JP6810624B2 - 差動測定回路および力補償を備える秤 - Google Patents

差動測定回路および力補償を備える秤 Download PDF

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Description

[0001]本発明は、電磁力補償を備える秤のための差動測定回路、および、電磁力補償を備える秤に関する。
[0002]差動測定回路を有するコントローラ装置を備える、電磁力補償を備える秤は、公知の従来技術に属し、例えばDE10153603A1[1]に開示されている。そこに記載され、以下で図1に例示される秤は、コイルが配置された空隙を有するカップ形状の永久磁石システム109を備えている。コイルは、可動の測定レバー106に接続され、補償電流Icompの流れを伝導し、その大きさは、測定レバー106に作用している力によって決まる。測定レバー106の位置は、光電子式測定装置111によって測定され、この光電子式測定装置111は、コントローラ装置10’に接続される。コントローラ装置10’は、荷重が変化した後測定レバー106が常に一定位置に保持されるように、あるいは、同じ位置に戻るように、入力される測定信号に応答して補償電流Icompを調整する。
[0003]永久磁石システム109は、コンソール104内に配置され、コンソール104は、撓みピボット103aを介して平行ガイド部材103によってハンガ101に接続されている。ハンガ101は、測定されるべき荷重を受け入れるように働く片持ち延長部101aを備えている。荷重によって発生される力の垂直成分は、ハンガ101からカップリング105を介して測定レバー106に伝達される。測定レバー106は、コンソール104の一部104bのところで撓み支点107によって吊されている。
[0004]測定レバー106の位置を測定するために、光電子式測定装置111は、2つのフォトダイオードD1,D2を備えている。それらは、発光ダイオードD3に対向して、コンソール104に取り付けられた角ブラケット104aの内側に配置される。フォトダイオードD1,D2と発光ダイオードD3との間のスペースを、測定レバー106の端部106bが横切っている。端部106bは、光バリアまたはスロット状開口ベーンとして構成され、開口スロット106aを備えている。その結果、発光ダイオードD3によって放出される放射が、光バリアの位置に応じて開口スロットを通ってフォトダイオードD1,D2に進むことができる。フォトダイオードD1,D2は、コントローラ装置10’に対する入力として、対応する光電流IおよびIを発生させる。測定レバー106がその初期位置または通常位置から偏向されたとき、第1または第2のフォトダイオードD1,D2のどちらかが、より多くの放射を受け取り、その結果として、コントローラ装置10’は、大きさが異なる光電流IおよびIを受け取る。
[0005]コントローラ装置10’は、差動測定回路1’を備えている。差動測定回路1’は、2つの電流IおよびIに基づき、差動電圧uΔを発生させる。差動電圧uΔは、光電流IとIとが等しい場合、ゼロになる。差動電圧uΔは、ドライバ回路2に導かれる。ドライバ回路2は、回線経路の下流に続いており、対応する補償電流Icompを基準抵抗器3によってコイル110に流れさせ、それによって、対抗力が発生される。この対抗力は、荷重に対応しており、測定レバー106を初期位置に戻す。補償電流Icompによって基準抵抗器3の両端間で発生される電圧は、変換器モジュールA/Dによって受け取られて、対応するデジタル値に変換される。このデジタル値は、表示ユニットDSP上に表示される、
[0006]2つのフォトダイオードから来る2つの信号から差動信号を生成するために使用することができる差動測定回路のさらなる実施例は、例えばUS3,727,708[2]およびDE2311676[3]に開示されている。
[0007]参照文献[3]に記載されている、電圧信号を生成する非接触型変位変換器は、2つの個別のダイオードからなる差動フォトダイオードを備えている。この差動フォトダイオードは、可動の光バリアベーンのスロット、例えば測定レバー106の端部106bのスロット106aを通過する光放射を受け取るように構成される。この回路構成では、フォトダイオードによって発生される光電流は、それぞれ、電圧を生成する第1および第2の演算増幅器に導かれる。これらの電圧は、光電流に比例し、第3の演算増幅器の入力端子に印加される。第3の演算増幅器は、次いで、最初の2つの演算増幅器の出力電圧の間の差に比例し、かつ開口スロットの変位距離に比例する差動信号をその出力端子で供給する。
[0008]差動信号を発生させるために、文献[2]、[3]に記載されている差動回路は、いくつかの抵抗器および演算増幅器を必要とするが、それらの温度挙動および作動挙動は、結果として得られる差動信号に対して有害な作用を及ぼす恐れがあり、それによって、測定誤差が電磁力補償を備える秤において生じ得る。演算増幅器は、しばしば、不要なオフセット電圧を有し、抵抗器のように、周囲温度が頻繁に不安定になった場合、支障をきたす変動を被り得る。
[0009]図2aおよび図2bに例示され、フォトダイオードD1,D2によって発生される光電流IおよびIを受け取るように構成された差動測定回路1’は、文献[2]および[3]に開示されている回路構成の欠点を回避するための方法として、文献[1]に提案されている。差動測定回路1’は、出力信号uΔを発生させる。この出力信号uΔは、光電流I,Iの差に比例し、周囲温度の変動にほとんど無関係である。これを達成するために、2つのフォトダイオードD1,D2と、第1の演算増幅器OAΔの反転入力と、に接続されるスイッチSWが、コントローラユニットCTRLによって2つの状態Zt1,Zt2の間で周期的に切り替えられる。その結果、所定の期間の第1のフェーズt中の第1の状態Zt1では、第1の演算増幅器OAΔの反転入力が、第1のノードKΔを介して第1の光電流Iに接続され、長さが等しい第2のフェーズt中の第2の状態Zt2では、第1の演算増幅器OAΔの反転入力が、第1のノードKΔを介して第2の光電流Iに接続される。出力信号uΔが発生される第1の演算増幅器OAΔの出力端子は、演算増幅器OAΔが時間遅延型比例コントローラとして働くように、コンデンサCΔと平行に走る抵抗器RΔによって戻されて反転入力に接続される。
[0010]第2のノードKΣに接続される第2の演算増幅器OAΣの反転入力は、基準抵抗器Rによって基準電圧源Uから基準電流Iを受け取る。その結果、さらなる演算増幅器OAΣの出力において、総和電圧uΣが、期間の第1のフェーズ中に流れる光電流I,Iと、期間の第1および第2のフェーズ中に流れる基準電流Iと、の差に依存して確立される。総和電圧uΣは、基準電流Iおよび光電流I1,のそれぞれの大きさによって決まる。第2の演算増幅器OAΣは、その出力がコンデンサCΣによって反転入力に接続され、積分器として働く。発光ダイオードD3の作動電圧を総和電圧uΣに応じて調整することによって、光電流I,Iは、一定に保たれる。
