JP6811709B2 - 半導体プロセシング装置放出物の処理のためのコントローラ - Google Patents

半導体プロセシング装置放出物の処理のためのコントローラ Download PDF

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Description

本開示の実施形態は一般に半導体プロセシング装置(semiconductor processing equipment)に関する。より詳細には、本開示の実施形態は、半導体プロセスにおいて生成される化合物の処理(treatment)のためのコントローラに関する。
半導体プロセシングにおいて使用されるプロセスガスは、有害であることがある多くの化合物を含む。これらのプロセシング設備からの放出物(effluent)は、これらの有害な化合物または害をなす他の副生物を含むことがあり、それらの化合物または副生物は、規制上の必要からならびに/または環境上および安全上の懸念から、廃棄する前に処理されなければならない。これらの化合物の1つがパーフルオロカーボン(PFC)であり、PFCは例えばエッチングプロセスで使用されている。したがって、最新のプロセシング装置は、そのプロセシング装置内で生成される有害な放出物を処理する処理技術を含む。
PFCおよび他の地球温暖化ガスを処理するため、誘導結合プラズマ(ICP)源が、他の試薬(reagent)とともに使用されている。ICPプラズマ源によって生成されるプラズマはこれらの化合物を解離させ、解離したガスは反応して、より害の少ない物質を形成する。しかしながら、これらの有害な化合物を効果的に処理してより害の少ない成分にするため、前処理および除害(abatement)の技術および方法はより複雑になった。現在の除害技術では、堆積プロセスで使用されるあるタイプのガスおよび粒子状物質、ならびに堆積プロセスで生成されるあるタイプのガスおよび粒子状物質、例えば堆積プロセスによって生成される絶縁性物質または導電性物質を処理することが困難である。これらの有害な化合物の処理がより複雑になるにつれて、処理プロセスの制御の複雑さも増している。
現在の処理技術に対する制御は、市販のプログラム可能な論理制御装置(PLC)に依存している。しかしながら、PLCは限定された機能を有し、しばしば、非常に幅の狭い厳密なルーチンに沿って処理プロセスを制御することだけしかできない。少なくともいくつかのハードウェア適応および外部論理が必要とされ、仮に「プログラム可能」であったとしても、プログラミングは通常、非常に単純な論理構造に限定される。また、エラー報告、システムインターフェースポートおよびデータロギングを提供するようにPLCをプログラムすることは、一般的な産業においては事実上知られておらず、現在のPLC設計の性質から、実際には、(リレー論理実施態様の場合などのように)実行不可能である可能性がある。
したがって、当技術分野では、半導体プロセスにおける処理技術を操作する改良されたコントローラが求められている。
本明細書に開示された実施形態は、半導体プロセシング装置放出物の処理のためのコントローラ、および半導体プロセシングシステムによって生成された有害な放出物を処理する方法を含む。
上に挙げた本発明の諸特徴を詳細に理解することができるように、そのうちのいくつかが添付図面に示された実施形態を参照することによって、上に概要を示した本発明をより具体的に説明する。しかしながら、添付図面は本開示の典型的な実施形態だけを示したものであり、したがって添付図面を本開示の範囲を限定するものと考えるべきではないことに留意すべきである。等しく有効な別の実施形態を本発明が受け入れる可能性があるためである。
コントローラによって管理される放出物前処理システムを有する半導体プロセシングシステムの略側面図である。 放出物前処理システムの略上面図である。 放出物前処理システムのコントローラのブロック図である。 半導体プロセシングシステムによって生成された有害な放出物を処理する方法の流れ図である。
理解を容易にするため、可能な場合には、上記の図に共通する同一の要素を示すのに同一の参照符号を使用した。特段の言及なしに、1つの実施形態の要素および特徴を他の実施形態に有益に組み込むことが企図される。
図1Aは、コントローラ100によって管理される放出物前処理システム120を有する半導体プロセシングシステム170の略側面図である。半導体プロセシングシステム170は真空プロセシングチャンバ190を含む。真空プロセシングチャンバ190は一般に、物理的気相堆積プロセス、化学気相堆積プロセス、プラズマアシスト(ドライ)エッチングプロセス、プラズマ処理プロセス、基板アニールプロセス、前洗浄プロセス、イオン注入プロセスまたは他の集積回路製造プロセスなどの少なくとも1つの集積回路製造プロセスを実行するように構成されている。真空プロセシングチャンバ190内で実行されるプロセスは、プラズマアシストプロセスであることがある。一例では、真空プロセシングチャンバ190内で実行されるプロセスが、シリコンベースの材料を堆積させるプラズマ堆積プロセスである。別の例では、真空プロセシングチャンバ190内で実行されるプロセスが、シリコンベースの材料にトレンチ、ビアなどの特徴を形成するプラズマアシストエッチングプロセスである。
真空プロセシングチャンバ190は、フォアライン192によって放出物前処理システム120に結合されたチャンバ排気管を有する。放出物前処理システム120の排気管は、排気導管194によって、ポンプおよび設備排気管に結合されている。図1では、このポンプおよび設備排気管が、単一の参照符号196によって概略的に示されている。これらのポンプは一般に、真空プロセシングチャンバ190から排気するために利用され、真空プロセシングチャンバ190の放出物を大気中に出す準備のため、設備排気管は一般に、スクラバまたは他の排気洗浄装置を含む。放出物の流れは矢印110によって概略的に示されている。
放出物前処理システム120は、真空プロセシングチャンバ190を出たガス、化合物および/または他の物質を、より環境にやさしくかつ/またはよりプロセス装置にやさしい組成物に転化させることができるように、このようなガスおよび/または他の材料に対して前処理プロセスまたは除害プロセスを実行する目的に利用される。放出物前処理システム120の詳細および放出物前処理システム120の制御の詳細については、後に図2においてさらに説明する。
