JP6818475B2 - 飲料の提供制御システム及び方法、並びにプログラム - Google Patents

飲料の提供制御システム及び方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6818475B2
JP6818475B2 JP2016176844A JP2016176844A JP6818475B2 JP 6818475 B2 JP6818475 B2 JP 6818475B2 JP 2016176844 A JP2016176844 A JP 2016176844A JP 2016176844 A JP2016176844 A JP 2016176844A JP 6818475 B2 JP6818475 B2 JP 6818475B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage
customer
provision
unit
requesting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016176844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018039561A (ja
Inventor
剛士 野添
剛士 野添
耕平 沼田
耕平 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Six Inc
Original Assignee
Six Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Six Inc filed Critical Six Inc
Priority to JP2016176844A priority Critical patent/JP6818475B2/ja
Publication of JP2018039561A publication Critical patent/JP2018039561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6818475B2 publication Critical patent/JP6818475B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Description

本開示は、飲料の提供に用いられるシステム及び方法に関する。
従来、ユーザからの操作に応じて、飲料を吐出する飲料ディスペンサが知られている。具体的には、ジュースやソフトドリンクの他、ビール等のアルコール飲料を提供する飲料ディスペンサが知られている(特許文献1参照)。飲料の吐出制御を電気的に行う電動式の飲料ディスペンサもまた知られている。
特開2014−065500号公報
しかしながら、従来の飲料ディスペンサは、顧客に対して飲み放題サービスを提供するために設置されることが多く、その用途は、限定的である。
本開示の一側面によれば、例えば飲料ディスペンサを用いた新規な飲料提供サービスに好適な、飲料の提供制御システム及び方法を提供できることが望ましい。
本開示の一側面に係る提供制御システムは、識別ユニットと、許可ユニットと、を備える。識別ユニットは、飲料を要求する顧客である要求顧客を識別するように構成される。許可ユニットは、識別ユニットにより識別された要求顧客に対する飲料の提供を許可するか否かを判定するように構成される。具体的に、許可ユニットは、記憶デバイスが記憶する要求顧客の管理データに基づき、要求顧客に対する飲料の提供を許可するか否かを判定するように構成される。記憶デバイスは、顧客毎の管理データとして、顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶するように構成される。
このシステムを用いれば、顧客に対する飲料の過去の提供を考慮して、顧客に飲料を提供することが可能である。従って、新規な飲料提供サービスを実現可能である。
本開示の一側面によれば、顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータの例には、過去の提供を直接及び/又は間接的に表すデータ、及び/又は、顧客に対する飲料の提供によって更新されるデータ、及び/又は、顧客に対する飲料の過去の提供を反映するデータ、が含まれ得る。
本開示の一側面によれば、許可ユニットは、要求顧客の管理データに基づき、飲料の提供量及び提供回数の少なくとも一方に関する予め定められた条件が満足される場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可し、予め定められた条件が満足されない場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可しないように構成されてもよい。この許可ユニットを備えるシステムによれば、予め定められた条件下で自由に飲料を飲むことができる新規な飲料提供サービスを実現可能である。
本開示の一側面によれば、許可ユニットは、要求顧客の管理データに基づき、要求顧客に対する飲料の過去の提供量及び提供回数の少なくとも一方が予め定められた条件下にある場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可し、予め定められた条件下にない場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可しないように構成されてもよい。
本開示の一側面によれば、許可ユニットは、要求顧客に対する過去所定期間内の飲料の総提供量が所定量以下である場合に、要求顧客に対する飲料の提供を許可し、総提供量が所定量より大きい場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可しないように構成されてもよい。
本開示の一側面によれば、許可ユニットは、要求顧客に対する過去所定期間内の飲料の提供回数が所定回数以下である場合に、要求顧客に対する飲料の提供を許可し、提供回数が所定回数より大きい場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可しないように構成されてもよい。
提供量又は提供回数に基づく飲料の提供制限は、例えば収益性及び健康管理の少なくとも一方の観点で行われ得る。顧客の健康管理に注目すれば、本開示のシステムは、飲料がアルコール類であるサービスに用いられると特に有意義である。
本開示の一側面に係る提供制御システムは、飲料の提供が許可されたことを条件に、飲料に関するチケットを発行する発行ユニットを備えてもよい。一例によれば、飲料の提供に関わる店舗の店員は、発行されたチケットに基づき、要求顧客に飲料を提供するための作業を行うことができる。
発行ユニットは、飲料を提供する飲料ディスペンサに設けられてもよい。一例によれば、発行ユニットは、飲料の提供が許可されたことを条件に、飲料に関するチケットとして、飲料ディスペンサから提供される飲料を収納するための容器を受け取る権利が化体されたチケットを出力するように構成されてもよい。一例によれば、店舗の店員は、顧客から提示されたチケットに基づいて、上記容器を顧客に提供することができる。顧客は、この容器を用いて飲料の提供を受けることができる。
本開示の一側面によれば、顧客の識別情報を入力する入力ユニットが、飲料ディスペンサに設けられてもよい。識別ユニットは、この飲料ディスペンサの入力ユニットから入力される識別情報に基づき、要求顧客を識別するように構成され得る。
本開示の一側面に係る提供制御システムは、発行ユニットにより発行されたチケットが保持する情報を読み取って、外部の情報管理システムに送信する情報提供ユニットを備えていてもよい。チケットは、チケット発行元の飲料ディスペンサを特定可能な情報、及び、提供対象の飲料の種類及び量の少なくとも一方を特定可能な情報、の少なくとも一方を保持することができる。情報提供ユニットは、例えば、販売時点情報管理(POS)機能を有する店舗端末に設けられ得る。
本開示の一側面によれば、識別ユニット及び許可ユニットは、飲料ディスペンサと通信可能なサーバ装置に設けられてもよい。サーバ装置は、一つ又は複数の飲料ディスペンサと通信可能な構成にされてもよい。本開示の一側面によれば、提供制御システムは、複数の飲料ディスペンサに共通するサーバ装置を備えるように構成されてもよい。
本開示の一側面によれば、顧客の識別情報を入力する入力ユニットは、販売時点情報管理(POS)機能を有する店舗端末に備えられてもよい。この場合、識別ユニットは、店舗端末の入力ユニットから入力される識別情報に基づき、要求顧客を識別するように構成され得る。提供制御システムは、飲料の提供が許可されたことを条件に、店舗端末に対して飲料の提供が許可されたことを示す情報を出力する出力ユニットを備えていてもよい。
上記識別ユニット、許可ユニット、及び出力ユニットは、店舗端末と通信可能なサーバ装置に設けられてもよい。店舗の店員は、出力ユニットからの出力情報に基づき、顧客に対して、飲料を提供するための作業を行うことができる。
本開示の一側面によれば、提供制御システムは、許可ユニットにより飲料の提供が許可されたことに応じて、飲料ディスペンサを制御する制御ユニットを備えた構成にされてもよい。この制御ユニットは、上記入力ユニットと共に飲料ディスペンサに備えられてもよい。
本開示の一側面によれば、飲料ディスペンサは、飲料を吐出する飲料吐出機構を備えることができる。制御ユニットは、飲料の提供が許可されたことを条件に、飲料吐出機構から飲料が吐出されるように、飲料吐出機構を制御する構成にされ得る。
本開示の一側面によれば、飲料の提供制御システムは、識別ユニット及び許可ユニットを、飲料ディスペンサと通信可能なサーバ装置に備え、入力ユニット及び制御ユニットを、飲料ディスペンサに備えていてもよい。
本開示の一側面によれば、飲料の提供が完了したことを通知する通信信号を出力する通知ユニットが飲料ディスペンサに設けられてもよい。飲料ディスペンサと通信可能なサーバ装置は、飲料ディスペンサから当該通信信号を受信したことを条件に、記憶デバイスが記憶する、飲料の提供が完了した顧客の管理データを更新する更新ユニットを備えてもよい。更新ユニットは、管理データの更新によって、管理データが表す顧客に対する飲料の過去の提供に関する情報を更新することができる。この例によれば、顧客に対する飲料の提供が完了したことを条件に、管理データが更新されるので、顧客から飲料の要求があった時点で管理データを更新する場合よりも、飲料提供の事実に対応して、適切に管理データを更新することができる。
