JP6814657B2 - アンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法 - Google Patents

アンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法 Download PDF

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本発明は、アンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法に関する。
従来、ミリ波レーダ装置においてフェーズドアレイ方式のアンテナ装置が知られている。アンテナ装置は、例えば円筒状のアンテナ基部の周面に複数のアンテナを配置することで、例えば270度以上の広角な視野角を有する(たとえば、特許文献1参照)。
特開2009−065348号公報
しかしながら、従来の技術では、例えばアンテナを制御する制御装置から複数のアンテナそれぞれへ信号を伝送する場合、指定されたアンテナとは異なるアンテナへ混線するおそれがあった。このため、従来は、270度以上の視野角を安定して保つことができないおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、270度以上の視野角を安定して保つことができるアンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るアンテナ装置は、アンテナと、アンテナ基部と、導波管とを備える。アンテナは、複数のアンテナ素子と前記アンテナ素子に接続される給電部とを有する。アンテナ基部は、柱状であり、周面に前記アンテナが設けられる。導波管は、前記アンテナ基部の周面における第1位置と第2位置とを貫通するように前記アンテナ基部の内部に設けられ、前記第1位置に前記給電部が接続され、前記第2位置に前記アンテナを制御する制御装置が繋げられる。
本発明によれば、270度以上の視野角を安定して保つことができる。
図1は、実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。 図2は、実施形態に係るアンテナの斜視図である。 図3は、実施形態に係るアンテナ基部の斜視図である。 図4は、実施形態に係るアンテナ基部の側面図である。 図5は、実施形態に係るアンテナ基部の断面図である。 図6は、実施形態に係るアンテナ装置の上面図である。 図7は、実施形態に係るアンテナ装置の配置例を示す図である。 図8は、実施形態に係るアンテナ装置の製造方法の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するアンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法の実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施形態では、「同じ」「揃える」といった表現を用いる場合があるが、厳密にこれらの状態を満たすことを要しない。すなわち、上記した表現は、製造精度、設置精度、処理精度、検出精度などのずれを許容するものとする。
まず、図1を用いて実施形態に係るアンテナ装置1の構成例について説明する。図1は、実施形態に係るアンテナ装置1の斜視図である。なお、図1には、説明を分かりやすくするために、アンテナ基部3の軸方向をZ軸とする3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、以下の説明で用いる他の図面においても示す場合がある。
実施形態に係るアンテナ装置1は、例えば車載のミリ波レーダ装置に用いられる、いわゆるフェーズドアレイ方式のアンテナである。なお、アンテナ装置1の適用対象は、車載のミリ波レーダ装置に限らず、例えば道路上に設置されるインフラ用のレーダ装置であってもよい。
図1に示すように、実施形態に係るアンテナ装置1は、アンテナ2と、アンテナ基部3と、導波管4とを備える。アンテナ2は、例えばマイクロストリップ線路によって構成され、アンテナ素子21と、給電線22を介してアンテナ素子21に接続される給電部23とを有する。
例えば、アンテナ2は、送信アンテナとして機能する場合、給電部23を介して制御装置100から高周波信号(以下、単に「信号」と記載)を取得し、送信信号として外部へ送信する。また、アンテナ2は、受信アンテナとして機能する場合、送信した信号が物標に反射することで受信信号として受信するとともに、かかる信号を給電部23を介して制御装置100へ出力する。
制御装置100は、例えばミリ波レーダ装置の制御装置であり、アンテナ2へ高周波信号を出力するとともに、アンテナ素子21が受信した信号を解析することで、例えば物標までの距離等を検出する。
なお、アンテナ2は、1つのアンテナ装置1が、送信アンテナまたは受信アンテナのいずれか一方のアンテナ2を有してもよく、あるいは、1つのアンテナ装置1が、送信アンテナおよび受信アンテナ双方のアンテナ2を有してもよい。