いくつかの実施態様では、フォアライン192および/または放出物前処理システム120のうちの少なくとも一方に、処理試薬源114が結合される。処理試薬源114は、放出物前処理システム120内に試薬を供給する。真空プロセシングチャンバ190を出た物質と反応して、それらの物質を、より環境にやさしくかつ/もしくはよりプロセス装置にやさしい組成物に転化させるため、または、他の方法で、真空プロセシングチャンバ190を出た物質を、より環境にやさしくかつ/もしくはよりプロセス装置にやさしい組成物に転化させるのを支援するために、この試薬にエネルギーを与えることができる。
任意選択で、放出物前処理システム120および/または排気導管194のうちの少なくとも一方に、圧力調整モジュール182を結合することができる。圧力調整モジュール182は、Ar、Nまたは他の適当なガスなどの圧力調整ガスを注入する。この圧力調整ガスの注入は、放出物前処理システム120内の圧力をより良好に制御すること、および、それによってより効率的な除害性能を提供することを可能にする。例えば、圧力調整モジュール182によって供給される圧力調整ガスを利用して、放出物前処理システム120を通過する放出物の流量および/または圧力を安定させることができ、それによってプロセス制御をより予測可能なものにすることができ、それによって除害結果の制御をより良好にすることができる。
放出物前処理システム120は真空プロセシングチャンバ190の下流に配されている。放出物前処理システム120内で生成されたプラズマは、真空プロセシングチャンバ190から出て来た放出物中の化合物にエネルギーを与え、かつ/またはそれらの化合物を部分的にもしくは完全に解離させ、それによって放出物中の化合物をより害のない形に転化させる。
図2は、放出物前処理システム120の略上面図である。放出物前処理システム120はコントローラ100によって管理され、プラズマリアクタ210を含む。放出物前処理システム120は、ドア204を備えた格納容器211を有し、格納容器211は、プラズマリアクタ210を取り囲んでいる。格納容器211は一般に、放出物前処理システム120によって生み出される可能性がある、熱および電力による潜在的な危険から技術者を保護する。ドア204に隣接してセンサ206を配することができる。センサ206は、ドア204の位置を示すメトリック(metric)、例えば信号を提供するように動作可能である。例えば、閉じられかつ/または安全が保証された位置にドア204があるかどうかを示すメトリックを提供するように、センサ206を動作可能とすることができる。
プラズマリアクタ210は、本体202、ならびに放出物がそこから入ることができる第1の開口220および放出物がそこから出ることができる第2の開口222を有する。第1の開口220は、フォアライン192に結合するように構成することができ、第2の開口222は、排気導管194に結合するように構成することができる。本体102は、円形、正方形、長方形または他の適当な形状とすることができる。一実施形態では、本体102がトロイド(toroidal)形状を有する。本体102を貫通する中心部203を形成することができる。中心部203は、円形、正方形、長方形または他の適当な形状とすることができる。一実施形態では、本体102および中心部が、内部容積224内にトーラス(torus)形状を形成する。他の実施形態では、本体102が中心部203を含まない。
本体202は温度センサ208を有することができる。温度センサ208は、プラズマリアクタ210に関する温度情報を提供することができる。例えば、プラズマリアクタ210の温度が、放出物の処理が十分でない可能性がある温度、またはプロセス装置を損傷する可能性がある温度となることがある。この熱センサは、離散的な温度の読みを提供することができ、または最大しきい値もしくは最小しきい値を知らせることができる。
プラズマリアクタ210はRFアンテナ236を有する。1つまたは複数のインダクタコイルなどのRFアンテナ236を、プラズマリアクタ210の本体202に隣接して提供することができる。RFエネルギーなどのエネルギーを放出物ガスに誘導結合して、放出物ガスから形成された放出物前処理システム120のプラズマリアクタ210内のプラズマを維持するため、RF発生器230は、整合回路232を通してRFアンテナ236に電力を供給することができる。RFセンサ235は、RFアンテナ236からのRFを監視または測定することができる。このRFセンサは、コントローラ100にフィードバックを提供することができる。加えて、RF発生器230に発生器センサ234を結合することができる。発生器センサ234は、RF発生器230からRFアンテナ236へのエネルギーの流れを制御するリレーを含むことができ、または発生器センサ234をそのようなリレーとすることもできる。発生器センサ234はさらに、RF発生器230とインターフェースすることができ、発生器の状態を示す情報を監視することができる。RF発生器230の動作は、コントローラ100によって独立してかつ/または発生器センサ234を通して制御することができる。コントローラ100は、放出物前処理システム120内の他の構成要素の動作も制御する。
真空プロセシングチャンバ190を出た副生物、または放出物前処理システム120が遠隔プラズマ源である例における遠隔プラズマを発生させるための前駆体ガスおよび/もしくはキャリアガスなどの放出物は、矢印110によって示された流れを有することができ、第1の開口220を通ってプラズマリアクタ210に入ることができる。放出物中の副生物は、ケイ素、タングステン、チタンまたはアルミニウムを含む物質を含む可能性がある。本明細書に開示された放出物前処理システム120を使用して処理することができる放出物中に存在するケイ素含有物質の例は、例えば酸化ケイ素(SiO)、二酸化ケイ素(SiO2)、シラン(SiH4)、ジシラン、四塩化ケイ素(SiCl4)、窒化ケイ素(SiNx)、ジクロロシラン(SiH2Cl2)、ヘキサクロロジシラン(Si2Cl6)ビス(t−ブチルアミノ)シラン、トリシリルアミン、ジシリルメタン、トリシリルメタン、テトラシリルメタン、テトラエチルオルトシリケート(TEOS)(Si(OEt)4)、ジシロキサン、例えばジシロキサン(SiH3OSiH3)、トリシロキサン(SiH3OSiH2OSiH3)、テトラシロキサン(SiH3OSiH2OSiH2OSiH3)およびシクロトリシロキサン(−SiH2OSiH2OSiH2O−)などである。本明細書に開示された方法を使用して除害することができる放出物中に存在するタングステン含有物質の例は、例えばW(CO)6、WF6、WCl6またはWBr6などである。本明細書に開示された方法を使用して除害することができる放出物中に存在するチタン含有物質の例は、例えばTiCl4およびTiBr4などである。本明細書に開示された方法を使用して除害することができる放出物中に存在するアルミニウム含有物質の例は、例えばトリメチルアルミニウムなどである。
