JP6828581B2 - 医用画像表示装置、計測方法及びプログラム - Google Patents

医用画像表示装置、計測方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、医用画像表示装置、計測方法及びプログラムに関する。
超音波診断装置においては、表示した超音波画像上で複数点の位置を指定することにより、超音波画像中の生体組織の長さや面積、体積等のサイズを計測することが可能である。例えば、ユーザーが胎児の超音波画像において大腿骨長の計測モードを選択すると、超音波画像上に始点が表示されるので、ユーザーは超音波画像中の大腿骨の一端へ始点を移動し、位置を確定する操作を行う。始点の確定後、始点の周辺に終点が表示されるので、ユーザーが大腿骨のもう一端に終点を移動してその位置を確定する操作を行うと、超音波診断装置において始点と終点の2点間の長さが大腿骨長として計測され、表示される。
始点と終点を移動する距離を短縮してユーザーの操作量を減らすため、従来、ユーザーがあらかじめ登録した位置に対して、妊娠週数から求めた標準的な大腿骨長の距離だけ離れた位置に終点を初期表示する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、過去の計測時の始点の確定位置から今回の始点の確定位置を推測して初期表示する方法も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−146876号公報 特開2005−224465号公報
計測時、ユーザーは超音波画像中の計測部位を観察していることから、始点と終点の両方の位置の見当をつけていることが多い。しかしながら、上記方法によれば、始点の位置を確定後、演算により求められた位置に終点が自動的に表示されるため、その表示位置にユーザーの意図を反映することができない。また、胎児の体勢等が過去の計測時と異なると、終点の表示位置が計測部位から大きくずれてしまう可能性もある。
本発明の課題は、計測の終点の表示位置をユーザーの操作に応じて最適化することである。
請求項1に記載の発明によれば、
医用画像と、前記医用画像上に計測の始点及び終点を表示する表示部と、
ユーザーの指示を入力する操作部と、
前記操作部により入力したユーザーの指示に応じて、前記医用画像上の前記始点及び終点の位置を移動して確定し、確定した位置に基づいて前記医用画像中の計測部位のサイズの計測値を算出する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ユーザーの指示に応じて前記始点の位置を移動して確定した後、前記操作部によりユーザーが指示した方向において前記始点から一定距離離れた位置に前記終点を表示させ、当該終点の位置を前記ユーザーの指示に応じて移動して確定することを特徴とする医用画像表示装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、
前記制御部は、前記計測部位のサイズの統計値と計測日の相関に基づいて、前記一定距離を決定することを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、
前記制御部は、同一患者の前記計測部位のサイズの過去の計測値と計測日の相関に基づいて、前記一定距離を決定することを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、
前記制御部は、前記計測部位のサイズの統計値と計測日の相関から過去の計測日に対応する統計値を取得し、取得した統計値と、前記過去の計測日に計測した同一患者の前記計測部位のサイズの過去の計測値との差に基づいて、前記一定距離を決定することを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示装置が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、
前記制御部は、前記計測日として、他の計測部位のサイズの計測値に対応する計測日を用いることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の医用画像表示装置が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、
前記制御部は、前記ユーザーの指示に応じて前記計測部位上に重ねた一定形状の計測マーカーのサイズの計測値を算出し、当該計測マーカーの設定に1又は複数セットの始点及び終点を使用する場合、各セットの終点を、前記ユーザーが指示した方向において前記始点から一定距離離れた位置に表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の医用画像表示装置が提供される。
請求項7に記載の発明によれば、
(a)表示部において、医用画像と前記医用画像上に計測の始点及び終点を表示するステップと、
