JP6818599B2 - 担当決定方法、担当決定装置及び担当決定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、担当決定方法、担当決定装置及び担当決定プログラムに関する。
従来、看護師の負荷が均等になるように、入院患者それぞれに看護師を割り当てる技術が知られている(例えば、特許文献1,2等参照)
特開2008−225665号公報 特開2008−234185号公報
病院内には、医療機器(例えば透析装置)を備えたベッドが多数存在する処置室(例えば透析室)がある。医療従事者(例えば看護師)は、複数人で処置室内のベッドを分担し、医療機器から警報が鳴った場合や、患者に対して処置を行う場合には、ベッドまで移動して状況確認や処置を行う必要がある。
このため、担当するベッドによって警報の発生頻度や処置に偏りが生じ、医療従事者の負荷にばらつきが生じるおそれがある。なお、透析室に限らず、ベッドを利用する患者の入れ替えが頻繁に発生する処置室(例えば、整形外科のリハビリテーション施設など)においても同様の課題がある。
1つの側面では、本発明は、患者を担当する医療従事者の負荷を平準化することが可能な担当決定方法、担当決定装置及び担当決定プログラムを提供することを目的とする。
一つの態様では、担当決定方法は、医療従事者が担当する患者を決定する担当決定方法であって、患者に対して過去に行った処置の履歴及び患者が利用する医療機器が発した警報情報の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する記憶部を参照して、各患者の前記履歴情報から予測される各患者を担当した場合の医療従事者の負荷を示す第1の評価値を算出し、配置位置に基づいて複数の前記医療機器をグループ分けして生成された複数の医療機器グループの情報を格納した格納部を参照して、前記医療機器グループそれぞれに割当てられた患者の前記第1の評価値から前記医療機器グループそれぞれを医療従事者が担当した場合の負荷を示す第2の評価値を算出し、前記医療機器グループ間の前記第2の評価値の偏りと、各医療機器グループにおける時間帯ごとの前記第2の評価値の偏りと、の両方を低減するように、前記複数の医療機器グループ間で医療機器を利用する患者を入れ替え入れ替え後の前記医療機器グループそれぞれに対して、所定のルールに基づいて、又はランダムに担当する医療従事者を割り当てる、処理をコンピュータが実行する担当決定方法である。
患者を担当する医療従事者の負荷を平準化することができる。
一実施形態に係る透析支援装置のハードウェア構成を概略的に示す図である。 透析支援装置の機能ブロック図である。 透析室の概要を示す図である。 予約情報テーブル(基本情報)のデータ構造を示す図である。 予約情報テーブル(処置情報)のデータ構造を示す図である。 透析情報テーブル(透析装置情報)のデータ構造を示す図である。 透析情報テーブル(処置情報)のデータ構造を示す図である。 図8(a)は、係数情報テーブルのデータ構造を示す図であり、図8(b)は、係数情報対象外テーブルのデータ構造を示す図である。 図9(a)は、ベッドグループテーブルのデータ構造を示す図であり、図9(b)は、時間区分テーブルのデータ構造を示す図である。 担当決定部の処理を示すフローチャートである。 図10のステップS10の詳細処理を示すフローチャートである。 図11のステップS106の詳細処理を示すフローチャートである。 図12のステップS128の詳細処理を示すフローチャートである。 図12のステップS130の詳細処理を示すフローチャートである。 個別データワークテーブルのデータ構造を示す図である。 図10のステップS20の詳細処理を示すフローチャートである。 図17(a)は、ベッドグループワークテーブルのデータ構造を示す図であり、図17(b)は、時間区分データワークテーブルのデータ構造を示す図である。 図10のステップS30の詳細処理を示すフローチャート(その1)である。 図10のステップS30の詳細処理を示すフローチャート(その2)である。 図20(a)、図20(b)は、平準化処理について説明するための図(その1)であり、ベッドデータワークテーブルを示す図である。 図21(a)、図21(b)は、平準化処理について説明するための図(その2)であり、ベッドグループワークテーブル及び個別データワークテーブルを示す図である。 図22(a)〜図22(c)は、平準化処理について説明するための図(その3)であり、時間区分データワークテーブル、グループ間差ワークテーブル、及び時間区分差ワークテーブルを示す図である。 平準化処理について説明するための図(その4)であり、グループ間差ワークテーブル及び時間区分差ワークテーブルを示す図である。
以下、担当決定装置の一実施形態について、図1〜図23に基づいて詳細に説明する。図1には、担当決定装置の一実施形態である、透析支援装置10のハードウェア構成が示されている。透析支援装置10は、図3に示すような透析室100の受付102などに設けられ、看護師等が利用する情報処理装置である。透析室100内には、多数のベッド104が設けられ、各ベッド104には透析装置が設置されている。透析支援装置10は、透析を受ける患者の予約情報(いつ、どのベッドで透析を受け、どのような処置が必要かの情報)を管理したり、実際に行われた透析の履歴を管理する。透析の履歴には、透析の際に看護師が患者に対して行った処置の履歴や、透析装置が発した警報情報の履歴が含まれる。また、透析支援装置10は、透析室を担当する看護師それぞれの負荷を平準化するため、予約情報において各患者に対応付けられているベッド及び透析装置を変更(患者間で交換)する処理を実行する。
透析支援装置10は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、表示部93、入力部95及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これら透析支援装置10の構成各部は、バス98に接続されている。透析支援装置10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(担当決定プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(担当決定プログラムを含む)をCPU90が実行することにより、図2に示す、予約処理部22、履歴登録部24、担当決定部26としての機能が実現される。なお、図2には、透析支援装置10のHDD96等に格納されている各種テーブルも図示されている。また、透析支援装置10は、ネットワークインタフェース97を介して、透析装置と接続されており、透析装置が発した警報情報を取得する。
予約処理部22は、看護師が入力部95を介して入力した予約情報を受け付けると、受け付けた予約情報を予約情報テーブル(基本情報)30と、予約情報テーブル(処置情報)31とに格納する。