本開示の一側面によれば、上述した識別ユニット、許可ユニット、及び出力ユニットの少なくとも一つとしての機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供されてもよい。本開示の一側面によれば、制御ユニットとしての機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供されてもよい。本開示の一側面によれば、発行ユニットとしての機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供されてもよい。本開示の一側面によれば、プログラムを記憶するコンピュータ読取可能な非一時的記録媒体が提供されてもよい。
本開示の一側面によれば、飲料を要求する顧客である要求顧客を識別する手順と、識別された要求顧客に対する飲料の提供を許可する手順と、を含む飲料の提供制御方法が提供されてもよい。上記識別する手順及び上記許可する手順は、コンピュータにより実行されてもよい。
許可する手順は、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する要求顧客の管理データに基づき、要求顧客に対する飲料の提供を許可するか否かを判定する手順を含んでいてもよい。例えば、許可する手順は、要求顧客の管理データに基づき、飲料の提供量及び提供回数の少なくとも一方に関する予め定められた条件が満足される場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可し、予め定められた条件が満足されない場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可しないように、要求顧客に対する飲料の提供を許可するか否かを判定する手順を含み得る。許可する手順は、要求顧客の管理データに基づき、要求顧客に対する飲料の過去の提供量及び提供回数の少なくとも一方が予め定められた条件下にある場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可し、予め定められた条件下にない場合には、要求顧客に対する飲料の提供を許可しないように、要求顧客に対する飲料の提供を許可するか否かを判定する手順を含んでもよい。
上述したシステムの構成から、対応する方法、プログラム、及び記録媒体に係る技術的思想が理解される。
第一実施形態における飲料ディスペンサの外観を概略的に表す図である。 第一実施形態の飲料ディスペンサ及び管理サーバの構成を表すブロック図である。 発行されるチケットの一例を表す図である。 第一実施形態において顧客が飲料提供を受けるまでの流れを説明した図である。 第一実施形態の制御システムを構成する飲料ディスペンサ、管理サーバ、POS端末、及び、POSサーバの配置及び関係を説明したブロック図である。 第一実施形態において飲料ディスペンサのコントローラが実行する発券制御処理を表すフローチャートである。 顧客管理データベースの構成を表す図である。 第一実施形態において管理サーバの演算部が実行する許可判定処理を表すフローチャートである。 第一実施形態においてPOS端末が実行するチケット関連処理を表すフローチャートである。 第一実施形態において飲料ディスペンサのコントローラが実行する吐出制御処理を表すフローチャートである。 第二実施形態の制御システムを構成する飲料ディスペンサ、管理サーバ、POS端末、及び、POSサーバの配置及び関係を説明したブロック図である。 第二実施形態の飲料ディスペンサの構成を表すブロック図である。 第二実施形態のPOS端末の構成を表すブロック図である。 第二実施形態においてPOS端末のコントローラが実行する利用受付処理を表すフローチャートである。 第三実施形態の制御システムを構成する飲料ディスペンサ、管理サーバ、及び、POSサーバの配置及び関係を説明したブロック図である。 第三実施形態の飲料ディスペンサの構成を表すブロック図である。 第三実施形態において飲料ディスペンサのコントローラが実行する飲料提供処理を表すフローチャート(その1)である。 第三実施形態において飲料ディスペンサのコントローラが実行する飲料提供処理を表すフローチャート(その2)である。 第三実施形態において管理サーバの演算部が実行する許可判定処理を表すフローチャートである。
本開示の例示的実施形態を、図面を参照しながら以下に説明する。
[第1実施形態]
本実施形態の制御システム1は、電動式の飲料ディスペンサ10を通じた顧客に対する飲料の提供を制御するシステムである。飲料ディスペンサ10を通じた飲料提供サービスは、予め会員として登録された顧客に対して、予め定められた条件の範囲内で飲料を提供するサービスである。このような飲料提供サービスの一例は、コンビニエンスストア等の複数の小売店舗に設置された飲料ディスペンサ10を通じて、顧客が飲料の提供を受けることができるというものである。このサービスによれば、顧客は、場所的及び時間的な制約の少ない比較的自由な環境下で、複数店舗を通じて飲料の提供を受けることができる。
本実施形態の制御システム1が提供対象とする飲料は、アルコール飲料であり、特にビール、より具体的には生ビールである。但し、制御システム1は、アルコール飲料以外の飲料の提供に用いられてもよい。
飲料提供サービスは、限定されないが、例えば月額定額制のサービスとして提供することができる。但し、過度のアルコール摂取は、顧客の健康に対して好ましくない影響を与える可能性がある。このため、本実施形態では、顧客の健康を考慮して飲料の提供に関する上記条件が定められ、制御システム1は、この条件の範囲内で、顧客に対して飲料を提供するように動作する。例えば、1日に提供可能な量の上限及び1週間で提供可能な回数の上限が定められ、顧客に対しては、この上限を超えない範囲内で飲料が提供される。
本実施形態で使用される飲料ディスペンサ10は、図1及び図2に示される。図1左は、ボトル19がセットされていない状態での飲料ディスペンサ10の外観を表し、図1右は、ボトル19がセットされた状態での飲料ディスペンサ10の外観を表す。図1及び図2に示すように、飲料ディスペンサ10は、吐出機構11、コントローラ21、読取部23、ユーザインタフェース25、発券部27、及び、通信部29を備える。
吐出機構11は、コントローラ21により電気的に制御され、図示しない飲料タンクから飲料を吸引してノズル13から吐出するように構成される。吐出機構11は、ノズル13下方に、ボトル載置用のテーブル15を備え、テーブル15は、手動によるテーブル15の回転操作により、ボトル載置面の高さを変更可能に構成される。吐出機構11は、更にセンサ17(図2参照)を備えており、センサ17は、ノズル13に対してボトル19がセットされたか否か、及び、セットされたボトル19のサイズを検知可能に構成される。
コントローラ21は、飲料ディスペンサ10の全体を統括制御するように構成される。このコントローラ21は、CPU21Aと、ROM21Bと、RAM21Cと、を備える。CPU21Aは、ROM21Bが記憶するプログラムに従う処理を実行する。RAM21Cは、CPU21Aによる処理実行時に作業用メモリとして使用される。コントローラ21が実行する処理は、基本的に、CPU21Aが上記プログラムに従う処理を実行することにより実現される。ここでは、CPU21Aが上記プログラムに従って実行する処理を、コントローラ21が実行する処理として説明する。
読取部23は、会員証30が保持する顧客IDを読取可能に構成される。顧客IDは、飲料ディスペンサ10を通じた飲料提供サービスを利用可能な顧客の識別コードである。サービスを利用可能な顧客の夫々には、個別に顧客IDが割り当てられる。会員証30は、例えばICカード又は磁気カードの形態で顧客に提供される。この場合、読取部23は、ICカード又は磁気カードを読取可能なカードリーダとして構成される。会員証30は、顧客IDがバーコード又は二次元コードの形態で記録されたカードであってもよい。この場合、読取部23は、バーコード又は二次元コードを光学的に読取可能なリーダとして構成される。
ユーザインタフェース25は、ユーザからの入力操作を受付可能、及び、ユーザに対して情報表示可能な構成にされる。例えば、ユーザインタフェース25は、液晶ディスプレイと、液晶ディスプレイ上のタッチパネルと、により構成される。ユーザインタフェース25は、コントローラ21により制御されて、各種情報をユーザに向けて表示し、更には、ユーザからの操作情報をコントローラ21に伝達する。
発券部27は、飲料ディスペンサ10を操作するユーザが飲料を提供可能な顧客である場合に、コントローラ21により制御されて、飲料を顧客に提供するためのチケット35を発行するように構成される。発行されるチケット35は、飲料ディスペンサ10から提供される飲料を収納するためのボトル19を受け取る権利が化体されたチケットである。チケット35は、例えば紙媒体に対する印字により形成される。この場合、発券部27は、小型のプリンタにより構成され得る。
図3に示される例示的なチケット35は、顧客に対する飲料の提供履歴に関する記述、及び、チケット35の使い方に関する記述と共に、バーコード35Aを備える。このバーコード35Aは、飲料ディスペンサ10にて提供される飲料の商品IDと、飲料ディスペンサ10の識別コードであるディスペンサIDと、を表す。商品IDは、飲料の種類及び量の組合せ毎に異なると理解されてよい。商品IDの一部又は全部は、例えばJANコードにより構成され得る。
通信部29は、管理サーバ40とネットワークを通じて通信可能に構成される。通信部29は、コントローラ21により制御され、チケット35の発行に先駆けて、管理サーバ40と通信し、飲料ディスペンサ10を操作するユーザが飲料を提供可能な顧客であるか否かを管理サーバ40に問い合わせる。
ここで、チケット35を通じた飲料の提供手順の概略を、図4を用いて説明する。飲料の提供を所望する顧客は、飲料ディスペンサ10を操作して自己の会員証30を飲料ディスペンサ10に提示することができる(S1)。会員証30の提示を受けて飲料ディスペンサ10は、会員証30が保持する顧客IDを読み取り(S2)、読み取った顧客IDに対応する顧客に飲料を提供可能であるか否かを問い合わせるために、管理サーバ40と通信する(S3)。
