JP6835474B2 - ストレージ装置の制御装置、ストレージ装置の制御方法、およびストレージ装置の制御プログラム - Google Patents

ストレージ装置の制御装置、ストレージ装置の制御方法、およびストレージ装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ストレージ装置の制御装置、ストレージ装置の制御方法、およびストレージ装置の制御プログラムに関し、特にディスクアレイ装置の接続経路の制御や管理に関する。
HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)のような記憶装置を複数備え、アレイを構成しているディスクアレイ装置がある。このようなディスクアレイ装置においては、アレイの物理領域をエクステント(物理エクステント)という一定サイズに区切って管理し、論理ボリュームへのライトアクセスの際に、その物理エクステントを仮想的に割り当てる。物理エクステントの割り当ては、ホスト装置からの書き込み(データライト)を契機に行われる。
図11は、物理エクステントの割り当てのイメージを示す図である。また、不要となった物理エクステントの解放は、ホスト装置からの解放コマンド(例えば、SCSI(Small Computer System Interface)コマンドのUNMAPコマンド(アンマップコマンド))により行われる。
特許文献1はクラスタ型のストレージ装置の消費電力削減に関するものであり、ディスク装置に対するアクセス数が所定の閾値の範囲外の場合、論理ボリュームのデータへのアクセスを制御するストレージコントローラを変更することが提案されている。例えば、ディスク装置に対するアクセス数が少ないときは、一つのストレージコントローラを停止させ、ストレージコントローラを変更し、論理ボリュームのアクティブパスを変更することが提案されている。
特開2014−13459号公報
しかしながら、上述した特許文献1のストレージ装置では、一つの論理ディスクに複数の仮想マシンが存在する場合には対応できない、という課題がある。一つの論理ディスクに存在する複数の仮想マシンのうちの一つの仮想マシンを移動した場合、移動した仮想マシンまたは移動していない仮想マシンのいずれか一方は、パスが非最適になってしまうためである。
本発明の目的は、一つの論理ディスクに複数の仮想マシンが存在するといった場合でも、ストレージ装置の最適パスの管理が行える、ストレージ装置の制御装置、ストレージ装置の制御方法、およびストレージ装置の制御プログラムを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係るストレージ装置の制御装置は、エクステントごとにホスト識別子およびマスタとなるディスクアレイを管理するエクステント管理テーブルと、仮想マシンからのアクセスに応じて、上記エクステントごとに上記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行うマスタ切り替え制御手段と、を含む。
本発明に係るストレージ装置の制御方法は、エクステントごとにホスト識別子およびマスタとなるディスクアレイの関連付けを保持し、
仮想マシンからのアクセスに応じて、前記関連付けに基づいて前記エクステントごとに前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行う。
本発明に係るストレージ装置の制御プログラムは、コンピュータに、エクステントごとにホスト識別子およびマスタとなるディスクアレイを管理するエクステント管理テーブルを参照する参照処理と、仮想マシンからのアクセスに応じて、上記エクステントごとに上記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行うマスタ切り替え処理と、を実行させる。
本発明によれば、一つの論理ディスクに複数の仮想マシンが存在するといった場合でも、ストレージ装置の最適パスの管理を行うことができる。
(a)は本発明の最上位概念の実施形態による制御装置を説明するためのブロック図であり、(b)は(a)の制御装置を用いたディスクアレイ装置を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態によるディスクアレイ装置を用いたシステムの構成を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態のエクステント管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるディスクアレイ装置で、VMのデータをLDに格納する場合の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態のエクステント管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるディスクアレイ装置の仮想マシンの移動を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態によるディスクアレイ装置で、VMがホスト装置間で移動した場合の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態のエクステント管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態のエクステント管理テーブルの一例を示す図である。 (a)は本発明の他の実施形態による制御装置を説明するためのブロック図であり、(b)は(a)の制御装置による処理を説明するためのフローチャートである。 ディスクアレイ装置およびホスト装置を含むシステムの一例を説明するためのブロック図である。 論理ディスクへの最適パスを説明するためのブロック図である。 ホスト装置から他のホスト装置への仮想マシンの移動を説明するためのブロック図である。 仮想マシンの移動と、論理ディスクへの最適パスを説明するためのブロック図である。 仮想マシンの移動と、論理ディスクへの最適パスを説明するためのブロック図である。
