JP6820040B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】親基板に子基板を積層してなる基板装置に貼付された識別ラベルを、従来よりも容易に視認可能な遊技機を提供する。【解決手段】基板ユニットを、子基板22bが積層された側が視認可能となるよう配設するとともに、子基板22bには、親基板22aと対向しない側に、識別情報を示す識別ラベル68aを貼付するとともに、親基板22aと対向する側には、識別情報を示す識別ラベルを貼付しない。さらに、親基板22aには、子基板22bの積層によって子基板22bの側から視認困難となる領域に、識別情報を示す識別ラベルを貼付しないようにする。【選択図】図7

Description

本発明は、基板装置を透明な基板ケースに収容してなる基板ユニットを備える遊技機に関する。
遊技機用の基板装置を構成する基板は、透明な基板ケースに収容されて、基板ユニットとして遊技機に装着される。こうした基板装置には、部品共通化率を高めるために、親基板の上に子基板を積層した構成を採用したものが知られている(例えば、特許文献1)。また、通常、基板装置には、遊技機の機種名等を表示する識別ラベルが貼付されている。従来の遊技機では、かかる識別ラベルは、基板の外周部に設けられた部品の実装されていないデッドスペースに貼付されている。
特開2009−106691号公報
ところで、親基板に子基板を積層してなる従来の基板装置の場合、上記識別ラベルは、親基板の外周部のデッドスペースに貼付されている。しかしながら、親基板と子基板からなる基板装置は、通常の基板に比べて厚みがあるため、通常の基板に貼付された識別ラベルに比べて、識別ラベルが、視認する係員の視点から比較的離れた位置に配置されるため、視認し辛いという問題がある。
本発明は、かかる現状に鑑みて為されたものであり、親基板に子基板を積層してなる基板装置に貼付された識別ラベルを、従来よりも容易に視認可能な遊技機の提供を目的とする。
本件第1の発明は、親基板の一面側に、前記親基板よりも小さい子基板を積層状に配置して基板対基板接続してなる基板装置を、透明な基板ケースに収容してなる基板ユニットを備える遊技機であって、前記基板ユニットは、前記親基板の前記一面側が視認可能となるよう配設されており、前記子基板の表面および/または前記子基板に実装されている部品には、前記親基板と対向しない側に、識別情報を示す識別ラベルが貼付され、前記親基板と対向する側には、識別情報を示す識別ラベルが貼付されておらず、前記親基板には、前記子基板の積層によって前記一面側から視認困難となる領域に、識別情報を示す識別ラベルが貼付されていないことを特徴とする遊技機である。
かかる構成にあっては、従来構成のように親基板の外周部に配設される場合に比べて、識別ラベルが、視認する係員の視点近くに配置されるため、従来構成に比べて識別ラベルの視認性を向上させることができる。
本件第2の発明は、夫々の一側部に配設された一対のコネクタを介して、夫々の板面方向に連なるように基板対基板接続される第1の基板と第2の基板を備える遊技機であって、前記第1の基板は、第1の基板ケースに収容されて第1の基板ユニットを構成し、前記第2の基板は、第2の基板ケースに収容されて第2の基板ユニットを構成し、前記第1の基板と前記第2の基板は、夫々前記基板ケースに収容された状態で、相互に分離・接続可能となっており、前記第1の基板ケースと前記第2の基板ケースの少なくとも一方には、一面側に、前記一対のコネクタの嵌合方向及び/又は分離方向を示す使用方向表示部が配設されており、前記第1の基板及び/又は前記第2の基板には、前記使用方向表示部と正対する部位に、板面から突出する高さが所定高さ以上の部品が配設されていないことを特徴とする遊技機である。
かかる構成では、基板ケースを開放せずに、第1の基板と第2の基板を分離・接続できるため、第1の基板と第2の基板の分離・接続が容易となる。また、第1の基板と第2の基板を基板ケースに収容した状態で分離・接続すれば、分離・接続の際に基板上の部品に接触して破損させるおそれもなくなるし、基板に対する不正行為を防止し易くなる。また、従来構成では、2枚の基板を1つの基板ケースに収容しているため、一方の基板を形状の異なる基板に替える場合は、基板ケースを使い回すことができないが、本件第2の発明であれば、一方の基板を形状の異なる基板に替える場合でも、他方の基板の基板ケースを流用できるという利点がある。
また、本件第2の発明では、2枚の基板を基板ケースに収容した状態で分離・接続するため、剥き出しの基板を分離・接続する場合に比べて、コネクタを視認し辛くなるが、本件第2の発明では、基板ケースに設けられた使用方向表示部によって、コネクタの使用方向がわかるため、基板ケースに収容したまま基板を分離・接続するように構成されていても不具合は生じない。
また、本件第2の発明では、使用方向表示部を設けることによって、2枚の基板を基板ユニットごと分離・接続する際に、使用方向表示部に指を押し当てられることが予想されるが、本件第2の発明では、使用方向表示部と正対する部位に、所定高さ以上の部品が配設されないため、指を押し当てられた基板ケースが、使用方向表示部において基板側に撓んでも、使用方向表示部と正対する部位に配設された部品が基板ケースに押圧されて破損するおそれはない。
本件第2の発明にあって、前記第1の基板ユニット及び前記第2の基板ユニットには、読取装置によって光学的に読取可能なコードが印字された一対の識別ラベルが、略同じ平面上に、略同じ大きさで、相互に隣り合うように貼付されており、前記一対の識別ラベルには、夫々が貼付された前記基板ユニットに係る識別情報が記録されている構成が提案される。
かかる構成にあっては、読取装置で、片方の識別ラベルのコードにピント合わせをして識別情報を読み取れば、そのまま読取装置の撮像エリアを僅かにスライドさせるだけで、他方の識別ラベルのコードを読み取ることができるため、2つの識別ラベルのコードを効率的に読取可能となる。
また、本件第2の発明にあって、前記第1の基板ケースと前記第2の基板ケースには、前記一対のコネクタの嵌合・分離に伴って、相互に嵌合・分離する一対の嵌合構造が設けられており、前記一対の嵌合構造の先端には、嵌合方向及び分離方向と直交する端縁が夫々形成されている構成が提案される。
かかる構成にあっては、第1の基板ケースと第2の基板ケースの嵌合構造の先端が平行となっているか否かを確認することで、2枚の基板のコネクタが傾くことなく嵌合しているかを判断できる。
また、本件第2の発明にあって、前記第1の基板ケースと前記第2の基板ケースには、前記一対のコネクタの側縁に沿って延びるリブが内側に形成されており、前記リブの少なくとも一部は、前記使用方向表示部の配設部位の内側に形成されている構成が提案される。
かかる構成にあっては、コネクタに合わせて基板ケースに形成された開口部から、不正器具がケース内に挿入されるのをリブによって阻止することができる。また、当該リブによって、使用方向表示部における基板ケースの強度を高めて、指で押圧された際の撓み量を低減することができる。
また、本件第2の発明にあって、前記第1の基板ケース及び/又は前記第2の基板ケースの表面は、前記使用方向表示部の形成部位が粗面加工されている構成が提案される。
かかる構成にあっては、使用方向表示部が滑りにくくなるため、第1の基板と第2の基板を分離・接続する時に、指を使用方向表示部に押し当てて作業し易くなる。また、使用方向表示部の透明度が低下するため、使用方向表示部の視認性を向上させることもできる。
本件第3の発明は、第1の電源ラインと第2の電源ラインの少なくとも2つの電源ラインを介して電力を供給する電源装置と、前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインがともに接続される基板とを備え、前記第1の電源ラインを介して、少なくとも制御装置のロジック回路に電力が供給され、前記第2の電源ラインを介して、少なくとも前記制御装置によって制御される駆動装置に駆動電力が供給され、前記基板の一面側には、前記第1の電源ラインの通電状態を示す第1のモニタランプと、前記第2の電源ラインの通電状態を示す第2のモニタランプが配設されており、前記電源装置の電源切断直後に、蓄えた電荷の少なくとも一部を前記第1のモニタランプへ供給して前記第1のモニタランプの消灯を遅延させる第1の蓄電装置と、前記電源装置の電源切断直後に、蓄えた電荷の少なくとも一部を前記第2のモニタランプへ供給して前記第2のモニタランプの消灯を遅延させる第2の蓄電装置とを備え、前記第2の蓄電装置は前記第1の蓄電装置よりも放電時間が長く、前記電源装置の電源切断直後に、前記第2の蓄電装置が、前記第1の蓄電装置よりも長時間放電することにより、前記第2のモニタランプの消灯が、前記第1のモニタランプの消灯よりも遅延するよう構成されていることを特徴とする遊技機である。
