JP6816179B2 - 無線周波数回路、送信器、基地局、及びユーザ端末 - Google Patents

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Description

本発明は、通信分野に関連し、具体的には、無線周波数回路(radio frequency circuit)、送信器、基地局、及びユーザ端末に関連する。
無線基地局において、無線周波数電力増幅器のエネルギー消費は、基地局デバイスの総エネルギー消費における非常に高い割合を占める。エネルギー消費を低減するために、プライマリ電力増幅器とセカンダリ電力増幅器とを含んでいる2入力無線周波数回路、例えば、異相(outphasing)回路、又はドハーティ(DHT, Doherty)回路、が電力増幅効率を改善するために通常使用される。しかし、従来の2入力無線周波数回路を用いてバックオフ効率を向上させた場合、電力バックオフ(電力バックオフ)点と高電力点(high power point)との間の効率が、大幅に低下し得る。最終的に、変調波を出力するための基地局などの装置の効率が影響を受ける。
2入力無線周波数回路の大幅に低下する効率を改善するために、従来技術において、DHT回路と異相回路とを組み合わせて混合無線周波数回路を形成している。すなわち、異相回路が、DHT回路のプライマリ電力増幅器として使用され、そして、セカンダリ電力増幅器を付加して負荷変調(load modulation)を実行する。混合無線周波数回路は、電力バックオフ点と高電力点との間の2入力無線周波数回路の大幅に低下した効率を効果的に改善することができる。しかし、2入力無線周波数回路の入力信号の数は、元の2から3に増加しており、結果として、混合無線周波数回路全体の大きさが過大となってしまう。さらに、3つの入力信号を混合無線周波数回路に提供するために、混合無線周波数回路に3つの送信チャンネルを配置する必要がある。したがって、混合無線周波数回路は、使用コストが比較的高く、大規模な利用及び普及に好ましくない。
送信チャネルの数を減らすために、従来の一般的な方法においては、2つの送信チャンネルで送信された信号は、分割又は組み合わせなどの動作を実行することにより3つの入力信号に変換され、3つの入力信号は、混合無線周波数回路に接続される。しかし、この方法を用いて3つの入力信号が得られた後、2つの送信チャネル上で送信される信号が調整される場合には、少なくとも1つの入力信号は、期待値に調整することができない。その結果、定格電力の混合無線周波数回路は、最適な電力増幅効率に達することができず、回路全体の性能が低下する。
本発明の実施形態は、最適な電力高率に達するようにする無線周波数回路を提供する。本発明の実施形態は、送信器、基地局、及びユーザ端末をさらに提供する。
第1の態様によると、本発明の一実施形態は、第1回路と、第2回路とを含む無線周波数回路を提供し、前記第1回路は、第1信号及び第2信号を受信し、前記第1信号を、第3信号と、第4信号とに分割し、前記第2信号を、第5信号と、第6信号とに分割し、前記第5信号の位相を調整して第7信号を取得し、前記第7信号と前記第3信号とを合成し第8信号とするように構成されており、前記第2回路は、プライマリ電力増幅器ブランチと、セカンダリ電力増幅器ブランチとを含み、前記プライマリ電力増幅器ブランチは、異相回路を含み、前記セカンダリ電力増幅器ブランチは、セカンダリ電力増幅器を含み、前記異相回路は、前記第4信号及び前記第6信号を処理するように構成されており、前記セカンダリ電力増幅器は、前記第8信号を処理するように構成されている。
第1の態様の第1の可能な実装様式において、前記第1回路は、マイクロストリップをさらに含み、前記マイクロストリップは、前記第5信号の前記位相を調整するように構成され、前記マイクロストリップの長さは、前記第5信号の位相シフトに正比例する。
前述の可能な実装様式に関連し、第1の態様の第2の可能な実装様式において、前記第1回路は、アッテネーションネットワークと、コンバイナとをさらに含み、前記アッテネーションネットワークは、前記第7信号及び前記第3信号をアッテネートするように構成され、前記コンバイナは、前記アッテネートされた第7信号と、前記アッテネートされた第3信号とを結合して、前記第8信号とするように構成されている。
前述の可能な実装様式のどちらか一方に関連し、第1の態様の第3の可能な実装様式において、前記第1信号と前記第2信号は、変調信号に位相分解を実行することにより取得され、
