JP6826780B2 - ガス機器のガス圧調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガス機器を構成するガス封入タンクに封入される絶縁ガスの、ガス圧を変化させるためのガス圧調整装置に係り、特に、ガス封入タンクに封入された絶縁ガスを移動させてガス封入タンク内部における絶縁ガスの圧力を減圧する減圧用タンクと、ガス封入タンクと減圧用タンクの間に設けられ、絶縁ガスの移動を制御する切替クラッチを備えることで、容易にガス圧を変化させることのできるガス機器のガス圧調整装置に関する。
従来、例えば、ガス機器を保管場所から使用場所まで輸送する際には、万一の碍管破損を考慮し、保管場所において可搬形ガス回収装置および回収タンク等を使用して、ガス機器内のガス封入タンクのガス圧を定格ガス圧から輸送時ガス圧まで降圧する。そして、使用場所まで輸送した後、再度、可搬形ガス回収装置と回収タンク等を用いて、輸送時ガス圧から定格ガス圧まで昇圧している。また、ガス機器の使用後においても、このようなガス圧の昇降圧作業を行っている。
しかし、可搬形ガス回収装置は特殊機材であって、保有箇所や台数も限られていることから、緊急時には可搬形ガス回収装置の手配と作業に時間を要するという課題があった。
また、可搬形ガス回収装置の接続作業では、ガス機器のガス封入タンクに大気を混入させないよう、ガス封入タンクと回収タンク等を接続する接続ホース内の真空引きを行う必要があることから、作業者にガス純度等の品質管理についての専門知識が求められる。そのため、人的にも容易に接続作業を行うことが困難であるという課題があった。
さらに、ガス機器内の接続ホース内に残存した絶縁ガスを回収することができず、絶縁ガスが大気中に放出されてしまい、環境に悪影響を及ぼすおそれがあるという課題もあった。
そこで、上記のような課題を解決するための先行技術が開発されており、それに関して既にいくつかの発明や考案が開示されている。
特許文献1には、「ガスしゃ断器」という名称で、空気タンクをSFガスの回収タンクとして使用するしゃ断器に関する考案が開示されている。
以下、特許文献1に開示された考案について説明する。特許文献1に開示された考案は、SFガス封入タンクとしゃ断器操作用の空気タンクが、内部に真空ポンプを有するバルブを備えた配管で接続されることを特徴とする。
このような特徴を有するガスしゃ断器によれば、ガスしゃ断器内部の点検のためにSFガスを回収する際、空気タンク内の圧縮空気を排出し、さらにバルブ内の真空ポンプによって真空排気を行う。これにより、SFガス封入タンク内のSFガスを、配管を介して空気タンクに回収することができる。点検完了時には、空気タンクに回収されたSFガスを、再度配管を介してSFガス封入タンク内に戻すことができる。したがって、空気タンクをSFガスの回収タンクとして使用することができるので、点検作業時の段取作業の簡易化、点検設備の縮小化及び運搬費の低減を図ることができる。
次に、特許文献2には、「ガス遮断器の絶縁ガス充填方法」という名称で、空気タンクに絶縁ガスを充填する絶縁ガス充填方法に関する発明が開示されている。
以下、特許文献2に開示された発明について説明する。特許文献2に開示された発明は、遮断器操作用の空気タンクに予め絶縁ガスを充填し、空気タンクより遮断器の遮断部に迂回路を設け、この迂回路を通じて空気タンクより絶縁ガスを遮断部に流入させ規定ガス圧力とすることを特徴とする。
このような特徴を有するガス遮断器の絶縁ガス充填方法によれば、空気タンクに絶縁ガスを予め充填して輸送し、現地で据え付け後に空気タンクから遮断部に充填することができる。したがって、現地でガスボンベ、圧力調整器が不要となり、またガスボンベからのガス充填も不要となるので、作業を簡便化できるとともに作業時間も短縮可能である。
さらに、特許文献3には、「ガス回収装置」という名称で、ガス絶縁機器など のガス封入構造物からガスを回収するガス回収装置に関する発明が開示されている。