[0011]文献[1]による回路構成(比較的簡単な設計である)では、光電流I,Iは、差動回路1’に順次、印加される。その結果、対応する遅延時間を有して差が確立され、それぞれの時間フェーズ中に接続されなかった光電流IまたはIの情報は失われる。さらなる遅延が、時間遅延型比例コントローラとして作動する第1の演算増幅器OAΔによって引き起こされる。さらに、フォトダイオードD1,D2のカソードでの電圧は、定まらず、スイッチSWの反転時に変化する可能性がある。第1の光電流Iが第2の演算増幅器OAΣの反転入力において仮想質量によって流れ、一方、第2の光電流Iが第2のフォトダイオードD2のアノードにおいて実際の質量によって流れる回路の対称性は保証されない。
[0012]上述した種類の電磁力補償を備える秤は、高いレベルの技術成熟度に達している。応用される技術は、簡単かつ効率的である。その結果、本技術でのいかなる進歩も、かなりの努力でだけで実現することができる。
独国特許出願公開10153603号 米国特許第3,727,708号 独国特許第2311676号
[0013]したがって、本発明は、電磁力補償を備える秤のための改善された差動測定回路、および、電磁力補償を備える改善された秤を提供するという目的を有する。
[0014]この目的は、具体的には、一方では簡単な設計構成を有し、他方では正確な出力信号を迅速に高い信頼性で供給する差動測定回路を提供することである。
[0015]差動測定回路は、スイッチングのステータスとは無関係に、すべての起こり得る条件下で安定した作動挙動を維持すべきである。個別の構成要素は、スイッチングプロセスによって影響されない定義された作動パラメータを用いて働くべきである。本発明のゴールは、外乱への耐性を有する簡単な対称的回路構成である。
[0016]フォトダイオードが使用される場合、回路は、フォトダイオードが理想的な作動範囲内で常に働くことを可能にするように設計されるべきである。攪乱を生じさせる恐れがある、光電流のスイッチングは、好ましくは避けるべきである。
[0017]測定信号の評価において情報を失うことは、避けるべきである。
[0018]さらに、回路は、さらなる処理に都合よく適している出力信号を供給するべきである。
[0019]本発明による電磁力補償を備える秤は、特に、様々な応用分野で生じる攪乱に対抗する上で改善する観点から、また、測定結果を改善する観点から、様々な応用分野に適応することが可能であるようにすべきである。
[0020]これらの課題は、電磁力補償を備える秤のための差動測定回路によって、また、請求項1および請求項12に記載の特徴を有する電磁力補償を備える秤によって解決される。本発明の有利な実施形態は、さらなる請求項で述べられている。
[0021]電磁力補償を備える秤で使用するように構成され、フォトダイオードによって発生される2つの光電流を入力として受け取ることができるとともにこれらの光電流の差に比例する出力信号を発生することができる差動測定回路は、スイッチを備えている。このスイッチは、2つの光電流が接続されるノードを通る電流の流れを制御するために、所定の期間の2つのフェーズ内において2つの状態の間で切り替えることができる。
[0022]本発明によれば、スイッチは、電圧源または電流源によって供給される基準電流を、時間フェーズ内で、連続的にノードに到着する2つの光電流の一方に交互に重畳することができるように、制御されてもよい。ノードは、積分器の入力に位置しており、その積分器信号は、周期的に繰り返すランプ信号と比較器で比較されてもよい。ランプ信号は、前述の期間と一致し、一方、比較器の出力において、比較器信号は、矩形波の形状で発生されてもよい。矩形波のデューティサイクル比は、積分器信号とランプ信号との交点によって定義され、矩形波は、スイッチの制御入力に印加されてもよい。
[0023]それゆえ、本発明によれば、光電流は、オンとオフとに交互に切り替えられない。その代りに、両方の光電流が連続的に使用される。したがって、光が2つのフォトダイオードに入ることを可能にする光バリアの位置を示す利用可能な情報は、中断無しに使用され得る。
[0024]スイッチングの作用の結果として、基準電流が、2つの光電流に交互に重畳される。所定の期間の第1のフェーズの間、基準電流は、第1の光電流に重畳され、所定の期間の第2のフェーズの間、基準電流は、第2の光電流に重畳される。重要な光電流自体は切り替えられないが、スイッチングは、重要ではない基準電流で行われる。このため、攪乱が回避され、回路の対称性が常に保持される。
[0025]本発明の差動測定回路は、基準電流を提供するために、専用の基準電流源が必要でないほど安定性が高い。基準電流は、有利には、回路構成の作動電圧に接続される基準抵抗器を介して送られてもよい。
[0026]フォトダイオードの電極が切り替えられていないことが、さらなる利点である。その代りに、フォトダイオードのカソードが、共通の作動電位、例えば安定した作動電圧に接続される。フォトダイオードは、バイアス電圧を備えていることができるそれらの差動特性の好ましい範囲内で働くように、従来のように回路内に配置されてもよい。
[0027]好ましい実施形態では、第1のフォトダイオードの第1の電極、例えばアノードが、ノードに直接的に接続される。対照的に、第2のフォトダイオードの第1の電極またはアノードは、第2の光電流が反転されるインバータによってノードに接続される。他方では、2つのフォトダイオードの第2の電極は、共通の電位に接続される。
[0028]1つの光電流が反転された後、2つの光電流は、単にノード中で一緒にされ、差動電流を形成してもよい。インバータは、基準電流がそれぞれの基準電流に重畳される総和ポイントの後に配置される。言い換えると、インバータは、基準電流とそれぞれの光電流との和に対して作用する。
[0029]インバータでは、第2のフォトダイオードの第1の電極は、好ましくは、第1の演算増幅器の反転入力に接続される。第1の演算増幅器の出力は、第1の抵抗器によって第1の演算増幅器の反転入力に接続され、大きさが等しい第2の抵抗器によってノードに接続される。同一の抵抗器を選ぶことは、大きさが等しく極性が反対の電流が発生される結果をもたらす。
[0030]2つの光電流、および、光電流の一方に交互に重畳される基準電流がそこに導かれるノードは、積分器の入力のところに位置している。この積分器は、その出力のところで積分器信号を発生させる。好ましい実施形態では、ノードを通過する差動電流は、第2の演算増幅器の反転入力に導かれる。第2の演算増幅器は、積分器として構成され、その出力は、差動電流によって充電または放電されるコンデンサによって反転入力に接続される。
