JP6840820B2 - 広ダイナミックレンジアバランシェフォトダイオード電流圧縮伸長のための対数スケール・アナログ・デジタル変換器 - Google Patents

広ダイナミックレンジアバランシェフォトダイオード電流圧縮伸長のための対数スケール・アナログ・デジタル変換器 Download PDF

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Description

本文書は、集積回路に関し、具体的には、アバランシェフォトダイオード(APD)を使用して生成された電流を監視することに関する。
アバランシェフォトダイオード(APD)は、例えば、光受信器用に、光信号を電気信号に変換するのに使用される。APD電流は、光信号強度の指標として使用することができる。このため、APD電流をリアルタイム測定し、APDの性能を監視することが望ましい。しかしながら、APDによって生成される電流のダイナミックレンジは、10,000〜1であり得る。この広ダイナミックレンジにより、APD電流を追跡する回路を設計することが困難になる可能性がある。
本文書は、概して、電流監視回路およびそれらの動作方法に関する。いくつかの態様において、電子回路は、アナログ・デジタル変換器(ADC)回路を含む。ADC回路は、プレ増幅トランジスタと、量子化器回路と、を含む。プレ増幅トランジスタは、ベースと、エミッタと、コレクタと、を含む。プレ増幅トランジスタは、対数的に変化する入力電圧をベースで受信して、基準電圧と、入力電圧とエミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、コレクタで出力電圧を生成するよう構成されている。量子化器回路は、プレ増幅トランジスタと動作可能に結合されており、かつプレ増幅トランジスタによって生成された出力電圧を使用して入力電圧のデジタル値を生成するように構成されている。
いくつかの態様において、電流監視回路を動作させる方法は、プレ増幅トランジスタのベースに対数的に変化する入力電圧を適用することと、デジタル・アナログ変換器(DAC)回路からプレ増幅トランジスタのエミッタに出力電圧を適用することと、プレ増幅トランジスタのコレクタに基準電流源を適用して、閾値電圧を確立し、かつコレクタのコレクタ電圧を高い供給電圧まで牽引することと、対数的に変化する入力電圧と、DAC回路からの出力電圧との間の差異が、確立された閾値電圧よりも大きい場合、コレクタ電圧が低い供給電圧まで引き下げられ、DAC回路を含む量子化器回路への入力としてのコレクタ電圧を使用して、対数的に変化する入力電圧のデジタル値を生成することと、を含む。
本節は、本特許出願の主題の概要を提供することを意図している。本発明の排他的または網羅的な説明を提供することを意図しない。発明を実施するための形態は、本特許出願に関するさらなる情報を提供するために含まれる。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
アナログ・デジタル変換器(ADC)回路を備える電子回路であって、上記ADC回路が、
ベースと、エミッタと、コレクタと、を含む、プレ増幅トランジスタであって、
上記ベースで入力電圧を受信することと、
基準電圧と、上記入力電圧と上記エミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、上記コレクタで出力電圧を生成することと、を行うように構成されている、プレ増幅トランジスタと、
上記プレ増幅トランジスタの上記エミッタに動作可能に結合されており、かつ上記プレ増幅トランジスタによって生成された上記出力電圧を使用して、上記入力電圧のデジタル値を生成するように構成されている、量子化器回路と、を含む、電子回路。
(項目2)
アバランシェフォトダイオード(APD)と、
上記APDに動作可能に結合されており、かつ上記APDによって生成された電流を受信し、上記プレ増幅トランジスタの上記ベースで受信された上記入力電圧を生成するように構成されている、ダイオード接続トランジスタであって、上記入力電圧は、上記APDによって生成された上記電流とともに対数的に変化する、ダイオード接続トランジスタと、を含む、上記項目に記載の電子回路。
(項目3)
上記量子化器回路が、逐次比較型(SAR)変換器回路を含む、上記項目のいずれか一項に記載の電子回路。
(項目4)
上記SAR変換器回路が、上記プレ増幅トランジスタの上記エミッタに動作可能に結合されたデジタル・アナログ変換器(DAC)出力を含むDAC回路を含み、
上記プレ増幅回路が、上記入力電圧とDAC出力電圧との間の差異を使用して、上記出力電圧を生成するよう構成されている、上記項目のいずれか一項に記載の電子回路。
(項目5)
上記プレ増幅トランジスタの上記エミッタおよび上記DAC回路の出力に結合された抵抗性回路素子と、
上記プレ増幅トランジスタの上記ベースに結合された電圧シフタ回路と、を含む、上記項目のいずれか一項に記載の電子回路。
(項目6)
上記DAC回路の入力に結合された絶対温度比例(PTAT)電圧基準を含む、上記項目のいずれか一項に記載の電子回路。
(項目7)
上記SAR回路が、8ビットSAR回路である、上記項目のいずれか一項に記載の電子回路。
(項目8)
アバランシェフォトダイオード(APD)と、
上記APDに動作可能に結合された第1のカレントミラー回路と、を含み、上記第1のカレントミラー回路が、上記プレ増幅トランジスタに上記入力電圧を供給するように構成されたダイオード接続トランジスタを含む、上記項目のいずれか一項に記載の電子回路。
(項目9)
上記プレ増幅トランジスタの上記エミッタに結合された抵抗性回路素子と、
上記プレ増幅トランジスタの上記ベースに結合された電圧シフタ回路と、
上記電圧シフタ回路および上記第1のカレントミラーに結合された第2のカレントミラーと、を含む、上記項目のいずれか一項に記載の電子回路。
(項目10)
上記第1のカレントミラーが、ウィルソン型カレントミラー回路を含む、上記項目のいずれか一項に記載の電子回路。
(項目11)
電流監視回路を動作させる方法であって、
プレ増幅トランジスタのベースに対数的に変化する入力電圧を適用することと、
デジタル・アナログ変換器(DAC)回路から上記プレ増幅トランジスタのエミッタに出力電圧を適用することと、
上記プレ増幅トランジスタのコレクタに基準電流源を適用して、閾値電圧を確立し、かつ上記コレクタのコレクタ電圧を高い供給電圧まで牽引することであって、上記対数的に変化する入力電圧と、上記ADC回路からの上記出力電圧との間の差異が、上記確立された閾値電圧よりも大きい場合、上記コレクタ電圧が低い供給電圧まで引き下げられる、適用することと、