具体的に、飲料ディスペンサ10は、顧客ID、顧客が所望する飲料提供量、及びディスペンサIDの情報を含む問い合わせ信号を、通信ネットワークを通じて管理サーバ40に送信することができる。管理サーバ40は、飲料ディスペンサ10から受信した問い合わせ信号が表す顧客ID及び顧客が所望する飲料提供量の情報と、顧客管理データベース45(図2参照)が記憶する過去の提供履歴を表す情報とに基づき、顧客IDに対応する顧客に対する飲料の提供を許可するか否かを判定し、その判定結果を表す応答信号を送信することができる。
飲料ディスペンサ10は、この応答信号に基づき、飲料の提供が許可されている場合には、上記チケット35を発行(出力)するように動作する(S4)。
飲料の提供が許可された顧客は、飲料ディスペンサ10の発券部27から出力されたチケット35を受け取り(S5)、そのチケット35を、飲料ディスペンサ10が設置された店舗の店員に提出することができる(S6)。
店員は、顧客からチケット35を受け取り(S7)、そのチケット35内のバーコード35Aを、店舗内のPOS(Point Of Sale)端末60を通じて読み取ることができる(S8)。POS端末60は、図5に示すようにバーコードリーダ61及び表示部65を備える。表示部65は、例えば、液晶ディスプレイで構成される。
POS端末60を通じて読み取られたバーコード35Aの情報、即ち、商品ID及びディスペンサIDの情報は、その読取時刻及び店舗の識別コードと共に、POSデータとして、POSサーバ80に送信される(S8)。ここで用いられるPOS端末60は、周知のPOS端末と同様に構成されていると理解されてよい。即ち、POS端末60は、会計機能及び販売時点情報管理(POS)機能を有した構成にされる。POS端末60は、「POSレジ」とも称され、キャッシュレジスタとしての機能を有する他、POSデータとして、販売商品のID及び販売時刻等をPOSサーバに伝達する機能を有する。
例示的な飲料提供サービスによれば、飲料提供サービスの利用料金は、月額固定料金として、例えば顧客のクレジットカードや銀行口座からの引き落としを通じて顧客から支払われる。このため、S8におけるバーコード35A読取時に、顧客と店員との間で金銭の授受は行われない。但し、飲料提供サービスの利用料金が従量制である場合には、バーコード35Aが読み取られるときに、POS端末60において会計処理が行われて、顧客と店員との間で金銭の授受が行われてもよい。
バーコード35Aの読取後、POS端末60は、上記読み取ったバーコード35Aから特定される飲料の種類及び量を表示部65に表示する。店員は、このようにして表示部65に表示される顧客に提供すべき飲料の量に基づいて、この量に対応したサイズのボトル19を、顧客に提供する(S9)。顧客に提供されるボトル19は、チケット35のバーコード35Aが表す量の飲料を収納可能であるが、それを超える飲料を基本的には収納できないサイズのボトルである。
顧客は、上述の手順に従って、飲料ディスペンサ10のユーザインタフェース25を通じて入力した所望する飲料提供量に対応するサイズのボトル19を受け取り(S10)、このボトル19を飲料ディスペンサ10にセットするように、飲料ディスペンサ10を操作することができる。更に、顧客は、飲料ディスペンサ10のユーザインタフェース25を通じて、飲料の吐出開始を指示することができる(S11)。
飲料ディスペンサ10は、吐出開始指示が入力されると、セットされたボトル19のサイズに対応した量の飲料を吐出する(S12)。付言すると、本実施形態において、チケット35のバーコード35Aには、飲料の種類の情報が保持されるが、1台の飲料ディスペンサ10から吐出可能な飲料は、1種類のみである。但し、飲料ディスペンサ10の夫々からは、異なる種類の飲料が提供されてもよい。異なる種類の飲料には、銘柄の異なるビールが含まれ得る。別の実施形態として、飲料ディスペンサ10は、1台で複数種の飲料を提供可能に構成されてもよい。
顧客は、飲料ディスペンサ10からの飲料の提供(吐出)が完了すると、当該飲料が収納されたボトル19を飲料ディスペンサ10から取り出し(S13)、ボトル19の開口端をキャップで閉めた後、当該飲料が収納されたボトル19を店舗外に持ち出して楽しむことができる。
このように、本実施形態の制御システム1(図5参照)は、複数店舗の夫々に設置された飲料ディスペンサ10及びPOS端末60、複数店舗に共通して設けられた飲料提供サービス事業者の管理サーバ40、並びに、店舗に対応する小売業者のPOSサーバ80との協働により、飲料の提供制御及び販売管理に係る処理を実現する。
POS端末60からPOSサーバ80に提供された飲料の提供に関するPOSデータは、例えば、飲料ディスペンサ10の設置空間を提供した店舗に対応する小売業者が、飲料提供サービスを提供する事業者に対して、その飲料の提供量に応じた手数料を要求するのに用いられる。POSデータは、飲料ディスペンサ10に対する飲料補充を含む保守管理に用いられてもよい。
続いて、飲料提供に対して主要な役割を果たす飲料ディスペンサ10及び管理サーバ40の構成及び動作の詳細を説明する。飲料ディスペンサ10のコントローラ21は、ROM21Bが記憶するプログラムに従って、図6に示す発券制御処理を繰返し実行するように構成される。
図6に示す発券制御処理を開始すると、コントローラ21は、ユーザインタフェース25を通じてユーザから飲料の提供要求を受けるまで待機する(S110)。飲料の提供要求を受けると(S110でYes)、コントローラ21は、ユーザが所望する飲料提供量の情報を、ユーザインタフェース25を通じて受け付けるための処理を実行する(S120)。コントローラ21は、ユーザが所望する飲料提供量を選択可能な選択画面を表示させるように、ユーザインタフェース25を制御することができる。例えば、選択画面は、ボトルサイズの選択画面であることができ、ユーザは、ボトルサイズの選択により、所望の飲料提供量を選択することができる。
飲料提供量を確定する操作がユーザインタフェース25を通じてユーザからなされると(S130でYes)、コントローラ21は、ユーザが飲料提供サービスの利用登録を受けた正当な顧客であるか否かを確認するために、ユーザに対して会員証30の提示を要求する(S140)。コントローラ21は、例えば、会員証30の提示を要求するメッセージを表示させるように、ユーザインタフェース25を制御することができる。
その後、コントローラ21は、読取部23を制御し、ユーザから提示される会員証30を読取部23に読み取らせる(S150)。要求後、所定期間経過しても会員証30を読み取ることができない場合、処理は、S110に戻されてもよい。
コントローラ21は、S150において、読取部23を通じた会員証30の読取に成功すると、会員証30から読み取った顧客ID、ユーザが所望する飲料提供量(ボトルサイズ)、及び、ディスペンサIDの情報を含む問い合わせ信号を、通信部29から通信ネットワークを通じて管理サーバ40に送信する(S160)。この問い合わせ信号は、飲料ディスペンサ10を操作するユーザ(顧客)に、飲料を提供可能であるか否かを問い合わせる信号である。問い合わせ信号には、ユーザが要求する飲料の種類、換言すれば飲料ディスペンサ10から提供される飲料の種類を表す情報が含まれていてもよい。
その後、コントローラ21は、当該問い合わせ信号に対する応答信号を、管理サーバ40から通信部29を介して受信する(S170)。応答信号には、顧客に対する飲料の提供を許可するかしないかについての管理サーバ40の判定結果が含まれる。応答信号には更に、チケット35への印字に使用される顧客名及び顧客に対する飲料の提供履歴に関する情報が含まれてもよい。
コントローラ21は、この応答信号に基づき、管理サーバ40から飲料の提供が許可されている場合には(S180でYes)、発券部27を制御して、上述したバーコード35Aを含むチケット35を、発券部27に発行させる(S190)。その後、コントローラ21は、発券制御処理を一旦終了した後、発券制御処理を再実行し、次の提供要求を受けるまで待機する(S110)。
コントローラ21は、管理サーバ40から飲料の提供が許可されていない場合には(S180でNo)、飲料を提供できない旨をその理由と共に記したメッセージを、ユーザインタフェース25に表示させるように、ユーザインタフェース25を制御する(S195)。管理サーバ40は、応答信号に、不許可の理由に対応したエラーコードを含ませることができる。その後、コントローラ21は、発券制御処理を一旦終了した後、発券制御処理を再実行し、次の提供要求を受けるまで待機する(S110)。
上記発券制御処理によって送信される問い合わせ信号を受信する管理サーバ40は、図2上段に示すように、演算部41と、記憶部43と、通信部49と、を備える。通信部49は、ネットワークを通じて複数の飲料ディスペンサ10と通信可能に構成される。
演算部41は、CPU41Aと、RAM41Cと、備える。CPU41Aは、記憶部43が記憶するプログラムに従って、各種処理を実行する。各種処理には、飲料ディスペンサ10からの問い合わせ信号に基づく処理も含まれる。RAM41Cは、CPU41Aによる処理実行時に、作業用メモリとして使用される。ここでは、CPU41Aが上記プログラムに従って実行する処理を、演算部41が実行する処理として説明する。
記憶部43は、上記プログラムと共に、顧客管理データベース45を記憶する。顧客管理データベース45は、図7に示すように、飲料提供サービスの利用登録を受けた顧客毎の管理データを有する。管理データは、顧客IDと、顧客タイプを表す情報と、顧客に対する飲料提供毎の履歴データと、を備える。顧客タイプは、顧客が有効会員及び無効会員のいずれであるかを表す。有効会員は、飲料提供サービスを利用可能な顧客である。無効会員は、サービス利用料金の未受領等を原因として飲料提供サービスを利用不可能な顧客である。
履歴データは、演算部41が顧客に対する飲料提供を許可する毎に、演算部41により生成され、管理データに追加される。具体的には、演算部41が通信部49を通じて問い合わせ信号(S160)を受信して、顧客に対する飲料提供を許可する度に、生成される。この履歴データは、上記問い合わせ信号送信元のディスペンサIDの情報を含む。更に、この履歴データは、飲料の提供日時、具体的には、問い合わせ信号に応答して飲料の提供を許可した日時の情報を含む。更に、この履歴データは、顧客に対して提供を許可した飲料の種類及び提供量の情報を含む。
演算部41は、このような構成の管理データを顧客毎に備える顧客管理データベース45を参照して、問い合わせ信号に基づく許可判定処理(図8参照)を実行し、通信部49を通じて、問い合わせ信号の送信元に、応答信号を送信する。
