JP6840392B2 - 解袋機 - Google Patents

解袋機 Download PDF

Info

Publication number
JP6840392B2
JP6840392B2 JP2018058617A JP2018058617A JP6840392B2 JP 6840392 B2 JP6840392 B2 JP 6840392B2 JP 2018058617 A JP2018058617 A JP 2018058617A JP 2018058617 A JP2018058617 A JP 2018058617A JP 6840392 B2 JP6840392 B2 JP 6840392B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag body
bag
holding
plate
air supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018058617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019167156A (ja
Inventor
善久 中矢
善久 中矢
晋 土門
晋 土門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nantsune Co Ltd
Original Assignee
Nantsune Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nantsune Co Ltd filed Critical Nantsune Co Ltd
Priority to JP2018058617A priority Critical patent/JP6840392B2/ja
Publication of JP2019167156A publication Critical patent/JP2019167156A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6840392B2 publication Critical patent/JP6840392B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

本発明は、食品袋体を開封して袋体から内容物を放出する解袋機に関し、とりわけ、内容物である大きな塊から分けた複数の分割体からなる食肉その他の食品を袋体外に自動的に放出することができるものに関する。
従来、スーパーマーケットなどの店舗で鶏肉その他食品を販売する場合は、包装した鶏肉その他の食品を包装物から開封し、個々のトレー等へ詰替える作業を行う。その作業は、主に手作業で行われており、その真空包装の開封手段としてカッターが用いられ、作業従事者が注意を払いながら内容物を損傷させることなく包装物のみを開裂して開封する。
主として、鶏肉その他の食品の内容物を真空包装した包装物を開裂して内容物を放出する包装物開封装置は従来から提案されている。特許文献1には、開封アームと、その開封アームによって排出された内容物を搬送する搬送装置と、内容物の水分を吸水する吸水装置と、を備え、この開封アームは、包装物を下方から支持するアームと、包装物の開裂部を拡げて内容物を排出させるアームの先端部に設けられた吸着部と、を有する構造が開示されている。
特開2017−81576号公報
包装物の底部を開裂する包装開封装置は、包装物の下部に折れ曲がり部位を生じると、開裂位置がこの底部よりも上方にずれて、包装物の開裂部位の一方がU字形状やL字形状となる。特許文献1に記載の包装開封装置は、鶏肉などの1つの大きな塊を内容物としており、開裂部位にU字形状などを生じても、この部位に内容物が引っ掛からず、残留なく放出することができる。しかしながら、内容物を大きな塊から分割した複数の小さな食肉その他の食品(分割体)例えばから揚げ用の鶏肉などとすると、アームで下方から支持する構成では、この開裂部位に一部の分割体が引っ掛かり、この分割体が包装物内に残留することがあった。
そこで、複数の分割体を内容物とする包装物(袋体)を開封して、残留なく内容物を放出できる解袋機が望まれていた。
本発明の解袋機は、内容物を収容する袋体を開封領域にて開封する解袋機であって、開封領域には、前記袋体を載置する開閉可能なデッキと、前記デッキに載置した袋体を水平方向から挟持する一対の挟持板と、この袋体に気体を注入する給気部と、前記袋体を開封する切断部と、を有し、前記挟持板は、前記給気部による給気開始後に、前記袋体から遠ざかる方向に移動する調整移動を可能にすることを特徴とする。
また、挟持板の調整移動は、前記挟持板が袋体から遠ざかる方向に移動する第一調整状態と、更に前記袋体を挟持する方向に移動する第二調整状態とからなり、前記第一調整状態と前記第二調整状態における前記挟持板の移動と給気部による気体注入により前記袋体を倒立状態とすることが好ましい。
また、挟持板は、突没自在の給気部を内部に有する固定板と、水平方向に移動可能な動作板とからなることが好ましい。
また、固定板と動作板の挟持面に袋体を吸着保持する袋保持部を有することが好ましい。
請求項1記載の発明により、給気部から袋体に気体を注入した状態で、挟持部の挟持状態を一旦解除することにより、袋体内に気体を充満させ、袋体の姿勢を調整して、折れ曲がり部位による内容物(分割体)の残留を防止することができる。
請求項2記載の発明により、挟持板の挟持状態を一旦解除した後に、更に挟持状態とすることにより、袋体内に気体を充満させるだけでなく、袋体の倒立状態を完成させ、折れ曲がりを解消することができる。
請求項3記載の発明により、挟持板を固定板と動作板に分け、給気部及び切断部を固定板に配置し、動作板で調整移動を行うことで、調整移動を一方に集中させ、もう一方で給気切断する動作を集中させることとなり、安定した切断制御が可能になる。
請求項4記載の発明により、挟持板の挟持面に袋保持部を有することで、袋体の両側から袋体を保持して、内容物を袋体の開封位置から落下・放出させることができる。
本発明の実施形態に係る解袋機の正面図である。 図1の解袋機による袋体の開封領域周辺の拡大正面図である。 図2の開封領域周辺の拡大平面図である。 図2の開封領域周辺の開封動作の模式図を示し、(a)が袋体を載置した状態であり、(b)が袋体を挟持した状態であり、(c)が挟持を緩めた状態であり、(d)が再度挟持して姿勢を調整した状態である。 図1の解袋機による開封動作フローである。
本発明の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態に関し、図1の左側、右側、上方、下方を本実施形態の左側、右側、上方、下方として、図3の下方、上方を本実施形態の前方、後方として説明する。
本実施形態は、図1に示すように、内容物を有する袋体20を開封して、内容物を袋体20外に放出する解袋機1としている。袋体20は内容物を真空包装などの脱気状態(減圧状態)で収容している。内容物は、大きな塊から事前に分割して内包された小さな食肉その他の食品などの複数の分割体である場合に本発明は本来の効果を発揮するものであり、本実施形態ではから揚げ用に肉塊を小さく切り分けた鶏肉を内包したものを前提とする。ただし、これら分割体のみを対象とするものではない。
解袋機1は、図1に示すように、ベルトコンベアからなる供給部8と、この供給部8により順次供給される袋体20を開封領域10に投入し、開封領域10で袋体20を動作板3aと固定板3bとからなる一対の挟持板で挟持し、カッター5からなる切断部により開封し、内容物を放出領域11に放出するものである。
開封領域10では、図2に示すように、開封領域10の下面となるデッキ2と、その両側面となる動作板3aと固定板3bからなる一対の挟持板と、固定板3bから突没自在の給気針4からなる給気部と、袋保持部6と、カッター5と、エアーを噴出する袋排出部7が配置される。開封領域10は、供給部8から投入された袋体20が半倒立状態で下方からデッキ2により支持され、左方から支持する動作板3aと、右方から支持する固定板3bで袋体20を挟持する。
供給部8は例えばベルトコンベアであり、袋体20の開封を行う開封領域10に上方から袋体20を供給している。供給部8から投入される袋体20が開封領域10に正確に投入されるために、供給部8と開封領域10間にガイド板9を配置する。
デッキ2は、矩形状の底板からなり、開封領域10の底部分を閉鎖し、開封領域10に供給された袋体20を下方から支持する載置面としている。このデッキ2はデッキ駆動部12によって左右に開閉自在とし、開封領域10から左側(外方)に移動することで、開封領域10の底を開放する。デッキ駆動部12は例えば空気式のシリンダからなるが、油圧式等のその他の開閉手段であってもよい。
動作板3aは、開封領域10の左側に配置され、袋体20の側面よりも広い挟持面を有する。動作板3aは、挟持駆動部13により開封領域10に向けて水平方向(左右方向)に移動可能であり、右側に移動することで袋体20を挟持し押圧することが可能であり、左側に移動することで袋体20から離れ、挟持状態及び押圧状態から解放する。挟持駆動部13は例えば空気式のシリンダからなるが、油圧式等のその他の移動手段であってもよい。
固定板3bは、開封領域10の右側面に固定して配置され、動作板3aと同じく固定板3bは袋体20の側面より広い挟持面を有する。動作板3aと固定板3bとからなる一対の挟持板はその両挟持面により開封領域10内の袋体20を左右から挟持して、袋体20の転倒を防止するとともに、カッター5による開封箇所を位置決めする。
給気針4は、左右に長尺な筒形状とし、その左端を鋭利な針先としている。給気針4は、固定板3bの挟持面を開口した開口位置から突没自在に配置され、開封領域10に袋体20が半倒立状態で投入され、動作板3aにより挟持された状態で、固定板3bの挟持面から突出して袋体20に突き刺さる。そして、給気針4から気体を注入して袋体20を膨らませる。給気針4は、挟持された袋体20を膨らませることで、分割体を袋体20から剥離し易くするとともに、カッター5による開裂時に袋体20の逃げを防止して、安定した開封を可能にしている。
給気針4は固定板3bの前後寸法の中央付近に位置するとともに、開封領域10の上下寸法の中央付近(中央あるいは中央よりも下方)に配置され、袋体20の上下寸法の中央付近に突き刺さる。また、給気針4の右端には針内に気体を供給する気体供給源(図示せず)が接続される。針駆動部14は例えば空気式のシリンダからなるが、その他の駆動手段であってもよい。
カッター5は、後向きに刃を有し、移動部15により前後方向(図3の上下方向)に移動自在としている。カッター5は袋体20よりも前方を待機位置とし、姿勢を調整された袋体20の下方を開封する。
移動部15は、前後方向への移動とともに、そのリンク機構によりカッター5の左右方向の突出位置も可変することが可能となる。このリンク機構にはスプリング(図示しない)が配置され、袋体20の方向にカッター5の先端が当たるように緩やかに付勢される。これにより、カッター5の先端が袋体20に当たると、その端縁に沿って袋体20に付勢された状態で前後方向に移動し、袋体20を開封する。なお、この付勢は緩やかなものであり、カッター5と内容物との接触を抑制する。
動作板3aの調整移動は、上述の動作板3aと固定板3bとにより袋体20を挟持し、給気針4の給気が開始された後に行い、袋体20を半倒立状態からほぼ完全な倒立状態に調整するものである。この調整移動は、第一調整状態と第二調整状態とからなる。第一調整状態は、給気針4による給気を継続しながら、転倒しない程度で一時的に動作板3aを袋体20から離れる方向(図2の左側)に移動させ、動作板3aと固定板3bによる袋体20の挟持を若干緩める。そして、袋体20がさらに膨らむことができる空間を開封領域10に形成して、袋体20の折れ曲がり部位20a(下部)を膨らませて、袋体20の姿勢を調整する。
なお、本実施形態のものと異なり、第一調整状態は、給気に追従して動作板3aを袋体20から遠ざかる方向に移動させて、袋体20の姿勢を調整してもよい。例えば、動作板3aを挟持させた状態でいったんその押圧を解き、動作板3aをフリー(移動可能)にし、給気により膨らむ袋体20が袋体20から離れる方向に動作板3aを押すことで、動作板3aを移動させるようにしてもよい。
第二調整状態は、動作板3aを再度袋体20側に移動させて、さらに膨らませた袋体20を再度挟持、押圧して、調整した姿勢で袋体20を挟持する。これにより、袋体20の下部の折れ曲がりを解消する。これにより、上方から袋体20を開封領域10に投入した際の半倒立状態を解消する。ここで半倒立状態とは、搬送部8から投入された袋体20は、開封領域に投入された直後は下方が折れ曲った状態や、開封領域10内で上方が曲がって動作板3aや固定板3bにもたれ掛かった状態であり、完全な倒立状態でないものを指す。そして、動作板3aによる調整移動により、袋体20を倒立状態にしてカッター5による開封に備えることができる。
袋体20はカッター5により底部が開封されることで、内容物が袋体20から落下する。開封領域10の底を開放して、開封領域10が開封領域10の下方に設けた放出領域11と上下に連通することで、内容物が落下して放出領域11に放出される。放出領域11には、図示しないが袋体20から放出された内容物を受けるコンベアやラックなどの受け部を有し、袋体20から放出された内容物を受けて、内容物を外部に供給可能にしている。
袋保持部6、6は、その先端にエアー(負圧)により吸着可能とする吸着パッド6a、6aを有し、動作板3aと固定板3bに形成された開口部に配置される。この吸着パッド6a、6aと、動作板3aと固定板3bの挟持面とは同一平面上となり、左右に対向して配置される。袋保持部6は、膨らませた状態で袋体20の下部を左右両側から吸着保持する。袋保持部6は、開封領域10の底が開放すると同時に袋体20を開封領域10に保持し、放出領域11に袋体20が落下することを防止する。
袋保持部6、6は負圧により袋体20の下部の左右両側面をそれぞれ左右外方(挟持する方向に対向する方向)に引っ張り吸着することで、この袋体20を保持する。本実施形態の袋保持部6、6の吸着パッド6a、6aはその先端が動作板3a、固定板3bの挟持面と同一平面上であるとするが、挟持面よりも若干奥に位置するものであってもよい。
袋排出部7は、内容物を放出した袋体20(以下、空袋という)の外周面にエアーを噴射することで、この空袋を開封領域10外に排出する。具体的には内容物の放出が完了し、袋保持部6が吸着を解除すると、袋排出部7は後方に向けてエアーを吹き出し、空袋は開封領域10よりも後方に空袋を排出する。袋排出部7は、デッキ2に載置して膨らませた袋体20よりも前方に位置し、袋体20に向けてエアーの噴出口を有する。この噴出口は袋保持部6よりも下方に位置するとともに、開封領域10の前端面の左右寸法の中央付近に配置される。なお、袋排出部7は袋体20を開封領域10及び放出領域11の受け部外に排出するものであればよい。
次に、解袋機1による袋体20の開封動作を説明する。開封動作は、図5に示すように、袋体を開封領域10に投入する投入ステップS1と、袋体20を挟持する第一挟持ステップS2と、袋体20内に気体を注入する給気ステップS3と、動作板3aを遠ざける方向にいったん移動し、さらに袋体20側に移動する第二挟持ステップS4と、袋体20を開裂しつつ袋体20を吸着保持する開裂及び吸着ステップS5と、袋体20をエアーで排出する袋体排出ステップS6とからなる。
図4(a)に示すように、開封動作の待機状態(初期状態)では、動作板3aが固定板3bから最も離れた開封領域10の左端部(袋体20の載置予定位置よりも左側)に位置し、デッキ2が開封領域10の底を閉鎖している。この状態では動作板3aは袋体20が倒れるような位置でなければよい。この状態では、給気針4が固定板3bから突出せず、袋保持部6が吸着動作を行わず、カッター5が開封領域10の前端部(袋体20の載置予定位置よりも前方)に位置する。
図4(b)に示すように、投入ステップS1により供給部8が袋体20を開封領域10に供給すると、第一挟持ステップS2により動作板3aが右側に移動して袋体20を挟持し、給気ステップS3により給気針4が固定板3bよりも左側に突出して袋体20に突き刺し、給気を開始する。給気針4は動作板3aの移動完了後も突出及び噴射を継続する。
図4(c)に示すように、動作板3aと固定板3bによる袋体20を挟持し、給気針4による給気を開始すると、第二挟持ステップS4により動作板3aが調整移動を開始する。給気針4で給気しながら、動作板3aが左側に若干移動させる調整移動を行う。この調整移動とは、給気した状態で袋体20内に気体が充満する程度に動作板3aを後退させる移動である。動作板3aは、袋体20を挟持する状態でも真空状態の袋体20の厚み程度分の固定板3bとの距離がある。そのため、調整移動による実際の後退する移動は、袋体自体の厚みから袋体内に気体が充満する厚みの違いとなり、実際に後退する幅方向長さTは5mm程度となる。
次に図4(d)に示すように、袋体20をさらに膨らませた後、動作板3aが再度右側に移動して、袋体20を再挟持する。この調整移動は、動作板3aが袋体20から遠ざかる方向に移動する第一調整状態と、その直後に挟持する方向に移動する第二調整状態とを行う。
カッター5は、袋体20のサイズに応じて予め設定された所定の位置に移動する。この位置は例えば袋体20の左右寸法の略中央としている。この移動は挟持板、給気針4及び袋体20に干渉しない場所での動作であり、カッター5は袋体20の姿勢調整が済み開裂可能となるまで、この所定の位置で待機する。
再挟持すると、動作板3aが右側移動を継続したまま、開裂及び吸着ステップS5によりカッター5が後方に移動して、袋体20の開裂を開始する。このように動作板3aにより袋体20をさらに押圧することで、カッター5の先端から袋体20が逃げず、カッター5を袋体20に安定して刺すことができるとともに、刺したカッター5から袋体20が逃げず、袋体20の開封(切断)を安定して継続・進行することができる。そして、この移動開始から所定の設定時間を経過するまたは所定の設定量を移動すると、動作板3aは移動を停止する。
カッター5による開裂開始から所定の設定時間を経過するまたはカッター5が所定の設定量を移動すると、デッキ2が開封領域10の底を開放して、袋体20の開裂した底部から放出領域11に内容物の放出を開始する。このように開裂が設定時間(設定量)に達する開裂中期に開封領域10の底を開放することで、カッター5により袋体20を安定して開裂・開封することができる。