ここで、予約情報テーブル(基本情報)30は、透析を予約した患者の情報やベッドの情報、透析時間の情報を管理するテーブルであり、図4に示すようなデータ構造を有する。具体的には、予約情報テーブル(基本情報)30は、「予約ID」、「予約ベッド」、「平準化後ベッド」、「患者ID」、「名前」、「実施日」、「時間区分」、「透析開始」、「透析時間」、「実施済み」の各フィールドを有する。「予約ID」のフィールドには、予約を一意に識別するための識別情報が格納される。「予約ベッド」のフィールドには、患者から予約を受け付けた際に、看護師が患者に割当てたベッドの識別情報が格納される。「平準化後ベッド」のフィールドには、後述する平準化において患者に割当てられたベッドの識別情報が格納される。看護師は、患者に対して「平準化後ベッド」のフィールドに格納されているベッドを案内する。なお、予約の段階では、図4に示すように、「平準化後ベッド」のフィールドは空となっている。「患者ID」、「名前」のフィールドには、透析を予約した患者の識別情報、氏名が格納される。「実施日」のフィールドには、透析を実施する日が格納され、「時間区分」のフィールドには、透析を実施する時間区分(AM、PM、夜間)が格納され、「透析開始」のフィールドには、透析開始時刻が格納され、「透析時間」のフィールドには、透析に要する時間が格納される。「実施済み」のフィールドには、透析が完了した段階で実施済みを示す情報(フラグ=1など)が格納される。なお、予約を受け付けた際に、看護師が透析開始時刻を入力すると、入力された透析開始時刻が「透析開始」のフィールドに格納される。また、入力された透析開始時刻と図9(b)の時間区分テーブル37から定まる、時間区分IDが図4の「時間区分」のフィールドに格納される。なお、図9(b)の時間区分テーブル37は、「時間区分ID」、「開始時刻」、「終了時刻」、「時間区分」のフィールドを有する。「時間区分ID」のフィールドには、時間区分を示す識別情報(識別番号等)が格納されるが、図9(b)では説明の便宜上、AM,PM,夜間が格納されている。「開始時刻」、「終了時刻」のフィールドには、時間区分の始期及び終期が格納されている。「時間区分」のフィールドには、時間区分を示す文字列(AM、PM、夜間)が格納される。
予約情報テーブル(処置情報)31は、透析の予約をした患者に対して行う必要のある処置の情報を管理するテーブルであり、図5に示すようなデータ構造を有する。具体的には、予約情報テーブル(処置情報)31は、「予約ID」、「通番」、「処置」、「量」、「単位」の各フィールドを有する。「予約ID」のフィールドには、予約の識別情報が格納される。「通番」のフィールドには予約ごとに必要な処置に付与した通し番号が格納される。「処置」のフィールドには、処置が投薬であれば、薬品の名称が格納され、処置が行為であれば、行為の名称が格納される。「量」、「単位」のフィールドには、処置が投薬である場合に、薬品の量及び単位が格納される。なお、予約情報テーブル(処置情報)31の情報は、あくまでも予約の段階で予定されている処置情報であるため、患者の当日の様子などから、別の処置が行われる場合もあるものとする。
図2に戻り、履歴登録部24は、看護師が入力部95を介して入力した処置の履歴情報又は透析装置から入力された警報情報を受け付けると、受け付けた履歴情報を、記憶部としての透析情報テーブル(透析装置情報)32及び透析情報テーブル(処置情報)33に格納する。
ここで、透析情報テーブル(透析装置情報)32は、透析装置の使用履歴や、透析装置が発した警報情報の履歴を管理するテーブルであり、図6に示すようなデータ構造を有する。具体的には、透析情報テーブル(透析装置情報)32は、「予約ID」、「患者ID」、「実施日」、「時刻」、「治療方法」、「除水量(L)」、「警報情報」等のフィールドを有する。「予約ID」及び「患者ID」のフィールドには、予約及び患者の識別情報が格納される。「実施日」のフィールドには、透析が実施された日付が格納され、「時刻」のフィールドには、透析を行っている間の所定時間(30分)ごとの時刻や、警告情報が発せられた時刻が格納される。「治療方法」のフィールドには、実際に実施した治療方法(例えば、血液透析(HD)、血液濾過(HF)、血液濾過透析(HDF)、限外濾過(ECUM)、単純血漿交換(PE)等)が格納され、「除水量(L)」のフィールドには、除水量の情報が格納される。また、「警報情報」のフィールドには、透析装置から発せられた警報情報の種類(例えば、「血圧」や「静脈圧」など)が格納される。
透析情報テーブル(処置情報)33は、実際に行った処置の履歴の情報を管理するテーブルであり、図7に示すようなデータ構造を有する。具体的には、透析情報テーブル(処置情報)33は、「予約ID」、「患者ID」、「通番」、「処置区分」、「処置」、「量」、「単位」の各フィールドを有する。「予約ID」及び「患者ID」のフィールドには、予約及び患者の識別情報が格納される。「通番」のフィールドには予約ごと(患者ごと)に行った処置に付与した通し番号が格納される。「処置区分」のフィールドには、処置の区分(薬及び処置行為のいずれか)が格納される。「処置」のフィールドには、処置区分が薬であれば、薬の名称が格納され、処置区分が処置行為であれば、処置行為の具体的な内容が格納される。「量」、「単位」のフィールドには、処置が投薬である場合に、薬品の量及び単位が格納される。
図2に戻り、担当決定部26は、上述したテーブル30〜33に基づいて、どの看護師が、どの患者のベッドを担当するかを決定する。この場合、担当決定部26は、予め用意されている、図8(a)の係数情報テーブル34、図8(b)の係数情報対象外テーブル35、格納部としての図9(a)のベッドグループテーブル36を参照する。なお、テーブル34〜36の詳細については、後述する。本実施形態においては、担当決定部26は、図3に示すように透析室100内に設置されているベッドを複数のベッドグループ(破線枠参照)に分け、各ベッドグループに対して、看護師を担当として割当てる。この場合、看護師の負荷が平準化するように、ベッドグループ間で患者を入れ替える処理を実行する。
(担当決定部26の処理)
次に、担当決定部26の処理について、詳細に説明する。
図10は、担当決定部26の全体処理を示すフローチャートである。なお、図10の処理は、例えば週に1回(木曜日)などに6日分(1週間分)実行される処理であり、予約情報テーブル(基本情報)30や予約情報テーブル(処置情報)31には、各実施日の予約に関する情報が格納されているものとする。
図10の処理では、担当決定部26は、ステップS10において、個別ポイント算出処理を実行し、ステップS20において、ポイント集計処理を実行し、ステップS30において、平準化処理を実行し、最後にステップS40において、担当看護師を決定する。以下、各処理について詳細に説明する。
(個別ポイント算出処理(S10))
個別ポイント算出処理(S10)は、各患者を看護師が担当した場合に看護師にかかる負荷を示すポイント(第1の評価値)を患者ごとに算出する処理であり、図11に示すフローチャートに沿って実行される処理である。
図11の処理では、まず、ステップS102において、担当決定部26は、予約情報テーブル(基本情報)30を参照し、当日の予約患者を1人特定する。なお、以下においては、このステップS102で特定された予約患者を「特定患者」と呼ぶものとする。