アンテナ基部3は、例えば非導電性の樹脂材料から成り、円筒状の部材3aと直方体状の部材3bとで構成される柱状の部材である。円筒状の部材3aは、周面に沿って複数のアンテナ2が設けられる。これにより、アンテナ装置1は、各アンテナ2によって外部へ信号が送信されることで、例えば270度の視野角を有する広角アンテナとして機能する。
また、直方体状の部材3bには、導波管4の一部が設けられ、導波管4がアンテナ2を制御する制御装置100に繋げられることで、制御装置100と複数のアンテナ2との間で信号の伝送が可能となるが、かかる点については後述する。なお、直方体状の部材3bは、必ずしも必要な構成ではなく、円筒状の部材3aに制御装置100が直接繋げられてもよい。
ここで、従来のアンテナ装置について説明する。従来は、制御装置とアンテナとの間で信号の伝送を行う場合、金属線等の導線を用いて、制御装置と複数のアンテナとの間を物理的に繋ぐことが一般的であった。
しかしながら、複数のアンテナ毎に導線で接続した場合、各アンテナ間で混線するおそれがあった。このため、混線した場合には、各アンテナと制御装置との間で信号の伝送が乱れることとなり、例えば270度の視野角を安定して保つことができないおそれがあった。
そこで、実施形態に係るアンテナ装置1は、アンテナ基部3の内部に導波管4を備えることとした。具体的には、アンテナ装置1では、導波管4を、アンテナ基部3の周面における第1位置4aと第2位置4bとを貫通するようにアンテナ基部3の内部に設け、第1位置4aに給電部23を接続し、第2位置4bに制御装置100を繋げる。
つまり、実施形態に係るアンテナ装置1は、物理的な導線で繋いで信号を伝送するのではなく、導波管4内を無線送信することで各アンテナ2と制御装置100との間で信号を伝送する。
これにより、導波管4の外部への信号漏れがなくなるため、各アンテナ2の間で混線しない。したがって、実施形態に係るアンテナ装置1によれば、例えば270度の視野角を安定して保つことができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係るアンテナ2について説明する。図2は、実施形態に係るアンテナ2の斜視図である。図2には、アンテナ基部3に貼付されるフィルムFを示している。
図2に示すように、複数のアンテナ2a〜2hは、フィルムFとして構成される。つまり、アンテナ2a〜2hは、アンテナ基部3に貼付されるフィルムFである。アンテナ2a〜2hは、例えば銅などの導電性インクを用いて絶縁性のフィルムFにプリントすることで製造できる。あるいは、アンテナ2a〜2hは、金属膜の回路パターンを成膜し、絶縁性のフィルムFを被せることで製造してもよい。
図2に示すように、フィルムFは、所定の高さHおよび横幅Dを有する矩形状である。具体的には、フィルムFの高さHは、アンテナ基部3の軸方向(Z軸方向)である高さに対応する(図3参照)。
また、フィルムFの横幅Dは、アンテナ基部3における円筒状の部材3a(図3参照)の円周の長さに対応する。つまり、フィルムFは、アンテナ基部3における円筒状の部材3aの周面全体を覆うように貼付される。このように、アンテナ2をフィルムFとして構成することで、設計および製造を容易化することができる。
各アンテナ2a〜2hは、給電線22がZ軸向きに延伸するとともに、それぞれが電気的に独立している。また、アンテナ2a〜2hは、各給電線22が平行となるようにX軸向きに等間隔で並べて配置される。
また、各アンテナ2a〜2hは、給電部23を1個ずつ有する。各給電部23は、Z軸方向における高さHの位置が異なる。つまり、複数の給電部23は、アンテナ基部3の軸方向における高さ位置がそれぞれ異なる。
具体的には、複数の給電部23は、X軸負方向へ向かうほど高さHが低くなる(Z軸負方向へ向かう)。かかる場合に、フィルムFが円筒状の部材3aに貼り付けられると、給電部23は、円筒状の部材3aの周面において軸方向(Z軸方向)へ向けてらせん状に配置される。これにより、アンテナ2a〜2hと給電部23との位置関係を容易に把握することができる。
なお、各給電部23は、X軸負方向へ向かうほど高さHが低くなるようにしたが、これに限定されず、各給電部23の高さHが異なればよい。また、図2では、8本のアンテナ2a〜2hを示したが、アンテナ2の本数は、7本以下でもよく、9本以上でもよい。
次に、図3を用いて、実施形態に係るアンテナ基部3について説明する。図3は、実施形態に係るアンテナ基部3の斜視図である。図3には、アンテナ基部3の軸方向(Z軸方向)における高さ位置を把握しやすいように、フィルムFの一部(アンテナ2a)を示している。
図3に示すように、アンテナ基部3は、複数の第1位置4aおよび複数の第2位置4bにおいてアンテナ基部3の内部へ開口する開口部を有する。具体的には、アンテナ基部3の円筒状の部材3aは、複数の第1位置4aが周面に沿ってらせん状に設けられる。なお、複数の第1位置4aの周面における位置および個数は、給電部23(図2参照)の位置および個数に対応する。
また、直方体状の部材3bは、1つの側面において、複数の第2位置4bがアンテナ基部3の軸方向であるZ軸向きに沿って並列される。各第2位置4bの開口部は、円筒状の部材3aの軸方向(Z軸方向)における高さ位置が同じ第1位置4aと繋がっている。かかる点について、図4および図5を用いて説明する。