上記DAC回路を含む量子化器回路への入力としての上記コレクタ電圧を使用して、上記対数的に変化する入力電圧のデジタル値を生成することと、を含む、方法。
(項目12)
アバランシェフォトダイオード(APD)を使用して電流を生成することと、
上記電流を、上記プレ増幅トランジスタの上記ベースに適用された上記入力電圧に変換することと、を含み、上記入力電圧が、上記電流とともに対数的に変化する、上記項目に記載の方法。
(項目13)
上記電流を生成することが、対数電流のスケールの4ディケードにわたって変化するAPD電流を生成することを含み、
上記デジタル値を生成することが、上記APD電流の対数的に圧縮されたデジタル値であるデジタル値を生成することを含む、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
光受信器回路であって、
アバランシェフォトダイオード(APD)と、
APD電流監視回路であって、
上記APDから受信したAPD電流を、上記APD電流とともに対数的に変化する入力電圧に変換するように構成された変換器回路と、
ベースと、エミッタと、コレクタと、を含む、プレ増幅トランジスタであって、
上記ベースで上記入力電圧を受信することと、
基準電圧と、上記入力電圧と上記エミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、上記コレクタで出力電圧を生成することと、を行うように構成された、プレ増幅トランジスタと、を含む、APD電流監視回路と、
上記プレ増幅トランジスタと動作可能に結合されており、かつ上記プレ増幅トランジスタによって生成された上記出力電圧を使用して、上記APD電流のデジタル値を生成するように構成されている、量子化器回路と、を備える、光受信器回路。
(項目15)
上記変換器回路が、ダイオード接続トランジスタを含む、上記項目に記載の光受信器回路。
(項目16)
上記量子化器回路が、逐次比較型(SAR)変換器回路を含む、上記項目のいずれか一項に記載の光受信器回路。
(項目17)
上記SAR変換器回路が、
上記プレ増幅トランジスタの上記コレクタに結合された比較器回路と、
上記プレ増幅トランジスタの上記エミッタに結合されたデジタル・アナログ変換器(DAC)出力を含むDAC回路と、を含む、上記項目のいずれか一項に記載の光受信器回路。
(項目18)
上記プレ増幅トランジスタの上記エミッタおよび上記DAC回路の上記出力に結合された抵抗性回路素子と、
上記プレ増幅トランジスタの上記ベースおよび上記比較器回路の入力に結合された電圧シフタ回路と、を含む、上記項目のいずれか一項に記載の光受信器回路。
(項目19)
上記DAC回路の入力に結合された絶対温度比例(PTAT)電圧基準を含む、上記項目のいずれか一項に記載の光受信器回路。
(項目20)
上記量子化器回路が、上記APD電流を表す、8ビットデジタル値を生成するように構成されており、上記APDが、対数スケールの4ディケードにわたって変化する、上記項目のいずれか一項に記載の光受信器回路。
(項目21)
上記変換器回路が、
上記APDに動作可能に結合されたカレントミラー回路を含み、上記カレントミラー回路が、上記APD電流を受信するためのコレクタと、第2のカレントミラートランジスタに結合されたベースと、を含む、第1のカレントミラートランジスタを含み、上記第2のカレントミラートランジスタが、ダイオード接続され、かつ上記プレ増幅トランジスタに上記入力電圧を提供する、上記項目のいずれか一項に記載の光受信器回路。
(摘要)
電子回路は、アナログ・デジタル変換器(ADC)回路を備える。ADC回路は、プレ増幅トランジスタと、量子化器回路と、を含む。プレ増幅トランジスタは、ベースと、エミッタと、コレクタと、を含む。プレ増幅トランジスタは、対数的に変化する入力電圧をベースで受信することと、基準電圧と、入力電圧とエミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、コレクタで出力電圧を生成することと、を行うように構成されている。量子化器回路は、プレ増幅トランジスタと動作可能に結合されており、かつプレ増幅トランジスタによって生成された出力電圧を使用して、入力電圧のデジタル値を生成するように構成されている。
図面において、必ずしも縮尺通りに描画されておらず、同様の数字は、異なった図面における類似の構成要素を記載し得る。異なる文字の接尾辞を有する同様の数字は、類似の構成要素の異なる事例を示し得る。図面は、概して、限定ではなく例として、本明細書で検討される様々な実施形態を示している。
図1は、対数スケール電流モードアナログ・デジタル変換器(ADC)回路の実施例の回路図である。 図2は、比較器として動作する、シングルNPN型バイポーラトランジスタの回路図である。 図3は、対数スケール電流モードADC回路を含む電子回路の実施例の回路図である。 図4は、対数スケール電流モードADC回路を含む電子回路の別の実施例の回路図である。 図5は、電流監視回路を動作させる方法のフロー図である。
上述したように、APDは光信号を電子信号に変換するのに有用であるが、APDの電流のダイナミックレンジによって、APDの性能を監視するという回路の設計における困難が生まれる。広ダイナミックレンジに対応する1つのアプローチは、APDの電流を対数スケールの電子信号に変換することである。この対数的な電流電圧(I2V)変換により、量子化のための電流の広ダイナミックレンジを圧縮または圧伸する。対数的なI2V変換は、APD電流監視のための線形のI2V変換よりも注目に値する。例えば、対数的なI2Vでは、8ビット量子化器は4ディケード入力レンジにわたって3.663%の相対精度を達成することができる一方で、線形のI2V変換器に対しても、18ビット量子化器は同じ精度を有することが必要とされる。
指数関数的なI−V特性により、NPN型バイポーラトランジスタ(「NPNトランジスタ」)をI2V変換器として使用することができる。例えば、NPNトランジスタの対数的なI−V特性に基づくトランスコンダクタンス増幅器は、対数スケール上でI2V変換を達成することができる。しかしながら、対数電圧の処理には、外部のまたはオフチップのアナログ・デジタル変換器(ADC)回路が必要となり得る。マルチチップソリューションは、いくつかの用途では大きすぎる。例えば、光通信の用途では、しばしば、しっかりとしてモジュールが収まるスペース内(例えば、4×4ミリメートル(4×4mm)のクワッドフラットノーリード(QFN)パッケージ)で、コンパクト、かつ完全なAPDバイアスソリューションが求められる。その利用可能なスペースは、統合モノリシック動力切替部および広ダイナミックレンジAPD電流圧縮伸長用の正確なADCを収容する必要があり得る。内部パワースイッチにより、限られたレイアウトスペースおよびノイズが多い環境のため、許容可能な精度を有する広ダイナミックレンジ入力をカバーするのに必要な、ADC回路の設計にとって、より多くの難題が上がってくる
