JP6813005B2 - 高温スラブの温片搬入搬出方法 - Google Patents

高温スラブの温片搬入搬出方法 Download PDF

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Description

本発明は、熱間圧延に供する高温の鋼片(以下、スラブともいう)を加熱炉装入前に一時格納し保温する際に、温片ピットの蓋と高温スラブの吊り具との接触事故を予防し、順調に熱延鋼板を生産するための、高温スラブの温片ピット搬入搬出方法に関する。
製鉄所において、熱間圧延前の高温のスラブの搬送トラブルを予防することは重要である。スラブは、製鋼プロセスの最終工程である連続鋳造により製造されるが、そのまま圧延ラインに送られるわけではなく、スラブヤードと呼ばれるスラブ貯留場へ送られ、一旦仮置きされる。中でも温度厳格管理材と呼ばれる、スラブ温度をなるべく低下させずに(例えば800℃以上に保持して)仮置きしておきたいスラブは、温片ピット(例えば、特許文献1参照)と呼ばれるスラブ保温庫に積み重ねて格納される。
従来の高温スラブの温片ピット搬入搬出方法においては、高温のスラブを吊り具で吊って水平移動および昇降させて搬送し、温片ピットに搬入して一時保管するにあたり、温片ピット上部で、前記吊り具の幅より広くて干渉しない幅を個々に有する蓋を複数並列させておき、当該複数の蓋の群を2分割して、その一方の蓋の群における水平方向に蓋一つの幅相当分をスライドして、当該2分割位置のスライドする側にある前記蓋の幅相当分を開き、前記吊り具を下降させることが一般的である。
また、従来の高温スラブの温片ピット搬入搬出方法においては、高温のスラブを温片ピットから吊り具で吊って上昇させ水平移動させて搬出するにあたり、温片ピット上部で、前記吊り具の幅より広くて干渉しない幅を個々に有する蓋を複数並列させておき、当該複数の蓋の群を2分割して、その一方の蓋の群での水平方向に蓋一つの幅相当分をスライドして、当該2分割位置のスライドする側にある前記蓋の幅相当分を開いた状態で、前記吊り具を温片ピット内から上昇させることが一般的である。
上述の蓋のスライド、および吊り具の上昇や下降の動作は、プロセスコンピュータによる自動運転で制御されている。この自動運転では、プロセスコンピュータが蓋のスライド、および吊り具の上昇や下降の動作を制御する制御系であり、該制御系の制御に応答して蓋のスライド、および吊り具の上昇や下降の動作を駆動する手段が、応答駆動系である。
特開平10−265009号公報
しかしながら、上記従来の自動運転では、前記応答駆動系における、例えば蓋をスライドさせる機構の不具合等に起因して、吊り具が上昇または下降するために要する時間内に、吊り具の通過場所の蓋が十分に開いていないことが重なり、蓋と吊り具との接触事故が発生する場合があった。かかる接触事故の発生により、スラブの搬送が送れて熱延鋼板の生産能率を阻害していた。
本発明は、上述の事情に鑑み、温片ピットへの高温スラブの搬入搬出時に、蓋と吊り具との接触事故を予防して、順調に熱延鋼板を生産するための、高温スラブの温片ピット搬入搬出方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題の解決に向けて鋭意検討し、その結果、吊り具に赤外線センサーを設置して特定方向の赤外線を検知し、その検知量を用いて蓋の開閉状態を判断することができるという知見を得て、この知見を基に、さらに検討を重ね、本発明をなすに至った。すなわち、本発明は以下のとおりである。
