JP2015174538A - 運動変換機構及びこれを用いた羽ばたき機構 - Google Patents

運動変換機構及びこれを用いた羽ばたき機構 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化・軽量化が容易で消費電力の小さい運動変換機構を提供する。
【解決手段】円柱の一端を斜めに切り欠いた形状を有する2つの回転コマ30a,30bと、少なくとも3本の揺動軸22F、22R、22Lがその周面に突設される略円盤状の揺動コマ32と、前記2つの回転コマと前記揺動コマを収容するための筐体24であって、各前記揺動軸の揺動方向をガイドするための開口部が形成された、筐体と、前記揺動軸を拘束するリンク部材25と、前記リンク部材に連結される翼固定軸と、前記回転コマに回転動力に伝達するための回転動力伝達手段21a、21bとを含み、前記2つの回転コマは、共通の仮想回転軸をもって回転自在に前記筐体に収容され、前記揺動コマは、その上下面が前記2つの回転コマの略楕円状の端面に挟持された状態で各前記揺動軸が各前記開口部から揺動自在に突出するように前記筐体に収容される。
【選択図】図4

Description

本発明は、運動変換機構に関し、より詳細には、回転運動と揺動運動を相互に変換可能な運動変換機構に関する。
従来、2つの翼で鳥のように羽ばたいて飛行する羽ばたき飛行機について種々検討がなされている(例えば、特許文献1)。従来の羽ばたき飛行機が採用する羽ばたき機構には、大きく分けて、モータ回転運動をクランクを介して翼の上下運動に変換して羽ばたきを行なう方法(クランク法)、ピエゾアクチュエータなどの収縮性アクチュエータを使用して羽ばたきを行なう方法(人工筋肉収縮法)、サーボモータを電気的に制御して羽ばたきを行なう方法(サーボモータ制御法)がある。
しかし、クランク法には、大がかりなリンク機構のために大型化・重量化が避けられないという問題があり、人工筋肉収縮法およびサーボモータ制御法には、消費電力が大きいという問題があった。
特開2010−105413号公報
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、小型化・軽量化が容易で消費電力の小さい新規な運動変換機構を提供することを目的とする。
本発明者は、小型化・軽量化が容易で消費電力の小さい新規な運動変換機構につき鋭意検討した結果、以下の構成に想到し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、羽ばたき運動を実現するための羽ばたき機構であって、円柱の一端を斜めに切り欠いた形状を有する2つの回転コマと、少なくとも3本の揺動軸がその周面に突設される略円盤状の揺動コマと、前記2つの回転コマと前記揺動コマを収容するための筐体であって、各前記揺動軸の揺動方向をガイドするための開口部が形成された、筐体と、前記揺動軸を拘束するリンク部材と、前記リンク部材に連結される翼固定軸と、前記回転コマに回転動力に伝達するための回転動力伝達手段と、を含み、前記2つの回転コマは、共通の仮想回転軸をもって回転自在に前記筐体に収容され、前記揺動コマは、その上下面が前記2つの回転コマの略楕円状の端面に挟持された状態で各前記揺動軸が各前記開口部から揺動自在に突出するように前記筐体に収容される、羽ばたき機構が提供される。
上述したように、本発明によれば、小型化・軽量化が容易で消費電力の小さい新規な運動変換機構およびこれを用いた羽ばたき機構が提供される。
本実施形態の羽ばたき機構の斜視図。 本実施形態の羽ばたき機構の三面図。 本実施形態の揺動ユニットの分解図。 揺動ユニットの筐体に収容される回転コマと揺動コマを示す図。 羽ばたき運動時の揺動ユニットの様子を時系列に示す図。 3本の揺動軸の揺動端の振幅の変化と回転コマの回転角度の関係を示す図。 回転コマの変形例を示す図。 羽ばたき運動時の揺動ユニットの様子を時系列に示す図。 リードラグ運動を実現するための開口部を示す図。 羽ばたき運動時の揺動ユニットの様子を時系列に示す図。 フライ・バイ・ワイヤの適用例を示す図。
