JP6834506B2 - 高ヤング率極薄鋼鈑及びその製造方法 - Google Patents
高ヤング率極薄鋼鈑及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6834506B2 JP6834506B2 JP2017005397A JP2017005397A JP6834506B2 JP 6834506 B2 JP6834506 B2 JP 6834506B2 JP 2017005397 A JP2017005397 A JP 2017005397A JP 2017005397 A JP2017005397 A JP 2017005397A JP 6834506 B2 JP6834506 B2 JP 6834506B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- modulus
- steel
- young
- less
- orientation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
{211}<011>方位粒は、結晶面が圧延面に対して垂直方向に{211}、結晶方向が圧延方向に平行に<011>が向いている結晶粒であるが、この場合、結晶構造から考えて圧延方向に直角な方向(以下、幅方向という)にはヤング率が高い<111>が揃う。そのため、これまでにも{211}<011>方位粒を増やすことで幅方向のヤング率を高めた鋼板に関して、多数の発明がなされている。
[1] 質量%で、C:0.005〜0.08%、Si:0.5〜4.0%、Mn:0.1〜1.0%、P:0.04%以下、S:0.010%以下、Al:0.01〜3.0%、N:0.0005〜0.01%、Ti:0.05超〜0.25%を、下記式(1)及び(2)を満足するように含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成を有し、鋼板全厚断面に占める{211}<011>方位を有する結晶粒の面積率が60%以上であり、板厚0.5mm以下であることを特徴とする高ヤング率極薄鋼板。
35×[Si]+153×[Al]≧50 ・・・(1)
[Ti]≧48/14×[N]+0.05・・・(2)
ここで、式(1)及び(2)中の[M]は、元素Mの含有量(単位:質量%)である。
[2] さらに、質量%で、Mo:0.005〜0.100%、Cr:0.005〜0.500%、W:0.005〜0.500%、Cu:0.005〜0.500%、Ni:0.005〜0.500%、Ca:0.0005〜0.1000%、REM:0.0005〜0.1000%、V:0.001〜0.100%の内の1種又は2種以上を含有することを特徴とする上記[1]に記載の高ヤング率極薄鋼板。
[3] 面方位が{100}である結晶粒の面積率が鋼板全厚断面に対して10%以下であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の高ヤング率極薄鋼板。
[4] 上記[1]〜[3]のいずれかに記載の鋼成分を有する鋼片を1200℃以上1400℃以下に加熱し、750〜930℃の温度範囲で熱間圧延を終了した後、650℃まで10℃/s以上で冷却し、600℃以下で巻き取り、次いで、酸洗を行った後、圧下率が85〜95%の冷間圧延を施し、600℃〜850℃までの加熱速度を50℃/h以上、600℃/h以下とし、850℃以上1000℃以下の温度域で30秒以上保持することを特徴とする上記[1]〜[3]のいずれかに記載の高ヤング率極薄鋼板の製造方法。
Cは、粗大な炭化物や硬質相を形成し、冷延集合組織をランダム化させることで、最終的な{211}<011>方位の集積度を低下させることから、含有量を0.08%以下とする。また、この観点からは、C量は0.06%以下にする事が望ましく、さらに望ましくは0.05%以下である。一方、C量を0.005%未満にするためには、真空脱ガス処理コストがかかると共に{211}<011>方位への集積度が不十分となり、ヤング率を低下させることから0.005%以上とする。この観点からはCの下限は0.01%とする事が望ましい。更に望ましくは0.015%である。
Siは、フェライト形成元素であり、高温α域焼鈍を可能とすることから0.5%以上添加する。また、Siは鉄のすべり変形挙動を変えることで、{211}<011>の発達を促す作用があることから積極的に添加する。この観点からは0.8%以上添加する事が望ましい。更に望ましくは1%以上である。一方、Siを4.0%を超えて添加することは、靭性や延性の著しい劣化を招くことから4.0%を上限とする。この観点から望ましくは3.5%以下、更に望ましくは3.0%以下である。
Mnは、焼鈍中に固溶Cと共存することによって冷延後の焼鈍中の回復を抑制し、{111}方位の発達を阻害し、ヤング率の向上に寄与する。そのため、0.1%以上添加する。この観点から望ましくは、0.2%、更に望ましくは0.3%以上とする。一方、Mnはオーステナイト形成元素であり、高温α相焼鈍を困難にするとともに、冷延中の集合組織形成に影響を及ぼし、{211}<011>方位の集積度を低下させることから、1.0%を上限とする。この観点からは、Mnを0.9%以下とすることが望ましい。更に望ましくは0.8%以下である。
