JP6843307B1 - ロータリ圧縮機 - Google Patents

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Abstract

ロータリ圧縮機は、圧縮室が形成された環状のシリンダと、シリンダの内周面に沿って回転するピストンとを備え、ピストンがシリンダ内を偏心回転して圧縮室で冷媒を圧縮するロータリ圧縮機である。シリンダは、環状のシリンダ本体と、シリンダ本体の内周面に形成された凹部に配置され、凹部内をシリンダの径方向に移動可能な移動部材とを備える。移動部材は、シリンダの内周面の一部を構成する前面を有し、前面とは反対側の背面に作用する圧力によって、前面がシリンダ本体の内周面に沿う仮想円よりも中心側に突出するように径方向内側に押圧されている。ピストンは、移動部材を径方向外側に押しやりながらシリンダの内周面に沿って回転する。

Description

本開示は、空気調和機および冷凍機等に用いられるロータリ圧縮機に関するものである。
従来、ロータリ圧縮機のシリンダの内周面とピストンとの間には、加工公差および組立公差を考慮したわずかな隙間が設けられている。この隙間は、圧縮室で圧縮された冷媒を圧縮室から吸入室へ流出させ、圧縮機の効率を低下させる要因となっていた。そこで、ピストンに遠心力を作用させ、シリンダ内周面とピストンとの隙間を縮小する方向へピストンを向かわせるようにしたロータリ圧縮機がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−108810号公報
特許文献1では、ピストンに遠心力を作用させることで、ピストンをシリンダの内周面側に押圧するようにしている。しかしながら、ピストンに作用する遠心力に比べて、圧縮室内のガス荷重による、隙間を広げる方向の力の方が大きいため、隙間を小さくできず冷媒漏れを抑制することは困難であった。
本開示はこのような点を鑑みなされたもので、シリンダの内周面とピストンとの隙間を小さくして冷媒漏れを抑制することが可能なロータリ圧縮機を提供することを目的とする。
本開示に係るロータリ圧縮機は、圧縮室が形成された環状のシリンダと、シリンダの内周面に接触しながら偏心回転するピストンとを備え、ピストンがシリンダ内を偏心運動して圧縮室で冷媒を圧縮するロータリ圧縮機において、シリンダは、環状のシリンダ本体と、シリンダ本体の内周面に形成された凹部に配置され、凹部内をシリンダの径方向に移動可能な移動部材とを備え、移動部材は、シリンダの内周面の一部を構成する前面を有し、前面とは反対側の背面に作用する圧力によって、前面がシリンダ本体の内周面に沿う仮想円よりも中心側に突出するように径方向内側に押圧されており、ピストンは、移動部材の前面と接触して移動部材を径方向外側に押しやりながらシリンダの内周面に沿って回転するものである。
本開示によれば、ピストンが、シリンダ本体の内周面よりも径方向内側に突出した移動部材を径方向外側に押しやりながらシリンダの内周面に沿って回転するようにしたので、ピストンとシリンダとの隙間を小さくして冷媒漏れを抑制できる。
実施の形態1に係るロータリ圧縮機の概略縦断面図である。 実施の形態1に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。 実施の形態1に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の主要寸法を示した図である。 実施の形態1に係るロータリ圧縮機における移動部材の動作説明図である。 実施の形態2に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。 実施の形態3に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。 実施の形態4に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。 実施の形態5に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態により本開示が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るロータリ圧縮機の概略縦断面図である。図2は、実施の形態1に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。図3は、実施の形態1に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の主要寸法を示した図である。なお、本実施の形態1では、シリンダが1つのロータリ圧縮機を記載しているが、シリンダが複数あってもよい。
