JP6833225B2 - 基準信号送信及び測定のための方法及びデバイス - Google Patents

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Description

本開示の実施形態は、概して、通信分野に関し、より詳しくは、基準信号送信及び測定のための方法及びデバイスに関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)仕様に基づく様な通信ネットワークにおいて通信チャネルの品質を評価するため、所定の周期性に従い、基準信号がネットワークデバイス(基地局とも呼ばれる)から端末デバイス(ユーザデバイス又はユーザ装置とも呼ばれる)に送信される。端末デバイスは、受信した基準信号に基づきチャネルの品質を測定し、ネットワークデバイスに測定リポートを送信する。リポートは、ネットワークデバイスにより構成された周期性に従い、生成され、かつ、送信され得る。ネットワークデバイスによる基準信号送信のための周期性は、基準信号送信の周期性、或いは、より簡潔に送信周期性として参照され得る。端末デバイスによる基準信号測定のための周期性は、基準信号測定の周期性、或いは、より簡潔に測定周期性として参照され得る。
一般的に、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークの様な現在の3GPPネットワークにおいて、基準信号を送信するための短い期間(1msの様な)が構成され、その結果、ネットワーク内の端末デバイスは、その信号を、必要するときに略何時でも受信することができる。精度レベルを達成するために、端末デバイスは、異なる周期性において送受信された基準信号を考慮してリポートを生成し得る。よって、リポートの期間は、基準信号を送信する期間より大きくなり得る。例えば、1msの周期で基準信号が送信される場合、端末デバイスは、40ms毎に基準信号の1つのサンプルを受信し、リポートを生成するために5つのサンプルを使用し得る。この場合、リポートの測定期間は40×5=200msである。
デバイス数及びトラフィック量の増大に伴い、高周波数で高い信頼性のコネクションを設定し、任意の場所及び時間において、任意の人又はものが情報にアクセスし、データを共有するネットワーク化された社会を可能にするため、第5世代(5G)無線通信システムが開発されている。3GPPの現在の標準化作業においては、ニューレディオ(NR)技術が提案されている。NR技術の幾つかの目的は、ネットワークデバイス及び端末デバイスの両方において、データレートを増加(ブースト)させ、消費電力を抑え、不要な干渉を可能な限り減少させることである。
よって、基準信号の送信周期性を増加(例えば、100msのレベル)させる要求が生じ、その結果、ネットワークデバイスのリソース及び消費電力を、他の処理(送信、受信及び/又は計算)に確保することができる。しかしながら、送信周期性の増加は、幾つかの潜在的な問題を引き起こし得る。一方では、測定周期も同様に増加し、端末デバイスでの長い測定期間の結果となる。例えば、リポートを生成するために基準信号の5サンプルが必要な場合、端末デバイスは、少なくとも500msだけ待つ必要がある。一方、端末デバイスの多くのユースケースにおいて、信頼性及びレイテンシーに関する厳しい要求があり、測定周期性の増加は、融通がきかず、受け入れられない。
概して、本開示の例示的実施形態は、基準信号送信及び測定のための方法及びデバイスを提供する。
第1の態様において、ネットワークデバイスにおいて実行される方法が提供される。本方法によると、ネットワークデバイスは、端末デバイスから、第1基準信号の測定に関するリポートを受信する。第1基準信号は、第1周期性に従い、ネットワークデバイスから端末デバイスに送信されたものである。その後、ネットワークデバイスは、リポートに基づき、第2基準信号を受信するための第2周期性の表示を端末デバイスに送信する。第2基準信号は、第1基準信号に関連付けられる。
幾つかの実施形態において、第2周期性の表示を送信することに応答して、ネットワークデバイスは、第1周期性に従い、第1基準信号を端末デバイスに送信し、第2周期性に従い、第2基準信号を端末デバイスに送信する。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスは、第1幅の第1ビームを使用して第1基準信号を送信し、第2幅の1つ以上の第2ビームを使用して第2基準信号を送信し得る。
幾つかの実施形態において、第2幅は、第1幅より狭くし得る。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスは、端末デバイスの位置に基づき、第2幅の1つ以上と、第2ビームの数を判定し得る。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスは、リポートに基づき、端末デバイスがネットワークデバイスから更なるネットワークデバイスにハンドオーバするかを判定し、端末デバイスがハンドオーバするとの判定に応答して、第2周期性の表示を送信し得る。
幾つかの実施形態において、リポートは、第1周期性に従い更なるネットワークデバイスによって端末デバイスに送信された第3基準信号の測定に更に関し得る。ネットワークデバイスは、第4基準信号を送信するための第2周期性の表示を更なるネットワークデバイスに送信でき、第4基準信号は、第3基準信号に関連付けられる。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスは、リポートに基づき、端末デバイスがネットワークデバイスから更なるネットワークデバイスにハンドオーバするかを判定し、端末デバイスがハンドオーバするとの判定に応答して、第2周期性の表示を更なるネットワークデバイスに送信し得る。
幾つかの実施形態において、端末デバイスがハンドオーバするとの判定に応答して、ネットワークデバイスは、第4基準信号を受信する端末デバイスに更なるネットワークデバイスの識別子を送信し得る。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスは、更なるネットワークデバイスに、第4基準信号を送信する1つ以上の第3ビームの第3幅と、第3ビーム数との1つ以上を判定させるために、端末デバイスの位置を更なるネットワークデバイスに送信し得る。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスは、第2周期性の表示をさらなる端末デバイスに送信し得る。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスは、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)に基づき、第2周期性の表示を送信し得る。RNTIは、端末デバイス及び更なる端末デバイスを含む、端末デバイスのグループに対して定義され得る。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスは、リポートの構成情報を、端末デバイスに送信し得る。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイスは、端末デバイスのトラフィックタイプを判定し、トラフィックタイプに基づきリポートのための構成情報を送信し得る。
幾つかの実施形態において、構成情報は、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の第1チャネル品質が、端末デバイスと更なるネットワークデバイスとの間の第2チャネル品質より低いかを判定するための第1閾値と、第2チャネル品質が低いかを判定するための第2閾値と、の1つ以上を含み得る。
第2の態様において、端末デバイスにおいて実行される方法が提供される。本方法によると、端末デバイスは、第1基準信号の測定に基づきリポートを判定する。第1基準信号は、第1周期性に従い、ネットワークデバイスから端末デバイスにより受信される。端末デバイスは、ネットワークデバイスに第2基準信号を送信させるためにリポートを送信する。第2基準信号は、第1基準信号に関連付けられる。端末デバイスは、第2基準信号を受信するための第2周期性の表示をネットワークデバイスから受信する。
幾つかの実施形態において、第2周期性の表示を受信することに応答して、端末デバイスは、第1周期性に従い、端末デバイスへの第1基準信号をネットワークデバイスから受信し、第2周期性に従い、端末デバイスへの第2基準信号をネットワークデバイスから受信し得る。
幾つかの実施形態において、端末デバイスは、第1幅の第1ビームを使用して送信された第1基準信号を受信し、第2幅の1つ以上の第2ビームを使用して送信された第2基準信号を受信し得る。
幾つかの実施形態において、第2幅は、第1幅より狭くし得る。
幾つかの実施形態において、端末デバイスは、第2基準信号の信号強度が所定の閾値より高いかを判定し、第2基準信号の信号強度が閾値より高いと判定することに応答して、第2基準信号の測定に基づき更なるリポートを判定し得る。
幾つかの実施形態において、端末デバイスは、第1基準信号の測定値と、第1ビームを使用して受信した更なる基準信号の更なる測定値とに基づき平均測定値を判定し、判定した平均測定値にさらに基づき更なるリポートを判定し得る。
幾つかの実施形態において、端末デバイスは、第1周期性に従い更なるネットワークデバイスから受信した第3基準信号の測定にさらに基づきリポートを判定し得る。リポートは、端末デバイスがネットワークデバイスから更なるネットワークデバイスにハンドオーバするかを示す。
幾つかの実施形態において、端末デバイスがハンドオーバすることを示すリポートに応答して、端末デバイスは、ネットワークデバイスから更なるネットワークデバイスの識別子を受信し、受信した識別子に基づき、第2周期性に従い更なるネットワークデバイスから第4基準信号を受信し得る。第4基準信号は、第3基準信号に関連付けられる。
幾つかの実施形態において、端末デバイスは、RNTIに基づき第2周期性の表示を受信でき、RNTIは、端末デバイス及び更なる端末デバイスを含む、端末デバイスのグループに対して定義される。
第3の態様において、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、端末デバイスから、第1基準信号の測定に関するリポートを受信する様に構成された受信ユニットを備え、第1基準信号は、第1周期性に従い、ネットワークデバイスから端末デバイスに送信されたものである。ネットワークデバイスは、リポートに基づき、第2基準信号を受信するための第2周期性の表示を端末デバイスに送信する様に構成された送信ユニットも備え、第2基準信号は、第1基準信号に関連付けられる。
第4の態様において、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、第1基準信号の測定に基づきリポートを判定する様に構成された判定ユニットを備え、第1基準信号は、第1周期性に従い、ネットワークデバイスから端末デバイスにより受信されたものである。端末デバイスは、ネットワークデバイスに第2基準信号を送信させるためにリポートをネットワークデバイス送信する送信ユニットも含み、第2基準信号は、第1基準信号に関連付けられる。端末デバイスは、第2基準信号を受信するための第2周期性の表示をネットワークデバイスから受信する様に構成された受信ユニットをさらに備えている。
