動について説明する。
図1を参照すると、本発明の第1実施形態に係る羽ばたき飛行機100は、機軸10とこの機軸10のピッチ方向に延出された対向する2枚の翼20,20を備えている。機軸10の飛行方向側に配され、翼20,20のロール軸周りおよびヨー軸周りを回動自在に枢支する枢支部材40と、機軸10に沿ってロール軸方向に設けられて、機軸10に対して近接と遠隔を繰り返す往復運動を行う揺動軸70と、揺動軸70と翼20,20とを結ぶ弾性体リンク80とを備えている。また、図4に詳しく示すように、揺動軸70を往復運動させる駆動部110も備えている。
機軸10は、飛行機の機体に相当する構造体となる長尺の部材である。機軸10には、軽量であるとともに適度な強度、弾性、柔軟性を有した樹脂、竹等の木材、金属、FRP等を適用できる。ただし、機軸10は羽ばたき運動を行う翼20、動力を提供する駆動部110、往復運動を行う揺動軸70を支持することから、これらの運動、負荷に応じた強度、弾性、柔軟性を備えた材料、形状が選択される。
次に、再び図1を参照すると、翼20は、蝶の翅に類似した構成としており、前縁翅脈(しみゃく)22と、側翅脈23と、前縁翅脈22と側翅脈23との間に張られた翼膜21とからなる。
次に図2(A),(B),図3を参照して、枢支部材40を説明する。枢支部材40は、機軸10の前端側に配され、複数の翼20,20のロール軸周りおよびヨー軸周りを回動自在に枢支するものである。
次に図5,6も併せて参照して、弾性体リンク80と羽ばたき運動について説明する。弾性体リンク80は、機軸10や揺動軸70と比べて弾性変化がし易い、樹脂の帯板状部材を適用することができる。弾性体リンク80の一端の帯状の面はリード・ラグ枢支部42に設けられた弾性体リンク結合部45に固着され、他端は揺動軸70の前端側に設けられた弾性体リンク結合部71に固着される。固着は、接着剤による結合、ネジ等による機械的結合等、どのような形態でも良い。
図4を参照すると、駆動部110は、クランク軸を構成するウォームホイール113およびウォームホイール113に動力を伝達するウォーム112と、ウォーム112を回転させるモータ111と、モータ111に電力を供給する電池120と、電力を制御する制御部121と、制御部121とモータ111を電気的に連結するケーブル123とからなる。
次に、対向する翼のフラッピング角度を独立して規制する規制手段について説明する。以下では、枢支部材40のロール枢支部41のロール軸周りの回転を規制する枢支部回動規制部材130の実施例を説明する。しかしながら規制手段は、これらの実施例に限定されることはなく、例えば、ロール枢支部41にエンコーダとステッピングモータを搭載して、指示するフラッピング角度の範囲に制御しても良い。
図8を参照すると、ロール軸方向に回動自在とされたロール枢支部41に係合されているリード・ラグ枢支部42があり、機軸10のヨー軸方向の上面からリード・ラグ枢支部42のヨー軸方向の上面に架けて枢支部回動規制部材130が配されている。
次に、図9を参照して、対向する翼のフラッピング角度を独立して規制する規制手段を適用した制御について説明する。
次に、図10を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図10は、本発明の第2実施形態に係る規制部材の一実施例を説明する斜視図である。本発明の第2実施形態は、対向する翼のフラッピング角度を独立して規制する規制手段に係る実施形態であり、その他の構成については第1実施形態と同じであるため、以下の説明において、第1実施形態と重複する構成については、その説明を省略する。
次に、図11、12を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図11は、本発明の第3実施形態に係る羽ばたき飛行機の主構成を説明する斜視図である。図12は、本発明の第3実施形態に係る動力伝達機構を説明する側面図である。
11・・・枢支部材収容部
12・・・支持体
13・・・ウォームギア支持体
15・・・機軸枢支部材結合ピン孔
20・・・翼
21・・・翼膜
22・・・前縁翅脈(しみゃく)