ロータリ圧縮機100は、密閉容器1の内部に、圧縮機構部10と、主軸11を介して圧縮機構部10を駆動する電動機部20とを備えている。ロータリ圧縮機100は、運転動作時に、密閉容器1の内部空間が圧縮された冷媒で満たされて吐出ガス雰囲気となる、いわゆる高圧シェル型の圧縮機である。なお、以下の説明では、密閉容器1の長手方向(図示の上下方向)であって、主軸11が延びる方向を軸方向、軸方向に垂直な方向を径方向、主軸11周りの方向を周方向という。
密閉容器1の側面には、冷媒を吸入するための吸入管40の一端が接続されている。吸入管40の他端は吸入マフラ50に接続され、吸入マフラ50を介して吸入管40から冷媒ガスが密閉容器1の内部に吸入される。また、密閉容器1の上面には、圧縮した冷媒ガスを吐出するための吐出管41が接続されている。
圧縮機構部10は、主軸11とともに回転する偏心軸部12と、シリンダ13と、上軸受14と、下軸受15と、ピストン16と、ベーン17とを有する。シリンダ13は環状に構成されており、シリンダ13の上側端面に接触して配置された上軸受14と、シリンダ13の下側端面に接触して配置された下軸受15とにより、シリンダ13内部に圧縮室30が形成されている。圧縮室30内には、偏心軸部12と、偏心軸部12に摺動自在に嵌め合わされた環状のピストン16とが配置されている。
図2に示すようにシリンダ13には径方向のベーン溝18が形成され、ベーン溝18にはベーン17が摺動自在に保持されている。ベーン溝18の径方向外側にはベーン17の後端部を収容するベーン背室19が形成されている。ベーン背室19にはスプリング19aが配置されている。ベーン17は、ベーン背室19に配置されたスプリング19aのバネ力により、径方向内側に押圧されている。
ベーン背室19は、密閉容器1内の吐出ガス雰囲気の空間に連通している。よって、運転中、ベーン背室19の圧力とスプリング19aのバネ力とにより、ベーン17が径方向内側に移動してベーン17の先端部がピストン16の外周面に接触する。このようにベーン17の先端部がピストン16の外周面に接触することにより、圧縮室30は、後述の図4に示すように低圧室30aと高圧室30bとに仕切られる。
シリンダ13の内周面13aには、低圧室30aに連通する吸入口31が形成され、吸入マフラ50からの冷媒が圧縮室30に導かれる。また、シリンダ13の内周面13aには高圧室30bに連通する吐出口32が形成され、高圧室30bで吐出圧まで圧縮された冷媒が吐出口32から吐出される。吐出口32から吐出された冷媒は、密閉容器1内に吐出される。
図1に示すように電動機部20は、回転子21と固定子22とを備えている。固定子22は密閉容器1に固定されている。電動機部20は、固定子22への通電が開始されることにより回転子21が回転し、主軸11介して圧縮機構部10に回転動力が伝達されるようになっている。
シリンダ13は、環状のシリンダ本体60と、移動部材62とを備える。移動部材62は、シリンダ本体60の内周面60aに形成された凹部61に、シリンダ本体60に対して径方向に移動可能に配置されている。凹部61は、シリンダ本体60の内周面60aにおいて、シリンダ13の中心軸の軸周りに180度の範囲を開口して設けられている。
移動部材62は、周方向に延びて形成され、移動部材62もまた、シリンダ13の中心軸の軸周りに180度の範囲に設けられている。移動部材62は、移動部材62の移動方向と直交する方向に互いに対向する両端面62bを有し、この両端面62bが、凹部61において両端面62bと対向する対向面61bに接触した状態で径方向に移動するようになっている。
移動部材62は、図2に示すように、移動方向の先端面62cが、凹部61の内周面の一部に形成されたストッパ面64に当接することで、移動部材62の径方向の移動量が規制されるようになっている。これにより、移動部材62は、移動部材62の前面62aとは反対側の背面62dが凹部61の底面61aに接触した後方位置と、移動部材62の先端面62cがシリンダ本体60のストッパ面64に当接した前方位置と、の間を径方向に移動可能となっている。
