JP6844393B2 - 運転支援制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両の運転を支援する運転支援制御技術に関する。特に、本発明は、自動運転から手動運転への切り替え(ハンドオーバー)を行う際の運転支援制御技術に関する。
特許文献1は、自動運転から手動運転に切り替える際にドライバにかかる負担を軽減する自動運転支援装置を開示している。具体的には、自動運転支援装置は、予め決められた走行区間のうち、道路形状又は道路構造に依存するドライバ負荷が閾値以下となる区間を、切替区間として決定する。そして、自動運転支援装置は、決定した切替区間において、自動運転から手動運転への切り替えを行う。
特許文献2は、自動運転システムを開示している。その自動運転システムは、車両の周辺情報を検出する周辺情報検出部と、検出された周辺情報及び地図情報に基づいて車両の走行計画を生成する走行計画生成部と、生成された走行計画に従って車両の走行を自動的に制御する走行制御部と、を備える。
特開2017−030547号公報 特開2016−099713号公報
本願発明者は、自動運転から手動運転への切り替え(ハンドオーバー)に関して、次のような新たな課題を見出した。それは、ハンドオーバー時にハンドルが急激に動くと、車両挙動が不安定になることである。
例えば、車両が旋回している最中にハンドオーバーが行われる場合を考える。ハンドオーバーの開始までは、自動運転システムが操舵制御を行い、車両を安定的に旋回させる。ハンドオーバーの開始後は、ドライバがハンドルを把持し、操舵操作を行う必要がある。操舵をスムーズに引き継ぐためには、ドライバは、ハンドオーバーの開始タイミングに、自動運転システムと同等の操舵力あるいは保舵力を発生させる必要がある。しかしながら、自動運転システムによる操舵力あるいは保舵力は不明であり、それと同等の力を発生させることは必ずしも容易ではない。従って、ハンドオーバー時にハンドルが急激に動く可能性がある。ハンドルが急激に動くと、車両挙動が不安定となり、好ましくない。
スムーズなハンドオーバーを実現するためには、ハンドオーバー時に、ハンドルが急激に動くことを抑制し、ハンドルの動きを穏やかにすることが望ましい。
本発明の1つの目的は、ハンドオーバー時に、ハンドルが急激に動くことを抑制し、ハンドルの動きを穏やかにすることができる技術を提供することにある。
本発明の1つの観点において、車両に搭載される運転支援制御システムが提供される。
運転支援制御システムは、
前記車両の操舵時、操舵トルクに応じたアシストトルクを発生させる電動パワーステアリング装置と、
前記車両の自動運転及び前記電動パワーステアリング装置の動作を制御する制御装置と
を備える。
前記自動運転から手動運転への切り替え時、前記制御装置は一時的に緩和制御を行う。
前記緩和制御は、
操舵角−操舵トルク特性のヒステリシスの幅が一時的に拡大するように、前記電動パワーステアリング装置による前記アシストトルクを制御するヒステリシス拡大制御と、
前記電動パワーステアリング装置によってダンピング力を発生させるためのダンピング制御量を一時的に増加させるダンピング増加制御と
の少なくとも一方を含む。
本発明によれば、自動運転から手動運転への切り替え(ハンドオーバー)時に緩和制御が一時的に実施される。緩和制御は、ヒステリシス拡大制御とダンピング増加制御の少なくとも一方を含んでいる。
ヒステリシス拡大制御は、操舵角−操舵トルク特性のヒステリシス幅が一時的に拡大するように、電動パワーステアリング装置によるアシストトルクを制御する。ヒステリシス幅が拡大することにより、ハンドルが戻らないように保舵するために必要な保舵力が軽減され、また、保舵状態から更にハンドルを切り込みにくくなる。すなわち、ハンドルが急激に動くことが抑制され、ハンドルの動きが穏やかになる。その結果、車両安定性が向上する。
ダンピング増加制御は、電動パワーステアリング装置によってダンピング力を発生させるためのダンピング制御量を一時的に増加させる。ダンピング制御量が増加することは、粘性抵抗が増加し、ハンドルの回転速度が抑制されることを意味する。すなわち、ハンドルが急激に動くことが抑制され、ハンドルの動きが穏やかになる。その結果、車両安定性が向上する。
