JP6827422B2 - 水溶性金属加工油組成物 - Google Patents
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Description
具体的には、特許文献3には、ヒドロキシ脂肪酸の重合物、炭素数8〜20の脂肪酸、塩基性化合物、炭素数8〜20の直鎖オレフィン、及び非イオン界面活性剤を配合してなる水溶性金属加工油が開示される。また、特許文献4、5には、リシノール酸の重合物に加えて、エステル化合物と、アミン化合物とを配合することで、チタンやチタン合金等の難加工材に使用した場合でも、工具寿命を延ばすことが可能であることが開示される。
本発明は、以下の水溶性金属加工油組成物を提供する。
(1)以下の成分(A)、成分(B)、成分(C)、及び成分(D)を配合してなる水溶性金属加工油組成物であって、
組成物全量基準で、成分(A)の配合量が5.0質量%以上、成分(B)の配合量が20.0質量%より多く50.0質量%未満、成分(C)の配合量が8.0質量%以上である水溶性金属加工油組成物。
成分(A):40℃における動粘度が15mm2/s以上である、合成油及び油脂からなる群から選択される少なくとも1種
成分(B):ヒドロキシ不飽和脂肪酸の重合体
成分(C):三級アミン
成分(D):水
(2)以下の成分(A)、成分(B)、成分(C)、及び成分(D)を配合してなる水溶性金属加工油組成物であって、
成分(A)/成分(B)の質量比が0.10以上3.5以下、成分(A)/成分(C)の質量比が0.4以上2.8以下、成分(B)/成分(C)の質量比が0.9以上4.5以下である水溶性金属加工油組成物。
成分(A):40℃における動粘度が15mm2/s以上である、合成油及び油脂からなる群から選択される少なくとも1種
成分(B):ヒドロキシ不飽和脂肪酸の重合体
成分(C):三級アミン
成分(D):水
さらに、本発明は、以下の金属加工液及び金属加工方法を提供する。
(3)上記(1)又は(2)に記載の水溶性金属加工油組成物の水による希釈物である金属加工液。
(4)上記(1)又は(2)に記載の水溶性金属加工油組成物、又は上記(3)に記載の金属加工液を使用して、金属からなる被加工材を加工する金属加工方法。
[水溶性金属加工油組成物]
本発明の一実施形態に係る水溶性金属加工油組成物は、以下の成分(A)、成分(B)、成分(C)、及び成分(D)を配合してなるものである。
成分(A)は、合成油及び油脂から選択される少なくとも1種である。成分(A)として使用される合成油及び油脂は、40℃における動粘度が15mm2/s以上となるものである。
成分(A)は、40℃における動粘度が15mm2/s未満であると、工具と被加工材の間の潤滑性が良好にならず、工具摩耗を低減させることが難しくなる。工具と被加工材の間の潤滑性をより高めるためには、上記した40℃における動粘度は、25mm2/s以上であることが好ましく、40mm2/s以上であることがより好ましい。
一方で、上記40℃における動粘度は、その上限が特に限定されるわけではないが、原液のハンドリングの点から、好ましくは300mm2/s以下であり、200mm2/s以下がより好ましく、100mm2/s以下がさらに好ましい。300mm2/s以下であると、原液も低粘度になり、ポンプで吸い上げ易くなり、さらには自己乳化性も良好になりやすく、ハンドリング性が良好となる。
なお、本明細書において動粘度は、JIS K2283:2000に基づいて測定された値である。
多価アルコールとしては、炭素数5〜10のヒンダードアルコールが挙げられ、具体的には、ペンタエリスリトール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパンなどが挙げられる。なお、ヒンダードアルコールとは、4つの炭素原子と結合する4級炭素原子を有する多価アルコールをいう。これらの多価アルコールの中でも、好ましくは炭素数5〜8、より好ましくは炭素数5〜6の多価アルコールが用いられる。
エステル化合物としては、モノアルコールと、脂肪族モノカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、又はカルボキシル基を3つ以上有する脂肪族カルボン酸とのエステル;及び多価アルコールと脂肪族モノカルボン酸とのエステルであるポリオールエステルが挙げられる。