(b)操作部により入力したユーザーの指示に応じて前記医用画像上の前記始点及び終点の位置を移動して確定し、確定した位置に基づいて前記医用画像中の計測部位のサイズの計測値を算出するステップと、を含み、
前記ステップ(b)では、前記ユーザーの指示に応じて前記始点の位置を移動して確定した後、前記操作部によりユーザーが指示した方向において前記始点から一定距離離れた位置に前記終点を表示させ、当該終点の位置を前記ユーザーの指示に応じて移動して確定することを特徴とする計測方法が提供される。
請求項8に記載の発明によれば、
コンピューターに、
(a)表示部において、医用画像と前記医用画像上に計測の始点及び終点を表示するステップと、
(b)操作部により入力したユーザーの指示に応じて前記医用画像上の前記始点及び終点の位置を移動して確定し、確定した位置に基づいて前記医用画像中の計測部位のサイズの計測値を算出するステップと、を実行させるためのプログラムであって、
前記ステップ(b)では、前記ユーザーの指示に応じて前記始点の位置を移動して確定した後、前記操作部によりユーザーが指示した方向において前記始点から一定距離離れた位置に前記終点を表示させ、当該終点の位置を前記ユーザーの指示に応じて移動して確定することを特徴とするプログラムが提供される。
本発明によれば、計測の終点の表示位置をユーザーの操作に応じて最適化することができる。
本発明の一実施の形態である超音波診断装置の構成を機能ごとに示すブロック図である。 超音波診断装置において計測部位のサイズを計測するときの処理手順を示すフローチャートである。 計測値の統計値と計測日の相関を示す標準テーブルの一例を示す図である。 始点を表示したときの操作画面例を示す図である。 始点の位置を確定したときの操作画面例を示す図である。 終点を表示したときの操作画面例を示す図である。 終点の位置を確定したときの操作画面例を示す図である。 1セットの始点を表示したときの操作画面例を示す図である。 1セットの終点を表示したときの操作画面例を示す図である。 もう1セットの始点の位置を確定し、終点を表示したときの操作画面例を示す図である。 もう1セットの終点の位置を確定し、計測マーカーを表示したときの操作画面例を示す図である。 1セットの始点を表示したときの操作画面例を示す図である。 1セットの始点の位置を確定したときの操作画面例を示す図である。 1セットの終点と計測マーカーを表示したときの操作画面例を示す図である。 1セットの終点の位置を確定し、計測マーカーを変形したときの操作画面例を示す図である。 1セットの始点と終点の位置を確定し、もう1セットの始点と終点を表示したときの操作画面例を示す図である。 各セットの始点と終点の位置を確定したときの操作画面例を示す図である。 比較例において、始点を表示したときの操作画面例を示す図である。 比較例において、始点の位置を移動したときの操作画面例を示す図である。 比較例において、始点の位置を確定し、終点を表示したときの操作画面例を示す図である。 比較例において、終点の位置を確定したときの操作画面例を示す図である。 同一患者の過去の計測値と計測日の相関を示す過去テーブルの一例を示す図である。 過去の計測値と計測日の相関を示す近似曲線を示すグラフである。
以下、本発明の医用画像表示装置、計測方法及びプログラムの実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の医用画像表示装置の一実施の形態である、超音波診断装置1の構成を機能ごとに示している。
図1に示すように、超音波診断装置1は、プローブ10に接続可能に構成され、超音波処理部21、画像生成部22、画像メモリー23、画像処理部24、制御部31、記憶部32、操作部33、表示部34等を備えて構成されている。
プローブ10と超音波診断装置1はケーブルを介して接続された構成が一般的であるが、無線通信によって接続された構成であってもよい。
プローブ10は、1次元又は2次元に配列された複数の振動子を備えて構成されている。振動子としては圧電変換素子を使用することができる。プローブ10は、超音波処理部21から駆動信号が出力されると、各振動子により当該駆動信号に応じた超音波を送信し、超音波により被検体の内部を走査する。また、プローブ10は、超音波を送信した被検体からの反射波を受信し、当該反射波を電気信号に変換して出力する。
プローブ10の構造は特に限定されず、コンベックス型、リニア型等を使用でき、1次元に配列された複数の振動子が揺動する構造であってもよい。また、プローブ10のスキャン方式についても電子スキャン方式、機械スキャン方式等のいずれを採用してもよい。
超音波処理部21は、断層像等の超音波画像が得られるように、プローブ10により超音波の送信と反射波の受信を行わせる。
超音波処理部21は、図1に示すように、送信部211及び受信部212を備えている。
送信部211は、駆動信号を生成してプローブ10に出力し、プローブ10において超音波を送信させる。送信部211は、例えば制御部31により指示された遅延パターンにしたがって、プローブ10の各振動子に対する駆動信号を遅延させて出力し、順番に各振動子を駆動して超音波の送信を行わせる。
