JP6832926B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒が室内機に溜まり込むことを抑制する空気調和機に関する。
従来、室外ユニットと室内ユニットとが延長配管によって接続された空気調和機が知られている。室外ユニットは、圧縮機、冷媒が流れる流路方向を切り替える四方弁、室外熱交換器、室外送風機、液側延長配管接続用バルブ及びガス側延長配管用接続用バルブを有している。室内ユニットは、凝縮した冷媒を減圧する電子膨張弁、室内熱交換器及び室内送風機を有している。そして、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、電子膨張弁及び室内熱交換器が順次接続されて冷媒回路が構成されている。また、1台の室外ユニットに複数の室内ユニットが接続されたマルチ型空気調和機が知られている。この場合、各室内ユニットに設けられた電子膨張弁が制御されて、各室内ユニットに流れる冷媒の流量が制御されている。概して、室内ユニットは、横方向又は縦方向のいずれか一方に据え付けられる。一方、特許文献1及び特許文献2には、長手方向に延びる室内機が横方向及び縦方向のいずれにも据え付けることができる空気調和機が開示されている。
特開平9−14745号公報 特開2000−81244号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示された空気調和機は、冷媒が室内機に溜まり込むことについて何ら配慮されていないため、室内機の据え付け方向に依拠して、冷媒が室内機に溜まり込む虞がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、冷媒が室内機に溜まり込むことを抑制する空気調和機を提供するものである。
本発明に係る空気調和機は、圧縮機、室外熱交換器、膨張部及び室内機に設けられた室内熱交換器が配管により接続され、冷媒が流れる冷媒回路と、膨張部の開度を調整する制御部と、を備え、膨張部の開度として、起動時の開度として設定された起動開度と、安定状態に至ったときの開度として設定された基準開度と、を有し、制御部は、室内機に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断する判断手段と、判断手段によって判断された冷媒の溜まり込み易さに基づいて、起動開度及び基準開度を修正して膨張部の開度を調整する開度調整手段と、を有し、判断手段は、室内機の機種に基づいて、室内機に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断するものであり、室内機の機種として、据え付け方向を変更自在の特殊機種を含み、特殊機種は、据え付け方向として縦方向と横方向とを変更自在の構造を有し、室内熱交換器は、特殊機種の据え付け方向が縦方向であるとき、重力方向下側に位置する底部と、底部から上方に延び、底部よりも冷媒が貯留する容積が大きい辺部と、を有し、判断手段は、据え付け方向が縦方向であるか横方向であるかを判断するものであり、開度調整手段は、判断手段によって特殊機種の据え付け方向が横方向であると判断された場合、判断手段によって縦方向であると判断された場合よりも、膨張部の開度を開くものである。
本発明によれば、室内機に溜まる冷媒の溜まり込み易さに基づいて、膨張部の開度を調整するため、冷媒が室内機に溜まり込むことを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。 本発明の実施の形態1における縦方向に据え付けられた室内機3を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における縦方向に据え付けられた室内機3を示す正面図である。 本発明の実施の形態1における横方向に据え付けられた室内機3を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における横方向に据え付けられた室内機3を示す正面図である。 本発明の実施の形態1における制御部50を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機1の動作を示すフローチャートである。 比較例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、本発明に係る空気調和機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。