JP6822284B2 - 通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムに関する。
近年、センサ又は所定の情報を収集する機器などの多数のデバイスからデータを収集し、サービスに活用するIoT(Internet of Things)ソリューションが普及してきている。IoTソリューションとしては、例えば、工場の生産性及び品質向上、又は、エネルギー利用効率化のためのソリューションなどが挙げられる。
また、IoTで用いられるデバイスとして、最近ではBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)デバイスの使用が増加している。BLEは、近距離無線通信規格であるため、電波の届く範囲に配置されたGW(Gate Way)装置を経由してBLEデバイスから送出されるデータである通知情報をセンタサーバに収集するような構成が用いられることが多い。GW装置によるBLEデバイスからのデータ取得方法には、2つの方法がある。いずれの方法においても、GW装置がBLEデバイスの検出のための処理であるスキャンという処理と、BLEデバイスが自己の存在を通知するメッセージであるadvertiseメッセージが用いられる。
一方のデータ取得方法では、GW装置は、スキャンを実行中にBLEデバイスから出力されたadvertiseメッセージを受信した場合、advertiseメッセージの出力元のBLEデバイスとデータの送受信を行い、通知情報を取得する。以下では、このデータ取得方法を用いて通知情報を送信するBLEデバイスを「ビーコン型」のBLEデバイスという。ビーコン型のBLEデバイスの中には、advertiseメッセージの中に通知情報を組み込みGW装置へ送信する種類の装置も含まれる。
また、他方のデータ取得方法では、GW装置は、スキャンを実行中にBLEデバイスから出力されたadvertiseメッセージを受信した場合、advertiseメッセージの出力元のBLEデバイスとの間で接続処理を行う。そして、GW装置は、接続処理が完了し接続が確立したBLEデバイスとデータの送受信を行い、通知情報を取得する。既に接続が確立しているBLEデバイスから通知情報を取得する場合には、GW装置は、スキャン、advertiseメッセージの受信及び接続処理を行わずに、通知情報を取得する。以下では、このデータ取得方法を用いて通知情報を送信するBLEデバイスを「接続型」のBLEデバイスという。
ここで、GW装置は、接続型のBLEデバイスとの間における接続処理の実行中に、スキャンやデータの送受信を行うと接続処理が終了してしまい、BLEデバイスとの間の接続が確立しない。このことから、GW装置は、接続処理中はスキャンによるBLEデバイスの検出及び他のBLEデバイスからの通知情報の取得は行わない。そのため、1つのGW装置の配下に複数のBLEデバイスがある場合、GW装置は、接続型のBLEデバイスとの接続処理を行うと、その間は他のBLEデバイスが送信する通知情報を取得しない。そのため、通知情報の欠落が発生し、BLEデバイスの通知情報を提供するサービスの品質が低下してしまう。
このようなサービスの低下を回避するため、いくつかの方法が考えらえる。例えば、GW装置が複数のインタフェースを持つ方法が考えらえる。これにより、GW装置は、接続処理とスキャンによるBLEデバイスの検出及び他のBLEデバイスからの通知情報の取得とを並行して行うことが可能となる。また、例えば、他のBLEデバイスからの通知情報の受信間隔を監視し、データの送受信を行わない時間帯に接続処理を実行する方法がある。
また、通信制御の技術として、電波環境の悪い端末の接続の優先度を下げて複数の端末との接続を行う従来技術がある。また、輻輳時に、遅延可能なデータの転送を遅延させる従来技術がある。また、送受信するデータが提供するサービスの種類に応じてチャネル時間の割り当てを変更する従来技術がある。さらに、近距離無線通信を行う機器に優先度を付加して優先度順に接続を行う従来技術がある。
特開2013−211815号公報 特表2006−520550号公報 特開2005−198305号公報 特開2006−319946号公報
しかしながら、GW装置に複数のインタフェースを搭載する方法では、運用後に通信インタフェースの追加が要求されることが考えられるが、導入及び運用のコストが大きくなるため追加が困難である。すなわち、接続型のBLEデバイスの追加時の他のBLEデバイスの通知情報の取得への影響を抑えることは困難であり、サービス品質が低下するおそれがある。また、他のBLEデバイスがデータの送受信を行わない時間帯に接続処理を実行する方法では、BLEデバイスが多数存在する場合には隙間の時間が短くなり接続が完了しないおそれがある。また、電波状況の悪化などから隙間の時間を用いた接続に時間がかかってしまった場合、他のBLEデバイスの通知情報を取りこぼしてしまうおそれがある。
また、電波環境の悪い端末の接続の優先度を下げて複数の端末との接続を行う従来技術を用いても、接続型のBLEデバイスの接続による他のBLEデバイスの情報取得への影響を軽減することは困難であり、サービス品質が低下するおそれがある。これは、輻輳時に遅延可能なデータの転送を遅延させる従来技術や、サービスの種類に応じてチャネル時間の割り当てを変更する従来技術や、優先度順に接続を行う従来技術を用いても同様である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、サービス品質を向上させる通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムの一つの態様において、データ取得部は、所定の処理を実行するための通知情報を複数の端末装置のそれぞれから繰り返し取得する。接続制御部は、接続可能な特定の端末装置を検出し、前記データ取得部により既に取得された前記通知情報を基に、各前記端末装置から取得する前記通知情報のそれぞれの前記所定の処理への影響を数値化した値を求め、求めた前記影響を数値化した値が閾値以下の前記端末装置を選択し、前記データ取得部による選択した前記端末装置からの前記通知情報の取得を待機させ、前記特定の端末装置との接続を確立する。
1つの側面では、本発明は、サービス品質を向上させることができる。
図1は、情報収集システムのシステム構成図である。 図2は、GW装置のブロック図である。 図3は、通知情報テーブルの一例を表す図である。 図4は、電波強度テーブルの一例を表す図である。 図5は、デバイステーブルの一例を表す図である。 図6は、必要度テーブルの一例を表す図である。 図7は、実施例1に係るGW装置による接続処理のシーケンス図である。 図8は、必要度算出処理のフローチャートである。 図9は、接続タイミング決定処理のフローチャートである。 図10は、各BLEデバイスの必要度の違いによる接続タイミングの変化を説明するための図である。 図11は、再接続における接続タイミング決定処理のフローチャートである。 図12は、再接続における接続対象のBLEデバイスの必要度の違いによる接続タイミングの変化を説明するための図である。 図13は、GW装置のハードウェア構成図である。 図14は、BLEデバイスのハードウェア構成図である。
