JP6819967B2 - 無線アクセスポイント、および通信制御方法 - Google Patents

無線アクセスポイント、および通信制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6819967B2
JP6819967B2 JP2018053778A JP2018053778A JP6819967B2 JP 6819967 B2 JP6819967 B2 JP 6819967B2 JP 2018053778 A JP2018053778 A JP 2018053778A JP 2018053778 A JP2018053778 A JP 2018053778A JP 6819967 B2 JP6819967 B2 JP 6819967B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
wireless
ssid
communication
access point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018053778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019169755A5 (ja
JP2019169755A (ja
Inventor
昌之 水迫
昌之 水迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Silex Technology Inc
Original Assignee
Silex Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Silex Technology Inc filed Critical Silex Technology Inc
Priority to JP2018053778A priority Critical patent/JP6819967B2/ja
Publication of JP2019169755A publication Critical patent/JP2019169755A/ja
Publication of JP2019169755A5 publication Critical patent/JP2019169755A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6819967B2 publication Critical patent/JP6819967B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線アクセスポイントの通信制御に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)の普及に伴い、駅、空港、飲食店、宿泊施設などに設置された無線アクセスポイント(APとも呼ぶ)を介して有効期限を設けて無線LANを利用できるサービスが提供されている。これらAPを利用するために利用者は、予めAPに接続するための認証処理を行う必要がある。その認証処理には、利用者のアクセス権限や利用有効期限などが予め設定された認証用サーバを設置して構築することがよく行われる(特許文献1など)。APを利用したい利用者は、まずAPから認証用サーバに問い合わせを行い、APを利用するための許可を得る必要がある。そして、利用者は、認証用サーバにより利用を許可されると、はじめてAPを利用してAPに接続されたネットワーク環境にアクセスが可能となる。これにより、利用者はAPを介して施設内のネットワークや外部ネットワーク(インターネットなど)を利用できる。
ところで、近年、複数のSSID(Service Set IDentifier)を運用し、これにより区別可能な複数のネットワークを構築できるAPも提供されている。このAPに接続される通信端末(STA)はSSIDごとに管理されているので、異なるSSIDでAPに接続された他の通信端末とは通信ができない。このように、当該複数のSSIDを備えるAPを利用すると、1つのエリアに容易に複数の独立したネットワークを構築することができる。
ここで、当該複数のSSIDを備えるAPを利用し、SSIDと、VPNおよびVLANタグを紐づけて管理することにより、仮想のネットワークを複数、構築し管理するネットワーク管理方法も提供されている(特許文献2など)。この管理方法を用いれば、一時的に複数のネットワークを構築できることも可能である。
特開2015−139104号公報 特開2007−028084号公報
しかしながら、特許文献1が開示する技術では、認証サーバ装置のコスト負担と、認証サーバに予め認証のために必要な情報を設定しておく必要があり、システムの管理者の作業負担の問題が生じる。
また、特許文献2が開示する技術を用いて、複数のネットワークを構築した場合、特に無線ネットワークにおいてはAPから定期的に送信されるビーコン信号は、APの設置数(ネットワークの数)により増加する。さらに、APに接続される配下の通信端末から複数のAPに向けて送信される接続要求への応答(接続応答)は、通信端末が増えるにつれて、急激に増加する。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、有効期限付きのネットワークを構築しつつ、帯域占有を軽減し、無線アクセスポイントの配下に接続された互いの通信端末間で通信に影響を及ぼさないようにすることができる無線アクセスポイントを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線アクセスポイントは、SSIDにより区別可能な複数のネットワークを提供可能な無線アクセスポイントであって、無線端末からの接続要求に応じてネットワークを提供するネットワーク生成部と、提供された複数のネットワークのうち、セキュリティ方式が同一のネットワークを1つのネットワークにまとめてビーコン信号を送信するネットワーク管理部とを備える。
