JP6841012B2 - 高所作業車用の増圧装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高所作業車用の増圧装置に関する。
従来より、ブームの先端にバケットを備えた高所作業車が知られている。高所作業車は、バケットまで油圧ホースが導かれており、油圧ホースに接続された油圧工具に対して作動油を供給可能としている。このような高所作業車は、油圧工具へ送られる作動油を増圧すべく、増圧装置を備えている(例えば特許文献1参照)。
増圧装置は、増圧シリンダと、増圧シリンダの増圧室に作動油を供給する供給油路と、増圧シリンダのヘッド側油室に作動油を供給する増圧油路と、増圧シリンダのロッド側油室に作動油を供給する減圧油路と、増圧油路に作動油を供給する状態と減圧油路に作動油を供給する状態といずれにも作動油を供給しない状態とに切り換えられる電磁切換弁と、増圧シリンダから油圧工具へ送られる作動油を排出するパイロット式チェック弁と、を備えている。そして、電磁切換弁が増圧油路に作動油を供給すると、増圧室から作動油が押し出されて油圧工具へ送られる作動油を増圧でき、電磁切換弁が減圧油路に作動油を供給すると、パイロット式チェック弁を通じて作動油が排出されて油圧工具へ送られる作動油を減圧できる。
ところで、油圧工具の一つである油圧式圧着工具は、圧着対象物を保持するとともに、これをかしめるものである。油圧式圧着工具は、可動部が一方へ移動することにより、圧着対象物を保持し、かつ圧着対象物を圧縮してかしめることができる。また、油圧式圧着工具は、可動部が他方へ移動することにより、この圧着対象物を開放することができる。なお、従来の増圧装置によれば、油圧式圧着工具の可動部を一方へ移動させ、一定時間の経過後に他方へ移動させる。このとき、増圧装置は、圧着対象物を解放したか否かを検知できないため、一定時間が満了するまで可動部を移動させ続けるのである。そのため、再び圧着対象物を保持し、これをかしめるには、可動部の移動距離(可動部が折り返して移動する距離)が長くなってしまうという問題があった。ひいては、圧着作業に要する時間が長くなってしまうという問題があった。
特開2014−20543号公報
圧着作業に要する時間が短くなる高所作業車用の増圧装置を提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
第一の発明は、
増圧シリンダと、
前記増圧シリンダの増圧室に作動油を供給する供給油路と、
前記増圧シリンダのヘッド側油室に作動油を供給する増圧油路と、
前記増圧シリンダのロッド側油室に作動油を供給する減圧油路と、
前記増圧油路に作動油を供給する状態と前記減圧油路に作動油を供給する状態といずれにも作動油を供給しない状態とに切り換えられる電磁切換弁と、
前記増圧シリンダから油圧工具へ送られる作動油を排出するパイロット式チェック弁と、を備え、
前記電磁切換弁が前記増圧油路に作動油を供給すると、前記増圧室から作動油が押し出されて前記油圧工具に送られる作動油を増圧でき、
前記電磁切換弁が前記減圧油路に作動油を供給すると、前記パイロット式チェック弁を通じて作動油が排出されて前記油圧工具へ送られる作動油を減圧でき、
前記油圧工具へ送られる作動油の圧力に応じて前記油圧工具の可動部を摺動させる高所作業車用の増圧装置において、
前記油圧工具へ送られる作動油の圧力を検出する圧力センサと、
前記圧力センサからの信号に基づいて作動油の圧力推移を認識しつつ前記電磁切換弁を制御する制御装置と、を具備し、
前記制御装置は、前記油圧工具へ送られる作動油を減圧している途中で作動油の圧力が所定値になったと判断したときに、前記電磁切換弁を制御して前記減圧油路に作動油を供給している状態から前記減圧油路に作動油を供給しない状態に切り換え、前記所定値になったと判断したときから所定時間を経過したときに、前記油圧工具の可動部を途中停止させる、ものである。
第二の発明は、第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、
前記制御装置は、前記油圧工具の可動部が一方へ移動して圧着対象物をかしめた後に、前記油圧工具の可動部が他方へ移動して前記圧着対象物を開放する一連の動作を連続的に繰り返す「連続打ち動作」で、前記油圧工具の可動部が他方から一方へ折り返すタイミングの制御に適用する、ものである。