[0031]比較器では、積分器によって生成される積分器信号は、周期的なランプ信号と比較される。ランプ信号の周期期間は、2つの時間フェーズの和と等しい前述の期間に対応している。積分器信号は、好ましくは、第3の演算増幅器の第1の入力に接続される。第3の演算増幅器は、比較器の構成で動作し、その第2の入力のところでランプ信号を受信し、その出力のところで、好ましくは矩形形状の比較器信号を供給する。
[0032]ランプ信号は、好ましくは、第1のカウンタによって発生される。第1のカウンタは、所定の長さの期間内で初期値から最終値までを総計し、次いでリセットする。ランプ発生器では、デジタル出力信号は、対応する電圧に変換される。ランプ信号は、積分器信号が存在することができる電圧範囲内で周期的に流れる。したがって、ランプ信号を用いて、積分器信号が電圧範囲内で移動しているポイントを決定することが可能である。積分器信号とランプ信号とが互いに交差するポイントに達するたびに、比較器の出力信号が切り替えられる。期間の終わりで、ランプ信号がリセットされたとき、比較器の出力信号も同様にリセットされる。その結果、比較器の出力信号は、矩形形状の信号になり、そのデューティサイクル比は、積分器の出力信号によって、したがって、2つの光電流の差によって決まる。比較器信号は、いわゆるパルス幅変調(PWM)信号である。
[0033]パルス幅変調信号は、スイッチの制御入力に接続されるので、基準電流は、デューティサイクル比によって指示されるように、第1および第2の光電流に交互に重畳される。積分器信号が、積分器信号とランプ信号との交点において光電流の差に比例するとき、一方で第1の時間フェーズの間に加算される第1の光電流と基準電流との和と、他方で第2の時間フェーズの間に加算される第2の光電流と基準電流との和と、が互いに完全に相殺されるデューティサイクル比に達する。秤の測定レバーに接続される光バリアベーンをそれ以上さらに移動させることなく、積分器信号は、不変状態に留まるであろう。
[0034]本発明による電磁力補償を備える秤では、パルス幅変調の比較器信号が、光バリアベーンを開始位置に戻すために使用される。開始位置では、光源、例えば発光ダイオードによって生成される光が、好ましくは均等に、2つのフォトダイオードによって受光される。
[0035]電磁力補償を備える秤は、片持ち延長部を備えている。測定されている力は、片持ち延長部から、カップリング部材を介して、枢動的に支持された測定レバーの第1の端部に伝達され得る。測定レバーの第2の端部は、一方では磁場内に入れられたコイルを保持し、他方では光バリアを保持する。光は、光源から光バリアを通って、上下に配置された一対のフォトダイオードに至る。
[0036]フォトダイオードによって発生される光電流は、制御量として、コントローラ装置の一部である差動測定回路に送られる。光電流に対応する、好ましくはパルス幅変調比較器信号または同等のアナログ制御信号が、アナログコントローラに送られる。あるいは、特に好ましくは、デジタル制御信号が、デジタルコントローラに送られる。
[0037]上述したように、光電流を切り替えるために使用される比較器信号の期間の長さは、好ましくは第1のカウンタによって、カウントされる。デューティサイクル比の目標は、50/50のところ、すなわち、ランプまでの半分で、または、比較器信号の期間長さの中間で極性変化が起きるところである。デューティサイクル比についての目標状態では、フェーズの間の長さの差がゼロであり、したがって、2つの時間フェーズの間の差を、この目標に向けて、すなわち、ゼロに向けて同様に調整することができる。
[0038]システムが常に光バリアおよび比較器信号を目標状態に戻すように意図しているので、目標状態からの乖離が制御変数を表している。
[0039]デジタル制御変数を形成するために、極性変化後から目標値に到達するまでのステップのカウント数が、第2のカウンタを用いてカウントされる。あるいは、光バリアが反対方向に変位した場合、ステップのカウント数が、目標状態から極性変化が起きるまでカウントされる。第2のカウンタを用いて、光バリアの変位に比例するデジタル測定量を、期間の時間フェーズt,tの間の差から、当該差の分数または倍数から、または、何らかの他の方法で導き出すことができる。
[0040]本発明の好ましい実施形態では、好ましくは、比較器要素とコントローラ要素とを通常備えているデジタルコントローラが、デジタル基準量を算出する。このデジタル基準量は、制御変数を目標値に戻すために使用される。比較器要素は、この場合省略することができる。なぜなら、制御変数の目標値すなわち固定値がゼロであり、コントローラ要素に提供される補正量が目標値からの差に等しいからである。
[0041]コントローラ要素(好ましくはPIDコントローラとして作動する)は、目標値からの差、すなわち、制御変数が目標から乖離しているか否か、および、どの程度乖離しているのかに関する情報を入力として受け取り、デジタル出力量を算出する。このデジタル出力量は、目標からの乖離および重量変化に対応しており、また、重量変化の前に測定された重量に対応する記憶されたデジタル基準量に重畳される。
[0042]下流に配置されるD/A変換器では、更新されたデジタル基準量が、対応するアナログ応答量に変換される。その応答量について対応する補償電流が、ドライバ回路で発生され、コイルを通じて送られる。
[0043]それによって発生される磁力が、測定されるべき力と釣り合い、その結果、測定レバーが、その初期位置に戻される。この初期位置では、光源から来る光が、2つのフォトダイオードに均等に収まる。この位置で制御目標からの乖離がゼロに戻る。
[0044]秤上の重量が、例えば1パーセントだけ変化したとき、光バリアは変位し、その結果、光電流の間に差が生じることになる、この差は、デジタル基準量の変化によって相殺される。例えば、計量皿上の重量が1000グラムであるとすると、デジタル基準量は、2進法での値が1111101000になり得る。乖離が1%である場合、すなわち、重量が10グラムだけ増加された場合、その結果は、制御目標からの対応する乖離であり、比例コントローラ構成のコントローラが、1010の量としてデジタルコントローラ出力量を算出する。このデジタルコントローラ出力量は、重量変化後の1111110010に従って増加したデジタル基準量として考慮される。
[0045]コントローラは、好ましくは、測定プロセスの制御のための作動プログラムが実装されたコンピュータである。デジタル基準量の算出では、制御される測定プロセスが好ましくは考慮される。例えば、1パーセントの重量変化が予測される場合、デジタル基準量は、既に前もって0.5%だけ、すなわち、1111101000から1111101101に調節され、重量変化が起きた後、その最終値に設定される。