前記第1信号の位相は、φ(t)であり、前記第2信号の位相は、-φ(t)であり、φ(t)の値は、0°から90°の範囲であり、前記第1信号の振幅は、前記第2信号の振幅と等しく、φ(t)は、時間に関する関数であり、t≧0、tは時間を示すことを含む。
前述の可能な実装様式のいずれか1つに関連し、第1の態様の第4の可能な実装様式において、前記第8信号を処理するように構成されている前記セカンダリ電力増幅器は、前記第8信号は、前記セカンダリ電力増幅器の信号入力端から入力され、前記第8信号の振幅が信号しきい値に達すると、前記セカンダリ電力増幅器は、前記第8信号の増幅処理の実行が開始され、前記信号しきい値は、前記セカンダリ電力増幅器の開始に必要な最小信号振幅であり、前記セカンダリ電力増幅器の導通角の値は、120°より大きい、ことを含む。
第2の態様によると、本発明の一実施形態は、第1の態様において提供される無線周波数回路を含んでいる送信器を提供する。
第3の態様によると、本発明の一実施形態は、第2の態様において提供される送信器を含んでいる基地局を提供し、前記基地局は、通信インターフェース、プロセッサ、及び電源をさらに含む。
第4の態様によると、本発明の一実施形態は、第2の態様において提供される送信器を含んでいるユーザ端末を提供し、前記ユーザ端末は、メモリ、外部ポート、ペリフェラルインターフェース、プロセッサ、及び電源をさらに含む。
本発明の実施形態は、第1回路と、第2回路とを含んでいる無線周波数回路を提供する。前記第1回路は、第1信号及び第2信号を受信し、前記第1信号を、第3信号と、第4信号とに分割し、前記第2信号を、第5信号と、第6信号とに分割し、前記第5信号の位相を調整して第7信号を取得し、前記第7信号と前記第3信号とを合成して第8信号とするように構成されている。前記第2回路は、プライマリ電力増幅器ブランチと、セカンダリ電力増幅器ブランチとを含み、前記プライマリ電力増幅器ブランチは、異相回路を含み、前記セカンダリ電力増幅器ブランチは、セカンダリ電力増幅器を含み、前記プライマリ電力増幅器ブランチは、前記第4信号及び前記第6信号を処理するように構成されており、前記セカンダリ電力増幅器ブランチは、前記第8信号を処理するように構成されている。本発明の実施形態において、異なる第1信号及び第2信号は、異なる第4信号及び第6信号に対応し、前記第8信号は、前記第5信号に対して位相調整を実行することにより制御され得る。したがって、前記第2回路に入力される前記第4信号、前記第6信号、及び前記第8信号は、前記第2回路に適合する最適なパラメータに調整することができ、定格電力の前記第2回路が、最高の効率に達することができ、回路の性能は良好であり、実際の適用要件を満たすことができる。
図1は、従来の混合無線周波数回路の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施形態による無線周波数回路の概略構成図である。 図3は、本発明の一実施形態による第1回路の具体的な回路例での入出力特性曲線を示している。 図4は、本発明の一実施形態による他の無線周波数回路の概略構成図である。 図5は、本発明の一実施形態による無線周波数回路における第8信号の位相−位相曲線を示している。 図6は、本発明の一実施形態による基地局の概略構成図である。 図7は、本発明の一実施形態によるユーザ端末の概略構成図である。
本発明の実施形態は、回路の出力電力及び効率を改善するための無線周波数回路を提供し、以下に詳細な説明を提供する。
従来技術では、混合無線周波数回路は、プライマリ電力増幅器ブランチと、セカンダリ電力増幅器ブランチとを含む。混合無線周波数回路への入力信号を提供する回路の構造については、図1を参照。第1送信チャンネルで送信された信号は、信号(1)と信号(2)とに分割され、第2送信チャンネルで送信された信号は、信号(3)と信号(4)とに分割される。信号(1)と信号(3)は、混合無線周波数回路のプライマリ電力増幅器ブランチの入力として使用され、信号(2)と信号(4)とを結合して得られた信号(5)は、混合無線周波数回路のセカンダリ電力増幅器ブランチの入力として使用される。信号の分割及び結合は、カプラやパワースプリッタ等の回路又は構成要素により実施され、分割ルールは、分割を実行する回路や構成要素の特性に依存する。例えば、混合無線周波数回路への入力信号を提供する回路の位相シフトは0であり、第1送信チャンネルで送信された信号は、
Figure 0006816179
であり、第2送信チャンネルで送信された信号は、
Figure 0006816179
