JP6840484B2 - 給餌装置、養殖装置および給餌方法 - Google Patents
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Description
特許文献3の自動給餌装置では、粒状の飼料を貯留する貯留槽から、養魚槽に至る輸送管を設置し、圧縮空気を輸送管に通して飼料を気流搬送する。そして、輸送管の先端を養魚槽の水面上の空中に配置して飼料を散布し(空中散布方式)、あるいは輸送管の先端を水中に配置して飼料を放出している(水中放出方式)。
水面散布方式は、水面上に浮上している生簀にはそのまま適用できる。しかし、沈潜式の生簀に適用する場合、生簀を浮上させて給餌を行い、その後再び沈潜させる作業が必要となり、作業性が低下するという問題がある。
また、輸送管の先端を水中に配置した際に、飼料が輸送管の先端から拡散しにくく、給餌対象の魚介類の全体にゆきわたらず、摂食に偏りが生じる可能性があった。加えて、拡散が不十分であると、餌が局所的に過剰となり、魚介類が摂餌しきれなくなり、余剰の餌が生簀下に沈下し、餌の無駄が発生する可能性があった。
さらに、搬送の休止時に、海水が輸送管内に逆流することがあり、次回の搬送時に円滑に起動できないおそれもあった。
このような本発明では、搬送管および気流発生装置により、貯留槽の飼料を生簀まで気流搬送することができる。また、搬送管の先端に、生簀の水中に浸漬される端末装置を設けることで、この端末装置において飼料と気泡との誤認防止あるいは放出される飼料の拡散を図ることができ、これにより給餌対象の摂食性を向上することができる。
このような本発明では、搬送管で端末装置に送られた飼料と空気とを、脱気装置により分離することができる。分離した空気は、脱気装置から先に排出される。排出された空気は、生簀の内部の水中で気泡を生じる。この気泡は、端末装置から水中へ放出される飼料とは異なる位置とすることができる。このため、給餌対象の魚などが、気泡と飼料とを誤認することが低減でき、摂食性を高めることができる。
このような本発明では、飼料の平均粒径より小さい内径の通気孔により、空気だけ通し、飼料は通さないようにできる。従って、簡単な構造で、飼料と空気との分離を行うことができる。
このような多数の通気孔としては、板材に多数の孔を形成してもよく、あるいは大きな開口を設け、この開口をパンチングメタルやエキスパンドメタルあるいは金網などで覆うことで形成してもよい。
このような本発明では、搬送管の生簀側の先端および端末装置を下向きに配置し、この状態で飼料を気流搬送することで、飼料は外側円錐部材と内側円錐部材との間の隙間を通って生簀内に放出される。つまり、外側円錐部材および内側円錐部材の拡開形状に応じて放出される範囲を拡大することができる。その結果、放出された飼料を同時に摂取できる魚などの給餌対象を増やすことができ、給餌性を高めることができる。
このような本発明では、外側円錐部材および内側円錐部材の母線の傾き角度が水平面に対して20度以上とされているため、例えば内側円錐部材の表面に飼料が付着し滞留するなどの不都合を未然に防止でき、円滑な放出を行うことができる。
また、外側円錐部材と内側円錐部材との間隔が、飼料の平均粒径の2倍以上とされていることで、外側円錐部材と内側円錐部材との間隔で飼料が固着し滞留するなどの不都合を未然に防止でき、円滑な放出を行うことができる。
このような本発明では、端末装置での流速が毎秒33m以下とすることで、気流搬送の間に飼料の割れや粉化が生じる比率を軽微に抑えることができる。流速が毎秒33mを超えると、端末装置に達した飼料の10%以上が割れまたは粉化する可能性がある。一方、流速が毎秒11m以下となると、飼料の気流搬送ができなくなる可能性がある。
このような本発明では、気流搬送の休止時に、搬送管内に生簀内の海水などが逆流して流れ込んでも、気流発生装置で十分な吐出圧力で空気を送り込むことで、流入していた海水などを排出することができる。
このような本発明では、前述した本発明の給餌装置で説明した通りの作用効果を得ることができる。
このような本発明では、前述した本発明の給餌装置で説明した通りの作用効果を得ることができる。
図1において、養殖装置1は、海中に沈潜配置された複数の生簀10と、この生簀10に飼料を供給する給餌装置20を有する。
筐体11の概略形状としては直方体状、円筒状など任意の形状とすることができる。