本発明の好ましい実施形態について説明する前に、背景技術について図面を参照しながら、説明する。
HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)のような記憶装置を複数備え、アレイを構成しているディスクアレイ装置において、アレイの物理領域をエクステントという一定サイズに区切って管理する。そしてライトアクセスの際に、その物理エクステントを仮想的に割り当てて、論理ディスク(LD:Logical Drive)を構成している(図11)。
こうしたディスクアレイ装置において、ビッグデータなど情報の重要性はさらに高まっており、重要な情報を保護するためのディザスタリカバリの重要性が高まっている。ディザスタリカバリの技術としては、次のものが提案されている。例えば、通常運用時にはメインサイトのディスクアレイ装置のみにホスト計算機からの書き込み・読み込みを受け付け、リモートサイトのディスクアレイ装置にコピーし、メインサイトの障害発生時にリモートサイトへアクセスするように切り替えるものである。さらにリモートサイトのディスクアレイ装置に対しても書き込み・読み込みを実行し、リモートサイトのリソースを有効に活用するものである。
この技術においては、メインサイトのディスクアレイ装置へリダイレクトをし、メインサイトのディスクアレイ装置に書き込みした後、バックグラウント処理で、リモートサイトのディスクアレイ装置に対してデータコピーを実施する。こうして、リモートサイトのディスクアレイ装置に対して書き込みを行う。
また、メインサイトのディスクアレイ装置に更新データがあるかをチェックする。更新データある場合はメインサイトのディスクアレイ装置からデータをコピーし読み込みを実施し、更新データがない場合はリモートサイトのディスクアレイ装置内から読み込みを行う。こうしてリモートサイトのディスクアレイ装置に対して読み込みを行う。
このようなバックアップを目的としたディスクアレイ装置を含んだ構成は、Active-Active構成と呼ばれており、災害対策として各サイトは遠距離に設けられる。そのため、サーバからは同サイトのディスクアレイ装置に対してアクセスする方が性能的に優れており、サーバが利用するLDごとに、サーバと同サイトにあるディスクアレイ装置が、メインサイト(データ書き込み対象でデータコピー元)となることが望ましい。つまり、サーバと同サイトにあるディスクアレイ装置と接続されているパスが、最適なパスとなる(図12)。
最適パスの情報取得・切り替えは、SCSI−3の標準機能として仕様化されているAULA(Asymmetric Logical Unit Access)と呼ばれる機能を用いることで可能となっている。ホスト装置は、ディスクアレイ装置に対して、ALUA機能で定義されている最適パス情報取得コマンド(REPORT TARGET PORT GROUPS)を発行することで、最適パスの情報を取得することができる。また最適パスの変更があった場合、ディスクアレイ装置からホスト装置に通知する(Unit Attention)ことで、ホスト装置が最適パスの情報をディスクアレイ装置から再取得(REPORT TARGET PORT GROUPSコマンドの発行)するのを促すことが出来る。
ペアであるメインサイトのディスクアレイ装置上のLDとリモートサイトのディスクアレイ装置上のLDは、ホスト装置からは1つのLDとして認識される。このため、ホスト装置とメインサイトのディスクアレイ装置およびリモートサイトのディスクアレイ装置に接続されているパスは、一つのLDに対する通常の複数のパスと認識することができ、ALUA機能でパスの切り替えを実施することが出来る。パスの切り替えを実施する場合、メインサイトからリモートサイトへのデータコピーが完了するのを待ち合わせないといけない。これは、まだリモートサイトにデータが完了していない状態でパス切替つまりリモートサイトをメインサイトに変更すると、メインサイトにデータの書き込み・読み込みが来るようになるため、データの整合性が取れないためである。
一方、ディスクアレイ装置において、LDに格納されるデータとしては、仮想マシン環境のような、物理的なサーバ上で、複数の仮想マシン(VM:Virtual Machine)を動作させる仮想マシンのデータも存在する。以下、仮想マシンをVMと記載する。LDに格納されるデータとしては、複数のVMを動作させるVMのデータも存在し、ディスクアレイ装置上ある1つのLDには、複数のVMのデータが格納される場合もある。また、仮想マシン環境では、保守・物理障害発生時のフェイルオーバーや、負荷分散などの目的で、別の物理的なサーバ上の仮想マシン環境間で移動するものが存在する。
