JP6813430B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動力源としてエンジンとモータージェネレーターとを備えたハイブリッド自動車を制御する車両制御装置に関する。
従来から、たとえば特許文献1のように、動力源としてエンジンとモータージェネレーターとを有するハイブリッド自動車が知られている。こうしたハイブリッド自動車においては、バッテリーとモータージェネレーターとがインバーターを介して電気的に接続されている。そして、アクセルオフ時にモータージェネレーターをジェネレーターとして駆動することにより、バッテリーを充電しつつモータージェネレーターの回生トルクを制動トルクとして得ることができる。
特開2013−220663号公報
また、ハイブリッド自動車においては、車速が目標速度に維持される車速維持制御、いわゆるクルーズコントロールも実用化されている。車速維持制御は燃料消費量の低減を図ることが可能であるものの、ハイブリッド自動車における車速維持制御にはさらなる燃料消費量の低減が求められている。
本発明は、ハイブリッド自動車に搭載される車両制御装置であって、車速維持制御における燃料消費量の低減を図ることのできる車両制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する車両制御装置は、エンジンの回転軸とモータージェネレーターの回転軸とがクラッチを介して連結されたハイブリッド自動車に搭載され、前記ハイブリッド自動車を目標速度で走行させる車両制御装置であって、バッテリーの充電率を取得する充電率取得部と、現在位置と予定走行経路とを含む経路情報を取得する経路情報取得部と、前記予定走行経路において前記モータージェネレーターによる回生制動が実施される回生区間を取得する回生区間取得部と、前記回生区間での回生エネルギーを演算する回生エネルギー演算部と、前記回生区間に到達するまでの力行エネルギーを演算する力行エネルギー演算部と、前記充電率、前記回生エネルギー、および、前記力行エネルギーに基づいて前記回生区間の終点における推定充電率を演算する推定充電率演算部と、前記エンジン、前記モータージェネレーター、および、前記クラッチを制御する制御部であって、前記推定充電率が目標充電率以上である場合に前記クラッチを接続状態かつ前記エンジンを休止状態に制御した状態で前記目標速度のモーター走行を行う前記制御部と、を備える。
上記構成によれば、推定充電率が目標充電率以上となる場合、回生区間に到達するまでの区間において、クラッチを接続状態かつエンジンを休止状態に制御した状態でモーター走行が行われる。このとき、エンジンの回転軸の回転がモータージェネレーターによって行われるため、エンジンによって駆動される補機類をエンジンに燃料を供給することなく駆動することができる。その結果、燃料消費量を低減することができる。
上記車両制御装置において、前記制御部は、前記推定充電率が前記目標充電率よりも小さい場合に前記クラッチを切断状態かつ前記エンジンをアイドル状態に制御した状態で前記目標速度のモーター走行を行うことが好ましい。
上記構成によれば、回生区間に到達するまでの区間において、バッテリーの充電率の低下を抑えつつモーター走行を行うことができる。
上記車両制御装置は、前記ハイブリッド自動車の重量を演算する重量演算部を備え、前記回生区間取得部は、前記回生区間を構成する単位区間ごとに勾配値と区間長さとを取得し、前記回生エネルギー演算部は、前記目標速度、前記重量、前記勾配値、および、前記区間長さに基づいて前記回生エネルギーを演算することが好ましい。
上記構成によれば、充電率の増加量の精度、ひいては推定充電率の精度が高められる。これにより、クラッチを接続状態かつエンジンを休止状態に制御したモーター走行が実行される頻度を高めることができる。
上記車両制御装置は、前記回生区間において必要な制動トルクが前記モータージェネレーターの最大回生トルクよりも大きいか否かを判断する制動トルク判断部を備え、前記制御部は、前記制動トルクが前記最大回生トルクよりも大きい場合、前記クラッチを接続状態かつ前記エンジンを休止状態に制御した状態で前記回生区間での回生を行うとよい。
上記構成によれば、回生区間における回生がエンジンに燃料を供給することなく行われる。その結果、燃料消費量をさらに低減することができる。
上記車両制御装置は、前記モーター走行の許否を判断するモーター走行判断部を備え、前記制御部は、前記モーター走行が許可されなかった場合にハイブリッド走行を選択可能に構成されており、前記ハイブリッド走行を選択した場合であって前記回生エネルギーが前記力行エネルギーよりも大きい場合に前記モータージェネレーターのモータートルクを増大させることが好ましい。
上記構成によれば、モータージェネレーターのモータートルクが増大することによってエンジンの出力を抑えることができる。これにより、回生区間に到達するまでの燃料消費量を低減することができる。
