JP6815220B2 - ロータリ耕耘装置 - Google Patents

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本発明は、複数の耕耘爪と耕耘爪軸とを備え、前記耕耘爪軸の周面に、前記耕耘爪が取り付けられる複数の爪取付部が分散して備えられたロータリ耕耘装置に関する。
上記のようなロータリ耕耘装置においては、耕耘作業時に、複数の耕耘爪が圃場面に同時に打ち込まれることがないように、複数の爪取付部(ホルダー)を、耕耘爪軸の周面に位相を異ならせた状態で分散して取り付けることが考えられていた(例えば特許文献1参照)。
特開2002−125405号公報(段落番号0013〜0015、図3)
特許文献1に記載のロータリ耕耘装置においては、複数の耕耘爪が圃場面に同時に打ち込まれないことにより、複数の耕耘爪が圃場面に同時に打ち込まれる場合に比較して打ち込み反力を軽減することができる。これにより、打ち込み反力によるロータリ耕耘装置の上下方向の振動を抑制することができ、上下方向の振動に起因した耕耘性能の低下を抑制することができる。
その反面、特許文献1に記載のロータリ耕耘装置においては、複数の耕耘爪が常に所定の順番で圃場面に単独で打ち込まれることにより、打ち込み反力によってロータリ耕耘装置が常にロール方向に揺動することになる。これにより、ロータリ耕耘装置のロール方向への揺動が助長されて、ロール方向での揺動に起因した耕耘性能の低下を招くことになる。
つまり、ロータリ耕耘装置がロール方向に揺動することに起因した耕耘性能の低下を抑制することが望まれている。
上記の課題を解決するための手段として、本発明に係るロータリ耕耘装置は、
複数の耕耘爪と、耕耘爪軸とを備え、
前記耕耘爪軸の周面に、前記耕耘爪が取り付けられる複数の爪取付部が分散して備えられ、
複数の前記爪取付部は、前記耕耘爪軸の周方向に位相差を有するとともに前記耕耘爪軸の軸心方向に間隔をあけた配置で前記周面に備えられ、
複数の前記爪取付部のうち、前記耕耘爪軸における左右両端側の左右対称位置に配置された左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に同位相で配置され、且つ前記耕耘爪軸における前記左右両端側より中央側の左右中央側に配置されたすべての爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に異なる位相で配置される。
この手段によると、同位相の左右の爪取付部に取り付けられた左右の耕耘爪は、耕耘爪軸における左右両端側の左右対称位置に同位相で配置されることになる。そして、この配置により、同位相の左右の耕耘爪は、耕耘作業時に圃場面に同時打ちされる同期耕耘爪になる。これにより、ロータリ耕耘装置のロール方向への揺動が周期的に抑制されることになる。
また、耕耘爪軸における左右両端側より中央側の左右中央側に配置されたすべての爪取付部が、耕耘爪軸の周方向に異なる位相で配置されるから、左右両端側の耕耘爪が圃場面に打ち込まれる時点以外では、複数の耕耘爪が圃場面に同時に打ち込まれないことになり、複数の耕耘爪が圃場面に同時に打ち込まれる場合に比較して打ち込み反力を軽減することができる。これにより、打ち込み反力によるロータリ耕耘装置の上下方向の振動を抑制することができ、上下方向の振動に起因した耕耘性能の低下を抑制することができる。
その結果、耕耘作業におけるロータリ耕耘装置のロール方向での揺動を抑制することができ、ロータリ耕耘装置がロール方向に揺動することに起因した耕耘性能の低下を抑制することができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
同位相の前記左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に複数組備えられている。
この手段によると、耕耘作業において耕耘爪軸が1回転するごとに、複数組の同期耕耘爪が所定の順番で1回ずつ間隔をあけて圃場面に打ち込まれることになる。つまり、より短い間隔でロータリ耕耘装置のロール方向への揺動を抑制することができる。
