JP6834053B1 - エアロゾル生成装置の電源ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の加熱対象物の温度を適切に管理可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供する。【解決手段】電源ユニット10は、第一負荷21と第二負荷31に放電可能な電源12と、抵抗素子Rsと第一負荷21を直列接続する第一状態と、抵抗素子Rsと第二負荷31を直列接続する第二状態と、を切り替え可能に構成される切替素子SW4と、上記第一状態において抵抗素子Rsと第一負荷21の第一直列回路のうちの第一負荷21に印加される電圧が入力され、上記第二状態において抵抗素子Rsと第二負荷31の第二直列回路のうちの第二負荷31に印加される電圧が入力されるオペアンプOP1と、オペアンプOP1の出力に基づいて第一負荷21と第二負荷31の各々の温度を検出するMCU50と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニットに関する。
特許文献1及び特許文献2には、液体を加熱して生成したエアロゾルを香味源に通すことで、香味をエアロゾルに付加し、香味が付加されたエアロゾルをユーザに吸引させることのできる装置が記載されている。この装置では、液体の加熱に加えて、香味源の加熱が可能に構成されている。
特表2017−511703号公報 国際公開第2018/017654号
従来技術のように、加熱対象が複数存在する装置においては、この複数の加熱対象の各々の温度を適切に管理することが求められ、加熱対象ごとに温度を管理する手段が必要になる。
本発明の目的は、温度を管理する手段を減らしつつ、複数の加熱対象物の温度を適切に管理可能なエアロゾル生成装置を提供することにある。
本発明の一態様のエアロゾル生成装置の電源ユニットは、香味が付加されたエアロゾルを吸引可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、エアロゾル源を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第一負荷と、前記エアロゾル源から生成されたエアロゾルに香味成分を付加する香味源を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第二負荷と、に放電可能な電源と、所定の電気抵抗値を持つ回路素子と、前記回路素子と前記第一負荷を直列接続する第一状態と、前記回路素子と前記第二負荷を直列接続する第二状態と、を切り替え可能に構成される切替素子と、前記第一状態において前記回路素子と前記第一負荷の第一直列回路のうちの前記第一負荷に印加される電圧が入力され、前記第二状態において前記回路素子と前記第二負荷の第二直列回路のうちの前記第二負荷に印加される電圧が入力されるオペアンプと、前記オペアンプの出力に基づいて前記第一負荷と前記第二負荷の各々の温度を検出する処理装置と、を備え、前記処理装置は、前記オペアンプの出力に基づく前記第一負荷の温度検出処理と、前記オペアンプの出力に基づく前記第二負荷の温度検出処理とを、前記切替素子を制御して異なる期間にて実行するものである。
本発明の一態様のエアロゾル生成装置の電源ユニットは、エアロゾルを吸引可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、第一対象物を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第一負荷と、前記第一対象物とは異なる第二対象物を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第二負荷と、に放電可能な電源と、所定の電気抵抗値を持つ回路素子と、前記回路素子と前記第一負荷を直列接続する第一状態と、前記回路素子と前記第二負荷を直列接続する第二状態と、を切り替え可能に構成される切替素子と、前記第一状態において前記回路素子と前記第一負荷の第一直列回路のうちの前記第一負荷に印加される電圧が入力され、前記第二状態において前記回路素子と前記第二負荷の第二直列回路のうちの前記第二負荷に印加される電圧が入力されるオペアンプと、前記オペアンプの出力に基づいて前記第一負荷と前記第二負荷の各々の温度を検出する処理装置と、を備え、前記処理装置は、前記オペアンプの出力に基づく前記第一負荷の温度検出処理と、前記オペアンプの出力に基づく前記第二負荷の温度検出処理とを、前記切替素子を制御して異なる期間にて実行するものである。
本発明によれば、温度を管理する手段を減らしつつ、複数の加熱対象物の温度を適切に管理可能なエアロゾル生成装置を提供できる。
エアロゾル生成装置の概略構成を模式的に示す斜視図である。 図1のエアロゾル生成装置の他の斜視図である。 図1のエアロゾル生成装置の断面図である。 図1のエアロゾル生成装置における電源ユニットの斜視図である。 第1カートリッジ20及び第2カートリッジ30が装着された状態の電源ユニット10の内部の電気的な詳細構成例を示す図である。 図1のエアロゾル生成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1のエアロゾル生成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図6及び図7に示す動作を説明するためのタイミングチャートである。 エアロゾル生成装置1の動作の第一変形例を説明するためのタイミングチャートである。 図9のタイミングチャートの変形例を示す図である。 エアロゾル生成装置1の動作の第二変形例を説明するためのタイミングチャートである。 図5の電源ユニットの内部構成の変形例を示す模式図である。
以下、本発明のエアロゾル生成装置の一実施形態であるエアロゾル生成装置1について、図1から図5を参照して説明する。
(エアロゾル生成装置)
エアロゾル生成装置1は、香味成分が付加されたエアロゾルを、燃焼を伴わずに生成して、吸引可能とするための器具であり、図1及び図2に示すように、所定方向(以下、長手方向Xと呼ぶ)に沿って延びる棒形状となっている。エアロゾル生成装置1は、長手方向Xに沿って、電源ユニット10と、第1カートリッジ20と、第2カートリッジ30と、がこの順に設けられている。第1カートリッジ20は、電源ユニット10に対して着脱可能(換言すると、交換可能)である。第2カートリッジ30は、第1カートリッジ20に対して着脱可能(換言すると、交換可能)である。図3に示すように、第1カートリッジ20には、第一負荷21と第二負荷31が設けられている。エアロゾル生成装置1の全体形状は、図1のように、電源ユニット10と、第1カートリッジ20と、第2カートリッジ30と、が一列に並ぶ形状には限らない。電源ユニット10に対して、第1カートリッジ20及び第2カートリッジ30が交換可能に構成されていれば、略箱状等の任意の形状を採用可能である。
(電源ユニット)
電源ユニット10は、図3、図4、及び図5に示すように、円筒状の電源ユニットケース11の内部に、電源12と、充電IC55Aと、MCU(Micro Controller Unit)50と、吸気センサ15と、第1通知部45及び第2通知部46を収容する。
電源12は、充電可能な二次電池、電気二重層キャパシタ等であり、好ましくは、リチウムイオン二次電池である。電源12の電解質は、ゲル状の電解質、電解液、固体電解質、イオン液体の1つ又はこれらの組合せで構成されていてもよい。
図5に示すように、MCU50は、吸気センサ15と、操作部14と、第1通知部45と、第2通知部46とに接続されており、エアロゾル生成装置1の各種の制御を行う。
MCU50は、具体的にはプロセッサを主体に構成されており、プロセッサの動作に必要なRAM(Random Access Memory)及び各種情報を記憶するROM(Read Only Memory)等の記憶媒体により構成されるメモリ50aを更に含む。本明細書におけるプロセッサとは、具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
図4に示すように、電源ユニットケース11の長手方向Xの一端側(第1カートリッジ20側)に位置するトップ部11aには、放電端子41が設けられる。放電端子41は、トップ部11aの上面から第1カートリッジ20に向かって突出するように設けられ、第1カートリッジ20の第一負荷21及び第二負荷31の各々と電気的に接続可能に構成される。
