JP6833832B2 - マイクロ波透過領域を有するマイクロ波モードスターラ装置 - Google Patents

マイクロ波透過領域を有するマイクロ波モードスターラ装置 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本願は、2015年9月30日に出願された米国仮特許出願第62/234,755号による優先権を主張するものであり、その内容に依拠すると共に、その全体を参照して本明細書に組み込む。
本開示は、マイクロ波用途で用いられるモードスターラに関し、具体的には、セラミック形成材料を乾燥させるために用いられるようなマイクロ波乾燥器において用いられる、マイクロ波透過領域を有するマイクロ波モードスターラ装置に関する。
工業用途において、例えば、医薬品、植物およびハーブ、木材、食品、およびセラミック形成材料等の品物を加熱および乾燥させるために、マイクロ波が用いられる。
幾つかのタイプのマイクロ波オーブン、特に、未焼成セラミック形成材料を乾燥させるために用いられるマイクロ波オーブンでは、マイクロ波チャンバ内において複数のマイクロ波モードが共振し得る。そのようなマイクロ波モードは、セラミック材料の非効率なおよび/または不均等な乾燥につながり得る。
本開示の1つの態様は、少なくとも1つのマイクロ波放射源からのマイクロ波放射を撹拌するためのモードスターラ装置である。モードスターラ装置は、マイクロ波放射を実質的に反射する本体を有する撹拌部材であって、外周と中心軸とを有し、該中心軸の周囲を回転可能な撹拌部材と、本体の外周の内側に形成された複数のマイクロ波透過領域であって、マイクロ波放射を実質的に透過させるよう構成されたマイクロ波透過領域とを含む。
本開示の別の態様は、セラミック形成未焼成体を乾燥させるためのマイクロ波乾燥器の内部にある少なくとも1つのマイクロ波出力ポートによって発せられるマイクロ波放射を撹拌するためのモードスターラ装置である。この装置は、中心軸、上面および底面、並びに複数のマイクロ波透過領域を有するコルゲート状の円錐形の本体と、近位端部および遠位端部を有する駆動軸であって、近位端部が、中心軸に沿った位置においてコルゲート状の円錐形の本体に動作可能に取り付けられた、駆動軸と、駆動軸の遠位端部に動作可能に取り付けられた駆動モータとを含む。
本開示の別の態様は、少なくとも1つのマイクロ波出力ポートから発せられるマイクロ波放射を用いて、乾燥チャンバ内のセラミック形成未焼成体を乾燥させる方法である。この方法は、発せられたマイクロ波放射の一部分を、回転するモード撹拌部材を用いて反射する工程であって、反射される一部分がマイクロ波パワーPRを有する、工程と、マイクロ波放射の別の一部分を、回転するモード撹拌部材のマイクロ波透過領域を通して透過させる工程であって、透過される一部分がマイクロ波パワーPTを有し、PT/PRの比率が0.01≦PT/PR≦0.5の範囲内である、工程と、マイクロ波の透過された一部分およびマイクロ波の反射された一部分がセラミック形成未焼成体に入射している間、セラミック形成未焼成体を、乾燥チャンバを通して移動させる工程とを含む。
本開示の別の態様は、セラミック形成未焼成体を乾燥させるためのマイクロ波乾燥システム、または「マイクロ波オーブン」である。マイクロ波オーブンは、マイクロ波乾燥のためにセラミック形成未焼成体を内部に配置可能なマイクロ波チャンバと、マイクロ波チャンバ内へとマイクロ波を発するマイクロ波源と、マイクロ波チャンバ内に配設された回転可能なモード撹拌部材であって、マイクロ波を実質的に反射する本体を有する回転可能なモード撹拌部材とを含み、回転可能なモード撹拌部材の本体は、外周と、外周の内側にある複数のマイクロ波透過領域とを含み、マイクロ波透過領域がマイクロ波を実質的に透過させて、マイクロ波透過領域が存在しない場合と比較してより均一なセラミック形成未焼成体のマイクロ波乾燥を提供する。
更なる特徴および長所は、以下の詳細な説明で述べられると共に、部分的にはその説明から当業者に自明であり、または、明細書、特許請求の範囲、および添付の図面に記載されているように実施形態を実施することによって認識される。上記の概要説明および以下の詳細な説明は、単に例示的なものであり、特許請求の範囲の性質および特徴を理解するための概観または枠組みを提供することを意図したものであることを理解されたい。
本明細書において示され説明される実施形態による、湿ったセラミック形成未焼成体を加熱して乾燥させるための例示的なマイクロ波乾燥器システムの模式図 図1の例示的なマイクロ波乾燥器システムの断面図 図1のマイクロ波乾燥器システムの一部分の上面図 本開示による例示的なモードスターラ装置の上方斜視図 本開示による例示的なモードスターラ装置の下方斜視図 図4Bのモードスターラ装置の例示的なモード撹拌部材の上面図 I1に拡大して示すように、マイクロ波透過領域のうちの少なくとも幾つかがマイクロ波透過材料を含む、単一のS字形状のブレードによって画成される例示的なモード撹拌部材の上方斜視図 円形の平板の形態を有する例示的なモード撹拌部材の、中心軸ACが回転軸AXに関して角度をつけて配置されたモード撹拌部材を示す、上方斜視図 4つのブレードを含む例示的なモード撹拌部材の上方斜視図 