これによれば、無線アクセスポイントは、無線端末からの接続要求に応じて、自装置に備えるSSIDをもとに無線端末との間でネットワークを構築し、構築されたネットワークのうち、セキュリティ方式が同一のネットワークを1つのネットワークとして管理する。そして、無線アクセスポイントは、管理された1つのネットワークからは、1つ(1種類)のビーコン信号を自装置の周囲に向け送信することで、ビーコン信号の送信の頻度を低減でき、無線通信においてネットワークのセキュリティ方式を取得する無線端末に対しても対応できる。
また、ビーコン信号にはSSIDを明示せず、接続要求において無線端末が示すSSIDが、予め自らに登録されたSSIDに一致する場合にのみネットワークを提供してもよい。
これによれば、無線アクセスポイントは、ビーコン信号にSSIDを明示せず自装置の周囲に向けビーコン信号を送信し、無線端末から接続要求のあるSSIDと予め自装置に登録されているSSIDとが一致したときにのみ、無線端末に応答するので、不要な無線通信を低減でき、さらにセキュリティも向上する。
また、ネットワーク管理部は、1つのネットワークにまとめる際、接続中の各無線端末に付されたアソシエーションIDを重複が起こらぬよう再付与してもよい。
これによれば、無線アクセスポイントは、1つのネットワークとしてまとめて配下の無線端末を管理する際、まとめる以前の複数の無線ネットワークのそれぞれ配下に接続している無線端末に対し付与されているアソシエーションID(Association ID)を例えば連番になるように再付与することで、まとめる以前の複数の無線ネットワーク(SSIDごと別々のネットワーク)で運用していたときに付与されていたアソシエーションIDの番号が重複することを防ぐことができる。なお、以後、アソシエーションIDは、AIDとも呼ぶ。
さらに、ネットワークを生成したのち、所定の時間が経過すると当該ネットワークを削除する期限管理部を備えることにしてもよい。
これによれば、無線アクセスポイントは、所定の時間が経過するとネットワークを削除できるため、自装置に予め登録されているSSIDを効率よく運用できる。
また、本発明の一態様に係る無線アクセスポイントの通信制御方法は、無線端末からの接続要求に応じてネットワークを提供するネットワーク生成ステップと、提供された複数のネットワークのうち、セキュリティ方式が同一のネットワークを1つのネットワークにまとめてビーコン信号を送信するネットワーク管理ステップとを含む。
これによれば、上記無線アクセスポイントと同様の効果を奏する。
本発明は、有効期限付きのネットワークを構築しつつ、帯域占有を軽減し、無線アクセスポイントの配下に接続された互いの通信端末が独立して通信できる。
図1は、実施の形態に係る通信システムを示す模式図である。 図2は、実施の形態に係る無線アクセスポイントのハードウェア構成を示す図である。 図3は、実施の形態に係る無線アクセスポイントの機能ブロックを示す図である。 図4は、実施の形態に係る無線アクセスポイントの処理を示す第1のフロー図である。 図5は、実施の形態に係る無線アクセスポイントの処理を示す第2のフロー図である。 図6は、実施の形態に係る無線アクセスポイントの処理を示す第3のフロー図である。 図7は、実施の形態に係る無線アクセスポイントが備える複数のネットワーク識別子を管理するためのテーブルの一例を示す説明図である。 図8は、実施の形態に係る通信端末から無線アクセスポイントに無線通信を行う通信システムの通信処理の一例を示すシーケンス図である。 図9は、関連技術に係る通信端末から無線アクセスポイントに無線通信を行う通信システムの通信処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
本実施の形態は、有効期限付きのネットワークを構築しつつ、帯域占有を軽減し、無線アクセスポイントの配下に接続された互いの通信端末間が独立した通信を可能とする無線アクセスポイントを含む通信システムなどについて説明する。
図1を参照して、本実施の形態に係る無線アクセスポイントを含む通信システムの構成について説明する。
図1は、実施の形態に係る無線アクセスポイント1(AP1)を含む通信システム100を示す模式図である。
図1に例示した通信システム100は、複数の通信端末2、3および4(以後、STA2等とも呼ぶ)が、AP1との間で各々通信リンク10、11、および12を介して無線通信を相互に行い、さらにAP1を中継しLAN15を経由して外部ネットワーク(図示しない例えばインターネットなど)との間で相互通信を行う通信システムである。
AP1は、無線通信インタフェース(無線IFとも呼ぶ)を有し、STA2等が外部ネットワークとの間で行う無線通信を中継する無線アクセスポイント(基地局装置)である。AP1の無線IFは、インフラストラクチャモードで動作し、各STAとの間で無線通信リンクを確立して無線通信を行う。また、AP1は、有線通信インタフェース(有線IFとも呼ぶ)によりLAN15を経由して外部ネットワークにも接続されている。AP1は、無線通信リンク(例えば無線リンク10)を介して各STAから受信した無線フレームのヘッダ内の宛先を参照して、この宛先が外部ネットワークのアドレスである場合には、当該無線フレームを外部ネットワークに転送する。また、外部ネットワークから受信するフレームの宛先がSTA2等であるときには、当該フレームをSTA2等に転送する。なお、フレームのヘッダ内の宛先とは、例えば、MACヘッダ内の宛先MACアドレス、または、IPヘッダ内の宛先IPアドレスである。
AP1は、複数のネットワーク識別子(SSID)が登録され、SSIDごとに異なるセグメントのネットワークを提供可能である。この機能については、マルチSSIDとして既存技術であり、詳細な説明を省略する。
STA2は、無線IFを有する通信端末装置である。STA2は、無線IFによって通信リンク10を経由してAP1に接続しており、さらにAP1を介して外部ネットワークと通信することができる。なお、本実施の形態では、STA2は、無線IFを有する通信端末装置として説明するが、加えて有線IFを有していてもよい。
ここで、STA3およびSTA4は、STA2と同等の機能を備える通信端末のため、詳細な説明を省略する。
通信リンク10、11、および12は、AP1とSTA2、STA3、およびSTA4との間で通信データ(制御コマンドなども含む)を相互に無線通信するための通信経路である。
