JP6719883B2 - 宇宙空間における衛星の操作 - Google Patents

宇宙空間における衛星の操作 Download PDF

Info

Publication number
JP6719883B2
JP6719883B2 JP2015208681A JP2015208681A JP6719883B2 JP 6719883 B2 JP6719883 B2 JP 6719883B2 JP 2015208681 A JP2015208681 A JP 2015208681A JP 2015208681 A JP2015208681 A JP 2015208681A JP 6719883 B2 JP6719883 B2 JP 6719883B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
articulated
space
stage
space object
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015208681A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016084130A (ja
Inventor
ステファン・ベザン
ヤニク・ボダス
ディディエ・スタネック
カロル・ビヨー
Original Assignee
タレス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タレス filed Critical タレス
Publication of JP2016084130A publication Critical patent/JP2016084130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6719883B2 publication Critical patent/JP6719883B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/64Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
    • B64G1/641Interstage or payload connectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/24Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/64Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/64Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
    • B64G1/646Docking or rendezvous systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G4/00Tools specially adapted for use in space
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/10Artificial satellites; Systems of such satellites; Interplanetary vehicles
    • B64G1/1078Maintenance satellites

Description

本発明は、人工衛星、特に宇宙空間における人工衛星の輸送の分野に関する。
様々な衛星操作が宇宙空間において生じる。例えば、老朽衛星を軌道から外し、衛星を新たな軌道へ移動させる一方、他の衛星は燃料輸送または修理を行う場合がある。
特定の機体、すなわち衛星輸送専用の機体の設計および実際の製造が最近発達している。現在考えられている公知の解決策は一般に、関節型アームの利用に基づくものである。これらの解決策には多くの短所がある。従来技術による「関節型アーム」は一般に、(なるべく多くの自由度を持たせるべく)関節において多数のアクチュエータを使用しているサーボ制御アームである。各アクチュエータは故障する恐れがあるため、関節型アームの全体的な信頼性に問題を孕んでいる。(例えば打ち上げ時における)アームの格納には大掛かりな積み上げが必要であるが、必ずしも技術的または経済的に現実的でない。この格納方式はまた、故障が一箇所に集中しがちであり、この点は必ずしも受容できるものではない。最後に、関節型アームは駆動が困難であるかまたは少なくとも膨大なプログラミング労力を要する。
宇宙空間において衛星を操作するための特に信頼性が高い、改良された方法および装置に対する喫緊の業界ニーズがある。
宇宙空間で宇宙空間物体を操作するシステムを開示し、本システムは関節型構造を含み、前記関節型構造が、宇宙空間内で前記構造の展開、宇宙空間物体の握持、および前記関節型構造の折り畳みを同様に制御すべく構成された単一のアクチュエータを含むことを特徴とする。
一発展形態において、本操作システムは、固定支持構造およびねじ付きロッドを含み、前記中央のねじ付きロッドは、アクチュエータの出力側に固定された第1終端および固定支持構造とのピボット接続を有する第2終端を有し、本操作システムは、ねじ付きロッドにより誘導されるタップ付き螺旋部と、タップ付き螺旋部および固定支持構造上の連結部でピボット接続により保持された関節型棒材の組とを更に含む。
一発展形態において、本操作システムは、ペイロードアダプタまたはACU型の格納空間内で折り畳み構成で格納される。
一発展形態において、関節型棒材の組は3つの関節型棒材を含む。
一発展形態において、関節型棒材の組は2つの関節型棒材を含む。