車両制御装置の一実施形態を搭載したハイブリッド自動車の概略構成図。 (a)予定走行経路の一例を模式的に示す図、(b)経路情報の一例を模式的に示す図。 運転モード選択処理の一例を示すフローチャート。 回生エネルギー演算処理の一例を示すフローチャート。 回生トルクマップの一例を模式的に示す図。 (a)比較例での運転状況の一例を示す図、(b)実施例での運転状況の一例を示す図、(c)放電量、回生量、および、燃料消費量の比較結果の一例を示す図。 (a)比較例における運転状況の他の例を示す図、(b)実施例における運転状況の他の例を示す図、(c)回生量および燃料消費量の比較結果の他の例を示す図。
図1〜図7を参照して、車両制御装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、ハイブリッド自動車である車両10は、動力源としてエンジン11とモータージェネレーター(以下、M/Gという)12とを備えている。エンジン11の回転軸13とM/G12の回転軸14とは、クラッチ15で断接可能に接続されている。M/G12の回転軸14は、トランスミッション16および駆動軸17などを介して駆動輪18に接続されている。また、車両10は、車両10に対して制動力を付与するブレーキ装置19を備えている。
エンジン11は、例えば複数の気筒を有するディーゼルエンジンであり、各気筒において燃料が燃焼することにより回転軸13を回転させるトルクを発生させる。エンジン11が発生させたトルクは、クラッチ15が接続状態にあるときに、M/G12の回転軸14、トランスミッション16、および、駆動軸17を介して駆動輪18に伝達される。
M/G12は、インバーター21を介してバッテリー20に電気的に接続されている。バッテリー20は、充放電可能な二次電池であり、互いに電気的に接続された複数のセルで構成されている。M/G12は、バッテリー20に蓄電された電力がインバーター21を介して供給されることにより、回転軸14を回転させるモーターとして機能する。M/G12がモーターとして機能する際に発生させるモータートルクTmは、トランスミッション16および駆動軸17を介して駆動輪18に伝達される。また、M/G12は、例えばアクセルオフ時における回転軸14の回転を利用して発電した電力をインバーター21を介してバッテリー20に蓄電するジェネレーターとして機能する。M/G12がジェネレーターとして機能する際に発生させる制動トルクを回生トルクTrという。回生トルクTrは、モーター回転数Nmごとに設定された最大回生トルクTrmax以下の範囲において制御可能である。
トランスミッション16は、M/G12の回転軸14が有するトルクを変速し、その変速したトルクを駆動軸17を介して駆動輪18に伝達する。トランスミッション16は、複数の変速比Rtを設定可能に構成されている。
ブレーキ装置19は、例えば、圧縮空気でブレーキシリンダーを動作させることにより制動力を発生するエアブレーキを備えている。エアブレーキは、ドライバーによって操作されるフットブレーキの操作量が多くなるほど高い制動トルクTbが得られるとともに、条件に応じて後述するブレーキECU36によって自動的に制動トルクが制御される。
また、ブレーキ装置19は、所定の制動力を得るうえでドライバーによるフットブレーキの操作力を低減することが可能な補助ブレーキを備えている。補助ブレーキとしては、作動状態に応じて所定の制動トルクTbが得られる圧縮開放ブレーキや排気ブレーキなどが挙げられる。これらの補助ブレーキは、条件に応じて後述するブレーキECU36によって自動的に作動状態が制御される。
インバーター21は、M/G12をモーターとして機能させる場合、バッテリー20からの直流電圧を交流電圧に変換してM/G12に電力を供給する。また、インバーター21は、M/G12をジェネレーターとして機能させる場合、M/G12からの交流電圧を直流電圧に変換してバッテリー20に供給し、バッテリー20を充電する。
上述したエンジン11、クラッチ15、ブレーキ装置19、インバーター21、および、トランスミッション16などは、車両10を統括制御する制御装置30に制御される。
制御装置30は、ハイブリッドECU31、エンジンECU32、インバーターECU33、バッテリーECU34、トランスミッションECU35、ブレーキECU36、情報ECU37などで構成されており、各ECU31〜37は、例えばCAN(Control Area Network)を介して互いに接続されている。
各ECU(Electronic Control Unit)31〜37は、プロセッサ、メモリ、入力インターフェース、および、出力インターフェース等がバスを介して互いに接続されたマイクロコントローラーを中心に構成されている。各ECU31〜37は、車両10の状態に関する情報である状態情報を入力インターフェースを介して取得し、その取得した状態情報、および、メモリに格納された制御プログラムや各種のデータに基づいて各種の処理を実行する。