受信部212は、プローブ10から出力された反射波の電気信号を増幅して、A/D変換した後、各振動子に対応する遅延時間を与えて加算すること(整相加算)により、走査線データ(音線データ)を生成する。受信部212は、1つの遅延パターンにしたがって送信した超音波により、少なくとも1つの走査線データを生成することができる。
画像生成部22は、受信部212において生成した各走査線データから超音波画像を生成する。
図1に示す画像生成部22は、断層像であるBモード画像を生成するBモード画像生成部221と、カラードプラー画像を生成するカラードプラー画像生成部222を備えているが、画像生成部22において生成する超音波画像の種類はこれに限定されない。例えば、画像生成部22は、Aモード画像、パルスドプラー画像、連続波ドプラー画像等を生成する構成であってもよい。
Bモード画像生成部221は、複数の走査線データに対数増幅、包絡線検波等の処理を施し、処理後の各走査線データの振幅強度を輝度の明るさに変換して、断層像であるBモード画像を生成する。
カラードプラー画像生成部222は、複数の走査線データの周波数解析を行って、血流や造影剤等の流体の信号成分を抽出し、流体の平均速度(流速)、分散、パワー等をカラーで表すカラードプラー画像を生成する。
画像メモリー23は、画像生成部22において生成した超音波画像を、患者情報に対応付けて保存するメモリーである。患者情報は、患者IDや氏名等の患者の識別情報である。画像メモリー23としては、DRAM(Dynamic RAM)等を使用することができる。
画像処理部24は、画像メモリー23から超音波画像を読み出し、必要に応じて画像処理を施す。例えば、画像処理部24は、関心領域(ROI:Region Of Interest)を強調する画像処理や、Bモード画像生成部221において生成したBモード画像上に、カラードプラー画像生成部222において生成したカラードプラー画像を重ねる画像処理を実施することができる。また、画像処理部24は、複数のBモード画像から3次元画像を生成し、ボリュームレンダリングやサーフェスレンダリング等を施して立体的に見える2次元画像を生成することもできる。
制御部31は、記憶部32から制御用の各種プログラムを読み出して実行することにより、超音波診断装置1の各部を制御する。制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサーやRAM(Random Access Memory)等により構成することができる。
例えば、制御部31は、表示する超音波画像の種類に応じた駆動信号の遅延パターンを生成して超音波処理部21に出力し、画像生成部22により超音波画像を生成させて、画像メモリー23に保存させる。
また、制御部31は、画像処理部24により画像メモリー23に保存した超音波画像の画像処理を実施させた後、表示部34により表示させる。計測モードにおいては、制御部31は、超音波画像上に計測の始点と終点を表示させ、操作部33により入力したユーザーの指示に応じて、超音波画像上の始点及び終点の位置を移動して確定し、確定した位置に基づいて超音波画像中の計測部位のサイズの計測値を算出する。始点及び終点の表示時、制御部31は、ユーザーの指示に応じて始点の位置を移動して確定した後、操作部33によりユーザーが指示した方向において、位置を確定した始点から一定距離離れた位置に終点を表示させ、当該終点の位置をさらにユーザーの指示に応じて移動して確定する。
記憶部32は、制御部31により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部32としては、ハードディスク、ROM(Read Only Memory)等の大容量メモリーを用いることができる。
操作部33は、ユーザーの指示を入力するデバイスであり、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成して制御部31に出力する。操作部33としては一般的な入力デバイス、例えばマウス、キーボード、トラックボール、フットスイッチ、ジョイスティック、クリックホイール、表示部34と一体に構成されるタッチパネル等を使用することができる。
表示部34は、制御部31の表示制御にしたがって超音波画像を表示する。表示部34としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)、上述したタッチパネル等を使用することができる。
上記超音波診断装置1は、超音波画像とともに計測の始点及び終点を表示し、この始点及び終点の位置をユーザーが移動し確定する操作を行うことによって、超音波画像中の特定部位、例えば内臓組織や胎児、病変部等のサイズを計測することができる。この計測対象となる特定部位を計測部位という。
図2は、超音波診断装置1において超音波画像中の計測部位のサイズを計測するときの処理手順を示している。