第5の態様において、ネットワークデバイスの装置が提供される。装置は、プロセッサとメモリを有する。メモリは、プロセッサにより実行可能な命令を含み、それにより、装置は、第1の態様による方法を実行する様に動作する。
第6の態様において、端末デバイスの装置が提供される。装置は、プロセッサとメモリを有する。メモリは、プロセッサにより実行可能な命令を含み、それにより、装置は、第2の態様による方法を実行する様に動作する。
第7の態様において、コンピュータ可読記憶媒体に格納されたコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、少なくとも1つのプロセッサで実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、第1の態様又は第2の態様による方法を実行させる命令を含む。
本開示の実施形態による以下の説明を通じて、基準信号送信の周期性は、ネトワークデバイスにより適応的に変更されることが理解される。周期性の変更は、端末デバイスからのリポートによりトリガされる。よって、特定の端末デバイスが高速測定を実行する必要がある場合、当該特定の端末デバイスのための基準信号送信及び測定の周期性を短くし、それ以外の場合には高いレベルの周期性を維持することが可能になる。発明の要約は、本開示の実施形態の鍵となる、或いは、重要な特徴を特定することを目的とするものではなく、本開示の範囲を制限することを意図するものではないことが理解される。本開示の他の特徴は、以下の詳細な説明により明らかになる。
図面を参照する本開示の幾つかの実施形態の詳細な記述により、本開示の上述した及び他の目的、特徴及び利点が明らかになる。
本開示の実施形態が実現され得る通信ネットワークのブロック図。 本開示の幾つかの実施形態による、基準信号送信及び測定処理のフローチャート。 本開示の幾つかの実施形態による、ビームを用いた基準信号の送信を示す図。 本開示の幾つかの実施形態による、ビームを用いた基準信号の測定を示す図。 本開示の幾つかの他の実施形態による、ビームを用いた基準信号の測定を示す図。 本開示の幾つかの実施形態に従う方法のフローチャート。 本開示の幾つかの他の実施形態に従う方法のフローチャート。 本開示の幾つかの実施形態に従うネットワークデバイスのブロック図。 本開示の幾つかの実施形態に従う端末デバイスのブロック図。 本開示の実施形態を実行するのに適切なデバイスの簡略化したブロック図。
図面を通じて、同じ又は同様の参照符号は、同じ又は同様の要素を示す。
本開示の原理について、幾つかの例示的な実施形態を参照して記述する。これらの実施形態は、説明を目的とし、当業者に本開示を理解させ、実現させるものであり、本開示の範囲を限定することを提案するものではないことが理解される。本開示は、以下の記載以外の様々な方法で実現され得る。
以下の説明及び請求の範囲において、定義されない限り、使用される総ての技術的及び科学的用語は、本開示の技術分野に属する当業者により通常理解されるのと同じ意味を有する。
使用される、用語"ネットワークデバイス"又は"基地局"(BS)は、端末デバイスが通信できるセル又はカバレッジを提供する、或いは、ホストすることができるデバイスを参照する。ネットワークデバイスの例は、ノードB(ノードB又はNB)、発展型ノードB(eノードB又はeNB)、リモート無線ユニット(RRU)、無線ヘッド(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、フェムトノードやピコノードの様な低電力ノードであり得るが、それらに限定されない。以下では、説明を目的とし、ネットワークデバイスの例としてeNBを参照して、幾つかの実施形態を記述する。
使用される、用語"端末デバイス"又は"ユーザ装置"(UE)は、無線又は有線通信能力を有する任意のデバイスを参照する。端末デバイスの例は、パーソナルコンピュータ、デスクトップ、移動電話、セルラフォン、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラの様な撮像デバイス、ゲームデバイス、音楽格納再生装置、又は、無線又は有線インターネットアクセスが可能であり、かつ、ブラウジングが可能なインターネット装置を含むが、それらに限定されない。以下では、説明を目的とし、端末デバイスの例としてUEを参照して、幾つかの実施形態を記述し、本開示において、用語"端末デバイス"及び"UE"は、互いに交換可能に使用され得る。
単数形式は、文脈が明らかに他の場合を示している場合を除き、複数形式を含むことが意図される。用語"備える"及びその変形は、オープンタームとして解釈される。用語"基づき"は、"少なくとも部分的に基づき"と読むべきである。用語"一実施形態"は、"少なくとも1つの実施形態"と読むべきである。用語"他の実施形態"は、"少なくとも1つの他の実施形態"と読むべきである。明示的及び暗示的な他の定義が以下に含まれ得る。
幾つかの例において、値、手順、装置は、"最も良い"、"最も低い"、"最も高い"、"最小"、"最大"等を参照する。その様な記述は、多くの使用される機能的な置換形態からの選択を示すことが意図され、その様な選択は、より良い、より小さい、より高いである必要はなく、さもなければ、他の選択が望ましい。
現在の通信ネットワークにおいて、基準信号の送信周期性は、静的なレベルで構成される。例えば、セル特定基準信号(CRS)は、ネットワークデバイスにより1ms毎に送信される。現在の仕様において、様々な目的のため、基準信号の測定周期についての様々な要求が特定されている。例えば、ハンドオーバを可能にするため、不連続受信(DRX)サイクルがないケースにおいて、200msの測定周期が要求され、端末デバイスの物理レイヤが高次レイヤに関連する測定をリポートする遅延を制限する。DRXサイクルを伴う他のケースにおいて、イントラ周波数(周波数間)の場合、40msより大きいDRXサイクルでは、DRXサイクル長に比例して測定周期は増加する。
1例として、DRXがRRC_CONNECTED状態で使用される場合、周波数分割複信(FDD)の周波数間測定の測定周期(Tmeasure_intraと表記)を以下の表1に示す。
Figure 0006833225
表1によると、40ms未満の長さのDRXサイクルでは、測定周期は、200ms固定であり、40msより長いDRXサイクル長の場合より5倍長い。40msのDRXサイクル長から測定期間を増加させる理由は、実際、40msのギャップが端末デバイスでの基準信号測定の最小値として使用され、これにより、精度レベルを達成するために、基準信号の5サンプルが、200msの小さな測定期間内に得られるからである。フェーディングは素早く変化せず、より信頼できる測定値を得るためには、測定期間に渡りサンプルを分散させることが良いため、測定間隔の減少は役に立たない。測定期間が200msより大きい場合、測定間隔は、使用中のDRXサイクル長として定義され得る。
ハンドオーバのための周波数間測定の場合、現在の仕様においては、測定ギャップが周波数間測定にスケジュールされた場合、或いは、端末デバイスがギャップ無しの測定の実行能力をサポートしている場合、端末デバイスの物理レイヤは、ある測定精度で高次レイヤに測定を報告できることが要求されている。これらのケースにおいて、測定期間(T_Measurement_Period_Inter_FDDと表示)は、以下の表2として仕様化されている。
Figure 0006833225
端末デバイスは、3つのFDDインター周波数、或いは、端末デバイスが増加されたUEキャリア監視発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)をサポートしている場合、8つのFDDインター周波数までに対してはFDDインター周波数当たり少なくとも4周波数間セルの基準信号測定を実行でき、端末デバイスの物理レイヤは、表2に定義された測定期間で、高次レイヤにRSRP,RSRQ及びRS−SINR測定をリポートできる。
周波数間測定においてDRXが使用されると、測定期間(Tmeasure_interと表記)は、以下の表3として仕様化される。
Figure 0006833225
表3に基づき、周波数間セルを測定する時間は、480msであり、測定されるべきキャリア周波数の数と共に線形的に増加する。さらに、周波数間のケースにおいて、80msより長いDRXサイクルでは、DRXサイクルに比例して測定期間も増加する。
NRのチャネル変動は、高周波数でのより低い分散により、例えば、LTEの様な現在のネットワークより高速、且つ、より厳しくなることが予想される。例えば、"アラウンド・ザ・コーナ"状態といた、シャドウイングにより、サービングビームのSINRの突然の劣化が生じ得る。サービングビームのSINRは、5〜10ms内に20dB以上落ち込み得る。その様な、偶発的な落ち込みは、10〜30GHzにおいては避けることができず、モビリティアルゴリズムにより処理される必要がある。
これは、ハンドオーバ測定が、例えば、NRにおいては、LTEより重要になることを意味している。典型的には、ピンポン効果を避けるために、ハンドオーバ測定は時間的に平均化され、比較的遅い。LTEの周波数内(イントラ周波数)ハンドオーバ測定期間は200msであり、周波数間測定期間は480msである。これらのハンドオーバ測定は遅すぎるため、NRにおける突然のチャネル変化に反応できない。NRへの要求は、高い信頼性のコネクションを持つことであり、ハンドオーバ実行時に、非常に低いデータ断とすることである。これを解決する1つの方法は、NRマルチ接続及びLTE−NRタイトインテグレーションの様なマルチ接続(MC)解決策を使用することである。
現在の通信標準において、異なる周波数内測定及び周波数間測定の様々な要求が定義されているが、端末デバイスは、常に、基準信号の複数のサンプルを測定でき、基準信号の短い測定期間により、あり精度レベルの対応リポートを判定できる。NRの高周波数において高信頼度のコネクションを達成するために、基準信号の測定を素早くさせる(例えば、周波数間測定及び周波数内測定の両方において)、或いは、現在の標準より素早くさせることが望まれる。
しかしながら、上述した様に、開発中のNR技術において、要求されるデータレート、エネルギ効率、及び、干渉レベルに適合させるために、基準信号の送信周期性を(増加)長くすることが提案されている。しかしながら、送信周期性の増加は、幾つかの潜在的な問題を引き起こし得る。問題の1つは、測定周期性の対応する増加である。明らかに、これは、高速な基準信号測定の要求と矛盾する。加えて、測定周期性の増加と同様に送信周期性の増加は、多くのユースケース、特に高信頼かつ低遅延通信(URLLC)、或いは、発展型車両−エブリシング(eV2x)通信のケースにおいて、信頼性及び遅延要求の妥協の結果となり得る。例えば、高いモビリティケースのシナリオにおいて、2つの測定リポート間の高いギャップは、ハンドオーバ失敗率又はハンドオーバ遅延を増加させ、実時間要求を伴うトラフィックに対して望ましくない。
上述した及び他の潜在的な問題を少なくとも部分的に解決するために、本開示の実施形態は、基準信号送信及び測定の新たな解決策を提供する。基準信号を送信する周期性(送信周期性としても参照)を固定的及び静的に構成する代わりに、送信周期性は、端末デバイスのためにネットワークデバイスにより適応的に変更され得る。