Pは、その下限は限定しないが、安価に強度を向上させることが出来る元素であることから、用途に応じて0.005%超添加する。一方、Pを0.04%超添加することは、二次加工割れの原因となると共に延性を劣化させることから、0.04%を上限とする。また、この観点からは、P量は0.02%以下にすることが望ましい。更に望ましくは0.01%以下である。
Sは、MnSを形成し、加工性の劣化を招くことから、0.010%を上限とする。また、この観点からは、S量は、望ましくは0.008%以下とする。更に望ましくは0.004%以下である。
Alは、脱酸調製剤であり、脱酸作用の観点からは0.01%以上添加する。Alは強いα→γ変態点を著しく高める元素であり、α域高温での焼鈍を可能にする。この観点からは0.05%以上添加する事が望ましい。一方、Alの添加は{100}<uvw>方位粒の増加を招く傾向にあることから上限を3.0%とする。この件からは0.8%以下とする事が望ましい。更に望ましくは0.5%以下である。
35×Si(mass%)+153×Al(mass%)≧50 ・・・(1)
(1)式が50未満となるとα域での高温焼鈍が困難となることからこの値を下限とする。この観点からは100以上とする事が望ましい。更に望ましくは150以上である。上限値は特に設けないが、SiやAlを多量に添加する事は加工性の劣化を招くことから、400を上限とする事が望ましい。
Tiは本発明において非常に重要な元素である。Tiは焼鈍の加熱中に微細TiCを形成することで回復・再結晶を抑制し、その後の高温焼鈍において粗大化または再固溶することによって{211}<011>方位粒の粒成長を著しく促進する。そのため、TiN形成分に相当する48/14×N(mass%)を除いて更に0.05%以上添加する事が必要である。従って、本発明において、Ti量の下限は、下記式(2)で定義される量である。
48/14×N(mass%)+0.05・・・(2)
この観点からは、Ti量は(48/14N+0.08)%以上が望ましい。更に望ましくは(48/14N+0.10)%以上である。一方、0.25%超添加しても特段の効果が得られないばかりか、加工性が著しく低下する事から0.25%を上限とする。この観点からは0.22%以下とする事が望ましい。更に望ましくは0.20%以下である。
Nは、鋼中に含まれる不純物であり、0.0005%未満とすると製鋼コストが高くなることから、0.0005%以上とする。一方、Nは高温でTiとTiNを形成し、焼鈍時の再結晶や加工性に影響を及ぼす。この観点からNの上限は0.01%以下とする。また、この観点からは、N量は0.0080%以下、より好ましくは0.0060%以下とする。
(Cr:クロム)0.005%〜0.500%
(W:タングステン)0.005%〜0.500%
Mo,Cr,Wは、いずれもCとの相互作用を有し、耐常温時効性を高める元素である。そのため、各々0.005%以上添加することが望ましい。一方、各々0.100%超、0.500%超、0.500%超の添加は、延性や溶接性を低下させる他、熱延板の集合組織を強める事によって最終焼鈍板の{100}方位増加の要因となる。以上の観点から、Moは0.005%以上、0.100%以下、Crは0.005%以上、0.500%以下、Wは0.005%以上、0.500%以下の範囲で、必要に応じて添加することが望ましい。
Cuは、耐食性やスケールの剥離性を向上させる元素であることから、0.005%以上添加することが望ましい。一方、Cuの0.500%超の添加は析出強化による強度上昇を招くことから、0.005%以上、0.500%以下の範囲で必要に応じて添加することが望ましい。
Niは、鋼板強度を上げるとともに、靭性を向上させる元素であることから、0.005%以上添加することが望ましい。一方、Niの0.500%超の添加は延性劣化の原因となるため、0.005%以上、0.500%以下の範囲で必要に応じて添加することが望ましい。
次に、本発明の冷延鋼板において結晶方位を限定する理由について説明する。
結晶方位は、通常、板面に垂直な方向を(hkl)又は{hkl}で表示し、圧延方向に平行な方向を[uvw]又は<uvw>で表示する。{hkl}は、(hkl)と等価な面の総称であり、(hkl)は、個々の結晶面を指す。また、<uvw>は、[uvw]と等価な方向の総称であり、[uvw]は、個々の結晶方向を指す。即ち、本発明鋼板では、bcc構造を対象としているので、例えば、(111)、(−111)、(1−11)、(11−1)、(−1−11)、(−11−1)、(1−1−1)、(−1−1−1)は等価な面であり、区別がつかない。このような場合、これらの方位を総称して{111}と称する。したがって、本発明において、結晶方位は{hkl}<uvw>で表示する。なお、面方位のみを{100}に特定し、圧延方向の方位は特に問わない場合、その結晶方位を{100}<uvw>と表記する。