図2に示すように、超音波診断装置1では、操作部33により患者情報を入力すると(ステップS1)、制御部31は、当該患者情報に対応する超音波画像を、表示部34において表示させる(ステップS2)。
その後、操作部33により計測部位を選択するユーザーの指示を入力すると(ステップS3)、制御部31は、選択された計測部位に対応する標準テーブルから、計測日に対応する計測部位のサイズの統計値を取得する(ステップS4)。標準テーブルは、計測部位のサイズの統計値と計測日との相関を示すテーブルであり、計測部位ごとに作成されて記憶部32に保存されている。このような標準テーブルは、不特定多数の患者から収集した各計測部位のサイズの計測値を計測日ごとに統計することにより、作成することができる。標準テーブルとしては、一般的に普及している標準テーブルを使用することもできるし、各医療施設で独自に収集したデータから作成したテーブルを使用することもできる。
計測日は、計測当日の日にちだけでなく、計測当日に対応して算出した日にちであってもよい。例えば、胎児の計測部位の場合、計測日として、最終月経日から計算した計測当日の妊娠週数(GA:Gestational Age)を使用することができる。
図3は、一般的に普及しているFLの標準テーブルの例を示している。
FLの標準テーブルは、胎児の大腿骨長(FL:Femur Length)のサイズの統計値と妊娠週数(GA)の相関を示している。この標準テーブルからは、図3に示すように、計測日に対応するGAが22週(w)と4日(d)のとき、FLの統計値として4.00cmの情報を取得することができる。この統計値に対して、実際のFLの計測値が3.00cmであるとき、標準的なサイズよりも小さいと胎児の成長度を推定することができる。
制御部31は、計測日として、ステップS3でユーザーにより選択された計測部位とは異なる、他の計測部位のサイズの計測値に対応する計測日を用いることもできる。
例えば、FLより先に胎児の頭臀長(CRL:Crown Rump Length)を計測している場合、制御部31は、CRLの標準テーブルにおいてCRLの計測値に対応するGAをFLの計測日として使用することができる。CRLの計測値に対応するGAが22w4dであった場合、制御部31は、この22w4dのGAに対応するFLの統計値を、FLの標準テーブルから取得すればよい。CRLの計測値に対応するGAは、実際のGAとは異なるかもしれないが、CRLの成長度に応じたGAであるため、FLについても成長度に応じた統計値を取得することができる。
次に、制御部31は、表示部34により超音波画像上に計測の始点を表示させる(ステップS5)。始点の表示位置は任意でよく、例えば超音波画像の中央の位置等に始点を表示することができる。また、始点の形状も限定されず、カーソルや矢印等の任意の形状とすることができる。
図4は、始点を表示したときの操作画面例を示している。
図4に示すように、操作画面上には超音波画像gが表示され、超音波画像gの中央に距離の計測の始点P1がカーソルとして表示されている。ユーザーは、この始点P1の位置を計測部位Rに合わせて移動する操作を行えばよい。
なお、操作画面のヘッダーd11には、患者ID、患者氏名等の患者情報や、出産予定日(EDD:Estimated Date of Delivery)、GA、計測日時等が表示されている。また、フッダーd12には、計測モードとボディマーク付加モードを選択できるアイコンや、Bモード(B)、カラードプラー(Color)等の表示する超音波画像の種類を選択できるアイコン等が表示され、ここでは計測モードとBモードが選択されている。計測モードが選択されると、操作画面にはFL、BPD(Biparietal Diameter:児頭大横径)、CRL、AC(Abdominal Circumference:腹部周囲長)等の計測部位の選択領域d13が表示され、ここではFLが選択されている。
ユーザーは、超音波画像中の計測部位の位置に合わせて、操作部33により始点の位置を移動し、確定する操作を行う。超音波診断装置1では、操作部33により始点の位置を確定する指示を入力するまで(ステップS6:N)、制御部31が、ユーザーの操作に応じて始点の位置を移動して表示させる(ステップS7)。
始点の位置を確定後、ユーザーは確定した始点から計測の終点を表示する方向を指示する操作を行う。終点を表示する方向を指示する操作は、トラックボールやスティック、ホールキー等での一方向を指示する操作によって行うことができるし、タッチパネルの場合は、フリック操作によって行うこともできるし、タッチパネル上に方向の選択ボタンやトラックボールを模したボタンを表示して、これらボタンのタッチ操作によって行うこともできる。
図5は、始点の位置を確定したときの操作画面例を示している。
操作部33としてタッチパネルを使用できる場合、図5に示すように、位置を確定した始点P1の周辺に、始点P1を中心とする周囲8方向を示す矢印のボタンd14を表示することにより、ユーザーに方向を指示させることができる。