なお、エステル化合物は、モノアルコールと、脂肪族ジカルボン酸、又はカルボキシル基を3つ以上有する脂肪族カルボン酸とのエステルや、多価アルコールと脂肪族モノカルボン酸とのエステルである場合には、部分エステル及び完全エステルのいずれであってもよいが、完全エステルであることが好ましい。
油脂としては,綿実油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ひまわり油、やし油、パーム油、トール油、大豆油、ヒマシ油、亜麻仁油等が挙げられる。
ヒンダードアルコール等とのポリオールエステルにおいて使用される脂肪族モノカルボン酸としては、炭素数6〜24の脂肪族モノカルボン酸が挙げられるが、好ましくは炭素数12〜22の脂肪族モノカルボン酸、より好ましくは炭素数16〜20の脂肪族モノカルボン酸が挙げられる。
好ましい具体的な化合物としては、ペンタエリスリトールテトラオレエート、トリメチロールプロパントリオレエートが挙げられ、中でもペンタエリスリトールテトラオレエートが好ましい。
成分(A)としては、上記したものを1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、成分(A)の配合量は、後述する成分(B)〜(D)を適正量配合して、乳化性や加工性能を向上するために、組成物全量基準で、好ましくは70.0質量%以下、より好ましくは60.0質量%以下、さらに好ましくは50.0質量%以下、よりさらに好ましくは41.0質量%以下である。
成分(B)は、ヒドロキシ不飽和脂肪酸の重合体であり、具体的には、ヒドロキシ不飽和脂肪酸の脱水重縮合物である縮合脂肪酸(1)、及び、縮合脂肪酸(1)のアルコール性水酸基と、1価のカルボン酸とを脱水縮合した縮合脂肪酸(2)のうち少なくともいずれか1種の縮合脂肪酸である。
ヒドロキシ不飽和脂肪酸としては、アルコール性水酸基とカルボキシル基と二重結合を1つずつ有する炭素数14〜20のヒドロキシ不飽和脂肪酸が挙げられ、具体的にはリシノール酸(12−ヒドロキシオクタデカ−9−エノン酸)が挙げられる。
飽和脂肪族カルボン酸としては、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、ペラルゴン酸、イソノナン酸、カプリン酸、ネオデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸及びリグノセリン酸などが挙げられる。不飽和脂肪族カルボン酸としては、ウンデシレン酸、オレイン酸、エライジン酸、エルカ酸、ネルボン酸、リノール酸、γ−リノレン酸、アラキドン酸、α−リノレン酸、ステアリドン酸、エイコサペンタエン酸、及びドコサヘキサエン酸などが挙げられる。
中でも、炭素数10〜24の脂肪族カルボン酸が好ましく、炭素数12〜20の脂肪族カルボン酸がより好ましい。
縮合脂肪酸(2)の具体的な好適な化合物として、リシノール酸の脱水重縮合物のアルコール性水酸基とオレイン酸とを脱水縮合した縮合脂肪酸が挙げられる。
また、成分(B)として、縮合脂肪酸(1)又は縮合脂肪酸(2)の一方を使用してもよいし、これら両方を使用してもよい。さらに、縮合脂肪酸(1)、縮合脂肪酸(2)それぞれとして、上記したものを1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、縮合脂肪酸(2)は、上記縮合脂肪酸(1)にさらに1価のカルボン酸を加えて脱水縮合を行うことにより得られる。
縮合脂肪酸(1)におけるヒドロキシ不飽和脂肪酸の重縮合度は、反応時間によって調整される。反応時間が長くなれば、酸価及び水酸基価が低下し、重縮合度の高い脂肪酸が得られる。成分(B)は、重縮合度の高いものほど潤滑効果の高いものを得ることができる。
また、成分(B)の酸価は、10mgKOH/g以上110mgKOH/g以下が好ましく、20mgKOH/g以上100mgKOH/g以下がより好ましく、30mgKOH/g以上90mgKOH/g以下がさらに好ましい。酸価が110mgKOH/g以下であることで良好な加工性能が得られる。