また、トップ部11aの上面には、放電端子41の近傍に、第1カートリッジ20の第一負荷21に空気を供給する空気供給部42が設けられている。
電源ユニットケース11の長手方向Xの他端側(第1カートリッジ20と反対側)に位置するボトム部11bには、外部電源(図示省略)と電気的に接続可能な充電端子43が設けられる。充電端子43は、ボトム部11bの側面に設けられ、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子、又はmicroUSB端子等が接続可能である。
なお、充電端子43は、外部電源から送電される電力を非接触で受電可能な受電部であってもよい。このような場合、充電端子43(受電部)は、受電コイルから構成されていてもよい。非接触による電力伝送(Wireless Power Transfer)の方式は、電磁誘導型でもよいし、磁気共鳴型でもよいし、電磁誘導型と磁気共鳴型を組合せたものでもよい。また、充電端子43は、外部電源から送電される電力を無接点で受電可能な受電部であってもよい。別の一例として、充電端子43は、USB端子、又はmicroUSB端子が接続可能であり、且つ上述した受電部を有していてもよい。
電源ユニットケース11には、ユーザが操作可能な操作部14が、トップ部11aの側面に充電端子43とは反対側を向くように設けられる。操作部14は、ボタン式のスイッチ又はタッチパネル等から構成される。電源ユニット10が電源オフの状態において、操作部14による所定の起動操作が行われると、操作部14が電源ユニット10の起動指令をMCU50に出力する。MCU50は、この起動指令を取得すると、電源ユニット10を起動させる。
図3に示すように、操作部14の近傍には、パフ(吸引)動作を検出する吸気センサ15が設けられている。電源ユニットケース11には、内部に外気を取り込む不図示の空気取込口が設けられている。空気取込口は、操作部14の周囲に設けられていてもよく、充電端子43の周囲に設けられていてもよい。
吸気センサ15は、後述の吸口32を通じたユーザの吸引により生じた電源ユニット10内の圧力(内圧)変化の値を出力するよう構成されている。吸気センサ15は、例えば、空気取込口から吸口32に向けて吸引される空気の流量に応じて変化する内圧に応じた出力値(例えば、電圧値又は電流値)を出力する圧力センサである。吸気センサ15は、アナログ値を出力してもよいし、アナログ値から変換したデジタル値を出力してもよい。
吸気センサ15は、検出する圧力を補償するために、電源ユニット10の置かれている環境の温度(外気温)を検出する温度センサを内蔵していてもよい。吸気センサ15は、圧力センサではなく、コンデンサマイクロフォン等から構成されていてもよい。
MCU50は、パフ動作が行われて、吸気センサ15の出力値が出力閾値以上になると、エアロゾルの生成要求(後述するエアロゾル源22の霧化指令)がなされたと判定し、その後、吸気センサ15の出力値がこの出力閾値を下回ると、エアロゾルの生成要求が終了されたと判定する。なお、エアロゾル生成装置1においては、第一負荷21の過熱を抑制する等の目的のために、エアロゾルの生成要求がなされている期間が上限値tupper(例えば、2.4秒)に達すると、吸気センサ15の出力値にかかわらずに、エアロゾルの生成要求が終了されたと判定されるようにしている。
なお、吸気センサ15に代えて、操作部14の操作に基づいてエアロゾルの生成要求を検出するようにしてもよい。例えば、ユーザがエアロゾルの吸引を開始するために操作部14に対し所定の操作を行うと、操作部14がエアロゾルの生成要求を示す信号をMCU50に出力するように構成してもよい。
充電IC55Aは、充電端子43に近接して配置され、充電端子43から入力される電力の電源12への充電制御を行う。なお、充電IC55Aは、MCU50の近傍に配置されていてもよい。
(第1カートリッジ)
図3に示すように、第1カートリッジ20は、円筒状のカートリッジケース27の内部に、エアロゾル源22を貯留する貯留部を構成するリザーバ23と、エアロゾル源22を霧化してエアロゾルを発生させる霧化器を構成する第一負荷21と、リザーバ23から第一負荷21の位置へエアロゾル源22を引き込むウィック24と、エアロゾル源22が霧化されることで発生したエアロゾルの粒径を、吸引に適した大きさにするための冷却用の通路を構成するエアロゾル流路25と、第2カートリッジ30の一部を収容するエンドキャップ26と、エンドキャップ26に設けられた、第2カートリッジ30を加熱するための第二負荷31と、を備える。
リザーバ23は、エアロゾル流路25の周囲を囲むように区画形成され、エアロゾル源22を貯留する。リザーバ23には、樹脂ウェブ又は綿等の多孔体が収容され、且つ、エアロゾル源22が多孔体に含浸されていてもよい。リザーバ23には、樹脂ウェブ又は綿上の多孔質体が収容されず、エアロゾル源22のみが貯留されていてもよい。エアロゾル源22は、グリセリン、プロピレングリコール、又は水などの液体を含む。
ウィック24は、リザーバ23から毛管現象を利用してエアロゾル源22を第一負荷21の位置へ引き込む液保持部材である。ウィック24は、リザーバ23から供給されるエアロゾル源22を第一負荷21が霧化可能な位置で保持する保持部を構成している。ウィック24は、例えば、ガラス繊維や多孔質セラミックなどによって構成される。
第一負荷21は、電源12から放電端子41を介して供給される電力によって、燃焼を伴わずにエアロゾル源22を加熱することで、エアロゾル源22を霧化する。原則として、第一負荷21に電源12から供給される電力が多いほど、霧化されるエアロゾル源の量は多くなる。第一負荷21は、所定ピッチで巻き回される電熱線(コイル)によって構成されている。
なお、第一負荷21は、エアロゾル源22を加熱することで、これを霧化してエアロゾルを生成可能な素子であればよい。第一負荷21は、例えば、発熱素子である。発熱素子としては、発熱抵抗体、セラミックヒータ、及び誘導加熱式のヒータ等が挙げられる。
第一負荷21は、温度と電気抵抗値が相関を持つものが用いられる。第一負荷21としては、例えば、温度の増加に伴って電気抵抗値も増加するPTC(Positive Temperature Coefficient)特性を有するものが用いられる。
エアロゾル流路25は、第一負荷21の下流側であって、電源ユニット10の中心線L上に設けられる。エンドキャップ26は、第2カートリッジ30の一部を収容するカートリッジ収容部26aと、エアロゾル流路25とカートリッジ収容部26aとを連通させる連通路26bと、を備える。
第二負荷31は、カートリッジ収容部26aに埋設されている。第二負荷31は、電源12から放電端子41を介して供給される電力によって、カートリッジ収容部26aに収容される第2カートリッジ30(より詳細にはこれに含まれる香味源33)を加熱する。第二負荷31は、例えば、所定ピッチで巻き回される電熱線(コイル)によって構成される。
なお、第二負荷31は、第2カートリッジ30を加熱することのできる素子であればよい。第二負荷31は、例えば、発熱素子である。発熱素子としては、発熱抵抗体、セラミックヒータ、及び誘導加熱式のヒータ等が挙げられる。第二負荷31は、温度と電気抵抗値が相関を持つものが用いられる。第二負荷31としては、例えば、PTC特性を有するものが用いられる。
(第2カートリッジ)
第2カートリッジ30は、香味源33を貯留する。第二負荷31によって第2カートリッジ30が加熱されることで、香味源33が加熱される。第2カートリッジ30は、第1カートリッジ20のエンドキャップ26に設けられたカートリッジ収容部26aに着脱可能に収容される。第2カートリッジ30は、第1カートリッジ20側とは反対側の端部が、ユーザの吸口32となっている。なお、吸口32は、第2カートリッジ30と一体不可分に構成される場合に限らず、第2カートリッジ30と着脱可能に構成されてもよい。このように吸口32を電源ユニット10と第1カートリッジ20とは別体に構成することで、吸口32を衛生的に保つことができる。
第2カートリッジ30は、第一負荷21によってエアロゾル源22が霧化されることで発生したエアロゾルを香味源33に通すことによってエアロゾルに香味成分を付加する。香味源33を構成する原料片としては、刻みたばこ、又は、たばこ原料を粒状に成形した成形体を用いることができる。香味源33は、たばこ以外の植物(例えば、ミント、漢方、又はハーブ等)によって構成されてもよい。香味源33には、メントール等の香料が付加されていてもよい。
