JP6820077B2 - 短絡判定方法及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、短絡判定方法及び電子機器に関する。
外部機器の接続用のコネクタを備える電子機器では、コネクタに異物が混入した状態でコネクタに充電機器が接続されると、充電機器から供給される電力が異物に流れ込むことによって異物が発熱し、電子機器の故障に至ることがある。なお、充電機器に関する先行技術として、電子機器との間の通信状態を検出して異物の混入を検出するものがある。
また、近年、外部機器接続用のコネクタとして、USB(Universal Serial Bus)規格の一つであるType−C規格のコネクタ(以下「Type−Cコネクタ」と呼ぶ)を備えた電子機器が開発されている。Type−Cコネクタが有する端子として、「VBUS端子」、「GND端子」、「RX1+端子」、「RX1−端子」、「RX2+端子」、及び「RX2−端子」等がある。VBUS端子は、充電機器から電子機器へ供給される充電用の電力を受ける充電端子である。GND端子は、接地電位に設定された接地端子である。RX1+端子,RX1−端子は、差動信号の受信用の一対の信号端子である。RX2+端子,RX2−端子は、差動信号の受信用の一対の信号端子である。以下では、RX1+端子,RX1−端子と、RX2+端子,RX2−端子とを区別しない場合には、両者をまとめて「RXn+端子,RXn−端子」と表記する。
特開2006−244788号公報
ところで、Type−Cコネクタでは、RXn+端子,RXn−端子が、VBUS端子とGND端子との間に配置されているので、Type−Cコネクタに異物が混入した場合に、VBUS端子とRXn+端子,RXn−端子との短絡が発生し易い。すなわち、Type−Cコネクタでは、VBUS端子とGND端子とを跨ぐ異物が混入すると、異物によってVBUS端子と、RXn+端子,RXn−端子とが導通するので、VBUS端子とRXn+端子,RXn−端子との短絡が発生する。VBUS端子とRXn+端子,RXn−端子との短絡が発生した状態で、Type−Cコネクタに充電機器が接続されると、充電機器から供給される電力が異物に流れ込むことによって異物が発熱し、電子機器が故障することがある。なお、Type−Cコネクタ以外の外部機器接続用のコネクタでも、VBUS端子とGND端子との間に差動信号の受信用の一対の信号端子が配置されていれば、Type−Cコネクタと同様の問題が存在する。
このため、外部機器の接続用のコネクタを備える電子機器では、コネクタへの異物混入に起因した端子間の短絡を高精度に判定することが期待されている。
開示の技術は、コネクタへの異物混入に起因した端子間の短絡を高精度に判定することができる短絡判定方法及び電子機器を提供することを目的とする。
本願の開示する短絡判定方法は、一つの態様において、外部機器の接続用のコネクタを備えた電子機器における短絡判定方法であって、前記コネクタに充電機器が接続された状態で、前記コネクタが有する複数の端子のうち、前記充電機器から供給される電力を受ける充電端子と接地端子との間に配置された、差動信号の受信用の一対の信号端子の各々に関して、電圧変化を監視し、前記一対の信号端子の各々における電圧変化を用いて、前記充電端子と前記一対の信号端子との短絡が発生したか否かを判定する。
本願の開示する短絡判定方法の一つの態様によれば、コネクタへの異物混入に起因した端子間の短絡を高精度に判定することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1の電子機器の充電態様の一例を示す図である。 図2は、実施例1のType−Cコネクタにおける複数の端子の配置態様の一例を示す図である。 図3は、実施例1の電子機器及び充電機器の構成例を示す図である。 図4は、実施例1の判定回路による処理の説明に供する図である。 図5は、実施例1の判定回路による処理の説明に供する図である。 図6は、実施例1の判定回路による処理の説明に供する図である。 図7は、実施例1の電子機器の処理の説明に供するフローチャートである。
以下に、本願の開示する短絡判定方法及び電子機器の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により開示技術が限定されるものではない。
[実施例1]
<電子機器の充電態様>
図1は、実施例1の電子機器10の充電態様の一例を示す図である。図1では、Type−Cコネクタ31を有する充電機器30を利用して充電を行う場合を示す。図1に示すように、充電機器30は、Type−Cコネクタ31と、ACアダプタ32とを有する。Type−Cコネクタ31は、ACアダプタ32を介して外部電源である商用電源に接続される。ACアダプタ32は、例えば、100Vの交流の商用電源を降圧して5Vの直流電源に変換する。