筐体11は、金網等で囲われることで、海水が内外を自由に流通可能、かつ内部に収容された魚介類が脱出することがない。
筐体11の一部には、魚介類を出し入れするための扉が設置される。扉に代えて、筐体11の上面側の網を開閉可能あるいは着脱可能としてもよく、要するに筐体11に収容される魚介類の出し入れが行える構造であればよい。
筐体11は、筐体11の外枠に空気を出し入れさせることで、海面上に浮上させたり、海中に沈潜させたりすることができる。通常時の筐体11は、設置海域の水深に応じて、筐体11の上面が水深約5mから15mの間になるように保持される。
ブイ12は、係留索14で海底に接続されており、この係留索14により、ブイ12および筐体11は海面および海中の所定位置に定置されている。
給餌装置20は、粒状の飼料が貯留される貯留槽21と、貯留槽21から生簀10に至る搬送管22と、搬送管22の内部に、貯留槽21から生簀10に至る搬送気流を形成する気流発生装置23と、貯留槽21および気流発生装置23が設置される構造体24と、を備えている。
また、搬送管22の先端には、生簀10の水中に浸漬され、搬送管22を通して気流搬送された貯留槽21からの飼料を、生簀10の水中に放出する端末装置30が接続されている。
貯留槽21は、いわゆるホッパなどで構成され、内部に粒状の飼料を貯留するとともに、下部の供給部から所定量ずつの飼料を供給可能である。飼料の供給量は、図示しない制御装置により制御される。
筐体11が複数あるため、搬送管22の他端も複数に分岐されている。搬送管22の分岐は、貯留槽21の供給部であってもよいし、生簀10までの途中であってもよいし、生簀10近傍であってもよい。あるいは、生簀10に隣接した位置で、各筐体11ごとに枝分かれする構成としてもよい。
例えば、搬送管22が海水の比重と略同じであれば、内部を通る空気により浮力が得られ、単独で海面に浮上させることができる。搬送管22の比重が海水より大きい場合でも、浮体を接続することで、海面に浮上させることができる。一方、海中あるいは海底に保持する場合、現在位置を維持するために、係留索や錨などで海底に対して固定するか、あるいは付近の海上に配置されたブイ等に係留してもよい。
搬送管22の生簀10の近傍の部分は、生簀10の上方から端末装置30を導入するために、ブイ12に接続することで、海面に浮上した状態で保持されている。ただし、搬送管22の生簀10の近傍の部分についても、海中または海底に保持してもよい。
気流発生装置23は、吐出圧力が、生簀10内の水の比重d、重力加速度g、生簀10内の端末装置30の水深Hとして、これらの積dgHに相当する圧力以上とされている。
気流発生装置23は、図示しない制御装置により圧縮空気の供給を制御され、搬送管22の他端に接続された端末装置30における空気流速が、毎秒11mより大きくかつ毎秒33m以下となるように調整される。
図2および図3に示すように、端末装置30は、搬送管22に接続される接続管31と、頂点部分が接続管31に接続された外側円錐部材32と、外側円錐部材32の内側に配置された内側円錐部材33と、を備えている。内側円錐部材33は、複数の支持部材34を介して外側円錐部材32の内面に支持されている。
外側円錐部材32と内側円錐部材33との間には、所定の間隔Cが隔てられている。この間隔Cは、搬送管22で搬送される飼料の平均粒径の2倍以上であることが好ましい。
このような外側円錐部材32および内側円錐部材33により、本発明の拡散装置が構成されている。
通気孔35が形成された帯状の領域は、その下端が内側円錐部材33の上端の高さとされている。
通気孔35は、内径が、搬送管22で気流搬送される飼料の平均粒径より小さく形成され、飼料は通過できない。
従って、生簀10内の魚介類は、端末装置30の上部から上昇してゆく気泡と、端末装置30の下面から放出される飼料とを、容易に区別することができる。
このような多数の通気孔35により、本発明の脱気装置が形成されている。
また、同領域の下端は、内側円錐部材33の上端より下方とすることもできる。ただし、内側円錐部材33が、搬送管22からの気流搬送の気相部分に露出すると、搬送される飼料が内側円錐部材33と衝突し、飼料の破損を招くため、露出が最小限となるようにすることが望ましい。