(1) 高温のスラブを、吊り具で吊って水平移動および昇降させて搬送し、温片ピットに搬入して一時保管するにあたり、温片ピット上部で、前記吊り具の幅より広くて干渉しない幅を個々に有する蓋を複数並列させておき、当該複数の蓋の群を2分割して、その一方の蓋の群において水平方向に蓋一つの幅相当分をスライドして、当該2分割位置のスライドする側にある前記蓋の幅相当分を開き、前記吊り具を下降させる、高温スラブの温片ピット搬入搬出方法であって、
前記温片ピット上部の蓋の群をスライドする高さでの前記蓋のスライド方向における前記吊り具の幅端部に相当する範囲の吊り具下方を検知範囲とする赤外線センサーAを前記吊り具に設置して当該センサーにより赤外線を検知する工程と、
前記吊り具が下降する間、前記赤外線センサーAが作動して吊り具下方の赤外線を検知し、検知した赤外線量である赤外検知量をプロセスコンピュータに送信する工程と、
前記プロセスコンピュータが、赤外検知量に所定の閾値Pを設定しておく工程と、
前記プロセスコンピュータが、前記赤外線センサーAから送信された赤外検知量を受信して、受信した赤外検知量が前記所定の閾値Pを超える場合は、前記温片ピットの蓋が開いており、前記吊り具を下降可能と判断して前記温片ピット内に前記吊り具を下降させ、受信した赤外検知量が前記所定の閾値P以下の場合は、前記吊り具の下降を不可と判断して、前記所定の閾値Pを超えるまで、前記吊り具の下降を停止する工程と、
を有することを特徴とする高温スラブの温片ピット搬入搬出方法。
(2) 高温のスラブを温片ピットから吊り具で吊って上昇させ水平移動させて搬出するにあたり、温片ピット上部で、前記吊り具の幅より広くて干渉しない幅を個々に有する蓋を複数並列させておき、当該複数の蓋の群を2分割して、その一方の蓋の群での水平方向に蓋一つの幅相当分をスライドして、当該2分割位置のスライドする側にある前記蓋の幅相当分を開いた状態で、前記吊り具を温片ピット内から上昇させる、高温スラブの温片ピット搬入搬出方法であって、
前記温片ピット上部の蓋の群をスライドする高さでの前記蓋のスライド方向における吊り具の幅端部に相当する範囲の吊り具上方を検知範囲とする赤外線センサーBを前記吊り具に設置し、当該センサーにより赤外線を検知する工程と、
前記吊り具が上昇する間、前記赤外線センサーBが作動して吊り具上方の赤外線を検知し、検知した赤外線量である赤外検知量をプロセスコンピュータに送信する工程と、
前記プロセスコンピュータが、赤外検知量に所定の閾値Qを設定しておく工程と、
前記プロセスコンピュータが、前記赤外線センサーBから送信された赤外検知量を受信して、受信した赤外検知量が前記所定の閾値Q未満の場合は、前記温片ピットの蓋が開いており、前記吊り具を上昇可能と判断して前記温片ピットから前記吊り具を上昇させ、前記赤外検知量が前記所定の閾値Q以上の場合は、前記温片ピットの蓋が前記吊り具の上昇に干渉しない幅まで開いておらず、前記吊り具の上昇を不可と判断して、前記所定の閾値Qを下回るまで、吊り具の上昇を停止する工程と、
を有することを特徴とする高温スラブの温片ピット搬入搬出方法。
(3) 前記温片ピット上部の蓋の群をスライドする高さでの前記蓋のスライド方向における前記吊り具の幅端部に相当する範囲の吊り具下方を検知範囲とする赤外線センサーAを前記吊り具に設置し、当該センサーにより赤外線を検知する工程と、
前記吊り具が下降する間、前記赤外線センサーAが作動して吊り具下方の赤外線を検知し、検知した赤外線量である赤外検知量をプロセスコンピュータに送信する工程と、
前記プロセスコンピュータが、赤外検知量に所定の閾値Pを設定しておく工程と、
前記プロセスコンピュータが、前記赤外線センサーAから送信された赤外検知量を受信して、受信した赤外検知量が前記所定の閾値Pを超える場合は、前記温片ピットの蓋が開いており、前記吊り具を下降可能と判断して前記温片ピット内に前記吊り具を下降させ、受信した赤外検知量が前記所定の閾値P以下の場合は、前記吊り具の下降を不可と判断して、前記所定の閾値Pを超えるまで、前記吊り具の下降を停止する工程と、