移動部材62の径方向内側の前面62aは、軸方向にみて楕円の円弧形状(以下、部分楕円形状という)となっている。図3に示すように、部分楕円形状の短半径rは、シリンダ本体60の凹部61を除く内周面60aに沿う真円の半径R(以下、シリンダ内半径R)よりも短くなっている。以下、シリンダ本体60の内周面60aのうち、凹部61を除く内周面部分を圧縮室形成内周面60a1という。移動部材62の前面62aは、圧縮室形成内周面60a1とともにシリンダ13の内周面13aを構成している。
図3において、点線Lは、シリンダ本体60の圧縮室形成内周面60a1に沿う真円の仮想円であって、シリンダ内半径Rの円を示している。移動部材62が前方位置にあるとき、移動部材62の前面62aは、仮想円Lよりも中心側へ突出している。移動部材62の前面62aが仮想円Lよりも突出する最大突出量αは予め設定されている。移動部材62が前方位置にあるときの移動部材62の前面62aと、シリンダ本体60の圧縮室形成内周面60a1とを滑らかに連続させるには、次のようにすればよい。すなわち、長軸の半径がシリンダ内半径Rに等しい楕円を、長軸部分で切断して得られる部分楕円形状となるように前面62aを形成すればよい。ただし、本実施の形態2の移動部材62の前面62aの楕円部分楕円形状は、この部分楕円形状に限定するものではない。
図2に示すように移動部材62の背面62dと凹部61の底面61aとの間には、背面空間65が形成されている。背面空間65は移動部材62によって圧縮室30とは区画され、互いに離間した空間となっている。背面空間65は、シリンダ本体60に形成された連通路66によって密閉容器1内の空間と連通している。この連通路66により、密閉容器1内の吐出ガスが背面空間65に導入され、背面空間65が吐出ガス雰囲気となるようになっている。連通路66は図1に示すように径方向に延びる横穴と軸方向に延びる縦穴とで形成されている。
背面空間65が吐出ガス雰囲気となることで、運転時には、背面空間65内の吐出圧と圧縮室30内の圧力との圧力差による荷重が移動部材62に常時作用しており、移動部材62は前方位置に位置するように押圧されている。
次に、上記のように構成されたロータリ圧縮機100の動作について説明する。電動機部20を駆動することによって、主軸11に回転力が伝達される。主軸11に伝達された回転力は、主軸11に取り付けられた偏心軸部12に伝達し、偏心軸部12とともにピストン16が圧縮室30内で回転する。
ピストン16が、シリンダ13の内周面13aに接触しながら圧縮室30内を矢印方向(図2参照)に偏心回転すると、吸入口31から低圧の冷媒が低圧室30a(後述の図4参照)に吸入される。低圧室30aに吸入された冷媒は、ピストン16の偏心運動により圧縮される。圧縮されて高圧力となった冷媒ガスは、高圧室30b(後述の図4参照)から吐出口32を通り、上軸受14に形成された吐出機構(図示せず)を介して密閉容器1内に吐出される。
ここで、移動部材62の背面空間65は、上述したように連通路66を通じて密閉容器1内の高圧ガスが導入されて吐出ガス雰囲気となっている。このため、ロータリ圧縮機100の運転中、移動部材62は、圧縮室30の内圧によらず、背面空間65内の吐出圧によって径方向内側に押圧されて前方位置に位置している。このとき、移動部材62の前面62aの一部は、図3に示すように仮想円Lよりもシリンダ13の内径側に突出しているため、ピストン16が移動部材62の位置まで回転すると、次の図4に示すように移動部材62を径方向外側に押しのける。
図4は、実施の形態1に係るロータリ圧縮機における移動部材の動作説明図で、ピストンと移動部材とが接触している状態を示す図である。
ピストン16は、主軸11の回転に伴って、図4に示すように移動部材62を径方向外側に押しのけながらシリンダ13内を回転する。すなわち、凹部61が形成された180度の範囲においては、ピストン16が移動部材62に接触することで、ピストン16と移動部材62との互いの隙間を縮小した状態となる。このため、高圧室30bから低圧室30aへの冷媒漏れを抑制し、圧縮機の効率を向上することができる。
なお、ピストン16が移動部材62を径方向外側に押しのけている状態では、図4に示すように移動部材62の先端面62cと凹部61のストッパ面64との間には隙間が生じている。この隙間は、圧縮に寄与しない死容積70となりうる。しかし、死容積70の大きさは、移動部材62の最大突出量αおよびストッパ面64の幅βで調整可能であるため、許容容積となるように適宜調整すればよい。