この図1に基づいて、空気調和機1について説明する。図1に示すように、空気調和機1は、例えば1台の室外機2と4台の室内機3と、制御部50とを備えている。空気調和機1は、例えば冷凍サイクルを利用して空気の調和を行うマルチ型の空気調和機であり、4台の室内機3のいずれもが冷房運転を行う全冷房運転モードと、4台の室内機3のいずれもが暖房運転を行う全暖房運転モードとが選択されるものである。また、室外機2は、1台である場合について例示しているが、2台以上でもよい。また、室内機3は、4台である場合について例示しているが、1台でも2台でも3台でも5台以上でもよい。
(室外機2,室内機3)
室外機2は、室外に設置されるものであり、圧縮機10、流路切替部11、室外熱交換器12、室外送風機13、アキュムレータ17及び吐出温度センサ6を有している。4台の室内機3は、それぞれ膨張部14、室内熱交換器15、室内送風機16及び室内制御部34を有している。このように、複数の室内機3には、室内熱交換器15及び膨張部14がそれぞれ1個ずつ設けられている。ここで、圧縮機10、流路切替部11、室内熱交換器15、膨張部14、室外熱交換器12及びアキュムレータ17が配管5により接続され、冷媒が流れる冷媒回路4が構成されている。
(圧縮機10,流路切替部11)
圧縮機10は、低温低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。圧縮機10は、例えば容量を制御することができるインバータ圧縮機である。なお、圧縮機10が2台設けられてもよい。流路切替部11は、冷媒回路4において冷媒が流れる方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。流路切替部11は、圧縮機10から吐出された冷媒が室外熱交換器12に流れるか室内熱交換器15に流れるかを切り替えるものであり、これにより、全冷房運転及び全暖房運転のいずれもが行われる。
(室外熱交換器12,室外送風機13,アキュムレータ17)
室外熱交換器12は、流路切替部11と膨張部14との間に接続されており、例えば室外空気と冷媒とを熱交換するものである。室外熱交換器12は、冷房運転時に凝縮器として作用し、暖房運転時に蒸発器として作用する。室外送風機13は、室外熱交換器12の近傍に設けられ、室外熱交換器12に室外空気を送風するものである。アキュムレータ17は、圧縮機10の吸入側に接続されており、ガス状態の冷媒のみが圧縮機10に流入するように、圧縮機10に吸入される冷媒のうち液状態の冷媒を貯留するものである。
(膨張部14)
膨張部14は、室外熱交換器12と室内熱交換器15との間に接続されており、冷媒を減圧して膨張する減圧弁又は膨張弁である。膨張部14は、例えば開度が調整される電子式膨張弁である。膨張部14は、前述の如く、各室内機3にそれぞれ設けられており、各室内熱交換器15に流れる冷媒の量を調整している。膨張部14の開度は、冷房時において、室内熱交換器15の出口側の過熱度に基づいて制御され、室内熱交換器15に流れる冷媒の量が制御されている。これにより、膨張部14は、室内熱交換器15にかかる負荷の変動に対応し、適量の冷媒を室内熱交換器15に供給すると共に、圧縮機10が液状態の冷媒を吸入しないように、過熱度を一定の幅に保っている。
(室内熱交換器15,室内送風機16,室内制御部34)
室内熱交換器15は、膨張部14と流路切替部11との間に接続されており、室内空気と冷媒とを熱交換するものである。室内熱交換器15は、冷房運転時に蒸発器として作用し、暖房運転時に凝縮器として作用する。室内送風機16は、室内熱交換器15の近傍に設けられ、室内熱交換器15に室内空気を送風するものである。室内制御部34は、室内機3の動作を制御するものである。
(吐出温度検出センサ)
吐出温度検出センサは、圧縮機10の吐出側と流路切替部11との間に設けられており、圧縮機10によって圧縮されて吐出される高温高圧状態の冷媒の圧力を検出するものである。
(室内機3の据え付け方向)
図2は、本発明の実施の形態1における縦方向に据え付けられた室内機3を示す斜視図である。次に、室内機3の据え付け方向について説明する。本実施の形態1の室内機3の機種は、据え付け方向を多方向に変更自在の特殊機種である。室内機3は、室内空気が流れる方向を、例えば天井又は床下等といった据え付けられる空間に適した方向となるように、自由に据え付け方向を変更することができる。図2に示すように、室内機3は、例えば長手方向に長い直方体状の筐体30を有しており、筐体30の内部には、長手方向に垂直の方向に3個に区画された第1の室31、第2の室32及び第3の室33が形成されている。