LAN15は、AP1と外部ネットワークを接続するネットワークである。LAN15は、有線ネットワーク、無線ネットワーク、または、これらの混在などであってもよい。
図2は、本実施の形態に係るAP1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すとおり、この装置は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、記憶装置23、WNIC(Wireless Network Interface Card)24、NIC(Network Interface Card)25、各構成部品間を接続している内部バス26などを備えている。
CPU20は、ROM21に格納された制御プログラムを実行するプロセッサである。
ROM21は、制御プログラム等を保持する読み出し専用記憶領域である。
RAM22は、CPU20が制御プログラムを実行するときに使用するワークエリアとして用いられる記憶領域である。
記憶装置23は、制御プログラム、制御情報、装置情報、または通信に関する種々の情報を一時的な保持のために記憶する記憶領域である。
WNIC24は、STA2等と無線通信を行う無線通信インタフェース(無線IF)を備えている。例えば、IEEE802.11a、b、g、n、ac規格等に適合する無線LANの通信インタフェースである。
NIC25は、有線通信を行う有線通信インタフェース(有線IF)を備えている。例えば、IEEE802.3規格等に適合する有線LANの通信インタフェースである。なお、NIC25は、必ずしも備わっていなくてもよい。
内部バス26は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23、WNIC24、NIC25を電気的に接続し、信号のやりとりを行うバスである。
図3は、実施の形態に係る無線アクセスポイント1(AP1)の機能ブロックを示す図である。
図3に示されるように、AP1は、第1通信部31と、第2通信部32と、通知部33と、ネットワーク生成部34と、期限管理部35と、ネットワーク管理部36と、管理用情報テーブル70とを備える。
第1通信部31は、通信リンク10、11、および通信リンク12を経由してSTA2等との間で無線フレームを送受信する。無線フレームは、通信すべきデータ、制御データ(例えば接続要求など)などを含み、無線通信規格(例えばIEEE802.11規格など)に準拠したフレーム構造を有する。
また、第1通信部31は、STA2等からAP1宛に無線通信のための接続要求を受信すると、通知部33にその旨を通知する。
第1通信部31は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23、WNIC24などにより実現される。
第2通信部32は、LAN15を経由して外部ネットワークとの間で通信すべきデータ、制御データなどを有線通信、または無線通信により送受信する。第2通信部32は、LAN15の通信規格に準じたデータ形式でデータを送受信する。
第2通信部32は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23、WNIC24、およびNIC25などにより実現される。
通知部33は、第1通信部31を通じてSTA2等から接続要求を受け付け、AP1への接続要求をSTAごとに管理している。
また、通知部33は、当該STAからの接続要求が初めてである場合には、ネットワーク生成部34にその旨を通知し、接続要求が初めてでない場合には、ネットワーク管理部36にその旨を通知する。
通知部33は、ネットワーク生成部34で新たに生成されたネットワークへの許可および当該ネットワークと接続するために必要な各種接続設定情報を、第1通信部31を通じて接続要求を行ったSTAに送信する。
また、通知部33は、ネットワーク生成部34から新たなネットワークを生成できない旨の通知を受けた場合は、第1通信部31を通じて、新たなネットワークを生成できない(外部ネットワークを利用できない)旨の通知を当該STAに送信する。
通知部33は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などにより実現される。
ネットワーク生成部34は、STAからの接続要求に応じて、登録された複数のSSIDを用いて当該STAとのネットワークとして提供する機能を有している。SSIDは予め固定された複数のものが登録されていても、動的に生成されたものが複数登録されても、またAP1のユーザが指定してもよい。セキュリティ確保の点からは、使いまわしを防ぐために、SSIDは、例えば生成日時などを利用して動的に生成され、後述するとおり有効期間が経過した後は破棄し、再利用しないことが望ましい。
ネットワーク生成部34は、通知部33からの通知をもとに、新たに提供可能なSSIDが存在すれば、ネットワークを生成し、その旨を通知部33および期限管理部35に通知する。一方、AP1に提供可能なSSIDがない場合(すなわち登録されたSSIDに一致しない場合)は、新たなネットワークを生成できない旨を通知部33に通知する。ここで、新たに生成されるネットワークとは、接続要求してきたSTAに付与されるネットワークであり、例えばSTA2のユーザがAP1を通じてインターネットを利用したいときに生成されるネットワークである。
ネットワーク生成部34は、新たにネットワークを生成する場合は、生成した時刻と当該ネットワークの使用可能時間(有効時間)を期限管理部35に通知する。なお、ネットワークの使用可能時間(有効時間)は、例えばAP1が備える設定ツール(図示しない)によって、AP1の管理者が予めSSIDごとに有効時間を記憶装置23などに設定することにしてもよいし、SSID一律に有効時間が設定されてもよい。
また、ネットワーク生成部34は、新たにネットワークを生成する場合は、ネットワーク管理部36に当該無線ネットワークの管理情報(例えばSSID名、セキュリティ方式など)を通知すると共に、接続要求してきたSTAに通知すべく、通知部33に対して、接続に必要な各種接続設定情報を通知する。
ネットワーク生成部34は、期限管理部35からの通知(後述する有効時間が到来した通知)により、既存のネットワークを削除する。つまり、ネットワーク生成部34が無線ネットワークを生成してから当該ネットワークを解消するまで、当該ネットワークは、有効期限が設けられたネットワークとして、接続要求をしてきたSTAのユーザによって利用される。
