JP6816705B2 - 電池ケース - Google Patents

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Description

本開示は、電池ケースに関する。
上下両面に対向配置された面材間に発泡性樹脂芯材が発泡成形されてなるサンドイッチパネルに関する技術が、たとえば特開2016−120607号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2016−120607号公報
プラグインハイブリッド車または電気自動車向けの大容量化を狙った大型の組電池は、車両の床下に搭載される構造が多いため、組電池の下部に路面から負荷を受ける場合がある。そのため、組電池の下部の剛性を向上させる必要がある。
電池ケースの底板としてサンドイッチパネルを用いる場合、剛性を向上させるために発泡樹脂の発泡倍率を低くすると、組電池の重量が大きくなる。
本開示では、剛性を確保した上で軽量化できる電池ケースが提供される。
本開示に係る電池ケースは、外周壁と、リインフォースと、底板とを備えている。リインフォースは、両端が外周壁の内周面と連結されている。底板は、外周壁およびリインフォースを搭載している。底板は、平板状の上板と、平板状の下板と、上板と下板との間に充填された発泡樹脂製の中間材とを含んでいる。リインフォースが外周壁の内側領域を区切ることによって、各々が電池モジュールを収容する複数の収容領域が規定されている。複数の収容領域ごとに中間材が設けられている。リインフォースおよび外周壁は、収容領域を取り囲む囲繞壁を構成している。中間材は、囲繞壁近傍に、発泡樹脂の発泡倍率が相対的に高い周縁部を有している。中間材は、周縁部よりも囲繞壁から離れた、発泡倍率が周縁部よりも相対的に低い中央部を有している。
囲繞壁が剛性を担保できる箇所では、中間材の発泡倍率を高くし中間材の密度を低くすることにより、中間材の重量を小さくする。これにより、電池ケースの剛性を確保した上で電池ケースを軽量化することができる。
本開示に従えば、剛性を確保した上で軽量化できる電池ケースを実現することができる。
実施の形態1に従う組電池の平面図である。 図1に示すII−II線に沿う組電池の断面図である。 実施の形態1に従う電池ケースの平面図である。 実施の形態1に従う中間材の製造に用いられる金型の概略図である。 実施の形態2に従う組電池の断面図である。 実施の形態2に従う中間材の斜視図である。 図6に示すVII−VII線に沿う中間材の断面の一部を拡大した図である。 実施の形態2に従う中間材の製造方法の第一工程について説明するための概略図である。 実施の形態2に従う中間材の製造方法の第二工程について説明するための概略図である。
以下、図面に基づいて本開示の実施の形態を説明する。以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
(組電池1)
図1は、実施の形態1に従う組電池1の平面図である。組電池1は、ハイブリッド自動車に搭載されている。組電池1は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関とともに、ハイブリッド自動車の動力源とされている。組電池1は、車両の床下に配置されている。別の例として、組電池1は、電気自動車または燃料電池自動車に搭載されている。
組電池1は、複数の電池モジュール20と、電池ケース10とを備えている。電池モジュール20は、積層された二次電池2からなる積層体20aを含んでいる。電池モジュール20は、積層体20aが2列に並んで構成されている。組電池1は、10個の電池モジュール20を備えている。
電池ケース10は、外周壁7と、リインフォース8とを含んでいる。外周壁7は、複数の電池モジュール20を囲って配置されている。外周壁7は、電池ケース10の外周に設けられている。外周壁7は、平面視において、角が面取りされたほぼ矩形状の形状を有している。
図中に両矢印で示された積層方向DR1は、複数の二次電池2が積層されている方向であり、図1においては左右方向である。奥行方向DR3は、積層体20aが2列に並んでいる方向であり、図1においては上下方向である。奥行方向DR3は、積層方向DR1と直交している。
リインフォース8は、縦リインフォース8aおよび横リインフォース8bを有している。縦リインフォース8aは、積層方向DR1に並ぶ電池モジュール20の間を通って、奥行方向DR3に延在している。縦リインフォース8aは、積層方向DR1における組電池1のほぼ中央に設けられている。縦リインフォース8aの奥行方向DR3における両端は、外周壁7の内周面と連結されている。縦リインフォース8aは、外周壁7を補強している。