ピストン16とシリンダ13の内周面13aとの間には、加工公差および組立公差といった製造上の公差を考慮した隙間が設けられている。その隙間の最大量をdとしたとき、移動部材62の最大突出量αは隙間の最大量dよりも大きく設定されている。これにより、ピストン16が移動部材62に接触しやすくなり、より効果的に冷媒漏れを抑制することができる。
本実施の形態1のロータリ圧縮機100のシリンダ13は、環状のシリンダ本体60と、シリンダ本体60の内周面60aに形成された凹部61に配置され、凹部61内をシリンダ13の径方向に移動する移動部材62とを備える。移動部材62は、シリンダ13の内周面13aの一部を構成する前面62aと、前面62aとは反対側の背面62dとを有する。移動部材62は、前面62aがシリンダ本体60の内周面60aに沿う仮想円Lよりも中心側に突出するように、背面62dに作用する圧力によって径方向内側に押圧されている。ピストン16は、移動部材62を径方向外側に押しやりながらシリンダ13の内周面13aに沿って回転する。
このように、ピストン16は移動部材62を径方向外側に押しやりながらシリンダ13の内周面13aに沿って回転するため、ピストン16とシリンダ13の内周面13aとの隙間を縮小し、冷媒漏れを抑制して圧縮機の効率を向上させることができる。
シリンダ本体60には、圧縮室30で圧縮された吐出ガスを移動部材62の背面62dと凹部61との間の背面空間65に導入する連通路66が形成されている。この連通路66を介して、背面空間65に吐出ガスが導入されて背面空間65が吐出ガス雰囲気とされ、移動部材62を径方向内側に押圧することができる。
移動部材62の最大突出量αは、製造上の公差を考慮してシリンダ13の内周面13aとピストン16との間に設けられた隙間の最大量dよりも大きく設定されている。これにより、ピストン16が移動部材62に接触しやすくなり、より効果的に冷媒漏れを抑制することができる。
移動部材62の前面62aは、楕円の円弧形状であり、特に長軸の半径が仮想円Lの半径に等しい楕円を長軸部分で切断して得られる部分楕円形状であるとき、次の効果が得られる。すなわち、移動部材62の前面62aとシリンダ本体60の圧縮室形成内周面60a1とを滑らかに連続させることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2は、実施の形態1の変形例である。本実施の形態2は、移動部材62の前面62aの形状が実施の形態1と異なる。その他の構成については実施の形態1と同一または同等である。以下、実施の形態2が実施の形態1と異なる構成を中心に説明するものとし、本実施の形態2で説明されていない構成は実施の形態1と同様である。
図5は、実施の形態2に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。
上記実施の形態1では、移動部材62の前面62aの形状を楕円の円弧形状としたが、本実施の形態2の移動部材62Aの前面62a1は、シリンダ内半径Rよりも大きい半径の真円の円弧形状としている。そして、シリンダ13の中心軸と移動部材62の前面62aの半径中心とをずらすことで、移動部材62Aの前面62a1が、シリンダ13の仮想円Lよりも径方向内側に突出した構成となっている。
移動部材62の動作は実施の形態1と同様であり、ピストン16が、径方向内側に突出した移動部材62を径方向外側に押しのけながら回転することで、移動部材62との間の隙間を縮小し、冷媒漏れを抑制できる。また、移動部材62Aの前面62a1を真円の円弧形状としたことで、例えば円環状の部材を分割することで移動部材62を作製できる。このため、移動部材62Aの前面62a1を部分楕円形状とするよりも、精度を出しやすく、加工性が向上する。なお、移動部材62Aの前面62a1の半径の大きさによっては、図5に示すように、凹部61のストッパ面64の部分で死容積71が生じる恐れがある。しかし、死容積71の大きさは、移動部材62Aの前面62a1の半径および最大突出量αで調整可能であるため、許容容積となるように適宜調整すればよい。
以上説明したように、移動部材62の前面62aの形状は、楕円の円弧形状に限らず、真円の円弧形状としてもよい。
実施の形態3.