ネットワーク生成部34は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などにより実現される。
期限管理部35は、ネットワーク生成部34から通知される新たに生成したネットワークの生成時刻を始点とし当該ネットワークの使用経過時間をカウントすると共に、その使用経過時間と記憶装置23などに保持された当該ネットワークの有効時間とを比較し、有効時間が経過したか否かを判断する。そして、有効時間が経過した場合にはその旨をネットワーク生成部34に通知するとともに、ネットワーク管理部36に通知し、管理用情報テーブル70からそのネットワークに関する行データを削除する。
期限管理部35は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などにより実現される。
ネットワーク管理部36は、ネットワーク生成部34からの無線ネットワークの管理情報(例えばSSID名、セキュリティ方式など)通知をもとに、記憶装置23などに後述する図7に示す管理用情報テーブル70を作成する。
ここで、図7は、実施の形態に係る無線アクセスポイントが備える管理用情報テーブル70の一例を示す説明図である。
図7に示される管理用情報テーブル70は、SSID71、セキュリティ方式72、管理用SSID73などを備えている。
SSID71は、AP1が備える複数のSSIDのうち、提供済みで有効期間中のSSID名(無線フレームのESSIDフィールドに格納される文字列)を示している。SSIDは、無線LANのユーザ認証に用いられるIDである。ここで、SSIDは、無線通信において、APとSTAのIDが一致すれば通信可能となり、一致しなければ無線通信できないものである。SSID名は、上述のとおりAP1のユーザ指定により、またはAPが一定の規則に従い任意に決定してもよい。
セキュリティ方式72は、SSIDごとに設定される暗号化方式が示されている。セキュリティ方式は暗号化の規格(例えば、WPA,WPA2など)と暗号化方式(例えば、TKIP,AESなど)で構成されている。セキュリティ方式は、APおよび各STAの仕様に基づき、STAそれぞれのユーザが任意に選択できる。なお、暗号化の規格および暗号化方式は、既知の技術であり、ここでの詳細な説明を省略する。
管理用SSID73は、同一のセキュリティ方式72の複数のSSIDをまとめて、1つのネットワーク(管理用ネットワーク)であるかのように管理するための一時的な管理用SSID名である。例えば、図7の管理用情報テーブル70では、SSID1とSSID2のセキュリティ方式72がWPA2/AESで同じであるため、管理用SSID73をSSID−Aとして、管理する。
図3に戻り、ネットワーク管理部36は、管理用情報テーブル70を参照して同一のセキュリティ方式のネットワークが複数生成されているか否かを判断する。
ネットワーク管理部36は、同一のセキュリティ方式のネットワークが複数存在した場合には、1つのネットワークとしてまとめて管理するために、前述したとおり新たに管理用SSIDを生成する。
ネットワーク管理部36は、図7の管理用情報テーブル70を参照しながら、管理用SSIDごとに無線通信の通信制御を行い、第1通信部31および第2通信部32に通信制御の指示を通知する。例えば、ネットワーク管理部36は、SSID1とSSID2の2つのネットワークを1つの管理用SSID−Aで管理する場合に、従来、SSIDごとに各々のタイミングでビーコン信号を送信していたのをやめて、管理用SSID−Aとしてのビーコン信号を所定のタイミングで送信するようにする。このように同一のセキュリティ方式のネットワークを1つにまとめて管理用SSIDを生成する理由は、STAの中には、通信を維持するためのセキュリティ方式をビーコン信号などの無線信号から取得し、チェックを行うものが存在するからであり、同一のセキュリティ方式の無線ネットワークを1つにまとめることによりSTAの要求も満たしつつ、ビーコン信号の送信の頻度を低減できるからである。
また、ネットワーク管理部36は、1つのネットワークとしてまとめて管理する場合に、まとめる以前の複数のネットワークのそれぞれ配下に接続しているSTAに対し付与されているAIDを連番になるように再付与する。ここで、AIDを連番で再付与するのは、1つのネットワークとしてまとめて管理するので、SSIDごと別々のネットワークで運用していたときに付与されていたAIDの番号が重複することを防ぐためである。
ネットワーク管理部36は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などにより実現される。
図4は、実施の形態に係る無線アクセスポイント(AP)の処理を示す第1のフロー図である。
以下、図4に示すとおり、STAから接続要求を受信してから当該STAに接続応答を送信するまでの一連のフローを詳細に説明する。
ステップS41にて、第1通信部31は、STAから無線通信を行うための接続要求(例えばSSID2で要求)を受信したか否かを判断する。第1通信部31は、接続要求を受信した場合には、通知部33およびネットワーク管理部36にその旨を通知しステップS42に遷移する(ステップS41のYes)。受信していない場合には、ステップS41を繰り返し、待機する(ステップS41のNo)。
ステップS42にて、ネットワーク管理部36は、第1通信部31の通知をもとにSTAから接続要求されたSSIDが、自装置に登録されたSSIDに一致し利用可能か否かを判断する。ここで、SSIDが利用できるか否かの判断は、予め記憶装置23に管理者により記憶されたSSIDごとの各種条件(例えば、最大接続数、使用帯域制限など)を満たしているか否かの判断である。通知部33は、STAから接続要求されたSSIDが一致し、そのSSIDが利用可能な場合には、ステップS43に遷移する(ステップS42のYes)。一方、一致していない、または利用可能でない場合には、ステップS48に遷移する(ステップS42のNo)。(正確には、一致しない場合、ステップS48のように「利用できない」旨の応答を返すのではなく、応答しない(図8におけるステップS84の説明参照)のであるが、便宜上ステップS48に遷移するとしている)。
