JP2019030235A - 農作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】メンテナンス性、あるいは、組み立て性のよい農作業機を提供することにある。【解決手段】走行機体の後部に装着され、走行機体に牽引されて圃場を耕耘する農作業機であって、第1軸受機構と、第2軸受機構と、複数の第1耕耘爪が配置される第1爪軸と、を有し、走行機体の走行に伴って第1爪軸を回転軸として回転する第1作業ロータと、第3軸受機構に固定される第1連結部材と、第4軸受機構に固定される第2連結部材と、複数の端部固定部材と、複数の第2耕耘爪が配置され、第3連結部材と第4連結部材とが両端部に固定される第2爪軸と、を有し、第1作業ロータの回転に伴って第2爪軸を回転軸として回転する第2作業ロータと、を備え、複数の端部固定部材のうちの一部は、第1連結部材と第3連結部材とを着脱可能に固定する部材であり、複数の端部固定部材のうちの別の一部は、第2連結部材と第4連結部材とを着脱可能に固定する部材である。【選択図】図4
Description
本発明は農作業機に関する。特に、圃場を耕耘する作業ロータを備えた農作業機に関する。
従来、トラクタの後部にヒッチ機構を介して装着され、トラクタに牽引されることにより駆動力を得る農作業機が知られている。例えば、特許文献1に記載された農作業機は、トラクタの後部に装着され、牽引されることにより、フロント側の作業ロータが回転し、その動力がチェーン機構を介してリア側の作業ロータに伝達される構造となっている。このような構造の農作業機は、トラクタの走行に伴い、フロント側の作業ロータ及びリア側の作業ロータが回転することにより、それぞれの作業ロータに設けられた耕耘爪が圃場を耕耘する。
特許文献1に記載された農作業機は、フロント側の作業ロータが有する爪軸と軸受機構とは着脱不能に固定されている。また、リア側の作業ロータが有する爪軸と軸受機構とは着脱不能に固定されている。
特許文献1に記載された農作業機において、例えば、作業ロータに付着した土を取り除く、部品を交換するなどのメンテナンスの際は、作業ロータの広範囲な領域を見渡すために、農作業機を持ち上げる、あるいは、農作業機の下に入るなどが必要である。また、例えば、部品を交換するときは、作業ロータが軸受機構と着脱不能であることから、農作業機のチェーン機構を分解し、作業ロータを取り外す必要があり、さらに、分解したチェーン機構を組み立てなければならず、作業が煩雑である。
本発明は、農作業機において、メンテナンス作業、あるいは、組み立て作業の効率を向上させることを課題とする。
本発明の一実施形態による農作業機は、走行機体の後部に装着され、走行機体に牽引されて圃場を耕耘する農作業機であって、第1軸受機構と、第2軸受機構と、複数の第1耕耘爪が配置される第1爪軸と、を有し、走行機体の走行に伴って第1爪軸を回転軸として回転する第1作業ロータと、第3軸受機構に固定される第1連結部材と、第4軸受機構に固定される第2連結部材と、複数の端部固定部材と、複数の第2耕耘爪とが配置され、第3連結部材と第4連結部材とが両端部に固定される第2爪軸と、を有し、第1作業ロータの回転に伴って第2爪軸を回転軸として回転する第2作業ロータと、を備え、複数の端部固定部材のうちの一部は、第1連結部材と、第3連結部材とを着脱可能に固定する部材であり、複数の端部固定部材のうちの別の一部は、第2連結部材と、第4連結部材とを着脱可能に固定する部材である。
本発明の一実施形態による農作業機は、第1爪軸の端部の一方は第1軸受機構と着脱不能に固定され、第1爪軸の端部の他方は第2軸受機構と着脱不能に固定されてもよい。
本発明の一実施形態による農作業機は、複数の第2耕耘爪のうちの一部は端部耕耘爪であって、第1連結部材と、第3連結部材とを着脱可能に固定する複数の端部固定部材のうちの一部は、さらに端部耕耘爪のうちの少なくとも2つ以上とを着脱可能に固定し、第2連結部材と、第4連結部材とを着脱可能に固定する複数の端部固定部材のうちの別の一部は、さらに端部耕耘爪のうちの少なくとも別の2つ以上とを着脱可能に固定してもよい。
本発明によれば、農作業機において、メンテナンス作業、あるいは、組み立て作業の効率を向上させることができる。
<第1実施形態>
(農作業機の構成)
本実施形態の農作業機100の構成について説明する。本実施形態では、農作業機100として、トラクタ等の走行機体の後部に装着され、走行機体に牽引されて圃場を耕耘する耕耘作業機を例示する。