第一の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、制御装置は、油圧工具へ送られる作動油を減圧している途中で作動油の圧力が所定値になったと判断したときに、電磁切換弁を制御して減圧油路に作動油を供給している状態から減圧油路に作動油を供給しない状態に切り換え、所定値になったと判断したときから所定時間を経過したときに、油圧工具の可動部を途中停止させる。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、油圧工具の可動部を早いタイミングで停止させることができる。従って、圧着作業に要する時間が短くなる。
第二の発明に係る高所作業車用の増圧装置において、制御装置は、油圧工具の可動部が一方へ移動して圧着対象物をかしめた後に、油圧工具の可動部が他方へ移動して圧着対象物を開放する一連の動作を連続的に繰り返す「連続打ち動作」で、油圧工具の可動部が他方から一方へ折り返すタイミングの制御に適用する。かかる高所作業車用の増圧装置によれば、「連続打ち動作」を高速化できる。
高所作業車を示す図。 増圧装置の構成を示す図。 仮保持動作時における作動油の流動方向を示す図。 本圧縮動作時の予圧段階における作動油の流動方向を示す図。 本圧縮動作時の本圧段階における作動油の流動方向を示す図。 戻し動作時における作動油の流動方向を示す図。 油圧式圧着工具の動作態様を示す図。 増圧装置の制御システムを示す図。 増圧装置の制御態様を示す図。 増圧装置の制御態様を示す図。 増圧装置の制御システムを示す図。
まず、図1を用いて、高所作業車1について説明する。
高所作業車1は、圧着対象物であるスリーブをかしめて電力線を接続する配線工事に用いられる。高所作業車1は、車両2に高所作業装置6を有している。
車両2は、高所作業装置6を搬送するものである。車両2は、運転室や複数の車輪3が設けられ、更にエンジン4が搭載されている。車両2は、エンジン4の駆動力を車輪3に伝達して走行する。また、車両2は、アウトリガ5を備えている。アウトリガ5は、車両2の左右方向に伸縮可能なビームと、車両2の上下方向に伸縮可能なジャッキシリンダと、で構成されている。車両2は、アウトリガ5を作動することにより、高所作業装置6の作業範囲を広げることができる。
高所作業装置6は、作業者による高所における作業を可能とするものである。高所作業装置6は、旋回台7と、伸縮ブーム8と、バケット9と、起伏シリンダ10と、操作装置11と、を具備している。
旋回台7は、伸縮ブーム8を旋回するものである。旋回台7は、円環状の軸受を介してフレームの上部に配置されている。旋回台7は、円環状の軸受の中心を旋回中心として旋回自在に構成されている。旋回台7は、図示しない油圧アクチュエータによって旋回される。
伸縮ブーム8は、バケット9を昇降するものである。伸縮ブーム8は、それぞれの構成部材が角筒形状であり、その内部に大きいものから順に収容された構造となっている。伸縮ブーム8は、図示しない伸縮シリンダによって伸縮される。なお、伸縮ブーム8は、その基端部が旋回台7に揺動自在に取り付けられている。
バケット9は、作業者の作業空間を確保するものである。バケット9は、搭乗した作業者を囲うように構成されている。バケット9は、その一端部が伸縮ブーム8に揺動自在に取り付けられている。バケット9は、図示しない油圧アクチュエータによって俯仰方向及び水平方向に揺動される。
起伏シリンダ10は、伸縮ブーム8を起立又は倒伏させるものである。起伏シリンダ10は、その基端部が旋回台7に揺動自在に連結され、その先端部が伸縮ブーム8に揺動自在に連結されている。起伏シリンダ10は、自らが伸長することで伸縮ブーム8を起立させる。また、起伏シリンダ10は、自らが収縮することで伸縮ブーム8を倒伏させる。
操作装置11は、旋回台7、伸縮ブーム8、バケット9などの操作を行うものである。操作装置11は、車両2の後部及びバケット9の内部に設けられている。操作装置11は、伸縮ブーム8の旋回や伸縮や起伏などを指示するバケット操縦部41を有している。
次に、図2を用いて、増圧装置12について説明する。
増圧装置12は、増圧シリンダ13と、圧力センサ14と、予圧用の電磁切換弁(以降「予圧用切換弁」とする)17と、リリーフ弁21と、本圧用の電磁切換弁(以降「本圧用切換弁」とする)24と、パイロット式チェック弁27と、作動油ポンプ28と、で構成されている。予圧用切換弁17と本圧用切換弁24とは、制御装置31によって制御される(図8参照)。
増圧シリンダ13は、作動油を増圧するものである。増圧シリンダ13は、大径シリンダと小径シリンダがつながったような構造であり、大径シリンダの内部には、大径ピストン13dが摺動自在に収容されている。このため、大径ピストン13dのヘッド側にヘッド側油室13cが構成され、大径ピストン13dのロッド側にロッド側油室13bが構成されている。また、小径シリンダの内部には、小径ピストン13eが摺動自在に収容されている。このため、小径ピストン13eの一方に増圧室13aが構成されている。なお、大径ピストン13dと小径ピストン13eは、ロッド13fを介して連結されている。従って、増圧シリンダ13は、ヘッド側油室13cに作動油が供給された場合、大径ピストン13dに掛かる力が小径ピストン13eに伝達される。これにより、増圧シリンダ13は、大径ピストン13dと小径ピストン13eの面積比で算出される力によって増圧室13aの作動油を押し出し、ひいては油圧工具100へ送られる作動油を増圧するのである。