特に、第1構成において、第1基準信号が、比較的な高レベルな周期性に従い送信される。基準信号送信の頻度を増加させるために、第2構成において、他の周期性に従い追加の第2基準信号が送信される。第1基準信号及び第2基準信号の両方は、リポートを生成するために端末デバイスにより受信され、かつ、測定され得る。この様に、基準信号測定の周期性は(短く)減少され、基準信号送信の周期性も同様である。周期性の変更は、端末デバイスからのリポートによりトリガされ、リポートは、端末デバイスが受信した第1基準信号に基づき判定したものである。よって、端末デバイスが高速測定を実行する必要がある場合、基準信号送信及び測定の周期性を(短く)低減し、それ以外の場合には高いレベルの周期性を維持することが可能になる。
図1は、本開示の実施形態が実現される例示的な通信ネットワーク100を示している。ネットワーク100は、ネットワークデバイス110と、ネットワークデバイス110によりサービス提供される、3つの端末デバイス130−1、130−2、130−3(纏めて端末デバイス130)と、を含む。ネットワークデバイス110のカバレッジは、セル102としても参照される。ネットワーク100は、セル102に隣接するセル104も含み、そのカバレッジは、ネットワークデバイス120により提供される。基地局及び端末デバイスの数は例示であり、制限するものではないことが理解される。ネットワーク100は、本開示の実施形態を実現するのに適合された任意の適切な数の基地局及び端末デバイスを含み得る。図示しないが、セル104には1つ以上の端末デバイスが存在し、ネットワークデバイス120によりサービス提供される。
ネットワークデバイス110は、3つの端末デバイス130と通信し得る。ネットワークデバイス110は、3つの端末デバイス130の1つ以上に基準信号を、ブロードキャスト、マルチキャスト及び/又はユニキャストの方法で送信し得る。基準信号は、ネットワークデバイス及び端末デバイス130の両方により既知の信号である。基準信号を受信して測定することにより、各端末デバイス130は、基準信号の測定に関するリポートを判定し、リポートをネットワークデバイス110に送信し得る。リポートに基づき、ネットワークデバイス110は、端末デバイス130との通信チャネルの品質を認識し得る。
セル104に近接することにより、端末デバイス130の幾つかは、ネットワークデバイス120の通信により干渉を受け得る。例えば、ネットワークデバイス120も、セル104内の端末デバイスに基準信号を送信し得る。セル102のセルエッジ領域に位置する端末デバイス130−3は、ネットワークデバイス120が送信した基準信号も受信し得る。幾つかの構成において、ネットワーク120からの基準信号の測定は、端末デバイス130ー3により測定され得る。
ネットワーク100の通信は、ロングタームエボリューション(LTE)、LTEエボリューション、LTEアドバンスド(LTE−A)、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、符号分割多重アクセス(CDMA)及びGSM(Global System for Mobile Communication)等を含むがそれらに限定されない、任意の適切な標準に準拠し得る。さらに、通信は、現在既知の、或いは、将来に開発される任意世代の通信プロトコルに従い行われ得る。通信プロトコルの例は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代通信プロトコルを含むが、これらに限定されない。
上述した様に、本開示の実施形態によると、ネットワークデバイス110は、端末デバイス130からのリポートに基づき、基準信号送信及び測定の周期性を変更するか否かを判定する。本開示の原理及び実装の詳細を、基準信号送信及び測定の処理200を示す図2を参照して説明する。説明目的で、方法200は、図1を参照して記述する。
図示する様に、処理200には、端末デバイス130と、端末デバイス130にサービス提供するネットワークデバイス110(図2の"サービングネットワークデバイス")と、ネットワークデバイス110に隣接するネットワークデバイス120(図2の"隣接ネットワークデバイス")と、が含まれ得る。幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス120及びその動作は、省略され得る。
ネットワークデバイス110は、第1周期性に従い基準信号(第1基準信号として参照)を端末デバイス130に送信する(205)。幾つかの実施形態において、データレートを増加(ブースト)させるため、ネットワークデバイス110及び端末デバイス130の消費電力を低減させるため、及び/又は、不要な干渉を低減させるため、第1周期性は、比較的長いレベルに構成され得る。例えば、第1周期性は、第1基準信号が、50ms、100ms、200ms、或いは、任意の他の値の周期で送信される様に構成され得る。端末デバイス130が、第1基準信号が期待される時間位置を判定でき、この基準信号を受信できる様に、第1基準信号が送信される前に、端末デバイス130には、第1周期性が通知され得る。幾つかのケースにおいて、第1周期性は、ネットワークデバイス110とのコネクションが設定された際、或いは、その後に、端末デバイス130に構成され得る。
幾つかの実施形態において、第1基準信号は、セル特定基準信号(CRS)、UE特定基準信号、チャネル状態表示−基準信号(CSI−RS)の様な、任意の下りリンク基準信号であり得る。ネットワークデバイス110は、ネットワークデバイス110と端末デバイス130との間のチャネル品質を推定するために、第1基準信号を送信し得る。幾つかの実施形態において、第1基準信号は、ブロードキャスト又はマルチキャストで送信され、その結果、端末デバイス130に加えて、ネットワークデバイス110によりサービス提供される他の端末デバイスも、この信号を受信できる。幾つかの他の実施形態において、第1基準信号は、端末デバイス130専用であり、この場合、ユニキャストで送信され得る。第1周期性により、第1基準信号は、異なる時間ポイントにおいて繰り返し送信され得る。ここで、時間ポイントで送信される(或いは、受信される)第1基準信号は、この基準信号のサンプル(コピー又はインスタンス)として参照され得る。
端末デバイス130は、ネットワークデバイス110から第1基準信号を受信し、受信した第1基準信号の測定に基づきリポートを判定する(215)。端末デバイス130は、第1基準信号の様々な面の測定を行い得る。幾つかの実施形態において、端末デバイス130は、L3測定値を判定し得る。例えば、第1基準信号の基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、及び/又は、基準信号−信号対干渉及び雑音比(RS−SINR)が、第1基準信号について測定され得る。
リポートは、例えば、ネットワークデバイス110からの構成に基づき生成され得る。幾つかの実施形態において、仕様で定義された1つ以上のAイベント(例えば、A1イベントからA6イベントの任意のイベント)が定義され、端末デバイス130に構成され得る。端末デバイス130は、測定結果に基づき、リポートを送信するか否かを判定し得る。幾つかの実施形態において、以下に説明する様に、リポートの幾つかの特定の構成が定義され、端末デバイス130に構成され得る。
幾つかの実施形態において、隣接ネットワークデバイス120も、基準信号(第3基準信号として参照)を送信する(210)。第3基準信号は、第1基準信号と同じ第1周期性に従い送信され得る。つまり、ネットワークデバイス120での基準信号送信のための周期性の構成は、ネットワークデバイス110と同じである。幾つかの例において、第3基準信号のタイプは、第1基準信号と同じであり得る。例えば、第1基準信号及び第3基準信号の両方は、CRSである。
端末デバイス130とネットワークデバイス120との間の近接により(例えば、端末デバイス130がネットワークデバイス110のセルエッジ領域に位置している)、端末デバイス130は、第3基準信号を受信する。リポートの判定に、端末デバイス130とネットワークデバイス110との間の第1チャネル品質と、端末デバイス130とネットワークデバイス120との間の第2チャネル品質の比較が必要な幾つかのケースにおいて、端末デバイス130は、受信した第3基準信号を測定し、第3基準信号の測定にさらに基づきリポートを判定し得る。その様なケースは、一連のAイベントが端末デバイス130で構成されている例を含む。
一例として、現在のサービングネットワークデバイス110から異なるネットワークデバイスへの端末デバイス130のハンドオーバをトリガするために使用されるA3イベントをリポートする様に、端末デバイス130が構成されている場合、端末デバイス130は、ネットワークデバイス120の第2チャネル品質が、サービングネットワークデバイス110の第1チャネル品質にオフセットを加えた値より高いかを判定し得る。この場合、第1基準信号及び第3基準信号の両方の測定が決定に使用される。第2チャネル品質が高いことに応答して、A3イベントのリポートが生成され、ネットワークデバイス110に送信される。
端末デバイス130は、第1基準信号の測定に少なくとも関連する、判定したリポートをネットワークデバイス110に送信する(225)。幾つかの実施形態において、リポートは、周期的に、或いは、予め決められたイベントに基づき送信され、物理(PHY)チャネル(例えば、媒体アクセス制御(MAC CE)又は無線リソース制御(RRC)シグナリング)を介して配信され得る。
本開示の実施形態において、リポートの受信に応答して、ネットワークデバイス110は、基準信号の密度を増加させる様に(或いは、基準信号送信の周期性を減少させる様に)、第2基準信号を端末デバイスに送信するかを決定する。つまり、基準信号を受信した場合、リポートの送信は、端末デバイス130の通常動作であるが、リポートは、ネットワークデバイス110にとって、基準信号送信の周期性の変更を有効化又は無効化するトリガとして動作し得る。よって、ネットワークデバイス110は、リポートに基づき、追加の基準信号(第2基準信号として参照)を受信するための第2周期性の表示を端末デバイス130に送信する(235)。この場合、ネットワークデバイス110は、リポートに基づき、基準信号送信の周期性を減少させ、よって、追加の第2基準信号を送信するかを判定し、第2周期性の表示を送信する。第2基準信号を送信する目的は、基準信号送信の周期性を減少させ、基準信号測定の周期性を減少させることである。
第2基準信号は、第1基準信号に関連付けられる。使用される用語"関連付けられる"は、第2基準信号は、基準信号測定の点で第1基準信号と同じ役割を有するとの意味である。例えば、第2基準信号は、CRSの様な第1基準信号と同じタイプであり、第1基準信号と同様な方法でのリポートの生成に使用され得る。例えば、第1基準信号及び第2基準信号の両方は、Aイベント(A1〜A6のいずれか)のリポートに関連し得る。幾つかの例において、第2基準信号は、第1基準信号と同じであり得る。もちろん、それらは互いに異なり得る(しかしながら、両方は、端末デバイス130及びネットワークデバイス110により知られている)。2つの異なる用語(第1基準信号及び第2基準信号)を使用するのは、通常モードにおける第1基準信号の送信と比較して、第2基準信号は、基準信号の密度を増加させるために送信されるからである。