ハイブリッドECU31は、各ECU32〜37が出力した各種の情報を入力インターフェースを介して取得する。例えば、ハイブリッドECU31は、エンジンECU32からの信号に基づき、アクセルペダル51の開度であるアクセル開度ACC、エンジン11の回転軸13の回転数であるエンジン回転数Ne、エンジン11における燃料噴射量Gfなどを取得する。ハイブリッドECU31は、インバーターECU33からの信号に基づきM/G12の回転軸14の回転数であるモーター回転数Nmを取得し、バッテリーECU34からの信号に基づきバッテリー電圧やバッテリー20の充電率SOCを取得する。ハイブリッドECU31は、トランスミッションECU35からの信号に基づき、クラッチ15の断接状態、トランスミッション16における変速比Rtなどを取得する。ハイブリッドECU31は、ブレーキECU36からの信号に基づき、ブレーキ装置19による制動トルクTbを取得する。ハイブリッドECU31は、情報ECU37からの信号に基づき、車速取得部として車速vを取得するとともに経路情報取得部として経路情報などを取得する。
ハイブリッドECU31は、制御部として、取得した情報に基づいて各種制御信号を生成し、その生成した制御信号を出力インターフェースを介して各ECU32〜37に出力する。ハイブリッドECU31は、エンジン11への指示トルクであるエンジン指示トルクTerefを演算し、その演算したエンジン指示トルクTerefを示す制御信号をエンジンECU32に出力する。ハイブリッドECU31は、M/G12に対する指示トルクであるモーター指示トルクTmrefを演算し、その演算したモーター指示トルクTmrefを示す制御信号をインバーターECU33に出力する。また、ハイブリッドECU31は、バッテリー20の充電率SOCが最大充電率SOCmaxに到達するとM/G12による回生を停止する制御信号をインバーターECU33に出力する。ハイブリッドECU31は、クラッチ15の断接を指示する制御信号、および、トランスミッション16における変速比Rtを指示する制御信号をトランスミッションECU35に出力する。ハイブリッドECU31は、ブレーキ装置19による制動トルクTbを指示する制御信号をブレーキECU36に出力する。
エンジンECU32は、エンジン回転数Neを取得するとともに、ハイブリッドECU31から入力されたエンジン指示トルクTerefの分のトルクが回転軸13に作用するように、燃料噴射量Gfや噴射タイミングなどを制御する。
インバーターECU33は、モーター回転数Nmを取得するとともに、ハイブリッドECU31から入力されたモーター指示トルクTmrefの分のトルクが回転軸14に作用するようにインバーター21を制御する。
バッテリーECU34は、バッテリー20の充放電電流を監視し、該充放電電流の積算値に基づいてバッテリー20の充電率SOCを演算する。
トランスミッションECU35は、ハイブリッドECU31からのクラッチ15の断接要求に応じてクラッチ15の断接を制御する。また、トランスミッションECU35は、ハイブリッドECU31からの変速比Rtを示す制御信号に基づいてトランスミッション16の変速比Rtを制御する。
ブレーキECU36は、ハイブリッドECU31がブレーキ装置19に要求する制動トルクTbに応じてブレーキ装置19を作動させる。
情報ECU37は、例えば情報取得部53の構成要素である車速センサーからの信号に基づいて車両10の車速vなどの情報を取得し、その取得した情報をハイブリッドECU31に出力する。
また、情報ECU37は、経路情報取得部として、車両10の現在位置を示す現在位置情報と、車両10が走行する予定の経路である予定走行経路を示す情報である区間情報とで構成された経路情報を取得する。
情報取得部53は、上述した経路情報に関わる装置として例えばロケータ装置やカーナビゲーション装置といった経路情報生成部54を有している。これらロケータ装置やカーナビゲーション装置は、勾配値、道路幅、および、曲率半径などに加えて、例えば高速道路といったその道路の分類が同じである区間を単位区間として、始点および終点の位置情報、区間長さ等が関連付けられた地図情報を有している。
ロケータ装置は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)を通じて車両10の現在位置を示す現在位置情報を取得する。ロケータ装置は、その現在位置情報と地図情報とに基づいて予定走行経路を設定し、その設定した予定走行経路の各区間の情報で構成された区間情報を生成する。
カーナビゲーション装置は、GPSを通じて車両10の現在位置を示す現在位置情報を取得する。カーナビゲーション装置は、ドライバーが設定した目的地までの経路などを予定走行経路に設定し、その設定した予定走行経路の区間情報を生成する。