エアロゾル生成装置1では、エアロゾル源22と香味源33によって、香味成分が付加されたエアロゾルを発生させることができる。つまり、エアロゾル源22と香味源33は、エアロゾルを発生させるエアロゾル生成源を構成している。
エアロゾル生成装置1におけるエアロゾル生成源は、ユーザが交換して使用する部分である。この部分は、例えば、1つの第1カートリッジ20と、1つ又は複数(例えば5つ)の第2カートリッジ30とが1セットとしてユーザに提供される。なお、第1カートリッジ20と第2カートリッジ30を一体化して1つのカートリッジとして構成してもよい。
このように構成されたエアロゾル生成装置1では、図3中の矢印Bで示すように、電源ユニットケース11に設けられた不図示の空気取込口から流入した空気が、空気供給部42から第1カートリッジ20の第一負荷21付近を通過する。第一負荷21は、ウィック24によってリザーバ23から引き込まれたエアロゾル源22を霧化する。霧化されて発生したエアロゾルは、取込口から流入した空気と共にエアロゾル流路25を流れ、連通路26bを介して第2カートリッジ30に供給される。第2カートリッジ30に供給されたエアロゾルは、香味源33を通過することで香味成分が付加され、吸口32に供給される。
また、エアロゾル生成装置1には、ユーザに対して各種情報を通知する第1通知部45と第2通知部46が設けられている(図5参照)。第1通知部45は、ユーザの触覚に作用する通知を行うためのものであり、バイブレーター等の振動素子によって構成されている。第2通知部46は、ユーザの視覚に作用する通知を行うためのものであり、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子によって構成される。各種情報を通知する通知部として、更に、ユーザの聴覚に作用する通知を行うため音出力素子が設けられてもよい。第1通知部45と第2通知部46は、電源ユニット10、第1カートリッジ20、及び第2カートリッジ30のいずれに設けられてもよいが、電源ユニット10に設けられることが好ましい。例えば、操作部14の周囲が透光性を有し、LED等の発光素子によって発光するように構成される。
(電源ユニットの詳細)
図5は、第1カートリッジ20及び第2カートリッジ30が装着された状態の電源ユニット10の内部の電気的な詳細構成例を示す図である。図5に示すように、電源ユニット10は、電源12と、MCU50と、LDO(Low Drop Out)レギュレータ60と、DC/DCコンバータ51と、DC/DCコンバータ52と、開閉器SW1と、開閉器SW2と、開閉器SW3と、切替素子SW4と、オペアンプOP1と、アナログデジタル変換器(以下、ADCと記載)50bと、抵抗素子Rsと、を備える。
本明細書にて説明する抵抗素子とは、固定の電気抵抗値を持つ素子であればよく、例えば抵抗器、ダイオード、又はトランジスタ等である。図5の例では、抵抗素子Rsが抵抗器となっている。
本明細書にて説明する開閉器とは、配線路の遮断と導通を切り替えるトランジスタ等のスイッチング素子である。図5の例では、開閉器SW1〜SW3は、それぞれトランジスタとなっている。
LDOレギュレータ60は、電源12の正極に接続された主正母線LUに接続されている。MCU50は、LDOレギュレータ60と、電源12の負極に接続された主負母線LDとに接続されている。MCU50は、開閉器SW1〜SW3及び切替素子SW4の各々にも接続されており、これらの制御を行う。LDOレギュレータ60は、電源12からの電圧を降圧して出力する。LDOレギュレータ60の出力電圧V1は、MCU50、DC/DCコンバータ51、DC/DCコンバータ52、及びオペアンプOP1の各々の動作電圧としても利用される。
DC/DCコンバータ51は、主正母線LUに接続されている。第一負荷21は、主負母線LDに接続される。開閉器SW1は、DC/DCコンバータ51と第一負荷21の間に接続されている。以下では、第一負荷21の電気抵抗値をR1と記載する。
DC/DCコンバータ52は、主正母線LUに接続されている。第二負荷31は、主負母線LDに接続される。開閉器SW2は、DC/DCコンバータ52と第二負荷31の間に接続されている。以下では、第二負荷31の電気抵抗値をR2と記載する。
DC/DCコンバータ51、開閉器SW1、及び第一負荷21からなる直列回路と、DC/DCコンバータ52、開閉器SW2、及び第二負荷31からなる直列回路とが、電源12に並列接続されている。
切替素子SW4は、2つの導通経路を選択的に切り替える素子である。切替素子SW4は、開閉器SW1及び第一負荷21の接続ノードN1に接続される第一接点と、開閉器SW2及び第二負荷31の接続ノードN2に接続される第二接点と、オペアンプOP1の非反転入力端子に接続される第三接点と、を有する。切替素子SW4は、第一接点及び第三接点を導通させた状態と、第二接点及び第三接点を導通させた状態と、を切り替える。切替素子SW4は、機械式なスイッチであってもよいし、オペアンプOP1の非反転入力端子と接続ノードN1との間に接続された第一開閉器と、オペアンプOP1の非反転入力端子と接続ノードN2との間に接続された第二開閉器とによって構成されていてもよい。
オペアンプOP1の反転入力端子は、オペアンプOP1の出力端子及び主負母線LDの各々に抵抗素子を介して接続されている。オペアンプOP1の正電源端子は、LDOレギュレータ60の出力電圧V1を供給する電源線に接続されている。オペアンプOP1の負電源端子は、主負母線LDに接続されている。したがって、オペアンプOP1が増幅することのできる差動入力電圧の範囲は、0Vから出力電圧V1までの範囲となる。
ADC50bは、オペアンプOP1の出力端子と接続されている。ADC50bは、MCU50の外部に設けられていてもよい。
抵抗素子Rsは、オペアンプOP1と切替素子SW4との接続ノードN3に接続されている。以下では、抵抗素子Rsの電気抵抗値をR3と記載する。
開閉器SW3は、LDOレギュレータ60の出力電圧V1を供給する電源線と、抵抗素子Rsとの間に接続されている。
MCU50のプロセッサは、第二負荷31の温度を取得できるように構成される。第二負荷31の温度は、第二負荷31によって加熱される香味源33の温度と厳密には一致しないが、香味源33の温度とほぼ同じと見做すことができる。また、MCU50のプロセッサは、第一負荷21の温度を取得できるように構成される。第一負荷21の温度は、第一負荷21又はエアロゾル源22の過熱の抑制や、第一負荷21が霧化するエアロゾル源22の量を高度に制御するために用いることができる。
(MCU)
次に、MCU50の機能について説明する。MCU50は、ROMに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することにより実現される機能ブロックとして、温度検出部と、電力制御部と、通知制御部と、を備える。
温度検出部は、ADC50bの出力に基づいて、第一負荷21の温度と、第二負荷31の温度を取得する。
温度検出部は、切替素子SW4を制御して接続ノードN3と接続ノードN1を接続し、開閉器SW3を導通状態に制御し、開閉器SW1を遮断状態に制御した第一状態を形成する。この第一状態は、出力電圧V1を供給する電源線と主負母線LDの間を、抵抗素子Rsと第一負荷21の第一直列回路にて接続した状態である。温度検出部は、この第一状態にて、ADC50bの出力値(第一負荷21に印加される電圧値)を取得し、この出力値に基づいて第一負荷21の温度を取得する。この出力値は、具体的には、{R1/(R3+R1)}×V1で表されるオペアンプOP1の差動入力電圧を、オペアンプOP1にて所定の増幅率にて増幅した値に相当する。前述したように、第一負荷21は、温度と電気抵抗値が相関を持つ特定を持つため、第一状態におけるADC50bの出力値に基づいて、第一負荷21の電気抵抗値を導出でき、この電気抵抗値から第一負荷21の温度を取得できる。