さらに、成分(B)の酸価の水酸基価に対する比(酸価/水酸基価)は、1.5以上15以下が好ましく、2.0以上10以下がより好ましく、2.5以上9.5以下がさらに好ましい。
なお、成分(B)のけん化価は、特に限定されないが、180mgKOH/g以上220mgKOH/g以下が好ましく、190mgKOH/g以上210mgKOH/g以下がより好ましく、195mgKOH/g以上205mgKOH/g以下がさらに好ましい。
なお、酸価は、JIS K2501:2003(指示薬法)に基づいて測定される値であり、水酸基価は、JIS K0070:1992に基づいて測定される値であり、けん化価は、JIS K2503:1996に基づいて測定される値である。
成分(B)の配合量を20.0質量%以下とすると、潤滑性が低くなり、工具寿命を長くしにくくなる。また50質量%以上とすると、原液の粘度が高くなったり、自己乳化性が低くなったりして、ハンドリング性が低下する。さらに、加工後の装置にベタツキが発生したりもする。
潤滑性を高める観点から、成分(B)の配合量は、20.5質量%以上が好ましく、25.0質量%以上がより好ましく、30.0質量%以上がさらに好ましい。また、加工後の装置のベタツキを抑制しつつハンドリング性をより高めるためには、成分(B)の配合量は、45.0質量%以下がより好ましく、40.0質量%以下がさらに好ましく、33.0質量%以下がよりさらに好ましい。
本実施形態における水溶性金属加工油組成物では、成分(C)として三級アミンを使用する。三級アミンを使用することで、上記のように高粘度の成分(A)を使用しつつ、成分(B)を多量に配合しても、水溶性金属加工油組成物の自己乳化性を高めることが可能になる。
三級アミンとしては、乳化安定性、防錆性、及び耐腐敗性の観点から、アルカノールアミン及びトリアルキルアミンのいずれか一方または両方を用いることが好ましいが、これら両方を使用することがより好ましい。
式(I)において、nは0〜2の整数、mは1〜3の整数、n+m=3、R1は炭素数1〜18の炭化水素基、R2は炭素数1〜4の二価の脂肪族飽和炭化水素基である。一分子中に2個以上あるR1又はR2は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。
式(I)において、nが1、mが2であるとともに、R1は炭素数1〜18のアルキル基、R2は炭素数2〜3の二価の脂肪族飽和炭化水素基であることが好ましい。また、nが1、mが2であるとともに、R1は炭素数4〜8のアルキル基、R2が−CH2CH2−であることがより好ましい。R1のアルキル基は、直鎖、分岐鎖であってもよいし、環状構造を有していてもよいが、上記した炭素数4〜8のアルキル基は環状構造を有することが好ましい。
アルカノールアミンの具体例としては、ジオレイルエタノールアミン、ジラウリルプロパノールアミン、ジオクチルエタノールアミン、ジブチルエタノールアミン、ジエチルエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジヘキシルプロパノールアミン、ジブチルプロパノールアミン等のモノアルカノールアミン;オレイルジエタノールアミン、シクロヘキシルジエタノールアミン,ステアリルジプロパノールアミン、ラウリルジエタノールアミン、オクチルジプロパノールアミン、ブチルジエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、ベンジルジエタノールアミン、フェニルジエタノールアミン、トリルジプロパノールアミン、キシリルジエタノールアミン等のジアルカノールアミン;トリエタノールアミン、トリプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等のトリアルカノールアミンなどを挙げることができる。
これらの中でも、アルキルジアルカノールアミンが好ましく、シクロヘキシルジエタノールアミンがより好ましい。
アルカノールアミンとしては、上記したものを1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
NR3 3 (II)