であり、0°から90°の範囲のパワースプリッタが分割を結合を実行するために使用される。分割した後、信号(1)は、
Figure 0006816179
であり、信号(2)は,
Figure 0006816179
であり、信号(3)は、
Figure 0006816179
であり、信号(4)は、
Figure 0006816179
である。結合後、信号(5)は、
Figure 0006816179
である、と想定する。A1は、第1送信チャンネルで送信された信号のピークであり、φ1は、第1送信チャンネルで送信された信号の位相であり、A2は、第2送信チャンネルで送信された信号のピークであり、φ2は、第2送信チャンネルで送信された信号の位相である。回路構造が決定された後、信号(1)と信号(3)の振幅と位相が常にそれぞれの期待値であることを確保するために、第1送信チャンネル及び第2送信チャンネルのパラメータA1、φ1、A2、及びφ2、が調整される必要があることが、前述の例から理解し得る。したがって、セカンダリ電力増幅器ブランチに入力される信号(5)の振幅及び位相も変化せず、信号(5)の期待値に調整されることができない。第1送信チャンネル及び第2送信チャンネルで送信された信号をどのように調整するかに関係なく、信号(1)、信号(3)、又は信号(5)の少なくとも1つは、期待値に調整されることができない。
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態は、無線周波数回路を提供する。概略構成図については、図2を参照。無線周波数回路は、
第1信号及び第2信号を受信し、第1信号を、第3信号と第4信号とに分割し、第2信号を、第5信号と第6信号とに分割し、第5信号の位相を調整して第7信号を取得し、第7信号と第3信号とを合成し第8信号とするように構成された第1回路201と、
プライマリ電力増幅器ブランチと、セカンダリ電力増幅器ブランチとを含んでいる第2回路202であって、プライマリ電力増幅器ブランチは、異相回路を含み、セカンダリ電力増幅器ブランチは、セカンダリ電力増幅器を含み、異相回路は、第4信号及び第6信号を処理するように構成されており、セカンダリ電力増幅器は、第8信号を処理するように構成されている、第2回路202と、
を主に含む。
第1信号と、第2信号は、第1回路201の入力信号であり、異なる第1信号及び第2信号は、異なる第4信号及び第6信号に対応する。具体的には、分割された後、異なる第1信号は、異なる第4信号に対応しており、分割された後、異なる第2信号は、異なる第6信号に対応している。
第2信号を分割して得られた第5信号の位相調整を実行することにより得られた第7信号は、第1信号を分割して得られた第3信号と結合され、第8信号を生成する。したがって、第5信号に位相調整を実行することにより、異なる角度の位相シフトが、第5信号に生じ、第8信号を制御することができる。
この実施形態は、第1回路201と、第2回路202とを含む無線周波数回路を提供する。第2回路202に入力される3つの入力信号のすべてが第2回路202に適合する最適なパラメータに調整される場合にのみ、定格電力での第2回路202が最高効率に達することが理解され得る。この実施形態において、第4信号及び第6信号は、第1信号及び第2信号を調整することにより制御され得、第8信号は、第5信号の位相調整を実行することにより制御され得る。このようにして、第2回路202に入力される第4信号、第6信号、及び第8信号のすべてが、第2回路202に適合する最適なパラメータに柔軟に調整することが可能であるため、定格電力での第2回路202が最高効率に達し、実際の適用要件を満たすことが可能となる。
任意選択的に、第1回路201は、第5信号の位相を調整するように構成されたマイクロストリップをさらに含む。マイクロストリップの長さは、第5信号の位相シフトに正比例する。より長いマイクロストリップは、第5信号のより大きな位相シフトを導く。あるいは、本発明のこの実施形態において、第5信号の位相を調整するために、遅延線、可変容量ダイオード、位相シフタ、又は他の回路若しくは構成要素を使用することができる。これは本明細書に限定されない。
任意選択的に、本発明の他の実施形態において、第1信号及び第2信号は、デジタル領域における変調信号に位相分解(phase decomposition)を実行することにより取得されてもよい。第1信号及び第2信号は、同一の振幅であるとともに逆位相を有している。第1信号及び第2信号の振幅又は位相は、変調信号の振幅又は位相を調整することにより調整され得る。変調信号は、通常、正弦波信号に包絡線変調を実行することにより取得される。位相分解をデジタル領域で行う場合、変調信号の振幅と、変調信号の分解位相(decomposition phase)との対応関係は以下のとおりである。