(農作業機の構成)
本実施形態の農作業機100の構成について説明する。本実施形態では、農作業機100として、トラクタ等の走行機体の後部に装着され、走行機体に牽引されて圃場を耕耘する耕耘作業機を例示する。
図1は、第1実施形態の農作業機100を後方側の左斜め上から見た概略図である。図2は、第1実施形態の農作業機100を上方から見た概略図である。図3は、第1実施形態の農作業機100を前方側の斜め上方から見た概略図である。なお、図1〜図3は、本実施形態の農作業機100の概略の構成を示すものであり、説明の便宜上、一部の部品の図示を省略している。
本実施形態の農作業機100は、大別して、装着部10、耕耘作業部20、鎮圧作業部30を含む。以下、各部について詳細に説明する。
装着部10は、トップマスト11、一対のロワーリンク12a及び12b、一対の支持部材13a及び13b、並びに一対の第1連結部材14a及び14bを有する。
支持部材13a及び13bは、耕耘作業部20の第1支持フレーム21及び第2支持フレーム22に固定され、トップマスト11を支持する。ロワーリンク12a及び12bは、第1支持フレーム21に直接固定される。第1連結部材14a及び14bは、トップマスト11とロワーリンク12a及び12bとを連結する。
トップマスト11とロワーリンク12a及び12bは、トラクタ等の走行機体の後部に設けられた三点リンク機構(図示せず)に対して連結される。三点リンク機構の構造は公知であるため、ここでの説明は省略する。装着部10が走行機体の三点リンク機構に連結されることにより、本実施形態の農作業機100は、走行機体の後部に装着される。
耕耘作業部20は、第1支持フレーム21、第2支持フレーム22、一対のサイドプレート23a及び23b、シールドカバー24、第1作業ロータ25、第2作業ロータ26、複数のサブソイラ27、一対の規制部材29a及び29b、並びに、後述する変速機構40を有する。図1において、変速機構40は点線で示され、カバー部材41で覆われている。
第1支持フレーム21及び第2支持フレーム22は、サイドプレート23a及び23bに対して連結され、サイドプレート23a及び23bを支持する。また、前述のとおり、第1支持フレーム21及び第2支持フレーム22は、支持部材13a及び13bを介してトップマスト11を支持する。第1支持フレーム21は、さらにロワーリンク12a及び12bを支持する。
さらに、第1支持フレーム21は、複数のサブソイラ27を支持する。複数のサブソイラ27は、それぞれ固定部材28を介して第1支持フレーム21に対して着脱可能に固定される。サブソイラ27は、走行機体の走行に伴って心土(下層土とも呼ばれる)を破砕し、膨軟にする部品であり、第1支持フレーム21に対して所定の間隔で配置される。なお、固定部材28は、第1支持フレーム21の任意の位置に取り付けることが可能となっている。
サイドプレート23a及び23bの間には、第1作業ロータ25及び第2作業ロータ26が架設される。シールドカバー24は、サイドプレート23a及び23bの間に架設され、第1作業ロータ25及び第2作業ロータ26の上方を覆う。シールドカバー24は、第1作業ロータ25及び第2作業ロータ26の耕耘作業時に、上方への土塊の飛散を防ぐ役割を担う。
また、サイドプレート23a及び23bには、それぞれ規制部材29a及び29bが取り付けられている。これら規制部材29a及び29bは、後述する第1カゴローラ31を支持する一対の第1支持アーム33a及び33bの上下方向の動きを規制する手段として機能する。
第1作業ロータ25は、第1爪軸25a及び複数の第1耕耘爪25bを含む。第1耕耘爪25bは、第1爪軸25aの所定の装着位置(例えば、第1爪フランジ25g)において軸周りに複数配置される。本実施形態では、一箇所の第1爪フランジ25gに対して、例えば、6本の第1耕耘爪25bが配置される。また、第1爪フランジ25gは、第1爪軸25aの長手方向において所定の間隔で離間して複数設けられる。
第2作業ロータ26は、第2爪軸26a及び複数の第2耕耘爪26bを含む。第1作業ロータ25と同様に、第2耕耘爪26bも、第2爪軸26aの所定の装着位置(例えば、第2爪フランジ26g)において軸周りに複数配置される。本実施形態では、一箇所の第2爪フランジ26gに対して、例えば、6本の第2耕耘爪26bが配置される。また、第2爪フランジ26gは、第2爪軸26aの長手方向において所定の間隔で離間して複数設けられる。