以下、特許文献3に開示された発明について説明する。特許文献3に開示された発明は、ガス封入構造物とガス回収容器とをつなぎ、ガス封入構造物のガス圧とガス回収容器のガス圧とが互いに平衡になるまでガス封入構造物からガス回収容器へとガスを流入させる配管と、吸気側がガス封入構造物に、排気側がガス回収容器にそれぞれ接続され、ガス封入構造物内のガスをガス回収容器に回収する真空ポンプとを備えたことを特徴とする。
このような特徴を有するガス回収装置によれば、コンプレッサやボンベなどの特別な装置を用いることなく、ガス封入構造物からガスを簡単にガス回収容器に回収することができるため、ガス回収装置のコンパクト化を図ることが可能となる。
実開昭60−115426号公報 特開昭62−206724号公報 特開平10−14036号公報
しかしながら、特許文献1に開示された考案においては、しゃ断器タンク内のSFガスを操作用空気タンクへ移動させる場合、操作用空気タンク内の真空引きを行うためのポンプが必要となる。また、しゃ断器タンク内の残気を回収する場合も同様の手法となるため、ポンプを余分に手配するという手間が発生するとともにポンプの駆動装置が別途必要となる。また、しゃ断器内のSFガスを操作用空気タンクへ圧送するコンプレッサーが必要な場合もあることから、コンプレッサーを駆動させる駆動装置も別途必要となる。よって、段取作業の簡易化、点検設備の縮小化が十分に実現できたとは言えない可能性がある。
また、操作用空気タンク内やしゃ断器タンク内の真空引きを行うことから、前述の専門知識を有する作業者が作業する必要があり、人的にも容易に接続作業を行うことが困難であるという課題が解決されていないおそれがある。
さらに、ポンプ使用時にホース接続を伴うことから、このホース接続を解除した際にホース内部に残る微量のSFガスが大気へ放出されるおそれがある。すなわち、環境への悪影響という課題を十分に解決することができない可能性がある。
また、特許文献2に開示された発明においては、ガスを一旦定格圧力まで充填した後に、運搬や作業等で再び遮断部のガスを回収する場合に対する適用が想定されていない。なお、このような場合には、別途回収装置等の機材が必要となる。そのため、特許文献2に開示された発明は、工場出荷から現地搬入という一時的な片道移動の作業には有効であるが、常態的に往復移動させて使用する移動用のガス機器に対しては不適である。
さらに、特許文献3に開示された発明においては、弁3aを「開」、弁3bを「閉」にした状態で、配管を通じてガス封入構造物からガスをビニール容器に流入させる。そして、ビニール容器が所定の大きさまで膨らむと、弁3a,3aの状態を変えることなくビニール容器を配管から取り外し、新しいビニール容器を配管に接続して同じ作業を繰り返すことから、配管に残存したガスが大気中に放出されることを完全に防止できない可能性がある。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、可搬形ガス回収装置等の特殊機材を使用することなく専門知識を有しない作業者によって容易にガス機器のガス圧の調整することが可能であり、また、大気中への絶縁ガス放出を防止することができるガス機器のガス圧調整装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、絶縁ガスが封入されるガス封入タンクと、電動機と、この電動機の駆動力で蓄勢されるとともに放勢手段で放勢されて遮断部を投入する投入バネを備えるガス機器の、ガス封入タンクの内部における絶縁ガスの圧力を変化させるガス圧調整装置であって、ガス封入タンクに封入される絶縁ガスを移動させて収容し、内部における圧力を減圧する減圧用タンクと、この減圧用タンクとガス封入タンクを接続する配管と、この配管の途中に設けられ、絶縁ガスを加圧して送気する加圧手段と、投入バネと加圧手段の間に配置され、駆動力を投入バネ又は加圧手段へ選択的に伝達する切替部材を備えることを特徴とする。
このような構成の発明において、減圧用タンクは、配管を介してガス封入タンクと常時接続され、ガス機器と分離して減圧用タンクのみが保管されるものではない。よって、例えば、ガス機器を移動させる場合には、ガス機器と、配管と、減圧用タンクと、加圧手段のすべてが運搬される。