図2(a)および図2(b)に示すように、経路情報は、現在位置を示す現在位置情報と予定走行経路の区間情報とで構成されている。現在位置情報は、例えば、現在位置を示す緯度と経度とによって構成されている。区間情報は、1以上所定値以下の整数をkとしたときに地点Pk−1から地点Pkまでを第k区間とする各単位区間に対して勾配値θと区間長さLとが関連付けられた情報である。なお、地点P0は現在位置であり、勾配値θは、例えば第2区間であれば水平方向を基準とした勾配角度θa2の正接値で示される。情報ECU37は、こうした経路情報を経路情報生成部54から取得し、その取得した経路情報をハイブリッドECU31に出力する。
こうした構成の制御装置30において、ハイブリッドECU31は、ドライバーが設定した目標速度vtに車速vを自動的に維持する車速維持制御、いわゆるクルーズコントロールを実行する。車速維持制御において、ハイブリッドECU31は、例えば、車速vを目標速度vtに維持する必要トルクTを演算し、その必要トルクTと後述する運転モードとに基づいて、エンジン11、M/G12、クラッチ15、および、ブレーキ装置19などを制御する。また、ハイブリッドECU31は、必要トルクTに適した変速比Rtを演算し、その演算した変速比Rtへとトランスミッション16を制御する。
車速維持制御において、ハイブリッドECU31は、経路情報に基づいて、勾配値θとして平坦地あるいは上り坂を示す値が関連付けられている力行区間と、勾配値θとして下り坂を示す値が関連付けられている制動区間とを抽出する。なお、図2(a)においては、第1区間および第k区間が力行区間として抽出され、第2区間および第3区間が制動区間として抽出される。
ハイブリッドECU31は、力行区間の走行中、車両10の運転モードを選択する運転モード選択処理を繰り返し実行する。運転モード選択処理において、ハイブリッドECU31は、力行区間の運転モードと後述する回生区間の運転モードとを選択する。
図3に示すように、運転モード選択処理において、ハイブリッドECU31は、回生区間取得部として、経路情報に基づいて回生区間を抽出する(ステップS101)。回生区間は、現在走行中の力行区間に対する直近の制動区間を含む区間であって、その直近の制動区間に連続する制動区間が存在する場合にはそれら連続する全ての制動区間で構成される。例えば、図2(a)では、第2区間と第3区間とによって回生区間が構成される。また、ステップS101でハイブリッドECU31は、回生区間を構成する各制動区間の勾配値θと区間長さLとを取得するとともに、充電率取得部としてバッテリー20の充電率SOCを取得する。
次に、ハイブリッドECU31は、回生区間における回生モードの選択と回生エネルギーE1の演算とを行う回生エネルギー演算処理を実行する。
図4に示すように、回生エネルギー演算処理において、ハイブリッドECU31は、目標速度vt、車両10の重量W(車両総重量)、および、勾配値θなどに基づいて、回生区間を構成する各制動区間における必要制動トルクT1を演算する(ステップS201)。なお、ハイブリッドECU31は、運転モード選択処理とは別個に行われる重量演算処理により、重量演算部として重量Wを演算する。ハイブリッドECU31は、例えば、アクセル開度ACC、モーター回転数Nm、車速v、および、トランスミッション16における変速比Rtなどに基づいて車両10の重量Wを演算する。そして、ハイブリッドECU31は、次のステップS202において、制動トルク判断部として、各制動区間の必要制動トルクT1が最大回生トルクTrmaxよりも大きいか否かを判断する。
図5に示すように、ハイブリッドECU31は、モーター回転数Nmごとに最大回生トルクTrmaxが規定された回生トルクマップ50を保持している。最大回生トルクTrmaxは、モーター回転数Nmが第1回転数N1以下の範囲では一定であり、モーター回転数Nmが第1回転数N1よりも大きい範囲ではモーター回転数Nmが大きくなるほど小さくなる。ハイブリッドECU31は、トランスミッション16の変速比Rtで目標速度vtが実現されるモーター回転数Nmに対応する最大回生トルクTrmaxを選択し、その選択した最大回生トルクTrmaxを用いてステップS202の判断を行う。
必要制動トルクT1が最大回生トルクTrmaxよりも大きい制動区間について(ステップS202:YES)、ハイブリッドECU31は、運転モードとして第1回生モードを選択する(ステップS203)。第1回生モードは、クラッチ15を接続状態、かつ、エンジン11を休止状態に制御し、M/G12による回生トルクTrおよびエンジンブレーキによる制動トルクTebに加えて、場合によってはブレーキ装置19による制動トルクTbによって必要制動トルクT1が具現化される運転モードである。