Figure 0006816179
ここで、φ(t)は、変調信号の分解位相の瞬時値を示しており、r(t)は、変調信号の振幅の瞬時値を示しており、rmaxは、変調信号の振幅のピークを示しており、φ(t)は、時間に関する関数であり、t≧0、tは時間を示しており、0<φ(t)<90°である。
式(1)から、変調信号の分解位相は、変調信号の振幅によって変化することが分狩り得る。特定の瞬間に、変調信号のより大きな振幅は、変調信号のより小さい分解位相を導き、又は、変調信号のより小さな振幅は、変調信号のより大きな分解位相を導く。
式(1)に示されている位相分解が実行された後、変調信号は、第1信号と第2信号とに分解される。第1信号と第2信号の振幅は等しく、かつrmaxより大きくなく、第1信号の位相は、φ(t)であり、第2信号の位相は、-φ(t)である。
第1信号と第2信号の振幅は等しい。振幅と位相は、時間とともに変化する。したがって、分割後に取得される第3信号、第4信号、第5信号、及び第6信号、及び第5信号の位相調整を実行することにより得られる第7信号の振幅と位相は、時間とともに変化する。第8信号は、第7信号と第3信号を合成することで得られるため、第8信号の振幅は、第7信号と第3信号の位相に関連する。第5信号に位相調整が実行されるため、第5信号の位相に異なる角度のシフトが生じ、得られた第8信号は、異なる位相−振幅曲線を有する。具体的な適用例は、図3を参照。
図3は、第1回路201の具体的な回路例での入出力特性曲線を示している。水平座標軸は、変調信号の分解位相、すなわち、第1信号の位相値を示している。垂直座標軸は、変調信号の最大電圧値を正規化することにより得られた記第8信号の電圧振幅を示している。異なる曲線は、第5信号の異なる位相シフトに対応する第8信号を示している。曲線1は、第5信号の位相シフトが0である(すなわち、位相調整が実行されていない)場合の第8信号を示している。曲線2は、第5信号の位相シフトが20°の場合の対応する第8信号を示している。曲線3は、第5信号の位相シフトが40°の場合の対応する第8信号を示している。比較を容易にするため、変調信号の位相−振幅曲線、すなわち、曲線0も、図3に加えられている。
曲線2又は3と曲線1との比較から、第5信号の位相を調整した後に、第8信号の振幅値は小さくなることが分かり得る。曲線2と曲線3との比較から、第8信号の振幅値は、第5信号の位相を調整することにより制御され得、第5信号のより大きな位相シフトが第8信号のより小さな振幅を導くことが分かり得る。
第2回路202は、プライマリ電力増幅器ブランチと、セカンダリ電力増幅器ブランチを含む。プライマリ電力増幅器ブランチは、異相回路を含み、セカンダリ電力増幅器ブランチは、セカンダリ電力増幅器を含む。異相回路は、通常、クラスB又はクラスAB状態で動作し、セカンダリ電力増幅器は、通常、クラスC状態で動作する。第2回路202が動作すると、異相回路は、イネーブルのままであるが、セカンダリ電力増幅器は、最初は起動されない。セカンダリ電力増幅器の信号入力端に入力される第8信号の振幅が、セカンダリ電力増幅器が起動可能な最小信号振幅に達する、すなわち、導通角に対応する信号しきい値に達する場合にのみ、セカンダリ電力増幅器が起動され、第8信号に増幅処理が実行される。変調信号の振幅が比較的小さい場合には、変調信号の分解位相は比較的大きく、第8信号の振幅は比較的小さく、セカンダリ電力増幅器が起動していないことが分かり得る。変調信号の振幅が比較的大きい場合には、変調信号の分解位相は比較的小さく、第8信号の振幅は比較的大きく、セカンダリ電力増幅器が起動される。したがって、変調信号の振幅が比較的大きい場合にのみセカンダリ電力増幅器が起動され、回路の電力増幅効率が改善される。