幾つかの実施形態において、端末デバイス130の必要性に応じて、基準信号密度を増加させる(基準信号送信を短くする)場合、それは望ましい。例えば、端末デバイス130がセルエッジ領域にいるときに生じ得る、端末デバイス130が更なるネットワークデバイスにハンドオーバする幾つかのケースにおいて、短くした基準信号送信が望ましく、その結果、対応する高速基準信号測定に基づき、高速ハンドオーバが得られる。幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス130がネットワークデバイス110から更なるネットワークデバイス(例えば、隣接ネットワークデバイス120)にハンドオーバするかを判定し得る。端末デバイス130がハンドオーバすると判定すると、第2周期性の表示が、端末デバイス130に送信される。
ネットワークデバイス110は、受信リポートに基づき、端末デバイス130がハンドオーバするかを判定し得る。例えば、リポートが、ネットワークデバイス120のチャネル品質が、現在のサービングネットワークデバイス110より良いことを示している場合(例えば、A3イベントに関するリポート)、ネットワークデバイス110は、端末デバイス130がセルエッジに向けて移動しており、ネットワークデバイス120にハンドオーバすると判定し得る。
幾つかの実施形態において、実際のハンドオーバが生じる前に基準信号高密度化を可能にするため、リポートに関する幾つかの特別な構成が定義され得る。一実施形態において、リポートを判定するための閾値が、端末デバイス130に構成される。例えば、ネットワークデバイス110は、A3イベントをリポートするための閾値(オフセット値)を設定し得る。A3イベントのリポートを早期にトリガするため、オフセット値は、ゆとりを持った値に設定され得る。オフセット値を4dBに設定することは、ネットワークデバイス120のチャネル品質が、サービングネットワーク110のチャネル品質に4dBだけ加えた値より高くなると、A3イベントのリポートが端末デバイス130により送信されることを意味し、0dBの新たなオフセット値が定義されると、その結果、ネットワークデバイス120のチャネル品質が増加可能と端末デバイス130が発見すると直ぐに、A3イベントのリポートが送信される。この様に、現在の仕様のA3イベントの定義が再利用され得る。この様に、基準信号密度が、このリポートに基づき増加され得る。基準信号の高密度化をトリガするために、リポートの他の構成が構成され得る。
第2周期性の表示が端末デバイス130に送信され、その結果、デバイスは、第2基準信号が期待される時間位置を判定できる。第2基準信号を送信する第2周期性は、第1基準信号を送信する第1周期性と同じであっても、異なっていても良い(例えば、より低いレベル又はより高いレベル)。第2基準信号の追加の送信により、端末デバイス130が、第1基準信号のみの測定に基づき判定したリポートと比較して、より速く更なるリポートを判定して送信することを可能にする。
第2周期性の表示は、端末デバイスに、基準信号を高速で受信する準備を行うことを通知するために使用され得る。ネットワークデバイス110は、基準信号を送信するために時間及び帯域幅リソースを使用するので、基準信号高密度化が、端末デバイス130の様に他の多くの端末デバイスにより期待されないとしても、他の多くの端末デバイスが、それからの利点を得ることが望ましい。幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、サービングセル102(及び/又は他のセル)に位置し得る1つ以上の更なる端末デバイスに第2周期性の表示を送信し得る。幾つかの実施形態において、更なる端末デバイスは、端末デバイス130と同じ端末デバイスのグループであり得る(端末デバイスのグループは、ある基準に基づきグループ化される)。これらの実施形態において、第2周期性の表示は、端末デバイス130を含むグループに定義された無線ネットワーク一時識別子(RNTI)に基づき、更なる端末デバイス及び端末デバイス130に送信され得る。例えば、その表示を伴うRNTIベースのネットワークシグナリングがブロードキャスト又はマルチキャストされ得る。
第2周期性の表示を送信することに応答して、ネットワークデバイス110は、第2周期性に従い第2基準信号を端末デバイス130に送信し得る(220)。上述した様に、第2基準信号を送信する目的は、基準信号送信の周期性を減少させ、これにより基準信号測定の周期性を減少させることである。幾つかの実施形態において、この目的は、第1周期性に従い第1基準信号を送信し、第2周期性に従い第2基準信号を追加で送信することにより達成される。第1基準信号及び第2基準信号を送信する時間位置は、異なる様に定義され得る。この場合、第1基準信号も、端末デバイス130に送信され得る。
一例として、第1周期性は、100msのレベルに構成され、よって、第1基準信号は、0ms、100ms、200ms等の時間位置で送信され得る。第2周期性を100msのレベルに構成するものとすると、第2基準信号は、50ms、150ms、250ms等の時間位置で送信され得る。よって、基準信号送信の周期性は、50msのレベルであり、元の第1周期性と比較して減少される。この場合、第1基準信号は、依然、通常通り送信され、第2基準信号が送信に追加される。
幾つかの他の実施形態において、第2基準信号は、この基準信号の送信が基準信号送信の周期性を減少させる限り、第2周期性に従い任意の他の方法で送信され得る。一例において、第2周期性は、第1周期性より小さく構成され、第2基準信号のみが、表示の送信後に送信され得る。他の例において、第2基準信号は、第2周期性による時間位置で送信され、第1基準信号は、他の周期性により送信される。
幾つかの実施形態において、第1基準信号及び第2基準信号の1つ以上は、ビームを用いて送信される。第1基準信号は、第1幅の第1ビームを用いて送信される。第1基準信号が端末デバイス130のみではなく他の端末デバイスにも送信されるケースにおいて、第1ビームは、広い(ブロード)ビームであり、その結果、ネットワークデバイス110のカバレッジ内の複数の端末デバイスがこの信号を受信し得る。第2基準信号は、第2幅の第2ビームを用いて送信される。幾つかの実施形態において、第2基準信号を基準信号高密度化が必要な端末デバイスのみに送信することが望まれ、よって、第2ビームは狭いビームであり得る。つまり、第2ビームの第2幅は、広い第1ビームの第1幅より狭くできる。
広いビームで第1基準信号を送信し、狭いビームで第2基準信号を送信することにより、端末デバイスの多くは、比較的に長い周期性で第1基準信号を受信でき、高密度化が必要な端末デバイス(例えば、端末デバイス130)のみが、第2基準信号を受信し得る。幾つかの実施形態において、1より多い第2ビームが、第2基準信号を送信するために使用され得る。例えば、異なる位置にある複数の端末デバイスが、基準信号高密度化を必要とする場合、複数の第2ビームがこれらのデバイスをカバーするために使用され得る。複数の第2ビームは、端末デバイス130の正確な位置がネットワークデバイス110に知られていない場合にも役に立ち得る。第2ビームの数は、端末デバイス130の位置(リポートの様な利用可能な情報に基づき推定され得る)に基づき判定され得る。第2ビームの幅は、端末デバイス130の位置に依存し得る。
第2ビームが幾つかの他の端末デバイスに信号を送信するために使用される場合、その数及び幅は、これらデバイスの位置(及び/又は数)にも関連付けられる。ネットワークデバイス110は、第2ビームの数及びその幅を他の基準に基づき判定し得る。第1ビームを広いビーム(又は、第2ビームより広い)として記述したが、幾つかの他の実施形態において、例えば、第1基準信号が端末デバイスのグループや、特定の端末デバイスに送信される場合、第1ビームは、狭いビームを含み得る。
図3は、本開示の幾つかの実施形態による、ビームを用いた基準信号の送信を示している。参照符号310により示される上側において、第1基準信号304は、例えば、図2の例の205で、広いビーム302を用いて、第1周期性に従い送信される。第1基準信号304の異なるサンプルが、時間位置T1、T2及びT3で送信される。参照符号320により示される下側において、第2基準信号308が、狭いビーム306を用いて、第2周期性に従い追加で送信されているが、第1基準信号304は、依然、広いビーム302を用いて、第1周期性に従い送信されている。第1基準信号304の幾つかのサンプルは、時間位置T1、T2及びT3で送信され、第2基準信号308の幾つかのサンプルは、時間位置T1´、T2´及びT3´で送信される。つまり、基準信号高密度化において、第1基準信号の送信は、同じままで維持され、第2基準信号の追加の送信が追加されている。
第1基準信号304は、上側310及び下側320の両方において、時間位置T1、T2及びT3で送信されているが、追加の時間位置は、上側310及び下側320の両方において異なり得る。例えば、下側320に示す基準信号送信は、ネットワークデバイス110により、図2の220で実行され得る。第1基準信号及び第2基準信号の送信に基づき、端末デバイス130は、それらを受信し、以下に述べる基準信号測定を実行し得る。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス110での基準信号高密度化は、ネットワークデバイス120の様な幾つかの隣接ネットワークデバイスに通知され得る。図2に戻り、ネットワークデバイス110は、第2周期性の同じ表示をネットワークデバイス120に送信し得る(230)。第2周期性の表示に基づき、ネットワークデバイス120は、第3基準信号に関連付けられ得る基準信号(第4基準信号として参照)を端末デバイス130に送信し得る。第3基準信号と第4基準信号の関係は、第1基準信号と第2基準信号の関係と同様であり得る。表示は、例えば、基準信号送信の周期性を、第3基準信号の元の第1周期性からより高いレベルに短くするために、ネットワークデバイス120が端末デバイス130への基準信号高密度化を提供させるために使用され得る。表示は、X2インタフェースの様な、ノード間インタフェースを介して送信され得る。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス130での基準信号測定に関連するネットワークデバイスのみに通知するか、第2周期性の表示に伴いデバイス130により実行されるアクティビティに関連するネットワークデバイスのみに通知するかを判定し得る。一例において、ネットワークデバイス110は、受信したリポートに基づき、端末デバイス130がネットワークデバイス110からネットワークデバイス120にハンドオーバするかを判定し得る。ネットワークデバイス110は、端末デバイス130がハンドオーバすると判定した場合、ネットワークデバイス120に第2周期性の表示を送信し得る。ハンドオーバイベントの判定については上述したので、ここでは省略する。
