JP6842320B2 - 鉄道車両用台車枠及びそれを備えた台車 - Google Patents

鉄道車両用台車枠及びそれを備えた台車 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道車両用台車枠及びそれを備えた台車に関する。
鉄道車両の台車では、二次サスペンションとして一対の空気バネを車幅方向に間隔をあけて台車枠に搭載することが多い。
特開2016−88403号公報
ところで、一対の空気バネの間隔は車種毎の仕様により異なるため、台車枠における空気バネの支持構造部を車種毎に変更する必要がある。しかし、台車枠は、空気バネを介して車体荷重を受ける重要な強度部材であるため、台車枠における空気バネの支持構造部には補強によるレイアウト上の制約が生じる場合がある。そのため、車種が変わる度に台車枠全体を強度やレイアウト等の観点から設計し直したり、組立手順の見直しが必要となる。
そこで本発明は、空気バネ位置の異なる車種間で台車枠の大部分を共通化することを可能とし、台車の設計効率や組立作業の効率を向上させることを目的とする。
本発明の一態様に係る鉄道車両用台車枠は、車幅方向に延びる一対の横梁本体と、前記一対の横梁本体の車幅方向両側部にて前記横梁本体に直交し、前記一対の横梁本体の間で車幅方向に延びる挿通空間が形成された縦部材と、前記一対の横梁本体の車幅方向両側部にて前記一対の横梁本体に架け渡された下板と、前記挿通空間を挿通して車幅方向に延び、前記下板の上面に接合されて且つ前記縦部材のうち前記挿通空間を形成する縁部に接合された横部材と、を備え、前記横部材は、空気バネの底壁部から下方に突出する筒部が挿入される挿入空間が形成された柱材と、前記柱材の車幅方向両側に隣接した一対の補強材と、を有する。
前記構成によれば、空気バネの筒部が挿入される柱材を含む横部材が縦部材に形成された挿通空間を挿通するので、横部材における柱材の車幅方向位置が変わるように横部材の長さを変更するだけで、空気バネの車幅方向位置を容易に変更できる。よって、空気バネ位置の異なる車種間で台車枠の大部分を共通化することが可能になるため、台車枠の強度設計が容易になり、設計効率が向上する。
本発明によれば、空気バネ位置の異なる車種間で台車枠の大部分を共通化することを可能とし、台車の設計効率や組立作業の効率を向上させることができる。
第1実施形態に係る鉄道車両用台車の側面図である。 図1に示す台車の横梁の平面図である。 図2に示す横梁の上方から見た斜視図である。 図2に示す横梁の要部の車幅方向外側から見た斜視図である。 図2に示す横梁の要部の車幅方向内側から見た斜視図である。 図2に示す横梁、押圧部材及び板バネの車幅方向から見た断面図である。 図2に示す横梁、押圧部材及び板バネの車両長手方向から見た断面図である。 第2実施形態に係る鉄道車両用台車の側面図である。 図8に示す台車の台車枠の要部平面図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。なお、以下の説明では、鉄道車両が走行する方向であって車体が延びる方向を車両長手方向とし、それに直交する横方向を車幅方向として定義する。車両長手方向は前後方向とも称し、車幅方向は左右方向とも称しえる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る鉄道車両用台車1の側面図である。図1に示すように、台車1は、二次サスペンションとなる空気バネ2を介して車体3を下方から支持する。台車1は、空気バネ2が搭載される台車枠4を備える。台車枠4は、車幅方向に延びる横梁5を備えるが、横梁5の車幅方向両端部から車両長手方向に延びる側梁を備えていない。横梁5の車両長手方向両側には、それぞれ車幅方向に沿って延びる一対の車軸6が配置される。車軸6の車幅方向両側の部分には車輪7が設けられる。車軸6の車幅方向両側の端部には、車輪7よりも車幅方向外側にて車軸6を回転自在に支持する軸受8が設けられ、軸受8は軸箱9に収容される。