かかる構成にあっては、電源装置から各電源ラインへの電力供給停止後も、第1の蓄電装置と第2の蓄電装置からモニタランプに一時的に電力が供給されて、2つの蓄電装置の放電時間に応じて各モニタランプが点灯継続するため、各蓄電装置の放電時間を適宜設定することによって、各モニタランプの消灯順序を容易に確認可能となる。
本件第3の発明にあって、前記電源装置の電源切断後に、前記第2のモニタランプは、前記第1のモニタランプが消灯して5秒以上経過してから消灯するよう構成されていることが提案される。
かかる構成のように、2つのモニタランプの消灯タイミングに、5秒以上の差を設ければ、モニタランプ消灯時の残像効果を排除できるため、モニタランプの消灯順序を正確に目視確認可能となる。
また、本件第3の発明にあって、前記基板は、前記電源装置と前記制御装置の間の前記第1の電源ラインを中継するとともに、前記電源装置と前記駆動装置の間の前記第2の電源ラインを中継する中継基板であって、前記第1の蓄電装置は、前記第1の電源ラインの、前記中継基板よりも前記制御装置寄りに接続されており、前記第2の蓄電装置は、前記第2の電源ラインの、前記中継基板よりも前記駆動装置寄りに接続されていることが提案される。
かかる構成のように、第1の蓄電装置や第2の蓄電装置が、前記中継基板でなく、前記中継基板よりも制御装置や駆動装置寄りに配設されていると、各電源ラインの負荷の大小に応じて、適切な放電時間を設定しやすいという利点がある。
また、本件第3の発明にあって、前記基板は、透明樹脂からなる基板ケースに収容されており、前記基板ケースの内側面には、内側に突き出る透明なリブが前記基板ケースと一体成形されており、前記リブの端面が、前記基板上の前記第1のモニタランプ及び/又は前記第2のモニタランプを、前記一面側から覆っていることが提案される。
本件第3の発明では、モニタランプの明るい光が、基板を点検する際に邪魔になるおそれがある。これに対して、かかる構成では、モニタランプの光は、リブの端面に入射して、リブの内部で拡散することにより、小さい強烈な光から、広範な範囲で発光する強烈でない光に変わるため、モニタランプの光が基板点検の邪魔になるおそれがなくなる。なお、モニタランプの光は、リブによって強度は弱まるものの、リブが面発光することで広範な明かりとなるため、モニタランプの点灯状態はより判別し易くなる。このため、かかる構成では、第1のモニタランプと第2のモニタランプを近接配置した場合でも、各モニタランプの点灯状態を見誤り難いという利点がある。また、透明なリブは、基板ケースと一体成形されるものであるから、部品点数を増加させずに実現できるという利点がある。
実施例のスロットマシン1の正面図である。 前扉3を開放した状態のスロットマシン1の斜視図である。 スロットマシン1の制御回路を示すブロック図である。 リールユニット15の斜視図である。 表示器組付体14の斜視図である。 表示器組付体14の分解斜視図である。 分離状態の画像制御基板22とサブ接続基板23の斜視図である。 接続状態の画像制御基板22とサブ接続基板23の背面図である。 第1基板ユニット26の分解斜視図である。 第1カバー部材40aと第2カバー部材41aの正面側の斜視図である。 第2基板ユニット27の分解斜視図である。 (a)子基板22bの識別ラベル68a、(b)親基板22aの識別ラベル68b、(c)サブ接続基板23の識別ラベル68cの表面図である。 子基板22bの取付構造を示す説明図である。 前扉3の閉止状態における、第1基板ケース40とリールユニット15の位置関係を示す左側面図である。 前扉3の閉止状態における、第1基板ケース40とリールユニット15の位置関係を示す正面図である。 前扉3の閉止状態における、第1基板ケース40とリールユニット15の位置関係を示す平面図である。 第2カバー部材41aを切断して示す、第2基板ユニット27の斜視図である。 電源装置18から主要な機器への電力供給回路を示すブロック図である。 サブ接続基板23から各機器への電力供給回路を示す回路図である。 電源切断時のモニタランプ50a〜50cの消灯タイミングを示すタイミングチャートである。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。なお、以下の実施例にあって、本件第1の発明に係る基板装置、基板ユニット、基板ケースは、画像制御基板22、第1基板ユニット26、及び第1基板ケース40に相当する。そして、本件第1の発明に係る識別ラベルは、識別ラベル68aに相当する。また、本件第1の発明に係る特定のユニットは、リールユニット15に相当する。また、本件第1の発明に係る貫通孔は、放熱用貫通孔63に相当する。また、本件第2の発明に係る第1の基板、第1の基板ユニット及び第1の基板ケースは、画像制御基板22、第1基板ユニット26、及び第1基板ケース40に相当し、本件第2の発明に係る第2の基板、第2の基板ユニット及び第2の基板ケースは、サブ接続基板23、第2基板ユニット27、及び第2基板ケース41に相当する。また、本件第2の発明に係る一対のコネクタは、水平接続用コネクタ45d,45fに相当する。また、本件第2の発明に係る一対の嵌合構造は、リブ65a,65cに相当する。また、本件第2の発明に係るリブは、リブ65b,65dに相当する。また、本件第2の発明に係る一対の識別ラベルは、識別ラベル68b,68cに相当する。また、本件第3の発明に係る基板は、サブ接続基板23に相当する。また、本件第3の発明に係る第1の電源ラインは、5Vの電源ラインに相当し、本件第3の発明に係る第2の電源ラインは、20V又は30Vの電源ラインに相当する。また、本件第3の発明に係る第1のモニタランプは、第1モニタランプ50aに相当し、本件第3の発明に係る第2のモニタランプは、第2モニタランプ50b又は第3モニタランプ50cに相当する。また、本件第3の発明に係る制御装置は、サブ制御基板21に相当する。また、本件第3の発明に係る駆動装置は、役物駆動モータ10b、スピーカ11a〜11d、演出用ランプ13a,13b、リールバックランプ35に相当する。また、本件第3の発明に係る第1の蓄電装置は、蓄電装置C1〜C4に相当し、第2の蓄電装置は、蓄電装置C5〜C9に相当する。また、本件第3の発明に係るリブは、リブ65eに相当する。
図1は、本実施例のスロットマシン1の正面図である。かかるスロットマシン1は、前面が開放された筐体2と、該筐体2の前面全体を覆う開閉可能な前扉3とを備えてなる。前扉3の前面中央部には、筐体2の内部に配設されたリール9a〜9cを視認可能とする透明な表示窓4が形成される。そして、前扉3の正面側には、表示窓4の下方位置に、ベットスイッチ5a,5b、スタートスイッチ6、ストップスイッチ7、精算スイッチ8等の各種スイッチが配設される。また、ストップスイッチ7の下方には、役物装置10が配設される。役物装置10は、剣の形をした役物本体10aと、役物本体10aを揺動させる役物駆動モータ10bとを備えている。また、前扉3の、表示窓4の上方には、液晶モジュールからなる画像表示器12が配設される。また、前扉3の両側には、LEDを基板上に配設してなる演出用ランプ13a,13bが配設される。