以下に、本願の開示する通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムが限定されるものではない。
図1は、情報収集システムのシステム構成図である。図1に示すように、本実施例に係る情報収集システム100は、GW装置1、BLEデバイス2、センタサーバ3及びアプリケーションサーバ4を有する。この情報収集システム100が、「通信制御システム」の一例にあたる。
アプリケーションサーバ4は、BLEデバイス2から通知された通知情報の送信要求をセンタサーバ3へ送信する。その後、アプリケーションサーバ4は、指定した通知情報をセンタサーバ3から取得する。そして、アプリケーションサーバ4は、収集した通知情報を用いて所定の処理を行う。このアプリケーションサーバ4が、「処理実行装置」の一例にあたる。
本実施例では、アプリケーションサーバ4は、BLEデバイス2から通知された通知情報により異常の発生を検知するための異常値をBLEデバイス2毎に有する。アプリケーションサーバ4は、異常値を用いて異常を判定するための判定条件をセンタサーバ3へ送信する。
センタサーバ3は、1つ又は複数のGW装置1と接続される。センタサーバ3は、BLEデバイス2から収集された通知情報を接続されたGW装置1から受信する。そして、センタサーバ3は、受信した通知情報を蓄積する。その後、センタサーバ3は、アプリケーションサーバ4から送信要求を受信すると、蓄積した通知情報の中から指定されたデータを取り出してアプリケーションサーバ4へ送信する。
また、センタサーバ3は、各BLEデバイス2の判定条件をアプリケーションサーバ4から受信する。そして、センタサーバ3は、受信した各BLEデバイス2の判定条件を、各BLEデバイス2が接続されたGW装置1へ送信する。
ここで、図1では、センタサーバ3とアプリケーションサーバ4とを別のサーバとして記載したが、実際には1つの装置にセンタサーバ3及びアプリケーションサーバ4の機能を搭載させてもよい。
GW装置1は、複数のBLEデバイス2が接続される。以下では、GW装置1に接続されたBLEデバイス2を、そのGW装置1の配下のBLEデバイス2という。BLEデバイス2は、多数配置されるため、GW装置1の管理可能台数を超える場合が多く、また、1台のGW装置1の負荷軽減のために、1つのセンタサーバ3に対してGW装置1は複数配置されることが多い。
GW装置1は、スキャンを実行し、一定時間間隔でadvertiseメッセージを配下のBLEデバイス2から受信する。BLEデバイス2がビーコン型の場合、GW装置1は、advertiseメッセージの送信元のBLEデバイス2にデータの送信要求を送信する。その後、GW装置1は、送信要求への応答として、通知情報をデータの送信要求の送信先のBLEデバイス2から受信する。このGW装置1が、「通信制御装置」の一例にあたる。
また、BLEデバイス2が接続型の場合、GW装置1は、advertiseメッセージの送信元のBLEデバイス2との間で接続処理を実行し接続を確立する。接続確立後、GW装置1は、接続を確立したBLEデバイス2に対して一定時間間隔でデータの送信要求を送信する。その後、GW装置1は、送信要求への応答として、通知情報をデータの送信要求の送信先のBLEデバイス2から受信する。接続処理については後で詳細に説明する。
BLEデバイス2は、予め決められた情報を取得する。例えば、BLEデバイス2は、設置された場所の温度の情報や湿度の情報を取得する。そして、BLEデバイス2は、取得した情報を通知情報としてGW装置1へ送信する。このBLEデバイス2が、「端末装置」の一例にあたる。
次に、図2を参照して、GW装置1による接続型のBLEデバイス2の接続処理について説明する。図2は、GW装置のブロック図である。BLEデバイス21は、既に通知情報をGW装置1へ送信したことのあるBLEデバイス2である。接続型又はビーコン型の何れでもよい。接続型の場合、BLEデバイス21は、既にGW装置1に接続されているBLEデバイス2である。BLEデバイス21は、複数存在する。以下では、GW装置1が、通知情報の受信を継続中のBLEデバイス2をデータ収集デバイスという場合がある。また、BLEデバイス20は、これから接続処理が行われる接続型のBLEデバイス2である。以下では、これから接続処理が行われる接続型のBLEデバイス2を、接続対象のBLEデバイスという。
図2に示すように、GW装置1は、データ取得部11、接続制御部12、必要度管理部13、通知情報管理部14、電波強度管理部15及びデバイス管理部16を有する。
データ取得部11は、データの送信要求などを行い、通知情報をBLEデバイス21から受信する。そして、データ取得部11は、受信した通知情報及び取得時刻を通知情報管理部14へ出力する。また、データ取得部11は、通知情報を含むパケットの受信時に、受信したパケットを用いてBLEデバイス21との間の電波強度を含む接続状況を取得する。そして、データ取得部11は、電波強度を電波強度管理部15へ出力する。この電波強度を含む接続状況が、「通信状態」の一例にあたる。
また、データ取得部11は、BLEデバイス20の接続完了の通知を接続制御部12から受ける。その後、データ取得部11は、BLEデバイス20から通知情報の受信を開始し、受信したBLEデバイス20からの通知情報を通知情報管理部14へ出力する。また、データ取得部11は、BLEデバイス20との間の電波強度を電波強度管理部15へ出力する。
通知情報管理部14は、記憶装置を有する。そして、通知情報管理部14は、自己の記憶装置の中に図3に示すような通知情報テーブル141を有する。図3は、通知情報テーブルの一例を表す図である。
通知情報管理部14は、送信元のBLEデバイス21の識別情報とともに通知情報及び取得時刻の入力をデータ取得部11から受ける。ここでは、通知情報管理部14は、BLEデバイス21の識別情報として、デバイスID(Identifier)を取得する。そして、通知情報管理部14は、デバイスIDに対応させて、取得した通知情報及び取得時刻を通知情報テーブル141に登録する。また、通知情報管理部14は、送信元のBLEデバイス21の識別情報及び通知情報をセンタサーバ3へ送信する。
電波強度管理部15は、記憶装置を有する。そして、電波強度管理部15は、自己の記憶装置の中に図4に示すような電波強度テーブル151を有する。図4は、電波強度テーブルの一例を表す図である。
電波強度管理部15は、電波強度を取得したパケットの送信元のBLEデバイス21の識別情報とともに電波強度の入力をデータ取得部11から受ける。電波強度管理部15も、BLEデバイス21の識別情報として、デバイスIDを取得する。そして、電波強度管理部15は、デバイスIDに対応させて、取得した電波強度を電波強度テーブル151に登録する。
デバイス管理部16は、記憶装置を有する。そして、デバイス管理部16は、BLEデバイス21が登録されたデバイステーブル161を自己の記憶装置の中に有する。図5は、デバイステーブルの一例を表す図である。