3つの楔形のブレードを含む例示的なモード撹拌部材の上面図 ブレードが水平な(x−z)平面に関して角度をつけられた、モード撹拌部材の例示的なブレードの上方斜視図 マイクロ波透過領域の7通りの異なる例示的な形状のうちの1つ、およびそれに対応する最大寸法dを示す(例示的な形状は円形である) マイクロ波透過領域の7通りの異なる例示的な形状のうちの1つ、およびそれに対応する最大寸法dを示す(例示的な形状は楕円形である) マイクロ波透過領域の7通りの異なる例示的な形状のうちの1つ、およびそれに対応する最大寸法dを示す(例示的な形状は正方形である) マイクロ波透過領域の7通りの異なる例示的な形状のうちの1つ、およびそれに対応する最大寸法dを示す(例示的な形状は長方形である) マイクロ波透過領域の7通りの異なる例示的な形状のうちの1つ、およびそれに対応する最大寸法dを示す(例示的な形状は多角形(例えば、六角形)である) マイクロ波透過領域の7通りの異なる例示的な形状のうちの1つ、およびそれに対応する最大寸法dを示す(例示的な形状は不規則形状である) マイクロ波透過領域の7通りの異なる例示的な形状のうちの1つ、およびそれに対応する最大寸法dを示す(例示的な形状は外周における凹部である) マイクロ波加熱チャンバ内に配設されたモードスターラ装置の例示的な構成の等角図 図7Aの例示的なモードスターラ装置の断面模式図 従来のモードスターラを用いたマイクロ波乾燥器についての、例示的なセラミック形成未焼成体の長さL(インチ)と対比した、積分された散逸マイクロ波パワーPD(相対単位)のプロット(積分パワー散逸が、破線によって示されている値の周囲においてばらついていることが示されている) 本明細書において開示されるモードスターラ装置を用いた同じマイクロ波乾燥についての図8Aと類似のプロット(このプロットは、破線の周囲における積分パワー散逸のばらつきが低減されたことを示している)
添付の図面は、更なる理解を提供するために含まれ、本明細書に組み込まれてその一部をなすものである。図面は1以上の実施形態を示しており、詳細な説明と共に、様々な実施形態の原理および作用を説明する役割をするものである。従って、以下の詳細な説明を、添付の図面と共に読めば、本開示がより完全に理解されよう。
以下、本開示の様々な実施形態を詳細に参照する。それらの例が添付の図面に示されている。可能な場合には常に、同一または類似の部分を参照するために、図面を通して同一または類似の参照番号および記号が用いられる。図面は必ずしも縮尺通りではなく、本開示の主要な態様を示すために図面が簡略化されている部分は当業者に認識されよう。
後述する特許請求の範囲は、この詳細な説明に組み込まれてその一部をなすものである。
一部の図面には、参照のためにデカルト座標が示されているが、これらは、方向または向きに関する限定を意図しない。
以下の議論において、セラミック形成未焼成体を参照して用いられる「シリンダ形状」という用語は、円形に限定されない断面形状を有する物体を記述するために用いられる。
米国特許第6,269,078号明細書、同第6,445,826号明細書、同第6,706,223号明細書、同第7,596,885号明細書、同第7,862,764号明細書、同第8,020,314号明細書、同第8,729,436号明細書、および米国特許出願公開第2013/0133220号明細書を参照して本明細書に組み込む。
セラミックに基づく製品(例えば、ハニカム構造を有する基体およびフィルタ等)の製造において、マイクロ波乾燥が用いられ得る。セラミックに基づくフィルタおよび基体は、セラミック形成バッチ材料の押出し成形によって形成される。次に、押出し成形された湿った未焼成製品は、切断されて処理され、処理は、一例では、湿った未焼成製品をマイクロ波乾燥システムに通すことを含む。最終的な製品に悪影響を与える亀裂、クラック、サイズの変化等を回避するために、湿った未焼成製品は均等に乾燥するのが理想的である。
例えば、誘電特性、製品の幾何形状(即ち、サイズ、形状、長さ等)、製品相互の近接、およびマイクロ波乾燥器構成の等の幾つかのパラメータの全てが、所与の湿った未焼成製品がどの程度均等に乾燥するかに寄与する。
一部のケースでは、マイクロ波乾燥器内においてマイクロ波エネルギーを混合または分散するために、モードスターラ装置が用いられる。マイクロ波は、マイクロ波源に動作可能に接続されたマイクロ波導波路の端部にあるマイクロ波ポートを介して、マイクロ波乾燥器の内部へと発せられ得る。乾燥器の内部では、マイクロ波のエネルギーはマイクロ波モードの分布を有し、モードは、主に、マイクロ波乾燥器の幾何形状、マイクロ波の波長、および1以上の導波路ポートの位置によって定められる。
モードは、マイクロ波乾燥器内におけるエネルギーの均等な分布を示さない場合があるので、マイクロ波乾燥器を通過するセラミック形成未焼成体の不均等な乾燥に寄与し得る。従って、一部のケースでは、マイクロ波エネルギーのより均一な分布、およびそれに従ってより均等なマイクロ波加熱を設けるために、モードを混合する、即ち、マイクロ波エネルギーを分散させるためのモードスターラ装置が用いられ得る。
マイクロ波乾燥器システム