一発展形態において、関節型棒材の組は少なくとも4つの関節型棒材を含む。
一発展形態において、関節型棒材は折り畳み構成ではほぼ平行四辺形に配置され、関節型棒材はほぼ一定の握持方位を保持すべく握持装置により終端される。
一発展形態において、関節型棒材の1つ以上が湾曲部分を有する。
一発展形態において、関節型棒材は、握持装置により終端される。
一発展形態において、少なくとも1つの握持装置が、1つのプレート、少なくとも2つのローラー、および前記ローラー用の関節型支持部を含む。
一発展形態において、握持装置は、関節型棒材の分離により宇宙空間物体を係止および/または解放するように配置される。
一発展形態において、本システムは、宇宙空間物体の位置を決定する少なくとも1つのセンサを含む。
一発展形態において、本システムは、宇宙空間物体との接触および/または接触圧を決定する少なくとも1つのセンサを含む。
一発展形態において、本システムは更に、当該単一のアクチュエータにより制御される第1のステージまたはプレートを含む。
一発展形態において、本システムは更に、宇宙空間物体の握持に関与する、および/または燃料供給パイプの誘導を可能にする、第1のステージおよび/または関節型構造に関連付けられた第2のステージまたはプレートを含む。
一発展形態において、システムは更に、燃料供給連結部を搭載した第3のステージを含む。
一発展形態において、前記第3のステージは、当該単一のアクチュエータとは独立に駆動される。
宇宙空間で宇宙空間物体を操作する方法を開示し、本方法は、単一のアクチュエータを第1の回転方向に回転させることにより関節型構造を展開するステップと、当該アクチュエータを第2の回転方向に回転させることにより関節型構造を折り畳むことにより宇宙物体を把持するステップとを含み、前記関節型構造が、宇宙空間内で前記構造の展開、宇宙空間物体の握持、および前記関節型構造の折り畳みを同様に制御すべく構成された単一のアクチュエータを含む。
一般に、異なる回転方向(第1の回転方向が第2の回転方向と逆向き)を用いることができる。本発明の特定の実装形態に対応する、本方法の一発展形態において、第1の回転方向および第2の回転方向は同一であってよい。換言すれば、本発明の特定の実施形態によれば、同一の回転方向を用いて当該構造を展開し、且つ宇宙空間物体を把持することも(恐らく前記物体を係止することも)できる。当該特定の実施形態が有利であるのは、特に故障のリスクを減らして操作を連続的に実行できるようになるからである。この変型実施形態は、関節型棒材の特定の構成に依存する。
一発展形態において、本方法は更に、アクチュエータの回転を、センサから受信した位置および/または宇宙空間物体との接触のデータの関数として調整するステップを含む。回転の調整はまた、特に1つ以上のカメラにより支援されたオペレータにより、リモートで実行可能である。回転の調整は、完全手動、完全自動または半自動でおこなうことができる。
コンピュータで実行された場合に、上述のシステムを制御可能にする命令を含むコンピュータプログラムを開示する。
本発明の一態様によれば、単一のアクチュエータによる宇宙空間物体のコンパクトな格納および握持を可能にする展開運動性を備えた機構を含む、宇宙空間における人工衛星を操作するシステムを開示する。
一発展形態において、宇宙空間物体はACU(ペイロードアダプタ)型の連結部を含んでいてよい。
有利には、本発明による操作システムは一般に、既存のシステムと比較して信頼性が向上している。機械式部品の個数が少ないため、故障のリスクが少なくなる。例えば、対象物体の握持は、実際の展開に使用したものと同一のアクチュエータで実行される。
有利には、本発明による操作システムは経済的である。機械式部品の個数が少ないことはまた、打ち上げ重量および製造コストを減らし、従ってシステム全体のコストを減らす。
有利には、本発明の特定の実施形態により、操作システムのコンパクトな格納が可能になる。特に、連結部円錐体内への格納によりコンパクトな格納モードが可能になる。
また有利には、本発明の一変型形態によれば、把持アームの開口部は、把持または操作対象物体の連結部よりも広くてよい。展開動作は、連結部円錐体の寸法よりも広いかまたは余裕がある。収納動作もまた高い信頼性で実行することができる。
宇宙空間物体の取り付けモードの一変型形態は特に有利であることが分かる。ローラー誘導機構により自動係止が可能になる。把持された物体の解放は分離により実行することができる。衛星の操作機構と連結部との接触面は制限された状態に維持できる(衝突または機械的応力、従って損傷のリスクが相応に減る)。
本発明の異なる態様および利点が、以下の図面を参照しながら、本発明の好適ではあるが非限定的な実装モードの説明を通じて明らかになろう。
本発明の原理の一つを模式的に示す。 本発明の原理の一つを模式的に示す。 特定の実施形態による衛星操作システムの格納の例を示す。 特定の実施形態による衛星操作システムの格納の例を示す。 特定の実施形態による衛星操作システムの格納の例を示す。 変型実装形態を示す。 変型実装形態を示す。 変型実装形態を示す。 宇宙空間物体を係止および解放する主ステップを詳述することによりサブアセンブリの動作を模式的に示す。 ロータリーアクチュエータの回転に関する特定の態様を示す。 ロータリーアクチュエータの回転に関する特定の態様を示す。 本発明の改良型を示す。
本発明の実施形態の記述は全般に宇宙空間、すなわち無重力について行う。しかし、重力は、現在印加されている機械的な力と比較して依然として無視できるため、本明細書に記述する各種の行為または動作あるいは操作は地球上でも観察することができる(例えば宇宙空間物体は浮かないが、何らかの方法で固定される等、本発明の性質に影響しないいくつかの補正対象となる)。