従来技術において、セカンダリ電力増幅器は、セカンダリ電力増幅器に入力される信号の振幅が信号しきい値に達する場合にのみ、セカンダリ電力増幅器が起動されることを確保するために、通常、グリッド電圧バイアスを使用して、ディープクラスC(すなわち、セカンダリ電力増幅器の導通角が比較的小さい、例えば100°)条件に調整され、セカンダリ電力増幅器の導通角が小さいほどセカンダリ電力増幅器に対応する信号しきい値が大きくなる。しかし、セカンダリ電力増幅器の導通角が比較的小さい場合には、セカンダリ電力増幅器が起動した後、第2回路202の飽和電力とゲインの両方が大きく影響を受ける。その結果、無線周波数回路の飽和電力が比較的小さくなり、回路のゲイン曲線は、大幅に圧縮され、実際の適用要件をみたすことができない。セカンダリ電力増幅器の導通角がグリッド電圧バイアスを調整することにより増加する場合には、セカンダリ電力増幅器に対応する信号しきい値が小さくなるため、変調信号の振幅が比較的小さい場合であっても、第8信号が信号しきい値に達することができ、したがって、セカンダリ電力増幅器が起動される。しかし、入力信号の振幅が比較的小さいため、無線周波数回路の電力増幅効率は比較的低い。このため、従来技術では、無線周波数回路の電力増幅効率と飽和電力とのバランスをとることができない。回路の電力増幅効率は、飽和電力及び回路の線形特性を犠牲にして確保される。
この実施形態において、第5信号の異なる位相を調整することで、第8信号の振幅値が調整され、回路の電力増幅効率が確保される場合に、回路の飽和電力が改善される。具体的には、まず、第8信号の振幅が小さくなるため、この実施形態において、変調信号の振幅が比較的小さい場合に、第8信号が信号しきい値に達することができないことを保証して、セカンダリ電力増幅器に対応する信号しきい値は、適切に低減することができる。したがって、回路の電力増幅効率が確保される。第2に、この実施形態において、セカンダリ電力増幅器に対応する信号しきい値を、小さくすることができ、したがって、セカンダリ電力増幅器は、セカンダリ電力増幅器のグリッド電圧バイアスを用いて、ライトクラスC(すなわち、セカンダリ電力増幅器の導通角は比較的大きい。本明細書において提供される無線周波数回路では、セカンダリ電力増幅器の導通角は、120°より大きい値、例えば160°であってもよい)に調整することができる。このようにして、セカンダリ電力増幅器が起動された後、第2回路202の飽和電力が増加する。つまり、この実施形態においては、第2回路202の電力増幅効率を低下させることなく、第2回路202の飽和電力を改善することができる。
例えば、図3において、マイクロストリップ又は他の回路若しくは構成要素により第5信号を調整するために基準は、次のようなものであり得る:第1位相値が第2位相値より大きくなるように、第5信号の位相が調整される。第1位相値は、第8信号の位相−振幅曲線と変調信号の位相−振幅曲線(曲線0)との交点に対応する第1信号の位相値である。第2位相値は、第2回路の電力バックオフ点に対応する第1信号の位相値である。これは、セカンダリ電力増幅器が、電力バックオフ中にスイッチオフ状態を維持できることを確保することができ、第8信号の電力が、電力バックオフ点での電力よりも大きい場合に、迅速に起動可能である。
図2において示されている実施形態に基づいて、本発明の一実施形態は、変調信号に位相分解を実行することにより、第1信号及び第2信号が得られた後に、さらに付加機能を実施するように構成される、より洗練された無線周波数回路をさらに提供する。図4を参照すると、無線周波数回路の基本構造は、第1回路401と第2回路402とを含む。
第1回路401は、第1信号と、第2信号とを受信し、第1信号と第2信号は変調信号に位相分解を実行することにより取得され、第1信号を、第3信号と第4信号とに分割し、第2信号を、第5信号と第6信号とに分割し、第5信号の位相を調整して第7信号を取得する、ように構成されている。信号分割は、カプラ又はパワースプリッタなどの回路又は構成要素により実施され得るが、これは本明細書に限定されない。第5信号の位相は、マイクロストリップ、遅延線、可変容量ダイオード、位相シフタ、又は他の回路若しくは構成要素により調整され得るが、これは本明細書に限定されない。第1回路401は、アッテネーションネットワーク及びコンバイナをさらに含む。アッテネーションネットワークは、第7信号及び第3信号をアッテネートするように構成されている。コンバイナは、アッテネートされた第7信号とアッテネートされた第3信号とを結合して第8信号とするように構成されている。コンバイナは、カプラ又はパワースプリッタなどの回路又は構成要素であってよく、これは本明細書に限定されない。コンバイナは、カプラ又はパワースプリッタなどの回路又は構成要素の位相シフトを補償するために、マイクロストリップ、遅延線、可変容量ダイオード、位相シフタ、又はアッテネートされた第3信号又はアッテネートされた第7信号に位相調整を実行するように構成されている他の回路若しくは構成要素をさらに含んでよい。