図1は、本明細書において示され説明される実施形態による、湿ったセラミック形成未焼成体132を加熱して乾燥させるための例示的なマイクロ波乾燥器システム(または「マイクロ波オーブン」)100の模式図である。図2は、図1の例示的なマイクロ波乾燥器システム100の断面図である。図3は、図1のマイクロ波乾燥器システム100の一部分の上面図である。
図1〜図3を参照すると、マイクロ波乾燥器100は、側壁104、入口106、出口108、上部110、および底部112を有するマイクロ波加熱チャンバ102を含む。側壁104、上部110、および底部112は、チャンバ内部114を画成する。一実施形態では、側壁104、上部110、および底部112は、200℃の範囲内の温度における高い導電性および酸化耐性を示し得る、マイクロ波を通さない非磁性材料から形成され得る。マイクロ波加熱チャンバ102の上部110、底部112、および側壁104の各々は、絶縁体(例えば、ガラスファイバまたはそれに相当する絶縁性材料)の層が間に配設された内側シェルおよび外側シェルを含み得る。
連続したスループットを容易にするために、マイクロ波乾燥器100は、チャンバ内部114を通してセラミック形成未焼成体132を輸送するための輸送システム120を含み得る。輸送システム120は、マイクロ波加熱チャンバ102のチャンバ内部114を通って入口106から出口108まで延びていてもよい。一実施形態では、輸送システム120は、z方向に走行してチャンバ内部114を通過するコンベア122(例えば、ベルトまたはチェーンリンク)を含む。コンベア122は、入口106から出口108までz方向に移動するものであり、セラミック形成未焼成体132が個々に支持されるトレー130を担持する上面124を含む。セラミック形成未焼成体132はシリンダ形状であり、中心軸A1および軸方向の長さLを有する。一例では、セラミック形成未焼成体132は、中心軸lがx方向になるよう、即ち、コンベア122の移動方向に対して直角になるようトレー130上に支持される。マイクロ波加熱チャンバ102は、コンベア122の動作によってセラミック形成未焼成体132が連続してチャンバ内部114を通過し得るように構成され得る。
輸送システム120は、セラミック形成未焼成体132を、マイクロ波加熱チャンバ102を通して入口106から出口108まで搬送するための任意の適切なシステムを含み得ることを理解されたい。
マイクロ波乾燥器100は、波長λおよびそれに対応する周波数fを有するマイクロ波エネルギー(「マイクロ波」)152を発生するマイクロ波源150を含む。マイクロ波源150は、マイクロ波加熱チャンバ100のチャンバ内部114に動作可能に結合される。一例では、動作可能な結合は、マイクロ波加熱チャンバ102の上部110にある出力ポート156を有するマイクロ波導波路154を介したものである。例として、2つのマイクロ波導波路154および2つの出力ポート156が示されている。
例示的な実施形態では、マイクロ波源150は、パワー調節機能を有する従来のマグネトロンを含み得る。発生されるマイクロ波エネルギーの周波数fは、約900MHz(0.9GHz)より大きいものであり得る。一実施形態では、マイクロ波源によって発生されるマイクロ波エネルギーの周波数fは約10MHz〜約100GHzであり、より具体的には、米国における工業用のマイクロ波帯域に概ね対応する約1GHz〜約6GHzの周波数fである。
一般的に、マイクロ波源150は、発せられるマイクロ波のパワーを高々約200kWまで変えるよう動作可能であり得る。例えば、マイクロ波源150は、約915MHzの周波数fで100kWのパワーを有するマイクロ波エネルギー152を発生可能であり得る。このタイプのマグネトロンは、負荷(例えば、セラミック形成未焼成体中の水分の重量を含むマイクロ波加熱チャンバ内のセラミック形成未焼成体の総重量)、セラミック形成未焼成体の幾何学的構成、セラミック形成未焼成体の組成、セラミック形成未焼成体の配置、およびセラミック形成未焼成体がマイクロ波加熱チャンバを通過する速度を含むがそれらに限定されない幾つかの要因に応じて、セラミック未焼成体132内の温度を僅か1〜10分で乾燥温度まで急速に上昇させるのに十分なマイクロ波エネルギーを発生し得る。
一例では、マイクロ波源150とマイクロ波加熱チャンバ102の上部110との間には、チャンバ内部114から導波路154内に戻るよう反射されるマイクロ波エネルギー152および別様でマイクロ波源150に戻り得るマイクロ波エネルギー152を逸らすためのサーキュレータ(図示せず)が配設され得る。
マイクロ波源150の制御を容易にするために、マイクロ波源はプログラム可能論理コントローラ(PLC)160に電気的に結合され得る。PLC160は、マイクロ波源150によって発生されるマイクロ波エネルギーのパワーを変えるよう動作可能であり得る。一実施形態では、PLC160は、マイクロ波源150に、マイクロ波源150によって発生されるマイクロ波エネルギーのパワーを変えるための電気信号を送るよう動作可能であり得る。また、PLC160は、マイクロ波源150から、マイクロ波源150によって発生されているマイクロ波エネルギーのパワーを示す信号を受信するよう動作可能であり得る。
マイクロ波加熱チャンバ102の入口106および出口108には、チャンバ内部に向かうおよびチャンバ内部から出るセラミック形成未焼成体132の流れを可能にしつつ、チャンバ内部114からの放射の漏れを低減するためのシールド(図示せず)が備えられ得る。
