JP6841013B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6841013B2
JP6841013B2 JP2016225761A JP2016225761A JP6841013B2 JP 6841013 B2 JP6841013 B2 JP 6841013B2 JP 2016225761 A JP2016225761 A JP 2016225761A JP 2016225761 A JP2016225761 A JP 2016225761A JP 6841013 B2 JP6841013 B2 JP 6841013B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
instructor
paper
confirmation screen
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016225761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018083293A (ja
Inventor
勇作 栗原
勇作 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2016225761A priority Critical patent/JP6841013B2/ja
Publication of JP2018083293A publication Critical patent/JP2018083293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6841013B2 publication Critical patent/JP6841013B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
媒体カセットの着脱を検出するカセット着脱検出部と、媒体のサイズを設定する操作パネルと、カセット着脱検出部と操作パネルに基づいて媒体のサイズの設定がされたか否かを判定する設定変更有無判定部と、判定記憶部とを有し、ホストから印刷要求があった場合、判定記憶部から判定結果を読出し、媒体のサイズの設定がなされていないときに、ホストに確認を促すメッセージを送信する画像形成装置は、知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−226665号公報
ここで、複数のユーザインターフェースから指示者が処理を指示する場合がある。このような場合には、複数のユーザインターフェースの何れかから指示者が指示した処理を実行するために必要な確認を行わせるための確認情報を、複数のユーザインターフェースのうちの1つのユーザインターフェースに出力する構成を採用することが考えられる。しかしながら、このような構成を採用した場合、確認情報が出力されたユーザインターフェースを指示者が使用していなければ、確認情報は指示者に伝わらない。
本発明の目的は、複数のユーザインターフェースの何れかから指示者が指示した処理を実行するために必要な確認を行わせるための確認情報を、指示者に伝えることにある。
請求項1に記載の発明は、処理を指示する何れかの指示者に対して予め確認すべき情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された情報から、前記何れかの指示者に対して確認すべき確認画面を生成する確認画面生成手段と、複数のユーザインターフェースの何れかのユーザインターフェースから処理の実行を指示する指示者に対して、当該処理を実行するために当該指示者による確認が必要になった場合に、前記確認画面生成手段により生成された前記確認画面を当該指示者が使用している特定のユーザインターフェースに出力する出力手段を備え、前記出力手段は、前記何れかの指示者の中で前記確認すべき情報に含まれる処理の種別に対応する画面を表示している前記指示者に対して前記確認画面を出力することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記出力手段は、前記指示者が指示する処理の結果が当該指示者以外の他の指示者が指示する他の処理に影響を与える場合に、前記複数のユーザインターフェースのうち、当該他の指示者が使用している他のユーザインターフェースに前記確認画面を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記記憶手段に記憶される前記予め確認すべき情報は、給紙部に関連する内容ついて前記指示者に予め確認させるための情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記記憶手段に記憶される前記予め確認すべき情報は、前記給紙部に装填された用紙の属性が判別できない場合に、当該用紙の属性を入力させるための情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記記憶手段に記憶される前記予め確認すべき情報は、前記給紙部に装填された用紙の属性が判別できない場合に、前記何れかの指示者が確認を保留できるように構成された情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記記憶手段に記憶される前記予め確認すべき情報は、前記処理を継続するために必要な確認を行わせるための第1の情報と、前記処理を継続するために必要ではない確認を行わせるための第2の情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記出力手段は、前記何れかの指示者が予め定められた条件を満たさない場合に、前記第2の情報を当該指示者に対して出力しないことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、コンピュータに、記憶手段から、処理を指示する何れかの指示者に対して予め確認すべき情報を取得する機能と、取得した前記予め確認すべき情報から、前記何れかの指示者に対して確認すべき確認画面を生成する機能と、複数のユーザインターフェースの何れかのユーザインターフェースから処理の実行を指示する指示者に対して、当該処理を実行するために当該指示者による確認が必要になった場合に、生成された前記確認画面を当該指示者が使用している特定のユーザインターフェースに出力する機能と、前記何れかの指示者の中で前記確認すべき情報に含まれる処理の種別に対応する画面を表示している前記指示者に対して前記確認画面を出力する機能と実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、表示されている画面から特定された指示者に確認情報を伝えることができる
請求項2の発明によれば、複数のユーザインターフェースの何れかから指示者が指示した処理を実行するために必要な確認を行わせるための確認情報を、その処理の結果が影響を与える他の処理を指示する他の指示者に伝えることができる。