第2回路402は、基本的には、図2に示されている第2回路202と同じであり、ここでは再び詳細な説明は記載しない。
第1回路401のアッテネーションネットワークは、第7信号及び第3信号の振幅が調整できるように、第7信号及び第3信号をアッテネートする。図5を参照すると、第7信号及び第3信号の振幅が変化する場合には、結合後に得られた第8信号の位相は変化する。
図5において、曲線1は、第7信号の振幅が1V、第3信号の振幅が0.8V、及び第5信号の位相シフトが30°の場合の第8信号の位相−位相曲線を示している。図5において、曲線2は、第7信号の振幅が0.8Vにアッテネートされ、第3信号の振幅が1Vであり、及び第5信号の位相シフトが30°である場合の第8信号の位相−位相曲線を示している。水平座標軸は、変調信号の分解位相を示し、垂直座標軸は、第8信号の位相を示している。第7信号及び第3信号の振幅が変化する場合には、結合後に得られた第8信号の位相が変化することが、図5から分かり得る。したがって、第7信号及び第3信号の振幅を調整するアッテネーションネットワークを配置することにより第8信号の位相は制御されることができる。したがって、図4に示されている実施形態において提供される無線周波数回路によれば、第8信号のAM−PM特性を調整することができ、無線周波数回路の線形補正効果が改善され、無線周波数回路の出力信号の歪みが低減される。AM−PM特性とは、入力信号の振幅変動により増幅器の入力信号と増幅器の出力信号との間の位相差が変化することをいう。
任意選択的に、本発明のこの実施形態において、マイクロストリップ又は他の回路などの構成要素、又は第5信号の位相を調整するための構成要素、アッテネーションネットワーク、及び/又はコンバイナは、振幅変調及び/又は位相変調機能を有するチップと置き換えることができる。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
本発明の一実施形態は、図2又は図4に記載されている無線周波数回路を含んでいる送信器をさらに提供する。本発明のこの実施形態において提供される送信器は、基地局の無線周波数部分、例えばリモート無線ユニット(RRU, remote radio unit)内において使用されてもよく、又は基地局(BTS, base transceiver station)内において使用されてもよく、又はユーザ端末で使用されてもよく、又は他の通信装置若しくはデバイスで使用されてもよい。これは本明細書に限定されない。
さらに、図6を参照すると、本発明の一実施形態は、通信インターフェース601、プロセッサ602、電源603、及び送信器604を含んでいる基地局をさらに提供する。送信器604は、前述の実施形態において説明された送信器である。本発明のこの実施形態において提供される基地局は、この図において示されていない汎用装置、モジュール、及び回路などの他のいくつかの構造をさらに含んでもよいことが理解し得る。
さらに、本発明の一実施形態は、メモリ701、外部ポート702、送信器703、ペリフェラルインターフェース704、プロセッサ705、及び電源706を含むユーザ端末をさらに提供する。送信器703は、前述の実施形態において説明された送信器である。本発明のこの実施形態において提供されるユーザ端末は、この図において示されていない汎用装置、モジュール、及び回路などの他のいくつかの構造をさらに含んでもよいことが理解し得る。
当業者であれば、簡潔かつ簡単な説明のために、前述のシステム、モジュール、およびユニットの詳細な作業プロセスについて、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することができ、ここでは再び詳細は説明しないことは明らかに理解し得る。
この明細書において提供されるいくつかの実施形態において、開示されるシステム及び方法は他の様式において実装され得ることを理解すべきである。例えば、説明されたシステムの実施形態は単なる一例に過ぎない。例えば、ユニット区分は、単に論理的な機能区分であり、実際の実装においては他の区分であってもよい。例えば、複数のユニット又は構成要素は、組み合わせて又は他のシステムに統合してもよく、又は一部の機能を無視又は実行しなくてもよい。さらに、表示または議論された相互結合若しくは直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することにより実施され得る。モジュール又はユニット間の間接的結合又は通信接続は、電子的、機械的、又は他の形態で実装されてもよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に分離されていてもいなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的ユニットであってもなくてもよく、一か所に配置されても、又は複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態のソリューションの目的を達成するために実際の必要に応じて選択され得る。