真空プロセシングチャンバを出て放出物前処理システム120に入る放出物に、処理試薬源114からの1種または数種の除害剤を導入することができる。処理試薬源114は、遮断弁244および試薬マスフローコントローラ(MFC)242を有することができる。遮断弁244は、試薬の流れを急速に遮断するように構成することができる。試薬MFC242は、真空プロセシングチャンバ190の放出物に適した試薬として結合する、離散的な量の成分ガスを供給することができる。試薬MFC242によって提供される試薬流の量および遮断弁244の動作は、コントローラ100によって制御することができる。コントローラ100は、放出物前処理システム120内の他の構成要素の動作も制御する。
処理試薬源114から放出物前処理システム120に導入される試薬は例えば、CH4、H2O、H2、NF3、SF6、F2、HCl、HF、Cl2、HBr、H2、H2O、O2、N2、O3、CO、CO2、NH3、N2O、CH4およびこれらの組合せを含むことができる。この除害剤はさらに、CHxyとO2および/またはH2Oとの組合せ、ならびにCFxとO2および/またはH2Oとの組合せを含むことができる。異なる組成を有する放出物に対しては異なる除害剤を使用することができる。
加えて、真空プロセシングチャンバを出て放出物前処理システム120に入る放出物に、水分配システム(WDS)250を導入することができる。WDS250は、WDS遮断弁254および水マスフローコントローラ(MFC)252を有することができる。WDS遮断弁254は、水流を急速に開きまたは閉じるように構成することができる。水MFC252は、真空プロセシングチャンバ190の放出物と結合する、制御された量の水または水蒸気を供給することができる。水MFC252およびWDS遮断弁254の動作は、コントローラ100によって制御することができる。コントローラ100は、放出物前処理システム120内の他の構成要素の動作も制御する。
MFC252、242などのMFCは、放出物前処理システム120に流入する流体の流れを制御する。これらのMFCは、予め決められたプロセスレシピ(process recipe)に合わせて流れを調節することができる。MFC252、242は、コントローラ100からのアナログまたはディジタル信号に応じて動作することができる。MFC252、242は、目標値の90%以内に達するまでに、使用される具体的な型式によって約0.5秒〜約2秒の間の応答時間を有することがある。MFC252、242は、+/−15VDCの電力供給で動作することができる。
この水および試薬は、フォアライン192の中を移動している放出物に導入される。この混合ガスの圧力が、処理プロセスの限界内および装置の許容範囲内にあることを保証するために、フォアライン192内の圧力を圧力センサ248が監視してもよい。排気導管194上の圧力調整モジュール182は、装置の安全および放出物の適切な処理を保証するために、排気導管194内の圧力を監視するセンサ285を有することができる。センサ285は、圧力調整モジュール182の部分とすることができ、圧力調整モジュール182の動作に関するフィードバックをコントローラ100に提供することができる。コントローラ100は、センサ285からのこの情報を利用して、圧力調整モジュール182の動作を制御する。
この混合ガスの流れを、真空ポンピングシステム296によって引っ張って、プラズマリアクタ210を通過させることができる。矢印110によって示されているこの流れは、プラズマリアクタ210内で、本体202の中心部203によって、2つのストリーム110Aおよび110Bに分かれることができ、次いで、プラズマリアクタ210の本体202を出るときに第2の開口222のところで再び結合して、ストリーム110Cになることができる。この混合ガスの2つのストリーム110Aおよび110Bは、プラズマリアクタ210内に形成されたプラズマによって解離させた後に、より害の少ない物質として第2の開口222から出すことができる。真空ポンピングシステム296は、真空ポンピングシステム296を監視するセンサ299を有することができる。センサ299は、真空ポンピングシステム296の動作に関する情報を、システムコントローラに、または放出物前処理システム120のコントローラ100によって提供することができる。センサ299によって提供された情報に応じて、システムコントローラ(またはコントローラ100)は、真空ポンピングシステム296の動作を制御することができる。
放出物前処理システム120はさらに、排気導管194上またはフォアライン192上に配された除害システム298を含むことができる。除害システム298は、化学物質、温度または他の適当なプロセスをさらに導入して、放出物に関連した危険を終わらせ、弱めまたは減らすことができる。除害システム298はセンサ299を有することができる。センサ299は、一方向通信または双方向通信を有することができ、除害システム298の状態、すなわちオン状態もしくはオフ状態、または除害システム298に対する動作パラメータ、例えば温度情報、化学物質流情報などを提供することができる。センサ299をコントローラ100に結合することができ、コントローラ100は、この情報を利用して、放出物前処理システム120内の他の構成要素の動作を制御する。
コントローラ100は、金属薄板ハウジングなどのハウジングと、プリント基板アセンブリ(PCBA)と、ディスプレイと、マウス、キーボード、タッチスクリーンまたはユーザがコントローラ100と対話する他の方法などのヒューマンインターフェースとを含む。コントローラ100はさらに、コントローラ100に接続された全てのハードウェアをサポートするファームウェアを有する。コントローラ100は、コントローラ100と対話している複数のセンサからのプログラムコマンドおよびデータを記憶するための不揮発性メモリを有することができる。加えて、この大容量メモリは、データロギング機能およびエラーロギング機能をサポートすることができる。