を有することを特徴とする上記(2)に記載の高温スラブの温片ピット搬入搬出方法。
(4) 前記吊り具下方を検知範囲とする赤外線センサーA、に代えて、前記吊り具に反射した赤外線を検知する赤外線センサーC、とし、かつ、
前記吊り具下方の赤外線、に代えて、前記吊り具に反射した赤外線、としたことを特徴とする上記(1)または(3)に記載の高温スラブの温片ピット搬入搬出方法。
本発明によれば、温片ピットへの高温スラブの搬入搬出時に、蓋と吊り具との接触事故を予防することができ、順調に熱延鋼板を生産することができるという優れた効果を奏する。
本発明の実施形態(I)の1例を示す模式図である。 本発明の実施形態(II)の1例を示す模式図である。 本発明の実施形態(III)の1例を示す模式図である。 本発明の実施形態(IV)の1例を示す模式図である。
まず、本発明の実施形態(I)について、その1例を示す模式図である図1を参照して説明する。この実施形態(I)は、上記(1)に記載の発明の実施形態である。実施形態(I)では、高温のスラブ10を吊り具3で吊って水平移動および昇降させて搬送し、温片ピット1に搬入して一時保管するにあたり、温片ピット1上部で、前記吊り具3の幅より広くて干渉しない幅を個々に有する蓋2を複数並列させておき、当該複数の蓋2の群を2分割して、その一方の蓋2の群での水平方向に蓋一つの幅相当分をスライドして、当該2分割位置のスライドする側にある前記蓋2の幅相当分を開き、前記吊り具3を温片ピット1内へ下降させることを前提としている。なお、吊り具3で吊られているスラブは図示せずとした。あるいは、温片ピット内のスラブを搬出するために、前記吊り具3を温片ピット内へ下降させることを前提としている。ここで、図1(a)は、蓋2の幅相当分が十分開いた状態、図1(b)は、蓋2の幅相当分がまだ十分開いていない状態を示している。
実施形態(I)は、その前提の下で、前記温片ピット1上部の蓋2の群をスライドする高さでの前記蓋2のスライド方向における前記吊り具3の幅端部に相当する範囲の吊り具3下方を検知範囲とする赤外線センサーAを前記吊り具に設置して当該センサーAにより赤外線を検知する工程を有する。
さらに、実施形態(I)は、前記吊り具3が下降する間、前記赤外線センサーAが作動して吊り具3下方からの赤外線7を検知し、検知した赤外線量である赤外検知量をプロセスコンピュータ(図示せず)に送信する工程を有する。この工程は、プロセスコンピュータが後述の判断をするために必要な赤外検知量のデータを、赤外線センサーAからプロセスコンピュータへ送信するものである。検知される下方からの赤外線7としては、ピット(温片ピット1の意。以下同じ)内の温片(高温のスラブ10)から放射した赤外線11やピット下部から放射した赤外線12(図1(a))、または、蓋2の外面から放射した赤外線16(図1(b))が挙げられる。
さらに、実施形態(1)は、前記プロセスコンピュータが、赤外検知量に所定の閾値Pを設定しておく工程を有する。この工程において、閾値Pの設定に際しては、予め温片ピット1上部の蓋2をスライドして、蓋2が吊り具3を下降可能な幅に十分開いている場合の赤外検知量と、蓋2の開き方が十分でない場合の赤外検知量とにより求めると良い。
さらに、実施形態(I)は、前記プロセスコンピュータが、前記赤外線センサーAから送信された赤外検知量を受信して、受信した赤外検知量が前記所定の閾値Pを超える場合は、前記温片ピット1の蓋2が十分開いており、前記吊り具3を下降可能と判断し、前記温片ピット内に前記吊り具3を下降させ(図1(a))、一方、受信した赤外検知量が前記所定の閾値P以下の場合は、前記吊り具3の下降を不可と判断して、前記所定の閾値Pに至るまで、前記吊り具3の下降を停止する工程を有する。