[0046]さらに、デジタル測定量をフィルタリングすることができるフィルタを設置することが可能である。また、フィルタパラメータは、差し迫った変化を予測して選択されてもよい。その結果、フィルタプロセスには、それほど時間がかからないことになり、あるいは、信号形状が最適化されることになる。
[0047]さらなる好ましい実施形態では、コントローラは、少なくとも1つのセンサに接続される。このセンサは、デジタル基準量の算出において考慮される干渉量を測定するように機能する。この機能を果たすために、コントローラは、好ましくは、特定の干渉要因に対処するように構成されたソフトウェアルーチンを備えている。
[0048]その結果、本発明による電磁力補償を備える秤は、環境に関連するとともにコントローラの作動に影響する測定プロセスに関連する影響要因に適応するようにすることができる。したがって、最善の可能な測定結果を獲得可能である。
[0049]以下では、図面を参照して本発明についてより詳細に述べる。
上述したDE10153603A1[1]に開示されている先行技術による電磁力補償を備える秤を示している。 上述した図1の秤の差動測定回路1’を示しており、第1のフォトダイオードD1の光電流Iのみが差動測定回路1’で処理される第1の位置にスイッチSWがある。 図2aの差動測定回路1’を示しており、第2のフォトダイオードD2の光電流Iのみが差動測定回路1’で処理される第2の位置にスイッチSWがある。 2つのフォトダイオードD1,D2とスイッチSWとを備える本発明による差動測定回路1を示している。フォトダイオードD1,D2から、1つの光電流Iが直接的に流れ、1つの光電流IがインバータINVを介してノードKΔに流れる。スイッチSWは、所定期間の長さ内で、第1および第2の光電流I,IにIref1,Iref2として交互に基準電流Irefを重畳する。 図3aの差動測定回路1を示しており、スイッチSWは、基準電流Iref、または、この場合Iref2が第2の光電流Iに重畳される位置にある。 理想的な作動条件下で図3aの差動測定回路1に生じる電流および信号の時間プロフィールを示している。 本発明による電磁力補償を備える秤を示しており、光電流IおよびIを入力変数として受け取り、デジタルコントローラRに送られるパルス幅変調信号sPWMを発生させる図3aの差動測定回路1を有するコントローラユニット10を備えている。
[0050]図1に示す電磁力補償を備える秤、および、図2aおよび図2bに示す差動測定回路1’は、最初に本明細書で述べてきた。
[0051]図3aは、図5の電磁力補償を備える秤においてコントローラユニット10の一部として使用される、本発明による差動測定回路1を示している。
[0052]図3aの差動測定回路1は、図1を参照して既に述べてきたように、2つのフォトダイオードを備えている。2つのフォトダイオードは、光源D3、好ましくは発光ダイオードから生じて可動の光バリアの開口106aを通過する光を受光する。光バリアは、枢動的に支持された測定レバー106の第2の端部106bに配置される。光バリアの開始位置では、光は、2つのフォトダイオードD1,D2の間で均等に分散される。その結果、2つのフォトダイオードD1,D2は、大きさが等しい光電流I,Iを、導体I1,I2を介して送る。測定レバー106に対して作用する力が変化して光バリアを変位させたとき、フォトダイオードD1,D2は、等しくない光量を受け取り、その結果、等しくない光電流I,Iは導体I1,I2を介して送られる。
[0053]フォトダイオードD1,D2のカソードは、図2aの回路構成の場合のようにスイッチに接続されるのではなく、共通の電位Uに恒久的に接続される。したがって、フォトダイオードD1,D2は、選択された作動範囲内において安定した条件下で働くことができる。フォトダイオードD1,D2のカソードは、好ましくは正電位U、すなわち、正バイアス電圧または逆バイアス電圧に接続される。その結果、フォトダイオードD1,D2は、逆バイアスモードで作動している。第1のフォトダイオードD1のアノードから、第1の光電流IがノードKΔに直接的に流れている。第2のフォトダイオードD2のアノードから、第2の光電流Iが、インバータINVを介してノードKΔに流れている。インバータINVは、基準電流IRef2が重畳され得る第2の光電流Iの極性を反転させる。
[0054]インバータ回路では、第2の光電流Iは、第2の演算増幅器OAINVの反転入力に導かれ、その出力は、第1の抵抗器R1を介して反転入力に接続され、第2の抵抗器R2を介してノードKΔに接続される。第2の光電流Iは、第1の抵抗器R1を流れ、その結果、抵抗器R1の両端間でI*R1の大きさの電圧が生じる。第1および第2の抵抗器R1,R2は、仮想質量に接続される一端を有しているので、第2の抵抗器R2の両端の間の電位は、R1の両端間の電位と同じである。抵抗器R1,R2は大きさが同じであるが、反対側の端部で質量に接続されているので、抵抗器R2を流れる電流は、抵抗器R1を流れる電流と大きさが同じである。ただし、符号は反対である。したがって、第2の光電流Iは、逆の極性でノードKΔに流れる。
[0055]スイッチSW(期間ごとに、前に一度切り替えられ、再び後ろに切り替えられる)は、スイッチが位置Zt1にある第1の時間フェーズtの間、基準電流IRef1が第1の光電流Iに重畳されるという効果をもたらす。スイッチが位置Zt2にある第2の時間フェーズtの間、基準電流IRef2は第2の光電流Iに重畳される。
[0056]好ましくは半導体スイッチとして構成されるスイッチSWの記号的に表されたトグルコンタクトは、基準抵抗器RRefを介して基準電圧URefに接続される。したがって、基準電流IRefは、商URef/RRefによって決定される。基準電流IRefl,IRef2がそれぞれの光電流IまたはIに重畳される両方の位置は、仮想質量に接続される。その結果、スイッチSWの両方の位置では、RRefの両端間の電圧はURefであり、2つの基準電流IRef1,IRef2は同一であり、したがって、単一の基準電流IRefであるということができる。
[0057]光電流I,Iの間でスイッチングが存在せず、その代りに、基準電流IRefが切り替えられているので、作動条件は、より安定している。それによって、基準電圧URefのための基準電圧源の代わりに、回路構成の作動電圧を使用するという有利な可能性が開かれる。