図2に示すように、筐体2の内部には、リール9a〜9cを具備するリールユニット15が配設される。また、リールユニット15の上方には、メイン制御基板を内蔵する第3基板ユニット28やサブ制御基板を内蔵する第4基板ユニット29が配設される。メイン制御基板は遊技を制御するものであり、サブ制御基板は演出を制御するものである。また、リールユニット15の下方には、電源装置18やホッパーユニット19が配設される。また、前扉3の背面側には、スピーカ11a〜11dが四隅に配設される。また、前扉3の背面右側部には、メダルセレクタ16が配設される。また、前扉3の背面上部には、画像制御基板を内蔵する第1基板ユニット26と、サブ接続基板を内蔵する第2基板ユニット27が左右に並設される。画像制御基板22は、画像表示器12を制御するものであり、サブ接続基板23は、信号線や電源ラインを中継する中継基板である。後述するように、画像表示器12と第1基板ユニット26と第2基板ユニット27は、一体的に組み付けられて表示器組付体14を構成している。なお、図2及び以降の図面では、機器間を接続するワイヤハーネスの図示を省略している。
図3は、スロットマシン1の制御回路を示すブロック図である。なお、図3のブロック図においては、信号線を中継するいくつかの中継基板の図示を省略している。
メイン制御基板20は、CPU、RAM、ROM等を配設した基板によって構成される。メイン制御基板20は、主に遊技の進行に関する制御を実行するものである。メイン制御基板20のROMには、主に遊技制御に係るプログラムなどの固定データが記憶される。図3に示すように、メイン制御基板20の入出力ポートには、ベットスイッチ5a,5b、スタートスイッチ6、ストップスイッチ7、精算スイッチ8、リールユニット15、電源装置18、ホッパーユニット19、投入センサ30、及びサブ制御基板21が接続される。
電源装置18は、外部電源を交流から直流に変換し、電源ラインを介してスロットマシン1の各機器に電力を供給する。後述するように、電源装置18は、3段階の電源電圧の電源ラインを介して電力を供給する。電源装置18は、電源スイッチ31と設定キースイッチ32とを備えている。電源スイッチ31は、一般的なロッカースイッチであり、電源スイッチ31をONからOFFに切り替えるとスロットマシン1の電力供給が切断され、電源スイッチ31をOFFからONに切り替えるとスロットマシン1に電力供給が開始される。設定キースイッチ32は、専用キーを鍵穴に差込んで回すことにより、ON/OFFを切り替えるタイプのスイッチであり、設定キースイッチ32をONにした状態でスロットマシン1に電源を投入すると、有効設定値の変更が可能となる。
投入センサ30は、スロットマシン1へのメダルの投入を検出するものである。すなわち、投入センサ30は、前扉3の裏側に備えられたメダルセレクタ16内のメダル通路に配設されて、メダル通路を通過するメダルを1枚ずつ検知し、メダルを検知する毎に投入信号を出力する。
ベットスイッチ5a,5bは、クレジットされているメダルを賭数として設定するためのものである。ベットスイッチ5a,5bとしては、シングルベットスイッチ5a、とマックスベットスイッチ5bとが備えられている。シングルベットスイッチ5aは、クレジットされているメダルを1枚ずつ賭数に設定する。マックスベットスイッチ5bは、1遊技当たりの最大賭数を設定する。
リールユニット15は、図4に示すように、短円筒形状をなす3つのリール9a〜9cをフレーム15aに保持してなるものである。各リール9a〜9cは、ステッピングモータからなるリールモータ33により回転駆動されて、任意の角度で停止することで、表示窓4に対して外周面の図柄を選択的に停止表示可能となっている。また、図3に示すように、リールユニット15は、原点センサ34とリールバックランプ35を備えている。原点センサ34は、各リール9a〜9cが原点角度を通過したことを検知するセンサである。リールバックランプ35は、複数のLEDを基板上に配設してなるものであり、各リール9a〜9cを照らすのに用いられる。また、図4に示すように、リールユニット15は、リールユニット15への信号線を中継するリール接続基板24と、リール接続基板24を覆う基板カバー38を上部に備えている。また、基板カバー38には、リールユニット15を把持する把手39が形成されている。
スタートスイッチ6は、リール9a〜9cの回転を開始させる操作に用いるものである。本実施例では、レバー式スイッチが用いられており、レバーを傾動させることで、3つのリール9a〜9cが回転を開始して、リール9a〜9cの図柄が表示窓4で変動表示される。
ストップスイッチ7は、リール9a〜9cの回転を停止させる操作に用いるものである。ストップスイッチ7は、3つのリール9a〜9cに個別に対応付けられたものが計3個配設されている。
精算スイッチ8は、クレジットされているメダル、及び賭数設定されたものの未だ遊技に用いられていないメダルを返却するためのものである。
ホッパーユニット19はメダルを払い出すためのものであり、メダルを貯留するタンクと、タンクのメダルを払出口に向けて送り出す送出機構とを備えている。送出機構は、駆動源となる払出モータ36と、送出されるメダルを検出するための払出センサ37とを備えている。
サブ制御基板21は、CPU、RAM、ROM等を配設した基板によって構成されており、主に演出の制御を実行する。サブ制御基板21のROMには、多岐に亘る演出パターンに関する固定データが記憶される。サブ制御基板21の入力ポートにはメイン制御基板20が接続され、メイン制御基板20からサブ制御基板21には、遊技の進行に関する情報等を含む制御信号(コマンド)が一方向に入力される。また、サブ制御基板21の出力ポートには、上述のリールバックランプ35が接続され、また、サブ接続基板23を介して、役物駆動モータ10b、スピーカ11a〜11d、演出用ランプ13a,13bなどの駆動装置も接続されており、サブ制御基板21は、遊技の進行に合わせて、これらの駆動装置の動作を制御する。すなわち、サブ制御基板21は、リールバックランプ35、役物駆動モータ10b、スピーカ11a〜11d、及び演出用ランプ13a,13bを制御する制御装置を構成するものである。また、サブ制御基板21の出力ポートには、上述のリールバックランプ35も接続される。また、サブ制御基板21は、サブ接続基板23を介して、画像表示器12を制御する画像制御基板22とも接続されており、サブ制御基板21は、画像制御基板22に表示制御コマンドを出力することにより、所要の画像を画像表示器12に表示させる。
画像制御基板22は、CPU、RAM、ROM等を備え、画像表示器12の表示制御を行うものである。画像制御基板22のROMには、画像表示器12に表示する演出用画像を生成するためのデータが多量に記憶される。画像制御基板22は、サブ制御基板21から表示制御コマンドを受信すると、CPUにおいて演算処理し、演出用画像のデータをRAMに書きこんで画像表示器12に出力し、サブ制御基板21が選択した演出パターン通りの演出用画像を画像表示器12の表示画面に表示させる。
以下に、第1基板ユニット26及び第2基板ユニット27について詳述する。
上述のように、第1基板ユニット26と第2基板ユニット27は、前扉3の背面上部に配設される。図2,5,6に示すように、第1基板ユニット26と第2基板ユニット27は、画像表示器12とともに表示器組付体14を構成した状態で、前扉3に装着される。具体的には、表示器組付体14は、矩形板状の液晶ベース板17を備え、液晶ベース板17の正面側に画像表示器12が嵌着され、液晶ベース板17の背面側に、第1基板ユニット26と第2基板ユニット27が横並びの状態で螺子56a,56bで固定されている。液晶ベース板17の四隅には、前扉3の上部背面側に螺子止めするための鍔部17aが形成される。また、液晶ベース板17の背面側には、第1基板ユニット26と第2基板ユニット27を上下に位置決めするためのリブ17bが形成される。
第1基板ユニット26は、画像制御基板22を第1基板ケース40に収容してなるものであり、第2基板ユニット27は、サブ接続基板23を第2基板ケース41に収容してなるものである。なお、図面では、便宜上、基板ケース40,41を不透明にしているが、第1基板ケース40及び第2基板ケース41は透明であり、前扉3を開放した状態(図2参照)で、前扉3の背面側から基板ケース40,41を透して画像制御基板22及びサブ接続基板23の背面側を視認可能となっている。以下の説明では、前扉3の正面側を、表示器組付体14を構成する各部品の正面側とし、前扉3の背面側を、表示器組付体14を構成する各部品の背面側として説明する。