一方で、電子機器10は、Type−Cコネクタ11を有する。Type−Cコネクタ11は、外部機器の接続用のコネクタである。ACアダプタ32を介して外部電源である商用電源に接続されたType−Cコネクタ31と、Type−Cコネクタ11とが接続されることにより、充電機器30が外部機器としてType−Cコネクタ11に接続され、電子機器10が充電される。
<Type−Cコネクタにおける複数の端子の配置態様>
図2は、実施例1のType−Cコネクタ11における複数の端子の配置態様の一例を示す図である。Type−Cコネクタ11は、図2の上側の面(以下「A面」と呼ぶ)に12個の端子を有し、図2の下側の面(以下「B面」と呼ぶ)に12個の端子を有する。A面の端子は、左から順に「GND端子」、「TX1+端子」、「TX1−端子」、「VBUS端子」、「CC1端子」、「D+端子」、「D−端子」、「SBU1端子」、「VBUS端子」、「RX2−端子」、「RX2+端子」、及び「GND端子」である。B面の端子は、右から順に「GND端子」、「TX2+端子」、「TX2−端子」、「VBUS端子」、「CC2端子」、「D+端子」、「D−端子」、「SBU2端子」、「VBUS端子」、「RX1−端子」、「RX1+端子」、及び「GND端子」である。
このうち、VBUS端子は、充電機器30から電子機器10へ供給される充電用の電力を受ける充電端子である。GND端子は、接地電位に設定された接地端子である。RX1+端子,RX1−端子は、差動信号の受信用の一対の信号端子であり、USB規格の一つであるUSB3.1規格に対応する。RX2+端子,RX2−端子は、差動信号の受信用の一対の信号端子であり、USB規格の一つであるUSB3.1規格に対応する。以下では、RX1+端子,RX1−端子と、RX2+端子,RX2−端子とを区別しない場合には、両者をまとめて「RXn+端子,RXn−端子」と表記する。
Type−Cコネクタ11では、RXn+端子,RXn−端子が、VBUS端子とGND端子との間に配置される。
<電子機器及び充電機器の構成例>
図3は、実施例1の電子機器10及び充電機器30の構成例を示す図である。図3において、電子機器10は、Type−Cコネクタ11と、充電回路12と、スイッチ13と、抵抗14と、接続検出回路15と、監視回路16と、判定回路17と、CC端子制御回路18とを有する。また、Type−Cコネクタ11は、VBUS端子111と、CC1端子112と、GND端子113と、RX2+端子114と、RX2−端子115とを有する。Type−Cコネクタ11は、外部機器の接続用のコネクタであり、図3の例では、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された状態が示される。
VBUS端子111は、充電機器30から電子機器10へ供給される充電用の電力を受ける充電端子であり、図2のA面における右から4番目の端子に相当する。CC1端子112は、充電機器30に電力の供給を実行させるための抵抗14の抵抗値を充電機器30に付与する端子であり、図2のA面における右から8番目の端子に相当する。GND端子113は、接地電位に設定された接地端子であり、図2のA面における右から1番目の端子に相当する。RX2+端子114,RX2−端子115は、差動信号の受信用の一対の信号端子であり、図2のA面における右から2番目及び3番目の端子に相当する。Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された状態では、RX2+端子114,RX2−端子115は、図3に示すように、使用されない。なお、図3では、説明の便宜上、VBUS端子111、CC1端子112、GND端子113、RX2+端子114、及びRX2−端子115以外の他の端子が省略されている。また、図3では、説明の便宜上、VBUS端子111、CC1端子112、GND端子113、RX2+端子114、及びRX2−端子115の配置態様が図2に示した配置態様と一致していない。
充電回路12は、VBUS端子111を介して充電機器30から供給される電力を図示しないバッテリーに充電する。
抵抗14は、スイッチ13を介してCC1端子112に接続される。抵抗14の抵抗値がスイッチ13及びCC1端子112を介して充電機器30に付与されることによって、充電機器30における電力の供給が実行される。言い換えると、CC1端子112は、充電機器30に電力の供給を実行させるための抵抗14の抵抗値を充電機器30に付与する。