超音波診断装置1では、操作部33により始点の位置を確定する指示を入力し(ステップS6:Y)、さらに終点を表示する方向の指示を入力すると(ステップS8)、制御部31が、位置を確定した始点から指示された方向において一定距離離れた位置に終点を表示させる(ステップS9)。なお、始点とともに終点を表示しておいて、始点の位置確定後の方向を指示する操作に応じて、表示した終点の位置を指示された方向において始点から一定距離離れた位置に移動して表示させてもよい。
図6は、終点を表示したときの操作画面例を示している。
図6に示すように、操作画面では、ユーザーにより指示された方向において、始点P1から一定距離eだけ離れた位置に、計測の終点P2がカーソルとして表示されている。終点P2についても、始点P1と同様にその形状はカーソルに限られず、任意の形状とすることができる。ユーザーは、超音波画像g中の計測部位Rの位置に合わせて、操作部33により終点P2の位置を移動し、確定する操作を行えばよい。
上記一定距離は、あらかじめ設定した距離であってもよいが、制御部31は、計測部位のサイズの統計値と計測日の相関である標準テーブルに基づいて、上記一定距離を決定することが好ましい。
ステップS4において、制御部31は、標準テーブルから計測日に対応する計測部位のサイズの統計値を取得しているので、取得した統計値を一定距離として決定することができる。
例えば、計測部位が胎児のFLであり、図3に示す標準テーブルから計測日、すなわちGAに対応する統計値として4.00cmを取得している場合、制御部31は、位置を確定した始点から4.00cm離れた位置に終点を表示することができる。これにより、FLの一端において位置を確定した始点から標準的なFLのサイズ分だけ離れた位置に終点を表示することができ、終点をFLの他端付近に位置させることができる。終点の移動量、ひいてはユーザーの操作負担を大きく減らすことができる。
制御部31は、操作部33により終点の位置を確定する指示を入力するまで(ステップS10:N)、表示部34において終点の表示位置を移動して表示させる(ステップS11)。終点の位置を確定する指示を入力すると(ステップS10:Y)、制御部31は、確定した始点と終点の位置に基づいて、計測部位のサイズの計測値を算出し、表示部34により表示させる(ステップS12)。計測値は特に限定されず、例えば始点と終点間の距離、始点と終点を結ぶ直線を直径とする円や当該直線を辺や対角線とする矩形等の領域の面積、周囲長等が挙げられる。3次元の超音波画像の場合は、球や直方体の領域の体積、表面積等の計測値も挙げられる。
図7は、終点の位置を確定し、計測値を表示したときの操作画面例を示している。
図7に示すように、操作画面では、計測部位Rである大腿骨の両端の位置において始点P1と終点P2の位置を確定し、この始点P1と終点P2間の距離44.4mmがFLの計測値d15として表示されている。
その後、操作部33において計測を終了する指示を入力すると(ステップS13:Y)、本処理を終了する。そのような指示を入力していない場合は(ステップS13:N)、ステップS2の処理に戻り、選択された計測部位について上述した処理を繰り返す。
〔複数セットの始点と終点〕
上述した処理手順においては、1セットの始点と終点の例を挙げたが、制御部31は、複数セットの始点と終点を表示する場合も同様の処理手順により、各セットの終点を、位置を確定した始点からユーザーが指示した方向において一定距離離れた位置に表示させることができる。
例えば、超音波診断装置1には、超音波画像上に楕円形や矩形等の一定形状の計測マーカーを使用する計測モードがある。この計測モードでは、ユーザーの指示に応じて計測部位上に重ねた計測マーカーの面積、周囲長、体積等を計測部位のサイズの計測値として、制御部31が算出し、表示部34により表示する。制御部31は、このような計測マーカーの設定に、複数セットの始点と終点を使用することができる。
図8A〜図8Dは、楕円形の計測マーカーの設定に使用する2セットの始点と終点の例を示している。
図8Aに示すように、楕円状の計測部位Rのサイズを計測する場合、2セットの始点と終点を用いてその楕円の短軸と長軸の両端の位置を指定することにより、計測部位Rに重ねて楕円の計測マーカーを設定することができる。
最初に、ユーザーが計測部位Rの短軸の一端に1セットの始点を移動する操作を行うと、超音波診断装置1では、図8Aに示すように、ユーザーの操作に応じて始点A1の位置を移動して表示する。ユーザーが始点A1の位置を確定し、確定した始点A1から終点への方向を指示する操作を行うと、超音波診断装置1では、図8Bに示すように、位置を確定した始点A1から指示された方向において一定距離e1だけ離れた位置に終点A2を表示する。一定距離e1は、楕円状の計測部位Rの短軸の長さの統計値と計測日の相関に基づいて決定することができる。終点A2の位置が計測部位Rからずれている場合は、ユーザーは終点A2を移動し、確定する操作を行う。超音波診断装置1では、始点A1と同様にして終点A2の位置をユーザーの操作に応じて移動し確定する。