本実施の形態3は、実施の形態1の変形例である。本実施の形態3は、移動部材62の周方向範囲が実施の形態1と異なる。以下、実施の形態3が実施の形態1と異なる構成を中心に説明するものとし、本実施の形態3で説明されていない構成は実施の形態1と同様である。
図6は、実施の形態3に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。
本実施の形態3では、凹部61の開口範囲が、シリンダ13の中心軸の軸周りに180度未満となっている。本実施の形態3の移動部材62Bは、凹部61の開口範囲に合わせて周方向範囲が180度未満に形成されている。また、移動部材62Bの前面62a2が、シリンダ内半径Rよりも小さい半径の真円の円弧形状となっている。
移動部材62Bの動作は実施の形態1と同様であり、ピストン16が、径方向内側に突出した移動部材62Bを径方向外側に押しのけながら回転することで、移動部材62Bとの間の隙間を縮小し、冷媒漏れを抑制できる。なお、移動部材62Bの前面62a2がシリンダ内半径Rよりも小さい半径の円弧形状であるため、図6に示すようにシリンダ本体60と移動部材62Bとの境界部分には段差80が生じる。この段差80によってピストン16の回転が妨げられないように段差80の角は丸められるか、または、移動部材62の径方向内側への突出量が調整される。これにより、ピストン16が移動部材62の角部に乗り上げて回転できるようになっている。
本実施の形態3では、凹部61の開口範囲、言い換えれば移動部材62Bの周方向範囲を180度未満としている。これにより、移動部材62Bの周方向範囲を180度とした場合に比べて、移動部材62Bの背面62dの面積が小さくなり、背面空間65から移動部材62Bの背面62dが受ける圧力による荷重が低減される。したがって、ピストン16が移動部材62Bを押しのけるための圧縮機の軸動力(以下、圧縮機動力という)を低減できる。
凹部61は、冷媒漏れ量が最大となる回転角を含むように設置することが望ましい。よって、移動部材62Bの周方向範囲は、移動部材62Bを押しのけるために必要な圧縮機動力と、ピストン16と移動部材62Bとの間の隙間からの冷媒漏れ低減量と、を勘案し、設定するとよい。
また、本実施の形態3では、移動部材62Bの前面62a2を、シリンダ内半径Rよりも小さい半径の円弧形状としたが、シリンダ内半径Rよりも大きい半径の円弧形状としてもよい。この場合、移動部材62Bの前面62a2を、シリンダ内半径Rよりも小さい半径の円弧形状とした場合の段差80は形成されない。このため、ピストン16は移動部材62Bの前面62a2からシリンダ本体60の内周面60aにかけて滑らかに移動し、圧縮機動力の急激な変動を防止できる。
実施の形態4.
本実施の形態4は、実施の形態3の変形例である。上記実施の形態3では移動部材62Bが1つであったが、本実施の形態4は、移動部材62Bを複数備えたものである。
図7は、実施の形態4に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。
本実施の形態4では、上記実施の形態3の移動部材62Bを複数備えている。移動部材62Bが配置される凹部61も当然、移動部材62Bと同数の複数ある。図7には、2つの移動部材62Baおよび62Bbを備えた例を示しているが、2つ以上でもよい。また、図7において、吸入口31側の移動部材62Bを移動部材62Ba、吐出口32側の移動部材62Bを移動部材62Bbと符号を付している。移動部材62Baおよび移動部材62Bbの構成は互いに同じである。
本実施の形態4は、周方向範囲が180度未満の移動部材62Bを複数用いることで、ピストン16が移動部材62Bを押しのけるための圧縮機動力を低減しつつ、冷媒漏れを抑制できるピストン16の通過範囲を広く確保することができる。
ここで、移動部材62Baおよび移動部材62Bbのそれぞれの周方向範囲を例えば80度とした場合について考える。この場合、移動部材62Baおよび移動部材62Bbのそれぞれを押しのけるのに必要な動力は、周方向範囲を160度とした移動部材62を径方向外側に押しのけるのに必要な動力Wの半分の0.5Wとなる。つまり、ピストン16は、160度の周方向範囲を通過するにあたり、一つの移動部材62で構成された同範囲を通過するよりも、2つの移動部材62Bに分けて構成された同範囲を通過する場合の方が、半分の動力で移動できる。
移動部材62Bは、圧縮室30内の圧力と背面空間65の圧力との圧力差によりピストン16側へ押し付けられており、移動部材62Bをピストン16側へ押し付けるには、背面空間65の圧力が圧縮室30内の圧力よりも大きければよい。ピストン16が吸入口31側の移動部材62Baの設置位置に到達するときに、運転条件によっては、圧縮室30内の圧力が吐出ガス圧力に到達していないことがある。この状態においては、背面空間65の圧力が吐出ガス圧力でなくても、圧縮室30内の圧力よりも大きければ移動部材62Baをピストン16側へ押し付けることができる。よって、吸入口31側の移動部材62Baの背面空間65に連通路66を介して圧縮室30内の圧力よりも大きい中間圧を導入し、背面空間65を中間圧雰囲気とするようにしてもよい。背面空間65への中間圧の導入は、圧縮室30内またはロータリ圧縮機100外から、中間圧を導いて導入すればよい。このように、背面空間65の圧力を吐出ガス圧力よりも小さくすることで、ピストン16が移動部材62を押しのけるのに必要な動力を低減できる。
本実施の形態4によれば、実施の形態3と同様の効果が得られるとともに、以下の効果が得られる。移動部材62Bを複数備えることで、ピストン16で移動部材62Bを押しのける際の圧縮機動力を低減しながら、移動部材62とピストン16との隙間を縮小できる周方向範囲を広げることができる。その結果、冷媒漏れの抑制効果の向上、ひいては圧縮機の効率の向上が可能となる。
実施の形態5.