式(II)において、R3は炭素数1〜18のアルキル基であり、一分子中のR3は互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。R3のアルキル基は、直鎖、分岐鎖であってもよいし、環状構造を有していてもよい。
R3は好ましくは炭素数1〜8のアルキル基であって、より好ましくはR3の1つがメチル基又はエチル基で、残りの2つが炭素数4〜8のアルキル基である。また、炭素数4〜8のアルキル基は環状構造を有することが好ましい。
具体的なトリアルキルアミンとしては、トリブチルアミン、トリペンチルアミン、トリヘキシルアミン、トリシクロヘキシルアミン、トリオクチルアミン、トリラウリルアミン、トリステアリルアミン、N−メチルジシクロヘキシルアミン等が挙げられるが、これらの中では、N−メチルジシクロヘキシルアミンが好ましい。
トリアルキルアミンとしては、上記したものを1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、三級アミンとしては、アルカノールアミン及びトリアルキルアミン以外にも、トリベンジルアミン、トリオレイルアミン等を用いてもよい。
成分(C)の配合量は、好ましくは8.0質量%以上40.0質量%以下である。成分(C)の配合量を40.0質量%以下とすると、金属加工に従事する者の手あれが発生しにくくなるなど、人体に対する悪影響を抑制できる。
成分(C)の配合量は、人体に対する悪影響を抑制しつつ、ハンドリング性及び耐腐敗性を向上させるために、より好ましくは10.0質量%以上35.0質量%以下であり、さらに好ましくは15.0質量%以上30.0質量%以下であり、よりさらに好ましくは16.0質量%以上24.4質量%以下である。
水溶性金属加工油組成物は、成分(C)が配合されることで、組成物に含まれる酸成分(成分(B)等)を中和するものであり、水溶性金属加工油組成物を水で10質量%に希釈した際のpHが7〜11になるように中和することが好ましい。
水溶性金属加工油組成物には、成分(D)として水を配合する。成分(D)として使用される水は、特に限定されず、蒸留水、イオン交換水、水道水、工業用水のいずれでもよい。
成分(D)の配合量は、組成物全量基準で、8.0質量%以上20.0質量%以下が好ましい。水の配合量を8.0質量%以上とすることで、水溶性金属加工油組成物が難燃性となり安全性が高まる。また、20.0質量%以下とすることで、水溶性金属加工油組成物が増粘してハンドリング性が悪化することを防止する。
成分(D)の配合量は、難燃性及びハンドリング性を向上させるために、好ましくは9.0質量%以上15.0質量%以下、より好ましくは10.0質量%以下12.0質量%以上である。
次に、水溶性金属加工油組成物に配合される上記成分(A)〜(D)の配合比について以下説明する。
本実施形態では、成分(A)/成分(B)の質量比は0.10以上3.5以下であることが好ましい。質量比が0.10以上となると、潤滑性が良好となり加工性を高めやすくなり、また、3.5以下とすることで、乳化状態を維持しやすくなる。
成分(A)/成分(B)の質量比は、0.20以上がより好ましく、0.25以上がさらに好ましく、0.30以上がよりさらに好ましく、0.40以上がよりさらに好ましく、0.45以上が特に好ましい。また、3.0以下がより好ましく、2.5以下がさらに好ましく、2.1以下がよりさらに好ましく、2以下がよりさらに好ましく、1.4以下が特に好ましい。成分(A)/成分(B)の質量比をこれら下限値以上とすることで、金属加工時に十分な加工性を得られ、上限値以下とすることで安定な乳化状態を維持し易くなる。
また、成分(A)/成分(C)の質量比は0.4以上2.8以下であることが好ましく、0.5以上2.7以下であることがより好ましく、0.60以上2.6以下であることがさらに好ましく、0.61以上2.56以下がよりさらに好ましく、0.625以上1.75以下が最も好ましい。質量比が上記範囲内となると、工具の摩耗を低減させやすくなり、また安定な乳化状態を維持しやすくなる。
さらに、成分(A)/成分(D)の質量比は0.5以上6.0以下であることが好ましく、1.0以上5.50以下であることがより好ましく、1.4以上5.2以下であることがさらに好ましく、1.5以上5.13以下がよりさらに好ましい。