第1の室31には、例えば室内制御部34が設けられている。室内制御部34には、入力スイッチ34aが設けられており、入力スイッチ34aは、室内機3の据え付け方向の情報を入力するものである。入力スイッチ34aは、例えば電子式スイッチであり、室内制御部34は、入力スイッチ34aの切り替えによって、室内機3の据え付け方向の情報を制御部50に送信する。例えば、据付業者が室内機3を据え付ける際、入力スイッチ34aを用いて据付方向を入力する。これにより、空気調和機1が起動した際、室内制御部34が、室内機3の据え付け方向の情報を制御部50に送信する。
第2の室32には、例えば室内熱交換器15が設けられている。室内熱交換器15は、逆V字形状をなしており、幅方向の形状と高さ方向の形状とが異なる。このように、室内熱交換器15は、頂部15aと、頂部15aから両斜め下方向に延びる辺部15bと、辺部15bの先端である底部15cとを有している。第3の室33には、例えば室内送風機16が設けられている。筐体30の上端部及び下端部には、上部開口部30a及び下部開口部30bが形成されており、室内送風機16は、下方向に位置する下部開口部30bから室内空気を吸い込み、吸い込んだ室内空気を上方向に位置する上部開口部30aから吹き出す。これにより、室内空気は、下方から上方に向けて縦方向(矢印Z方向)に流れる。
図3は、本発明の実施の形態1における縦方向に据え付けられた室内機3を示す正面図である。図3に示すように、室内機3が縦方向に据え付けられた場合、室内熱交換器15において室内熱交換器15の底部15cが重力方向の下方に位置するため、冷媒は、室内熱交換器15の底部15cに溜まり込む(図3の破線で囲まれた部分)。
図4は、本発明の実施の形態1における横方向に据え付けられた室内機3を示す斜視図である。図4に示すように、室内機3が横方向に据え付けられた場合、室内送風機16は、一側方向に位置する下部開口部30bから室内空気を吸い込み、吸い込んだ室内空気を他側方向に位置する上部開口部30aから吹き出す。これにより、室内空気は、一側方向から他側方向に向けて横方向(矢印X方向)に流れる。
図5は、本発明の実施の形態1における横方向に据え付けられた室内機3を示す正面図である。図5に示すように、室内機3が横方向に据え付けられた場合、室内熱交換器15において室内熱交換器15の辺部15bが重力方向の下方に位置するため、冷媒は、室内熱交換器15の辺部15bに溜まり込む(図5の破線で囲まれた部分)。ここで、室内熱交換器15の底部15cと辺部15bとは、辺部15bの方が底部15cよりも冷媒が貯留する容積が大きいため、辺部15bの方が底部15cよりも冷媒が溜まり込み易い。即ち、室内機3が横方向に据え付けられた場合、室内機3が縦方向に据え付けられた場合よりも、冷媒が溜まり込み易い。
なお、本実施の形態1では、室内機3の機種として、据え付け方向を変更自在の特殊機種について例示したが、そのほかに、縦置き専用の機種としてもよいし、横置き専用の機種としてもよい。
(制御部50)
図6は、本発明の実施の形態1における制御部50を示すブロック図である。制御部50は、空気調和機1の全体の制御をおこなうものであり、例えばマイコン及びドライバである。制御部50は、膨張部14の開度を調整するものである。なお、本実施の形態1では、制御部50と、室内制御部34とが別体である場合について例示しているが、一体としてもよい。図6に示すように、制御部50は、判断手段51と、吐出温度判定手段52と、開度調整手段53とを有している。
(判断手段51)
判断手段51は、室内機3に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断するものである。本実施の形態1では、冷媒の溜まり込み易さを判断するために、室内機3の据え付け方向の情報が用いられている。即ち、判断手段51は、据え付け方向が縦方向であるか横方向であるかを判断している。判断手段51は、据え付け方向が縦方向である場合、冷媒が溜まり込み難いと判断し、据え付け方向が横方向である場合、冷媒が溜まり込み易いと判断する。本実施の形態1では、入力スイッチ34aによって入力された据え付け方向の情報に基づいて、室内機3の据え付け方向が判断される。即ち、判断手段51は、入力スイッチ34aによって入力された据え付け方向の情報に基づいて、室内機3に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断する。また、判断手段51は、据え付け方向を変更自在の特殊機種が接続されているか否かを判断する機能を有する。