具体的に、演算部41は、図8に示す許可判定処理を繰返し実行するように構成される。許可判定処理を開始すると、演算部41は、通信部49を通じて問い合わせ信号を受信するまで待機する(S210)。
問い合わせ信号を受信すると(S210でYes)、演算部41は、問い合わせ信号が表す顧客IDの管理データを、顧客管理データベース45内で特定し、当該管理データを参照する(S220)。問い合わせ信号が表す顧客IDの管理データを、顧客管理データベース45内で特定する動作は、飲料の提供を要求する顧客を識別する動作に対応する。演算部41は、この管理データに基づき、顧客に対する飲料提供を許可するか否かを判定する(S230)。
S230において、演算部41は、参照先の管理データが有する顧客タイプの情報に基づき、顧客が無効会員である場合には、飲料提供を許可しないと判定する。顧客が有効会員である場合、演算部41は、参照先の管理データが有する履歴データの一群に基づき、飲料提供を許可するか否かを判定する。
演算部41は、上記判定のために、参照先の管理データが有する履歴データの一群に基づき、顧客に対する過去所定期間内の提供量を算出することができる。また、演算部41は、当該履歴データの一群に基づき、顧客に対する過去所定期間における飲料の提供回数を算出することができる。過去所定期間は、現在を基準とした過去の所定期間であり得る。
一例によれば、演算部41は、過去所定期間内の提供量として、顧客に対する本日の飲料提供量を算出することができる。更に、演算部41は、過去所定期間内の飲料提供回数として、直近1週間の飲料提供日数を算出することができる。直近1週間の飲料提供日数は、本日を含む過去1週間の飲料提供日数であり得る。
演算部41は、このように算出した本日の飲料提供量と、直近1週間の飲料提供日数とに基づき、本日の飲料提供量が第一の閾値以下であり、且つ、直近1週間の飲料提供日数が第二の閾値以下である場合に、飲料の提供を許可し(S230でYes)、それ以外の場合には、飲料提供を許可しないと判定する(S230でNo)ことができる。
第一の閾値は、顧客の健康管理のために定められた1日当たりの提供量上限から、問い合わせ信号が表す顧客が所望する飲料提供量を減算した値であり得る。第二の閾値は、顧客の健康管理のために定められた1週間あたりのアルコール摂取日数の上限から、本日顧客に対する飲料提供を許可していない場合には値1を、本日顧客に対する飲料提供を既に許可している場合には値0を減算した日数であり得る。
別例として、演算部41は、飲料提供回数(日数)に依らず、顧客が有効会員である場合であって、顧客に対する過去所定期間(例えば1日又は1週間)の飲料提供量が第三の閾値以下である場合に、飲料の提供を許可し(S230でYes)、それ以外の場合には、飲料の提供を許可しないと判定する(S230でNo)ように構成されてもよい。第三の閾値は、所定期間当たりの提供量上限、又は、所定期間当たりの提供量上限から、問い合わせ信号が表す顧客が所望する飲料提供量を減算した値であり得る。
更なる別例として、演算部41は、飲料提供量に依らず、顧客が有効会員である場合であって、顧客に対する過去所定期間(例えば1日又は1週間)の飲料提供回数が、第四の閾値以下である場合に、飲料の提供を許可し(S230でYes)、それ以外の場合には、飲料の提供を許可しないと判定する(S230でNo)ように構成されてもよい。第四の閾値は、所定期間当たりの提供回数上限、又は、所定期間当たりの提供回数上限から1減算した回数であり得る。
演算部41は、上記の方法に従って、飲料の提供を許可すると判定すると(S230でYes)、顧客に対する飲料の提供を許可することを表す応答信号を、問い合わせ信号送信元に送信する(S240)。更に、演算部41は、この応答信号によって許可した飲料提供が実行されると推定して、この飲料提供の実行に関する履歴データを、顧客の管理データに追加する(S250)。これにより、顧客の管理データを更新する。履歴データの構成は、上述した通りである。
一方、演算部41は、飲料の提供を許可しないと判定すると(S230でNo)、顧客に対する飲料の提供を許可しないことを表す応答信号を、問い合わせ信号送信元に送信する(S260)。演算部41は、S250又はS260の処理を終了すると、当該許可判定処理を一旦終了する。演算部41は、このような許可判定処理を繰返し実行する。
図9には、S8(図4参照)の処理過程で、POS端末60が実行するチケット関連処理のフローチャートを示す。POS端末60は、店員の指示に従ってチケット関連処理を開始すると、バーコードリーダ61を用いてチケット35のバーコード35Aを読み取り(S310)、そのバーコード35Aが表す商品ID及びディスペンサIDを含むPOSデータを、POSサーバ80に送信する(S320)。その後、POS端末60は、上記読み取ったバーコード35Aから特定される飲料の種類及び量の情報と共に、対応するサイズのボトルを提供するように指示するメッセージを、表示部65に表示する(S330)。POS端末60は、店員の指示に従って、上記チケット関連処理を繰返し実行するように構成される。
この他、飲料ディスペンサ10のコントローラ21は、発券制御処理とは別に、図10に示す吐出制御処理を繰返し実行するように構成される。
図10に示す吐出制御処理を開始すると、コントローラ21は、ユーザインタフェース25を通じてユーザ(顧客)から吐出開始指示が入力されるまで待機する(S410)。吐出開始指示が入力されると、コントローラ21は、ノズル13に対してボトル19がセットされたか否かを、センサ17の出力に基づき判断する(S420)。コントローラ21は、ボトル19がセットされていないと判断すると、ボトル19をセットするように要求するメッセージを表示させるように、ユーザインタフェース25を制御する(S430)。
このように、コントローラ21は、ボトル19がセットされるまで、上記メッセージの表示により、ユーザにボトル19のセットを要求する。そして、ボトル19がセットされていると判断すると(S420でYes)、コントローラ21は、セットされたボトル19のサイズを、センサ17の出力に基づき判別する(S440)。
その後、コントローラ21は、吐出機構11の駆動制御を開始し、吐出機構11に、S440で判別したサイズのボトル19の容積に対応する量の飲料をノズル13から吐出させる(S450)。コントローラ21は、このような吐出機構11の制御を、ボトル19の容積に対応する量の飲料をノズル13から吐出させるまで実行する。ノズル13からの上記対応する量の飲料吐出が完了すると(S460)、コントローラ21は、飲料の吐出制御処理を終了する。コントローラ21は、このような吐出制御処理を繰返し実行する。
以上に説明した本実施形態の制御システム1では、管理サーバ40が、顧客毎の管理データに基づき、飲料を要求した顧客に対する飲料の提供を許可するか否かを判定する。飲料ディスペンサ10は、この判定結果に従って、チケット35の発行を制御する。顧客は、発行されたチケット35に基づいて、飲料の提供を受けるために必要なボトル19の提供を店員から受けることができ、飲料ディスペンサ10に対するボトル19のセットにより、飲料ディスペンサ10を通じた飲料の提供を受けることができる。
本実施形態によれば、顧客毎の管理データには、顧客に対する過去の飲料の提供履歴を表す履歴データの一群が含まれる。管理サーバ40は、この履歴データの一群に基づき飲料ディスペンサ10からのチケット35の発行を制御することによって、間接的には、顧客に対する飲料提供を、その飲料提供量及び飲料提供回数(日数)が、所定範囲を超えないように制御する。範囲は、顧客の健康が維持されるように定められる。
従って、本実施形態によれば、飲料ディスペンサ10を用いてアルコール飲料(例えば生ビール)を提供する飲料提供サービスに好適な飲料の提供制御システムを構築することができる。換言すれば、本実施形態の制御システム1を用いることによっては、アルコール飲料の提供サービスを、顧客の健康維持を図りながら適切に運用することができる。
本実施形態によれば、チケット35を通じてPOS端末60からPOSデータを送信するために、販売集計や飲料ディスペンサ10の保守管理を容易に行うこともできる。従って、本実施形態の制御システム1は、複数店舗を通じた飲料提供サービスに対して大変有意義である。
上記実施形態では、管理サーバ40が飲料の提供を許可した時点で、管理データに履歴データが追加されるが、制御システム1は、この履歴データを、例えば、POS端末60からの取消し要求に従って削除可能に構成されてもよい。取消し要求は、例えば、店舗におけるボトル19の在庫切れを原因として顧客に飲料を提供できない場合に役立つ。また、会員証30は、ギフトカードの形態で、サービス利用料金の支払い者とは別の顧客に提供されてもよい。
[第二実施形態]
続いて、第二実施形態の制御システム2を、図11〜図14を用いて説明する。第二実施形態の制御システム2の構成の内、以下において説明されない構成は、第一実施形態の制御システム1と同様であると理解されてもよい。
図11に示す本実施形態の制御システム2は、第一実施形態と同様、複数店舗に設置された飲料ディスペンサ110及びPOS端末160と、複数店舗に共通して設けられた管理サーバ140と、POSサーバ180とを備える。第一実施形態との相違点として、本実施形態の制御システム2は、会員証30の読取からボトル19の提供までの一連の手続きに必要な店舗内の処理を、POS端末160が実行するように構成にされる。
本実施形態において、店舗に設置される飲料ディスペンサ110は、図12に示すように、吐出機構111、コントローラ121、及びユーザインタフェース125を備える。吐出機構111、コントローラ121、及びユーザインタフェース125は、夫々、第一実施形態の吐出機構11、コントローラ21、及びユーザインタフェース25と同一のハードウェア構成を有する。
コントローラ121は、CPU121Aと、ROM121Bと、RAM121Cと、を備える。CPU121Aは、ROM121Bが記憶するプログラムに従う処理を実行する。RAM121Cは、CPU121Aによる処理実行時に作業用メモリとして使用される。コントローラ121が実行する処理は、基本的に、CPU121Aが上記プログラムに従う処理を実行することにより実現される。ここでは、CPU121Aが上記プログラムに従って実行する処理を、コントローラ121が実行する処理として説明する。