さらに、成分(C)/成分(D)の質量比は、1.0以上3.5以下であることが好ましく、1.5以上3.0以下であることがより好ましく、1.9以上2.5以下であることがさらに好ましく、2以上2.44以下がよりさらに好ましい。
水溶性金属加工油組成物には、本発明の効果を損なわない範囲において、成分(A)〜(D)以外のその他の成分(E)をさらに配合してもよい。すなわち、水溶性金属加工油組成物に配合される成分は、上記した成分(A)〜(D)からなるものでもよいし、成分(A)〜(D)と、以下に述べる成分から選択される成分(E)とからなるものでもよい。その他の成分(E)としては、例えば、界面活性剤、油性剤、潤滑性向上剤、金属不活性化剤、消泡剤、殺菌剤及び酸化防止剤などが挙げられるが、これらの中では、界面活性剤、金属不活性化剤、消泡剤、殺菌剤の使用が好ましい。
水溶性金属加工油組成物におけるその他の成分(E)の配合量は、組成物全量基準で、0.5質量%以上45質量%以下が好ましく、1.5質量%以上35.0質量%以下がより好ましく、4.5質量%以上25.0質量%以下がさらに好ましい。
また、界面活性剤の配合量は、組成物全量基準で、好ましくは0.1質量%以上12.0質量%以下、より好ましくは0.3質量%以上10.0質量%以下、さらに好ましくは1.0質量%以上7.0質量%以下である。
油性剤の配合量は、組成物全量基準で、好ましくは0.1質量%以上12.0質量%以下、より好ましくは0.2質量%以上10.0質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以上6.0質量%以下である。
潤滑性向上剤の配合量は、組成物全量基準で、好ましくは0.3質量%以上27.0質量%以下、より好ましくは1.0質量%以上23.0質量%以下、さらに好ましくは3.0質量%以上20.0質量%以下である。
酸化防止剤としては、アルキル化ジフェニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、アルキル化フェニル−α−ナフチルアミンなどのアミン系酸化防止剤、2、6−ジ−t−ブチルフェノール、4、4’−メチレンビス(2、6−ジ−t−ブチルフェノール)、イソオクチル−3−(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、n−オクタデシル−3−(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートなどのフェノール系酸化防止剤、ジラウリル−3、3’−チオジプロピオネイトなどの硫黄系酸化防止剤、ホスファイトなどのリン系酸化防止剤が挙げられる。
殺菌剤としては、例えば、トリアジン系防腐剤、アルキルベンゾイミダゾール系防腐剤などが挙げられる。
消泡剤としては、メチルシリコーン油、フルオロシリコーン油、ポリアクリレートなどを挙げることができる。
成分(E)としては、上記したものを1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ただし、水溶性金属加工油組成物には、塩素、硫黄、或いはリンを含有する化合物を配合しないほうがよい。塩素、硫黄、或いはリンを含有する化合物を配合しないことで、環境負荷、人体への悪影響をさらに抑制することが可能である。
水溶性金属加工油組成物は、上記成分(A)〜(D)を配合し、更に必要に応じてその他成分(E)を配合して、これら成分を均一に混合して得られるものであり、配合順等、その配合方法は特に限定されない。
さらに、本実施形態でも、水溶性金属加工油組成物に上記したとおりに、その他の成分(E)が配合されてもよい。
本発明の一実施形態に係る金属加工液は、上記の水溶性金属加工油組成物からなる油剤の水による希釈物である。水溶性金属加工油組成物を希釈するために使用する水は、蒸留水、イオン交換水、水道水、工業用水などのいずれでもよく、特に限定されない。本実施形態の金属加工液は、水溶性金属加工油組成物が3質量%以上となるように水に希釈されたものである。金属加工液は、希釈濃度を3質量%以上とすることで、金属加工時の加工性が良好になる。