ネットワークデバイス110は、ネットワークデバイス120が端末デバイス130への基準信号密度を増加させるトリガにできる他の関連イベントを判定し得る。幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス130が基準信号高密度化のサービス提供を受けたいことを示すために、ネットワークデバイス120に表示を送信し得る(例えば、第2周期性を通知することにより、或いは、他のメッセージを使用することにより)。ネットワークデバイス120は、第4基準信号を提供するか否か、或いは、第2周期性を使用するか否かを決定し得る。幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、必要に応じて、第2周期性の表示を2つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信し得る。
第2周期性の表示に応答して、ネットワークデバイス120は、第2周期性に従い第4基準信号を端末デバイス130に送信し得る(240)。第4基準信号は、ネットワークデバイス120の基準信号密度を増加させるため、第2基準信号と同様の方法で送信され得る。例えば、第3基準信号及び第4基準信号の両方は、ビームを用いてそれぞれの周期性に従い送信される。幾つかのケースにおいて、広いビームが第3基準信号を送信するために使用され、その結果、端末デバイス130に加えて他の端末デバイスは、依然、この信号を受信できる。1つ以上の狭いビーム(第3ビームとして参照)が、第4基準信号を送信するために使用され、その結果、この信号は、端末デバイス130の様なこの信号を必要とする端末デバイスのみが受信する。
幾つかの実施形態において、第3ビームの数及びその第3幅を判定させるため、端末デバイス130の位置がネットワークデバイス110によりネットワークデバイス120に送信され得る。この位置情報は、第2周期性の表示と共に提供され得る。幾つかの実施形態において、端末デバイス130は、ネットワークデバイス110及び120の両方とコネクションを有し得る。よって、端末デバイス130は、例えば、シグナリング効率を改善し得るL1測定を介して、その位置関連情報をネットワークデバイス120に直接提供し得る。位置関連情報は、地理的位置情報、又は、ネットワークデバイス120が端末デバイス130の位置を判定又は推定するために使用できる他の情報を含み得る。
端末デバイス130は、第2周期性に従い第4基準信号を受信し得る(追加的に、第1周期性に従い送信された第3基準信号も)。幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス110が、第2周期性の表示を送信することにより第4基準信号の送信をネットワークデバイス120に要求すると決定した場合(そして、ネットワークデバイス120がこの要求を受け入れた場合)、ネットワークデバイス110は、ネットワークデバイス120の識別子(例えば、セル104のセル識別子)を端末デバイスに送信し得る。この識別子は、第2周期性の表示と共に提供され得る。端末デバイス130は、識別子に基づきネットワークデバイス120から第4基準信号(及び、幾つかの例においては第3基準信号も)を受信し得る。これらのケースにおいて、端末デバイス130は、隣接ネットワークデバイスから、更なる処理又は測定に使用されると判定される追加の第4基準信号のみを受信し、消費電力を低減させる。
ネットワークデバイス110(又は120)からの基準信号の送信に応じて、端末デバイス130は、基準信号を受信し得る。図4は、狭いビームを用いた基準信号の送信を示している。この例において、ネットワークデバイス110からの第2基準信号は、狭い第2ビームを用いて送信されている。端末デバイス130は、5つの第2ビームを使用して送信された第2基準信号の5つのサンプル410を受信し得る。ネットワークデバイス110は、例えば、ビーム401〜405の様なビームを、第2周期性に従い、時間領域において異なる方向に連続的にスウィープし得る。端末デバイス130の位置はビーム403に一致しているので、ビーム403を用いて送信された第2基準信号のサンプル(例えば、サンプル410−1、410−2、410−3又は410−4)は、最もチャネル品質が良く、よって、最も高い信号強度として受信され得る。
図5は、広いビームを用いた第1基準信号の送信を示している。このシナリオにおいては、広いビームの使用により、セル102の、端末デバイス130を含む総ての端末デバイスは、第1基準信号を受信できる。よって、第1周期性に従い、端末デバイス130は、異なる時間位置において第1基準信号の1つ以上のサンプル510を受信でき、これらサンプルの信号強度は、広い範囲において変化しない。
図2に戻り、端末デバイス130は、受信した基準信号に基づき更なるリポートを生成し得る(250)。このリポートは、受信した信号の測定に基づき判定され得る。幾つかの実施形態において、端末デバイス130は、第1基準信号を受信したかに拘わらず、第2基準信号の受信のみに基づいて更なるリポートを判定し得る。幾つかの他の実施形態において、第1基準信号及び第2基準信号の両方が端末デバイス130により受信され、更なるリポートは、この両方の信号に基づき求められ得る。
一例として、図4及び図5を再度参照する。図4において、現在の時間位置で、端末デバイス130は、図4に示す様に、第2基準信号の20個のサンプル40を受信し(つまり、5つのビーム401〜405それぞれから4つのサンプル410)、それぞれの対応する測定値を計算する。伝統的なオプションとして、端末デバイス130は、例えば、サンプルのグループ426の様な、複数の最近のサンプルの測定値に基づき平均測定値を判定し得る。しかしながら、サンプルの1つ又は幾つかが、ビームスウィープの間において高い信号強度を有するので、これは、移動平均となり得る。
幾つかの他の実施形態において、より良いチャネル品質(よって、より高い信号強度)のビームから更なるリポートを生成することが望まれる。端末デバイス130は、第2基準信号の受信サンプルの信号強度が、所定範囲(例えば、ビームスウィープから得られた5サンプル)より高い(例えば、閾値より高い)かを判定し得る。幾つかの例において、最も高い、或いは、比較的高い信号強度の1つ以上のサンプルが使用のために選択され得る。一例において、MAXオペレーションがサンプルを選択するために実行される。図4に示す様に、4ビームスウィープにおいて、サンプル420のグループのサンプル410−1、サンプル422のグループのサンプル410−2、サンプル424のグループのサンプル410−3、サンプル426のグループのサンプル410−4が選択され得る。他のサンプルは廃棄され得る。
幾つかの例において、現時刻で、端末デバイス130は、現在選択したサンプル(例えば、サンプル410−4)の測定に基づき更なるリポートを判定し得る。幾つかの他の例において、所定数の選択サンプル、例えば、サンプル410−1〜410−4が考慮され得る。第2基準信号のサンプルのどの側面を測定するかは、生成するリポートに依存し得る。
代わりに、同じビームで受信されたサンプルの平均化オペレーションが実行され得る。例えば、ビーム401を用いて集められた第1、第6、第11及び第16ビームの測定値が平均化され、他のサンプルも同様である。複数の平均化された測定値から、1つ以上の高い測定値(閾値より高い)が、更なるリポートを判定するために選択され得る。
幾つかの実施形態において、使用するサンプルの選択は、生成するリポートに基づき得る。例えば、リポートがRSRQを反映するために生成される場合(RSRQ=RSRP/RSSIで計算される)、RSSIの値は、考慮しているサンプル(20サンプルの総て)を平均化することにより、例えば、従来の方法で取得され得る。RSRPの値は、上述した様に判定され得る。
第1基準信号のために、現時間において、第1基準信号の20サンプルが図5に示す様に受信されたものとする。幾つかの実施形態において、これらサンプルの信号強度は、広範囲にわたり変化しないので、第1基準信号の現在の受信サンプル(20番目のサンプル)は、他の以前のサンプルと平均化でき、平均測定値は、更なるリポートを判定するために使用され得る(第2基準信号のサンプルから判定された測定値と共に)。幾つかの実施形態において、平均化オペレーションの前に、加算(SUM)オペレーションがエネルギを集約するために実行され得る。所定数のサンプルの測定は、まず加算され得る。所定数は、第2基準信号の受信の際のスウィープビーム数に等しくできる。
ネットワークデバイス110の位置において、広いビームに使用されるエネルギは、狭いビームに使用されるエネルギとは異なるため、加算オペレーションは、第1基準信号の測定値を第2基準信号の測定値と比較可能にする。図5の例において、5サンプル毎に加算が行われ、サンプル520〜526の各グループから加算された測定値530〜536が得られる。幾つかの実施形態において、複数の加算された測定値(測定値530〜536の幾つか又は総て)が平均化され、最後の平均測定値が更なるリポートを判定するために使用される。
上述した測定方法は、単なる例示である。既存又は将来開発される多くの他の方法が、第1基準信号及び第2基準信号の受信サンプルから1つ以上の測定値を判定するために適用され得る。送信周期性の減少により、周波数内及び周波数間の両方のケースにおいて高速測定を達成できる。ネットワークデバイス120から受信する基準信号に対して、同様の方法が、測定値を得るために端末デバイス130に適用され得る。これらの測定値は、更なるリポートを判定するために使用され得る(つまり、250で生成されるリポート)。
図2に戻り、端末デバイス130は、ネットワークデバイスに更なるリポートを送信し得る(260)。基準信号を受信した場合、リポートの送信は、端末デバイス130の通常動作であるが、以前のリポートの様に、更なるリポートは、ネットワークデバイス110にとって、基準信号送信の周期性を変更することを可能にする、或いは、不可能にするトリガとして動作し得る。更なるリポートの受信により、ネットワークデバイス110が第2基準信号を送信して基準信号測定を増加させる場合を考慮し、ネットワークデバイス110は、その高密度化を不可能にするかを決定し得る(例えば、第2基準信号の送信を停止することにより)。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、例えば、端末デバイス130がセルエッジ領域にいるか、或いは、ハンドオーバするかを判定するために、更なるリポートに基づき同じ判定を実行し得る。否定的な判定が得られると、ネットワークデバイス110は、端末デバイス130への第2基準信号の送信を停止し、通常の基準信号に戻り得る(端末デバイス130の観点から)。この場合、ネットワークデバイス110は、他の端末デバイスの必要性に応じて、他の端末デバイスに第2基準信号を送信することを継続し得る。
幾つかの実施形態において、第2基準信号を必要とする総ての端末デバイスがセルエッジ領域にいないと判定すると、ネットワークデバイス110は、基準信号高密度化を無効にし得る。幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、総ての第2基準信号を送信しないと決定すると、ネットワークデバイス110は、それをネットワークデバイス120に通知し得る。よって、ネットワークデバイス110は、第4基準信号の送信が必要ないことを示すために、ネットワークデバイス120に表示を送信し得る(270)。ネットワークデバイス110は、周期性のこの変更を通知するために、端末デバイス130に表示を送信することもでき(280)、その結果、端末デバイス130は、この表示を受信後、第2基準信号の受信を期待しない。