温度検出部は、切替素子SW4を制御して接続ノードN3と接続ノードN2を接続し、開閉器SW3を導通状態に制御し、開閉器SW2を遮断状態に制御した第二状態を形成する。この第二状態は、出力電圧V1を供給する電源線と主負母線LDの間とを、抵抗素子Rsと第二負荷31の第二直列回路にて接続した状態である。温度検出部は、この第二状態にて、ADC50bの出力値(第二負荷31に印加される電圧値)を取得し、この出力値に基づいて第二負荷31の温度を取得する。この出力値は、具体的には、{R2/(R3+R2)}×V1で表されるオペアンプOP1の差動入力電圧を、オペアンプOP1にて所定の増幅率にて増幅した値に相当する。前述したように、第二負荷31は、温度と電気抵抗値が相関を持つ特定を持つため、第二状態におけるADC50bの出力値に基づいて、第二負荷31の電気抵抗値を導出でき、この電気抵抗値から第二負荷31の温度を取得できる。
通知制御部は、各種情報を通知するように第1通知部45と第2通知部46を制御する。例えば、通知制御部は、第2カートリッジ30の交換タイミングの検出に応じて、第2カートリッジ30の交換を促す通知を行うように第1通知部45と第2通知部46の少なくとも一方を制御する。通知制御部は、第2カートリッジ30の交換を促す通知に限らず、第1カートリッジ20の交換を促す通知、電源12の交換を促す通知、電源12の充電を促す通知等を行わせてもよい。
電力制御部は、吸気センサ15から出力されたエアロゾルの生成要求を示す信号に応じて、第一負荷21及び第二負荷31への電源12からの放電(負荷の加熱に必要な放電)を制御する。つまり、電力制御部は、エアロゾル源22を霧化するための電源12から第一負荷21への第一放電と、香味源33を加熱するための電源12から第二負荷31への第二放電を行う。
このように、エアロゾル生成装置1では、第二負荷31への放電によって香味源33の加熱が可能となっている。エアロゾルに付加される香味成分量を増やすためには、香味源33の温度を高くすること、が有効であることが実験的にわかっている。
ユーザによる1回の吸引動作によって、第1カートリッジ20にて生成されて香味源33を通過するエアロゾルの重量[mg]をエアロゾル重量Waerosolと記載する。このエアロゾルの生成のために第一負荷21に供給が必要な電力を霧化電力Pliquidと記載する。このエアロゾルの生成のために霧化電力Pliquidが第一負荷21へ供給された時間を供給時間tsenseと記載する。この供給時間tsenseは、1回の吸引あたり、上述した上限値tupperが上限とされる。香味源33に含まれている香味成分の重量[mg]を香味成分残量Wcapsuleと記載する。香味源33の温度に関する情報を温度パラメータTcapsuleと記載する。ユーザによる1回の吸引動作によって、香味源33を通過するエアロゾルに付加される香味成分の重量[mg]を香味成分量Wflavorと記載する。香味源33の温度に関する情報とは、第二負荷31の温度である。
香味成分量Wflavorは、香味成分残量Wcapsule、温度パラメータTcapsule、及びエアロゾル重量Waerosolに依存することが実験的にわかっている。したがって、香味成分量Wflavorは、以下の式(1)によりモデル化することができる。
flavor = β × (Wcapsule × Tcapsule) × γ × Waerosol・・(1)
式(1)のβは、1回の吸引において、香味源33に含まれている香味成分のうちのどの程度の量がエアロゾルに付加されるかの割合を示す係数であり、実験的に求められる。式(1)のγは、実験的に求められる係数である。1回の吸引が行われる期間において、温度パラメータTcapsuleと香味成分残量Wcapsuleはそれぞれ変動し得るが、このモデルでは、これらを一定値として取り扱うために、γを導入している。
なお、香味成分残量Wcapsuleは、吸引が行われる毎に減少する。このため、香味成分残量Wcapsuleは、吸引が行われた回数である吸引回数に反比例する。吸引回数は、換言すると、エアロゾルの生成要求に応じた、エアロゾル生成のための第一負荷21への放電動作の累積回数である。また、香味成分残量Wcapsuleは、吸引に応じてエアロゾル生成のために第一負荷21への放電が行われた時間が長いほど多く減少する。このため、香味成分残量Wcapsuleは、吸引に応じてエアロゾル生成のために第一負荷21への放電が行われた時間の累積値(以下、累積放電時間と記載)にも反比例する。
式(1)のモデルから分かるように、吸引毎のエアロゾル重量Waerosolをほぼ一定に制御することを想定すると、香味成分量Wflavorを安定化させるためには、香味成分残量Wcapsuleの減少(吸引回数又は累積放電時間の増加)に合わせて、香味源33の温度を上げる必要がある。
そこで、MCU50の電力制御部は、吸引回数又は累積放電時間に基づいて、香味源33の目標温度(以下に記載する目標温度Tcap_target)を増加させる。そして、MCU50の電力制御部は、第二負荷31の温度(≒香味源33の温度)がこの目標温度へ収束するように、電源12から第二負荷31への香味源33の加熱のための放電を制御する。これにより、香味成分量Wflavorを多く且つ安定化させることが可能である。具体的には、MCU50の電力制御部は、メモリ50aに予め記憶されたテーブルにしたがって目標温度を管理する。このテーブルは、吸引回数又は累積放電時間と、香味源33の目標温度とを対応付けて記憶するものである。
(エアロゾル生成装置の動作)
図6及び図7は、図1のエアロゾル生成装置1の動作を説明するためのフローチャートである。操作部14の操作等によってエアロゾル生成装置1の電源がONされると(ステップS30:YES)、MCU50は、メモリ50aに記憶している吸引回数又は累積放電時間に基づいて、香味源33の目標温度Tcap_targetを決定(設定)する(ステップS31)。
次に、MCU50は、現時点での第二負荷31の温度を、現時点での香味源33の温度Tcap_senseとして取得する(ステップS32)。
MCU50は、温度Tcap_senseと目標温度Tcap_targetに基づいて、香味源33を加熱するための第二負荷31への放電を制御する(ステップS33)。具体的には、MCU50は、温度Tcap_senseが目標温度Tcap_targetに収束するように、PID(Proportional−Integral−Differential )制御、又は、ON/OFF制御によって第二負荷31へ電力供給を行う。
PID制御は、温度Tcap_senseと目標温度Tcap_targetの差をフィードバックし、そのフィードバック結果に基づいて、温度Tcap_senseが目標温度Tcap_targetに収束するよう電力制御を行うものである。PID制御によれば、温度Tcap_senseを目標温度Tcap_targetに高精度に収束させることができる。なお、MCU50は、PID制御に代えてP(Proportional)制御やPI(Proportional−Integral)制御を用いてもよい。
ON/OFF制御は、温度Tcap_senseが目標温度Tcap_target未満の状態では第二負荷31への電力供給を行い、温度Tcap_senseが目標温度Tcap_target以上の状態では、温度Tcap_senseが目標温度Tcap_target未満になるまで第二負荷31への電力供給を停止する制御である。ON/OFF制御によれば、PID制御よりも香味源33の温度を早く上昇させることができる。このため、後述のエアロゾルの生成要求が検知される前の段階にて、温度Tcap_senseが目標温度Tcap_targetに到達する可能性を高めることができる。
ステップS33の後、MCU50は、エアロゾルの生成要求の有無を判定する(ステップS34)。MCU50は、エアロゾルの生成要求を検出しなかった場合(ステップS34:NO)には、ステップS35にて、エアロゾルの生成要求が行われていない時間(以下、無操作時間と記載)の長さを判定する。MCU50は、無操作時間が所定時間に達していた場合(ステップS35:YES)には、第二負荷31への放電を終了して(ステップS36)、消費電力を低減させたスリープモードへと移行する(ステップS37)。MCU50は、無操作時間が所定時間未満であった場合(ステップS35:NO)には、ステップS32に処理を移行する。
MCU50は、エアロゾルの生成要求を検知すると(ステップS34:YES)、第二負荷31の加熱を停止する(ステップS40)。ステップS40の後、MCU50は、予め決められた霧化電力Pliquidを第一負荷21に供給して第一負荷21の加熱(エアロゾル源22を霧化するための加熱)を行い、エアロゾルの生成を開始する(ステップS41)。