また、希釈濃度は、好ましくは5質量%以上30質量%以下、より好ましくは7質量%以上20質量%以下、さらに好ましくは8質量%以上15質量%以上である。希釈濃度をこれら下限値以上とすることでより加工性が良好となる。また、上限値以下とすることで、加工後に加工装置がベタつくことを防止する。
本発明の一実施形態に係る金属加工方法は、上記した水溶性金属加工油組成物を用いて金属からなる被加工材を加工する方法である。
ここで、水溶性金属加工油組成物は、上記したように水で希釈して金属加工液としたうえで、被加工材に供給して、被加工材に接触させて使用するものである。金属加工液は、被加工材と加工具との間を潤滑する。さらには、切り屑の除去、被加工材の錆止め、工具及び被加工材の冷却等のためにも使用される。
水溶性金属加工油組成物を使用して行う金属加工は、具体的には、切削加工、研削加工、打抜き加工、研摩、絞り加工、抽伸加工、圧延加工などの各種の金属加工が挙げられるが、これらの中では、切削加工、研削加工が好ましく、切削加工がより好ましい。
被加工材としての金属は、単一の金属元素からなる純金属、複数の金属元素からなるもの或いは金属元素と非金属元素からなる金属様のものを含む。また、被加工材としては中でも、チタン、チタン合金、ニッケル合金、ニオブ合金、タンタル合金、モリブデン合金、タングステン合金、ステンレス鋼、高マンガン鋼などの難加工材であることが好ましく、この中でもステンレス鋼、ニッケル合金、チタン合金がより好ましく、ステンレス鋼がさらに好ましい。
上記した水溶性金属加工油組成物は、潤滑性に優れており、難加工材、特にステンレス鋼等の硬い金属を被加工材として、旋削加工等の各種金属加工を行う場合でも、工具寿命を十分に長くすることが可能である。また、上記した水溶性金属加工油組成物は、水に希釈して金属加工液として使用する場合に素早く分散するため、ハンドリング性に優れる。
[工具逃げ面摩耗幅(工具寿命の評価)]
水溶性金属加工油組成物(原液)を水により10質量%で希釈して分散させて、金属加工液を作製した。その金属加工液を用いて、以下の条件で旋削加工を行った際の工具の逃げ面の摩耗幅を測定した。
(旋削加工条件)
加工機:YS−550V(東和精機株式会社製) 被削材:SUS440C
工具:DCET070204R−SN VP15TF(三菱マテリアル株式会社製)
切削速度70m/min、送り0.1mm/rev、切込み(半径)0.1mm、加工距離384m
金属加工液供給条件:流量250ml/min
[自己乳化性(ハンドリング性評価)]
200ml容量のビーカーに入れた90gの水に、水溶性金属加工油組成物(原液)10gを加え、φ8mm×長さ30mmのマグネティックスターラを用い300rpmで撹拌した場合に、原液が1分以内に均一分散する場合は、自己乳化性が良好であるとして“A”と評価した。原液が1分以内に均一に分散しない場合は、自己乳化性が不十分であるとして“B”と評価した。
表1に示す配合により、水溶性金属加工油組成物を調整し、各実施例及び比較例の水溶性金属加工油組成物を上記評価方法により評価した。
※表1における鉱物油、エステル化合物、及びヒドロキシ不飽和脂肪酸の重合体の詳細は以下のとおりである。
鉱物油:ナフテン系鉱物油、40℃における動粘度:26mm2/s
エステル化合物1:ペンタエリスリトールテトラオレエート、40℃における動粘度:64.7mm2/s
エステル化合物2:トリメチロールプロパントリオレエート、40℃における動粘度:49.7mm2/s
エステル化合物3:オレイン酸メチル、40℃における動粘度:4.7mm2/s
ヒドロキシ不飽和脂肪酸の重合体1:リシノール酸を窒素気流下、200℃で加熱脱水重縮合することにより得られた縮合脂肪酸。酸価:34mgKOH/g、けん化価:198mgKOH/g、水酸基価:28mgKOH/g、40℃における動粘度:730mm2/s
ヒドロキシ不飽和脂肪酸の重合体2:リシノール酸を窒素気流下、200℃で加熱脱水縮合し、その脱水重縮合物にさらにオレイン酸を加え、加熱脱水縮合することにより得られた縮合脂肪酸。酸価:55mgKOH/g、けん化価:201mgKOH/g、水酸基価:9mgKOH/g、40℃における動粘度:726mm2/s