図12から理解できるように、本実施形態の飲料ディスペンサ110は、第一実施形態の飲料ディスペンサ10が備える読取部23、発券部27及び通信部29を備えない。更に、飲料ディスペンサ110のコントローラ121は、図10に示す吐出制御処理を実行するが、図6に示す発券制御処理を実行しないように構成される。上記の点を除いて、飲料ディスペンサ110は、基本的に、第一実施形態の飲料ディスペンサ10と同一構成にされる。
一方、第一実施形態のPOS端末60に対応する本実施形態のPOS端末160は、図13に示すように構成される。即ち、POS端末160は、バーコードリーダ161と、コントローラ163と、表示部165と、操作部166と、カードリーダ167と、通信部169と、を備える。バーコードリーダ161は、バーコードを読取可能に構成される。
コントローラ163は、POS端末160の全体を統括制御するように構成される。具体的に、コントローラ163は、CPU163Aと、ROM163Bと、RAM163Cと、を備える。CPU163Aは、ROM163Bが記憶するプログラムに従う処理を実行する。RAM163Cは、CPU163Aによる処理実行時に作業用メモリとして使用される。コントローラ163が実行する処理は、基本的に、CPU163Aが上記プログラムに従う処理を実行することにより実現される。ここでは、CPU163Aが上記プログラムに従って実行する処理を、コントローラ163が実行する処理として説明する。
表示部165は、コントローラ163に制御され、POS端末160の操作者に向けて各種情報を表示するように構成される。表示部165は、例えば、液晶ディスプレイで構成される。操作部166は、POS端末160の操作者(例えば店員)からの入力操作を受付可能な構成にされる。入力操作情報は、操作部166からコントローラ163に伝達される。
カードリーダ167は、会員証30を読取可能に構成される。この他、通信部169は、管理サーバ140及びPOSサーバ180とネットワークを通じて通信可能に構成される。通信部169は、コントローラ163に制御されて、第一実施形態において飲料ディスペンサ10が送信する問い合わせ信号と同様の信号を、管理サーバ140に送信し、その応答信号を管理サーバ140から受信する。また、通信部169は、コントローラ163に制御されて、第一実施形態においてPOS端末60が送信するPOSデータと同様のPOSデータを、POSサーバ180に送信する。
このPOS端末160のコントローラ163は、操作部166を通じて飲料提供サービスに関する処理の実行指示が入力されると、図14に示す利用受付処理を実行するように構成される。飲料ディスペンサ110が設置された店舗の店員は、例えば口頭で、顧客から飲料の提供要求があると、POS端末160を操作して、上記実行指示を入力することができる。第一実施形態では、飲料ディスペンサ10に対して顧客から飲料の提供要求が入力されたが、本実施形態では、このように顧客から店員に口頭で飲料の提供要求が伝えられる。
POS端末160のコントローラ163は、利用受付処理を開始すると、顧客から提示された会員証30を、カードリーダ167を通じて読み取る処理を実行する(S510)。その後、コントローラ163は、顧客が所望する飲料提供量(例えばボトルサイズ)の情報を受け付けるための処理を実行する(S520)。
S520において、コントローラ163は、所望する飲料提供量(例えばボトルサイズ)の情報を入力することを要求するメッセージを、表示部165に表示させ、操作部166からの飲料提供量の入力を受け付けることができる。入力は、店員の操作、及び、顧客の操作のいずれによって実現されてもよい。POS端末160は、表示部165及び操作部166として、店員側の表示部及び操作部と、顧客側の表示部及び操作部を備えた構成にされ得る。
コントローラ163は、上記飲料提供量の入力操作が完了すると(S530でYes)、顧客に飲料を提供可能であるか否かを問い合わせる問い合わせ信号を、管理サーバ140に通信部169を介して送信する(S540)。
問い合わせ信号は、第一実施形態と同様、会員証30から読み取った顧客ID、顧客が所望する飲料提供量(ボトルサイズ)、及び、ディスペンサIDの情報を含むことができる。ディスペンサIDは、POS端末160と関連付けられた同一店舗内の飲料ディスペンサ110の識別コードである。このディスペンサIDに加えて又は代えて、問い合わせ信号には、店舗の識別コードである店舗IDが含まれていてもよい。
この問い合わせ信号を受信する管理サーバ140は、第一実施形態の管理サーバ40と同様の構成にされ、問い合わせ信号に基づく図8に示す許可判定処理を実行し、対応する応答信号を、問い合わせ信号送信元のPOS端末160に送信する。応答信号には、顧客に対する飲料の提供を許可するかしないかについての管理サーバ140の判定結果が含まれる。
問い合わせ信号送信後、コントローラ163は、問い合わせ信号に対する応答信号を、管理サーバ140から通信部169を介して受信する(S550)。コントローラ163は、受信した応答信号に基づき、管理サーバ140から飲料の提供が許可されている場合には(S560でYes)、当該飲料に関するPOSデータを、通信部169を介してPOSサーバ180に送信する(S570)。POSデータは、提供される飲料の種類及び量、ディスペンサID、及び、店舗IDの情報を含むことができる。
更に、POS端末160は、提供が許可された飲料の当該提供量に対応するサイズのボトル19を提供するように指示するメッセージを、表示部165に表示させることにより、店員から顧客にボトル19が提供されるように促す(S580)。その後、当該利用受付処理を終了する。
管理サーバ140から飲料の提供が許可されていない場合(S560でNo)、コントローラ163は、飲料を提供できない旨をその理由と共に記したメッセージを、表示部165に表示させるように、表示部165を制御する(S590)。その後、コントローラ163は、当該利用受付処理を終了する。
このような処理を経て、店員からボトル19を受け取った顧客は、第一実施形態と同様に、ボトル19を飲料ディスペンサ110にセットして、吐出開始指示を、ユーザインタフェース125を通じて入力することができる。この吐出開始指示を受けて、飲料ディスペンサ110のコントローラ121は、図10に示すS420以降の処理を実行し、顧客に飲料を提供することができる。
以上に説明した本実施形態の制御システム2によれば、第一実施形態と比較して、チケット35に関連する顧客及び店員の操作を省略することができる。従って、本実施形態によれば、顧客にとって利便性の飲料提供サービスを実現することができる。
[第三実施形態]
続いて、第三実施形態の制御システム3を、図15〜図19を用いて説明する。本実施形態の制御システム3は、第二実施形態の制御システム2において、飲料提供サービスのためにPOS端末160が実行する処理を、およそ飲料ディスペンサ210が実行するように構成されたものである。従って、本実施形態の制御システム3は、図15に示すように、POS端末160なしで、飲料提供サービスを顧客に提供可能な構成にされる。
図15に示すように、本実施形態の制御システム3は、複数店舗に設置された飲料ディスペンサ210と、複数店舗に共通して設けられる管理サーバ240と、POSサーバ280とを備える。
飲料ディスペンサ210は、図16に示すように、吐出機構211、コントローラ221、読取部223、ユーザインタフェース225、及び、通信部229を備える。吐出機構211、コントローラ221、読取部223、ユーザインタフェース225、及び、通信部229は、夫々、第一実施形態の吐出機構11、コントローラ21、読取部23、ユーザインタフェース25、及び、通信部29と同一のハードウェア構成を有する。
コントローラ221は、CPU221Aと、ROM221Bと、RAM221Cと、を備える。CPU221Aは、ROM221Bが記憶するプログラムに従う処理を実行する。RAM221Cは、CPU221Aによる処理実行時に作業用メモリとして使用される。コントローラ221が実行する処理は、基本的に、CPU221Aが上記プログラムに従う処理を実行することにより実現される。ここでは、CPU221Aが上記プログラムに従って実行する処理を、コントローラ221が実行する処理として説明する。
図16から理解できるように、本実施形態の飲料ディスペンサ210は、第一実施形態の飲料ディスペンサ10が備える発券部27を備えない。更に、飲料ディスペンサ210のコントローラ221は、図6及び図10に示す処理に代えて、図17及び図18に示す飲料提供処理を繰返し実行するように構成される。上記の点を除いて、飲料ディスペンサ210は、基本的に、第一実施形態の飲料ディスペンサ10と同一構成である。
管理サーバ240は、図2に示される第一実施形態の管理サーバ40と同一のハードウェア構成にされる。従って、以下では、図2で示される符号を用いて、管理サーバ240の動作を説明する。管理サーバ240の演算部41は、図8に示す許可判定処理に代えて、図19に示す許可判定処理を繰返し実行するように構成される。この許可判定処理は、記憶部43が記憶するプログラムに従う処理をCPU41Aが実行することにより実現される。本実施形態の管理サーバ240も、記憶部43に、顧客管理データベース45を備える。
飲料ディスペンサ210のコントローラ221は、図17及び図18に示す飲料提供処理をROM221Bが記憶するプログラムに従って開始すると、ユーザインタフェース225を通じてユーザから飲料の提供要求を受けるまで待機する(S610)。飲料の提供要求を受けると(S610でYes)、コントローラ221は、ユーザが所望する飲料提供量を、ユーザインタフェース225を通じて、ユーザから受け付けるための処理を実行する(S620)。S620の処理は、第一実施形態におけるS120(図6)の処理と同様であると理解されてよい。
飲料提供量を確定する操作がユーザインタフェース225を通じてユーザからなされると(S630でYes)、コントローラ221は、S140の処理と同様、ユーザに対して会員証30の提示を要求する(S640)。その後、コントローラ221は、読取部223を制御し、ユーザから提示される会員証30を読取部223に読み取らせる(S650)。
コントローラ221は、S650において、読取部223を通じた会員証30の読取に成功すると、S160の処理と同様、会員証30から読み取った顧客ID、ユーザが所望する飲料提供量(ボトルサイズ)、及び、ディスペンサIDの情報を含む問い合わせ信号を、通信部229から通信ネットワークを通じて管理サーバ240に送信する(S660)。更に、コントローラ221は、問い合わせ信号に対する応答信号を、管理サーバ240から通信部229を介して受信する(S670)。