一実施形態では、マイクロ波加熱チャンバ102は、チャンバ内部114が所与のマイクロ波周波数範囲内における多数の共振モードをサポートできるように、マルチモーダルであり得る。例示的な実施形態では、モードスターラ装置200は、モードスターラ駆動器310(例えば、モータ)によって駆動され、セラミック形成未焼成体132の加熱および乾燥を改善するために、チャンバ内部においてマイクロ波エネルギー152の改善された均一性を提供するよう(例えば、チャンバ102の上部110に隣接して、または上部110上に、および/または側面104、106、108上に)動作可能に配置される。ここで、モードスターラ装置200の実施形態を以下に述べる。
モードスターラ装置
図4Aおよび図4Bは、本明細書において開示される例示的なモードスターラ装置200の例の上方斜視図である。モードスターラ装置200は、モード撹拌部材(「撹拌部材」)210を含む。撹拌部材210は、様々な形状および構成を有してよく、その例を以下に述べる。図4Cは、図4Aのモードスターラ装置200の例示的なモード撹拌部材210の上面図である。
撹拌部材210は、本体211、中心軸AC、上面222、底面224、および外周226を有する。撹拌部材は、複数のマイクロ波透過領域250も含み、それらについてはより詳細に後述する。
モードスターラ装置200は、近位端部302および遠位端部304を有する駆動軸300も含む。近位端部302は撹拌部材210に動作可能に接続されており、遠位端部304は駆動モータ310に動作可能に取り付けられるか、または別様で駆動モータ310によって機械的に係合される。
図2、図3、および図4A〜図4Cに示されている例示的なモードスターラ装置200では、例示的な撹拌部材210は概ね円錐形状を有する。以下の議論では、説明を容易にするために、この特定の円錐形の撹拌部材210を参照するが、議論は、この特定の撹拌部材への参照によって限定されないことが理解されよう。
例示的な円錐形の撹拌部材以外にも、撹拌部材210には他の幾何形状が用いられてもよい。例えば、図5Aは、単一のS字形状のブレード213によって画成される例示的なモード撹拌部材210の上方斜視図であり、複数のマイクロ波透過領域のうちの少なくとも幾つかは、I1に拡大して示されているように、マイクロ波透過材料215を含む。
図5Bは、円形の平板の形態を有する例示的な撹拌部材210の上方斜視図である。撹拌部材210は、中心軸ACが回転軸AXに関して角度をつけて配置されており、従って、x−z平面内にある回転RPの水平な平面に関して角度がつけられている。
図5Cは、互いに関して90度に配置された4つのブレード213を含み、各ブレードが異なるサイズの複数のマイクロ波透過領域250を有する、例示的な撹拌部材210の上方斜視図である。
図5Dは、3つの楔形のブレードを含む別の例示的な撹拌部材210の上面図であり、各ブレードは、異なるサイズおよび異なる形状の複数のマイクロ波透過性領域250を含む。
図5Eは、例えば、図5Cに示されているような撹拌部材210の例示的なブレード213の上方斜視図であり、ブレードは水平な(x−z)平面に関して角度がつけられている。従って、上面222も角度のついた表面222Aを画成する。
再び図4A〜図4Cを参照すると、円錐形の撹拌部材210は、上面222において山214(図4Cの実線)および谷216(図4Cの破線)を画成するコルゲーション212を含む。コルゲーション212は、複数の角度のついた表面部分または面222Aと、中心軸AC上にある頂点APとを画成する。角度のついた表面部分または面222Aは、中心軸ACに対して垂直な平面(例えば、水平な平面またはx−z平面)に対して相対的に測定され得る。
以下に紹介して述べる図7Bも参照すると、円錐形の撹拌部材210は、半径r(図4C)と、頂点AP(図7B)における半角α(「頂点角度」)とを有する。一例では、頂点角度αは5度から90度未満(例えば、89度)までの範囲内であり、α=90度は、本体211が平板である実施形態に対応する。また、円錐形の撹拌部材210の本体211は、一例では10ミル〜200ミル(0.254ミリメートル〜5.08ミリメートル)の範囲内である厚さTHを有する。また、円錐形の撹拌部材210は、一例では24インチ〜72インチ(60.96センチメートル〜182.88センチメートル)の範囲内である最大寸法(例えば直径)Dを有する。一例では、基部直径は、導波路出力ポート156間の中心間間隔Sによって画成され、D≧Sであり、更に一例ではS≦D≦(1.5)Sである。また、円錐形の撹拌部材210は、ベースラインBLから頂点APまで測定される高さhを有する。
図4Aおよび図4Bの例示的な円錐形の撹拌部材210は、6つのコルゲーション212を示しており、コルゲーションの数Nは、山214の数Nまたは谷の数N216によって定められ、N=Nである。コルゲーションは、例えば図4Aに示されているような比較的鋭いものであってもよく、または、比較的滑らかもしくは丸みのあるものであってもよい。6つのコルゲーション212は、12面の角度のついた表面222Aを画成する。円錐形の撹拌部材210の円錐形の主な目的は、マイクロ波152を、導波路出力ポート152に戻るのではなくチャンバ102の壁104に向かうよう偏向させることである。同様に、角度のついた表面部分222Aは、モードスターラがその中心軸AC周りに回転する際に、表面222からのマイクロ波152の反射角度を変える役割をし、これは、以下に述べるように、チャンバ内部114においてマイクロ波モードを混合または「撹拌」する一助となる。