[0058]ノードKΔは、積分器INTの入力のところ、具合的には、第2の演算増幅器OAINTの反転入力のところに位置している。第2の演算増幅器OAINTは、積分器の一部であり、その出力は、コンデンサCINTを介してノードKΔに接続される。それゆえ、時間フェーズt,tの間にノードに入るそれぞれの差動電流は、積分器電流IINTとしてコンデンサCINTに流れ、コンデンサCINTを充電または放電している。電流がノードKΔのところで互いに相互に相殺された場合、コンデンサCINTの電荷およびその出力信号、すなわち、第2の演算増幅器OAINTの出力における積分器信号sINTは、変化しない状態に留まる。2つの時間フェーズt,t間において基準電流IRefが交互に加えられる場合、積分器信号sINTとランプ信号sRAMPとが互いに交差したときに積分器信号sINTが光バリアの変位に比例するとともに光電流I,Iの差に比例するとすぐに、ノードKΔにおける電流が互いに相殺される状態に達するべきである。このため、積分器信号sINTは、測定され、基準信号と比較される必要がある。この比較に依存して、スイッチSWについての対応するスイッチング信号が発生される必要があり、それによって、積分器信号sINTが光バリアの変位に比例する値に達したときに、ノードKΔにおける差動電流は、ゼロになる。
[0059]この比較を実施するために、積分器信号sINTは、比較器CMPに、具体的には、第3の演算増幅器OACMPの非反転入力に導かれる。第3の演算増幅器OACMPは、比較器の一部であり、その反転入力には、ランプ信号sRAMPが印加される。ランプ信号sRAMPは、好ましくは、積分器信号sINTがスイープすることができる電圧範囲に対応する。ランプ信号sRAMPは、ランプ発生器RGによって発生される。ランプ発生器RGは、その第1の入力のところで第1のカウンタのカウンタ信号を受信する。第1のカウンタZ1は、ランプ発生器RGが対応するアナログ信号を発生している間、周期的に上昇(昇順)カウントを実施する。各期間の終了の後、第1のカウンタZ1がリセットされ、新しい上昇カウントを開始させる。ランプ信号sRAMPが積分器信号の値に達するとすぐに、比較器(すなわち演算増幅器OACMP)が切り替えられる。その結果、OACMPの出力のところでパルス幅変調比較器信号sPWMが得られる。
[0060]次いで、比較器信号sPWMが、スイッチSWの制御入力に導かれる。その結果、基準電流がそれぞれの光電流I,Iに重畳される時間フェーズt,tは、ノードKΔに達する電流間の差が平均してゼロになり、かつ、コンデンサCINTに流入する電荷とコンデンサCINTから流出する電荷とが互いに相殺されるまで、継続して調節される。
[0061]比較器信号sPWMは、さらに、光バリアの制御のために使用される。この制御は、デジタル測定量を用いて、または、第2のカウンタZ2において比較器信号sPWMから導き出される位置復元量を用いて達成される。第2のカウンタZ2は、例えば極性変化が発生してから光バリアの目標位置に達するまでのステップ数をカウントするか、あるいは、光バリアが反対方向に変位した場合、目標位置を検出してから極性変化が起きるまでのステップ数をカウントする。
[0062]第1および第2のカウンタZ1,Z2は、好ましくは、共通のカウンタモジュールZの一部である。例えば、以下で述べるコントローラRは、選択的にプログラム可能な幾つかのカウンタを備えるプロセッサによって実現される。
[0063]デジタル測定量または位置復元量sMGが決定された後、それは、差動測定回路1の出力からデジタルコントローラRの入力に送られる。デジタル基準量dFGは、好ましくはゼロに等しく、したがって、測定量または位置復元量sMGは、制御目標からの乖離を表し、ゼロになるように調整される必要があるので、それは、コントローラ要素に送られる。コントローラ要素は、光バリアがそれによって初期位置に戻される対応するデジタル調整量dSGを算出する。上述したように、重量が変化したとき、調整量dSGの必要な変化が算出される。それは、特定の重量について光バリアを初期位置に戻すために以前に使用されたものである。それゆえ、コントローラRによって算出される調整量は、重量に対応するとともに重量変化の前に測定された記憶された調整量に加えられる。
[0064]図3bは、基準電流IRef2またはIRefが第2の光電流Iに重畳される位置にスイッチSWがある図3aの差動測定回路1を示している。この例では、第2の光電流Iと基準電流IRefとの和が、インバータに送られ、インバータの出力において反転状態で供給される。
[0065]図4は、図3aの差動測定回路1で生じる電流および信号の時間プロフィールを示している。第1の2つの図に示されているのは、スイッチSWを交互に切り替えることによって第1および第2の光電流I,Iに重畳される基準電流IRef1,IRef2である。第3の図は、積分器電流IINTの時間プロフィールを示している。第4の図は、積分器信号sINTおよび周期的な鋸歯形状のランプ信号sRAMPを示している。最後の図は、矩形形状でるとともにパルス幅変調された比較器信号sCMPを示している。立ち上がりフランクは、ランプ信号sRAMPが減少するときに生じ、立ち下りフランクは、ランプ信号sRAMPが積分器信号sINTの値を横切ったときに生じる。
[0066]これらの図が示すように、制御目標からの乖離が生じると、当該乖離は、調整によって修正され、パルス幅変調比較器信号sCMPと、sCMPによって決まる最初の2つの信号IRef1、IRef2とは、50/50のデューティサイクル比に向けて調整される。その結果、積分器電流IINTは、それに応じて同様に変化する。積分器信号sINTは上昇し、ランプ信号sRAMPの高さの約半分のところで終わる。その結果、パルス幅変調比較器信号sCMPは、50/50のデューティサイクル比に戻る。
[0067]図5は、コントローラユニット10を備える本発明による電磁力補償を備える秤を示している。コントローラユニット10は、図3aの差動測定回路1を備えている。この差動測定回路1は、光電流I,Iを制御変数として受け取り、パルス幅変調信号sPWMを発生させる。このパルス幅変調信号sPWMは、上述したタスクを実施するデジタルコントローラRに送られる。
[0068]回路構成のこの構成では、制御目標からの乖離ではなく、好ましくはパルス幅変調信号sPWMが、コントローラRに送信される。したがって、拡張されたプロセッサ制御調整ユニットRが、例えば上述したように、制御目標からの乖離を決定し、D/A変換器9に伝えられるデジタル調整変数dSGを算出する。D/A変換器9は、対応するアナログ調整変数aSGをドライバ回路2に送信する。ドライバ回路は、補償コイル110に補償電流Icompを流させる。
[0069]本発明による好ましい実施形態では、図5の制御ループにおける信号の処理は、入力情報を備えている。この入力情報は、測定プロセスに影響を与えることができ、光バリアの変位から、または、測定レバー106の角偏向からは直接的に導き出せないが、他の情報源によってもたらされる。
[0070]秤に影響する攪乱xは、センサ4によって検出され、対応する測定信号mxが、コントローラRに送られる。これらの攪乱を扱うために、制御ループにおいて適切な対策を取るための命令を備えるソフトウェアルーチン7がコントローラ中に格納される。