実際、赤外線センサーAで検知される下方からの赤外線7が、温片から放射された赤外線11またはピット下部から放射された赤外線12である図1(a)の場合は、蓋2は、下降中の吊り具3と干渉しない水平方向位置にある。これに対し、赤外線センサーAで検知される下方からの赤外線7が、蓋2の外面から放射した赤外線16である図1(b)の場合は、蓋2は、下降中の吊り具3と干渉する水平方向位置にある。このとき、図1(a)の場合の赤外検知量は、図1(b)の場合の赤外検知量よりも格段に高い。そこで、前記閾値Pとして、例えば図1(a)の場合の赤外検知量(予め採取)と図1(b)の場合の赤外検知量(予め採取)との中間の値を採用する。これにより、吊り具3が下降する間の、プロセスコンピュータによる蓋2の開閉状態の判断結果が、蓋2の実際の開閉状態と整合したものになる。したがって、実施形態(I)によれば、吊り具3が下降する間の、吊り具3と蓋2との接触事故を予防することができる。
次に、本発明の実施形態(II)について、その1例を示す模式図である図2を参照し、説明する。この実施形態(II)は、上記(2)に記載の発明の実施形態である。実施形態(II)では、高温のスラブ10を温片ピット1から吊り具3で吊って上昇させ水平移動させて搬出する状態、あるいは、温片ピット1内にスラブ10を搬入後に吊り具3を上昇させる状態である。温片ピット1上部では、前記吊り具3の幅より広くて干渉しない幅を個々に有する蓋2を複数並列させておき、当該複数の蓋2の群を2分割して、その一方の蓋2の群での水平方向に蓋一つの幅相当分をスライドして、当該2分割位置のスライドする側にある前記蓋2の幅相当分を開いた状態で、前記吊り具3を温片ピット1内から上昇させることを前提としている。なお、吊り具3で吊られているスラブは図示せずとした。ここで、図2(a)は、蓋2の幅相当分が十分開いた状態、図2(b)は、蓋2の幅相当分がまだ十分開いていない状態を示している。
実施形態(II)は、その前提の下で、前記温片ピット1上部の蓋2の群をスライドする高さでの前記蓋2のスライド方向における前記吊り具3の幅端部に相当する範囲の吊り具3上方を検知範囲とする赤外線センサーBを前記吊り具3に設置して当該センサーBにより赤外線を検知する工程を有する。
さらに、実施形態(II)は、前記吊り具3が上昇する間、前記赤外線センサーBが作動して吊り具3上方からの赤外線8を検知し、検知した赤外線量である赤外検知量をプロセスコンピュータ(図示せず)に送信する工程を有する。この工程は、プロセスコンピュータが後述の判断をするために必要な赤外検知量のデータを、赤外線センサーBからプロセスコンピュータへ送信するものである。検知される上方からの赤外線8としては、蓋2の上空からの赤外線17(図2(a))または、温片から放射した赤外線11が蓋2の内側から反射した赤外線13(図2(b))が挙げられる。
さらに、実施形態(II)は、前記プロセスコンピュータが、赤外検知量に所定の閾値Qを設定しておく工程を有する。この工程において、閾値Qの設定に際しては、予め、温片ピット1上部の蓋2をスライドして、蓋2が吊り具3を搬出可能な幅に十分開いている場合の赤外検知量と、蓋2が十分開いていない場合の赤外検知量とにより求めると良い。