本実施形態において、第1耕耘爪25bは、隣接する第1爪フランジ25gの間で位相をずらして第1爪軸25aに対して装着されている。つまり、第1作業ロータ25を第1爪軸25aに沿った方向(左右方向)から見た場合、各第1爪フランジ25gにおいて隣接する複数の第1耕耘爪25bは、第1爪軸25aの一方側から他方側に向かって螺旋状に配置されている。第2耕耘爪26bについても同様の構成で第2爪軸26aに装着されている。これにより、第1作業ロータ25及び第2作業ロータ26の耕耘時の抵抗を小さくすることができると共に、凹凸の少ない均一な圃場表面を得ることができる。
また、第1爪軸25a及び第2爪軸26aは、それぞれサイドプレート23a及び23bに対し、軸受等を介して回転可能に取り付けられている。さらに、第1爪軸25a及び第2爪軸26aは、変速機構40を介して互いに連動可能となっている。本実施形態において、変速機構40は、サイドプレート23aに設けられ、周囲をカバー部材41で保護されている。
本実施形態において、変速機構40は、第2作業ロータ26の回転速度を、第1作業ロータ25の回転速度よりも増加させる機能を担う(その意味では、「増速機構」と呼んでも差し支えない)。例えば、本実施形態では、変速機構40により、第2作業ロータ26が、第1作業ロータ25の2倍以上4倍以下(具体的には、約3倍)の速度で回転する。
なお、本実施形態において、変速機構40は、大きさの異なる複数のスプロケットと、これら複数のスプロケットに架設されたローラーチェーンとを組み合わせて構成される。ただし、これに限らず、変速機構40は、歯数の異なる複数の平歯車を組み合わせて構成することも可能である。
鎮圧作業部30は、第1カゴローラ31、第2カゴローラ32、一対の第1支持アーム33a及び33b、並びに一対の第2支持アーム34a及び34bを有する。
第1カゴローラ31は、リング状の複数の支持部材31aに対して複数のフラットバー31bが架設された構造となっている。同様に、第2カゴローラ32も、リング状の複数の支持部材32aに対して複数のフラットバー32bが架設された構造となっている。なお、本実施形態では図示を省略しているが、支持部材31a及び支持部材32aは、共に中心付近に設けられた開口部の内側に回転軸を有する。つまり、第1カゴローラ31及び第2カゴローラ32は、図示しない回転軸を中心として回転する。
本実施形態の農作業機100では、走行機体の走行に伴って前方に進行すると、第1カゴローラ31及び第2カゴローラ32が耕耘作業部20の通過した後を回転しながら進行する。その際、複数のフラットバー31b及び32bが、耕耘作業部20によって耕耘された圃場の土塊を砕土及び鎮圧する構成となっている。
第1カゴローラ31は、第1支持アーム33a及び33bにより回動可能に支持される。第1支持アーム33a及び33bの一端は、サイドプレート23a及び23bに回動可能に連結され、他端は、第1カゴローラ31の回転軸(図示せず)に連結される。前述のとおり、第1支持アーム33a及び33bの上下方向の動きは、耕耘作業部20に設けられた規制部材29a及び29bによって規制することができる。
第2カゴローラ32は、一対の第2支持アーム34a及び34bにより回動可能に支持される。これら第2支持アーム34a及び34bの一端は、第1支持アーム33a及び33bに回動可能に連結され、他端は、第2カゴローラ32の回転軸(図示せず)に連結される。本実施形態では、第2支持アーム34a及び34bの一端が、第1支持アーム33a及び33bに回動可能に連結されているため、第1カゴローラ31及び第2カゴローラ32それぞれの上下方向の動きに自由度がある。
また、例えば第2支持フレーム22(又は第1支持フレーム21)と第2支持アーム34a及び34bとの間に電動シリンダ等を架設し、第2カゴローラ32を任意の位置にリフトアップすることができる構成としてもよい。この場合、第1カゴローラ31のみで圃場の砕土及び鎮圧を行うことが可能である。また、このような構造とした場合は、第2カゴローラ32の荷重が第1カゴローラ31に掛かるため、第1カゴローラ31の鎮圧性能を上げることが可能である。