以下、本発明を図面に示した実施の形態をもって説明するが、本発明は、図面に示した実施の形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
本発明は、回転運動と揺動運動を相互に変換可能な運動変換機構を開示する。本発明の運動変換機構は、その応用範囲を限定するものではないが、羽ばたき飛行機の羽ばたき機構への応用が最も期待される。この場合、本発明は、回転動力手段の回転運動を揺動運動に変換する揺動運動変換機構として観念される。そこで、以下においては、本発明を用いた羽ばたき機構について説明する。
図1は、本発明の揺動運動変換機構を羽ばたき機構として具現化した実施形態である羽ばたき機構100の斜視図を示す。また、図2(a)は、図1の視点Xから見たその正面図を示し、図2(b)は、図1の視点Yから見たその側面図を示し、図2(c)は、図1の視点Zから見たその上面図を示す。以下、図1および図2(以下、図1等という)を適宜参照して、本実施形態の羽ばたき機構100をその外観から説明する。
羽ばたき機構100は、回転動力入力ユニット10と揺動ユニット20を含んで構成されている。回転動力入力ユニット10は、外部から回転動力を入力するためのユニットであり、モータなどとして参照される回転動力手段12から入力された回転動力を揺動ユニット20に伝達するように構成されている。
一方、揺動ユニット20には、3本の揺動軸22L,22R,22Fが揺動自在に支持されており、回転動力入力ユニット10から歯車機構(歯車11,歯車21)を介して伝達される回転動力を利用して3本の揺動軸22L,22R,22Fを揺動するように構成されている。
図1等に示すように、揺動ユニット20においては、その筐体24の正面、裏面および側面のそれぞれに対して、縦長の開口部23L、23Rおよび23Fが形成されており、各開口部から3本の揺動軸22L,22R,22Fが突出する形で設けられている。本実施形態では、3つの開口部23L,23R,23Fは、揺動軸22L,22R,22Fの揺動範囲を制限することで、その揺動方向をガイドする機能を果たす。
3本の揺動軸22L,22R,22Fのぞれぞれの揺動端は、コ状のリンク部材25に固定されている。図1等においては、リンク部材25として3枚の板状部材を組み合わせてなる枠体を示しているが、これはあくまで例示であって、3本の揺動軸22L,22R,22Fのぞれぞれの揺動端を拘束することができるリンクであればどのような形状の部材であってもよい。
さらに、リンク部材25を構成する板状部材(揺動軸22Fが固定された板状部材)に対して、揺動軸22Fの略軸方向の延長線上に伸びる形で翼固定軸26が連結されている。図1等においては、揺動軸22Fと翼固定軸26がリンク部材25を挟んでその軸方向を揃えて連結される態様を示したが、本実施形態においては、揺動軸22Fをリンク部材25に貫通させて翼固定軸26を接続してもよいし、リンク部材25を貫通する揺動軸22Fそれ自体を翼固定軸26としてもよい。さらに、翼27自体を3本の揺動軸の拘束手段として機能させることで、リンク部材25を省略することもできる。具体的には、揺動軸22Lに接続される第1のリンク、揺動軸22Rに接続される第2のリンクおよび揺動軸22Fを直接的に翼27に固定する態様が考えられる。
羽ばたき飛行機において、一組の羽ばたき機構100が飛行本体の進行方向左右に並設され、各羽ばたき機構100の翼固定軸26に対して図1等に示す態様で翼27が取り付けられる。飛行本体内に搭載される回転動力手段12の回転動力が回転動力入力ユニット10を介して揺動ユニット20に入力されると、揺動ユニット20は、入力された回転動力を3本の揺動軸22L,22R,22Fの揺動運動に変換する。
このとき、3本の揺動軸22L,22R,22Fの揺動運動に応じて、翼固定軸26に固定される翼27が、羽ばたき飛行に必要なフラッピング運動とフェザリング運動を同時に行う。ここで、フラッピング運動とは、揚力を得るために必要な翼の上下運動であり、フェザリング運動とは、推力を得るために必要な迎え角可変運動を意味する。