圧力センサ14は、油圧工具100へ送られる作動油の圧力を検出するものである。本増圧装置12において、圧力センサ14は、増圧シリンダ13の増圧室13aに取り付けられている。しかし、増圧室13aに作動油を供給する供給油路15の適宜の位置に取り付けられるとしてもよい。なお、供給油路15には、その中途部分に油圧ホース16が接続されている。このため、油圧ホース16に接続された油圧工具100に対して作動油を供給できるのである。
予圧用切換弁17は、低圧油路18又は予圧油路19へ作動油を供給するものである。予圧用切換弁17は、図示しないスプールが摺動することにより、一方のポートと他方のポートのうちいずれか一方が供給ポートに連通される。予圧用切換弁17の一方のポートは、低圧油路18を介して供給油路15に接続されている。また、予圧用切換弁17の他方のポートは、予圧油路19を介して供給油路15に接続されている。そして、予圧用切換弁17の供給ポートには、吐出油路20を介して作動油ポンプ28が接続されている。このため、低圧油路18及び予圧油路19には、作動油が作動油ポンプ28の吐出圧(以降「予圧」とする)で供給されることとなる。
リリーフ弁21は、作動油の圧力を設定値以下に制限するものである。リリーフ弁21は、低圧油路18の末端部分に接続されている。詳細に説明すると、リリーフ弁21は、低圧油路18から分岐した一方の末端部分に接続されている。そして、リリーフ弁21は、排出油路を介して作動油タンク30に接続されている。このため、低圧油路18を流れる作動油の圧力が設定値を超えた場合、リーフ弁21は、低圧油路18における作動油の一部を作動油タンク30に排出できるのである。従って、低圧油路18を流れる作動油の圧力は、予圧よりも低い圧力(以下「低圧」とする)に制限される。なお、低圧油路18には、分岐点の上流側に絞り22が設けられている。また、低圧油路18から分岐した他方の中途部分及び予圧油路19の中途部分に逆止弁23が配置されている。
ここで、予圧用切換弁17の電磁石が励磁されていない場合(制御装置31から信号を受けていない場合)を想定すると、低圧油路18と予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるII位置にスプールが移動される。つまり、予圧用切換弁17は、作動油ポンプ28が送り出す作動油を供給油路15に供給しない状態に切り換えられる。
また、予圧用切換弁17の一方のポートと供給ポートが連通するように電磁石が励磁された場合(制御装置31から低圧の作動油を供給するように信号を受けた場合)を想定すると、低圧油路18と吐出油路20が連通され、予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるI位置にスプールが移動される。つまり、予圧用切換弁17は、低圧油路18を通じて作動油を供給油路15に供給する状態に切り換えられる。このとき、増圧シリンダ13の増圧室13aには、供給油路15を通じて低圧の作動油が供給される。
更に、予圧用切換弁17の他方のポートと供給ポートが連通するように電磁石が励磁された場合(制御装置31から予圧の作動油を供給するように信号を受けた場合)を想定すると、予圧油路19と吐出油路20が連通され、低圧油路18が作動油タンク30に接続された状態となるIII位置にスプールが移動される。つまり、予圧用切換弁17は、予圧油路19を通じて作動油を供給油路15に供給する状態に切り換えられる。このとき、増圧シリンダ13の増圧室13aには、供給油路15を通じて予圧の作動油が供給される。
本圧用切換弁24は、増圧油路26又は減圧油路25へ作動油を供給するものである。本圧用切換弁24は、図示しないスプールが摺動することにより、一方のポートと他方のポートのうちいずれか一方が供給ポートに連通される。本圧用切換弁24の一方のポートは、増圧油路26を介して増圧シリンダ13のヘッド側油室13cに接続されている。また、本圧用切換弁24の他方のポートは、減圧油路25を介して増圧シリンダ13のロッド側油室13bに接続されている。そして、本圧用切換弁24の供給ポートには、吐出油路20を介して作動油ポンプ28が接続されている。このため、増圧油路26及び減圧油路25には、作動油が作動油ポンプ28の吐出圧(以降「予圧」とする)で供給されることとなる。