図7,8に示すように、第1基板ユニット26と第2基板ユニット27が液晶ベース板17に装着された状態で、画像制御基板22とサブ接続基板23は、基板本体42,52が面一となるよう配置され、夫々の一側部に配設された一対のコネクタ45d,45fを介して、夫々の板面方向に連なるように基板対基板接続されている。図7,8に示すように、画像制御基板22は、親基板22aの背面側中央部に、親基板22aよりも小さい子基板22bを積層状に配設してなるものである。子基板22bは、略矩形状の子基板本体43の背面側に、演出用画像データを記憶するROM44を配設してなるROM基板である。子基板22bは、子基板本体43の正面側に配設されたスタッキング接続用コネクタ45eを介して親基板22aと基板対基板接続されている。親基板22aは、略矩形状の親基板本体42の背面側に、コネクタ45a〜45d、ICチップ46a〜46c、コンデンサ47a、抵抗48a,48b、ダイオード49aなどの電子部品を配設してなるものである。親基板22aの背面下部に配設される2つのコネクタ45a,45bは、ワイヤハーネス接続用コネクタであり、中央部に配設されるコネクタ45cは、子基板22bと接続するためのスタッキング接続用コネクタ45cである。そして、一側部に配設されるコネクタ45dは、サブ接続基板23と基板対基板接続するための水平接続用コネクタである。
図7,8に示すように、サブ接続基板23は、サブ接続基板本体52の背面側に、コネクタ45f〜45m、コンデンサ47b,47c、抵抗48c,48d、ダイオード49bなどの電子部品を配設してなるものである。一側部に配設されるコネクタ45fは、画像制御基板22の水平接続用コネクタ45dと嵌合する水平接続用コネクタであり、残りのコネクタ45g〜45mは、ワイヤハーネス接続用コネクタである。サブ接続基板本体52は、親基板本体42と同じ厚み・同じ高さを有する縦長矩形状をなしている。サブ接続基板本体52の背面側上部には、LEDからなる3つのモニタランプ50a〜50cが配設される。モニタランプ50a〜50cは、電源装置18から供給される3種類の電源ラインの通電状態を示すものであり、サブ接続基板本体52の表面には、各モニタランプ50a〜50cの脇に、対応する電源ラインの電圧値(「5V」、「20V」、「30V」)が夫々表示されている。
図6に示すように、画像制御基板22を収容する第1基板ケース40は、略矩形板状をなしている。第1基板ケース40は、図9に示すように、画像制御基板22の背面側を覆う第1カバー部材40aと、画像制御基板22の正面側を覆う第1ベース部材40bとで構成される。図9,10に示すように、第1カバー部材40aは、画像制御基板22を収容可能な55aが形成された浅箱形状の透明樹脂部材である。第1ベース部材40bは、画像制御基板22と略同じ大きさの透明樹脂板であり、第1カバー部材40aの凹部55aに収容された画像制御基板22の正面側に配置され、第1カバー部材40aと螺子56eで締結されている。第1ベース部材40bは略矩形板状をなしており、その一側には画像制御基板22とサブ接続基板23の接続部分を正面側から覆うように延出する延出部64が形成されている。
図9,10に示すように、第1カバー部材40aの四隅には、第1基板ユニット26を液晶ベース板17に螺着するための鍔部58aが形成される。また、第1カバー部材40aの背面側には、ワイヤハーネス接続用のコネクタ45a,45bを外部に露出させるコネクタ開口部59a,59bが形成される。また、第1基板ケース40の背面中央部には、背面側に膨出する膨隆部60が形成される。かかる膨隆部60は、画像制御基板22の背面側に積層状に配設される子基板22bと第1カバー部材40aとの干渉を防止するためのものであり、子基板22bと前後に対向する部分が、最も背面側に膨出する頂部61となっている。膨隆部60の頂部61は平坦となっており、頂部61には、横長スリット状の放熱用貫通孔63が3本形成される。
図9,10に示すように、第1カバー部材40aの一側部には、コ字状の切欠62aが形成される。第1基板ケース40に画像制御基板22を収容した際に、かかる切欠62aと第1ベース部材40bとの間に、画像制御基板22の水平接続用コネクタ45dを外部に露出させる縦長矩形状のコネクタ開口部59dが形成される。そして、第1カバー部材40aには、切欠62aの周囲に、水平接続用コネクタ45dの嵌合方向に突出するコ字状のリブ65aが形成される。かかるリブ65aは、画像制御基板22とサブ接続基板23の接続時に、第2基板ケース41と嵌合する嵌合構造を構成するものである。また、図10に示すように、第1カバー部材40aの一側部には、内側面にコ字状のリブ65bが形成される。かかるリブ65bは、図8に示すように、画像制御基板22に配設された水平接続用コネクタ45dの側縁に沿って延びて、水平接続用コネクタ45dを三方から囲むように配置される。また、図9に示すように、第1カバー部材40aの背面には、水平接続用コネクタ45dの嵌合方向及び分離方向を示す、両矢印からなる使用方向表示部66aが形成される。
図6に示すように、サブ接続基板23を収容する第2基板ケース41は、略矩形板状をなしている。第2基板ケース41は、図11に示すように、サブ接続基板23の背面側を覆う第2カバー部材41aと、サブ接続基板23の正面側を覆う第2ベース部材41bとで構成される。図10,11に示すように、第2カバー部材41aは、サブ接続基板23を収容可能な凹部55bが形成された浅箱形状の透明樹脂部材である。第2ベース部材41bは、サブ接続基板23と略同じ大きさの透明樹脂板であり、第2カバー部材41aの凹部55bに収容されたサブ接続基板23の正面側に配置され、第2カバー部材41aと螺子56fで締結されている。
図10,11に示すように、第2カバー部材41aの四隅には、第2基板ユニット27を液晶ベース板17に螺着するための鍔部58bが形成される。また、第2カバー部材41aの背面側には、ワイヤハーネス接続用のコネクタ45g〜45mを外部に露出させるコネクタ開口部59g〜59mが形成される。また、第2カバー部材41aの一側部には、コ字状の切欠62bが形成される。第2基板ケース41に画像制御基板22を収容した際に、かかる切欠62bと第2ベース部材41bとの間に、サブ接続基板23に配設された水平接続用コネクタ45fを外部に露出させるコネクタ開口部59fが形成される。そして、第2カバー部材41aには、切欠62bの周囲に、水平接続用コネクタ45fの嵌合方向に突出するコ字状のリブ65cが形成される。かかるリブ65cは、第1基板ケース40の一側部に突成されたコ字状のリブ65aよりも一回り大きく、画像制御基板22とサブ接続基板23の接続時に当該リブ65aと嵌合するよう構成される。また、第2カバー部材41aの一側部には、内側面にコ字状のリブ65dが形成される。かかるリブ65dは、サブ接続基板23に配設された水平接続用コネクタ45fの側縁に沿って延びて、水平接続用コネクタ45fを三方から囲むように配置される。また、図10に示すように、第2カバー部材41aの上部には、第2基板ケース41の内側に突出して、一側縁から横方向に延びる3本のリブ65eが一体的に形成されている。図8に示すように、かかる3本のリブ65eは、サブ接続基板23を第2基板ケース41に収容した状態で、各モニタランプ50a〜50cの背面側を覆うように配置される。
また、図11に示すように、第2カバー部材41aの背面には、水平接続用コネクタ45fの嵌合方向及び分離方向を示す、両矢印からなる使用方向表示部66bが形成される。かかる使用方向表示部66bは、第1カバー部材40aに形成される使用方向表示部66aと同じ大きさの両矢印である。第1カバー部材40aと第2カバー部材41aの使用方向表示部66a,66bは、第1カバー部材40aと第2カバー部材41aを構成する透明樹脂にレーザーマーキングによって形成されたものであり、使用方向表示部66a,66bの形成部位は、表面が白濁した粗面となっている。