ここで、デバイス管理部16は、BLEデバイス21の判定条件をセンタサーバ3から受信する。そして、デバイス管理部16は、受信した判定条件をBLEデバイス21に対応させてデバイステーブル161に登録する。ここで、判定条件は、異常状態を判定するための閾値である異常値と、その異常値を用いて判定するための条件を有する。例えば、図5に示す温度が40℃より大きいという判定条件の場合、異常値は40℃である。
BLEデバイス20との間の接続が確立された後に、デバイス管理部16は、BLEデバイス20の識別情報であるデバイスID及びデータ取得周期を接続制御部12から取得する。そして、デバイス管理部16は、BLEデバイス20のエントリをデバイステーブル161に追加する。その後、デバイス管理部16は、センタサーバ3から受信したBLEデバイス21の判定条件をデバイステーブル161に登録する。
さらに、デバイス管理部16は、データ取得部11からデータの取得元であるBLEデバイス21を含むBLEデバイス2の情報を取得する。そして、デバイス管理部16は、デバイステーブル161においてデータ収集中か否かを表す情報をBLEデバイス2毎に付加する。例えば、図5において、データ収集中という項目において丸がついているBLEデバイス2は、通知情報の受信の対象としているBLEデバイス2を表す。また、データ収集中という項目において丸がついていないBLEデバイス2は、通知情報の受信の対象から外れたBLEデバイス2を表す。ここで、通知情報の受信の対象から外れたBLEデバイス2とは、例えば、通知情報の受信を行っていたが、電波状況が悪くなり通知情報が取得困難となったBLEデバイス2である。本実施例では、通知情報の受信の対象から外れたBLEデバイス2の情報をデバイステーブル161に残したが、デバイス管理部16は、通知情報の受信の対象から外れたBLEデバイス2の情報をデバイステーブル161から削除してもよい。
必要度管理部13は、記憶装置を有する。そして、必要度管理部13は、自己の記憶装置に図6に示す必要度テーブル131を記憶する。ここで、図6は、必要度テーブルの一例を表す図である。必要度については、後で詳細に説明する。
接続制御部12は、BLEデバイス20からadvertiseメッセージを受信する。接続制御部12は、advertiseメッセージの送信元のBLEデバイス20を接続対象のBLEデバイス20として検出する。次に、接続制御部12は、接続対象であるBLEデバイス20との接続処理を行うタイミングを決定する処理を実行する。以下に、BLEデバイス20との接続処理を行うタイミングを決定する処理の詳細について説明する。
接続制御部12は、デバイス管理部16が有するデバイステーブル161からデータ収集中のBLEデバイス21を抽出する。次に、接続制御部12は、抽出したデータ収集中のBLEデバイス21の中から1つ選択する。
次に、接続制御部12は、選択したBLEデバイス21の一定時間前からその時点までにおける通知情報を通知情報管理部14か有する通知情報テーブル141から取得する。ここで、例えば、BLEデバイス21が1〜10秒毎に計測値を通知情報として送信する場合であれば、接続制御部12は、一定時間を10分などとする。そして、接続制御部12は、取得した通知情報の平均値及び分散値を求める。
次に、接続制御部12は、選択したBLEデバイス21の異常値をデバイス管理部16が有するデバイステーブル161から取得する。そして、接続制御部12は、求めた通知情報の平均値と取得した異常値の差分を求める。
さらに、接続制御部12は、選択したBLEデバイス21の電波強度を電波強度管理部15が有する電波強度テーブル151から取得する。
そして、接続制御部12は、平均値と異常値との差分、通知情報の分散値及び電波強度を次の数式1に用いて、選択したBLEデバイス21の必要度を計算する。
Figure 0006822284
ここで、必要度は、通知情報の平均値と異常値との差分が大きいほど小さくなる。すなわち、直近の通知情報が異常値に近く、異常が発生する可能性が高い場合に必要度は高くなる。また、必要度は、変化量が大きいほど大きくなる。すなわち、変化量が大きく次に送られてくる通知情報が予測できず、異常が発生する可能性が高い場合に必要度は高くなる。また、必要度は、電波強度が強いほど小さくなる。すなわち、電波状況が悪く通知情報が取得できる可能性が低いために取得に挑戦する回数を増やしたほうが良いBLEデバイス2の必要度が高くなる。言い換えれば、必要度は、アプリケーションサーバ4が実行する所定の処理に対して与える影響を数値化した値といえる。
接続制御部12は、算出した必要度を必要度管理部13へ出力する。接続制御部12は、上述した必要度の算出処理を繰り返して全てのBLEデバイス21の必要度を求める。
次に、接続制御部12は、必要度管理部13が有する必要度テーブル131に登録されたBLEデバイス21の情報を必要度の降順にソートする。そして、接続制御部12は、ソートされた必要度テーブル131の情報の中から、必要度が高い順にBLEデバイス21を順次選択する。
ここで、接続制御部12は、各BLEデバイス21の次回の通知情報の取得をスキップしてよいか否かを判定するための必要度の閾値を予め記憶する。そして、接続制御部12は、選択したBLEデバイス21の必要度が閾値未満か否かを判定する。選択したBLEデバイス21の必要度が閾値以上の場合、接続制御部12は、次のBLEデバイス21の判定に移行する。
これに対して、選択したBLEデバイス21の必要度が閾値未満の場合、接続制御部12は、デバイス管理部16が有するデバイステーブル161から選択したBLEデバイス21のデータ取得周期を取得する。そして、接続制御部12は、選択したBLEデバイス21の次回の通知情報の取得のタイミングを求める。次回の通知情報の取得のタイミングは、例えば、その時点から次回の通知情報の取得までの時間である。
そして、接続制御部12は、求めた選択したBLEデバイス21の次回の通知情報の取得のタイミングを記憶し、次のBLEデバイス21の判定に移行する。接続制御部12は、順次判定を繰り返してデータ収集中の全てのBLEデバイス21の判定を行う。その後、接続制御部12は、BLEデバイス21の中に必要度が閾値未満のBLEデバイス2が存在したか否かを判定する。
必要度が閾値未満のBLEデバイス2が存在する場合、接続制御部12は、必要度が閾値未満のBLEデバイス21の中で、次回の通知情報の取得のタイミングが最も直近のBLEデバイス21を特定する。そして、接続制御部12は、特定したBLEデバイス21の次回の通知情報の取得のタイミングで、接続対象のBLEデバイス20の接続処理を実行すると決定する。
一方、BLEデバイス21の必要度が閾値以上の場合、接続制御部12は、必要度が最低のBLEデバイス21を特定する。そして、接続制御部12は、特定したBLEデバイス21の次回の通知情報の取得のタイミングで、接続対象のBLEデバイス20の接続処理を実行すると決定する。
その後、特定したBLEデバイス21の次回の通知情報の取得のタイミングが到来すると、接続制御部12は、接続対象のBLEデバイス20の接続処理を実行する。接続対象のBLEデバイス20との間の接続が確立すると、接続制御部12は、接続の確立をデータ取得部11へ通知するとともに、BLEデバイス20の識別情報及びデータの取得周期をデバイス管理部16に通知する。