横梁5の車幅方向の端部は、例えば、軸梁式の軸箱支持装置10によって軸箱9に連結される。軸箱支持装置10は、軸箱9から車両長手方向に横梁5側に向けて延びた軸梁11を備える。台車枠4は、横梁5から軸梁11に向けて突出した受け座12を有し、軸梁11の先端部は、受け座12にゴムブッシュ(図示せず)を介して弾性結合される。車両長手方向に離間した一対の軸箱9は、車両長手方向に延びた板バネ13の長手方向両側の端部13bを夫々支持する。板バネ13の長手方向の中央部13aは、横梁5の車幅方向の端部を下方から支持する。これにより、横梁5は、板バネ13を介して軸箱9に支持される。即ち、板バネ13は、一次サスペンションの機能と従来の側梁の機能とを兼ねる。
板バネ13の中央部13aは端部13bよりも低く配置され、板バネ13は、側面視で下方に凸な弓形状を有する。板バネ13は、繊維強化樹脂により形成される。横梁5の車幅方向端部の下部には、下方に凸な円弧状の下面を有する押圧部材14が設けられ、押圧部材14が板バネ13の中央部13aに上方から載せられて離間可能に接触する。即ち、板バネ13を押圧部材14に対して上下方向に固定しない状態で、横梁5からの重力による下方荷重によって押圧部材14が板バネ13の上面に接触する。即ち、押圧部材14は、固定具により板バネ13に固定されることなく、横梁5からの重力による下方荷重とそれに対する板バネ13の反力との接触圧によって板バネ13の上面との接触が保たれた状態となる。これにより、板バネ13は、押圧部材14の下面に対して押圧領域を変化させながら揺動することを可能にする。なお、押圧部材14は、板バネ13の中央部13aの上面に直接的に載せられてもよいし、介在物(例えば、緩衝シート)を介して間接的に載せられてもよい。
軸箱9の上端部には支持部材15が取り付けられ、板バネ13の端部13bは支持部材15を介して軸箱9に下方から支持される。支持部材15の上面は、側面視で台車中央側に向けて傾斜している。板バネ13の端部13bも、支持部材15に対して上下方向に固定しない状態で支持部材15に上方から載せられる。支持部材15は、軸箱9の上に設置されたベース部材16(例えば、防振ゴム)と、ベース部材16の上に設置されてベース部材16に位置決めされた受部材17とを有する。受部材17は、板バネ13の端部13bが収容される凹部を有し、当該凹部は、上方及び台車中央側に向けて開放されている。受部材17の凹部の底面と板バネ13の端部13bとの間には、板バネ13及び受部材17よりも硬度が低い図示しないシート(例えば、ゴムシート)が挟まれている。
図2は、図1に示す台車1の横梁5の平面図である。図3は、図2に示す横梁5の上方から見た斜視図である。図4は、図2に示す横梁5の要部の車幅方向外側から見た斜視図である。図5は、図2に示す横梁5の要部の車幅方向内側から見た斜視図である。図2乃至5に示すように、横梁5は、横梁本体21と、連結部材22と、縦部材23と、下板24と、横部材25と、上板26とを備え、それらが互いに溶接等により接合されてなる。
横梁本体21は、互いに車両長手方向に間隔をあけて配置された一対の管状部材(例えば、角パイプ)である。横梁本体21の長手方向の両端は、横梁本体21の内部に空気バネ2用の補助空気室を形成するように閉鎖されている。連結部材22は、一対の横梁本体21の間に配置された状態で、横梁本体21に直交し、一対の横梁本体21に接合されている。
縦部材23は、横梁本体21の車幅方向両側部にて一対の横梁本体21の間に配置され、横梁本体21に直交している。縦部材23には、車幅方向に延びる挿通空間S1が形成されている。本実施形態では、縦部材23は、一対の横梁本体21の一方に接合された第1縦部材31と、一対の横梁本体21の他方に接合された第2縦部材32とで構成されており、第1縦部材31と第2縦部材32との間に隙間が形成され、当該隙間を挿通空間S1としている。縦部材23は、例えば、車両長手方向から見た断面が逆U形状を呈する。
下板24は、一対の横梁本体21の車幅方向両側部の下側において一対の横梁本体21に架け渡されるように一対の横梁本体21の下面に接合されている。下板24の下面には、押圧部材14が嵌合するように車両長手方向に延びた溝部24aが形成されている。第1縦部材31及び第2縦部材32の下端は、下板24の上面に接合されている。