マイクロ波透過領域
上述のように、モードスターラ装置200の撹拌部材210は、本体211に形成された複数のマイクロ波透過領域250を含み、各マイクロ波透過領域250は内面251によって画成される。一例では、マイクロ波透過領域250は、上面222から底面224まで延びる複数の開口部または穿孔によって画成される。一例では、マイクロ波透過領域250は外周256の内側にある、即ち、内面251は外周と交差しない。別の例では、マイクロ波透過領域250のうちの少なくとも1つは本体211の外周226と交差して、外周に、外周から内側に延びる凹部(例えば、溝またはスロット)を形成する(以下で紹介して述べる図6Gを参照)。一例では、マイクロ波透過領域250の全ては外周226の内側にある、即ち、外周には凹部タイプのマイクロ波透過領域は形成されない。
一例では、マイクロ波透過領域は、本体211にわたって略均等に分布している。一例では、マイクロ波透過領域250は、マイクロ波透過領域内には本体211の固体材料が存在しないという意味で「穴」である。穴の形態のマイクロ波透過領域250の長所は、穴が、乾燥処理中に蒸気が撹拌部材210を通過するのを可能にする手段として作用できることであり、それによってセラミック形成未焼成体上に結露する機会が低減される。別の例では、マイクロ波透過領域250のうちの1以上には、マイクロ波透過材料215(例えば、図5Aに示されている上述のような誘電材料)が充填される。別の例では、マイクロ波透過領域250は、本体211にわたってランダムに分布している。
図4Aは、説明のために、円錐形の撹拌部材210の角度のついた表面222Aのうちの2つのみがマイクロ波透過領域250を有するものとして示している。一例では、全ての角度のついた表面222Aがマイクロ波透過領域を含む。図4Bは、直径dを有し、エッジ間間隔sだけ離間された2つの例示的な円形マイクロ波透過領域250の拡大図を含む。
また、一例では、マイクロ波透過領域250は略同じサイズを有する(即ち、全てのマイクロ波透過領域についてdが同じである)が、例えば図4Bの拡大図に示されているような別の例では、マイクロ波透過領域250は様々なサイズを有し得る(即ち、全てのマイクロ波透過領域についてdが同じである必要はない)。一例では、マイクロ波透過領域250が円形の形状ではない場合には、寸法dは、(例えば、楕円形状のマイクロ波透過領域の長軸に沿って測定された)最大寸法に対応する。
図6A〜図6Gは、マイクロ波透過領域250の7通りの異なる例示的な形状と、それらに対応する最大寸法dとを示しており、例示的な形状は、円形(図6A)、楕円形(図6B)、正方形(図6C)、長方形スリット(図6D)、多角形(例えば、六角形)(図6E)、不規則形状(図6F)、および外周226において凹部を形成する開口部(即ち、溝またはスロット)である。
一例では、撹拌部材210はM個のマイクロ波透過領域250を有し、Mは10〜1000である。一例では、円錐形の撹拌部材210の角度のついた各部分222Aは、5〜150個のマイクロ波透過領域250を含む。
一例では、マイクロ波透過領域250間の間隔sは均一である必要はない。例えば、間隔sは、本体211上におけるマイクロ波透過領域の位置の関数として変化してもよい。一例では、透過マイクロ波放射152Tに関して、マイクロ波透過領域の寸法dが0.025λ≦d≦0.5λの範囲内であるように、マイクロ波透過領域250のうちの少なくとも幾つかの寸法dはλ/15である。従って、約33cmの波長λを有するマイクロ波放射については、マイクロ波透過領域は、0.8cm〜16.5cmの範囲内の寸法dを有し得る。
透過マイクロ波放射152Tが実質的により高いことが所望される別の例では、マイクロ波透過領域のうちの少なくとも幾つかの寸法dは、d>0.5λの関係を満たし得る。
図7Aは、例示的なモードスターラ装置200の幾つかの例示的な幾何学的特性およびパラメータを示す等角図であり、図7Bは、図5Aのモードスターラのx−z平面における断面図である。
図2、図7A、および図7Bを参照すると、モードスターラ装置200の撹拌部材210は、撹拌部材がチャンバ内部114においてマイクロ波加熱チャンバ102の上面110に隣接し、且つ、1以上のマイクロ波出力ポート156と輸送システム120との間にあるように、駆動軸300によって支持されている。表面222(または、円錐形の撹拌部材210の場合には頂点AP)は、加熱チャンバ102の上面110から距離Hだけ離間している。マイクロ波152は、1以上の導波路出力ポート156の各々から発せられ、撹拌部材210に入射する。一方、駆動モータ310は、作動されると、駆動軸300を回転駆動し、それによって撹拌部材210がその中心軸AC周りに回転する。