本実施の形態5は、実施の形態1の変形例である。本実施の形態5は、実施の形態1に更にバネ部材を備えた構成を有する。その他の構成については実施の形態1と同一または同等である。以下、実施の形態5が実施の形態1と異なる構成を中心に説明するものとし、本実施の形態5で説明されていない構成は実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態5に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の概略横断面図である。実施の形態5に係るロータリ圧縮機は、図8に示すとおり、移動部材62の背面62dを径方向内側に押圧するバネ部材67を備えている。バネ部材67は、シリンダ本体60に形成された連通路66の横穴に配置されている。図7では、バネ部材67としてコイルバネを1つ設置しているが、複数個でもいい。バネ部材67は、コイルバネに限らず、板バネ、皿バネまたはゴム部材など適宜他の弾性体を用いてもよい。
圧縮室30で圧縮された冷媒は、上軸受14に形成された吐出機構(図示せず)から密閉容器1内に吐出される。吐出機構は、上軸受14に形成された吐出孔(図示せず)を開閉する吐出弁を有し、吐出弁が開くことによって圧縮室30で圧縮された冷媒が密閉容器1内に吐出される。吐出弁は、圧縮室30の圧力が密閉容器1内の圧力よりも大きくなると開く。言い換えれば、圧縮室30の圧力が密閉容器1内の圧力よりも大きくならないと吐出弁は開口しない。
したがって、ピストン16が1回転する間のうち、圧縮室30内の圧力が密閉容器1内の圧力よりも大きくなる区間が発生する。この区間においては、移動部材62の背面空間65内の圧力よりも圧縮室30内の圧力の方が大きくなるため、移動部材62が圧縮室30内の圧力により径方向外側に押圧されてピストン16から離間する。本実施の形態5は、この離間を防止するためのものである。
本実施の形態5は、移動部材62の背面62dを径方向内側に押圧するバネ部材67を備えることで、移動部材62は、背面空間65内の吐出ガス雰囲気の圧力による荷重とバネ部材67のバネ力との合力を受けて、ピストン16へ押し付けられる。このため、移動部材62がピストン16から離間することを防止して、ピストン16の回転中、常に移動部材62とピストン16との隙間を安定して縮小することができる。
また、バネ部材67は、移動部材62のピストン16からの離間を防止して移動部材62とピストン16との隙間の発生を防止するため、起動時の圧縮機の昇圧性能の向上を図ることもできる。すなわち、起動時は、密閉容器1内の圧力と吸入圧とが均圧しており、圧縮開始直後は、背面空間65内の圧力よりも圧縮室30内の圧力の方が大きくなる。このため、仮にバネ部材67を設けない場合、移動部材62がピストン16から離間し、圧縮室30で圧縮された冷媒が隙間から漏れてしまい、昇圧速度が低下する。しかし、本実施の形態5では、起動時でもバネ部材67によって移動部材62がピストン16に押し付けられて隙間を縮小できるため、昇圧性能の向上を図ることができる。
なお、上記では、密閉容器1内の圧力と吸入圧とが均圧した状態からの起動時について説明したが、密閉容器1内の圧力が吸入圧よりも高く、且つその圧力差が大きい状態から起動する場合もある。この場合、バネ力が大きすぎると、押し付け力が強すぎてピストン16の回転の妨げになる。このため、バネ部材67のバネ力は、密閉容器1内の圧力と吸入圧との圧力差が大きい状態からの起動性も踏まえて設定するとよい。
以上より、実施の形態5では、移動部材62を径方向内側に押圧するバネ部材67を備えたので、移動部材62をピストン16に常時接触させることができ、移動部材62とピストン16との隙間からの冷媒漏れを低減できる。
以上の実施の形態は一例であり、それぞれを組み合わせてもよい。また、加工性および組立性を考慮し、凹部61の開口範囲が180度以下であるもののみ記載したが、180度を超えて開口し、同範囲の移動部材62を設置した構成としてもよい。