第1回生モードにおいて、M/G12の回生トルクTrは、例えば、必要制動トルクT1が最大回生トルクTrmax+エンジンブレーキによる制動トルクTeb以下である場合、必要制動トルクT1からエンジンブレーキによる制動トルクTebを減算した値に設定される。また、第1回生モードにおいて、M/G12の回生トルクTrは、例えば、必要制動トルクT1が最大回生トルクTrmax+エンジンブレーキによる制動トルクTebよりも大きい場合、最大回生トルクTrmaxに設定される。
必要制動トルクT1が最大回生トルクTrmax以下である制動区間について(ステップS202:NO)、ハイブリッドECU31は、運転モードとして第2回生モードを選択する(ステップS204)。第2回生モードは、クラッチ15を切断状態、かつ、エンジン11をアイドル状態に制御し、M/G12の回生トルクTrによって必要制動トルクT1が具現化される運転モードである。そして、ハイブリッドECU31は、回生エネルギー演算部として、上述した回生区間を構成する各制動区間について、回生モードに応じた回生トルクTrおよび区間長さLなどに基づいて回生エネルギーE1を演算し(ステップS205)、回生エネルギー演算処理を終了する。回生エネルギーE1は、回生区間におけるバッテリー20の充電率SOCの増加分である回生量に相当するものである。
回生エネルギー演算処理が終了すると、ハイブリッドECU31は、力行エネルギー演算部として、現在位置から回生区間に到達するまでに消費される力行エネルギーE2を演算する(ステップS103)。力行エネルギーE2は、いま現在のM/G12のモータートルクTmを現在位置から回生区間に到達するまで継続した場合に消費されるバッテリー20の充電率SOCの低下分である放電量に相当するものである。ハイブリッドECU31は、M/G12のモータートルクTm、および、現在走行中の力行区間の区間長さLなどに基づいて力行エネルギーE2を演算する。
次に、ハイブリッドECU31は、推定充電率演算部として、回生区間の終点(図2(a)では第3地点P3)におけるバッテリー20の推定充電率SOCeを演算する(ステップS104)。ハイブリッドECU31は、いま現在のバッテリー20の充電率SOC、回生エネルギーE1、および、力行エネルギーE2などに基づいて推定充電率SOCeを演算する。推定充電率SOCeは、充電率SOCに対して回生エネルギーに基づく回生量を加算し、力行エネルギーに基づく放電量を減算した値である。
次に、ハイブリッドECU31は、モーター走行判断部として、モーター走行条件の成否を判断する(ステップS105)。モーター走行は、M/G12のモータートルクTmによって必要トルクTが具現化される運転モードである。モーター走行条件は、例えば、バッテリー20の充電率SOCがモーター走行充電率Tmgよりも大きく、かつ、必要トルクTがモーター走行トルクTmgよりも小さいことである。
モーター走行条件が成立している場合(ステップS105:YES)、ハイブリッドECU31は、推定充電率SOCeが目標充電率SOCt以上であるか否かを判断する(ステップS106)。目標充電率SOCtは、例えば、バッテリー20の最大充電率SOCmaxを最大値とする所定の範囲を有する充電率である。
推定充電率SOCeが目標充電率SOCt以上である場合(ステップS106:YES)、ハイブリッドECU31は、第1モーター走行モードを選択して(ステップS107)一連の処理を終了する。第1モーター走行モードにおいて、ハイブリッドECU31は、クラッチ15を接続状態、エンジン11を休止状態に制御し、必要トルクTをモータートルクTmで具現化する。すなわち、第1モーター走行モードは、M/G12でエンジン11の回転軸13を回転させながら車両10をモーター走行させるモードである。
一方、推定充電率SOCeが目標充電率SOCtよりも小さい場合(ステップS106:NO)、ハイブリッドECU31は、第2モーター走行モードを選択して(ステップS108)一連の処理を終了する。第2モーター走行モードにおいて、ハイブリッドECU31は、クラッチ15を切断状態、エンジン11をアイドル状態に制御し、必要トルクTをモータートルクTmで具現化する。すなわち、第2モーター走行モードは、エンジン11をアイドル状態に制御することで第1モーター走行モードよりも充電率SOCの低下が抑えられたモードである。第1モーター走行モードと第2モーター走行モードとにおいては、必要トルクTが同じであれば、M/G12のモータートルクTmは第1モーター走行モードが大きく、エンジン11の燃料噴射量Gfは第2モーター走行モードが多くなる。