また、加圧手段としては、例えば、真空ポンプが考えられる。そして、加圧手段は、ガス圧調整装置に設けられた電動機の駆動力によって駆動される。また、加圧手段を駆動する電動機は、ガス機器に既設の電動機である他、ガス機器に新設される電動機であってもよい。
なお、前者の場合の切替手段として、既設の電動機の駆動力を投入バネ又は加圧手段のいずれかに切り替えて伝達可能な切替クラッチが考えられる。これに対し、後者の場合の切替手段としては、既設の電動機又は新設の電動機のいずれを駆動させるかを選択可能な切替スイッチが考えられる。
上記構成の発明においては、ガス機器を移動させたり、点検したりする以外の通常時には、切替部材は電動機の駆動力を投入バネに伝達可能であり、投入バネが蓄勢可能となっている。一方、上記の移動時等においては、切替部材は駆動力を加圧手段に伝達可能となるように切り替えられ、加圧手段が駆動する。よって、ガス封入タンクに封入された絶縁ガスは、加圧手段によって配管内を減圧用タンクに送気されガス封入タンクの内部において減圧される。その後、減圧用タンクに収容された絶縁ガスは、ガス封入タンクに送気されその内部で昇圧される。このとき、減圧用タンクの容量と、ガス封入用タンクの容量の比率によっては、加圧手段は作動されなくてもよい。
次に、第2の発明は、第1の発明において、ガス機器は、既設の1台の電動機と、この電動機の駆動軸に取り付けられる第1の係合部材と、投入バネと接続される回動軸に取り付けられ、第1の係合部材に係合する第2の係合部材を備え、切替部材は、加圧手段を作動させる作動軸と、この作動軸に取り付けられ、第1の係合部材に係合し駆動力を作動軸に伝達する第3の係合部材と、第1の係合部材を第2の係合部材又は第3の係合部材へ選択的に係合させるために、電動機を往復移動させる移動部材を備えることを特徴とする。
上記構成の発明においては、第1の発明の作用に加えて、通常時においては、第1の係合部材が第2の係合部材に係合し、投入バネが蓄勢されるよう移動部材によって電動機が一方に寄せられる。移動時等においては、第1の係合部材が第3の係合部材に噛合し、加圧手段が作動するよう移動部材によって電動機が他方に寄せられる。なお、移動部材の往復移動は、例えば、手動によって行われるほか、電気的に制御されてもよい。
また、第1乃至第3の係合部材としては、例えば、それぞれ歯車が使用されることが考えられる。より詳細には、第1の係合部材は、駆動軸の長さ方向に沿って並ぶ2個の歯車であって、そのうちの一方が第2の係合部材である歯車のみに噛合し、他方が第3の係合部材である歯車のみに噛合する構成が考えられる。この他、第1の係合部材として歯車が1個のみ備えられ、第2の係合部材である歯車と第3の係合部材である歯車のいずれにも噛合可能な構成も考えられる。
さらに、第3の発明は、第2の発明において、第1乃至第3の係合部材は、それぞれかさ歯車であることを特徴とする。
このような構成の発明においては、第2の発明の作用に加えて、通常時においては、第1の係合部材であるかさ歯車が第2の係合部材であるかさ歯車に係合し、電動機の駆動力が投入バネに伝達される。移動時等においては、第1の係合部材であるかさ歯車が第3の係合部材であるかさ歯車に係合し、電動機の駆動力が加圧手段に伝達される。すなわち、既設された1台の電動機によって、投入バネの蓄勢と加圧手段の作動がそれぞれ異なるタイミングで行われる。
そして、第4の発明は、第1乃至第3のいずれかの発明において、ガス機器は、複数のガス封入タンクを備え、複数のガス封入タンクは、それぞれ同一の第1の容量を有し、減圧用タンクが有する第2の容量は、ガス封入タンクの第1の容量と等しいことを特徴とする。
このような構成の発明においては、第1乃至第3のいずれかの発明の作用に加えて減圧用タンクが有する第2の容量は、ガス封入タンクの第1の容量と等しいため、減圧用タンクに収容された絶縁ガスのガス圧は、複数のガス封入タンクに封入されていた場合の絶縁ガスのガス圧よりも高くなっている。よって、減圧用タンクに収容された絶縁ガスは、加圧手段を作動させなくとも複数のガス封入タンクに移動する。
最後に、第5の発明は、第1乃至第4のいずれかの発明において、ガス機器は、ガス封入タンクを下方から支持する架台を備え、減圧用タンクは、架台が形成する内部空間に配置されることを特徴とする。