次いで、ステップS104では、担当決定部26が、ベッドグループテーブル36から予約ベッドのベッドグループを取得する。ここで、ベッドグループテーブル36は、ベッドグループの情報を管理するテーブルであり、図9(a)に示すように、「ベッド」、「ベッドグループ」、「平準化対象外フラグ」の各フィールドを有する。「ベッド」のフィールドには、ベッドの識別情報が格納され、「ベッドグループ」のフィールドには、各ベッドが属するベッドグループの識別情報が格納される。「平準化対象外フラグ」のフィールドには、「1」、「0」のいずれかが格納され、「1」が格納されているベッドは、患者の入れ替えができないベッドであることを意味する。一方、「0」が格納されているベッドは、患者の入れ替えを自由に行うことができるベッドであることを意味する。本ステップS104では、特定患者の予約ベッドがどのベッドグループに属するかをベッドグループテーブル36から読み出す。
次いで、ステップS106では、担当決定部26が、ポイント計算処理のサブルーチンを実行する。このポイント計算処理は、特定患者の負荷を示すポイントを算出する処理であり、具体的には、図12〜図14に示すフローチャートに沿った処理である。
図12の処理では、まずステップS120において、担当決定部26が、実施日(当日)の日付に基づいて、当日の曜日を特定する。この場合、担当決定部26は、担当決定部26が保持するカレンダー情報に基づいて、曜日を特定する。
次いで、ステップS122では、担当決定部26が、係数情報テーブル34に、ステップS122で特定した曜日があるか否かを判断する。ここで、係数情報テーブル34は、ポイント算出の際に用いる、警報情報や処置の情報、曜日等に対応する係数を定義するテーブルであり、図8(a)に示すように、「係数ID」、「区分」、「名称」、「係数」の各フィールドを有する。「係数ID」のフィールドには、係数の識別番号が格納され、「区分」のフィールドには、係数が、警報、薬、曜日、処置行為等のどの区分に該当する係数であるかが格納される。「名称」のフィールドには、警報、薬、曜日、処置行為等の具体的な内容が格納される。「係数」のフィールドには、係数の値が格納される。図8(a)の例では、係数情報テーブル34に、「月曜日」と「火曜日」が存在しているので、ステップS120で特定した曜日が月曜日又は火曜日であれば、ステップS122の判断が肯定され、それ以外であればステップS122の判断が否定される。
ステップS122の判断が肯定された場合、ステップS124に移行し、担当決定部26は、係数情報テーブル34の係数を曜日係数に設定する。図8(a)の例では、実施日が月曜日又は火曜日であれば、曜日係数として「3.0」が設定されることになる。一方、ステップS122の判断が否定された場合、ステップS126に移行し、担当決定部26は、曜日係数を1に設定する。ステップS124又はS126の処理の後は、ステップS128に移行する。
(ステップS128の処理)
ステップS128に移行すると、担当決定部26は、過去の警報情報に関する処理のサブルーチンを実行する。本処理は、特定患者について、過去の警報情報に基づいてポイントを算出する処理である。例えば、過去に多くの警報情報が発生している患者については、ポイントとして大きな値が算出され、過去にあまり警報情報が発生していない患者については、ポイントとして小さなポイントが算出されるようになっている。本処理においては、具体的には、図13のフローチャートに沿った処理が実行されることになる。
図13の処理では、まずステップS150において、担当決定部26は、透析情報テーブル(透析装置情報)32から、特定患者の過去の警報情報を1つ取得する。なお、警報情報が既に存在していない場合には、図13の処理を終了して、図12のステップS130に移行する。
ステップS150の後、ステップS152に移行すると、担当決定部26は、係数情報対象外テーブル35を参照して、取得した警報情報が対象外であるか否かを判断する。ここで、係数情報対象外テーブル35は、係数情報テーブル34において係数が定義されていない(すなわちポイント算出に用いない)区分(警報や、薬、処置行為など)と名称を格納するテーブルである。具体的には、係数情報対象外テーブル35は、図8(b)に示すように、「係数ID」、「区分」、「名称」の各フィールドを有する。各フィールドの具体的な内容は、係数情報テーブル34と同一である。
ステップS152の判断が肯定された場合、すなわち、取得した警報情報が係数情報対象外テーブル35に存在していた場合には、ステップS150に戻る。この場合、ステップS150では、次の警報情報を取得する。
一方、ステップS152の判断が否定された場合、すなわち、取得した警報情報が係数情報対象外テーブル35に存在していなかった場合には、ステップS154に移行し、担当決定部26は、係数情報テーブル34に取得した警報情報と一致する情報があるか否かを判断する。このステップS154の判断が肯定された場合には、ステップS156に移行し、担当決定部26は、係数情報テーブル34で定義されている係数を警報係数に設定する。一方、ステップS154の判断が否定された場合には、ステップS158に移行し、担当決定部26は、警報係数を1に設定する。ステップS156又はS158の後は、ステップS160に移行する。
ステップS160に移行すると、担当決定部26は、警報のあった日の曜日を特定する。次いで、ステップS162では、担当決定部26は、実施日の曜日と警報のあった日の曜日が一致するか否かを判断する。このステップS162の判断が肯定された場合には、ステップS164に移行し、担当決定部26は、計算結果変数(最終的にポイントの計算結果となる変数)に、警報係数×曜日係数を足す。例えば、警報情報が血圧(係数=3.0)で警報があった日の曜日と当日の曜日が月曜日(係数=3.0)の場合には、計算結果変数に3.0×3.0=9.0を足す。
一方、ステップS162の判断が否定された場合には、ステップS166に移行し、担当決定部26は、計算結果変数に、警報係数をそのまま足す。例えば、警報情報が血圧(係数=3.0)で当日の曜日が水曜日の場合には、計算結果変数に3.0をそのまま足す。ステップS164又はS166の処理が行われた後は、担当決定部26は、ステップS168に移行する。
ステップS168に移行すると、担当決定部26は、特定患者のすべての警報情報を取得したか否かを判断する。このステップS168の判断が否定された場合には、ステップS150に戻り、次の警報情報について、上述した処理を実行する。一方、ステップS168の判断が肯定された場合、すなわち、特定患者のすべての警報情報を取得し終えた場合には、図13の全処理を終了し、図12のステップS130に移行する。
(ステップS130の処理)
図12のステップS130に移行すると、担当決定部26は、実施日に予約された処置情報及び過去の処置情報に関する処理のサブルーチンを実行する。本処理は、特定患者について、過去に実施した処置行為、及び当日に実施する処置行為に基づいてポイントを算出する処理である。例えば、過去に看護師の負荷が大きい処置行為を多く実施したり、当日に負荷が大きい処置行為を予定している患者については、ポイントとして大きな値が算出される。本処理においては、具体的には、図14のフローチャートに沿った処理が実行される。