発せられたマイクロ波152の一部分は、撹拌部材210の表面222から反射して、反射マイクロ波152Rを構成し、マイクロ波の別の一部分は、マイクロ波透過領域250を透過して、透過マイクロ波152Tを構成する。一例では、反射マイクロ波152Rは、加熱チャンバ102の壁106、上部110、および底部112のうちの少なくとも1つから反射してから、輸送システム120によってチャンバ内部114を通して搬送されているセラミック形成未焼成体132に到達する。透過マイクロ波152Tは、マイクロ波透過領域250を通って、より直接的な経路によってセラミック形成未焼成体132に到達する。
撹拌部材210の回転がマイクロ波152を「撹拌する」とは、チャンバ内部に静止したマイクロ波モードが確立されるのを防止するために、チャンバ内部114における反射マイクロ波152Rの方向が時変的に変えられることを意味する。撹拌部材210の回転によって、透過マイクロ波152の位置も時変的に移動する、即ち、撹拌部材は単にシャッターとして作用するのではない。マイクロ波152の撹拌は、少なくとも1つの角度のついた表面222Aを有する撹拌部材210(例えば、円錐形の撹拌部材210等)によって、または、例えば、図5Cの例示的な撹拌部材に示されているように、撹拌部材自体を水平な平面に関して角度をつけて配置することによって、容易になる。撹拌部材210の例示的な回転速度は1回転/分(RPM)〜20RPMである。
一例では、少なくとも1つのマイクロ波出力ポート156から最初に発せられるマイクロ波152はマイクロ波パワーPEを有し、一方、反射マイクロ波152Rはマイクロ波パワーPRを有し、透過マイクロ波はマイクロ波パワーPTを有する。マイクロ波透過領域は、セラミック形成未焼成体132の乾燥の均一性を最適化するために、反射マイクロ波放射152Rと透過マイクロ波放射152Tとの相対的な量を調整するために用いられ得る。一例では、マイクロ波透過領域は、パワー比PT/PRが0.01≦PT/PR≦0.5、別の例では0.05≦PT/PR≦0.5、更に別の例では0.1≦PT/PR≦0.5の範囲内であるように構成される。
一例では、撹拌部材210およびそのマイクロ波透過領域250を用いることにより、セラミック形成未焼成体132の加熱(およびそれに従って乾燥)は、マイクロ波透過領域を含まない同じ撹拌部材210を用いた(即ち、「中実の」または「穿孔されていない」撹拌部材を用いた)場合と比較して、より均一になる。一例では、セラミック形成未焼成体132にわたる加熱(およびそれに従って乾燥)の均一性の改善は、セラミック形成未焼成体に湿った領域が存在しないことによって明らかになる。本明細書において開示されるマイクロ波透過領域250を含まないモード撹拌装置を用いた乾燥中には、そのような湿った領域が生じることが見出された。ここで、「湿った領域」とは、(例えば、乾燥が完了した際に存在する液体含有量が最大量より少ないことによって定義される)所与の乾燥仕様を満たさないセラミック形成未焼成体132の領域を指す。
図8Aは、いかなるマイクロ波透過領域も含まない従来のモードスターラを用いた比較例のマイクロ波乾燥構成について、セラミック形成未焼成体132上において測定された、長さL(インチ)と対比した、積分された散逸マイクロ波パワーPD(相対単位)のプロットである。積分パワー散逸は、破線によって示されている約2の値の実質的に周囲においてばらついている。図8Bは、同じ乾燥構成についての、本明細書において開示されるモードスターラ装置200を用いた場合の、図8Aと類似のプロットである。このプロットは、破線の周囲における積分パワー散逸のばらつきが低減された(即ち、均一性が高まった)ことを示しており、セラミック形成未焼成体132乾燥させる際のマイクロ波パワーのばらつきの量の低減におけるモードスターラ装置200の有効性を示している。散逸パワーがばらつきの中心領域付近まで低減されることは、乾燥の不均一性の低減に直につながる。
添付の特許請求の範囲において定められる本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書に記載された本開示の好ましい実施形態に対して様々な変更が行われ得ることが、当業者には自明であろう。従って、本開示は、添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物の範囲内である変形および変更を網羅する。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
少なくとも1つのマイクロ波放射源からのマイクロ波放射を撹拌するためのモードスターラ装置において、
マイクロ波放射を実質的に反射する本体を有する撹拌部材であって、外周と中心軸とを有し、該中心軸の周囲を回転可能な撹拌部材と、
前記本体の前記外周の内側に形成された複数のマイクロ波透過領域であって、前記マイクロ波放射を実質的に透過させるよう構成されたマイクロ波透過領域と
を含むことを特徴とする装置。
実施形態2
前記本体が、前記中心軸に対して垂直な平面に対して相対的に測定された少なくとも1つの角度のついた表面を含む、実施形態1記載の装置。
実施形態3
前記少なくとも1つの角度のついた表面が、同じサイズおよび形状を有する複数の角度のついた表面を含む、実施形態1または2記載の装置。