宇宙空間物体は、衛星または衛星の一部(人工または自然の)、一片のスクラップ、ツール、宇宙ステーションの部品または一部、測定器、別の衛星輸送機体、宇宙服または発射台の一部であってもよい。
図1Aおよび1Bに本発明の原理の一つを模式的に示す。図1Aは断面図、図1Bは透視図である。各図は、操作システム110を備えた連結部101を有する衛星100を示す。操作システムは、格納空間120に(例えば、折り畳まれているか展開されているかまたは格納されて)位置している。
一般に、格納空間120は、当該機構の格納に適した任意の種類の筐体、空洞、空間、キャッシュ、シェルター、保護具または環境であってよい。特定の有利な場合において、格納空間は円錐体(または「連結部円錐体」)でありえる。他の実施形態では、格納空間は円筒状または平行六面体の筐体(その他の任意の幾何学的形式)であってよい。格納空間は、剛体であっても、さもなければ変型可能であってもよい。
操作システム110は、固定支持構造111、ねじ付きロッド112、螺旋部113、複数の関節型棒材(複数の「アーム」の部品)114および115、複数の握持付属品または終端部116、ロータリーアクチュエータ117(例えば電気モーター)、および関節型接合部118を含む。
本発明の意味での「アーム」は、駆動または起動手段(アームは関節型棒材、すなわち、一般に固定された接合または関節媒体を介して相互作用する多少剛性を有する棒材を含む)を一切含んでいない。アームまたは棒材の幾何学的構造(すなわち形状)は、個数(2つまたは3つ以上)と同様に極めて可変的である。アームは特定の実施形態では剛体であってよいが、他の実施形態では可撓性の、および/または非剛体のアームを用いることができる。
アクチュエータ117は一般にロータリー(例えば、回転モーター)であるが、特定の実施形態ではピストン型の空気および/または線形アクチュエータを用いることができる。一実施形態において、ロータリーアクチュエータは、(例えば)ナットを駆動する回転スクリューを駆動する回転モーターを含んでいてよい。「ローラーネジ」(通称を用いる)の使用が推奨される(前記ネジは、単一のネジおよびローラーナットを含む)。他の実施形態では、標準的なネジおよびナットまたはボールスクリューも用いることができる。また、螺旋部をある方向または別の方向へ変位させるべく線形アクチュエータを用いることも可能である。その場合ネジ−ナット型の接続が滑動接続で代替される。本発明は一般に、螺旋部を垂直方向に駆動可能にする任意の装置を用いることができる。
一実施形態において、固定支持構造111は、円錐体をも搭載した輸送機体に固定されている。
固定構造は、一般に剛体であるが、特定の実施形態では弾性体であってよい。これらの構造部品に利用可能な材料にはアルミニウム、チタン、鋼または合金が含まれる(しかしこれらに限定されない)。複合材料もまた利用可能である(例えば、炭素複合材等)。
中央のねじ付きロッド112は、アクチュエータ117の出力側に固定された終端および固定支持構造とピボット接続された別の終端と、ねじ付きロッドおよび複数のアーム114により誘導されるタップ付き螺旋部113を有し、当該アームは各々の連結部で当該螺旋部および支持構造に同じく関節接続された関節型棒材114および115を含んでいてよい。
一実施形態において、当該機構は、3本のアーム(114、115)を含む。現在の工業的需要および制約(例えば、材料の選択、経済的基準)を前提とすれば、3本のアームを有する機構は(現時点で)重量と握持安定性との間で有利なトレードオフを示すものである。
しかし2本のアームを有する機構も依然としてあり得る(例えば、宇宙空間物体と操作システムとの接触モードが充分な堅牢性および/または信頼性を有している場合)。各アームの寸法が改良(例えば、軽量化)されるものの、機械部品のコストオーバーヘッド、および究極的には重量を代償として、3本より多いアームを有する機構もまた可能である。
握持付属品または終端部116は様々な手段を用いることができる。例えば、握持手段は、フック(例えば受動および/またはモーター駆動)、クランプ、握り、付属品(例えば磁気または電磁気)、吸入システム、接着システム等を(これらの組み合わせも含めて)用いることができる。
図2Aに、特定の実施形態による衛星操作システムの格納例を示す。同図は、衛星操作システムを連結部円錐体120内に格納された構成で示す。
一実施形態において、格納空間または連結部円錐体120はACU(ペイロードアダプタ)型である。打ち上げ時に、各衛星は支持部に固定される。当該支持部は、ペイロードアダプタ(ACU、上部アダプタおよび下部アダプタ)と呼ばれる。ACUは一般に2つの部分、すなわち打ち上げ機体に残る部分および衛星に残る別の部分からなる。特定の実施形態において、単一の部分(すなわち、接続される2つの要素のうち1つは特定の取り付け手段を一切必要としない)が望ましい。打ち上げ機体が大気圏から脱した直後に、先端円錐体が切り離される。飛行の最終フェーズにおいて、ACU衛星アセンブリの分離は一般に発火ビードを用いる切断により行われる。
図2Bは操作システムを折り畳みまたは格納された構成で示し、一方図2Cは同一システムを展開または広げた構成で示す。
図3A、3Bおよび3Cに、上述の特徴の補完的または代替的な変型実装形態を示す。
図3Aは、アームが平行四辺形に配置されていて、アームをほぼ一定の向きに保持可能にする握持装置または付属品310により終端されている構成を示す。
図3Bは、格納円錐体との、またはその内部での衝突を回避しながら、握持開口を最適化する湾曲アーム330を含む変型実装形態を示す。
図3Cに、目標宇宙空間物体の連結部を「捕獲」または「捕捉」すなわち把持および保持すべく一定の角度間隔で放射状に分布している複数(例えば3つ)のサブアセンブリ340を含む変型実装形態を示す。サブアセンブリ340は特に、操作対象の宇宙空間物体を「係止」(およびそれぞれ「解放」)できるようにする。
