JP6810758B2 - 自動車サイドドアのための挟み込み防止デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の制御式サイドドアのための挟み込み防止デバイスであって、制御式サイドドアは、ヒンジを中心として閉位置と開位置との間で枢動可能である、挟み込み防止デバイスに関する。
挟み込み防止デバイスは、車両部品の作動経路内の障害物を検出するために自動車で使用されることが多い。そのような車両部品は、例えば、電気ウィンドウパワーリフタによって下降される車両ウィンドウにおいて、車両の周辺部品に対してモータによって可動である。挟み込み防止デバイスが、位置決めプロセス中、すなわち調整される車両部品の移動中に車両部品の作動経路内の障害物を検出した場合、挟み込み防止デバイスは、通常、起こりそうなまたは既に起こった挟み込み事象を示す信号を生成する。この信号は、通常、車両部品を移動させる調整デバイスに供給され、調整デバイスは、次いで、調整プロセスを停止または逆転させる。
ここで、直接的な挟み込み防止デバイスと間接的な挟み込み防止デバイスとが区別される。間接的な(力に基づく)挟み込み防止デバイスは、通常、アクチュエータのサーボモータの回転数またはモータ電流を監視することによって挟み込み事象を検出する。この場合、挟み込み事象が既に発生している際、障害物は、調整される車両部品のさらなる移動を妨げ、モータ電流の異常な増加またはエンジン回転数の異常な低下をもたらす力を伴うという事実が利用される。
対照的に、直接的な挟み込み防止デバイスは、通常、障害物の有無に関する特性変数を検出する1つまたは複数のセンサと、この測定値に基づいて作動経路内に障害物が存在するかどうかを決定し、任意選択で上述の信号をトリガする制御ユニットとを含む。
直接的な挟み込み防止デバイスは、障害物が既にセンサに触れているときに障害物の存在を示すいわゆるタッチセンサを有するシステムと、センサから特定の距離で既に障害物を検出する非接触センサを有するシステムとに分けられる。非接触センサは、特にいわゆる静電容量型近接センサを含む。
自動車工学においてオートメーション化が進むにつれて、従来、手動で操作されていた可動車両部品に電動式アクチュエータが備え付けられることが一層増えている。特に、自動車の枢動可能なサイドドアを電動式に動作させるための概念が近年開発されている。ここで問題となるのは、特に、そのようなサイドドアが開かれるときにサイドドアのヒンジ側縁部と隣接する追加の車両部品との間に開くドア隙間である。特に、このとき、閉鎖時の短いレバー移動(すなわちサイドドアのヒンジ側縁部とヒンジ軸との間の短い距離)により、存在し得る障害物に対して車両ドアが特に高い力を及ぼすために問題となる。これにより、例えば手などの身体部分がドア隙間に挟まり、重大な怪我を引き起こすおそれがあることが知られている。
本発明の目的は、上述したドア隙間のための簡便な挟み込み防止を実現することである。
挟み込み防止デバイスに関して、この目的は、本発明によれば請求項1の特徴によって達成される。自動車に関して、上記の目的は、本発明によれば請求項10の特徴によって達成される。有利でありかつ一部にはそれ自体で進歩性のある本発明の実施形態および発展形態は、従属請求項および以下の記述で述べる。
したがって、自動車の監視されるサイドドアのための挟み込み防止デバイスが提示される。監視されるサイドドアは、通常の様式でヒンジを中心として閉位置と開位置との間で枢動可能である。ドア隙間は、サイドドアのヒンジ側縁部と、隣接する追加の車両部品との間に形成され、ドア隙間は、サイドドアを開くときに開き、かつサイドドアを再び閉じるときに閉じる。本発明による挟み込み防止デバイスは、ドア隙間に侵入している障害物を検出するための近接センサと、近接センサと相互作用する制御ユニットとを含む。制御ユニットは、サイドドアを閉じるときに近接センサがドア隙間内の障害物を検出すると、起こりそうな挟み込み事象を示す信号を出力するように構成される。以下では、この信号を簡潔に「トリガ信号」と呼ぶ。また、以下では、起こりそうな挟み込み事象を信号通知するためのこのトリガ信号の生成および出力を「挟み込み防止デバイスのトリガ」とも呼ぶ。