図3は、揺動ユニット20の分解図を示す。揺動ユニット20は、図3(a)に示す状態から、図3(b)に示すように、翼27、翼固定軸26、リンク部材25を順番に取り外した後、図3(c)に示すように、筐体24を左右に分割することによって分解できるように構成されている。揺動ユニット20を分解すると、筐体24の中に収容されていた2つの回転コマ30a,30bと揺動コマ32がその姿を現す。
図4は、筐体24内に収容される2つの回転コマ30(30a,30b)と揺動コマ32を拡大して示す。図4(a)に示すように、回転コマ30は、円柱の一端を斜めに切り欠いた形状を有しており、略楕円状の端面31(31a,31b)と略正円状の端面33(33a,33b)を備え、端面33には回転動力伝達手段として歯車21(21a、21b)が固定されている。なお、本実施形態においては、回転動力の伝達を歯車伝達に限定するものではなく、チェーン伝達やベルト伝達で実現してもよい。
一方、揺動コマ32は、略円盤状(薄い円柱状)を有し、その周面には3本の揺動軸22L,22R,22Fが突設されている。ここで、揺動コマ32においては、図4(b)に示すように、揺動軸22Fが揺動軸22Lおよび揺動軸22Rそれぞれの突設方向に対して略直角をなして突設されている。
本実施形態において、2つの回転コマ30a,30bは、その端面31a,31bが揺動コマ32の上下面を挟持する形で筐体24に収容され、共通の仮想回転軸Rをもって回転自在となるように筐体24に軸支される。このとき、揺動コマ32は、3本の揺動軸22L,22R,22Fを、それぞれ、開口部23L,23R,23Fから突出させた状態で筐体24に収容される。
以上、本実施形態の羽ばたき機構100の構成を説明してきたが、続いて、羽ばたき機構100において回転動力手段の回転運動が揺動運動に変換される態様を説明する。
図5は、羽ばたき運動時の揺動ユニット20の様子を時系列に示す。なお、図5においては、理解の容易のために、筐体24に収容される2つの回転コマ30(30a,30b)と揺動コマ32の動きを専ら示している(以下、図8および図10において同様)。図5に示すように、本実施形態によれば、歯車21(21a、21b)が1回転する間に、揺動軸22Fの揺動端が初期位置から上下方向にそれぞれ一往復し、揺動軸22Lの揺動端が初期位置から下方向に一往復し、揺動軸22Rの揺動端が初期位置から上方向に一往復する。
図6は、3本の揺動軸22(22F、22R、22L)の各揺動端(F、R、L)の振幅の変化と回転コマ30の回転角度の関係を示す。図6に示すように、本実施形態においては、回転コマ30の回転に応じて、揺動端(F)と揺動端(R、L)が90度ずれた位相が揺動する一方で、揺動端(R)と揺動端(L)が180度ずれた位相で揺動する。その結果、3本の揺動軸22L,22R,22Fを拘束するリンク部材25を介して連結される翼27は、フラッピング運動(翼の上下運動)とフェザリング運動(翼の迎角可変運動)を同時に行う。
なお、フラッピング運動における翼の最大振幅角度(フラッピング角度)とフェザリング運動における翼の最大迎角(フェザリング角度)は、回転コマ30の形状によって決まる。すなわち、図7(a)、(b)に示すように、回転コマ30(32a,32b)における端面31(31a,31b)と端面33(33a,33b)のなす角度θが、フラッピング角度とフェザリング角度に一致する。したがって、本実施形態においては、実現したいフラッピング角度およびフェザリング角度に応じて回転コマ30の形状を設計すればよい。
なお、本実施形態においては、動力変換の際の機械損失を最小化するために、揺動コマ32の上下面と回転コマ30(30a,30b)の端面31(31a,31)の間の摩擦抵抗を低減することが好ましい。本実施形態においては、例えば、当接する各面に対してフッ素コーティングなどの表面処理を行ったり、揺動コマ32の表面にエンボス加工を施して接触面積を少なくしたり、揺動コマ32の表面にスラスト軸受のような構造を設けたりすることが考えられる。