このような構成の発明においては、第1乃至第4のいずれかの発明の作用に加えて、減圧用タンクが架台が形成する内部空間に配置されるため、減圧用タンクがガス機器からはみ出さないように設置される。
第1の発明によれば、ガス封入タンクに封入された絶縁ガスを配管を介して減圧用タンクへ移動させ、その後減圧用タンクに収容された絶縁ガスを、再度ガス封入タンクへ移動させることができる。すなわち、可搬形ガス回収装置等の特殊機材を使用する必要がないため、ガス圧の調整作業を容易に実施可能である。
また、減圧用タンクが配管を介してガス封入タンクと常時接続されることから、大気中への絶縁ガス放出を防止することができる。さらに、配管等の真空引きが不要となるため、ガス純度等の専門知識を有しない作業者によってもガス圧の調整することができる。
加えて、第1の発明によれば、減圧用タンクと、配管と、加圧手段と、切替部材からなる簡易な構成であるため、比較的容易に製造や設置が可能であり、それぞれのコストを抑制することができる。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加えて、移動部材によって既設の電動機が往復運動し、その駆動力を投入バネ又は加圧手段のいずれかに伝達可能となる。よって、電動機の駆動力の伝達先を確実に切り替えることができる。また、既設の電動機の駆動力を利用して投入バネ及び加圧手段を蓄勢及び作動させることができるので、新たに導入する部材の点数を最小限に止めることができる。
第3の発明によれば、第2の発明の効果に加えて、第1乃至第3の係合部材は、それぞれかさ歯車であることから、第1及び第2の係合部材が既設のかさ歯車であった場合には、かさ歯車を第3の係合部材として利用することで、簡易かつ安価に切替部材の一部を構成することができる。
第4の発明によれば、第1乃至第3のいずれかの発明の効果に加えて、減圧用タンクに収容された絶縁ガスは、加圧手段を作動させなくともガス封入タンクに移動するので、輸送後の絶縁ガスの移動時間を短縮できる。
第5の発明によれば、第1乃至第4のいずれかの発明の効果に加えて、減圧用タンクがガス機器及び架台をはみ出して設置されないので、全体的にコンパクトな形状とすることができる。そのため、減圧用タンク、ガス機器等を移動させる際の作業者の負担を軽減できる。
実施例に係るガス機器のガス圧調整装置を側方から見た場合の構成図である。 図1におけるA方向矢視図である。 実施例に係るガス機器のガス圧調整装置を構成する加圧手段、切替手段等の構成図である。 実施例に係るガス機器のガス圧調整装置を使用する際の作業手順を説明する流れ図である。
本発明の実施の形態に係るガス機器のガス圧調整装置について、図1乃至図4を用いて詳細に説明する。図1は、実施例に係るガス機器のガス圧調整装置を側方から見た場合の構成図である。また、図2は、図1におけるA方向矢視図である。
最初に、ガス機器50について説明すると、図1及び図2に示すように、ガス機器50は、絶縁ガスが封入されるガス封入タンク51と、電動機52と、この電動機52の駆動力で蓄勢されるとともに放勢手段(図示せず)で放勢されてガス封入タンク51に内蔵される遮断部(図示せず)を投入する投入バネ53(図3参照)を備える。なお、投入バネ53は、投入バネ機構53Aに収容されている。
また、ガス封入タンク51は、三相分並置され、一相分毎にブッシング碍管54,54が立設されている。また、ガス封入タンク51の側方には、投入バネ53の投入により蓄勢される遮断バネ(図示せず)が収容される操作箱56が設置される。
さらに、ガス機器50は、ガス封入タンク51や複数のブッシング碍管54を下方から支持する架台55を備える。
次に、本実施例に係るガス機器のガス圧調整装置(以下、ガス圧調整装置という。)1は、ガス機器50の、ガス封入タンク51の内部における絶縁ガスの圧力を変化させるガス圧調整装置であって、例えば、ガス機器50をその保管場所から使用場所まで輸送する際に、複数のブッシング碍管54が万一破損した場合の影響を最小限に止めることを目的として設けられる。