各サブアセンブリ340は、プレート341、関節型ローラー支持部342、および少なくとも2つのローラー343を含む。
図4A〜4Iに、宇宙空間物体を係止および解放する主ステップを詳述することにより、サブアセンブリの動作を模式的に示す。
ステップ4A〜4Eに、本発明による操作システムの変型連結部による宇宙空間物体の係止または捕獲あるいは把持を示す。ステップ4Aにおいて、本発明による操作システム110の宇宙空間物体(100、400)の連結部101および付属品(116、340)は互いに向かって近づく(運動は相対的である)。ステップ4Bにおいて、衛星の連結部101はプレート341上で静止する。ステップ4Cにおいて、2つの要素(連結部および付属品)は放射状に近づく。衛星連結部は次いで上部ローラーの下に滑り込み、上部ローラーはローラー支持部にピボット回転させる衛星連結部の垂直(または傾斜)部分に沿って移動する。下部ローラーは次いで衛星連結部の底面と接触する。ステップ4Dにおいて、下部ローラーは、依然として連結部および付属品の放射状近接の影響下にあって、衛星連結部を持ち上げる間、上部ローラーはこれを垂直に誘導する。ステップ4Eにおいて、上部ローラーは、衛星連結部がなす角度で挟まれる。全体が2つの要素の水平方向起動の影響でバランスを保ちながら安定する。
ステップ4F〜4Iに、本発明による操作システムの前記変型連結部による宇宙空間物体の解放または分離または弛緩または放棄または放出を示す。
ステップ4Fにおいて、サブアセンブリは放射状に離散するように移動し、宇宙空間物体はもはや「握持されていない」。衛星の連結部は次いで、ローラーにより誘導されて再び落下する。ステップ4Gにおいて、衛星400の連結部はプレート341上に静止する。ステップ4Hにおいて、サブアセンブリは離散するように移動し続け、衛星連結部を徐々に解放する。ステップ4Iにおいて、衛星連結部は完全に解放され、従って衛星は自由に移動することができる。
プログラム(一連の命令)またはソフトウェアを用いて、本発明による操作システムをサーボ制御することができる。特に、当該プログラムは、単一のアクチュエータを(二つの回転方向に)サーボ制御することにより、宇宙空間物体の操作を制御または調整することができる。いくつかの実施形態において、センサ(または「ディテクタ」)を用いて、宇宙空間物体の位置を特定し、接近速度を調整して、宇宙空間物体との1つ以上の接触点を決定すると共に、恐らくは異なる接触点における異なる圧力を測定可能にすることができる。補完的手段(例えばコンピュータ視覚)により、宇宙空間物体の把持をシミュレートし、宇宙空間物体の特定の相対運動(および輸送機体固有の相対的な操作または運動)考慮に入れるかまたは予想することにより、宇宙空間物体の把持を最終的に最適化または調整すべく関節型構造の展開または折り畳み動作を調整または最適化することができる。
図5Aおよび5Bに、ロータリーアクチュエータの回転に関する特定の態様を示す。一般に、相対アクチュエータは二つの回転方向(すなわち反時計回りおよび時計回り)に動作することができる。特定の関節型棒材構成により、全く同一の回転方向を用いて構造を展開すると共に、宇宙空間物体の把持が(および恐らくは前記物体の係止も)可能である。当該構成を図5Aおよび5Bに示す。図5Aは、ロータリーアクチュエータが方向500に回転し始めたときの、折り畳まれている構造の展開を示す。棒材510により保持されている棒材520が展開されて格納空間530から分離される。時間的に後の図5Bにおいて、アームまたは棒材520は棒材510により拘束されて未だロータリーアクチュエータ回転方向500(すなわち「同じ方向」または「同一方向」)にあって、宇宙空間物体(図示せず)を把持すべく締め付けられている。従って、ロータリーアクチュエータが同一の回転方向に回転するだけで所望の操作を実行するには充分である。当該特定且つ有利な構成は、アクチュエータの両方の回転方向を用いる他の種類の構成を阻害しない。
図6に、本発明の改良を示す。
関節型棒材のアーキテクチャは実質的に、宇宙空間物体向けの様々なサービスまたは機能(例えば、電力供給、修理、支援等)を実装するのに有用な内部空間を形成することができる。
特に、燃料供給機能を実装することができる。以下に述べる改良が燃料供給に限定されない点を強調しておく。代替的または追加的に、電気的接続および/またはケーブルを介したデータおよび/または他の各種流体(酸素等)の交換を実現することが可能である。
一実施形態において、且つ本発明の改良によれば、宇宙空間物体を操作するシステムは更に、関節型構造に関連付けられた3つのステージ(610、620、630)またはプレートを含む。当該プレートは中実でも中空でもよい。3つのステージの個数は重要でない。単一の「内部」ステージが追加されてもよい。
関節型棒材の異なる追加的なステージまたは組は、異なる仕方で関連付けることができる。いくつかの実施形態において、関節型棒材の組および/またはステージが接続されている(すなわち、それらのいくつかの運動で互いに依存する)状態で、一方(例えば衛星連結部の握持システム)の運動および/または静止は、他方の運動および/または静止を生起させ得る。正確な幾何学的構成(例えば、可撓性ピボット610を介した)は、動的な挙動(遅延効果等)の様々な範囲を許す。
第1のステージ610は例えば、単一のアクチュエータから伝達された垂直並進を伝達するために用いることができる。
第2のステージ620は(他の態様のうち)、燃料供給パイプまたは継手の宇宙空間における運動の誘導または案内または制約または制限または制御を可能にする(同図に、パイプ601が本発明による装置と事実上絡み合う恐れ無しに第2のステージの開口部を通過する様子を示す)。一般に、第2のステージまたはプレートは、1つ以上のパイプを、宇宙空間物体を操作するシステムの外側にある1つ以上のバルブへ誘導すべく適合された誘導手段を含んでいてよい。誘導手段は特に、1つ以上の保護円筒を含んでいてよい。他の誘導手段も可能である。第1のステージおよび第2のステージは一体化されて単一のステージを形成することができる。