交流(AC)発電機またはコントローラ100が動作するための電気エネルギーを供給する他の適当な電源などの電源288に、放出物前処理システム120のコントローラ100を接続することができる。あるいは、電源288は、電池または燃料電池などの直流(DC)電源でもよい。コントローラ100を保護するため、電源288によってコントローラ100に供給されるエネルギーを、ヒューズおよびフィルタリングに結合することができる。コントローラ100にエネルギーを供給することに加えて、電源288は、多数のコントローラまたは他のデバイスにもエネルギーを供給することができる。例えば、電源288は、「ユニバーサルインプット(universal input)」スイッチング電源とすることができ、24VDC出力で約50ワットを供給することができる。コントローラ100と電源288の間のリンク286は、状態情報を電源288に提供し、電源288の制御も提供するスマートリンクとすることができる。コントローラ100はさらに、コントローラ100が電源異常に応答するのに十分な時間を提供するためにコントローラ100に提供されたバックアップ電源(図示せず)を有することができる。コントローラ100は、出力ドライブ必要量を除けば約4ワットで低電力動作する高効率設計を有する。
コントローラ100は、少なくとも放出物前処理システム120を制御するための通信用の入出力(IO)ポート280を有することができる。IOポート280は、アナログIOポート282を含むことができる。一例では、コントローラ100が、約0〜10ボルトで動作して、MFC252、242を駆動し、またはRF発生器230へのコマンドを発生器センサ234を通して駆動する、少なくとも32個のアナログ制御出力を有することができる。加えて、コントローラ100は、約0〜10ボルトで動作する少なくとも8つのアナログ制御入力、例えば8つのアナログ制御入力を有することができ、センサ248、299のところで流れを感知することができ、またはRFセンサ235のところでRFアンテナ236からのRF出力を測定することができる。
加えて、IOポート280はディジタルIOポート281を含むことができる。コントローラ100は、56個のディジタル制御入力など、少なくとも24個のディジタル制御入力(絶縁されている)、オープンコレクタである少なくとも8つのプログラム可能なディジタルドライバ出力、少なくとも8つのプログラム定義のディジタル制御入力(絶縁されている)、1つまたは複数のポート接続およびデータリンクステータスインジケータを備える1つまたは複数のDevice Net(DNET)インターフェースを有することができる。コントローラ100は、セットアップ、監視または診断用の2つ以上のシリアルI/Oポート、MFC252、242などのMFCの接続ステータスを提供する8つ以上のLEDインジケータを有することができる。
加えて、コントローラ100は、Bluetooth(登録商標)、RJ11、RJ45、8011.xまたは外部デバイスと通信する他の適当な手段などのネットワークインターフェースを有することができる。加えて、コントローラ100は、コントローラ100によって制御されているさまざまなデバイスの望まれていない状態を検出しそれに応答するインターロックループ284を有することができる。ディジタルIOポート218は特に、ディジタルネットワークポートを含むことができ、単一のデュアルチャネル上で動作することができる。アナログIOポート282は、コマンドおよび圧力センサ信号用のインターフェースを含むことができる。
コントローラ100は、フォアライン192内の圧力を監視する圧力センサ248、排気導管194内の圧力を監視する圧力センサ299、プラズマリアクタ210の温度を監視する温度センサ208、または放出物前処理システム120内の他のセンサのうちの1つまたは複数のセンサと通信して、判断を下し、システム動作を決定することができる。例えば、コントローラ100が、温度センサ208の情報から、温度が高すぎると判定し、プラズマリアクタ210内のシステム構成要素を保護するため、プラズマリアクタ210に対する調整を実施する。第2の例では、センサ206が、ドア204の開状態をコントローラ100に知らせ、コントローラ100は、電気的危険によるオペレータまたはその他の人の損傷を防ぐため、RF発生器230からRFアンテナ236への送電を止めるよう発生器センサ234にコマンドを送る。
コントローラ100は、真空プロセシングチャンバ190からの放出物を処理する一組のシーケンスを作成するように完全にプログラム可能である。それらのプログラムシーケンスは、放出物レシピごとに形成することができる。それらの放出物レシピは、1つまたは複数のプロセスレシピに対応することができる。したがって、有害な放出物ガスを排出するそれぞれのプロセスレシピは、有害な放出物ガスを形成するガスを対象とする処理レシピを有することができる。さまざまなプロセスレシピからの有害な放出物ガスに対して利用されるこれらのさまざまな処理レシピに対応するため、コントローラ100は、16個以上のプログラミングシーケンスをサポートすることができる。これらのプログラミングシーケンスは、単純なテキストエディタまたはこの目的のために作られたシーケンスエディタGUIによって変更することができる。プログラミングシーケンスはそれぞれ、放出物を処理するレシピを形成する最大15個の命令シーケンスを有することができる。例えば、プログラムシーケンスは、コントローラ100内にレシピを形成し、そのレシピは、特に、ガス流(目標値およびイネーブル)、RF電力(目標値およびイネーブル)、ループ、事象の持続時間、障害トラッピング、インターロックロギング、および事象ロギングをイネーブルする機能を有することができる。図4は、コントローラ100が利用することができる例示的なシーケンスプログラム400を示す。
図4に示されたシーケンスプログラム400は命令シーケンス410から始まり、命令シーケンス410ではシーケンスプログラム400がアイドル状態にある。シーケンスプログラム400は実行コマンドを待ち、実行コマンドを受け取ると、命令シーケンス420に移動する。命令シーケンス420で、プラズマリアクタ210にNH3を、所定の時間、例えば約1秒間流入させる。命令シーケンス430で、RF発生器230が、RFアンテナ236にエネルギーを供給して、プラズマリアクタ210内にRFエネルギーを発生させる。命令シーケンス440で、do whileループなどのループを実行する。停止する命令または命令シーケンス450へ進む命令をシーケンスプログラム400が受け取るまで、プログラムは命令シーケンス440に留まる。例えば、シーケンスプログラム400は、シーケンスプログラム400を停止させる障害を受け取ることがあり、または、ストップ命令、もしくは命令シーケンス450に移動する他の命令を受け取ることがある。命令シーケンス450で、NH3をオフにする。命令シーケンス460に移動する前に遅延、例えば約1秒の遅延を置く。命令シーケンス460で、RF電力をオフにし、命令シーケンス410で、シーケンスプログラム400は再びアイドル状態に入る。加えて、シーケンスプログラム400中のどこかで、温度センサ208に基づく高温限界などの限界を超えた場合、シーケンスプログラム400は、命令シーケンス410中に指定された条件、または指定された他のシーケンス中に指定された条件を実行し、停止して、アイドル状態に入る。