横リインフォース8bは、積層方向DR1に延在している。複数の横リインフォース8bは、奥行方向DR3に並んで配置されている。横リインフォース8bの積層方向DR1における両端は、外周壁7の内周面と連結されている。横リインフォース8bは、外周壁7を補強している。横リインフォース8bは、電池モジュール20を奥行方向DR3の両側から挟むように配置されている。
外周壁7の内側には、内側領域21が規定されている。内側領域21は、外周壁7に囲われた領域である。内側領域21が縦リインフォース8aおよび横リインフォース8bに区切られることによって、内側領域21内に複数の収容領域23が規定されている。実施の形態1の組電池1では、10の収容領域23が規定されている。収容領域23は、縦リインフォース8a、横リインフォース8b、および外周壁7に囲われている。複数の収容領域23は、各々が電池モジュール20を収容している。収容領域23は、電池モジュール20ごとに規定されている。
縦リインフォース8a、横リインフォース8b、および外周壁7は、収容領域23を取り囲む囲繞壁22を構成している。囲繞壁22は、電池モジュール20を囲っている。
図2は、図1に示すII−II線に沿う組電池1の断面図である。隣り合う二次電池2の間には、スペーサ9が設けられている。スペーサ9は、絶縁材である。スペーサ9は、隣り合う二次電池2を絶縁している。複数の二次電池2は、スペーサ9を介して積層されている。二次電池2は、ほぼ矩形箱状の外形を有している。二次電池2は、一対の側面2b、および一対の狭面2c(図1)を有している。
側面2bは、二次電池2の側面のうち面積が大きい面である。側面2bは、スペーサ9と向かい合っている。積層体20aの端にある二次電池2の側面2bは、外周壁7と向かい合っている。
狭面2c(図1)は、二次電池2の側面のうち面積が小さい面である。一対の狭面2cのうち一方は、横リインフォース8bと向かい合っている。一対の狭面2cのうち他方は、隣の積層体20aに含まれる二次電池2における一対の狭面2cのうちの他方と向かい合っている。
断面視した外周壁7は、上部7b、および下部7cを有している。上部7bおよび下部7cは、一体に設けられている。下部7cは、上部7bよりも幅広に形成されている。上部7bは、下部7cから上方向に突出している。
(底板3)
図2に示すように、電池ケース10は、底板3をさらに含んでいる。複数の二次電池2は、底板3に搭載されている。複数の二次電池2は、底板3の上に載せ置かれている。外周壁7およびリインフォース8は、底板3に搭載されている。底板3は、平板状の上板4と、平板状の下板6と、発泡樹脂製の中間材5と、を有している。中間材5は、上板4と下板6との間に充填されている。底板3は、発泡材である中間材5を金属板である上板4および下板6で挟んだいわゆるサンドイッチパネルである。
図2中に上下方向に延びる両矢印で示された厚み方向DR2は、底板3の厚み方向、すなわち上板4、下板6、および中間材5の各々の厚み方向である。厚み方向DR2は、積層方向DR1と直交し奥行方向DR3と直交する方向である。組電池1は、厚み方向DR2が上下方向(鉛直方向)に沿うように配置されている。
中間材5は、表面5bと裏面5cとを有している。表面5bは、上板4と接触している。上板4は、外周壁7の上部7bの内周面7dよりも内側に設けられている。外周壁7の下部7cは、上板4と下板6との間に挟まれている。上板4は、内側領域21のほぼ全体に亘る形状を有している。上板4は、複数の収容領域23に亘って設けられている。
中間材5の裏面5cは、下板6と接触している。下板6は、組電池1の下部に設けられている。下板6は、組電池1のうち最も下方向に設けられている。下板6は、車両の床下に配置された組電池1のうち、路面に最も近い位置に配置されている。外周壁7は、下板6上に搭載されている。下板6の周縁6aは、上部7bの内周面7dよりも電池モジュール20から離れて配置されている。下板6の周縁6aは、内側領域21外に配置されている。下板6は、内側領域21の全体に亘る形状を有している。下板6は、複数の収容領域23に亘って設けられている。
(中間材5)
図3は、実施の形態1に従う電池ケース10の平面図である。図3では、上板4は図示を省略されており、平面視した中間材5が図示されている。中間材5は、複数の収容領域23ごとに設けられている。積層方向DR1において隣り合う中間材5の境界は、縦リインフォース8aの下方に配置されている。奥行方向DR3において隣り合う中間材5の境界は、横リインフォース8bの下方に配置されている。