図1は、APD電流監視用に適し、かつAPDドライバと統合できるほどの小ささの対数スケール電流モードADC回路の実施例の回路図である。ADC回路102は、逐次比較型(SAR)トポロジを備え、SAR論理回路104,と、比較器106と、デジタル・アナログ変換器(DAC)回路108と、を有する。
APD電流監視などの用途のサンプリングレートは、比較的遅くなり得るので、SARトポロジは、その簡略性および小さいサイズに起因して、使用され得る。APDは電流源IAPDで表わせられる。APD電流IAPDは、I2V変換用第1のダイオード接続NPNトランジスタに供給される。第1のダイオード接続NPNトランジスタ110のベースは、そのコレクタに接続される。第1のダイオード接続NPNトランジスタ110のベース電圧はIAPDを表し、アナログ電圧比較器のプラス入力に接続される。基準電流IREFは、APD電流レンジの下限を反映し、第2のダイオード接続NPNトランジスタ112を使用する電圧に変換される。基準電圧VREF atは、電流IREFを表し、アナログ電圧加算器114を使用するDAC回路の出力と合算され、比較器106のマイナス入力に接続される。回路のレイアウトでは、2つのダイオード接続NPNトランジスタ110および112が、互いに近接して配置されて、良好な整合を達成することができる。
SAR論理回路104と、比較器106と、DAC回路108とが、入力電圧を変換し、結果、APD電流をデジタル値に変換する。DAC回路108は、デジタルコードに比例する出力電圧と、DAC基準電圧(VDAC_REF)と、を生成する。特定の態様においては、DAC回路は、抵抗R−2Rラダー回路となり得る。変換は、DAC回路108を真ん中のサイズに設定して始めてもよい。比較器106は、VAPD入力または(VREF+DAC)入力がより大きいかどうかを判定し、結果(変換の最上位ビット(MSB))が、1または0でSAR論理のレジスタ内に格納される。次いで、DAC回路108は、1/4スケールまたは3/4スケールにしてもよく(判定されたMSBの値に依存し)、比較器によって変換の第2のビットの判定がなされる。結果(1または0)は、レジスタの中に格納され、デジタルコードの全てのビット値が判定されるまで処理は続く。
アナログ・デジタル(A/D)変換処理が完了すると、ADC回路102はIAPDを表すデジタルコードを以下のように生成する:
nは、ADCの分解能のビットであり、mは、フルスケールのDAC出力電圧比に対するDAC基準電圧を表す。VAPDおよびVREFは、IAPDおよびIREFをそれぞれ表す電圧であり、VDAC_RFFは、DAC基準電圧である。床関数floor(x)は、床関数に対して入力x以下の最大の整数を出力する。
以下の通り、I2V変換器として使用された場合、ダイオード接続NPNトランジスタは、温度依存電圧を生成する:
Tが絶対温度の場合、IはNPNの飽和電流である。
REFおよびIAPDの温度依存性を追跡することができるDAC出力を生成するため、絶対温度比例(PTAT)電圧源116は、DACの基準電圧として含まれ得る。フルAPD電流レンジをカバーするため、kが入力電流ダイナミックレンジ比の場合、PTAT電圧は
のように設定されるべきである。例えば、
入力電流ダイナミックレンジが10,000:1であり、かつ、フルスケールDAC出力電圧が基準電圧の半分である場合。
DAC基準電圧としてPTAT電圧源によって、A/D変換が以下のように完了した場合、ADCが温度非依存性デジタルコードを生成する。
全体的なA2D精度は、主として比較器106およびアナログ電圧加算器114の精度によって判定される。誤動作なく、非理想電源によって生成された電圧をまとめるために、高インピーダンス入力を有するアナログ電圧加算器が必要とされるか、または、バッファがアナログ電圧加算器への入力から、非理想電源を分離させる必要とされるかのうち、いずれかである。いずれの解決策にしても、回路を複雑にし、回路領域を増加させ、これは、APDドライバを備えたADC監視回路を統合するには実用的ではない。さらに、4ディケードAPD電流が8ビッデジタルコードへと量子化される場合、対数的なI2V変換のために、1つの最下位ビット(LSB)が、ビット間の相対差3.663%を表す。I2V変換後、
の全体的なA2D精度における、3.663%の相対的な電流差の結果は、2つのクリティカルブロック、すなわち、アナログ電圧比較器、およびアナログ電圧加算器の精度によって、主として判定される。
誤動作なく、非理想電源によって生成された電圧をまとめるために、高インピーダンス入力を有するアナログ電圧加算器が必要とされるか、または、バッファがアナログ電圧加算器の入力から、非理想電源を分離させる必要とされるかのうち、いずれかである。いずれのアプローチをとったとしても、回路がより複雑となり、余計なレイアウト面積が必要となるので、モノリシックスイッチャを統合させるのは実用的でないだろう。さらに、対数的なI2V変換のために、4ディケードAPD電流が8ビッデジタルコードへと量子化される場合、1つのLSBが3.663%の相対的な差を表す。I2V変換後、3.663%の相対的な電流差は、室温での
の相対的な電圧差という結果になる。その解像度を達成するため、0.5LSB(例えば、0.465mV)未満のオフセットを有する比較器が、量子化には必要とされる。
より多くの機能性がNPNトランジスタに組み込まれる場合、回路領域を低減することで、改善されたアプローチを実施することができる。適切な回路構成であれば、NPNトランジスタは、APD電流監視回路の増幅器および比較器の双方の機能を果たすことができる。
図2は、比較器として動作するシングルNPNトランジスタを示すのに有用な回路図である。図2の左側に示されるNPNトランジスタのコレクタは、「CO」と標識された回路ノードに接続する。ベースとエミッタとの間の電圧差によって設定されたコレクタ電流(V−V)は、回路ノード「CO」を引き下げる一方で、電流源IREFは回路ノード「CO」を引き上げる。電圧差V−Vが、基準電流IREF
によって設定された閾値よりも大きいならば、引き下げられた電流は、引き上げられた電流よりも高くなり、ノードCOは引き下げられ、そうでない場合は、回路ノード「CO」は高いままである。この機能は、図の右側に示される比較器として表される。2.