(吐出温度判定手段52)
吐出温度判定手段52は、吐出温度センサ6によって検出された吐出温度が吐出温度閾値と一致するか否かを判定するものである。吐出温度閾値は、例えば目標とする目標吐出温度である。
(開度調整手段53)
開度調整手段53は、判断手段51によって判断された冷媒の溜まり込み易さに基づいて、膨張部14の開度を調整するものである。本実施の形態1では、冷媒の溜まり込み易さを判断するために室内機3の据え付け方向の情報が用いられている。前述の如く、判断手段51は、据え付け方向が縦方向である場合、冷媒が溜まり込み難いと判断し、据え付け方向が横方向である場合、冷媒が溜まり込み易いと判断する。
ここで、膨張部14の開度は、閉じられるほど、冷媒が流れる量が減り、冷媒が溜まり込み易くなるが、一方、冷房時において過熱度が高くなり、また、膨張部14における前後の差圧が増加するため、暖房能力が向上する。また、膨張部14の開度は、開かれるほど、冷媒が流れる量が増し、冷媒が溜まり込み難くなるが、一方、冷房時において過熱度が低くなり、また、膨張部14における前後の差圧が減少するため、暖房能力が低下する。開度調整手段53は、判断手段51によって室内機3の据え付け方向が横方向であると判断された場合、判断手段51によって縦方向であると判断された場合よりも、膨張部14の開度を開く。これにより、膨張部14の開度は、縦方向及び横方向のいずれにおいても、最適化される。
また、開度調整手段53は、暖房運転又は冷房運転の開始時に、膨張部14の開度を全開にする機能を有する。また、開度調整手段53は、暖房運転又は冷房運転の開始時に膨張部14の開度を全開にした後、膨張部14の開度を、それぞれの運転に合わせた起動開度に設定して維持する機能を有する。なお、開度調整手段53は、膨張部14の開度を起動開度に設定した後、若干開度を調整してもよい。そして、開度調整手段53は、膨張部14の開度を起動開度に設定して維持して、所定の時間例えば数分が経過した後、膨張部14の開度を基準開度に設定する機能を有する。ここで、所定の時間とは、例えば圧縮機10の周波数が上昇し、冷媒の循環量が増加して、起動開始から安定状態に至る時間である。また、基準開度は、例えば室内機3の運転に最適な開度である。
前述の如く、開度調整手段53は、判断手段51によって室内機3の据え付け方向が横方向であると判断された場合、判断手段51によって縦方向であると判断された場合よりも、膨張部14の開度を開く。即ち、開度調整手段53は、膨張部14の起動開度において、室内機3の据え付け方向が横方向である方が縦方向であるよりも、膨張部14の開度を開く。また、開度調整手段53は、膨張部14の基準開度において、室内機3の据え付け方向が横方向である方が縦方向であるよりも、膨張部14の開度を開く。
また、開度調整手段53は、吐出温度判定手段52によって吐出温度が吐出温度閾値と相違する場合、膨張部14の開度を調整するものである。開度調整手段53は、現在の実際の吐出温度が吐出温度閾値よりも高い場合、膨張部14の開度を開く。これにより、膨張部14の前後の差圧が小さくなるため、吐出温度が低下する。また、開度調整手段53は、現在の実際の吐出温度が吐出温度閾値よりも低い場合、膨張部14の開度を閉じる。これにより、膨張部14の前後の差圧が大きくなるため、吐出温度が上昇する。このように、吐出温度が吐出温度閾値に近づくように、膨張部14の開度が調整され、吐出温度が吐出温度閾値と一致した場合、膨張部14の開度が一定に保たれる。
(運転モード)
次に、空気調和機1の運転モードについて説明する。前述の如く、空気調和機1は、運転モードとして、全冷房運転モード及び全暖房運転モードを有している。全冷房運転は、圧縮機10、流路切替部11、室外熱交換器12、それぞれの膨張部14、それぞれの室内熱交換器15、流路切替部11、アキュムレータ17の順に冷媒が流れ、それぞれの室内熱交換器15において室内空気が冷媒と熱交換されて、各室内が冷却されるものである。全暖房運転は、圧縮機10、流路切替部11、それぞれの室内熱交換器15、それぞれの膨張部14、室外熱交換器12、流路切替部11、アキュムレータ17の順に冷媒が流れ、それぞれの室内熱交換器15において室内空気が冷媒と熱交換されて、各室内が加熱されるものである。