接続検出回路15は、VBUS端子111の電圧(以下適宜「VBUS電圧V」と表記する)を監視し、VBUS電圧Vを用いて、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続されたか否かを検出する。つまり、接続検出回路15は、VBUS電圧Vが0Vである場合に、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続されていない状態を検出し、VBUS電圧Vが0Vよりも大きい場合に、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された状態を検出する。そして、接続検出回路15は、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された状態を検出した場合に、その旨を示す通知(以下適宜「充電機器接続検出通知」と呼ぶ)をVBUS電圧Vと共に監視回路16及び判定回路17へ出力する。
監視回路16は、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続されたことを契機として、RX2+端子114,RX2−端子115の各々に関して、電圧変化を監視する。つまり、監視回路16は、接続検出回路15から充電機器接続検出通知を入力されたときに、RX2+端子114,RX2−端子115の各々に関して、電圧変化の監視を開始する。以下では、RX2+端子114における電圧、及びRX2−端子115における電圧を、それぞれ、「RX2+電圧V」、及び「RX2−電圧V」と表記する。
判定回路17は、監視回路16によって監視される電圧変化を用いて、VBUS端子111とRX2+端子114,RX2−端子115との短絡が発生したか否かを判定する。
図4〜図6は、実施例1の判定回路17による処理の説明に供する図である。図4では、Type−Cコネクタ11に異物が混入していない状態でType−Cコネクタ11に外部機器として通信機器が接続された場合のVBUS電圧V、RX2+電圧V、及びRX2−電圧Vの変化を示す。なお、通信機器は、差動信号を出力する通信機器である。図5では、Type−Cコネクタ11に異物が混入していない状態でType−Cコネクタ11に外部機器として充電機器30が接続された場合のVBUS電圧V、RX2+電圧V、及びRX2−電圧Vの変化を示す。図6では、Type−Cコネクタ11に異物が混入した状態でType−Cコネクタ11に外部機器として充電機器30が接続された場合のVBUS電圧V、RX2+電圧V、及びRX2−電圧Vの変化を示す。
Type−Cコネクタ11に異物が混入していない状態でType−Cコネクタ11に外部機器として通信機器が接続されると、VBUS電圧Vは、図4に示すように、時刻tにおいて、立ち上がる。また、接続された通信機器からの差動信号をRX2+端子114,RX2−端子115が受信することにより、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vは、VBUS電圧Vの立ち上がりのタイミングである時刻t以後において、差動信号に応じて変化する。つまり、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vの立ち上がりのタイミングは、VBUS電圧Vの立ち上がりのタイミング(時刻t)に一致せず、かつ、RX2+電圧Vの位相がRX2−電圧Vの位相に対して反転する。
また、Type−Cコネクタ11に異物が混入していない状態でType−Cコネクタ11に外部機器として充電機器30が接続されると、VBUS電圧Vは、図5に示すように、時刻tにおいて、立ち上がる。しかしながら、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された状態では、RX2+端子114,RX2−端子115が使用されないため、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vは、VBUS電圧Vの立ち上がりに関わらず、変化しない。
これに対して、Type−Cコネクタ11に異物が混入した状態でType−Cコネクタ11に外部機器として充電機器30が接続されると、VBUS電圧Vは、図6に示すように、時刻tにおいて、立ち上がる。そして、Type−Cコネクタ11に異物が混入した状態では、異物によってVBUS端子111と、RX2+端子114,RX2−端子115とが導通するので、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vは、VBUS電圧Vの立ち上がりに伴って、立ち上がる。つまり、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vの立ち上がりのタイミングは、VBUS電圧Vの立ち上がりのタイミング(時刻t)に一致し、かつ、RX2+電圧Vの位相がRX2−電圧Vの位相に一致する。