ここで、1つのLDに複数のVMデータが格納されていて、ある1つのVMを別の仮想マシン環境に移動する場合を考える(図13)。ディスクアレイ装置は、LD単位でサイト間のデータ同期のコピー元とコピー先とを決定している。ここでサイト間のデータ同期のコピー元をマスタと呼び、サイト間のデータ同期のコピー先をスレーブと呼ぶことにする。図12ではディスクアレイ装置Aの第1論理ディスクがマスタであり、ディスクアレイ装置Bの第2論理ディスクがマスタである。そして、ディスクアレイ装置Aの第2論理ディスクはスレーブであり、ディスクアレイ装置Bの第1論理ディスクはスレーブである。あるLDのマスタはサイトαのディスクアレイ装置Aであり、VMは同サイトαのホスト装置a上で動作している。
あるVM1をサイトβのホスト装置bに移動した場合、ホスト装置bはサイトβのディスクアレイ装置Bに接続されており、マスタはディスクアレイ装置Aのため、VM1は非最適パスからのアクセスとなってしまう(図14)。ここで、VM1のマスタをディスクアレイ装置Bに変更した場合、VM1はホスト装置bで動作しているため最適パスからのアクセスとなる。しかしながら、マスタはLD単位で決定され、同LDにデータが格納されているVM2のマスタはディスクアレイ装置Aであるため、VM2は非最適パスからのアクセスとなってしまう(図15)。つまり、どちらかのVMは必ず非最適パスからのアクセスとなってしまうため、1つのLDに複数のVMデータが格納されている場合、マスタをVMごとに決定できないという課題がある。
次に、本発明の最上位概念の実施形態によるストレージ装置の制御装置、およびストレージ装置の制御方法について、説明する。図1(a)は本発明の最上位概念の実施形態によるストレージ装置の制御装置を説明するためのブロック図であり、図1(b)は図1(a)の制御装置を用いたディスクアレイ装置を説明するためのブロック図である。
本実施形態のストレージ装置の制御装置の一例は、図1(a)のコントローラ150である。図1(a)のコントローラ150は、マスタ切替制御部151と、エクステント管理テーブル152と、を含む。マスタ切替制御部151は、仮想マシン(VM)からのアクセスに応じて、エクステントごとにマスタとなるコントローラの切り替えを行う。エクステント管理テーブル152は、エクステントごとにホスト識別子および上記マスタとなるコントローラを管理する。図1(b)のディスクアレイ装置170は、図1(a)のコントローラ150と、ディスクアレイ160と、を含む。
本実施形態のストレージ装置の制御装置、およびストレージ装置の制御方法によれば、エクステント管理テーブル152が、エクステントごとにホスト識別子およびマスタとなるコントローラを管理している。そして、マスタ切替制御部151は、VMからのアクセスに応じて、エクステントごとにマスタの切り替えを行う。例えば、VMが別のホスト装置に移動した場合には、マスタの切り替えが行われる。VMが別のホスト装置に移動した場合でも、VMごとに最適パスからのストレージ装置へのアクセスが可能になる。VMごとに最適パスからのアクセスが可能となることで、性能低下を軽減することが出来る。以下、より具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〔一実施形態〕
本発明の一実施形態によるストレージ装置の制御装置、ストレージ装置の制御方法について、説明する。図2は、本発明の一実施形態によるディスクアレイ装置を用いたシステムの構成を説明するためのブロック図である。図3は、本発明の一実施形態のエクステント管理テーブルの一例を示す図である。図4は、本発明の一実施形態によるディスクアレイ装置で、VMのデータをLDに格納する場合の処理を説明するためのフローチャートである。図5は、本発明の一実施形態のエクステント管理テーブルの一例を示す図である。図6は、本発明の一実施形態によるディスクアレイ装置の仮想マシンの移動を説明するためのブロック図である。図7は、本発明の一実施形態によるディスクアレイ装置で、VMがホスト装置間で移動した場合の処理を説明するためのフローチャートである。図8は、本発明の一実施形態のエクステント管理テーブルの一例を示す図である。図9は、本発明の一実施形態のエクステント管理テーブルの一例を示す図である。
図2を参照すると、本発明の一実施形態としてのディスクアレイ装置1が示されている。図2において、ディスクアレイ装置1は、コントローラ2と、複数台の記憶装置の一例としての、複数台のHDD(Hard Disk Drive)10からなるディスク部3を有する。なお、複数台の記憶装置はSSD(Solid State Drive)でも良いが、以降は複数台のHDD10の場合で説明する。
コントローラ2は、1台もしくは複数台のホスト装置21と接続される。コントローラ2は、ホスト装置21とのデータの送受信を行うホスト制御部5と、ディスク部3と接続され、HDD10へのデータの読み書きを行うディスク制御部6と、を有している。さらに本実施形態のコントローラ2は、エクステント管理テーブル30と、マスタ切り替え制御手段40と、を有している。
ホスト制御部5は、最適パス情報返却手段50と、最適パス変更通知手段51と、他サイト管理テーブル取得機能53と、を有する。
ホスト装置21は、仮想マシン環境20を有しており、仮想マシン環境20上に複数の仮想マシン(VM)22が構築されている。