他方、モーター走行条件が不成立の場合(ステップS105:NO)、ハイブリッドECU31は、続いてHV(ハイブリッド)走行条件が成立しているか否かを判断する(ステップS109)。HV走行は、エンジン11によるエンジントルクTenとM/G12によるモータートルクTmとによって必要トルクTが具現化される運転モードである。HV走行条件は、バッテリー20の充電率SOCがHV走行充電率SOChv(<SOCmg)よりも大きく、かつ、必要トルクTがHV走行トルクThvよりも小さいことである。HV走行充電率SOChvは、M/G12をモーターとして機能させるうえで必要となる最小限のバッテリー20の充電率である。
HV走行条件が成立している場合(ステップS109:YES)、ハイブリッドECU31は、HV走行モードを選択する(ステップS110)。HV走行モードにおいて、ハイブリッドECU31は、クラッチ15を接続状態に制御し、エンジントルクTenとモータートルクTmとによって必要トルクTを具現化する。なお、ハイブリッドECU31は、一連の処理において初めてHV走行モードを選択したときには、モータートルクTmをHV走行モードにおける初期値に設定する。
次に、ハイブリッドECU31は、回生エネルギーE1から力行エネルギーE2を減算した収支エネルギーΔEが判別エネルギーΔEjよりも大きいか否かを判断する(ステップS111)。判別エネルギーΔEjは、例えば、現在よりもモータートルクTmを増大させて力行区間を走行した場合に回生区間の終点における充電率SOCが現在の充電率SOCよりも確実に増えている値である。収支エネルギーΔEが判別エネルギーΔEjよりも大きい場合(ステップS111:YES)、ハイブリッドECU31は、モータートルクTmを単位量だけ増大させ(ステップS112)、必要トルクTのうちモータートルクTmの割合を大きくして一連の処理を終了する。一方、収支エネルギーΔEが判別エネルギーΔEj以下である場合(ステップS111:NO)、ハイブリッドECU31は、現在のモータートルクTmをHV走行モードを維持して一連の処理を終了する。
一方、HV走行条件が不成立の場合(ステップS109:NO)、ハイブリッドECU31は、エンジン運転モードを選択する(ステップS113)。エンジン走行モードにおいて、ハイブリッドECU31は、例えば、クラッチ15を接続状態、M/G12を休止状態に制御し、必要トルクTをエンジントルクTenで具現化する。なお、エンジン走行モードでは、エンジントルクTenを利用してバッテリー20の充電を行ってもよい。
(実施例)
次に、図6および図7を参照して、車速維持制御の実行中にある制御装置30の作用の一例について具体的な実施例を用いて説明する。図6および図7においては、上記運転モード選択処理を実行することなく走行した場合を比較例として示し、同じ経路を上記運転モード選択処理を実行しながら走行した場合を実施例として示している。
(実施例1)
図6(a)に示すように、比較例1では、標高H1の力行区間において、クラッチ15を切断状態(C/L OFF)、かつ、エンジン11をアイドル状態に制御してモーター走行が行われていた。標高0まで下る回生区間の始点においては、充電率SOC1が充電率SOC2まで低下していた。そして、回生区間においては、車速vが目標速度vtに維持される必要制動トルクT1が回生トルクTrによって具現化され、距離Laだけ走行したときに充電率SOCが最大充電率SOCmaxに到達してM/G12の回生が終了していた。以後、クラッチ15が接続状態(C/L ON)へと制御され、エンジンブレーキによる制動トルクTebとブレーキ装置19の制動トルクTbとによって必要制動トルクT1が具現化されていた。すなわち、比較例1では、力行区間ではエンジン11をアイドル状態に維持するためのアイドル噴射量Gidleがエンジン11に供給され続け、回生区間では距離Laだけ走行した後はM/G12の回生が行われていなかった。
一方、図6(b)に示す実施例1では、力行区間において、クラッチ15が接続状態、かつ、エンジン11を休止状態に制御した状態でモーター走行(第1モーター走行モード)を行うことが可能である。そのため、力行区間におけるモータートルクTm2が比較例1のモータートルクTm1よりも大きくなり、回生区間の始点における充電率SOCが充電率SOC2よりも低い充電率SOC3まで低下する。そして、回生区間においては、比較例1と同じ大きさの回生トルクTrによってM/G12による回生が行われるものの、回生区間の終点で充電率SOCが最大充電率SOCmaxに到達するようにM/G12の回生を行うことが可能である。このように実施例1では、力行区間においてはM/G12がエンジン11の回転軸13を回転させるためエンジン11に対して燃料を噴射させることなく、また、回生区間においては終点までM/G12の回生を行うことが可能である。
そのため、図6(c)に示すように、バッテリー20の放電量および回生量は比較例1よりも実施例1が大きくなり、燃料消費量は力行区間におけるアイドル噴射量Gidleの分だけ比較例1よりも実施例1が少なくなる。
(実施例2)