請求項3の発明によれば、複数のユーザインターフェースの何れかから指示者が指示した処理を実行するために給紙部について確認を行わせるための確認情報を、指示者に伝えることができる。
請求項4の発明によれば、給紙部に装填された用紙の属性が判別できない場合、用紙の属性を把握することができる。
請求項5の発明によれば、給紙部に装填された用紙の属性が判別できない場合、判別できなかった用紙の属性の確認を、指示者に保留させることができる。
請求項6の発明によれば、複数のユーザインターフェースの何れかから指示者が指示した処理を継続するために必要な確認を行わせるための確認情報と必要ではない確認を行わせるための確認情報とを、指示者に伝えることができる。
請求項7の発明によれば、複数のユーザインターフェースの何れかから指示者が指示した処理を継続するために必要ではない確認を行わせるための確認情報を、指示者に伝えないようにできる。
請求項8の発明によれば、表示されている画面から特定された指示者に確認情報を伝えることができる
本発明の実施の形態が適用される画像処理システムの全体構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像処理装置のハードウェア構成例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における画像処理装置の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における画像処理装置の手差し給紙部に用紙が装填された際の動作例を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における画像処理装置の画像形成指示情報を受信した際の動作例を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態で表示される確認画面の一例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態で表示される確認画面の一例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における画像処理装置の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における画像処理装置の画像処理指示情報を受信した際の動作例を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における画像処理装置の画像処理指示情報を受信した際の動作例を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態で表示される確認画面の一例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[画像処理システムの全体構成]
図1は、本実施の形態が適用される画像処理システムの全体構成例を示した図である。図示するように、この画像処理システムは、端末装置10a,10b,10cと、画像処理装置20とが、通信回線80で接続されることにより構成されている。ここで、端末装置10a,10b,10cは、これらを区別しない場合は、端末装置10と称する。端末装置10は、3台示しているが、4台以上あってもよい。また、画像処理装置20は、1台のみ示しているが、2台以上あってもよい。
端末装置10は、画像処理装置20に画像処理を指示するコンピュータ装置であり、画像処理装置20に対するリモートUIとして機能する。即ち、ユーザが端末装置10から画像処理装置20にログインして画像処理を指示する操作を行うと、端末装置10は、画像処理装置20に対して、画像処理を指示する画像処理指示情報を送信する。例えば、ユーザが画像処理として画像形成を指示する操作を行った場合は、画像処理装置20に対して、画像形成を指示する画像形成指示情報を送信する。図では、端末装置10として、画像処理装置20に有線の通信回線80で接続されたPCを用いているが、画像処理装置20と無線接続可能なスマートフォン等の携帯端末を用いてもよい。尚、端末装置10a〜10cを使用するユーザは、全て異なるユーザであってもよいし、同じユーザを含んでいてもよい。本実施の形態では、第1のインターフェース又は第2のユーザインターフェースの一例として、端末装置10を設けている。
画像処理装置20は、紙等の記録媒体への画像形成、紙等の記録媒体からの画像読取り、公衆回線への画像送信、公衆回線からの画像受信等の画像処理を行う装置である。但し、これらの少なくとも1つを行うものであってもよい。例えば、画像形成のみを行う観点からはプリンタであり、画像読取りのみを行う観点からはスキャナであり、画像読取り及び画像形成を行う観点からはコピー機であり、画像読取り及び画像送信又は画像受信及び画像形成を行う観点からはファクシミリである。尚、画像処理装置20では、マルチUIによるマルチログインが可能となっている。また、画像処理装置20には、給紙部が設けられているものとする。給紙部とは、画像が形成される用紙を供給する用紙供給部と、画像が読み取られる原稿を供給する自動両面原稿送り装置とを含む概念であり、用紙供給部には、更に、用紙を収納したカセットを画像処理装置20内に挿入して用紙を供給するものと、用紙を外部から手差しで画像処理装置20内に供給するものとがある。以下では、給紙部として、この用紙を外部から手差しで画像処理装置20内に供給する用紙供給部を例にとり、これを「手差し給紙部」と呼ぶことにする。
通信回線80は、端末装置10と画像処理装置20との間の情報通信に用いられる通信手段である。通信回線80としては、例えばLAN(Local Area Network)やインターネットを用いるとよい。
[画像処理装置のハードウェア構成]
図2は、本実施の形態が適用される画像処理装置20のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、画像処理装置20は、CPU(Central Processing Unit)21と、RAM(Random Access Memory)22と、ROM(Read Only Memory)23と、HDD(Hard Disk Drive)24と、操作パネル25と、画像読取部26と、画像形成部27と、通信インターフェース(以下、「通信I/F」と表記する)28とを備える。
CPU21は、ROM23等に記憶された各種プログラムをRAM22にロードして実行することにより、後述する各機能を実現する。
RAM22は、CPU21の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM23は、CPU21が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