ステップS43にて、ネットワーク管理部36は、STAから接続要求されたSSIDがすでに利用中(使われている)か否かを、管理用情報テーブル70をもとに判断する。利用中である場合とは、一旦接続を許可した無線ネットワークからSTAが退出した後、再び(有効期間内に)接続を試みる場合、あるいは、複数のSTAの接続を許容する無線ネットワークにおいて、現在利用中のSTAとは別の新たなSTAが接続を要求する場合などである。ネットワーク生成部34は、STAから接続要求されたSSIDが利用中でない初めてのものの場合には、ステップS44に遷移する(ステップS43のNo)。一方、利用中の場合には、ステップS47に遷移する(ステップS43のYes)。
ステップS44にて、ネットワーク生成部34は、ステップS43の処理(ステップS43のNo)により、STAから接続要求されたSSIDをもとに、無線ネットワークを生成する。図4には記載しないが、ネットワーク生成部34は、新たな無線ネットワークを生成した旨を通知部33、期限管理部35に通知し、さらに、ネットワーク管理部36に当該無線ネットワークの管理情報(例えばSSID名、セキュリティ方式など)を通知する。そして、通知を受けたネットワーク管理部36は、管理用情報テーブル70に新たなデータを追記する。また、通知を受けた通知部33は、STAから接続要求されたSSIDをもとに生成した無線ネットワークへの許可および当該無線ネットワークと接続するために必要な各種接続設定情報を第1通信部31を通じてSTAに送信する。さらに、通知を受けた期限管理部35は、新たに無線ネットワークが生成された時刻と当該無線ネットワークの使用可能時間(有効時間)を確定する(後述する図5参照)。その後AP1はステップS45に遷移する。
ステップS45にて、ネットワーク管理部36は、管理用情報テーブル70を参照し、同じセキュリティ方式の無線ネットワークが複数生成されているか否かを判断する。ネットワーク管理部36は、複数のネットワークが生成されている場合には、ステップS46に遷移する(ステップS45のYes)。一方、生成されていない場合には、ステップS47に遷移する(ステップS45のNo)。
ステップS46にて、ネットワーク管理部36は、管理用情報テーブル70を参照して、同一のセキュリティ方式の無線ネットワークが複数存在した場合には、1つのネットワークとしてまとめて管理するため、図6で詳細に説明する管理用ネットワークに登録(紐付けて管理し)ステップS47に遷移する
ステップS47にて、期限管理部35は、ステップS44の処理をもとに、無線ネットワークの使用経過時間と記憶装置23などに保持された当該無線ネットワークの有効時間を比較し、STAが利用している無線ネットワークが削除されているか否かを判断する。期限管理部35は、削除されている場合には、ステップS48に遷移する(ステップS47のYes)。一方、削除されていない場合には、ステップS49に遷移する(ステップS47のNo)。
ステップS48にて、ネットワーク生成部34は、STAからの接続要求されたSSIDが利用できない場合(ステップS43のNo)は、無線ネットワークを利用できない旨の応答を通知部33を経由して、STAに送信する。また、期限管理部35は、STAが利用している無線ネットワークが削除されている場合(ステップS47のYes)にも、無線ネットワークを利用できない旨の応答を通知部33を経由して、STAに送信する。
ステップS49にて、期限管理部35は、STAが利用している無線ネットワークが削除されていない場合(ステップS47のNo)、無線ネットワークを利用できる旨の応答を通知部33を経由して、STAに送信する。
図5は、実施の形態に係る無線アクセスポイント(AP)の処理を示す第2のフロー図である。
以下、図5に示すとおり、主にネットワーク生成部34および期限管理部35で行われる、新たな無線ネットワークの生成から無線ネットワークを解消するまでの一連の処理を詳細に説明する。
ステップS51にて、期限管理部35は、ネットワーク生成部34からの通知をもとにネットワーク生成部34がSTAから接続要求されたSSIDで無線ネットワークを生成したか否かを判断する。期限管理部35は、無線ネットワークが生成された場合は、ネットワーク生成部34から生成された無線ネットワークの生成時刻と当該無線ネットワークの有効時間の情報を取得し、ステップS52に遷移する(ステップS51のYes)。一方、無線ネットワークが生成されていない場合は、ステップS51を繰り返し待機する(ステップS51のNo)。
ステップS52にて、期限管理部35は、ステップS51で取得した無線ネットワークの有効時間の情報をもとに、生成された無線ネットワークに有効期限があるか否かを判断する。期限管理部35は、有効期限がある場合には、ステップS53に遷移する(ステップS52のYes)。一方、有効期限がない場合には、処理を終了する(ステップS52のNo)。
ステップS53にて、期限管理部35は、ステップS51の処理を受けて(ステップS51のYes)から無線ネットワークの使用経過時間をカウントする。経過時間のカウントは、AP内のハードウェアタイマで経過時間をカウントしてもよいし、OSに基づいたソフトウェアタイマを使用してもよい。
ステップS54にて、期限管理部35は、ステップS52の処理をもとに無線ネットワークの使用経過時間が、記憶装置23などに保持された当該無線ネットワークの有効時間を超えたか否か(有効時間を経過したか否か)を判断する。期限管理部35は、無線ネットワークの使用経過時間が当該無線ネットワークの有効時間を超えた(有効時間を経過した)場合は、ステップS55に遷移する(ステップS54のYes)。一方、超えていない場合は、ステップS53に戻り、継続して無線ネットワークの使用経過時間をカウントする(ステップS54のNo)。
ステップS55にて、期限管理部35は、ステップS54の処理をもとにその旨(無線ネットワークの有効時間の到来)をネットワーク生成部34に通知し、ネットワーク生成部34は当該無線ネットワークを削除する。また、ネットワーク管理部36にも有効時間の到来が通知され、ネットワーク管理部36は、管理用情報テーブル70から当該ネットワークのデータを削除する。