すなわち、最終的にはより近いタイミングを選択するがそれを別にすれば、接続制御部12は、異常値が設定されている場合には、異常が発生し難い状況にあるBLEデバイス21の通知情報の取得のタイミングを接続処理にあてる。また、本実施例では、接続制御部12は、通知情報が取得できる可能性が高いBLEデバイス21の通知情報の取得タイミングを優先的に接続処理にあてる。
ここで、接続制御部12が接続処理を実行する間は、データ取得部11はBLEデバイス21から通信情報を取得しない。すなわち、データ取得部11はBLEデバイス23の通知情報の収集を待機するといえる。
また、本実施例では、異常値が設定されたBLEデバイス21を例に説明したが、異常値が設定されていない場合、接続制御部12は、次に送られてくる通知情報の予測が可能なBLEデバイス21の通知情報の取得のタイミングを接続処理に充てる。これは、次に送られてくる通知情報がある程度予測可能な場合、通知情報を取得しなくてもアプリケーションサーバ4が実行する処理への影響が少ないからである。
次に、図7を参照して、本実施例に係るGW装置1による接続型のBLEデバイス2の接続処理の流れについて説明する。図7は、実施例1に係るGW装置による接続処理のシーケンス図である。図7では、BLEデバイス21〜23がデータ取得中のBLEデバイス2であり、BLEデバイス24が以前にデータの取得を行ったが現在はデータを取得していないBLEデバイス2である。また、BLEデバイス21及び23は、ビーコン型のBLEデバイス2であり、BLEデバイス22は、接続型のBLEデバイス2である。また、BLEデバイス20が接続対象となるBLEデバイス2である。さらに、図7では、BLEデバイス20〜24を記載したが、これは一例であり、GW装置1の配下のBLEデバイス2は他にも存在する。
アプリケーションサーバ4は、判定条件をセンタサーバ3へ送信する(ステップS1)。
センタサーバ3は、判定条件をアプリケーションサーバ4から受信する。そして、センタサーバ3は、判定条件をGW装置1へ送信する(ステップS2)。
GW装置1のデバイス管理部16は、判定条件をセンタサーバ3から受信する。そして、デバイス管理部16は、デバイステーブル161において各BLEデバイス21〜23に対応する判定条件を登録する。その後、GW装置1のデータ取得部11は、通知情報をBLEデバイス21〜23から収集する(ステップS3)。そして、通知情報管理部14は、データ取得部11により収集されたBLEデバイス21〜23の通知情報を通知情報テーブル141に登録する。
ここで、ステップS3における通知情報の取得の処理の詳細について説明する。接続制御部12は、advertiseメッセージをBLEデバイス21から受信する(ステップS31)。そして、接続制御部12は、BLEデバイス21からのadvertiseメッセージの受信をデータ取得部11に通知する。データ取得部11は、advertiseメッセージの受信の通知を受けると、収集要求をadvertiseメッセージの送信元のBLEデバイス21に送信する(ステップS32)。BLEデバイス21は、収集要求への応答として通知情報をGW装置1のデータ取得部11へ送信する(ステップS33)。
また、データ取得部11は、接続が確立中のBLEデバイス22に対して定期的に収集要求を送信する(ステップS34)。そして、BLEデバイス22は、収集要求への応答として通知情報をGW装置1のデータ取得部11へ送信する(ステップS35)。
また、接続制御部12は、advertiseメッセージをBLEデバイス23から受信する(ステップS36)。その後、データ取得部11は、収集要求をBLEデバイス23に送信する(ステップS37)。BLEデバイス23は、収集要求への応答として通知情報をGW装置1のデータ取得部11へ送信する(ステップS38)。GW装置1は、他のデータ収集デバイスであるBLEデバイス2からも通知情報を受信することでステップS3を完了する。ここで、BLEデバイス24は通知情報の受信の対象から外れているため、GW装置1は、BLEデバイス24からの通知情報を取得しない。
その後、GW装置1の接続制御部12は、BLEデバイス20からadvertiseメッセージを受信する(ステップS4)。
次に、GW装置1の接続制御部12は、BLEデバイス21〜23を含むデータ収集デバイスの必要度を算出する(ステップS5)。
そして、GW装置1の接続制御部12は、算出した各データ収集デバイスの必要度を用いて接続タイミングを決定する(ステップS6)。すなわち、接続制御部12は、どのBLEデバイス2の通知情報の収集タイミングでBLEデバイス20との間の接続処理を実行するかを決定する。ここでは、接続制御部12は、BLEデバイス23の通知情報の収集タイミングでBLEデバイス20との間の接続処理を実行すると決定する。
その後、GW装置1のデータ取得部11は、BLEデバイス21及び22に対する通知情報の収集処理を実行する(ステップS7)。
そして、BLEデバイス23の通知情報の収集タイミングで、GW装置1の接続制御部12は、BLEデバイス20との間の接続処理を実行する(ステップS8)。この場合、GW装置1のデータ取得部11は、BLEデバイス23のタイミングPにおける通知情報は取得しない。すなわち、データ取得部11はBLEデバイス23の通知情報の収集を待機し、タイミングPの1回分スキップする。
その後、GW装置1のデータ取得部11は、他のデータ収集デバイスに対する通知情報の収集処理を実行する(ステップS9)。これにより、データ取得部11は、BLEデバイス23以外のデータ収集デバイスの通知情報を全て取得できる。
その後、BLEデバイス20との間の接続が確立しているので、GW装置1のデータ取得部11は、BLEデバイス20〜23を含むデータ収集デバイスに対する通知情報の収集処理を実行する(ステップS10)。
次に、図8を参照して、本実施例に係るGW装置1による必要度算出処理の流れについて説明する。図8は、必要度算出処理のフローチャートである。図8のフローチャートで示される処理は、図7のステップS5で実行される処理の一例にあたる。
データ取得部11は、通知情報をデータ収集デバイスであるBLEデバイス2から収集する。また、データ取得部11は、通知情報の送信に用いられたパケットを用いて各BLEデバイス2の電波強度などの接続状況を計測し収集する(ステップS101)。そして、データ取得部11は、各データ収集デバイスの通知情報を通知情報管理部14へ送信する。通知情報管理部14は、各データ収集デバイスの通知情報を通知情報テーブル141に登録する。また、データ取得部11は、各BLEデバイス2の電波強度を電波強度管理部15へ送信する。電波強度管理部15は、各BLEデバイス2の電波強度を電波強度テーブル151へ登録する。
次に、接続制御部12は、advertiseメッセージを受信することで、接続対象のBLEデバイス2を検出する(ステップS102)。
次に、接続制御部12は、データ収集デバイスであるBLEデバイス2をデバイス管理部16が有するデバイステーブル161から抽出する(ステップS103)。
次に、接続制御部12は、抽出したBLEデバイス2から1つBLEデバイス2を選択する(ステップS104)。