給餌の際には、貯留槽21から飼料を搬送管22の一端側に供給しつつ、搬送管22の一端に気流発生装置23から圧縮空気を供給する。これにより、飼料が搬送管22を通して生簀10へと気流搬送される。
搬送管22で気流搬送された飼料は、端末装置30に導入され、脱気装置である通気孔35により空気を分離される。
端末装置30では、通気孔35の領域で脱気されることで、これより下の部分つまり外側円錐部材32と内側円錐部材33との間隔には、端末装置30の下面側の開口部から浸入した海水が満たされる。
空気を分離された飼料は、外側円錐部材32と内側円錐部材33との間隔に満たされた海水に投下され、海水中を緩やかに沈下し、端末装置30の下方へと放出される。
気流搬送を停止すると、端末装置30における搬送空気の圧力が解除され、海水が接続管31を通して搬送管22の内部まで逆流して浸入する。ただし、搬送管22への海水の浸入は、搬送管22の海面下にある部分だけである。
次の自動給餌の際には、搬送管22内の海水が気流搬送を妨げることになる。しかし、本実施形態の気流発生装置23は、吐出圧力が、生簀10内の水の比重d、重力加速度g、生簀10内の端末装置30の水深Hとして、これらの積dgHに相当する圧力以上とされている。このため、搬送管22内に浸入していた海水を押し出し、搬送管22の導通を自動的に回復し、飼料の気流搬送を再開させることができる。
本実施形態では、搬送管22および気流発生装置23により、貯留槽21の飼料を生簀10まで気流搬送することができる。また、搬送管22の先端に、生簀10の水中に浸漬される端末装置30を設けることで、この端末装置30において飼料と気泡との誤認防止あるいは放出される飼料の拡散を図ることができ、これにより給餌対象の摂食性を向上することができる。
ここで、外側円錐部材32が通気孔35より下方まで延びていない場合、通気孔35で脱気された飼料が、通気孔35から放出される空気が気泡となって上昇する海水の流れに巻き込まれ、内側円錐部材33に沿って下方へ拡散せずに、周囲に散乱してしまう。この時、一部の飼料が生簀から外に流れ、その分ロスになる可能性がある。また、海水の流れに巻き込まれずに内側円錐部材33に沿って流れる飼料についても、内側円錐部材33が障害物となった状態で、飼料に魚などが群がるため、飼料の摂取が円滑に行われなくなる可能性がある。
これに対し、本実施形態では、外側円錐部材32が通気孔35より下方まで延びているため、脱気された飼料は、外側円錐部材32と内側円錐部材33との間の隙間を通って、端末装置30の下面側から下方へと順次放出される。このため、魚などは端末装置30の下方を整然と遊泳しながら飼料を摂取することができ、給餌性を高めることができる。
また、外側円錐部材32と内側円錐部材33との間隔が、飼料の平均粒径の2倍以上とされていることで、外側円錐部材32と内側円錐部材33との間隔で飼料が固着し滞留するなどの不都合を未然に防止でき、円滑な放出を行うことができる。
図4に示すように、流速が毎秒33mを超えると、端末装置に達した飼料の10%以上が割れまたは粉化する可能性がある。一方、流速が毎秒11m以下となると、飼料の気流搬送ができなくなる可能性がある。
従って、本実施形態のように、端末装置30での流速が毎秒11mより大きく、毎秒33m以下となるように調整することが好ましく、これにより飼料の適切な気流搬送を行うことができる。
前記実施形態では、端末装置30の外側円錐部材32に通気孔35を形成して脱気装置とした。脱気装置としての通気孔35は、端末装置30の他の部分に形成してもよい。
図6に示す実施形態では、端末装置30Bは、長尺の接続管31Bで構成され、その途中の所定長さにわたる領域に、脱気装置としての多数の通気孔35が形成されている。
このような実施形態では、飼料を拡散する機能は得られないが、通気孔35の領域で脱気された飼料は、接続管31B内の海水中を緩やかに沈下し、端末装置30Bを出てから緩やかに拡散する効果が得られる。
このような実施形態では、筒体36の上部で脱気が行われ、気泡となって海面に上昇してゆくとともに、筒体36の下端から海水に浸かった飼料が緩やかに放出される。筒体36の長さを十分長くとることで、気泡と飼料との区別が容易となり、パンチングメタルを巻いた簡単な構成でありながら、脱気装置としての機能を十分に得ることができる。
Claims (8)
- 水面下に沈潜配置される生簀に飼料を供給する給餌装置であって、
粒状の飼料が貯留される貯留槽と、