図6は、実施の形態に係る無線アクセスポイント(AP)の処理を示す第3のフロー図である。
以下、図6に示すとおり、主にネットワーク管理部36で行われる、同一の無線セキュリティ方式の無線ネットワークが複数存在した場合に行われる一連の処理を、図7も用いて詳細に説明する。
ステップS61にて、ネットワーク管理部36は、管理用情報テーブル70の情報をもとにAP内に同一のセキュリティ方式の無線ネットワークが複数生成されたか否かを判断する。ネットワーク管理部36は、複数の無線ネットワークが生成された場合には、ステップS62に遷移する(ステップS61のYes)。一方、複数の無線ネットワークが生成されていない場合には、処理を終了する(ステップS61のNo)。
ステップS62にて、ネットワーク管理部36は、ネットワーク生成部34の通知をもとに作成した管理用情報テーブル(図7)において、管理用情報テーブル70のSSIDごとに示されるセキュリティ方式が同一の無線ネットワークが存在するか否かを判断する。ネットワーク管理部36は、同一のセキュリティ方式の無線ネットワークが存在する場合は、ステップS63に遷移する(ステップS62のYes)。一方、存在しない場合は、処理を終了する(ステップS62のNo)。
ステップS63にて、ネットワーク管理部36は、ステップS62の処理(ステップS62のYes)を受けて、同一のセキュリティ方式の無線ネットワークを1つの無線ネットワーク(管理用ネットワーク)としてまとめて管理するために管理用SSIDに登録(紐付け)する。登録する情報は管理用テーブル70の管理用SSIDごとに追加される。
ステップS64にて、ネットワーク管理部36は、管理用SSIDにより1つの無線ネットワークとしてまとめて管理する場合に、まとめる以前の複数の無線ネットワークのそれぞれ配下に接続しているSTAに対し付与されているAIDの重複を避けるべく、AIDを再付与する。例えば、SSID1の無線ネットワークで接続している配下のSTAがAID1、2と割り付けられており、またSSID2の無線ネットワークで接続している配下のSTAがAID1、2、3と割り付けられていた場合は、管理用SSID−Aが生成されると、SSIDおよびSSID2の無線ネットワークで接続している配下のSTAは、それぞれ順に、AID1、2、3、4,および5と再付与される。
ステップS65にて、ネットワーク管理部36は、1つにまとめて管理しているSSID(例えば図7のSSID−A)からビーコン信号を送信するタイミングが到来したか否かを判断する。ネットワーク管理部36は、ビーコン信号を送信するタイミングである場合には、ステップS66に遷移する(ステップS65のYes)。一方、タイミングが到来していない場合には、ステップS65に戻る(ステップS65のNo)。
ステップS66にて、ネットワーク管理部36は、ステップS65の処理(ステップS65のYes)をもとに管理用SSIDにより管理された管理用ネットワークからセキュリティ方式を含むビーコン信号を送信する。
図8は、実施の形態に係る通信システムにおいて、通信端末(STA)から無線アクセスポイント(AP)に無線通信を行う通信システムの通信処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、STAが自装置の周辺に存在する無線ネットワークに対して検索を行い、接続したい無線ネットワーク(例えばSSID2の無線ネットワーク)に接続要求を送信し、AP1からの応答を受信するまでの通信処理を説明する。なお、AP1のネットワーク管理部36には、既にSSID1とSSID2の2つの無線ネットワークを1つにまとめて管理する管理用SSIDが存在していることを前提に説明する。
ステップS81にて、AP1の管理用SSIDであるSSID−Aの無線ネットワーク(SSID1とSSID2の2つの無線ネットワークを1つにまとめて管理)から周囲の装置に対し、当該無線ネットワークの存在をビーコン信号(beacon_A)に含めて定期的(例えば、100ms間隔など)に送信する。
ステップS82にて、AP1のSSID8の無線ネットワークから周囲の装置に対し、当該無線ネットワークの存在をビーコン信号(beacon_B)に含めて定期的(例えば、100ms間隔など)にSSIDを送信する。
なお、ステップS81にて、送信されるビーコン信号はSSID1およびSSID2それぞれ別々に異なるタイミングで送信するのではなく、管理用SSIDであるSSID−Aとして1つのビーコン信号を送信する。また、ステップS81およびS82において、AP1がステルスモードで動作している場合には、ビーコン信号(beacon_Aおよびbeacon_B)にはSSIDを明示しない。
ステップS83にて、STAがAP1の各無線ネットワークのSSIDを取得できない場合に、STAは、自装置の周辺に存在する無線ネットワークに向けて、プローブリクエスト(接続要求)をブロードキャスト通信で送信する。
ステップS84にて、AP1は、ステルスモードで動作している場合には、STAから接続要求されたSSID(例えば、SSID3)と同じSSIDの無線ネットワークが登録されていない場合(図8では、SSID1、2、および8以外)は、プローブレスポンス(接続応答)を返信しない。
ステップS85にて、STAが所望の無線ネットワーク(SSID2)に向けて、プローブリクエスト(接続要求)をブロードキャスト通信で送信する。
ステップS86にて、接続要求に含まれるSSIDが、AP1に登録されたSSIDであるSSID2であったため、SSID2の無線ネットワークから接続要求に対する応答であるプローブレスポンス(接続応答)をSTAに向けて送信する。すなわち、接続要求に含まれるSSIDが、登録されたSSIDに一致する場合にのみプローブレスポンスを送信する。そして、その後通信リンク確立のための通信制御が行われる(例えばIEEE802.11に準拠する)。なお、SSIDは登録されているものの利用可能でない場合(図4のステップS42において説明)、その旨の応答をSTAに送信する。
ステップS87およびステップS88は、ステップS81およびステップS82から一定期間経過後(例えば、100ms後ごとなど)に、それぞれの無線ネットワーク(SSID−AおよびSSID−B)からビーコン信号を送信する。