ガス圧調整装置1は、ガス封入タンク51に封入される絶縁ガスを移動させて収容し、ガス封入タンク51の内部における絶縁ガスの圧力を減圧する減圧用タンク2と、この減圧用タンク2と三相分の複数のガス封入タンク51を接続する配管3と、この配管3に設けられ、絶縁ガスを加圧して送気する加圧手段4と、投入バネ機構53Aに収容される投入バネ53と加圧手段4の間に配置され、電動機52の駆動力を投入バネ53又は加圧手段4へ選択的に伝達する切替部材5(図1参照)を備える。
このうち、加圧手段4は、真空ポンプが使用され、図1に示すように、三相分のガス封入タンク51のうち減圧用タンク2の最も近くに設置される一相分のガス封入タンク51と、減圧用タンク2の間に配置される。そして、加圧手段4は、少なくともガス封入タンク51から減圧用タンク2の方向へ、絶縁ガスを加圧して送気する。
また、減圧用タンク2は、架台55が形成する内部空間に配置される。したがって、減圧用タンク2は、ガス機器50からはみ出すことがないように設置されている。さらに、ガス機器に備えられる三相分の複数のガス封入タンク51は、それぞれ同一の第1の容量を有し、減圧用タンク2が有する第2の容量は、ガス封入タンク51の第1の容量と等しい。
さらに、加圧手段4と、切替部材5と、電動機52と、投入バネ機構53Aは、操作箱56の反対側の操作箱57に収容される。
次に、図3を用いて、本実施例に係るガス圧調整装置の構成について、より詳細に説明する。図3は、実施例に係るガス機器のガス圧調整装置を構成する加圧手段、切替手段等の構成図である。なお、図1及び図2で示した構成要素については、図3においても同一の符号を付して、その説明を省略する。
図3に示すように、ガス機器50は、既設の1台の電動機52と、この電動機52の駆動軸52aに取り付けられる第1の係合部材58と、投入バネ53と接続される回動軸53aに取り付けられ、第1の係合部材58に係合する第2の係合部材59を備える。なお、第1の係合部材58及び第2の係合部材59と、後述する第3の係合部材6は、それぞれかさ歯車である。
具体的には、第1の係合部材58は、互いに噛合する平歯車52b,52cと、平歯車52cの中心に固定される軸体52dを介して駆動軸52aに取り付けられる。このうち、平歯車52cは、後述する移動部材7の支持部7aに、図示しない軸体とベアリングを介して回動可能に固定される。よって、平歯車52cと、軸体52dと、第1の係合部材58は、駆動軸52aが回動することでこれらが一体的に回動可能であるとともに、電動機52の往復移動に伴って移動可能となる。
また、第2の係合部材59は、第2の係合部材59の中心に固定される軸体53dと、互いに噛合する平歯車53b,53cを介して回動軸53aに取り付けられる。なお、平歯車53cとは反対側の回動軸53aの一端は、操作箱57の内壁によって、図示しないベアリングを介して回動可能に支持される。
さらに、切替部材5は、加圧手段4を作動させる作動軸5aと、この作動軸5aに取り付けられ、第1の係合部材58に係合し電動機52の駆動力を作動軸5aに伝達する第3の係合部材6と、第1の係合部材58を第2の係合部材59又は第3の係合部材6へ選択的に係合させるために、電動機52をX方向又はX方向へ交互に往復移動させる移動部材7を備える。
具体的には、第3の係合部材6は、第3の係合部材6の中心に固定される軸体6aと、互いに噛合する平歯車6b,6cを介して作動軸5aに取り付けられる。なお、作動軸5aは、平歯車6cを軸支し、一端が操作箱57の内壁によって、図示しないベアリングを介して回動可能に支持され、他端が加圧手段4と連結されて加圧手段4を作動させる。また、第3の係合部材6とは反対側の軸体6aの一端は、操作箱57の内壁によって、図示しないベアリングを介して回動可能に支持される。
また、移動部材7は、電動機52の下端を支える支持部7aと、基端が支持部7aに固定される把持部7bを備える。支持部7aは、操作箱57の底面の内側に設けられるスライドレール57aに、スライド可能に取り付けられる。さらに、把持部7bは、基端が支持部7aと接続されるとともに先端が操作箱57に設けられるスリット(図示せず)を通過してなり、手で把持可能である。