横部材25は、挿通空間S1に挿通された状態で車幅方向に延びている。横部材25の下端は、下板24の上面に接合されている。逆に言うと、挿通空間S1に横部材25が挿通されていない状態では、挿通空間S1は、下板24により下方から閉鎖されているが上方及び車幅方向に開放されている。第1縦部材31及び第2縦部材32のうち挿通空間S1を形成する縁部は、横部材25に接合されている。
横部材25は、柱材33と、第1補強材34と、第2補強材35とで構成されている。柱材33は、鉛直方向に延びた角柱体である。柱材33は、空気バネ2の底壁部から下方に突出する筒部2aが挿入される鉛直方向に延びた挿入空間S2を有する。挿入空間S2は、横梁本体21の内部空間(補助空気室)に図示しない流路形成体(例えば、パイプ)を介して連通している。柱材33は、縦部材23、第1補強材34、第2補強材35及び横梁本体21よりも上方に突出している。柱材33は、縦部材23よりも車幅方向外側に位置している。なお、柱材33は角柱体に限られず円柱体であってもよく、形状はこれらに限定されない。
第1補強材34は、柱材33の車幅方向内側に隣接して柱材33に接合され、車幅方向に延びている。第1補強材34は、挿通空間S1に挿通され、第1縦部材31及び第2縦部材32のうち挿通空間S1を形成する縁部に接合されている。第2補強材35は、柱材33の車幅方向外側に隣接して柱材33に接合されている。第1補強材34と第2補強材35とは、互いに車幅方向の長さが異なる。第1補強材34及び第2補強材35の上面は、縦部材23の上面と同じ高さである。なお、第1補強材34は挿通空間S1に収まっていれば縦部材23の上面と同じ高さでなくてもよい。
第1補強材34及び第2補強材35の車両長手方向一方側の側面と柱材33の車両長手方向一方側の側面とは、車幅方向に平行で且つ同一平面上に形成されている。第1補強材34及び第2補強材35の車両長手方向他方側の側面と柱材33の車両長手方向他方側の側面とは、車幅方向に平行で且つ同一平面上に形成されている。第1補強材34及び第2補強材35は、車幅方向から見た断面が逆U形状を呈する。
上板26は、縦部材23及び横部材25の上方に配置され、一対の横梁本体21に架け渡されるように一対の横梁本体21の上面に接合されている。上板26は、柱材33が上方に向けて貫通する貫通孔26aを有している。上板26には、空気バネ2が載置される。上板26は、連結部材22の上側まで車幅方向内側に延びている。上板26は、連結部材22の上端に接合されている。平面視における上板26のうち連結部材22と横部材25との間の領域には、肉抜き穴26bが形成されている。
図6は、図2に示す横梁5、押圧部材14及び板バネ13の車幅方向から見た断面図である。図7は、図2に示す横梁5、押圧部材14及び板バネ13の車両長手方向から見た断面図である。なお、図7では簡略化のため説明に関係しない部材を省略して図示している。図6及び7に示すように、横梁5の下板24の下面には、押圧部材14が取り付けられている。押圧部材14の上部は、下板24の溝部24aに嵌合することで、車幅方向に位置決めされている。下板24の下面と押圧部材14の上面とは、凹凸嵌合構造27により水平方向(特に車両長手方向)に位置決めされている。凹凸嵌合構造27は、下板24の下面に設けられた凸部(又は凹部)と、押圧部材14の上面に設けられた凹部(又は凸部)からなる。
押圧部材14は、台車の側面視において下方に凸な円弧形状の下面14aを有する。即ち、押圧部材14は、台車1の側面視においてその中央部から車両長手方向両端部に向けて徐々に薄肉となる形状を有する。押圧部材14の下面14aは、板バネ13の中央部13aを下方に押圧する。押圧部材14の中心の車両長手方向位置は、板バネ13の中心の車両長手方向位置と一致する。