そこで、判定回路17は、監視回路16によって監視される電圧変化(つまり、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vの変化)を用いて、VBUS端子111とRX2+端子114,RX2−端子115との短絡(以下「短絡」と呼ぶ)が発生したか否かを判定する。そして、判定回路17は、図6に示すように、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vの立ち上がりのタイミングが、VBUS電圧Vの立ち上がりのタイミングに一致する場合に、Type−Cコネクタ11への異物混入に起因して短絡が発生したと判定する。
図3の説明に戻る。CC端子制御回路18は、判定回路17による判定結果に応じて、スイッチ13を制御する。すなわち、初期状態では、CC端子制御回路18は、スイッチ13をオンにしている。これにより、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された場合、抵抗14とCC1端子112との間の経路が接続されているため、CC1端子112を介して抵抗14の抵抗値を充電機器30に付与することができる。抵抗14の抵抗値を用いることにより、充電機器30に電力の供給を実行させることができる。
一方で、CC端子制御回路18は、判定回路17により短絡が発生したと判定された場合には、スイッチ13をオフにしてCC1端子112を電気的に分離する。CC端子制御回路18がスイッチ13をオフにすることにより、抵抗14とCC1端子112との間の経路が切断されるため、CC1端子112を介して充電機器30に付与される抵抗14の抵抗値がスイッチ13により遮断される。これにより、充電機器30に電力の供給を停止させることができる。なお、抵抗14の抵抗値を用いた電力供給の停止の詳細は後述する。
図3において、充電機器30は、Type−Cコネクタ31と、ACアダプタ32とを有する。Type−Cコネクタ31は、VBUS端子311と、CC1端子312と、GND端子313と、RX2+端子314と、RX2−端子315とを有する。VBUS端子311は、ACアダプタ32から供給される充電用の電力を電子機器10へ出力する充電端子である。CC1端子312は、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された場合に、電子機器10から付与される抵抗14の抵抗値を受け付けるための端子である。GND端子313は、接地電位に設定された接地端子であり、充電機器30と電子機器10との間の接地電位を共通化する。RX2+端子314,RX2−端子315は、差動信号の受信用の一対の信号端子である。Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された状態では、RX2+端子314,RX2−端子315は、図3に示すように、使用されない。
ACアダプタ32は、電源回路321と、スイッチ322と、抵抗323と、電圧比較器324とを有する。
電源回路321は、スイッチ322を介してVBUS端子311と接続され、抵抗323を介してCC1端子312と接続される。電源回路321は、外部電源である商用電源から供給される電力を充電用の電力として出力する。電源回路321から出力された充電用の電力は、スイッチ322を介してVBUS端子311に供給される。また、電源回路321から出力された充電用の電力に応じた電圧(以下「出力電圧」と呼ぶ)は、抵抗323を介してCC1端子312に供給される。
電圧比較器324は、抵抗323に発生した電圧、つまり、CC1端子312における電圧と、電源回路321の出力電圧よりも低い基準電圧とを比較し、その比較結果に応じて、スイッチ322を制御する。すなわち、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続される前には、電源回路321の出力電圧がそのまま抵抗323に発生するため、電源回路321の出力電圧がCC1端子312における電圧として電圧比較器324で検出される。このため、電圧比較器324は、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続されていない状態では、CC1端子312における電圧が基準電圧に一致しないので、スイッチ322をオフに維持する。