(全冷房運転)
次に、空気調和機1の各運転モードの動作について説明する。先ず、全冷房運転について説明する。全冷房運転では、流路切替部11によって、圧縮機10の吐出側と室外熱交換器12とが接続されている。全冷房運転において、圧縮機10に吸入された冷媒は、圧縮機10によって圧縮されて高温高圧のガス状態で吐出される。圧縮機10から吐出された高温高圧のガス状態の冷媒は、流路切替部11を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器12に流入し、室外熱交換器12において、室外送風機13によって送風された室外空気と熱交換されて凝縮液化する。凝縮された液状態の冷媒は、各室内機3に流入する。
各室内機3において冷媒は、それぞれの膨張部14に流入し、それぞれの膨張部14において膨張及び減圧されて低温低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用するそれぞれの室内熱交換器15に流入し、それぞれの室内熱交換器15において、室内送風機16によって送風された室内空気と熱交換されて蒸発ガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、各室内において冷房が実施される。蒸発した低温低圧のガス状態の冷媒は、流路切替部11を通過して、アキュムレータ17に流入する。アキュムレータ17に流入した冷媒のうち、液状態の冷媒がアキュムレータ17に貯留され、ガス状態の冷媒が圧縮機10に吸入される。
(全暖房運転)
次に、全暖房運転について説明する。全暖房運転では、流路切替部11によって、アキュムレータ17と室内熱交換器15とが接続されている。全暖房運転において、圧縮機10に吸入された冷媒は、圧縮機10によって圧縮されて高温高圧のガス状態で吐出される。圧縮機10から吐出された高温高圧のガス状態の冷媒は、流路切替部11を通過して、各室内機3に流入する。各室内機3において冷媒は、凝縮器として作用するそれぞれの室内熱交換器15に流入し、それぞれの室内熱交換器15において、室内送風機16によって送風された室内空気と熱交換されて凝縮液化する。このとき、室内空気が暖められ、各室内において暖房が実施される。
凝縮された液状態の冷媒は、それぞれの膨張部14において膨張及び減圧されて低温低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器12に流入し、室外熱交換器12において、室外送風機13によって送風された室外空気と熱交換されて蒸発ガス化する。蒸発した低温低圧のガス状態の冷媒は、流路切替部11を通過して、アキュムレータ17に流入する。アキュムレータ17に流入した冷媒のうち、液状態の冷媒がアキュムレータ17に貯留され、ガス状態の冷媒が圧縮機10に吸入される。
(制御部50の動作)
次に、制御部50の動作について説明する。なお、室内機3が特殊機種である場合、室内機3が据え付けられる際、入力スイッチ34aによって据え付け方向の情報が入力されている。また、室内機3が特殊機種である場合は、膨張部14の各種設定開度は、室内機3が縦方向に据え付けられた場合に最適となるように設定されている。ここで、室内機3が特殊機種であり、縦方向に据え付けられたときの膨張部14の各種設定開度は、室内機3が特殊機種でない場合と同様とする。
図7は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1の動作を示すフローチャートである。図7に示すように、全暖房運転において、先ず、開度調整手段53によって膨張部14の開度が全開にされる(ステップST1)。次に、判断手段51によって特殊機種が接続されているか否かが判断される(ステップST2)。特殊機種が接続されていない場合(ステップST2のNo)、開度調整手段53によって膨張部14の開度が起動開度に設定される(ステップST11)。そして、所定の時間例えば数分が経過して起動開始から安定状態に至る(ステップST12)と、開度調整手段53によって膨張部14の開度が基準開度に設定される(ステップST13)。その後、ステップST8に移行する。