図9は、関連技術に係る通信端末(STA)から無線アクセスポイント(AP)に無線通信を行う通信システムの通信処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、STAが自装置の周辺に存在する無線ネットワークに対して検索を行い、接続したい無線ネットワーク(例えばSSID2の無線ネットワーク)に接続要求を送信し、APからの応答を受信するまでの通信処理を、図8と対比して説明する。
ステップS901にて、AP1のSSID1の無線ネットワークから周囲の装置に対し、当該無線ネットワークの存在をビーコン信号(beacon1)に含めて、定期的(例えば、100ms間隔など)にSSIDを送信する。
ステップS902にて、AP1のSSID2の無線ネットワークから周囲の装置に対し、当該無線ネットワークの存在をビーコン信号(beacon2)に含めて、定期的(例えば、100ms間隔など)にSSIDを送信する。
ステップS903にて、AP1のSSID8の無線ネットワークから周囲の装置に対し、当該無線ネットワークの存在をビーコン信号(beacon8)に含めて、定期的(例えば、100ms間隔など)にSSIDを送信する。
なお、ステップS901〜S903にて送信されるビーコン信号は、無線ネットワークごとに異なるタイミングで送信している。つまり、それぞれの無線ネットワークが生成された後に所定のタイミング(例えば、IEEE802.11規格に準ずるなど)により、ビーコン信号を送信しているからである。
ステップS904にて、STAがAP1の各無線ネットワークのSSIDを取得できない場合に、STAは、自装置の周辺に存在する無線ネットワークに向けて、プローブリクエスト(接続要求)をブロードキャスト通信で送信する。
ステップS905にて、AP1は、ステルスモードで動作している場合には、STAから接続要求されたSSIDと同じSSIDの無線ネットワークが存在しないと、プローブレスポンス(接続要求)を返信しない。
ステップS906にて、STAが所望の無線ネットワーク(SSID2)に向けて、プローブリクエスト(接続要求)をブロードキャスト通信で送信する。
ステップS907にて、接続要求のあった(一致するSSIDの無線ネットワーク)SSID2の無線ネットワークから接続要求に対する応答であるプローブレスポンス(接続応答)をSTAに向けて送信する。そして、通信リンク確立のための通信制御が行われる(例えばIEEE802.11に準拠する)。
ステップS908〜S910は、ステップS901〜S903から一定期間経過後(例えば、100ms後など)に、それぞれの無線ネットワーク(SSID1、SSID2およびSSID8)からビーコン信号を送信する。
(まとめ)
このように、関連技術である通信システムにおいては、本実施の形態にかかる通信システムにくらべ、STAとAPとの間で行われる無線通信が多く送受信されることにより、通信システムの無線環境において無線帯域が不必要に占有されることとなる。また、関連技術である通信システムにおいて、APの数やそれぞれのAPの配下に接続しているSTAの数が増加すれば、急激に無線環境は悪化することが考えられ、本発明の実施の形態におけるAPは、APと複数のSTAとの間で行われる不必要な無線通信を軽減でき、通信システムの無線帯域を有効に活用できる。
本発明の無線アクセスポイントは、例えばユーザが施設内に設置されたネットワークや外部ネットワーク(インターネットなど)を一時的な利用とその利用にあたって、簡便にかつ無線通信環境のよい状態で利用したい場合などに適用できる。
1 無線アクセスポイント(基地局装置)
2、3、4 通信端末
10、11、12 通信リンク
15 LAN
100 通信システム
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 記憶装置
24 WNIC
25 NIC
26 内部バス
31 第1通信部
32 第2通信部
33 通知部
34 ネットワーク生成部
35 期限管理部
36 ネットワーク管理部
70 管理用情報テーブル

Claims (5)

  1. SSID(Service Set IDentifier)により区別可能な複数のネットワークを提供可能な無線アクセスポイントであって、
    無線端末からの接続要求に応じてネットワークを提供するネットワーク生成部と、
    提供された複数のネットワークのうち、セキュリティ方式が同一のネットワークを1つのネットワークとして管理する管理用SSIDを含むビーコン信号を送信するネットワーク管理部と、
    を備える無線アクセスポイント。
  2. 前記ビーコン信号にはSSIDを明示せず、前記接続要求において無線端末が示すSSIDが、予め自らに登録されたSSIDに一致する場合にのみネットワークを提供する、
    請求項1に記載の無線アクセスポイント。
  3. 前記ネットワーク管理部は、1つのネットワークにまとめる際、接続中の各無線端末に付されたアソシエーションIDを重複が起こらぬよう再付与する、
    請求項1または2に記載の無線アクセスポイント。
  4. さらに、ネットワークを生成したのち、所定の時間が経過すると当該ネットワークを削除する期限管理部、
    を備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線アクセスポイント。
  5. SSIDにより区別可能な複数のネットワークを提供可能な無線アクセスポイントの通信制御方法あって、
    無線端末からの接続要求に応じてネットワークを提供するネットワーク生成ステップと、
    提供された複数のネットワークのうち、セキュリティ方式が同一のネットワークを1つのネットワークとして管理する管理用SSIDを含むビーコン信号を送信するネットワーク管理ステップとを含む
    通信制御方法。
JP2018053778A 2018-03-22 2018-03-22 無線アクセスポイント、および通信制御方法 Active JP6819967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018053778A JP6819967B2 (ja) 2018-03-22 2018-03-22 無線アクセスポイント、および通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018053778A JP6819967B2 (ja) 2018-03-22 2018-03-22 無線アクセスポイント、および通信制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019169755A JP2019169755A (ja) 2019-10-03