本発明の実施の形態におけるハンドオーバーの一例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る車両及び運転支援制御システムの構成を説明するための概略図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムの制御装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムのEPS制御部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムの基本アシストマップを説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムの基本アシストマップによって算出される基本アシスト制御量を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムにおける操舵角−操舵トルク特性を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムの基本アシスト制御量算出部によるヒステリシス制御を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムの基本アシスト制御量算出部によるヒステリシス制御を説明するためのグラフ図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムの基本アシスト制御量算出部によるヒステリシス制御を説明するためのグラフ図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムの基本アシスト制御量算出部によるヒステリシス拡大制御を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムの基本アシスト制御量算出部によるヒステリシス拡大制御の変形例を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムのダンピング制御量算出部によるダンピング制御を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムのダンピングマップによって算出される基本ダンピング制御量を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムのダンピング制御量算出部によるダンピング増加制御を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムのダンピング制御量算出部によるダンピング増加制御の変形例を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御システムによる緩和制御の一例を説明するためのタイミングチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
1.概要
図1は、本実施の形態におけるハンドオーバーの一例を説明するための概念図である。車両1は、自動運転制御を行う自動運転システムを搭載している。ハンドオーバーとは、自動運転から手動運転への切り替えであり、運転主体を自動運転システムからドライバに移すことを意味する。
例えば、図1に示されるように、車両1が旋回している最中にハンドオーバーが行われる場合を考える。ハンドオーバーの開始までは、自動運転システムが操舵制御を行い、車両1を安定的に旋回させる。ハンドオーバーの開始後は、ドライバがハンドルを把持し、操舵操作を行う必要がある。操舵をスムーズに引き継ぐためには、ドライバは、ハンドオーバーの開始タイミングに、自動運転システムと同等の操舵力あるいは保舵力を発生させる必要がある。しかしながら、自動運転システムによる操舵力あるいは保舵力は不明であり、それと同等の力を発生させることは必ずしも容易ではない。従って、ハンドオーバー時にハンドルが急激に動く可能性がある。ハンドルが急激に動くと、車両挙動が不安定となり、好ましくない。
車両1が直進している場合でも、ドライバがハンドルを把持する際に余計な力が加わると、ハンドルが急激に動く可能性がある。この場合も車両挙動が不安定となり、好ましくない。