また、図7,8に示すように、第1基板ユニット26と第2基板ユニット27には、識別情報を示す識別ラベル68a〜68cが貼付される。具体的には、識別ラベル68a〜68cは、子基板22bと、親基板22aと、サブ接続基板23に一枚ずつ貼付される。いずれの識別ラベル68a〜68cも、前扉3の開放状態で、前扉3の背面側から基板ケース40,41を透して視認できるように基板22a,22b,23の背面側に貼付される。すなわち、前扉3の背面側から視認困難となる領域(基板22a,22b,23の正面側や、親基板22aの背面側であって子基板22bが積層される領域)には、識別ラベル68a〜68cは貼付されない。親基板22aとサブ接続基板23の識別ラベル68b,68cは、親基板本体42とサブ接続基板本体52の背面側に夫々貼付されるが、子基板22bの識別ラベル68cは、子基板22bに搭載されたROM44の背面側に貼付される。図12(a)〜12(c)に示すように、3枚の識別ラベル68a〜68cは同じ大きさの矩形状をなしており、夫々の表面には、識別情報を示す文字列70a,70bとQRコード(登録商標)71a,71bが同じサイズで印字されている。3枚の識別ラベル68a〜68cの各文字列70a,70bが示す識別情報は、スロットマシン1の機種名と、貼付される基板22,23の名称である。すなわち、図12(a),12(b)に示すように、子基板本体43と親基板本体42に貼付される識別ラベル68a,68bには、「スロット○×△」という機種名と、「画像制御基板」という基板名称を示す文字列70aが印字され、図12(c)に示すように、サブ接続基板本体52に貼付される識別ラベル68cには、「スロット○×△」という機種名と、「サブ接続基板」という基板名称を示す文字列70bが印字される。一方、識別ラベル68a〜68cの各QRコード71a,71bには、比較的多くの情報を記録可能であるため、スロットマシン1の機種名や貼付される基板22,23の名称に加えて、基板22,23の製造番号や、製造工場、出荷先などの製造工程に関連する情報も識別情報として記録される。なお、本実施例では、子基板22bと親基板22aの識別ラベル68a,68bが示す識別情報は共通であるが、子基板22bの識別ラベル68aの識別情報に子基板22bの固有情報を含め、親基板22aの識別ラベル68bの識別情報に親基板22aの固有情報を含めるようにしてもよい。
次に、本件第2の発明の要部に係る構成について詳細に説明する。
上述のように、本実施例では、画像制御基板22とサブ接続基板23が、別々の基板ケース40,41に収容された状態で基板対基板接続されるため、基板ケース40,41を開放することなく、画像制御基板22とサブ接続基板23を分離・接続できる。このため、本実施例では、従来構成に比べて容易に画像制御基板22とサブ接続基板23を分離・接続できる。また、基板22,23が基板ケース40,41に収容された状態であれば、分離・接続の際に基板22,23の電子部品に接触して破損させるおそれもないし、基板22,23に対する不正行為も防止し易くなる。また、画像制御基板22とサブ接続基板23を1つの基板ケースに収容する従来構成では、一方の基板を形状の異なるものに交換する場合に、基板ケースを使い回すことができないが、本実施例の構成であれば、一方の基板22,23を形状の異なるものに交換する場合でも、他方の基板22,23の基板ケース40,41をそのまま使用できるという利点がある。
また、本実施例では、基板ケース40,41に収容した状態で2つの基板22,23を分離・接続するため、剥き出しの基板22,23を分離・接続する場合に比べて、コネクタを視認し辛くなるが、本実施例では、各基板ケース40,41の、水平接続用コネクタ45d,45fの近傍に、水平接続用コネクタ45d,45fの嵌合方向及び分離方向を示す使用方向表示部66a,66bが設けられているため、両基板22,23を基板ケース40,41に収容した状態でも、水平接続用コネクタ45d,45fの嵌合方向と分離方向を容易に把握できるという利点がある。
なお、基板ケース40,41に使用方向表示部66a,66bを設けることによって、2つの基板22,23を分離・接続する際に、作業者が使用方向表示部66a,66bに指を押し当てることが予想されるが、押し当てた指によって、基板ケース40,41が内側に撓んでも、基板22,23の電子部品が破損しないよう構成される。具体的には、基板本体42,52の背面から所定高さ以上突出して、基板ケース40,41が内側に撓んだ際に、基板ケース40,41と接触するおそれのある電子部品は、使用方向表示部66a,66bと正対する部位、すなわち、図8において、使用方向表示部66a,66bと重なる部位には配設しないように構成される。なお、使用方向表示部66a,66bと正対する部位に電子部品を全く配設しないようにすると、基板上に無駄なスペースが生じるため、図8に示すように、本実施例では、使用方向表示部66a,66bと正対する部位に、コンデンサ47cや抵抗48aなどの背の低い電子部品を搭載することで、電子部品の破損を回避しつつ、基板上に無駄なスペースが生じないようにしている。
また、本実施例では、図8に示すように、親基板本体42とサブ接続基板本体52の背面側には識別ラベル68b,68cが貼付されるが、これらの識別ラベル68b,68cは、夫々の基板本体42,52の、水平接続用コネクタ45d,45fが配設される側部に、対をなすように隣り合って貼付されている。上述のように、かかる識別ラベル68b,68cに印字されるQRコード71a,71bは同じサイズである。また、画像制御基板22とサブ接続基板23の接続状態で、親基板本体42とサブ接続基板本体52は面一となるため、かかる識別ラベル68b,68cは略同じ平面上に配置されている。かかる構成にあっては、読取装置でQRコード71a,71bの一方を読み取った後に、そのまま読取装置の撮像エリアを僅かにスライドさせるだけで、他方のQRコード71a,71bについては、読取装置のピント合わせを省略して読み取ることができるため、2つの識別ラベル68b,68cのQRコードQRコード71a,71bを効率的に読み取りできるという利点がある。なお、本実施例では、識別ラベル68b,68cが親基板本体42とサブ接続基板本体52に貼付されているが、本件第2の発明に係る一対の識別ラベルは、基板ケース上に貼付されたものであってもよい。また、本実施例では、識別情報として各基板ユニット26,27に収容される基板22,23の名称が識別ラベル68b,68cに表示されるが、基板22,23の名称に限らず、基板ユニット26,27の名称を表示したり、基板22,23の識別番号などを表示したりしてもよい。また、本件第2の発明に係る一対の識別ラベルに印字されるコードは、QRコードに限られず、読取装置によって光学的に読取可能なコードであればよい。
また、図8,10に示すように、本実施例では、水平接続用コネクタ45d,45fのコネクタ開口部59d,59fの周囲に設けられたコ字状のリブ65a,65cが、水平接続用コネクタ45d,45fの嵌合・分離に伴って、相互に嵌合・分離する一対の嵌合構造を構成している。本実施例では、水平接続用コネクタ45d,45fの嵌合時に、かかるリブ65a,65cが嵌合することで、水平接続用コネクタ45d,45fが外部から隔絶される。具体的には、水平接続用コネクタ45d,45fは、その上下両側及び背面側をコ字状のリブ65a,65cによって隔絶され、その正面側を、第1ベース部材40bの延出部64によって隔絶される。ここで、図10に示すように、各リブ65a,65cの先端には、嵌合方向及び分離方向と直交する端縁74a,74bが夫々形成されているため、水平接続用コネクタ45d,45fを相互に嵌合させる際に、2つのリブ65a,65cの端縁74a,74bが平行となっているか否かを確認することで、2つの基板22,23の水平接続用コネクタ45d,45fが傾くことなく嵌合しているか否かを判断できるという利点がある。
また、図8,10に示すように、本実施例では、第1基板ケース40と第2基板ケース41の内側に、水平接続用コネクタ45d,45fの側縁に沿って延びるリブ65b,65dが内側に形成される。水平接続用コネクタ45d,45fは、かかるリブ65b,65dによって、基板ケース40,41の内部と隔絶されるため、本実施例の基板ケース40,41では、水平接続用コネクタ45d,45fのコネクタ開口部59d,59fからケース内に不正工具等を挿入する不正を行い難いという利点がある。さらに言えば、上述のように、水平接続用コネクタ45d,45fは、嵌合状態において基板ケース40,41の外部とも隔絶される。このように、本実施例では、水平接続用コネクタ45d,45fは、基板ケース40,41の内部とも外部とも隔絶されるため、2つの基板ユニット26,27の接続部分に対して不正を極めて行い難いという利点がある。また、図8に示すように、第2基板ケース41側のリブ65dについては、背面視において使用方向表示部66bと重なるように、使用方向表示部66bの配設部位の内側に形成される。このように、リブ65dを使用方向表示部66bと重なるよう配置すれば、不正防止用のリブ65dを利用して、使用方向表示部66bの配設部位における基板ケース41の強度を高めて、指で押圧された際の撓み量を低減できるという利点がある。