本発明における極薄鋼板とは板厚0.5mm以下を指す。板厚を0.5mm超にすることは製造の際に熱延工程などに多大な負荷をかけること、他素材との複合板の素材とする場合に、0.5mm超の板厚では軽量化効果などの寄与が小さいことからこの板厚を上限とする。なお、下限は特に設定しないが、板厚が0.05mm以下になるとヤング率の向上による部材の剛性向上への寄与度が小さくなることから0.05mmを下限とする事が望ましい。更に望ましくは0.1mm以上である。
次に、本発明の高ヤング率極薄鋼板の特性の限定理由について詳しく述べる。本発明の鋼板は幅方向のヤング率が250GPa以上とする。集合組織がランダムの場合の鉄のヤング率は約206GPaであり、それよりも一方向のヤング率が約20%以上向上している事が軽量化の観点から有意差となることからこの値を下限とする。この観点からのぞましくは255GPa以上、更に望ましくは260GPa以上である。
次に、本発明の高ヤング率極薄鋼板の製造条件の限定理由について詳しく述べる。
本発明の鋼板の製造方法は、上述した高ヤング率極薄鋼板を製造する方法であり、まず、上記化学成分を有する鋼片を1200℃以上1400℃以下に加熱し、750〜930℃の温度範囲で熱間圧延を終了した後、650℃まで10℃/s以上で冷却し、600℃以下、室温以上で巻き取り、次いで、酸洗を行った後、圧下率が85〜95%の冷間圧延を施し、600℃〜850℃までの加熱速度を50℃/h以上、600℃/h以下とし、850℃以上1000℃以下の温度域で30秒以上保持する。
また、通常、鋼片は鋳造後、冷却し、熱間圧延を行うために、再度、加熱する。この場合、熱間圧延を行う際の鋼片の加熱温度は1200℃以上とする。これは、TiCを十分に再固溶させるためであり、鋼片の加熱温度が1200℃未満であると、粗大なTiCが溶け残り、冷延焼鈍時の回復・再結晶・粒成長挙動が不適切となり{211}<011>方位粒の発達が不十分となる。この観点からは1230℃以上に加熱する事が望ましい。更に望ましくは1250℃以上である。但し、1400℃超に加熱すると、鋼板の結晶粒径が粗大になりすぎ、粒内の変形挙動が不均一になることから、{100}<uvw>方位粒が生成しやすくなるので、再加熱温度の上限を1400℃とすることが好ましい。なお、溶製した鋼を鋳造後、直ちに熱間圧延を行う連続鋳造−直接圧延(CC−DR)のようなプロセスを採用しても良い。
また、本発明の鋼板の製造方法においては、750℃以上930℃以下の温度域で熱間圧延を終了する。750℃未満で圧延が行われると、熱間圧延中にTiCの析出が進行し、冷延・焼鈍後の{211}<011>方位粒の発達を阻害する。また、変形抵抗が高くなりすぎるために圧延機への負荷が高くなりすぎる事から750℃を下限とする。この観点からは780℃以上とすることが望ましい。更に望ましくは800℃以上である。一方、熱間圧延終了温度が930℃超とすることは、熱延板結晶粒の粗大化を招き、冷延・焼鈍後の{100}<uvw>が発達し、ヤング率が低下する事からこの温度を上限とする。この観点からは900℃以下とすることが好ましい。更に好ましくは880℃以下である。
上記熱延の終了後、鋼板を冷却する。この冷却工程において、650℃までの冷却速度が10℃/s未満になると、冷却中にTiCが析出してしまうことから冷却速度の下限は10℃/sとする。この観点からは20℃/s以上が好ましい。更に好ましくは40℃/以上である。冷却速度の上限は特に定めないが1000℃/s超としても特段の効果は得られない事から1000℃/s以下とする事が好ましい。
上記条件による冷却の後、600℃以下の温度で巻き取る。巻取温度が600℃超となると巻取り中にTiCが析出し、最終的な結晶粒の方位のランダム化を招くことからこの温度を上限とする。巻取り温度の下限は特に限定しないが、室温以下の温度で巻き取る事には特段の効果が期待できないばかりか製造コストが過大となることから室温を下限とする事が望ましい。
次いで、上記のような方法で製造された熱延鋼鈑を酸洗後、85〜95%の範囲の圧下率で冷間圧延を施す。冷間圧延における圧下率を85%未満にすることは、{100}<uvw>方位粒の発達を促し、ヤング率の低下を招くことからこの値を下限とする。この観点からは87%以上とする事が望ましい。一方、圧下率を95%超にすることは、冷延機への負荷が高くなるとともに、他方位の再結晶を促進し、{211}<011>方位への集積が低下することから、この値を上限とする。また、この観点からは、冷間圧延における圧下率は94%以下とすることがより望ましく、さらに望ましくは93%以下である。
次に、焼鈍は600〜850℃の間の加熱速度を50℃/hr〜600℃/hrとする。加熱速度が50℃/hr未満とする事は温度の均熱性を確保する観点からも困難であることと、TiCが粗大となり回復・再結晶抑制に対して効果が発揮されないことから、この加熱速度を下限とする。この観点からは80℃/hrを下限とする事が望ましい。更に望ましくは150℃/hrである。一方、加熱速度が600℃/hr超となると不十分となり、その結果回復が進行してしまう。