次に、接続制御部12は、選択したBLEデバイス2の一定時間の通知情報を通知情報管理部14が有する通知情報テーブル141から取得する。そして、接続制御部12は、選択したBLEデバイス2の通知情報の平均値及び分散値を算出する(ステップS105)。
次に、接続制御部12は、選択したBLEデバイス2に設定された異常値をデバイス管理部16が有するデバイステーブル161から取得する(ステップS106)。そして、接続制御部12は、選択したBLEデバイス2の通知情報の平均値と異常値との差分を算出する。
次に、接続制御部12は、選択したBLEデバイス2の電波強度を電波強度管理部15が有する電波強度テーブル151から取得する(ステップS107)。
そして、接続制御部12は、数式1に選択したBLEデバイス2の通知情報の平均値と異常値との差分、通知情報の分散値及び電波強度を用いることで、選択したBLEデバイス2の必要度を算出する(ステップS108)。その後、接続制御部12は、算出した必要度を必要度管理部13へ出力する。必要度管理部13は、選択されたBLEデバイス2に対応させて必要度を必要度テーブル131に登録する。
その後、接続制御部12は、抽出したBLEデバイス2の全ての選択が完了したか否かを判定する(ステップS109)。選択していないBLEデバイス2が残っている場合(ステップS109:否定)、接続制御部12は、ステップS104へ戻る。
これに対して、抽出したBLEデバイス2の全ての選択が完了した場合(ステップS109:肯定)、接続制御部12は、必要度算出処理を終了する。
次に、図9を参照して、本実施例に係るGW装置1による接続タイミング決定処理の流れについて説明する。図9は、接続タイミング決定処理のフローチャートである。図9のフローチャートで示される処理は、図7のステップS6で実行される処理の一例にあたる。
接続制御部12は、データ収集デバイスであるBLEデバイス2をデバイス管理部16が有するデバイステーブル161から抽出する(ステップS111)。ここで、接続制御部12は、図8で示した必要度算出処理の中でのデータ収集デバイスの抽出結果を使用してもよい。
次に、接続制御部12は、必要度管理部13が有する必要度テーブル131を用いて、抽出したBLEデバイス2を必要度の降順に並び替える(ステップS112)。
次に、接続制御部12は、並び替えたBLEデバイス2の先頭から順にBLEデバイス2を選択していくことで、未選択のBLEデバイス2のうち最も必要度が高いBLEデバイス2を選択する(ステップS113)。
そして、接続制御部12は、選択したBLEデバイス2の必要度が閾値未満か否かを判定する(ステップS114)。選択したBLEデバイス2の必要度が閾値以上の場合(ステップS114:否定)、接続制御部12は、ステップS116へ進む。
これに対して、選択したBLEデバイス2の必要度が閾値未満の場合(ステップS114:肯定)、接続制御部12は、デバイス管理部16が有するデバイステーブル161に登録された選択したBLEデバイス2のデータ取得周期を取得する。そして、接続制御部12は、データ取得周期を用いて選択したBLEデバイス2の次回の通知情報の送受信タイミングを取得する(ステップS115)。
その後、接続制御部12は、抽出したBLEデバイス2の選択が全て完了したか否かを判定する(ステップS116)。選択していないBLEデバイス2が残っている場合(ステップS116:否定)、接続制御部12は、ステップS113へ戻る。
これに対して、抽出したBLEデバイス2の全ての選択が完了した場合(ステップS116:肯定)、接続制御部12は、抽出したBLEデバイス2の中に必要度が閾値未満のBLEデバイス2が存在するか否かを判定する(ステップS117)。
必要度が閾値未満のBLEデバイス2が存在する場合(ステップS117:肯定)、接続制御部12は、最も近い通知情報の送受信タイミングを接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングと決定する(ステップS118)。
一方、必要度が閾値未満のBLEデバイス2が存在しない場合(ステップS117:否定)、接続制御部12は、必要度が最低のBLEデバイス2の通知情報の送信タイミングを接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングと決定する(ステップS119)。
次に、図10を参照して、データ収集中の各BLEデバイス2の必要度の違いによる接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングの変化について説明する。図10は、各BLEデバイスの必要度の違いによる接続タイミングの変化を説明するための図である。
ここでは、データ収集デバイスとしてBLEデバイス#1〜#7が存在する場合で説明する。グラフ201は、横軸で時間の経過を表し、且つ、各BLEデバイス#1〜#7の通知情報の送受信タイミングを表す。時刻T1〜T7は、それぞれBLEデバイス#1〜#7の通知情報の送受信タイミングである。ここで、BLEデバイス#1〜#7のそれぞれの必要度を#1〜#7とする。そして、必要度は、#1>#2>#3>#4>#5>#6>#7であるとする。
グラフ202は、閾値が#5より大きく#4より小さい場合の接続タイミングの選択を表すグラフである。この場合、#5〜#7が閾値より小さい。グラフ202では、丸で囲まれた時刻T5〜T7が、必要度が閾値より小さいBLEデバイス2の通知情報の送受信タイミングを表す。この場合、接続制御部12は、時刻T5〜T6の中で最も近い送受信タイミングである時刻T6を接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングとして決定する。すなわち、この場合の接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングは、グラフ202において太い矢印で表されるタイミングとなる。
これに対して、グラフ203は、閾値が#3より大きく#2より小さい場合の接続タイミングの選択を表すグラフである。この場合、#3〜#7が閾値より小さい。グラフ203では、丸で囲まれた時刻T3〜T7が、必要度が閾値より小さいBLEデバイス2の通知情報の送受信タイミングを表す。この場合、接続制御部12は、時刻T3〜T6の中で最も近い送受信タイミングである時刻T4を接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングとして決定する。すなわち、この場合の接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングは、グラフ203において太い矢印で表されるタイミングとなる。
このように、データ収集デバイスの中に必要度が低いBLEデバイス2が多いほど、接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングは早くなる。逆に、データ収集デバイスの中に必要度が高いBLEデバイス2が多いほど、接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングは遅くなる。