中間材5は、中央部5d、中間部5e、および周縁部5fを有している。図において、中央部5d、中間部5e、および周縁部5fは、密度の異なるドットハッチングで示されている。
中央部5dは、収容領域23内において、積層方向DR1および奥行方向DR3におけるほぼ中央に設けられている。中央部5dは、中央部5d、中間部5e、および周縁部5fのうち囲繞壁22から最も離れて設けられている。
中間部5eは、中央部5dを囲うように設けられている。中間部5eは、中央部5dよりも囲繞壁22の近くに設けられている。周縁部5fは、中間部5eを囲うように設けられている。周縁部5fは、中間部5eよりも囲繞壁22の近くに設けられている。周縁部5fは、囲繞壁22の近傍に設けられている。周縁部5fは、中央部5d、中間部5e、および周縁部5fのうち囲繞壁22の最も近くに設けられている。
中央部5d、中間部5e、および周縁部5fは、それぞれ異なる発泡倍率を有している。発泡倍率とは、発泡後の発泡樹脂の体積の、発泡前の発泡樹脂の体積に対する比である。発泡樹脂の発泡倍率が高いほど、発泡後の発泡樹脂の体積は大きくなり、発泡後の発泡樹脂の密度は低くなる。すなわち、発泡樹脂の発泡倍率が高いほど、発泡後の発泡樹脂の単位体積あたりの重量が小さくなる。
周縁部5fの発泡倍率は中間部5eよりも相対的に高く、周縁部5fの密度は中間部5eよりも相対的に低い。中央部5dの発泡倍率は中間部5eよりも相対的に低く、中央部5dの密度は中間部5eよりも相対的に高い。周縁部5fよりも囲繞壁22から離れている中央部5dの方が、密度が相対的に高い。中間材5は、囲繞壁22から離れた部分において、中間材5の発泡倍率が相対的に低く、密度が高くなっている。
(中間材5の製造方法)
図4は、実施の形態1に従う中間材5の製造に用いられる金型11の概略図である。金型11の上面の中央には、発泡樹脂を注入する注入口12が形成されている。注入口12から発泡樹脂を注入し、発泡樹脂を発泡することにより、中間材5が成型される。
まず、注入口12から発泡樹脂を注入し(図4中白抜き矢印)、注入した発泡樹脂を一旦発泡させる。その後、注入した発泡樹脂が完全に硬化する前に、再度発泡樹脂を注入する。これにより、注入口12に近い金型11の中央部分において、発泡樹脂の発泡倍率が相対的に低くなり、発泡後の発泡樹脂の密度が相対的に高くなる。注入口12から離れた金型11の周縁部分において、発泡樹脂の発泡倍率が相対的に高くなり、発泡後の発泡樹脂の密度が相対的に低くなる。このようにして、金型11の中央部分に中央部5dが成型され、金型11の周縁部分に周縁部5fが成型される。
発泡樹脂は、たとえばウレタン樹脂である。ウレタン樹脂を発泡することにより、発泡ウレタンが成形される。上記で説明したように発泡ウレタンを成型した場合、金型11の中央部分に成型される中央部5dの密度は、金型11の周縁部分に成型される周縁部5fの密度と比較して、たとえば20[%]程度高くなる。
(作用効果)
実施の形態1に従う組電池1では、路面からの負荷に対する電池ケース10の耐久性を向上させるため、図3に示すように、電池モジュール20を収容する収容領域23ごとにリインフォース8および外周壁7により構成される囲繞壁22が設けられている。これにより、組電池1の下部(底板3)が補強されるため、電池ケース10の剛性を確保できる。
組電池1を車両に搭載するにあたっては、より軽量な電池ケース10が求められている。中間材5の発泡倍率が高いほど、発泡後における中間材5の密度が低くなり、中間材5の重量が小さくなる。囲繞壁22を設けることにより、囲繞壁22近傍における電池ケース10の剛性は、囲繞壁22から離れた部分における電池ケース10の剛性よりも相対的に大きくなる。そのため、囲繞壁22近傍の中間材5の剛性を相対的に小さくしても、電池ケース10全体として、剛性を十分に確保できる。
実施の形態1に従う中間材5では、囲繞壁22近傍の周縁部5fの発泡倍率を、中央部5dの発泡倍率よりも相対的に高くし、周縁部5fの重量を低減している。これにより、発泡倍率が均一の従来の中間材と比較して、中間材5の重量を小さくすることができる。
したがって、電池ケース10の剛性を確保した上で電池ケース10を軽量化することができる。中間材5の密度を低くすることにより、中間材5の材料使用量を低減し、電池ケース10の製造コストを抑制することができる。
[実施の形態2]
図5は、実施の形態2に従う組電池1の断面図である。図6は、実施の形態2に従う中間材5の斜視図である。図7は、図6に示すVII−VII線に沿う中間材5の断面の一部を拡大した図である。
実施の形態2に従うスペーサ9は、上端部9aおよび突出部9gを有している。上端部9aは、二次電池2の上側に設けられている。突出部9gは、上端部9aから下方に突出している。隣り合う二次電池2の間に突出部9gが設けられていることにより、隙間2aが形成されている。