以上、本実施形態の羽ばたき機構100によって羽ばたき飛行に必要なフラッピング運動とフェザリング運動が実現されるメカニズムを明らかにしてきたが、次に、羽ばたき飛行に必要なもう一つの運動であるリードラグ運動を実現するための2つの方法について説明する。ここで、リードラグ運動とは、図1に示すように翼を進行方向前後に動かす運動を意味する。
リードラグ運動を実現する第1の方法として、飛行本体の進行方向左右に並設される羽ばたき機構100それ自体を進行方向前後に傾ける方法がある。
具体的には、回転コマ30の回転角度が0〜180度の期間において、揺動ユニット20を進行方向後方に傾けては初期位置に戻し、これに続いて、回転コマ30の回転角度が180〜360度の期間において揺動ユニット20を進行方向前方に傾けては初期位置に戻すという傾き制御を繰り返す。
図8は、第1の方法でリードラグ運動を実現した場合の揺動ユニット20の様子を時系列に示す。図8に示すように、第1の方法によれば、フラッピング運動およびフェザリング運動と同時にリードラグ運動を実現することができる。本実施形態の揺動ユニット20はその構造が非常にシンプルであるため、容易に小型化・軽量化することができるので、第1の方法に適している。
リードラグ運動を実現する第2の方法として、揺動軸22Fの揺動方向をガイドする開口部23Fの形状を略弓状に形成する方法がある。
図9は、リードラグ運動を実現するために揺動ユニット20の筐体24に形成される開口部を示す。第2の方法では、翼固定軸26が固定される揺動軸22Fの揺動方向をガイドするための開口部23Fを、飛行本体の進行方向に対して、図9(b)に示すような態様で略弓状に形成する。また、その余の揺動軸22R,22Lの揺動方向をガイドするための開口部23R,23Lは、図9(a)および(c)に示すような態様で略弓状に形成する。なお、開口部23R,23Lについては、必ずしも略弓状である必要はなく、揺動軸22Fの揺動運動を干渉しない任意の形状であればよい。
図10は、第2の方法でリードラグ運動を実現した場合の揺動ユニット20の様子を時系列に示す。図10に示すように、第2の方法によっても、フラッピング運動およびフェザリング運動と同時にリードラグ運動を実現することができる。
また、従来の羽ばたき機構では、柔軟な素材で作成した翼のしなりによってフェザリング運動を実現していたが、本実施形態によれば、フェザリング運動を機械的に実現できるため、翼の素材選択に制約が無くなり、その分、翼の構造設計に自由度が生まれる。具体的には、ケーブルワイヤを用いた機械的リンクで翼の先端形状を変化させたり、翼内部にアクチュエータを配置してメカトロニクス的に翼の先端形状を変化させたりすることが考えられる。この場合、ケーブルワイヤやアクチュエータを制御するための信号線を飛行本体から翼に配線する必要がある。
この点につき、本実施形態においては、図11に示すように、翼固定軸26と揺動軸22Fと揺動コマ32を貫通する管状の孔28を形成し、この孔28に翼の形状や動きを制御するためのワイヤ(ケーブルワイヤや信号線)を挿管して配線することができる。このようなことが可能になるのは、揺動コマ32の回転部(回転コマ30、揺動コマ32)にシャフトがないためであり、この点で、本実施形態の羽ばたき機構100は、フライ・バイ・ワイヤを構築するのに適している。
以上説明したように、本実施形態の羽ばたき機構100によれば、従来では、一つの運動に対して一つの機構が必要であったところ、羽ばたき飛行に必要な3つの運動(フラッピング・フェザリング・リードラグ)を一つの機構で実現することが可能になる。また、本実施形態の羽ばたき機構100は、小型化・軽量化が容易であり、消費電力も小さく、加えて、加工精度の要請も高くないため、製造コストを低く抑えることができる。