本発明によれば、近接センサの少なくとも1つの構成要素は、追加の車両部品の内側に配置される。好ましくは、近接センサ全体は、この追加の車両部品の内側に配置される。
近接センサの少なくとも1つの構成要素の(車両内部に向いた)配置により、上記のドア隙間は、効果的にフェールセーフで監視され得る。さらに、この構成は、センサが天候および機械的損傷の影響から特によく保護されるという利点を有する。有利な実施形態では、少なくとも近接センサの前記構成要素(好ましくは近接センサ全体)は、自動車のサイドドアが閉じられているときに外部から見えないように追加の車両部品に配置される。それにより、挟み込み防止デバイスは、車両のアウターシェルの技術的設計を設計するための自由を妨げない。
本発明による挟み込み防止デバイスの1つの想定される用途では、監視されるサイドドアは、自動車のフロントサイドドア、すなわち運転席側ドアまたは助手席側ドアの周囲である。サイドドアのジョイント側縁部に隣接する追加の車両部品は、この場合、自動車のフロントフェンダによって構成される。したがって、本発明のこの変形形態では、近接センサの少なくとも1つの構成要素は、フロントフェンダの内側に配置される。
本発明による挟み込み防止デバイスのさらなる想定される用途では、監視されるサイドドアは、自動車のリアサイドドアである。この場合、監視されるサイドドアのヒンジ側縁部に隣接する追加の車両部品は、自動車のフロントサイドドアである。したがって、この場合、近接センサの少なくとも1つの構成要素は、フロントサイドドアの内側(実際にはその後縁部)に配置される。
安全上の理由から、挟み込み防止デバイスは、監視されるサイドドアを閉じるときにこの閉鎖操作の全期間にわたって作動状態であることが好ましい。しかし、基本的には、サイドドアが完全にまたは少なくとも広く開いているときに、起こりそうな挟み込み事象の不要な信号通知をなくすために、監視されるサイドドアが既にある程度閉じられている場合にのみ挟み込み防止デバイスが作動状態になることが本発明の範囲内で企図され得る。この場合、制御ユニットは、監視されるサイドドアが、その閉位置に隣接するその枢動経路の部分区画内にあるときにのみ、障害物の検出時にトリガ信号を出力するように構成される。
しかし、監視されるサイドドアがリアサイドドアである場合、挟み込み防止デバイスの作動は、好ましくは、フロントサイドドアの枢動位置に依存して行われる。この場合、制御ユニットは、フロントサイドドアが完全にまたは少なくともほぼ閉じている場合にのみ、したがってフロントサイドドアが、その閉位置に隣接するその枢動経路の部分区間にあるときにのみ、障害物の検出時にトリガ信号を出力するように構成される。
これは、フロントサイドドアが完全に開いているかまたは少なくとも広く開いているとき、リアサイドドアと隣接するフロントサイドドアとの間で挟み込み事象が起こり得ないという認識に基づいている。この場合、挟み込み防止デバイスを非作動状態にすることにより、挟み込み防止デバイスが不要に作動する可能性が単純にかつ効果的に低減される。
基本的に、本発明の範囲内において、様々な近接センサを挟み込み防止デバイスに使用することができる。したがって、近接センサは、本発明に関連して、例えば赤外線、超音波もしくはレーダセンサとして、または光学センサとして構成され得る。しかし、近接センサは、静電容量型近接センサとして設計されることが好ましい。
この実施形態では、近接センサは、追加の車両部品(すなわちフェンダまたはフロントサイドドア)の内側に配置された少なくとも1つのセンサ電極を含む。静電容量型近接センサが複数のセンサ電極を含む場合、これらのセンサ電極が全て追加の車両部品に配置されることが好ましい。しかし、基本的には、本発明の範囲内において、センサ電極の少なくとも1つが追加の車両部品に配置され、同じ近接センサの少なくとも1つの他のセンサ電極が、監視されるサイドドアに配置されることも可能である。