図14の処理では、ステップS180において、担当決定部26は、透析情報テーブル(処置情報)33又は予約情報テーブル(処置情報)31から、特定患者の過去の処置情報又は当日の処置情報を1つ取得する。
次いで、ステップS182では、担当決定部26は、係数情報対象外テーブル35を参照して、取得した処置情報が対象外であるか否かを判断する。このステップS182の判断が肯定された場合には、ステップS180に戻る。ステップS180に戻ると、担当決定部26は、特定患者の次の処置情報を1つ取得する。なお、次の処置情報が存在しない場合には、図14の全処理を終了して、図12のステップS132に移行する。一方、ステップS182の判断が否定された場合には、ステップS184に移行する。
ステップS184に移行すると、担当決定部26は、係数情報テーブル34に取得した処置情報と一致する情報があるか否かを判断する。このステップS184の判断が肯定された場合、ステップS186に移行し、担当決定部26は、係数情報テーブル34の係数を処置係数に設定する。一方、ステップS184の判断が否定された場合には、ステップS188に移行し、担当決定部26は、処置係数を1に設定する。ステップS186又はS188の後は、ステップS190に移行する。
ステップS190に移行すると、担当決定部26は、処置が行われた日の曜日を特定する。次いで、ステップS192では、担当決定部26は、実施日の曜日と処置が行われた日の曜日が一致するか否かを判断する。なお、ステップS180において当日実施する処置情報が取得されている場合には、ステップS192の判断は自動的に肯定される。このステップS192の判断が肯定された場合には、ステップS194に移行し、担当決定部26は、計算結果変数に、処置係数×曜日係数を足す。一方、ステップS192の判断が否定された場合には、ステップS196に移行し、担当決定部26は、計算結果変数に、処置係数を足す。ステップS194又はS196の処理が行われた後は、担当決定部26は、ステップS198に移行する。
ステップS198に移行すると、担当決定部26は、特定患者のすべての処置情報を取得したか否かを判断する。このステップS198の判断が否定された場合には、ステップS180に戻り、次の処置情報について、上述した処理を実行する。一方、ステップS198の判断が肯定された場合、すなわち、特定患者のすべての処置情報を取得し終えた場合には、図14の全処理を終了し、図12のステップS132に移行する。
図12のステップS132に移行すると、担当決定部26は、予約情報テーブル(基本情報)30から特定患者の過去の透析実施済み日数をカウントする。次いで、ステップS134では、担当決定部26は、計算結果変数の値を過去の実施済み日数+1(当日を含む実施日数)で割る。このステップS134で算出された値が、特定患者のポイント(個別ポイント)となる。
ステップS134が行われると、図12の全処理を終了し、図11のステップS108に移行する。
ステップS108に移行すると、担当決定部26は、計算結果をステップS104で取得したベッドグループとともに個別データワークテーブルに格納する。ここで、個別データワークテーブルは、担当決定部26が処理に利用するワークテーブルであり、図15に示すようなデータ構造を有する。具体的には、個別データワークテーブルは、「並替回数」「予約ID」、「患者ID」、「ベッドグループ」、「予約ベッド」、「平準化後ベッド」「時間区分ID」、「ポイント」の各フィールドを有する。初期の段階では、「並替回数」のフィールドには0が格納される。また、特定患者の情報として、「予約ID」、「患者ID」、「ベッドグループ」、「予約ベッド」、「時間区分ID」のフィールドに予約情報テーブル(基本情報)の情報がコピーされる。「平準化後ベッド」のフィールドには、平準化を行った後の各患者が利用するベッドの識別情報が格納される。なお、並替回数が0の場合、「平準化後ベッド」のフィールドは空となる。そして、「ポイント」のフィールドには、ステップS106で算出されたポイント(個別ポイント)が格納される。
次のステップS110に移行すると、担当決定部26は、すべての予約患者分、ステップS104〜S108の処理を繰り返したか否かを判断する。このステップS110の判断が否定された場合には、担当決定部26は、ステップS112において、次の予約患者を特定し、その後、ステップS104に戻る。ステップS104に戻った後は、ステップS104〜S112の処理、判断を繰り返す。そして、ステップS110の判断が肯定されると、図11(S10:個別ポイント算出処理)の全処理を終了し、図10のステップS20に移行する。
なお、ステップS10の全処理が終了した段階では、図15の個別データワークテーブルに当日の全ての予約患者のデータが格納された状態となっている。なお、本実施形態では、予約情報テーブル(処置情報)31の情報のみならず、透析情報テーブル(処置情報)33の情報に基づいて、個別ポイントを算出している。したがって、予約の段階で予定されていないが、患者の当日の様子などに基づいて実行される可能性のある処置についても考慮して、個別ポイントを算出することができる。
(ポイント集計処理(S20))
次に、ステップS20のポイント集計処理について詳細に説明する。ステップS20の処理は、ステップS10で求めた各予約患者の個別ポイントをベッドグループごとに集計する処理である。具体的には、図16のフローチャートに沿った処理が実行される。
図16の処理では、まず、ステップS202において、担当決定部26は、ベッドグループテーブル36(図9(a))を参照して、1つのベッドグループを特定する。なお、以下においては、ステップS202で特定されたベッドグループを「特定ベッドグループ」と呼ぶものとする。次いで、ステップS204では、担当決定部26は、個別データワークテーブル(図15)から、特定ベッドグループに含まれる予約患者の個別ポイントをすべて取得する。
次いで、ステップS206では、担当決定部26が、取得したポイントを合計し、患者数で割って、平均を算出する。ここで算出された平均値が、看護師がベッドグループを担当した場合の負荷を示すグループポイント(第2の評価値)となる。
次いで、ステップS208では、担当決定部26が、算出結果(グループポイント)をベッドグループワークテーブルに格納する。ベッドグループワークテーブルは、図17(a)に示すようなデータ構造を有する。すなわち、ベッドグループワークテーブルは、「並替回数」、「ベッドグループ」、「グループポイント」、「ベッド数」の各フィールドを有する。初期の段階では、「並替回数」のフィールドには0が格納される。「ベッドグループ」のフィールドには、ベッドグループの識別情報が格納される。また、「ベッド数」のフィールドには各ベッドグループのベッドの数(全時間帯を合算した数(延べ数)=延べ患者数)が格納される。そして、「グループポイント」のフィールドに、ステップS206の算出結果が格納される。