その結果、耕耘作業におけるロータリ耕耘装置のロール方向での揺動をより効果的に抑制することができ、ロータリ耕耘装置がロール方向に揺動することに起因した耕耘性能の低下をより確実に抑制することができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
複数組の前記左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に一定又は略一定の位相差を有して配置されている。
この手段によると、耕耘作業において耕耘爪軸が1回転するごとに、複数組の同期耕耘爪が所定の順番で1回ずつ一定間隔又は略一定間隔をあけて圃場面に打ち込まれることになる。つまり、周期的な短い間隔でロータリ耕耘装置のロール方向への揺動を抑制することができる。
その結果、耕耘作業におけるロータリ耕耘装置のロール方向での揺動を効果的かつ安定的に抑制することができ、ロータリ耕耘装置がロール方向に揺動することに起因した耕耘性能の低下を確実かつ安定的に抑制することができる。
トラクタの後部に連結されたロータリ耕耘装置の左側面図である。 爪取付部及び耕耘爪の配置を展開させたロータリ耕耘装置の横断平面図である。 耕耘爪軸の斜視図である。 耕耘爪軸の周面における複数の爪取付部及び耕耘爪の配置を示す展開図である。 別実施形態での耕耘爪軸の周面における複数の爪取付部及び耕耘爪の配置を示す展開図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、本発明がサイドドライブ式のロータリ耕耘装置に適用された実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、図1に記載された符号Fの矢印が指し示す方向がロータリ耕耘装置の前側であり、符号Uの矢印が指し示す方向がロータリ耕耘装置の上側である。
又、図2に記載された符号Fの矢印が指し示す方向がロータリ耕耘装置の前側であり、符号Rの矢印が指し示す方向がロータリ耕耘装置の右側である。
図1〜2に示すように、ロータリ耕耘装置1は、トラクタ2の後部に3点式のリンク機構3を介して昇降可能に連結されている。ロータリ耕耘装置1は、トラクタ2のPTO軸4から取り出された動力が、外部伝動機構5を介して伝達されることによって駆動される。
ロータリ耕耘装置1は、リンク機構3に連結される耕耘フレーム10、左右向きの軸心回りに回転する耕耘ロータ11、耕耘ロータ11にトラクタからの動力を伝える伝動ユニット12、耕耘ロータ11の上部を覆う固定式の上部カバー13、耕耘ロータ11の後部を覆う上下揺動式の後部カバー14、及び、耕耘ロータ11の左右両側部を覆う左右のサイドカバー15、などを備えている。
耕耘フレーム10は、リンク機構3に連結される第1部材16、第1部材16が左右中央部に取り付けられた第2部材17、及び、第2部材17の左右両端から下向きに延出する左右の第3部材18、などを備えている。第2部材17及び左側の第3部材18は、伝動ユニット12を覆う伝動ケースに兼用されている。左右の第3部材18は、耕耘ロータ11を回転可能に支持する軸受部18Aを備えている。
伝動ユニット12は、PTO軸4からの動力が外部伝動機構5を介して伝達される入力軸19、入力軸19のベベルギア部19Aと噛み合い連動するベベルギア20、ベベルギア20と一体回転する伝動軸21、及び、伝動軸21から耕耘ロータ11に伝動するチェーン式伝動機構22、を備えている。
図1〜3に示すように、耕耘ロータ11は、左右の第3部材18の軸受部18Aに支持される左右の支軸23、左右に支軸23にわたる耕耘爪軸24、耕耘爪軸24の周面24Aに取り付けられた複数の耕耘爪25、などを備えている。左右の支軸23は、耕耘爪軸24の左右両端部に備えられたフランジ部24Bに連結されている。左側の支軸23は、PTO軸4からの動力が外部伝動機構5及び伝動ユニット12を介して伝達される入力軸を兼ねている。複数の耕耘爪25は、耕耘爪軸24の周面24Aに分散して備えられた複数の爪取付部24Cに取り付けられている。複数の耕耘爪25には、耕耘爪25の先端側が基端側よりも耕耘ロータ11の左右外側に位置する外向き耕耘爪25Aと、耕耘爪25の先端側が基端側よりも耕耘ロータ11の左右中央側に位置する内向き耕耘爪25Bとがある。