幾つかの実施形態において、幾つかの新たなイベントが定義され、端末デバイス130により基準信号高密度化の有効化又は無効化が報告され得る。これらのイベントは、現在の標準において定義されていない。幾つかの例において、端末デバイス130は、基準信号測定に基づき、隣接ネットワークデバイス120のチャネル品質がネットワークデバイス110より悪いかを判定し、それを、ネットワークデバイス110に報告し得る。この種のリポートに基づき、ネットワークデバイス110は、基準信号高密度化が端末デバイス130に必要でないかを判定し、通常の基準信号送信に戻り得る。
幾つかの構成情報が、上述したリポートの生成のためにネットワークデバイス110から端末デバイス130に提供され得る。幾つかの例において、第1閾値は、端末デバイス130とネットワークデバイス110との間の第1チャネル品質が、端末デバイス130とネットワークデバイス120との間の第2チャネル品質より高いかを判定するためである。端末デバイス130が、ネットワークデバイス110及び120の両方からの基準信号測定により、第2チャネル品質が第1チャネル品質に第1閾値を加えた値より低いと判定すると、端末デバイス130は、ネットワークデバイス110にリポートを送信し得る。代わりに、或いは、追加して、構成情報は、ネットワークデバイス120の第2チャネル品質が低いかを判定するための第2閾値を含み得る。第2チャネル品質が比較的低い(第2閾値より低い)と端末デバイス130が判定すると、端末デバイス130は、それを、ネットワークデバイス110に報告し得る。
第1閾値又は第2閾値に基づき生成されたリポートに基づき、ネットワークデバイス110は、基準信号高密度化を無効にするかを決定し得る。その様なリポートを受信しない場合、ネットワークデバイス110は、第2基準信号の送信を継続し得る。
幾つかの実施形態において、例えば、対応するリポートが要求される前に、構成情報が、ネットワークデバイス110から端末デバイス130に送信され得る。一例において、構成情報は、基準信号高密度化が有効化されるとき、或いは、前に提供され得る。
処理200で提供される基準信号高密度化は、ネットワークデバイス側での基準信号送信の周期性を減少させ、よって、端末デバイス側での基準信号測定の周期性を減少させる。幾つかの実施形態において、基準信号送信の減少は、ネットワークデバイス110の時間及び帯域幅資源を占有するので、ネットワークデバイス110は、サービス提供され得る端末デバイスの幾つかのみに基準信号高密度化が提供される様に構成し得る。対応する構成情報の受信により、端末デバイス130は、基準信号高密度化のサービス提供がされるかを認識し得る。例えば、ネットワークデバイス110は、端末デバイス130のトラフィックタイプを判定し、トラフィックタイプに基づき基準信号高密度化に関連する構成情報を端末デバイス130に送信するかを判定し得る。基準信号高密度化の利点を有するトラフィックタイプは、URLLC又はeV2xトラフィックの様な、低遅延を要求するトラフィックであり得る。
構成情報は、基準信号高密度化のサービス提供を受ける能力のある端末デバイス130を示すことに特化し得る。幾つかの他の例において、構成情報は、上述した第1閾値及び第2閾値や、リポートを生成するために端末デバイス130に対して定義された他のパラメータの様なリポートに関連され得る。幾つかの実施形態において、基準信号高密度化が端末デバイス130に対して提供されない場合、それは、第1基準信号を受信する通常モードとして動作し得る。
処理200は、端末デバイス130がネットワークデバイス110のカバレッジ内に存在する限り連続的に実行され、その結果、基準信号高密度化は、測定リポートに従い、端末でバイス130に対して適応的に有効化または無効化され得る。
図6は、本開示の幾つかの実施形態に従う例示的な方法600のフローチャートを示している。方法600は、図1に示すネットワークデバイス110又は120で実行され得る。説明目的で、方法600について、図1のネットワークデバイス110の観点から記述する。
ブロック620で、ネットワークデバイス110は、第1基準信号の測定に関するリポートを端末デバイス130から受信する。第1基準信号は、第1周期性に従い、ネットワークデバイスから端末デバイスに送信されたものである。よって、ブロック610に示す様に、ネットワークデバイス110は、第1周期性に従い第1基準信号を端末デバイス130に送信する。
ブロック630で、ネットワークデバイス110は、リポートに基づき、基準信号送信の周期性を変更するため、第2基準信号を送信するかを判定する。ネットワークデバイス110が周期性を変更すると決定すると、ネットワークデバイス110は、ブロック640で、第2基準信号を受信するための第2周期性の表示を端末デバイス130に送信する。第2基準信号は、第1基準信号に関連付けられる。ネットワークデバイス110が周期性を変更しないと決定すると、ブロック610に戻り、第1周期性に従う第1基準信号の送信を継続する。
図7は、本開示の幾つかの他の実施形態に従う例示的な方法700のフローチャートを示している。方法700は、図1に示す端末デバイス130のいずれかで実行され得る。説明目的で、方法700について、図1の端末デバイス130の観点から記述する。
ブロック710で、端末デバイス130は、第1基準信号の測定に基づきリポートを判定する。第1基準信号は、第1周期性に従い、ネットワークデバイス110から端末デバイスにより受信される。ブロック720で、端末デバイス130は、ネットワークデバイス110に第2基準信号を送信させるため、ネットワークデバイス110にリポートを送信する。第2基準信号は、第1基準信号に関連付けられる。ブロック730で、端末デバイス130は、第2基準信号を受信するための第2周期性の表示をネットワークデバイス110から受信する。
図2を参照して記述した、ネットワークデバイス110若しくは120又は端末デバイス130に関する総ての動作及び特徴は、方法600及び700に同様に適用でき、同様の効果を有することが理解される。簡略化のため、詳細については省略する。
図8は、本開示の幾つかの実施形態に従うネットワークデバイス800のブロック図である。ネットワークデバイス800は、図1に示すネットワークデバイス110又は120の例示的な実装形態と見做し得る。
図示する様に、ネットワークデバイス800は、端末デバイスから、第1基準信号の測定に関するリポートを受信する様に構成された受信ユニット820を有し、第1基準信号は、第1周期性に従い、ネットワークデバイスから端末デバイスに送信されたものである。ネットワークデバイス800は、リポートに基づき、第2基準信号を受信するための第2周期性の表示を端末デバイスに送信する様に構成された送信ユニット810も備え、第2基準信号は、第1基準信号に関連付けられる。
幾つかの実施形態において、送信ユニット810は、第2周期性の表示を送信することに応答して、第1周期性に従い、第1基準信号を端末デバイスに送信し、第2周期性に従い、第2基準信号を端末デバイスに送信する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、送信ユニット810は、第1幅の第1ビームを使用して第1基準信号を送信し、第2幅の1つ以上の第2ビームを使用して第2基準信号を送信する様にさらに構成され得る。幾つかの実施形態において、第2幅は、第1幅より狭い。
幾つかの実施形態において、ネットワークデバイス800は、端末デバイスの位置に基づき、第2幅の1つ以上と、第2ビームの数を判定する様に構成された判定ユニット830をさらに有する。
幾つかの実施形態において、判定ユニット830は、リポートに基づき、端末デバイスがネットワークデバイスから更なるネットワークデバイスにハンドオーバするかを判定する様にさらに構成され得る。送信ユニット810は、端末デバイスがハンドオーバするとの判定に応答して、第2周期性の表示を送信する様に構成される。
幾つかの実施形態において、リポートは、第1周期性に従い更なるネットワークデバイスによって端末デバイスに送信された第3基準信号の測定に更に関し得る。送信ユニット810は、第4基準信号を送信するための第2周期性の表示を更なるネットワークデバイスに送信する様にさらに構成され、第4基準信号は、第3基準信号に関連付けられる。
幾つかの実施形態において、判定ユニット830は、リポートに基づき、端末デバイスがネットワークデバイスから更なるネットワークデバイスにハンドオーバするかを判定する様にさらに構成され得る。送信ユニット810は、端末デバイスがハンドオーバするとの判定に応答して、第2周期性の表示を更なるネットワークデバイスに送信する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、送信ユニット810は、端末デバイスがハンドオーバするとの判定に応答して、第4基準信号を受信するための更なるネットワークデバイスの識別子を端末デバイスに送信する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、送信ユニット810は、更なるネットワークデバイスに、第4基準信号を送信する1つ以上の第3ビームの第3幅と、第3ビーム数との1つ以上を判定させるために、端末デバイスの位置を更なるネットワークデバイスに送信する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、送信ユニット810は、第2周期性の表示をさらなる端末デバイスに送信する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、送信ユニット820は、RNTIに基づき第2周期性の表示を送信する様に構成され得る。RNTIは、端末デバイス及び更なる端末デバイスを含むグループに対して定義される。
幾つかの実施形態において、送信ユニット810は、リポートの構成情報を、端末デバイスに送信する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、判定ユニット830は、端末デバイスのトラフィックタイプを判定する様にさらに構成され得る。送信ユニット810は、トラフィックタイプに基づきリポートの構成情報を送信する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、構成情報は、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の第1チャネル品質が、端末デバイスと更なるネットワークデバイスとの間の第2チャネル品質より低いかを判定するための第1閾値と、第2チャネル品質が低いかを判定するための第2閾値と、の1つ以上を含み得る。
図9は、本開示の幾つかの実施形態に従う端末デバイス900のブロック図である。端末デバイス900は、図1に示す端末デバイス130の例示的な実装形態と見做し得る。