23・・・側翅脈
24・・・枢支部材結合部
40・・・枢支部材
41・・・ロール枢支部
42・・・リード・ラグ枢支部
43・・・枢支部間結合ピン孔
44・・・翼結合部
45・・・弾性体リンク結合部
46・・・機軸枢支部材結合ピン
47・・・ロールピン孔
48・・・ヨーピン孔
49・・・枢支部間結合ピン
50・・・係合部
51・・・係合収容部
70・・・揺動軸
71、275・・・弾性体リンク結合部
72・・・支点
73・・・ガイド溝
80・・・弾性体リンク
81・・・枢支部材結合部
100,200・・・羽ばたき飛行機
110・・・駆動部
111・・・モータ
112・・・ウォーム
113・・・ウォームホイール
114・・・ガイドピン
120・・・電池
121・・・制御部
122,123・・・ケーブル
130・・・枢支部回動規制部材
141・・・弾性体リンク曲げ規制部材
200・・・駆動部
211・・・モータ
212・・・第1平歯車
213・・・第2平歯車
214・・・モータ支持体
220・・・電池
221・・・制御部
222,223・・・ケーブル
225・・・回転軸
230・・・支点支持体
240・・・ガイド機構
270・・・揺動軸
271・・・ガイド体
COG・・・機体重心
FL,FR・・・翅反力
LOGR・・・右翼重心
LOGL・・・左翼重心
XLR1,2,3・・・リード・ラグ移動長
RM・・・回転モーメント
Claims (6)
- 機軸と該機軸の法線方向に延出された対向する少なくとも2以上の複数の翼と、
前記機軸の延出方向をロール軸、前記法線方向をピッチ軸、該ロール軸および該ピッチ軸と互いに直交する方向をヨー軸とし、該ロール軸の延出する一方を飛行方向としたとき、前記機軸の該飛行方向側に配され、前記複数の翼を該ロール軸周りおよび該ヨー軸周りを回動自在に枢支する枢支部材と、
前記機軸に沿ってロール軸方向に設けられて、前記機軸に対して近接と遠隔を繰り返す往復運動を行う揺動軸と、
前記揺動軸と前記複数の翼とを結ぶ弾性体リンクと、を備え、
前記弾性体リンクが、前記揺動軸に所定の捩り・曲げを加えられて取り付けられ、前記揺動軸の往復運動によって前記複数の翼を揺動させる羽ばたき飛行機において、
対向する前記翼のそれぞれの前記ロール軸周りの回動範囲を独立して規制する規制手段を有し、
前記規制手段が前記弾性体リンクの曲げ量を規制し、
前記弾性体リンクの延在方向中間部に曲げ規制部材が装着される、ことを特徴とする羽ばたき飛行機。 - 前記規制手段が前記枢支部材の前記回動範囲を規制する、ことを特徴とする請求項1に記載の羽ばたき飛行機。
- 前記規制手段が形状記憶合金であり、該記憶形状合金の動作を制御する制御手段を備える、ことを特徴とする請求項1または2に記載の羽ばたき飛行機。
- 前記揺動軸を前記往復運動させる駆動部をさらに備え、
前記駆動部が、
前記揺動軸の前記揺動軸の前記飛行方向の反対側に前記ピッチ軸方向に軸支されたクランク軸と、
一端が前記クランク軸に枢支され、他端が前記機軸に枢支され、前記クランクの回転を前記揺動軸に対する前記機軸の相対回転運動に変換して伝える連接杆と、を備える、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の羽ばたき飛行機。 - 前記揺動軸を前記往復運動させる駆動部をさらに備え、
前記駆動部が、
前記揺動軸の前記飛行方向の反対側に前記ロール軸方向に軸支されたクランク軸と、
一端が前記クランク軸に枢支され、他端が前記機軸に枢支され、前記クランクの回転を前記揺動軸に対する前記機軸の相対回転運動に変換して伝える連接杆と、を備える、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の羽ばたき飛行機。 - 前記クランクを回転させるモータと、
前記モータと前記規制手段への電力を供給する電池と、をさらに備え、
前記制御部が、前記モータと前記規制手段への電力を制御する、ことを特徴とする請求項4または5に記載の羽ばたき飛行機。
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