ここで、本圧用切換弁24の電磁石が励磁されていない場合(制御装置31から信号を受けていない場合)を想定すると、増圧油路26と減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるII位置にスプールが移動される。つまり、本圧用切換弁24は、作動油ポンプ28が送り出す作動油を増圧シリンダ13のヘッド側油室13cとロッド側油室13bのいずれにも供給しない状態に切り換えられる。
また、本圧用切換弁24の一方のポートと供給ポートが連通するように電磁石が励磁された場合(制御装置31から作動油の油圧を増圧するように信号を受けた場合)を想定すると、増圧油路26と吐出油路20が連通され、減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるIII位置にスプールが移動される。つまり、本圧用切換弁24は、増圧油路26を通じて作動油を増圧シリンダ13のヘッド側油室13cに供給する状態に切り換えられる。このとき、増圧シリンダ13において、大径ピストン13dとともに小径ピストン13eが一方へ摺動して増圧室13aの体積が縮小するので、増圧室13aから作動油が押し出される。
更に、本圧用切換弁24の他方のポートと供給ポートが連通するように電磁石が励磁された場合(制御装置31から作動油の油圧を減圧するように信号を受けた場合)を想定すると、減圧油路25と吐出油路20が連通され、増圧油路26が作動油タンク30に接続された状態となるI位置にスプールが移動される。つまり、本圧用切換弁24は、減圧油路25を通じて作動油を増圧シリンダ13のロッド側油室13bに供給する状態に切り換えられる。このとき、増圧シリンダ13において、大径ピストン13dとともに小径ピストン13eが他方へ摺動して増圧室13aの体積が拡張するので、増圧室13aに作動油が引き込まれる。
パイロット式チェック弁27は、供給油路15を解放するものである。パイロット式チェック弁27は、供給油路15の末端部分に接続されている。そして、パイロット式チェック弁27は、排出油路を介して作動油タンク30に接続されている。また、パイロット式チェック弁27は、減圧油路25からパイロット用作動油が供給される。このため、本圧用切換弁24が増圧シリンダ13のロッド側油室13bに作動油を供給する状態に切り換えられた場合、パイロット式チェック弁27は開かれて、供給油路15における作動油の一部を作動油タンク30に排出できるのである。従って、供給油路15における作動油は、油圧工具100へ送られることなく、速やかに排出される。
加えて、作動油ポンプ28が送り出す作動油は、吐出油路20を通じて予圧用切換弁17と本圧用切換弁24にそれぞれ供給される。吐出油路20には、作動油ポンプ用リリーフ弁29が配置されている。作動油ポンプ用リリーフ弁29は、作動油ポンプ28が送り出す作動油の圧力を設定値以下に制限する。なお、本高所作業車1において、作動油ポンプ28は、エンジン4又はモータ32によって駆動される。
次に、図2から図7を用いて、増圧装置12における作動油の流動方向について説明する。以降では、油圧工具100が油圧式圧着工具100であるとし、その動作態様についても説明する。
油圧式圧着工具100は、スリーブSを保持するとともに、これをかしめるものである。油圧式圧着工具100は、増圧装置12から送られた作動油によって可動部100aが受け部100bに向かって移動する。なお、油圧式圧着工具100には、ヘッドホース100cが設けられており、このヘッドホース100cを介して作動油が供給される。ヘッドホース100cは、上述した油圧ホース16に接続される。なお、油圧ホース16には開閉自在な止め弁を設け、制御装置31から止め弁を閉じる信号を送った場合、可動部100aを停止させてもよい。
図7に示すように、油圧式圧着工具100は、可動部100aが停止する停止動作s0と、可動部100aが受け部100bに向かって移動してスリーブSを保持する仮保持動作s1と、可動部100aが所定の力で移動してスリーブSに予圧荷重を掛ける本圧縮動作の予圧段階s2と、可動部100aが所定の力で移動してスリーブSに本圧荷重を掛ける本圧縮動作の本圧段階s3と、可動部100aが受け部100bから離れる方向に移動してスリーブSを解放する戻し動作s4と、を実施する。