図7(a)に示すように、比較例2では、標高H1から標高0まで下る回生区間において、クラッチ15が切断状態に制御され、必要制動トルクT1が最大回生トルクTrmaxとブレーキ装置19による制動トルクTbとによって具現化されていた。そのため、比較例2では、回生区間においてはアイドル噴射量Gidleがエンジン11に供給され続けていた。
一方、図7(b)に示す実施例2では、回生区間において比較例2と同様に最大回生トルクTrmaxで行われるものの、クラッチ15が接続状態に制御されることで最大回生トルクTrmaxでは不足する分の制動トルクがエンジンブレーキによる制動トルクTebとブレーキ装置19による制動トルクTbとによって具現化される。
そのため、図7(c)に示すように、バッテリー20の回生量は比較例2と実施例2とで同じ量になるが、燃料消費量は回生区間におけるアイドル噴射量Gidleの分だけ比較例2よりも実施例1が少なくなる。
上記実施形態の制御装置30によれば、以下に列挙する効果が得られる。
(1)モーター走行条件が成立し、かつ、推定充電率SOCeが目標充電率SOCt以上である場合、ハイブリッドECU31、力行区間におけるモーター走行を第1モーター走行モードで行う。このとき、エンジン11の回転軸13がM/G12によって駆動されるため、エンジン11によって駆動される補機類をエンジン11に燃料を供給することなく駆動することができる。その結果、クラッチ15を切断状態、かつ、エンジン11をアイドル状態に制御した状態で力行区間のモーター走行が行われる場合に比べて燃料消費量を低減することができる。
(2)ハイブリッドECU31は、モーター走行条件が成立し、かつ、推定充電率SOCeが目標充電率SOCtよりも小さい場合、力行区間におけるモーター走行を第2モーター走行モードで行う。これにより、力行区間においては充電率SOCの低下を抑えつつモーター走行を行うことができる。
(3)ハイブリッドECU31は、車両10の重量Wを演算し、その重量Wを用いて回生エネルギーE1を演算する。そのため、回生エネルギーE1の精度、ひいては推定充電率SOCeの精度を高めることができる。これにより、運転モードとして第1モーター走行モードが選択される頻度を高めることができる。また、HV走行モードにおいてモータートルクTmが増大される頻度を高めることができる。その結果、燃料消費量のさらなる低減を図ることができる。なお、こうした効果は、上記重量Wを用いて力行エネルギーE2を演算することでより顕著なものとなる。
(4)ハイブリッドECU31は、回生区間における必要制動トルクT1が最大回生トルクTrmaxよりも大きい場合に、クラッチ15を接続状態かつエンジン11を休止状態に制御して回生を行う。すなわち、回生区間における回生がエンジン11に燃料を供給することなく行われる。その結果、回生エネルギーを確保しつつ、燃料消費量をさらに低減することができる。また、M/G12の回生トルクTrとエンジンブレーキの制動トルクTebとが必要制動トルクT1に含まれるため、ブレーキ装置19によるブレーキ損失およびブレーキ装置19の劣化を抑えることもできる。
(5)ハイブリッドECU31は、モーター走行条件が不成立である場合にHV走行を選択可能に構成されている。また、回生エネルギーE1から力行エネルギーE2を減算した収支エネルギーΔEが判別エネルギーΔEj(>0)よりも大きい場合にモータートルクTmを増大させる。これにより、回生区間の終点における充電率SOCの低下を抑えること、および、力行区間における車速vを目標速度vtに維持することを実現しつつ、エンジン11の出力が抑えられる。その結果、燃料消費量をさらに低減することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・制御装置30は、モーター走行条件が不成立の場合、収支エネルギーΔEにかかわらずモータートルクTmを増大させてもよいし、収支エネルギーΔEにかかわらず所定のモータートルクTmによるHV走行を行ってもよい。
・制御装置30は、モーター走行条件が不成立の場合、第2モーター走行モードではなく、HV走行モードやエンジン走行モードを選択してもよい。
・制御装置30は、回生区間における必要制動トルクT1が最大回生トルクTrmaxよりも大きい場合に、クラッチ15を切断状態、かつ、エンジン11をアイドル状態に制御する第2回生モードで回生を行ってもよい。こうした場合、回生トルクTrが最大回生トルクTrmaxに制御され、必要制動トルクT1の不足分がブレーキ装置19による制動トルクTbで補われる。
・制御装置30は、回生区間における必要制動トルクT1が最大回生トルクTrmaxよりも大きいか否かにかかわらず、クラッチ15を接続状態、かつ、エンジン11を休止状態に制御する第1回生モードで回生を行ってもよい。
・制御装置30は、重量Wを演算することなく回生エネルギーE1を演算してもよい。こうした構成においては、例えば、重量Wを車両総重量ではなく車両重量として演算することが好ましい。