以上のように、本実施形態の農作業機100は、走行機体の走行に伴って牽引され、第1作業ロータ25及び第2作業ロータ26の作用により圃場表面を耕耘する。そして、第1作業ロータ25及び第2作業ロータ26によって耕耘された圃場の土塊を第1カゴローラ31及び第2カゴローラ32の作用により砕土及び鎮圧する。
このとき、第2作業ロータ26の回転速度は、変速機構40により、第1作業ロータ25の回転速度よりも増速される。例えば、本実施形態の農作業機100は、第2作業ロータ26が、第1作業ロータ25の約3倍の速度で回転する。したがって、トラクタ等の走行機体を高速走行させ、スピーディに圃場を耕耘することが可能である。
(作業ロータ部の構成)
次に、本実施形態の農作業機100における作業ロータ部50の具体的な構成について、図4及び図5を用いて説明する。
次に、本実施形態の農作業機100における作業ロータ部50の具体的な構成について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、本実施形態の農作業機100における作業ロータ部50の構成を示す平面図である。図5は、本実施形態における農作業機100の作業ロータ部50において、第2作業ロータ26の一部を取り外した状態を示す平面図である。
本実施形態において、作業ロータ部50は、第1作業ロータ25、第2作業ロータ26、変速機構40、及びカバー部材41を有する。
本実施形態において、第1作業ロータ25、及び第2作業ロータ26は、変速機構40に取り付けられている。
第1作業ロータ25は、第1爪軸25a、第1耕耘爪25b、第1軸受機構25e、第1固定部材25f、第1爪フランジ25g、及び第2軸受機構25hを有する。ここで、第1作業ロータ25は、農作業機100のフロント側の作業ロータであり、第1爪軸25aはフロント軸とも呼ばれる。
図4の上面視において、第1爪軸25aは、左側端部が第1軸受機構25eと着脱不能に固定され、右側端部が第2軸受機構25hと着脱不能に固定されている。
第1耕耘爪25bは、第1固定部材25fによって、第1爪フランジ25gに着脱可能に固定されている。
第2作業ロータ26は、第2爪軸26a、第2耕耘爪26b、第2連結部材26c、第3連結部材26d、第3軸受機構26e、第2固定部材26f、第2爪フランジ26g、第4軸受機構26h、第4連結部材26i、第5連結部材26j、及び第1端部固定部材26kを有する。ここで、第2作業ロータ26は、農作業機100のリア側の作業ロータであり、第2爪軸26aはリア軸とも呼ばれる。
図5の上面視において、第2爪軸26aは、左側端部が第2連結部材26cと着脱不能に固定され、右側端部が第5連結部材26jと着脱不能に固定されている。
また、図4の上面視において、第3軸受機構26eは第3連結部材26dと着脱不能に固定され、第4軸受機構26hは第4連結部材26iと着脱不能に固定されている。
第2連結部材26cと第3連結部材26dとは、少なくとも2つ以上の第1端部固定部材26kによって、連結されている。また、第5連結部材26jと第4連結部材26iとは、少なくとも2つ以上の第1端部固定部材26kによって、連結されている。すなわち、第2爪軸26aは、第3連結部材26d及び第4連結部材26iを介して、第3軸受機構26e及び第4軸受機構26hと、第1端部固定部材26kによって、着脱可能に固定されている。
複数の第2耕耘爪26bは、その一部が第2爪フランジ26gに配置される耕耘爪であり、その他の一部が端部耕耘爪である。端部耕耘爪のうちの少なくとも2つ以上は、第1端部固定部材26kによって、第3連結部材26dを介して第2爪軸26aに着脱可能に固定されている。また、端部耕耘爪のうちの少なくとも別の2つ以上は、第1端部固定部材26kによって、第4連結部材26iを介して第2爪軸26aに着脱可能に固定されている。ここで、第3連結部材26dを介して第2爪軸26aに着脱可能に固定されている端部耕耘爪の先端部は、第2爪フランジ26gが配置されている側、つまり右を向くように配置されている。また、第4連結部材26iを介して第2爪軸26aに着脱可能に固定されている端部耕耘爪の先端部は、第2爪フランジ26gが配置されている側、つまり左を向くように配置されている。
端部耕耘爪以外の第2耕耘爪26bは、第2固定部材26fによって、第2爪フランジ26gに着脱可能に固定されている。