図2〜4に示すように、複数の爪取付部24Cは、耕耘爪軸24の周方向に位相差を有するとともに耕耘爪軸24の軸心方向に間隔をあけた配置で耕耘爪軸24の周面24Aに備えられている。
各爪取付部24Cの配置について詳述すると、複数の爪取付部24Cは、耕耘爪軸24の軸心方向に間隔をあけて27列に配置されている。そして、複数の爪取付部24Cは、耕耘爪軸24の左右中心に配置された14列目の爪取付部24Cを基準にして、14−n列目と14+n列目(例えば、13列目と15列目、12列目と16列目、など)の左右の爪取付部24Cが、14列目の爪取付部24Cからの離間距離が同じになる左右対称位置に配置されている。
又、複数の爪取付部24Cのうち、耕耘爪軸24の左右中央側となる4列目〜24列目に位置する各爪取付部24Caは、耕耘爪軸24の周方向に位相差を有する異なる位相で配置されている。一方、耕耘爪軸24の左右両端側となる1列目〜3列目と25列目〜27列目に位置する各爪取付部24Cbは、耕耘爪軸24の左右対称位置となる1列目と27列目に位置する左右の爪取付部24Cbが耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置されている。又、耕耘爪軸24の左右対称位置となる2列目と26列目に位置する左右の爪取付部24Cbが耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置されている。そして、耕耘爪軸24の左右対称位置となる3列目と25列目に位置する左右の爪取付部24Cbが耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置されている。
耕耘爪軸24における1列目と27列目の位置には、耕耘爪軸24の周方向に約180度の位相差を有する第1爪取付部24C1と第2爪取付部24C2とが備えられている。そして、1列目の第1爪取付部24C1と27列目の第1爪取付部24C1とが同位相で配置され、1列目の第2爪取付部24C2と27列目の第2爪取付部24C2とが同位相で配置されている。そして、同位相で配置されている2列目の爪取付部24Cbと26列目の爪取付部24Cbとに対して、同位相で配置されている3列目の爪取付部24Cbと25列目の爪取付部24Cbとが、耕耘爪軸24の周方向に約180度の位相差を有するように配置されている。又、これに加えて、1列目と27列目の各第1爪取付部24C1と各第2爪取付部24C2とに対して、2列目と26列目の各爪取付部24Cbと3列目と25列目の各爪取付部24Cbとが耕耘爪軸24の周方向に約90度の位相差を有するように配置されている。
つまり、複数の爪取付部24Cは、耕耘爪軸24の左右中央側に位置する各爪取付部24Caが耕耘爪軸24の周方向に異なる位相で配置されるのに対して、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に位置する左右の爪取付部24Cbが、耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置されている。そして、同位相で配置された4組の左右の爪取付部24Cbが、耕耘爪軸24の周方向に略一定の位相差を有するように配置されている。
上記の配置により、異なる位相の各爪取付部24Caに取り付けられた耕耘爪25のそれぞれは、耕耘爪軸24の左右中央側において異なる位相で配置され、この配置により、耕耘作業時に所定の順番で圃場面に単独で打ち込まれる非同期耕耘爪Aになる。
一方、同位相の左右の爪取付部24Cbに取り付けられた左右の耕耘爪25は、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に同位相で配置され、この配置により、耕耘作業時に圃場面に同時打ちされる同期耕耘爪Bになる。そして、この同期耕耘爪Bが、耕耘爪軸24の周方向に略一定の位相差を有する配置で4組備えられることにより、耕耘作業において耕耘爪軸24が1回転するごとに、4組の同期耕耘爪Bが所定の順番で1回ずつ略一定間隔をあけて圃場面に打ち込まれることになる。