一方、特殊機種が接続されている場合(ステップST2のYes)、判断手段51によって室内機3の据え付け方向が確認される(ステップST3)。具体的には、判断手段51によって、室内機3の据え付け方向が横方向であるか否かが判断される(ステップST4)。据え付け方向が縦方向である場合(ステップST4のNo)、ステップST11に進む。一方、据え付け方向が縦方向である場合(ステップST4のYes)、開度調整手段53によって膨張部14の開度が起動開度よりもβだけ多く開かれた開度に設定される(ステップST5)。そして、所定の時間例えば数分が経過して起動開始から安定状態に至る(ステップST6)と、開度調整手段53によって膨張部14の開度が基準開度よりもβだけ多く開かれた開度に設定される(ステップST7)。その後、ステップST8に移行する。
ステップST8では、吐出温度判定手段52によって、実際の吐出温度Tdrと目標とする吐出温度閾値Tdtとが比較される。具体的には、吐出温度判定手段52によって、吐出温度センサ6において検出された吐出温度Tdrが吐出温度閾値Tdtと一致するか否かが判定される(ステップST9)吐出温度Tdrが吐出温度閾値Tdtよりも高い場合(ステップST9のNo)、開度調整手段53によって膨張部14の開度がαだけ多く開かれ、ステップST8に戻る。また、吐出温度Tdrが吐出温度閾値Tdtよりも低い場合(ステップST9のNo)、開度調整手段53によって膨張部14の開度がαだけ閉じられ、ステップST8に戻る。一方、吐出温度Tdrが吐出温度閾値Tdtと一致する場合(ステップST9のYes)、膨張部14の開度は保たれ、空気調和機1の動作が安定する。
本実施の形態1によれば、室内機3に溜まる冷媒の溜まり込み易さに基づいて、膨張部14の開度を調整するため、冷媒が室内機3に溜まり込むことを抑制することができる。また、判断手段51は、室内機3の機種に基づいて、室内機3に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断するものである。このため、室内機3の機種が例えば運転時に冷媒が溜まり込み易い機種であっても、機種毎に個別に膨張部14の開度を調整して、冷媒が室内機3に溜まり込むことを抑制することができる。
更に、室内機3の機種として、据え付け方向を変更自在の特殊機種を含み、特殊機種は、据え付け方向として縦方向と横方向とを変更自在の構造を有し、判断手段51は、据え付け方向が縦方向であるか横方向であるかを判断するものであり、開度調整手段53は、判断手段51によって特殊機種の据え付け方向が横方向であると判断された場合、判断手段51によって縦方向であると判断された場合よりも、膨張部14の開度を開くものである。ここで、本実施の形態1の比較例として、従来の空気調和機の制御部の動作について説明する。
従来の空気調和機は、例えば室外ユニットと室内ユニットとが延長配管によって接続されている。室外ユニットは、圧縮機、冷媒が流れる流路方向を切り替える四方弁、室外熱交換器、室外送風機、液側延長配管接続用バルブ及びガス側延長配管用接続用バルブを有している。また、室内ユニットは、凝縮した冷媒を減圧する電子膨張弁、室内熱交換器及び室内送風機を有している。そして、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、電子膨張弁及び室内熱交換器が順次接続されて冷媒回路が構成されている。また、空気調和機は、高圧センサ、低圧センサ、第1のサーミスタ及び第2のサーミスタを有している。高圧センサは、圧縮機の吐出側配管に接続され、低圧センサは、圧縮機の吸入側配管に接続され、それぞれ冷媒回路の圧力状態を検出する。第1のサーミスタは、冷房運転時に室外熱交換器の出口側となる配管に設けられ、第2のサーミスタは、冷房運転時に室内熱交換器の入口側となる場所と出口側となる場所との中間に設けられ、それぞれ冷媒回路の温度状態を検出する。更に、空気調和機は、制御装置を有しており、制御装置は、圧縮機、四方弁及び電子膨張弁に接続されている。これにより、制御装置は、各運転状況に応じて空気調和機を制御する。
図8は、比較例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。図8に示すように、全暖房運転において、先ず、膨張部の開度が全開にされる(ステップST21)。次に、膨張部の開度が起動開度に設定される(ステップST22)。そして、所定の時間例えば数分が経過して起動開始から安定状態に至る(ステップST23)と、膨張部の開度が基準開度に設定される(ステップST24)。その後、実際の吐出温度Tdrと目標とする吐出温度閾値Tdtとが比較される。具体的には、吐出温度Tdrが吐出温度閾値Tdtと一致するか否かが判定される(ステップST25)吐出温度Tdrが吐出温度閾値Tdtよりも高い場合(ステップST25のNo)、膨張部の開度がαだけ多く開かれ、ステップST24に戻る。また、吐出温度Tdrが吐出温度閾値Tdtよりも低い場合(ステップST25のNo)、膨張部の開度がαだけ閉じられ、ステップST24に戻る。一方、吐出温度Tdrが吐出温度閾値Tdtと一致する場合(ステップST25のYes)、膨張部の開度は保たれ、空気調和機の動作が安定する。