図2に示すように、油圧式圧着工具100が停止動作s0を実施する場合については、制御装置31は、予圧用切換弁17のスプール位置を低圧油路18と予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に移動させる。同時に、制御装置31は、本圧用切換弁24のスプール位置を増圧油路26と減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に移動させる。これにより、油圧式圧着工具100は、可動部100aが受け部100bから離れた状態で停止することとなる。
図3に示すように、油圧式圧着工具100が仮保持動作s1を実施する場合については、制御装置31は、予圧用切換弁17のスプール位置を低圧油路18が吐出油路20に接続され、予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるI位置に移動させる。但し、制御装置31は、本圧用切換弁24のスプール位置を増圧油路26と減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に維持する。これにより、油圧式圧着工具100は、低圧の作動油によって可動部100aが受け部100bに向かって移動するので、スリーブSを保持することができる。
図4に示すように、油圧式圧着工具100が本圧縮動作の予圧段階s2を実施する場合については、制御装置31は、予圧用切換弁17のスプール位置を予圧油路19が吐出油路20に接続され、低圧油路18が作動油タンク30に接続された状態となるIII位置に移動させる。但し、制御装置31は、本圧用切換弁24のスプール位置を増圧油路26と減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に維持する。これにより、油圧式圧着工具100は、予圧の作動油によって可動部100aが受け部100bに向かって移動するので、スリーブSに予圧荷重を掛けることができる。
図5に示すように、油圧式圧着工具100が本圧縮動作の本圧段階s3を実施する場合については、制御装置31は、予圧用切換弁17のスプール位置を低圧油路18と予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に移動させる。同時に、制御装置31は、本圧用切換弁24のスプール位置を増圧油路26が吐出油路20に接続され、減圧油路25が作動油タンク30に接続された状態となるIII位置に移動させる。これにより、油圧式圧着工具100は、増圧された作動油によって可動部100aが受け部100bに向かって移動するので、スリーブSに本圧荷重を掛けることができる。このとき、スリーブSをかしめることができる。
図6に示すように、油圧式圧着工具100が戻し動作s4を実施する場合については、制御装置31は、予圧用切換弁17のスプール位置を低圧油路18と予圧油路19が作動油タンク30に接続された状態となるII位置に維持する。但し、制御装置31は、本圧用切換弁24のスプール位置を減圧油路25が吐出油路20に接続され、増圧油路26が作動油タンク30に接続された状態となるI位置に移動させる。これにより、油圧式圧着工具100は、スプリングによって可動部100aが受け部100bから離れるように移動するので、スリーブSを開放することができる。
次に、図8から図10用いて、増圧装置12の制御システムと増圧装置12の制御態様について説明する。
図8に示すように、制御装置31は、主に増圧装置12を構成する予圧用切換弁17や本圧用切換弁24を制御するものである。また、制御装置31は、エンジン4やモータ32の回転速度に加え、これらの駆動力を伝達するエンジン用クラッチ4C及びモータ用クラッチ32Cを制御することも可能である。そして、制御装置31は、油圧式圧着工具100の可動部100aの停止を制御することも可能である。更に、制御装置31は、圧力センサ14からの信号を取得することも可能である。なお、制御装置31は、CPU、ROM、RAM、HDDなどがバスで接続される構成であってもよく、或いはワンチップのLSIなどから構成されていてもよい。
まず、本発明の優位性を明らかにするため、従来の制御態様について説明しておく。
図9の(A)は、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力推移(折線La参照)を表したグラフである。グラフの横軸は、時間を表し、グラフの縦軸は、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力を表す。従来の制御態様における圧力推移は、油圧式圧着工具100が仮保持動作s1、本圧縮動作の予圧段階s2、本圧縮動作の本圧段階s3と切り換わるごとに上昇していき、点X1のときに最高圧力となる。そして、油圧式圧着工具100が戻し動作s4に切り換わると下降し、点X2のときに作動油の圧力が下がりきって所定圧力Pとなる。その後、油圧式圧着工具100は、停止動作s0に切り換わる。なお、再び圧着作業を行う場合は、点X3から一連の動作が開始される。