図示する様に、端末デバイス900は、第1基準信号の測定に基づきリポートを判定する様に構成された判定ユニット910を有し、第1基準信号は、第1周期性に従い、ネットワークデバイスから端末デバイスにより受信されたものである。端末デバイス900は、ネットワークデバイスに第2基準信号を送信させるためにリポートをネットワークデバイス送信する様に構成された送信ユニット920も含み、第2基準信号は、第1基準信号に関連付けられる。端末デバイス900は、第2基準信号を受信するための第2周期性の表示をネットワークデバイスから受信する様に構成された受信ユニット930をさらに有する。
幾つかの実施形態において、受信ユニット930は、第2周期性の表示を受信することに応答して、ネットワークデバイスから端末デバイスへの、第1周期性に従う第1基準信号を受信し、ネットワークデバイスから端末デバイスへの、第2周期性に従う第2基準信号を受信する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、受信ユニット930は、第1幅の第1ビームを使用して送信された第1基準信号を受信し、第2幅の1つ以上の第2ビームを使用して送信された第2基準信号を受信する様にさらに構成され得る。幾つかの実施形態において、第2幅は、第1幅より狭い。
幾つかの実施形態において、判定ユニット910は、第2基準信号の信号強度が所定の閾値より高いかを判定し、第2基準信号の信号強度が閾値より高いと判定することに応答して、第2基準信号の測定に基づき更なるリポートを判定する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、判定ユニット910は、第1基準信号の測定値と、第1ビームを使用して受信した更なる基準信号の更なる測定値とに基づき平均測定値を判定し、判定した平均測定値にさらに基づき更なるリポートを判定する様にさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、判定ユニット910は、第1周期性に従い更なるネットワークデバイスから受信した第3基準信号の測定にさらに基づきリポートを判定する様に構成され、リポートは、端末デバイスがネットワークデバイスから更なるネットワークデバイスにハンドオーバするかを示している。
幾つかの実施形態において、受信ユニット930は、端末デバイスがハンドオーバすることを示すリポートに応答して、ネットワークデバイスから更なるネットワークデバイスの識別子を受信し、受信した識別子に基づき、第2周期性に従い更なるネットワークデバイスから第4基準信号を受信する様にさらに構成され、第4基準信号は、第3基準信号に関連付けられる。
幾つかの実施形態において、受信ユニット930は、RNTIに基づき第2周期性の表示を受信する様にさらに構成され得る。RNTIは、端末デバイス及び更なる端末デバイスを含むグループに対して定義され得る。
デバイス800及び900に含まれるユニットは、処理200並びに方法600及び700のブロックに対応する。よって、図1から図5を参照して記載した総ての動作及び特徴は、デバイス800及び900に含まれるユニットに対して同様に適用でき、同様の効果を有する。簡略化のため、詳細については省略する。
デバイス800及び900に含まれるユニットは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、或いは、それらの任意の組み合わせを含む、様々な方法で実現され得る。一実施形態において、1つ以上のユニットは、例えば、格納媒体に格納されたマシンが実行可能な命令といった、ソフトウェア及び/又はファームウェアを用いて実現され得る。マシンが実行可能な命令に加えて、或いは、代わりに、デバイス800及び900のユニットの総て又は部分は、1つ以上のハードウェアロジックコンポーネントにより、少なくとも部分的に実現され得る。例えば、使用可能な、ハードウェアロジックコンポーネントの例示的なタイプは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、アプリケーション特定集積回路(ASIC)、アプリケーション特定標準プロダクト(ASSP)、システム−オン−チップシステム(SOC)、コンプレックスプログラマブル論理デバイス(CPLD)等であるが、これらに限定されない。
図10は、本開示の実施形態を実行するのに適切なデバイス1000の簡略化したブロック図である。デバイス1000は、図1に示すネットワークデバイス110又は端末デバイス130の更なる例示的な実装形態と見做し得る。したがって、デバイス1000は、それぞれ、ネットワークデバイス110又は端末デバイス130、或いは、それらの部分として実装され得る。
図示する様に、デバイス1000は、プロセッサ1010と、プロセッサ1010に接続されたメモリ1020と、プロセッサ1010に接続された適切な送信機(TX)及び受信機(RX)1040と、TX/RX1040に接続された通信インタフェースと、を有する。メモリ1010は、プログラム1030の部分を少なくとも格納する。TX/RX1040は、双方向通信のためである。実際的には本出願で述べたアクセスノードは、複数のアンテナを有するが、TX/RX1040は、通信を促進するための少なくとも1つのアンテナを有する。通信インタフェースは、eNB間の双方向通信のためのX2インタフェース、モビリティ管理エンティティ(MME)/サービングゲートウェ(S−GW)とeNBとの間の通信のためのS1インタフェース、eNBとリレイノード(RN)との間の通信のためのUnインタフェース、eNBと端末デバイスとの間の通信のためのUuインタフェースの様な、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインタフェースを表し得る。
プログラム1030は、関連するプロセッサ1010で実行されると、デバイス1000が、図1から図7を参照して説明した本開示の実施形態に従い動作することを可能にするプログラム命令を含むと想定される。記述した実施形態は、デバイス1000のプロセッサ1010により実行可能なコンピュータソフトウェア、ハードウェア、又は、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより実行可能であり得る。プロセッサ1010は、本開示の様々な実施形態を実行する様に構成され得る。さらに、プロセッサ1010とメモリ1020の組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実行する様に適合された処理手段1050を形成し得る。
メモリ1010は、ローカル技術ネットワークに適切な任意タイプであり、任意の適切なデータ格納技術で実現され、非制限的な例として、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイス及びシステム、光メモリデバイス及びシステム、固定メモリ、リムーバルメモリであり得る。デバイス1000には唯一つのメモリ1020のみを示しているが、デバイス1000には複数の物理的に異なるメモリモジュールが存在し得る。プロセッサ1010は、ローカル技術ネットワークに適切な任意タイプであり、非制限的な例として、汎用目的プロセッサ、特定目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサの1つ以上を含み得る。デバイス1000は、メインプロセッサを同期するクロックに時間的に従属されるアプリケーション特定集積回路チップの様な、複数のプロセッサを含み得る。
概して、本開示の様々な実施形態は、ハードウェア、特定目的回路、ソフトウェア、論理回路、又は、それらの組み合わせにより実現され得る。幾つかの側面は、ハードウェアで実現されるが、他の側面は、コントローラ、マイクロプロセッサ又は他のコンピュータデバイスにより実行され得るファームウェア又はソフトウェアで実現され得る。本開示の実施形態の様々な態様を、ブロック図、フローチャート、幾つかの他の図面表現を使用して説明したが、記載したブロック、装置、システム、技術、又は、方法は、限定しない例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特定目的回路又は論理回路、汎用目的ハードウェア若しくはコントローラ、他のコンピューティングデバイス、又は、それらの幾つかの組み合わせにより実現され得る。
本開示は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に格納された少なくとも1つのコンピュータプログラム製品も提供する。コンピュータプログラム製品は、プログラムモジュールに含まれるコンピュータが実行可能な命令を含み、デバイスのターゲット実プロセッサ又は仮想プロセッサで実行され、図2、図6及び図7のいずれかを参照して説明した処理又は方法を実行する。概して、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行する、或いは、特定の抽象的なデータタイプを実装する、ルーティン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造等を含む。プログラムモジュールの機能は、種々の実施形態で記載した様に、プログラムモジュール間で結合、又は、分割され得る。プログラムモジュールのマシンが実行可能な命令は、局所的又は分散されたデバイス内で実行され得る。分散されたデバイスにおいて、プログラムモジュールは、ローカル及びリモートの格納媒体の両方に配置され得る。
本開示の方法を実行するプログラムコードは、1つ以上のプログラム言語の任意の組み合わせで記述され得る。これらのプログラムコードは、プロセッサや、汎用目的コンピュータ、特定目的コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置のコントローラに提供され、プログラムコードは、プロセッサ又はコントローラで実行されると、実現されるフローチャート及び/又はブロックダイアグラムで特定された機能/動作を実行させる。プログラムコードは、スタンドアローンソフトウェアパッケージとして、マシンで総てが実行され、マシンで部分的に実行され、或いは、マシン及びリモートマシンそれぞれで部分的に実行され、或いは、リモートマシン又はサーバで全体が実行される。
上記プログラムコードは、命令実行システム、装置又はデバイスと共に使用するプログラムを含む、或いは、格納するマシン可読媒体として具体化され得る。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体であり得る。マシン可読媒体は、電子、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体システム、装置、デバイス、又は、それらの任意の適切な組み合わせであり得る。マシン可読媒体の特定例は、1つ以上のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−ROM)、光格納デバイス、磁気格納デバイス、又は、それらの任意の適切な組み合わせであり得る。
さらに、特定の順序での動作を説明したが、図示した特定の順序、又は、シーケンシャル順序で実行することは必要ではなく、総ての説明した動作は、望ましい結果を達成するために実行される。特定の環境において、マルチタスク及び並行処理が有利であり得る。同様に、上記記載には、幾つかの特定の実装の詳細が含まれているが、それらは、本開示の範囲を制限するものではなく、特徴の記載は、特定の実施形態に特有のものであり得る。個別の実施形態の文脈で記述された特定の特徴は、単一実施形態において組み合わせて実装され得る。逆に、単一の実施形態の文脈で記述された種々の特徴は、複数の実施形態において個別に、或いは、任意の適切なサブコンビネーションとして実装され得る。