それぞれの命令シーケンスの制御フィールド内で、多くの項目を、その命令シーケンスを出てそのシーケンスの次の命令に移る「限界」として指定することができる。さらに、限界項目の大部分には「障害」のタグを付けることができ、このタグが付くことによって、命令シーケンスは停止し、コントローラ障害状態に入る。障害(および状態変化一般)を、LEDまたはディスプレイによってハードウェアインターフェース上に示すことができる。このインジケータは、実行中ステータスを表示し、障害でオフになり、障害ラインを表示して、エラーが起こったことを示すことができる。
一例では、障害が検出された場合にコントローラ100が警告を発することができる。この警告は、可聴、視覚的および/または電子的フラグとすることができる。例えば、コントローラ100は、サイレンなどの可聴警報信号を生成することによって、可聴警告を発することができる。別の例では、コントローラ100が、ストロボなどの視覚的警報信号を生成することによって、視覚的警告を発することができる。別の例では、コントローラ100が、テキストメッセージ、電子メールまたは他のディジタル通信信号などの電子信号を生成することによって、電子的警告を発することができる。
図3は、一実施形態に基づくコントローラ100のブロック図である。コントローラ100は、64ビットまたは任意選択で128ビットの固有の読取り専用IDシリアル番号を有することができ、加えて、電力バックアップを備える内部リアルタイムクロックを有することができる。コントローラ100は、プログラムを実行し、取り付けられたデバイスと通信するマイクロコントローラ(MCU)350を有する。MCU350は、プロセッサコア、メモリおよびプログラム可能な入力/出力周辺装置を含む。例えば、MCU350は、約128kbのフラッシュメモリ、4kbのEEPROMおよび4kbのRAMを有することができる。MCU350には、プログラミング、消去および再プログラミングを実施することができる。MCU350を、レシピメモリ334およびログメモリ336などの拡張不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)に取り付けることができる。
レシピメモリ334は、約32kbのNVRAMとすることができ、プロセシングシステムからの放出物を処理するためにMCU350が実行するシーケンスプログラムを記憶することができる。レシピメモリ334は、放出物を処理するためのレシピおよびコントローラ100のセットアップ情報を記憶している。名前が付けられた16個以上のレシピを記憶域に記憶するように、レシピメモリ334を構成することができる。レシピはそれぞれ、命令またはシーケンスを繰り返すためのジャンプ/ループバック(カウンタ付き)オプションを含む、いくつかの命令、例えば約15個の命令を含むことができる。レシピは、レシピ名(ASCII、最大32文字)およびレシピ日付スタンプ(そのレシピが最後にアップロードまたは変更された時)を含むことができる。レシピ内の16個の命令はそれぞれ、出力ドライブDOパターン(弁イネーブルおよびRFイネーブルならびに他の制御ビット)、出力ドライブRF電力またはアナログMFCフローコマンド(4チャネル*)、DNET対応のMFCに対するDNET通信(最大63デバイス)、4つのアナログリターン信号に対する許容範囲の上限および下限、エクスカーション(excursion)に対するディスポジション(disposition)/オプションフラグ(例−打切り、警報、ログのみ)、ならびにカウント限界付きのルーピング機能のための「次の」ステップポインタ(カウント限界が0である場合、そのシーケンスは、次に大きな番号のステップにデフォルト設定する)を含むことができる。その命令のために持続時間が増大する間に入れ子型ループを可能にするためのそれぞれのステップの個々のカウンタおよびフラグは、0.1秒間隔で設定することができる。
ログメモリ336は、約128kbのNVRAMとすることができ、コントローラ100および処理システムの動作に関するカスタマイズ可能な情報を記憶することができる。指定された出発点から要求されたリターンの数だけ時間的に後方に、多数のログエントリリターンまたはリセットがある。それぞれの個々のログエントリの長さは16バイトとすることができる。ログエントリはリセットすることができる。ログエントリのリセットは、エラーログの内容、カウンタおよびポインタの全てを含むことができ、これらを含む記憶領域をフォーマットする。ログメモリ336内の空間を節約するため、ログエントリの間隔および内容はカスタマイズ可能とすることができる。一実施形態では、エラー処理(error handling)およびプログラムシーケンスストップだけを記録するため、ログに入る材料が変更されまたはフィルタにかけられる。ログメモリは、例えばサービス中の日付(最初のプロセス露出)、時間で表された累積プロセス時間(レシピを活動的に実行している時間)、時間で表された累積RFオン時間、時間で表された累積電力オン時間、レシピタイプごとの成功裏に完了したレシピサイクルの回数、レシピタイプごとの打ち切られたレシピサイクルの回数(そのレシピ中に起こったあるエラーまたは予想外の事象)、ならびにRFエラー、MFCエラー、インターロックエラー、サイクル打切り(ツールコントローラから)、温度超過エラーおよび圧力エラーを含むエラーカウンタのうちの1つまたは複数のデータなどの、記録された履歴/累積データを記憶することができる。加えて、ログメモリ336はエラー/事象記録を記憶することができ、このエラー/事象記録は例えば、時刻/日付スタンプ、レシピおよびステップ番号、ならびにエラーのタイプを示すエラーコードのうちの1つまたは複数を含むことができる。例えば、ログエントリは、0000の「エラーコード」を有することができ、このエラーコードは、全てのステップが失敗なしで完了したときのように、シーケンスが正常にストップしたことを意味することがある。シーケンスステップ定義内の限界を項目が超えると、実行中のシーケンスステップは終了または停止し、ログメモリ336にエラーコードが記憶される。