上板26は、車幅方向に延びる平板であり、その上部に空気バネ2(図1参照)が載置される。上板26は、一対の横梁本体21との間で溶接用の開先Gを形成するように車幅方向から見て台形断面を有する。なお、上板26は車幅方向から見て下方に窪んだ凹部を有する構造であってもよい。上板26は、第1縦部材31、第2縦部材32、第1補強材34及び第2補強材35に上方から当接し、上板26の上面は、横梁本体21の上面に対して略面一となるように開先Gにおいて溶接接合されている。上板26のうち第1縦部材31、第2縦部材32、第1補強材34及び第2補強材35と重なる部分には、スリット26dが形成されている。例えば、第1縦部材31及び第2縦部材32の真上のスリット26dは、車両長手方向に延び、かつ、第1補強材34及び第2補強材35の真上のスリット26dは、車幅方向に延びる。上板26は、スリット26dを介して、第1縦部材31、第2縦部材32、第1補強材34及び第2補強材35に溶接されている。第1縦部材31及び第2縦部材32は、上方から見て押圧部材14に重なる位置に配置された状態で下板24に接合されている。第1縦部材31及び第2縦部材32は、上方から見て押圧部材14に包含されるように配置されている。第1縦部材31及び第2縦部材32の中心の車幅方向位置は、押圧部材14の中心の車幅方向位置と一致する。
以上に説明した構成によれば、空気バネ2の筒部2aが挿入される柱材33を含む横部材25が縦部材23に形成された挿通空間S1を挿通するので、横部材25における柱材33の車幅方向位置が変わるように横部材25の長さを変更するだけで、空気バネ2の車幅方向位置を変更できる。よって、空気バネ位置の異なる車種間で台車枠4の大部分を共通化することが可能になるため、台車枠4の強度設計が容易になり、設計効率や組立作業の効率が向上する。
また、第1補強材34及び第2補強材35の車両長手方向一方側の側面と柱材33の車両長手方向一方側の側面とは、車幅方向に平行で且つ同一平面上に形成されており、第1補強材34及び第2補強材35の車両長手方向他方側の側面と柱材の車両長手方向他方側の側面とは、車幅方向に平行で且つ同一平面上に形成されているので、横部材25における柱材33の車幅方向位置が変わるように横部材25を変更しても、横部材25と下板24との接合位置が略同じになり、空気バネ位置の異なる車種間での台車枠4の強度の相違を更に良く防止できる。
また、一対の横梁本体21に架け渡された上板26に柱材33が貫通し、上板26が第1補強材34及び第2補強材35等に上方から当接しているので、上板26及びそれを下方から支持する第1補強材34及び第2補強材35等により空気バネ2を安定して支持できる。また、縦部材23は、上方から見て押圧部材14に重なる位置に配置されて下板24に接合されているので、空気バネ2からの荷重が、縦部材23、下板24及び押圧部材14を介して板バネ13に鉛直方向に伝達されるので、押圧部材14から板バネ13に偏った荷重が伝達されることも防止できる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係る鉄道車両用台車101の側面図である。図9は、図8に示す台車101の台車枠104の要部平面図である。図8に示すように、本実施形態の台車101は、平面視でH形状の台車枠104を備える。具体的には、台車枠104は、車幅方向両側において車両長手方向に延びた一対の側梁128と、一対の側梁128を互いに連結して車幅方向に延びた横梁本体121とを有する。側梁128の車両長手方向の端部と軸箱9との間には、一次サスペンションしてのコイルバネ113が介設されている。一対の横梁本体121に架け渡されるように一対の横梁本体121の下面に下板124が接合されている。一対の横梁本体121に架け渡されるように一対の横梁本体121の上面に上板126が接合されている。
図9に示すように、一対の横梁本体121の車幅方向両側に向けて延びる側梁128が、一対の横梁本体121の車幅方向両側部にて横梁本体121に直交する縦部材である。側梁128には、一対の横梁本体121の間において車幅方向に延びる挿通空間S3が形成されている。具体的には、挿通空間S3は、側梁128に形成されて車幅方向に開放された切欠である。この挿通空間S3に、前述した横部材25が挿通されている。なお、側梁128に切欠を形成せずに側梁内部に車幅方向に延びる補強材を設けてもよい。横部材25の下端は、下板124の上面に接合されている。側梁128のうち挿通空間S3を形成する縁部は、横部材25に接合されている。以上の構成によれば、側梁128を有する一般的な形態の台車枠104であっても、空気バネ位置の異なる車種間で台車枠104の大部分を共通化することができる。