また、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、又は各ユニットが物理的に単独で存在してもよく、又は2つ以上のユニットが1つの処理ユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、又はソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、個別の製品として販売又は使用される場合には、統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、本質的に本発明の技術的ソリューション、又は従来技術に寄与する部分、又は技術的ソリューションのすべて又はいくつかは、ソフトウェア製品の形態において実装され得る。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイス)に本発明の実施形態において説明された方法のステップのすべて又は一部を実行するように指示するためのいくつかの命令を含む。上述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM, Read-Only memory)、ランダムアクセスメモリ、(RAM, Random Access memory)、磁気ディスク、又は光ディスクなどのプログラムコードを格納可能な任意の媒体を含む。
601 通信インターフェース
602 プロセッサ
603 電源
604 送信器
701 メモリ
702 外部ポート
703 送信器
704 ペリフェラルインターフェース
705 プロセッサ
706 電源

Claims (18)

  1. 受信機、第1スプリッタ、位相調整器及びコンバイナを具備する第1装置であって、
    前記受信機は、第1信号と第2信号を受信するように構成されており、
    前記第1スプリッタは、前記第1信号を第3信号と第4信号とに分割し、前記第2信号を第5信号と第6信号とに分割するように構成されており、
    前記位相調整器は、前記第5信号の位相を調整して第7信号を取得するように構成されており、
    前記コンバイナは、前記第7信号と前記第3信号とを結合して第8信号とするように構成されており、
    前記第1装置は、第2装置と接続されており、前記第2装置は、プライマリ電力増幅器ブランチとセカンダリ電力増幅器ブランチとを具備し、
    前記プライマリ電力増幅器ブランチは、アウトフェージング回路を備え、前記アウトフェージング回路は、前記第4信号と前記第6信号を処理するように構成されており、
    前記セカンダリ電力増幅器ブランチは、セカンダリ電力増幅器を備え、前記セカンダリ電力増幅器は、前記第8信号を処理するように構成されており、
    前記第1信号及び前記第2信号は、同じ振幅でありかつ逆位相を有している
    ことを特徴とする第1装置。
  2. 前記第1装置は、デバイスをさらに具備し、前記デバイスは、マイクロストリップ、遅延線、可変容量ダイオード、又は位相シフタであり、前記デバイスは、前記第5信号の位相を調整するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の第1装置。
  3. 前記第1スプリッタは、第1カプラ又は第1パワースプリッタを具備することを特徴とする請求項1または2に記載の第1装置。
  4. 前記コンバイナは、第2カプラ又は第2スプリッタを具備することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の第1装置。
  5. 前記第3信号及び前記第7信号をアッテネートするように構成されたアッテネーションネットワークをさらに具備することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の第1装置。