次いで、ステップS210では、担当決定部26が、個別データワークテーブル(図15)から、特定ベッドグループに含まれる各ベッドの時間区分ごとのポイントを取得する。次いで、ステップS212では、担当決定部26が、各ベッドの時間区分ごとのポイントを合計し、ベッド数で除して、時間区分ポイントを算出する。ここで、本実施形態では、時間区分ポイントとして2種類の時間区分ポイント(AM,PM)を算出する。具体的には、個別データワークテーブル(図15)の時間区分IDが「AM」と「PM」である個別ポイントの平均が時間区分(AM)の時間区分ポイントとなる。また、個別データワークテーブル(図15)の時間区分IDが「PM」と「夜間」である個別ポイントの平均が時間区分(PM)の時間区分ポイントとなる。例えば、ベッドグループAの時間区分(AM)の時間区分ポイントは、図15のベッドグループAのAMのポイント(20.0、5.1、0.0、10.0、20.0、20.0)と、PMのポイント(5.1、2.5、20.0、20.0、1.7、5.1)の合計をベッド数(延べ数=12)で除すことで、得られた値(10.8)となる。また、ベッドグループAの時間区分(PM)の時間区分ポイントは、図15のベッドグループAのPMのポイント(5.1、2.5、20.0、20.0、1.7、5.1)と、夜間のポイント(5.1、2.5、0.0、0.0、1.7、5.1)と、の合計をベッド数(延べ数=12)で除すことで、得られた値(5.7)となる。なお、本実施形態では、時間区分ポイントとして2種類の時間区分ポイント(AM,PM)を算出することとしているのは、午前と午後、午後と夜間というように、時間区分を跨って透析を受ける患者がいることを考慮したものである。すなわち、2種類の時間区分ポイントを算出することとすることで、時間区分を跨って透析を受ける患者がいても、適切に処理を行うことが可能となる。
次いで、ステップS214では、担当決定部26が、算出結果(時間区分ポイント)を時間区分データワークテーブルに格納する。時間区分データワークテーブルは、図17(b)に示すようなデータ構造を有する。すなわち、時間区分データワークテーブルは、「並替回数」、「ベッドグループ」、「時間区分」、「時間区分ポイント」、「ベッド数」の各フィールドを有する。「並替回数」、「ベッドグループ」、「ベッド数」のフィールドは、ベッドグループワークテーブル(図17(a))と同様である。「時間区分」には、AM、PMが格納され、「時間区分ポイント」のフィールドに、ステップS212の算出結果が格納される。
次いで、ステップS216では、担当決定部26が、すべてのベッドグループ分繰り返したか否かを判断する。このステップS216の判断が否定された場合には、担当決定部26は、ステップS218において、次のベッドグループを特定した後、ステップS204に戻る。
一方、ステップS216の判断が肯定された場合には、図16(ステップS20)の全処理を終了し、図10のステップS30に移行する。なお、図10のステップS30に移行する段階では、図17(a)、図17(b)の各テーブルにすべてのベッドグループのデータが格納された状態となっている。
(平準化処理(S30))
次に、ステップS30の平準化処理について詳細に説明する。ステップS30の処理は、ステップS20で求めた各ベッドグループのグループポイント及び時間区分ポイントを平準化するための処理である。具体的には、図18、図19のフローチャートに沿った処理が実行される。
図18の処理では、まず、ステップS300において、担当決定部26は、ベッドグループワークテーブル(図17(a))から初期データを取得する。次いで、ステップS302では、担当決定部26は、グループポイントが最小のベッドグループと最大のベッドグループの個別データを個別データワークテーブル(図15)から取得する。
次いで、ステップS304では、担当決定部26が、ベッド毎のポイント合計(AM、PM、夜間のポイントの合計)をベッドデータワークテーブルに格納する。ここで、ベッドデータワークテーブルは、各ベッドグループに属するベッドの個別ポイントを格納するワークテーブルであり、図20(a)に示すように、「並替回数」、「ベッドグループ」、「予約ベッド」、「平準化後ベッド」、「ポイント」の各フィールドを有する。初期の段階では、「並替回数」のフィールドには0が格納される。「ベッドグループ」のフィールドには、ベッドグループの識別情報が格納され、「予約ベッド」のフィールドには、個別データワークテーブル(図15)から取得した予約ベッドの識別情報が格納される。また、「平準化後ベッド」のフィールドには、平準化(あるベッドグループに含まれるベッドと他のベッドグループに含まれるベッドとの交換)を行った場合における、各ベッドグループに含まれるベッドの情報が格納される。なお、並替回数=0の場合には、「平準化後ベッド」のフィールドと、「予約ベッド」のフィールドは、同一となる。「ポイント」のフィールドには、各ベッドの時間帯別の個別ポイントを合算した値が格納される。例えば、予約ベッドA1の場合、図15からAM,PM,夜間それぞれのポイント(20.0、5.1、5.1)を取得し、各ポイントを合計した値(30.2)が格納される。
図18に戻り、次のステップS306では、担当決定部26は、ベッドデータワークテーブル(図20(a))の各グループの1つずつを入れ替え(並べ替え)、入れ替えた情報で、ベッドデータワークテーブルを更新する。図20(a)の例では、例えば、ベッドグループAの1つ目の予約ベッド(A1)と、ベッドグループBの1つ目の予約ベッド(B1)を入れ替える。図20(b)には、入れ替え後のデータ(並替回数=1)が格納されたベッドデータワークテーブルが示されている。図20(b)において、入れ替え後のデータは、太線枠内のデータであり、並べ替えられたデータ(予約ベッドA1とB1)には、破線枠及び矢印を付している。
次いで、ステップS308では、担当決定部26は、ベッドグループごとのポイントの平均(ベッドグループに属する各ベッドを利用する患者の個別ポイントの合計を延べ患者数で除した値)を算出し、ベッドグループワークテーブルに格納する。この場合、ベッドグループワークテーブルは、図21(a)に示すようになる。図21(a)では、入れ替え(並べ替え)後のデータが太線枠内のデータである。
次いで、ステップS310では、担当決定部26は、個別データワークテーブル(図15)において、個別データをステップS306と同様に入れ替える(並べ替える)。そして、担当決定部26は、入れ替え後のベッドグループごとにAM、PMの時間区分ポイントを算出し、時間区分ワークテーブルに格納する。図21(b)は、入れ替え後の個別ワークテーブルを示している。図21(b)では、破線枠及び両矢印で示すベッドA1とベッドB1の患者が入れ替えられている。そして、図21(b)の個別ワークテーブルを用いて、ベッドグループごとに、時間区分AM,PMの時間区分ポイントを算出し、時間区分ワークテーブルに格納する。図22(a)の太枠内は、入れ替え後のベッドグループのデータである。図22(a)では、矢印で示す時間区分ポイントが入れ替え前(並替回数=0の場合)と異なっている。