ディスク部3の1つのRAID(Redundant Arrays of Inexpensive DisksまたはRedundant Arrays of Independent Disks)構成のディスクアレイ80は、複数台のHDD10で構成されており、論理ディスク(LD)を構築している。LDには、VM22のデータが格納されている。ホスト装置21およびVM22は、最適パス情報の取得時に、最適パス情報取得通知25をディスクアレイ装置1に対して発行する。ディスクアレイ装置1は、最適パス情報取得通知25を受信した場合、該当する最適パス情報を、最適パス情報返却手段50によりホスト装置21およびVM22に返却する。最適パス情報を取得したホスト装置21およびVM22は、以降のアクセスは取得した最適パスを介して行う。
コントローラ2のマスタ切り替え制御手段40は、VM22からのアクセスに応じて、論理エクステントごとにマスタとなるコントローラ2の切り替えを行う。マスタ切り替えを実施した場合、最適パスの状態変更を、最適パス変更通知手段51によって該当するホスト装置21およびVM22に対して通知する。最適パスの状態変更を通知されたホスト装置21およびVM22は、再度最適パス情報取得通知25をディスクアレイ装置1に対して発行することで、最適パス情報を取得する。
これらのディスクアレイ装置1およびホスト装置21は、一つのサイト100内にある。一つのサイト100内にあるディスクアレイ装置1は、リモートパス110を介して異なるサイト100内にあるディスクアレイ装置1およびホスト装置21に接続されている。ホスト装置21からの書き込みデータやディスクアレイ装置の管理情報を、ディスクアレイ装置1間でデータの同期を行い、共有する。
次に、図3を参照すると、図2に示すエクステント管理テーブル30の詳細な構成の一例が示されている。
図3において、エクステント管理テーブル30は、LDごとにテーブル31を有している。図3では、LD(LD#0〜LD#N)ごとにテーブル31を有している状態を示している。図3の各テーブル31は、エクステント番号32、ホスト識別子33、マスタディスクアレイ番号34、パスごとのアクセス回数35、切替フラグ36、仕掛カウント37を管理する。図3では、パスごとのアクセス回数35は、パス#0アクセス回数〜パス#Mアクセス回数である。言い換えると、エクステント管理テーブル30は、LDのエクステント番号32ごとに、ホスト識別子33およびマスタディスクアレイ番号34の関連付けを保持している。さらに、エクステント管理テーブル30は、LDのエクステント番号32ごとに、ホスト識別子33、マスタディスクアレイ番号34、およびパスごとのアクセス回数35の関連付けを保持している、と言える。
ホスト識別子33は、VM22をそれぞれ判別する情報(例:WWN(World Wide Name))が管理され、VM22からLDに対しての書き込みでエクステントを割り当てた時に登録する。
マスタディスクアレイ番号34は、現在のマスタディスクアレイ装置1の番号が格納され、初期値はエクステントが属するLDのマスタディスクアレイ装置1となる。
パスアクセス回数35は、ディスクアレイ装置1とホスト装置21間で接続されているパスごとに、VM22からのアクセス毎にカウントアップされる。
切替フラグ36は、マスタ切り替え制御手段40によって、マスタディスクアレイを切り替える際にフラグをセットする。仕掛カウント37は、ホスト装置21からのデータ書き込み・読み込みを実行している処理の数をカウントする。
このエクステント管理テーブル30は、自ディスクアレイ装置内で管理される。さらに、他ディスクアレイ装置のエクステント管理テーブル30は、ホスト装置21の管理テーブル取得機能53により、異なるディスクアレイ装置から取得することができる。例えば、ディスクアレイ装置#0のエクステント管理テーブル30は、ディスクアレイ装置#0内で管理される。さらにディスクアレイ装置#0はホスト装置21の管理テーブル取得機能53により、異なるディスクアレイ装置であるディスクアレイ装置#1のエクステント管理テーブル30を取得することができる。
ホスト装置21のALUA機能である最適パス情報取得通知25や、ディスクアレイ装置1のコントローラ2のホスト制御部5の最適パス情報返却手段50および最適パス変更通知手段51は、当業者にとってよく知られた構成である。またこれらの要素は本発明の特徴とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
(動作の説明)
次に図2のディスクアレイ装置1の動作を、図4、図7に示すフローチャートと、図6に示す具体的なディスクアレイ装置1および図5、図8、図9に示す具体的なエクステント管理テーブル30を使用して、説明する。
説明のための具体例として、ディスクアレイ装置#0とホスト装置#0はサイト#0に存在し、ディスクアレイ装置#1とホスト装置#1はサイト#1に存在するものとする。ホスト装置#0は、ディスクアレイ装置#0(パス#0)とディスクアレイ装置#1(パス#1)に接続されているものとする。ホスト装置#1は、ディスクアレイ装置#0(パス#2)とディスクアレイ装置#1(パス#3)に接続されているものとする。ホスト装置#0上でVM#1、VM#2が動作しており、ホスト装置#1上でVM#3が動作しているものとする。VM#1、VM#2のデータはLD#0に格納され、VM#3のデータはLD#1に格納されるものとする。LD#0のマスタディスクアレイ装置はディスクアレイ装置#0であり、LD#1のマスタディスクアレイ装置はディスクアレイ装置#1であるものとする。上記LD番号やコントローラ番号、エクステントの単位および、ホスト装置の構成などはその一例を示すものであって、上述した値および方法のみに、本発明が限定されるものではない。