ステップS41での第一負荷21の加熱開始後、MCU50は、エアロゾルの生成要求が終了されていない場合(ステップS42:NO)には、エアロゾルの生成要求の継続時間が上限値tupper未満であれば(ステップS43:YES)、第一負荷21の加熱を継続する。MCU50は、エアロゾルの生成要求の継続時間が上限値tupperに達した場合(ステップS43:NO)と、エアロゾルの生成要求が終了された場合(ステップS42:YES)には、第一負荷21への電力供給を停止する(ステップS44)。
ステップS44の後、MCU50は、ステップS41で開始した第一負荷21の加熱期間中における、第一負荷21へ供給した霧化電力Pliquidの供給時間tsenceを取得する(ステップS45)。そして、MCU50は、メモリ50aに記憶している吸引回数又は累積放電時間を更新する(ステップS46)。
累積放電時間は、ステップS45で取得した供給時間tsenceを、前回の吸引までの供給時間tsenceの累積値に加算することで更新される。吸引回数は、MCU50に内蔵されるカウンタのカウンタ値を1つ進めることで更新される。
次に、MCU50は、更新後の吸引回数又は累積放電時間が閾値を超えるか否かを判定する(ステップS47)。MCU50は、更新後の吸引回数又は累積放電時間が閾値以下の場合(ステップS47:NO)には、ステップS50に処理を移行する。
MCU50は、更新後の吸引回数又は累積放電時間が閾値を超える場合(ステップS47:YES)には、第2カートリッジ30の交換を促す通知を第1通知部45及び第2通知部46に行わせる(ステップS48)。そして、MCU50は、メモリ50aの吸引回数又は累積放電時間を初期値(=0)にリセットし、目標温度Tcap_targetを初期化する(ステップS49)。目標温度Tcap_targetの初期化とは、メモリ50aに記憶しているその時点での目標温度Tcap_targetを設定値から除外することを意味する。
ステップS49の後、MCU50は、電源がオフされなければ(ステップS50:NO)、ステップS31に処理を戻し、電源がオフされたら(ステップS50:YES)、処理を終了する。
図8は、図6及び図7に示す動作を説明するためのタイミングチャートである。図8中の“SW1”〜“SW3”は、開閉器SW1〜SW3の動作状態を示している。“on”が導通状態、“off”が遮断状態を示している。図8中の“SW4”は、切替素子SW4の動作状態を示している。“N1”が接続ノードN3と接続ノードN1を接続している状態、“N2”が接続ノードN3と接続ノードN2を接続している状態を示している。
電源ユニット10が起動すると(図中の“電源ON”)、開閉器SW1と開閉器SW2が共にoffの状態で、切替素子SW4によって接続ノードN3と接続ノードN2が接続される。この状態で、開閉器SW3がonとなり、第二負荷31に印加される電圧がオペアンプOP1に入力され、ADC50bの出力に基づいて、第二負荷31の温度が検出される。
第二負荷31の温度検出後、開閉器SW3がoffとなり、その後、開閉器SW2がonとなって、香味源33を目標温度に収束させるための第二負荷31の加熱が開始される。第二負荷31の加熱が開始されてから所定の第一制御周期が経過すると、開閉器SW2がoffとなり、この開閉器SW2がoffの期間において、開閉器SW3がonとなる。これにより、第二負荷31に印加される電圧がオペアンプOP1に入力され、ADC50bの出力に基づいて、第二負荷31の温度が検出される。第二負荷31の温度検出後、開閉器SW3はoffとなり、その後、開閉器SW2がonとなって、香味源33を目標温度に収束させるための第二負荷31の加熱が開始される。エアロゾルの生成要求が検知されるまでの間である香味源加熱期間では、以上の動作が繰り返される。
エアロゾルの生成要求がなされると(図中の“エアロゾル生成要求開始”)、開閉器SW2及び開閉器SW3はoffとなり、切替素子SW4によって接続ノードN3と接続ノードN1が接続される。この状態で、開閉器SW1の制御が開始されて、エアロゾル生成のための第一負荷21の加熱が行われる。第一負荷21の加熱が開始されてから所定の第二制御周期が経過すると、開閉器SW1がoffとなり、この開閉器SW1がoffの期間において、開閉器SW3がonとなる。これにより、第一負荷21に印加される電圧がオペアンプOP1に入力され、ADC50bの出力に基づいて、第一負荷21の温度が検出される。第一負荷21の温度検出後、開閉器SW3はoffとなり、その後、開閉器SW1の制御が再開されて、エアロゾル生成のための第一負荷21の加熱が行われる。エアロゾルの生成要求開始からエアロゾルの生成要求終了までの間のエアロゾル生成期間では、以上の動作が繰り返される。そして、エアロゾルの生成要求が終了されると、前述した香味源加熱期間と同じ動作が行われる。
(実施形態の効果)
以上のように、エアロゾル生成装置1によれば、エアロゾルに付加される香味成分量を高い値で安定させることができ、商品価値を高めることができる。
また、エアロゾル生成装置1によれば、単一のオペアンプOP1によって第一負荷21の温度と第二負荷31の温度を検出することができる。このため、例えば第一負荷21の温度検出用のオペアンプと第二負荷31の温度検出用のオペアンプを設ける構成と比較して、電源ユニット10の回路面積を削減でき、小型化、低コスト化、低消費電力化を実現できる。
また、エアロゾル生成装置1によれば、第一負荷21の温度を検出するために必要な抵抗素子と、第二負荷31の温度を検出するために必要な抵抗素子とが共通の抵抗素子Rsによって構成される。このため、温度検出のための抵抗素子を第一負荷21と第二負荷31とで個別に設ける構成と比べると、電源ユニット10の回路面積を削減でき、小型化と低コスト化を実現できる。また、例えば、第一負荷21と第二負荷31の特性(温度変化に対する電気抵抗値の変化)を同じものとすれば、第一負荷21の温度検出と第二負荷31の温度検出とで演算を共通化でき、プログラムの簡素化が可能になる。
また、エアロゾル生成装置1によれば、第一負荷21の温度検出時におけるオペアンプOP1の差動入力電圧は、{R1/(R3+R1)}×V1となり、オペアンプOP1の電源電圧未満となる。同様に、第二負荷31の温度検出時におけるオペアンプOP1の差動入力電圧は、{R2/(R3+R2)}×V1となり、オペアンプOP1の電源電圧未満となる。これにより、オペアンプOP1の出力レンジをフル活用することができ、第一負荷21と第二負荷31の温度検出精度を高めることができる。
(エアロゾル生成装置の動作の第一変形例)
図9は、エアロゾル生成装置1の動作の第一変形例を説明するためのタイミングチャートである。図9の動作は、エアロゾル生成期間においても第二負荷31の加熱を継続している点が図8と相違する。電源ONからエアロゾルの生成要求開始までの動作は図8と同一である。
エアロゾルの生成要求がなされると(図9中の“エアロゾル生成要求開始”)、開閉器SW2及び開閉器SW3はoffとなり、切替素子SW4によって接続ノードN3と接続ノードN1が接続される。この状態で、開閉器SW1の制御が開始されて、エアロゾル生成のための第一負荷21の加熱が行われる。この第一負荷21の加熱期間中に、開閉器SW2がonとなり、香味源33を目標温度に収束させるための第二負荷31の加熱が開始される。第一負荷21の加熱が開始されてから第二制御周期が経過したタイミングになると、開閉器SW1がoffとなり、この開閉器SW1がoffの期間において、開閉器SW3がonとなる。これにより、第一負荷21の温度が検出される。
第一負荷21の温度が検出された後、開閉器SW3はoffとなる。その後、第二負荷31の加熱が開始されてから第一制御周期が経過したタイミングになると、開閉器SW2がoffとなり、この開閉器SW2がoffの期間において、切替素子SW4によって接続ノードN3と接続ノードN2が接続され、更に、開閉器SW3がonとなる。これにより、第二負荷31の温度が検出される。第二負荷31の温度が検出された後、開閉器SW3はoffとなり、切替素子SW4によって接続ノードN3と接続ノードN1が接続される。その後は、期間Txと同じ動作が繰り返される。