本開示について、構造的特徴及び/又は方法的動作に特有の言語で記載したが、添付の特許請求の範囲で定義される本開示は、上述した特定の特徴又は動作に必ずしも限定されない。むしろ、上述した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実装する例示的形式として開示されている。
以下に、上述した態様/実施形態に関連する更なる例を示す。
本開示の幾つかの実施形態において、周波数内ハンドオーバ及び周波数間ハンドオーバの両方の異なる測定期間のためのRRC測定構成について述べた。モチベーションは、高周波数における高信頼度のNRコネクションを達成するために、NRにおいて、周波数内測定及び周波数間測定の両方をLTEより速くさせる可能性がある。しかしながら、UEにおいて、測定には制限があり、ハードウェア資源を消費し、バッテリ消費を増加させる。よって、少しのUEが高速な測定を実行する必要があり、他のUEは、遅い測定周期で良い場合、幾つかの異なる測定期間を持つことが可能である。高速な測定のために、低い精度と、ネットワークによる追加のRSオーバヘッドのいずれかを受け入れる必要がある。別のオプションは、短い時間でのより良い精度を達成するために、通常より広い帯域幅に渡る測定を行わせることである。UEへの要求を最小化するために、高速な測定は、初期値より小さな最も良いセルのサブセットでのみ実行され得る。
一態様において、周波数内ハンドオーバ及び周波数間ハンドオーバの両方のためのより速いハンドオーバ測定を導入する可能性を提供することが提案される。他の態様において、周波数内ハンドオーバ及び周波数間ハンドオーバの両方の異なる測定期間のための測定構成を提供することが提案される。
これらの態様は、高速な測定期間に反応する必要がある幾つかのUEのための高速測定を可能にし、かつ、バッテリ等をセーブする必要がある他のUEに対してより遅い測定期間を可能にする。測定期間に加えて、例えば、実際の測定リポートが送信されるまでUEが待つ時間といった、トリガまでの時間タイマーがある。

Claims (20)

  1. ネットワークデバイス(110)で実行される方法(600)であって、
    第1周期性に従い、前記ネットワークデバイス(110)から端末デバイス(130)に送信された第1基準信号の測定に関するリポートを前記端末デバイス(130)から受信する(620)ことと、
    前記リポートに基づき、前記第1基準信号と同じタイプの第2基準信号を受信するための第2周期性の表示を前記端末デバイス(130)に送信する(640)ことと、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法(600)であって、さらに、
    前記第2周期性の前記表示を送信することに応答して、
    前記第1周期性に従い前記第1基準信号を前記端末デバイス(130)に送信することと、
    前記第2周期性に従い前記第2基準信号を前記端末デバイス(130)に送信することと、を含む方法。
  3. 請求項2に記載の方法(600)であって、
    前記第1基準信号を送信することは、第1幅の第1ビームを用いて前記第1基準信号を送信することを含み、
    前記第2基準信号を送信することは、第2幅の1つ以上の第2ビームを用いて前記第2基準信号を送信することを含む、方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法(600)であって、
    前記第2周期性の表示を送信することは、
    前記リポートに基づき、前記端末デバイス(130)が、前記ネットワークデバイス(110)から更なるネットワークデバイス(120)にハンドオーバするかを判定することと、
    前記端末デバイス(130)がハンドオーバするとの判定に応答して、前記第2周期性の前記表示を送信することと、
    を含む方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法(600)であって、
    前記リポートは、前記第1周期性に従い更なるネットワークデバイス(120)により前記端末デバイス(130)に送信された第3基準信号の測定にさらに関連し、
    前記方法は、さらに、
    前記第3基準信号に関連付けられた第4基準信号を送信するための前記第2周期性の表示を前記更なるネットワークデバイス(120)に送信することを含む、方法。
  6. 端末デバイス(130)で実行される方法(700)であって、
    第1周期性に従い、ネットワークデバイス(110)から前記端末デバイス(130)により受信された第1基準信号の測定に基づくリポートを判定する(710)ことと、
    記ネットワークデバイス(110)に前記リポートを送信する(720)ことと、
    2基準信号を受信するための第2周期性の表示を前記ネットワークデバイス(110)から受信する(730)ことと、
    を含み、
    前記ネットワークデバイス(110)から前記表示を送信することは前記リポートによりトリガされ、前記第2基準信号は前記第1基準信号と同じタイプである、方法。
  7. 請求項6に記載の方法(700)であって、さらに、
    前記第2周期性の前記表示を受信することに応答して、
    前記第1周期性に従い前記端末デバイス(130)への前記第1基準信号を前記ネットワークデバイス(110)から受信することと、
    前記第2周期性に従い前記端末デバイス(130)への前記第2基準信号を前記ネットワークデバイス(110)から受信することと、
    を含む方法。
  8. 請求項7に記載の方法(700)であって、
    前記第1基準信号を受信することは、第1幅の第1ビームを用いて送信された前記第1基準信号を受信することを含み、
    前記第2基準信号を受信することは、第2幅の1つ以上の第2ビームを用いて送信された前記第2基準信号を受信することを含む、方法。
  9. 請求項6から8のいずれか1項に記載の方法(700)であって、
    前記リポートを判定することは、前記第1周期性に従い更なるネットワークデバイス(120)から受信した第3基準信号の測定にさらに基づき前記リポートを判定することを含み、
    前記リポートは、前記端末デバイス(130)が前記ネットワークデバイス(110)から前記更なるネットワークデバイス(120)にハンドオーバするかを示す、方法。
  10. ネットワークデバイス(110、800)の装置(1000)であって、
    プロセッサ(1010)と、前記プロセッサ(1010)により実行可能な命令を含むメモリ(1020)と、を備え、
    前記装置(1000)は、
    第1周期性に従い、前記ネットワークデバイス(110)から端末デバイス(130)に送信された第1基準信号の測定に関するリポートを前記端末デバイス(130)から受信し(620)、
    前記リポートに基づき、前記第1基準信号と同じタイプの第2基準信号を受信するための第2周期性の表示を前記端末デバイス(130)に送信する(640)、
    様に動作する、装置。
  11. 請求項10に記載の装置(1000)であって、
    前記装置は、
    前記第2周期性の前記表示を送信することに応答して、
    前記第1周期性に従い前記第1基準信号を前記端末デバイス(130)に送信し、
    前記第2周期性に従い前記第2基準信号を前記端末デバイス(130)に送信する、
    様に動作する、装置。
  12. 請求項11に記載の装置(1000)であって、
    前記装置は、第1幅の第1ビームを用いて前記第1基準信号を送信することにより前記第1基準信号を送信する様に動作し、
    前記装置は、第2幅の1つ以上の第2ビームを用いて前記第2基準信号を送信することにより前記第2基準信号を送信する様に動作する、装置。
  13. 請求項12に記載の装置(1000)であって、
    前記第2幅は、前記第1幅より狭い、装置。
  14. 請求項12に記載の装置(1000)であって、
    前記装置(1000)は、さらに、前記端末デバイス(130)の位置に基づき、前記第2幅と、前記第2ビームの数の1つ以上を判定する様に動作する、装置。
  15. 請求項10から14のいずれか1項に記載の装置(1000)であって、
    前記装置(1000)は、さらに、前記リポートの構成情報を前記端末デバイス(130)に送信する様に動作する、装置。
  16. 端末デバイス(130、900)の装置(1000)であって、
    プロセッサ(1010)と、前記プロセッサ(1010)により実行可能な命令を含むメモリ(1020)と、を備え、
    前記装置(1000)は、
    第1周期性に従い、ネットワークデバイス(110)から前記端末デバイス(130)により受信された第1基準信号の測定に基づくリポートを判定(710)し、
    記ネットワークデバイス(110)に前記リポートを送信(720)し、
    2基準信号を受信するための第2周期性の表示を前記ネットワークデバイス(110)から受信する(730)、
    様に動作し、
    前記ネットワークデバイス(110)から前記表示を送信することは前記リポートによりトリガされ、前記第2基準信号は前記第1基準信号と同じタイプである、装置。
  17. 請求項16に記載の装置(1000)であって、
    前記装置(1000)は、さらに、
    前記第2周期性の前記表示を受信することに応答して、
    前記第1周期性に従い前記端末デバイス(130)への前記第1基準信号を前記ネットワークデバイス(110)から受信し、
    前記第2周期性に従い前記端末デバイス(130)への前記第2基準信号を前記ネットワークデバイス(110)から受信する、
    様に動作する、装置。
  18. 請求項17に記載の装置(1000)であって、
    前記装置(1000)は、
    第1幅の第1ビームを用いて送信された前記第1基準信号を受信することにより、前記第1基準信号を受信する様に動作し、
    前記第2基準信号を受信することは、第2幅の1つ以上の第2ビームを用いて送信された前記第2基準信号を受信することを含む、装置。
  19. 請求項18に記載の装置(1000)であって、
    前記第2幅は、前記第1幅より狭い、装置。
  20. 請求項17又は18に記載の装置(1000)であって、
    前記装置(1000)は、さらに、
    前記第2基準信号の信号強度が予め決められた閾値より高いかを判定し、
    前記第2基準信号の前記信号強度が前記閾値より高いと判定することに応答して、前記第2基準信号の測定に基づき更なるリポートを判定する、
    様に動作する、装置。
JP2019511422A 2016-09-30 2017-09-29 基準信号送信及び測定のための方法及びデバイス Active JP6833225B2 (ja)

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