コントローラ221は、この管理サーバ240からの応答信号に基づき、管理サーバ240から飲料の提供が許可されている場合には(S680でYes)、S700以降の処理(図18参照)を実行する。管理サーバ240から飲料の提供が許可されていない場合(S680でNo)、コントローラ221は、S195の処理と同様、飲料を提供できない旨をその理由と共に記したメッセージを、ユーザインタフェース225に表示させるように、ユーザインタフェース225を制御する(S690)。その後、当該飲料提供処理を一旦終了する。
コントローラ221は、飲料の提供が許可されていることで、処理をS700に移行すると、ユーザインタフェース225を通じてユーザから取消操作がなされたか否かを判断する。そして、取消操作がなされたと判断すると(S700でYes)、取消通知信号を、通信部229を通じて管理サーバ240に送信した後(S705)、当該飲料提供処理を終了する。
コントローラ221は、取消操作がなされていないと判断すると(S700でNo)、ノズル13に対してボトル19がセットされたか否かを、センサ17の出力に基づき判断する。吐出機構211は、第一実施形態と吐出機構11と同様に構成され、ノズル13及びセンサ17を備える。
コントローラ221は、ボトル19がセットされていないと判断すると(S710でNo)、ボトル19をセットするように要求するメッセージを表示させるように、ユーザインタフェース225を制御する(S720)。その後、処理をS700に戻す。
コントローラ221は、ボトル19がセットされていると判断すると(S710でYes)、セットされたボトル19のサイズを、センサ17の出力に基づき判別する(S730)。その後、コントローラ221は、セットされたボトル19が、適切なサイズであるか否かを判断する(S740)。ここで言う適切なボトルサイズは、S620で受け付けた提供量の飲料を収納可能であるが、それを超える飲料を基本的には収納できないボトルサイズである。
コントローラ221は、セットされたボトル19が適切なサイズでないと判断すると(S740でNo)、適切なサイズのボトル19をセットするように要求するメッセージを表示させるように、ユーザインタフェース225を制御する(S750)。その後、処理をS700に戻す。
適切なサイズのボトル19がユーザによりセットされると(S740でYes)、コントローラ221は、S740において肯定判断して、処理をS760に移行する。
S760において、コントローラ221は、吐出機構211の駆動制御を開始し、吐出機構211に、S730で判別したサイズのボトル19の容積に対応する量の飲料をノズル13から吐出させる(S760)。コントローラ221は、このような吐出機構211の制御を、ボトル19の容積に対応する量の飲料をノズル13から吐出させるまで実行する。
ノズル13からの上記対応する量の飲料吐出が完了すると(S770でYes)、コントローラ221は、今回の飲料の提供に関するPOSデータを、通信部229を通じてPOSサーバ280に送信すると共に(S780)、飲料の提供完了を知らせる完了通知信号を管理サーバ240に送信する(S790)。その後、当該飲料提供処理を一旦終了する。
この飲料ディスペンサ210が送信する問い合わせ信号、完了通知信号、及び取消通知信号を受ける管理サーバ240の演算部41は、図19に示す許可判定処理を繰返し実行する。
許可判定処理を開始すると、演算部41は、飲料ディスペンサ10から通信部49を通じて問い合わせ信号を受信するまで待機し(S910)、問い合わせ信号を受信すると(S910でYes)、問い合わせ信号が表す顧客IDの管理データを、顧客管理データベース45内で特定し、当該管理データを参照する(S920)。演算部41は、この参照先の管理データに基づき、顧客に対する飲料提供を許可するか否かを判定する(S930)。S930では、第一実施形態におけるS230(図8)での処理と同様の手法で、顧客に対する飲料提供を許可するか否かを判定することができる。
演算部41は、上記管理データに基づき、飲料の提供を許可しないと判定すると(S930でNo)、顧客に対する飲料の提供を許可しないことを表す応答信号を、問い合わせ信号送信元に送信する(S980)。その後、許可判定処理を一旦終了する。
一方、演算部41は、飲料の提供を許可すると判定すると(S930でYes)、顧客に対する飲料の提供を許可することを表す応答信号を、問い合わせ信号送信元に送信する(S940)。
その後、演算部41は、問い合わせ信号送信元の飲料ディスペンサ210から上記取消通知信号及び完了通知信号のいずれかを通信部49を通じて受信するまで待機する(S950,S960)。演算部41は、取消通知信号を受信すると(S950でYes)、参照先の管理データを更新せずに、当該許可判定処理を終了する。一方、演算部41は、完了通知信号を受信すると(S960でYes)、飲料ディスペンサ210を通じた顧客への飲料提供が完了したとみなして、参照先の管理データを更新する(S970)。S970の処理は、S250と同様である。即ち、演算部41は、S940での応答信号の送信によって許可した飲料ディスペンサ210による飲料提供に関する履歴データを、顧客の管理データに追加する。これにより、顧客の管理データを更新する。追加される履歴データは、ディスペンサIDと、飲料の提供日時の情報と、顧客に提供された飲料の種類及び提供量の情報とを含む。演算部41は、このように管理データを更新すると、当該許可判定処理を一旦終了する。
以上に説明した本実施形態の制御システム3によれば、飲料提供サービスの運用に伴って、店舗内のPOS端末を改造する必要がない。また、本実施形態によれば、飲料提供が完了したことに基づいて、管理サーバ240が、管理データを更新するので、管理データには、提供の事実に基づくより適切な履歴データを格納することができる。
本実施形態によれば、飲料ディスペンサ210の前に位置する顧客から届く位置に、顧客が持ち出し可能なボトル19を配置することで、顧客は、飲料ディスペンサ210の前から移動することなく、飲料の提供要求から、飲料の受け取りまでの作業を終えることができる。従って、本実施形態の制御システム3に基づいて飲料提供サービスを提供すれば、顧客には大変便利である。
[その他の実施形態]
以上に、本開示の例示的実施形態として、制御システム1,2,3を説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、S230(図8),S930(図19)の処理において、演算部41は、管理データが備える履歴データの一群から、顧客に対して提供可能な飲料の残り量及び/又は残り回数(日数)を特定して、残り量及び/又は残り回数(日数)に基づき、顧客に対して飲料の提供を許可するか否かを判定してもよい。この判定のために、予め設定された残り提供可能量/回数が、提供の度に減算/デクリメントされてもよい。判定は、その残り提供可能量/回数を参照して行われもよい。この判定のために、管理データは、履歴データに代えて又は加えて、残り提供可能量/回数の情報を有し得る。管理データの更新動作は、残り提供可能量/回数の更新動作を含むことができる。別例として、管理データは、履歴データに代えて又は加えて、基準時点から現在までの顧客に対する飲料提供量/提供回数の情報を有していてもよい。即ち、顧客に対して飲料の提供を許可するか否かの判定は、飲料提供量/提供回数の上限値と、現在までの顧客に対する飲料提供量/提供回数との対比により行われてもよい。
この他、顧客に飲料提供を許可するか否かの判定主体は、管理サーバ40,140,240ではなく、飲料ディスペンサ10,210、又は、POS端末160であってもよい。飲料ディスペンサ10,210、又は、POS端末160は、管理サーバ40,140,240から上記応答信号を受信する代わりに、顧客IDに対応する管理データを受信して、受信した管理データに基づき、顧客に対する飲料提供を許可するか否かを判定することができる。
この他、管理サーバ40,140,240は、管理データに基づいて、顧客に対する過去の提供量及び/若しくは提供回数(日数)、又は、顧客に対する飲料の残り提供量及び/若しくは残り提供回数(日数)を算出し、その算出値を、上記応答信号に代えて、飲料ディスペンサ10,210、又は、POS端末160に送信する構成にされてもよい。これに対応して、飲料ディスペンサ10,210、又は、POS端末160は、管理サーバ40,140,240から受信した算出値と閾値との比較により、顧客に対する飲料提供を許可するか否かを判定するように構成されてもよい。
上記実施形態における1つの構成要素が有する機能は、複数の構成要素に分散して設けられてもよい。複数の構成要素が有する機能は、1つの構成要素に統合されてもよい。上記実施形態の構成の一部は、省略されてもよい。上記実施形態の構成の少なくとも一部は、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換されてもよい。特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
[用語間の対応関係]
用語間の対応関係は、次の通りである。管理サーバ40,140,240の演算部41が実行するS220,S920の処理は、識別ユニットにより実現される処理の一例に対応し、管理サーバ40,140,240が実行するS230,S930の処理は、許可ユニットにより実現される処理の一例に対応する。飲料ディスペンサ10のコントローラ21が実行する発券制御処理は、発行ユニットにより実現される処理の一例に対応する。飲料ディスペンサ10,210が備える読取部23,223及びPOS端末160が備えるカードリーダ167は、入力ユニットの一例に対応する。POS端末60が実行するチケット関連処理は、情報提供ユニットにより実現される処理の一例に対応する。管理サーバ140が実行するS240の処理は、出力ユニットにより実現される処理の一例に対応する。飲料ディスペンサ210のコントローラ221が実行するS760の処理は、制御ユニットにより実現される処理の一例に対応する。コントローラ221が実行するS790の処理は、通知ユニットにより実現される処理に一例に対応し、管理サーバ240の演算部41が実行するS970の処理は、更新ユニットの一例に対応する。