そして、エアロゾルの生成要求が終了されると(図9のエアロゾル生成要求終了)、切替素子SW4によって接続ノードN3と接続ノードN2が接続され、その後、第二負荷31の加熱と、第二負荷31の温度検出が交互に行われる香味源加熱期間が開始される。
以上の第一変形例の動作では、第一負荷21の加熱及び温度検出を行うエアロゾル生成期間において、第二負荷31の加熱及び温度検出が継続される。このため、エアロゾルの生成要求が開始された時点で、香味源33の温度が目標温度に達していない場合でも、エアロゾル生成期間において香味源33の温度を目標温度に到達させることができる。この結果、安定した香喫味を実現できる。また、第一変形例の動作によれば、エアロゾル生成期間においては、第一負荷21と第二負荷31を同時に加熱することができる。このため、所望の香喫味を持つエアロゾルを効率的に生成できる。また、第二負荷31の加熱中に、第一負荷21の温度検出が行われるため、第一負荷21の温度を用いることで、第一負荷21の温度制御を高精度に行うことができ、安定した量のエアロゾルを生成できる。
なお、図9の例では、エアロゾル生成期間において、第二負荷31の温度検出タイミングを、第一負荷21と第二負荷31の両方の加熱が行われない期間としているが、これに限らない。例えば、図10に示すように、エアロゾル生成期間において、第二負荷31の加熱を行っておらず且つ第一負荷21の加熱を行っている期間に、第二負荷31の温度検出を行ってもよい。このようにすることで、第一負荷21と第二負荷31の各々の加熱制御の周期を短くすることができ、所望の香喫味を持つエアロゾルを効率的に生成できる。
(エアロゾル生成装置の動作の第二変形例)
図11は、エアロゾル生成装置1の動作の第二変形例を説明するためのタイミングチャートである。図11の動作は、香味源加熱期間においても第一負荷21の温度検出を行う点が図8と相違する。具体的には、図11において楕円状の破線で囲った部分のみが図8と相違している。
すなわち、香味源加熱期間において、第二負荷31の加熱が行われている期間中に、切替素子SW4によって接続ノードN3と接続ノードN1が接続され、更に、開閉器SW3がonとなる。これにより、第一負荷21に印加される電圧がオペアンプOP1に入力され、ADC50bの出力に基づいて、第一負荷21の温度が検出される。第一負荷21の温度検出後は、切替素子SW4によって接続ノードN3と接続ノードN2が接続され、更に、開閉器SW3がoffとなる。
以上の第二変形例の動作では、香味源加熱期間において第一負荷21の温度検出がなされるため、エアロゾル生成前における第一負荷21の温度管理が可能となる。このように、エアロゾル生成前に第一負荷21の温度管理が可能となることで、第一負荷21の過熱防止や適切な量のエアロゾル生成が可能になる。
なお、第二変形例の動作では、香味源加熱期間における第一負荷21の温度検出処理の実行間隔を、香味源加熱期間における第二負荷31の温度検出処理の実行間隔よりも長くすることが好ましい。香味源加熱期間においては、香味源33を目標温度に到達させる必要があることから、第二負荷31の温度は高頻度で検出することが望ましい。一方、第一負荷21の温度については、第一負荷21の温度管理が目的であることから、低頻度で検出を行っても問題ない。このように、香味源加熱期間における第一負荷21の温度検出頻度を低くすることで、消費電力を低減することができる。
(電源ユニットの内部構成の変形例)
図12は、図5の電源ユニットの内部構成の変形例を示す模式図である。図12に示す電源ユニット10は、開閉器SW1〜SW3及び抵抗素子Rsが削除され、代わりに、並列回路C1と、並列回路C2と、が追加された構成である。
並列回路C1は、DC/DCコンバータ51の出力に接続されている。並列回路C1は、開閉器SW5と、抵抗素子Rs1及び開閉器SW6の直列回路とが並列接続されたものである。抵抗素子Rs1は、第一負荷21の温度検出のための回路素子であり、抵抗素子Rsと同様、既定の電気抵抗値を持つものである。並列回路C1の出力と第一負荷21とが接続ノードN4において接続される。
並列回路C2は、DC/DCコンバータ52の出力に接続されている。並列回路C2は、開閉器SW7と、抵抗素子Rs2及び開閉器SW8の直列回路とが並列接続されたものである。抵抗素子Rs2は、第二負荷31の温度検出のための回路素子であり、抵抗素子Rsと同様、既定の電気抵抗値を持つものである。並列回路C2の出力と第二負荷31とが接続ノードN5において接続される。
切替素子SW4は、オペアンプOP1の非反転入力端子と接続ノードN4とを接続する状態と、オペアンプOP1の非反転入力端子と接続ノードN5とを接続する状態と、を切り替える。
図12の電源ユニット10では、切替素子SW4を接続ノードN4に接続した状態で、開閉器SW5をon、開閉器SW6をoffに制御することで、第一負荷21の加熱が可能である。また、切替素子SW4を接続ノードN4に接続した状態で、開閉器SW5をoff、開閉器SW6をonに制御することで、第一負荷21の温度検出が可能である。なお、第一負荷21の加熱中及び温度検出中でも、開閉器SW7をon、開閉器SW8をoffに制御することで、第二負荷31の加熱が可能である。また、第一負荷21の加熱中でも、切替素子SW4を接続ノードN5に接続し、開閉器SW7をoff、開閉器SW8をonに制御することで、第二負荷31の温度検出が可能である。
また、切替素子SW4を接続ノードN5に接続した状態で、開閉器SW7をon、開閉器SW8をoffに制御することで、第二負荷31の加熱が可能である。また、切替素子SW4を接続ノードN5に接続した状態で、開閉器SW7をoff、開閉器SW8をonに制御することで、第二負荷31の温度検出が可能である。なお、第二負荷31の加熱中及び温度検出中でも、開閉器SW5をon、開閉器SW6をoffに制御することで、第一負荷21の加熱が可能である。また、第二負荷31の加熱中でも、切替素子SW4を接続ノードN4に接続し、開閉器SW5をoff、開閉器SW6をonに制御することで、第一負荷21の温度検出が可能である。
図12の構成によれば、第一負荷21の温度検出用の抵抗素子Rs1と、第二負荷31の温度検出用の抵抗素子Rs2とを個別に設けているため、第一負荷21と第二負荷31とで温度−抵抗値特性が大きく異なる場合でも、特性にあわせた抵抗素子の電気抵抗値の設計が可能となり、温度検出を容易に行うことができる。また、図12の構成では、第一負荷21の温度を検出する際には、DC/DCコンバータ51が昇圧を行わないようにすることで、抵抗素子Rs1と第一負荷21の直列回路に出力電圧V1を供給することができる。同様に、第二負荷31の温度を検出する際には、DC/DCコンバータ52が昇圧を行わないようにすることで、抵抗素子Rs2と第二負荷31の直列回路に出力電圧V1を供給することができる。これにより、オペアンプOP1の出力レンジをフルに活用できるため、温度検出精度を高めることができる。
ここまで説明してきたエアロゾル生成装置1では、吸引回数又は累積放電時間に基づいて、香味源33の目標温度を設定するものとした。この吸引回数又は累積放電時間は、前述したように、香味源33に含まれる香味成分の残量に反比例するパラメータである。したがって、エアロゾルの生成のために第一負荷21に供給した電力量等のパラメータに基づいて、香味源33の香味成分残量を演算によって導出し、この香味成分残量に基づいて、香味源33の目標温度を設定するようにしてもよい。
また、エアロゾル生成装置1では、エアロゾル源22を加熱する第一負荷21と香味源33を加熱する第二負荷31との2つの加熱対象物の温度の検出を単一のオペアンプにて行うものとした。しかし、本発明は、複数の加熱対象物をそれぞれ加熱し且つ電気抵抗値と温度が相関を持つ負荷に放電可能な電源を有するエアロゾル生成装置の電源ユニットに適用可能である。
例えば、2つのエアロゾル源と各エアロゾル源を加熱する負荷とを有するエアロゾル生成装置を想定した場合、この2つの負荷の温度を検出するための回路を、前述した第一負荷21と第二負荷31の温度を検出するための回路と同じ構成としてもよい。または、2つの香味源と各香味源を加熱する負荷とを有するエアロゾル生成装置を想定した場合、この2つの負荷の温度を検出するための回路を、前述した第一負荷21と第二負荷31の温度を検出するための回路と同じ構成としてもよい。または、エアロゾル源は1つであるが、これを加熱する負荷が複数存在するエアロゾル生成装置を想定した場合、この2つの負荷の温度を検出するための回路を、前述した第一負荷21と第二負荷31の温度を検出するための回路と同じ構成としてもよい。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1)