一方で、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続されると、CC1端子312が電子機器10から付与される抵抗14の抵抗値を受け付けるので、電源回路321の出力電圧が、抵抗14の抵抗値と、抵抗323の抵抗値との比に応じて分圧される。そして、電源回路321の出力電圧が分圧されることにより、電源回路321の出力電圧よりも低い電圧が抵抗323に発生し、抵抗323に発生した電圧がCC1端子312における電圧として電圧比較器324で検出される。このため、電圧比較器324は、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された状態で、CC1端子312における電圧が基準電圧まで低下した場合に、スイッチ322をオンにする。電圧比較器324がスイッチ322をオンにすることにより、VBUS端子311と電源回路321との間の経路が開通されるため、電源回路321(つまり、充電機器30)から電子機器10への電力の供給が実行される。
また、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された状態で、CC端子制御回路18によってCC1端子112が電気的に分離された場合、抵抗14の抵抗値がCC1端子312で受け付けられない。この場合、電源回路321の出力電圧が、抵抗14の抵抗値と、抵抗323の抵抗値との比に応じて分圧されない。そして、電源回路321の出力電圧がそのまま抵抗323に発生するため、電源回路321の出力電圧がCC1端子312における電圧として電圧比較器324で検出される。すると、電圧比較器324は、CC1端子312における電圧が基準電圧に一致しなくなるので、スイッチ322をオフにする。電圧比較器324がスイッチ322をオフにすることにより、VBUS端子311と電源回路321との間の経路が切断されるため、電源回路321(つまり、充電機器30)から電子機器10への電力の供給が停止される。
<電子機器の処理>
図7は、実施例1の電子機器10の処理の説明に供するフローチャートである。図7に示すフローチャートは、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続されたことを契機として、開始される。つまり、図7に示すフローチャートは、監視回路16及び判定回路17に充電機器接続検出通知が入力されたことを契機として、開始される。
Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続されていない場合(ステップS11:No)、電子機器10は、待機する。Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された場合(ステップS11:Yes)、監視回路16は、RX2+端子114,RX2−端子115の各々に関して、電圧変化を監視する(ステップS12)。
判定回路17は、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vの立ち上がりのタイミングが、VBUS電圧Vの立ち上がりのタイミングに一致するか否かを判定する(ステップS13)。
判定回路17は、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vの立ち上がりのタイミングが、VBUS電圧Vの立ち上がりのタイミングに一致しない場合には(ステップS13:No)、短絡が発生していないと判定する(ステップS14)。
判定回路17は、RX2+電圧V及びRX2−電圧Vの立ち上がりのタイミングが、VBUS電圧Vの立ち上がりのタイミングに一致する場合には(ステップS13:Yes)、短絡が発生したと判定する(ステップS15)。CC端子制御回路18は、判定回路17により短絡が発生したと判定されると、スイッチ13をオフにしてCC1端子112を電気的に分離する(ステップS16)。
以上のように本実施例によれば、電子機器10において、監視回路16は、Type−Cコネクタ11に充電機器30が接続された状態で、RX2+端子114,RX2−端子115の各々に関して、電圧変化を監視する。そして、判定回路17は、RX2+端子114,RX2−端子115の各々における電圧変化を用いて、VBUS端子111とRX2+端子114,RX2−端子115との短絡が発生したか否かを判定する。具体的には、判定回路17は、RX2+端子114,RX2−端子115の各々における電圧の立ち上がりのタイミングがVBUS端子111における電圧の立ち上がりのタイミングに一致する場合に、短絡が発生したと判定する。
この電子機器10の構成により、VBUS端子111とGND端子113とを跨ぐ異物によって、VBUS111端子と、RX2+端子114,RX2−端子115とが導通する状態を判定することができる。結果として、本実施例によれば、Type−Cコネクタ11を備える電子機器10において、Type−Cコネクタ11への異物混入に起因した端子間の短絡を高精度に判定することができる。