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、その構成を変更、追加、又は削除することができる。1つの実施形態中の一部の構成を他の実施形態に適用してもよく、実施形態中の一部の構成は、その実施形態中の他の構成から分離して任意に抽出可能である。例えば、第1実施形態の挿通空間S1は、一対の横梁本体21を連結する1つの縦部材に形成した切欠としてもよい。第1縦部材31及び第2縦部材32の断面形状は、逆U形状に限られず、他の形態でもよい。第1補強材34及び第2補強材35の断面形状も、逆U形状に限られず、他の形態でもよい。上板26は、少なくとも空気バネ2の下側に配置されていればよく、連結部材22の上側まで延在していなくてもよい。空気バネ2の設置高さは、車種に応じて筒部2aの長さを変更することにより調整可能であるが、上板26を空気バネ2を下方から支持し且つ車幅方向から見て下方に窪んだ凹部を有するものとすれば、設計時において上板26の凹部の深さを変更することで、空気バネの設置高さを車種に応じて変更し得る。
1,101 台車
2 空気バネ
2a 筒部
3 車体
4,104 台車枠
5 横梁
6 車軸
8 軸受
9 軸箱
13 板バネ
13a 中央部
13b 端部
14 押圧部材
14a 下面
21,121 横梁本体
23 縦部材
24 下板
25 横部材
26 上板
26a 貫通孔
26c 凹部
31 第1縦部材
32 第2縦部材
33 柱材
34 第1補強材
35 第2補強材
S1,S3 挿通空間
S2 挿入空間

Claims (5)

  1. 車幅方向に延びる一対の横梁本体と、
    前記一対の横梁本体の車幅方向両側部にて前記横梁本体に直交し、前記一対の横梁本体の間で車幅方向に延びる挿通空間が形成された縦部材と、
    前記一対の横梁本体の車幅方向両側部にて前記一対の横梁本体に架け渡された下板と、
    前記挿通空間を挿通して車幅方向に延び、前記下板の上面に接合されて且つ前記縦部材のうち前記挿通空間を形成する縁部に接合された横部材と、を備え、
    前記横部材は、空気バネの底壁部から下方に突出する筒部が挿入される挿入空間が形成された柱材と、前記柱材の車幅方向両側に隣接した一対の補強材と、を有する、鉄道車両用台車枠。
  2. 前記一対の補強材の車両長手方向一方側の側面と前記柱材の車両長手方向一方側の側面とは、車幅方向に平行で且つ同一平面上に形成されており、
    前記一対の補強材の車両長手方向他方側の側面と前記柱材の車両長手方向他方側の側面とは、車幅方向に平行で且つ同一平面上に形成されている、請求項1に記載の鉄道車両用台車枠。
  3. 前記縦部材及び前記横部材の上方に配置され、前記一対の横梁本体に架け渡された上板を更に備え、
    前記上板は、前記柱材が上方に向けて貫通する貫通孔を有し、前記一対の補強材の上面に当接している、請求項1又は2に記載の鉄道車両用台車枠。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の台車枠と、
    複数の車軸を夫々支持する複数の軸受を夫々収容する複数の軸箱と、
    車両長手方向に延び、前記複数の軸箱のうち車両長手方向に離間して配置された一対の軸箱に支持されて且つ前記台車枠を支持する板バネと、を備え、
    前記台車枠は、前記下板の下面に取り付けられて、前記板バネの長手方向中央部を上方から押圧する押圧部材を有し、
    前記縦部材は、上方から見て前記押圧部材に重なる位置に配置され、前記下板に接合されている、鉄道車両用台車。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の台車枠と、
    一対の車軸を夫々支持する複数の軸受を夫々収容する複数の軸箱と、
    前記複数の軸箱を前記台車枠に連結する複数の軸箱支持装置と、を備え、
    前記縦部材は、前記一対の横梁本体の車幅方向両側に向けて延びる側梁である、鉄道車両用台車。
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