次いで、ステップS312では、担当決定部26は、すべての入れ替え(並べ替え)の組み合わせについて処理したか否かを判断する。このステップS312の判断が否定された場合には、ステップS306に戻るが、肯定された場合には、図19のステップS320に移行する。なお、ステップS312の判断が肯定される場合とは、ベッドA1と、ベッドB1〜B6の入れ替え、ベッドA2と、ベッドB1〜B6の入れ替え、…、ベッドA6と、ベッドB1〜B6の入れ替えを行い、すべての組み合わせについて、ステップS306〜S310の処理が行われた場合である。ただし、図9(a)のベッドグループテーブル36において、平準化対象外フラグが1であるベッドについては、入れ替えの対象外とする。平準化対象外フラグが1のベッドには、特殊な装置が設けられており、患者を入れ替えることができないからである。
図19のステップS320に移行すると、担当決定部26は、ベッドグループワークテーブルを参照して、並替回数毎にベッドグループA、Bのグループポイントの差を算出し、グループ間差ワークテーブル(図22(b))に格納する。なお、この段階では、ベッドグループワークテーブルには、図21(a)のデータに加えて、並替回数=2以降のデータも格納されている。したがって、担当決定部26は、各並替回数のベッドグループA,Bのグループポイントの差を求め、図22(b)に示すように、グループ間差ワークテーブルに格納する。例えば、並替回数=0であれば、図21(a)より、8.0−3.1=4.9となる。また、並替回数=1であれば、図21(a)より、7.4−3.7=3.7となる。なお、ベッドグループA,Bの場合、並替回数は0〜36まであるが、図22(b)では、説明の簡素化のため、並替回数が0〜7のみ存在すると仮定して、図示している。
次いで、ステップS322では、担当決定部26が、時間区分ワークテーブルを参照して、各並替回数について、各ベッドグループ(A,B)のAM−PM間のポイント差を算出するとともに、各ポイント差の差(時間区分差)を算出して、時間区分差を時間区分差ワークテーブル(図22(c))に格納する。なお、この段階では、時間区分ワークテーブルには、図22(a)のデータに加えて、並替回数=2以降のデータも格納されている。したがって、担当決定部26は、各並替回数について、ベッドグループAのAM−PM間のポイントの差(絶対値)と、ベッドグループBのAM−PM間のポイントの差(絶対値)と、を算出し、それぞれの差(時間区分差)を時間区分差ワークテーブルに格納する。例えば、並替回数=0であれば、図22(a)より、ベッドグループAのAM−PM間のポイントの差は、AM(10.8)−PM(5.7)=5.1となり、ベッドグループBのAM−PM間のポイントの差は、AM(1.1)−PM(4.1)=−3.0の絶対値3.0となる。したがって、時間区分差は、5.1−3.0=2.1となる。また、並替回数=1であれば、図22(a)より、ベッドグループAのAM−PM間のポイントの差は、AM(8.7)−PM(4.7)=4.0となり、ベッドグループBのAM−PM間のポイントの差は、AM(3.2)−PM(3.3)=−0.1の絶対値0.1となる。したがって、時間区分差は、4.0−0.1=3.9となる。なお、図22(c)では、図22(b)と同様、説明の簡素化のため、並替回数が0〜7のみ存在すると仮定して、図示している。
次いで、ステップS324では、担当決定部26は、グループ間差ワークテーブルと時間区分差ワークテーブルから、最適な並替回数を決定する。以下、最適な並替回数の決定方法の一例について説明する。なお、図23は、最適な並替回数の決定方法の一例を説明するための図であり、グループ間差ワークテーブルと時間区分差ワークテーブルに対して、数値が小さい順番を示す順位を付与したものである。
まず、担当決定部26は、グループ間差が最も小さい並替回数を取得する。図23では、並替回数=4が取得される。次いで、担当決定部26は、取得した並替回数(=4)の時間区分差の順位を取得する。そして、取得された順位が閾値n(nは例えば2)以下であれば、その並替回数を最適な並替回数として決定するが。図23では、並替回数=4の順位は8であるので、一旦保留とする。
次いで、担当決定部26は、グループ間差が次に小さい並替回数を取得する。図23では、並替回数=3が取得される。次いで、担当決定部26は、取得した並替回数(=3)の時間区分差の順位(=4)を取得する。そして、これまでに取得された順位に閾値n+1(例えばn+1は3)以下のものがあれば、その並替回数を最適な並替回数として決定する。図23の例では、これまでに、並替回数=4の順位=8と、並替回数=3の順位=4が取得されているので、ここでは、最適な並替回数を決定せずに、一旦保留とする。
次いで、担当決定部26は、グループ間差が次に小さい並替回数を取得する。図23では、並替回数=1が取得される。次いで、担当決定部26は、取得した並替回数(=1)の時間区分差の順位(=3)を取得する。そして、これまでに取得された順位に閾値n+2(例えばn+2は4)以下のものがあれば、その並替回数を最適な並替回数として決定する。図23の例では、これまでに、並替回数=4の順位=8と、並替回数=3の順位=4と、並替回数=1の順位=3が取得されているので、ここでは、並替回数=3と並替回数=1が最適な並替回数の条件を満たすことになる。この場合、担当決定部26は、一例として、グループ間差が小さい方(並替回数=3)を最適な並替回数として決定する。
なお、上記処理で、最適な並替回数が決定しなかった場合には、閾値をn+3、n+4と大きくしながら、最適な並替回数を見つけるものとする。
次いで、ステップS326に移行すると、担当決定部26は、前回の並べ替えの際のグループポイントの標準偏差と、今回の並べ替えの際のグループポイントの標準偏差を算出する。次いで、ステップS328では、担当決定部26は、今回の標準偏差の方が小さいか否かを判断する。このステップS328の判断が肯定された場合には、ステップS330に移行し、今回の並べ替え結果(ステップS324で最適な並替回数となったもの)を取得し、図18のステップS302に戻る。なお、前回の並べ替えの結果がない場合(ステップS326の処理に移行するのが初めての場合)には、ステップS326の処理を省略し、ステップS328の判断が自動的に肯定され、ステップS330に移行するものとする。
そして、上記処理を繰り返し、ステップS328の判断が否定された場合、すなわち、標準偏差が前回と変わらない又は前回よりも大きくなり、並べ替えをそれ以上行う必要がなくなった場合には、ステップS332に移行する。ステップS332に移行すると、担当決定部26は、前回の並べ替え結果を平準化結果とし、図18、図19の全処理を終了し、図10のステップS40に移行する。
担当決定部26は、ステップS40において、ステップS10〜S30を経て生成された、負荷が平準化されたベッドグループそれぞれに対して、所定のルールに基づいて、又はランダムに看護師を割り当てることで、各ベッドグループの担当看護師を決定する。この場合、各看護師の負荷を平準化することができる。なお、担当決定部26は、看護師に限らず、その他の医療従事者(例えば医師や理学療法士など)を各ベッドグループの担当として決定してもよい。