HDD24は、画像読取部26が読み取った画像データや画像形成部27における画像形成にて用いる画像データ等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
操作パネル25は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行うタッチパネルであり、画像処理装置20に対するローカルUIとして機能する。ここで、操作パネル25は、各種情報が表示される表示画面の一例であるディスプレイと、指やスタイラスペン等の指示手段で指示された位置を検出する位置検出シートとからなる。尚、操作パネル25を使用するユーザは、端末装置10を使用する全てのユーザと異なるユーザであってもよいし、端末装置10を使用する何れかのユーザと同じユーザであってもよい。本実施の形態では、第1のインターフェース又は第2のユーザインターフェースの一例として、操作パネル25を設けている。
画像読取部26は、画像処理手段の一例であり、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る。ここで、画像読取部26は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いるとよい。
画像形成部27は、画像処理手段の一例であり、記録媒体に画像を形成する。ここで、画像形成部27は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いるとよい。
通信I/F28は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
[第1の実施の形態]
図3は、第1の実施の形態における情報処理装置30の機能構成例を示したブロック図である。ここで、情報処理装置30は、画像処理装置20のCPU21(図2参照)が、後述する各機能部を実現するプログラムを例えばROM23(図2参照)からRAM22(図2参照)に読み込んで実行することにより、実現される装置として捉えられる。
図示するように、情報処理装置30は、用紙情報判別部31と、確認画面生成部32と、表示制御部33と、操作受付部34と、用紙情報設定部35と、用紙情報記憶部36と、受信部37と、送信部38と、画像形成指示部39とを備えている。
用紙情報判別部31は、手差し給紙部に用紙が装填された際に、用紙の属性を示す情報(以下、「用紙情報」という)を判別する。この用紙情報は、複数の項目の情報を含み、複数の項目としては、用紙のサイズ、種別、色、紙質等が例示される。そして、用紙情報を判別できた場合は、用紙情報を用紙情報設定部35に伝え、用紙情報を判別できなかった場合は、その旨を確認画面生成部32に伝える。ここで、「用紙情報を判別できた」とは、用紙情報の全ての項目の情報を判別できたことを言い、「用紙情報を判別できなかった」とは、用紙情報の少なくとも1つの項目の情報を判別できなかったことを言うものとする。
確認画面生成部32は、手差し給紙部に用紙が装填された際に、用紙情報判別部31により用紙情報が判別できなければ、用紙情報の確認を求める確認画面を生成する。確認画面では、用紙情報の項目のうち、判別できた項目については、判別した情報を表示し、判別できなかった項目については、何も表示しないようにするとよい。また、操作受付部34が画像形成指示情報を入力する操作を受け付けた際又は受信部37が画像形成指示情報を受信した際に、用紙情報記憶部36に用紙情報が記憶されていれば、記憶された用紙情報を示して用紙情報の確認を求める確認画面を生成し、用紙情報記憶部36に用紙情報が記憶されていなければ、既定の用紙情報を示して用紙情報の確認を求める確認画面を生成する。本実施の形態では、指示者に確認を行わせるための確認情報の一例として、確認画面を用いている。
表示制御部33は、操作パネル25(図2参照)から画像形成指示情報が入力されていれば、確認画面生成部32により生成された確認画面を操作パネル25に表示するように制御する。本実施の形態では、特定のユーザインターフェースの一例として、画像形成指示情報を入力した操作パネル25を用いており、特定のユーザインターフェース以外の他のユーザインターフェースの一例として、画像形成指示情報を入力していない操作パネル25を用いている。また、確認情報を特定のユーザインターフェースに出力する出力手段の一例として、表示制御部33を設けている。
操作受付部34は、手差し給紙部に用紙が装填された際に、用紙情報判別部31により用紙情報が判別できなければ、確認画面上で用紙情報を指定する操作を受け付ける。用紙情報の項目のうち、判別できた項目については、確認画面に判別された情報が表示されているので、ユーザは、これが正しければ確認画面上でその旨を通知する操作を行い、これが正しくなければ確認画面上でこれを修正する操作を行う。また、用紙情報の項目のうち、判別できなかった項目については、確認画面に何も表示されていないので、ユーザは、確認画面上でこれを入力する操作を行う。更に、ユーザは、用紙情報の指定をスキップする(保留する)操作を行ってもよい。そして、操作受付部34は、これらの操作を受け付け、その操作の内容を用紙情報設定部35に伝える。加えて、操作受付部34は、ユーザが操作パネル25(図2参照)から画像形成指示情報を入力する操作を受け付け、その旨を確認画面生成部32に伝え、画像形成指示情報を画像形成指示部39に出力する。
用紙情報設定部35は、手差し給紙部に用紙が装填された際に、用紙情報判別部31により用紙情報が判別できれば、判別された用紙情報を設定する。また、手差し給紙部に用紙が装填された際に、用紙情報判別部31により用紙情報が判別できなかった場合、操作受付部34で用紙情報を指定する操作を受け付ければ、その操作で指定された用紙情報を設定し、操作受付部34で用紙情報の指定をスキップする操作を受け付ければ、用紙情報を設定しない。
用紙情報記憶部36は、用紙情報設定部35により用紙情報が設定されれば、その設定された用紙情報を記憶する。
受信部37は、端末装置10(図1参照)から通信I/F28(図2参照)を介して画像形成指示情報を受信し、その旨を確認画面生成部32に伝え、画像形成指示情報を画像形成指示部39に出力する。
送信部38は、確認画面生成部32により生成された確認画面を、画像形成指示情報を送信した端末装置10(図1参照)に通信I/F28(図2参照)を介して送信する。本実施の形態では、特定のユーザインターフェースの一例として、画像形成指示情報を送信した端末装置10を用いており、特定のユーザインターフェース以外の他のユーザインターフェースの一例として、画像形成指示情報を送信していない端末装置10を用いている。また、確認情報を特定のユーザインターフェースに出力する出力手段の一例として、送信部38を設けている。
画像形成指示部39は、操作受付部34から受け取った画像形成指示情報又は受信部37から受け取った画像形成指示情報に基づく画像形成を、画像形成部27(図2参照)に指示する。本実施の形態では、第1のユーザインターフェース又は第2のユーザインターフェースから指示者が指示した処理を実行する実行手段の一例として、画像形成指示部39を設けている。