また、本実施例では、第1カバー部材40aと第2カバー部材41aの背面に形成される使用方向表示部66a,66bの形成部位が白濁した粗面となっているため、2つの基板22,23を分離・接続する時に、指を使用方向表示部66a,66bに押し当てて作業し易いという利点がある。また、使用方向表示部66a,66bの透明度が低下するため、使用方向表示部66a,66bを視認し易いという利点もある。
以上に本件第2の発明に係る構成を説明したが、本件第2の発明は、本実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、本実施例は、本件第2の発明をスロットマシンに適用したものであるが、本件第2の発明はパチンコ機等の遊技機にも適用可能である。また、本実施例では、画像制御基板22とサブ接続基板23が、本件第2の発明に係る第1の基板と第2の基板に対応しているが、本件第2の発明に係る第1の基板と第2の基板は、その他の基板の組合せであってもよい。また、本実施例では、画像制御基板22とサブ接続基板23は、水平接続用コネクタ45d,45fのみによって基板対基板接続されているが、本件第2の発明に係る第1の基板と第2の基板は、基板対基板接続した上で、さらにワイヤハーネスを介して相互接続されたものであってもよい。また、本実施例の画像制御基板22及びサブ接続基板23には、背面側のみに電子部品が配設されているが、本件第2の発明に係る第1の基板及び第2の基板は、両面に電子部品が配設されたものであってもよい。
また、本実施例では、使用方向表示部66a,66bが、第1基板ケース40と第2基板ケース41の双方に同じ大きさで形成されているが、本件第2の発明に係る使用方向表示部は、異なる大きさであってもよいし、基板ケース40,41の一方に形成されるだけであってもよい。また、本実施例では、使用方向表示部66a,66bが両矢印となっているが、本件第2の発明に係る使用方向表示部は、嵌合方向を示す片矢印と、分離方向を示す片矢印の2つで構成されるものであってもよい。また、本件第2の発明に係る使用方向表示部は、嵌合方向又は分離方向を示す1つの片矢印で構成することもできる。嵌合方向と分離方向は逆方向であるため、嵌合方向と分離方向の一方を示すだけで足りるためである。また、本実施例では、本件第2の発明に係る使用方向表示部は、基板ケース40,41の外側面にレーザーマーキングされているが、本件第2の発明に係る使用方向表示部は、その他の印刷方法や刻印、ラベルの貼付によって形成されるものでもよいし、基板ケース40,41の内側面に形成されるものであってもよい。
次に、本件第1の発明の要部に係る構成について説明する。
上述のように、本実施例では、画像制御基板22の子基板22bの背面側に識別ラベル68aが貼付される。かかる構成のように、子基板22bに識別ラベル68aを貼付した場合には、親基板22aの外周部に貼付される識別ラベル68bよりも、視認する係員の視点近くに配置されるため、識別ラベル68aの視認性を向上させることができる。特に、本実施例では、子基板22bに搭載されたROM44の背面側に識別ラベル68aが貼付されるため、子基板本体43の背面側に貼付される場合よりも、識別ラベル68aを視認する係員の視点に近づけることができる。また、本実施例では、子基板22bに貼付される識別ラベル68aは、機種名を含んでいるため、親基板22aへの識別ラベル68bの貼付を省略して、親基板22aのデッドスペースを削減すれば、画像制御基板22を小型化できる。
また、本実施例では、子基板22bに貼付される識別ラベル68aには、識別情報が記録されたQRコード71aが印字される。かかる構成にあっては、識別情報が記録されたQRコード71aを、親基板22aの識別ラベル68bよりも手前側(背面側)に配置できるため、読取装置をQRコード71aのより近くで使用できる。また、親基板22aの識別ラベル68bのQRコード71aは、周囲に配設された子基板22bに邪魔されて、読取装置のピント合わせに時間がかかることがあるが、子基板22bの識別ラベル68aのQRコード71aでは、かかる不具合は生じない。したがって、本実施例では、従来構成に比べて、識別情報を記録するQRコード71aの読取容易性を向上できる。
また、本実施例では、膨隆部60の頂部61に放熱用貫通孔63が形成される。かかる放熱用貫通孔63は、子基板22bの識別ラベル68aを正面(子基板22bの背面側)から視認した時に、識別ラベル68aと重ならない位置であって、かつ、識別ラベル68bの近傍に形成される。かかる構成にあっては、識別ラベル68aの視認性を阻害することなく、識別ラベル68aの周辺の空気を、放熱用貫通孔63を介して入れ替え可能となるため、周囲の電子機器(ROM44など)が生じる熱によって、識別ラベルが剥離したり、変色したりするのを抑制できる。
また、図13に示すように、親基板22aの背面側には、子基板22bと接続するためのコネクタ45cの上方に、2つの六角スペーサ57が立設されており、子基板22bは、下辺寄りに配置されたコネクタ45eを、親基板22aのコネクタ45cと嵌合させるとともに、上辺側において六角スペーサ57に螺子56cで固定されている。なお、図7に示すように、六角スペーサ57は、螺子56dによって親基板22aに立設されている。本実施例では、子基板22bは、導電金属からなる螺子56cと六角スペーサ57を介して接地される。具体的には、図13に示すように、親基板本体42の表面には、六角スペーサ57の立設部位に、GND配線の端部75aが露出するとともに、子基板本体43の表面には、六角スペーサ57と螺子56cの締結部に、GND配線の端部75bが露出しており、螺子56dと六角スペーサ57によって子基板22bを固定すると、親基板22aと子基板22bのGND配線が短絡されるよう構成されている。なお、親基板22aのGND配線は、図示しないワイヤハーネスによって接地される。
このように、本実施例では、親基板22aの上に子基板22bを積層状に保持するための螺子56cや六角スペーサ57を子基板22bのアース線として利用できるため、子基板22bを接地するための専用のアース線経路が不要となる。なお、本実施例では、螺子56cと六角スペーサ57を介して親基板22aと子基板22bのGND配線を短絡しているが、本件第1の発明は、かかる構成に限られず、螺子56cと六角スペーサ57を介して子基板22bのGND配線を、外部のアース線と接続するものであってもよい。
また、上述のように、本実施例では、画像制御基板22を収容する第1基板ユニット26は、子基板22bが配置された側が背面側を向くようにして前扉3に配置される。そのため、第1基板ケース40の背面側には、子基板22bの配設部位で背面側に最も大きく膨出する膨隆部60が形成されている。本実施例では、かかる第1基板ユニット26がリールユニット15に対して適切に近接配置される。具体的には、図14〜16に示すように、本実施例では、前扉3の閉止状態で、平面視及び正面視において、第1基板ユニット26がリールユニット15と重なるように配置される。ただし、正面視においては、第1基板ユニット26の下部と、リールユニット15の上部だけが重なり、膨隆部60については、平面視でリールユニット15と重なるものの、正面視ではリールユニット15と重ならないように配置される。このように配置すれば、リール9a〜9cを前方に膨出させるリールユニット15に対して、膨隆部60を背面側に膨出させる第1基板ユニット26を、相互に干渉させることなく近接配置して、筐体2の内部スペースを有効活用することができる。
以上に本件第1の発明に係る構成を説明したが、本件第1の発明は、本実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、上記実施例は、本発明をスロットマシンに適用したものであるが、本発明はパチンコ機等の遊技機にも適用可能である。また、本実施例では、画像制御基板22が、本件第1の発明に係る基板装置に対応しているが、本件第1の発明に係る基板装置は、その他の制御基板や中継基板であってもよい。基板の組合せであってもよい。