さらに、実施形態(II)は、前記プロセスコンピュータが、前記赤外線センサーBから送信された赤外検知量を受信して、受信した赤外検知量が前記所定の閾値Q未満の場合は、前記温片ピット1の蓋2が開いており、前記吊り具3を上昇可能と判断し、前記温片ピット1から前記吊り具3を上昇させ(図2(a))、一方、受信した赤外検知量が前記所定の閾値Q以上の場合は、前記温片ピット1の蓋2が前記吊り具3の上昇に干渉しない幅まで十分開いておらず、前記吊り具3の上昇を不可と判断して、前記所定の閾値Qを下回るまで、吊り具3の上昇を停止する工程を有する。
実際、赤外線センサーBで検知される上方からの赤外線8が、蓋2の上空からの赤外線17である図2(a)の場合は、蓋2は、吊り具3と干渉しない水平方向位置にある。これに対し、赤外線センサーBで検知される上方からの赤外線8が、温片またはピット下部から放射して蓋2の内側から反射した赤外線13である図2(b)の場合は、蓋2は、上昇中の吊り具3と干渉する水平方向位置にある。このとき、図2(a)の場合の赤外検知量は、図2(b)の場合の赤外検知量よりも格段に低い。そこで、前記閾値Qとして、例えば図2(a)の場合の赤外検知量(予め採取)と図2(b)の場合の赤外検知量(予め採取)との中間の値を採用する。これにより、吊り具3が上昇する間の、プロセスコンピュータによる蓋2の開閉状態の判断結果が、蓋2の実際の開閉状態と整合したものになる。したがって、実施形態(II)によれば、吊り具3が上昇する間の、吊り具3と蓋2との接触事故を予防することができる。
次に、本発明の実施形態(III)について、その1例を示す模式図である図3を参照し、説明する。この実施形態(III)は、上記(3)に記載の発明の実施形態である。上記(3)に記載の発明は、その記載から明らかなように、上記(1)に記載の発明と上記(2)に記載の発明とを両立したものである。したがって、実施形態(III)では、例えば図3に示すように、吊り具2に、赤外線センサーAと赤外線センサーBとを、それぞれ実施形態(I)、(II)の場合と同様の設置方法で設置し、実施形態(I)の工程(前述のとおり)および実施形態(II)の工程(前述のとおり)を両方とも実施する。よって、実施形態(III)によれば、吊り具3が下降する間、および上昇する間の、吊り具3と蓋2との接触事故を予防することができる。
次に、本発明の実施形態(IV)について、その1例を示す模式図である図4を参照し、説明する。この実施形態(IV)は、上記(4)に記載の発明の実施形態である。上記(4)に記載の発明は、その記載から明らかなように、上記(1)の記載の発明において、吊り具下方からの赤外線に代えて、吊り具に反射した赤外線とし、これと整合させるべく、前記吊り具下方を検知範囲とする赤外線センサーAに代えて、前記吊り具に反射した赤外線を検知する赤外線センサーCとした。
したがって、実施形態(IV)では、例えば図4に示すように、吊り具3の吊り具下方を検知範囲とする赤外線センサーAの設置側(図1参照)に近い側の吊り具端部へ、吊り具3に反射した赤外線15を検知する赤外線センサーCを、設置する。
実施形態(IV)では、吊り具3が下降する間、蓋2(図4では図示せず)が、赤外線センサーCの設置箇所の下方からの赤外線11および12(図1)を遮断する(すなわち、蓋2が吊り具3と干渉し、蓋2からの赤外線16のみが吊り具3で反射する)水平方向位置にある場合は、吊り具3に反射した赤外線15の赤外検知量は低レベルであり、一方、蓋2が、赤外線センサーCの設置箇所の下方からの赤外線11および12を遮断しない(すなわち、蓋2が吊り具3と干渉しない)水平方向位置にある場合は、吊り具3に反射した赤外線15の赤外検知量は、前記低レベルと比べ格段に高レベルである。
よって、例えば、前記高レベルと前記低レベルとの中間のレベルを赤外検知量の閾値Pとして採用することで、プロセスコンピュータによる蓋開閉状態の判断が実際の蓋開閉状態と整合する。