実施形態4
前記撹拌部材が、頂点を有する概ね円錐形状を有し、前記中心軸が前記頂点を通る、実施形態1〜3のいずれか1つに記載の装置。
実施形態5
前記マイクロ波透過領域が同じサイズおよび形状を有する、実施形態1〜4のいずれか1つに記載の装置。
実施形態6
前記マイクロ波透過領域の全てが円形形状または楕円形状を有する、実施形態1〜5のいずれか1つに記載の装置。
実施形態7
前記マイクロ波透過領域が前記本体にわたって略均等に分布した、実施形態1〜6のいずれか1つに記載の装置。
実施形態8
前記マイクロ波透過領域の全てが完全に前記外周の内側にある、実施形態1〜7のいずれか1つに記載の装置。
実施形態9
前記マイクロ波透過領域が、前記本体にある複数の開口部を含む、実施形態1〜8のいずれか1つに記載の装置。
実施形態10
前記マイクロ波放射が波長λを有するとき、各前記マイクロ波透過領域が0.025λ≦d≦0.5λの範囲内の寸法dを有する、実施形態1〜9のいずれか1つに記載の装置。
実施形態11
前記撹拌部材が複数のブレードを含む、実施形態1〜10のいずれか1つに記載の装置。
実施形態12
近位端部および遠位端部を有する駆動軸であって、前記近位端部が前記撹拌部材に動作可能に接続された駆動軸と、前記駆動軸の前記遠位端部に動作可能に接続された駆動モータであって、前記駆動軸を軸方向に回転させることによって前記撹拌部材に回転を付与するよう構成された駆動モータとを更に含む、実施形態1〜11のいずれか1つに記載の装置。
実施形態13
前記駆動軸が前記中心軸と同軸である、実施形態12記載の装置。
実施形態14
前記マイクロ波放射が、前記少なくとも1つのマイクロ波源に動作可能に結合され中心間距離Sだけ離間された2以上の出力ポートから発せられ、前記撹拌部材がD≧Sである寸法Dを有する、実施形態1〜13のいずれか1つに記載の装置。
実施形態15
前記複数のマイクロ波透過領域が10〜1000個ある、実施形態1〜14のいずれか1つに記載の装置。
実施形態16
前記マイクロ波透過領域のうちの1以上がマイクロ波透過材料を含む、実施形態1〜15のいずれか1つに記載の装置。
実施形態17
セラミック形成未焼成体を乾燥させるためのマイクロ波乾燥器の内部にある少なくとも1つのマイクロ波出力ポートによって発せられるマイクロ波放射を撹拌するためのモードスターラ装置において、
中心軸、上面および底面、並びに複数のマイクロ波透過領域を有するコルゲート状の円錐形の本体と、
近位端部および遠位端部を有する駆動軸であって、前記近位端部が前記中心軸に沿った位置において前記コルゲート状の円錐形の本体に動作可能に取り付けられた、駆動軸と、
前記駆動軸の前記遠位端部に動作可能に取り付けられた駆動モータと
を含むことを特徴とする装置。
実施形態18
前記マイクロ波透過領域が複数の開口部によって画成される、実施形態17記載の装置。
実施形態19
前記マイクロ波透過領域の全てが同じサイズおよび同じ形状を有する、実施形態17または18記載の装置。
実施形態20
前記マイクロ波透過領域のうちの少なくとも幾つかが周期的に分布していない、実施形態17〜19のいずれか1つに記載の装置。
実施形態21
前記マイクロ波放射が波長λを有し、各前記マイクロ波透過領域が0.025λ≦d≦0.5λの範囲内の最大寸法dを有する、実施形態17〜20のいずれか1つに記載の装置。
実施形態22
少なくとも1つのマイクロ波出力ポートから発せられるマイクロ波放射を用いて、乾燥チャンバ内のセラミック形成未焼成体を乾燥させる方法において、
前記発せられたマイクロ波放射の一部分を、回転するモード撹拌部材を用いて反射する工程であって、前記反射される一部分がマイクロ波パワーPRを有する、工程と、
前記マイクロ波放射の別の一部分を、前記回転するモード撹拌部材のマイクロ波透過領域を通して透過させる工程であって、前記透過される一部分がマイクロ波パワーPTを有し、PT/PRの比率が0.01≦PT/PR≦0.5の範囲内である、工程と、
前記セラミック形成未焼成体に前記マイクロ波の前記透過された一部分および前記マイクロ波の前記反射された一部分を照射しながら、前記セラミック形成未焼成体を、前記乾燥チャンバを通して移動させる工程と
を含むことを特徴とする方法。
実施形態23
前記回転するモード撹拌部材が、10≦M≦1000の範囲内であるM個のマイクロ波透過領域を有する、実施形態22記載の方法。
実施形態24
前記乾燥チャンバが、側壁、上部、および底部を含み、前記反射されたマイクロ波放射が、前記側壁、前記上部、および前記底部のうちの少なくとも1つから反射してから、前記セラミック形成未焼成体に入射する、実施形態22または23記載の方法。
実施形態25
セラミック形成未焼成体を乾燥させるためのマイクロ波オーブンにおいて、
マイクロ波乾燥のためにセラミック形成未焼成体を内部に配置可能なマイクロ波チャンバと、
前記マイクロ波チャンバ内へとマイクロ波を発するマイクロ波源と、
前記マイクロ波チャンバ内に配設された回転可能なモード撹拌部材であって、前記マイクロ波を実質的に反射する本体を有する回転可能なモード撹拌部材と
を含み、