NPNトランジスタのベースが、APD電流のI2V変換器に取り付けられ、NPNトランジスタのエミッタ電圧が、DAC回路出力へ向かわせられる際、以下の場合において、NPNトランジスタは回路ノード「CO」で高出力である。
式(4)は以下のように変形できる。
つまり、図には、基準電流の対数的なI2V変換器であって、アナログ電圧加算器であって、アナログ比較器のプレ増幅器が示されている。図1は、シングルNPNトランジスタに合併させることができる。これにより、図1の回路の比較器106のオフセット要件を緩和させることができ、かつ精度を失わずに、対数スケール電流モードADC回路の複雑さを、大幅に簡略化することができる。
図3は、対数スケール電流モードADC回路を含む電子回路300の実施例の回路図である。ADC回路302は、プレ増幅トランジスタ320(Q)と量子化器回路322と、を含む。プレ増幅トランジスタ320は、ベースと、エミッタと、コレクタと、を含む、NPNトランジスタであってもよい。プレ増幅トランジスタ320は、対数的に変化するベースで入力電圧を受信する。入力電圧は、APDの電流出力から導出することができる。プレ増幅トランジスタ320は、基準電圧(例えば、VREF)、およびベースでの入力電圧とプレ増幅トランジスタのエミッタでの電圧(例えば、VBE電圧)との間の差異との比較に従って、コレクタで入浴電圧を生成する。プレ増幅トランジスタ320は、図1の実施例である、基準電流IREFの対数的なI2V変換器と、アナログ電圧加算器114と、比較器106のプレ増幅器との機能を組み合わせている。
量子化器回路322は、動作可能にプレ増幅トランジスタ320と結合して(例えば、コレクタおよびエミッタの一方または双方において)、かつプレ増幅トランジスタ320によって生成される出力電圧を使用して入力電圧のデジタル値を生成する。図3の実施例において、量子化器回路322は、SAR論理回路304と、DAC回路308と、比較器324と、を含む8ビットSAR変換器回路である。比較器の機能のいくつかは、プレ増幅トランジスタ320にオフロードされるので、量子化器回路322の比較器324は、複雑でなくなり、図1の比較器106より少ない領域を占領することとなる。
図3はまた、ダイオード接続トランジスタ312(Q)に接続されるAPD326を示す。ダイオード接続トランジスタ312は、トランジスタトのコレクタに結合されたトランジスタのベースを有する、第2のNPNトランジスタとなり得る。ダイオード接続トランジスタ312は、APDの電流のI2V変換を提供し、プレ増幅トランジスタ320のベースで入力電圧を生成する。ダイオード接続トランジスタ312によって生成される電圧は、APD電流とともに対数的に変化し、そして、その電圧は、対数的に圧縮されたAPD電流を表す。
DAC回路308の出力は、プレ増幅トランジスタのエミッタに結合され、結果、トランジスタの電圧VBEは、ベースでの入力電圧とエミッタでのDAC回路の出力との差異である。電流基準IREFは、プレ増幅トランジスタのベースと抵抗性回路素子328に接続される。
Q1とQ3は、整合型トランジスタNPNである。ADC回路302はまた、プレ増幅トランジスタ320のエミッタとDAC回路308の出力に結合された抵抗性回路素子Rを含む。Rは、DACの負荷となっているおり、DACの出力インピーダンスに等しく設定される(R=R=RDAC)。ADC回路302はまた、DAC回路の入力に結合された絶対温度比例(PTAT)電圧基準316を含む。PTAT電圧は、VPTAT=8*ln 10*Vsince mは、2として選択され得る。
DAC出力電圧は、Qのエミッタに取り付けられる。基準電流IREFは通常低く、Qエミッタのエミッタを参照する入力された実効的なインピーダンスは比較的高いので、Qエミッタ出力の電圧は、主に、エミッタに接続されるDAC出力によって強められる。しかしながら、アースに戻る前に、
のようにQエミッタの電位をDAC出力電圧の最高位まで効果的に持ち上げるDAC負荷抵抗Rを通って、DAC電流IREFは通過する(RはDACの出力インピーダンスと同等であることに留意する)。
この余剰電圧シフトを止めるために、電圧シフタは、プレ増幅トランジスタのベースに結合される。電圧シフト回路は、抵抗 R (=R/2=R/2)を含み、電流シンクIPD(IPD=IREF)を引き下げる。R=R/2を選択することにより、両エミッタおよびQ3のベースでの電圧シフトは、次のように相殺する:
ADC回路302のA/D変換によって生成されたデジタルコードは
APDの電流は、対数スケールのディケードにわたって変化することができる(例えば、10,000:1)。対数スケール電流モードADC回路によって生成される8ビットデジタル値は、APD電流の対数的に圧縮された値である。
図4は、対数スケール電流モードADC回路を含む電子回路400の別の実施例である回路図。ADC回路402は、プレ増幅トランジスタ420、およびSAR論理回路404と、DAC回路408と、比較器424と、を含む8ビットSAR変換器回路を備える。ADC回路402の図4では、図3の実施例の電流電圧変換の精度を改善する。ADC回路の図.4には、APD426に動作可能に結合された第1のカレントミラー回路430と、第2のカレントミラー回路432と、が含まれる。第1のカレントミラー回路は、ウィルソン型カレントミラー回路であって、プレ増幅トランジスタQへの入力電圧を供給するダイオード接続NPNトランジスタQを含む。第2のカレントミラー回路432は、第1のカレントミラー回路430と、Rを含む電圧シフタ回路と、に接続される。第2のカレントミラー回路432は、N型電界効果(NFET)トランジスタMNおよびMNを含む。引き下げられた電流IPDはトランジスタMNを通過し、MNにおいて複製される。
APD電流は、ウィルソン型カレントミラーの1つの脚部であるQコレクタに供給され、Qのベース電流は、ウィルソン型カレントミラーの残りの脚部(NPNトランジスタQ)から流れてくる。このように、NPNトランジスタの限られた電流利得(β)により、変換エラーを低減することができる。さらに、ウィルソン型カレントミラーは、APD電流に関わらず、Q1のコレクタ電圧をベース電圧に近接させるカスコードトポロジを有する。これにより、アーリ効果を抑制でき、電流電圧変換の改善された精度を提供することができる。