スムーズなハンドオーバーを実現するためには、ハンドオーバー時に、ハンドルが急激に動くことを抑制し、ハンドルの動きを穏やかにすることが望ましい。本実施の形態によれば、ハンドオーバー時にハンドルの動きを一時的に穏やかにするような運転支援制御が行われる。そのような運転支援制御を、以下「緩和制御」という。本実施の形態に係る緩和制御は、車両1に搭載された運転支援制御システムによって実現される。まず、本実施の形態に係る運転支援制御システムの基本構成について説明する。
2.運転支援制御システムの基本構成
図2は、本実施の形態に係る車両1及び運転支援制御システム10の構成を説明するための概略図である。
車両1は、ハンドル2(ステアリングホイール)、ステアリングシャフト3、ピニオンギア4、ラックバー5、及び車輪6を備えている。ハンドル2は、ドライバが操舵操作を行うために用いる操作部材である。ステアリングシャフト3の一端はハンドル2に連結されており、その他端はピニオンギア4に連結されている。ピニオンギア4は、ラックバー5と噛み合っている。ラックバー5の両端は、タイロッドを介して左右の車輪6(前輪)に連結されている。ハンドル2の回転は、ステアリングシャフト3を介して、ピニオンギア4に伝達される。ピニオンギア4の回転運動はラックバー5の直線運動に変換され、それにより、車輪6の舵角が変化する。
運転支援制御システム10は、車両1に搭載される。この運転支援制御システム10は、EPS(Electric Power Steering;電動パワーステアリング)装置20、操舵角センサ30、操舵トルクセンサ40、車速センサ50、及び制御装置60を備えている。
EPS装置20は、操舵をアシストする装置であり、操舵時に操舵トルクTsに応じたアシストトルクTaを発生させる。より詳細には、EPS装置20は、電動モータを含んでおり、電動モータの回転によりアシストトルクTaを生成する。例えば、電動モータは、変換機構を介してラックバー5に連結している。電動モータのロータが回転すると、変換機構は、その回転運動をラックバー5の直線運動に変換する。このようにして、アシストトルクTaが発生し、車輪6の転舵がアシストされる。このEPS装置20(電動モータ)の動作は、制御装置60によって制御される。制御装置60によるEPS装置20の制御の詳細は、後述される。尚、EPS装置20は、自動運転制御における操舵制御にも利用される。
操舵角センサ30は、ハンドル2の操舵角θsを検出する。操舵角センサ30は、検出した操舵角θsを示す検出情報を制御装置60に出力する。
操舵トルクセンサ40は、ステアリングシャフト3に印加される操舵トルクTsを検出する。操舵トルクセンサ40は、検出した操舵トルクTsを示す検出情報を制御装置60に出力する。
車速センサ50は、車両1の速度である車速Vを検出する。車速センサ50は、検出した車速Vを示す検出情報を制御装置60に出力する。
制御装置60は、プロセッサ、記憶装置、及び入出力インタフェースを備えるマイクロコンピュータである。制御装置60は、ECU(Electronic Control Unit)とも呼ばれる。制御装置60は、入出力インタフェースを通して各種情報を受け取る。そして、制御装置60は、受け取った情報に基づいて車両1の運転制御を行う。特に、本実施の形態において、制御装置60は、車両1の自動運転及びEPS装置20の動作を制御する。
図3は、本実施の形態に係る制御装置60の機能構成を示すブロック図である。制御装置60は、機能ブロックとして、自動運転制御部70及びEPS制御部80を備えている。これら機能ブロックは、制御装置60のプロセッサが記憶装置に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されていてもよい。
自動運転制御部70は、車両1の自動運転制御を行う。自動運転制御の詳細については、ここでは割愛する。この自動運転制御が終了するときに、自動運転から手動運転への切り替え、すなわち、ハンドオーバーが行われる。
EPS制御部80は、EPS装置20の動作を制御する。より詳細には、EPS制御部80は、操舵トルクTs等の検出情報に基づいて、EPS装置20の動作を制御するためのアシスト制御量δaを算出する。アシスト制御量δaは、例えば、EPS装置20の電動モータを駆動するための目標電流指令値を含む。そして、EPS制御部80は、アシスト制御量δaをEPS装置20に出力する。EPS装置20は、アシスト制御量δaに従って電動モータを駆動し、アシストトルクTaを発生させる。