また、電子機器10において、CC端子制御回路18は、短絡が発生したと判定された場合に、充電機器30に電力の供給を実行させるための抵抗14の抵抗値を充電機器30に付与するCC1端子112を電気的に分離する。
この電子機器10の構成により、Type−Cコネクタ11への異物混入に起因した端子間の短絡が発生したと判定された場合に、充電機器30に電力の供給を停止させることができる。このため、充電機器30から供給される電力が異物に流れ込むことによって異物が発熱することを防止することができ、結果として、異物の発熱による電子機器10の故障を回避することができる。
[他の実施例]
上記実施例では、判定回路17は、RX2+端子114,RX2−端子115の各々における電圧の立ち上がりのタイミングがVBUS端子111における電圧の立ち上がりのタイミングに一致する場合に、短絡が発生したと判定するものとした。しかし、判定回路17は、RX2+端子114,RX2−端子115のうち一方の信号端子における電圧の位相が他方の信号端子における電圧の位相に一致する場合に、短絡が発生したと判定してもよい。
また、上記実施例では、電子機器10が外部機器の接続用のコネクタとして、Type−Cコネクタ11を有する場合を一例として説明した。しかし、電子機器10がType−Cコネクタ11以外のコネクタを外部機器の接続用のコネクタとして有する場合であっても、VBUS端子とグランド端子との間に差動信号の受信用の一対の信号端子が配置されていれば、開示の技術を実施することができる。
また、上記実施例において、接続検出回路15、監視回路16、判定回路17、及びCC端子制御回路18は、プロセッサにより実現されてもよい。ここで、プロセッサの一例として、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。
10 電子機器
11 Type−Cコネクタ
12 充電回路
13 スイッチ
14 抵抗
15 接続検出回路
16 監視回路
17 判定回路
18 CC端子制御回路
111 VBUS端子
112 CC1端子
113 GND端子
114 RX2+端子
115 RX2−端子

Claims (5)

  1. 外部機器の接続用のコネクタを備えた電子機器における短絡判定方法であって、
    前記コネクタに充電機器が接続された状態で、前記コネクタが有する複数の端子のうち、前記充電機器から供給される電力を受ける充電端子と接地端子との間に配置された、差動信号の受信用の一対の信号端子の各々に関して、電圧変化を監視し、
    前記一対の信号端子の各々における電圧の立ち上がりのタイミングの変化を用いて、前記充電端子と前記一対の信号端子との短絡が発生したか否かを判定する
    処理を含んだことを特徴とする短絡判定方法。
  2. 前記判定する処理は、
    前記一対の信号端子の各々における電圧の立ち上がりのタイミングが前記充電端子における電圧の立ち上がりのタイミングに一致する場合に、前記短絡が発生したと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の短絡判定方法。
  3. 前記判定する処理は、
    前記一対の信号端子のうち一方の信号端子における電圧の位相が他方の信号端子における電圧の位相に一致する場合に、前記短絡が発生したと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の短絡判定方法。
  4. 前記短絡が発生したと判定された場合に、前記コネクタが有する複数の端子のうち、前記充電機器に前記電力の供給を実行させるための抵抗器を、前記充電機器から前記電子機器に供給される電圧を測定可能な回路に付与する端子を前記回路から電気的に分離する
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の短絡判定方法。
  5. 外部機器の接続用のコネクタを備えた電子機器であって、
    前記コネクタに充電機器が接続された状態で、前記コネクタが有する複数の端子のうち、前記充電機器から供給される電力を受ける充電端子と接地端子との間に配置された、差動信号の受信用の一対の信号端子の各々に関して、電圧変化を監視する監視部と、
    前記一対の信号端子の各々における電圧の立ち上がりのタイミングの変化を用いて、前
    記充電端子と前記一対の信号端子との短絡が発生したか否かを判定する判定部と
    を有することを特徴とする電子機器。
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