図5は、電流監視回路を作動させる方法500のフロー図である。505において、対数的に変化する入力電圧は、プレ増幅トランジスタに適用される。入力電圧は、APDを使用して生成された電流の電流電圧変換で発生する電圧でもよく、発生した電圧は、APD電流とともに対数的に変化する。プレ増幅トランジスタは、ベースと、エミッタと、コレクタと、を有するNPN型バイポーラトランジスタでもよく、入力電圧は、トランジスタのベースに適用される。
510において、DAC回路からの出力電圧は、プレ増幅回路のエミッタに適用される。ベースとエミッタ(VBE)間の電圧差は、対数的入力電圧と、DAC回路からの出力電圧との間の差異と同等である。プレ増幅トランジスタは、電流監視回路用のプレ増幅器および比較器の双方として機能する。
515において、基準電流源は、プレ増幅回路のコレクタに適用され、閾値電圧を確立し、かつコレクタのコレクタ電圧を高い供給電圧まで牽引する。520において、VBE電圧が確立された閾値電圧よりも大きい場合、コレクタ電圧は、低い供給電圧まで引き下げられ、VBEが確立された閾値電圧よりも小さい場合は、高い供給電圧まで牽引される。
525において、デジタル値は、DAC回路を含む量子化器回路への入力として、コレクタ電圧を使用して、入力電圧を対数的に変化させるために、生成される。APDの実施例では、APD電流は、対数電流のスケールの4ディケードにわたって変化し得る。電流監視回路によって生成されたデジタル値は、APD電流の対数的に圧縮されたデジタル値である。
記載の実施例に示すように、ADC回路は、8ビット対数スケールの電流ADCでよい。対数的な変換は、量子化前に8ビットデジタル値へ処理され、広範な入力電流レンジを圧縮する(例えば、APDの電流)。したがって、3.663%の相対精度は、入力電流レンジの4ディケード用の8ビット量子化器で達成される。
提示されたADC回路トポロジは、シングルNPNトランジスタ内部に、基準電流I2V変換器と、アナログ電圧加算器と、アナログ比較器のプレ増幅器と、を統合している。これにより、アナログ電圧比較器のオフセット要件を緩和させ、精度を失わずに、本システムの複雑さを、大幅に簡略化する。回路トポロジは、ノイズが多い環境にそれほど敏感ではなく、実装が単純であり、それにより、モノリシック動力切替部と容易に統合することができる。回路トポロジ、および圧縮伸長するADC機能の使用により、シリアルインタフェースが、APD電流(IAPD)に関する高低の電流コンプライアンスを調整するデジタル閾値の設定および読み直し、ならびにAPDの劣化および温度ドリフトの利得トリミングの設定および読み直しのために、使用することができる。回路トポロジの高電流コンプライアンスによって、光飽和および結果としての電流制限に達することからの損傷に対して、APDを保護し、低電流コンプライアンスによって、通信のチャネル信頼性を改善させるために必要とされる、光信号の損失が検知される。
(追加の説明および態様)
態様1は、アナログ・デジタル変換器(ADC)を備える主題(例えば、電子回路)を含むことができる。ADCは、プレ増幅トランジスタおよび量子化器回路を含む。プレ増幅トランジスタは、ベースと、エミッタと、コレクタと、を含み、入力電圧をベースで受信することと、基準電圧と、入力電圧とエミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、コレクタで出力電圧を生成することと、を行うように構成されている。量子化器回路は、プレ増幅トランジスタのエミッタに動作可能に結合されており、かつプレ増幅トランジスタによって生成された出力電圧を使用して、入力電圧のデジタル値を生成するように構成されている。
態様2では、態様1の主題は、アバランシェフォトダイオード(APD)と、APDと動作可能に結合され、APDによって生成された電流を受信し、プレ増幅トランジスタのベースで受信された入力電圧を生成するように構成されている、ダイオード接続トランジスタと、を任意選択的に含み、入力電圧は、APDによって生成された電流とともに対数的に変化する。
態様3では、態様1および2のうちの一方、または双方の主題は、逐次比較型(SAR)変換器回路を含む量子化器回路を任意選択的に含む。
態様4では、態様3の主題は、デジタル・アナログ変換器(DAC)回路を含むSAR変換器回路を任意選択的に含む。DAC回路は、プレ増幅トランジスタのエミッタに動作可能に結合されたデジタル・アナログ変換器出力を含む。プレ増幅回路は、入力電圧とデジタル・アナログ変換器電圧との間の差異を利用して、出力電圧を生成するように任意選択的に構成される。
態様5では、態様4の主題は、プレ増幅トランジスタのエミッタおよびDAC回路の出力に結合された抵抗性回路素子と、プレ増幅トランジスタのベースに結合された電圧シフタ回路と、を任意選択的に含む。
態様6では、態様4および5のうち一方または双方の主題は、DAC回路の入力に結合された絶対温度比例(PTAT)電圧基準を任意選択的に含む。
態様7では、態様3〜6のうちの1つまたはそれらのいずれかの組み合わせの主題は、8ビットSAR回路であるSAR回路を任意選択的に含む。
態様8では、実施例1〜11のうち1つ、またはそれらのいずれかの組み合わせの主題は、アバランシェフォトダイオード(APD)と、そのAPDに動作可能に結合された第1のカレントミラー回路と、を任意選択的に含み、第1のカレントミラー回路が、プレ増幅トランジスタに入力電圧を供給するように構成されたダイオード接続トランジスタを含む。
態様9では、態様8の主題は、プレ増幅トランジスタのエミッタに結合された抵抗性回路素子と、プレ増幅トランジスタのベースに結合された電圧シフタ回路と、電圧シフタ回路および第1のカレントミラーに結合された第2のカレントミラーと、を任意選択的に含む。
態様10では、態様9の主題は、ウィルソン型カレントミラー回路を含む、第1のカレントミラー回路を任意選択的に含む。
態様11は、主題(例えば、電流監視回路を動作させる行動を含む方法)を含むことができるか、または、任意選択的に、態様1〜10のうち1つ、またはいずれかの組み合わせを組み合わせて、かかる主題、すなわち、プレ増幅トランジスタのベースに対数的に変化する入力電圧を適用することと、プレ増幅トランジスタのエミッタにデジタル・アナログ変換器(DAC)回路からの出力電圧を適用することと、プレ増幅トランジスタのコレクタに基準電流源を適用して、閾値電圧を確立し、かつコレクタのコレクタ電圧を高い供給電圧まで牽引することであって、対数的に変化する入力電圧と、DAC回路からの出力電圧との間の差異が、確立された閾値電圧よりも大きい場合、コレクタ電圧が低い供給電圧まで引き下げられる、適用することと、DAC回路を含む量子化器回路への入力として、コレクタ電圧を使用して、対数的に変化する入力電圧のデジタル値を生成することと、からなる、かかる主題を含むことができる。
態様12では、態様11の主題は、アバランシェフォトダイオード(APD)を使用して電流を生成させることと、プレ増幅トランジスタのベースに適用された入力電圧へ電圧を変換することと、を任意選択的に含み、入力電圧が、対数的に電流とともに対数的に変化する。
態様13では、態様12の主題は、対数電流のスケールの4ディケードにわたって変化するAPD電流を生成することと、APD電流の対数的に圧縮されたデジタル値であるデジタル値を生成することと、を任意選択的に含む。
態様14は、主題(例えば、光受信器回路に関する)を含むか、または、任意選択的に、態様1〜13のうち1つ、またはいずれかの組み合わせを組み合わせて、アバランシェフォトダイオード(APD)と、APD電流監視回路と、量子化器回路と、を備える、かかる主題を含み得る。APD電流監視回路は、APDから受信したAPD電流を、APD電流とともに対数的に変化する入力電圧に変換するように構成された変換器回路と、ベース、エミッタ、およびコレクタを含む、プレ増幅トランジスタと、を含む。プレ増幅トランジスタは、ベースで入力電圧を受信することと、基準電圧と、入力電圧とエミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、コレクタで出力電圧を生成することと、を行うように構成されている。量子化器回路は、プレ増幅トランジスタと動作可能に結合されており、かつプレ増幅トランジスタによって生成された出力電圧を使用して、APD電流のデジタル値を生成するように構成されている。
態様15では、態様14の主題は、ダイオード接続トランジスタを含む、変換器回路を任意選択的に含む。
態様16では、態様14および15の主題は、逐次比較型(SAR)変換器回路を含む、量子化器回路を任意選択的に含む。
態様17では、態様16の主題は、プレ増幅トランジスタのコレクタに結合された比較器回路と、プレ増幅トランジスタのエミッタに結合されたデジタル・アナログ変換器(DAC)出力を含むDAC回路と、を含む、SAR変換器回路を任意選択的に含む。
態様18では、態様17の主題は、プレ増幅トランジスタのエミッタおよびDAC回路の出力に結合された抵抗性回路素子と、プレ増幅トランジスタのベースおよび比較器回路の入力に結合された電圧シフタ回路と、を任意選択的に含む。
態様19では、態様17および18のうちの一方または双方の主題は、DAC回路の入力に結合された絶対温度比例(PTAT)電圧基準を任意選択的に含む。
態様20では、態様14から19のうち1つまたいずれかの組み合わせの主題は、APD電流を表す、8ビットデジタル値を生成するように構成されている量子化器回路を任意選択的に含み、APDは、対数スケールの4ディケードにわたって変化する。
態様21では、態様14から20のうち1つまたいずれかの組み合わせの主題は、APDに動作可能に結合されたカレントミラー回路を含む変換器回路を任意選択的に含み、カレントミラー回路が、APD電流を受信するためのコレクタと、第2のカレントミラートランジスタに結合されたベースと、を含む第1のカレントミラートランジスタを含み、第2のカレントミラートランジスタが、ダイオード接続され、かつプレ増幅トランジスタに入力電圧を提供する。
これらの非限定的な態様は、任意の置換または組み合わせで組み合わせることができる。上記発明を実施するための形態は、発明を実施するための形態の一部を形成する添付図面への参照を含む。図面は、例示的に、本発明を実施することができる特定の実施形態を示している。これらの実施形態は、また、本明細書において、「実施例」または「態様」と称される。本文書で参照される全ての公報、特許、および特許文書は、参照することにより個別に組み込まれるかのように、参照することにより、その全体において本願に組み込まれる。本文書と参照により援用されたこれらの文献との間で用法に不一致が生じた場合、組み込まれた参照文献(複数可)における使用は、本文書の使用に対する補助的なものであると考えられるべきであり、相入れない矛盾に関しては、本文書における使用が優先する。
本文書において、「a」または「an」という用語は、特許文書において一般的に使用されており、1つ、または2つ以上を含んでいるが、これは任意の他の事例、または「少なくとも1つ」もしくは「1つ以上」の用例とは別である。本文書において、「or」という用語は、非排他的であることを参照するように使用され、あるいは、「AまたはB」は、そうでないものと示されない限り、「AであってBでない」、「BであってAでない」、ならびに「AおよびB」を含む。添付の請求項において、「including」および「in which」という用語は、「comprising」および「wherein」というそれぞれの用語の平易な英語による同義語として使用されている。また、以下の請求項において、「including」および「comprising」という用語は、非限定的であり、すなわち1つの請求項におけるこのような用語の後に列挙される要素の他に、要素群を含むシステム、デバイス、物品、またはプロセスも、当該請求項の範囲に含まれるものとみなされる。さらに、以下の請求項において、「first」、「second」、および「third」等という用語は、単に標識として使用されており、それらの対象に数的な要件を課するものではない。本明細書に記載する方法の例は、少なくとも部分的には機械またはコンピュータで実施することができる。
上記の説明は、例証であり、かつ限定的なものではないことが意図される。例えば、上記の実施例(またはその実施例の1つ以上の態様)は互いに組み合わせて使用されてもよい。上記説明を検討する当業者によって、他の実施形態を使用することができる。要約は、米国特許法施行規則第1.72条(b)項(37C.F.R.§1.72(b))に従って提供され、読者は、本技術開示の本質を速やかに確認することができる。要約は、請求項の範囲または意味を解釈または限定するために使用されないという理解とともに、提出される。また、上記発明を実施するための形態では、種々の特徴が、本開示を簡素化するようにともにグループ化され得る。これは未請求の開示特徴が、任意の特許請求の範囲にとって必須であることを意図すると解釈されるべきではない。むしろ、発明の主題は、特定の開示される実施形態の全特徴よりも少ない特徴を備える場合がある。したがって、以下の請求項は、各々が別箇の実施形態として自立し、発明を実施するための形態に組み込まれる。本発明の範囲は、そのような請求項の権利が与えられる等価物の全ての範囲とともに、添付の請求項を参照して判断されるべきである。

Claims (20)

  1. アナログ・デジタル変換器(ADC)回路を備える電子回路であって、前記ADC回路は、
    アバランシェフォトダイオード(APD)と、
    前記APDに結合されている電流監視トランジスタであって、前記電流監視トランジスタは、前記APDからAPD電流を受信することと、前記APD電流を、前記APD電流とともに対数的に変化する入力電圧に変換することとを行うように構成されている、電流監視トランジスタと、
    ベースエミッタコレクタを含プレ増幅トランジスタと、
    前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタに結合されている基準電流源と、
    量子化器回路と
    を含み、
    前記基準電流源は、前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタに閾値電圧を提供するように構成されており、
    前記プレ増幅トランジスタは、
    前記ベースで前記APD電流とともに対数的に変化する前記入力電圧を受信することと、
    前記閾値電圧と、前記APD電流とともに対数的に変化する前記入力電圧と前記エミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、前記コレクタで出力電圧を生成することと
    を行うように構成されており、
    前記量子化器回路は、前記プレ増幅トランジスタの前記エミッタに動作可能に結合されており、かつ前記プレ増幅トランジスタによって生成された前記出力電圧を使用して、前記APD電流とともに対数的に変化する前記入力電圧のデジタル値を生成するように構成されている電子回路。
  2. アナログ・デジタル変換器(ADC)回路を備える電子回路であって、前記ADC回路は、
    ベースとエミッタとコレクタとを含むプレ増幅トランジスタと、
    前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタに結合されている基準電流源と、
    量子化器回路と
    を含み、
    前記基準電流源は、前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタに閾値電圧を提供するように構成されており、
    前記プレ増幅トランジスタは、
    前記ベースで入力電圧を受信することと、
    前記閾値電圧と、前記入力電圧と前記エミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、前記コレクタで出力電圧を生成することと
    を行うように構成されており、
    前記量子化器回路は、前記プレ増幅トランジスタの前記エミッタに動作可能に結合されており、かつ、前記プレ増幅トランジスタによって生成された前記出力電圧を使用して、前記入力電圧のデジタル値を生成するように構成されており、
    前記量子化器回路は、逐次比較型(SAR)変換器回路を含む電子回路。
  3. 前記SAR変換器回路は、デジタル・アナログ変換器(DAC)回路を含み、前記DAC回路は、前記プレ増幅トランジスタの前記エミッタに動作可能に結合されているDAC出力を含み、
    前記プレ増幅トランジスタは、前記入力電圧とDAC出力電圧との間の差異を使用して、前記出力電圧を生成するよう構成されている、請求項に記載の電子回路。
  4. 前記プレ増幅トランジスタの前記エミッタおよび前記DAC回路の出力に結合されている抵抗性回路素子と、
    前記プレ増幅トランジスタの前記ベースに結合されている電圧シフタ回路と
    を含む、請求項に記載の電子回路。
  5. 前記DAC回路の入力に結合されている絶対温度比例(PTAT)電圧基準を含む、請求項に記載の電子回路。
  6. 前記SAR回路は、8ビットSAR回路である、請求項に記載の電子回路。
  7. アナログ・デジタル変換器(ADC)回路を備える電子回路であって、前記ADC回路は、
    ベースとエミッタとコレクタとを含むプレ増幅トランジスタと、
    前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタに結合されている基準電流源と、
    アバランシェフォトダイオード(APD)と、
    前記APDに動作可能に結合されている第1のカレントミラー回路と
    を含み、
    前記基準電流源は、前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタに閾値電圧を提供するように構成されており、
    前記プレ増幅トランジスタは、
    前記ベースで入力電圧を受信することと、
    前記閾値電圧と、前記入力電圧と前記エミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、前記コレクタで出力電圧を生成することと
    を行うように構成されており、
    前記第1のカレントミラー回路は、前記プレ増幅トランジスタに前記入力電圧を供給するように構成されているダイオード接続トランジスタを含む電子回路。
  8. 前記プレ増幅トランジスタの前記エミッタに結合されている抵抗性回路素子と、
    前記プレ増幅トランジスタの前記ベースに結合されている電圧シフタ回路と、
    前記電圧シフタ回路および前記第1のカレントミラーに結合されている第2のカレントミラー
    を含む、請求項に記載の電子回路。
  9. 前記第1のカレントミラー回路は、ウィルソン型カレントミラー回路を含む、請求項に記載の電子回路。
  10. 電流監視回路であって、
    デジタル・アナログ変換器(DAC)回路と、
    プレ増幅トランジスタであって、
    対数的に変化する入力電圧を受信するように構成されているベース入力と、
    前記DAC回路から出力電圧を受信するように構成されているエミッタ入力と、
    コレクタ入力
    を含プレ増幅トランジスタと、
    前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタ入力に結合されている基準電流源であって、前記基準電流源は、閾値電圧を確立することと、前記コレクタ入力のコレクタ電圧を高い供給電圧まで牽引することとを行うように構成されている、基準電流源と、
    前記コレクタ入力に結合されている引き下げ電流シンクであって、前記引き下げ電流シンクは、前記対数的に変化する入力電圧前記DAC回路からの出力電圧との間の差異前記確立された閾値電圧よりも大きい場合には、前記コレクタ電圧を低い供給電圧まで引き下げるように構成されている、引き下げ電流シンクと、
    前記DAC回路を含む量子化器回路であって、前記量子化器回路は、入力としての前記コレクタ電圧を使用して、前記対数的に変化する入力電圧のデジタル値を生成するように構成されている、量子化器回路と
    を備える、電流監視回路。
  11. アバランシェフォトダイオード(APD)電流を生成するように構成されているアバランシェフォトダイオード(APD)と、
    前記APD電流を、前記プレ増幅トランジスタの前記ベースにおける前記対数的に変化する入力電圧に変換するように構成されている変換器回路と
    を含む、請求項10に記載の電流監視回路。
  12. 前記生成されたAPD電流は、対数電流のスケールの4ディケードにわたって変化し、
    前記量子化器回路は、前記APD電流の対数的に圧縮されたデジタル値であるデジタル値を生成するように構成されている、請求項11に記載の電流監視回路。
  13. 光受信器回路であって、前記光受信器回路は、
    アバランシェフォトダイオード(APD)と、
    APD電流監視回路
    を備え、
    前記APD電流監視回路は、
    前記APDから受信したAPD電流を、前記APD電流とともに対数的に変化する入力電圧に変換するように構成されている変換器回路と、
    ベースエミッタコレクタを含プレ増幅トランジスタと、
    前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタに結合されている基準電流源と、
    量子化器回路と
    を含み、
    前記基準電流源は、前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタに閾値電圧を提供するように構成されており、
    前記プレ増幅トランジスタは、
    前記ベースで前記入力電圧を受信することと、
    前記閾値電圧と、前記入力電圧と前記エミッタでの電圧との間の差異との比較に従って、前記コレクタで出力電圧を生成することと
    を行うように構成されており、
    前記量子化器回路は、前記プレ増幅トランジスタと動作可能に結合されており、かつ前記プレ増幅トランジスタによって生成された前記出力電圧を使用して、前記APD電流のデジタル値を生成するように構成されている光受信器回路。
  14. 前記変換器回路は、ダイオード接続トランジスタを含む、請求項13に記載の光受信器回路。
  15. 前記量子化器回路は、逐次比較型(SAR)変換器回路を含む、請求項13に記載の光受信器回路。
  16. 前記SAR変換器回路は、
    前記プレ増幅トランジスタの前記コレクタに結合されている比較器回路と、
    デジタル・アナログ変換器(DAC)回路であって、前記プレ増幅トランジスタの前記エミッタに結合されているDAC出力を含むデジタル・アナログ変換器(DAC)回路
    を含む、請求項15に記載の光受信器回路。
  17. 前記プレ増幅トランジスタの前記エミッタおよび前記DAC回路の前記出力に結合されている抵抗性回路素子と、
    前記プレ増幅トランジスタの前記ベースおよび前記比較器回路の入力に結合されている電圧シフタ回路と
    を含む、請求項16に記載の光受信器回路。
  18. 前記DAC回路の入力に結合されている絶対温度比例(PTAT)電圧基準を含む、請求項16に記載の光受信器回路。
  19. 前記量子化器回路は、前記APD電流を表8ビットデジタル値を生成するように構成されており、前記APDは、対数スケールの4ディケードにわたって変化する、請求項13に記載の光受信器回路。
  20. 前記変換器回路は、前記APDに動作可能に結合されているカレントミラー回路を含み
    前記カレントミラー回路は、第1のカレントミラートランジスタを含み
    前記第1のカレントミラートランジスタは、前記APD電流を受信するためのコレクタと、第2のカレントミラートランジスタに結合されているベースを含み、
    前記第2のカレントミラートランジスタは、ダイオード接続されており、かつ前記プレ増幅トランジスタに前記入力電圧を提供する、請求項13に記載の光受信器回路。
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