1セットの始点A1と終点A2を確定すると、超音波診断装置1では、図8Cに示すように、もう1セットの始点B1と終点B2を同様にして表示する。終点B2を表示する際の始点B1からの一定距離e2は、楕円状の計測部位Rの長軸の長さの統計値と計測日の相関に基づいて決定することができる。その後、ユーザーが終点B2の位置を移動し確定する操作を行うと、超音波診断装置1では、図8Dに示すように、位置が確定した始点A1と終点A2間を短軸とし、始点B1と終点B2間を長軸とする楕円の計測マーカーCを表示する。また、超音波診断装置1では、計測マーカーCのサイズ、例えば図8Dに示すように、面積(cm)、周囲長(cm)等の計測値を算出し、表示する。
楕円の短軸と長軸ではなく、円形の計測マーカーの直径を指定した後、円形から楕円形に変形することにより、楕円形の計測マーカーを設定することもでき、この設定にも1又は複数のセットの始点と終点を使用することができる。
図9A〜図9Dは、変形する計測マーカーの設定に使用する1セットの始点と終点の例を示している。
超音波診断装置1では、図9Aに示すように始点A1を表示し、この始点A1の位置をユーザーの操作に応じて移動し確定する。図9Bに示すように、確定した始点A1から終点への方向の指示を入力すると、超音波診断装置1では、図9Cに示すように、その方向において始点A1から一定距離e1だけ離れた位置に終点A2を表示し、始点A1と終点A2間を直径とする円形の計測マーカーCを表示する。また、超音波診断装置1では、表示した計測マーカーCのサイズを算出して表示する。
計測マーカーCの終点A2の位置を計測部位Rに合わせて移動する指示を入力すると、超音波診断装置1では、図9Dに示すように、円形の計測マーカーCをその面積を一定に維持しながら、始点A1と移動後の終点A2間を短軸とする楕円形に変形する。その後、終点A2の位置を確定する指示を操作部33により入力すると、超音波診断装置1では、変形後の計測マーカーCのサイズを再算出して表示する。
図10A及び図10Bは、変形する計測マーカーの設定に使用する2セットの始点と終点の例を示している。
2セットの始点と終点を使用する場合、超音波診断装置1では、図9A〜図9Cに示すように、1セットの始点A1と終点A2を表示し、その始点A1と終点A2間を直径とする円形の計測マーカーCを表示する。その後、計測マーカーCの終点A2の位置を計測部位Rに合わせて移動する指示を操作部33により入力すると、超音波診断装置1では、図10Aに示すように、計測マーカーCの形状を円形に維持したまま、その直径を始点A1と移動後の終点A2間の長さに変更する。また、超音波診断装置1では、計測マーカーCのサイズの計測値を再算出して表示するとともに、この円形の計測マーカーCを楕円形に変形するときの長軸の両端に相当する位置に始点B1及び終点B2を表示する。
図10Aに示すように、始点B1又は終点B2の位置を計測部位Rに合わせて移動する指示を操作部33により入力すると、超音波診断装置1では、図10Bに示すようにその移動量に応じて長軸の両端の始点B1と終点B2の位置を移動し、長軸の長さを変更して計測マーカーCを円形から楕円形に変形する。また、超音波診断装置1では、楕円形の計測マーカーCのサイズの計測値を再算出し、表示する。
以上のように、本実施の形態の超音波診断装置1は、超音波画像と、当該超音波画像上に計測の始点及び終点を表示する表示部34と、ユーザーの指示を入力する操作部33と、操作部33により入力したユーザーの指示に応じて、超音波画像上の始点及び終点の位置を移動して確定し、確定した位置に基づいて超音波画像中の計測部位のサイズの計測値を算出する制御部31と、を備えている。制御部31は、ユーザーの指示に応じて始点の位置を移動して確定した後、操作部33によりユーザーが指示した方向において始点から一定距離離れた位置に終点を表示させ、当該終点の位置をユーザーの指示に応じて移動して確定する。
これにより、ユーザーは、位置を確定した始点から終点を表示する方向を指示することができる。超音波画像中の計測部位の位置や姿勢等が異なっても、始点を起点として意図した方向に終点を表示させることができ、終点の表示位置をユーザーの操作に応じて最適化することができる。その後の終点の移動量を大きく減らすことができ、操作時のユーザーの負担を減らして操作性を改善することができる。
図11A〜図11Dは、比較例として、従来の始点と終点の表示方法を示している。
図11Aに示すように、従来は超音波画像の中央に始点D1を表示した後、図11Bに示すように、ユーザーの操作に応じて始点D1の位置を移動する。始点D1の位置を確定する指示を入力すると、図11Cに示すように始点D1の付近に終点D2を表示する。図11Dに示すように、ユーザーの操作に応じてこの終点D2の位置を移動し、その位置を確定する指示を入力すると、始点D1と終点D2間の距離等の計測値を算出して表示する。
このように、従来は始点も終点も超音波画像中の計測部位に関係なく表示するため、移動量が多く、ユーザーの負担が多い。これに対して、本実施の形態によれば、始点からユーザーが指定した方向に終点を表示する。さらに、始点から計測部位のサイズの統計値だけ離れた位置に終点を表示することにより、ユーザーが目指す計測部位付近に終点を表示することができる。終点の表示位置をユーザーの操作に応じて最適化することができ、終点の移動量、ひいてはユーザーの操作負担を大きく減らすことができる。