その後更に昇温し、850〜1000℃の温度領域に30秒以上の保持を行う。保持温度が850℃未満では{211}<011>方位粒が十分成長しない事からこの温度を下限とする。その観点からは850℃以上とすることが望ましい。更に望ましくは880℃以上である。一方、焼鈍温度を1000℃超とすると、結晶粒径が大きくなりすぎ、加工性や表面性状が著しく劣化することからこの温度を上限とする。この観点からは980℃以下とする事が望ましい。されに望ましくは950℃以下である。
なお、表1の空欄は、分析値が検出限界未満であったことを意味する。
静的引張法によるヤング率の測定は、圧延直角方向を長手方向としたJIS Z 2201に準拠した引張試験片を用いて、鋼板の降伏強度の1/2に相当する引張応力を付与して行った。この際、測定は5回行い、応力−歪み線図の傾きに基づいて算出したヤング率のうち、最大値及び最小値を除いた3つの計測値の平均値を静的引張法によるヤング率とし、引張ヤング率として下記表3に示した。
表3に示す結果から明らかなとおり、本発明の化学成分を有する鋼を適正な条件で製造した本発明例(表1〜3の備考欄における本発明例)の場合には、圧延幅方向のヤング率が250GPa以上を満足している。これにより、本発明例においては、板幅方向の剛性が高い鋼板が得られる事はあきらかである。
Claims (4)
- 質量%で、C:0.005〜0.08%、Si:0.5〜4.0%、Mn:0.1〜1.0%、P:0.04%以下、S:0.010%以下、Al:0.01〜3.0%、N:0.0005〜0.01%、Ti:0.05超〜0.25%を、下記式(1)及び(2)を満足するように含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成を有し、鋼板全厚断面に占める{211}<011>方位を有する結晶粒の面積率が60%以上であり、幅方向のヤング率が250GPa以上であり、板厚0.5mm以下であることを特徴とする高ヤング率極薄鋼板。
35×[Si]+153×[Al]≧50 ・・・(1)
[Ti]≧48/14×[N]+0.05 ・・・(2)
ここで、式(1)及び(2)中の[M]は、元素Mの含有量(単位:質量%)である。 - さらに、質量%で、Mo:0.005〜0.100%、Cr:0.005〜0.500%、W:0.005〜0.500%、Cu:0.005〜0.500%、Ni:0.005〜0.500%、Ca:0.0005〜0.1000%、REM:0.0005〜0.1000%、V:0.001〜0.100%の内の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の高ヤング率極薄鋼板。
- 面方位が{100}である結晶粒の面積率が鋼板全厚断面に対して10%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の高ヤング率極薄鋼板。
- 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の鋼成分を有する鋼片を1200℃以上1400℃以下に加熱し、750〜930℃の温度範囲で熱間圧延を終了した後、650℃まで10℃/s以上で冷却し、600℃以下で巻き取り、次いで、酸洗を行った後、圧下率が85〜95%の冷間圧延を施し、600℃〜850℃までの加熱速度を50℃/h以上、600℃/h以下とし、850℃以上1000℃以下の温度域で30秒以上保持することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の高ヤング率極薄鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017005397A JP6834506B2 (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 高ヤング率極薄鋼鈑及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017005397A JP6834506B2 (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 高ヤング率極薄鋼鈑及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018115351A JP2018115351A (ja) | 2018-07-26 |
JP6834506B2 true JP6834506B2 (ja) | 2021-02-24 |
Family