また、開封領域10の底の開放に合わせて、袋保持部6が袋体20の保持(吸着)を開始して、放出領域11への袋体20の落下を防止する。そして、カッター5は袋体20の開裂が完了すると、開封領域10の袋体20よりも後方で待機する。
内容物の放出開始(底の開放)から所定の設定時間を経過すると、給気針4は刺し込みを停止して、抜き出し動作に移行し、この抜き出し開始から所定の設定時間を経過するまたは設定量を移動すると給気を停止する。
そして、前述の放出開始から所定の設定時間を経過すると、動作板3aが左側に移動し、待機状態の位置(開封領域10の左端)に戻る。この動作板3aが戻るタイミングは給気針4の抜出し動作開始よりも後が好ましい。
また、内容物の放出開始から所定の設定時間を経過すると、デッキ2が開封領域10の底を閉塞する。このデッキ2が閉塞するタイミングは、給気の停止のタイミングよりもさらに後としている。
このデッキ2による閉塞動作の開始よりも所定の設定時間前には、袋体排出ステップS6により袋保持部6が吸着・保持を解除し、袋排出部7がエアーを所定時間噴射して空袋を排出し、カッター5が待機状態の位置に戻り始める。これらの動作開始のタイミングは内容物の放出が完了してからが好ましく、カッター5が戻り始めるタイミングは空袋の排出開始よりも後がより好ましい。また、空袋の排出やカッター5の戻り始めは内容物の放出開始を基準に所定時間を経過したタイミングである。
また、供給部8は、内容物の放出(開封領域10の底の開放)が開始されると、次に解袋する袋体20の準備を開始する。例えば、図2に示すように、次の袋体20を供給部8(コンベア)の下流端に待機させる。そして、開放領域10の底を閉塞すると、準備した次の袋体20を開封領域10に落下・供給する。解袋機1は供給された次の袋体20の開封動作を開始し、新たな袋体20の供給が止まるまで開封動作を繰り返す。
なお、挟持板(動作板3a)により袋体20を左右方向に押し動かして挟持するため、デッキ2に供給された位置や姿勢によってはこの挟持動作により袋体20の下部に折れ曲がり部位20aを生じることがある。調整移動はこの動作で生じる折れ曲がり部位20aも解消することができる。
1…解袋機、2…デッキ、3a…動作板(挟持板)、3b…固定板(挟持板)、4…給気針(給気部)、5…カッター(切断部)、6…袋保持部、10…開封領域、11…放出領域、8…供給部、20…袋体。

Claims (4)

  1. 内容物を収容する袋体を開封領域にて開封する解袋機であって、
    開封領域には、前記袋体を載置する開閉可能なデッキと、前記デッキに載置した袋体を水平方向から挟持する一対の挟持板と、この袋体に気体を注入する給気部と、前記袋体を開封する切断部と、を有し、
    前記挟持板は、前記給気部による給気開始後に、前記袋体から遠ざかる方向に移動する調整移動を可能にすることを特徴とする解袋機。
  2. 挟持板の調整移動は、前記挟持板が袋体から遠ざかる方向に移動する第一調整状態と、更に前記袋体を挟持する方向に移動する第二調整状態とからなり、
    前記第一調整状態と前記第二調整状態における前記挟持板の移動と給気部による気体注入により前記袋体を倒立状態とすることを特徴とする請求項1に記載の解袋機。
  3. 挟持板は、突没自在の給気部を内部に有する固定板と、水平方向に移動可能な動作板とからなることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の解袋機。
  4. 固定板と動作板の挟持面に袋体を吸着保持する袋保持部を有することを特徴とする請求項3に記載の解袋機。
JP2018058617A 2018-03-26 2018-03-26 解袋機 Active JP6840392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018058617A JP6840392B2 (ja) 2018-03-26 2018-03-26 解袋機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018058617A JP6840392B2 (ja) 2018-03-26 2018-03-26 解袋機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019167156A JP2019167156A (ja) 2019-10-03