なお、上述した説明からわかるように、本実施形態では、担当決定部26により、第1の評価値(個別ポイント)を算出する第1算出部、第2の評価値(グループポイント)を算出する第2算出部、ベッドグループ間の負荷の平準化を図る平準化部、及び各ベッドグループを担当する看護師を割り当てる割り当て部、としての機能が実現されている。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、担当決定部26は、患者に対して過去に行った処置の履歴(透析情報テーブル(処置情報)33)及び患者に対して処置を行っている間に医療機器が発した警報情報の履歴(透析情報テーブル(透析装置情報)32)を参照して、各患者の個別ポイントを算出し(S10)、算出した個別ポイントに基づいて、ベッドグループそれぞれのグループポイントを算出する(S20)。そして、担当決定部26は、ベッドグループ間で患者を入れ替えることにより、ベッドグループ間のグループポイントを平準化し(S30)、平準化後のベッドグループそれぞれに対して、担当する看護師を割り当てる(S40)。これにより、本実施形態では、過去の履歴から、各患者を担当すると看護師にどの程度の負荷がかかるかを予測し、予測結果から、各ベッドグループの負荷を平準化することができるので、各ベッドグループを担当する看護師の負荷を平準化することが可能となる。
また、本実施形態では、個別ポイントを算出する際に、担当決定部26は、当日(看護師を担当させる日)の曜日と、警報情報があった日や処置が実施された日の曜日に基づいて、個別ポイントを算出する(S162〜S166、S192〜S196)。これにより、曜日によって発生しやすい警報情報があること(例えば、週の初めほど警報情報が出やすいなど)や、曜日によって行われる可能性高い処置があること、を考慮して、個別ポイントを精度よく算出することができる。
また、本実施形態では、平準化処理(S30)において、ベッドグループ間のグループポイントが平準化し、各ベッドグループの時間区分ポイントが平準化するように、ベッドグループ間で患者を入れ替える。これにより、時間帯ごとの看護師の負荷についても平準化することが可能となる。
また、本実施形態では、個別ポイント算出処理(S10)において、各患者に対して行う予定の処置(予約情報テーブル(処置情報)31の情報)に基づいて、個別ポイントを算出する。これにより、既に行う予定となっている処置を考慮して、個別ポイントを算出することができるため、精度よく個別ポイントを算出することができる。
なお、上記実施形態では、透析情報テーブル(処置情報)33と、透析情報テーブル(透析装置情報)32とに基づいて、個別ポイントを算出する場合について説明したが、これに限られるものではない。すなわち、透析情報テーブル(処置情報)33と、透析情報テーブル(透析装置情報)32のいずれかに基づいて、個別ポイントを算出することとしてもよい。この場合、透析情報テーブル(処置情報)33を用いずに、当日の処置情報(予約情報テーブル(処置情報)31の情報)と、透析情報テーブル(透析装置情報)32とに基づいて、個別ポイントを算出するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、過去の警報情報の履歴や処置の履歴に加えて、その他の情報を考慮して、個別ポイントを算出することとしてもよい。
なお、上記実施形態では、図10の処理を、受付102等に設置される透析支援装置10が実行する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、看護師が利用可能な端末とネットワークを介して接続されたサーバ(クラウドサーバ)において、図10の処理が実行されてもよい。この場合、端末から入力された予約情報等に基づいて、サーバが図10の処理を実行し、処理結果(各看護師が担当するベッドグループの情報)を端末に出力するようにすればよい。
なお、上記実施形態では、透析室において看護師の担当を決定する場合に、本発明に係る担当決定方法を適用する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、ベッドを利用する患者の入れ替えが頻繁に発生する処置室(例えば、整形外科のリハビリテーション施設など)において、看護師等の担当を決定する場合に、本発明に係る担当決定方法を適用することとしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 医療従事者が担当する患者を決定する担当決定方法であって、
患者に対して過去に行った処置の履歴及び患者が利用する医療機器が発した警報情報の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する記憶部を参照して、各患者の前記履歴情報から予測される各患者を担当した場合の医療従事者の負荷を示す第1の評価値を算出し、
配置位置に基づいて複数の前記医療機器をグループ分けして生成された複数の医療機器グループの情報を格納した格納部を参照して、前記医療機器グループそれぞれに割当てられた患者の前記第1の評価値から前記医療機器グループそれぞれを医療従事者が担当した場合の負荷を示す第2の評価値を算出し、
前記複数の医療機器グループ間で医療機器を利用する患者を入れ替えて、前記複数の医療機器グループ間の前記第2の評価値の偏りを低減し、
入れ替え後の前記医療機器グループそれぞれに対して、担当する医療従事者を割り当てる、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする担当決定方法。
(付記2) 前記第1の評価値を算出する処理では、医療従事者を担当させる日の曜日情報と、前記履歴情報が得られた日の曜日情報に基づいて、前記第1の評価値を算出することを特徴とする付記1に記載の担当決定方法。
(付記3) 前記第2の評価値の偏りを低減する処理では、前記医療機器グループ間の前記第2の評価値の偏りと、各医療機器グループにおける時間帯ごとの前記第2の評価値の偏りと、を低減するように、前記複数の医療機器グループ間で医療機器を利用する患者を入れ替える、ことを特徴とする付記1又は2に記載の担当決定方法。
(付記4) 前記記憶部は、患者が予約した処置の情報を更に記憶し、
前記第1の評価値を算出する処理では、各患者が予約した処置の情報に更に基づいて前記第1の評価値を算出することを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載の担当決定方法。
(付記5) 医療従事者が担当する患者を決定する担当決定装置であって、
患者に対して過去に行った処置の履歴及び患者が利用する医療機器が発した警報情報の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する記憶部を参照して、各患者の前記履歴情報から予測される各患者を担当した場合の医療従事者の負荷を示す第1の評価値を算出する第1算出部と、