(VM22のデータをLDに格納する場合の処理)
まず、VM22のデータをLDに格納する場合の処理に関して、図4に示すフローチャートと、図5に示す具体的なエクステント管理テーブル30の情報を使用して説明する。
ホスト装置21上のVM22からLDに対してアクセスがあった場合(図4、S101)、ディスクアレイ装置1はVM22のホスト識別子33を取得する(図4、S102)。次に、VM22からのアクセス先エクステント番号を抽出し(図4、S103)、該当するエクステント番号の情報がエクステント管理テーブル30に登録済かどうかをチェックする(図4、S110)。
エクステント番号の情報が登録済でなかった場合(図4、S110のNO)、ホスト識別子33の登録(図4、S111)と、マスタディスクアレイ番号34の登録(図4、S112)を実施する。そののち、該当するパスアクセス回数35のカウントアップ(図4、S113)と、仕掛カウント37のカウントアップを実施する(図4、S114)。図5では、エクステント管理テーブル30のテーブルLD#0の仕掛カウント37が、カウントアップされている。その後、ディスクアレイ装置間でデータ書き込み、もしくはディスクアレイ装置からデータ読み込みを実施し(図4、S115)、完了後、仕掛カウント37のカウントダウンを実施する(図4、S116)。
エクステント番号の情報が登録済であった場合(図4、S110のYES)、該当する切替フラグ36がセットされているかをチェックする(図4、S120のYES)。セットされていなかった場合(図4、S120のNO)、該当するパスアクセス回数35のカウントアップを行い(図4、S113)、以降同様の処理を行う(図4、S114〜S116)。
切替フラグ36がセットされていた場合(図4、S120のYES)、切替フラグ36がリセットされるまで待ち合わせる(図4、S121)。図5では、エクステント管理テーブル30のテーブルLD#Nの切替フラグ36が、セットされている。切替フラグ36がリセットされたら、該当する仕掛カウント37のカウントアップを行い(図4、S114)、以降同様の処理を行う(図4、S115〜S116)。
(VM22がホスト装置21間で移動した場合の処理)
次に、VM22がホスト装置21間で移動した場合(図6)の処理に関して、図7に示すフローチャートと、図8、図9に示す具体的なエクステント管理テーブル30の情報を使用して説明する。
マスタ切り替え制御手段40は、定期的にエクステント管理テーブル30をLDごとにまたエクステントごとにチェックを行う(図7、S201)。対象となるエクステント管理テーブル30に該当する、他ディスクアレイ装置のエクステント管理テーブル30を、ホスト制御部5の他サイト管理テーブル取得機能53により取得する(図7、S202)。取得した他ディスクアレイ装置のエクステント管理テーブル30と、自ディスクアレイ装置のエクステント管理テーブル30のうち、パスアクセス回数35のうちどれかが、第1閾値(例:110)を超えているかどうかチェックを行う(図7、S203)。
第1閾値を超えていなかった場合(図7、S203のNO)、次の対象エクステント、LDのチェックを行う。図8のVM#1の場合、パス#0アクセス回数〜パス#2アクセス回数のいずれも第1閾値を超えていないので、次の対象エクステント、LDのチェックを行う。
第1閾値を超えていた場合(図7、S203のYES)、パスアクセス回数35が第1閾値を超えているパスが接続されているホスト装置21が属するサイトのディスクアレイ装置1と、マスタディスクアレイ番号34が異なっているかをチェックする。すなわち、超えたパスは現在のマスタと異なるかどうかチェックする(図7、S204)。図8の場合、VM#2、VM#3、VM#4のパス#0アクセス回数〜パス#3アクセス回数のいずれかが第1閾値を超えている。よってVM#2、VM#3、VM#4について、第1閾値を超えていたパスアクセス回数35が該当するパスが接続されているホスト装置21が属するサイトのディスクアレイ装置1と、該当するマスタディスクアレイ番号34が異なっているかを、チェックする。
第1閾値を超えていたパスアクセス回数35が該当するパスが接続されているホスト装置21が属するサイトのディスクアレイ装置1と、該当するマスタディスクアレイ番号34が異なっていない場合(図7、S204のNO)、パスアクセス回数35をクリアする。パスアクセス回数35をクリアし(図7、S215)、次の対象エクステント、LDのチェックを行う。図8では、第1閾値を超えていたパスアクセス回数35が該当するパスが接続されているホスト装置21が属するサイトのディスクアレイ装置1と、該当するマスタディスクアレイ番号34が一致しているのは、VM#3である。このように一致している場合、図9のテーブルLD#NのVM#3に示すように、パスアクセス回数35(パス#0アクセス回数〜パス#2アクセス回数)をクリアする。さらに、次の対象エクステント、LDのチェックを行う。