図4は、アシスト制御量δaを算出するためのEPS制御部80の機能構成を示すブロック図である。EPS制御部80は、基本アシスト制御量算出部100、ダンピング制御量算出部200、及び補償制御量算出部300を備えている。
基本アシスト制御量算出部100は、アシスト制御量δaの基本値である基本アシスト制御量δ1を算出する。この基本アシスト制御量δ1は、入力パラメータIN1に基づいて算出される。入力パラメータIN1や基本アシスト制御量算出部100の詳細については、後述される。
ダンピング制御量算出部200は、「ダンピング制御」のためのダンピング制御量δ2を算出する。ダンピング制御は、操舵速度を抑制する方向に作用するダンピング力を発生させるための制御である。ダンピング力は、操舵装置の粘性抵抗を模擬しているとも言える。このダンピング制御によって、操舵速度が抑制され、収斂性が向上する。ダンピング制御量δ2は、EPS装置20によってダンピング力を発生させるための制御量である。このダンピング制御量δ2は、入力パラメータIN2に基づいて算出される。入力パラメータIN2やダンピング制御量算出部200の詳細については、後述される。
補償制御量算出部300は、補償制御のための補償制御量δ3を算出する。補償制御は、アシスト力を補正し、操舵感を向上させるための制御である。
アシスト制御量δaは、基本アシスト制御量δ1とダンピング制御量δ2と補償制御量δ3の和で与えられる(δa=δ1+δ2+δ3)。つまり、EPS制御部80は、基本アシスト制御量δ1とダンピング制御量δ2と補償制御量δ3の和を、アシスト制御量δaとして算出する。
上述の通り、本実施の形態によれば、ハンドオーバー時にハンドルの動きを一時的に穏やかにする「緩和制御」が行われる。この緩和制御は、制御装置60のEPS制御部80によって行われる。すなわち、EPS制御部80は、緩和制御を行い、EPS装置20を通してハンドルの動きを一時的に穏やかにする。この緩和制御において、EPS制御部80は、基本アシスト制御量δ1とダンピング制御量δ2のうち少なくとも一方を調整する。以下、基本アシスト制御量算出部100及びダンピング制御量算出部200のそれぞれについて、詳しく説明する。
3.基本アシスト制御量算出部の詳細及びヒステリシス拡大制御
3−1.基本アシストマップ
まず、図5を参照して、基本アシスト制御量算出部100による基本的な処理について説明する。基本アシスト制御量算出部100は、基本アシストマップ110を用いて基本アシスト制御量δ1を算出する。基本アシストマップ110は、入力トルクTiと基本アシスト制御量δ1との対応関係を規定するマップであり、所望のアシスト特性を考慮して予め作成されている。基本的には、入力トルクTiとして、操舵トルクTsが用いられる。つまり、基本アシスト制御量算出部100は、操舵トルクTsを基本アシストマップ110に対する入力トルクTiとして用い、操舵トルクTsに応じた基本アシスト制御量δ1を算出する。
図6は、基本アシストマップ110によって算出される基本アシスト制御量δ1を示すグラフ図である。横軸は操舵トルクTsを表し、縦軸は基本アシストマップ110を用いて算出される基本アシスト制御量δ1を表している。操舵トルクTsと基本アシスト制御量δ1との関係は、曲線C0で表されている。操舵トルクTsが大きくなるにつれて、基本アシスト制御量δ1も大きくなる。
図7は、操舵角−操舵トルク特性を示すグラフ図である。横軸は操舵トルクTsを表し、縦軸は操舵角θsを表している。周知の通り、ハンドル2を旋回させるときの操舵角θsと操舵トルクTsとの関係、すなわち操舵角−操舵トルク特性は、リサージュ波形で表される。
より詳細には、図7に示されるように、切り込み時と切り戻し時とでは、操舵トルクTsが異なる。ここで、「切り込み」とは、舵角中点から離れる方向の操舵であって、操舵角θsの絶対値を増加させる操舵を意味する。一方、「切り戻し」とは、舵角中点に近づく方向の操舵であって、操舵角θsの絶対値を減少させる操舵を意味する。操舵角−操舵トルク特性のヒステリシス幅は、切り込み時の特性と切り戻し時の特性との間隔に相当する。