  6. 前記コンバイナは、前記アッテネートされた第3信号と前記アッテネートされた第7信号とを結合して前記第8信号とするように構成されていることを特徴とする請求項に記載の第1装置。
  7. 前記第1信号及び前記第2信号は、変調信号を位相分解することにより取得され、
    前記第1信号の位相は、φ(t)であり、前記第2信号の位相は、-φ(t)であり、φ(t)の値は、0°から90°の範囲であり、前記第1信号の振幅は、前記第2信号の振幅と等しく、φ(t)は、時間に関する関数であり、t≧0、tは時間を示す
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の第1装置。
  8. 前記第1装置は、無線周波数回路であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の第1装置。
  9. 請求項1からのいずれか一項に記載の第1装置を具備することを特徴とする送信機。
  10. 請求項に記載の送信機を具備する基地局であって、前記基地局は、通信インターフェース、プロセッサ、及び電源をさらに具備することを特徴とする基地局。
  11. 請求項に記載の送信機を具備するユーザ端末であって、前記ユーザ端末は、メモリ、外部ポート、周辺機器インターフェース、プロセッサ、及び電源をさらに具備することを特徴とするユーザ端末。
  12. 方法であって、
    第1装置により、第1信号と第2信号を受信するステップと、
    前記第1装置により、前記第1信号を、第3信号と第4信号とに分割するステップと、前記第2信号を、第5信号と第6信号とに分割するステップと、
    前記第1装置により、第7信号を取得するように前記第5信号の位相を調整するステップと、
    前記第1装置により、前記第7信号と前記第3信号とを結合して第8信号とするステップと、
    前記第4信号、前記第6信号、及び前記第8信号を、前記第1装置に接続されている第2装置に出力するステップであって、前記第2装置は、プライマリ電力増幅器ブランチと、セカンダリ電力増幅器ブランチとを具備する、ステップと、
    を具備し、
    前記プライマリ電力増幅器ブランチは、アウトフェージング回路を備え、前記アウトフェージング回路は、前記第4信号と前記第6信号を処理するように構成されており、
    前記セカンダリ電力増幅器ブランチは、セカンダリ電力増幅器を備え、前記セカンダリ電力増幅器は、前記第8信号を処理するように構成されており、
    前記第1信号及び前記第2信号は、同じ振幅でありかつ逆位相を有していることを特徴とする方法。
  13. 前記第1装置は、デバイスをさらに具備し、前記デバイスは、マイクロストリップ、遅延線、可変容量ダイオード、又は位相シフタであり、前記デバイスは、前記第5信号の位相を調整するように構成されている
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 1スプリッタは、第1カプラ又は第1パワースプリッタを具備することを特徴とする請求項12または13のいずれか一項に記載の方法。
  15. ンバイナは、第2カプラ又は第2スプリッタを具備することを特徴とする請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第1装置により、前記第3信号及び前記第7信号をアッテネートするステップをさらに具備することを特徴とする請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記第1装置により、前記第7信号と前記第3信号を結合して第8信号とする前記ステップは、
    前記アッテネートされた第3信号と前記アッテネートされた第7信号とを結合して前記第8信号とするステップ
    を具備することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1装置により、第1信号と第2信号を受信する前記ステップは、
    前記第1信号及び前記第2信号を、変調信号を位相分解することにより取得するステップ
    を具備し、
    前記第1信号の位相は、φ(t)であり、前記第2信号の位相は、-φ(t)であり、φ(t)の値は、0°から90°の範囲であり、前記第1信号の振幅は、前記第2信号の振幅と等しく、φ(t)は、時間に関する関数であり、t≧0、tは時間を示す
    ことを特徴とする請求項12から17のいずれか一項に記載の方法。
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