配置位置に基づいて複数の前記医療機器をグループ分けして生成された複数の医療機器グループの情報を格納した格納部を参照して、前記医療機器グループそれぞれに割当てられた患者の前記第1の評価値から前記医療機器グループそれぞれを医療従事者が担当した場合の負荷を示す第2の評価値を算出する第2算出部と、
前記複数の医療機器グループ間で医療機器を利用する患者を入れ替えて、前記複数の医療機器グループ間の前記第2の評価値の偏りを低減する平準化部と、
入れ替え後の前記医療機器グループそれぞれに対して、担当する医療従事者を割り当てる割り当て部と、
を備える担当決定装置。
(付記6) 前記第1算出部は、医療従事者を担当させる日の曜日情報と、前記履歴情報が得られた日の曜日情報に基づいて、前記第1の評価値を算出することを特徴とする付記5に記載の担当決定装置。
(付記7) 前記平準化部は、前記医療機器グループ間の前記第2の評価値の偏りと、各医療機器グループにおける時間帯ごとの前記第2の評価値の偏りと、を低減するように、前記複数の医療機器グループ間で医療機器を利用する患者を入れ替える、ことを特徴とする付記5又は6に記載の担当決定装置。
(付記8) 前記記憶部は、患者が予約した処置の情報を更に記憶し、
前記第1算出部は、各患者が予約した処置の情報に更に基づいて前記第1の評価値を算出することを特徴とする付記5〜7のいずれかに記載の担当決定装置。
(付記9) コンピュータに、医療従事者が担当する患者を決定させるための担当決定プログラムであって、
患者に対して過去に行った処置の履歴及び患者が利用する医療機器が発した警報情報の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する記憶部を参照して、各患者の前記履歴情報から予測される各患者を担当した場合の医療従事者の負荷を示す第1の評価値を算出し、
配置位置に基づいて複数の前記医療機器をグループ分けして生成された複数の医療機器グループの情報を格納した格納部を参照して、前記医療機器グループそれぞれに割当てられた患者の前記第1の評価値から前記医療機器グループそれぞれを医療従事者が担当した場合の負荷を示す第2の評価値を算出し、
前記複数の医療機器グループ間で医療機器を利用する患者を入れ替えて、前記複数の医療機器グループ間の前記第2の評価値の偏りを低減し、
入れ替え後の前記医療機器グループそれぞれに対して、担当する医療従事者を割り当てる、
処理をコンピュータに実行させるための担当決定プログラム。
10 透析支援装置(担当決定装置)
26 担当決定部(第1算出部、第2算出部、平準化部、割り当て部)
32 透析情報テーブル(透析装置情報)(記憶部)
33 透析情報テーブル(処置情報)(記憶部)
36 ベッドグループテーブル(格納部)

Claims (5)

  1. 医療従事者が担当する患者を決定する担当決定方法であって、
    患者に対して過去に行った処置の履歴及び患者が利用する医療機器が発した警報情報の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する記憶部を参照して、各患者の前記履歴情報から予測される各患者を担当した場合の医療従事者の負荷を示す第1の評価値を算出し、
    配置位置に基づいて複数の前記医療機器をグループ分けして生成された複数の医療機器グループの情報を格納した格納部を参照して、前記医療機器グループそれぞれに割当てられた患者の前記第1の評価値から前記医療機器グループそれぞれを医療従事者が担当した場合の負荷を示す第2の評価値を算出し、
    前記医療機器グループ間の前記第2の評価値の偏りと、各医療機器グループにおける時間帯ごとの前記第2の評価値の偏りと、の両方を低減するように、前記複数の医療機器グループ間で医療機器を利用する患者を入れ替え
    入れ替え後の前記医療機器グループそれぞれに対して、所定のルールに基づいて、又はランダムに担当する医療従事者を割り当てる、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする担当決定方法。
  2. 前記第1の評価値を算出する処理では、医療従事者を担当させる日の曜日情報と、前記履歴情報が得られた日の曜日情報に基づいて、前記第1の評価値を算出することを特徴とする請求項1に記載の担当決定方法。
  3. 前記記憶部は、患者が予約した処置の情報を更に記憶し、
    前記第1の評価値を算出する処理では、各患者が予約した処置の情報に更に基づいて前記第1の評価値を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の担当決定方法。
  4. 医療従事者が担当する患者を決定する担当決定装置であって、
    患者に対して過去に行った処置の履歴及び患者が利用する医療機器が発した警報情報の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する記憶部を参照して、各患者の前記履歴情報から予測される各患者を担当した場合の医療従事者の負荷を示す第1の評価値を算出する第1算出部と、
    配置位置に基づいて複数の前記医療機器をグループ分けして生成された複数の医療機器グループの情報を格納した格納部を参照して、前記医療機器グループそれぞれに割当てられた患者の前記第1の評価値から前記医療機器グループそれぞれを医療従事者が担当した場合の負荷を示す第2の評価値を算出する第2算出部と、
    前記医療機器グループ間の前記第2の評価値の偏りと、各医療機器グループにおける時間帯ごとの前記第2の評価値の偏りと、の両方を低減するように、前記複数の医療機器グループ間で医療機器を利用する患者を入れ替え平準化部と、
    入れ替え後の前記医療機器グループそれぞれに対して、所定のルールに基づいて、又はランダムに担当する医療従事者を割り当てる割り当て部と、
    を備える担当決定装置。
  5. コンピュータに、医療従事者が担当する患者を決定させるための担当決定プログラムであって、
    患者に対して過去に行った処置の履歴及び患者が利用する医療機器が発した警報情報の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する記憶部を参照して、各患者の前記履歴情報から予測される各患者を担当した場合の医療従事者の負荷を示す第1の評価値を算出し、
    配置位置に基づいて複数の前記医療機器をグループ分けして生成された複数の医療機器グループの情報を格納した格納部を参照して、前記医療機器グループそれぞれに割当てられた患者の前記第1の評価値から前記医療機器グループそれぞれを医療従事者が担当した場合の負荷を示す第2の評価値を算出し、
    前記医療機器グループ間の前記第2の評価値の偏りと、各医療機器グループにおける時間帯ごとの前記第2の評価値の偏りと、の両方を低減するように、前記複数の医療機器グループ間で医療機器を利用する患者を入れ替え
    入れ替え後の前記医療機器グループそれぞれに対して、所定のルールに基づいて、又はランダムに担当する医療従事者を割り当てる、
    処理をコンピュータに実行させるための担当決定プログラム。
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