静電容量型近接センサは、1つの有利な実施形態では、いわゆる「一電極原理」に従って動作する。この場合、センサは、単一の送信電極のみまたは複数の同様のセンサ電極を含み、その/または各電極によって接地(例えば、接地された車両部品)に対して電界が確立される。この場合、その/各センサ電極は、容量性測定要素に接続され、容量性測定要素は、接地に対するその/各センサ電極の静電容量/キャパシタンスを測定するように適合される。
好ましい代替実施形態では、静電容量型近接センサは、いわゆる「送信機−受信機原理」に従って動作する。静電容量型近接センサは、複数のセンサ電極を含み、それらのセンサ電極の少なくとも1つは、送信電極として動作され、少なくとも1つは、受信電極として動作される。そのような近接センサは、送信電極を介して交番電界を放出し、受信電極において、2つのセンサ電極によって形成されたコンデンサの静電容量/キャパシタンスを測定する。
挟み込み防止デバイスの制御ユニットは、好ましくは、近接センサおよび他の車両部品に対する監視されるサイドドアの移動によって引き起こされる系統的な静電容量/キャパシタンスの変化を補償するように適合される。この目的のために、制御ユニットは、近接センサによって検出されたキャパシタンス測定変数を所定の基準値と比較し、かつキャパシタンス測定変数が所定のトリガ基準に従って基準値から逸脱する場合にのみトリガ信号を出力する。ここで、基準値は、監視されるサイドドアの設定位置(枢動位置)の関数として、例えば数学的な関数の形式または統計的値の表の形式で可変に予め決定される。
監視されるサイドドアがリアサイドドアである場合、基準値は、好ましくは、隣接するフロントサイドドアの設定位置(枢動位置)に応じてさらに変更される。したがって、この場合の基準値は、リアサイドドアの位置決め位置とフロントサイドドアの位置決め位置との両方に依存する。
好ましくは、監視されるサイドドアの設定位置への基準値の依存性およびまたリアサイドドアが監視される場合にはフロントサイドドアの設定位置への依存性は、挟み込み防止デバイスの動作中に訓練され、特に環境条件の変化に自動的に適応される。
監視されるサイドドアには、好ましくは、(特に電気的な)サーボモータを備える調整デバイスが割り当てられ、その調整デバイスにより、サイドドアは、閉位置と開位置との間で自動的に調整可能である。この場合、挟み込み防止デバイスによって出力されたトリガ信号は、好ましくは、調整デバイスに供給され、調整デバイスは、トリガ信号を受信するとサイドドアの閉鎖運動を停止または逆転させるように適合される。基本的には、挟み込み防止デバイスは、本発明に関連して使用され得るが、手動操作式のサイドドアにも使用され得る。この場合、好適には、トリガ信号によって警告、例えば警告音がトリガされる。しかし、そのような警告は、電動式サイドドアでもトリガ信号の生成に対する(特に追加的な)応答として提供され得る。
本発明による自動車は、ヒンジを中心として閉位置と開位置との間で枢動可能な少なくとも1つの(特にモータ駆動式の)サイドドアを有する。この自動車は、本発明による挟み込み防止デバイスをさらに含む。本発明による自動車の実施形態およびさらなる発展形態は、この挟み込み防止デバイスの上述の実施形態およびさらなる発展形態に対応し、したがってそれについて上の記述を参照されたい。
本発明の実施形態を、図面を参照しながらより詳細に説明する。