図9の(B)は、可動部100aとスリーブSの距離推移(折線Da参照)を表したグラフである。グラフの横軸は、時間を表し、グラフの縦軸は、可動部100aとスリーブSの距離を表す。従来の制御態様における距離推移は、油圧式圧着工具100が仮保持動作s1を実施することによって近接していき、点X4のときにゼロとなる(スリーブSに接触する)。その後、油圧式圧着工具100は、本圧縮動作の予圧段階s2、本圧縮動作の本圧段階s3と切り換わり、本圧段階s3が開始される点X5のときにスリーブSをかしめ始める。そして、点X6のときに戻し動作s4に切り換わり、戻し動作s4の途中における点X7のときに可動部100aがスリーブSから離れ始め、可動部100aが完全に受け部100bから離れた点X8のときに可動部100aが停止する。なお、再び圧着作業を行う場合は、点X9から一連の動作が開始される。
次に、本発明の第一実施形態の制御態様について説明する。
図9の(C)は、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力推移(折線Lb参照)を表したグラフである。グラフの横軸は、時間を表し、グラフの縦軸は、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力を表す。本発明の第一実施形態の制御態様における圧力推移においても、油圧式圧着工具100が仮保持動作s1、本圧縮動作の予圧段階s2、本圧縮動作の本圧段階s3と切り換わるごとに上昇していき、点X1のときに最高圧力となるのは同様である。そして、油圧式圧着工具100が戻し動作s4に切り換わると下降するのも同様である。しかし、本発明の第一実施形態の制御態様によれば、作動油の圧力が所定圧力Pになった点X2のときと、作動油の圧力が所定圧力Pになってから所定時間Tを経過した点X10のときと、に所定の制御を行うものとしている。具体的に説明すると、所定圧力Pになったときに、本圧用切換弁24を制御して減圧油路25に作動油を供給する状態から減圧油路25に作動油を供給しない状態に切り換え、所定圧力Pになってから所定時間Tを経過したときに、可動部100aを途中停止するのである。こうして、油圧式圧着工具100は、停止動作s0を実施することとなる。なお、再び圧着作業を行う場合は、点X11から一連の動作が開始される。
図9の(D)は、可動部100aとスリーブSの距離推移(折線Db参照)を表したグラフである。グラフの横軸は、時間を表し、グラフの縦軸は、可動部100aとスリーブSの距離を表す。本発明の第一実施形態の制御態様における距離推移においても、油圧式圧着工具100が仮保持動作s1を実施することによって近接していき、点X4のときにゼロとなる(スリーブSに接触する)のは同様である。その後、油圧式圧着工具100は、本圧縮動作の予圧段階s2、本圧縮動作の本圧段階s3と切り換わり、本圧段階s3が開始される点X5のときにスリーブSをかしめ始めるのも同様である。そして、点X6のときに戻し動作s4に切り換わり、戻し動作s4の途中における点X7のときに可動部100aがスリーブSから離れ始めるのも同様である。しかし、本発明の第一実施形態の制御態様によれば、点X8のときではなく点X12のときに可動部100aが途中停止する。なお、再び圧着作業を行う場合は、点X13から一連の動作が開始される。
ここで、従来の制御態様に係る折線Daと本発明の第一実施形態の制御態様に係る折線Dbを比較すると、折線Dbでは、戻し動作s4後における可動部100aとスリーブSの距離が完全に離れず、近接した状態で維持されている(矢印A参照)。このため、可動部100aが受け部から離れるときと、再び圧着作業を行うときとの、可動部100aの移動距離(可動部100aが折り返して移動する距離)が短く、時間短縮という優位性が発揮される(矢印B参照)。
以上のように、制御装置31は、油圧工具(油圧式圧着工具100)へ送られる作動油を減圧している途中で作動油の圧力が所定値(所定圧力P)になったと判断したときに、電磁切換弁(本圧用切換弁24)を制御して減圧油路25に作動油を供給する状態から減圧油路25に作動油を供給しない状態に切り換え、所定値になったと判断したときから所定時間(所定時間T)を経過したときに、油圧工具の可動部100aを途中停止させる。かかる高所作業車1用の増圧装置12によれば、油圧式圧着工具100の可動部100aを早いタイミングで停止させることができる。従って、圧着作業に要する時間が短くなる。