第3のステージ630により、例えばバルブ641と642との間の流体接続を設定可能にすることにより、供給パイプと、燃料輸送用の宇宙空間物体または衛星上の合致する連結部との接続を確実に行うことが可能になる。特定の実施形態では極めて特有のステージ3(突起、独立したモーター駆動等による静止)を提供することができる。
本発明の改良による3つのステージの協調的動作の例を動的に図6に示す。ギアモーターの起動中に、接続ロッドおよび可撓性ピボットがステージ2上で機械的荷重を維持する間、ステージ1が持ち上げられる。ステージ1は、ステージ2を起動して宇宙空間物体を把持させる。2つのステージは次いで、充填バルブが固定されたステージ3を押圧する。当該ステージ3は、垂直移動を可能にする平行四辺形の接続ロッドおよび可撓性ピボットのシステムにより誘導される。異なるステージの逐次的移動の結果、バルブは連結部(例えば衛星供給連結部)の方へ誘導される。
より詳細には、特定の実施形態において、可撓性ピボット611によりステージ1および2を接続可能にすることができる。有利には、これらの可撓性ピボットによりあらゆる衝突の衝撃を吸収することができる。展開と同じ方向に回転しているギアモーターの動作中に、プレートは、自動静止握持システムにより互いに閉じられて衛星を静止させることができる。
一実施形態において、関節型棒材の各種の組(操作システムおよび供給プレートを搭載したシステム)、すなわちステージ(610、620、630)は、本発明による宇宙空間物体の操作システム用に実装されたものと同じアクチュエータにより展開または折り畳まれる。同じ利点から派生して、当該実施形態は、必要な機械部品が最小個数で済み、従って故障し難い点が有利である。
しかし、別の実施形態では、供給プレート(例えばステージ3)を搭載したシステムは、本発明による操作システム用に実装された単一アクチュエータとは独立したシステムにより駆動することができる。この実装形態により、故障が一箇所に集中する危険性が避けられる。
一実施形態において、展開は、ギアモーター、ネジおよびボールナットまたはローラーナットをも含む単一のアクチュエータにより保証される。ギアモーターは、例えばネジを起動して回転させ、これはステージ1に接続されたナットにより第1のステージ610および第2のステージ620を垂直並進(図では上方に)させる効果を有している。第2のステージ620は、可撓性ピボット611を有する棒材のシステムにより第1のステージ610に接続委されている状態で、同様に垂直に並進する。第2のステージ620の側では、関節型アームを起動(621を介して)し、当該関節型アームは自身に固有の運動性によりプレート(例えば310)を分離する。
一実施形態において、バルブ641および642は誘導システム629により自動的に位置が合わされる。例えば、特定のステージ3は、バルブが搭載された固定プレートおよび回転プレートを含んでいてよい。次いでバルブの自己位置合わせシステムを回転プレート上に形成することができる。このようなシステムは、カムが衛星連結部上に固定された状態で、カムの上を転がるローラー631を用いることができる。従って、開始位置に基づいて、回転プレートは、最大90°だけピボット回転して位置が合わせられる。一実施形態において、供給パイプまたは管に関して、ループ(図示せず)を緩めることで有利に回転を「吸収する」ことが可能である。特定の実施形態において、ステージ3の回転プレートは、ステージ1が載置される回転連結部を含んでいてよい。
ギアモーターの動作中、現在自身の衛星連結部と位置合わせされたバルブを接続または結合することができる。異なる種類の接続によりこれらの結合を容易にすることができる。
一発展形態において、本発明による操作システムは、例えば宇宙空間物体を「確実に」把持可能にする特定の積み上げ要素を含む。例えば、特別に適合されたステージ3の回転プレートは、ネジに係合可能となって、突起により並進的に静止させられる。ギアモーターの起動時に積み下ろすべく、回転プレート上で前記ネジを「緩める」ことが可能になり、考慮するステージ3の誘導システムは次いで安定な位置に戻って、回転プレートを突起から外すことが可能になる。
本発明は、ハードウェアおよび/またはソフトウェア要素により実装可能である。特に、当該機構をサーボ制御する方法は、関節型構造の展開/折り畳み(すなわち宇宙空間物体の係止/解放)動作を管理または調整する異なるステップを含んでいてよい。コンピュータコード命令が、例えばコンピュータ上に実行された際に、前記動作を実行可能にすることができる。本方法の1つ以上のステップは従って、コンピュータプログラム製品および/またはコンピュータ可読媒体に関連付けられることができる。前記媒体は、電子、磁気、光、または電磁気的媒体であってよい。
1、2、3 ステージ
100 宇宙空間物体
101 連結部
110 操作システム
111 固定支持構造
112 ねじ付きロッド
113 タップ付き螺旋部
114、115 関節型棒材
116 終端部
117 ロータリーアクチュエータ
118 節型接合部
120 連結部円錐体
310 握持装置
330 湾曲アーム
340 サブアセンブリ
341 プレート
342 関節型ローラー支持部
343 ローラー
400 宇宙空間物体
500 ロータリーアクチュエータ回転方向
510、520 棒材
530 格納空間
601 パイプ
610、620、630 ステージ
611 可撓性ピボット
629 誘導システム
631 ローラー
641、642 バルブ