フロントサイドドアおよびリアサイドドアを備える自動車の大まかな概略側面図である。 2つのサイドドアと、フロントフェンダおよびリアフェンダとを備える図1による自動車のサイドパネルの概略的な単純化された水平部分断面図である。 フロントサイドドアおよびリアサイドドアの電動式運動のためのそれぞれ1つのアクチュエータと、フロントサイドドアおよびリアサイドドアのヒンジ側ドア隙間のためのそれぞれ1つ(前後)の挟み込み防止デバイスとを備える自動車のさらなる概略側面図である。 フロントサイドドアのヒンジ側縁部と、フロントフェンダの内側に取り付けられた前側挟み込み防止デバイスの静電容量型近接センサとを示す、図2の詳細図IVである。 リアサイドドアのヒンジ側縁部と、フロントサイドドアの内側に取り付けられた後側挟み込み防止デバイスの静電容量型近接センサとを示す、図2の詳細図Vである。 フロントサイドドアの設定位置およびリアサイドドアの設定位置に対する基準値の推移を示すグラフである。後側挟み込み防止デバイスは、その基準値と、関連する静電容量型近接センサの容量性測定値とを比較して、起こりそうな挟み込み事象を、通常のドア位置に依存するキャパシタンス変化と区別する。
全ての図において、対応する部分およびサイズには常に同じ参照番号が付けられている。
図1は、自動車1の大まかな概略図を示す。自動車1は、従来の様式で両側にそれぞれ2つのサイドドアを含み、すなわちそれぞれフロントサイドドア2およびリアサイドドア3を含む。車両のほぼ中央、すなわちいわゆるBピラー(明示的に図示せず)の領域において、2つのサイドドア2および3は、互いに直接当接する。自動車1の前側において、フロントサイドドア2は、フロントフェンダ4に接続される。リアサイドドア3は、車両後方に向かってリアフェンダ5に接続される。
フロントフェンダ4、フロントサイドドア2、リアサイドドア3、およびリアフェンダ5から形成される自動車1のサイドパネルは、大まかに概略的に簡略化された水平部分断面図で図2に示されている。この図から、2つのサイドドア2および3がそれぞれ車両シャーシにおいて閉位置6と開位置7との間で枢動可能に可逆的に旋回することが分かる。ここで、それぞれの閉位置6において、サイドドア2および3は、それぞれ実線で示されている。それに対し、それぞれの場合に開位置7にあるサイドドア2および3は、破線で示されている。
閉位置6とそれぞれの開位置7との間での枢動中にサイドドア2および3が通るそれぞれの空間領域は、枢動経路8と呼ばれる。この枢動経路8に沿ったそれぞれの現在の枢動位置をフロントサイドドア2の場合に設定位置x1、リアサイドドア3の場合に設定位置x2と呼ぶ。ここで、設定位置x1およびx2は、例えば、閉位置6で値0(x1、x2=0)を有し、それぞれの開位置7で0と異なる正の値(x1、x2>0)を有する数学的変数と理解すべきである。
一般的なように、自動車1では、いずれのサイドドア2および3もそれぞれヒンジ9を中心として枢動し、ヒンジ9は、それぞれのサイドドア2、3の車両前側の縁部の近くに配置される。したがって、サイドドア2および3のこの前縁部をそれぞれのサイドドア2、3のヒンジ側縁部10とも呼ぶ。図2に示されるように、しかし、図4および5からより明瞭であるように、このヒンジ側縁部10は、それぞれのサイドドア2、3を開くときに車両内部にわずかに突出し、サイドドア2、3のそれぞれの後縁部は、外方向に枢動する。ヒンジ側縁部10のこの突出により、フロントサイドドア2を開くときにヒンジ側縁部10とフロントフェンダ4との間にドア隙間11が生じる。リアサイドドア3を開くとき、フロントサイドドア2が閉じている場合、このサイドドア3のヒンジ側縁部10とフロントサイドドア2の後縁部との間に同様のドア隙間11が形成される。
図3に大まかに概略的に示されているように、サイドドア2および3にそれぞれ調整デバイス12または13が割り当てられ、調整デバイス12または13は、それぞれのサイドドア2、3を枢動経路8に沿って自動的に枢動させる。各調整デバイス12、13は、図示しない様式において、調整機構を介して関連するサイドドア2、3に作用する電気サーボモータを含む。各調整デバイス12、13は、サーボモータを制御するためのエンジン制御ユニットと呼ぶ制御ユニット(これも明示的に図示せず)をさらに含む。エンジン制御ユニットは、例えば、オペレーティングソフトウェア(ファームウェア)が実装されるマイクロコントローラによって構成される。