[0071]また、調整プロセスに影響する攪乱xは、測定対象物の動きによって引き起こされる恐れがある。また、測定対象物のこれらの動きは、センサ4によって検出することができ、秤またはセントラルコンピュータLでプログラムを作動させることによって対処することができる。
[0072]個別の制御パラメータは、好ましくは、前述の外乱の作用を適切に考慮することによって制御される。PIDコントローラが使用される場合、P,I,Dの成分のそれぞれの重み付け係数が適切に調節される。さらに、予測制御の試みを適用することができ、それによって予期される重量変化が補償される。
[0073]さらに、デジタルフィルタ5を採用することができ、あるいは、それらのそれぞれのフィルタパラメータは、デジタルコントローラRで処理される信号をフィルタリングするために調節することができる。
[形態1]
電磁力補償を備える秤のための差動測定回路(1)であって、
フォトダイオード(D1,D2)によって発生される2つの光電流(I,I)を入力として受け取って、前記光電流(I,I)の差に比例する出力信号を発生させるように作動可能であり、
前記2つの光電流(I,I)が導かれるノード(KΔ)を流れる電流の流れを制御するために、期間Tの2つのフェーズ(t,t)内において2つの状態(Zt1,Zt2)間で切り替えることができるスイッチ(SW)を備え、
前記スイッチ(SW)は、電圧または電流源(URef)によって供給される基準電流(IRef)を、前記時間フェーズ(t,t)内において、前記ノード(KΔ)を連続的に流れる前記2つの光電流(I,I)のうちの一方に交互に重畳できるように制御されることができ、
前記ノード(KΔ)は、積分器(INT)の入力のところに位置し、
比較器(CMP)において、前記積分器(INT)の積分器信号(sINT)を周期的に繰り返されるランプ信号(sRAMP)と比較することができ、
前記ランプ信号(sRAMP)は、前記期間(T)に一致し、
前記比較器(CMP)の出力において、矩形形状の比較器信号(sPWM)を発生させることができ、
前記比較器信号(sPWM)のデューティサイクル比は、前記積分器信号(sINT)と前記ランプ信号(sRAMP)との交点によって定まり、
前記比較器信号(sPWM)は、前記スイッチ(SW)の制御入力に導かれることができる
差動測定回路(1)。
[形態2]
形態1に記載の差動測定回路(1)であって、
前記第1のフォトダイオード(Dl)の第1の電極は、前記ノード(KΔ)に直接的に
接続され、
前記第2のフォトダイオード(D2)の第1の電極は、前記第2の光電流(I)を反
転させるインバータ(INV)を介して前記ノード(KΔ)に接続され、
前記2つのフォトダイオード(D1,D2)の第2の電極は、共通の電位Uに接続さ
れる
差動測定回路(1)。
[形態3]
形態2に記載の差動測定回路(1)であって、
前記第2のフォトダイオード(D2)の前記第1の電極は、前記インバータ(INV)において第1の演算増幅器(OAINV)の反転入力に接続され、
前記第1の演算増幅器(OAINV)の出力は、第1の抵抗器(R1)を介して前記反転入力に接続されるとともに、同じ大きさの第2の抵抗器(R2)を介して前記ノード(KΔ)に接続される
差動測定回路(1)。
[形態4]
形態2または形態3に記載の差動測定回路(1)であって、
前記電圧または電流源(URef)は、他の構成要素のためにも使用される、前記差動測定回路(1)の作動電圧源である
差動測定回路(1)。
[形態5]
形態1ないし形態4のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)であって、
光源、好ましくは発光ダイオード(D3)が、該光源の放射が可動の光バリアを通過することによって前記フォトダイオード(D1,D2)に達することができるように配置された
差動測定回路(1)。
[形態6]
形態1ないし形態5のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)であって、
前記ノード(KΔ)は、積分器回路において動作する第2の演算増幅器(OAINT)の反転入力に接続され、
前記第2の演算増幅器(OAINT)の出力は、コンデンサ(CINT)を介して前記反転入力に接続され、前記積分器信号(sINT)を供給する
差動測定回路(1)。
[形態7]
形態1ないし形態6のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)であって、
前記積分器信号(sINT)は、比較器回路において動作する第3の演算増幅器(OACMP)の第1の入力に送られ、
前記第3の演算増幅器(OACMP)の第2の入力は、前記ランプ信号(sRAMP)を受け取り、
前記第3の演算増幅器(OACMP)の出力は、前記比較器信号(sPWM)を供給する
差動測定回路(1)。
[形態8]
形態7に記載の差動測定回路(1)であって、
前記ランプ信号(sRAMP)は、第1のカウンタ(Z,Z1)において発生され、
前記第1のカウンタ(Z,Z1)は、期間Tの持続期間の間、初期値から最終値まで上昇カウントし、次いで、リセットされる
差動測定回路(1)。
[形態9]
形態1ないし形態8のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)であって、
好ましくは、第2のカウンタ(Z2)によって、前記期間Tの前記時間フェーズt,tもしくはその一部分の差に基づき、または、前記比較器信号(sPWM)のデューティサイクル比に基づき、前記可動の光バリアの変位に少なくとも近似的に比例するデジタル測定量(dMG)が得られる
差動測定回路(1)。
[形態10]
形態9に記載の差動測定回路(1)であって、
コントローラ(R)が配置され、
前記コントローラ(R)は、制御目標からの乖離として前記デジタル測定量(dMG)を受け取り、前記2つのフォトダイオード(D1,D2)の間の初期位置に向けて前記光バリアを戻すことができる対応するデジタル調整量(dSG)を発生させるように動作可能である
差動測定回路(1)。
[形態11]
形態7に記載の差動測定回路(1)であって、
前記コントローラ(R)によって生成される前記デジタル調整量(dSG)は、D/A変換器(9)に送られることができ、
前記D/A変換器(9)は、対応するアナログ調整量(aSG)をドライバ回路(2)に供給して、前記アナログ調整量(aSG)に比例する補償電流(Icomp)をコイル(110)に流れさせ、
前記コイル(110)は、磁場中で可動であり、枢動的に支持された測定レバー(106)によって保持され、
前記測定レバー(106)は、測定される力を加えることができる第1の端部(106c)と、前記光バリアが配置される第2の端部(106b)と、を備える
差動測定回路(1)。