コントローラエラーメッセージの例は、シーケンス正常終了(Sequence ended normally)、シーケンス開始(Sequence has started)、パージN2流れ障害(Purge N2 flow fault)、パージCDA流れ障害(Purge CDA flow fault)、WDS障害(WDS fault)、試薬0流量ミスマッチ(Reagent 0 rate mismatch)、試薬1流量ミスマッチ(Reagent 1 rate mismatch)、試薬2流量ミスマッチ(Reagent 2 rate mismatch)、試薬3流量ミスマッチ(Reagent 3 rate mismatch)、RF発生器電力ミスマッチ(RF genarator power mismatch)、RF発生器内部障害(RF genarator internal fault)、真空圧力超過(Vacuum overpressure)、フォアライン圧力超過(Foreline overpressure)、試薬0圧力超過(Reagent 0 overpressure)、試薬1圧力超過(Reagent 1 overpressure)、本体温度超過限界(Body over−temp limit)、冷却水流不足(Insufficent cooling water flow)、主ドア開障害(Main door open fault)、ガスボックスカバー開障害(Gas box cover open fault)、ガスボックス排気障害(Gas box exhaust fault)、シーケンスDI障害(Sequence DI fault)またはシーケンスAI障害(Sequence AI fault)を含むことができる。しかしながら、上記のリストは決して排他的なものではないこと、および上記のリストは参照のためだけに示されていることを理解すべきである。最大1024個の累積エラー/事象を、FIFO方式でログメモリ336に記録することができる。
コントローラ100にディスプレイ326を取り付けることができる。ディスプレイ326は、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオードディスプレイ(LED)または他のタイプのディスプレイとすることができる。一実施形態では、コントローラ100がLCDディスプレイ326を有する。LCDディスプレイ326は、ステータスおよび情報の英数字表示を提供することができる。ディスプレイ326は、ディスプレイ326のために使用可能な空間に応じて、20文字4行または40文字4行を有することができる。コントローラ100のユーザプログラミングを容易にするため、ディスプレイ326上でGUIインターフェースを使用可能とすることができる。コントローラ100は、デバイスおよびデバイスのデータ項目に名前を付ける能力、ならびにディスプレイ326上で見るためにそれらをスケーリングする能力を有する。例えば、RF発生器230を、「RF gen 1」と定義することができ、そのコマンド出力およびフィードバック入力をスケーリングして、「0〜100%」ではなく「xxxxxW」として表示することができる。
ステータス情報を提供するため、MCU350にインジケータLED340を取り付けることができる。インジケータLED340は、インターロック論理342とも対話することができる。インターロック論理342は、処理システム内の状態または条件を示すメッセージ364をリミットスイッチから受け取ることができる。例えば、ドア204のセンサ206は、ドア204の開状態を示すメッセージ364をインターロック論理342に送ることができ、そのスイッチに対するインジケータLED340は、その開状態の通知を表示することができる。インジケータLED340は、インジケータ/センサの中でも特に、オンである発生器センサ234などのDC電力オンインジケータ、ドア204の開状態および/または閉状態を示すセンサ206などのカバーインターロックインジケータ、温度センサ208などの温度超過インターロックインジケータ、圧力センサ248などの圧力インターロックインジケータおよび一般的な健全/障害インジケータのうちの1つまたは複数のインジケータに提供することができる。インジケータLED340は、そのインジケータに関連づけられた項目のステータスまたは状態のカラーインジケータを提供することができる。例えば、DC電力を示すインジケータLED340は、DC電力が「OK」であることを知らせるために緑色を示すことができ、またはDC電力に問題があることを知らせるために赤色を示すことができる。第2の例では、温度センサ208が、コントローラ100にメッセージ364を送ることができる。インターロック論理342は、そのメッセージ364から、温度超過条件が存在すると判定し、対応するインジケータLED340の色を緑から赤に変化させる。
電源332は、少なくともMCU350に電力を供給する。電源332は、RF発生器230にも電力を供給することもできる。あるいは、RF発生器230を電源332の部分とすることもできる。電源332は、約85VAC〜約265VAC、約43〜約63Hzの電力を、ヒューズ付きのコネクタおよびスイッチを通してコントローラ100に供給することができる。コントローラ100は、この電力を直流に変換することができ、接続されたデバイスにいくつかの電力オプションを提供することができる。例えば、コントローラは、24VDC出力271、15VDC出力、−15VDC出力、および共通レグ(common leg)274または接地を提供することができる。このようにすると、活動中のデバイスに、コントローラ100によって電力を供給することができる。
コントローラ100は、一定の期間、非活動状態にあるときに、低電力状態または「スリープ」状態に自動的に入る能力を有する。電源投入時、または活動中のプログラムシーケンスが終了したとき(正常終了なのか、打ち切られたのか、またはエラーによる終了なのかは問わない)に、全てのアナログ出力はゼロボルトに戻ることができ、ディジタル出力は、ユーザ定義された状態に戻る。しかしながら、ある期間のユーザ定義された非活動の後、ディジタル出力に対するユーザ定義された異なる電圧を印加することができる。したがって、ユーザは、短期(アイドル)状態と長期(イナート(inert))状態の両方を、必要に応じて定義することができる。これによって、単純に全てをオフにすることをせずに、柔軟性を最大にすることができる。コントローラ100がイナート状態に入る前にプログラムシーケンスが開始された場合、シーケンスの実行は、アイドル状態から直ちに始まる。コントローラがイナート状態にあるときにプログラムシーケンスが開始された場合、ユーザ定義の電圧パターンの実行が適用され、シーケンスは直ちに始まる。必要に応じてハードウェアのスリープ解除時間を適切にするのはシーケンスプログラマの責務である。