第1閾値を超えていたパスアクセス回数35が該当するパスが接続されているホスト装置21が属するサイトのディスクアレイ装置1と、該当するマスタディスクアレイ番号34が異なっていた場合(図7、S204のYES)、次の処理を行う。すなわち現在のディスクアレイ番号34に該当するディスクアレイ装置1が属するサイトのホスト装置21に接続されているパスのパスアクセス回数35が、第2閾値(例:40)を超えていないかどうかチェックを行う(図7、S205)。図8では、第1閾値を超えていたパスアクセス回数35が該当するパスが接続されているホスト装置21が属するサイトのディスクアレイ装置1と、該当するマスタディスクアレイ番号34が異なっているのは、VM#2、VM#4である。
現在のディスクアレイ番号34に該当するディスクアレイ装置1が属するサイトのホスト装置21に接続されているパスのパスアクセス回数35が、第2閾値を超えている場合(図7、S205のNO)、パスアクセス回数35をクリアする。すなわちパスアクセス回数35をクリアし(図7、S215)、次の対象エクステント、LDのチェックを行う。図9では、第2閾値を超えているのはVM#4である。よって、図9に示すように、テーブルLD#NのVM#4のパスアクセス回数35をクリアし、次の対象エクステント、LDのチェックを行う。
第2閾値を超えていない場合(図9、S205のYES)、該当する切替フラグをセットする(図7、S206)。図9で第2閾値を超えていないのは、VM#2である。次に、該当する仕掛カウント37がゼロかどうかをチェックする(図7、S210)。仕掛カウント37がゼロでなかった場合(図7、S210のNO)、仕掛カウント37がゼロになるまで待ち合わせる。すなわち仕掛り処理完了まで待ち合わせる(図7、S211)。
仕掛カウント37がゼロであった場合(図7、S210のYES)、エクステント管理テーブル30のマスタディスクアレイ番号34を変更する。すなわち、エクステント管理テーブル30のマスタディスクアレイ番号34を、第1閾値を超えていたパスアクセス回数35が該当するパスが接続されているホスト装置21が属するサイトのディスクアレイ装置1に、変更する。こうしてマスタ切り替えを行い(図7、S212)、切替フラグ36をリセットしたのち(図7、S213)、該当パスを最適パスとしてホスト装置21に通知を行う(図7、S214)。図9のエクステント管理テーブル30では、VM#2のマスタディスクアレイ番号34を「0」から「1」に変更している。その後、パスアクセス回数35をクリアし(図7、S215)、次の対象エクステント、LDのチェックを行う。
以上の動作により、ホスト装置21間でVM22が移動された場合にも、VM22のデータが格納されているエクステントのマスタを、移動先のホスト装置21が接続されているコントローラ2およびディスクアレイ装置1に変更することができる。こうして、VM22から最適パスでアクセス可能になる。
(効果の説明)
以上説明したように、本実施形態のストレージ装置の制御装置、ストレージ装置の制御方法によれば、VM22ごとに最適パスからのアクセスが可能となることで、性能低下を軽減することが出来る。さらに、自ディスクアレイ装置のエクステント管理テーブル30と他ディスクアレイ装置のエクステント管理テーブル30のパスアクセス回数35の情報やマスタディスクアレイ番号34の情報を参照している。この参照結果に基づいて、マスタとなるコントローラ2およびディスクアレイ装置1を変更している。これにより、ストレージ装置全体の性能低下を軽減することが出来る。
ペアとなるサイト間でデータ同期をとるようなシステムにおいて、VM22ごとに最適パスからのアクセスが可能となることで、性能低下を軽減することが出来る。
〔他の実施形態〕
上述したストレージ装置の制御装置、ストレージ装置の制御方法は、上述した構成や動作を実現するプログラムを実行できる情報処理装置によっても実現され得る。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体の形態で、流通され得る。このような記録媒体に記録されたプログラムを読み込んで、情報処理装置で実行することにより、本実施形態の機能をソフトウェア的に実現してもよい。
図10(a)は、本発明の実施形態の制御方法に適用可能なコンピュータの構成を例示する図である。なお、図面中の矢印の向きは、一例を示すものであり、ブロック間の信号の向きを限定するものではない。
図10(a)に示すように、情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)155や、RAM(Random Access Memory)などで構成されるメモリ156を含む。このようなハードウェア構成の情報処理装置で、上述した実施形態のコントローラ2は、実現され得る。すなわち、図2のコントローラ2の一部または全部は、図10(b)のような各処理を実行させるプログラムを読み込んで情報処理装置に実行させることによっても、実現できる。具体的には図10(b)のような、パスアクセス回数確認処理と、マスタディスクアレイ番号確認処理である。さらに図10(b)のような、マスタ切り替え処理などである。