Claims (17)

  1. 宇宙空間で宇宙空間物体100を操作するシステム110であって、前記システムが関節型構造を含み、前記関節型構造が、宇宙空間内で前記関節型構造の展開、前記宇宙空間物体の握持、および前記関節型構造の折り畳みを同様に制御すべく構成された単一のアクチュエータ117を含み、システム110は、固定支持構造111およびねじ付きロッド112を含み、前記ねじ付きロッド112が、アクチュエータ117の出力側に固定された第1終端および前記固定支持構造111とのピボット接続を有する第2終端を有し、当該システムは、前記ねじ付きロッドにより誘導されるタップ付き螺旋部113と、前記タップ付き螺旋部113および前記固定支持構造111上の連結部でピボット接続により保持された関節型棒材(114、115)の組とを更に含み、前記関節型棒材115が、握持装置(116、340)により終端され、少なくとも1つの握持装置(116、340)が、1つのプレート341、少なくとも2つのローラー343、および前記ローラー用の関節型支持部342を含み、前記握持装置が、前記関節型棒材115の作動により前記宇宙空間物体を係止および/または解放するように配置される、ことを特徴とするシステム。
  2. 当該システムが、格納空間120内で折り畳み構成で格納されると共に、2つの部分からなるすなわち打ち上げ機体に残る部分および衛星に残る別の部分からなるペイロードアダプタに固定される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記関節型棒材の組が3つの関節型棒材(114、115)を含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記関節型棒材の組が2つの関節型棒材(114、115)を含む、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記関節型棒材の組が少なくとも4つの関節型棒材(114、115)を含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記関節型棒材114および115が折り畳み構成ではほぼ平行四辺形に配置され、前記関節型棒材115がほぼ一定の握持方位を保持すべく握持装置310により終端される、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記関節型棒材115の1つ以上が湾曲部分を有する、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記宇宙空間物体の位置を決定する少なくとも1つのセンサを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記宇宙空間物体との接触および/または接触圧を決定する少なくとも1つのセンサを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 前記単一のアクチュエータにより制御される第1のステージまたは前記単一のアクチュエータにより制御されるプレートを更に含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載のシステム。
  11. 前記宇宙空間物体の握持に関与する、および/または燃料供給パイプの誘導を可能にする、前記第1のステージおよび/または前記関節型構造に関連付けられた第2のステージまたはプレートを更に含む、請求項10に記載のシステム。
  12. 燃料供給連結部を搭載した第3のステージを更に含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記第3のステージが、前記単一のアクチュエータとは独立に駆動される、請求項12に記載のシステム。
  14. 請求項1に記載のシステムにより宇宙空間で宇宙空間物体100を操作する方法であって、
    −単一のアクチュエータ117を第1の回転方向に回転させることにより関節型構造を展開するステップと、
    −前記アクチュエータを第2の回転方向に回転させることにより前記関節型構造を折り畳むことにより前記宇宙空間物体を把持するステップとを含み、
    前記関節型構造が、宇宙空間内で前記構造の展開、前記宇宙空間物体の握持、および前記関節型構造の折り畳みを同様に制御すべく構成された単一のアクチュエータ117を含む方法。
  15. 前記第1の回転方向および前記第2の回転方向が同一である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記アクチュエータの回転を、センサから受信した位置のおよび/または前記宇宙空間物体との接触のデータの関数として調整するステップを更に含む、請求項14または15に記載の方法。
  17. コンピュータで実行された場合に、請求項1〜13のいずれか1項に記載のシステムを制御可能にする命令を含むコンピュータプログラム。
JP2015208681A 2014-10-24 2015-10-23 宇宙空間における衛星の操作 Active JP6719883B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1402388A FR3027587B1 (fr) 2014-10-24 2014-10-24 Manipulation d'un satellite dans l'espace
FR1402388 2014-10-24
FR1501346 2015-06-26
FR1501346A FR3027588B1 (fr) 2014-10-24 2015-06-26 Manipulation d'un satellite dans l'espace