また、操舵角θsが一定に保たれる状態は、保舵状態である。旋回中にハンドル2が戻らないように保舵するためには、ドライバはハンドル2に保舵力を加える必要がある。図7中の保舵力Trは、操舵角θsを一定に保つために必要な最小の力、すなわち、ハンドル2が戻らないように保舵するために必要な最小の力を表している。
3−2.ヒステリシス幅の制御
基本アシスト制御量算出部100は、図7で示された操舵角−操舵トルク特性のヒステリシス幅を制御することができる。図8は、そのようなヒステリシス制御の原理を説明するためのブロック図である。ヒステリシス制御では、基本アシストマップ110に入力される入力トルクTiとして、操舵トルクTsそのものではなく、操舵トルクTsをシフト(オフセット)させたものが用いられる。操舵トルクTsのシフト量がシフトトルクΔTsで表されるとき、基本アシストマップ110に入力される入力トルクTiは、次の式(1)で表される。
式(1):
Ti=Ts+ΔTs
つまり、基本アシスト制御量算出部100は、操舵トルクTsとシフトトルクΔTsとの和を、基本アシストマップ110に対する入力トルクTiとして用いる。シフトトルクΔTsを算出するために、基本アシスト制御量算出部100は、シフトトルク算出部120を備えている。図8に示される例では、シフトトルク算出部120は、次の式(2)に従ってシフトトルクΔTsを算出する。
式(2):
シフトトルクΔTs=基本シフトトルクΔT×操舵トルクゲインG1
図8に示される例では、基本シフトトルクΔTは、舵角変化量Δθsの関数として表される。舵角変化量Δθsは、操舵角θsの今回値と前回値との差であり、舵角変化量Δθsの符号(正負)は、切り込みと切り戻しとで逆になる。舵角変化量Δθsの符号が逆になると、基本シフトトルクΔTの符号も逆になる。
また、シフトトルクΔTsが過大になることを防ぐために、基本シフトトルクΔTの絶対値には上限値ΔTmaxが設定される。図8に示される例では、この上限値ΔTmaxは、車速Vの関数として表される。車速Vが高くなるほど、上限値ΔTmaxは大きくなる。
シフトトルク算出部120は、舵角変化量Δθsと車速Vに基づいて、基本シフトトルクΔTを算出する。また、シフトトルク算出部120は、操舵トルクTsに応じた操舵トルクゲインG1を算出する。そして、シフトトルク算出部120は、上記式(2)に従って、シフトトルクΔTsを算出する。算出されるシフトトルクΔTsの符号は、切り込みと切り戻しとで逆になる。
基本アシスト制御量算出部100は、操舵トルクTsとシフトトルクΔTsとの和を入力トルクTiとして算出する。そして、基本アシスト制御量算出部100は、上述の基本アシストマップ110に基づき、入力トルクTiに応じた基本アシスト制御量δ1を算出する。
図9は、シフトトルクΔTsが存在する場合の基本アシスト制御量δ1を示すグラフ図である。既出の図6の場合と同様に、横軸は操舵トルクTsを表し、縦軸は基本アシストマップ110を用いて算出される基本アシスト制御量δ1を表している。
例えば、切り込み時のシフトトルクΔTsは負であり、切り戻し時のシフトトルクΔTsは正であるとする。切り込み時の操舵トルクTsと基本アシスト制御量δ1との関係は、曲線CAで表されている。一方、切り戻し時の操舵トルクTsと基本アシスト制御量δ1との関係は、曲線CBで表されている。図6の場合の曲線C0と比較すると、切り込み時は、負のシフトトルクΔTsに相当する分だけ、基本アシスト制御量δ1は小さくなる。一方、切り戻し時は、正のシフトトルクΔTsに相当する分だけ、基本アシスト制御量δ1は大きくなる。
図9で示されたように基本アシスト制御量δ1が調整されると、EPS装置20によるアシストトルクTaも変化する。具体的には、基本アシスト制御量δ1が小さくなると、アシスト制御量δaも小さくなり、結果としてアシストトルクTaも小さくなる。逆に、基本アシスト制御量δ1が大きくなると、アシスト制御量δaも大きくなり、結果としてアシストトルクTaも大きくなる。すなわち、切り込み時のアシストトルクTaは減少し、切り戻し時のアシストトルクTaは増加する。