比較例によれば、例えば工場出荷時に室内機の据え付け方向が縦方向の場合に最適な膨張部の開度が設定される。そして、現地において室内機が据え付けられる際、室内機の据え付け方向が縦方向であれば、空気調和機は効率良く稼働する。しかし、室内機の据え付け方向が縦方向以外例えば横方向である場合、冷媒が溜まり込む虞がある。一方、工場出荷時に室内機の据え付け方向が横方向の場合に最適な膨張部の開度が設定されたとする。そして、現地において室内機が据え付けられる際、室内機の据え付け方向が横方向であれば、空気調和機は効率良く稼働する。しかし、室内機の据え付け方向が縦方向である場合、膨張部が過剰に開くため、過熱度が不足し、また室内機から吹き出される空気の温度上昇時間が遅延して暖房能力が低下してしまう虞がある。
これに対し、本実施の形態1では、開度調整手段53は、判断手段51によって特殊機種の据え付け方向が横方向であると判断された場合、判断手段51によって縦方向であると判断された場合よりも、膨張部14の開度を開く。このため、室内機3の据え付け方向に応じて、最適な膨張部14の開度に設定することができる。即ち、室内機3がいずれの方向に据え付けられた場合でも、適切な冷媒の量が供給される。これにより、冷媒の溜まり込みを抑制しつつ、空気調和機1の運転能力の低減を抑制することができる。また、停止した室内機3における熱損失が減少するため、消費電力を低減することができる。更に、冷媒が溜まり込み易い機種が接続される場合でも、冷媒を追加チャージすることが不要である。このため、室内機3が据え付けられる際の工数を削減し、冷媒を追加するためのコストを削減することができる。また、冷媒を追加チャージする必要がないため、冷凍機油の濃度が低下しない。このため、圧縮機10の信頼性を確保することが容易である。
また、室内機3は、据え付け方向の情報を入力する入力スイッチ34aを有し、判断手段51は、入力スイッチ34aによって入力された据え付け方向の情報に基づいて、室内機3に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断するものである。これにより、例えば据付業者が室内機3を据え付ける際、入力スイッチ34aを用いて据付方向を入力すれば、据え付け方向に基づいて膨張部14の開度が制御される。
なお、室内機3は、据え付け方向の情報を検出する加速度センサ(図示せず)を有し、判断手段51は、加速度センサによって検出された据え付け方向の情報に基づいて、室内機3に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断するものであってもよい。この場合、据付業者が室内機3を据え付ける際に据え付け方向を入力することなく、据え付け方向に基づいて膨張部14の開度が制御される。このため、利便性が向上する。
また、圧縮機10から吐出される冷媒の吐出温度を検出する吐出温度センサ6を更に備え、制御部50は、吐出温度センサ6によって検出された吐出温度が吐出温度閾値と一致するか否かを判定する吐出温度判定手段52を更に備え、開度調整手段53は、吐出温度判定手段52によって吐出温度が吐出温度閾値と相違する場合、膨張部14の開度を調整するものである。これにより、吐出温度が目標の吐出温度となるように制御される。
更に、室内機3は、複数設けられており、膨張部14は、複数設けられており、複数の室内機3には、膨張部14がそれぞれ1個ずつ接続されている。従来、マルチ型の空気調和機には、様々な室内機、例えば現在開発されている多方向設置可能な室内機が接続されているため、それぞれの室内機に接続された膨張部の開度を個別に調整しなければ、それぞれの室内機3が本来の能力を発揮することができない。しかしながら、図8のような従来の制御では、全ての室内機が、例えば工場出荷時に室内機のいずれか一つの据え付け方向に最適なパラメータである膨張部の開度が設定される場合がある。この場合、据え付け時に、仮に一部の室内機の据え付け方向が異なる場合、その一部の室内機と残りの室内機とで、冷媒の溜まり込み易さ等が変わってしまう。