以上に説明したように本実施例に係るGW装置は、接続型のBLEデバイスを検出した場合、各データ取集デバイスの必要度を算出し、必要度が閾値よりも低いBLEデバイスの通知情報の送受信タイミングを、接続対象のBLEデバイスの接続処理にあてる。これにより、必要度が低く取りこぼした場合にアプリケーションの処理に与える影響が大きい通知情報の取りこぼしを軽減しつつ、接続型のBLEデバイスを接続し通知情報を取得することが可能となる。したがって、通知情報を用いたサービスのサービス品質を向上させることができる。
(変形例)
実施例1では、必要度の算出に、平均値と異常値との差分、分散値及び電波強度を用いた。しかし、取りこぼした場合にアプリケーションが実行する処理に与える影響が大きいか否かを判定できる値が求められるのであれば必要度の算出方法はこれに限らない。例えば、電波強度を用いずに、異常が発生する可能性に注目して、接続制御部12は、平均値と異常値との差分及び分散値を用いて必要度を算出してもよい。
また、接続制御部12は、取りこぼしの発生の可能性を判定するための電波状況を表す情報として、電波強度以外にも、通知状況の取りこぼし頻度を用いてもよい。取りこぼしの頻度が低ければ、データを取りこぼす可能性が高いと考えられるため、通知情報の受信をなるべく多くの回数行うことが好ましい。
この場合、データ取得部11は、通知情報を取得できなかった場合、対象のBLEデバイス2の識別とともに通知情報を取得できなかった旨を通知情報管理部14に通知する。
通知情報管理部14は、通知情報を取得できなかった旨の通知をデータ取得部11から受ける。そして、通知情報管理部14は、取得できなかった通知情報の送信元のBLEデバイス2の識別情報に対応させて通知情報の取りこぼしを通知情報テーブル141に登録する。
接続制御部12は、必要度算出処理において、データ収集デバイスである各BLEデバイス2の所定期間における通知情報の取りこぼし回数を通知情報管理部14が有する通知情報テーブル141から求める。そして、接続制御部12は、データ収集デバイスである各BLEデバイス2の所定期間における通知情報の取りこぼし回数をデータの取りこぼし頻度とする。このデータの取りこぼし頻度が、「通信状態」の一例にあたる。
次に、接続制御部12は、平均値と異常値との差分、通知情報の分散値、電波強度及びデータの取りこぼしの頻度を次の数式2に用いて、各BLEデバイス21の必要度を計算する。
Figure 0006822284
このように必要度を求める条件を増やすことで、接続制御部12は、取りこぼした場合にアプリケーションの処理に与える影響が大きいか否かをより正確に判定することができる必要度を取得することができる。
また、以上の説明では、異常値が設定されたBLEデバイス2を対象とする場合について説明したが、異常値が設定されていないBLEデバイス2であっても、GW装置1は、必要度に応じて接続タイミングを決定することができる。
その場合、例えば、接続制御部12は、データ収集デバイスであるBLEデバイス2の通知情報の分散値を算出し、分散値を必要度として接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングを決定することができる。
ここで、分散値の大小により、その分散値を有するBLEデバイス2の通知情報の変化が直近で大きいか否かを判定することができる。すなわち、分散値が小さければ、通知情報の変化が小さいので、次回の通知情報も同じような値になると予測することができるので、その通知情報を取得しなくてもアプリケーションが実行する処理に与える影響を抑えることができる。そのため、異常値が設定されていないBLEデバイス2であっても、接続制御部12は、分散値を用いて接続タイミングを決定することができる。また、この場合も、接続制御部12は、電波状況を加味して接続タイミングを決定してもよい。
次に実施例2について説明する。本実施例に係るGW装置は、接続型のBLEデバイスを再接続する場合、以前の情報から接続対象のBLEデバイスの必要度を求めて、求めた必要度を用いて接続タイミングを決定することが実施例1と異なる。本実施例係る情報収集システムも図1で表される。また、本実施例係るGW装置も図2で表される。以下では、再接続時の接続タイミングの決定について主に説明し、実施例1と同じ各部の機能については説明を省略する。
図2を用いて説明する。接続制御部12は、advertiseメッセージを受信し、接続対象のBLEデバイス20を検出する。接続制御部12は、デバイス管理部16が有するデバイステーブル161の中に検出したBLEデバイス20の識別情報が登録されており、且つ、データ収集中を表す情報が登録されていないことを確認する。そして、接続制御部12は、今回のBLEデバイス20の接続が再接続であると判定する。
次に、接続制御部12は、接続対象のBLEデバイス20の過去の一定時間における通知情報を通知情報管理部14が有する通知情報テーブル141から取得する。ここで、過去の一定時間とは、例えば、接続対象のBLEデバイス20の通知情報を最後に受信した時刻から特定の時間前までの時間である。そして、接続制御部12は、取得した通知情報を用いて、接続対象のBLEデバイス20の通知情報の平均値及び分散値を算出する。
また、接続制御部12は、接続対象のBLEデバイス20の異常値をデバイス管理部16が有するデバイステーブル161から取得する。そして、接続制御部12は、接続対象のBLEデバイス20の通知情報の平均値と異常値との差分を算出する。
さらに、接続制御部12は、接続対象のBLEデバイス20から最後に通知情報を受信した際の電波強度を接続対象のBLEデバイス20の電波強度として、電波強度管理部15の電波強度テーブル151から取得する。すなわち、この場合、電波強度管理部15は、BLEデバイス20を含む接続が切れた接続型のBLEデバイス2の電波強度の情報を保持しておく。
そして、接続制御部12は、数式1に平均値と異常値との差分、分散値及び電波強度を用いて接続対象のBLEデバイス20の必要度を算出する。この場合、接続制御部12は、接続対象のBLEデバイス20の必要度を閾値として用いる。この接続対象のBLEデバイス20の必要度が、「特定値」の一例にあたる。
次に、接続制御部12は、データ収集デバイスであるBLEデバイス21をデバイス管理部16が有するデバイステーブル161から抽出する。そして、接続制御部12は、各BLEデバイス21の必要度を算出する。
次に、接続制御部12は、各BLEデバイス21の必要度が接続対象のBLEデバイス20の必要度未満か否かを判定する。そして、接続制御部12は、必要度が接続対象のBLEデバイス20の必要度未満のBLEデバイス21の通知情報の次回の送受信タイミングを取得する。
必要度が接続対象のBLDデバイス20の必要度未満のBLEデバイス2が存在する場合、接続制御部12は、必要度がBLDデバイス20の必要度未満のBLEデバイス21の中で、次回の通知情報の取得のタイミングが最も直近のBLEデバイス21を特定する。そして、接続制御部12は、特定したBLEデバイス21の次回の通知情報の取得のタイミングで、接続対象のBLEデバイス20の接続処理を実行すると決定する。