サイドドア2、3の一方を自動的に閉じるときに障害物(例えば、指などの車両ユーザの身体部分または物体)がそれぞれの関連するドア隙間11に挟まれることを防ぐために、2つのサイドドア2および3のそれぞれに挟み込み防止デバイス14および15がそれぞれ割り当てられる。そこで、2つの挟み込み防止デバイス14、15のそれぞれは、静電容量型近接センサ16および関連する制御ユニット17をそれぞれ含む。フロントサイドドア2に関連付けられた挟み込み防止デバイス14を前側挟み込み防止デバイス14とも呼ぶ。それに対応して、リアサイドドア3に割り当てられた挟み込み防止デバイス15を後側挟み込み防止デバイス15とも呼ぶ。
図3から分かるように、前側挟み込み防止デバイス14の近接センサ16は、細長い形状を有する。この場合、近接センサ16は、フロントフェンダ4の内側に取り付けられ、センサの全長にわたり、サイドドア2のヒンジ側縁部10および/または監視されるドア隙間11に対して小さい距離で側方に位置する。同様に、後側挟み込み防止デバイス15の静電容量型近接センサ16も細長い形状を有する。この近接センサ16は、フロントサイドドア2の内側に取り付けられ、センサの全長にわたり、サイドドア2のヒンジ側縁部10および/または監視されるドア隙間11に対して小さい距離で側方に位置する。
フロントサイドドア2および前側挟み込み防止デバイス14に関して、図4に近接センサ16の配置をより詳細に示す。ここから、近接センサ16が、円形ケーブルとして設計された2つのセンサ電極18を有することが分かり、センサ電極18は、ここで、実質的に車両の横方向に互いに並んで配置される。
リアサイドドア3および後側挟み込み防止デバイス15に関して、図5に近接センサ16の配置を拡大して示す。この図から、この場合にも近接センサ16が2つのセンサ電極18を含むことが分かる。しかし、これらセンサ電極18は、車両の長手方向に並んで配置される。
センサ電極18の配置は、主として設置スペースに関する技術的条件に従い、したがって必要に応じて異なる車両タイプごとに異なる。特に、利用可能な設置スペースの理由から必要である場合、図5による電極配置を前側挟み込み防止デバイス14と共に使用することもできる。逆に、図4による電極配置を後側挟み込み防止デバイス15に使用することもできる。
これらのセンサ電極18に加えて、いずれの場合の近接センサ16も、それぞれ信号発生回路(詳細に図示せず)および容量性測定要素(これも詳細に図示せず)を含む。
挟み込み防止デバイス14および15の2つの静電容量型近接センサ16は、好ましくは、上述の「送信機−受信機原理」に従って動作する。したがって、2つのセンサ電極18の一方は、それぞれの近接センサ16の動作中に送信電極として動作し、近接センサ16の信号発生回路がこのセンサ電極に交流電圧を印加する。
この交流電圧の作用中、前記センサ電極18は、周囲の空間内、したがって特にドア隙間11内を伝播する電界を生成する。それぞれの近接センサ16のそれぞれ他方のセンサ電極18は、受信電極として動作され、電界の作用下でこのセンサ電極18内に誘導された変位電流がキャパシタンス測定要素によって測定される。測定された変位電流から、容量性測定要素は、(キャパシタンス)測定変数Kを導出する。測定変数Kは、センサ電極18によって形成されたコンデンサの(電気的)キャパシタンスを特徴付ける。近接センサ16は、このキャパシタンス変数Kを、関連する制御ユニット17に入力変数として供給する。
制御ユニット17は、供給された静電容量/キャパシタンス測定量Kを所定の基準値Rと比較する。この基準値Rは、外乱がない場合、すなわちドア隙間11に反映される障害物がない場合における静電容量/キャパシタンス測定量Kの期待(正常)値を決定する。