また、このプログラムは、プログラムを記録した記録媒体の形態で、流通され得る。このプログラムは、CF(Compact Flash(登録商標))およびSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記録デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、またはCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの光学記録媒体などの形態で、流通され得る。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲に含まれることはいうまでもない。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)エクステントごとにホスト識別子およびマスタとなるディスクアレイを管理するエクステント管理テーブルと、仮想マシンからのアクセスに応じて、前記エクステントごとに前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行うマスタ切り替え制御手段と、を含むストレージ装置の制御装置。
(付記2)前記エクステント管理テーブルは、前記エクステントごとに前記ホスト識別子、前記マスタとなるディスクアレイのディスクアレイ番号、およびパスアクセス回数を管理する、付記1に記載のストレージ装置の制御装置。
(付記3)前記パスアクセス回数が第1閾値を超えており、かつ前記第1閾値を超えていたパスアクセス回数が該当するパスが接続されているディスクアレイと、前記マスタとなるディスクアレイとが異なっているときに、前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行う、付記2に記載のストレージ装置の制御装置。
(付記4)パスアクセスが集中していないディスクアレイへ、前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行う、付記3に記載のストレージ装置の制御装置。
(付記5)前記パスアクセス回数が前記第1閾値を超えており、かつ前記第1閾値を超えていた前記パスアクセス回数が該当するパスが接続されているディスクアレイと、前記マスタとなるディスクアレイとが異なっており、前記パスアクセス回数が第2閾値を超えていないときに、前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行う、付記3に記載のストレージ装置の制御装置。
(付記6)前記マスタとなるディスクアレイを複数含み、
前記マスタとなるディスクアレイは仮想マシン環境が構築される複数のホスト装置にそれぞれ接続されている、付記1乃至付記5のいずれか一つに記載のストレージ装置の制御装置。
(付記7)付記1乃至付記6のいずれか一つに記載のストレージ装置の制御装置を含む、ストレージ装置。
(付記8)エクステントごとにホスト識別子およびマスタとなるディスクアレイの関連付けを保持し、
仮想マシンからのアクセスに応じて、前記関連付けに基づいて前記エクステントごとに前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行う、ストレージ装置の制御方法。
(付記9)前記エクステントごとに前記ホスト識別子、前記マスタとなるディスクアレイのディスクアレイ番号、およびパスアクセス回数の関連付けを保持する、付記8に記載のストレージ装置の制御方法。
(付記10)前記パスアクセス回数が第1閾値を超えており、かつ前記第1閾値を超えていた前記パスアクセス回数が該当するパスが接続されているディスクアレイと、前記マスタとなるディスクアレイとが異なっているときに、前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行う、付記9に記載のストレージ装置の制御方法。
(付記11)パスアクセスが集中していないディスクアレイへ、前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行う、付記10に記載のストレージ装置の制御方法。
(付記12)前記パスアクセス回数が前記第1閾値を超えており、かつ前記第1閾値を超えていた前記パスアクセス回数が該当するパスが接続されているディスクアレイと、前記マスタとなるディスクアレイとが異なっており、前記パスアクセス回数が第2閾値を超えていないときに、前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行う、付記10に記載のストレージ装置の制御方法。
(付記13)コンピュータに、
エクステントごとにホスト識別子およびマスタとなるディスクアレイを管理するエクステント管理テーブルを参照する参照処理と、
仮想マシンからのアクセスに応じて、前記エクステントごとに前記マスタとなるディスクアレイの切り替えを行うマスタ切り替え処理とを実行させる、ストレージ装置の制御プログラム。
(付記14)前記エクステント管理テーブルは、前記エクステントごとに前記ホスト識別子、前記マスタとなるディスクアレイのディスクアレイ番号、およびパスアクセス回数を管理する、付記13に記載のストレージ装置の制御プログラム。
(付記15)前記参照処理は、
前記パスアクセス回数が第1閾値を超えているか確認するパスアクセス回数確認処理と、
前記第1閾値を超えていた前記パスアクセス回数が該当するパスが接続されているディスクアレイと、前記マスタとなるディスクアレイとが異なるかどうか確認するマスタディスクアレイ確認処理とを含む、付記13に記載のストレージ装置の制御プログラム。
(付記16)前記パスアクセス回数確認処理は、前記パスアクセス回数が前記第1閾値を超えているか確認し、第2閾値を超えていないか確認する処理を含む、付記15に記載のストレージ装置の制御プログラム。