一方、BLEデバイス21の必要度がBLDデバイス20の必要度以上の場合、接続制御部12は、必要度が最低のBLEデバイス21を特定する。そして、接続制御部12は、特定したBLEデバイス21の次回の通知情報の取得のタイミングで、接続対象のBLEデバイス20の接続処理を実行すると決定する。
その後、特定したBLEデバイス21の次回の通知情報の取得のタイミングが到来すると、接続制御部12は、接続対象のBLEデバイス20の接続処理を実行する。接続対象のBLEデバイス20との間の接続が確立すると、接続制御部12は、接続の確立をデータ取得部11へ通知するとともに、BLEデバイス20の識別情報及びデータの取得周期をデバイス管理部16に通知する。
次に、図11を参照して、本実施例に係るGW装置1による接続タイミング決定処理の流れについて説明する。図11は、接続タイミング決定処理のフローチャートである。ここでは、接続対象のBLEデバイス2の再接続を行う場合で説明する。
接続制御部12は、データ収集デバイスであるBLEデバイス2をデバイス管理部16が有するデバイステーブル161から抽出する(ステップS201)。
次に、接続制御部12は、必要度管理部13が有する必要度テーブル131を用いて、抽出したBLEデバイス2を必要度の降順に並び替える(ステップS202)。
次に、接続制御部12は、接続対象のBLEデバイス2の必要度を算出する(ステップS203)。ここでは、接続タイミングを決定する際に接続対象のBLEデバイス2の必要度の算出を行ったが、これは他のタイミングでもよく、接続制御部12は、例えば、データ収集デバイスの必要度を算出するときに算出してもよい。
次に、接続制御部12は、並び替えたBLEデバイス2の先頭から順にBLEデバイス2を選択していくことで、未選択のBLEデバイス2のうち最も必要度が高いBLEデバイス2を選択する(ステップS204)。
そして、接続制御部12は、選択したBLEデバイス2の必要度が接続対象のBLEデバイス2の必要度未満か否かを判定する(ステップS205)。選択したBLEデバイス2の必要度が接続対象のBLEデバイス2の必要度以上の場合(ステップS205:否定)、接続制御部12は、ステップS207へ進む。
これに対して、選択したBLEデバイス2の必要度が接続対象のBLEデバイス2の必要度未満の場合(ステップS205:肯定)、選択したBLEデバイス2の次回の通知情報の送受信タイミングを取得する(ステップS206)。
その後、接続制御部12は、抽出したBLEデバイス2の選択が全て完了したか否かを判定する(ステップS207)。選択していないBLEデバイス2が残っている場合(ステップS207:否定)、接続制御部12は、ステップS204へ戻る。
一方、抽出したBLEデバイス2の全ての選択が完了した場合(ステップS207:肯定)、接続制御部12は、必要度が接続対象のBLEデバイス2の必要度未満のBLEデバイス2が存在するか否かを判定する(ステップS208)。
必要度が接続対象のBLEデバイス2の必要度未満のBLEデバイス2が存在する場合(ステップS208:肯定)、接続制御部12は、最も近い通知情報の送受信タイミングを接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングと決定する(ステップS209)。
一方、必要度がBLDデバイス20の必要度未満のBLEデバイス2が存在しない場合(ステップS208:否定)、接続制御部12は、必要度が最低のBLEデバイス2の通知情報の送信タイミングを接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングと決定する(ステップS210)。
次に、図12を参照して、再接続時の接続対象の各BLEデバイス2の必要度の違いによる接続タイミングの変化について説明する。図12は、各再接続における接再接続における接続対象のBLEデバイスの必要度の違いによる接続タイミングの変化を説明するための図である。
ここでは、データ収集デバイスとしてBLEデバイス#1〜#7が存在する場合で説明する。グラフ211は、横軸で時間の経過を表し、且つ、各BLEデバイス#1〜#7の通知情報の送受信タイミングを表す。時刻T1〜T7は、それぞれBLEデバイス#1〜#7の通知情報の送受信タイミングである。ここで、BLEデバイス#1〜#7のそれぞれの必要度を#1〜#7とする。そして、必要度は、#1>#2>#3>#4>#5>#6>#7であるとする。さらに、接続対象のBLEデバイス2の必要度をNとする。
グラフ212は、接続対象のBLEデバイス2の必要度が#5より大きく#4より小さい場合の接続タイミングの選択を表すグラフである。この場合、#5〜#7がNより小さい。グラフ202では、丸で囲まれた時刻T5〜T7が、必要度がNより小さいBLEデバイス2の通知情報の送受信タイミングを表す。この場合、接続制御部12は、時刻T5〜T6の中で最も近い送受信タイミングである時刻T6を接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングとして決定する。すなわち、この場合の接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングは、グラフ212において太い矢印で表されるタイミングとなる。
これに対して、グラフ213は、接続対象のBLEデバイス2の必要度が#3より大きく#2より小さい場合の接続タイミングの選択を表すグラフである。この場合、#3〜#7がNより小さい。グラフ203では、丸で囲まれた時刻T3〜T7が、必要度がNより小さいBLEデバイス2の通知情報の送受信タイミングを表す。この場合、接続制御部12は、時刻T3〜T6の中で最も近い送受信タイミングである時刻T4を接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングとして決定する。すなわち、この場合の接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングは、グラフ213において太い矢印で表されるタイミングとなる。
このように、再接続の場合、接続対象のBLEデバイス2の必要度が高いほど、接続対象のBLEデバイス2であるBLEデバイス2の接続タイミングは早くなる。逆に、接続対象のBLEデバイス2の必要度が低いほど、接続対象のBLEデバイス2の接続タイミングは遅くなる。
以上に説明したように本実施例に係るGW装置は、再接続をする場合に、接続対象のBLEデバイスの必要度を閾値として用いて接続タイミングを決定する。これにより、必要度が低く取りこぼした場合にアプリケーションの処理に与える影響が大きい通知情報の取りこぼしをより軽減しつつ、接続型のBLEデバイスを接続し通知情報を取得することが可能となる。したがって、通知情報を用いたサービスのサービス品質をより向上させることができる。
(ハードウェア構成)
図13は、GW装置のハードウェア構成図である。GW装置1は、CPU(Central Processing Unit)901、HDD(Hard Disk Drive)902、メモリ903、通信インタフェース904、入力装置905及び出力装置906を有する。