香味が付加されたエアロゾルを吸引可能なエアロゾル生成装置(エアロゾル生成装置1)の電源ユニット(電源ユニット10)であって、
エアロゾル源(エアロゾル源22)を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第一負荷(第一負荷21)と、上記エアロゾル源から生成されたエアロゾルに香味成分を付加する香味源(香味源33)を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第二負荷(第二負荷31)と、に放電可能な電源(電源12)と、
所定の電気抵抗値を持つ回路素子(抵抗素子Rs、又は、抵抗素子Rs1及び抵抗素子Rs2)と、
上記回路素子と上記第一負荷を直列接続する第一状態と、上記回路素子と上記第二負荷を直列接続する第二状態と、を切り替え可能に構成される切替素子(切替素子SW4、又は、開閉器SW6及び開閉器SW8)と、
上記第一状態において上記回路素子と上記第一負荷の第一直列回路のうちの上記第一負荷に印加される電圧が入力され、上記第二状態において上記回路素子と上記第二負荷の第二直列回路のうちの上記第二負荷に印加される電圧が入力されるオペアンプ(オペアンプOP1)と、
上記オペアンプの出力に基づいて上記第一負荷と上記第二負荷の各々の温度を検出する処理装置(MCU50のプロセッサ)と、を備え、
上記処理装置は、上記オペアンプの出力に基づく上記第一負荷の温度検出処理と、上記オペアンプの出力に基づく上記第二負荷の温度検出処理とを、上記切替素子を制御して異なる期間にて実行するエアロゾル生成装置の電源ユニット。
(1)によれば、単一のオペアンプによって第一負荷の温度と第二負荷の温度を検出可能になる。このため、例えば第一負荷の温度検出用のオペアンプと第二負荷の温度検出用のオペアンプを設ける構成と比較して、電源ユニットの回路面積を削減でき、小型化、低コスト化、低消費電力化を実現できる。
(2)
(1)記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
上記回路素子は、上記第一直列回路と上記第二直列回路とで共通化されており、
上記切替素子は、上記第一負荷及び上記第二負荷と上記回路素子との間に接続されており、
上記オペアンプの入力端子は、上記切替素子と上記回路素子との接続ノード(接続ノードN3)に接続されているエアロゾル生成装置の電源ユニット。
(2)によれば、回路素子が第一直列回路と第二直列回路で共通化されているため、電源ユニットの回路面積を削減でき、小型化と低コスト化を実現できる。
(3)
(2)記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
上記第一直列回路と上記第二直列回路の各々に入力される電圧(出力電圧V1)と、上記オペアンプの電源電圧(出力電圧V1)とが同じ値であるエアロゾル生成装置の電源ユニット。
(3)によれば、オペアンプの差動入力電圧がオペアンプの電源電圧未満となるため、オペアンプの出力レンジをフル活用することができ、負荷の温度検出精度を高めることができる。
(4)
(2)又は(3)記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
上記第一負荷に直列接続され、導通することで上記電源から上記第一負荷への加熱のための放電が可能となる第一スイッチング素子(開閉器SW1)と、
上記第二負荷に直列接続され、導通することで上記電源から上記第二負荷への加熱のための放電が可能となる第二スイッチング素子(開閉器SW2)と、を備え、
上記第一負荷と上記第一スイッチング素子の接続ノード(接続ノードN1)と、上記第二負荷と上記第二スイッチング素子の接続ノード(接続ノードN2)との各々に上記切替素子が接続されているエアロゾル生成装置の電源ユニット。
(4)によれば、第一負荷と第二負荷の一方の加熱中に、第一負荷と第二負荷の他方の温度を検出することができる。このため、第一負荷と第二負荷の加熱を行っていない期間に、第一負荷と第二負荷の温度を検出する構成と比較すると、効率的な温度検出が可能となる。
(5)
(4)記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
上記処理装置は、
エアロゾルの生成要求を受けると、上記第一スイッチング素子を制御して上記第一負荷の加熱を開始し、
上記第一負荷の加熱を行っている期間に、上記第二負荷の温度検出処理を行うエアロゾル生成装置の電源ユニット。
(5)によれば、エアロゾルの生成中に第二負荷の温度検出がなされるため、エアロゾルの生成中における香味源の温度を目標値に高精度に維持することが可能になる。この結果、安定した香喫味を持つエアロゾルを生成できる。
(6)
(5)記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
上記処理装置は、
上記生成要求を受けている間に、上記第二スイッチング素子を制御して上記第二負荷の加熱を行う加熱制御を行い、その加熱制御を行っている期間に、上記第一負荷の温度検出処理を行うエアロゾル生成装置の電源ユニット。
(6)によれば、エアロゾルの生成中に第二負荷の加熱がなされるため、エアロゾルの生成中における香味源の温度を目標値に高精度に維持することができる。この結果、安定した香喫味を持つエアロゾルを生成できる。また、第二負荷の加熱中に第一負荷の温度検出が行われるため、この第一負荷の温度を用いることで、第一負荷の温度制御を高精度に行うことができ、安定した量のエアロゾルを生成できる。
(7)
(4)記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
上記処理装置は、
エアロゾルの生成要求を受ける前に、上記第二負荷の温度検出処理と、上記第二スイッチング素子を制御して上記第二負荷の加熱を行う加熱制御とを行い、
上記第二負荷の加熱制御を行っている期間に、上記第一負荷の温度検出処理を行うエアロゾル生成装置の電源ユニット。
(7)によれば、エアロゾルの生成前に第二負荷の温度検出と加熱制御が行われる。このため、エアロゾルの生成要求がなされたときに、香味源を目標とする温度まで到達させることができ、安定した香喫味を持つエアロゾルを生成できる。また、第二負荷の加熱制御を行っている期間に第一負荷の温度検出がなされるため、エアロゾル生成前における第一負荷の状態を効率よく把握することができる。
(8)
(7)記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
上記処理装置は、
上記生成要求を受ける前に行う上記第一負荷の温度検出処理の実行間隔を、上記生成要求を受ける前に行う上記第二負荷の温度検出処理の実行間隔よりも長くするエアロゾル生成装置の電源ユニット。
(8)によれば、エアロゾル生成前における第一負荷の温度検出は、エアロゾル生成前における第二負荷の温度検出よりも低頻度で行われる。このため、電源効率を高めて省電力化が可能になる。
(9)
エアロゾルを吸引可能なエアロゾル生成装置(エアロゾル生成装置1)の電源ユニット(電源ユニット10)であって、
第一対象物(エアロゾル源22)を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第一負荷(第一負荷21)と、上記第一対象物とは異なる第二対象物(香味源33)を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第二負荷(第二負荷31)と、に放電可能な電源(電源12)と、
所定の電気抵抗値を持つ回路素子(抵抗素子Rs、又は、抵抗素子Rs1及び抵抗素子Rs2)と、
上記回路素子と上記第一負荷を直列接続する第一状態と、上記回路素子と上記第二負荷を直列接続する第二状態と、を切り替え可能に構成される切替素子(切替素子SW4、又は、開閉器SW6及び開閉器SW8)と、
上記第一状態において上記回路素子と上記第一負荷の第一直列回路のうちの上記第一負荷に印加される電圧が入力され、上記第二状態において上記回路素子と上記第二負荷の第二直列回路のうちの上記第二負荷に印加される電圧が入力されるオペアンプ(オペアンプOP1)と、