前記貯留槽から前記生簀に至る搬送管と、
前記搬送管の内部に、前記貯留槽から前記生簀に至る搬送気流を形成する気流発生装置と、
前記搬送管の先端に接続され、前記生簀の水中に浸漬され、前記飼料を前記生簀の水中に放出する端末装置と、を備え、
前記端末装置は、外側部材と、前記外側部材の内側に配置された内側部材と、を備え、
前記端末装置には、前記搬送管から前記外側部材と前記内側部材との間へと送られた前記飼料と空気とを分離する脱気装置が形成され、
前記脱気装置は、前記端末装置の外側部材に形成されて表裏を貫通する多数の通気孔であり、前記通気孔の内径は前記飼料の平均粒径より小さいことを特徴とする給餌装置。 - 水面下に沈潜配置される生簀に飼料を供給する給餌装置であって、
粒状の飼料が貯留される貯留槽と、
前記貯留槽から前記生簀に至る搬送管と、
前記搬送管の内部に、前記貯留槽から前記生簀に至る搬送気流を形成する気流発生装置と、
前記搬送管の先端に接続され、前記生簀の水中に浸漬され、前記飼料を前記生簀の水中に放出する端末装置と、を備え、
前記端末装置には、前記搬送管で送られた前記飼料を拡散する拡散装置が形成され、
前記拡散装置は、下向きに拡開する外側円錐部材および内側円錐部材を有し、前記搬送管で送られた前記飼料は、前記外側円錐部材と内側円錐部材との間隔を通って放出されることを特徴とする給餌装置。 - 請求項2に記載した給餌装置において、
前記外側円錐部材および前記内側円錐部材は、各々の母線の傾き角度が水平面に対して20度以上であり、
前記外側円錐部材と前記内側円錐部材との間隔は、前記飼料の平均粒径の2倍以上であることを特徴とする給餌装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載した給餌装置において、
前記気流発生装置は、前記端末装置での流速が毎秒33m以下の前記気流を発生可能であることを特徴とする給餌装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載した給餌装置において、
前記気流発生装置は、前記生簀の内部の水の比重と、重力加速度と、前記生簀における前記端末装置の水深との積に相当する圧力以上の吐出圧力を有することを特徴とする給餌装置。 - 水面下に沈潜配置される生簀と、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載した給餌装置とを有することを特徴とする養殖装置。
- 水面下に沈潜配置される生簀に飼料を供給する給餌方法であって、
粒状の飼料が貯留される貯留槽と、前記貯留槽から前記生簀に至る搬送管と、前記搬送管の内部に前記貯留槽から前記生簀に至る搬送気流を形成する気流発生装置と、前記搬送管の先端に接続された端末装置と、を用い、
前記端末装置は、外側部材と、前記外側部材の内側に配置された内側部材と、を備え、
前記端末装置には、前記搬送管から前記外側部材と前記内側部材との間へと送られた前記飼料と空気とを分離する脱気装置が形成され、
前記脱気装置は、前記端末装置の外側部材に形成されて表裏を貫通する多数の通気孔であり、前記通気孔の内径は前記飼料の平均粒径より小さいものとしておき、
前記端末装置を前記生簀の水中に浸漬し、
前記気流発生装置で前記搬送管の内部に搬送気流を形成して前記飼料を搬送し、
搬送された前記飼料を前記端末装置から前記生簀の水中に放出する、ことを特徴とする給餌方法。 - 水面下に沈潜配置される生簀に飼料を供給する給餌方法であって、
粒状の飼料が貯留される貯留槽と、前記貯留槽から前記生簀に至る搬送管と、前記搬送管の内部に前記貯留槽から前記生簀に至る搬送気流を形成する気流発生装置と、前記搬送管の先端に接続された端末装置と、を用い、
前記端末装置には、前記搬送管で送られた前記飼料を拡散する拡散装置が形成され、
前記拡散装置は、下向きに拡開する外側円錐部材および内側円錐部材を有し、前記搬送管で送られた前記飼料は、前記外側円錐部材と内側円錐部材との間隔を通って放出されるものとしておき、
前記端末装置を前記生簀の水中に浸漬し、
前記気流発生装置で前記搬送管の内部に搬送気流を形成して前記飼料を搬送し、
搬送された前記飼料を前記端末装置から前記生簀の水中に放出する、ことを特徴とする給餌方法。
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