・制御装置30は、モーター走行条件が成立し、かつ、推定充電率SOCeが目標充電率SOCtよりも小さい場合にはHV走行モードを選択してもよい。
・情報ECU37は、上述した地図情報をメモリに格納していてもよい。こうした構成によれば、情報ECU37は、GPSを情報取得部として現在位置情報を取得し、その取得した現在位置情報に基づいて予定走行経路を設定する。情報ECU37は、その設定した予定走行経路と地図情報とを用いて区間情報を生成する。
・回生区間は、現在走行している力行区間の直近に位置する制動区間を含むものに限らず、例えば、予定走行経路において最も回生エネルギーが得られる区間を対象としてもよい。こうした構成においては、例えば勾配値θと区間長さLとの乗算値によって回生エネルギーE1の大小を判断することが可能である。
・制御装置30は、複数のECUによって構成されるものに限らず、1つのECUによって構成されてもよい。
・車両10は、エンジン11とM/G12とを備えたハイブリッド自動車であればよく、エンジン11は、ディーゼルエンジンに限らず、ガソリンエンジンやガスエンジンであってもよい。
10…車両、11…エンジン、12…モータージェネレーター、13…回転軸、14…回転軸、15…クラッチ、16…トランスミッション、17…駆動軸、18…駆動輪、19…ブレーキ装置、20…バッテリー、21…インバーター、30…制御装置、31…ハイブリッドECU、32…エンジンECU、33…インバーターECU、34…バッテリーECU、35…トランスミッションECU、36…ブレーキECU、37…情報ECU、50…回生トルクマップ、51…アクセルペダル、53…情報取得部、54…経路情報生成部。

Claims (4)

  1. エンジンの回転軸とモータージェネレーターの回転軸とがクラッチを介して連結されて前記エンジンの回転軸の回転により駆動される補機を備えたハイブリッド自動車に搭載され、ドライバーが設定した目標速度に車速を維持した状態で前記ハイブリッド自動車を走行させる車両制御装置であって、
    前記車速を取得する車速取得部と、
    バッテリーの充電率を取得する充電率取得部と、
    現在位置と予定走行経路とを含む経路情報を取得する経路情報取得部と、
    前記予定走行経路において前記モータージェネレーターによる回生制動が実施される回生区間を取得する回生区間取得部と、
    前記回生区間での回生エネルギーを演算する回生エネルギー演算部と、
    前記回生区間に到達するまでの力行エネルギーを演算する力行エネルギー演算部と、
    前記充電率、前記回生エネルギー、および、前記力行エネルギーに基づいて前記回生区間の終点における推定充電率を演算する推定充電率演算部と、
    前記エンジン、前記モータージェネレーター、および、前記クラッチを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記推定充電率が目標充電率以上である場合に、前記回生区間に到達するまでの区間において、前記クラッチを接続状態かつ前記エンジンを休止状態に制御した状態で前記車速を前記目標速度に維持するモーター走行を行い、
    前記推定充電率が前記目標充電率よりも小さい場合に、前記回生区間に到達するまでの区間において、前記クラッチを切断状態かつ前記エンジンをアイドル状態に制御した状態で前記車速を前記目標速度に維持するモーター走行を行う
    車両制御装置。
  2. 前記ハイブリッド自動車の重量を演算する重量演算部を備え、
    前記回生区間取得部は、前記回生区間を構成する単位区間ごとに勾配値と区間長さとを取得し、
    前記回生エネルギー演算部は、前記目標速度、前記重量、前記勾配値、および、前記区間長さに基づいて前記回生エネルギーを演算する
    請求項に記載の車両制御装置。
  3. 前記回生区間において必要な制動トルクが前記モータージェネレーターの最大回生トルクよりも大きいか否かを判断する制動トルク判断部を備え、
    前記制御部は、前記制動トルクが前記最大回生トルクよりも大きい場合、前記クラッチを接続状態かつ前記エンジンを休止状態に制御した状態で前記回生区間での回生を行う
    請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記モーター走行の許否を判断するモーター走行判断部を備え、
    前記制御部は、前記モーター走行が許可されなかった場合にハイブリッド走行を選択可能に構成されており、前記ハイブリッド走行を選択した場合であって前記回生エネルギーが前記力行エネルギーよりも大きい場合に前記モータージェネレーターのモータートルクを増大させる
    請求項1〜のいずれか一項に記載の車両制御装置。
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