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016084130A JP2016084130A (ja) 2016-05-19
JP6719883B2 true JP6719883B2 (ja) 2020-07-08

Family

ID=52737125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015208681A Active JP6719883B2 (ja) 2014-10-24 2015-10-23 宇宙空間における衛星の操作

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10232960B2 (ja)
JP (1) JP6719883B2 (ja)
CN (1) CN105564669B (ja)
CA (1) CA2910438C (ja)
ES (1) ES2821915T3 (ja)
FR (2) FR3027587B1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106364700B (zh) * 2016-08-29 2018-11-09 南京航空航天大学 基于革翅目昆虫蠼螋后翅展开机理设计的空间展开机构
CN106275519B (zh) * 2016-08-30 2018-09-25 电子科技大学 一种空间舱内货包取放机械手
CN106272371B (zh) * 2016-08-30 2019-02-22 电子科技大学 一种空间舱内货包取放系统及方法
CN107310754B (zh) * 2017-07-17 2020-11-20 南京航空航天大学 一种空间对接机构定位锁
CN107891995A (zh) * 2017-11-07 2018-04-10 广西大学 一种仿含羞草刚性铰链连接的空间折展机构
CN108860665B (zh) * 2018-09-11 2021-08-17 上海宇航系统工程研究所 一种阻尼可控的对接机构传动缓冲系统
CN109178343B (zh) * 2018-09-28 2020-03-31 燕山大学 一种助展助缩式折展机构
CN109229433B (zh) * 2018-10-29 2020-04-28 浙江大学 一种皮卫星星箭固定及分离装置
CN109573111B (zh) * 2018-11-30 2020-10-23 北京精密机电控制设备研究所 一种通用型大容差空间对接机构
WO2020249831A1 (es) * 2019-06-12 2020-12-17 Airbus Defence And Space, S.A. Dispositivo de sujeción y separación múltiple para naves espaciales, y métodos para separar una nave espacial de un dispensador de un lanzador y para instalar un dispositivo de sujeción y separación múltiple para naves espaciales
US11518552B2 (en) * 2019-12-31 2022-12-06 The Aerospace Corporation Omni-directional extensible grasp mechanisms
CN111634444B (zh) * 2020-04-30 2021-12-07 航天东方红卫星有限公司 一种卫星载荷相机隔振机构行程保护工装及装配方法
CN111547280B (zh) * 2020-05-20 2021-12-24 上海航天控制技术研究所 一种低功耗高集成高可靠空间黏附装置
CN113060307B (zh) * 2021-03-11 2022-12-06 哈尔滨工业大学 一种星表固定用多指自适应柔性抓附机构及其抓附方法
CN113998156B (zh) * 2021-12-15 2023-11-14 北华航天工业学院 一种气动式星箭分离系统
CN114476149B (zh) * 2022-03-03 2022-11-08 中国科学院空间应用工程与技术中心 一种基于球面5r机构的空间可展开暴露实验平台
CN114313311B (zh) * 2022-03-04 2022-05-27 中国人民解放军战略支援部队航天工程大学 一种多体变构卫星的拓扑构型
CN114654448A (zh) * 2022-03-21 2022-06-24 董明红 一种智慧工厂高度可调节的自动化装配机器人
CN115367152B (zh) * 2022-08-30 2023-07-25 哈尔滨工业大学 一种面向空间在轨服务的快装快换装置
CN115783316B (zh) * 2022-12-02 2024-04-26 西北工业大学 一种自适应空间包络捕获机构
CN115848659B (zh) * 2022-12-30 2023-06-13 中国科学院空间应用工程与技术中心 一种在线柜用可折叠移动维修平台及在线柜