MCU350へのデータ転送、プログラム転送および他のシリアルコマンドを処理するため、コントローラ100上にシリアルコマンドポート360が提供されている。シリアルコマンドポート360は、デバイスネット(DNET)ポート320、および1つまたは複数のシリアル入力/出力ポート(SIO)322、324を含むことができる。DNETポート320は、コントローラ100上でデータ交換するためにデバイスを相互接続する目的に使用される単一のDNETチャネル上に置くことができる。この単一のDNETチャネルは、ホストシステムコントローラおよび放出物前処理システム120に接続することができる。1本または数本の引込み線(drop)、すなわち有線接続は、他のコントローラ、他のMFC、チャンバコントローラ、ロボットコントローラなどを含むことができる。それぞれ固有のアドレスを有する放出物前処理システム120およびホストシステムに対して、別個の引込み線を提供することができる。有利には、DNETネットワークは、最大63個のデバイスに対してロバストなインターフェースを提供するが、それにも関わらず、コントローラ100上の設置面積が小さい。
コントローラ100上の2つのSIOポート322、324は、電気的に絶縁されたRS−232ポートとすることができる。すなわち、ポート322、324は絶縁されており、接地ループを持たない。第1のSIOポート322、com1は、主に、ホストシステムコントローラへの/からのコマンドインターフェースおよび一般的な通信インターフェースとして使用される。第1のSIOポート322は、ホストコントローラ(または構成プログラム)が、コントローラ100内に含まれる情報にアクセスすること、および、ホストコントローラ(または構成プログラム)が、プロセスシーケンス選択を含む、コントローラ100の機能をプログラムすることを可能にする。第2のシリアルSIOポート324、com2は主に、サービスすなわち更新用、およびデータ演算用である。第2のシリアルSIOポート324は、要求に応じて、シーケンス中のストリーミングデータ(セットアップオプション)および他のデータを提供するように構成することができる。一実施形態では、そのデータが、少なくとも57.6Kボーの速度でストリーミングされ、そのデータを、230.4Kボーよりも速い速度でデータをストリーミングすることもできる。
I/Oチャネル280は、DNET320の範囲外のデバイス通信のためにコントローラ100上で使用可能である。I/Oチャネル280は、出力ドライブ、コマンド入力、インターロック/安全センサ入力(温度、圧力、カバー、RF発生器ステータスなど)、MFC(水およびガス)およびRFのうちの1つまたは複数に対するチャネルを含むことができる。MFCおよびRF発生器接続は、I/Oチャネル280上のDSUB−9Mピンコネクタポート(シリアル)を使用して接続することができる。有利には、DSUB−9Mは、従来のポートよりも安価な配線要件を有し、相互に交換可能であり、放出物前処理システム120を動作させるためにコントローラ100内に機能をプログラムするシーケンスにおいて容易に割り当てられる。加えて、I/Oチャネル280は、光学的に絶縁されたDA−15(パラレル)コネクタを使用した接続を含むことができる。一実施形態では、I/Oチャネル280を介したMCU350からのコマンド入力から0.1秒ほどの内に、RF発生器がランプアップまたはランプダウンする。
一例では、I/Oチャネル280が、コントローラ100によって制御されている合計4つのアナログデバイス(MFC、RF発生器、ミキシングデバイスおよび整合デバイス)を有することができる。MFCへのアウトバウンド通信は、アナログ出力チャネル348上で実施することができる。MFCへのインバウンド通信は、アナログ入力チャネル346上で実施することができる。図2では、アナログ入力チャネル346とアナログ出力チャネル348とがまとめてアナログI/Oポート282として示されている。加えて、I/Oチャネル280は、8つものディジタルI/Oチャネル281を含むことができる。ディジタルI/Oチャネル281は、アウトバウンド通信とインバウンド通信の両方を受け入れることができる。
MCU350は、絶縁された入力328および絶縁された出力330を有することができる。絶縁された入力328および絶縁された出力330は、接地ループの問題を防ぐために電気的に絶縁することができる。絶縁された出力330は、MCU350からのエラー/障害386の通知または実行/ストップ388の通知を提供することができる。絶縁された出力330は、エラーまたは障害による動作の停止などのプログラムシーケンスコマンドのオーバーライドまたは実行を知らせる。絶縁された入力328は、レシピ選択382および実行イネーブル384を含むことができる。ユーザは、レシピ選択382をスクロールし、真空プロセシングチャンバ190からの放出物に対して適切なレシピを選択することができる。適切なレシピを選択した後、ユーザは、実行イネーブル384を選択して、コントローラ100のMCU350上でのそのレシピの実行を開始する。
コントローラ100は、少なくとも2つのシーケンス/レシピ選択手段のための能力を有する。これらの手段は、自動化された手段によっていつでも変更することができる。したがって、前処理システム120を利用するウエハプロセシング装置(または他のデバイス)は、必要な記憶されたシーケンスを「オンザフライ(on the fly)」方式で選択し、かつ/または新たなシーケンスを随意にプログラムすることができる。例えば、ホスト制御システムは、記憶された任意のレシピ間で選択することができ、選ばれたシーケンスを、入力282などのセレクタ入力線によって、またはDNETポート320を含むシリアルポートコマンド360によって開始することができる。
有利には、コントローラ100は、予め記憶されたプログラムシーケンス(レシピ)のうちの1つのプログラムシーケンス(レシピ)を使用して動作し、一例では、予め記憶された最大16個のプログラムシーケンス(レシピ)を含む。コントローラ100によって、最大4つのマスフローコントローラおよび最大2つのRF発生器を制御することもできる。プロセシングシステムコントローラまたは他の「フィード」デバイスコントローラとインターフェースするため、パラレル、シリアルおよびDevice Netインターフェースを使用することができる。インターロックループおよび安全ループはハードウェア法を使用して実現され、それらのループも、コントローラ100によって監視される。コントローラ100は、実行のために必要な全てのインターロックおよび条件が満たされた場合に、放出物前処理システム120が始動することを許す。ドア204のセンサ206などのインターロック、または温度センサ208によって決定された温度しきい値などの実行条件が変化した場合、コントローラ100は、コマンド内に指定されたシーケンス番号に関係なく、現在実行中の全てのプログラムシーケンスをストップさせ、安全なアイドル状態に戻る。すなわちRF発生器および試薬ガスがオフになる。プログラムシーケンスが再開するためには、インターロックおよび実行条件のための入力が満たされなければならない。コントローラ100は、安全のため、動作の手直しのため、およびシステム全体の保守のために、コントローラ100の動作ならびに障害およびエラーをログに記録する。