ユーザーの操作負担をさらに減らすため、ユーザーの操作によって終点の表示位置を最適化するかわりに、画像処理により自動的に最適化することも考えられる。例えば、超音波の反射の大きい骨は白く表示される。終点位置における画素データが、始点に近い階調(白い部分)であるか、または異なる階調(黒い部分)であるかを確認することで、終点の位置が計測対象の骨から外れているか否かを判断できる。これを利用し、終点の位置が計測対象の骨から外れない位置となるように自動的に最適化することができる。この場合において、あらかじめユーザーが終点を表示する方向を指定しておくことにより、画像全体を解析する必要はなく、一定のライン上のデータを解析すれば良いので処理の効率化を図ることができる。
〔変形例1〕
上記処理手順において、制御部31は、終点を表示するときの始点からの一定距離を、同一患者の計測部位のサイズの過去の計測値と計測日の相関に基づいて決定することもできる。
この場合、制御部31において、同一患者の過去の計測値を計測日と対応付けた過去テーブルを計測部位ごとに作成して患者情報に対応付けて記憶部32に保存し、上記処理手順のステップS4において、標準テーブルに代えてこの過去テーブルから過去の計測値を取得するようにすればよい。
図12は、計測部位が胎児のFLである過去テーブルの一例を示している。
図12に示すように、FLの過去テーブルでは、過去の各計測日と各計測日に算出したFLの計測値が対応付けられている。
図12に示す過去テーブルにおいて、今回の計測日は2016年12月16日であり、FLはまだ未計測であるため、計測日が保存されていない。前回の計測日の2016年11月16日における過去の計測値は2.80cmである。制御部31は、位置を確定した始点から終点までの一定距離をこの過去の計測値と同じ2.80cmに決定することができる。今回の計測日には、少なくとも2.80cm以上に成長していることが期待できるため、前回と同じサイズだけ離れた位置に終点を表示させることにより、計測部位付近に終点を表示させることができ、ユーザーによる終点の移動量を減らすことができる。
制御部31は、過去テーブルから取得した過去の計測値ではなく、過去の計測値と計測日の相関から今回の計測日における計測値を推測し、推測した計測値を一定距離として決定することもできる。
図13は、過去の計測値と計測日の相関を示す近似曲線Y1のグラフである。この近似曲線Y1は、図12に示す過去テーブルの過去の計測値と計測日のデータから作成した近似曲線であり、計測値のデータがない計測日の曲線部分は、過去の計測値と計測日の相関から推測した計測値を表している。なお、図13においては、計測日を計測日に対応するGAに変換している。
例えば、今回の計測日に対応するGAが22w4dの場合、図13に示す近似曲線Y1において対応するFLは4.00cmである。制御部31は、位置を確定した始点から終点までの一定距離を4.00cmに決定することにより、前回の計測日からの成長を見込んだ胎児のFLだけ始点から離れた位置に終点を表示させることができ、終点の表示位置をより計測部位に近づけさせることができる。
〔変形例2〕
上記処理手順において、制御部31は、計測部位のサイズの統計値と計測日の相関から同一患者の過去の計測日に対応する統計値を取得し、取得した統計値と当該過去の計測日に計測した計測部位のサイズの過去の計測値との差に基づいて、終点を表示するときの始点からの一定距離を決定することもできる。
この場合、制御部31において、上述した標準テーブルと過去テーブルの両方を記憶部32に保存し、上記処理手順のステップS4において、標準テーブルから過去の計測日に対応する統計値を取得するとともに過去テーブルからも過去の計測値を取得するようにすればよい。
例えば、標準テーブルにおいて今回の計測日に対応するFLの統計値が4.00cmであるが、過去テーブルにおいて前回のFLの過去の計測値が前回の計測日に対応する統計値より0.20cm小さかった場合、制御部31は、統計値の4.00cmより0.20cm小さい3.80cmを一定距離として決定することができる。これにより、統計値と比較したときの胎児の成長度に応じたFLだけ始点から離れた位置に終点を表示させることができ、各患者の状況に応じて終点の表示位置を最適化することができる。
制御部31は、過去の計測日における統計値と計測値の差ではなく、今回の計測日における統計値と計測値の差を推測し、推測した差を今回の計測日における統計値から引いた数値を、一定距離として決定することもできる。
例えば、制御部31は、過去の各計測日における統計値と計測値の差の近似曲線を作成し、この近似曲線から今回の計測日における統計値と計測値の差の推測値を取得することができる。制御部31は、取得した差の推測値を、今回の計測日における統計値から引き、得られた数値を一定距離として決定すればよい。