加えて、第一実施形態の制御態様においては、作動油の圧力が所定圧力Pになってから所定時間Tを経過したときに可動部100aを停止させることを特徴としている。しかし、所定圧力Pになってから可動部100aが所定移動距離を移動した場合に停止させるとしてもよい。この場合、油圧式圧着工具100にストロークセンサ100dが設けられており、制御装置31は、ストロークセンサ100dからコネクタ31aを介して信号を取得するように構成される(図11参照)。
次に、図10を用いて、「連続打ち動作」における制御態様について説明する。
まず、本発明の優位性を明らかにするため、従来の制御態様について説明しておく。
図10の(A)は、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力推移を表したグラフである。グラフの横軸は、時間を表し、グラフの縦軸は、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力を表す。従来の制御態様における圧力推移(折線Lc参照)は、油圧式圧着工具100が仮保持動作s1、本圧縮動作の予圧段階s2、本圧縮動作の本圧段階s3と切り換わるごとに上昇していき、点X14のときに最高圧力となる。そして、油圧式圧着工具100が戻し動作s4に切り換わると下降し、点X15のときに作動油の圧力が下がりきって所定圧力Pとなる。その後、停止動作s0に切り換えられた後に、スリーブSをかしめる位置の変更のため停止動作s0が継続し、点X16のときに仮保持動作s1に切り換えられ一連の動作が繰り返される。
図10の(B)は、可動部100aとスリーブSの距離推移を表したグラフである。グラフの横軸は、時間を表し、グラフの縦軸は、可動部100aとスリーブSの距離を表す。従来の制御態様における距離推移(折線Dc参照)は、油圧式圧着工具100が本圧縮動作の本圧段階s3を実施することによって近接していき、点X17のときにゼロとなる(スリーブSに接触する)。その後、油圧式圧着工具100は、本圧縮動作の予圧段階s2、本圧縮動作の本圧段階s3に切り換わり、本圧段階s3が開始される点X18のときにスリーブSをかしめ始める。そして、点X19のときに戻し動作s4に切り換わり、戻し動作s4の途中における点X20のときに可動部100aがスリーブSから離れ始め、可動部100aが完全に受け部100bから離れた点X21のときに可動部100aが停止し、スリーブSをかしめる位置の変更のため可動部100aが受け部100bから離れた状態が継続した後に、点X22から一連の動作が開始される。
次に、本発明の第二実施形態の制御態様について説明する。
図10の(C)は、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力推移を表したグラフである。グラフの横軸は、時間を表し、グラフの縦軸は、油圧式圧着工具100へ送られる作動油の圧力を表す。本発明の第二実施形態の制御態様における圧力推移(折線Ld参照)においても、油圧式圧着工具100が仮保持動作s1、本圧縮動作の予圧段階s2、本圧縮動作の本圧段階s3と切り換わるごとに上昇していき、点X14のときに最高圧力となるのは同様である。そして、油圧式圧着工具100が戻し動作s4に切り換わると下降するのも同様である。しかし、本発明の第二実施形態の制御態様によれば、作動油の圧力が所定圧力Pになった点X15のときと、所定圧力Pになってから所定時間Tを経過した点X23のときと、に所定の制御を行うものとしている。具体的に説明すると、所定圧力Pになったときに、本圧用切換弁24を制御して減圧油路25に作動油を供給する状態から減圧油路25に作動油を供給しない状態に切り換え、所定圧力Pになってから所定時間Tを経過したとき、可動部100aを停止途中するのである。こうして、油圧式圧着工具100は、停止動作s0に切り換えられた後に、スリーブSをかしめる位置の変更のため停止動作s0が継続し、点X24のときに仮保持動作s1に切り換えられ一連の動作が繰り返される。
図10の(D)は、可動部100aとスリーブSの距離推移を表したグラフである。グラフの横軸は、時間を表し、グラフの縦軸は、可動部100aとスリーブSの距離を表す。本発明の第二実施形態の制御態様における距離推移(折線Dd参照)においても、油圧式圧着工具100が仮保持動作s1を実施することによって近接していき、点X17のときにゼロとなる(スリーブSに接触する)のは同様である。その後、油圧式圧着工具100は、本圧縮動作の予圧段階s2、本圧縮動作の本圧段階s3と切り換わり、本圧段階s3が開始される点X18のときにスリーブSをかしめ始めるのも同様である。そして、点X19のときに戻し動作s4に切り換わり、戻し動作s4の途中における点X20のときに可動部100aがスリーブSから離れ始めるのも同様である。しかし、本発明の第一実施形態の制御態様によれば、点X22のときではなく点X25のときに可動部100aが途中停止する。そして、スリーブSをかしめる位置の変更のため可動部100aが受け部100bから離れた状態が継続した後に、点X26から一連の動作が開始される。