上記オペアンプの出力に基づいて上記第一負荷と上記第二負荷の各々の温度を検出する処理装置(MCU50のプロセッサ)と、を備え、
上記処理装置は、上記オペアンプの出力に基づく上記第一負荷の温度検出処理と、上記オペアンプの出力に基づく上記第二負荷の温度検出処理とを、上記切替素子を制御して異なる期間にて実行するエアロゾル生成装置の電源ユニット。
(9)によれば、単一のオペアンプによって第一負荷の温度と第二負荷の温度を検出可能になる。このため、例えば第一負荷の温度検出用のオペアンプと第二負荷の温度検出用のオペアンプを設ける構成と比較して、電源ユニットの回路面積を削減でき、小型化、低コスト化、低消費電力化を実現できる。
1 エアロゾル生成装置
10 電源ユニット
11a トップ部
11b ボトム部
11 電源ユニットケース
12 電源
14 操作部
15 吸気センサ
20 第1カートリッジ
21 第一負荷
31 第二負荷
22 エアロゾル源
23 リザーバ
24 ウィック
25 エアロゾル流路
26a カートリッジ収容部
26b 連通路
26 エンドキャップ
27 カートリッジケース
30 第2カートリッジ
32 吸口
33 香味源
41 放電端子
42 空気供給部
43 充電端子
45 第1通知部
46 第2通知部
50a メモリ
50b ADC
50 MCU
51、52 DC/DCコンバータ
55A 充電IC
60 LDOレギュレータ
SW1、SW2、SW3、SW5、SW6、SW7、SW8 開閉器
SW4 切替素子
Rs、Rs1、Rs2 抵抗素子
OP1 オペアンプ
N1〜N5 接続ノード
C1、C2 並列回路

Claims (9)

  1. 香味が付加されたエアロゾルを吸引可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
    エアロゾル源を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第一負荷と、前記エアロゾル源から生成されたエアロゾルに香味成分を付加する香味源を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第二負荷と、に放電可能な電源と、
    所定の電気抵抗値を持つ回路素子と、
    前記回路素子と前記第一負荷を直列接続する第一状態と、前記回路素子と前記第二負荷を直列接続する第二状態と、を切り替え可能に構成される切替素子と、
    前記第一状態において前記回路素子と前記第一負荷の第一直列回路のうちの前記第一負荷に印加される電圧が入力され、前記第二状態において前記回路素子と前記第二負荷の第二直列回路のうちの前記第二負荷に印加される電圧が入力されるオペアンプと、
    前記オペアンプの出力に基づいて前記第一負荷と前記第二負荷の各々の温度を検出する処理装置と、を備え、
    前記処理装置は、前記オペアンプの出力に基づく前記第一負荷の温度検出処理と、前記オペアンプの出力に基づく前記第二負荷の温度検出処理とを、前記切替素子を制御して異なる期間にて実行するエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  2. 請求項1記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
    前記回路素子は、前記第一直列回路と前記第二直列回路とで共通化されており、
    前記切替素子は、前記第一負荷及び前記第二負荷と前記回路素子との間に接続されており、
    前記オペアンプの入力端子は、前記切替素子と前記回路素子との接続ノードに接続されているエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  3. 請求項2記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
    前記第一直列回路と前記第二直列回路の各々に入力される電圧と、前記オペアンプの電源電圧とが同じ値であるエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  4. 請求項2又は3記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
    前記第一負荷に直列接続され、導通することで前記電源から前記第一負荷への加熱のための放電が可能となる第一スイッチング素子と、
    前記第二負荷に直列接続され、導通することで前記電源から前記第二負荷への加熱のための放電が可能となる第二スイッチング素子と、を備え、
    前記第一負荷と前記第一スイッチング素子の接続ノードと、前記第二負荷と前記第二スイッチング素子の接続ノードとの各々に前記切替素子が接続されているエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  5. 請求項4記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
    前記処理装置は、
    エアロゾルの生成要求を受けると、前記第一スイッチング素子を制御して前記第一負荷の加熱を開始し、
    前記第一負荷の加熱を行っている期間に、前記第二負荷の温度検出処理を行うエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  6. 請求項5記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
    前記処理装置は、
    前記生成要求を受けている間に、前記第二スイッチング素子を制御して前記第二負荷の加熱を行う加熱制御を行い、当該加熱制御を行っている期間に、前記第一負荷の温度検出処理を行うエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  7. 請求項4記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
    前記処理装置は、
    エアロゾルの生成要求を受ける前に、前記第二負荷の温度検出処理と、前記第二スイッチング素子を制御して前記第二負荷の加熱を行う加熱制御とを行い、
    前記第二負荷の加熱制御を行っている期間に、前記第一負荷の温度検出処理を行うエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  8. 請求項7記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
    前記処理装置は、
    前記生成要求を受ける前に行う前記第一負荷の温度検出処理の実行間隔を、前記生成要求を受ける前に行う前記第二負荷の温度検出処理の実行間隔よりも長くするエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  9. エアロゾルを吸引可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
    第一対象物を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第一負荷と、前記第一対象物とは異なる第二対象物を加熱し且つ温度と電気抵抗値が相関を持つ第二負荷と、に放電可能な電源と、
    所定の電気抵抗値を持つ回路素子と、
    前記回路素子と前記第一負荷を直列接続する第一状態と、前記回路素子と前記第二負荷を直列接続する第二状態と、を切り替え可能に構成される切替素子と、
    前記第一状態において前記回路素子と前記第一負荷の第一直列回路のうちの前記第一負荷に印加される電圧が入力され、前記第二状態において前記回路素子と前記第二負荷の第二直列回路のうちの前記第二負荷に印加される電圧が入力されるオペアンプと、
    前記オペアンプの出力に基づいて前記第一負荷と前記第二負荷の各々の温度を検出する処理装置と、を備え、
    前記処理装置は、前記オペアンプの出力に基づく前記第一負荷の温度検出処理と、前記オペアンプの出力に基づく前記第二負荷の温度検出処理とを、前記切替素子を制御して異なる期間にて実行するエアロゾル生成装置の電源ユニット。
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