図10は、図9で示されたように基本アシスト制御量δ1が調整された場合の操舵角−操舵トルク特性を示すグラフ図である。図10のフォーマットは、既出の図7のフォーマットと同じである。上述の通り、基本アシスト制御量δ1の調整によって、切り込み時のアシストトルクTaは減少し、切り戻し時のアシストトルクTaは増加する。その結果、図10に示される操舵角−操舵トルク特性のヒステリシス幅は、図7で示された場合よりも広くなる。このように、シフトトルクΔTsを用いて基本アシスト制御量δ1を調整することによって、ヒステリシス幅を拡大することが可能となる。
3−3.ハンドオーバー時のヒステリシス拡大制御
本実施の形態によれば、基本アシスト制御量算出部100は、ハンドオーバー時に、上記のヒステリシス制御の原理を利用して、操舵角−操舵トルク特性のヒステリシス幅を一時的に拡大させる。ハンドオーバー時に操舵角−操舵トルク特性のヒステリシス幅を一時的に拡大させる制御を、以下「ヒステリシス拡大制御」と呼ぶ。
図11は、本実施の形態に係るヒステリシス拡大制御を説明するためのブロック図である。自動運転制御を終了させてハンドオーバーを開始するとき、制御装置60の自動運転制御部70(図3参照)は、ハンドオーバーフラグHO(自動運転終了フラグ)を出力する。
シフトトルク算出部120は、ハンドオーバーフラグHOに応答して、シフトトルクΔTsを一時的に増加させる。例えば、シフトトルク算出部120は、基本シフトトルクΔTの上限値ΔTmaxを増加させる。また、シフトトルク算出部120は、操舵トルクゲインG1を増加させる。これにより、シフトトルクΔTsが増加する。シフトトルクΔTsが増加することによって、操舵角−操舵トルク特性のヒステリシス幅が拡大する。
図10に示されるように、ヒステリシス幅の拡大は、保舵領域の拡大を意味する。保舵領域が拡大すると、ドライバは、操舵角θsをより一定に保ちやすくなる。例えば、ドライバは、操舵角θsが一定値にある保舵状態から、ハンドル2を更に切り込みにくくなる。つまり、ハンドル2が急激に動くことが抑制され、ハンドル2の動きが穏やかになる。
また、図10に示されるように、保舵領域が拡大することにより、保舵力Tr(ハンドル2が戻らないように保舵するために必要な最小の力)が軽減される。これは、ドライバがハンドル2を軽く握っていても、ハンドル2が戻りにくくなることを意味する。つまり、ハンドル2が急激に動くことが抑制され、ハンドル2の動きが穏やかになる。
このように、本実施の形態に係るヒステリシス拡大制御によって、EPS装置20によるアシストトルクTaが調整され、操舵角−操舵トルク特性のヒステリシス幅が拡大する。ヒステリシス幅が拡大することによって、ハンドル2が急激に動くことが抑制され、ハンドル2の動きが穏やかになる。その結果、車両安定性が向上する。
尚、基本アシスト制御量算出部100は、ヒステリシス拡大制御を開始した後、時間経過と共に、シフトトルクΔTsの増加幅を徐々に減らし、ヒステリシス幅の拡大幅を徐々に減らしていく。一定時間経過後、ヒステリシス拡大制御は終了し、通常制御に戻る。
3−4.ヒステリシス拡大制御の変形例
道路の曲率が大きくなるにつれ、ドライバがハンドル2に加えるべき操舵力あるいは保舵力は大きくなり、また、車両挙動もより不安定になる。従って、道路の曲率が大きくなるにつれて、ヒステリシス拡大制御の効果を増大させることが考えられる。本変形例では、「ハンドオーバー開始時の道路の曲率」も考慮して、ヒステリシス拡大制御が実施される。
図12は、本実施の形態に係るヒステリシス拡大制御の変形例を説明するためのブロック図である。本変形例では、基本アシスト制御量算出部100に入力される入力パラメータIN1が、更に曲率パラメータCPを含んでいる。
曲率パラメータCPは、ハンドオーバー開始時の道路の曲率を反映したパラメータである。曲率パラメータCPとしては、ハンドオーバー開始時の道路の曲率そのものや、ハンドオーバー開始直前の自動運転制御量(例:目標操舵角、目標操舵トルク)を用いることができる。道路の曲率は、地図情報と車両位置情報に基づいて得られる。車両位置情報は、例えばGPS(Global Positioning System)を利用して取得可能である。あるいは、道路の曲率は、車両1に搭載されているカメラ(図示されない)によって撮像された画像を解析することによって算出することもできる。自動運転制御量は、自動運転制御部70(図3参照)から得られる。