以上、本発明の揺動運動変換機構を羽ばたき機構に基づいて説明してきたが、本発明の揺動運動変換機構は、魚ロボットなどに搭載する水かき機構に応用することもできる。また、本発明の上述した機構は、回転動力手段の回転運動を揺動運動に変換する運動変換機構としてだけではなく、揺動運動を回転運動に変換する運動変換機構としても観念されるものである。揺動運動を回転運動に変換する運動変換機構としての応用例としては、風を受けて揺動する翼状体の揺動運動を回転運動に変換してコイルを回転させる風力発電システムを挙げることができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、揺動コマに対して4本以上の揺動軸とそれに対応する開口部を形成してもよい。その他、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
10…回転動力入力ユニット
11,21…歯車
12…回転動力手段
20…揺動ユニット
22…揺動軸
23 開口部
24…筐体
25…リンク部材
26…翼固定軸
27…翼
30…回転コマ
31,33…回転コマの端面
32…揺動コマ
100…羽ばたき機構

Claims (8)

  1. 羽ばたき運動を実現するための羽ばたき機構であって、
    円柱の一端を斜めに切り欠いた形状を有する2つの回転コマと、
    少なくとも3本の揺動軸がその周面に突設される略円盤状の揺動コマと、
    前記2つの回転コマと前記揺動コマを収容するための筐体であって、各前記揺動軸の揺動方向をガイドするための開口部が形成された、筐体と、
    前記揺動軸を拘束するリンク部材と、
    前記リンク部材に連結される翼固定軸と、
    前記回転コマに回転動力に伝達するための回転動力伝達手段と、
    を含み、
    前記2つの回転コマは、共通の仮想回転軸をもって回転自在に前記筐体に収容され、
    前記揺動コマは、その上下面が前記2つの回転コマの略楕円状の端面に挟持された状態で各前記揺動軸が各前記開口部から揺動自在に突出するように前記筐体に収容される、
    羽ばたき機構。
  2. 前記揺動コマの周面に第1の揺動軸が第2および第3の揺動軸の突設方向に対して略直角をなして突設される、
    請求項1に記載の羽ばたき機構。
  3. 前記翼固定軸は、前記リンク部材に対して前記第1の揺動軸の略軸方向に伸びる形で連結される、請求項2に記載の羽ばたき機構。
  4. 前記翼固定軸と前記第1の揺動軸と前記揺動コマを貫通する管状の孔が形成され、該孔に翼を制御するためのワイヤが配線される、
    請求項2または3に記載の羽ばたき機構。
  5. 前記回転動力伝達手段として各前記回転コマの略正円状の端面に歯車が固定される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の羽ばたき機構。
  6. 前記第1の揺動軸の揺動方向をガイドするための前記開口部が翼のリードラグ運動を実現するように略弓状に形成される、
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の羽ばたき機構。
  7. 回転運動と揺動運動を相互に変換可能な運動変換機構であって、
    円柱の一端を斜めに切り欠いた形状を有する2つの回転コマと、
    少なくとも3本の揺動軸がその周面に突設される略円盤状の揺動コマと、
    前記2つの回転コマと前記揺動コマを収容するための筐体であって、各前記揺動軸の揺動方向をガイドするための開口部が形成された、筐体と、
    外部と前記2つの回転コマの間で回転動力に伝達するための回転動力伝達手段と、
    を含み、
    前記2つの回転コマは、共通の仮想回転軸をもって回転自在に前記筐体に収容され、
    前記揺動コマは、その上下面が前記2つの回転コマの略楕円状の端面に挟持された状態で各前記揺動軸が各前記開口部から揺動自在に突出するように前記筐体に収容される、
    運動変換機構。
  8. 前記揺動コマの周面に第1の揺動軸が第2および第3の揺動軸の突設方向に対して略直角をなして突設される、
    請求項7に記載の運動変換機構。
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