ID=62985259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017005397A Active JP6834506B2 (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 高ヤング率極薄鋼鈑及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6834506B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5008949B2 (ja) * | 2006-11-02 | 2012-08-22 | 新日本製鐵株式会社 | 生産性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP5151468B2 (ja) * | 2007-01-10 | 2013-02-27 | 新日鐵住金株式会社 | 加工性及び耐衝突特性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法 |
JP4608514B2 (ja) * | 2007-04-12 | 2011-01-12 | 新日本製鐵株式会社 | 著しく磁束密度が高い方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP5212126B2 (ja) * | 2008-04-10 | 2013-06-19 | 新日鐵住金株式会社 | 深絞り性に優れた冷延鋼板およびその製造方法 |
JP5391997B2 (ja) * | 2009-10-22 | 2014-01-15 | 新日鐵住金株式会社 | 張り剛性に優れた複合パネル |
-
2017
- 2017-01-16 JP JP2017005397A patent/JP6834506B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018115351A (ja) | 2018-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI465583B (zh) | 熱浸鍍鋅鋼板及其製造方法 | |
JP5609945B2 (ja) | 高強度冷延鋼板およびその製造方法 | |
CN109072371B (zh) | 温加工用高强度钢板及其制造方法 | |
US9435013B2 (en) | Cold-rolled steel sheet and process for production thereof | |
JP4650006B2 (ja) | 延性および伸びフランジ性に優れた高炭素熱延鋼板およびその製造方法 | |
JP6798643B2 (ja) | 熱延鋼板 | |
WO2020110855A1 (ja) | 熱延鋼板 | |
WO2014188966A1 (ja) | 熱延鋼板及びその製造方法 | |
JP6519016B2 (ja) | 熱延鋼板及びその製造方法 | |
JP5761080B2 (ja) | 伸びと穴拡げ性と疲労特性に優れた高強度熱延鋼板及びその製造方法 | |
JP5363922B2 (ja) | 伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板 | |
JP5860343B2 (ja) | 強度および延性のばらつきの小さい高強度冷延鋼板およびその製造方法 | |
TW201315819A (zh) | 深擠壓性及鋼卷內材質均勻性優異之高強度冷軋鋼板及其製造方法 | |
JPWO2018151273A1 (ja) | 熱間圧延鋼板及びその製造方法 | |
JP6737338B2 (ja) | 鋼板 | |
JP2016191150A (ja) | 靭性に優れたステンレス鋼板およびその製造方法 | |
JP6866933B2 (ja) | 熱延鋼板及びその製造方法 | |
CN110832095B (zh) | 热轧钢板及其制造方法 | |
CN110050083B (zh) | 低温域冲缘加工性优异的高强度钢板及其制造方法 | |
WO2011152328A1 (ja) | 高強度熱延鋼板およびその製造方法 | |
JP6264861B2 (ja) | 加工性に優れた高ヤング率冷延鋼鈑、電気亜鉛系めっき冷延鋼板、溶融亜鉛めっき冷延鋼板、合金化溶融亜鉛めっき冷延鋼板、及び、それらの製造方法 | |
JP5483562B2 (ja) | 伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板 | |
WO2016194273A1 (ja) | 熱延鋼板、フルハード冷延鋼板及び熱延鋼板の製造方法 | |
JP5639573B2 (ja) | 強度および延性のばらつきの小さい高強度冷延鋼板およびその製造方法 | |
JP6834506B2 (ja) | 高ヤング率極薄鋼鈑及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210118 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6834506 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |