JP6815220B2 - ロータリ耕耘装置 - Google Patents
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Description
複数の耕耘爪と、耕耘爪軸とを備え、
前記耕耘爪軸の周面に、前記耕耘爪が取り付けられる複数の爪取付部が分散して備えられ、
複数の前記爪取付部は、前記耕耘爪軸の周方向に位相差を有するとともに前記耕耘爪軸の軸心方向に間隔をあけた配置で前記周面に備えられ、
複数の前記爪取付部のうち、前記耕耘爪軸における左右両端側の左右対称位置に配置された左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に同位相で配置され、且つ前記耕耘爪軸における前記左右両端側より中央側の左右中央側に配置されたすべての爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に異なる位相で配置される。
また、耕耘爪軸における左右両端側より中央側の左右中央側に配置されたすべての爪取付部が、耕耘爪軸の周方向に異なる位相で配置されるから、左右両端側の耕耘爪が圃場面に打ち込まれる時点以外では、複数の耕耘爪が圃場面に同時に打ち込まれないことになり、複数の耕耘爪が圃場面に同時に打ち込まれる場合に比較して打ち込み反力を軽減することができる。これにより、打ち込み反力によるロータリ耕耘装置の上下方向の振動を抑制することができ、上下方向の振動に起因した耕耘性能の低下を抑制することができる。
同位相の前記左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に複数組備えられている。
複数組の前記左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に一定又は略一定の位相差を有して配置されている。
尚、図1に記載された符号Fの矢印が指し示す方向がロータリ耕耘装置の前側であり、符号Uの矢印が指し示す方向がロータリ耕耘装置の上側である。
又、図2に記載された符号Fの矢印が指し示す方向がロータリ耕耘装置の前側であり、符号Rの矢印が指し示す方向がロータリ耕耘装置の右側である。
一方、同位相の左右の爪取付部24Cbに取り付けられた左右の耕耘爪25は、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に同位相で配置され、この配置により、耕耘作業時に圃場面に同時打ちされる同期耕耘爪Bになる。そして、この同期耕耘爪Bが、耕耘爪軸24の周方向に略一定の位相差を有する配置で4組備えられることにより、耕耘作業において耕耘爪軸24が1回転するごとに、4組の同期耕耘爪Bが所定の順番で1回ずつ略一定間隔をあけて圃場面に打ち込まれることになる。
ちなみに、図4において、左端のマス目列における2箇所の黒塗り箇所は、耕耘爪軸24の1列目に位置する2箇所の爪取付部24Cに内向き耕耘爪25Bが取り付けられていることを示している(図2参照)。
図4において、左端から2番目のマス目列における黒塗り箇所は、耕耘爪軸24の2列目に位置する1箇所の爪取付部24Cに内向き耕耘爪25Bが取り付けられていることを示している(図2参照)。
図4において、左端から2番目のマス目列におけるハッチング箇所は、耕耘爪軸24の3列目に位置する1箇所の爪取付部24Cに外向き耕耘爪25Aが取り付けられていることを示している(図2参照)。
本発明は、上記の実施形態に例示された構成に限定されるものではなく、以下、本発明に関する代表的な別実施形態を例示する。
例えば、耕耘爪軸24において、複数の爪取付部24C(耕耘爪25)が耕耘爪軸24の軸心方向に間隔をあけて28列以上又は26列以下に配置されていてもよい。
例えば、複数の爪取付部24C(耕耘爪25)のうち、耕耘爪軸24の左右中央側となる3列目〜25列目に位置する各爪取付部24Ca(耕耘爪25)が耕耘爪軸24の周方向に異なる位相で配置され、耕耘爪軸24の左右両端側となる1列目〜2列目と26列目〜27列目に位置する各爪取付部24Cb(耕耘爪25)においては、耕耘爪軸24の左右対称位置となる1列目と27列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)、及び、2列目と26列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)、が耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置されるようにしてもよい。
例えば、複数の爪取付部24C(耕耘爪25)のうち、耕耘爪軸24の左右中央側となる4列目〜24列目に位置する各爪取付部24Ca(耕耘爪25)が耕耘爪軸24の周方向に異なる位相で配置され、耕耘爪軸24の左右両端側となる1列目〜3列目と25列目〜27列目に位置する各爪取付部24Cb(耕耘爪25)においては、耕耘爪軸24の左右対称位置となる1列目と27列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)を除いて、2列目と26列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)、及び、3列目と25列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)、が耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置されるようにしてもよい。
例えば、耕耘爪軸24の軸心方向における複数の爪取付部24C(耕耘爪25)の配置間隔、及び、耕耘爪軸24の周方向における複数の爪取付部24C(耕耘爪25)の位相差は、耕耘爪軸24に備える耕耘爪25の大きさ又は数量などに応じて変更することができる。
尚、本発明の権利範囲に含まれるものではないが、図5に示すように、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に配置される左右の爪取付部24Cb(左右の耕耘爪25)だけでなく、耕耘爪軸24における左右中央側の左右対称位置に配置される左右の爪取付部24Ca(左右の耕耘爪25)も耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置される構成を例示しておく。
例えば、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に同位相で配置される左右の爪取付部24Cb(同期耕耘爪Bとなる左右の耕耘爪25)の組数は、3組以下であってもよく、又、5組以上であってもよい。
そして、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に同位相で配置される左右の爪取付部24Cb(同期耕耘爪Bとなる左右の耕耘爪25)の組数が複数である場合は、複数組の同位相の左右の爪取付部24Cb(同期耕耘爪Bとなる左右の耕耘爪25)が、耕耘爪軸24の周方向に異なる位相差を有する配置で耕耘爪軸24の周面24Aに備えられていてもよいが、複数組の同位相の左右の爪取付部24Cb(同期耕耘爪Bとなる左右の耕耘爪25)が、耕耘爪軸24の周方向に一定又は略一定の位相差を有する配置で耕耘爪軸24の周面24Aに備えられていることが好ましい。
例えば、耕耘爪軸24に、耕耘爪取り付け用の複数のフランジ部が、耕耘爪軸24の軸心方向に間隔をあけた配置で備えられ、各フランジ部に、2つ一組の複数組の取付孔が、耕耘爪軸24の周方向に位相差を有する配置で形成されることにより、各フランジ部に形成された複数組の取付孔が、複数の爪取付部24Cとして機能するように構成されていてもよい。
24A 周面
24C 爪取付部
24Cb 爪取付部(同位相の左右の爪取付部)
25 耕耘爪
Claims (3)
- 複数の耕耘爪と、耕耘爪軸とを備え、
前記耕耘爪軸の周面に、前記耕耘爪が取り付けられる複数の爪取付部が分散して備えられ、
複数の前記爪取付部は、前記耕耘爪軸の周方向に位相差を有するとともに前記耕耘爪軸の軸心方向に間隔をあけた配置で前記周面に備えられ、
複数の前記爪取付部のうち、前記耕耘爪軸における左右両端側の左右対称位置に配置された左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に同位相で配置され、且つ前記耕耘爪軸における前記左右両端側より中央側の左右中央側に配置されたすべての爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に異なる位相で配置されるロータリ耕耘装置。 - 同位相の前記左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に複数組備えられている請求項1に記載のロータリ耕耘装置。
- 複数組の前記左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に一定又は略一定の位相差を有して配置されている請求項2に記載のロータリ耕耘装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017027137A JP6815220B2 (ja) | 2017-02-16 | 2017-02-16 | ロータリ耕耘装置 |
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