それに対して、比較例1〜3では、成分(A)の代わりに鉱物油又は動粘度が低いエステル化合物を使用し、或いは、成分(A)の配合量が少なかったため、潤滑性が十分に高められずに工具摩耗が多く発生した。また、比較例4、5では、成分(B)を配合せず、又はその配合量が少なかったため、代わりに有機酸(トール脂肪酸)の配合量を増やしても、潤滑性が十分に高められずに工具摩耗が多く発生した。さらに、比較例6、7では、三級アミンを配合されず、又はその配合量が少なかったため、自己乳化性を高めることができず、ハンドリング性が良好ではなかった。
Claims (13)
- 以下の成分(A)、成分(B)、成分(C)、及び成分(D)を配合してなる水溶性金属加工油組成物であって、
組成物全量基準で、成分(A)の配合量が5.0質量%以上、成分(B)の配合量が20.0質量%より多く50.0質量%未満、成分(C)の配合量が8.0質量%以上である水溶性金属加工油組成物。
成分(A):40℃における動粘度が15mm2/s以上である、合成油及び油脂からなる群から選択される少なくとも1種
成分(B):ヒドロキシ不飽和脂肪酸の重合体
成分(C):三級アミン
成分(D):水
であって、
前記成分(B)の40℃における動粘度が100mm 2 /s以上1500mm 2 /s以下であり、
前記成分(C)が、アルカノールアミン及びトリアルキルアミンの両方を含むものである - 成分(A)が、エステル化合物である請求項1に記載の水溶性金属加工油組成物。
- 前記エステル化合物が、脂肪族モノカルボン酸と、炭素数5〜10のヒンダードアルコールのエステルである請求項2に記載の水溶性金属加工油組成物。
- 成分(B)が、リシノール酸の脱水重縮合物である縮合脂肪酸、及びリシノール酸の脱水重縮合物のアルコール性水酸基と1価のカルボン酸とを脱水縮合した縮合脂肪酸からなる群から選択される少なくとも1種である請求項1〜3のいずれか1項に記載の水溶性金属加工油組成物。
- 成分(D)の配合量が8.0質量%以上20.0質量%以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の水溶性金属加工油組成物。
- 成分(A)/成分(B)の質量比が0.10以上3.5以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の水溶性金属加工油組成物。
- 成分(A)/成分(C)の質量比が0.4以上2.8以下である請求項1〜6のいずれか1項に記載の水溶性金属加工油組成物。
- 成分(B)/成分(C)の質量比が0.5以上2.0以下である請求項1〜7のいずれか1項に記載の水溶性金属加工油組成物。
- 切削加工または研削加工に使用される請求項1〜8のいずれか1項に記載の水溶性金属加工油組成物。
- チタン、チタン合金、ニッケル合金、ニオブ合金、タンタル合金、モリブデン合金、タングステン合金、ステンレス鋼、及び高マンガン鋼からなる群から選択される被加工材に対して使用される請求項1〜9のいずれか1項に記載の水溶性金属加工油組成物。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の水溶性金属加工油組成物の水による希釈物である金属加工液。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の水溶性金属加工油組成物、又は請求項11に記載の金属加工液を使用して、金属からなる被加工材を加工する金属加工方法。
- 以下の成分(A)、成分(B)、成分(C)、及び成分(D)を配合してなる水溶性金属加工油組成物であって、
成分(A)/成分(B)の質量比が0.10以上3.5以下、成分(A)/成分(C)の質量比が0.4以上2.8以下、成分(B)/成分(C)の質量比が0.9以上4.5以下である水溶性金属加工油組成物。
成分(A):40℃における動粘度が15mm2/s以上である、合成油及び油脂からなる群から選択される少なくとも1種
成分(B):ヒドロキシ不飽和脂肪酸の重合体
成分(C):三級アミン
成分(D):水
であって、
前記成分(B)の40℃における動粘度が100mm 2 /s以上1500mm 2 /s以下であり、
前記成分(C)が、アルカノールアミン及びトリアルキルアミンの両方を含むものである
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