以上の説明は本発明の実施形態を対象としているが、本発明の基本的な範囲を逸脱することなく本発明の他の追加の実施形態を考案することができる。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (14)

  1. 放出物前処理システムであって、
    プラズマリアクタを備え、前記プラズマリアクタが、
    プラズマプロセシングチャンバからの放出物を受け取るように構成された第1の開口と、前記プラズマリアクタから排気導管に放出物を出す第2の開口とを有する本体と、
    前記本体を貫通して形成される中心部であって、前記第1の開口に入る放出物が別々に切り離された第1及び第2の流れに分離し、前記第1及び第2の流れが前記中心部の周りを進んだ後に前記第2の開口で再結合する、中心部と、
    RFエネルギーを前記本体の内側に発生させるのに適した、前記本体に配置されるRFアンテナと、
    を備え、
    更に、前記プラズマリアクタに電子的に接続されるコントローラを備え、前記コントローラが、
    プログラムを処理するMCUと、
    前記MCUと通信するように構成された複数のI/Oポートと、
    前記MCUと通信するインターロック論理であり、前記MCUに実行状態を提供するインターロック論理と、
    メモリと
    を備え、前記メモリが、
    前記プラズマリアクタを動作させるように構成された複数のプログラムを記憶したレシピメモリ、および
    ログメモリ
    を備え、
    前記インターロック論理が前記実行状態を提供したときに前記放出物を処理する前記プラズマリアクタを動作させる前記複数のプログラムのうちの選択されたプログラムを実行するように前記MCUが構成された、
    放出物前処理システム
  2. 前記複数のI/Oポートのうちの少なくとも1つのI/Oポートが、前記プラズマリアクタの前記本体内に配置されるRFセンサに結合された、請求項1に記載の放出物前処理システム
  3. 前記複数のI/Oポートが、前記放出物前処理システムの近接、圧力、熱、エネルギーおよび状態情報を監視するように構成された複数のセンサに結合されており、前記コントローラが、前記プラズマリアクタに流入するガスおよび水の流れを、前記センサのうちの少なくとも1つのセンサによって提供された情報に応じて管理するように構成された、請求項2に記載の放出物前処理システム
  4. 前記I/Oポートが、個々に、互いから電気的に絶縁されていてもよい、請求項1に記載の放出物前処理システム
  5. 前記MCUが、エラー処理およびプログラムシーケンスストップを前記ログメモリに記録するように構成された、請求項1に記載の放出物前処理システム
  6. 前記レシピメモリが、最大16個のレシピプログラムを記憶するように構成された、請求項1に記載の放出物前処理システム
  7. 前記MCUが、障害が発生したときに警告を生成するように構成された、請求項1に記載の放出物前処理システム
  8. 前記プログラムが複数の命令シーケンスを有し、前記命令シーケンスが、
    前記選択されたプログラムを実行するために必要なインターロックおよび条件が満たされているかどうかを判定すること、ならびに
    前記選択されたプログラムを実行するために必要な前記インターロックおよび前記条件が満たされている場合に、前記プラズマプロセシングチャンバからの放出物を、前記選択されたプログラムを使用して処理すること
    を含んでいてもよい、請求項1に記載の放出物前処理システム
  9. 前記複数のI/Oポートが、
    少なくとも32個のアナログ制御入力および出力と、
    少なくとも56個のディジタル制御入力および少なくとも8つのディジタル出力と
    を備える、請求項1に記載の放出物前処理システム
  10. 前記アナログ制御入力が約0〜10ボルトで動作する、請求項に記載の放出物前処理システム
  11. プラズマプロセシングチャンバからの放出物をコントローラを用いて処理する方法であって、
    プログラムを実行するために必要なインターロックおよび条件が満たされているかどうかを判定すること、ならびに
    選択されたプログラムを実行するために必要な前記インターロックおよび前記条件が満たされている場合に、前記プラズマプロセシングチャンバからの放出物を処理すること
    を含み、前記放出物を処理することは、
    前記プラズマプロセシングチャンバの排気ポートに連結され、前記プラズマリアクタにおけるプラズマ源に対する選択されたプログラムを用いて、プラズマリアクタにおいて前記放出物を別々に切り離された第1及び第2の流れに分割することを
    む方法。
  12. 前記プログラムが、前記コントローラのメモリに記憶された16個の予め記憶されたプログラムのうちの1つのプログラムから、ホストコントローラによって自動的に選択され、前記プログラムが、前記プラズマリアクタに処理ガスおよび水を供給するマスフローコントローラを選択的に動作させ、前記プラズマリアクタに供給されたRFエネルギーを制御する命令を提供する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記放出物に処理ガスを供給すること、
    前記プラズマ源内の温度および圧力を維持すること、ならびに
    前記プラズマリアクタ内の前記処理ガスおよび前記放出物にRFエネルギーを与えること
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. インターロックループおよび安全ループの両者が予め定義されたエラー状態にあることに応答して、前記放出物の前記処理をストップさせること
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
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