ここで、従来の制御態様に係る折線Dcと本発明の第二実施形態の制御態様に係る折線Ddを比較すると、折線Ddでは、戻し動作s4後における可動部100aとスリーブSの距離が完全に離れず、近接した位置から折り返す(矢印C参照)。このため、可動部100aが受け部から離れるときと、再び圧着作業を行うときとの、可動部100aの移動距離(可動部100aが折り返して移動する距離)が短く、時間短縮という優位性が発揮される(矢印D参照)。
以上のように、制御装置31は、油圧工具(油圧式圧着工具100)の可動部100aが一方へ移動して圧着対象物(スリーブS)をかしめた後に、油圧工具の可動部100aが他方へ移動して圧着対象物を開放する一連の動作を連続的に繰り返す「連続打ち動作」で、油圧工具の可動部100aが他方から一方へ折り返すタイミングの制御に適用する。即ち、制御装置31は、油圧工具へ送られる作動油を減圧している途中で作動油の圧力が所定値(所定圧力P)になったと判断したときに、電磁切換弁(本圧用切換弁24)を制御して減圧油路25に作動油を供給している状態から減圧油路25に作動油を供給しない状態に切り換え、所定値になったと判断したときから所定時間(所定時間T)を経過したときに、油圧工具の可動部100aを途中停止させる。かかる高所作業車1用の増圧装置12によれば、「連続打ち動作」を高速化できる。
上述の実施形態は、代表的な形態を示したに過ぎず、一実施形態の構成を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 高所作業車
12 増圧装置
13 増圧シリンダ
13a 増圧室
13b ロッド側油室
13c ヘッド側油室
14 圧力センサ
15 供給油路
24 本圧用切換弁(電磁切換弁)
25 減圧油路
26 増圧油路
27 パイロット式チェック弁
31 制御装置
100 油圧式圧着工具(油圧工具)
P 所定圧力(所定値)
T 所定時間

Claims (2)

  1. 増圧シリンダと、
    前記増圧シリンダの増圧室に作動油を供給する供給油路と、
    前記増圧シリンダのヘッド側油室に作動油を供給する増圧油路と、
    前記増圧シリンダのロッド側油室に作動油を供給する減圧油路と、
    前記増圧油路に作動油を供給する状態と前記減圧油路に作動油を供給する状態といずれにも作動油を供給しない状態とに切り換えられる電磁切換弁と、
    前記増圧シリンダから油圧工具へ送られる作動油を排出するパイロット式チェック弁と、を備え、
    前記電磁切換弁が前記増圧油路に作動油を供給すると、前記増圧室から作動油が押し出されて前記油圧工具に送られる作動油を増圧でき、
    前記電磁切換弁が前記減圧油路に作動油を供給すると、前記パイロット式チェック弁を通じて作動油が排出されて前記油圧工具へ送られる作動油を減圧でき、
    前記油圧工具へ送られる作動油の圧力に応じて前記油圧工具の可動部を摺動させる高所作業車用の増圧装置において、
    前記油圧工具へ送られる作動油の圧力を検出する圧力センサと、
    前記圧力センサからの信号に基づいて作動油の圧力推移を認識しつつ前記電磁切換弁を制御する制御装置と、を具備し、
    前記制御装置は、前記油圧工具へ送られる作動油を減圧している途中で作動油の圧力が所定値になったと判断したときに、前記電磁切換弁を制御して前記減圧油路に作動油を供給している状態から前記減圧油路に作動油を供給しない状態に切り換え、前記所定値になったと判断したときから所定時間を経過したときに、前記油圧工具の可動部を途中停止させ、前記所定値は、作動油の圧力が下がりきった値であり、前記所定時間は、作動油の圧力が前記所定値になってから前記油圧工具の可動部と圧着対象物との距離が完全に離れるまでの時間よりも短い時間である、ことを特徴とする高所作業車用の増圧装置。
  2. 前記制御装置は、前記油圧工具の可動部が一方へ移動して前記圧着対象物をかしめた後に、前記油圧工具の可動部が他方へ移動して前記圧着対象物を開放する一連の動作を連続的に繰り返す「連続打ち動作」で、前記油圧工具の可動部が他方から一方へ折り返すタイミングの制御に適用する、ことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車用の増圧装置。
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