したがって、実施形態(IV)によれば、実施形態(I)と同様、吊り具3が下降する間の、吊り具3と蓋2との接触事故を予防することができる。
なお、本発明に用いる赤外線センサーA,Bとしては、赤外線放射温度計(検出温度域が500〜1000℃を含むもの)が好適である。
温片ピットに到着時のスラブ温度が600〜900℃であり、スラブ重量が最大で32トン、スラブ幅が最大で1910mm、スラブ長が最大で12500mmである、スラブを前記温片ピットで600〜900℃に保温する操業に対し、図1に示した実施形態で本発明を実施し、本発明例とした。ここで、赤外線センサーAは、赤外線放射温度計(検出温度域が500〜1000℃であるもの)を採用した。閾値Pは600℃とした。
なお、従来は、吊り具3への赤外線センサーAの設置はなく、蓋2のスライド、および吊り具3の上昇や下降の動作は、プロセスコンピュータによる自動運転で制御するのを通例(従来例)としていた。
その結果、従来例では、吊り具3が温片ピット1内へ下降する間の、吊り具3と蓋2との接触事故が、当該接触事故の年間件数率(=年間の吊り具と蓋との接触事故発生件数/年間の吊り具の温片ピット内への下降回数×100%)でみて5%という頻度で発生していたのに対し、本発明例ではその発生が皆無となった。
実施例1と同様のスラブを前記温片ピットで同様に保温する操業に対し、図2に示した実施形態で本発明を実施し、本発明例とした。ここで、赤外線センサーBは、赤外線放射温度計(検出温度域が500〜1000℃であるもの)を採用した。閾値Qは600℃とした。
なお、従来は、吊り具3への赤外線センサーBの設置はなく、蓋2のスライド、および吊り具3の上昇や下降の動作は、プロセスコンピュータによる自動運転で制御するのを通例(従来例)としていた。
その結果、従来例では、吊り具3が温片ピット1内から上昇する間の、吊り具3と蓋2との接触事故が、当該接触事故の年間件数率(=年間の吊り具と蓋との接触事故発生件数/年間の吊り具の温片ピット内への下降回数×100%)でみて5%という頻度で発生していたのに対し、本発明例ではその発生が皆無となった。
1 温片ピット
2 蓋
3 吊り具
7 下方からの赤外線
8 上方からの赤外線
10 スラブ
11 温片(高温のスラブ10)から放射した赤外線
12 ピット(温片ピット1)下部から放射した赤外線
13 蓋2の内側から反射した赤外線
15 吊り具3に反射した赤外線
16 蓋2の外面から放射した赤外線
17 蓋2の上空からの赤外線

Claims (4)

  1. 高温のスラブを、吊り具で吊って水平移動および昇降させて搬送し、温片ピットに搬入して一時保管するにあたり、
    温片ピット上部で、前記吊り具の幅より広くて干渉しない幅を個々に有する蓋を複数並列させておき、
    当該複数の蓋の群を2分割して、その一方の蓋の群において水平方向に蓋一つの幅相当分をスライドして、当該2分割位置のスライドする側にある前記蓋の幅相当分を開き、前記吊り具を下降させる、高温スラブの温片ピット搬入搬出方法であって、
    前記温片ピット上部の蓋の群をスライドする高さでの前記蓋のスライド方向における前記吊り具の幅端部に相当する範囲の吊り具下方を検知範囲とする赤外線センサーAを前記吊り具に設置して当該センサーにより赤外線を検知する工程と、
    前記吊り具が下降する間、前記赤外線センサーAが作動して吊り具下方の赤外線を検知し、検知した赤外線量である赤外検知量をプロセスコンピュータに送信する工程と、
    前記プロセスコンピュータが、赤外検知量に所定の閾値Pを設定しておく工程と、
    前記プロセスコンピュータが、前記赤外線センサーAから送信された赤外検知量を受信して、