図4は、実施形態に係るアンテナ基部3の側面図である。図5は、実施形態に係るアンテナ基部3の断面図である。図4には、X軸正方向から見たアンテナ基部3の一部を図示している。
また、図4には、図3のアンテナ基部3の最もZ軸正方向側にある1段目の第1位置4aおよび第2位置4bと1段目の次にZ軸正方向側にある2段目の第1位置4aおよび第2位置4bとを含む側面図を示している。
図4に示すように、例えば、1段目の第1位置4aおよび第2位置4bは、アンテナ基部3の軸方向(Z軸方向)における高さ位置が互いに同じである。また、2段目の第1位置4aおよび第2位置4bも高さ位置が互いに同じである。
つまり、1段目の第1位置4aには、1段目の第2位置4bが対応しており、2段目の第1位置4aには、2段目の第2位置4bが対応している。これにより、第1位置4aおよび第2位置4bの位置関係を容易に把握することができる。また、各段の第1位置4aおよび第2位置4bは、アンテナ基部3の内部で互いに導波管4(図5参照)によって繋がっている。かかる点について図5を用いて説明する。
図5には、図4に示すA―A線(2段目)でアンテナ基部3を切断した場合に、Z軸正方向から見た断面図を示している。また、図5には、円筒状の部材3aのXY平面における中心Pを示している。
図5に示すように、導波管4は、アンテナ基部3の周面における第1位置4aおよび第2位置4bを貫通するようにアンテナ基部3の内部に設けられる。具体的には、導波管4は、中心Pを通るようにして貫通している。より具体的には、導波管4は、第1位置4aから中心Pへ向けて真直ぐ延伸し、中心Pにおいて第2位置4b方向へ屈曲するとともに第2位置4bまで真直ぐ延伸する。
これは、1段目や他の段についても同様であり、各段の第1位置4aおよび第2位置4bは、導波管4を介して互いに繋がっている。つまり、導波管4は、複数あり、アンテナ基部3の内部において物理的に繋がることなく互いに独立して設けられる。すなわち、複数の導波管4それぞれが混線することを防止することができる。
また、各段の導波管4は、アンテナ基部3の内部を通る距離が揃えられている。具体的には、複数の導波管4それぞれは、第1位置4aから対応する高さ位置の中心Pへ向けて真直ぐ延伸し、中心Pにおいて第2位置4b方向へ屈曲するとともに第2位置4bまで真直ぐ延伸する。
これにより、第1位置4aと第2位置4bとの間において信号の伝送距離が同じになるため、伝送距離の違いによって生じる信号の位相差をなくすことができる。
なお、複数の導波管4それぞれは、中心Pを通ることで距離を揃えたが、複数の導波管4の距離が揃っていれば、図5の断面形状に限定されるものではない。
また、例えば制御装置100の制御が、伝送距離の違いによって生じる位相差を調整可能であれば、必ずしも導波管4の距離を揃える必要はなく、例えば第1位置4aおよび第2位置4bとの間を最短距離で繋いでもよい。
次に、図6を用いて実施形態に係るアンテナ装置1の上面視について説明する。図6は、実施形態に係るアンテナ装置1の上面図である。図6では、見易さの観点からアンテナ2a〜2hの位置を黒丸で示している。
図6に示すように、各アンテナ2a〜2hは、アンテナ基部3に円周状に設けられる。具体的には、各アンテナ2a〜2hは、中心P周りに所定の角度毎に等間隔で配置される。これにより、視野角の範囲内において均等に信号を送信することができる。
また、各アンテナ2a〜2hの間の角度の総和は、アンテナ装置1の視野角に等しい。換言すれば、アンテナ2aおよびアンテナ2hと中心Pとのなす角(外角)は、視野角となる。
つまり、アンテナ2a〜アンテナ2hをアンテナ基部3の周面に沿って設けることで、アンテナ装置1を小型化できるとともに、視野角を270度以上の広角に設定することができる。
次に、図7を用いて、アンテナ装置1の配置例について説明する。図7は、実施形態に係るアンテナ装置1a〜1dの配置例を示す図である。図7では、車両Cを上方から見た場合の各アンテナ装置1a〜1dの視野角Ra〜Rdを示す。なお、図7に示す視野角Ra〜Rdは、おおよその視野角を模式的に表した一例であって、これに限定されるものではない。
アンテナ装置1a〜1dは、例えば車両Cのバンパー内部に設けられる。具体的には、アンテナ装置1aは、車両Cの前方左側に設けられ、車両Cの前方左側を中心とする視野角Raを有する。
アンテナ装置1bは、車両Cの前方右側に設けられ、車両Cの前方右側を中心とする視野角Rbを有する。アンテナ装置1cは、車両Cの後方左側に設けられ、車両Cの後方左側を中心とする視野角Rcを有する。アンテナ装置1dは、車両Cの後方右側に設けられ、車両Cの後方右側を中心とする視野角Rdを有する。
ここで、各アンテナ装置1a〜1dは、270度以上の視野角Ra〜Rdを有する。すなわち、4つのアンテナ装置1a〜1dを車両Cの4隅に配置することで、車両Cの周囲に死角のない全周囲監視が可能となる。
言い換えれば、車両Cの全周囲監視において死角をなくすためのアンテナ装置1a〜1dの数を減らすことができるため、監視システムの搭載コストを下げることができる。