よって、把持部7bをX方向に移動させると、スライドレール57a上を支持部7aと電動機52がX方向にスライド移動し、第1の係合部材58が第2の係合部材59に係合する。したがって、電動機52の駆動力によって第1の係合部材58が回動することで、第2の係合部材59と、軸体53dと、平歯車53bは一体的に回動し、さらに、平歯車53cと、回動軸53aも回動して投入バネ53を巻き上げ蓄勢する。
これに対し、把持部7bをX方向に移動させると、スライドレール57a上を支持部7aと電動機52がX方向にスライド移動し、第1の係合部材58が第3の係合部材6に係合する。したがって、電動機52の駆動力によって第1の係合部材58が回動することで、第3の係合部材6と、軸体6aと、平歯車6bは一体的に回動し、さらに、平歯車6cと、作動軸5aが回動して加圧手段4を作動させる。
また、配管3は、三相分のガス封入タンク51を連通して設けられる。そして、配管3の、加圧手段4とガス封入タンク51の間と、加圧手段4と減圧用タンク2の間には、それぞれ開閉バルブ8,9が設置される。開閉バルブ8,9は、投入バネ53を巻き上げ蓄勢する通常時においては、いずれも閉じた状態に保持され、絶縁ガスが配管3内を通過不可能である。
これに対し、輸送準備時や点検時において、加圧手段4を作動させてガス封入タンク51から減圧用タンク2の方向へ絶縁ガスを加圧して送気したり、減圧用タンク2からガス封入タンク51の方向へ絶縁ガスを送気したりする場合は、開閉バルブ8,9はいずれも開いた状態に保持され、絶縁ガスが配管3内を通過可能である。
続いて、図4を用いて、本実施例に係るガス機器のガス圧調整装置を操作する手順について説明する。図4は、実施例に係るガス機器のガス圧調整装置を使用する際の作業手順を説明する流れ図である。
図4は、保管場所に保管されたガス機器50等を使用場所まで移動させるために、保管場所においてガス封入タンク51に封入された絶縁ガスを減圧用タンク2へ移動させ、ガス封入タンク51の内部における絶縁ガスを減圧する場合と、使用場所においてガス機器50等を使用するために、減圧用タンク2に移動した絶縁ガスを再度ガス封入タンク51へ移動させてガス封入タンク51の内部における絶縁ガスを昇圧する場合の作業手順を示したものである。
当初保管場所に保管されたガス機器50においては、ガス封入タンク51に封入された絶縁ガスのガス圧は、定格ガス圧(例えば0.5MPa)に維持されている。このとき、第1の係合部材58が第2の係合部材59に係合している、又は第2の係合部材59及び第3の係合部材6のいずれにも係合していない状態であるとともに、開閉バルブ8,9は閉じられている。
そこで、最初の手順1として、把持部7bを把持して電動機52や第1の係合部材58等をX方向へスライド移動させ、第1の係合部材58を第3の係合部材6と係合させる。
手順2として、開閉バルブ8,9を開放し、ガス封入タンク51に封入された絶縁ガスが配管3を通過して減圧用タンク2へ移動可能な状態とする。
さらに、手順3として、電動機52を駆動させる。これにより、前述したように、加圧手段4が作動し、ガス封入タンク51に封入された絶縁ガスが配管3を通過して減圧用タンク2へ移動し始める。なお、減圧用タンク2が有する第2の容量は、ガス封入タンク51の第1の容量と等しいが、加圧手段4によって、絶縁ガスは配管3の内部を停滞することなく移動し、減圧用タンク2に圧縮されて収容される。その結果、ガス封入タンク51の内部における絶縁ガスの圧力は、輸送時ガス圧(例えば0.15MPa)まで減圧されることから、ガス圧調整装置1と、ガス機器50が使用場所に移動可能となる。
続いて、手順4として、開閉バルブ8,9を閉鎖し、ガス封入タンク51に封入された絶縁ガスが配管3を通過して減圧用タンク2へ移動不可能な状態とする。その状態で、手順5として、ガス圧調整装置1とガス機器50を使用場所に移動する。
使用場所においては、ガス機器50を使用するための準備を行う。その手順6として、把持部7bを把持して電動機52や第1の係合部材58等をX方向へスライド移動させ、第1の係合部材58を第2の係合部材59と係合させる。