これに対し、本実施の形態1では、開度調整手段53は、判断手段51によって特殊機種の据え付け方向が横方向であると判断された場合、判断手段51によって縦方向であると判断された場合よりも、膨張部14の開度を開く。このため、室内機3が複数設けられた場合においても、室内機3の据え付け方向に応じて、最適な膨張部14の開度に設定することができる。
1 空気調和機、2 室外機、3 室内機、4 冷媒回路、5 配管、6 吐出温度センサ、10 圧縮機、11 流路切替部、12 室外熱交換器、13 室外送風機、14膨張部、15 室内熱交換器、15a 頂部、15b 辺部、15c 底部、16 室内送風機、17 アキュムレータ、30 筐体、30a 上部開口部、30b 下部開口部、31 第1の室、32 第2の室、33 第3の室、34 室内制御部、34a 入力スイッチ、50 制御部、51 判断手段、52 吐出温度判定手段、53 開度調整手段。

Claims (5)

  1. 圧縮機、室外熱交換器、膨張部及び室内機に設けられた室内熱交換器が配管により接続され、冷媒が流れる冷媒回路と、
    前記膨張部の開度を調整する制御部と、を備え、
    前記膨張部の開度として、起動時の開度として設定された起動開度と、安定状態に至ったときの開度として設定された基準開度と、を有し、
    前記制御部は、
    前記室内機に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって判断された冷媒の溜まり込み易さに基づいて、前記起動開度及び前記基準開度を修正して前記膨張部の開度を調整する開度調整手段と、を有し、
    前記判断手段は、
    前記室内機の機種に基づいて、前記室内機に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断するものであり、
    前記室内機の機種として、
    据え付け方向を変更自在の特殊機種を含み、
    前記特殊機種は、
    据え付け方向として縦方向と横方向とを変更自在の構造を有し、
    前記室内熱交換器は、
    前記特殊機種の据え付け方向が縦方向であるとき、
    重力方向下側に位置する底部と、
    前記底部から上方に延び、前記底部よりも冷媒が貯留する容積が大きい辺部と、を有し、
    前記判断手段は、
    据え付け方向が縦方向であるか横方向であるかを判断するものであり、
    前記開度調整手段は、
    前記判断手段によって前記特殊機種の据え付け方向が横方向であると判断された場合、前記判断手段によって縦方向であると判断された場合よりも、前記膨張部の開度を開くものである
    空気調和機。
  2. 前記室内機は、
    据え付け方向の情報を入力する入力スイッチを有し、
    前記判断手段は、
    前記入力スイッチによって入力された据え付け方向の情報に基づいて、前記室内機に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断するものである
    請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記室内機は、
    据え付け方向の情報を検出する加速度センサを有し、
    前記判断手段は、
    前記加速度センサによって検出された据え付け方向の情報に基づいて、前記室内機に溜まる冷媒の溜まり込み易さを判断するものである
    請求項1又は2記載の空気調和機。
  4. 前記圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度を検出する吐出温度センサを更に備え、
    前記制御部は、
    前記吐出温度センサによって検出された吐出温度が吐出温度閾値と一致するか否かを判定する吐出温度判定手段を更に備え、
    前記開度調整手段は、
    前記吐出温度判定手段によって前記吐出温度が吐出温度閾値と相違する場合、前記膨張部の開度を調整するものである
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記室内機は、複数設けられており、
    前記膨張部は、複数設けられており、
    複数の前記室内機には、前記膨張部がそれぞれ1個ずつ接続されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
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