なお、以上の実施の形態では、密閉容器1の内部空間が、圧縮された冷媒で満たされて吐出ガス雰囲気となる、いわゆる高圧シェル型の圧縮機の例で説明したが、その他シェル形式においても同様の構成を採用することができる。例えば、密閉容器1内が圧縮室30で圧縮される前の冷媒で満たされる、いわゆる低圧シェル型の圧縮機でもよい。この場合、圧縮室30における圧縮終盤の冷媒を背面空間65に導入する連通路を、シリンダ本体60に設ける等して、背面空間65が吐出ガス雰囲気となるようにすればよい。
1 密閉容器、10 圧縮機構部、11 主軸、12 偏心軸部、13 シリンダ、13a 内周面、14 上軸受、15 下軸受、16 ピストン、17 ベーン、18 ベーン溝、19 ベーン背室、19a スプリング、20 電動機部、21 回転子、22 固定子、30 圧縮室、30a 低圧室、30b 高圧室、31 吸入口、32 吐出口、40 吸入管、41 吐出管、50 吸入マフラ、60 シリンダ本体、60a 内周面、60a1 圧縮室形成内周面、61 凹部、61a 底面、61b 対向面、62 移動部材、62A 移動部材、62B 移動部材、62Ba 移動部材、62Bb 移動部材、62a 前面、62a1 前面、62a2 前面、62b 両端面、62c 先端面、62d 背面、64 ストッパ面、65 背面空間、66 連通路、67 バネ部材、70 死容積、71 死容積、80 段差、100 ロータリ圧縮機。

Claims (9)

  1. 圧縮室が形成された環状のシリンダと、前記シリンダの内周面に接触しながら偏心回転するピストンとを備え、前記ピストンが前記シリンダ内を偏心運動して前記圧縮室で冷媒を圧縮するロータリ圧縮機において
    前記シリンダは、環状のシリンダ本体と、前記シリンダ本体の内周面に形成された凹部に配置され、前記凹部内を前記シリンダの径方向に移動可能な移動部材とを備え、
    前記移動部材は、前記シリンダの内周面の一部を構成する前面を有し、前記前面とは反対側の背面に作用する圧力によって、前記前面が前記シリンダ本体の内周面に沿う仮想円よりも中心側に突出するように径方向内側に押圧されており、
    前記ピストンは、前記移動部材の前記前面と接触して前記移動部材を径方向外側に押しやりながら前記シリンダの内周面に沿って回転するロータリ圧縮機。
  2. 前記シリンダ本体には、前記圧縮室で圧縮された吐出ガスを前記移動部材の前記背面と前記凹部との間の背面空間に導入する連通路が形成されている請求項1記載のロータリ圧縮機。
  3. 前記移動部材の最大突出量は、製造上の公差を考慮して前記シリンダの内周面と前記ピストンとの間に設けられた隙間の最大量よりも大きく設定されている請求項1または請求項2記載のロータリ圧縮機。
  4. 前記移動部材の前記背面を径方向内側に押圧する弾性体を備えた請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のロータリ圧縮機。
  5. 前記移動部材を複数備えた請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のロータリ圧縮機。
  6. 前記移動部材の前記前面は、楕円の円弧形状である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のロータリ圧縮機。
  7. 前記移動部材の前記前面は、長軸の半径が前記仮想円の半径に等しい楕円を長軸部分で切断して得られる部分楕円形状である請求項6記載のロータリ圧縮機。
  8. 前記移動部材の前記前面は、真円の円弧形状である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のロータリ圧縮機。
  9. 前記移動部材の前記前面の前記円弧形状の半径は、前記シリンダ本体の前記凹部を除く内周面に沿う真円の半径よりも大きいまたは小さい請求項8記載のロータリ圧縮機。
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