図4は、第1の実施の形態における情報処理装置30の手差し給紙部に用紙が装填された際の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、情報処理装置30では、まず、用紙情報判別部31が、手差し給紙部に用紙が装填されたことを検知する(ステップ301)。そして、この検知された用紙の属性を示す用紙情報が判別できたかどうかを判定する(ステップ302)。
その結果、用紙情報が判別できなかったと判定されれば、確認画面生成部32が、用紙情報の確認を求める確認画面を生成する(ステップ303)。そして、表示制御部33が、この生成された確認画面を操作パネル25に表示するように制御する(ステップ304)。
このようにして確認画面が操作パネル25に表示されると、ユーザが用紙情報を指定する操作又は用紙情報の指定をスキップする操作を行うので、操作受付部34が、この操作を受け付ける(ステップ305)。これにより、用紙情報設定部35が、この受け付けた操作が用紙情報の指定をスキップする操作であるかどうかを判定する(ステップ306)。受け付けた操作が用紙情報の指定をスキップする操作であると判定されれば、用紙情報設定部35は、用紙情報の設定を行うことなく処理を終了する。
一方、ステップ302で用紙情報が判別できたと判定されれば、用紙情報設定部35が、判別した用紙情報を用紙情報記憶部36に設定する(ステップ307)。また、ステップ306で受け付けた操作が用紙情報の指定をスキップする操作でない、つまり、用紙情報を指定する操作であると判定されれば、用紙情報設定部35が、この操作で指定された用紙情報を用紙情報記憶部36に設定する(ステップ307)。
図5は、第1の実施の形態における情報処理装置30の画像形成指示情報を受信した際の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、情報処理装置30では、まず、操作受付部34が画像形成指示情報を入力する操作を受け付けたかどうか、及び、受信部37が画像形成指示情報を受信したかどうかを判定する(ステップ351)。操作受付部34が画像形成指示情報を入力する操作を受け付けておらず、かつ、受信部37が画像形成指示情報を受信していなければ、操作受付部34及び受信部37は、ステップ351を繰り返す。操作受付部34が画像形成指示情報を入力する操作を受け付けた場合、又は、受信部37が画像形成指示情報を受信した場合は、確認画面生成部32が、用紙情報記憶部36に用紙情報が設定されているかどうかを判定する(ステップ352)。
その結果、用紙情報記憶部36に用紙情報が設定されていないと判定されれば、確認画面生成部32が、既定の用紙情報を用いて用紙情報の確認を求める確認画面を生成する(ステップ353)。
一方、用紙情報記憶部36に用紙情報が設定されていると判定されれば、確認画面生成部32が、設定された用紙情報を用いて用紙情報の確認を求める確認画面を生成する(ステップ354)。
そして、表示制御部33又は送信部38が、この生成された確認画面を、操作パネル25及び複数の端末装置10のうち、画像形成指示情報を入力した操作パネル25又は画像形成指示情報を送信した端末装置10に表示するように制御し又は送信する(ステップ355)。つまり、画像形成指示情報が操作パネル25から入力されたのであれば、表示制御部33は、操作パネル25に確認画面を表示するように制御し、画像形成指示情報が何れかの端末装置10から送信されたのであれば、送信部38は、その端末装置10に確認画面を送信する。
このようにして確認画面が操作パネル25又は端末装置10に表示されると、ユーザが用紙情報を確認する操作を行うので、操作受付部34がこの操作を受け付け、又は、受信部37がこの操作が行われた旨の情報を受信する(ステップ356)。これにより、画像形成指示部39が、画像形成部27に対して、この確認された用紙情報を用いて画像形成を行うよう指示する(ステップ357)。
ここで、第1の実施の形態で表示される確認画面について説明する。
図6は、図4のステップ304で表示される確認画面の一例を示した図である。この確認画面では、手差し給紙部に用紙を装填した際に判別された用紙情報が設定欄321〜323に表示されている。そして、ユーザは、設定欄321〜323の情報が正しいと判断すれば、そのままボタン324を押下することにより、また、設定欄321〜323の何れかの設定欄の情報が正しくないと判断すれば、その設定欄の情報を修正した後にボタン324を押下することにより、用紙情報を指定できるようになっている。
図7は、図5のステップ353又はステップ354で表示される確認画面の一例を示した図である。この確認画面は、用紙サイズ「レター」、用紙種別「ステーショナリー」、用紙色「白」で画像形成を行ってよいかの確認を求める画面である。尚、用紙サイズ「レター」、用紙種別「ステーショナリー」、用紙色「白」は、図5のステップ353で表示される確認画面においては、既定の用紙情報の例であり、図5のステップ354で表示される確認画面においては、用紙情報記憶部36に設定された用紙情報の例である。そして、ユーザは、ボタン371を押下することにより、この用紙情報での画像形成を開始することができ、ボタン372を押下することにより、この用紙情報での画像形成を取り消すことができるようになっている。
尚、この第1の実施の形態では、図5のステップ355で、ユーザが画像形成指示情報を入力する際に用いた操作パネル25又はユーザが画像形成指示情報を送信する際に用いた端末装置10に確認画面を出力したが、これには限らない。例えば、ユーザがある端末装置10でログインして画像形成指示情報を送信した後、操作パネル25又は別の端末装置10で再ログインした場合は、再ログインする際に用いた操作パネル25又は端末装置10に確認画面を出力してもよい。或いは、ユーザが端末装置10から画像形成指示情報を送信した後、操作パネル25の前に移動した場合は、操作パネル25に確認画面を表示してもよい。尚、この場合、ユーザが操作パネル25の前に移動したことは、例えば、端末装置10からの電波の強度の変化によって検知するとよい。
即ち、この第1の実施の形態は、確認を求めるべきユーザが使用している操作パネル25又は端末装置10だけに確認画面を出力するものである。複数のユーザが操作パネル25又は複数の端末装置10から画像形成指示を行う場合、操作パネル25及び複数の端末装置10の何れにも確認画面を出力しないことにすると、ユーザは画像形成指示の履歴を確認して手差し給紙部で処理が停止していることを自ら確かめなければならないからである。一方、操作パネル25及び複数の端末装置10の全てに確認画面を出力することにすると、その画像形成指示とは関係のないユーザにも確認画面を見せることになってしまうからである。