前側挟み込み防止デバイス14の場合、静電容量/キャパシタンス変数Kのこの正常値は、関連するサイドドア2の設定位置x1に依存する。したがって、ここで、基準値Rは、特性テーブルの形式において設定位置x1の関数として可変に提供される。挟み込み防止デバイス15では、静電容量/キャパシタンス変数Kの正常値は、関連するサイドドア3の設定位置x2に依存するだけでなく、フロントサイドドア2の設定位置x1にも依存する。これは、特に近接センサ16がフロントサイドドア2に配置され、フロントサイドドア2と共に移動するからである。したがって、この場合、基準値Rは、設定位置x1の関数として、かつ設定位置x2の関数として、3次元特性領域として提供される。設定位置x1およびx2への基準値Rのこの依存性を例として図6に示す。
ドア位置に依存する基準値Rを決定することができるように、挟み込み防止デバイス14の制御ユニット17は、アクチュエータ12によって設定位置x1の現在値を供給される。それに対応して、挟み込み防止デバイス15の制御ユニット17は、調整デバイス12および13から設定位置x1およびx2のそれぞれの現在値を受信する。
2つの制御ユニット17は、それぞれ関連する近接センサ16によって供給される静電容量/キャパシタンス測定変数Kを基準値Rと継続的に比較する。起こりそうな挟み込み事象を信号通知するためのトリガ基準として、それぞれの制御ユニット17に公差閾値が記憶される。静電容量/キャパシタンス測定変数Kと基準値Rとの比較により、静電容量/キャパシタンス変数Kが基準値Rから公差閾値を超えて逸脱することが示された場合、制御ユニット17は、この逸脱をそれぞれ関連するドア隙間11での障害物の存在の指標として認識する。
この場合、それぞれの制御ユニット17は、トリガ信号Sを生成し、関連する作動デバイス12および/または13にこのトリガ信号Sを送信する。この場合、調整デバイス12および13は、トリガ信号Sを受信すると、それぞれのサイドドア2および/または3の現在の閉鎖動作を即座に終了し、ドアの動きをわずかに逆転するように構成される。
いずれの挟み込み防止デバイス14および15も、それぞれ監視されるサイドドア2および/または3を閉鎖するとき、基本的にはこの閉鎖動作の全期間にわたって(したがって設定位置x1および/またはx2に関係なく)作動状態である。しかし、後側挟み込み防止デバイス15の作動は、フロントサイドドア2の位置x1に依存して行われる。したがって、挟み込み防止デバイス15は、フロントサイドドア2が完全にまたは少なくともほぼ閉じているときにのみ作動される。しかし、一方では、設定位置6x1が閉位置6(x1=0)に隣接する枢動経路8の部分区間外にある場合、挟み込み防止デバイス15は、非作動状態になる。すなわち、これは、フロントサイドドア2が開いているときにフロントサイドドア2とリアサイドドア3との間に障害物が挟まれることがあり得ないことを考慮に入れている。
別の実施形態(明示的に図示せず)では、挟み込み防止デバイス15は、フロントサイドドア2の後側(ロック側)ドア隙間を監視するためにさらに使用される。ここで、挟み込み防止デバイス15は、フロントサイドドア2を閉じたときにも作動状態であり、関連する近接センサ16によって決定される静電容量/キャパシタンス測定変数Kがやはり所定の基準値Rと比較される。この比較により、静電容量/キャパシタンス測定変数Kが基準値Rから所定の公差閾値を超えて逸脱することが示された場合、挟み込み防止デバイス15の制御ユニット17は、この場合にさらなるトリガ信号を生成する。このさらなるトリガ信号は、フロント調整デバイス12に供給され、次いで、フロント調整デバイス12は、フロントサイドドア2の閉鎖運動を停止または逆転させる。
本発明は、上述した実施形態から特に明らかになるであろう。それにもかかわらず、本発明は、これらの実施形態に限定されない。特許請求の範囲および上の記述から、本発明の他の実施形態が導き出され得る。
1 自動車
2 (フロント)サイドドア
3 (リア)サイドドア
4 (フロント)フェンダ
5 (リア)フェンダ
6 閉位置
7 開位置
8 枢動経路
9 ヒンジ
10 (ヒンジ側)縁部
11 ドア隙間
12 アクチュエータ
13 アクチュエータ
14 挟み込み防止デバイス