つまり、耕耘作業においては、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に同位相で配置された4組の同期耕耘爪Bが、常に、耕耘爪軸24が1回転する間に略一定間隔で圃場面に同時打ちされることになる。又、同期耕耘爪Bの同時打ちが行われない略一定間隔の間においては、耕耘爪軸24の左右中央側に異なる位相で配置された各非同期耕耘爪Aのいずれかが所定の順番で圃場面に単独で打ち込まれることになる。
これにより、耕耘作業において、各非同期耕耘爪Aが圃場面に単独で打ち込まれたときの打ち込み反力によってロータリ耕耘装置1がロール方向に揺動しても、同期耕耘爪Bが略一定間隔で同時打ちされることにより、ロータリ耕耘装置1のロール方向への揺動が略一定の周期で抑制されることになる。
その結果、全ての耕耘爪25が非同期耕耘爪Aとなる場合に比較して、ロータリ耕耘装置1がロール方向に揺動することに起因した耕耘性能の低下を抑制することができる。
ちなみに、耕耘爪軸24の左右対称位置に配置された左右の爪取付部24Cには、それらに取り付けられた左右の耕耘爪25の先端側が内向き同士又は外向き同士になるように外向き耕耘爪25A又は内向き耕耘爪25Bが取りつけられている。
尚、図4における左右方向は耕耘爪軸24の軸心方向であり、図4における上下方向は耕耘爪軸24の周方向である。図4における27本の縦線は、耕耘爪軸24における各爪取付部24Cの配列箇所を示しており、左端の縦線が1列目であり、右端の縦線が27列目である。図4における各ハッチング箇所は、外向き耕耘爪25A及び外向き耕耘爪25Aが取り付けられる爪取付部24Cの配置を示している。図4における各黒塗り箇所は、内向き耕耘爪25B及び内向き耕耘爪25Bが取り付けられる爪取付部24Cの配置を示している。
ちなみに、図4において、左端のマス目列における2箇所の黒塗り箇所は、耕耘爪軸24の1列目に位置する2箇所の爪取付部24Cに内向き耕耘爪25Bが取り付けられていることを示している(図2参照)。
図4において、左端から2番目のマス目列における黒塗り箇所は、耕耘爪軸24の2列目に位置する1箇所の爪取付部24Cに内向き耕耘爪25Bが取り付けられていることを示している(図2参照)。
図4において、左端から2番目のマス目列におけるハッチング箇所は、耕耘爪軸24の3列目に位置する1箇所の爪取付部24Cに外向き耕耘爪25Aが取り付けられていることを示している(図2参照)。
〔別実施形態〕
本発明は、上記の実施形態に例示された構成に限定されるものではなく、以下、本発明に関する代表的な別実施形態を例示する。
〔1〕本発明は、センタドライブ式のロータリ耕耘装置に適用してもよい。
〔2〕耕耘爪軸24に備えられる爪取付部24C(耕耘爪25)の数量及び配置は、ロータリ耕耘装置1の作業幅などに応じて種々の変更が可能である。
例えば、耕耘爪軸24において、複数の爪取付部24C(耕耘爪25)が耕耘爪軸24の軸心方向に間隔をあけて28列以上又は26列以下に配置されていてもよい。
例えば、複数の爪取付部24C(耕耘爪25)のうち、耕耘爪軸24の左右中央側となる3列目〜25列目に位置する各爪取付部24Ca(耕耘爪25)が耕耘爪軸24の周方向に異なる位相で配置され、耕耘爪軸24の左右両端側となる1列目〜2列目と26列目〜27列目に位置する各爪取付部24Cb(耕耘爪25)においては、耕耘爪軸24の左右対称位置となる1列目と27列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)、及び、2列目と26列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)、が耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置されるようにしてもよい。
例えば、複数の爪取付部24C(耕耘爪25)のうち、耕耘爪軸24の左右中央側となる4列目〜24列目に位置する各爪取付部24Ca(耕耘爪25)が耕耘爪軸24の周方向に異なる位相で配置され、耕耘爪軸24の左右両端側となる1列目〜3列目と25列目〜27列目に位置する各爪取付部24Cb(耕耘爪25)においては、耕耘爪軸24の左右対称位置となる1列目と27列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)を除いて、2列目と26列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)、及び、3列目と25列目に位置する左右の爪取付部24Cb(耕耘爪25)、が耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置されるようにしてもよい