また、この第1の実施の形態では、給紙部として手差し給紙部を想定し、操作パネル25又は端末装置10が画像形成指示情報を入力又は送信する場合について説明したが、これには限らない。給紙部として自動両面原稿送り装置を想定し、操作パネル25又は端末装置10は、画像形成指示情報を一般化して、画像処理指示情報を入力又は送信するものとしてもよい。
[第2の実施の形態]
図8は、第2の実施の形態における情報処理装置40の機能構成例を示したブロック図である。ここで、情報処理装置40は、画像処理装置20のCPU21(図2参照)が、後述する各機能部を実現するプログラムを例えばROM23(図2参照)からRAM22(図2参照)に読み込んで実行することにより、実現される装置として捉えられる。
図示するように、情報処理装置40は、操作受付部41と、受信部42と、画像処理指示部43と、処理停止検知部44と、停止情報記憶部45と、ログイン情報記憶部46と、確認画面生成部47と、表示制御部48と、送信部49とを備えている。
操作受付部41は、ユーザが操作パネル25(図2参照)から画像処理指示情報を入力する操作を受け付け、その旨を確認画面生成部47に伝え、画像処理指示情報を画像処理指示部43に出力する。
受信部42は、端末装置10(図1参照)から通信I/F28(図2参照)を介して画像処理指示情報を受信し、その旨を確認画面生成部47に伝え、画像処理指示情報を画像処理指示部43に出力する。
画像処理指示部43は、操作受付部41から受け取った画像処理指示情報又は受信部42から受け取った画像処理指示情報に基づく画像処理を、画像読取部26(図2参照)又は画像形成部27(図2参照)に指示する。例えば、画像処理が紙等の記録媒体からの画像読取りであれば、画像読取りを画像読取部26に指示し、画像処理が記録媒体への画像形成であれば、画像形成を画像形成部27に指示する。本実施の形態では、第1のユーザインターフェース又は第2のユーザインターフェースから指示者が指示した処理を実行する実行手段の一例として、画像処理指示部43を設けている。
処理停止検知部44は、画像処理指示部43による画像処理の指示に応じて画像読取部26(図2参照)又は画像形成部27(図2参照)で画像処理が実行された結果、その後の処理が停止した場合に、その停止を検知する。そして、画像処理を指示したユーザを識別する識別情報(以下、「ユーザID」という)と、画像読取りか画像形成か等の画像処理の種別(以下、「画像処理種別」という)と、処理が停止した原因(以下、「停止原因」という)とを対応付けた停止情報を出力する。
停止情報記憶部45は、処理停止検知部44が出力した停止情報を記憶する。
ログイン情報記憶部46は、現在ログイン中のユーザのユーザIDと、そのユーザが操作パネル25(図2参照)又は端末装置10(図1参照)で表示している画面が属する画像処理種別と、そのユーザの権限を示す権限情報とを対応付けたログイン情報を記憶する。
確認画面生成部47は、操作受付部41が画像処理指示情報を入力する操作を受け付けた際又は受信部42が画像処理指示情報を受信した際に、停止情報記憶部45に停止情報が記憶されていれば、停止情報に含まれる停止原因を示して処理を再開するかどうかの確認を求める確認画面を生成する。本実施の形態では、指示者に確認を行わせるための確認情報の一例として、また、処理を継続するために必要な確認を行わせるための第1の確認情報の一例として、処理を再開するかどうかの確認を求める確認画面を用いている。また、停止情報に含まれるユーザIDを示して処理の停止を確認させる確認画面を生成する。その際、停止情報に含まれる画像処理種別に対応する画面を表示しているユーザを特定し、ログイン情報記憶部46に記憶されたログイン情報を参照して、このユーザが使用している操作パネル25(図2参照)又は端末装置10(図1参照)を表示先又は送信先として決定する。本実施の形態では、指示者に確認を行わせるための確認情報とは異なる他の確認情報の一例として、処理の停止を確認させる確認画面を用いている。また、指示者が指示した処理の結果が影響を与える他の処理を指示する他の指示者の一例として、停止情報に含まれる画像処理種別に対応する画面を表示しているユーザを用いている。更に、操作受付部41が画像処理指示情報を入力する操作を受け付けた際又は受信部42が画像処理指示情報を受信した際に、停止情報記憶部45に停止情報が記憶されていないが、念のために確認すべき事項があれば、念のために確認させる確認画面を生成する。その際、停止情報に含まれるユーザIDに基づいて処理の停止を引き起こした画像処理を指示したユーザを特定し、ログイン情報記憶部46に記憶されたログイン情報を参照して、このユーザの権限を示す権限情報を取得し、この権限情報が予め定められた条件を満たす場合に、そのユーザが使用する操作パネル25(図2参照)又は端末装置10(図1参照)に表示又は送信することを決定する。本実施の形態では、処理を継続するために必要でない確認を行わせるための第2の確認情報の一例として、念のために確認させる確認画面を用いている。
表示制御部48は、操作パネル25(図2参照)から画像処理指示情報が入力されていれば、確認画面生成部47により生成された確認画面を操作パネル25に表示するように制御する。或いは、確認画面生成部47により生成された確認画面を、この画像処理指示情報に関連する画面を表示しているユーザが使用している操作パネル25(図2参照)に表示するように制御することもある。本実施の形態では、特定のユーザインターフェースの一例として、画像処理指示情報を入力した操作パネル25を用いており、特定のユーザインターフェース以外の他のユーザインターフェースの一例として、この画像処理指示情報に関連する画面を表示しているユーザが使用している操作パネル25を用いている。また、確認情報を特定のユーザインターフェースに出力する出力手段の一例として、表示制御部48を設けている。
送信部49は、確認画面生成部47により生成された確認画面を、画像処理指示情報を送信した端末装置10(図1参照)に通信I/F28(図2参照)を介して送信する。或いは、確認画面生成部47により生成された確認画面を、この画像処理指示情報に関連する画面を表示しているユーザが使用している端末装置10(図1参照)に送信することもある。本実施の形態では、特定のユーザインターフェースの一例として、画像処理指示情報を送信した端末装置10を用いており、特定のユーザインターフェース以外の他のユーザインターフェースの一例として、この画像処理指示情報に関連する画面を表示しているユーザが使用している端末装置10を用いている。また、確認情報を特定のユーザインターフェースに出力する出力手段の一例として、送信部49を設けている。
図9−1及び図9−2は、第2の実施の形態における情報処理装置40の画像処理指示情報を受信した際の動作例を示したフローチャートである。尚、この動作例は、複数のユーザが画像処理装置20にログインしていることを前提としており、動作に先立ち、ログイン中のユーザのログイン情報がログイン情報記憶部46に記憶されているものとする。