15 挟み込み防止デバイス
16 近接センサ
17 制御ユニット
18 センサ電極
x1 設定位置
x2 設定位置
K (静電容量/キャパシタンス)変数
R 基準値
S トリガ信号

Claims (8)

  1. 自動車(1)の監視されるサイドドア(2、3)のための挟み込み防止デバイス(14、15)であって、前記サイドドア(2、3)は、ヒンジ(9)を中心として閉位置(6)と開位置(7)との間で枢動可能であり、ドア隙間(11)は、前記サイドドア(2、3)のヒンジ側縁部(10)と、隣接する追加の車両部品(4、2)との間で開きまたは閉じ、前記挟み込み防止デバイス(14、15)は、前記ドア隙間(11)内において侵入している障害物を検出するための近接センサ(16)を含み、および近接センサ(16)は、制御ユニット(17)と協働し、前記制御ユニット(17)は、前記サイドドア(2、3)を閉じるときに前記近接センサ(16)が前記ドア隙間(11)内の障害物を検出すると、起こりそうな挟み込み事象の信号(S)を出力するように適合され、前記近接センサ(16)の少なくとも1つの構成要素(18)は、前記追加の車両部品(4、2)の内側に配置され、前記監視されるサイドドアは、リアサイドドア(3)であり、前記サイドドア(3)の前記ヒンジ側縁部(10)に隣接する前記さらなる車両部品は、フロントサイドドア(2)である、挟み込み防止デバイス(14、15)。
  2. 前記近接センサ(16)の前記少なくとも1つの構成要素(18)は、前記自動車(1)の前記サイドドア(2、3)が閉じられるときに外部から見えないように前記追加の車両部品(4、2)に配置される、請求項1に記載の挟み込み防止デバイス(14、15)。
  3. 前記制御ユニット(17)は、前記フロントサイドドア(2)が、その閉位置(6)に隣接するその枢動経路(8)の部分区間内に位置されるときにのみ、障害物の検出時に前記起こりそうな挟み込み事象を示す前記信号(S)を出力するように適合される、請求項1に記載の挟み込み防止デバイス(14、15)。
  4. 前記近接センサは、静電容量/キャパシタンス近接センサ(16)であり、前記静電容量/キャパシタンス近接センサ(16)の少なくとも1つのセンサ電極(18)は、前記さらなる車両部品(4、2)の内側に配置される、請求項1〜のいずれか一項に記載の挟み込み防止デバイス(14、15)。
  5. 前記制御ユニット(17)は、前記近接センサ(16)によって検出された静電容量/キャパシタンス変数(K)を所定の基準値(R)と比較し、かつ前記静電容量/キャパシタンス変数(K)が所定のトリガ基準に従って前記基準値(R)から逸脱する場合、前記起こりそうな挟み込み事象を示す前記信号(S)を出力するように構成され、前記基準値(R)は、前記監視されるサイドドア(2、3)の設定位置(x1、x2)の関数として可変に予め決定される、請求項に記載の挟み込み防止デバイス(14、15)。
  6. 前記基準値(R)は、フロントサイドドア(2)の前記設定位置(x1)に応じてさらに可変に与えられる、請求項に記載の挟み込み防止デバイス(14、15)。
  7. 前記監視されるサイドドア(2、3)は、調整デバイス(12、13)により、前記閉位置(6)と前記開位置(7)との間でモータによって調整可能である、請求項1〜のいずれか一項に記載の挟み込み防止デバイス(14、15)。
  8. 少なくとも1つのサイドドア(2、3)を備える自動車(1)であって、前記少なくとも1つのサイドドア(2、3)は、ヒンジ(9)を中心として閉位置(6)と開位置(7)との間で枢動可能であり、ドア隙間(11)は、前記サイドドア(2、3)のヒンジ側縁部(10)と、隣接する追加の車両部品(4、2)との間で開きおよび/または閉じ、および前記自動車(1)は、請求項1〜のいずれか一項に記載の挟み込み防止デバイス(14、15)を備える、自動車(1)。
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