その後、手順7として、再び開閉バルブ8,9を開放し、減圧用タンク2に移動した絶縁ガスが配管3を通過してガス封入タンク51へ移動可能な状態とする。なお、絶縁ガスは、手順3により、減圧用タンク2に圧縮されて収容されていることから、減圧用タンク2に収容された絶縁ガスは、加圧手段4を作動させなくともガス封入タンク51に移動する。これにより、ガス封入タンク51の内部において減圧された絶縁ガスの圧力が定格ガス圧まで昇圧される。
最後に、手順8として、開閉バルブ8,9を閉鎖し、ガス封入タンク51に封入された絶縁ガスが配管3を通過して減圧用タンク2へ移動不可能な状態とする。これにより、使用場所においてガス機器50を使用する準備が完了する。
次に、使用場所においてガス機器50を使用した後は、使用場所において手順1乃至手順4を実施し、ガス封入タンク51の内部における絶縁ガスの圧力を輸送時ガス圧まで減圧する。そうしておいて、ガス圧調整装置1とガス機器50を保管場所に移動させ、保管場所において手順6乃至手順8を実施し、ガス封入タンク51の内部における絶縁ガスの圧力を定格ガス圧まで昇圧させ、ガス機器50等を保管する。
以上説明したように、本実施例に係るガス圧調整装置1によれば、簡易な手順1乃至手順4によって、ガス封入タンク51に封入された絶縁ガスを配管3を介して減圧用タンク2へ移動させることができる。そのため、ガス機器50等の輸送時に、ガス封入タンク51に封入された絶縁ガスのガス圧を定格ガス圧から輸送時ガス圧まで減圧することが可能である。したがって、万一のブッシング碍管54破損時の影響を最小限に止めることができ、安全性を確保しながらガス機器50等を保管場所から使用場所へ輸送することができる。
さらに、ガス圧調整装置1とガス機器50を使用場所へ輸送した後、減圧用タンク2に収容された絶縁ガスを、同じく簡易な手順5乃至手順8によって、再度ガス封入タンク51へ移動させることができる。特に、手順7において、減圧用タンク2に収容された絶縁ガスは、加圧手段4を作動させなくともガス封入タンク51に移動するので、輸送後の絶縁ガスの移動時間を短縮できるとともに、ガス封入タンクのガス圧を昇圧させる手順が一層簡単となる。
このように、ガス圧調整装置1によれば、可搬形ガス回収装置等の特殊機材を調達して使用する必要がないため、従来技術と比較してガス圧の調整作業を早期に開始することができるとともに、この調整作業を極めて容易に実施可能である。具体的には、可搬形ガス回収装置等の準備が不要であることにより、ガス機器50が必要となる停電事故時(供給支障含む)の対応を、短時間に行うことができるので、供給支障発生時間を短縮することが可能となる。したがって、電力供給信頼度の向上を図ることができる。
また、ガス圧調整装置1によれば、減圧用タンク2が配管3を介してガス封入タンク51と常時接続されることから、大気中への絶縁ガス放出を防止し、環境に対する悪影響を全く無くすことができる。さらに、減圧用タンク2や配管3の真空引きが不要となるため、ガス純度等の専門知識を有しない作業者によってもガス圧の調整することが可能となる。
加えて、ガス圧調整装置1は、減圧用タンク2と、配管3と、加圧手段4と、切替部材5からなる簡易な構成であるため、比較的容易に製造や設置が可能であり、それぞれのコストを抑制することができる。このうち、切替部材5は、かさ歯車等の汎用部材を使用して構成することができるので、導入容易である。
さらに、ガス圧調整装置1によれば、移動部材7によって既設された電動機52が往復運動し、その駆動力を投入バネ53又は加圧手段4のいずれかに伝達可能である。よって、電動機52の駆動力の伝達先を所望のタイミングで確実に切り替えることができるため、使い勝手が良好である。また、既設の電動機52の駆動力を利用して投入バネ53及び加圧手段4をそれぞれ蓄勢及び作動させることができることから、ガス圧調整装置1を導入する際に、部材の点数を最小限に止めることができる。
加えて、ガス圧調整装置1によれば、減圧用タンク2がガス機器50からはみ出さないように設置されるので、全体的にコンパクトな形状とすることができる。そのため、減圧用タンク2、ガス機器50等を移動させる際の作業者の負担を軽減できるとともに、保管スペースを拡張させることが不要である。