図9−1に示すように、情報処理装置40では、まず、操作受付部41が画像処理指示情報を入力する操作を受け付けたかどうか、及び、受信部42が画像処理指示情報を受信したかどうかを判定する(ステップ401)。操作受付部41が画像処理指示情報を入力する操作を受け付けておらず、かつ、受信部42が画像処理指示情報を受信していなければ、操作受付部41及び受信部42は、ステップ401を繰り返す。操作受付部41が画像処理指示情報を入力する操作を受け付けた場合、又は、受信部42が画像処理指示情報を受信した場合は、画像処理指示部43が、画像読取部26又は画像形成部27に対して、画像処理を指示する(ステップ402)。
これにより、画像読取部26又は画像形成部27が画像処理を行い、処理停止検知部44が処理の停止を検知すると、停止情報記憶部45に停止情報が記憶される。そこで、確認画面生成部47が、停止情報記憶部45に停止情報が記憶されているかどうかを判定する(ステップ403)。
その結果、停止情報記憶部45に停止情報が記憶されていると判定されたとする。これは、処理が停止しており、ユーザが確認を行わなければ処理を再開できない場合である。例えば、自動両面原稿送り装置の紙詰まりにより処理が停止している場合、消耗品(トナー、用紙、ホチキス針等)が切れたことにより処理が停止している場合、スキャン時にサイズが検知できず処理が停止している場合、用紙が最大重量を超過していたりペーパーパスからみて出せない状況になっていたりして用紙を取り除く必要があるために処理が停止している場合、認証機能がない画像処理装置20を使用したことにより処理が停止している場合等が、これに該当する。
この場合、確認画面生成部47が、処理を再開するかの確認を求める確認画面を生成する(ステップ404)。その際、確認画面生成部47は、停止情報記憶部45に記憶された停止情報から停止原因を取り出し、これを確認画面に含めるとよい。例えば、確認画面には、「紙詰まりです」等の文言が含められる。そして、表示制御部48又は送信部49が、この生成された確認画面を、操作パネル25及び複数の端末装置10のうち、画像処理指示情報を入力した操作パネル25又は画像処理指示情報を送信した端末装置10に表示するように制御し又は送信する(ステップ405)。つまり、画像処理指示情報が操作パネル25から入力されたのであれば、表示制御部48は、操作パネル25に確認画面を表示するように制御し、画像処理指示情報が何れかの端末装置10から送信されたのであれば、送信部49は、その端末装置10に確認画面を送信する。
また、確認画面生成部47は、処理の停止を確認させる確認画面を生成する(ステップ406)。その際、確認画面生成部47は、停止情報記憶部45に記憶された停止情報から処理の停止を引き起こした画像処理を指示したユーザのユーザIDを取り出し、これを確認画面に含めるとよい。例えば、確認画面には、「ユーザXXの画像処理指示で待ちが発生しています」等の文言が含められる。そして、表示制御部48又は送信部49が、この生成された確認画面を、操作パネル25及び複数の端末装置10のうち、処理の停止を引き起こした画像処理指示情報と同じ画像処理種別の画面を表示している操作パネル25又は端末装置10に表示するように制御し又は送信する(ステップ407)。つまり、処理の停止を引き起こした画像処理指示情報と同じ画像処理種別の画面が操作パネル25に表示されていれば、表示制御部48は、操作パネル25に確認画面を表示するように制御し、処理の停止を引き起こした画像処理指示情報と同じ画像処理種別の画面が何れかの端末装置10に表示されていれば、送信部49は、その端末装置10に確認画面を送信する。尚、処理の停止を引き起こした画像処理指示情報と同じ画像処理種別の画面を表示している操作パネル25又は端末装置10は、停止情報から画像処理種別を取り出し、ログイン情報記憶部46に記憶されたログイン情報においてこの画像処理種別に対応付けられたユーザIDを取り出し、そのユーザIDのユーザが使用している操作パネル25又は端末装置10を調べることにより、決定するとよい。
ステップ405で確認画面が操作パネル25又は端末装置10に表示されると、処理の再開が可能であれば、ユーザが処理を再開することを確認する操作を行うので、操作受付部41がこの操作を受け付け、又は、受信部42がこの操作が行われた旨の情報を受信する(ステップ408)。これにより、画像処理指示部43が、画像読取部26又は画像形成部27に対して、画像処理を再開するよう指示する(ステップ409)。
一方、ステップ403で停止情報記憶部45に停止情報が記憶されていないと判定されれば、図9−2に示すように、確認画面生成部47が、念のための確認を行うかどうかを判定する(ステップ451)。ここで、念のための確認としては、高価な用紙を使用するが問題ないか、封筒等の向きが正しいか、セキュリティの高い印刷を行うが問題ないか、公の証明書を印刷するが問題ないか等の確認がある。その結果、念のための確認を行うと判定されれば、確認画面生成部47は、画像処理を指示したユーザの権限情報が予め定められた条件を満たすかどうかを判定する(ステップ452)。具体的には、ログイン情報記憶部46に記憶されたログイン情報を参照して、画像処理を指示したユーザの権限情報を特定し、この権限情報が予め定められた条件(例えば、予め定められた基準よりも低いという条件)を満たすかどうかを判定する。
画像処理を指示したユーザの権限情報が予め定められた条件を満たす(例えば、予め定められた基準よりも低い)と判定されれば、確認画面生成部47は、念のために確認させる確認画面を生成する(ステップ453)。そして、表示制御部48又は送信部49が、この生成された確認画面を、操作パネル25及び複数の端末装置10のうち、画像処理指示情報を入力した操作パネル25又は画像処理指示情報を送信した端末装置10に表示するように制御し又は送信する(ステップ454)。つまり、画像処理指示情報が操作パネル25から入力されたのであれば、表示制御部48は、操作パネル25に確認画面を表示するように制御し、画像処理指示情報が何れかの端末装置10から送信されたのであれば、送信部49は、その端末装置10に確認画面を送信する。
このようにして確認画面が操作パネル25又は端末装置10に表示されると、ユーザが念のために確認する操作を行うので、操作受付部41がこの操作を受け付け、又は、受信部42がこの操作が行われた旨の情報を受信する(ステップ455)。
一方、ステップ451で念のための確認を行わないと判定されれば、処理は終了する。また、ステップ452で画像処理を指示したユーザの権限情報が予め定められた条件を満たさない(例えば、予め定められた基準よりも高い)と判定された場合も、処理は終了する。
ここで、第2の実施の形態で表示される確認画面について説明する。
図10は、図9−1のステップ405で表示される確認画面の一例を示した図である。この確認画面は、あるリソースのために処理が停止している場合にその処理を再開するかの確認を求める画面である。そして、ユーザは、ボタン421を押下することにより、停止している処理を再開することができ、ボタン422を押下することにより、処理の停止を引き起こした画像処理指示情報を削除することができるようになっている。