[形態12]
電磁力補償を備える秤であって、
片持ち延長部(101a)を備え、
測定される力を、前記片持ち延長部(101a)からカップリング部材(105)を介して、枢動的に支持された測定レバー(106)の第1の端部(106c)に伝達することができ、
前記測定レバー(106)の第2の端部(106b)は、磁場中でコイル(101)を支持し、さらに、光バリアベーンを支持し、
光源(D3)からの光が、前記光バリアベーンを介して、上下に配置された2つのフォトダイオード(D1,D2)上に収まることができ、
光電流I,Iを制御入力変数として前記2つのフォトダイオード(D1,D2)の各々から特に形態1ないし形態11のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)にそれぞれ送ることができ、
前記差動測定回路(1)は、コントローラ装置(10)内に配置され、
前記差動測定回路(1)は、対応するデジタル比較器信号(sPWM)を発生させるように作動可能であり、
前記デジタル比較器信号(sPWM)について、対応するデジタル調整量(dSG)をコントローラ(R)で算出することができ、
前記デジタル調整量(dSG)は、D/A変換器(9)において、対応するアナログ調整量(aSG)に変換されることができ、
前記アナログ調整量について、対応する補償電流(Icomp)をドライバ回路(2)で発生させ、前記コイル(110)を介して送ることができる
秤。
[形態13]
形態12に記載の秤であって、
前記コントローラ(RD)は、作動プログラム(8)が実装されたコンピュータであり、該作動プログラム(8)によって測定プロセスを制御することができ、
前記デジタル調整量(dSG)は、前記制御される測定プロセスを考慮に入れて算出されることができる
秤。
[形態14]
形態12または形態13に記載の秤であって、
前記コントローラ(R)は、センサ(4)に接続され、該センサ(4)によって攪乱(x)を定量的に検出することができ、
サブルーチンが、前記コントローラ(R)に実装され、該サブルーチンによって、前記デジタル調整量(dSG)は、前記攪乱(x)を考慮に入れて算出されることができる 秤。
[形態15]
形態12ないし形態14のいずれか一項に記載の秤であって、
前記コントローラ(R)は、PIDコントローラであり、近似的に構成される調整要素を備える
秤。
1 本発明による差動測定回路
1’ 従来技術による差動測定回路
2 ドライバ回路
4 センサ
5 デジタルフィルタ
7、cx ソフトウェアルーチン
7、OS 作動プログラム
9 D/A変換器
10 本発明によるコントローラ装置
10’ 従来技術によるコントローラ装置
101 ハンガ
101a 片持ち延長部
103 平行ガイド部材
103a 撓みピボット
104 コンソール
104a 角ブラケット
104b コンソールの一部
105 カップリング部材
106 可動の測定レバー
106a 開口スロット
106b 第2の端部、光バリア
106c 第1の端部
107 撓みピボット
109 永久磁石システム
110 コイル
111 光電子式測定装置
D1 第1のフォトダイオード
D2 第2のフォトダイオード
D3 光源
基準電流
第1の光電流
第2の光電流
comp 補償電流
Ref1 第1の基準電流
Ref2 第2の基準電流
INT 積分器電流
Σ 総和電圧
Δ 差動電圧、比例出力信号
基準電圧源
Ref 基準電圧
電位
基準抵抗器
R1 第1の抵抗器
R2 第2の抵抗器
Δ 第1の演算増幅器の抵抗器
Ref 基準抵抗器
Σ 第2の演算増幅器のコンデンサ
Δ 第1の演算増幅器のコンデンサ
INT 積分器のコンデンサ
Σ 第2の演算増幅器のノード
Δ 第1の演算増幅器のノード
t1 所定期間の第1のフェーズ中のスイッチ位置
t2 所定期間の第2のフェーズ中のスイッチ位置
所定期間の第1のフェーズ
所定期間の第2のフェーズ
INT 積分器信号
RAMP ランプ信号
PWM パルス幅変調比較器信号
CMP 比較器信号
MG 測定量または位置復元量
MG デジタル測定量
SG デジタル調整変数
FG デジタル基準変数
SG アナログ調整変数
x 攪乱
mx 測定信号
A/D 変換器モジュール
DSP 表示ユニット
CTRL コントローラユニット
SW スイッチ
OAΣ 第2の演算増幅器
OAΔ 第1の演算増幅器
OAINV 第1の演算増幅器の反転入力
OAINT 第2の演算増幅器
OACMP 第3の演算増幅器
INV インバータ
INT 積分器
Z カウンタモジュール
Z1 第1のカウンタ
Z2 第2のカウンタ
CMP 比較器
RG ランプ発生器
デジタルコントローラ
L セントラルコンピュータ

Claims (15)

  1. 電磁力補償を備える秤のための差動測定回路(1)であって、
    フォトダイオード(D1,D2)によって発生される2つの光電流(I,I)を入力として受け取って、前記光電流(I,I)の差に比例する出力信号を発生させるように作動可能であり、
    前記2つの光電流(I,I)が導かれるノード(KΔ)を流れる電流の流れを制御するために、期間Tの2つのフェーズ(t,t)内において2つの状態(Zt1,Zt2)間で切り替えることができるスイッチ(SW)を備え、
    前記スイッチ(SW)は、電圧または電流源(URef)によって供給される基準電流(IRef)を、前記時間フェーズ(t,t)内において、前記ノード(KΔ)を連続的に流れる前記2つの光電流(I,I)のうちの一方に交互に重畳できるように制御されることができ、
    前記ノード(KΔ)は、積分器(INT)の入力のところに位置し、
    比較器(CMP)において、前記積分器(INT)の積分器信号(sINT)を周期的に繰り返されるランプ信号(sRAMP)と比較することができ、
    前記ランプ信号(sRAMP)は、前記期間(T)に一致し、
    前記比較器(CMP)の出力において、矩形形状の比較器信号(sPWM)を発生させることができ、
    前記比較器信号(sPWM)のデューティサイクル比は、前記積分器信号(sINT)と前記ランプ信号(sRAMP)との交点によって定まり、
    前記比較器信号(sPWM)は、前記スイッチ(SW)の制御入力に導かれることができる
    差動測定回路(1)。
  2. 請求項1に記載の差動測定回路(1)であって、
    前記フォトダイオード(D1,D2)は、第1のフォトダイオード(Dl)及び第2のフォトダイオード(D2)を含み、
    前記第1のフォトダイオード(Dl)の第1の電極は、前記ノード(KΔ)に直接的に接続され、
    前記第2のフォトダイオード(D2)の第1の電極は、前記第2の光電流(I)を反転させるインバータ(INV)を介して前記ノード(KΔ)に接続され、
    前記2つのフォトダイオード(D1,D2)の第2の電極は、共通の電位Uに接続される