上記実施の形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、超音波画像とともに始点及び終点を表示する超音波診断装置1の例を挙げたが、サイズの計測はX線画像やMRIで得られたMRI画像等の他の医用画像でも広く行われていることから、超音波診断装置に限らず、医用画像を表示する医用画像表示装置一般に本発明を適用することができる。
また、上記実施の形態では、胎児の各部位のサイズを計測する例を説明したが、計測部位は病変部等であってもよい。
また、上記処理手順を実行させるためのプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。プログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
10 プローブ
1 超音波診断装置
21 超音波処理部
22 画像生成部
23 画像メモリー
24 画像処理部
31 制御部
32 記憶部
33 操作部
34 表示部

Claims (8)

  1. 医用画像と、前記医用画像上に計測の始点及び終点を表示する表示部と、
    ユーザーの指示を入力する操作部と、
    前記操作部により入力したユーザーの指示に応じて、前記医用画像上の前記始点及び終点の位置を移動して確定し、確定した位置に基づいて前記医用画像中の計測部位のサイズの計測値を算出する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記ユーザーの指示に応じて前記始点の位置を移動して確定した後、前記操作部によりユーザーが指示した方向において前記始点から一定距離離れた位置に前記終点を表示させ、当該終点の位置を前記ユーザーの指示に応じて移動して確定することを特徴とする医用画像表示装置。
  2. 前記制御部は、前記計測部位のサイズの統計値と計測日の相関に基づいて、前記一定距離を決定することを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示装置。
  3. 前記制御部は、同一患者の前記計測部位のサイズの過去の計測値と計測日の相関に基づいて、前記一定距離を決定することを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示装置。
  4. 前記制御部は、前記計測部位のサイズの統計値と計測日の相関から過去の計測日に対応する統計値を取得し、取得した統計値と、前記過去の計測日に計測した同一患者の前記計測部位のサイズの過去の計測値との差に基づいて、前記一定距離を決定することを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示装置。
  5. 前記制御部は、前記計測日として、他の計測部位のサイズの計測値に対応する計測日を用いることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の医用画像表示装置。
  6. 前記制御部は、前記ユーザーの指示に応じて前記計測部位上に重ねた一定形状の計測マーカーのサイズの計測値を算出し、当該計測マーカーの設定に1又は複数セットの始点及び終点を使用する場合、各セットの終点を、前記ユーザーが指示した方向において前記始点から一定距離離れた位置に表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の医用画像表示装置。
  7. (a)表示部において、医用画像と前記医用画像上に計測の始点及び終点を表示するステップと、
    (b)操作部により入力したユーザーの指示に応じて前記医用画像上の前記始点及び終点の位置を移動して確定し、確定した位置に基づいて前記医用画像中の計測部位のサイズの計測値を算出するステップと、を含み、
    前記ステップ(b)では、前記ユーザーの指示に応じて前記始点の位置を移動して確定した後、前記操作部によりユーザーが指示した方向において前記始点から一定距離離れた位置に前記終点を表示させ、当該終点の位置を前記ユーザーの指示に応じて移動して確定することを特徴とする計測方法。
  8. コンピューターに、
    (a)表示部において、医用画像と前記医用画像上に計測の始点及び終点を表示するステップと、
    (b)操作部により入力したユーザーの指示に応じて前記医用画像上の前記始点及び終点の位置を移動して確定し、確定した位置に基づいて前記医用画像中の計測部位のサイズの計測値を算出するステップと、を実行させるためのプログラムであって、
    前記ステップ(b)では、前記ユーザーの指示に応じて前記始点の位置を移動して確定した後、前記操作部によりユーザーが指示した方向において前記始点から一定距離離れた位置に前記終点を表示させ、当該終点の位置を前記ユーザーの指示に応じて移動して確定することを特徴とするプログラム。
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