尚、この第2の実施の形態では、図9−1のステップ405及び図9−2のステップ454で、ユーザが画像処理指示情報を入力する際に用いた操作パネル25又はユーザが画像処理指示情報を送信する際に用いた端末装置10に確認画面を出力したが、これには限らない。例えば、ユーザがある端末装置10でログインして画像処理指示情報を送信した後、操作パネル25又は別の端末装置10で再ログインした場合は、再ログインする際に用いた操作パネル25又は端末装置10に確認画面を出力してもよい。或いは、ユーザが端末装置10から画像処理指示情報を送信した後、操作パネル25の前に移動した場合は、操作パネル25に確認画面を表示してもよい。尚、この場合、ユーザが操作パネル25の前に移動したことは、例えば、端末装置10からの電波の強度の変化によって検知するとよい。即ち、図9−1のステップ405及び図9−2のステップ454は、確認を求めるべきユーザが使用している操作パネル25又は端末装置10に確認画面を出力するものとして捉えることができる。
[プログラム]
本実施の形態における情報処理装置30,40が行う処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。
即ち、本実施の形態を実現するプログラムは、コンピュータに、第1のユーザインターフェース又は第2のユーザインターフェースから指示者が指示した処理を実行する機能と、処理を実行するために指示者による確認が必要になった場合に、指示者に確認を行わせるための確認情報を、第1のユーザインターフェース及び第2のユーザインターフェースのうち、指示者が使用している特定のユーザインターフェースに出力する機能とを実現させるためのプログラムとして捉えられる。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…端末装置、20…画像処理装置、30,40…情報処理装置、31…用紙情報判別部、32,47…確認画面生成部、33,48…表示制御部、34,41…操作受付部、35…用紙情報設定部、36…用紙情報記憶部、37,42…受信部、38,49…送信部、39…画像形成指示部、43…画像処理指示部、44…処理停止検知部、45…停止情報記憶部、46…ログイン情報記憶部

Claims (8)

  1. 処理を指示する何れかの指示者に対して予め確認すべき情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された情報から、前記何れかの指示者に対して確認すべき確認画面を生成する確認画面生成手段と、
    複数のユーザインターフェースの何れかのユーザインターフェースから処理の実行を指示する指示者に対して、当該処理を実行するために当該指示者による確認が必要になった場合に、前記確認画面生成手段により生成された前記確認画面を当該指示者が使用している特定のユーザインターフェースに出力する出力手段を備え、
    前記出力手段は、前記何れかの指示者の中で前記確認すべき情報に含まれる処理の種別に対応する画面を表示している前記指示者に対して前記確認画面を出力することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、前記指示者が指示する処理の結果が当該指示者以外の他の指示者が指示する他の処理に影響を与える場合に、前記複数のユーザインターフェースのうち、当該他の指示者が使用している他のユーザインターフェースに前記確認画面を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶手段に記憶される前記予め確認すべき情報は、給紙部に関連する内容ついて前記指示者に予め確認させるための情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶手段に記憶される前記予め確認すべき情報は、前記給紙部に装填された用紙の属性が判別できない場合に、当該用紙の属性を入力させるための情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶手段に記憶される前記予め確認すべき情報は、前記給紙部に装填された用紙の属性が判別できない場合に、前記何れかの指示者が確認を保留できるように構成された情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶手段に記憶される前記予め確認すべき情報は、前記処理を継続するために必要な確認を行わせるための第1の情報と、前記処理を継続するために必要ではない確認を行わせるための第2の情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力手段は、前記何れかの指示者が予め定められた条件を満たさない場合に、前記第2の情報を当該指示者に対して出力しないことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータに、
    記憶手段から、処理を指示する何れかの指示者に対して予め確認すべき情報を取得する機能と、
    取得した前記予め確認すべき情報から、前記何れかの指示者に対して確認すべき確認画面を生成する機能と、
    複数のユーザインターフェースの何れかのユーザインターフェースから処理の実行を指示する指示者に対して、当該処理を実行するために当該指示者による確認が必要になった場合に、生成された前記確認画面を当該指示者が使用している特定のユーザインターフェースに出力する機能と、
    前記何れかの指示者の中で前記確認すべき情報に含まれる処理の種別に対応する画面を表示している前記指示者に対して前記確認画面を出力する機能と
    を実現させるためのプログラム。
JP2016225761A 2016-11-21 2016-11-21 情報処理装置及びプログラム Active JP6841013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016225761A JP6841013B2 (ja) 2016-11-21 2016-11-21 情報処理装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016225761A JP6841013B2 (ja) 2016-11-21 2016-11-21 情報処理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018083293A JP2018083293A (ja) 2018-05-31