JP6840392B2 true JP6840392B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=68107133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018058617A Active JP6840392B2 (ja) 2018-03-26 2018-03-26 解袋機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6840392B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7260929B2 (ja) * 2021-03-07 2023-04-19 株式会社石巻アパラタス 食肉取出装置
CN115502397B (zh) * 2022-11-07 2023-07-25 江西金力永磁科技股份有限公司 一种钕铁硼毛坯等静压后自动剥外袋设备

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01226535A (ja) * 1988-03-02 1989-09-11 Jgc Corp 自動開袋機
JP3069220B2 (ja) * 1993-08-16 2000-07-24 鐘紡株式会社 塊状物の包装袋除去装置
JP2008110819A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Hitachi Ltd 破袋装置
CN105857792B (zh) * 2016-03-11 2017-12-22 山东省产品质量检验研究院 一种全自动粉料刺割破包机及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019167156A (ja) 2019-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6840392B2 (ja) 解袋機
JP6337166B1 (ja) 調味液充填袋詰め包装装置
EP2258617A1 (en) Pusher in packing device
DK148739B (da) Apparat til emballering af slagtet fjerkrae i en pose
JP2007320610A (ja) 袋詰め包装装置
JP5868115B2 (ja) いなり寿司製造装置
JP2002346492A (ja) プラスチック成形容器の除塵装置
DK152982B (da) Apparat til fyldning og forsegling af poser
US7578112B2 (en) Method for packaging products as well as such a device
JP3185544U (ja) 袋詰め包装装置
JP5796844B2 (ja) いなり寿司製造装置
JP6978786B2 (ja) 自立袋包装装置
JP5498297B2 (ja) 包装機の包装余剰部排出構造
KR101003285B1 (ko) 두부 담기 장치
KR102349828B1 (ko) 계란 포장재를 위한 띠지 포장기
BE1027076B1 (fr) Trancheuse à pain permettant d'ensacher un pain coupé
KR101702875B1 (ko) 깔때기 구조를 갖는 이송블럭이 마련된 다량포장품 투입용 이송장치
JP2006062698A (ja) スライス食パンの袋詰め包装方法及び装置
EP3464076B1 (en) Device, assembly and method for packaging a single sliced loaf of bread
JP3965596B2 (ja) 野菜類の袋詰め機
US2037362A (en) Sliced loaf bagging device
JPH03148434A (ja) ラップラウンドカートンオープナー
JP2024007146A (ja) 包装装置
FR3088910A1 (fr) Machine pour ensacher des articles et procédé d’ensachage à l’aide d’une telle machine
JP2023064368A (ja) 包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6840392

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250