実施の形態2に従う中間材5は、上層部5gおよび下層部5hを有している。上層部5gは、下層部5hよりも発泡倍率が低い。上層部5gは、下層部5hよりも上方に設けられている。下層部5hは、上層部5gよりも路面に近い位置に設けられている。
上層部5gには、中間材5の表面5bが溝状に窪んだ複数の凹部5aが形成されている。複数の凹部5aは、積層方向DR1に並んで形成されている。凹部5aは、奥行方向DR3に延びている。
凹部5aを覆うように上板4が設けられている。上板4には、貫通孔4aが複数形成されている。貫通孔4aは、上板4を厚み方向DR2に貫通している。貫通孔4aは、凹部5aと隙間2aとを連通している。複数の貫通孔4aは、積層方向DR1に並んで形成されている。
(実施の形態2に従う中間材5の製造方法)
図8は、実施の形態2に従う中間材5の製造方法の第一工程について説明するための概略図である。第一工程において、中間材5の凹部5aを成型するための凹凸形状が設けられている金型Aと、金型Aに合わせられる金型Bとが用いられる。
第一工程において、まず金型Aと金型Bを合わせる。金型Aと金型Bとの間に中空の空間が形成される。その後、上記中空の空間に発泡樹脂を注入する(図8中白抜き矢印)。第一工程において、発泡倍率が相対的に低い発泡体が成型される。第一工程において、上層部5gが成型される。上層部5gが成型された後、金型Aから金型Bを引き離す。
図9は、実施の形態2に従う中間材5の製造方法の第二工程について説明するための概略図である。第二工程において、金型Bの代わりに、金型Cが用いられる。金型Aに向かって突き出る突起形状の突出高さが、金型Cは金型Bよりも小さい。
第二工程において、まず金型Aと金型Cを合わせる。金型A、金型Cおよび上層部5gによって取り囲まれた中空の空間が形成される。その後、上記中空の空間に発泡樹脂を注入する(図9中白抜き矢印)。第二工程において、発泡倍率が相対的に高い発泡体が成型される。第二工程において、下層部5hが成型される。これにより、発泡倍率が異なる部分を有する発泡体(中間材5)が成型される。
(作用効果)
図5に示すように、実施の形態2において、中間材5に凹部5aを形成し、凹部5aから貫通孔4aを通じて隙間2aに冷媒を送り込み二次電池2を冷却する構成としている。
凹部5aが形成されている上層部5gの発泡倍率は、下層部5hよりも相対的に低く、上層部5gの密度は相対的に高い。これにより、中間材5のうちの剛性が小さい部分(凹部5a付近)の剛性を大きくすることができる。したがって、組電池1の下部の剛性を確保することができる。
凹部5aと接していない下層部5hの発泡倍率は、上層部5gよりも相対的に高い。これにより、路面に近い下層部5hの断熱性が向上する。そのため、外気から下板6に伝達された熱が凹部5aに伝達して凹部5a内の冷媒の温度が上昇することを、抑制することができる。したがって、冷媒が流れる凹部5aの断熱性を確保し、組電池1の冷却効率を向上させることができる。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 組電池、2 二次電池、2a 隙間、2b 側面、3 底板、4 上板、4a 貫通孔、5 中間材、5a 凹部、5b 表面、5c 裏面、5d 中央部、5e 中間部、5f 周縁部、6 下板、7 外周壁、8 リインフォース、8a 縦リインフォース、8b 横リインフォース、9 スペーサ、10 電池ケース、20 電池モジュール、20a 積層体、21 内側領域、22 囲繞壁、23 収容領域、DR1 積層方向、DR2 厚み方向、DR3 奥行方向。

Claims (1)

  1. 外周壁と、
    両端が前記外周壁の内周面と連結されているリインフォースと、
    前記外周壁および前記リインフォースを搭載する底板と、を備え、
    前記底板は、平板状の上板と、平板状の下板と、前記上板と前記下板との間に充填された発泡樹脂製の中間材とを含み、
    前記リインフォースが前記外周壁の内側領域を区切ることによって、各々が電池モジュールを収容する複数の収容領域が規定され、
    前記複数の収容領域ごとに前記中間材が設けられ、
    前記リインフォースおよび前記外周壁は、前記収容領域を取り囲む囲繞壁を構成し、
    前記中間材は、前記囲繞壁の近傍に、発泡樹脂の発泡倍率が相対的に高い周縁部を有し、前記周縁部よりも前記囲繞壁から離れた、前記発泡倍率が前記周縁部よりも相対的に低い中央部を有する、電池ケース。
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