JP6841013B2 true JP6841013B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=62236797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016225761A Active JP6841013B2 (ja) 2016-11-21 2016-11-21 情報処理装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6841013B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3825248B2 (ja) * 2000-12-01 2006-09-27 シャープ株式会社 画像処理装置、情報処理システム、及びデータ処理方法
JP4476572B2 (ja) * 2003-06-26 2010-06-09 株式会社沖データ 印刷装置
JP4673177B2 (ja) * 2004-12-22 2011-04-20 キヤノン株式会社 印刷装置および印刷方法
KR101299449B1 (ko) * 2008-09-02 2013-08-26 삼성전자주식회사 호스트장치의 제어방법, 이를 적용한 화상형성시스템, 화상형성장치 및 호스트장치
JP5754226B2 (ja) * 2011-04-19 2015-07-29 株式会社リコー 画像形成装置、印刷方法、印刷プログラム及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018083293A (ja) 2018-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9538023B2 (en) Information processing apparatus capable of communicating with a terminal apparatus, terminal apparatus, and control method thereof
US8879089B2 (en) Image output apparatus, method for outputting image, and storage medium
US7791743B2 (en) Image reader, display method and storage medium storing a program for display processing
JP5618444B2 (ja) 印刷システム
US9300821B2 (en) Service providing apparatus, service providing system, service providing method, and non-transitory computer-readable medium for notifying an added application of a detected state of a resource
JP2020145493A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JP7063116B2 (ja) 画像形成システム
US20230124174A1 (en) Information processing apparatus configured to perform printing using general-use printing program, non-transitory computer-readable recording medium, and printing method therefor
US9131186B2 (en) Image formation apparatus
US20170142268A1 (en) Image forming system, image forming apparatus, and program
JP5146501B2 (ja) 資料印刷システム、資料印刷装置、および資料印刷システムの制御プログラム
US10097719B2 (en) Printer and mobile information processing apparatus
US9876929B2 (en) Image output device, image output system, mobile information processing device, image output method, and non-transitory computer readable medium
US10051143B2 (en) Mobile information processing apparatus, image output apparatus, image output system, and non-transitory computer readable medium
US10133528B2 (en) Information processing apparatus, printer, and non-transitory computer readable medium
CN106502597B (zh) 打印设备和打印方法
JP6292202B2 (ja) 画像形成システム、通信端末、および、プログラム
JP6841013B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
EP3048522A1 (en) Method of outputting content through network, and apparatus and system for performing the method
US20180217790A1 (en) Job completion notifying method, image forming apparatus, and non-transitory computer-readable recording medium therefor
US20170337893A1 (en) Operation guide apparatus, image processing apparatus, and non-transitory computer readable medium
CN112075069B (zh) 用于打印可追踪打印输出的图像形成装置
JPWO2019230163A1 (ja) 送信装置及び画像形成装置
US10819866B2 (en) Processing apparatus and non-transitory computer readable medium
US10887481B2 (en) Image forming apparatus and non-transitory computer readable medium storing program

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6841013

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350