なお、本発明のガス機器のガス圧調整装置1の構造は、それぞれ実施例に示すものに限定されない。例えば、第3の係合部材6と、軸体6aと、平歯車6bの代わりに、1台の電動機が新設され、既設の電動機52とは独立して加圧手段4を作動させても良い。このとき、切替部材7の代わりに、既設の電動機52又は新設の電動機のいずれを駆動させるかを選択可能な切替スイッチが備えられる。
また、第3の係合部材6がかさ歯車でなく、平歯車であっても良い。この場合、軸体52dの長さ方向に沿って1個の平歯車が軸体52dに軸支されて第1の係合部材58と並列し、この平歯車が第3の係合部材である平歯車に噛合する構成が考えられる。
さらに、加圧手段4として、減圧用タンク2からガス封入タンク51の方向へ、絶縁ガスを加圧して送気可能なポンプが使用されても良い。そして、第1の係合部材58と電動機52を接続する構成、第2の係合部材59と投入バネ53を接続する構成、及び第3の係合部材6と加圧手段4を接続する構成は、それぞれ、実施例に示すもの以外の構成であっても良い。
本発明は、ガス機器を構成するガス封入タンクの内部における絶縁ガスの圧力を変化させるガス圧調整装置として適用可能である。
1…ガス圧調整装置 2…減圧用タンク 3…配管 4…加圧手段 5…切替部材 5a…作動軸 6…第3の係合部材 6a…軸体 6b,6c…平歯車 7…移動部材 7a…支持部 7b…把持部 8,9…開閉バルブ 50…ガス機器 51…ガス封入タンク 52…電動機 52a…駆動軸 52b,52c…平歯車 52d…軸体 53…投入バネ 53A…投入バネ機構 53a…回動軸 53b,53c…平歯車 53d…軸体 54…ブッシング碍管 55…架台 56,57…操作箱 57a…スライドレール 58…第1の係合部材 59…第2の係合部材

Claims (5)

  1. 絶縁ガスが封入されるガス封入タンクと、電動機と、この電動機の駆動力で蓄勢されるとともに放勢手段で放勢されて遮断部を投入する投入バネを備えるガス機器の、前記ガス封入タンクの内部における前記絶縁ガスの圧力を変化させるガス圧調整装置であって、
    前記ガス封入タンクに封入される前記絶縁ガスを移動させて収容し、前記内部における前記圧力を減圧する減圧用タンクと、
    この減圧用タンクと前記ガス封入タンクを接続する配管と、
    この配管の途中に設けられ、前記絶縁ガスを加圧して送気する加圧手段と、
    前記投入バネと前記加圧手段の間に配置され、前記駆動力を前記投入バネ又は前記加圧手段へ選択的に伝達する切替部材を備えることを特徴とするガス機器のガス圧調整装置。
  2. 前記ガス機器は、既設の1台の前記電動機と、この電動機の駆動軸に取り付けられる第1の係合部材と、前記投入バネと接続される回動軸に取り付けられ、前記第1の係合部材に係合する第2の係合部材を備え、
    前記切替部材は、加圧手段を作動させる作動軸と、この作動軸に取り付けられ、前記第1の係合部材に係合し前記駆動力を前記作動軸に伝達する第3の係合部材と、前記第1の係合部材を前記第2の係合部材又は前記第3の係合部材へ選択的に係合させるために、前記電動機を往復移動させる移動部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のガス機器のガス圧調整装置。
  3. 前記第1乃至第3の係合部材は、それぞれかさ歯車であることを特徴とする請求項2に記載のガス機器のガス圧調整装置。
  4. 前記ガス機器は、複数の前記ガス封入タンクを備え、
    複数の前記ガス封入タンクは、それぞれ同一の第1の容量を有し、
    前記減圧用タンクが有する第2の容量は、前記ガス封入タンクの前記第1の容量と等しいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のガス機器のガス圧調整装置。
  5. 前記ガス機器は、前記ガス封入タンクを下方から支持する架台を備え、
    前記減圧用タンクは、前記架台が形成する内部空間に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のガス機器のガス圧調整装置。

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