1…制御システム、2…制御システム、3…制御システム、10…飲料ディスペンサ、11…吐出機構、13…ノズル、17…センサ、19…ボトル、21…コントローラ、21A…CPU、21B…ROM、23…読取部、25…ユーザインタフェース、27…発券部、29…通信部、30…会員証、35…チケット、35A…バーコード、40…管理サーバ、41…演算部、41A…CPU、43…記憶部、45…顧客管理データベース、49…通信部、60…POS端末、61…バーコードリーダ、65…表示部、80…POSサーバ、110…飲料ディスペンサ、111…吐出機構、121…コントローラ、121A…CPU、121B…ROM、125…ユーザインタフェース、129…通信部、140…管理サーバ、160…POS端末、163…コントローラ、163A…CPU、163B…ROM、165…表示部、166…操作部、167…カードリーダ、169…通信部、180…POSサーバ、210…飲料ディスペンサ、211…吐出機構、221…コントローラ、221A…CPU、221B…ROM、223…読取部、225…ユーザインタフェース、229…通信部、240…管理サーバ、280…POSサーバ。

Claims (24)

  1. 飲料を要求する顧客である要求顧客を識別するように構成される識別ユニットと、
    前記識別ユニットにより識別された前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するように構成される許可ユニットと、
    を備え、前記許可ユニットは、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データに基づき、前記要求顧客に対する第一の期間における前記飲料の提供量及び提供回数の少なくとも一方が第一の条件を満足し、且つ、前記第一の期間より長い第二の期間における前記飲料の提供量及び提供回数の少なくとも一方が前記第一の条件とは別の第二の条件を満足することを条件に、前記飲料の提供を許可する飲料の提供制御システム。
  2. 前記許可ユニットは、仮に前記飲料の提供を許可したときに前記要求顧客に提供される前記飲料を含む前記第一の期間における前記飲料の提供量及び提供回数の少なくとも一方が、前記第一の条件としての第一の上限以下であり、且つ、仮に前記飲料の提供を許可したときに前記要求顧客に提供される前記飲料を含む前記第二の期間における前記飲料の提供量及び提供回数の少なくとも一方が、前記第二の条件としての第二の上限以下であることを条件に、前記飲料の提供を許可する請求項1記載の飲料の提供制御システム。
  3. 前記飲料の容器への注入量を予め指定する指定情報を取得するように構成される取得ユニット
    を備え、前記許可ユニットは、前記指定情報に基づく予め指定された前記注入量の前記飲料の提供を許可するように構成される請求項1又は請求項2記載の飲料の提供制御システム。
  4. 飲料を要求する顧客である要求顧客を識別するように構成される識別ユニットと、
    前記飲料の容器への注入量を予め指定する指定情報を取得するように構成される取得ユニットと、
    前記識別ユニットにより識別された前記要求顧客に対する、前記指定情報に基づく予め指定された前記注入量の前記飲料の提供を許可するように構成される許可ユニットと、
    を備え、
    前記注入量は、前記指定によって変化する量であり、
    前記許可ユニットは、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データから特定される前記要求顧客に対する過去の前記飲料の提供量と、仮に前記飲料の提供を許可した場合に前記要求顧客に対して提供される飲料の提供量である前記注入量と、に基づき、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するか否かを判定する飲料の提供制御システム。
  5. 前記許可ユニットは、仮に前記飲料の提供を許可したときに前記要求顧客に提供される前記注入量の前記飲料を含む前記要求顧客に対する過去所定期間内の前記飲料の総提供量が所定量以下である場合には、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可し、前記総提供量が前記所定量より大きい場合には、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可しないように構成される請求項記載の提供制御システム。
  6. 飲料を要求する顧客である要求顧客を識別するように構成される識別ユニットと、
    前記識別ユニットにより識別された前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するように構成される許可ユニットと、
    前記飲料を提供する飲料ディスペンサに設けられ、前記飲料の提供が許可されたことを条件に、前記飲料に関するチケットを発行する発行ユニットと、
    を備え、
    前記許可ユニットは、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データに基づき、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するか否かを判定し、
    前記発行ユニットは、前記飲料の提供が許可されたことを条件に、前記飲料に関するチケットとして、前記飲料ディスペンサから提供される前記飲料を収納するための容器を受け取る権利が化体されたチケットを出力するように構成される飲料の提供制御システム。
  7. 顧客の識別情報を入力する入力ユニットを前記飲料ディスペンサに備え、
    前記識別ユニットは、前記入力ユニットから入力される前記識別情報に基づき、前記要求顧客を識別する請求項記載の提供制御システム。
  8. 前記チケットは、チケット発行元の前記飲料ディスペンサを特定可能な情報、及び、提供対象の前記飲料の種類及び量の少なくとも一方を特定可能な情報、の少なくとも一方を保持し、
    前記提供制御システムは、前記チケットが保持する情報を読み取って、外部の情報管理システムに送信する情報提供ユニットを、販売時点情報管理機能を有する店舗端末に備える請求項又は請求項記載の提供制御システム。
  9. 前記識別ユニット及び前記許可ユニットを、前記飲料ディスペンサと通信可能なサーバ装置に備える請求項〜請求項のいずれか一項記載の提供制御システム。
  10. 販売時点情報管理機能を有する店舗端末に設けられた入力ユニットから入力される、顧客の識別情報に基づき、飲料を要求する顧客である要求顧客を識別するように構成される識別ユニットと、
    前記識別ユニットにより識別された前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するように構成される許可ユニットと、
    を備え、前記許可ユニットは、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データに基づき、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するか否かを判定する飲料の提供制御システム。
  11. 前記飲料の提供が許可されたことを条件に、前記店舗端末に対して前記飲料の提供が許可されたことを示す情報を出力する出力ユニットを更に備える請求項10記載の提供制御システム。
  12. 前記識別ユニット、前記許可ユニット、及び前記出力ユニットを、前記店舗端末と通信可能なサーバ装置に備える請求項11記載の提供制御システム。
  13. 顧客の識別情報を入力する入力ユニットを、前記飲料を提供する飲料ディスペンサに備え、
    前記識別ユニットは、前記入力ユニットから入力される前記識別情報に基づき、前記要求顧客を識別する請求項1〜請求項5のいずれか一項記載の提供制御システム。
  14. 前記許可ユニットにより前記飲料の提供が許可されたことに応じて、前記飲料ディスペンサを制御する制御ユニットを備える請求項6〜請求項9及び請求項13のいずれか一項記載の提供制御システム。
  15. 前記飲料ディスペンサは、前記飲料を吐出する飲料吐出機構を備え、
    前記制御ユニットは、前記飲料の提供が許可されたことを条件に、前記飲料吐出機構から前記飲料が吐出されるように、前記飲料吐出機構を制御する請求項14記載の提供制御システム。
  16. 飲料を提供する飲料ディスペンサに設けられ、顧客の識別情報を入力する入力ユニットと、
    前記飲料ディスペンサと通信可能なサーバ装置に設けられ、前記入力ユニットから入力される前記識別情報に基づき、前記飲料を要求する顧客である要求顧客を識別するように構成される識別ユニットと、
    前記サーバ装置に設けられ、前記識別ユニットにより識別された前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するように構成される許可ユニットと、
    前記飲料ディスペンサに設けられ、前記許可ユニットにより前記飲料の提供が許可されたことに応じて、前記飲料ディスペンサによる前記飲料の吐出を制御する制御ユニットと、
    を備え、前記許可ユニットは、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データに基づき、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するか否かを判定する飲料の提供制御システム。
  17. 前記飲料ディスペンサに設けられ、前記飲料の提供が完了したことを通知する通信信号を出力する通知ユニットと、
    記サーバ装置に設けられ、前記飲料ディスペンサから前記通信信号を受信したことを条件に、前記記憶デバイスが記憶する、前記飲料の提供が完了した前記要求顧客の前記管理データを更新することによって、前記管理データが表す前記要求顧客に対する前記飲料の過去の提供に関する情報を更新する更新ユニットと、
    を備える請求項16記載の提供制御システム。
  18. 前記飲料は、アルコール類である請求項1〜請求項17のいずれか一項記載の提供制御システム。
  19. コンピュータにより実行される方法であって、
    料を要求する顧客である要求顧客を識別する手順と、
    記識別された前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可する手順と、