    差動測定回路(1)。
  3. 請求項2に記載の差動測定回路(1)であって、
    前記第2のフォトダイオード(D2)の前記第1の電極は、前記インバータ(INV)において第1の演算増幅器(OAINV)の反転入力に接続され、
    前記第1の演算増幅器(OAINV)の出力は、第1の抵抗器(R1)を介して前記反転入力に接続されるとともに、同じ大きさの第2の抵抗器(R2)を介して前記ノード(KΔ)に接続される
    差動測定回路(1)。
  4. 請求項2または請求項3に記載の差動測定回路(1)であって、
    前記電圧または電流源(URef)は、他の構成要素のためにも使用される、前記差動測定回路(1)の作動電圧源である
    差動測定回路(1)。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)であって、
    光源、好ましくは発光ダイオード(D3)が、該光源の放射が可動の光バリアを通過することによって前記フォトダイオード(D1,D2)に達することができるように配置された
    差動測定回路(1)。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)であって、
    前記ノード(KΔ)は、積分器回路において動作する第2の演算増幅器(OAINT)の反転入力に接続され、
    前記第2の演算増幅器(OAINT)の出力は、コンデンサ(CINT)を介して前記反転入力に接続され、前記積分器信号(sINT)を供給する
    差動測定回路(1)。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)であって、
    前記積分器信号(sINT)は、比較器回路において動作する第3の演算増幅器(OACMP)の第1の入力に送られ、
    前記第3の演算増幅器(OACMP)の第2の入力は、前記ランプ信号(sRAMP)を受け取り、
    前記第3の演算増幅器(OACMP)の出力は、前記比較器信号(sPWM)を供給する
    差動測定回路(1)。
  8. 請求項7に記載の差動測定回路(1)であって、
    前記ランプ信号(sRAMP)は、第1のカウンタ(Z,Z1)において発生され、
    前記第1のカウンタ(Z,Z1)は、期間Tの持続期間の間、初期値から最終値まで上昇カウントし、次いで、リセットされる
    差動測定回路(1)。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)であって、
    好ましくは、第2のカウンタ(Z2)によって、前記期間Tの前記時間フェーズt,tもしくはその一部分の差に基づき、または、前記比較器信号(sPWM)のデューティサイクル比に基づき、前記可動の光バリアの変位に少なくとも近似的に比例するデジタル測定量(dMG)が得られる
    差動測定回路(1)。
  10. 請求項9に記載の差動測定回路(1)であって、
    コントローラ(R)が配置され、
    前記コントローラ(R)は、制御目標からの乖離として前記デジタル測定量(dMG)を受け取り、前記2つのフォトダイオード(D1,D2)の間の初期位置に向けて前記光バリアを戻すことができる対応するデジタル調整量(dSG)を発生させるように動作可能である
    差動測定回路(1)。
  11. 請求項7に記載の差動測定回路(1)であって、
    前記コントローラ(R)によって生成される前記デジタル調整量(dSG)は、D/A変換器(9)に送られることができ、
    前記D/A変換器(9)は、対応するアナログ調整量(aSG)をドライバ回路(2)に供給して、前記アナログ調整量(aSG)に比例する補償電流(Icomp)をコイル(110)に流れさせ、
    前記コイル(110)は、磁場中で可動であり、枢動的に支持された測定レバー(106)によって保持され、
    前記測定レバー(106)は、測定される力を加えることができる第1の端部(106c)と、前記光バリアが配置される第2の端部(106b)と、を備える
    差動測定回路(1)。
  12. 電磁力補償を備える秤であって、
    片持ち延長部(101a)を備え、
    測定される力を、前記片持ち延長部(101a)からカップリング部材(105)を介して、枢動的に支持された測定レバー(106)の第1の端部(106c)に伝達することができ、
    前記測定レバー(106)の第2の端部(106b)は、磁場中でコイル(101)を支持し、さらに、光バリアベーンを支持し、
    光源(D3)からの光が、前記光バリアベーンを介して、上下に配置された2つのフォトダイオード(D1,D2)上に収まることができ、
    光電流I,Iを制御入力変数として前記2つのフォトダイオード(D1,D2)の各々から特に請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の差動測定回路(1)にそれぞれ送ることができ、
    前記差動測定回路(1)は、コントローラ装置(10)内に配置され、
    前記差動測定回路(1)は、対応するデジタル比較器信号(sPWM)を発生させるように作動可能であり、
    前記デジタル比較器信号(sPWM)について、対応するデジタル調整量(dSG)をコントローラ(R)で算出することができ、
    前記デジタル調整量(dSG)は、D/A変換器(9)において、対応するアナログ調整量(aSG)に変換されることができ、
    前記アナログ調整量について、対応する補償電流(Icomp)をドライバ回路(2)で発生させ、前記コイル(110)を介して送ることができる
    秤。
  13. 請求項12に記載の秤であって、
    前記コントローラ(RD)は、作動プログラム(8)が実装されたコンピュータであり、該作動プログラム(8)によって測定プロセスを制御することができ、
    前記デジタル調整量(dSG)は、前記制御される測定プロセスを考慮に入れて算出されることができる
    秤。
  14. 請求項12または請求項13に記載の秤であって、
    前記コントローラ(R)は、センサ(4)に接続され、該センサ(4)によって攪乱(x)を定量的に検出することができ、
    サブルーチンが、前記コントローラ(R)に実装され、該サブルーチンによって、前記デジタル調整量(dSG)は、前記攪乱(x)を考慮に入れて算出されることができる 秤。
  15. 請求項12ないし請求項14のいずれか一項に記載の秤であって、
    前記コントローラ(R)は、PIDコントローラであり、近似的に構成される調整要素を備える
    秤。
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