1 ディスクアレイ装置
2 コントローラ
3 ディスク部
5 ホスト制御部
6 ディスク制御部
10 HDD
20 仮想マシン環境
21 ホスト装置
22 仮想マシン(VM)
25 最適パス情報取得通知
30 エクステント管理テーブル
31 テーブル
40 マスタ切り替え制御手段
50 最適パス情報返却手段
51 最適パス変更通知手段
53 他サイト管理テーブル取得機能
80 ディスクアレイ
100 サイト
110 リモートパス
150 コントローラ
151 マスタ切替制御部
152 エクステント管理テーブル
155 CPU
156 メモリ
160 ディスクアレイ
170 ディスクアレイ装置

Claims (8)

  1. 複数の仮想マシンを含むホスト装置に接続され、記憶装置を有するストレージ装置に含まれ、前記ホスト装置から前記記憶装置の論理ディスクへのアクセスを制御する制御装置であって、
    前記記憶装置の論理ディスクは複数のエクステントから構成され
    記エクステントごとに前記複数の仮想マシンが含まれる前記ホスト装置を判別する情報であるホスト識別子、複数のディスクアレイ装置のうちでマスタとなるディスクアレイ装置の番号であるディスクアレイ番号、および前記ディスクアレイ装置と前記ホスト装置の間で接続されているパスを介して前記ホスト装置が前記論理ディスクへアクセスしたパス毎のアクセス回数であるパスアクセス回数を関連付けて保持するエクステント管理テーブルと、
    前記パスアクセス回数を参照し、前記パスアクセス回数に応じて前記エクステントごとに前記マスタとなるディスクアレイ装置の切り替えを行うマスタ切り替え制御手段と、を含む制御装置。
  2. 前記パスアクセス回数が第1閾値を超えており、
    かつ前記パスアクセス回数が前記第1閾値を超えていたパ接続されディスクアレイ装置と、前記マスタとなるディスクアレイ装置とが異なっているときに、前記マスタとなるディスクアレイ装置の切り替えを行う、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記マスタとなるディスクアレイ装置と異なるディスクアレイ装置に接続されたパスのパスアクセス回数が前記第1閾値を超えており、
    かつ前記マスタとなるディスクアレイ装置に接続されたパスのパスアクセス回数が第2閾値を超えていないときに、前記マスタとなるディスクアレイ装置の切り替えを行う、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記マスタとなるディスクアレイ装置を複数含み、
    前記マスタとなるディスクアレイ装置は仮想マシン環境が構築される複数のホスト装置にそれぞれ接続されている、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の制御装置を含む、ストレージ装置。
  6. 複数の仮想マシンを含むホスト装置に接続され、記憶装置を有するストレージ装置に含まれ、前記ホスト装置から前記記憶装置の論理ディスクへのアクセスを制御する制御方法であって、
    前記記憶装置の論理ディスクは複数のエクステントから構成され
    クステント管理テーブルに、前記エクステントごとに前記複数の仮想マシンが含まれる前記ホスト装置を判別する情報であるホスト識別子、複数のディスクアレイ装置のうちでマスタとなるディスクアレイ装置の番号であるディスクアレイ番号、および前記ディスクアレイ装置と前記ホスト装置の間で接続されているパスを介して前記ホスト装置が前記論理ディスクへアクセスしたパス毎のアクセス回数であるパスアクセス回数を関連付けて保持し、
    前記パスアクセス回数を参照し、前記パスアクセス回数に応じて前記エクステントごとに前記マスタとなるディスクアレイ装置の切り替えマスタ切り替え制御手段が行う、制御方法。
  7. 前記パスアクセス回数が第1閾値を超えており、
    かつ前記パスアクセス回数が前記第1閾値を超えていたパ接続されディスクアレイ装置と、前記マスタとなるディスクアレイ装置とが異なっているときに、前記マスタとなるディスクアレイ装置の切り替えを行う、請求項6に記載の制御方法。
  8. 複数の仮想マシンを含むホスト装置に接続され、記憶装置を有するストレージ装置に含まれ、前記ホスト装置から前記記憶装置の論理ディスクへのアクセスを制御する制御プログラムであって、
    前記記憶装置の前記論理ディスクは複数のエクステントから構成され
    ンピュータに、
    前記エクステントごとに前記複数の仮想マシンが含まれる前記ホスト装置を判別する情報であるホスト識別子、複数のディスクアレイ装置のうちでマスタとなるディスクアレイ装置の番号であるディスクアレイ番号、および前記ディスクアレイ装置と前記ホスト装置の間で接続されているパスを介して前記ホスト装置が前記論理ディスクへアクセスしたパス毎のアクセス回数であるパスアクセス回数を関連付けて保持するエクステント管理テーブルを参照する処理と、
    前記パスアクセス回数を参照し、前記パスアクセス回数に応じて前記エクステントごとに前記マスタとなるディスクアレイ装置の切り替えを行うマスタ切り替え処理とを実行させる、制御プログラム。
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