    を含み、前記許可する手順は、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データに基づき、前記要求顧客に対する第一の期間における前記飲料の提供量及び提供回数の少なくとも一方が第一の条件を満足し、且つ、前記第一の期間より長い第二の期間における前記飲料の提供量及び提供回数の少なくとも一方が前記第一の条件とは別の第二の条件を満足することを条件に、前記飲料の提供を許可する手順を含む飲料の提供制御方法。
  20. コンピュータにより実行される方法であって、
    飲料を要求する顧客である要求顧客を識別する手順と、
    前記飲料の容器への注入量を予め指定する指定情報を取得する手順と、
    前記識別する手順により識別された前記要求顧客に対する、前記指定情報に基づく予め指定された前記注入量の前記飲料の提供を許可する手順と、
    を含み、
    前記注入量は、前記指定によって変化する量であり、
    前記許可する手順は、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データから特定される前記要求顧客に対する過去の前記飲料の提供量と、仮に前記飲料の提供を許可した場合に前記要求顧客に対して提供される飲料の提供量である前記注入量と、に基づき、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するか否かを判定する手順を含む飲料の提供制御方法。
  21. コンピュータにより実行される方法であって、
    飲料を要求する顧客である要求顧客を識別する手順と、
    前記識別する手順により識別された前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可する手順と、
    前記飲料の提供が許可されたことを条件に、前記飲料を提供する飲料ディスペンサに設けられたチケット発行デバイスに、前記飲料に関するチケットを発行させる手順と、
    を含み、
    前記許可する手順は、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データに基づき、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するか否かを判定する手順を含み、
    前記発行させる手順は、前記飲料に関するチケットとして、前記飲料ディスペンサから提供される前記飲料を収納するための容器を受け取る権利が化体されたチケットを前記チケット発行デバイスに発行させる手順を含む飲料の提供制御方法。
  22. コンピュータにより実行される方法であって、
    販売時点情報管理機能を有する店舗端末に設けられた入力ユニットから入力される、顧客の識別情報に基づき、飲料を要求する顧客である要求顧客を識別する手順と、
    前記識別する手順により識別された前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可する手順と、
    を含み、前記許可する手順は、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データに基づき、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するか否かを判定する手順を含む飲料の提供制御方法。
  23. 飲料を提供する飲料ディスペンサと通信可能なサーバ装置のコンピュータにより実行される方法であって、
    前記飲料ディスペンサに設けられた入力ユニットから入力される顧客の識別情報に基づき、前記飲料を要求する顧客である要求顧客を識別する手順と、
    前記識別する手順により識別された前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可する手順と、
    を含み、前記許可する手順は、顧客毎の管理データとして顧客に対する飲料の過去の提供に関するデータを記憶する記憶デバイスが記憶する前記要求顧客の前記管理データに基づき、前記要求顧客に対する前記飲料の提供を許可するか否かを判定し、許可すると判定したことを条件に、前記飲料ディスペンサに対し、前記飲料の提供を許可する許可信号を送信する手順を含む飲料の提供制御方法。
  24. 請求項19〜請求項23のいずれか一項記載の飲料の提供制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2016176844A 2016-09-09 2016-09-09 飲料の提供制御システム及び方法、並びにプログラム Active JP6818475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016176844A JP6818475B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 飲料の提供制御システム及び方法、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016176844A JP6818475B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 飲料の提供制御システム及び方法、並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018039561A JP2018039561A (ja) 2018-03-15
JP6818475B2 true JP6818475B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=61625151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016176844A Active JP6818475B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 飲料の提供制御システム及び方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6818475B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019151797A (ja) 2018-03-06 2019-09-12 富士ゼロックス株式会社 樹脂組成物及び樹脂成形体
KR101931908B1 (ko) * 2018-03-27 2018-12-21 김창재 다양한 음료를 제공하는 장치 및 방법
JP2020050382A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 株式会社ゲートウェイアーチ 飲料供給装置
JPWO2021200093A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384688U (ja) * 1986-11-21 1988-06-03
JP3073384U (ja) * 2000-05-19 2000-11-24 株式会社展創 飲み物の供給装置
US10373276B2 (en) * 2014-03-31 2019-08-06 The Coca-Cola Company Self-serve product dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018039561A (ja) 2018-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6818475B2 (ja) 飲料の提供制御システム及び方法、並びにプログラム
US8429031B2 (en) Method and apparatus for providing supplementary product sales to a customer at a customer terminal
US6669088B2 (en) Multi-merchant gift registry
CA2705891C (en) Method and system for purchasing non-fuel merchandise
JP7187058B2 (ja) クーポン出力システム、情報処理装置及びプログラム
JP6519697B1 (ja) 商品販売データ処理装置及びプログラム
JP2004151838A (ja) レシート発行システム、レシート発行装置及びレシート処理方法
JP2017211712A (ja) チェックアウトシステム
EP2800044A1 (en) Mobile vas issuing system and method
JP4339287B2 (ja) 給油所システム
JP2007156623A (ja) 精算システム
JP6765712B2 (ja) 商品販売データ処理装置及びプログラム
US20220092626A1 (en) Commodity purchase system, relay server, and registration device
JP7527613B2 (ja) 携帯端末、及び、プログラム
KR20040091822A (ko) 상품권을 발행하고 처리하기 위한 시스템 및 방법
JP6602330B2 (ja) 燃料販売方法、該販売方法を実行する端末およびプログラム
EP3332367A1 (en) System and method for purchasing and paying for a product or service
JP4200803B2 (ja) ポイント管理装置、pos装置、posシステム及びプログラム。
JP7410550B2 (ja) システム及びプログラム
JP7528164B2 (ja) チェックアウトシステム、会計機及びそのプログラム
JP7483971B2 (ja) チェックアウトシステム及び会計機並びにそのプログラム
JP7570724B2 (ja) 販売データ処理装置、プログラム、及びシステム
US20220101699A1 (en) Voucher dispensing device and voucher dispensing method
JP7340712B2 (ja) 決済装置及びその制御プログラム
JP7258980B2 (ja) 会計システム及び登録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6818475

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250