    受信した赤外検知量が前記所定の閾値Pを超える場合は、前記温片ピットの蓋が開いており、前記吊り具を下降可能と判断して前記温片ピット内に前記吊り具を下降させ、
    受信した赤外検知量が前記所定の閾値P以下の場合は、前記吊り具の下降を不可と判断して、前記所定の閾値Pを超えるまで前記吊り具の下降を停止する工程と、
    を有することを特徴とする高温スラブの温片ピット搬入搬出方法。
  2. 高温のスラブを温片ピットから吊り具で吊って上昇させ水平移動させて搬出するにあたり、
    温片ピット上部で、前記吊り具の幅より広くて干渉しない幅を個々に有する蓋を複数並列させておき、
    当該複数の蓋の群を2分割して、その一方の蓋の群での水平方向に蓋一つの幅相当分をスライドして、当該2分割位置のスライドする側にある前記蓋の幅相当分を開いた状態で、前記吊り具を温片ピット内から上昇させる、高温スラブの温片ピット搬入搬出方法であって、
    前記温片ピット上部の蓋の群をスライドする高さでの前記蓋のスライド方向における吊り具の幅端部に相当する範囲の吊り具上方を検知範囲とする赤外線センサーBを前記吊り具に設置し、当該センサーにより赤外線を検知する工程と、
    前記吊り具が上昇する間、前記赤外線センサーBが作動して吊り具上方の赤外線を検知し、検知した赤外線量である赤外検知量をプロセスコンピュータに送信する工程と、
    前記プロセスコンピュータが、赤外検知量に所定の閾値Qを設定しておく工程と、
    前記プロセスコンピュータが、前記赤外線センサーBから送信された赤外検知量を受信して、
    受信した赤外検知量が前記所定の閾値Q未満の場合は、前記温片ピットの蓋が開いており、前記吊り具を上昇可能と判断して前記温片ピットから前記吊り具を上昇させ、
    前記赤外検知量が前記所定の閾値Q以上の場合は、前記温片ピットの蓋が前記吊り具の上昇に干渉しない幅まで開いておらず、前記吊り具の上昇を不可と判断して、前記所定の閾値Qを下回るまで吊り具の上昇を停止する工程と、
    を有することを特徴とする高温スラブの温片ピット搬入搬出方法。
  3. 前記温片ピット上部の蓋の群をスライドする高さでの前記蓋のスライド方向における前記吊り具の幅端部に相当する範囲の吊り具下方を検知範囲とする赤外線センサーAを前記吊り具に設置し、当該センサーにより赤外線を検知する工程と、
    前記吊り具が下降する間、前記赤外線センサーAが作動して吊り具下方の赤外線を検知し、検知した赤外線量である赤外検知量をプロセスコンピュータに送信する工程と、
    前記プロセスコンピュータが、赤外検知量に所定の閾値Pを設定しておく工程と、
    前記プロセスコンピュータが、前記赤外線センサーAから送信された赤外検知量を受信して、
    受信した赤外検知量が前記所定の閾値Pを超える場合は、前記温片ピットの蓋が開いており、前記吊り具を下降可能と判断して前記温片ピット内に前記吊り具を下降させ、
    受信した赤外検知量が前記所定の閾値P以下の場合は、前記吊り具の下降を不可と判断して、前記所定の閾値Pを超えるまで前記吊り具の下降を停止する工程と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の高温スラブの温片ピット搬入搬出方法。
  4. 前記吊り具下方を検知範囲とする赤外線センサーA、に代えて、前記吊り具に反射した赤外線を検知する赤外線センサーC、とし、かつ、
    前記吊り具下方の赤外線、に代えて、前記吊り具に反射した赤外線、とした
    ことを特徴とする請求項1または3に記載の高温スラブの温片ピット搬入搬出方法。
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