JP2019169755A5 JP2019169755A5 (ja) 2021-01-21
JP6819967B2 true JP6819967B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=68108552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018053778A Active JP6819967B2 (ja) 2018-03-22 2018-03-22 無線アクセスポイント、および通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6819967B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4031378B1 (en) 2019-09-18 2024-08-07 Ricoh Company, Ltd. Wiping method and image forming apparatus

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015043537A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 株式会社ワイヤレスゲート 管理装置およびアクセスポイント
JP6145062B2 (ja) * 2014-03-05 2017-06-07 西日本電信電話株式会社 中継装置、送信制御方法及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019169755A (ja) 2019-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102496405B1 (ko) 무선랜 시스템에서의 스캐닝 방법 및 장치
JP5068852B2 (ja) 無線ランにおけるスキャン手順、これを支援するステーション、及びこのためのフレームフォーマット
US10057770B2 (en) Deauthenticate a client device during an association validation phase based on a plurality of capabilities associated with the client device
CN109891832A (zh) 网络切片发现和选择
CN110830925B (zh) 一种用户群组的会话管理方法及装置
US20050286480A1 (en) Radio apparatus joining an IBSS or ad hoc network
CN109417695A (zh) 一种通信路径转换方法及设备
CN106465089B (zh) 用户设备、服务器装置及通信控制方法
EP3363255B1 (en) Access point supporting at least two virtual networks and method performed thereby for communicating with wireless device
CN102625438A (zh) 一种进行同步的方法、系统和设备
TW201141298A (en) Method and apparatus for implementing a blanket wireless local area network control plane
JP2020520176A (ja) 情報伝送方法および装置
US20230164666A1 (en) System and methods for topology-aware configuration distribution
CN111132384A (zh) 自组网的入网方法、装置、计算机设备和存储介质
WO2020085019A1 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
JP4836537B2 (ja) 無線基地局装置および無線基地局装置の通信パラメータ設定方法
JP6520214B2 (ja) 無線接続装置、無線接続装置を制御する方法
JP6819967B2 (ja) 無線アクセスポイント、および通信制御方法
KR20140113231A (ko) 다중 채널 무선접속장치
US20180063699A1 (en) Wireless communication apparatus, communication system and wireless communication apparatus control method to exchange services
JP6384187B2 (ja) ネットワークシステム、中継装置、およびネットワークシステムにおいて複数のグループの構成を制御する方法
CN103973570B (zh) 一种报文传输的方法、ap及系统
JP2014175826A (ja) 無線通信システム、無線通信方法および無線通信プログラム
JP5175898B2 (ja) 無線通信装置、接続解除方法、およびプログラム
JP7267599B2 (ja) 無線中継装置、通信システム、および制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201207

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201207

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6819967

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250