入力装置905は、キーボード及びマウスなどである。また、出力装置906は、モニタなどである。操作者は、入力装置905及び出力装置906を用いて、GW装置1に対してデータの入力を行う。通信インタフェース904は、図1に例示した、センタサーバ3及びBLEデバイス2と通信を行うためのインタフェースである。
HDD902は、補助記憶装置である。HDD902は、例えば、図2に例示した通知情報管理部14、電波強度管理部15及びデバイス管理部16が有する記憶装置の機能を有する。例えば、HDD902は、必要度テーブル131、通知情報テーブル141、電波強度テーブル151及びデバイステーブル161を記憶する。また、HDD902は、図2に例示した、データ取得部11、接続制御部12、必要度管理部13、通知情報管理部14、電波強度管理部15及びデバイス管理部16の機能を実現するためのプログラムを含む各種プログラムを記憶する。
CPU901は、HDD902、メモリ903、通信インタフェース904、入力装置905及び出力装置906とバスで接続される。CPU901は、HDD902に記憶された各種プログラムを読み出してメモリ903上に展開し実行する。これにより、CPU901は、図2に例示した、データ取得部11、接続制御部12、必要度管理部13、通知情報管理部14、電波強度管理部15及びデバイス管理部16の機能を実現する。
図14は、BLEデバイスのハードウェア構成図である。BLEデバイス2は、図14に示すように、CPU911、メモリ912、通信インタフェース913及びセンサ914を有する。
通信インタフェース913は、図1に例示したGW装置1と通信を行うためのインタフェースである。センサ914は、所定の情報を取得するための装置である。センサ914は、例えば、温度計測機、湿度計測器又は照度計測器などである。
メモリ912は、センサ914が取得した情報を通信インタフェース913を介してGW装置1へ送信する機能を実現するためのプログラムを含む各種プログラムを記憶する。
CPU911は、メモリ912、通信インタフェース913及びセンサ914とバスで接続される。CPU911は、メモリ912から各種プログラムを読み出して展開して実行することで、センサ914が取得した情報を通信インタフェース913を介してGW装置1へ送信する機能を実現する。
1 GW装置
2 BLEデバイス
3 センタサーバ
4 アプリケーションサーバ
11 データ取得部
12 接続制御部
13 必要度管理部
14 通知情報管理部
15 電波強度管理部
16 デバイス管理部
20〜24 BLEデバイス
100 情報収集システム

Claims (8)

  1. 所定の処理を実行するための通知情報を複数の端末装置のそれぞれから繰り返し取得するデータ取得部と、
    接続可能な特定の端末装置を検出し、前記データ取得部により既に取得された前記通知情報を基に、各前記端末装置から取得する前記通知情報のそれぞれの前記所定の処理への影響を数値化した値を求め、求めた前記影響を数値化した値が閾値以下の前記端末装置を選択し、前記データ取得部による選択した前記端末装置からの前記通知情報の取得を待機させ、前記特定の端末装置との接続を確立する接続制御部と
    を備えたことを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記データ取得部は、各前記通知情報を取得した際の各前記通知情報の送信元の各前記端末装置との間の通信状態を取得し、
    前記接続制御部は、前記データ取得部により既に取得された前記通知情報及び前記通信状態を基に前記影響を数値化した値を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記接続制御部は、前記影響を数値化した値が前記閾値以下となる前記端末装置のうち、前記通知情報を取得するタイミングが最も直近の前記端末装置を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信制御装置。
  4. 前記接続制御部は、前記特定の端末装置の接続が再接続か否かを判定し、前記再接続の場合、前記データ取得部により既に取得された前記通知情報を基に、前記特定の端末装置から取得する前記通知情報の前記所定の処理への影響を数値化した特定値を求め、前記特定値を用いて前記端末装置を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の通信制御装置。
  5. 前記データ取得部は、前記接続制御部による前記特定の端末装置との接続の確立後、前記特定の端末装置から前記通知情報を取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の通信制御装置。
  6. 通信制御装置、複数の端末装置、及び、処理実行装置を有する通信制御システムであって、
    前記端末装置は、
    通知情報の取得を繰り返す取得部と、
    前記取得部による取得された前記通知情報を前記通信制御装置へ送信する送信部とを備え、
    前記処理実行装置は、各前記端末装置から送信されたそれぞれの前記通知情報を用いて所定の処理を実行し、
    前記通信制御装置は、
    前記通知情報を複数の端末装置のそれぞれから取得するデータ取得部と、
    接続可能な特定の端末装置を検出し、前記データ取得部により既に取得された前記通知情報を基に、各前記端末装置から取得する前記通知情報のそれぞれの前記所定の処理への影響を数値化した値を求め、求めた前記影響を数値化した値が閾値以下の前記端末装置を選択し、前記データ取得部による選択した前記端末装置からの前記通知情報の取得を待機させ、前記特定の端末装置との接続を確立する接続制御部と
    を備えたことを特徴とする通信制御システム。
  7. 所定の処理を実行するための通知情報を複数の端末装置のそれぞれから取得し、
    接続可能な特定の端末装置を検出し、
    既に取得した前記通知情報を基に、各前記端末装置から取得する前記通知情報のそれぞれの前記所定の処理への影響を数値化した値を求め、
    求めた前記影響を数値化した値が閾値以下の前記端末装置を選択し、
    選択した前記端末装置からの前記通知情報の取得を待機し、前記特定の端末装置との接続を確立し、
    各前記端末装置及び前記特定の端末装置から前記通知情報を取得する
    ことを特徴とする通信制御方法。
  8. 所定の処理を実行するための通知情報を複数の端末装置のそれぞれから取得し、
    接続可能な特定の端末装置を検出し、
    既に取得した前記通知情報を基に、各前記端末装置から取得する前記通知情報のそれぞれの前記所定の処理への影響を数値化した値を求め、
    求めた前記影響を数値化した値が閾値以下の前記端末装置を選択し、
    選択した前記端末装置からの前記通知情報の取得を待機し、前記特定の端末装置との接続を確立し、
    各前記端末装置及び前記特定の端末装置から前記通知情報を取得する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
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