えば、耕耘爪軸24の軸心方向における複数の爪取付部24C(耕耘爪25)の配置間隔、及び、耕耘爪軸24の周方向における複数の爪取付部24C(耕耘爪25)の位相差は、耕耘爪軸24に備える耕耘爪25の大きさ又は数量などに応じて変更することができる。
尚、本発明の権利範囲に含まれるものではないが、図5に示すように、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に配置される左右の爪取付部24Cb(左右の耕耘爪25)だけでなく、耕耘爪軸24における左右中央側の左右対称位置に配置される左右の爪取付部24Ca(左右の耕耘爪25)も耕耘爪軸24の周方向に同位相で配置される構成を例示しておく。
〔3〕耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に同位相で配置される左右の爪取付部24Cb(同期耕耘爪Bとなる左右の耕耘爪25)の組数は、ロータリ耕耘装置1の作業幅などに応じて種々の変更が可能である。
例えば、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に同位相で配置される左右の爪取付部24Cb(同期耕耘爪Bとなる左右の耕耘爪25)の組数は、3組以下であってもよく、又、5組以上であってもよい。
そして、耕耘爪軸24における左右両端側の左右対称位置に同位相で配置される左右の爪取付部24Cb(同期耕耘爪Bとなる左右の耕耘爪25)の組数が複数である場合は、複数組の同位相の左右の爪取付部24Cb(同期耕耘爪Bとなる左右の耕耘爪25)が、耕耘爪軸24の周方向に異なる位相差を有する配置で耕耘爪軸24の周面24Aに備えられていてもよいが、複数組の同位相の左右の爪取付部24Cb(同期耕耘爪Bとなる左右の耕耘爪25)が、耕耘爪軸24の周方向に一定又は略一定の位相差を有する配置で耕耘爪軸24の周面24Aに備えられていることが好ましい。
〔4〕耕耘爪軸24に備えられる複数の爪取付部24Cの構成は種々の変更が可能である。
例えば、耕耘爪軸24に、耕耘爪取り付け用の複数のフランジ部が、耕耘爪軸24の軸心方向に間隔をあけた配置で備えられ、各フランジ部に、2つ一組の複数組の取付孔が、耕耘爪軸24の周方向に位相差を有する配置で形成されることにより、各フランジ部に形成された複数組の取付孔が、複数の爪取付部24Cとして機能するように構成されていてもよい。
本発明は、サイドドライブ式又はセンタドライブ式などのロータリ耕耘装置に適用することができる。
24 耕耘爪軸
24A 周面
24C 爪取付部
24Cb 爪取付部(同位相の左右の爪取付部)
25 耕耘爪

Claims (3)

  1. 複数の耕耘爪と、耕耘爪軸とを備え、
    前記耕耘爪軸の周面に、前記耕耘爪が取り付けられる複数の爪取付部が分散して備えられ、
    複数の前記爪取付部は、前記耕耘爪軸の周方向に位相差を有するとともに前記耕耘爪軸の軸心方向に間隔をあけた配置で前記周面に備えられ、
    複数の前記爪取付部のうち、前記耕耘爪軸における左右両端側の左右対称位置に配置された左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に同位相で配置され、且つ前記耕耘爪軸における前記左右両端側より中央側の左右中央側に配置されたすべての爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に異なる位相で配置されるロータリ耕耘装置。
  2. 同位相の前記左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に複数組備えられている請求項1に記載のロータリ耕耘装置。
  3. 複数組の前記左右の爪取付部が、前記耕耘爪軸の周方向に一定又は略一定の位相差を有して配置されている請求項2に記載のロータリ耕耘装置。
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