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4260187A (en) * 1979-03-23 1981-04-07 Nasa Terminal guidance sensor system
US4664344A (en) * 1985-11-07 1987-05-12 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Apparatus and method of capturing an orbiting spacecraft
US4718709A (en) * 1986-12-16 1988-01-12 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Orbital maneuvering vehicle end effectors
JPH0683978B2 (ja) * 1988-12-09 1994-10-26 石川島播磨重工業株式会社 固定装置
US5040748A (en) * 1990-02-20 1991-08-20 General Dynamics Corporation/Space Systems Division Payload adapter ring
JPH0763245A (ja) * 1993-08-27 1995-03-07 Toshiba Corp 保持解放装置
US7857261B2 (en) * 2001-11-01 2010-12-28 Michigan Aerospace Corporation Docking system
DE10342953B4 (de) * 2003-09-17 2007-11-22 Astrium Gmbh Vorrichtung zum Greifen von Objekten im All
US7861974B2 (en) * 2004-03-18 2011-01-04 Michigan Aerospace Corporation Docking system
US6969030B1 (en) * 2004-07-14 2005-11-29 Macdonald Dettwiler Space And Associates Inc. Spacecraft docking mechanism
US7861975B2 (en) * 2006-03-31 2011-01-04 The Boeing Company Two part spacecraft servicing vehicle system with universal docking adaptor
CN102358436B (zh) * 2011-08-31 2013-09-04 中国航天科技集团公司第五研究院第五一三研究所 一种利用空间碎片实现航天器轨道保持的装置
US9399295B2 (en) * 2012-03-19 2016-07-26 Macdonald, Dettwiler And Associates Inc. Spacecraft capture mechanism
FR3006673B1 (fr) * 2013-06-07 2016-12-09 Astrium Sas Dispositif de capture d'un objet spatial comprenant un element de pression et au moins deux elements refermables sur l'objet spatial
DE102013021674A1 (de) * 2013-12-18 2015-06-18 Astrium Gmbh Vorrichtung zum Bearbeiten einer Struktur sowie Raumflugkörper
CN103625656B (zh) * 2013-12-24 2015-08-19 哈尔滨工业大学 一种小型航天器对接机构

Also Published As

Publication number Publication date
CN105564669B (zh) 2020-05-29
US20160114912A1 (en) 2016-04-28
FR3027587A1 (fr) 2016-04-29
JP2016084130A (ja) 2016-05-19
FR3027588B1 (fr) 2019-05-10
ES2821915T3 (es) 2021-04-28
CA2910438C (en) 2022-03-22
FR3027587B1 (fr) 2017-11-03
US10232960B2 (en) 2019-03-19
CN105564669A (zh) 2016-05-11
CA2910438A1 (en) 2016-04-24
FR3027588A1 (fr) 2016-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6719883B2 (ja) 宇宙空間における衛星の操作
US10518909B2 (en) On-orbit assembly of communication satellites
US7823837B2 (en) Two part spacecraft servicing vehicle system with adaptors, tools, and attachment mechanisms
JP6069670B2 (ja) 宇宙環境における構造要素の展開及び照準合わせ用の装置
Feng et al. A review of the end-effector of large space manipulator with capabilities of misalignment tolerance and soft capture
EP3012194B1 (fr) Manipulation d'un satellite dans l'espace
US11878819B2 (en) Satellite thermal enclosure
WO2007126526A1 (en) Two part spacecraft servicing vehicle system with universal docking adaptor
JP2017508671A (ja) 宇宙船ドッキングシステム
US20150166202A1 (en) Apparatus for Processing a Structure as well as Spacecraft
KR101808553B1 (ko) 케이블 구동 병렬형 로봇 구조를 이용한 우주선 도킹 시스템
CN108860667B (zh) 一种桁架式可折展抓捕变胞机构
GR1010151B (el) Συστημα μηχανικης συνδεσης μεταξυ δορυφορων για επεκταση της ωφελιμης ζωης ή για τροποποιηση της τροχιας, συμπεριλαμβανομενης της δορυφορικης εκτροπης απο την τροχια και σχετικη μεθοδος ελεγχου μηχανικης συνδεσης μεταξυ δορυφορων
CN113895662B (zh) 一种失效卫星捕获对接装置及方法
CN108638110B (zh) 一种刚性可折展抓捕变胞机构
JP5061356B2 (ja) 移動ロボット
US20200298425A1 (en) Morphable inertial appemdage, systems and associated methods
JP5399368B2 (ja) 車体のドア開け方法及び装置
US20160271806A1 (en) Robot and method for mounting balancer to robot
US3520496A (en) Serpentuator
EP3438003A1 (en) Multi-reflector hold-down
JP5341873B2 (ja) ソケット
JP6185881B2 (ja) 宇宙大型構造物及びその構築方法
JP6231943B2 (ja) 展開構造体、反射鏡、及び宇宙太陽光発電システム
US11981458B2 (en) Separation system for a satellite

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190909

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6719883

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250