ヒステリシス拡大制御において、シフトトルク算出部120は、曲率パラメータCPも考慮してシフトトルクΔTsを増加させる。具体的には、シフトトルク算出部120は、曲率パラメータCPが大きくなるにつれてシフトトルクΔTsの増加幅を大きくする。例えば、曲率パラメータCPが大きくなるにつれて、基本シフトトルクΔTの上限値ΔTmaxの増加幅が大きくなる。また、曲率パラメータCPが大きくなるにつれて、操舵トルクゲインG1の増加幅が大きくなる。
このように、本変形例によれば、ハンドオーバー開始時の道路の曲率が大きくなるにつれて、シフトトルクΔTsの増加幅がより大きくなり、ヒステリシス幅の拡大幅がより大きくなる。ハンドオーバー開始時の道路の曲率も考慮することによって、ヒステリシス拡大制御がより精密になり、また、車両安定性がより向上する。
4.ダンピング制御量算出部の詳細及びダンピング増加制御
4−1.ダンピング制御
図13は、本実施の形態に係るダンピング制御量算出部200によるダンピング制御を説明するためのブロック図である。
ダンピング制御量算出部200は、ダンピングマップ210を用いて基本ダンピング制御量を算出する。ダンピングマップ210は、操舵角速度dθs/dtと基本ダンピング制御量との対応関係を規定するマップであり、所望のダンピング特性を考慮して予め作成されている。ダンピング制御量算出部200は、ダンピングマップ210を用い、操舵角速度dθs/dtに応じた基本ダンピング制御量を算出する。
図14は、ダンピングマップ210によって算出される基本ダンピング制御量を示すグラフ図である。横軸は操舵角速度dθs/dtを表し、縦軸はダンピングマップ210を用いて算出される基本ダンピング制御量を表している。図14に示されるように、操舵角速度dθs/dtが高くなるにつれて、基本ダンピング制御量は大きくなる。
再度図13を参照して、ダンピング制御量算出部200は、ダンピングマップ210によって得られる基本ダンピング制御量にゲインを掛けることによって、ダンピング制御量δ2を算出する。そのために、ダンピング制御量算出部200は、ゲインを算出するゲイン算出部220を備えている。
図13に示される例では、ゲインは、操舵トルクゲインG2と車速ゲインG3を含んでいる。操舵トルクゲインG2は、操舵トルクTsの関数として表される。車速ゲインG3は、車速Vの関数として表される。ゲイン算出部220は、操舵トルクTs及び車速Vに基づいてゲイン(G2、G3)を算出する。
4−2.ハンドオーバー時のダンピング増加制御
次に、ハンドオーバー時のダンピング制御量算出部200による処理について説明する。ハンドオーバー時、ダンピング制御量算出部200は、ダンピング制御量δ2を一時的に増加させる。ダンピング制御量δ2を一時的に増加させる制御を、以下「ダンピング増加制御」と呼ぶ。
図15は、本実施の形態に係るダンピング制御量算出部200によるダンピング増加制御を説明するためのブロック図である。ゲイン算出部220は、ハンドオーバーフラグHOに応答して、操舵トルクゲインG2及び車速ゲインG3を増加させる。これにより、ダンピング制御量δ2が増加する。
このように、ハンドオーバー時のダンピング増加制御によって、ダンピング制御量δ2が増加する。ダンピング制御量δ2が増加することは、粘性抵抗が増加し、ハンドル2の回転速度が抑制されることを意味する。すなわち、ハンドル2が急激に動くことが抑制され、ハンドル2の動きが穏やかになる。その結果、車両安定性が向上する。
尚、ダンピング制御量算出部200は、ダンピング増加制御を開始した後、時間経過と共に、ゲインを元に戻し、ダンピング制御量δ2の増加幅を徐々に減らしていく。一定時間経過後、ダンピング増加制御は終了し、通常制御に戻る。
4−3.ダンピング増加制御の変形例
図16は、本実施の形態に係るダンピング増加制御の変形例を説明するためのブロック図である。上述のヒステリシス拡大制御の変形例の場合と同様に、本変形例では「ハンドオーバー開始時の道路の曲率」も考慮される。そのために、ダンピング制御量算出部200に入力される入力パラメータIN2は、更に曲率パラメータCPを含んでいる。