また、本実施例では、本件第1の発明に係る識別ラベル68aが、子基板22bに配設されたROM44に貼付されているが、本件第1の発明に係る識別ラベルは、子基板22bのその他の電子部品や子基板本体43に貼付されたものであってもよい。また、本実施例では、本件第1の発明に係る識別ラベル68aに、識別情報を記録したQRコードが印字されているが、本件第1の発明にあって、識別ラベルに印字されるコードは、QRコードに限られず、読取装置によって光学的に読取可能なコードであればよい。
次に、本件第3の発明の要部に係る構成について説明する。
上述のように、サブ接続基板23には、電源装置18から供給される電源ラインの通電状態を示す3つのモニタランプ50a〜50cが配設される。各モニタランプ50a〜50cは砲弾型のLEDからなるものであり、図17に示すように、サブ接続基板本体52の背面側上部に上下に並設されている。電源装置18から各機器へは、5V/20V/30Vの3種類の電圧の電源ラインを介して電力が供給されるよう構成されており、3つのモニタランプ50a〜50cは、夫々の点灯状態によって3本の電源ラインの通電状態を個別に示すよう構成されている。具体的には、上部の第1モニタランプ50aは、5Vの電源ラインの通電中に点灯し、中央の第2モニタランプ50bは、20Vの電源ラインの通電中に点灯し、下部の第3モニタランプ50cは、30Vの電源ラインの通電中に点灯するよう構成されている。
各モニタランプ50a〜50cの点灯状態は、前扉3の開放状態で、前扉3の背面側から、第2基板ケース41を透して確認可能である。ここで、本実施例では、図10に示すように、第2カバー部材41aの内側面に、内側に突き出る横長のリブ65eが3本形成され、図8,17に示すように、夫々のリブ65eの端面が、各モニタランプ50a〜50cを背面側から覆うように配置されている。リブ65eは、第2カバー部材41aに一体成形された透明なものであるから、本実施例では、モニタランプ50a〜50cの光は、背面側に配置されたリブ65eの端面に入射して、リブ65eの内部を伝搬し散乱することとなる。このため、本実施例では、第2基板ユニット27の背面側から視認した時に、モニタランプ50a〜50cの光は、LEDの局所的な点光源というよりも、リブ65e全体で発光する広範な光源として視認される。このように、本実施例では、モニタランプ50a〜50cの背面側にリブ65eの端面を配置して、モニタランプ50a〜50cの光を拡散光として視認させるため、サブ接続基板23を点検する際に、モニタランプ50a〜50cの光が点検作業の邪魔になり難いという利点がある。なお、モニタランプ50a〜50cの光はリブ65eによって強度は低下するものの、各モニタランプ50a〜50cの背面側のリブ65eが面発光することによって発光部位は拡大するため、モニタランプ50a〜50cの点灯状態は一層判別し易くなる。このため、本実施例では、3つのモニタランプ50a〜50cが基板上に近接配置されていても、隣り合うモニタランプ50a〜50cの光を混同して、夫々の点灯状態を見誤ることはない。また、リブ65eは、第2カバー部材41aケースと一体成形されるものであるから、部品点数を増加させずに実現できるという利点がある。
図18は、電源装置18から主要な機器への電力供給回路を示したものである。
上述のように、電源装置18は外部電源を交流から直流に変換して、5V/20V/30Vの電源電圧の電源ラインを介して各機器に電力を供給する。なお、図示は省略しているが、各電源ラインの電力は、いくつかの機器には、レギュレータ等により所要の電圧に変換された後で、各機器に供給される。図18に示すように、3本の電源ラインは、電源接続基板80やサブ接続基板23、スピーカ接続基板82、演出用ランプ接続基板83などの中継基板を経由して各機器に接続される。例えば、メイン制御基板20には、電源接続基板80を経由して、5Vと30Vの電源ラインが接続される。5Vの電源ラインから供給される電力は、メイン制御基板20のロジック回路の電源に使用され、30Vの電源ラインは、メイン制御基板20を経由してリールモータ33などの駆動電力として使用される。また、払出モータ36には、電源接続基板80を経由して30Vの電源ラインが接続される。
また、図18,19に示すように、3本の電源ラインは、電源装置18から電源接続基板80を経由してサブ接続基板23に接続される。そして、5Vの電源ラインは、サブ接続基板23を経由して、サブ制御基板21、画像制御基板22、画像表示器12、及び役物駆動基板84と接続されて、それらのロジック回路へ電力を供給する。具体的には、サブ制御基板21、画像制御基板22、及び役物駆動基板84は、サブ接続基板23から5Vの電源ラインが直接接続され、画像表示器12は、サブ接続基板23から画像制御基板22を経由して、5Vの電源ラインが接続される。一方、20Vと30Vの2本の電源ラインは、さらに、サブ接続基板23を経由して、リールバックランプ35、スピーカ11a〜11d、演出用ランプ13a,13b、画像表示器12、役物駆動モータ10bなどの駆動装置と接続されて、各駆動装置へ駆動電力を供給する。具体的には、リールバックランプ35には、サブ接続基板23からサブ制御基板21を経由して、30Vの電源ラインから駆動電力が供給される。また、スピーカ11a〜11dには、サブ接続基板23からスピーカ接続基板82を経由して、20Vの電源ラインから駆動電力が供給される。また、演出用ランプ13a,13bには、サブ接続基板23から演出用ランプ接続基板83を経由して、30Vの電源ラインから駆動電力が供給される。また、画像表示器12には、サブ接続基板23から画像制御基板22を経由して、30Vの電源ラインから液晶バックライトに駆動電力が供給される。また、役物駆動モータ10bには、サブ接続基板23から役物駆動基板84を経由して、30Vの電源ラインから駆動電力が供給される。
図19に示すように、サブ接続基板23に配設された3つのモニタランプ50a〜50cは、サブ接続基板23が中継する3本の電源ラインに夫々接続される。そして、5Vの電源ラインの通電状態では、当該電源ラインから第1モニタランプ50aに電力が供給されることにより第1モニタランプ50aが点灯し、5Vの電源ラインの非通電状態では、当該電源ラインから第1モニタランプ50aへの電力供給が停止することにより第1モニタランプ50aが消灯する。同様に、20Vの電源ラインの通電状態では、当該電源ラインから第2モニタランプ50bに電力が供給されることにより第2モニタランプ50bが点灯し、20Vの電源ラインの非通電状態では、当該電源ラインから第2モニタランプ50bへの電力供給が停止することにより第2モニタランプ50bが消灯する。また、30Vの電源ラインの通電状態では、当該電源ラインから第3モニタランプ50cに電力が供給されることにより第3モニタランプ50cが点灯し、30Vの電源ラインの非通電状態では、当該電源ラインから第3モニタランプ50cへの電力供給が停止することにより第3モニタランプ50cが消灯する。
このように、本実施例では、サブ接続基板23の各モニタランプ50a〜50cが、各電源ラインの通電状態に応じて点灯/消灯するため、遊技場のスタッフは、かかるモニタランプ50a〜50cを確認することによって、各機器への電力供給が正常に行われているかを確認できる。ここで、本実施例では、電源スイッチ31をONからOFFに切り替えて電源装置18の電源を切断した時に、モニタランプ50a〜50cの消灯タイミングが電源装置18の電源切断時点から適切な時間遅延するよう構成されている。具体的には、図19に示すように、各電源ラインにはコンデンサを具備する蓄電装置C1〜C9が接続される。かかる蓄電装置C1〜C9は、一端を電源ラインに、他端をアースに接続されており、電源装置18が各電源ラインに電力を供給している時は、電源ラインからの電力供給によって、各蓄電装置C1〜C9は、ほぼ満充電状態となり、電源装置18の電源切断直後は、各蓄電装置C1〜C9が、蓄えられた電荷を放出する。そして、本実施例では、電源切断直後に蓄電装置C1〜C9が放出した電荷の一部が、モニタランプ50a〜50cが接続されているラインに流入して、モニタランプ50a〜50cの発光に供されることにより、モニタランプ50a〜50cの消灯タイミングが、電源スイッチ31をOFFに切り替えたタイミングよりも遅延することとなる。