なお、本明細書において、着脱不能に固定されているとは、例えば、接着されていてもよいし、かしめ固定されていてもよいし、溶着されていてもよいし、溶接されていてもよい。本実施形態及び後述する実施形態においては、着脱不能に固定されているとは、溶接もしくはかしめ固定されている例を示す。
また、本明細書においては、固定部材(第1固定部材25f、第2固定部材26f、第1端部固定部材26k、第2端部固定部材25k(後述))はボルトとナットである例を示している。
以上のように、本実施形態の農作業機100において、第2作業ロータ26が有する第2爪軸26aは、第3軸受機構26eとは、第2連結部材26cと第3連結部材26dとを介して連結されており、第1端部固定部材26kによって着脱可能に固定されている。また、第2爪軸26aは、第4軸受機構26hとは、第5連結部材26jと第4連結部材26iとを介して連結されており、第1端部固定部材26kによって着脱可能に固定されている。よって、第2爪軸26aは、第1端部固定部材26kによって、第3軸受機構26e及び第4軸受機構26hから、容易に取り外すことができ、また、第3軸受機構26e及び第4軸受機構26hに、容易に取り付けることができる。したがって、本発明によって、作業者は第2作業ロータのメンテナンス、及び組み立てを容易に行うことができる。また、本発明によって、作業者による第2作業ロータのメンテナンス作業、及び組み立て作業の効率を向上させることができる。
さらに、本実施形態の農作業機100において、端部耕耘爪のうち少なくとも2つ以上は、第1端部固定部材26kによって、第3連結部材26dを介して第2爪軸26aに着脱可能に固定されている。また、端部耕耘爪のうち少なくとも別の2つ以上は、同様に、第4連結部材26iを介して第2爪軸26aに着脱可能に固定されている。すなわち、本実施形態の農作業機100は、第3連結部材26dと第4連結部材26iとを備えることによって、別途端部耕耘爪を取り付けるための専用の連結部材(フランジ)を設けることなく、第2爪軸26aに端部耕耘爪を取り付けることが可能となり、第2爪軸26aに対する端部耕耘爪の取り付け構造を簡素化することができ、コストを削減することができる。
<第2実施形態>
本実施形態の農作業機100における作業ロータ部50の別の構成について、図6を用いて説明する。本実施形態の農作業機100においては、第2作業ロータ26が有する第2爪軸26aと同様に、第1作業ロータ25が有する第1爪軸25aが着脱可能である例について説明する。なお、第1実施形態と同様の説明は省略する。
本実施形態の農作業機100における作業ロータ部50の別の構成について、図6を用いて説明する。本実施形態の農作業機100においては、第2作業ロータ26が有する第2爪軸26aと同様に、第1作業ロータ25が有する第1爪軸25aが着脱可能である例について説明する。なお、第1実施形態と同様の説明は省略する。
第1作業ロータ25は、図4に示した構成に加えて、第6連結部材25c、第7連結部材25d、第8連結部材25i、第9連結部材25j、及び第2端部固定部材25kを有する。
図6の上面視において、第1爪軸25aは、左側端部が第6連結部材25cと着脱不能に固定され、右側端部が第9連結部材25jと着脱不能に固定されている。また、第1軸受機構25eは第7連結部材25dと着脱不能に固定され、第2軸受機構25hは第8連結部材25iと着脱不能に固定されている。さらに、第6連結部材25cと第7連結部材25dとは、第2端部固定部材25kによって、連結されている。同様に、第9連結部材25jと第8連結部材25iとも、第2端部固定部材25kによって、連結されている。すなわち、第1爪軸25aは、第7連結部材25d及び第8連結部材25iを介して第1軸受機構25e及び第2軸受機構25hと、第2端部固定部材25kによって、着脱可能に固定されている。
以上のように、本実施形態の農作業機100において、第1作業ロータ25が有する第1爪軸25aは、第1軸受機構25eとは、第6連結部材25cと第7連結部材25dとを介して連結されており、第2端部固定部材25kによって着脱可能に固定されている。また、第1爪軸25aは、第2軸受機構25hとは、第9連結部材25jと第8連結部材25iとを介して連結されており、第2端部固定部材25kによって着脱可能に固定されている。よって、第1爪軸25aは、第2爪軸26aと同様に、第2端部固定部材25kによって、第1軸受機構25e及び第2軸受機構25hから、容易に取り外すことができ、また、第1軸受機構25e及び第2軸受機構25hに、容易に取り付けることができる。したがって、本発明によって、作業者は、第2作業ロータと第1作業ロータの両方において、メンテナンス、及び組み立てを容易に行うことができる。また、本発明によって、作業者による第2作業ロータのメンテナンス作業、及び組み立て作業の効率の向上に加えて、作業者による第1作業ロータのメンテナンス作業、及び組み立て作業の効率も向上させることができる。