ダンピング増加制御において、ゲイン算出部220は、曲率パラメータCPも考慮してゲイン(G2、G3)を増加させる。具体的には、ゲイン算出部220は、曲率パラメータCPが大きくなるにつれて操舵トルクゲインG2の増加幅を大きくする。また、ゲイン算出部220は、曲率パラメータCPが大きくなるにつれて車速ゲインG3の増加幅を大きくする。
このように、本変形例によれば、ハンドオーバー開始時の道路の曲率が大きくなるにつれて、ダンピング制御量δ2の増加幅がより大きくなる。ハンドオーバー開始時の道路の曲率も考慮することによって、ダンピング増加制御がより精密になり、また、車両安定性がより向上する。
5.ハンドオーバー時の緩和制御の一例
図17は、本実施の形態に係る運転支援制御システム10による緩和制御の一例を説明するためのタイミングチャートである。図17には、自動運転制御量、ヒステリシス幅、ダンピング制御量δ2、及び保舵力Trのそれぞれの時間変化が示されている。尚、図17中の破線は、緩和制御が実施されない比較例の場合を表している。
時刻t0において、ハンドオーバーが開始する。時刻t0以降、自動運転制御量は減少し、時刻t1においてゼロになる。つまり、時刻t1において、自動運転制御が完全に終了する。
その一方で、時刻t0において、本実施の形態に係る緩和制御が開始する。図17に示される例では、緩和制御として、ヒステリシス拡大制御とダンピング増加制御の両方が実施される。これにより、ヒステリシス幅が拡大し、また、ダンピング制御量δ2が増加する。時刻t0以降、ヒステリシス幅の拡大幅及びダンピング制御量δ2の増加幅は、徐々に減少していく。そして、時刻t2において緩和制御は終了し、通常制御に戻る。時刻t0〜時刻t2の緩和制御期間において、保舵力Trは比較例の場合よりも軽減される。
6.まとめ
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、ハンドオーバー時に緩和制御が一時的に実施される。緩和制御は、ヒステリシス拡大制御とダンピング増加制御の少なくとも一方を含んでいればよい。
ヒステリシス拡大制御は、操舵角−操舵トルク特性のヒステリシス幅が一時的に拡大するように、EPS装置20によるアシストトルクTaを制御する。ヒステリシス幅が拡大することにより、ハンドル2が戻らないように保舵するために必要な保舵力Trが軽減され、また、保舵状態から更にハンドル2を切り込みにくくなる。すなわち、ハンドル2が急激に動くことが抑制され、ハンドル2の動きが穏やかになる。その結果、車両安定性が向上する。
ダンピング増加制御は、EPS装置20によってダンピング力を発生させるためのダンピング制御量δ2を一時的に増加させる。ダンピング制御量δ2が増加することは、粘性抵抗が増加し、ハンドル2の回転速度が抑制されることを意味する。すなわち、ハンドル2が急激に動くことが抑制され、ハンドル2の動きが穏やかになる。その結果、車両安定性が向上する。
1 車両
2 ハンドル(ステアリングホイール)
3 ステアリングシャフト
4 ピニオンギア
5 ラックバー
6 車輪
10 運転支援制御システム
20 EPS装置
30 操舵角センサ
40 操舵トルクセンサ
50 車速センサ
60 制御装置
70 自動運転制御部
80 EPS制御部
100 基本アシスト制御量算出部
110 基本アシストマップ
120 シフトトルク算出部
200 ダンピング制御量算出部
210 ダンピングマップ
220 ゲイン算出部
300 補償制御量算出部

Claims (1)

  1. 車両に搭載される運転支援制御システムであって、
    前記車両の操舵時、操舵トルクが大きくなるにつれて大きくなる基本アシスト成分を含むアシストトルクを発生させる電動パワーステアリング装置と、
    前記車両の自動運転及び前記電動パワーステアリング装置の動作を制御する制御装置と
    を備え、
    前記自動運転から手動運転への切り替え時、前記制御装置は一時的に緩和制御を行い、
    前記緩和制御は、
    操舵角−操舵トルク特性のヒステリシスが一時的に拡大するように、切り込みと切り戻しとで符号が逆になるシフトトルクを前記操舵トルクに加えて前記基本アシスト成分を発生させるヒステリシス拡大制御を含む
    運転支援制御システム。
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