前記回転可能なモード撹拌部材の前記本体が、外周と、該外周の内側にある複数のマイクロ波透過領域とを含み、前記マイクロ波透過領域が前記マイクロ波を実質的に透過させて、前記マイクロ波透過領域が存在しない場合と比較してより均一な前記セラミック形成未焼成体のマイクロ波乾燥を提供する
ことを特徴とするマイクロ波オーブン。
実施形態26
前記回転可能なモード撹拌部材の前記本体が、複数の角度のついた面を含む、実施形態25記載のマイクロ波オーブン。
実施形態27
前記本体が円錐形状を有する、実施形態25または26に記載のマイクロ波オーブン。
実施形態28
前記マイクロ波透過領域の全てが完全に前記外周の内側にある、実施形態25〜27のいずれか1つに記載のマイクロ波オーブン。
100 マイクロ波乾燥器システム(マイクロ波オーブン)
102 マイクロ波加熱チャンバ
104 側壁
106 入口
108 出口
110 上部
112 底部
114 チャンバ内部
120 輸送システム
122 コンベア
132 セラミック形成未焼成体
150 マイクロ波源
152 マイクロ波エネルギー(マイクロ波)
154 マイクロ波導波路
156 出力ポート
160 プログラム可能論理コントローラ(PLC)
200 モードスターラ装置
210 撹拌部材
211 本体
222 上面
224 底面
226 外周
250 マイクロ波透過領域
300 駆動軸
302 近位端部
304 遠位端部
310 駆動モータ
AC 中心軸

Claims (5)

  1. 少なくとも1つのマイクロ波放射源からの波長λを有するマイクロ波放射を撹拌するためのモードスターラ装置において、
    マイクロ波放射を反射する本体を有する撹拌部材であって、外周と中心軸とを有し、該中心軸の周囲を回転可能な撹拌部材と、
    前記本体の前記外周の内側に形成された複数のマイクロ波透過領域であって、前記マイクロ波放射を透過させるよう構成されたマイクロ波透過領域と
    を含み、
    前記複数のマイクロ波透過領域の各々は、最大寸法dが0.025λ≦d≦0.5λであり、
    前記複数のマイクロ波透過領域の数は10と1000の間であることを特徴とする装置。
  2. 前記撹拌部材が、頂点を有する円錐形状を有し、前記中心軸が前記頂点を通る、請求項1記載の装置。
  3. セラミック形成未焼成体を乾燥させるためのマイクロ波乾燥器の内部にある少なくとも1つのマイクロ波出力ポートによって発せられる波長λを有するマイクロ波放射を撹拌するためのモードスターラ装置において、
    中心軸、上面および底面、並びに複数のマイクロ波透過領域であって、前記複数のマイクロ波透過領域の各々は、最大寸法dが0.025λ≦d≦0.5λであり、前記複数のマイクロ波透過領域の数は10と1000の間である複数のマイクロ波透過領域を有するコルゲート状の円錐形の本体と、
    近位端部および遠位端部を有する駆動軸であって、前記近位端部が、前記中心軸に沿った位置において前記コルゲート状の円錐形の本体に動作可能に取り付けられた駆動軸と、
    前記駆動軸の前記遠位端部に動作可能に取り付けられた駆動モータと
    を含むことを特徴とする装置。
  4. 少なくとも1つのマイクロ波出力ポートから発せられる波長λを有するマイクロ波放射を用いて、乾燥チャンバ内のセラミック形成未焼成体を乾燥させる方法において、
    前記発せられたマイクロ波放射の一部分を、回転するモード撹拌部材を用いて反射する工程であって、前記反射される一部分がマイクロ波パワーPRを有する、工程と、
    前記マイクロ波放射の別の一部分を、前記回転するモード撹拌部材のマイクロ波透過領域を通して透過させる工程であって、前記透過される一部分がマイクロ波パワーPTを有し、PT/PRの比率が0.01≦PT/PR≦0.5の範囲内であり、前記マイクロ波透過領域の各々は、最大寸法dが0.025λ≦d≦0.5λであり、前記マイクロ波透過領域の数は10と1000の間である、工程と、
    前記セラミック形成未焼成体に前記マイクロ波の前記透過された一部分および前記マイクロ波の前記反射された一部分を照射しながら、前記セラミック形成未焼成体を、前記乾燥チャンバを通して移動させる工程と
    を含むことを特徴とする方法。
  5. セラミック形成未焼成体を乾燥させるためのマイクロ波オーブンにおいて、
    マイクロ波乾燥のためにセラミック形成未焼成体を内部に配置可能なマイクロ波チャンバと、
    前記マイクロ波チャンバ内へと波長λを有するマイクロ波を発するマイクロ波源と、
    前記マイクロ波チャンバ内に配設された回転可能なモード撹拌部材であって、前記マイクロ波を反射する本体を有する回転可能なモード撹拌部材と
    を含み、
    前記回転可能なモード撹拌部材の前記本体が、外周と、該外周の内側にある複数のマイクロ波透過領域であって、前記複数のマイクロ波透過領域の各々は、最大寸法dが0.025λ≦d≦0.5λであり、前記複数のマイクロ波透過領域の数は10と1000の間である複数のマイクロ波透過領域とを含み、前記マイクロ波透過領域が前記マイクロ波を透過させて、前記マイクロ波透過領域が存在しない場合と比較してより均一な前記セラミック形成未焼成体のマイクロ波乾燥を提供することを特徴とするマイクロ波オーブン。
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