以上、本発明について図面を参照しながら説明したが、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10…装着部、11…トップマスト、12a、12b…ロワーリンク、13a、13b…支持部材、14a、14b…第1連結部材、20…耕耘作業部、21…第1支持フレーム、22…第2支持フレーム、23a、23b…サイドプレート、24…シールドカバー、25…第1作業ロータ、25a…第1爪軸、25b…第1耕耘爪、25c…第6連結部材、25d…第7連結部材、25e…第1軸受機構、25f…第1固定部材、25g…第1爪フランジ、25h…第2軸受機構、25i…第8連結部材、25j…第9連結部材、25k…第2端部固定部材、26…第2作業ロータ、26a…第2爪軸、26b…第2耕耘爪、26c…第2連結部材、26d…第3連結部材、26e…第3軸受機構、26f…第2固定部材、26g…第2爪フランジ、26h…第4軸受機構、26i…第4連結部材、26j…第5連結部材、26k…第1端部固定部材、27…サブソイラ、28…固定部材、29a、29b…規制部材、30…鎮圧作業部、31…第1カゴローラ、31a…支持部材、31b…フラットバー、32…第2カゴローラ、32a…支持部材、32b…フラットバー、33a、33b…第1支持アーム、34a、34b…第2支持アーム、40…変速機構、41…カバー部材、50…作業ロータ部、100…農作業機
Claims (3)
- 走行機体の後部に装着され、前記走行機体に牽引されて圃場を耕耘する農作業機であって、
第1軸受機構と、第2軸受機構と、複数の第1耕耘爪が配置される第1爪軸と、を有し、前記走行機体の走行に伴って前記第1爪軸を回転軸として回転する第1作業ロータと、
第3軸受機構に固定される第1連結部材と、第4軸受機構に固定される第2連結部材と、複数の端部固定部材と、複数の第2耕耘爪とが配置され、第3連結部材と第4連結部材とが両端部に固定される第2爪軸と、を有し、前記第1作業ロータの回転に伴って前記第2爪軸を回転軸として回転する第2作業ロータと、
を備え、
前記複数の端部固定部材のうちの一部は、前記第1連結部材と、前記第3連結部材とを着脱可能に固定する部材であり、
前記複数の端部固定部材のうちの別の一部は、前記第2連結部材と、前記第4連結部材とを着脱可能に固定する部材である
農作業機。 - 前記第1爪軸の端部の一方は前記第1軸受機構と着脱不能に固定され、前記第1爪軸の端部の他方は前記第2軸受機構と着脱不能に固定される
請求項1に記載の農作業機。 - 前記複数の第2耕耘爪のうちの一部は端部耕耘爪であって、
前記第1連結部材と、前記第3連結部材とを着脱可能に固定する前記複数の端部固定部材のうちの一部は、さらに前記端部耕耘爪のうちの少なくとも2つ以上とを着脱可能に固定し、
前記第2連結部材と、前記第4連結部材とを着脱可能に固定する前記複数の端部固定部材のうちの別の一部は、さらに前記端部耕耘爪のうちの少なくとも別の2つ以上とを着脱可能に固定する
請求項1または請求項2に記載の農作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017152330A JP2019030235A (ja) | 2017-08-07 | 2017-08-07 | 農作業機 |
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ID=65522487
Family Applications (1)
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2017
- 2017-08-07 JP JP2017152330A patent/JP2019030235A/ja active Pending
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