次に、図8を用いて、実施形態に係るアンテナ装置1の製造方法について説明する。図8は、実施形態に係るアンテナ装置1の製造方法の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、導波管4をアンテナ基部3の周面における第1位置4aと第2位置4bとを貫通するようにアンテナ基部3の内部に設ける(ステップS101)。例えば、ドリル等の切削具を用いて第1位置4aおよび第2位置4bそれぞれから円筒状の部材3aの中心Pまで切削することでアンテナ基部3を貫通する。
もしくは、アンテナ基部3を第1位置4aおよび第2位置4bの各段で分割するとともに、各段において導波管4の形状に対応する溝を形成し、かかる溝に導波管4を嵌め込むことで製造してもよい。
あるいは、3次元(3D)プリンタを用いて、周面が貫通したアンテナ基部3を製造後、導波管4を嵌め込むこととしてもよい。
つづいて、複数のアンテナ素子21と給電部23とを有するアンテナ2を形成する(ステップS102)。例えば、絶縁性のフィルムFに対して導電性インクを用いて回路パターンをプリントしてもよく、あるいは、アンテナ2の回路パターンの金属膜を成膜し、かかる金属膜に絶縁性のフィルムFを被せることで製造してもよい。なお、ステップS101とステップS102については順序が互いに入れ替わってもよい。
つづいて、給電部23とアンテナ基部3の周面における第1位置4aとを接続するようにアンテナ2を設け(ステップS103)、製造を完了する。このとき、第2位置4bには、アンテナ2を制御する制御装置100が繋がれる。
例えば、アンテナ素子21および給電部23が形成されたフィルムFを蒸着することでアンテナ基部3の周面に沿って貼付する。なお、蒸着されたフィルムFのうち、アンテナ2の回路パターンが形成された部分のみを残し、それ以外の部分については、アンテナ基部3から剥がしてもよく、あるいは、剥がさずに残しておいてもよい。
上述してきたように、実施形態に係るアンテナ装置1は、アンテナ2と、アンテナ基部3と、導波管4とを備える。アンテナ2は、複数のアンテナ素子21とアンテナ素子21に接続される給電部23とを有する。アンテナ基部3は、柱状であり、周面にアンテナ2が設けられる。導波管4は、アンテナ基部3の周面における第1位置4aと第2位置4bとを貫通するようにアンテナ基部3の内部に設けられ、第1位置4aに給電部23が接続され、第2位置4bにアンテナ2を制御する制御装置100が繋げられる。これにより、アンテナ2と制御装置100との信号の送受信時において混線を防止できるため、270度の視野角Ra〜Rdを安定して保つことができる。
なお、上述した実施形態では、アンテナ基部3の円筒状の部材3aの周面に沿ってアンテナ2が設けられたが、これに限定されず、多角形の部材3aの周面に沿ってアンテナ2が設けられてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 アンテナ装置
2、2a〜2h アンテナ
3 アンテナ基部
4 導波管
4a 第1位置
4b 第2位置
21 アンテナ素子
22 給電線
23 給電部
100 制御装置

Claims (5)

  1. 複数のアンテナ素子と前記アンテナ素子に接続される給電部とを有するアンテナと、
    周面に前記アンテナが設けられる柱状のアンテナ基部と、
    前記アンテナ基部の周面における第1位置と第2位置とを貫通するように前記アンテナ基部の内部に設けられ、前記第1位置に前記給電部が接続され、前記第2位置に前記アンテナを制御する制御装置が繋げられる導波管と
    を備えることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記アンテナは、
    前記アンテナ基部に貼付されるフィルムであること
    を特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記アンテナは、
    前記アンテナ基部に複数設けられ、
    複数の前記給電部は、
    前記アンテナ基部の軸方向における高さ位置がそれぞれ異なり、
    複数の前記導波管は、
    前記複数の給電部それぞれに接続され、前記第1位置と当該第1位置に対応する前記第2位置との前記高さ位置が同じであること
    を特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記複数の導波管は、
    前記第1位置から前記第2位置までの前記アンテナ基部の内部を通る距離が揃えられていること
    を特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 複数のアンテナ素子と前記アンテナ素子に接続される給電部とを有するアンテナを柱状のアンテナ基部の周面に設ける工程と、
    導波管を前記アンテナ基部の周面における第1位置と第2位置とを貫通するように前記アンテナ基部の内部に設け、前記第1位置に前記給電部を接続し、前記第2位置に前記アンテナを制御する制御装置を繋げる工程と
    を含むことを特徴とするアンテナ装置の製造方法。
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