ところで、スロットマシン1の電源切断時において、スピーカ11a〜11dや役物駆動モータ10bなどの駆動装置を制御するサブ制御基板21のロジック回路への電力供給が停止する前に、当該駆動装置への電力供給が停止すると、サブ制御基板21の制御処理が停止する前に駆動装置が停止して、駆動装置への制御コマンドが脱落してしまうため、好ましくない。これに対して電源装置18は、サブ制御基板21のロジック回路の電源に使用される5Vの電源ラインへの電力供給を、サブ制御基板21が制御する駆動装置に用いられる20Vや30Vの電源ラインよりも先に停止するよう構成される。しかしながら、電源装置18による、各電源ラインの停止タイミングの時間差は、モニタランプ50a〜50cの消灯タイミングで判別できないほど短くなっている。このため、本実施例では、各電源ラインに接続される蓄電装置C1〜C9の放電時間(放電終止までの時間)を適宜設定することにより、各モニタランプ50a〜50cの消灯タイミングの時間差を大きくして、モニタランプ50a〜50c消灯順序を容易に確認可能としている。
具体的には、本実施例では、5Vの電源ラインに接続された蓄電装置C1〜C4に比べて、20Vと30Vの各電源ラインに、極めて大きな容量の蓄電装置C5〜C9を接続することで、電源切断時に、20Vと30Vの各電力ラインに接続された蓄電装置C5〜C9が放電する時間が、5Vの電源ラインに接続された蓄電装置C1〜C4の放電時間よりも長くなるよう構成されている。これにより、電源切断時に、第2モニタランプ50bと第3モニタランプ50cの消灯タイミングは、第1モニタランプ50aの消灯よりも大きく遅延する。具体的には、図20に示すように、第1モニタランプ50aの消灯タイミングは、電源スイッチ31がOFFに切り替わってから1秒程度しか遅延しないのに対して、第2モニタランプ50bの消灯タイミングは15〜20秒も遅延し、第3モニタランプ50cの消灯タイミングは8〜12秒遅延することとなる。モニタランプ50a〜50cの消灯順序は、消灯時の残像効果による攪乱要因を考慮しても、消灯タイミングに5秒以上の差があれば、十分に判別可能であるため、本実施例のように、第1モニタランプ50aが消灯して5秒以上経過してから、他のモニタランプ50b,50cが消灯するよう構成されていれば、第1モニタランプ50aが最初に消灯することを、確実に目視確認できる。
このように、本実施例では、各電源ラインに接続された蓄電装置C1〜C9の放電時間に差を設けて、電源切断直後の各モニタランプ50a〜50cの消灯タイミングに明確な差を設けることにより、各モニタランプ50a〜50cの消灯順序を容易に確認できるという利点がある。
特に、本実施例では、5Vの電源ラインに接続された蓄電装置C1〜C4は、当該電源ラインの、サブ接続基板23よりも負荷側(制御装置寄り)に接続され、また、20Vと30Vの電源ラインに接続された蓄電装置C5〜C9は、当該電源ラインの、サブ接続基板23よりも負荷側(駆動装置寄り)に接続されている。かかる構成であれば、スロットマシン1に配設される駆動装置の数や消費電力に合わせて、蓄電装置C1〜C9の数や容量を容易に設定できるため、電源切断時の各モニタランプ50a〜50cの消灯遅延時間を容易に設定できるという利点がある。
以上に本件第3の発明に係る構成を説明したが、本件第3の発明は、本実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、上記実施例は、本発明をスロットマシンに適用したものであるが、本発明はパチンコ機等の遊技機にも適用可能である。また、本実施例では、サブ接続基板23にモニタランプ50a〜50cが配設されているが、本件第3の発明に係るモニタランプは、メイン制御基板20や電源接続基板80などに配設されていてもよい。また、本実施例では、電源装置18の電源切断後のモニタランプ50a〜50cの消灯の遅延が、第1モニタランプ50aでは1秒程度、第2モニタランプ50bでは15〜20秒、第3モニタランプ50cでは8〜12秒となるよう構成されているが、本件第3の発明は、かかる遅延時間に限られず、電源切断後に、第1のモニタランプ(第1モニタランプ50a)よりも、第2のモニタランプ(第2モニタランプ50b又は第3モニタランプ50c)が遅れて消灯することが容易に確認できる程度であればよい。なお、蓄電装置C5〜C9の放電時間は、本実施例のように、電源切断後のモニタランプ50b,50cの消灯遅延時間が30秒以内となるように設定することが望ましい。蓄電装置C5〜C9の放電時間を長くしすぎると、駆動装置が無制御状態で駆動可能な状態が継続され、何らかの原因で故障するおそれが大きくなるためである。
また、上記実施例では、サブ制御基板21が本件第3の発明に係る制御装置に相当し、役物駆動モータ10b、スピーカ11a〜11d、演出用ランプ13a,13b、およびリールバックランプ35が本件第3の発明に係る制御装置に相当するが、本件第3の発明は、これらの制御装置と駆動装置の組み合わせ以外にも適用可能である。また、上記実施例では、5Vの電源ラインは専らロジック回路に電力を供給し、20Vと30Vの電源ラインは専ら駆動装置に駆動電力を供給しているが、本件第3の発明に係る第1の電源ラインは、一部の電力をロジック回路以外に供給するものであってもよいし、本件第3の発明に係る第2の電源ラインは、一部の電力を駆動装置以外に供給するものであってもよい。
また、本実施例では、全てのモニタランプ50a〜50cの背面側にリブ65eの端面が配置されているが、本件第3の発明は、一部のモニタランプ50a〜50cの背面側のみにリブ65eの端面が配置される構成を含む。例えば、第1モニタランプ50aの背面側にはリブ65eの端面を配置せず、第2モニタランプ50bと第3モニタランプ50cの背面側にリブ65eの端面を配置することが提案される。かかる構成とした場合には、リブ65eを介さず直接的に視認される第1モニタランプ50aの光と、リブ65eを介して間接的に視認される第2モニタランプ50b及び第3モニタランプ50cの光を容易に区別可能となるため、上述のように、電源切断時に、第1モニタランプ50aと、その他のモニタランプ50b,50cの点灯順序を確認するにあたって、モニタランプ50a〜50cの誤認を防止できる。
1 スロットマシン(遊技機)
2 筐体
3 前扉
9a,9b,9c リール
10b 役物駆動モータ
11a〜11d スピーカ
12 画像表示器
13a,13b 演出用ランプ
15 リールユニット
18 電源装置
21 サブ制御基板
22 画像制御基板
22a 親基板
22b 子基板
23 サブ接続基板
26 第1基板ユニット
27 第2基板ユニット
35 リールバックランプ
36 払出モータ
40 第1基板ケース
41 第2基板ケース
42 親基板本体
43 子基板本体
45a〜45m コネクタ
50a〜50c モニタランプ
60 膨隆部
61 頂部
63 放熱用貫通孔
65a〜65e リブ
66a,66b 使用方向表示部
68a〜68c 識別ラベル
71a,71b QRコード
C1〜C4 蓄電装置(第1の蓄電装置)
C5〜C9 蓄電装置(第2の蓄電装置)

Claims (1)

  1. 親基板の一面側に、前記親基板よりも小さい子基板を積層状に配置して基板対基板接続してなる基板装置を、透明な基板ケースに収容してなる基板ユニットを備える遊技機であって、
    前記基板ユニットは、前記親基板の前記一面側が視認可能となるよう配設されており、
    前記子基板の表面および/または前記子基板に実装されている部品には、前記親基板と対向しない側に、識別情報を示す識別ラベルが貼付され、前記親基板と対向する側には、識別情報を示す識別ラベルが貼付されておらず、
    前記親基板には、前記子基板の積層によって前記一面側から視認困難となる領域に、識別情報を示す識別ラベルが貼付されていないことを特徴とする遊技機。
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